紳士でメルヘンなおすすめアニメランキング 3

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73.2 1 紳士でメルヘンなアニメランキング1位
猫の恩返し(アニメ映画)

2002年7月20日
★★★★☆ 3.7 (725)
5344人が棚に入れました
何となく日常を過ごす、ごく普通の女子高生・吉岡ハルは、ある日、車に轢かれそうになった猫を助ける。助けられた後、その猫は日本語で礼を述べ、二足歩行で歩き去る。実は、彼は猫の国の王子・ルーンだった。

次の日、猫の国から、王子の命を救ったお礼の品が届けられるが、猫じゃらし、マタタビ、ネズミといった、猫しか喜びそうのない代物ばかり。文句を言うハルに、それならば猫の国へご招待致しますと使者は答え、突然現れた猫の集団に、ハルは連れ去られてしまう…。

声優・キャラクター
池脇千鶴、袴田吉彦、渡辺哲、斎藤洋介、山田孝之、前田亜季、佐戸井けん太、濱田マリ、岡江久美子、佐藤仁美、丹波哲郎

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「みんな大切な自分の時間だったんだ。」

ジブリ作品「耳をすませば」の主人公・雫が書いた物語という設定で、猫の男爵・バロンが登場します。

バロンが猫でよかった。

かっこよすぎて、キザで、あれが人間だったら惚れるを通り越してあきれてしまっていたわ(笑)

1時間半ほどの作品でした。


●ストーリー
女子高生・吉岡ハルは、ある日車にひかれそうになった猫を助ける。

猫を助けた恩返しに…と、猫の国へ招待されることになる。

猫の国へ行きたくないハルは、謎の声が教えてくれた猫の事務所を訪ね、助けを求める。


ストーリーはよくできていて、飽きることなく最後まで楽しく見ることができました。

バロンがかっこよすぎね!

スーツに帽子、ステッキという紳士な身なり。
どんなときも冷静。
ダンス完璧。
剣の腕前は一流。

あんな猫と一緒だったら、どんな出来事に遭遇しても、そりゃわくわくどきどきするだろうなあ。笑


●キャラクター
主人公・ハル。

さっぱりした素直な性格で、私は好きでした。

あまり物事を深く考えないので、見ているこちらも気楽な気持ちで見守ることができました(笑)

猫たちも個性豊か。ナトル(王様の第2秘書)かわいいよ。

しかしハルよ、優しい子なのはわかったけど、

小学校からの帰り道にビスケット食べているのはおかしいぞww


●まとめ
1日だけの、ひそかな冒険。

そんな不思議な世界を1時間半、ゆったりと楽しむことができました。

ちょっと現実逃避したいときにおすすめかな^^

投稿 : 2025/02/15
♥ : 20
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

晴れた休日の、午後3時頃に観たい映画

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
ジブリ作品の中では異色とされる本作品。監督は森田宏幸さん。一応、同じくジブリで映画化された「耳をすませば」の月島雫が書いた物語という設定はあるものの、ストーリー的にはほとんど関係ないので、「耳をすませば」を観ていなくても全く問題ないです。

レビュータイトルですが、これ多分、音楽が大きいです。ウクレレの爽やかな音色と透明感ある力の抜けた歌声が魅力の、つじあやのさんの「風になる」は本当に名曲。自分の中では、(曲調は全然違いますが)ゆずの「夏色」と重なっていて、どこまでも突き抜けた青空と白い雲をイメージさせます。

春か、夏。晴れた休日の午後3時。午前中に掃除を終え、軽めのお昼御飯を食べ、フッと一息つきたい時。麦茶でも飲みながら観るのに適したジブリ映画だと、超超個人的には思ってます(笑)

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
感想としては、「映画ドラえもん」っぽいな~という感じ。

ジブリの、というか宮崎駿さんのファンタジーの特色のひとつに、「様々な伝記や原作をモチーフにしなかがらも、世界観ごとまるごと作っている感」があると思っています。それが、今作にはあまり見られません(なんかこう、アリモンの概念をいくつか組み合わせた感じというか)。

