精霊で騎士なおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの精霊で騎士な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年07月07日の時点で一番の精霊で騎士なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

79.3 1 精霊で騎士なアニメランキング1位
天鏡のアルデラミン(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (901)
5001人が棚に入れました
隣接するキオカ共和国と戦争状態にある大国、カトヴァーナ帝国。その片隅で一人の青年が戦乱に巻き込まれようとしていた。名はイクタ・ソローク。戦争嫌いの怠け者で女好きという、およそ軍人とはかけ離れた人物だ。幼馴染であるヤトリシノ・イグセムとともに高等士官試験を受けた彼は、二次試験への送迎船で、看護学校出身のハローマ・ベッケル、旧軍閥名家のマシュー・テトジリチ、そしてヤトリと同じく忠義の御三家の一角、レミオン家のトルウェイ・レミオンと出会うこととなる。道中、彼らと賑やかな時間を過ごしていたその時、突如船が座礁する。総員退艦となり脱出する5人……だが、そこで一人の少女が船から海へ落ちる姿が目に入る。ためらわず、大荒れの海に飛び込むイクタ。そして、彼は少女の小さな手を握った。時に帝歴905年。それが後に常怠常勝の智将と呼ばれた男と、帝国最後の皇女と呼ばれた女の初めての邂逅。“約束された敗北"へと向かう、物語の発端である――。

声優・キャラクター
岡本信彦、種田梨沙、水瀬いのり、金本涼輔、間島淳司、千菅春香
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

内容の詰まった戦記物でキャラクターを見るのも楽しい

2016年夏アニメ。ライトノベル原作、全13話の戦記物です。
原作は2巻途中まで読了。ペースとしては原作3巻までのアニメ化のようですね。
原作より全体的に地味な印象に作られたアニメというのも珍しいかも。

キャラ物と戦記物のバランスの良さが良いですね。これは原作の良さでもあり、きちんとアニメにも反映されていると思います。
原作からのカットや短縮が沢山あるだろうと思っていたのですが、原作の内容もかなり詰まっているのであまりカットしていませんね。全13話でストーリーをキリの良い所まで進めるためにどうしても詰め込み気味になってしまった印象。
カトヴァーナ帝国の斜陽ぶりがわかりにくくなっていることと精霊の活躍が少なくなっていること、軍事関係のシーンが少なめになっているのも勿体無い点ですが、原作の進み具合からしてここしか切りようがなかったと思われます。
必要な情報を言葉での説明に頼らない(あるいは尺のために削らざるを得ない)ため、繰り返し視聴する人向きだと思います。

キャラクターは全体的に個性がわかりやすくイクタ以外のメインキャラクターが皆常識的なので、かなり見やすいと思います。人間関係もさっぱりしていてとても印象がいいです。
イクタは女たらしだったりと癖のある性格で、何話か進まないと良い所がはっきりと出てこないので苦手な人は苦手だったようですが、私はとても好きですね。{netabare}「人材の適材適所」という考えがイクタ本人にあるため、汚れ役を引き受けることが多くて痛々しいシーンもあるのですが、そこが良いバランスになっています。{/netabare}

キャラクターの配置も上手で、完璧系キャラと成長型キャラの両方が味方におり、それぞれに抱える問題・はっきりした美点欠点が設定されているため、誰にも感情移入できるし、好みのキャラクターは見つけやすいと思われます。

精霊も可愛くて好きですね!
見た目はちょっと癖がありますが動きや仕草が可愛らしく、主人に対する献身が健気ですし、物語に必要な存在として大切に描写されマスコット然としていないのが好印象です。……ねじまき要素は原作でも大分後にならないと出てこないという話。それはちょっと残念です。

キャラクターデザインに原作イラストよりずっと地味な絵柄を選択したのはチャレンジだったと思います。
でも堅実な世界観を作るという明確な意図が感じられて面白いですし、それぞれ良し悪しはありますが、個人的にはマシューのキャラクターがしっかり嵌っているのはアニメ版の絵柄だと思います。

戦闘シーンに作画全力投球というのが徹底していて素晴らしいです。接近戦に力が入るのは勿論ですが、長距離狙撃のシーンも本当に丁寧な作画ですし。
他の部分も常にきちんとしていて、コンテ演出も常に安定していて映像面で違和感は全くありませんでした。

