精霊で騎士なおすすめアニメランキング 10

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの精霊で騎士な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月22日の時点で一番の精霊で騎士なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.6 1 精霊で騎士なアニメランキング1位
精霊使いの剣舞(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (826)
5716人が棚に入れました
清らかな乙女にのみ許された特権――精霊契約。ここアレイシア精霊学院では、精霊使いとして訓練を積んできた貴族の令嬢たちが集められ、エリート教育を受けていた。少年カミトは、ふとした事故から学院生の少女・クレアの水浴びを覗き、さらに彼女が求めていた精霊と代わりに契約してしまう。そう、カミトはこの世界ではありえない、男の精霊使いだったのだ!「あ、あんた……あたしの精霊、奪った責任とりなさいよね!」「は?」「あんたがあたしの契約精霊になりなさいっ!」箱入りお嬢様たちの学園に放り込まれたカミトの運命は!? 刻印輝くエレメンタル・ファンタジー!

声優・キャラクター
古川慎、木戸衣吹、優木かな、石上静香、大西沙織、加隈亜衣、田中真奈美、中原麻衣、松岡禎丞、日笠陽子

じゅじゅん^ ^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

自分用メモ

OP良いけどEDかなり微妙。
主人公はISみたいなハーレム状態でよくあるパターンだけど個性的で可愛い女の子に囲まれてたので逆に新鮮だった。
全12話でそれなりにしか話進まないだろうなーと思って見てたから盛り上がれたまでは言えないけど見て損はしない作品かな。
テンポはそれなり。これがすごい好印象。最後まで駆け足ならないからバランス良くて意味不明なとこも特に無かった。もう少し補填して欲しい気持ちもあるけどこのぐらいなら許せる範囲。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

仲間が共鳴する剣舞(ブレードダンス)

主人公が男の子でそれ以外が女子だったので、一話見たときはあまり期待していませんでした。主人公が1人だけ女子高に入るというのもどうなのかなあ、と違和感もありました。

でも、見ていくうちに主人公だけでなく、ヒロインみんながカミト君を中心に共鳴しながら成長していく物語に思えてきて、3話から最終回にかけて楽しく視聴しました。
{netabare}
カミト君は明るいけど過去に何かあったのか、昔よりは剣術が弱くなっているという設定も悪くないです。普通のドラマは時間がたつにつれて強くなっていくんですよね。この物語では昔の強さを取り戻していく様子が描かれます。

ヒロインのみんなも個性的でいいなあ。でも、必ずこういうハーレムもののアニメにはクレアみたいな意地っ張りな子って存在しているのは定番だから?

カミト君にお似合いな剣はエストちゃんですよね。昔はレスティアちゃんがカミト君といっしょだったけど、今は怖い女の子。
{/netabare}

OPでカミト君が片手でエストちゃんを持ち上げ、エストちゃんが剣となるシーン、とってもきれいで素敵。エストちゃん、かわいい(*'▽^)

音楽ですが、OPの原田ひとみさんが歌う「共鳴のTrue Force」はお気に入りになりました。それに音楽の鈴木ヤスヨシさんの曲もとっても素敵で、今後サントラがブルーレイに同梱されるみたいですので、チェックしておこうと思います。

アニメでは校内の代表選に勝って精霊剣舞祭に向かうところで終わりますが、続きをみたいです。
2期希望です♪

投稿 : 2024/11/16
♥ : 56

ぷりんもう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ひゃん。

バトル、ハーレム、ファンタジーアニメ。

ストーリーはとてもわかりやすいです。
キャラの個性は強くはないですが
よくある感じの設定。

キャラデザは良いです。
女の子がかわいい。

バトルシーンは熱くなれませんでした。

ストーリーの終わらせ方が
区切りはついたものの、完結してないのが残念です。

特にここが良いってところもなく
特に悪いってところもなく
可もなく不可もなく、
印象に残らないアニメでした。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

79.3 2 精霊で騎士なアニメランキング2位
天鏡のアルデラミン(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (904)
5021人が棚に入れました
隣接するキオカ共和国と戦争状態にある大国、カトヴァーナ帝国。その片隅で一人の青年が戦乱に巻き込まれようとしていた。名はイクタ・ソローク。戦争嫌いの怠け者で女好きという、およそ軍人とはかけ離れた人物だ。幼馴染であるヤトリシノ・イグセムとともに高等士官試験を受けた彼は、二次試験への送迎船で、看護学校出身のハローマ・ベッケル、旧軍閥名家のマシュー・テトジリチ、そしてヤトリと同じく忠義の御三家の一角、レミオン家のトルウェイ・レミオンと出会うこととなる。道中、彼らと賑やかな時間を過ごしていたその時、突如船が座礁する。総員退艦となり脱出する5人……だが、そこで一人の少女が船から海へ落ちる姿が目に入る。ためらわず、大荒れの海に飛び込むイクタ。そして、彼は少女の小さな手を握った。時に帝歴905年。それが後に常怠常勝の智将と呼ばれた男と、帝国最後の皇女と呼ばれた女の初めての邂逅。“約束された敗北"へと向かう、物語の発端である――。

声優・キャラクター
岡本信彦、種田梨沙、水瀬いのり、金本涼輔、間島淳司、千菅春香

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

転生したら盾の幼女の孫だった件

「まるで将棋だな」。甘い戦術考察、ぶれる時代軸、有明の干潟のごとく浅いカガク、何も残らないファンタジー戦記。


優れた戦術、掌握術を会得しながらも嫌みったらしくしているためになかなか正当に能力を評価してもらえない主人公が不利な戦争をしまくりつつ結局俺の味方TUEEEE頼み。

私はアニメはフィクションで絵空事と重々承知してるしその空想を楽しむようにはしているし楽しみたいと願望もある。しかし物語の内容がいくつか破綻してしまえば多くが瓦解しつまらなく感じてしまうのも私で悪い癖だと思っている。単純にそして素直に「すげー!カッケー!」とだけ感じることができればどれだけ有意義な時間となるのだろうかと心底自身のアホさを残念に思う。

主人公は知略に秀で(風)て口もたち更には科学に対しても博学(風)の本当は善行大好きなキャラクター。それに腕のたつ忠実な味方もたくさん居て、中世後期から第一次世界大戦の科学技術をぐちゃぐちゃに混ぜ騎士道やら精霊を利用した異能やらまでこねくり回したもんだからトンカツ海鮮オイスターソースがけブイヨン茶漬け丼状態。それぞれに独立性と合わさった旨味があれば面白い作品なのだろうがそうではないと闇丼でしかない。

序盤の物語については破綻なく面白かったのだがクソゲーになるのは中盤以降。精霊の力を使う銃の射程は40mと非常に短いのに対して火薬を用い大きなエネルギーが必要となる大砲と裂薬弾の存在が科学技術のアンバランスを発生させる。銃の考察をする上で火薬、信管、薬莢や弾丸などの金属加工技術こそが非常に密接なものなのだが主人公を引き立たせるためのこじつけが酷い。ライフリングとバレル延長で得られるものは直進安定性でありそれが大きいエネルギーを産み出す物でもないし弾丸、薬莢の進化無しには有効射程は劇的に延びない。
技術力が「対等」であるという無茶苦茶な設定を押し付けてしまっている意味も分からない。というか不要でしょ。しかも気球が高価ってwww主人公の頻繁に言う「カガク」ってイミフー(笑)

山岳民族蜂起の物語も最初から他国の干渉ありきなのは世の常でありながらそれすら念頭に置かずゴリゴリ自慰的に進めていく戦闘。がけの上に足場がありながらそれを用いず行われるゲリラ戦、情報戦を頻繁にアピールするくせに敵情の不明瞭と把握不足。双方にライフルの脅威がありながら「竜虎相搏つ」演出欲しさに前線で参謀が平然とチャンバラする稚拙な最終話などなど、これこそカオス。主人公の大好きな目隠し将棋が酷すぎて戦術と呼べる戦術でも無いのは嫌味なしにネタでしかない。


ぐちゃぐちゃな主人公のいう「カガク」が無ければ少なくとも楽しめる要素はあるのだが闇丼状態の物語で拒否反応を起こしてしまった。浅はかで短絡的なこじつけするならば精霊技術の進化による戦争形態の変化とそれを他者より上手く使う主人公って構図のファンタジーでええやんけ・・・などと不粋な思念に囚われてしまった。
弾丸もさぁ、貫通するような形状じゃないしさぁ、ペイント弾もどれだけの進化が要るのか。アニメって砲弾が簡単に爆発するよねぇ、何でもかんでも爆発しないんだけどさぁ。主人公持ち上げるために他の軍関係者の脳ミソをすんごい持ち下げて主人公だけまともにしてもそれって誰が騙されるんだよぉ。
ブラックラグーンほど銃器の描写に重きもおかず3DCGもショボいしなんだかなぁなラノベ販促作品。原作準拠ならばまさにラノベらしい作品だし制作サイドも兵器や戦争などの掘り下げての描写はさらさらする気が無かったのだろう。

岡本先生って笑う演技って一方通行縛りでもしてるんですかね?
そんなこんなな作品でもお耳に優しい種田ボイスはたまらんのです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

悪くないかな…。→ まともな戦記物で、面白い!(…ので原作買った。)

ライトノベル原作(電撃文庫刊)。既刊10巻なので不人気ではないはずですが、私は未読です。
→ 面白いので原作を買って読み始めました。現在既刊10巻すべて読了。(2016.10.1)

契約した精霊がパートナーとして各キャラについています。主人公のイクタは、同郷で名家の娘っぽいヤトリが仕官のために都へ上るにあたって、試験でヤトリを助けたり引き立て役になったりするために同行します。

途中で同じ試験を受けに行く人たちと一緒に乗った船が難破して…、ということで後は書きませんが、とりあえず主人公は軍師・参謀タイプです。

そういう設定で1話目から有能そうに見える主人公はなかなかいない気がしますが、イクタはちゃんと有能そうだったので視聴継続して完走しました。

かなりちゃんとした戦記ものです。

本作は主人公のイクタ以外の、「騎士団」を始めとする周辺キャラが魅力的です。原作では敵方も魅力的ですが、アニメ化範囲では顔見せ程度の感じで「続きが知りたければ原作で」になってしまいますね。

…作画は、崩れというよりは動きの点でちょいちょいダメっぽいですが(笑)。
2016.07.30追記: 力の入れ処をわかっているようです。これは大丈夫そう。

全13話で原作3巻まで+後の巻からの幼少期回想エピソードを消化しました。

原作はかなり長い話になりそうで、アニメ化部分はいわばプロローグみたいなものです。

2017.12.12追記:
原作は13巻に到達。もうすぐ終わるっぽいあとがきでした。そういえば原作ではわりと重要人物である気がするトリスナイ(カトヴァーナ帝国宰相)って、アニメではキャスティングされていないどころか、ロクに名前も出てこないですね…。

続編が作られれば登場するとは思うんですけど、まあアニメ化された範囲では名前は出ていても事実上出番はなかったですからね…。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 59
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

内容の詰まった戦記物でキャラクターを見るのも楽しい

2016年夏アニメ。ライトノベル原作、全13話の戦記物です。
原作は2巻途中まで読了。ペースとしては原作3巻までのアニメ化のようですね。
原作より全体的に地味な印象に作られたアニメというのも珍しいかも。

キャラ物と戦記物のバランスの良さが良いですね。これは原作の良さでもあり、きちんとアニメにも反映されていると思います。
原作からのカットや短縮が沢山あるだろうと思っていたのですが、原作の内容もかなり詰まっているのであまりカットしていませんね。全13話でストーリーをキリの良い所まで進めるためにどうしても詰め込み気味になってしまった印象。
カトヴァーナ帝国の斜陽ぶりがわかりにくくなっていることと精霊の活躍が少なくなっていること、軍事関係のシーンが少なめになっているのも勿体無い点ですが、原作の進み具合からしてここしか切りようがなかったと思われます。
必要な情報を言葉での説明に頼らない(あるいは尺のために削らざるを得ない)ため、繰り返し視聴する人向きだと思います。

キャラクターは全体的に個性がわかりやすくイクタ以外のメインキャラクターが皆常識的なので、かなり見やすいと思います。人間関係もさっぱりしていてとても印象がいいです。
イクタは女たらしだったりと癖のある性格で、何話か進まないと良い所がはっきりと出てこないので苦手な人は苦手だったようですが、私はとても好きですね。{netabare}「人材の適材適所」という考えがイクタ本人にあるため、汚れ役を引き受けることが多くて痛々しいシーンもあるのですが、そこが良いバランスになっています。{/netabare}

キャラクターの配置も上手で、完璧系キャラと成長型キャラの両方が味方におり、それぞれに抱える問題・はっきりした美点欠点が設定されているため、誰にも感情移入できるし、好みのキャラクターは見つけやすいと思われます。

精霊も可愛くて好きですね!
見た目はちょっと癖がありますが動きや仕草が可愛らしく、主人に対する献身が健気ですし、物語に必要な存在として大切に描写されマスコット然としていないのが好印象です。……ねじまき要素は原作でも大分後にならないと出てこないという話。それはちょっと残念です。

キャラクターデザインに原作イラストよりずっと地味な絵柄を選択したのはチャレンジだったと思います。
でも堅実な世界観を作るという明確な意図が感じられて面白いですし、それぞれ良し悪しはありますが、個人的にはマシューのキャラクターがしっかり嵌っているのはアニメ版の絵柄だと思います。

戦闘シーンに作画全力投球というのが徹底していて素晴らしいです。接近戦に力が入るのは勿論ですが、長距離狙撃のシーンも本当に丁寧な作画ですし。
他の部分も常にきちんとしていて、コンテ演出も常に安定していて映像面で違和感は全くありませんでした。

OPは絵と歌詞の意味が物語が進むにつれ分かって行く作りで、最後まで見るととても感慨深かったです。じわじわ嵌って行きました。

{netabare}
第5話で子ども時代のイクタのヤトリに対する「君がいないと僕怪物に食べられちゃう」の台詞が色々想像させられますね…怪物とは狼の群れなのか、他の何かなのか。
むしろ人間を襲撃したものの返り討ちにあい、群れを崩壊させられた狼達のほうが喰われた側という描写なのが意味深です。
狼たちも幼少のイクタとヤトリも、戦った理由は生き残るため。弱肉強食ならぬ弱肉弱食とでもいうべき構図がやりきれない。
(※「弱肉弱食」という言葉は何年も前にどなたかのブログで見かけました。ブロガーさんのことも内容のことも今ではうろ覚えなのですが、酷く象徴的なこの言葉が忘れられません。)

人間もまた、正常な感性を持ち泥を被ってでも誰かを守ろうとする人(リカン中将、トァック少佐、カンナ、デインクーン)ほど腐った国に、あるいは周囲の大きな意思に喰われ飲み込まれていきました。
主人公であるイクタでさえ相手を納得させる言葉を用意することで自分の意志に他人を巻き込んでいくのですが、そこに理性と誠意があるからやりきれないものにはならずに済む。
他者と関わり合いながら生きていく上で人は「喰らわずにいられない存在」なのかも知れませんが、喰うか喰われるかの関係にならずに済む方法も、イクタの生き方によって明示されているのが良いなと思います。