料理でいうと、宮崎駿さんのは創作料理って感じがするけど、この作品は、タコライスとかオムソバとか、そういう感じです(だから悪いってわけじゃなく)。

「映画ドラえもん」っぽいというのは、主人公がひょんなきっかけから不思議の世界に迷いこみ、そこで大冒険をするってのが、近いかなと。バロンも、ドラえもんっぽいっちゃぽい(笑)

この作品、確か高校生の時にリアルタイムで映画館で観た気がします(ちなみに、ウチの地元はド田舎なので、常設の映画館はなく、年に数回、公民館などに映画館が来るシステムでしたw いや、高校は少し都会だったから、映画館ありましたけどw)。観終わった後は、なんかスッキリした爽やかな印象でした。逆に、同時期の「千と千尋の神隠し」や、少し前の「もののけ姫」などのような、視聴後も胸に「ず~ん」と何かが残っている感はなかったですね。

良い意味でも悪い意味でも、子供向けでシンプルで分かりやすい! それが本作の特徴かと。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 24
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ハル。ねこに逢う。

お寝坊でドジな性格をした華の女子高校生ハル。
ある日友達のひろみと下校していると一匹の猫を見かける。
その子は細身の身体をしていて全身が紺色。
すらっと背筋がよく、まるで水面の上を歩いているかのように上品に、また堂々と街中を進んでいった。
まるでその町の住人のようにごく当たり前に。彼自身異邦人(猫)であることの自覚もないだろう。
その猫は赤いリボンにくるまれた小さな箱を咥えて歩を進めていった。。
ハルたちがそんな不思議な光景についつい目を奪われていると猫の方に動きがあった。
猫が道路を渡ろうとしていた。器用に左右を確認し足を踏み出す。
だが、車道の途中で運んでいたものを落としてしまった。それも何度咥えなおそうとしても上手く拾えない。
そんなこととは無関係にトラックがやってくる。(そういうときに限ってやってくる。それが不条理だ。)
最初はその子ならまた拾って華麗に去っていくと無根拠な信用を押し付け見ていたが、第六感の存在を示唆するかのように悪い予感はハルの肩をたたく。
そこからハルは夢中だった。
握っていたクロスを持ち替え、車に脇目も振らず車道へ飛び込み
猫をクロスの網の部分でキャッチし、その勢いのまま植え込みへダイブ!
なんとか猫を助けたもののクロスは折れてしまい、明日からの部活どうしようなどと慌てふためいていると猫が立っていた。
そう、人間と同じよう二本の脚で立っていた。そんでもってお辞儀されて、お礼の言葉まで話された。
ハルは「急いで」「お礼」「後で」など途切れ途切れに単語を拾いながらも理解に努めていたが
意識のほぼすべては現前の視界に映る「直立して話す猫」に吸い込まれていた。
そして猫は去って行った。

その出逢いが運命の歯車を動かす。

猫のお礼はあまりに過度なものだった。
それもそのはず。助けた猫は猫の国の王子様だったのだ。それもしまいには王の独断でハルを嫁に迎えるというのだ。
断ることができずにうろたえるハルの耳にひとつの声が届く。
「『猫の事務所』へ行って。商店街にムタという白い大きな猫がいるから彼が案内してくれるわ。」
その声はとても弱々しく今にも消え入りそうな声だった。案の定、すぐに消えてしまった。
誰にも頼ることのできなかったハルはせめてこの際稿でもと商店街へ向かう。
その猫はとても大きな肉まんのように白く、巨大だった。
目つきが悪く、無愛想で、非協力的で、人が初対面に感じる嫌な空気をその体に押し込めたような奴だった。
何も言わずその猫は「猫の事務所」まで先導してくれた。
しかし、彼が進む先にコンクリートで舗装された道はなかった。
家々の隙間や、屋根をつたって向かうべきところへ向かう。
まるでみんなが知っている街の、誰もが知らない秘密の場所を駆けているようだった。
事実そうだった。ハルは必死に彼を追いかけた。導かれるままに向かったさきには彼がいた。
そうバロンだ。彼ならなんとかしてくれるはずだと期待を胸に。


