2025年度の美しいおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2025年度の美しい成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月18日の時点で一番の2025年度の美しいおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.6 1 2025年度の美しいアニメランキング1位
メダリスト(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (273)
519人が棚に入れました
スケーターとして挫折した青年・明浦路司が出会ったのは、フィギュアスケートの世界に憧れを抱く少女・結束いのり。 リンクへの執念を秘めたいのりに突き動かされ、司は自らコーチを引き受ける。 才能を開花させていくいのりと、指導者として成長していく司。 タッグを組んだ二人は栄光の“メダリスト”を目指す――!

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

周回遅れの苦悩の天才の逆転劇(序奏)

原作漫画のファンです。
この作品を読むとフィギアスケートに詳しくなります。
実際のTV中継の見方すら変わります。
開眼ってやつかな?
原作は、とても画力があります。
絵に引き込まれてしまいます。
特にスケーティングの迫力は圧巻です。

そんな原作ファンとしては、アニメ化は、期待と不安が半々です。
さて、どんなものでしょうか・・・。


■良かった点

まず、キャラデザは、完璧です。
違和感なくすっと自分の中に入ってきました。
次にスケーティングのシーンも完璧です。
動きも滑らか、カメラワークもすばらしいです。
米津玄師さんのオープニング曲もいいですね。
テンションがすごくあがります。
林ゆうきさんの音楽もいいですね。
ドラマ「リッチマン、プアウーマン」や「リーガル・ハイ」をご担当された方です。
場面にあったキラキラした綺麗な音楽を聴かせてくれます。
主張しすぎず、それでいて、しっかりとその場面を下支えする雰囲気が好きです。


■残念な点

スケート会場の臨場感が足りないことです。
それなりに大きい会場なのでたぶんもっとガヤがいるはずです。
でも、リンクまわりに人が数人しかいない感じをうけ、少しリアリティにかけます。
スケートの作画は良くできているので、末節もこだわってほしかったと言う願望です。


■もう少し贅沢を言うなら・・・

主人公「いのり」は、天才です。
その凡人にはない神がかり的な部分はもう少し強調してもいいくらいかなと思います。
また、苦悩の天才でもあるので、心の葛藤ももう少し強調してもいいと思います。
そうすればもともと持っている素性の良さに心の成長が重なり最強さが実感できます。
原作では、特に自分が周回遅れであることをまざまざと突きつけられた後が圧巻です。
その沈み込みの深さからの飛躍がすごいのなんの。
何もかも銀盤の上で解決するんだと言う気概を原作さながらに伝えてほしいですね。


■まとめ

2期が決定したとのことで、続きが観られると思うと嬉しいです。
鬼気迫る「いのり」、孤高の天才「光」の演技が早く観たいです。
今回のTVシリーズは、まだまだ序奏です。
これからさらに熱い戦いが待っています。
わくわくです。

ちなみに原作に登場するサブキャラでは「岡崎いるか」がお気に入りです。
可愛くてかっこいいアネゴキャラってついつい目で追ってしまいます。
このキャラがアニメでも登場するところを見てみたいと思うのは私だけでしょうか?

投稿 : 2025/04/12
♥ : 27
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

地中からミミズと情熱を掘り起す令和のスポ根アニメ

フィギュアスケートを始めるには遅すぎると言われる
小5で未だスケートを始める勇気を出せずにいた主人公少女・結束いのり。
高校から始めたスケートでアイスダンスで頭角を表すも目標に届かず、
現役引退後は就職先を見つけられずにいた青年・明浦路司。

いのりの才覚を見出した司が、新任コーチとして、二人三脚で、
フィギュア界の狭き登竜門を目指す同名青年コミック(未読)の連続アニメ化作品1期目(全13話)


【物語 4.5点】
熱い。スポ根の熱さを根こそぎさらっていく力強さ。

そもそも、冒頭、主人公いのりは、スケートを始めることすらできていませんでした。
学校でも出来の悪い子とみなされ、自己肯定感の無さなどもあって、
母親にスケートやりたいと言うこともできず。
惨めな自分に下を向き、日々、地中からほじくり出したミミズを集めては、
スケート場に“無銭入場”して夢を遠目に眺めるだけ。

この地べたのゼロ、あるいは地下のマイナスから、
最初の一歩を司先生が後押しする冒頭から既に高火力。


前半のヤマ回となった第4話{netabare}名港杯初級女子FS・いのり滑走シーン。{/netabare}
視聴時、私は色々と上手く行かず、メンタルが地中までめり込んでいたドン底状態でした。
{netabare}最初の一回転でコケても尚、立ち上がって笑顔で果敢に競技に挑む、{/netabare}いのりさんの勇姿を見て、
私もつまずいても、失敗しても、苦手なことにもチャレンジして行こうと、感極まり号泣。
ここで私は完全にこのスポ根アニメの虜になりました。