第9話「ささやかな面目の行方」での食堂のシーンは正直その時は笑って見ていたんですが、「戦士」「勇者」にさらには「騎士」と次話で「ケダモノ」という言葉が飛び出したことで、人間のサガと理性、第5話で示された喰うものと喰われるもの、第8話「いつか、三度目に」から繋がる守りたいものと守れないもの、と明確にテーマ性が纏まっていく興味深い構成になっていると感じました。
……まさか伏線なんて思わなかったよ、あの猥談シーンw 考えてみれば尺がカツカツなんだから無意味なシーン入れるわけ無いですねw

「戦士」と「勇者」を飾らない自分だとすれば、「騎士」は他者にいかに誠実に向き合うかという理想を自分自身に課す在り方なのではないかと思います。
そして「ケダモノ」は自分のために他者を食い荒らすことに抵抗感を持たない存在。それは仔のために人間を襲った狼にさえ劣る在り方です。

シャミーユが願う国の在り方は、国を人に見立てるならば「騎士」に近いものなのでしょうね。しかし、シャミーユは自身の目的のためにイクタを喰らい飲み込もうとしています。敗戦国の軍事最高責任者なんて、正しく“すり減らされて捨てられる英雄”であるのは間違いないのですから。
イクタにとっては大事な存在(ヤトリ)を喰われないために逃げ出すか、人を喰らうばかりでない国を作るかという二択になるわけですが、どちらにせよ、仲間や身近な人が喰らわれる可能性は非常に高い酷な選択です。

イクタとヤトリの信頼関係を象徴する演出として二人の背中合わせの構図が一貫して強調されてきましたが、向かい合うシャミーユとイクタは全く正反対の関係性なのですよね。喰うか喰われるかという緊張状態にさえ見えてしまう。
第1話からずっと見て来たこのOP、本当によく出来ているなと思います。
{/netabare}

他の人の感想にもあるとおり、先がすごく気になる作品になってしまいましたが、本作単品でも十分に楽しめるようにはなっています。
色んな理由で1クールでの構成が難しい作品だったと思われますが、ヤスカワショウゴさんのシリーズ構成凄く良かったです。
物語の入り口という形にはなってしまいますが、気になる人にはオススメします。(2016.11.17)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 20

69.0 3 精霊で騎士なアニメランキング3位
スクラップド・プリンセス(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (273)
1776人が棚に入れました
ラインヴァン王国の王女だったが、マウゼル神より下される預言により“16歳になった時世界を滅ぼす猛毒”と告げられた幼い王女は秘密裏に処分されるはずだった…。
しかし、助けられ15歳にまで成長していた。パシフィカと名付けられた王女は、生存を知った王国軍と教会に狙われることになり、血の繋がらない兄・シャノンと姉・ラクウェルと共にあての無い旅に出る…。

声優・キャラクター
折笠富美子、三木眞一郎、大原さやか、近藤隆、川澄綾子、水島大宙、水橋かおり
ネタバレ

涼宮ハルカスキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

『十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない』 クラークの三法則より

SF作家アシモフ氏による「ロボット三原則」をご存知の方は多いと思いますが、同じSF作家であるアーサー・C・クラーク氏による「クラークの三法則」というのはご存知でしょうか?
その中の1つに…
『十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない』
というものがあります。本作品はこれを映像化したアニメです。

他の方のレビューには「王道のファンタジー作品」という言葉が散見されますが、残念ながらこれでは本作品を理解していないようです。
{netabare}最初のうちは単なる西洋風ファンタジー物かと思いますが、そのうちその世界の不思議な成り立ちが気になります。また中盤では日本の銭湯のようなものが出てきて、一体ここはどこ?という疑問を抱きつつ、遂に超ハードなSFと展開していきます。特に最後のバトルゾーンは第1話では全く想像の出来ない場所でここにシビレます。{/netabare}

ちなみに本作品を理解出来る一番最初のポイントは「EDの映像」です。非常に綺麗です、特に空が…
{netabare}自分もすっかり騙されました、あの空には。
第1話からここにネタバレがあったにも関わらず、まんまと騙されてしまった自分ですが、こういう大どんでん返しがある作品は好きですね。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

よく在庫処理の投げ売りで見かけました

『廃棄王女』と呼ばれる、「世界を滅ぼす猛毒」と予言された少女パシフィカ。
彼女を守るために旅を続ける、義兄シャノンと義姉ラクウェルの3人が様々な困難や、人々との出会い、そして世界の危機・真相に近づいていく。設定や境遇は重いのにどこか明るくすら思えるキャラクターが魅力の作品。明るく生意気な妹パシフィカ。優しくおっとりとした姉ラクウェル。面倒くさがりでぶっきらぼうな兄シャノン。兄弟たち世界を滅ぼす猛毒として全世界から疎まれているパシフィカを守るため旅を続けています。メインのキャラクターは勿論のこと旅の途中で出会う人々にも複雑な感情の動きがあって一言には語れないキャラクターの深みが魅力で、全体を通しての雰囲気も非常によく、流れる雲や川のせせらぎなどを感じられる空気感の中でお話が進んでいきます。

評価されているのかされてないのか・・よくわからないんですが私は今でもすごく好きな作品です。DVDがやっすい値段で叩き売られているのを見かけると全部買い占めてやろうか・・と思うほどには好きです。制作会社ボンズの初期作品。スタッフも面白いことが納得の面々なので気になったかはぜひ見てみて下さい。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9

たま。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

完成度はまずまず。

世に生まれてはいけなかった子、廃棄皇女とその義理兄姉との逃亡劇から始まるファンタジー系物語。
話が進むにつれて、なぜ生まれてはいけなかったのか?からその世界の世界観の話まで広がりを見せ、ファンタジー系の話からややSF系の話まで広がり、やや目を離せません。
けれども、結末はやや弱いかな。まぁ、こういう結末しか描けないものなのかもしれませんが・・・。

ちょっとネタばれを・・・。
ナウシカの漫画版を読まれたことがある人には良い対比になるかもしれません。ナウシカに比べると構成が弱い。。。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

67.9 4 精霊で騎士なアニメランキング4位
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (354)
1641人が棚に入れました
人の目には見えない霊的な存在「天族(てんぞく)」に囲まれて育った人間の青年・スレイ。
「かつて、人間の誰もが天族の姿を見ることができた」という伝承を信じる彼は、
古代の謎を解明し、人と天族がともに生きる世界を実現したいという夢を抱いていた。

ある日、生まれて初めて訪れた人間の都で妙な事件に巻き込まれたスレイは、
なりゆきから石に突き刺さる聖剣を引き抜き、世界の災厄を払う「導師」となる。
重き使命を刻み込む胸の中、人と天族の共存という夢はより熱さを増し——

仲間とともに、「導師」は大冒険の旅路への一歩を、今、踏み出す。

声優・キャラクター
木村良平、逢坂良太、茅野愛衣、小松未可子、下屋則子、福圓美里、小野大輔、津田健次郎
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最大の魅力はキャラクターの関係性。第2期が今から楽しみ

2016年夏期放送のテレビアニメ。第1期13話。
ゲームが原作です。

ゲームゼスティリアは未プレイですが、内容の賛否については一通り調べました。
キャラクターに関する批判点はほぼ改善されていますが、短縮や改変が多いので再現されていないエピソードも少なからずあり、1クールで進んだのは本筋の序盤あたりまで。

世界観や設定の説明を最低限にして、ストーリー展開と味方キャラクターの関係性を重視した作りで一貫しています。
説明不足で進む所もあるので、直感的に「こういうものなんだろうな」くらいで見られないとストレスがたまるかも知れません。
ベルセリア編とても好きなのですが、ゼスティリア本編の詰め込み具合を見るに、特番とかで別にやってくれたほうが嬉しかったかも。今後ちゃんとクロスすると良いなあ。

ストーリーは王道でしっかり考えて構成されています。
再度一周したら必要な描写を入れ込むためにかなり余裕のない展開をしているのがわかりましたが、毎週見ている時にはそう感じなかったのが凄い。
王道過ぎて淡白に感じる人もいるようですが私は逆で、一つのシーンから想像をめぐらせ繋がりを見つけていくのがとても楽しかったです。

キャラクターデザインは、複数人のキャラクター原案を上手く調整して違和感のない絵柄に落とし込んでいて、とても魅力的だと感じました。
映像面ではたまに手描きが浮いてしまうことはあるものの、繊細なCGの背景と手描きのキャラクターを上手く馴染ませていてとても綺麗。特にドラゴンの造形・動きの懲りようと重量感は一見の価値ありです。

【キャラクターについて】
{netabare}
パーティーメンバーの入れ替わりなどあるので大雑把ですが、スレイが主人公・アリーシャが準主人公で二人の関係性はストーリー的にも柱のひとつで、それぞれに同性で年齢の近いサポート役(戦友)にミクリオとロゼがおり、見守る年長者ライラとエドナの存在があります。
皆がフォローしあっていてとても印象が良い。そして第2期でスレイとロゼの関係がどう描かれるかも注目所でしょうね。

スレイは意思の強い心優しい青年で、怒りをあらわにするのがいつも誰かの為であったり、戦闘の際ためらいなく仲間を庇ったりと誰からも愛される主人公像です。そして純粋で世の中を知らない故に脆く、穢れかねない危うさを持つという点が魅力を増します。憑魔化したランドンを浄化した後剣を収めるスレイの少し苦い表情は印象的で、これで乗り越えられたのかも気になるところ。

ミクリオとスレイはお互いへのライバル心や少年らしい意地が見ていて楽しい。
ミクリオはライラやエドナとのやりとりも少し背伸びしてる印象で微笑ましいです。初めてアリーシャがライラやミクリオの声を聴いた時の「君の感謝はちゃんと伝わっているよ」の言葉に和んだので、もう少しアリーシャとの交流があってもいいなあ。

アリーシャは自分の無力に苦しむことはありますが、騎士として様々なものを見てきているため実は芯の強い王女でした。穢れとは何か、感覚的に理解しているのかも知れないとさえ感じます。
スレイや天族との交流が前半では主に描かれるため、ロゼとの対峙までアリーシャの強さに気がつきにくいのですが、狙った構成だとしたらとても面白い。

ライラはスレイの決断を尊重する懐の深さや、他者への思いやりを印象付ける描き方になっています。導師の導き手としてスレイに隠していることもまだあるのでしょうが、スレイの心身を案じているからこそ話せないでいると感じられる所もあり、胸の裡を吐露する相手としてエドナがいるのもとても良いですね。
個人的にはライラはある意味最も重要な立ち位置だと思うので、とても良い方向に変わっていて嬉しいです。

エドナの斜に構えた態度もアイゼンの一件を丁寧に描写したことで納得できましたし、人間嫌いに見える部分も、実際には人間を理解した上で諦め半分悲しさ半分という見せ方になっていて好印象。
友人を救うために手にかけようとするザビーダの複雑な心境もとても良かったです。

ロゼはバルトロ卿の依頼を受けた理由が説明不足に感じられるのが残念ですが、自身を必要悪と割り切っているのかな。普段の姿は現実主義的ながらさっぱりした女の子として嫌味なく描写されています。深刻さを増すであろう第2期を少しでも明るい雰囲気にしてくれることを期待しています。
デゼルの掘り下げは第2期までお預け。

災禍の顕主とサイモンについてはこれからに期待ですが、あんなに普通の悪役になるとは思わなかったなあw
{/netabare}

【演出について】
{netabare}
全体的に演出も好きでした。
王家の紋章の短剣や街中にはためく導師の紋章の旗など、紋章の使い方が印象的です。
アリーシャがスレイに弱音を吐くシーンが二度ほどありますが、その際騎士の紋章をあしらった上衣を脱いでいたり、スレイの導師の衣もそうですが、誇りであると同時に背負うものとして、背中を大写しにする演出を意図的に使っています。

あと最終話はとても良い。
初見ではドキドキしていて気づかなかったのですが、アリーシャは腰の後ろに天異見聞録を差して常に持ち歩いていて、それが盾になって命を取り留めているんですね。スレイとアリーシャにとってバイブルとも言える天異見聞録っていうのがイイ!
ベタベタではありますが、第0話で伏線が張ってあったことには気がつきませんでしたw

アリーシャが死んでしまったのか助かったのかわかるまでのシーンは、初見では大丈夫だと思いながらもひやひやしながら見ていましたが、二度目の視聴時には、アリーシャが目覚めるのを待つ間スレイも同じようにアリーシャと出会ってからのことを思い返しているように感じられました。何度か丁寧に視聴すると違う感動があります。
{/netabare}

【第2期に期待すること】
{netabare}
スレイは導師として穢れを払い、アリーシャは王族として穢れの原因を少しでも取り除くという方向性が描かれたので、この先はお互いに役割を補完しあい状況が好転する過程が見たいですね。

穢れは人が生きる上でどうしても産み出してしまうもの。憎しみや怨みのみならず恐怖や悲しみも穢れの元ですから、人間が居る限りこの世界は「詰み」の状態なのですよね。
世界全て浄化することは出来ない以上、第2期でどう結末を迎えるか、ゲームと同じなのか、変わるのかも含めて注目しています。
{/netabare}2016.9.29

投稿 : 2024/11/16
♥ : 19

となぷ~ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

主人公最強系ファンタジーバトルアニメ

全12話。

あらすじはあにこれ参照。

テイルズ定番の魔法や技が出てくるかとも思いましたがそういうことはなく、
主人公最強系ファンタジーバトルアニメになっていました。
主人公最強とファンタジーという好きな2要素がツボでした。
作画もいいしスピード感のあるバトルも楽しかったです。

途中、同じ世界の別の主人公のお話としてテイルズオブヴェスペリアが
挟まっていましたが、これもとても面白いです。今後どうやって二人の
メインキャラクターが絡んでくるのか見ものです。

2期を期待します。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

①に作画の美しさに感動。②にRPGのアニメ化の難しさを痛感。

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
王道RPGのアニメ化。

テイルズといえば、やはりこの「中世ヨーロッパ風+α」の世界観が似合います。(最近テイルズやってないから分からないけど)キャラデザを藤島さんと、いのまたさんが一緒にやっていることに、やや違和感を感じてしまいます(嬉しくもあるけど)。作画は相当綺麗ですね。ずっっと劇場版を観ているようです。

レビューでは、アニメと関係なく、「RPGをアニメ化する難しさ」の持論展開になってしまいました(汗)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まさしく、「(テレビ)ゲーム原作」って感じですね。作画(CG)は綺麗でヤバいレベルです。このクオリティでやってくれれば、名作になり得ただろうと思える作品がいくつあったことか。

ストーリーはややぶつ切り感があり、アニメとしては少々分かりにくい。壮大な世界観とストーリーの密度が釣り合っていない感じ、と言えばいいでしょうか?