ひょんなことから不思議な猫たちによってファンタジーに引き込まれてしまう少女ハルのお話。
内容はちょっぴり退屈しちゃうくらいの単純なものでした。
「冒険」に差し掛かる前のドキドキ感はたくさんありました。声を聞いたり、屋根をつたって走ったり、連れ去られたり。
その中でも僕はムタを追いかけていくシーンはとても好きです。
すごくドキドキします。「どこへ行くんだろう。この先に何があるんだろう!」って。
でもそこまででした。「向こう」に行ってからは気を引くようなものはありませんでした。
特別に細かく描かれることもともなく、大雑把な展開で煽って終わりました。
一言で言うならば未熟です。(すみません。偉そうに。)目的ばかりに目が行っていてちゃんと描けていない。
だから一辺倒で味気ないのです。違う角度から見ようにも平面であってはそいつはちと厳しい。

でもハルにはとても好感が持てました。
素直で良い子です。なんとなくですが、堅実な幸せを掴みそうな子ですね。
{netabare} 小学校の頃に観た、バロンがお姫様抱っこでハルを抱えていく途中に、赤くなる彼女の顔が妙に残っています。
どうしてだろう。おそらくは当時の僕にとってこういう恋の仕方が新鮮だったのかもしれません。
ここのシーンが好きで何度も観ていました。今でもそうかな。{/netabare}

好きなシーンと言えば、
ハルが猫の事務所の前に立ったときにカメラがぐるーっとハルの周りを回るシーンです。
広場を囲む周りの建物の窓に夕日が反射してとっても綺麗です。

他にも作画のタッチって言うのかな。あんまりジブリの踏襲を受けなかったところに意気込みみたいなものを感じます。
この映画はストーリーに未熟な点もありますが良いところはとても印象に残る作品でした。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 16

60.7 2 紳士でメルヘンなアニメランキング2位
空色ユーティリティ(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (49)
128人が棚に入れました
「このままじゃ、ただの村人Aで卒業しちゃう!」 青羽美波は悩んでいた。 得意なこともやりたいことも特にナシ。 花の女子高生活、こんなモブキャラで終わっていいのか!? 学校を飛び出し、自分だけの“スペシャルな特別”を探す美波。 偶然たどり着いたのは近所のゴルフ練習場。 アルバイトの茜遥に声をかけられ、ゴルフクラブ―――“ユーティリティ”を握る美波。 それが、美波とゴルフの出逢いだった。 プレーして勝つことだけがゴルフじゃない! ゴルフにまつわるすべてのことが楽しいのだ! 天才肌ゴルファーの遥、インフルエンサーを目指す星美彩花とともに、 自分が「主人公」になれる瞬間を求めて! スーパー初心者・美波は、今日もクラブを振り上げる。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

6話 ゴルフ場のCGがプレステ1並み。話も女子が騒いでいるだけだったなあ…

第1話 どの方向に行くか2話が勝負になると思います。

{netabare} 21年にショート動画が公開された作品がついに作品になりました。私は21年の動画で、キャラ造形が単純だとか、女子高生がピアスを2つしているのはビッチ系だろうとか書いていました。

 その時の感想はそのままですね。ゲームしかしていない女子高生でピアスを開けている人はいないと思いますし、ゴルフをやるまで持っていく展開が何とも言えず強引です。

 ただ、CG技術が発達したのか以前のショート動画ではゴルフボールがカクカクしてたのがちゃんと球になっていました。髪の毛の動きの演算なども進化していると思います。画像そのものは4年弱で結構良くはなっています。

 この作品、問題はここから先でしょうね。いきなりヒロインがプロになってもいいし、素人の修業としてゴルフのノウハウやゲーム性などの魅力を伝えるのもいいでしょう。一番最悪なのは親父趣味JK日常ものになることですね。導入はともかく、2話が勝負だと思います。{/netabare}


