scandalsho さんの感想・評価
5.0
第2期もサクサク視聴できる、良く練られた物語①
原作未読。最終話まで視聴。
【第1期に引き続いて優しい物語】
ネタバレレビューを読む
【賛否の分かれる戦場での大虐殺】
ネタバレレビューを読む
第2期後半も、とても楽しみにしています!
scandalsho さんの感想・評価
5.0
原作未読。最終話まで視聴。
【第1期に引き続いて優しい物語】
ネタバレレビューを読む
【賛否の分かれる戦場での大虐殺】
ネタバレレビューを読む
第2期後半も、とても楽しみにしています!
シン☆ジ さんの感想・評価
4.4
2期も安定して面白いといいな・・と心配しながら視聴開始。
原作:KADOKAWAなろう系
制作:エイトビット
ヤマノススメ(祝4期決定!)、東京レイブンズ、Rewrite、推し武道・・
放送:
第1期 2018年10月~2019年3月
第2期第1部 2021年1~3月(第24.9~36話の全13話)
第2期第2部 2021年7月~予定
視聴:2021年4月dアニメ(注:この時点でネトフリには閑話ナシ)
■エピソード
説明台詞が入るので、1期を観なおさずともすんなり観られる親切設計。
1期終了時は、これ以上強くなれるん?と思いましたが・・
相変わらずの心躍る展開、爽快な戦闘シーン、心温まる言葉・・
~ネタバレレビューを読む ~
心配は無用でしたw 安定どころか、やっぱ面白いw
個人的に好きな要素が盛りだくさん。
新キャラも良かったし初めから最後までワクワク感持てました。
■キャラ/キャスト(ほぼ自分用)
キャラがめちゃくちゃ多いので、少し復習・・
~ネタバレレビューを読む ~
声優のギャラはセリフの多さとは関係なく、その人のランクだって話を聞いた事がありますが、としたらこの作品の制作費は大変なことになっていそう。。
いくつかの女性キャラが日笠さんの声に聞こえてしょうがないw
でこぽん さんの感想・評価
3.9
この物語では魔物を中心に描かれています。
人間の醜い心が前面に表現されており、人間の欲望により、平和に暮らしていた魔物たちが被害にあいます。
国民の命を守るために、主人公のリムルは魔王になりますが、
リムルの定義する魔王は、私たちのイメージする魔王と大きく違っています。
リムルの定義する魔王とは…、
魔王国の国民の命を守り、国民を幸せにする責任者。
そして国民同士が傷つけ合うことの無いように目を光らせ、お互いに助け合うように日々指導します。
さらに国民が他国の兵隊や勇者から傷つけられたり殺されたりした場合は、容赦なく敵を叩き潰す実行力をもった者。
のようです。
でも、よく考えると、これが正しい姿なのではないでしょうか?
ロールプレイングゲームで、勇者は魔物と戦いますが、それは勇者が魔物たちのテリトリーを侵害してきたから戦うことになったのではないでしょうか?
確かに人間の欲望は、限りなく続きます。
それに引き換え、魔物の欲望は、空腹を満たされれば無くなります。
正義は人間側にあるのでなく魔物側にあるようですね。
そしてリムルは、皆から信頼される立派な魔王です。
とうみょう さんの感想・評価
5.0
僕が一々言わなくても、
皆さん気がついているでしょうけど、言いますね!
楽しいアニメ、楽しくないアニメ、
好きなアニメ、嫌いなアニメ、
なんて定義は、この世に存在しません(笑)
そもそも、その考え方が間違っているからです
なぜ、いきなりそんな突拍子もないことを
僕が言い出したかというと。
結界師 ←これが一番例えやすかったからですw
アニコレでの総評
物語:3.8 作画:3.5 声優:3.6 音楽:3.5 キャラ:3.8
僕視点の総評
物語:5.0 作画:5.0 声優:5.0 音楽:5.0 キャラ:5.0
↑この違いはなんでしょう?
答えは簡単。僕は塀の中(刑務所)でこのアニメを
観ていたからです・・・m(__)m
皆さんも大体想像つくとは思いますが、
刑務所ってすごくたるいですw
唯一の娯楽といえば、将棋や囲碁や運動・・・
そして、限られた時間のTV視聴くらいなもんです
そんな状況の中でなら、
たとえサザエさんやアンパンマンを
評価してもオール5ってことになります
僕にとって、アンパンマンも塀の中アニメです。
ドキンちゃんにドキンドキンしながら、
画面に釘付けになってましたね(マジで!)