1期目最終回となった{netabare}バッジテスト6級女子FS。{/netabare}
いのりが、心中でありがとうと述べているのは、
ダメダメで地中に埋まっていた過去の自分に対して。
が、そのモノローグは、0から1の間で埋もれている、
道半ばで立ちすくんでしまっている全ての人へのエールにも聞こえました。

落ち込んだ時のカンフル剤として心の片隅に常備しておきたい作品です。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・ENGI

過去の実績を見るに、率直に期待より不安の方が大きかったスタジオ。
ですが3Dと2Dの融合を図るという同スタジオ(※1)にとって、
フィギュアという題材は腕が鳴ったのか、水を得た魚の如く、CGを活用した臨場感のある滑走シーンを再現。
投入された予算、人員などもあるのでしょうが、スタジオにも適材適所ってあるんだなと再認識。

圧巻の演技シーンを支えたのが、フィギュアスケート振付担当でプロフィギュアスケーターの鈴木 明子氏。
原作者が紹介したモーションキャプチャー撮影経験のあるリンクを、鈴木氏がメインの活動場所にしていたという縁で実現したという今回の協力。

6歳頃からスケートを始め、アマチュア競技者時代は、オリンピックや世界選手権にも出場していた鈴木選手。
が、大学時代に摂食障害に見舞われ、国際大会で活躍した全盛期は20代後半。
司先生が競技者引退した年齢より後に実績を残した遅咲きの印象も相まって、
もう遅いと言われてもめげない、いのりたちの物語とのシンクロを感じます。


喜怒哀楽を伝える人物の表情描写も良好。
特に、いのりの顔芸は{netabare}「見なよ……オレの司を……」のドヤ顔{/netabare}など、
変顔含めてバリエーション豊かで楽しいです。
いのりさんなら『スパファミ』アーニャや、『ぼざろ』後藤ひとりとも互角に渡り合えるのでは?
などと褒めちぎってしまうのは司先生並に入れ込み過ぎでしょうかw


【キャラ 4.5点】
もう一人の主人公と言える司先生。
第6話にて明かされた過去。
{netabare}レッスン料の高さに、もう競技を続けていけないのでは?と困惑していた司に舞い込んだ、
縁もゆかりもなかった加護家からの支援。{/netabare}
本気で走り始めた人には、良縁がもたらされる可能性もあるという人生訓を示唆したエピソードでした。

いのりが、フィギュアを始めるのに逡巡する一因となった、
{netabare}骨折でフィギュアを断念した姉{/netabare}と、それ故の挫折を抱えた母。
スケートをやる。メダリストになる。
と決意を貫くいのりが、スケートに習わせることを固辞していた母の心境まで変えていく。

衣装の用意にしても、急速に身長が伸びていく成長期に合わせるだけでも大変でしょうに。
母は、毎回、時に夜を徹してキラキラした衣装を用意してくれる。
ついには、いのりが夢中になれることを見つけてくれて、本当は強い子だと気付かせてくれて、ありがとうとまで言って涙ぐむ。
本気で走り始めた人は、周りをも変えて行く、これまた良エピソードです。


終盤、理凰くんのエピソードも良かったです。
{netabare}メダリストの息子という重圧と、光と夜鷹コーチという暴力的な才能から受けた絶望的な諦観。{/netabare}
彼の心を動かした時の司先生に私ももらい泣きしそうになりました。はい。涙腺ガバガバですw


作中主人公たちの目標は、大舞台での、いのりさんのメダル獲得であり、
同世代で圧倒的なパフォーマンスで魅せる狼嵜(かみさき)光は競技人生通じて憧れのライバルとなるのでしょうが。
作品のテーマとしてのゴールは荒んだ心の浄化にあるのかもしれません。

その観点から“ラスボス”候補である光のコーチで金メダリストの夜鷹純。
{netabare}ゴミ箱蹴るは、スマホ破壊{/netabare}するは、だいぶ深そうな彼の心の闇の所以は分かりませんが、
司先生がスケートに憧れたキッカケとなった夜鷹に、
いのりの胸を打つような名演をぶつけて救済する?
展望すると、2期以降も楽しみになって来ます。


【声優 4.0点】
主演・結束いのり役の春瀬 なつみさん。
春瀬さんがフィギュアスケートのファンで、原作者も春瀬さんを推し声優にしていた。
エモいエピソードですが、ここも、あくまでオーディションを経た上でのキャスティング。

春瀬さん、気弱な面もあるけど、夢や信頼する司先生に関することとなると、
男の子の{netabare}理凰{/netabare}を押し返すくらい激昂する。
いのりさんの振れ幅を好演されていました。
私は、特段、原作者との縁が無くても、主役に抜擢されていたのでは?と好感しました。