第2話 ゴルフのアニメーションの実験あるいは習作を解説付きで見せられている

{netabare} 冒頭のボールがしゃべるギャグは「ゆるキャン△」松ぼっくりオマージュなんでしょうか。それ以降そう言う演出はありません。

 あと、なぜ初コースで運動神経が悪いド素人がいる4人パーティーが、2人組(3人かもしれないけど)と思しきパーティーに追いついてしまうのかが良くわかりません。

 スマホの写真が上手く取れないも不自然すぎるでしょう。ゴルフばっかりでスマホをいじってこなかった…というキャラ付けをするのは10年遅かったかなあ。今時はゴルフに限らずスポーツやっている人はスマホやパッドをずっといじっている印象ですし。

 最後にユーチューバー(Vチューバー?)が出てきて、心が折れそうになりました。

 全体として、昔活躍した日本代表の選手が挫折して田舎にひっこんで…というストーリーはわかりますし王道です。ゴルフ場の娘で、女子仲間を育てたいでもいいでしょう。何も持たないヒロインがそこに乗っかってゴルフの楽しさを知る、あるいはプロを目指す。どっちでもいいんです。

 ただ、ヒロインをはじめ言動が不自然すぎる気がするんですよね。見ていてなぜこいつらは一緒にゴルフをやってるんだっけという疑念や、なんでそんなにポエムみたいな発言ばっかり茜遥という女性がするのか。

 全体としてギャグも演出もキャラの言動も裏にオッサンが見えるというか、制作者の意図が隠せてないというか、ゴルフのアニメ作品を見ているというより、ゴルフのアニメーションの実験あるいは習作を解説付きで見せられている気分になります。

 まあ、オリジナルは3話まで見ようの方針で今季は視聴していますので、次回まで見ます。{/netabare}


第3話 初心者ゴルフアニメとして成立している。ヒロインにもっとフォーカスしてほしい。

{netabare} やっとゴルフアニメらしくなってきましたね。このために新キャラ出したのんですか。気になるのは、このゴルフのスイングの作画って正しいんですかね。それならCGでやるのは大したものですが、私には判断が付きません。モーションキャプチャー?だとすれば、CG臭いキャラも意味があるのでいいと思います。

 後半の撮影のシーンが全然作画が動かないのはどうかと思いましたけど。スペシャルの特別かあ…一応コンプレックスの裏返しはあるんですね。ちょっとユリユリしすぎな気もしますけど。

 アプローチ合戦のときの、はじめのハルカの打球ってピンに当たってましたけど、あれってどういうことなんでしょうね。当たってなければ行き過ぎますよね。バックスピンとかそういうの?

 トータルでは、まあ、女子だけゴルフものとして作品としては成立している気はします。若干内面描写が弱いので、ヒロインのスペシャルで特別とそのモチベーションにもっとフォーカスしてもいい気がします。それと、ハルカの過去は何か入れてくるのでしょうか。{/netabare}


第4話 ゴルフはやっているけど、ゴルフを扱ってない感じが何とも。

{netabare} 3話でゴルフアニメとして成立しているかな、と思ったんですけど、4話でこれだと何とも言えなくなってきました。3話まではキャラ紹介だし、ゴルフに入るプロセスなので良しとしていた部分で4話も同じテイストというか突然の悪ノリだと不満がでてきます。

 せっかくゴルフを描いている感はあるのに、そうじゃない感がものすごいですね。前半はそれでも題名の「ユーティリティ」にフォーカスする導入でゴルフショップに行くのはいいんですけど、後半の勝負のところでズッこけます。

 いや、ちゃんとゴルフに関することはしてるんですけど…釣りで言えば錘飛ばし競争とか、料理で言えば鍋振り競争とか、ゲームで言えばボタン連打競争とか、関係は深いけど本質ではない何かを見せられている感じです。

 200万円のパターが出てくるなら、その何が200万円の価値があるのかを説明してもらえればまだいいんですけどね。クラブを扱う回ならクラブの説明が欲しいなあ。先週もそう言えば女子ゴルフにおけるウエアの歴史とかウエアに関するルール、ウエアの機能性、プレイスタイルとウエアをどう合わせるかとかそういうのがありませんでした。