僕が今、結界師を観たら、間違いなく
それほど大したアニメではないと思うでしょう。
状況次第、気分次第で変化する。
それがアニメの評価の本質だと思います!
ドキンちゃんにドッキドキン!!
お疲れ様ですm(__)m
minisaku さんの感想・評価
3.5
あらすじとしては、妖を呼び寄せ、その力を高めてしまう烏森の地を守る、
結界師の少年と少女のお話。妖怪退治モノって感じですね。全52話。
う~ん...一応は、最後まで頑張って見てみたんだけど、この内容なら
途中で切っても良かったかな。いや、切るべきだったか...
主人公のキャラからして苦手でしたしねw 毎回毎回、考えなしというか
考えが足りないというか、主人公の行動を見てると少しイライラします。
内容としても、物語や設定などが わりやすいってのは良いのですが、
面白味をあまり感じない地味で無難な内容でした。
序盤は結構退屈で、中盤以降からは少し面白くなってきましたが、
面白くなってきたと言っても、それなりにって感じですし、
描写不足な部分も多くてイマイチだったかな...
特に主人公の成長って部分はヒドイ気が。強くなる過程の描写が雑で
イマイチよくわからないし、終盤のあの特訓はなんだったのかな!?
あんなので強くなったの?? ちょっと適当過ぎな気がします。
ラストは切りよく終わってましたが、全体的にあまりパッとしない印象で
最後まで見た感想としては「微妙」ですね。
まぁ原作はどうなのか知りませんが、アニメに関しては特に惹かれる所も無く、
内容的にも話数的にも人にはオススメ出来ない作品です。
らららひんひん さんの感想・評価
2.6
原作は途中までしか読んでいませんが、アニメ最後まで見れました。
他の方のレビューにあるように、サンデーらしい展開です。
アニメをみて一番感じたのは、声優さんの演技力の差でしょうか(笑)
大根はとことん大根で、慣れるまでイライラしました(笑)
20話を過ぎたあたりから諦めになって、「ああ、こういうキャラだったっけな」という感じになりました。
ちょいちょい出てくるクラスメイトはどうしようもないですからねw
神田あたりはもうちょっと頑張ってほしかったです、まじで。
途中出てくる素人のような声優さんなのかわかりませんが、あれはね、よくこんなんでOK出したなってくらいです。
それくらい気になって気になってどうしようもなくなって諦めました。
全体的に、まとまっていて・・途中強引というか曖昧に流したというか力任せなところもありますが、最後まで楽しんで見れました。
作画が途中は崩れそうなところがあったり、目の位置とか異常な大きさとか色々と事故ってましたが、長いアニメにはよくあることなので大丈夫です。はい。
展開にハラハラどきどき!というのはないですが、続きが地味に気になる。そんな感じです。
Yulily さんの感想・評価
4.3
『甘くて苦くて目が回りそうです…♪』
心地よくてカッコイイ!!
気分が上がって何度も聴いてしまう…
そうです、中毒性…あり!ってことです♪
文頭を飾ったこの言葉は私が一気に心を掴まれてしまったED「シュガーソングとビターステップ」のフレーズです♪
これまで例外なく作品の中でアニメソングに出会っていましたが今回は逆になりまして・・・
アニメソングの甘い誘惑に誘われて視聴を決めたのです。
OPとED共に素晴らしい楽曲と映像に仕上がっています。
もしお時間がありましたら是非曲だけでもどうぞ
とオススメしたいのです。
ハイ、こちらです。
ED ;「シュガーソングとビターステップ」
OP;「Hello,world!」
EDではキャラクターが思い思いのダンスを披露していて私も踊りだしたくなるような楽しさが溢れた映像
楽しいリズムとビートに病みつきになりました~!
そして物語ですが私の大好きなジャンルSFです。
舞台は世界で最も危険な都市。
主人公の少年はふとしたきっかけで世界を救う秘密の組織と出会い、そこから物語が動き出します。
アニメだからこそ堪能出来る非日常の光景!
規格外キャラクターたち!(たまにちょとキモチワルイよ)
胸騒ぎが止まらない緊迫感!
華麗なアクションで魅せます…よ!