OPは絵と歌詞の意味が物語が進むにつれ分かって行く作りで、最後まで見るととても感慨深かったです。じわじわ嵌って行きました。

{netabare}
第5話で子ども時代のイクタのヤトリに対する「君がいないと僕怪物に食べられちゃう」の台詞が色々想像させられますね…怪物とは狼の群れなのか、他の何かなのか。
むしろ人間を襲撃したものの返り討ちにあい、群れを崩壊させられた狼達のほうが喰われた側という描写なのが意味深です。
狼たちも幼少のイクタとヤトリも、戦った理由は生き残るため。弱肉強食ならぬ弱肉弱食とでもいうべき構図がやりきれない。
(※「弱肉弱食」という言葉は何年も前にどなたかのブログで見かけました。ブロガーさんのことも内容のことも今ではうろ覚えなのですが、酷く象徴的なこの言葉が忘れられません。)

人間もまた、正常な感性を持ち泥を被ってでも誰かを守ろうとする人(リカン中将、トァック少佐、カンナ、デインクーン)ほど腐った国に、あるいは周囲の大きな意思に喰われ飲み込まれていきました。
主人公であるイクタでさえ相手を納得させる言葉を用意することで自分の意志に他人を巻き込んでいくのですが、そこに理性と誠意があるからやりきれないものにはならずに済む。
他者と関わり合いながら生きていく上で人は「喰らわずにいられない存在」なのかも知れませんが、喰うか喰われるかの関係にならずに済む方法も、イクタの生き方によって明示されているのが良いなと思います。

第9話「ささやかな面目の行方」での食堂のシーンは正直その時は笑って見ていたんですが、「戦士」「勇者」にさらには「騎士」と次話で「ケダモノ」という言葉が飛び出したことで、人間のサガと理性、第5話で示された喰うものと喰われるもの、第8話「いつか、三度目に」から繋がる守りたいものと守れないもの、と明確にテーマ性が纏まっていく興味深い構成になっていると感じました。
……まさか伏線なんて思わなかったよ、あの猥談シーンw 考えてみれば尺がカツカツなんだから無意味なシーン入れるわけ無いですねw

「戦士」と「勇者」を飾らない自分だとすれば、「騎士」は他者にいかに誠実に向き合うかという理想を自分自身に課す在り方なのではないかと思います。
そして「ケダモノ」は自分のために他者を食い荒らすことに抵抗感を持たない存在。それは仔のために人間を襲った狼にさえ劣る在り方です。

シャミーユが願う国の在り方は、国を人に見立てるならば「騎士」に近いものなのでしょうね。しかし、シャミーユは自身の目的のためにイクタを喰らい飲み込もうとしています。敗戦国の軍事最高責任者なんて、正しく“すり減らされて捨てられる英雄”であるのは間違いないのですから。
イクタにとっては大事な存在(ヤトリ)を喰われないために逃げ出すか、人を喰らうばかりでない国を作るかという二択になるわけですが、どちらにせよ、仲間や身近な人が喰らわれる可能性は非常に高い酷な選択です。

イクタとヤトリの信頼関係を象徴する演出として二人の背中合わせの構図が一貫して強調されてきましたが、向かい合うシャミーユとイクタは全く正反対の関係性なのですよね。喰うか喰われるかという緊張状態にさえ見えてしまう。
第1話からずっと見て来たこのOP、本当によく出来ているなと思います。
{/netabare}

他の人の感想にもあるとおり、先がすごく気になる作品になってしまいましたが、本作単品でも十分に楽しめるようにはなっています。
色んな理由で1クールでの構成が難しい作品だったと思われますが、ヤスカワショウゴさんのシリーズ構成凄く良かったです。
物語の入り口という形にはなってしまいますが、気になる人にはオススメします。(2016.11.17)

投稿 : 2024/07/06
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

あれ…ねじ巻きはどこに行っちゃったの…!?