そう考えると、ゲームっていかに脳内補完が大事(だから楽しい媒体)なんだなって思いました。

据え置き型ゲーム機のRPGって、(モノにもよるけど)多分20~30時間くらいでクリアすることが多いと思います。でも、ストーリーを箇条書きにしちゃう(プロット段階だ)と、多分、めちゃくちゃ少ない展開しかない。

街と街の間を移動したり、レベル上げしたり、モブ達から有益な情報を集めたり。そういう、「アニメにできない隙間の時間」のなかで、世界観に浸たり、自分で鍛えたキャラクター達に愛着をもっていくんじゃないでしょうか。ストーリーとストーリーの間に「自分だけのストーリーを挟み込める」のが、ゲーム(RPG)の楽しさ。

それは正に、「自分がゲームの主人公になる」感覚です。

しかし、アニメは制作からの一方向にしか展開がない媒体だから、主人公を眺める、感情移入はできても、自分自身を主人公にはできない(からアニメがゲームに劣るなんて思わないよ。むしろ今は断然アニメ派だし)。

そこの部分のズレが、RPG原作アニメに共通して感じる(マイナスの部分である)「テンポの早さ(荒らさ)」や「薄っぺらい感じ(世界観の壮大さに比してストーリーの密度が薄い)」って部分なのかなぁ? (まあ、全部見せちゃうと販促にならないって大人の事情もあるだろう)

尤も、会話の情報量が多いノベライズ(エロゲ含む)系や、そもそもストーリーが希薄で自由度が高いソシャゲ系はその限りではないのだろうけど。

さて、基本的に、テイルズシリーズは大好きなゲームです。小学生の時だったかな? ファンタジアをプレイしたときは衝撃的だった。正に、「アニメをプレイしている」感覚。美しい映像(OP)、可愛いキャラ(アーチェ)、シリアスな物語(チェスター)、信念のある敵(ダオス)、いずれもそれまでにないゲームでした。その後発売された、「ディスティニー」はガラッと世界観を変えつつも、高いクオリティを維持していて、そこで完全にファンに。エターニアのOPも最高だった。ディスティニー2、シンフォニアまでは楽しくプレイした。

ただ、そこからは(学生になったこともあるけど)あまりに乱立するシリーズについていけなくなって離脱してしまった。それ以降、テイルズシリーズからは離れていた。

絶対に、発売し過ぎたと思う。1年に一作のペースで良かった。ただまあ現在もスーファミ時代から「らしさ」を残しつつ「オフラインRPG」の牙城を守っている唯一の存在、と言っても良い本シリーズ。心の中では応援してました(まさか、ドラクエ、FFがヒヨるとは、ね)。

なんか、久々にテイルズシリーズをプレイしたくなったな♪

(一体、アニメはどのくらい原作ゲームのストーリーを再現しているのかな? アニメ観た後にゲームやっても楽しめる作りになっているのかな?)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 26

68.5 5 精霊で騎士なアニメランキング5位
GRANBLUE FANTASY The Animation(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (371)
1481人が棚に入れました
父親の手紙に記された星の島・イスタルシアを目指すため、故郷の島ザンクティンゼルを発つ決心をした主人公は、エルステ帝国から脱走してきた少女・ルリアと出会う。ルリアを帝国から庇い重傷を負った主人公だったが、ルリアが自らの命を主人公の命とリンクさせ、一命を取り留める。主人公はイスタルシアを目指すため、ルリアは帝国の追手から逃れるため、ザンクティンゼルを飛び立った。

声優・キャラクター
小野友樹、東山奈央、釘宮理恵、沢城みゆき、平田広明、田村ゆかり、山路和弘、田中理恵、加藤英美里、杉田智和、伊藤かな恵
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

俺が欲しかったものはたった一つ…ルリアだ!!

2018.07.07記


ゲーム未プレイ

背景画がきれいで、ゲームもこんなきれいだったらいいよなーと思ってるうちにいつの間にか最終回。
RPGならではの仲間を集めていく過程とかイベント(クエスト)をクリアして進めていくところなどは王道といえば王道。いや、とても慣れ親しんだ世界です。

ただし、これ

「ゲームをやっていれば感情移入できるんだろうなぁ」

とはなっちゃいますな。

{netabare}これまで出てきてなかったキャラ達が勢ぞろいしちゃう12話とか、グランどこいっちゃんたの?の最終13話とかはアニメオンリーだと解釈難しいでしょうね。{/netabare}


私みたいな素人でもTHE販促アニメというのがわかってしまうほどの作品でしたが、不思議と嫌悪感のようなものは覚えませんでした。きっと露骨すぎて逆に微笑ましく思えたのでしょう。

なお、BUMPの主題歌はとても良い。


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2018.12.19追記


ルリアのスマホカバーしてる男の子を電車の中で2,3回見かけたことがあります。私は一時期パズドラやってたくらいなもので、ケータイゲームには本当に疎いです。きっとルリアちゃんもめっさ人気があるんだろうな。いい子だったもの。。。



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2019.11.03追記
《配点を修正》 ̟+0.1


※低評価は「そりゃないっしょ?」なオチだったから。
 いろんな作品観た今なら許せるかもしれませぬ。

2期始まりました!なんだかんだ観ます。だってきれいなんだもの…
そして2期の1話観てみたところいい感じで続編感が出てます。

この1期は最終話が別の意味で劇的ではありましたが、それ以外は1クール通して地道なRPGやってました。
無味無臭なのは否めないものの、クセもなく嫌味な感じはしない作品です。



視聴時期:2018年4月~6月 地上波再放送  

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2018.07.07 初稿
2018.12.19 追記
2019.11.06 追記/配点修正
2020.07.21 修正

投稿 : 2024/11/16
♥ : 38
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

良い意味で、ソシャゲRPG原作らしからぬ、真っ直ぐで爽やかなアニメ

【文量→中盛り 内容→感想系】

【総括】
2期、視聴開始っす♪

ソシャゲRPG原作らしい作画の良さとキャラデザの格好良さ、音楽の素晴らしさ(特にOP)がまず際立つ。その上、ソシャゲRPG原作らしからぬ、しっかりとした王道のボーイミーツガールのストーリー展開が好印象。キャラも増やしすぎず、きちんと感情移入できるものになっていました。

素晴らしく面白い! とまでは言えませんが、観ても損しない、なかなかに面白い作品でした。

《以下ネタバレ》


【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
※個人的経験と感情により皮肉っぽくなっていますが、基本は、誉めてますよw

私は基本的にソシャゲ嫌い、ソシャゲRPGはアニメに向かない、という考え方です(詳細はチェインクロニクルのレビューに)。

でも、本品は良かったですね。ストーリーこそ目新しさはないものの安定していたし、それ以外はいずれも高いクオリティだったかと(音楽とかすげぇ良かった。OPは今期(2017春)1位かも)。

個人的に一番の高評価は、カタリナのポンコツっぷりでした。3話とか、かなり萌えましたw ラカムもFFにそのまんま出てきそうwで、格好良かったですね。

あと、8話目のダンジョン回好きでした。1話完結でも魅せ所をちゃんと作り(バトル)、普段と雰囲気を変えたラブコメの要素(ルリアのアホ毛レーダーとか笑えたし、砂山を滑ってきてグランに抱きつくかたちになり、照れてるところとか萌えた)。その中で新たな仲間に出会い、新たな武器を手にするという、正道のファンタジー要素も忘れない。かなり優秀な回で、これは脚本が良かったのかな?

私は原作未プレイなので自信はないけど、課金によって得られるのは主に「武器」と「召喚獣」なんですね。だとすれば、アニメにするには都合良いのでしょう(キャラを増やさずにいけるから)。

と、思ったら12話は怒濤の登場人物連続出場でしたねw まあ、ここまでご新規さん向けに作ってきたから、最後に原作ファンへのサービスがあっても良いのかもしれませんね。

そして、ある意味超展開の13話(笑) まさか、ここまであんなに丁寧に作ってきたのに、根底から覆すとわ(笑) まあ、明らかに賛否あるでしょうが、個人的には好きですよ。13話ですし、円盤特典のOVAをタダで観られたと思えばお得です。てか、あにこれならこっちの方が評価上がりそうだと思うのは、私だけでしょうか(笑)

こういうソシャゲ原作なら、今後も観たいですね♪
{/netabare}


【余談1 ~グラブルへの一方的な逆恨み(笑)~】
{netabare}
自分が唯一ハマったソシャゲの運営がグラブルと同じなのですが、グラブルが売れるのと反比例するように、ウチのイベが雑になり、ガチャやゲームシステムも「重課金者から搾れるだけ搾り取ろう」という方向性に。そして、サービス終了。だから、グラブルには恨みしかないんだよな~w そして、それがソシャゲの本質。愛がないっすよ(涙)

ただ、グラブルへの個人的な逆恨みは、本作への評価には関係しておりませんし、グラブル自体が嫌いなわけではないので、悪しからず(むしろ、好きな世界観で興味あるんだけど、サービス終了になった「我がゲーム」に義理を通し、喪に服すためにもプレイすることはないでしょうw){/netabare}


【余談2 ~番組間のCMに物申す(笑)~】
{netabare}
ルリア「ねえグラン! 私たちの冒険がゲームでも出来るって知ってた!?」

……いや、アニメを観ている層で、グラブルがソシャゲだと知らない人って、どのくらいいるのかな?(笑)
{/netabare}

【先行放送 ザンクティンゼル編(自分用メモ)】
{netabare}
王道のボーイミーツガール。

初対面の少女を助けるために、帝国の正規兵と躊躇なく戦うとかw なんかこう、展開が早いというか、キャラに感情移入できないまま、ストーリーが進んでいく。グランはなぜ、ルシアを正しい者だと断言できるのだろうか? 美少女だからか?(笑)

後編、少年時代のグラン……まんまラピュタですやん(笑)

美少女と離れられないだって……!? 御褒美ですやん(笑)

てか、今期(2016冬)、釘宮さんのマスコット役多すぎないかいw
{/netabare}


【本編 各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
ん? 先行放送の「ザンクティンゼル編」のまんまかな?

2話目
同上。

3話目
カタリナ、ダメ可愛いw 渋いオッサンキャラは鉄板の格好良さですな。

4話目
なんか、普通のRPGのようにストーリーが流れていて、ここまでは好印象です。

5話目
艦隊戦っぽさもあり、面白かったです。なるほど、これで次のエリアにいけるわけですね(ソシャゲっぽい)w

6話目
シェロの動きは、清々しい程の力業で解決。まあ、開き直られると何も言えないw

7話目
なんか、ドラマをやってたな。悪くはないけど、普通に主人公パーティの話の方が好きだな。

8話目
なんか、ギャグ&日常回? ルリアさんのアホ毛、そんなことできるの(笑) あの剣は、ミッションクリア報酬かな(笑)

9話目
シリアス? ここからストーリーをまとめにいくのかな? オッサン同士の会話は、良いね~。

10話目
カタリナは、ルリアの親代わりなんですね。

11話目
安定してるな~♪

12話目
なんか、いっぱい出てきたぞ~。オッサンがパーティーに二人って、良いね!

13話目
まさかの女性主人公編(笑) まあ、良いんじゃないでしょうか。ファンサービスとして。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 48
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

王道のRPG風。っていうか、13話どうした?

ゲームは未プレイ。最終話まで視聴。

とにかく作画がきれいな王道のRPG風の冒険もの。
島々をめぐりつつ仲間を増やし、目的地を目指す物語。

帝国軍が滑稽なほど弱々しいので、バトル要素は少なめ。

ラカム役の平田広明さん。SAOのクライン同様、こういう役ははまり役だと思った。
それ以外の声優さんも超豪華で申し分ない。

っていうか、{netabare}グレンで12話コツコツ積み重ねた話が、13話のジータのチートな話で吹っ飛んでしまった{/netabare}ような気がする。

まあ、個人的に主人公最強系は嫌いではないので、問題ないんだけど・・・。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 37

68.4 6 精霊で騎士なアニメランキング6位
最強陰陽師の異世界転生記(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (214)
722人が棚に入れました
強いだけでは幸せになれない。たとえ、最強の陰陽師だとしても。 並ぶ者のいない天才と称された陰陽師・玖峨晴嘉は、朝廷からの裏切りにあい、命を落とそうとしていた。 次の生でこそ幸せになりたいと決意し、自ら生み出した秘術・転生の呪い(まじない)によって異世界に転生する。 そして、セイカという名と新しい人生を手に入れた。 「前世の自分に足りなかったものは狡猾さ、今世では上手に立ち回り幸せな生を手に入れる――――」 最強の陰陽術と強力な妖怪たちを従え、彼の進む先に待ち受けるのは、望んだ平穏か、それとも・・・。 いまだ誰も目にしたことのない、最強の陰陽師が挑む異世界ファンタジーが始まる。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

狡猾に 策を巡らす 怨霊の 掴みし幸は 花霞かな

原作小説『最強陰陽師の異世界転生記〜下僕の妖怪どもに比べてモンスターが弱すぎるんだが〜』はweb版、ラノベ版共に未読。

【物語 3.5点】
シリーズ構成・脚本・待田 堂子氏。
私が好相性を感じている書き手の一人。
伏線の強調の仕方が、しつこ過ぎず、分かりにく過ぎず。
私にとって丁度いい塩梅なのが心地良いです。

終盤、主人公セイカ・ランプローグが(※核心的ネタバレ){netabare} 魔王{/netabare} でしたという件にしても、
道中セイカはチョットやばい奴だぞ?という布石が、
アンテナ張っていれば捉えられる程度に、さりげなく置かれていたので、
唐突感なく受け入れられました。

ラストの(※核心的ネタバレ){netabare} 勢力均衡を保つ人間界と魔界。
魔王を倒す勇者伝説など疎ましい。{/netabare}
この世界の大局提示も上々でした。


世界観・設定によるシナリオ明快化もまずまず。

主人公最強な転生者の陰陽道が、洋風ファンタジー世界にインパクトを与える構図。
和と洋。設定のコントラストで展開が捉えやすかったです。

転生者の主人公は前世で力を持ちすぎた陰陽師として忌避されハメられた反省を元に、
現世では狡猾に立ち回り幸福を掴むことを人生の目標に据えている。
けれど狡猾に掴んだ幸せなど虚しいものではないか?
元の優しいセイカのままでは幸せになれないのだろうか?
葛藤のテーマも明確。

ただ、テーマについては前世、狡猾以前にセイカが、力がなければ幸せになれないと悟ったいきさつ。
そもそも前世で謀殺された詳しい経緯。
過去の掘り下げは持ち越され、やや不完全燃焼。


私は脚本家や和洋折衷な世界観を始め、気になる要素が多数あったので美味しく頂けました。
ですが、お話自体は、量産型の異世界転生物。
結末も、やっと基本的な方向性が示された所で終わる俺たたENDの典型。
オススメ度となると、お暇でしたらどうぞ位の学園系の異世界転生アニメです。