そう、この世界の均衡を保つために戦う姿がスリリングに描かれていて私を熱狂させるのです。
けれど、それだけではありません。
人びとの苦悩や葛藤を映し出したドラマも折り込まれているのです。
予測出来ない!そんなSFと人間ドラマが絡み合って展開していく作品でした。
ネタバレレビューを読む
原作ではホワイトとブラックは登場しないとのことで、これからチェックしてみようかなと思っています。
感想レビューはいずれ、まんがーれに投稿しますね。
血界戦線の新作アニメ「王様のレストランの王様」も期待値大で視聴しようと思います♪
マーマレード&シュガーソング
ピーナッツ&ビターステップ
甘くて苦くて 目が回りそうです♡
南南西を目指して パーティーを続けよう
世界中を驚かせてしまう 夜になる
I fell 上々 連鎖になってリフレクト♫
shino さんの感想・評価
3.6
何て騒々しい世界なのだ。
バットマンミーツエイリアン、
笑うジョーカーの狂騒劇である。
理屈脳を金庫にしまっておきましょう。
ど派手なバトルの厨二的アメコミ、
この躍動感が楽しい。
NY、3年前に起きた未曽有の大災害により、
異界と呼ばれる別世界へ繋がる大穴が開く。
そこはヘルサレムズロッド、
異界と現世が交わる混沌と煙の街。
これは世界の均衡を保つという名目で暗躍する、
秘密結社ライブラの知られざる活動記録である。
主人公レオナルドウォッチ。
「神々の義眼」を持つ少年。
しかしそれ以外は、至って普通の少年。
ライブラの面々が超個性的な人ばかりなので、
この設定が物語に活きてましたね。
一難去ってまた一難、レオくんお疲れ様です。
ネタバレレビューを読む
静かな物語も、とても印象に残りました。
劇中からシュガーソングとビターステップの
イントロが鳴った瞬間、興奮しました。
最低で最高な日々がまた帰ってくる。
くそったれな奇跡の街でひときわ大きな花火を。
世界中を脅かせて欲しいですね。
米麹米子 さんの感想・評価
3.9
最初はこの寒いノリについていけず
どうしようかと思ったけれど
曲が良すぎて惰性で見ていた。
まずOPにバンプでEDにユニゾンと
これだけでも豪華なのにも関わらずBGMが素敵。
今期はOPが優れてるものが多いけれど
EDは今期一番だと思う。
声優は最初、銀魂にしか思えずこれもまた
見るのが辛かったけれど
(原作者の希望?らしい)
5話です。
ここで、映画ネタも絡めてきました。
キャラやストーリーに動きもあり
展開も良かったしノリもこの回は良かったと思います。
まだ途中ですけど…話さえなんとかなればお気に入りに行くレベル。
どういえば良いのかわからないけれど
うまくいけばバッカーノ+フリクリなどの作品と
肩を並べられた作品かもしれない。
5話以降の話の展開次第だけど
曲はいい。
サントラ購入してもいいと思うくらいに。
デスパのOPも良かったけど
このEDも良い。
パーティソングやらクラブミュージックやら
好みなのでつい甘くなりがちになってしまう…
ボンズ制作で背景の感じも好み。
お金かかってますってすぐわかるアニメなので
見なきゃ損かもしれぬと思いながら見ておる次第です。
追記欄
6話良かった。泣いた。
8話笑えたし、師匠が良いキャラ。
できればこの調子で最後迄お願い。
11話 ホワイトの写真にビバップキャラが写ってる模様(未確認)
三ヶ月かかってようやく最終回
話は置いとくとしても、作画は劇場レベルだし
音楽が良かった。
12話の中で好きな話もあったので個人的に得点は高め。
もっと話に内容があればお気に入りだったのにな。
OP「Hello,world!」
作詞・作曲 - 藤原基央 / 編曲 - BUMP OF CHICKEN、MOR / 歌 - BUMP OF CHICKEN
ED「シュガーソングとビターステップ」
作詞・作曲 - 田淵智也 / 編曲・歌 - UNISON SQUARE GARDEN
shino さんの感想・評価
3.6
まどマギ外伝。制作シャフト。
魔法少女として魔女と戦う少女いろは。
命を賭して戦う代償に願いが1つ叶うという。
少女はたった1つの願い事を思い出せずにいる。
シャフトらしい遊び心満載の演出の数々、
劇団イヌカレー空間が謎多き物語を牽引する。
キャラクターデザインも見やすくなっている。
また違った少女の崇高な救済の物語。
時は過ぎ全ての色眼鏡を外す頃合いとなった。
ソウルジェムは透明でなければならない。
当時を取り戻すべく楽しもうと決めている。
中盤視聴追記。
本編の物語を重層化させる世界を提示すること。
これが最も重要であり全てなのだ。
変わってしまった世界、異空間の表現、
様々な噂が心を身体を縛り付け闇に堕ちる。
最終話視聴追記。
結論から先に書けば、
ここしかない場所で物語を紡いだ。
ネタバレレビューを読む
マギウスの真相、その意義は理解した。
当時の記憶がよみがえる。
いかにキュゥべえが苦手かを思い出した。
本編の物語を、魔女の立ち位置を、
整理したい方に一定の可能性は示しています。
しかしキャラが覚えられず…えっまだ!?