司先生役の大塚 剛央さん。
同クールの某中華風ファンタジーではクールな宦官役なんかもやってる大塚さんですが、
ここでは熱血指導員ボイスを前面に押し出したホットな演技。
いのりさんならできる!とか、{netabare}俺なら5000億点つけてる!{/netabare}とか、叫んでいる姿見ていたら松岡 修造さんを思い出して吹き出しましたw


【音楽 4.5点】
いのりさんの勝負曲・ホルスト「組曲『惑星』第4楽章「木星」」
平原 綾香さんの「ジュピター」がヒットした頃以来、随分久しぶりに聴きましたが、
壮麗な名曲ですね。奮起したい朝などに注入するとアガります。


劇伴担当は林 ゆうき氏。
BGMはバックグラウンドで黒子に徹するのが好みと吹かしながら、
好みの劇伴作家には一曲で状況を変えられる高火力のパワー型が多い自己矛盾を抱える私。
林氏も力強いストリングスで運命を切り開く、お気に入りの作曲家。

林氏は「Go For The Gold」など一部フィギュアスケート演技曲も作曲。
熱量のある選手たちの演技に押し負けないどころか、食い込んでいました。


OP主題歌は原作ファンだと言う米津 玄師さんが「BOW AND ARROW」を提供。
“逆指名”だと話題になった一曲ではありますが、
ここも、スタッフが主題歌選定に難航する中で、米津さんの熱意を感知した結果。

鈴木 明子氏、主演声優、主題歌歌手と、ここまで数々の制作エピソードを並べて来ましたが、
いずれも最初からヒットを狙って決め打ちしたわけではなく、
スタッフたちがより良い作品をとアンテナを張りつつ企画を練る中で、
各々目標を持って歩む強火の関係者を引き寄せた感がすごくあります。
アニメ制作もまた、再現性が低い筋書きのないドラマ。
走り出した人たちに良縁ありを作品外でも実感して熱くなります。

以前『ジークアクス』レビューにて、米津さんの大衆向けにヒットすることを邪道としない姿勢は嫌いではないと述べましたが。
原作ファンだから主題歌熱望というエピソードの前提には、
米津さんが、本原作も受賞した「次にくるマンガ大賞」で気になったコミックは片っ端から買い漁る。
そして『メダリスト』と出会った(※3)
という流行をつかむヒットアーティストのメンタルセットがあります。
漫画なんて忙しくて読んでる暇ないと言い訳して原作未読の私など足元にも及びません。

米津さんは、主題歌射止めたのみに飽き足らず、
自ら、いのりさんを活写したCDジャケットを描き下ろし、
さらには、同曲と羽生 結弦さんとのコラボ動画を公開するなど超貪欲で圧倒されます。

歌詞と作品のシンクロ率も上々。
OPアニメも「見違えていく君の指から今 手を放す」で、
いのりが司先生のパーカーの紐を放す描写を重ねるなど、
着実に楽曲とリンクさせてきて加点して来ます。


ED主題歌は作品舞台の“地元”名古屋のロックバンド・ねぐせ。「あたしのドレス」
Hop!Step!Jump!とノリノリのナンバー。
EDアニメまで、ミミズをゴリ押すスタイルw


【参考文献】(※1)MANTANWEB/メダリスト:アニメ化の挑戦 圧巻のフィギュアスケートシーン制作秘話 山下愼平Pインタビュー(1)
(※2)MANTANWEB/メダリスト:キャスティングの裏側 アニメならではの魅力 山下愼平Pインタビュー(2)
(※3)コミックナタリー/TVアニメ「メダリスト」特集|つるまいかだ×米津玄師、尊敬し合う2人が語り合う

投稿 : 2025/04/12
♥ : 21

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

原作者様の魂(狂気?)の結晶。(4話まで視聴して)

原作未読です。

>1話まで視聴して
PVを1回見た程度の、ほぼ予備知識なしでの視聴です。

失礼ながら、他に本命かな?と思える今期作品(未視聴)があったため
本作は前座くらいの軽い気持ちでの視聴開始でした。


あー、なんかフィギュアスケートの動きが美しい。
これは3DのCGとかをうまく活用してるのかな?。
(ベースをCGで作って、仕上げの作画を足したりとか?。)

なかなか見ることのできないアングルだったり
ダイナミックな動きが、より鮮明に大きく描かれていて、やっぱ美しい。

欲を言えば、手書き希望でしたが(もう一歩、現実をも超えた描写を期待してしまう)
そんなこといったらバチがあたるほど、美しさに溢れる表現・描写だと実感できました!。