【作画 3.0点】
アニメーション制作・スタジオブラン

凡庸。

洋風モンスターたちの描写。
いくら原作タイトルで弱過ぎると酷評しているとは言え、
この作画では、ちょっと倒しがいがない感じw
特に初回、巨大モンスター出現!と期待したら、
{netabare} ただのドでかいオオサンショウオ?{/netabare} だった件はズッコケそうにw

一方でセイカ配下の妖怪たちなど和風モンスターについては、
襖(ふすま)が開いて召喚される中々の演出で魅せる。


それにしても魔法学校の学生服デザイン。
スカートの丈が短くて実にけしからん(笑)

普通、魔法学校の制服と言えば『ハリポタ』ホグワーツのロングローブや『まほよめ』2期学院のハーフパンツにロングコート辺りが定番でしょう?
あんなミニスカじゃ下位の風魔法演習とかでパンツ見えちゃいますよw
と私はツッコミながらも、ついヒロインズの絶対領域に目がいっちゃうわけですがw


【キャラ 4.0点】
ヒロインズ。
セイカの奴隷だが精霊魔法使える金髪ロングのイーファ。
今世代の勇者でセイカとは冒険仲間意識が強い赤髪ショートのアミュ(八重歯、下ネタ付)。
色々隠し事が多そうなクール系な後輩赤髪ショートのメイベル・クレイン。
あとは予言系の聖皇女とか。

色恋沙汰には興味なさそうな前世陰陽師の少年の周りに、
恋人ポジションからは微妙にズラして美少女を配置する。
鈍感ハーレム人物相関のバリエーション。

ただ、どういう都合なの?との疑問や違和感には、答えを用意しているキャラ設定ではある。
何でイーファは奴隷なのに凄い魔法適正があるのか?
→{netabare} エルフの血筋でした。セイカから離れろ展開。{/netabare}
何でメイベルまで赤髪ショートなのか?アミュと被ってるじゃん。
→{netabare} 地毛は青髪。背負った宿命も背筋が凍る凄惨さ。苦手のお勉強で高飛車を崩される。ただし私は赤髪のメイベルの方が好きです。{/netabare}


もう一匹ヒロインズとも言えそうな狐妖怪ユキ。

前世からの縁で、セイカが転生者であることを知る数少ないキャラ。
現世では狡猾に生きると言うセイカに、目立ち過ぎでは?あの娘に肩入れし過ぎでは?などと進言したりする配下。
要所でセイカの葛藤を整理、言語化することで、主人公を拡張しテーマも深める献身ぶり。


【声優 4.0点】
主人公セイカ役には花守 ゆみりさんを指名オーディションで起用。
この手の転生者の役には、外は少年、中身はおっさん。狡猾に子供を使いラッキースケベをいなす。
といった難解さが付きまといますが花守さんは好演。

大人の中身が滲み出る主人公モノローグも、前世の陰陽師ボイス担当の梅原 裕一郎さんではなく花守さんが全対応。

さらに陰陽道独特の詠唱呪文もこなし、果ては月下で短歌を詠みながら敵を始末し、寒々しい和風ムードを演出する万能ぶり。
私も感心のあまり僭越ながらレビュタイで一首詠んじゃいましたw

花守さんの転生少年ボイス。もっと聞きたいです。


異母兄弟のセイカにつっかかるランプローグ家の次男・グライ役には上村 祐翔さん。
良く吠える噛ませ犬ボイスで主人公無双を引き立てる。
その後も続くグライの人生。価値観の変化もカバーする。
この手の波乱万丈の乗りこなし方はお手の物です。

その他、ヒロインズだけでなく、敵、モンスター、妖怪役にも実力者が配されキャスト陣は安定。


【音楽 3.5点】
劇伴担当は桶狭間 ありさ氏。
その名の通り古戦場出身で、和風と洋風の往復をカバーする守備範囲の広さが魅力。
今後も共作で参加が決まっているアニメ版『薬屋のひとりごと』など東洋風サウンドに期待したい劇伴作家です。

OP主題歌はangela「RECONNECTION」
デビュー20周年。32ndシングル。確立した音楽観を持つベテランユニット。
エレクトロ成分と和風サウンドを混在させても崩れない安定度で世界観を支える。

ED主題歌はヒロインズ3人による「リンク」
個別キャラ回のソロ歌唱にも対応したバラードソング。
EDアニメのセイカ+ヒロインズのパーティー編成で気ままに冒険する穏やかな日々。
本当の幸せはまだまだ遠そうです……。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

人間不信の某賢者が陰の実力者に成り上がるようです

腹黒主人公のキャラ性には独特な魅力を感じましたが、異世界転生もの作品自体に内在する
限界性みたいな壁にぶち当たり、目新しい展開もなく、異世界転生もの作品の宿命の如く
見事失速して逝ったような結末でありました。

{netabare} 「メイ【ベル】」の死亡フラグはしっかり機能していたようでありまして
それが個人的に満足できた点であります。

「転生腹黒キャラ」の正体が「魔王」であったのでこのような展開になったわけであります。

「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」にも似たところありますが
主人公が魔王設定でありますので「まおゆう」系の「史上最強の大魔王、村人Aに転生する」
の影響の方がかなり強く表れていたように思います。

最終話にかけての主人公である「魔王様」のご乱心?は友達のために必死になった
ということでありまして、前世において裏切りに遭い失敗人生を送った反省として
転生後には友情や信頼関係を大事にするようになったというオチだったようにも思いますが
今一つ視聴者には伝わってなかったような気がいたします。

主人公は最強魔王なので戦えば当然勝つに決まっており、それではテーマもくそもない
ということで、何のために戦うのか?ということに重点を置き友情物語を描こうとした
ようですが「史上最強の大魔王、村人Aに転生する」と同じ着地点という意味では、
なかなかに評価も難しいということになるのかもしれません。 {/netabare}

●邪眼の茶番

幽遊白書みたいなキャラの5人衆が登場し {netabare} ジャンプ系バトルが始まります。
ちゃんと兎タイプのケモ耳フレンドも漏れなくいるのはお約束というやつですね。

邪眼率多めです。
みんな大好き【プロビデンスの目】でございます。

もしかしたら【プロビデンスの目】を得た対価が高くつきすぎたのかもしれませんが
腹黒主人公により邪眼チームは敢え無く瞬殺であります。

ジャンプ系バトルを長々やられても困りますが、主人公が強すぎて
盛り上がるところもなく、意図不明な展開でありました。

ただ一つだけ見るべきところがあるとしたら、「メイ【ベル」」の活躍と言いますか
「【ベル】の第1法則」、即ち「死亡フラグ」の発動が彼女の出番ともに現れるという
ところで、セオリー通りでお約束通りのフラグにより邪眼チームは全滅というオチでした。{/netabare}


「【ベル】の第3法則」

話は「メイ【ベル】」 {netabare} 兄妹のシーンに戻りますが、もしも兄がトーナメント王者に
なっていたならばどうなっていたかについて言及いたしましょう。

もしも優勝したならば兄は頭蓋骨に穴をあけられ洗脳手術みたいなことを施されたのであります。

これと全く同じような手術法がありまして、これを「ロボトミー」と言います。
今では禁止となったこの「ロボトミー」は「ノー【ベル】賞」を受賞しました。

「メイ【ベル】」の兄に「ノー【ベル】賞」の「ロボトミー手術」を施すのですから、
これは完全に狙ってやっているとしか考えられません。

ということでこの事例から導かれる「【ベル】の第3法則」は{/netabare}「災いの発動」でございます。



●【メイベル】回収!

【メイベル】が似非 {netabare}勇者という設定も興味深いですが、それよりも
「邪眼」の殺し屋と兄妹だったというのには更に確信犯的なものを感じます。

「邪眼」や「魔眼」は【プロビデンスの目】を表すものですが、それと【メイベル】が
繋がると言うのはとても重要であるように思います。

そもそも【メイベル】は邪眼の兄に殺される役目を負っていました。
という意味では【生贄】に捧げられる立場であったわけであります。

【プロビデンスの目】とは「全能の目」でもありますが、それを得るには代償が
必要になります。

そもそもは「左目」や「右目」を失い、「新たな目」を得るという流れであったのですが
【ベル】が絡むことにより【命】まで取られなければならないことになったようです。

ここで判明した【ベル】の第1法則、それは
【ベル】は死亡フラグとして機能するということであります。

ちなみに四葉のクローバーは「4」という数字を表しますが、これが2枚だと
【8】を暗示することになり、「※願い事」が叶うわけであります。

兄が妹の生存を「※願った」のであれば、【ベル】は等価交換変換装置として
機能したと言えるのかもしれません。

そして【ベル】の法則は他でも{/netabare}機能するものと予想されるのであります。


●ゴースト・イン・ザ・「なろう」
やはりという感じで、なろう系にありがち展開発動します。

総合{netabare}武術大会に出場という展開はある意味お約束ですが
それよりも注目すべきことは、その大会に出場すべく選ばれた新キャラの存在であります。

その名は【メイベル】。明らかにラスボス級の猛者であります。
「金装のメルヴェイユ」の「ヴェルメイ」に名前が似てるのは偶然でしょうか?

「SPY家族」と「ノケモノたちの夜」では「ブラック【ベル】」
リコリコでは「リリ【ベル】」。「水星の魔女」では【ベル】と言う名の魔女が。

探してみると【ベル】という名のキャラは意外と多いようですが、
これはただの偶然でしょうか?

これは恐らく狙いあってのことであると推測いたします。
何故そう思えるのかと言えば、【ベル】には特別な意味があるからであります。

そして、そこである種の疑問が浮かび上がるわけです。

なろう系作品と言えば素人当然の作家が書いた物語でありまして
そんな素人レベルが【ベル】という名に込められた意味を知り得るのか?
という疑問でございます。

【ベル】は貴族にありがちな名前とか言う話でしょうか?
恐らくは【メイベル】も物語上「ブラック【ベル】」と同じ性質が示されることなるでしょう。

もしもそうだとしたら、なろう系作家とは「ゴーストライター」ではないか?
という疑惑が確定的なまでに濃厚になると考えるべきなのかもしれません。
と言うことで、以降【メイベル】の動向から {/netabare}目が離せなくなりました。



陰陽師という最強無双チートが異世界転生するとなれば、火を見るよりも明らかに
いつものなろう系展開になるだろうと予想してしまいがちですが?

前世で謀略に嵌めこまれ不本意な結末を迎えることとなったのを悔い、
次こそは自分の至らぬ点を克服し、リベンジを果たそう決意
新世界でリスタートを切った、そんな主人公の性格が中々にいい感じに腹黒で、目的のためには手段を択ばない冷徹さやマキャベリストな感じのキャラ性が
良い味を醸して出しているような好印象を受けた次第であります。

主人公同様一癖も二癖もある最強女勇者系ツンツンヒロインと出会い、この度
男女混合{netabare}ダンジョントラップに見事二人っきりで嵌りますが、この試練こそが
最大の見せ場であったように思われます。

人間不信のクール系主人公とバトルジャンキー系ツンツンヒロインの凸凹人間関係にダンジョン効果が
相互理解の架け橋を渡し、不器用な二人の人間関係に明るい兆しが見えたというオチについては
なかなかに独自のチート能力を有効活用しているようであり、主人公のキャラ設定や
声優のクールヴォイス含め、すべてがうまく機能していて大いに納得の行くところでございます。

今回序盤での突如上からものが落ちてくるシーンでは、主人公の片目をクローズアップ
するという表現=「魔眼」表現で伏線もばっちり決めるあたりも、中々に卒が無いと言えるほど
巧い事まとまった回であったように思います。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

陰の実力者になりたくなくて

私は結構好き

話は面白くないし、最初は主人公の人を見下した態度があまり印象良くないけど、物語が進むうちに主人公の印象も良くなってきて、見ていて退屈とか嫌な気持ちになる作品ではなかったです

【見どころと欠点】
{netabare} 主人公以外のキャラの魅力を描こうと頑張ってるけど、主人公が全部美味しいところ持っていくのでヒロイン達の見せ場が足りないところは残念かな?
特に勇者なんてこの設定だと話の軸になるはずなのに、全然目立ってなくてただのハーレム要員Aになっちゃってるので物語の軸が弱い

でも、人間の権力者と魔族側が争いの火種を消したいから勇者と魔王を邪魔に思っているということが終盤わかって、主人公が自分の強さに酔ってるだけのイメージから、親しい人を放っておけないイメージが強くなっていく物語の展開の仕方が良かったし、安っぽいシリアスシーンを使わずにそれを描けていたので、終わってみれば満足感のあるストーリーでした

{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 18

69.1 7 精霊で騎士なアニメランキング7位
ロードス島戦記(OVA)

1990年6月1日
★★★★☆ 3.8 (136)
689人が棚に入れました
暗黒皇帝ベルドに率いられたマーモ帝国軍と「至高神ファリス」を奉じる神聖王国ヴァリスを中心とする国々との戦い(英雄戦争)を背景として進む。アラニア王国出身の若き戦士パーンは、亡き父と同じ騎士になる夢を求めて仲間と共に冒険の旅を続けるうちに、英雄戦争の狭間で暗躍する「灰色の魔女」カーラの陰謀に巻き込まれ、「大いなる破壊」を回避するため「光と闇の均等」を説くカーラの言葉に戸惑いつつも誘いを断ってフィアンナ姫を救出し、自らの進むべき道を求めヴァリス王国に向かう。そしてマーモ帝国とヴァリス王国の緊張が高まる中、カーラの考えがロードス島の平和と相容れないものであると悟ったパーンらは、六英雄の一人である大賢者ウォートに助力を求め、遂にカーラの居場所を突き止め魔女に挑む。

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日本のファンタジーを語る上では外せない作品

自分の人生に最も影響を与えた本です。アニメ、漫画、ラノベ、全てを通して、自分的No.1は、ロードス島戦記の原作です。

人生で初めて読んだラノベ。学校に持ってく本を探していたら、たまたま本屋で安く束売りされてたんで買っただけ。それがまさか、こんな歴史的な名作だったとは(偶然の出会いに感謝)。

エルフは高慢ちきで耳が長く、動きが素早い。なかなか子孫ができない。ドワーフは大酒のみで力が強いが、手先が器用で装飾品などを作るのに適している。

そんな、ファンタジーの「当たり前」を、日本で初めて紹介したのが、このロードス島戦記。(世界初ではない)

日本の国産ファンタジーとしては、シリーズ累計1000万部を超え、「ドラクエ」「FF」と並び、草分け的な作品です。

(TRPG版は)ラノベの老舗、角川スニーカー文庫の初作品でもあります。

まあ、とにかく、偉大な作品ということです。

さて、アニメですが、原作ファンからすると、やっぱり不満は残ります。(尺が限られてるからしょうがないけど)色々カットしてるし。作画と音楽は素晴らしい。作画は、今見れば古くさいですが、同時期の作品の中では高クオリティー。音楽は、いずれも透明感があり、幻想的で、ロードスの世界観をよく現しています。初めてサントラ買っちゃいましたし♪