 つまり、題名になっているユーティリティがどうしても欲しい。その何がヒロインのフィーリングに合うのかを言語化あるいはストーリー化してほしいなあ。他のクラブと打ち比べて何が違うのかとか。そもそもユーティリティと言うクラブの何が優れているのか。(5番アイアンだけで回るマンガもありましたけど)、ヒロインのどんなプレイスタイルとか体系に合っているのか…まあ、それは今後かもしれませんけど、そういうゴルフのどこかに焦点を当てた深掘りが何か欲しいなあ。{/netabare}


5話 面白かったです。本質を描いているのか、エロいだけのかは今後ですね。

{netabare} ゴルフの飛距離は道具じゃない。身体を鍛える必要がある。そして精神をリラックスさせ集中力を高める。フィジカルとメンタル面の両面から描いてました。

 最後のサウナは肉体疲労と精神疲労の両面に効果がある。流れとしては悪くないと思います。そして、打ち気に逸って上手くいかなかったのが、上半身をリラックスさせ下半身に意識が向くことで上手くいった。

 ゴルフの説明にはなっているし、それがセリフではなくてエピソードにコミカルな描写として落とし込まれているので、出来はいい…のでしょうか?そこが1話だけだとわかりません。ですが、日常コメディとしてエンタメとして成立させながらゴルフの内容もちゃんと含むという意味で、5話は今までに比べてかなり出来がよかったと思います。これが続くかどうかで、まぐれなのか意図的なのかわかって来るでしょう。

 そして、エロい。作画の関係でそれほど生々しくはないですが、それでも遥の下半身と胸はなかなかのものです。女子ゴルフを始め女子スポーツのエロい視線について物議がある中でいいのか?と思わなくはないです。が、それがあるからこその女子スポーツの醍醐味という意味では本質なのかも知れません。

 女子ゴルフって、競技としても今は男子よりも面白いんですよね。その理由はオッサンにとってゴルフはバブル以降しばらくは参加型のスポーツだったのが、今は見るスポーツに変化しつつあります。

 つまりオッサンたちは以前は男子ゴルフを自分ごととして目標とかお手本として熱心に見ていました。ですが、今はプレイするより見る方が楽しい派が増えて、そうなると華やかさ、柔らかさ、そしてエロさも含めて女子の方が見ごたえがあります。選手層も厚いし海外での活躍もあり、バトルも熱いです。なので、女子の方がゴルフは圧倒的に人気があります。老人男性たちはそのカリカチュアなのかなという気もします。そこも意図的なら上手い気はします。

 その意味ではこの作品はオッサンからの視線も含めて上手く描けているのかなという気もしてきます。まあ、エロいだけなのか、ゴルフの本質が描けているのかはこれからですが、5話はいい出来でした。{/netabare}


6話 ゴルフ場のCGがプレステ1並み。話も女子が騒いでいるだけだったなあ…

 話はさておいて、ゴルフ場のCGがショボすぎない?なんかいわゆるプレステ1並みという奴?木々が全く風でなびかないし、ゴルフ場のグリーンの遠景は絵と言うよりコース図並みです。ゴルフアニメならそこは力いれましょうよ。

 ゴルフのラウンドもゴルフを描いているように見えませんでした。女子が騒いでいるのをずっと見ているだけの気分です。まあ、ゴルフの始めのラウンドってすぐ次を回りたくなる気分はわからなくはないので、そこだけは共感できたなかあ。そして、スコアが分からないまま風呂へ。風呂のシーンがながかったなあ…

 うーん、5話で期待したのですが、ちょっと6話は画面がひどいうえに、話も単にゴルフ場で騒いでいるだけでしたね。来週見る気になるかはその時の気分ですね。とにかく今週はいろいろひどかったなあ…



 

投稿 : 2025/02/15
♥ : 6
ネタバレ

てぶくろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

The ハリボテ 今のところはいい意味で

 第4話まで視聴しました。
 {netabare} 得意なこともやりたいことも特にないモブ女子 青羽美波が、ひょんな事からゴルフと出会いそれをきっかけに自分が「主人公」になれる瞬間を目指し奮闘する、といった内容。
 初心者の視点で描かれるゴルフの面白味と、三人の女の子のやりとりを楽しむ本作品。