あと、物語序盤早々の、パルクールっぽいの。
カレイドスター思い出してしまいました!!(歓喜)。


加えて、キャラの表情がいいですね!。
某キャラが発したセリフの一部「笑顔が天才」にも、まんま同感っ!。

他の喜怒哀楽表現も豊富で、ぼっちざろっくの表情表現も彷彿させられる^^。


感情表現でいえば、主人公の声の演技、素晴しいですね!。
主人公の年齢、置かれた環境、心情表現にぴったりあってると思います。


物語も、ただの夢物語サクセスストーリーではなく
ある程度現実的な障害、年齢や金銭面的なところもリアルな感じがする(想像)。

仮にもし、自分の子供がフィギュアスケートやゴルフなんかをやりたいって言いだしたとして
即答で応援したいところではあるけれど、躊躇してしまうのは間違いないと思う。

「褒める言葉の選択」ってのも、すごく現実感あるよね。
「贔屓」とかって夢にも思ってなくても、自分の言動に対して指摘されたことがある。
それも職場で。う~ん、人付き合いって難しいし苦手・・><。


キャラ同士のやりとり、掛け合いも面白いな~。
おかげで、本編のどこを切り取っても面白い!!。

本作を視聴した後に、本命予想してた某作品を視聴してみたのですが
予想に反して、どこを切り取ってもイマイチで
レビューなんか書いてしまったら、ダメ出しばっかになっちゃうだろうから書けない・・と。
・・やっぱ、PV等で一喜一憂するよりも、ちゃんと本編を観て判断するのが何よりですね。
 
 
-----------------------------
>2話まで視聴して
1話観たあとに、たまらず原作購入してしまいましたw。
でも、アニメを先行して観たいので、1話放送されるごとに、その話まで原作読むように制限しています。


また、後から知ったのですが
本作原作者様の、本作を作るまでのストーリー。
なんですかそれ!。そっちはそっちで神回じゃないですか!!。
原作者様が男性であれ女性であれ、もう尊敬するしかないです。
やはりその方をイメージして主人公と本作を創作されたのでしょうね。

正直、自分はこの声優さんのことは全く知らなかったのですが
本作での配役にぴったりで、すっかり魅了されてしまっています。


フィギュアスケートに取り組む・・ということについても
まったく想像できない、自分にとってはある意味”異世界”だったので
けっこう具体的な現実的描写もあり、非常に好奇心が満たされています!。


アイススケートの演技の動きの描写は、何度見ても素晴らしいですね。
これも後で知ったのですが、フィギュアスケート振付:鈴木明子さん!!?。
モーションキャプチャーに協力されてたのですね!。・・スゴすぎる。。

最近はアニメ作るのも大変なのですね。頭が下がります。
モーションキャプチャーで自分がすぐ思い出すのは
バディゴルのゴルフスイングだったり、ABのライブ立ち振る舞いなど。
他にも知らないだけで、数えきれないほど
こういったこだわりのアニメ制作がなされているのでしょうね。


あと、本作の特徴として、キャラの顔というか頭が大きい描写があげられますよね。
大人ではなく、フィギュアスケーターが中心ですが。

年齢的な幼さの描写としても有効だと思いますが(胴体との比率等)
各キャラクターの存在感が、より鮮明になっている効果も感じます。

また画面いっぱいに顔が収まりきらず、はみ出てしまってる描写も多々ありますが
びっくりしたのは、それに負けない見劣りしない表情描写が素晴らしいことです!。
(決して超絶緻密な作画とかではなく、要点をきっちりおさえたシンプルな作画というか)
グッと感情移入させられてしまいます♪。

またスケーティングのアングルによっても、ダイナミックで表情・心理も感じられて
なおかつ視聴者が非常に間近にいる感覚にもなれて、いいことずくめだと思います!!。


あと、やっぱり書いておきたいのが、司先生の、いのりちゃんと向き合う姿勢ですね。
子供相手というのではなく、1人の人間として真摯に向き合ってるというのが
ちょっとした言葉遣いの変化等でも、しっかり描かれていることですね。


ああ、あとミミズw。
まさかこんなにミミズが活躍するアニメが現れるとはww。(ED含む)
自分は小さかったころに、庭や田んぼで土いじり遊びなどしてたときに
よく遭遇したものですが、いずれもいい思い出ではありませんでしたw。
OPで米津さんの歌う「手を・・放す」のシーンも感慨深くなりますね♪。
 
 
-----------------------------
>3話まで視聴して
先週、2話観終えたあと、楽しみにしてた原作2話読みました。
原作は1話2話ともに、アニメより少し深めに描かれていますね(絶賛!)。

・・そこから1週間が待てるワケもなく、あっさり陥落ww。
⇒ハイ、そのまま原作読み進めてしまって、現在11巻読破済^^。
1/22の12巻発売待ち中です!(モチロン予約済っ)。


で、困ったことに、原作どの巻も、必ず至る所で泣かされてしまうんです;;。
どこからでも、読み始めたら、ものの数分で目から水が出てしまい
読み進めている間、目が乾く間が殆どないのです!!!(事実)。