とにもかくにも、原作小説を読んでほしい。それだけですな。正統ファンタジーとはこうあるべき、という教科書みたいな作品です。

初代ヒロインのディードリットは、歴史上一番可愛いエルフです! それだけでも、観る価値はある(笑)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 32

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

国産ファンタジー路線の元祖的作品ですが

 雑誌コンプティークのテーブルトークRPGのリプレイ記事から生まれた作品ですね。PCゲーム誌なのに袋とじが付いてるという謎雑誌でしたw
私もそのリプレイ記事が面白くて読んでましたけど、別にストーリーがどうのって代物では無い訳です。ゲームのリプレイ記事ですからね~。
テーブルトークRPGって、こういうモノなんだという紹介として面白かったんです。当時はそういうもの扱ってる雑誌と言うとHJ社のタクティクス誌が有りましたが、ちょっとコアな非電源なゲーム好き向けの専門誌でしたから。
 そのリプレイのキャラ使って小説化されたのがコレですが、正直私は序盤しか楽しめなかったです。カーラがウッドチャックに乗り移るとこ迄。

 この作品って、それまでの西洋のファンタジー物の基礎知識、神話や言い伝えと言う物を熟知した原作者が生真面目に日本風にアレンジした日本人への正統派ファンタジーへの誘い的な作品だったと思うんですよね。当時の私ら世代はそういうモノに飢えてた世代ですから、ロードス島戦記と言う小説もアニメも"新しいもの"だったんですよね。
(もちろんガチのヲタは当時でも知ってたでしょうが)
竜が吐くものは炎じゃなくてブレスなんですよ。赤いドラゴンは他のドラゴンに比べて知能は低いんですよ。そういうファンタジーの基本すら私達普通の人達にゃ「へ~ほ~なるほど~!」って時代だから、この作品の価値は高かったんではないかなと。
ファンタジー物と言う言葉を免罪符にして好き勝手に都合よくアレンジした作品では無いが故、多分今見るとさほど面白くない。西洋の古典ファンタジーこそ正とする生真面目な作品ですので、今の若い方は見てもさほど面白くないと思います。
でも、当時間違いなく価値のあった作品であった事は疑いようも無い事実ですので、日本製ファンタジー物アニメの過去の検証という視点で参考に見られるのは宜しいんじゃないかと。



因みに私は同じ当時のコンプティークからの作品なら「ラプラスの魔」の方が俄然面白いと思いますが、アレはアニメにすらならなかったですね。残念(汗)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

アニメの角川の原点

ものすっごい制作費を投じて豪華スタッフで作った逸品。
角川スニーカー、角川アニメといえばロードスである。
あとガンダムが朝日から移籍してきたんだよね。
スニーカー文庫はこの2作品のイメージ。

OVA全盛期で高い値段で出しても儲けが出た時代、作品の人気がものすごかった。
原作の発表は85年とずいぶんと昔になる。
指輪物語、D&Dをリスペクトしており、
日本だけでなく世界中のファンタジー、RPGのテンプレートになったんで有名な作品です。エルフの耳がああなったのはディードリットのせい。

肝心のアニメですが絵はきれい、話もそのままなんですが、
ケツから勧善懲悪にされてしまっているのが非常に腹立たしい。
ガンダムも角川だし好きだし、それに習ってか原作は勧善懲悪ではない。
ネタ元の指輪物語との最大の違いなんです。
暗黒神と邪神、がいても、その名は善側からの呼び名。本当に司るは自由の神と破壊の神。悪とは、邪悪とはなんなのかというのが大きなテーマのひとつ。破壊は創造の母であり、私欲は人間の生きる原動力ではないか?律されず自由に生きるのは人として当たり前の行動ではないか?という問いが読者に投げかけられます。
そこだけが非常に気に食わない作品です。
作者のほうからネタバラシしてあったそうですが・・
実際に水野さんも苦言を呈しています。なにテーマ変えてんだと。
まぁ作者が遅筆なのもいけないww。
原因は当時『完結してないから』なんですw
あの頃はみんな遅かったけどクオリティは良かった。
いまは消費ペースはやいから大変だね・・・。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12

60.6 8 精霊で騎士なアニメランキング8位
咲う アルスノトリア すんっ!(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (108)
278人が棚に入れました
魔法(べんきょう)のあとは、とっておきのティータイム ここは全寮制の魔法学園都市《アシュラム》 ペンタグラムと呼ばれる少女たちが〈真の淑女〉を目指し、教養や礼儀作法、そして魔法を仲良く学んでいます。 生徒のひとりである少女・アルスノトリアは、同じ第五寮に所属するムードメーカーのメル、無口でマイペ―スな小アルベール、委員長気質のピカトリクス、クールなアブラメリンといつも一緒。 授業を受けたり、係活動をしたり、"あの部屋"で放課後のお茶会を開いたり……少女たちが送る、楽しく・賑やかな日々をお届けします!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

呆然です。騙しではないけど裏切り。冷静になるのに1か月かかりました。

すげーの来た!冒頭の1分で視聴決定。

{netabare}  今5分しか見てないですが、すごいのが来ましたね。とにかく動きがすごい。背景がすごい。演出がいい。
 回廊のシーン。3分12秒くらいのところ、下にネズミらしき影が動いたの気が付きましたか?すれ違った人の顔がブレていましたね。

 倍速、小画面では楽しめないアニメ来ましたね。こんな冒頭でワクワクさせられたのはすごい。今見ている「リトルウィッチアカデミア」と同レベルかもしれません。

 随所に「見せよう、魅せよう」という演出が入ってます。OPの映像も素晴らしいです。まだどの方向に進むかわかりませんが、とにかくこの数分の凄さをレビューしておきます。

 まどマギねらい?または日常系?どっちかわかりませんが、どんどん予想を裏切って欲しいです。 {/netabare}


1話 見終わりました。そもそもOPみればバトルものってわかりましたね。ヒロインの瞳が気になる。

{netabare} ヒロインの瞳だけ、内側の線が作画されていませんね。しつこいくらい瞳の描写があったので、ヒロインだけ異質の存在なんでしょうか。非人間性の表れ?
 匂いってなんでしょうね?咲くと言う字とEDの5色の花からすると、彼女たちは花なんでしょうか。髪飾りがそんな感じでした。

 作画はすごいですが、どっちかというと油断していられない緊張感がすごかったです。セリフ聞き逃したり、見落としがあるとなにかを逃してしまいそうです。

 お茶会のシーンだけで、個々の性格と世界観が推察されます。お嬢様学校でめったに外出できない環境。戦う世界観なんでしょうか。そしてロンドンは最先端の憧れの街。おそらくそのロンドンが最後のシーンでああなっている感じです。未来なのか過去なのか現在進行なのか。占いがありました。つまり、現在ということでしょう。
 あーそれとも最後に本がでてきましたね。あれをこれから読むなら過去の話かあ。ここはちょっと情報が少なくてわかりません。

 虫というのは回廊に出ていたアレの事?

 うーん。これは数年に1度の作品が来た感じでしょうか。まあ、1話なので判断は早計ですが、すごい作品の気がします。{/netabare}


2話 やっぱりすごい。レベル高い今期の中でも飛びぬけている。面白くて一瞬も目が離せない。気が抜けない画面とセリフ。

{netabare} OPを見る限りでは アルスノトリアが一旦闇墜ちして悪魔のサイドになって、仲間の力で覚醒して戦うみたいな感じですね。やっぱり目の描写とか細かいセリフを拾ってゆくと、異質な存在のような感じがします。それを無理無理魔法でこっちサイドにしてるとか?

 先週の3分くらいのところに回廊に出ていた黒い影は猫の使い魔的なものでした。

 お腹がへるというのは、魔力の維持のために必要だという設定に見えます。隠された場所で悪魔への対抗勢力として、魔女を育成している学園みたいですね。身長があからさまに違う組み合わせで、ロウクラスということは学年制なんだとは思いますが、他の生徒が出てこないのが何か仕掛けがありそうです。

 今回は偽物の虫でしたけど、本当に表れるとそれが悪魔に連絡して悪魔に学校が嗅ぎつけられる?学校は何か所にもあって、5人組で1つが全国にある?あるいは次元が違う?魔法でどこかに隠されている?先生の部屋に浮遊している物品の意味ですね。異空間的なのでなにかあるのでしょう。

 学校中に張ってある護符で守っているのは、まあ明示されていました。

 EDの歌詞に涙越えてがありますので、誰か死ぬ可能性を示唆していますが、5人組なのか過去の出来事なのかわかりません。

 今後ストーリーで徐々に設定と舞台の説明を見せて行く話になるんでしょう。露骨なまどマギの雰囲気は一筋縄ではいかないというメッセージでしょうね。

 考察しないとついていけないかもしれませんが、一方で比較的順番にわかりやすく明示される気もします。クリエータの感じから言って、今の時代に演出やストーリー構成を考察しなくても分かるように合わせてくるのでしょう。となると次回ポイントの3話ですね。

 瞬きを忘れるくらいに面白いです。おかげで疲れました。視聴は冒頭の1分で決定なので、レビューは今後は気が付いたことがあれば、です…けど、来週見終わった後、すぐに書いていそうです。


 よふかし、プリマ、ユーレイ、薬局、惑星、金装、キス、オバⅣ(ダンまちⅣ)、ハーレム(期待)などいろいろいい作品ありますが、本作はちょっと頭飛び出てます。次が「よふかし」「プリマ」「ユーレイ」です。リコリコはまだ未知数ですがリコリコ含め、オリジナルが多くてうれしい限りです。


 追記 ふと考えると、次元の狭間にあって、実際彼女たちは本物の花?だから虫が駄目とか?虫は本物の虫かどうかもありますけど…人間が次元を超えたときにできる影…とか?いや、妄想だから全然わかりませんけど…「咲」で「わらう」ですからね。1話冒頭の演出からいって、なんかそんな気もしてきました。
 まあ、外れてくれて全然いいんですけど。こういう妄想が楽しめるのがいいアニメなんだと思います。{/netabare}



3話 温暖化で熱帯化した地球の未来の話だと、読み取れ言っている?

 本作のエピソードの意味と白い鳩、植物園、ペンギンについて考えていたらそこに行き着きました。


{netabare} 喜望峰にいたと伝えられている飛べない鳥ってペンギンのことですよね。そのフンが結晶化しています。サラリと言ってましたが、未来…SFということ?
 喜望峰って、大航海時代を連想しますが、もう一つ。南極の近く、を連想します。ペンギンという概念が無い=南極の氷はもうない。そして鳩はいる。これって、温暖化で水没したっていう設定でしょうか?
 白い鳩が飛んできましたからね。しかも猫との会話のシーンでわざわざ影を入れています。これはこの鳩の意味を考えろというサインだと思います。白い鳩はノアの箱舟の大洪水のあと、オリーブを咥えてきた鳥です。あの鳩のシーンをわざわざ入れたって、これを読み取れってことでしょうか?

 追記 そうか猫はオリーブが大好きらしいですね。マタタビと同じ効果があるということです。つまり、あれはオリーブクッキーでそれを鳩が咥えたということか。
 もう完全にクリエータ側が視聴者に挑戦してきている気がします。我々のレベルを計るマーケティング的なアニメなんでしょうか?

 植物園は植生ですが、ドリアンもデビルズタン(こんにゃく)も熱帯性だしなあ。シダが生い茂ってました。何か設定があるようなないような。あの紫の小さい花はアンゲロニアという植物なら熱帯性ですね。どうでしょう?自生する植物は熱帯化している?
 第3話はこの世界観を読み取れ、という制作者サイドからのメッセージな気もします。

 となるとあのカメムシは南米とか東南アジアあたりのカメムシになるんでしょうか?調べてないですが高い確率でそうなる気がします。

追記 カメムシは「ミナミアオカメムシ」ですね。お尻の模様で分かるのを選んだみたいですね。ほぼ決まりですね。


頭の丸い髪の毛が嗅覚に関係するならどうしても蝶々を連想します。
あの金粉のようなおかしの対価は花粉?
お菓子屋の子とアルスノトリアの瞳の作画が同じ感じです。

 冒頭は、何か城のようなところが陥落して、黒い塊が崩壊してました。WARNINGなのでいつもの人間VSあの暴れている人たちなんでしょうけど。どうも土に見えますね。土かあ…となるとやっぱり花との関連を連想しますが、考えだすとキリがないですね。人間はみんな土に帰っている?

 ということで絶対に日常系ではないし、緊迫感があるアニメだと思います。 {/netabare}


4話 月の見え方が南半球では?で、月下美人を知らない?

{netabare} 学園はあの5名+先生かと思っていたら、他の生徒がいました。
 不穏な言葉としては「月に人がいる」というところですね。SF的な設定があるならやはり人類の未来の話となりますが、どうでしょう。人類は月に避難した?ただ、それよりは「今回は月に注目しろよ」というサインだと思います。

 ジェボードンという狼男の名前がでていました。さすがに知らないので調べてみたら(WIKIではジェヴォーダン)1867年にフランスに現れた狼の怪物らしいです。これが100年以上前と言うなら感覚的には本作は2000年から現在くらいまでの感じです。

 ただ、満月の作画を確認してもらえるとわかりますが、あの月は非常にリアルに作画されてますが、非常に違和感があります。で、満月の写真を確認すると、月の影(海)が日本やイギリスだとあり得ない位置にあります。この見え方は多分南半球から見た場合の見え方ですね。これは地球の地軸がずれるとか、イギリスが場所を移すとか、何かそういうことがないと起こらないと思います。
 このレベルの作品のスタッフですので、勘違いはないと思いますがどうでしょうか。やらかしだったらシラケますが。WARNINGの時の月の映像も一緒でしたし。
 とにかく現代の地球ではないことは確かだと思います。

 WARNINGといえば宗教関係の争いがあったことが示唆されていました。それと「探し物」してましたね。ということは同時代で学園を探しているのでしょうか。OPから考えるとそういう感じです。

 それとあの影猫が忙しそうでしたね。満月の夜には何か出てくるのかもしれません。

 で、最後の花ですが、設定はどう考えてもサボテンなので月下美人だと思います。月下美人はお茶にして飲みます。月下美人知らないのにお茶に入れていいのか?という気もします。が、ちょっと咲いた感じの花が見覚えがある月下美人でないこと、青い光の粒が気になりました。なにか変異しているのでしょうか。それよりなにより、月下美人を知らないというのはどういうことでしょうか。

 メキシコが原産らしいですが、中南米も壊滅している?喜望峰も壊滅して、メキシコもだめなら南半球は水没しているということでしょうか?
 とにかく満月に咲く(迷信ですけど)、お茶にいれる、サボテンだから月下美人なのは間違いないですけど、それが不思議な何かに変わっているというのが読み取れます。

 地軸がずれて植生や環境が変わった可能性…とかいうと読みすぎ?