 この凄まじい程のテンプレ感、いっそ清々しいと私は感じています。
 
 おおよそ中身と呼べるものはなく、本当にハリボテのような作品ですが、正直この作品はこれでいいと思います。
 元々、監督の趣味の延長から始まった作品ですしね。


 ハリボテだと感じていながらも不思議と嫌悪感がないのは、この作品は始めからその事を自覚していて割り切っているからだと思います。
 出来もしないのに下手にテーマを盛り込むより、よっぽど好感が持てます。

 
 ハリボテはハリボテでも、ねぶたのように良いもの見たなと思えるような作品になることを期待します。


         {/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

15分アニメから水増しされている感

なんか見覚えあると思ったら、YOSTER PICTUREが発足する時お試しで作った15分ゴルフアニメがありましたね。
それをシリーズ化したわけですね。

うーん、15分アニメを見た時は、今後続いていくなら見ていきます、とか言った気がするのですが、いざTVシリーズになられると、15分かけるのと6時間かけるのでは話がぜんぜん違うので、相応のクオリティを求めたくなります。

で、見た結果としては…。
うーん、微妙。

面白くないというか、違和感が多いのですよね。

主人公はあれこれ試してみて全部駄目で、ゴルフに出会った、という流れなんですが、ゴルフもまともに打てず、全然上手く行っていないんですね。

他のスポーツとゴルフ、何が違うんでしょうか?
動いているボールは打てないけれど止まっているボールは打てて、たまたまナイスショットしたから一発でハマった、というならわかります。
でも、全部上手く行ってないわけで。
ゴルフの空振りはOKでバスケで外すのがNGな理由がわからん。

手取り足取り教えてくれた人が居たかどうかですが、他の部活は皆冷たかったとでも?
強いて言えば憧れるような人に出会えたかどうかでしょうか…。
だったらもっと、ショットを打つ姿に惚れるような描写が必要では?

最初からゴルフ以外の選択肢は要らなかったように思います。

あと、これはいちゃもんかもしれませんが、天才中学生とWebでちょっと漁ったら出てくるレベルの女子が、ズブの素人に優しいのも違和感がありました。いや優しい人は、そりゃ居るでしょう。
ありえないとまでは言いません。

でも上手い人って、普通は自分の練習に一心不乱では? それが自分の練習を止めてまで、わざわざ素人にレクチャーする?
その素人が凄まじいセンスを見せたならわかりますが、本当にズブの素人で。
競技者が誰も居ない超マイナー競技なら、全員死ぬ気で普及しなければ、という決意を持っているかもしれませんが、ゴルフって十分メジャーですよね。
やっぱり違和感でした。いや別に優しい天才が居たって良いんだけどさ。

部活とかなら良かったと思います。
部に入ってもらうために親切にするのは当たり前ですし。
また全国トップクラスとかじゃなくて楽しく運動がてらやっている子なら良いと思うのですが。
後はゴルフ場の娘で宣伝のため、とか。

で、そんな優しい人のはずがいきなりコースに出す?
ショットすらままならない素人を?
ちょっと意味がわかりません。

ゴルフやらせたい都合はわかるのですが、何か雑過ぎて違和感しか無いように思いました。
15分アニメから増えた部分が全くおもしろく無い、ただの水増し、と思えましたね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

75.0 3 紳士でメルヘンなアニメランキング3位
赤髪の白雪姫(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1064)
5660人が棚に入れました
生まれつき赤い林檎のような美しい髪をもつ少女白雪は、生まれ育った国タンバルンの王子ラジにその珍しい髪の色を気に入られ、愛妾の座を用意される。拒否する形で髪を切り国を出た白雪は、辿り着いた隣国クラリネス王国の森でゼンと名乗る少年と出会う。追ってきたラジ王子から彼女を助けてくれたゼンの正体はクラリネス王国の第二王子だった。その後白雪は、クラリネスに居を移し宮廷薬剤師として働きながら、ゼンの味方になるための道を進んでいく。