ぺー さんの感想・評価
3.9
ゲームはしてない
校庭の倉庫に入った経験は誰でもおありだろう。体育用具が積まれてあって、ライン引きやメジャーなど取りに行かされたものであります。
これがアニメだとヒロインと一緒に入室した拍子に閉じ込められる展開が待ってるみたいな。
現実はそう甘くはない。たいていは古びた用具類の匂いとともに脳裏に刻まれてるものでしょう。
ゴム製のホームベースもそこで見つかる用具の一つ。
年季が入ったものは白さが抜け土気ばっていて、五角形の角部分は削れて丸みを帯びていたりもする。
五角形の角がとれたホームベース。キャラ原案は変わらず蒼樹うめ先生とはいえ、顔の輪郭から受け取る印象はかつて見知ったものと微妙に違っています。
きっちりかっちりな五角形だった本編デザインからのややマイルドな改変。デザインのみならずマイルドにいろんなとこが変わっているのが今回のマギレコといってよいでしょう。
監督は新房さんから劇団犬カレーに。総監督兼シリーズ構成とのこと。
ディレクター宮本氏は今回は副監督に。
梶浦氏は音楽“協力”というかたちでの関与です。
ClariSはOPからEDへスライドし、代わってOPを担うTrySailに『コネクト』作詞作曲者である渡辺翔さんが曲をおろしてます。
社会現象を起こした本編のスタッフの役回りはそのままスライドしたわけではなさそう。それに『まどマギ』といえばこの人虚淵玄氏は今回ノータッチ。
イビチャ・オシムの言を借りれば『ポリバレント』を求められるような配置でしたが結果は如何に?
ネタバレレビューを読む
シンプルで当たり前なところに落ち着きます。本編ではありません。
「魔女」「魔法少女」「ソウルジェム」「グリーフシード」「キュゥべえ」「耳馴染みある劇伴」
かつて知ったる名作モードのスイッチが入りそうになるところをぐっとこらえて俯瞰してみます。
ネタバレレビューを読む
ネタバレレビューを読む
まどか登場以前の世界であることが伺えます。ほむらの能力を考えれば違う世界線との見立ても可能。
ネタバレレビューを読む
ゲームをしてない私がどのへんを観てたか?
※本編のネタバレ有なので一応隠します。
ネタバレレビューを読む
まどかがアレする前の世界に生きる魔法少女たち。ネタバレレビューを読む それを想像するだけで泣けるくらいには調教されてる私です。
話はもう第一話からしてずーっと不穏な空気をまとい嫌な予感しかしないわけで、きちんとファンがこの作品に期待する最低限の部分を制作スタッフは守ってくれてるわけです。
それにTV本編のファンが喜びそうなネタをいちいち仕込んできてました。『叛逆』の前半部分の視聴感と類似してるかも。ネタバレレビューを読む 我々が見たくても叶わなかった魔法少女たちの姿を拝める幸せに与かりつつも、常に不穏な空気が流れていたアンバランスさ。映画『叛逆の物語』前半部分です。
※喜びそうなネタ?