 少女たちの「魔法」というのが現状あまり見えてこないのが、今回の月下美人?と相まってちょっと謎です。ただ、本作はこうやって謎解きを楽しむ話だとしたら、月の角度は関係あると思いますが…うーん。

 そうそう、名前ですが、ピカトリクスは「賢者の極み」という魔術書、アブラメリンは「術士アブラメリンの聖なる魔術の書」という本があります。小アルベールは「栄光の手」の作り方が書かれた本の事でした。ヒロインの名前はもう本作ばっかりヒットするので調べていません。
 WARNINGで探しているのが本っぽいですし、やたら本が多く出てきますからね。彼らは本=魔法少女を探しているんでしょうね。


追記 4話で出てきた「ミナミアオカメムシ」は温暖化に伴い、生息域の北限がどんどん上がってきているので、かなり問題視されているカメムシですね。

 それと、白い鳩は考えてみたらノア伝説なら洪水の終了を知らせる鳥なので、最悪の時期は過ぎたといういう事かもしれません。ただし、押井守ファンの人ならオリーブを咥えていない白い鳩というのは不穏だと分かると思います。あのクッキーをオリーブと考えていいかどうかが分かれ目の可能性もあります。 {/netabare}



5話 やっとアルスノトリアが何の本だかわかりました。

{netabare}  図書館のパウリナと姉妹でレメゲトンの姉妹だと明言してましたね。5冊組の魔導書です。ということはアルス・ノウァという本の様です。この本の別名が「名高き術」アルス・ノトリアという本みたいです。ミカエルがソロモン王に授けた書だそうです。ここで天使が出てきました。天使VS悪魔の構図がわかりそうです。
 蒼き鋼のアルペジオにアルスノヴァってありましたけど、同じスペルですね。関連はあとで調べます。
 なお、アルスノヴァと調べると音楽の種類ばっかりヒットします。

 図書館は現代過去未来・古今東西の知恵がある、というセリフがパウリナからでて、精霊が低位のプログラムでAI内部かなあという疑いも出てきましたが、さすがにそれは面白くないでしょう。先週の月とかが活きてこなくなりますので。
 広大な図書館…いいですね。攻殻機動隊の最後とか、図書館の魔女とか。アレクサンドリアのヒュパティアとか思い出します。女性との組み合わせばっかりですけど。ユーレイデコにもイメージとして出ていました。本好きの…はネタバレなのでやめましょう。知識の集約=図書館なのは共通のイメージみたいですね。
 そう…古今東西の知恵を集めた図書館って、実際には無い図書館のイメージが強いですよね?ヴァーチャルな知識の集積のイメージです。本作を読み解くのにあの図書館の造形は非常に迷いますね。

 パウリナと図書館のお片付け精霊?がほぼ同じデザインです。ちょっと後で考えてみますが、仮説としては精霊とイコールなんでしょうか。

 それよりもカクレンボの時のあのレメゲトンの女神像がいました。これの一番小さな象だけなんの傷もないのがアルスノトリアということでしょう。パウリナはどうやらあの像から判断すると怪我を負ったか首から上がないか…という歴史がある気がします。他の3人は戦いでどうなったのか。

 それと大アルベールはフランス語の魔術書なので外から来たということなのでしょうか。小アルベールと姉妹ならこちらも同様でしょう。ただ、アブラメリンもドイツ語なのでその辺は後で考えます。
 あとネクロマンティアという娘はロジャーベーコンの魔術書らしいです。他の登場人物も魔導書と関係あると思います。それ以外の名前が混ざってないかは気になりますけど。それと、内容がストーリーに関係してくるかわからないので、それぞれの本の内容は調べてません。

 小アルベールの瞳、気になりますね。今回7分15秒以降しばらく、オッドアイでしたね。能力を使うと…ということでしょうか。この子、寝てばっかりのせいなのか、演出でもなかなか他の娘にくらべて瞳をまともに見せてくれないので、ちょっと気になっていましたが、なんの秘密でしょうか。

追記 レメゲトンは悪魔や精霊の性質をもつ魔導書らしいですね。つまりアルスノトリアは、OPの映像からいって悪魔サイドに味方する可能性もあるのか、昔味方して今はこっちサイドということなんでしょうか。{/netabare}



6話 世界観が見えてきたような、全然勘違いしているような。

{netabare} さて、WARNINGの中のブラウニーの噂云々がありました。つまり、ペンタグラムが買い物をした少年の店と距離的には非常に近い場所にいるということですね。ただ、わざわざ同じような石畳の繁華街。両者の建物が全然違う感じでした。
 WARNING内の街は白壁に暗い色の木材の3階建てで模様が特徴的、買い物に来た街はレンガ造りで歩道も街灯もあります。

 もちろん「今度はどこを滅ぼす」という不吉なワードと、買い物をした場所ののどかな雰囲気が全然違いますし。

 それと山というか高原というか草原の部分も、牛をなだめるのに魔法を使った場所は「虫がいる」と騎士団が言っていた場所だということでしょう。つまり両方は非常に近接しているということです。

 そして初めに行った妖精がいるお店から10分であの商店街につくのは不自然ですので、何らかの移動があったと思われます。
 WARNINGと商店街、妖精の店。3つの場所の植生…つまり植物の感じが違いますから、少なくとも3層あるいは学園の4層くらいのパラレルワールド的な重なりがある感じがしました。

 虫と噂で場所的な近接は言っていながら、違う場所に見えるのはなぜかという部分が本作の世界観なのでしょう。

 今回も満月なのは何かがあるのでしょうか?あるいは月光の画面的なもの?

 そうそう。メルの首のヘッドホンですね。これがあるので少なくとも現代は通った先、つまり未来なんだろうなあ、とは思います。小アルベールの目はやっぱり能力を使う時オッドアイになるみたいですね。

 それと個々の能力が魔法じゃないところもちょっと注目しました。あのパラソルとか包帯とか使ってましたが魔法ではないということですよね。彼女たちはなんなんでしょう?


 さて、本作も6話でおそらく半分くらいですから、以前のも含めて、そろそろ世界観が見えてきました。

 前に考察した、3話の温暖化うんうんは考えすぎかもしれませんが「喜望峰にいたと言われる飛べない鳥」という表現や白い鳩が意味もなく出てきた理由、4話の満月の作画や月下美人を知らないなどに意味がないとなると、3話、4話自体の意味がなくなりますので、私の解釈に間違いがあっても、ヒントのポイントは間違っていないはずだと考えています。

 いよいよ折り返しですので、7話が始まる前にもう1度1話から6話は見ておきたいですね。{/netabare}


7話 時代設定に仕掛けがありそうですね。

{netabare} WARNINGのパートが具体的になってきました。ステッキにシルクハット、スーツにネクタイ。それに金属の金網と大英帝国という呼称、オーストラリア大陸に本格的に植民されて以降で、銃の形状から言って、1860年前後かなあという気がします。ヴィクトリア朝ですね。この時代の女性の帽子はふんだんに鳥の羽がありました。新聞が出回ったのも同時期からなです。
 それ以前のWARNINGパートの描写は、もっと時代が古そうな感じなので、かなり長い期間ペンタグラムを捜索しているのでしょうか。

 まあ、何よりカンムリがある鳥はオウムに分類されることが多いので冠インコというのは特殊なインコだと思いますが、本作でいっていたアオカンムリハネナガインコはググる人はググっていると思いますが存在しません。色的にはルリコンゴウインコですけどね。
 渡りをするインコならアカハラワカバインコで絶滅危惧種です。これもまた、学園がある時代には絶滅しているということでしょうか。

 WARNINGパートのインコが直接現れたのなら、学園はビクトリア時代ということになりますが、多分、今までの考察からいうと、時間を越えられる何かがあるのでしょうね。

 ただ、該当するインコがいないなあ…月下美人だけなら、突然変異なのかとおもいましたけど、WARNINGのインコも同じ絵なんですよね…もうちょっと確認しますけど、これはWARNING内含めて違う世界線の話なんでしょうか?

 渡りをするインコってわざわざ言ってましたが世界で2種類しかいないんですよね。絶滅した鳥も調べましたが、該当のインコがいません。メスだけ白い毛が額にねえ…それはもうインコじゃないし…わざわざ、いない生物の説明をする意図…うーん。これが学園の時代だけなら未来の話となるんですけど…

 来週あたり、WARNINGは第2次世界大戦期あたりで、次が現代…そして、みたいな感じ?

 なお、ペンタグラムを捜索している側の名前は有名な司祭からとっているみたいですね。学園の先生等はタロットカードから?

 それにしても、さすがに本作もちょっと作画がおかしかったですかね。ジャムを塗る手とかの作画、厳しかったですね。

追記 そういえば異端をせん滅していた場所には必ず鳥を収集に来ていたといってました。テラオーストラリアスはオーストラリア大陸の事ですね。やはり、学園の場所は南半球…オーストラリアが怪しいですね。{/netabare}


8話 一旦総括です。

{netabare} 白い鳩が飛んでくるので、ノアの箱舟との関連を読みましたが、そこまでではありませんでした。どうも洞窟を越えて行き来しているような雰囲気でしたね。冒頭のWARNINGの中にわざわざ鳩の影を入れていました。

 あとはいくつかの時代に跨っているかと思っていましたが、騎士に従う仮面の男たち、みんなマントの下はネクタイでしたね。ということはWARNINGの場面はビクトリア時代固定なのかもしれません。

 以前、ジェボードンという狼男の名前がでていました。以前1867年と書きましたが、1767年の間違いです。フランスに現れた狼の怪物で、それを100年以上前と言うなら少なくともビクトリア時代と辻褄があいます。ただ、メルの首のギミックがどう見てもヘッドフォンなんですよね?

 カメムシやドリアン、デビルズタンなどが出てきたので温暖化を疑いましたが植物園かなあ?サボテンなどの描写を考えると植物園かな。

 ただ、月の影が南半球である、ペンギンを知らない(喜望峰にいた飛べない鳥=ペンギン)、フンの結晶らしきもの、月下美人をしらない、南に住む渡りをするインコは実在しますが色形が全然違う、学園は未来にあるか異次元にあるかしないとおかしいですね。
 学園はオーストラリアにあって、ロンドン(イギリス)と地下空間でつながっている…としても、買い物の時の描写がちょっと合いませんね。

 7話で出てきた鳥と動物のオリの中が熱帯性のものでした。そこにも同じインコがいて、8話で羽を鳩が持っていましたので、連続している。つまり、騎士のいる世界との関連はわかりませんが、そこに仕掛けがありあそうです。

 魔法で行き来していることから考えても、何等かの別世界なんでしょう。

 アルスノトリアの実際の本の内容とOPから考えて過去あるいはこれから闇墜ちするのかと思いましたが?どうでしょうね。
 あの頭の巻き毛の形状、瞳の異質な感じと匂いに敏感なこと(花がにおいに敏感なのはおかしい)、それから姉さんが精霊をかぶっているような形状を考えると、そこに秘密がある感じはあります。蝶々のような昆虫をイメージしていましたが、考え過ぎかなあ。白い鳩に意味があるのか、今回の仕掛けのためだけなのか。

 なお、発光性のキノコで本作に登場したキノコに似ているものはみつけられませんでした。形が違うものもいくつか調べましたが、該当するものは見つからず。
 ただ、月下美人も青く光ってましたから、何か光る物質に関連がある気がします。ラジウム的な放射性物質?とか?あの地下空間はちょっとナウシカの腐海の下の化石化した空間に似ていた気も…あるいはやっぱり超未来でナノテクノロジーとか?
 なんで青い丸が入り口につながっていたかはちょっと不気味ですけどね。人為的な感じもするし、子供がいなくなったというWARNINGと関係あるなら、子供がなにかやった?

 それと鳩がなぜあんな地面にいるかですね。

 まあ、これからいろいろあるんでしょう。{/netabare}


9話 WARNINGなしかあ。で、雪が降る。

{netabare} イギリスは日本ほど雪は降らないそうですが、それでも雪は初めてというほどではないはずです。ただ、スノーエンジェルって、普通にやる遊びみたいだし、ロシアンティーを知っていましたね。

 それとずっと満月ですけど、これって何でしょうか?この現象は地球上のどこでも起こらないと思います。時間の経過がないのに、季節だけ進行する…?あるいは彼女たちが活動できるのが満月の夜だけ?ちょっと月下美人のエピソードと辻褄があわない気もしますが。

 ですので、やはり場所的か時間的なトリックはあるんでしょう。
 
 WARNINGがありませんでしたね。来週あたりから何かあるんでしょうか。一体何を見せたいアニメなんでしょうね?{/netabare}


10話 「聞く」ものかあ。「香りを聞く」ですかね?

{netabare}  香道とかでは「香りを聞く」っていいますから、アルスノトリアがやっぱり何か特殊なんでしょうかね?まあ、OPがそのままですもんね。

 本かあ…騎士が狙っていたのも本だし、ヒロインたちの名前が本の名前だからなあ。本の表紙のデザインがみんな一緒なのとか、意味があるのかな?

 で、見えないところで、騎士と日常的に戦ってるのかな?やっとか?やっとなのか?あと2回で何かあるのか?もう開き直って、日常だけで終わってもいいけど、意味的なネタバレはしてほしいなあ。{/netabare}


最終話 解答無しで呆然としました。 

 冷静になるのに時間がかかって、レビューするのに1か月以上かかりました。騙されたというわけでは無いです。初めから日常っていってるんだから。

 ただ、アニメ視聴者に対する暗黙の約束というか、紳士協定を破ったという感じは強くあります。考察は楽しませてもらいましたが、ゲームやるとわかるのかな?ただ、アニメでそれは駄目でしょうね。特に本作はアニメ作品として、謎解きがないと価値が10分の1以下になるのでは?

 ニトロプラスはどうしちゃったんでしょう?2015年以降あまりアニメでぱっとしません。アニメ制作会社として大丈夫でしょうか。ニトロプラス作品の視聴はリアルではしないと思います。

 キャラと作画は評価しますし、発想は悪くなかったと思いますが、ストーリーはやっぱり評価できませんでした。心情的には楽しませてもらった分を勘案しても、3以上はつけられません。


 

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

これまた・・・困ったなぁ。

第一印象は悪くない。
美しい背景とシャープでクリアに、そして丁寧に愛らしく描かれたキャラクタ達。
画面から伝わる雰囲気、感じさせる世界観も期待できそうに感じた。

ただ、キャラクタ達は確かに可愛らしいのだが、ある意味、ちょっとクセがあるな、とも感じた。
このクセの受け取り方によっては、苦手だと言う方もいるかもしれない。
少し「狙い過ぎ」(何を?)なのかもしれないね。
いろいろな属性的な意味でね。


視聴を続けていく上で、各キャラの個性として自然に受け入れられるかどうかがカギになると思いましたね。
私自身がw。


さて、1話見て、2話見て…、
なるほど、わからん。
あまり、ピンとくるところがなかったです。
私の理解力が不足しているかもしれません。
キャラクタ達が、いろいろとやっているのを見てはいるのですが、観察しているだけというか「ん!!愛でる系ですか?これは…」とw。

以降、続けて最終話まで視聴してみたが・・・。


なんと、驚いたことに!!