この作品の原作は未読ですが、種田さん、水瀬さんが出演する事を知って視聴を決めた作品ですが、序盤の視聴ですっかりこの作品の魅力にハマってしまいました。

この物語の主人公は、17歳のイクタ・ソローク…彼は軍の名門イグセム家の令嬢であり幼馴染でもあるヤトリシノ・イグセムと高等士官試験に臨むため船出するところから始まります。

その船には、狙撃手のトルウェイ、旧軍閥のテトジリチ家の長男であるマシュー、衛生兵のハローマ…そしてなぜか帝国第三皇女シャミーユも乗船していたのですが、船が嵐によって沈没してしまうのです…

一行は地上に流れ着き一命を取り留めるのですが、流れ着いた先は帝国と戦争状態にある隣国のキオカ共和国だったんです。
彼らの選択肢は二つ…自国の領土まで逃げ延びるか、捕虜となって捕まるか…
紛争中の国境近くでもあるこの場所は敵の見張りの目も厳しく、簡単に逃げられる場所ではない事を認識させられるイクタ達…
きっと帝国第三皇女であるシャミーユ殿下は恰好の交渉材料となるでしょう…
でもそれは一つ間違うと戦局の大きく影響の出る可能性を秘めている…
こんな困難の中から物語が動いていきます。

この作品で第一に感じるのは、主人公であるイクタと幼馴染であるヤトリシノとの関係です。
ヤトリシノのCVが種田さんである事も相まって、彼女に流れるイグセムの血を重んじ、騎士として凛とあろうとする姿は堪らないくらいに魅力的…
でも、彼女が凛としていられるのは、傍らに必ずイクタがいるからにほかなりません。

このイクタ…「食わせ者」とは、正に彼の事を指す言葉といっても過言ではありません。
常日頃からいかに怠けるかを考えており、「怠ける時は怠けるが、怠けるための努力は惜しまない」が彼のモットー。
でもその実態はイクタが師と仰ぐ科学者アナライ・カーンの弟子一人で、彼が口にする「怠ける」とは「効率が良い」事と同義なんです。

例えば1日かかる仕事をやり方を工夫する事で半日しかかからなかった…
余った残りの時間は自分で好きなように使う…これがイクタの言う「怠ける」です。
人は面倒くさい事が嫌いで「安心・安全・安泰」が大好き…というのは本当だと思いますし、文明の発達もこの発想に基づいた部分が多いと思います。

でもイクタが怠ける事を追い求めた結果、彼に待っていたのは彼の人生における3重苦でした。
ただイクタにとっての3重苦が世の中全ての3重苦とはならない事を彼は知っており、軍人としての道を歩き始まるのです。
でも、イクタが軍人として歩むようになってからが面白さの本領が発揮された作品だったと思います。

それとこの作品の登場人物として重要なのが「精霊」の存在です。
火・水・風・光の4種類に分けられた精霊は手のひらサイズで、人間一人につき一体の精霊をパートナーとする事ができるんです。
精霊は武器の動力として使用できるだけでなく、人間に忠を尽くす存在なので一部では神から遣わされた存在として崇められています。

実はこの作品のタイトルを一目見た時から気になっていた事があります。
「ねじ巻き精霊戦記」です。精霊とねじ巻きって、アンマッチ過ぎ…だから物語の中でどの様な関わりを持っていくのかが楽しみで仕方ありませんでした。
でもそれは結局作品の中で触れる事はありませんでした…原作は10巻まで発行され、さらに連載も続いていますが今回アニメ化されたのは原作の3巻まで…つまりまだまだ序盤という事なので、そのうち制作されるであろう続編の中で明らかにされるのかもしれません。

イクタの前に広がるのは、見方の圧倒的不利な状況ばかり…
後に「常怠常勝の智将」と呼ばれるイクタでも味方の犠牲を一人も出さずに…という訳にはいきません。
それに智将よ呼ばれる人物は、この世でイクタ一人…という訳でもありません。
どんなに最善を尽くしても守りきれなかった命は一つや二つではありません。

自らの判断が…命の優先順位が間違っていると罵られた事もありました。
きっと普通に諭すことができるなら…そんな状況が許されるなら罵られる事もなかったでしょう…
でも戦争がそんな言い訳すら許してはくれないんです。
誰もがイクタの様に状況を俯瞰できる訳じゃない…
少しでも味方の犠牲を減らしたいだけなのに…
身に付けていたモノだけが淋しげに残されている…そんな状況を見たくないだけなのに…
気になる方は是非本編でご確認下さい。
私にとってダークホース的存在の作品でした。