ネタバレレビューを読む
幾分妄想も入ってきますが
ネタバレレビューを読む
前作の恩恵(貯金)を活かして突飛に見える世界観の飛躍はなし!個人的にはこれで充分ですかね。
少なくとも“外伝”である事実を忖度して同列に扱わないことが肝要なのかもしれません。
と、すっかり忘れてましたがこれゲームが元ネタでしたね。
キャラクターの多さを彷彿とさせる場面にはよく出くわしました。案の定覚えきれないし、キャラ絞って物語を魅せた本編にはこの点では遠く及びません。
ゲームものらしいわちゃわちゃした感じはマイナスなものの、懐かしのメロディーなあれやこれやは迷うことなきプラス。
そして外伝での新要素ネタバレレビューを読む はいい感じのスパイスとなりました。やや横広から面長になったキャラを楽しむのも悪くありません。佳作です。
中途半端な終わり方でしたが2期製作中とのこと。完結してからの参戦でよいかもしれません。
※ネタバレ所感
■巴マミは巴マミ
ネタバレレビューを読む
視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ
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2020.04.04 初稿
2020.10.22 タイトル修正/修正
ninin さんの感想・評価
3.9
原作未プレイ 全13話
主人公 環いろは(たまき いろは)は、神浜市を舞台に妹の行方を捜しながら様々な魔法少女と出会い「噂」について謎を解きながら成長していく物語。
本編では異空間設計のスタッフとして参加していた劇団イヌカレーさんが総監督となっていますので、イヌカレーさんの世界が沢山描かれていましたね。
魔法少女がたくさん出てきますので全然覚えられません。 ネタバレレビューを読む 反則でしょうw
本編と同じ世界観で内容は違う展開になっています。懐かしいキャラも出てました。
お話は途中で終わっています。2期が発表されましたね。全然解決していませんので、出来れば早めに観たいです。
OPはTrySaiさん、EDはClariSさんが歌っています。
最後に、ClariSさんはこの前地上波初登場で「コネクト」を歌ったところ観たら「魔法少女まどか☆マギカ」を思い出して感慨深かったですね。
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.8
この作品の事で知っていたのはオトメイトさんの作品である・・・という事だけです。
オトメイトさんの作品は、これまでAMNESIA、BROTHERS CONFLICT、DIABOLIK LOVERSと視聴してきて、これが4作目の作品になります。これらの作品には共通点が2つあると思っています。
一つ目主人公は女性でたくさんの男性に囲まれている・・・しかも男性はみんなイケメン・・・これは所謂逆ハーレムというやつなんでしょうか^^;?
純情可憐で儚げ・・・風が吹いたら飛ばされてしまいそうな弱さと脆さを併せ持つ女性・・・
逆ハーレムの主人公は、ハーレム主人公の無双系とは対極に位置するんですね^^
男性を対象としたハーレム作品があるのだから、その逆もあって然るべきだと思います。
そして共通点の2つ目はどれもキャラデザが半端無く綺麗・・・という事です。
キャラデザだけで魅入ってしまいそうな作品・・・がオトメイトさんの作品に対する私の印象です。
でも、この作品は先の3作品とは少し異質です・・・なぜなら登場する女性キャラが一人じゃないので・・・^^
この作品では11人の少年少女が「ノルン」という空飛ぶお城の様な乗り物で世界を旅する物語です。
11人の少年少女はそれぞれ「特異能力」の持ち主でもありました。
彼らは同じ特殊能力の仲間を集めながら旅を続けてきました・・・まるで運命に導かれるように・・・
そして最後の一人である「こはる」がノルンに乗り込み・・・物語が動いていきます。
一つの場所に集まった11人の少年少女・・・彼らは見ず知らずの人達だけで構成されている訳ではなく、中には消えない確執をお互いの胸に刻みあった同士や、幼い頃に交わした約束を忠実に執行していたり・・・そのため、相手によってお互いの関係がとてもいびつに歪んでいるんです。
その関係が物語の進展と共にどの様に変化していくかが見どころの一つだと思うのですが、正直この作品は尺の足りない系の印象です^^;
主要登場人物が11人・・・それが3人の女性を軸に物語が回りだすという展開は悪くありませんでしたが、この展開で11人を描くなら間違いなく1クールでは短かったと思います。