「ん!愛でる系ですか?これは・・・?」の印象が最後まで残るとは思わんかったデス。


まず・・・メインになるストーリーがわからん。
(原作はノータッチ、知りません)

どうやら2軸で進行しているのはわかった、学校生活と騎士団とやらが動いているパートが別々に進行しているので、ここは簡単。
ただ、そこからが・・・。

何となく、何となく魔法学園都市側の生徒たちが「今見えている姿(人)ではなく、別のなにかなんじゃないかな~的な「勘」が働いたが、にしてもわからんw。

このカラミが見えてくると、ものすごーく面白い事に気づきそうな「気配」「期待」も感じてはいるけれども、今は、わからんw。



・・・結局、現時点の12話まで見た限りは、わからん別軸が動いているのを感じつつも、最後まで、学園で生活する少女たちを愛でる≒観察する以外の事は出来なかった印象。

なので、物語の評価は★1としました。
またの機会があれば、変わるかもしれません。

で、愛でる系とドライに割り切ってみれば・・・。

なんと主人公っぽいアルスノトリアが苦手でしたw私。
なんというか、でっかいタラちゃん(誰?)みたいな感じがして、少々、狙い過ぎでは無いですかね、いろいろ。

なので、あまり観察していても楽しくはなかったんですなぁ、これがw。

その他の娘たちは割と好きだったんですけどねぇ。
メルは元気でよかったかなぁ。
小アルベールも割と好きでした。

その他の美人さんの教師陣も割と好きでしたかねぇ、景色としてはw。




・・・だが、「おもしろかったとは言っていないw」



そうなんですよねぇ、これだけのクオリティの絵面、雰囲気の醸成にはかなりのリソースを投入しているはずですよねぇ。
OP/EDもそれなりの形にはなっていましたし、バックの絵的にも力が入っていました。

それに、確かにいい雰囲気を醸し出しているんですよねぇ。
キャラクタの造形もしっかりしています。
「当たり」を狙って作ったに違いない!という期待感を持てる兆しがあるのですが・・・。


まさか、ここまでの「観察キット」として終わらせるつもりで作った訳ではないと思うのですが・・・。

きっと、この後に絵面と雰囲気と投入したリソースに見合ったストーリが展開される・・・続きがあると信じたいのですが、どうなんでしょう。


と、個人の期待を込めた感想です。

このままだったら、もったいないよねぇ。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 17

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ゲーム前日譚的なアニメの辛さ(オカルト好きなら楽しめるかも?)

最初に断言しておきますが、本作はストーリー的な起伏がほとんどなくて面白さをストーリーに求める向きの方にはまったく面白くないアニメです。

主にゲームの販促としてキャラの浸透を図って企画されたと考えられます。

ゲームと関わりのあるアニメとして、ゲーム自体のストーリーをアニメ化するパターンと、ゲーム世界の状況に至るまでの前日譚としてのアニメを作るパターンがありますが、このアニメは後者すなわちストーリー的には前日譚です。

前日譚として作る以上、作中世界で発生する問題を決着させるわけにはいかないのでストーリーの作り方にはかなり重い制約がかかることは想像に難くありません。

実際、前日譚で面白かったアニメってあまり記憶には残っていなくて近年だとそんな中ではわりと面白かったなと思っているのは『禍つヴァールハイト』くらいです。

そうなると本作を楽しむには、魔女を育成する女の子しかいいない学園でのキャッキャウフフを楽しむか、もしくは物語の背景に実在した法律「妖術行為禁止令」などの影を感じて考察しながら観るかくらいしか選択肢はないのではないでしょうか。

「妖術行為禁止令」は18世紀のイギリスで施行された実在の法律で、19世紀のイギリスと思われる作中世界でも有効なはずです。そこではケルトの伝承をベースに脈々とスコットランドに受け継がれている魔法を教える学園は見つかれば弾圧・処罰の対象であるはずで、教師や生徒たちは惨殺される危険があります。

作中キャラの空気がユルいのに買い出しなどで一般人に見つからないように行動していることにはそういった背景があると考えられ、見つかる危機が彼女たちの身近に迫ることを視聴者に知らせているのが「WARNING!」なのだと思われます。

そしてたぶんゲームでは実際に聖騎士に学園が発見されて衝突が起きた未来が訪れるのだと思いますが、アニメでそれが起きることを示唆しているのはOPでの映像だけですね。

ということで、かつてのあるいは現役の「ムー民」であったり、オカルト的な物にある程度ニヤニヤできる人にはこんなストーリーのなさそうなアニメでも楽しめる要素はあるということで、この稿を締めたいと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 18

62.8 9 精霊で騎士なアニメランキング9位
デリシャスパーティ♡プリキュア(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (31)
82人が棚に入れました
この世のおりょうりをつかさどるふしぎなおいしい世界・クッキングダム。ある日、クッキングダムが大切に守ってきた全てのおりょうりの作り方が書かれたレシピボンが、怪盗ブンドル団にぬすまれたからさあ大変!すべてのおりょうりをひとりじめしようとたくらむブンドル団が、つぎに狙うのはおりょうりの妖精【レシピッピ】…!! レシピボンを探しに人間界のおいしーなタウンにやってきたエナジー妖精たちのちからを借りて、ひょんなことから、3人の普通の女の子がプリキュアに変身!レシピボンを取り戻し、みんなのおいしいえがおを守るため、ブンドル団に立ち向かう!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ぷいきゅあがんばえー!

{netabare}
久々に見たプリキュア。

朝アニメなので話は基本的にワンパだけど、キャラ同士で仲良くしている感じを楽しめる作品なのは毎度のこと。
今作も堅苦しい感じはなく明るい作風だったので主に日常パートを楽しめた。
食を通じての人の繋がりにスポットが当てられている回が多くテーマである食に関しては脱線せずに上手く描けききれていたと思う。
回によっては食に対する向き合い方などの話も合ったり、まあ朝アニメらしい展開ではあるもののテーマに真っ当で良かったかな。
単話としては21話の和菓子屋の回と39話の片親の子の回が一番好きだった。

戦闘はまあいつも通り。
プリキュアはまあ子供以外が見るとなると、戦闘以外の部分を楽しむ感じかな。
ただ、毎回敵が様々なバリエーションの調理道具で、その用具に因んだ攻撃をしてくるのはちょっと面白かった。
それと、恒例ではあるけど最終回付近の戦闘の作画は毎週やってる朝アニメとは思えないほど気合が入ってて見応えがある。

キャラに関しては主役4人に対する掘り下げは良かった。
特にここねが皆と分かち合えるようになるまでの過程は丁寧だったと思う。
あまねに関しても元ジェントル―だから故の葛藤などがあって良かった。
そうした支え合いの中で、最初は一線離れた感じや少し固さのあったここねやあまね達皆の距離が近づいていく感じもいい。
ただ、個人的なことを言うとらんだけは何故か最後まで好きになれなかった。

あまね以外の敵側は掘り下げが皆無だったのは残念。
勿論明らかな悪役はそれでもいいけど、セクレトルーやナルシストルーに関してはもう少し掘り下げや改心までの過程をやってほしかったかな。
拓海/ブラックペッパーに関してもあまり存在に必要性を感じなくて残念だった。

曲はかなりレベルが高かった。
ED二つとキズナスペシャリティの3曲がめっちゃ好き。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
可愛すぎんか。飯作画がいい。ズヴィズダー?
ブンドルーださすぎる EDもいいな。

2話 ☆7
ゆめめっ!? 販促は基本。イケメン オカマ出しゃばりすぎや。
キレるオカマ 股間から出すなw
言うほど中距離か?唐揚げにレモンついてるの有能。

3話 ☆8
販促は基本 おまかわ 毎回黄色がいたら料理まずくされてるの草。
目撃されとるやん。青来るか? 初手必殺技は負けフラグ。
買うなら消すなw 進化はや ぼっち飯...

4話 ☆9
黒塗りの高級車 お嬢様キャラだったのか。は? おまかわ
スパイシーの変身シーンかっこいい。最後セリフ変わったか。

5話 ☆7
かわいい。ナンパやめろ。はらぺこるってなんだよ
こいついっつも被害にあってんな。百合か? すいとうw 販促は基本

6話 ☆9
久々。パむパむw ポンコツ組織 ウワサ既に脚色されすぎてて草。
生徒会長可愛い。こいついっつも間違えた知識覚えてんな。
強はいったいだけなのね。コメコメかわいい。サッカーすんなw
オカマ無能 強い。さっきは風向き変えてきたのにw
今回戦闘雑だな。ここねがみんなと馴染めてていいね。
ゴミ捨てじゃんけんに参加したり冗談が言えるようになってて。
不幸体質か? エビフライで特定とかいう特定班もドン引きの特定力
ヤムヤム悪者みたいな扱いされてて草。

7話 ☆9
歩く疫病神。名前これガチ勢は覚えるの? 草。
お前が取り間違えたんやろw
菓彩あまねってもしかしてジェントル―?可哀想
暗い。煽り性能高くて草。3人そろったしここからやな。

8話 ☆7
たくみとかいう空気。隙あらば販促。ももまんとは。万能おばちゃん。
重力無効化スカート おう、うどんだな() やっぱあまねなのね。

9話 ☆7
ラーメンの方がよさそう? ナルシストルーだけ名前が直接的すぎる。
マスコットもタコ焼き食べるんか。デリシャスマイルってなんだよ!
泣いてるコメコメ可愛い。
今回ゆい空気だな。変身バンクが長すぎる。
この辺数話カットされた感あるな。操られてんの? コメコメかわいい。

10話 ☆8
おばあさんのコーナー。らんがあまり好きじゃない。菓彩かわいい。
いきなり敵がインフレした。もう洗脳解けそうじゃん。新たなおもちゃが。
戦闘用と意外にも使えるのかよw

11話 ☆7
全クラス廻って配るの大変そう。入れ絵のために一人ずつに配ったのか。
ローズマリー確かに謎が多い。結構正体ばれ早かったな。

12話 ☆7
なんか今回変なシリアスになってて微妙だな。即落ち オカマ最強説。
物理攻撃w コロシテ たくみくん敵なんか? 次回男多くね?

13話 ☆8
謎の存在マリー てかなんで同居してて名前が違うの。
あの白髪拓海じゃないのか 関係あるだろ。負けたのにイキるな。

14話 ☆7
初恋の味とは。告って逃げるなw 主人公じゃないのかよ 薬物乱用。
過保護拓海 なんで記憶まで飛ぶw ホットサンドメーカー? 謎ネーム。
振るんかい。

15話 ☆7
らんだけ未だに好きになれない…。今更ダサいと気づいたw
たくみの強キャラ感。心霊写真かな?

16話 ☆8
蘭好きじゃない。やばそうなビーム食らってて草。玉ねぎか。
ラブコメの波動を感じる

17話 ☆7
あまね回。責任取ってか。百合かな?
そんなフルーツポンチ関係はないよな。ワッチャッチャ! 失敗作かよ。
めっちゃ不安定そうな見た目だな。

18話 ☆7
ノルマ早いな今日。さすがに少し飽きてきたな。ローズマリー加勢w
てかペッパーいないのかよ。フィナーレ可愛い。かしこまりなさい!
ED追加。

19話 ☆7
ついに本拠地に関する話。レベルたけーな。
これデコレーション割と大変だろ。特にチョコレート。
ゴマ団子どうすんだよw 男キャラ掘り下げ不足だよね全体的に。
微妙に覚えとるやん。ブラックペッパーいる?


20話 ☆7
ここね所有のレストランとか高そう。
高級レストランのマナーとか知らんわ。ドレスどこにあるw
ほぼネタキャラじゃんこの2人。らんいらんわほんと。
マナーってどうやっても面倒だから。これ系の店昼からそんなに客入るんかw
てか拓海完全に空気じゃない? 怪盗としては出てくるけど。
今回弱くない? 百合コンビ?
挨拶しろ。ダンスするとかどこの国だよ、いつの時代だよw

21話 ☆10
らん回多くない? 多い割にマジで好きになれない。であいもん。
あまね意識高すぎる。
確かに店を閉めさせないようにすることが正しいとは限らんよね。
時代は写りゆくし。変な干渉をしないのは正しい。
アニメ的な展開じゃなくて本当に店のことを考えられた展開で良き。
らんがそれを受け入れていくのも。いいね~ 特殊性救済
最後のセリフも良かった。思い出に残すのが店の人にとっては1番だろうね。

22話 ☆7
野球4ね ペッパー最強ポジションじゃないんかよ。
コメコメ大きくなりすぎやろ。ブンドルー空気読め。
クレープの記憶なくなるのに戦い終わるまでクレープ持ったままでいてくれるの偉い。本体狙いw

23話 ☆7
どんなに放っとかれてん。おばあちゃんどんなに変な言葉吹き込んでんだw
これボールドーナツって言うのか。

25話 ☆7
ゆるキャン△ 借り物の車で事故りそう。着火剤最強。
お前が戦うんじゃないんかい。
カッコつける割に役に立たないブラックペッパー

26話 ☆6
ピーマンって言うほど苦くないよね。
はい黒人差別。ずがたかーい こめこめデカすぎやろ。
農家とか見たら美味しそうに見えるのはわかる。
ピーマン食べる時の構図なんだよw

27話 ☆7
この2人久々に見た。確かに一世は…。マイノリティか?
大きくなる度に可愛くなくなるコメコメ。特殊ed微妙

28話 ☆7
タイプ変わっても強くなった感がしない。お前も戦うのか…。ブラペすき。
ぼっちかな? こいつイキってた割に無職まっしぐらで草。EDかえして

29話 ☆8
将来的にここに侵入されそう。ローズマリーもクックファイターなの?
セルフィーユ可愛い。ブンドル団の被害にあってる食べ物とかあるの。
もう侵入されてた。ようわからん試験だなw ガバガバ警備
おばあちゃんの顔初めて見た。前のプリキュアか。

30話 ☆7
デブの思考。無視されるかき氷。美味そう。
ローズマリーよりプリキュア出した方が売れるぞ。
小学生にBD宣伝はキツそう。地下労働メンメン
てかなんでこの時期に夏祭り回。今日戦闘パート短いな。
まあその方が嬉しいんだけど。

31話 ☆9
あるあるな入れ替わり展開。そろそろバレろ。パフェ作れるとかすごいな。
やっぱりデリプリじゃないか。ガバガバ拘束。ブンドル団出てこず。

32話 ☆6
くまもんで草。今更だけどレシピッピ良く見る割に1匹の重さが強すぎる。
寝てただけかよ。くまモン最低だな。今回割と虚無だな。

33話 ☆6
やっとナルシストか。好き嫌い多いなはしゃーない。
ナルシスト出ないじゃん。
言うほど悩むようなことでもないし、パフェに手を上げるのようわからん。
パフェのレシピッピ好き。