ほんとにマンガ本1作目ですか?w、原作者様!!。
作画も話の展開、テンポ、間の取り方、抜き方など
完っっっっっっっっ璧なんですが!!!!?。

ベテランの漫画家さんでも、最初っからクオリティMAXの作品なんてそうそう描けないのでは?。


読み進めていくうちに
気になって色んなアニメ感想まとめサイト様等ものぞいてみたのですが
その中で、すっっっっっっっごく気になった意見がコチラ。


_人人人人人人人人人_
>         <
> ロ○コンアニメ <
>         <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


・・へっ?。
この作品のストーリー、各キャラの置かれた背景、このスポーツの適正年齢?等、
もろもろ、ちゃんと読んだ上で??。

表面的な各キャラの年齢的な幼さから受ける印象だけで
そんな決めつけをしてしまうの??。
それはほんとにもったいない。


で、はい。やっと今週の3話の感想に入ります。
とはいえ、この1週間、ほとんどずっと原作の先の世界まで没頭してしまってたワケで

ひさびさに視聴したアニメ画・声の演技に、若干の自分の感覚とのズレが生じてしまってました。
それは原作の世界に引き込まれれば引き込まれるほど
脳内動画、脳内再生されるセリフ等が構築されてしまうため
多少は致し方ないことなんだと思います(主人公の成長してる先を見てしまってるし)。

逆に実感したのは、アニメはホントにまだまだ序盤の序盤なんだなあと・・(しみじみ)。
OP映像を見ても、まったく誰が誰だかわからなかった自分が
今では、ほとんどのキャラがわかって思い出せるまでに^^。
米津さんのOP曲も、今になってやっとグッと沁みるようになってきました。


3話の見どころは、やはり司先生のスケーティングでしたが
意外にあっさり描かれていましたね。←ここはもう少し頑張ってほしかったかも。

あと、やっぱ三家ちゃんとそのコーチ。
三家ちゃんの性格・言動・ネコ目ともに最高でした!!。声の演技もバッチリ。


本作は今後も続々出てくるライバルキャラ達が、どのキャラも凄く魅力的なんですよね^^。
さらに生き物・動物キャラもポップで愛嬌抜群!。
ED曲の映像・音楽もポップでいいメリハリなってて好感♪。

ネットによると完パケしてる?・・という情報もあり
作画崩壊や万策尽きた等の心配もなく、安心して視聴できそうです。

問題は、1クール?でどこまで到達できるのか。
また、この続編も同じ制作会社・スタッフ陣で約束されているかどうかですね。
 

----------------------------- 
>4話まで視聴して
今回は序盤の序盤の山場回かと思いますが、じっくり丁寧に描かれていましたね。

スケートシーンのキービジュアル?・PV?回収も♪。

今回は内面の心情描写とお母さんとの関係がメインのため
登場キャラ数も限られていたり、よく似たシーンの連続だったりと
若干単調になりがちなのですが、しっかりといい演技と演出で乗り切ってくれたと思います。


どうしても、原作でのシーン描写が素晴らしすぎるので
アニメにも求めすぎてしまいがちですが
アニメから入った方々には十分すぎるほど満足できる仕上がりかと思います。

というか、自分は完全にアニメから原作に入ったクチなので
入り口を作ってくださったこのアニメ化には感謝してもしきれないのです!!!。

お母さん役が小清水さんというのも何気に嬉しいポイント^^。


ということで、ハイ。発売されたばかりの12巻読みました!!。
読者視点が、あの方メインの割合が急激に大きくなり
これまで見えてこなかった視界が、どんどんひらけていき
結果的に、物語全体も、より深く立体的に拡がっていく感覚を得られ
最高に満足させてもらえています!!!。

もう、こうなると止まりませんね><。
発売されたばかりのアフタヌーン3月号買って、2話同時掲載も読みました!。

まさかマンガ雑誌を買うなんて、何十年ぶりのことです。
モチロン単行本より割高になってしまうのですが
得られた満足感の方が圧倒的に大きかったです!!。

つるま先生には、お体を大事にしながら、じっくり執筆活動を続けてほしいですね。
アフタヌーンって月刊誌なんですね。
これから毎月の楽しみになってしまいました♪。


ってことで、ハイ。
発売されたばかりのファンブックも買っちゃいました!!。
これからじっくり読み込んでいきたいと思います!。
 
 

投稿 : 2025/04/12
♥ : 17

63.9 2 2025年度の美しいアニメランキング2位
メイクアガール(アニメ映画)

2025年1月31日
★★★☆☆ 2.9 (23)
58人が棚に入れました
現在より少し先の未来。天才的な頭脳を持つ科学少年・水溜明は、人々の生活をサポートするロボット・ソルトを開発、製品化することに成功するが、新たな発明がことごとく失敗し、行き詰まりを感じていた。そんなとき、友人から「カノジョを作ればパワーアップできる」という話を聞き、人造人間のカノジョ・0号を科学的に作り出す。0号は、プログラムされた感情と成長していく気持ちの狭間で揺れ動く。人と心を通わせることに不慣れな明との間に芽生えるのは恋なのか、それとも……?
ネタバレ