声優・キャラクター
早見沙織、逢坂良太、梅原裕一郎、名塚佳織、岡本信彦、三瓶由布子、甲斐田裕子、福山潤、豊永利行、石田彰

パスタ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

男でも十分見れた

一挙に見ました。ラブコメとして定番と言えばそうなんですが、中世ヨーロッパ・綺麗な赤髪・薬剤師と言う華やかさ全開な題材という事自体でこの作品の良さは語れます。話以前に世界観や雰囲気、透明感がとても美しいんですよ…
とはいえ、内容に関しても悪くありません。話は重くなく、ラブコメの副産物として良く出てしまう不快感も全くなく、ゆとりのある安定した心持ちで見れた気がします。
徐々に垣間見えるゼンの人への信頼、白雪の恋心。見ていて心が洗浄されるさっぱりした気持ちになれる要素がいくつもありました。タイトルにもある通り、男でもワクワクする事が出来るし、満足して見れたと思います。
あとはオビがただただ有能過ぎる。もっと他のキャラ達は彼に感謝していい笑
と言う事で感想でした。けっこう面白かったです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 6

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

赤く美しい髪の少女の物語

原作未読 全12話 2016年1月2クール目決定

この世界では珍しい綺麗な「赤い髪」の少女で主人公の白雪(シラユキ)は、タンバルン王国出身でその国の王子に気に入られて妾として強引に迎え入れようとします。多少のことでは物怖じしない性格の白雪は、その要求蹴って偶然知り合った隣国クラリネス王国の王子「ゼン」とその家臣に助力されながら、幾多の困難の乗り越えクラリネス王国で薬の知識を学びながら宮廷薬剤師を目指して頑張るお話です。

ヨーロッパ中世時代を思わせるような世界ですが名前は主人公を含め数人は日本語読みが入っているので、何かしらこの世界が日本と通じているのでしょうか?

恋愛もあります。少しずつ距離を縮めていきますので多少もどかしいかもしれませんが、私にとってはこれぐらいがちょうど良かったです。

王道を思わせる展開があり起伏もそれほど激しくないので退屈に思うかもしれませんが、物語のテンポも良かったと思いますね。

安心して観れる作品でした。(裏を返せばハラハラドキドキするところは少なかったということにもなりますね)

1月の2クール目も楽しみです^^

OP 白雪役の早見沙織さんが歌ってます。アーティストとしてのデビューシングルなのですね。透明感のある声に癒されますね。
ED eyelisが歌ってます。ハヤテのごとく!のOP「CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」から好きなユニットで、こちらも癒されますね。

最後に、白泉社のCMで日常のひとときをこの作品に置き換えて妄想しているところが面白かったですね^^

投稿 : 2025/02/15
♥ : 49

ぎゃん (・ワ・) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

独断と偏見と毒舌が過ぎてあんまり参考にならないレビュー

2期までちゃんと完走した上で言います。

正直シンドい・・・

あにこれでも評価高かったし、周りの人にも勧められたから観たけど・・・
何回途中で断念しかけたか・・・

まぁ王道少女マンガのストーリー展開なんだけどね。。

設定上冴えない少女(どうみても可愛い)がヒロイン
→めっさイケメンな王子様出てくる(基本金持ち)
→その王子様といい感じになる
→んでイベントが起きる
→どっちかがウジウジして微妙な関係になる
→その間にヒロインが敵の手中に
→かっこよく王子様登場で敵を倒す
→王子様デレてヒロインはキュンキュン☆

ダメだ、アタシはやっぱこういうのは苦手。。
脳みそにウジ虫が湧いて来そうで痒くなる><

王子様も男ならかめはめ波の一つでも出してみろっつーの。
白雪(ヒロイン)はさらわれ属性持ってるのをもっと自覚しろ、そして対策しろ。
その辺の抜けてるところがイライラする。ワザとなの?構ってちゃんなの?
すいません、ちょっと口が勝手に暴走しちゃいました☆彡

多分アタシは女としてマイノリティな部類なので参考にならないかも><
普通にキュンキュンしたい女の子にオススメなアニメかな^^

投稿 : 2025/02/15
♥ : 8
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