制作側もそれを意図して特にスポットを当てるべきキャラを重点的に描いていたのは理解できます。
でもそれぞれ背負ってきた過去・・・そしてこれから紡ごうとしている物語は当然一つじゃないので、規模の拡大した物語をしっかりと受け止める事で物語が流れていくのだと思うのですが、この作品ではそこに尺の限界があったように感じました。
それに11人以外にも物語の中で鍵となるキャラも出てきてましたし・・・
こうして振り返ってみると、ゲームって物語の内容がアニメより深いんですね^^;
でも、ゲームでは3人の女性を攻略する内容の様ですが、アニメを見た限りだと攻略する・・・は個人的に路線が違うように思いました。
攻略って、相手から何かを攻め取ったり相手を打ち負かすこと・・・じゃないですか。
彼らの抱えていた確執は攻略したら払拭できる・・・そういう類のモノでは無いと思っていたので。
尺の足りなさによる説明不足は否めませんでしたが、それでも毎週結構視聴を楽しみにしていたのは、惚れ惚れするようなキャラデザと声優さんの演技・・・そしてサプライズがあったからです。
そのサプライズが気になる方は是非本編をご覧下さい。
エンドテロップを見たら・・・きっとビックリすると思います^^
一度知ってしまったら、もう気にせずにはいられません・・・^^;
毎週の出番が楽しみでした^^
オープニングテーマは、やなぎなぎさんの「カザキリ」
エンディングテーマは、織田かおりさんの「ゼロトケイ」
どちらも発売当日に購入しちゃいました^^;
やなぎなぎさんの曲は抜群の安定感・・・思い切り身を委ねながら聞いています。
今期のアニソンBEST10に入る事間違いなしです。
ゼロトケイも私のツボに入る曲でした。
1クール12話+総集編1話の作品でした。もし総集編ではなく本編として描かれていたら・・・とも少し考えましたが、この物語をしっかり描こうとするときっと+1話くらいじゃ足りなさそうですね^^;
こういう作品がしっかりと尺を取って制作されると視聴者としてはとても嬉しく思います。
空知 さんの感想・評価
3.9
乙女ゲーム原作。原作未プレイ。
鑑賞を始めてから、話がなかなか見えてこないため、どうしようか迷った作品でした。
ゲームプレイ組でないと話が分からないのだろうかとも思いましたが、結果的に最後まで観てよかったと感じています。途中で視聴断念した方の気持ちもよく分かります。
視聴には集中力が必要ですし、観ようという決意がないと完走できないと思います。
未プレイ組には、一度観ただけでは分からないほど複雑です。私の場合、もう一度見直したくらいです。2度目には見落としの部分も発見し、ようやくストーリーが掴めたものの、今なお不明の部分があります。
作画は、キネマシトラス×オレンジ。とても綺麗です。
話自体が謎謎のようになっているため、私の場合は、全貌を知りたいという好奇心が視聴意欲に拍車をかけました。
ミステリーではないのですが、ストーリー構成自体が謎に満ちた仕掛けになっており、「最後まで観て話が分かるのなら、この謎解いてやろうじゃないか」という好奇心旺盛な方にはおすすめです。
乙女ゲームらしく、男子は当然イケメン揃いですが、女子3人がとても魅力的なキャラクターです。
本作では、メインヒロインが「こはる」になっていますが、ゲームでは七海、深琴ルートもあるようです。
個人的には、七海が好み。どことなく綾波的で、謎めいた感じがよかったです。
まあ、アニメ化するに当たっては、こはるをメインヒロインにするのが一番無難だったと納得。
絵も綺麗、音楽良しですし、実に丁寧に作られており、予算をかけているんじゃないかと思います。
ストーリーもしっかりしていて見応えのある作品です。
一点だけいただけなかったのは、ネタバレレビューを読む しかし、せっかくの壮大な世界観なのですから、恋愛を控えめにすれば観やすかったのにといういう思いが残ります。
ラストも恋愛で終わったのは仕方ない幕引きですが、もう一工夫あればと残念。ただ、全体的には良作だと評価は高めです。
OPは、やなぎなぎの「カザキリ」。謎めいた歌詞で、曲の雰囲気も幻想的でストーリーにピッタリ。
やなぎなぎは、作品の中で声優としても活躍しています。
EDは、織田かおりの「ゼロトケイ」。この曲にはハマリました。
素晴らしい曲で、この壮大なストーリーにピッタリの曲であり、2016冬のアニソンでは一番好きになりました。
ダウンロード版を購入したほどお気に入りで、個人的には、べた褒め状態です。
ストーリー:ネタバレ注意です!
!いつか視聴予定のある方は、以下を読まないでください!