この作品の続編は是非とも見たいところですが、乗り越えなければいけない壁があるのも事実だと思います。
最大の壁は声優さんの復活だと思っています。
この作品には、ヒロインのヤトリシノ・イグセム役に種田梨沙さん、そして藤原啓治さんも出演されていますが、お二人とも現在療養中です。
幾つかの索引では代役も決まったようですが、既に世に出回っている作品の出演者が変わるのは淋しい限りですし、ヤトリシノ役は種田さん以外は考えられないと思っています。

でも…wikiで彼女の出演した作品を見ると病気になるのも仕方ないような気がします。
出演される殆どの作品はメインキャラで、テレビアニメ、OVA、WEBアニメ、劇場アニメ、ゲームにドラマCD…それに吹き替えやラジオにまで出演しているんです。
それだけ彼女のニーズがあるからなんですけれど…
これだけ忙しかったら、自分の出演した作品もまともに見れていないのでは…と思ってしまいます。
絶対元気な姿をもう一度見たい…そう願っています。

オープニングテーマは、岸田教団&THE明星ロケッツさんの「天鏡のアルデラミン」
エンディングテーマは、鹿乃さんの「nameless」
相変わらず歌い辛いですが、岸田教団&THE明星ロケッツさんのオープニングは恰好良いの一言です。
しっとりとしたエンディングも好きでした。

1クール計13話の作品でした。物語的にも見どころがあり出演している声優さんも豪華…しっかり堪能させて頂きました。気になる続編…の前に療養されている声優さんの復帰を祈念しています。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 26

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「殴りたいときに殴るのが原始人、攻めるべきときに攻めるのが軍人、そして、言うべきことを言いたいときに全部言うのがイクタ・ソロークだ!」

宇野朴人による原作小説は、『電撃文庫』(KADOKAWA)にて刊行中(全14巻、原作未読)。『第2回ラノベ好き書店員大賞』3位、『このライトノベルがすごい!』作品部門2位(2014年)。
『転生したらスライムだった件』などの川上泰樹によるコミカライズ版は、『電撃マオウ』(KADOKAWA)での連載が終了(全7巻、コミカライズ版既読)。
アニメは、全13話(2016年)。監督は、市村徹夫。制作は、『葬送のフリーレン』、『AIの遺電子』などのマッドハウス。
(2024.5.16投稿、5.27一部推敲)

本作は、単純にいうと、『進撃の巨人』、『銀河英雄伝説』、『ヘヴィーオブジェクト』、『幼女戦記』、『戦場のヴァルキュリア』、『終末のイゼッタ』、『86』あたりの「軍師」、「戦略・戦術」、「ミリタリー」要素高めだが、リアル志向に寄りすぎず、そこにファンタジー(非現実的)要素を追加した作品が好きだとハマる可能性が高いです。

ただ、いくつか人によって好みが分かれそうなところがあるので、そこを説明しつつ、個人的に好きな作品で続きが観たいので応援する意味を込めて今回レビューを書きたいと思います。


【あらすじ】
本作は、気球や狙撃銃(ライフル)が出始めの頃であることから19世紀のヨーロッパ的な世界観を基礎として、そこに「火・水・風・光」の四大精霊が人間のパートナーとして生きるファンタジー要素を追加した架空の世界が舞台。
そこに、貴族・官僚の腐敗により国力が衰え皇帝が傀儡と化した「カトヴァーナ帝国」、帝国からの難民や科学者などを積極的に受け入れ急速に勢力を拡大した「キオカ共和国」、両国に匹敵する国力と軍事力を保有しアルデラ教の総本山である「宗教国家ラ・サイア・アルデラミン」が鼎立。
(ちなみに、「アルデラミン」とは実在するケフェウス座のα星で、この星を調べるとネタバレに…)

カトヴァーナ帝国に住み、「昼寝と徒食と女漁り」を愛する主人公のイクタ・ソローク(CV.岡本信彦)は、幼馴染で「皇室の剣」であることを運命づけられた軍部の名門イグセム家出身の二刀流剣士ヤトリシノ・イグセム(愛称ヤトリ:CV.種田梨沙)を主席合格させるため、ヤトリと共に帝国の高等士官試験に臨む。しかし、その途上で船が嵐により沈没、同じ受験生や、まだ幼き帝国第三皇女シャミーユ(CV.水瀬いのり)と共に、帝国と戦争状態にあったキオカ共和国に漂着する。そこから彼らは、イクタが一計を案じて帝国に無事帰還することに成功し、「帝国騎士」に叙勲されることに。しかし、それはイクタが絶対になりたくないと思っていた軍人、貴族、そして英雄になることを意味していた…