34話 ☆7
美味しそう。家が料理上手すぎると将来的に満足できなそう。やきう回。
今回ゆい以外空気だな。
こういう説教臭いというか教育番組っぽい回1番好きだわ。
ブラペ久々に見た。

35話 ☆7
けど、どうしようもなくない? こいつらいっつも閉じ込められてんな。
自立までの話ね。

36話 ☆7
言うほど今まで撮り方下手だったか? ぼっちちゃんかな?
フィールドはよはらんから…。例えが意味不明すぎる。本筋動いたな。

37話
ガバガバ警備。ちゃんと捕まえとけ。ナルシストルー好きなんかな?
草、あれで逃げられるわけないだろw 公式カプなんか? ☆9

38話 ☆7
時間遡行物だった? これどうすんねん。1人で倒せんの?
そんなシリアスだったんかこのアニメw ブラペ虐助かる。
決め回にしては盛り上がらなかった…。
ナレーションとおばあちゃんが同じか声。

39話 ☆10
こいつ怪しすぎて草。お父さんなのか。
わかなの体が1番だというセリフの犯罪臭w 母親いないのか。
なごみの母も大変だなw 今回話めっちゃいいな。
ブラペ出番なくて草。シナモンも怪しい。

40話 ☆7
料理消えた国どうなんの? ブラペが拓海な訳ないだろ。
自分が料理できんからって自己中なw ウバウゾーは強いけど本人は弱い。
バレてて草。ブラペの分計算してなさそう。なぜ泣く。

41話 ☆8
ダサい合言葉。フェンネルの方が歳いってそうなのに。
こいつ普通に怪しいな。シナモンへの嫉妬で敵対した? 本気セクレトルー。
おっさん同士の戦いになってて草。
プリキュア置いてかれてるじゃん。

42話 ☆7
逆ギレじゃん。おっさんが戦うアニメは良作? おっさんの戦い面白くて草。
セクレトルーさんw ブラペ虐助かる。
グダってる隙に敵が復活する展開嫌い。正論で草。
ブラペ戦ってなくて草。重い。

43話 ☆6
セクレトルー改心早い。餓死するだろこれ。
フェンネル何がしたいんか分からん。秤量攻め。
セクレトルー変わりすぎやろ。
ゆいなんでこんな面倒くさいことになってるの?
前を見ろよ。最終回近くの展開らしくなってきた。

44話 ☆8
ヌルヌル。思い出すのおせーよ。巨大化ダサい。ありがとう。
招き猫アニメになってて草。朝アニメあるあるの住民協力。
ナルシストルー可愛い。
特に何も無く味方になってるセクレトルーさん。

45話 ☆6
最終回かな? ウーバーイーツかな?
たくみって結局なんか扱い中途半端だったな。
そんなことのためにプリキュアに変身してパーティアップw
こいつら付き合ってんの?
男の子はプリキュアになれないから。

曲評価(好み)
OP「Cheers!デリシャスパーティ♡プリキュア」☆5
ED「DELICIOUS HAPPY DAYS♪」☆9.5
ED2「ココロデリシャス」☆10
27話ED「」☆3
44話IN「キズナ♡スペシャリティ」☆9.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

食育にも良さげ

話数が少なめが気がするんだが...。
まあ、ええか

キャッチコピーは「ごはんは笑顔♡みんなあつまれ! いただきます!!」で食をテーマにしているだけあってギャル曾根が登場するとはさすが。
登場人物も何かしら食に関する職業に就いている印象。
オネエキャラがサポートにいるなんてジェンダーレスへの配慮もあるのかしら?前野智昭さん熱演。

ウバウゾーという敵キャラを倒した後のお腹いっぱい、ごちそうさまでした。が可愛いんです。
食後は食材に感謝を忘れないようにしたいものです。
セクレトルーも結構好き。
なんだかんだで敵に悪い奴はいなくて優しい世界。その分、ちょっとラストバトルなんかもあっさり終わってしまった印象。
祖母が宮崎美子てのも印象的。

以下は、主要中の主要人物について備忘録
和実ゆい/キュアプレシャス
あつあつごはんで、みなぎるパワー! キュアプレシャス! おいしい笑顔で満たしてあげる!
本作品の主人公で運動神経抜群。「ごはんは笑顔」という祖母の言葉を大切にしている。口癖は「デリシャスマイル〜!」と「はらペコった〜!」
性格は至って純粋であり、恋愛に疎いのか、拓海が告白されたのをメンバーたちと見ていた際に他が赤面していた中で唯一平然としていた[ep 10]
芙羽ここね/キュアスパイシー
ふわふわサンドde(で)心にスパイス! キュアスパイシー! 分け合うおいしさ、焼きつけるわ!
高級レストラン経営者の娘だけありテーブルマナー完璧である。親に上手く甘えられないことを克服していくのは良かった。
華満らん/キュアヤムヤム
きらめくヌードル・エモーション! キュアヤムヤム! おいしいの独り占め、ゆるさないよ!
井口裕香さんが演じている。さすが。インデックスに時折見えてしまう。
実家はラーメン屋。口癖は「マシマシ」、「はにゃ〜」、「ほひ〜」
幼少期、好きな食べ物について熱弁を振るう様子を見た友達から「変な子」とレッテルを貼られた挙げ句愛想を尽かされ、孤立した経験がある。しかし、それでも食べ物の話をしたいという欲求は抑えることができず、情報発信の場をキュアスタに移行することで現在のスタイルを確立するに至った経緯を持つ[ep 11]。
菓彩あまね/キュアフィナーレ
ジェントルにゴージャスに、咲き誇るスウィートネス! キュアフィナーレ! 食卓の最後を、このわたしが飾ろう
こちらは茅野愛衣さん。中学校の生徒会長。紳士口調。洗脳されて怪盗ブンドル団のジェントルーとして活動していた。


成長していくコメコメ。にぎにぎコメコメが可愛いですわ。
特殊能力が凄い。
パムパム、メンメンも可愛い。
品田拓海は鈍感なゆいにめげずに恋愛頑張れ。忘れてたけど、ゆいとは幼馴染とはいえ、一応年上か笑。ゆいの笑顔を守るためにブラックペッパーに変身。尽くすタイプ。

OP
Cheers!デリシャスパーティ♡プリキュア Machico
ED
DELICIOUS HAPPY DAYS♪ 吉武千颯
ココロデリシャス 佐々木李子
挿入歌
キズナ♡スペシャリティ キュアプレシャス(菱川花菜)、キュアスパイシー(清水理沙)、キュアヤムヤム(井口裕香)、キュアフィナーレ(茅野愛衣)
歌良かった。Machicoさんの歌声聴くと朝から元気になれる。
EDのダンスも可愛かった。グラスを使ったダンスてのも特徴的で面白い。
前半のEDが特に好きで吉武千颯の「ああ、君と」の「と」の発音が個人的にワンフレーズ萌え。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

E.H さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

少しがっかり。

このアニメシリーズは、主にかわいいものと食べ物についてです。それは間違いなく小さな子供たちが見るのに良いショーです。残念ながら、多くの大きな友人にとっては良いショーではないかもしれません。アニメの話に一貫性がない。アニメはシリーズの後半で見るのが退屈になった。かわいい女の子たちがおいしいものを食べているかわいいアニメになりました。 それだ。 これ以上何もない。戦闘シーンは本当に短いです。 見ていて本当に面白くない。主な悪役三人は強くない。 悪役のバックストーリーはがっかりです。ナルシストルーは私のお気に入りの悪役です。新しいプリキュアシリーズよりも古いプリキュアシリーズの方が見ていて面白いと思います。理由は話が面白いからです。 また、新アニメシリーズよりも過去シリーズのシリアスなシーンがあります。個人的には、昔のプリキュアシリーズのドラゴンボールの戦闘スタイルに似た激しい戦闘シーンが好きです。東映アニメスタジオは、プリキュアが子供には怖すぎるという批判が強かったため、新しいプリキュアシリーズで安全で子供に優しいシリーズを目指しています。このプリキュアシリーズでは、主人公の恋愛関係がうまくいかなかった。このプリキュアアニメシリーズのロマンチックな関係は、兄弟と姉妹の関係のように感じます。このアニメではブラックペッパーがかなり抜けています。ブラックペッパーが可哀想。ふたりはプリキュア、ハートキャッチプリキュア、スマイルプリキュア、Go! プリンセスプリキュアは、より多くの視聴者と外国人に拡大する良い機会です。このレビューは、私の正直な意見を述べるものです。 これはヘイトレビューではありません。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

72.3 10 精霊で騎士なアニメランキング10位
魔弾の王と戦姫(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1018)
6445人が棚に入れました
中央から遠く離れた辺境の若き領主であるティグルヴルムド=ヴォルンは、
ある日、国王の命によって隣国との戦争に出向く。
敵の総大将は竜より超常の武具を与えられし七戦姫の一人、
エレオノーラ=ヴィルターリア。
弓使いの少年と銀髪の美しき戦姫が出会うとき、
後世まで語り継がれる《英雄》の伝説が幕を開ける!

声優・キャラクター
石川界人、戸松遥、上坂すみれ、井口裕香、伊瀬茉莉也、茅野愛衣、小松未可子、小林ゆう、原田ひとみ、興津和幸、飯島肇、菅生隆之、木村良平、松本大、東地宏樹、小杉十郎太
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

千の声、万の夢を踏み越えていく英雄の物語

この作品も2014年のお気に入りの1つになりました。

特にOPの鈴木このみさんの「銀閃の風」は、とっても好きな曲で、この物語の勇壮さ、人のはかなさ、激しさを想像させてくれました。それにしても鈴木このみさんの声量、ほんとうに素晴らしいです!

私は歴史ものが好きで、特に馬がたくさん出て来る映画を見るのが好き。本作品では馬が走るシーンが結構あるんですけど、本物の馬が走るように細部にわたって動きがいいなあと思えます。opのエレンが馬上の人となって滑走するシーン、大好き。

馬ばかりではなく、英雄ですとアレキサンダー大王やジュリアス・シーザー、ハンニバル、そしてグスタフ・アドルフが好き。グスタフはスウェーデンを発展させた英雄ですが、その称号が「北方の獅子王」で、17歳で王様(ティグルやエレン、リュドミラもほぼ同じ年齢)となって、王妃の名前がエレオノーラ。ライバルがヴァレンシュタインという名前なんです。戦姫のエレンやヴァレンティナなど似たような名前だけど、2人は将来 {netabare}争うと思えることから、ちょっと驚きです。

ティグルとエレンとの出会はとても印象的。エレンを射殺しようとして失敗、捕虜になるのに、物語が進むにつれてかけがいのないパートナーになっていくのがとっても素敵。
でも、いっしょになって戦ったのは、エレンよりもリュドミラのほうが多かったみたい。戦争終結後にティグルとリュドミラが寄り添って寝てたし。
ティグルにとって、エレンは先生の立場みたい。 リュドミラはティグルととってもお似合いと思えたのは気のせいでしょうか。

戦争中心でお話が進むので、内容は人命軽視ですけど、中世の戦争っていろんな本を読んでもこんな感じだったと思うし、エレンに兵を借りたティグルが多くの兵の死者を出したことに謝罪するシーンもあったことから、これも許せるかなと思います。{/netabare}

不満だったのは、あまり時間がなかったこと。2期でやってほしかったと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 59

ビマ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

★の数は原作評価

誰もが、あるいは作家が涙を流したくなるような原作を踏みにじった作品があると思います。

それがうちにとってはこれだー!(怒)
まぁあと百錬もですけど。

初見、戸松さんのOP曲に「カッコいいー」と痺れた感動も放送終了時には「…スン。」としてしまいました。いやいや、そんなはずはと2話を見ている途中で切りました。いや心の中で斬り捨ててました。
確かに原作に比べて物足りないと思う作品は多々ありますが、これは明らかに酷すぎる。
声優陣が豪華ですが声スキーの私も擁護できませんでしたよ。

この作品、コミカライズでこけたにも関わらずコミカライズのペースでアニメを進行したのが間違いなんですよね。
原作者もかなり腹ただしかったと思いますが、原作者側から自身の子供ともいえる作品を守る手段はないのでしょうか?私は出版業界の事情など知らないんですが正直この作品、原作ラノベは傑作の一つだと思っているのでアニメだけでこの作品が評価されるのは残念でしかたないです。

ホントにラノベは面白いですよ!興味ある人は是非たも読んで欲しいです。
アニメには触れません(笑)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ストーリー展開早ッ(゜ロ゜;)

辺境の地「アルサス」を統治する伯爵・ティグルと
7人の戦姫を中心に描かれるバトルファンタジー。
全13話。
原作はライトノベル。


隣国同士で巻き起こる激しい戦を主人公・ティグルが
仲間たちと共闘し生き抜いて行くストーリー。
バトルファンタジーの「王道」って感じですかね(´∀`)

ハーレムやサービスカット、可愛いキャラデザなど
いかにもラノベらしい演出もちらほらw
その反面、戦場の描き方は特徴的でしたね。
工夫された戦況説明の巧さ、CG、騎乗シーンと
駆け足気味に進む戦場を上手に描いていると思います。

ティグルの武器が「弓」。 まぁ、地味ww
ピシュッ!グサグサグサ。 まぁ、地味ww
ただ、その分、戦姫たちが激しくも美しく
戦ってくれてますのでご安心を(ゝω・)

戸松遥、茅野愛衣や井口裕香など人気の女性声優陣と
ベテラン男性声優陣はバランスが取れいて安定感あり。
しかし、石川界人もよく出るねぇw


チラッと上にも書きましたが
疾風のごとく駆け足でストーリーが進行しますw
この辺りが作品評価の分かれ目になるかと。
個人的には予想より楽しめましたが♪

魔弾の王たる片鱗しか見せていない主人公
一部、未登場のままで終わった戦姫と
続編に期待せざるを得ないところですね。

領民を想う気持ちを強く持ち
領地を守るため必死に立ち向かう
ティグルの姿は勇敢で熱いです(*´∀`*)ノ




《キャスト》
ティグルヴルムド=ヴォルン(CV.石川界人)
エレオノーラ=ヴィルターリア(CV.戸松遥)
リュドミラ=ルリエ(CV.伊瀬茉莉也)
ソフィーヤ=オベルタス(CV.茅野愛衣)
ティッタ(CV.上坂すみれ)
リムアリーシャ(CV.井口裕香)
レグナス(CV.藤井ゆきよ)
バートラン(CV.菅生隆之)
マスハス=ローダント(CV.飯島肇)




《主題歌》
OP
『銀閃の風』/鈴木このみ
ED
『Schwarzer Bogen』/原田ひとみ
『竜星鎮魂歌』/鈴木このみ(第10話のみ)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 62
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