あと さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

序盤のゆったりしたテンポからギアを上げ想像を飛び越えていく怪作

 見終わったあとは放心して立ち上がれなくなるほどの衝撃的なラスト。これはある意味ホラーなんじゃないか。
 作品としては3DCGのレベルじゃないくらいセルルックな作りになっていて見ていて違和感なんかはほとんどないしこれだけのクオリティであんな躍動的な動きまでを3Dでできるのか…。とこちらの意味でもかなり感嘆したところではありました。また、3Dで構図を自由にできることもあってか、映像的な演出を意識したところが多くて見ていても考察のしどころが多くなかなか咀嚼しがいのあるアニメでしたね、ただこうなるなら {netabare} ~あの序盤の青春キラキラパートが結構寂しくなってしまう、必要ではあったんだけどあのキラキラパートとは遠く離れた展開になってしまった。{/netabare}
 情報量も多くあまりセリフで説明されることもないのでちゃんと読み取って理解したうえで悩んでほしい、劇場で集中してみてほしい作品。最後のエンドはハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、果たして。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 2

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

令和のキテレツ大百科だな…。

 映画館で観て来ました。2025.02.26

 今は亡き偉大な科学者である母親の後を継いで研究に勤しんでいる主人公、立ち位置的には母親の遺したデータを解析して発明品を作っているので、キテレツ君っぽいです。

 キテレツ君は、最終回まで御先祖である奇天烈斎様が遺した古文書を読んで、再発明していることに疑問を感じていませんでしたが、本作品の主人公は一丁前にスランプに陥って悩みます。

 スランプ脱出のためには彼女を作ると良いと親友に言われ、自分のことを好きな人造彼女を作ってしまいます。

 うわ…。ヤバい臭いしかしねぇ…と、思いますが、この人造彼女の0号、キャラデザインも良く、結構可愛いので何となく応援したくなります。

 ただ、弟分だったキテレツ君のコロ助と違うのは、成長するにつれて彼女ヅラした雌ムーブをかましてくる点です。0号的には産まれた意味を果たそうとしているのですが…。

 そこから始まる悲喜劇が本作品の見所なのですが、オチはモヤッとしています。

 世界観からして勢いで誤魔化しているので、気になる人は気になって感情移入を拒まれそうです。

 他の登場人物たちも大した掘り下げは無く、主人公の幼馴染は、中々可愛い感じのツンデレですが、ここに至る背景が不明なので、単なる賑やかしですし、主人公の親友も良く分からない人物です。そもそも主人公も含めてコイツら人間なの?文明水準が不明なので、デザインヒューマンとか試験管ベイビーとか混じってそうです。

 母親の同僚の姉御っぽい研究者も、おじさん的保護者ポジの研究者も、主人公とどんな関係なのか一切劇中で描写されないので、何か不思議でフワフワした感じで物語が進んでしまいます。

 主人公の作った0号も、トンデモも無い存在の様な気がしますが、普通に高校に通っても、親友、幼馴染、先生、他の同級生他誰も気にもしません。

 私が参考にしているアニメ評論ブログを運営している笠希々さんは、本作品をSFサイコスリラーと評価していますが、そう言えなくも無いけど違う様な気もします。

 グロ描写があるとは言え、ザックリとした世界観は、藤子F不二雄先生のSF(すこし不思議)的ギャグ時空の様な気がします。コロ助も時々キレてキテレツを殺そうとしてましたしね!

 0号もコロ助も創造主に逆らったりしますが、母親の遺したメモリを解析して発明している本作品の主人公と、奇天烈斎様の古文書がネタ本のキテレツは、構造的に相似したキャラなのでは!?厳密には創造主では無いと言う…。

 どちらにしても、90分だから何とか映画として成立している様なアニメ映画でした。色々考察出来る深さがある様な、単なるスタジオの技術力をアピールするためのプロモーションの様な何とも言えない雰囲気なので、私的には、映画館で観る程では無いかなぁ位の評価てす。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 2

63.0 3 2025年度の美しいアニメランキング3位
劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク(アニメ映画)

2025年1月17日
★★★☆☆ 3.0 (24)
50人が棚に入れました
「初音ミク」などのバーチャルシンガーが登場するアプリゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」(略称・プロセカ)を原作とする劇場アニメーション。
聴いたことのない初音ミクの歌をCDショップで耳にした星乃一歌は、モニターに映しだされた見たことのない姿のミクを目にする。だが、思わず出てしまった声に驚いたミクはすぐに消えてしまう。後日、路上ライブを終えた一歌のスマホにそのミクが現れ、想いの持ち主たちに歌を届けたいが歌っても届かないことに悩んでいることを明かす。そんなミクの願いをかなえるべく、一歌は仲間たちと歌を届けることを決意する。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