【独特の世界観】
まず、19世紀ヨーロッパぐらいの文明レベルを持ちながら、精霊が実在するという独特の世界観が魅力的。例えば、ライフルの動力源が風の精霊だったりします。

ただ、この精霊、本作では謎があることをほのめかす程度ですが、本当に精霊なのかも含めて謎に包まれた存在です。

あと、主人公とその仲間以外の人たちが、あっさり死にます。また、民族差別や宗教問題なんかも出てくるので、この辺はリアル寄りの描写になってます。


【「常怠常勝の智将」イクタ・ソローク】
次に、本作は、後に「常怠常勝の智将」と呼ばれることになる主人公イクタのロジックに基づいた知略が見処になってます。

ただ、本作では、准尉という一番下の士官で本来動かせる兵員が少ないにもかかわらず、戦争の大局に影響を与えてしまうような活躍をするので、若干ご都合主義展開と感じるかも。

また、イクタは、その生い立ちに秘密があって、「常怠」と評されるように、ちょっと性格に一癖あるキャラクターになってます。

例えば、「殴りたいときに殴るのが原始人、攻めるべきときに攻めるのが軍人、そして、言うべきことを言いたいときに全部言うのがイクタ・ソロークだ!」なんて彼の自己紹介にそれがよく表れていると思います。

もっとも、そんなイクタも困難な状況に直面し物語の進行とともに成長していきます。


【イクタとその仲間たち】
あと、イクタが嵐にあって一緒に漂流し、その後仲間になる面々、イケメンが嫌いなイクタから嫌われるも人が良すぎて許される狙撃兵トルウェイ(CV.金本涼輔)、本作の普通の人枠で上昇志向が強く小太りの突撃兵マシュー(CV.間島淳司)、癒し系かと思いきや悪気なく本音を言ってしまう衛生兵ハローマ(CV.千菅春香)のキャラが立っていて、そのやり取りが面白い。

特に、お互いに複雑な事情を抱え明確な恋愛関係にはないけれど、言葉の要らない強い信頼関係に基づいて抜群のコンビネーションをみせる、軍師イクタと剣豪ヤトリの関係性が本作の見処の1つ。


【最後に】
もっとも、本作では、イクタとヤトリの今後について、これから二人が抗うことの難しい運命に翻弄されるような匂わせがあるものの、そこ止まりで終了。続きを作ってくれないかなあ…

投稿 : 2024/07/06
♥ : 8

68.5 2 精霊で騎士なアニメランキング2位
精霊使いの剣舞(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (826)
5710人が棚に入れました
清らかな乙女にのみ許された特権――精霊契約。ここアレイシア精霊学院では、精霊使いとして訓練を積んできた貴族の令嬢たちが集められ、エリート教育を受けていた。少年カミトは、ふとした事故から学院生の少女・クレアの水浴びを覗き、さらに彼女が求めていた精霊と代わりに契約してしまう。そう、カミトはこの世界ではありえない、男の精霊使いだったのだ!「あ、あんた……あたしの精霊、奪った責任とりなさいよね!」「は?」「あんたがあたしの契約精霊になりなさいっ!」箱入りお嬢様たちの学園に放り込まれたカミトの運命は!? 刻印輝くエレメンタル・ファンタジー!