【ノルン+ノネットは、ネタバレしてしまうと全く楽しめなくなるほどネタバレ厳禁の作品です】
ネタバレレビューを読む
タケ坊 さんの感想・評価
3.7
8話までの感想はそのまま残して、視聴後の物語の感想を続きに書きます。
やっぱり視聴途中でコメントを書くのは止めといた方が良いかも...と思ったり。。
この辺は今後どうしようか、難しいなぁ。
乙女ゲーム原作のアニメ化作品、ということで当然女性向けなアニメなんでしょうが、
とりあえず興味本位で視聴開始。
雰囲気は幻想的な感じで、悪くない。
こういう雰囲気はいわゆる「男向けアニメ」ではあんまり見られないですね。
☆物語☆
「能力者」と呼ばれるイケメン男子9人と、可愛い女子3人が「船」という球体型の空飛ぶ乗り物に乗って、
どこかに向かっている...というくらいしか分からないまま謎だらけ。「世界」とは何なのか?
キャラクターの過去、回想なんかもちょこちょこと出てきてはいるが断片的で、
いったい物語とどのように繋がるのか、人物関係含めてなかなか読み取れないまま、
男女がいちゃつき出したりして...こりゃぁ切る人続出だろ(男は)、と思いつつ観てましたが、
ようやく8話で世界観の説明があり、物語の本筋が見えてきた感じ。
なるほど、そう来たか、と。
後半一気に伏線が繋がって盛り上がってくるか、期待したいところ。
☆声優☆
女性向けアニメ、に相応しい男性人気声優たちの起用に抜かりはない感じだが、
なかなかバリエーション豊かなんじゃないかと思う。
OPを歌っているやなぎなぎさんが、声優としても参加しているのは興味深いけど、
最終話観て納得した。
☆キャラ☆
謎が多くあまり掘り下げも無いので、なかなか魅力が伝わりにくいところだと思うが、
女性からすればイケメン揃いの男子の中で、お気に入りが見つかれば良いのでは、と言う感じ。
主人公?のコハルはちょっとアホっぽいというか、ぽわっとした感じのキャラだが、
印象としては、うたプリの主人公とかとかぶる感じ。
女性向けアニメでの女主人公って、だいたいこういう我の強くない、
空気っぽい感じのキャラが多いように思うけど、これはある意味お約束なのかも。
☆作画☆
背景がなかなか味があって、全体的に淡い色使いが雰囲気を作り出すのに効果的に作用していると思う。
キャラデザインもクセがなく、男女とも綺麗に描かれているといった印象で平均以上かと。
CGはオレンジが担当、こちらも違和感のない作りでよくできてる。
正直あまり馴染みのない制作会社だなと思っていたけど、大手と何ら遜色ない出来で驚いた。
☆音楽☆
OP、ED共に本作の世界観によく合っていて、しっとりと聴かせる趣きのあるもの。
EDを歌う織田かおりさんは2007年の「バッカーノ」以来のアニメとのタイアップ曲みたいだが、
かなり良い歌い手さんですね、もっとアニメの曲歌ってもらいたいと思った。
EDの歌詞は8話を観た後だと、よく作品にリンクしているなと実感できた。
作中のBGMもムードを大事にした感じは好印象。
---8話以降の物語の感想---
なかなか物語の本筋が見えなかったんだが、8話でようやく目的が理解でき、
乙女ゲームっぽくないSF設定に良い意味で裏切られ、その後を期待したんだけど、
やっぱりと言うか、乙女ゲームの範疇の予定調和内に収まってしまったような展開には少々残念。。
簡単に言うなら、とにかくSFを恋愛要素で綺麗にまとめてみました、的な感じ。
男は過去の女に未練がましく囚われる、と言うのは、女性と違ってそういう生き物だから、
ある意味仕方ないし、自分もこれは共感できるところなんだが、
カケルのオヤジ...いつまで引きずってんだよ(笑)
これ、女性から見て嬉しいの?ヒクの?どっちなんだろう。。
で、人類の未来や大転換を左右する決断(リセット)が、能力者のさじ加減と恋愛感情で決まっちゃうって...
結果はああなったけど、これはちょっといくら綺麗に描いてるといえども雑かなぁ。。
ていうか、自分だけかもしれないんだけど、そもそもコハルがカケルにそこまで惹かれる理由が、
イマイチよく分からないんだよなぁ。。
これは女性なら共感できるところなんだろうか、自分が鈍いだけなのか。。
最後は恋愛モノとして綺麗過ぎる感は感じるものの、うまくまとめた感じだけど、
前半の解り辛さやリセット関連のくだりとイケメンキャラたちの掘り下げ具合などを観る限り、
原作やってる人向き、もしくはゲーム買ってくれってことなんだろうな、というふうに感じた。
まぁ原作ファン&プロモーション的な意味合いでは、決して失敗していないと思える仕上がりかと。