初音ミクたちが歌と想いを届ける劇場版(ハードモード)

ボーカロイド音楽等を題材にしたゲームアプリ『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』(未プレイ)の劇場アニメ化作品
(105分、ED後の週替りアフターライブ付)

【物語 4.0点】
概略はみんなで人々に歌を届ける。以上。

というより、それぞれ独自のセカイや、異なるバリエーションのミクを抱えたりしている、
ユニット、グループを横断してシナリオ展開する映画となると、
ほぼこれ一択なのではないでしょうか。

が、本作は、歌に想いを乗せて届けるとはどういうことか。
相当な深度と火力でぶつけて来ます。

私はボカロはほぼ守備範囲外で本作も公開当初は完全にファン向け映画だろうとノーマーク。
ですが、公開1ヶ月近く経過しても、週間興収でしぶとくランクインしている。
単なるファン向け以上の何かがあるのでは?と感じ劇場に足を運びましたが、
外野の私から見ても、心が揺さぶられる物がありました。

今回メインのミクとして設定された“閉ざされた窓のセカイのミク”の世界は、
{netabare} 多くの人間が挫折とストレスを抱え、
ミクの励ましの歌ですら、邪魔な雑音に聞こえてしまう深刻な状況。
この沈んだ想いがセカイを壊す演出がかなりハードでして。

人間、本当にメンタルが落ちると、善意を悪意と取り違えて、ますますドツボにはまってしまう。
私も身につまされるものがあって、そのカット以降涙腺がガバガバに。

そこからミクが音楽活動が盛んな現実世界のキャラたちの力も得て、
再起する展開はベタですが、強火で熱かったです。{/netabare}

キラキラ、ドキドキよりも、ドン底まで手を差し伸べてくれる音楽にこそ、
人は感動させられる。
上辺だけなぞった萌えアニメではない。
この映画には、カタルシスに不可欠な、
登場人物が谷底に沈む溜めが、ちゃんと脚本されています。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・P.A.WORKS

音楽アニメとしては近年でもTVアニメ版『パリピ孔明』などで実績があるスタジオ。
デジタル制作の中でも、飛び散る汗など、アナログ感を出す演出はお手の物。
個人的にグッと来たのが{netabare} 幼馴染バンド「Leo/need」{/netabare} が全力パフォーマンスの後、息切れるカット。

複数のセカイを行き来するシナリオは、説明が作画、背景美術頼みになることが多いのですが、
説明し過ぎず、抽象化し過ぎて意味不明にもならず、
想いがつながったあの現象の不思議さを維持しつつ、鑑賞者を上手く誘導できていたと思います。

“閉ざされた窓のセカイのミク”は助けを求めようと、
スマホ、テレビ、街角モニターと至る所から顔を出しますが、
私は最初『貞子3D』?ホラー?と訝しんで笑い堪えてましたw
実際、{netabare} ホラー映画見ていたらミクが出てきて悲鳴上げるギャグもありますしw{/netabare}

ただ、{netabare} 心が曇った人間にはバグに見えるミク、
荒んだ彼らの思念がセカイを飲み込む汚泥になる{/netabare} というのは
良い意味で真剣なホラーとも言えます。
ダークとキラキラの作風の使い分けにも意図を感じました。


アフターライブ。CGのボカロ、キャラたちのパフォーマンス映像。
CGライブが不気味になるのを防止するには、
振り付け等を絶妙に揃え過ぎないことが肝要ですが、
本作はそこも順調な進化で魅せてくれました。


【キャラ 4.0点】
新参者の私には把握し切れない数のキャラが繚乱。
なので外野の私に言えることは少ないですが。

一つ感じたのが、ボカロ、プロセカ界隈って、
美少女、イケメン、ボーカロイドたちが、比較的バランス良く融合しているんだなと。
平生、美少女ばかりの2.5次元世界に浸っている私には、そこが新鮮でした。

観客の男女バランスが丁度半々くらいのアニメ映画のスクリーンというのも、
中々ないので、何だか穏やかな気持になりましたw


キャラ大軍勢の中でも、各々にどんな役割を担わせるかは整理されていると感じました。
これならお祭りがグダグタになることもないでしょう。

私が印象に残ったのがストリート系ユニット「Vivid BAD SQUAD」メンバーたちが、
より良いパフォーマンスのため、端からは喧嘩に見えるくらいバチバチに議論を重ねるシーン。
これが{netabare} 何をやっても無駄だと諦める“閉ざされた窓のセカイ”の制作者{/netabare} と対照的で。
こうした点も、熱い想いを持ったキャラたちがセカイを動かす説得力をフォローしていたと感じました。


【声優 3.5点】
CV.藤田 咲さんのボイス素材を元にした合成音声から進化し続けるボーカロイド・ミク。

私は以前『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』で登場したミクの派生形態“発音ミク”の
藤田さんのアフレコをミク音声に加工したボイスを聞いて、
ボカロの技術もアニメだとまだまだなのかな?と思い、
今回の劇場鑑賞でもそこが不安点。

ですが、本作では、本家のミクの方もまた、声優の域からはまだ距離はあるものの、
抑揚も含めて、合成音声プログラムもだいぶ進歩しているんだなと感心しました。
もっともミクの他のボカロのボイスについては、やや怪しい部分もありましたが(苦笑)

何より{netabare} 「私はもう、諦めない」{/netabare} などのミクの“演技”に胸を撃ち抜かれた私がいましたし。


【音楽 4.0点】
当然、主題歌、挿入歌、アフターライブまでボカロ、プロセカ関連で固められた本作。

そんな中、メインフレーズとして多用されたのが「ハローセカイ」
“きっと届くはず きっと見えるはず”
との歌詞がシナリオの根幹に関わり、終盤のメドレーにもオマージュされる。
このシンプルな歌詞が、終盤まさかこれほどまでの涙腺攻撃力を伴うとは。


【付記】
ボカロ分からないくせに、無謀にも本作を応援上映で初鑑賞した私w
思えば応援上映なる企画にも初参加でした。

パフォーマンスに拍手したり、
ピンチに陥ったキャラに励ましの声援を送ったり、
こういう劇場鑑賞も一体感があっていいですね。
一体になったついでに上映終了後、特典色紙の交換取引が自然発生したりw

映画『ニュー・シネマ・パラダイス』にて。
昔の街の映画館は、地域住民たちが作品に対するリアクションを抑制せず、
賑やかに映画を共有する温かい空間だったというシーンを思い出しました。

映画は、マナーを守って、静粛に鑑賞する物。
基本的に私もそう思いますが、それ“だけ”では映画が、かつての娯楽の王座に返り咲くことはないとも感じます。

アニメ映画の応援上映企画の拡大を通じて、
もっと自由に鑑賞スタイルを選択できる映画文化が広まっても良いのではないか。

令和の『ニュー・シネマ・パラダイス』に想いを馳せた劇場鑑賞でもありました。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 14
ネタバレ

あと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

希望を印象づける若者向けのファンムービーの良作!!

 プロセカ。サービス開始はもう五年前になるが、ボカロ曲を積極的に取り入れ、ゲーム性の簡単さや魅力的なキャラクター、美麗なイラストで今までの音楽ゲームを塗り替えるほどに大ヒットした所謂Z世代に人気のコンテンツ。P.A.WORKSが制作したアニメ化作品でありゲームとは異なるオリジナルストーリーが描かれる。
 本編は元々ゲームの登場キャラが主要キャラ20人各ユニット4人いる関係で尺管理が中々大変そうではあり、ダイジェストを多用してもなお中弛みするシーンが多く、キャラの日常シーンが多く同じことが繰り返され説明もふわふわしていることが多く、この当たりはキッズ向けアニメらしい部分を感じた。話のテンポが遅いため映画として楽しむというよりかはファンムービーのような印象は受ける。{netabare} ~どんでん返しとかも特にないし結局頑張るという話ではある。 {/netabare} まあ何れにしろメッセージ性はかなり強く希望を感じさせる上、こちらを作品世界の中に参加させ前向きな気持ちにさせる部分がありこの当たりはとても感動的だった。
またライブシーンもおまけとしては十分なくらいだったが、各回ユニットごとに1回という感じでこれをユニットごとのパートを回収するために何度も見るのか……?とはちょっと引いた部分ではある。キャラはゲームそのままだし動いている姿は可愛いけど中盤まではなかなか見どころはない感じなので……。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 2

xwTza00790 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ネタバレ禁止ということでさらっと

初日は平日だったこともあって混んでいなくゆっくり見れました。
どうなんですかね、個人的にはボーカロイドは好きだし、プロセカも嫌いじゃないんですけど、映画的評価ってなると少し薄いんじゃないかなと感じました。

キャラがV含めて26人いるので、キャラを出すだけで相当時間かかります。
界隈的には誰が前に出ても優遇不遇ということで荒れるらしいので、結果的にこんな感じになったんだろうなという気がします。
限られた時間の中で見せ場が少ないんですよね。正直もっと期待してました。
ファン的には満足な作品になってるとは思います。

もっと頑張ってる姿を見たかったし、驚きが足りないかな。セリフで言っちゃってる部分は行動してほしかったし、ドタバタ感が少ない。音楽は良かったですね。流石音ゲーって感じでした。

まあでも、無難な話なのかなとも思ってるので、初音ミクが等身大で出る初のアニメなので、一見の価値はあるでしょう。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 1
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