声優・キャラクター
古川慎、木戸衣吹、優木かな、石上静香、大西沙織、加隈亜衣、田中真奈美、中原麻衣、松岡禎丞、日笠陽子
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

最終話まで鑑賞済。再採点&総評も~。第1稿。

原作小説やコミックは未読です。

採点について-----
{netabare}
●物語●
アニメで放送された部分というのは、『ブレイドダンス』本戦ではなかったんですよね? タイトルになっているのに描写が無いというのは・・・『ラブライブ』以来でしょうか?w

この先の物語を見てみたいとは思います。
レスティア自身や彼女の目的、校長の目的、ブレイドダンス等々、描けていない部分は山のようにあることと思いますので。

●キャラ●
中盤まではキャラが薄めかな?と思っていましたが、クレア&エスト以外も出番を得ることによって、掴めてきたかな?と。ので点数up。唯一常識人ぽいリンスレットが、そんな中で影が薄かったようにも感じました。

お気に入りはエストとエリス。
エリスの終盤でのデレデレぷりにはニヤニヤさせて頂きました。
クレアは・・・炸裂するジェラシーが面倒臭かったので、損をしているかと。あまり素直でもないですしw

エストの羞恥心は何処がボーダーなんでしょうね?w

●声優●
名前は存知上げている方々なのですが・・・ヒロイン達にイマイチ味が無いといいますか。むしろ校長(?)や担任教諭の方が目立ったような。

●作画●
録画質の影響もありましょうが、悪い印象は無いですね。
画期的に綺麗とかいうことも無いですが。

アイキャッチが無駄に気合はいってるな~と。
大抵『脚元』『顔』という組み合わせでしたが、『全身』も見てみたかったですね。

●音楽●
ED曲が、今期お気に入りの1つになっています。
何処か民族的な楽器(調べるとバグパイプの模様)を使いつつ、テンポの良い合いの手が耳に残る曲だったと思います。
{/netabare}


12話まで鑑賞後-----
{netabare}
序盤はサービス要素少なくなりそうかな?と思っておりましたが・・・話が進むにつれて、そんなことは無くなりましたw
エストは・・・分かっててやってるの?w 微塵も悪意は無いの?w

終盤はエリスと彼女の姉とのお話メインだったように思います。

まずはエリスのデレデレっぷり。決して否定したいわけではないのですが、そもそも彼女の目標は姉と「レン・アッシュベル」だったのだと思いましたが・・・いつの間にやらカミトにデレていると。免疫が無いのか、彼女がチョロいだけなのか?w
おかげか、アニメ全12話を見た限りではエリスが正ヒロインにしかw

11話ラスト付近で、街に現れた精霊(?)をエリスの姉が一掃するシーンがありましたが・・・あれはやりすぎでは? どう見ても被害状況を大きくしたのは彼女のように見えました。
「力」は求心力になるとは思いますが、(理由・原因はあれど)制御しきれていないのでは、ただの厄介者だと思えます。あれで騎士団長だった(解任されてはいるようだが)というのは正直納得できないですね。

呪装刻印を密売(?)していた緑髪さんは・・・結局何だったのだろう? レスティアに唆されただけなのか、彼女なりの目的があったのか。
{/netabare}
8話まで鑑賞後-----
{netabare}
久々のレビュー更新がコレなのは、どうなの?と自問自答気味ですが・・・。

皇女様(?)が正式に加入(?)したように感じられるまでに、結構な話数を要しているというのは・・・ゆっくりしているのか、時間かけすぎなのか。原作通りなのか、引き延ばされてるいるのか。

現在2回目を各話観直してるのですが、今でもヒロインの名前が覚え切れていませんw クレアとエストと・・・うん、1ヶ月前と成長が無いw

自称魔王の後継者さんと、主人公の元パートナー、それぞれの立ち位置も分かるような分からないような。特に元パートナーの闇精霊(?)さんとは、過去に何があったのかサッパリ説明無いので。

主人公の『本気』も何処からなのかイマイチ。

何だかんだで視聴し続けてますので、ラストまではいけると思いますが・・・正直12話まで(と仮定して)で続きを観たいか?と訊かれると、何とも答えに困る作品だとは思います。

ED曲は個人的に良い感じ。
若干詞のテンポの悪い部分があるように感じますが、曲は悪くないと思います。正直今クールで気に入る曲が少なかったので、助かりました。
{/netabare}
4話まで鑑賞後-----
{netabare}
『よくある(と書くのは失礼ですが)ハーレム物ラノベ』というのが、今のところの印象。似た系統の作品の中ではインパクトが薄めなのか、キャラの名前が未だに覚えられないです。

メインヒロインと思しき赤髪娘と剣精霊は何となく認識しましたが、他のヒロインsがとにかく記憶に残らない。というか彼女らが何故に主人公に興味を抱いているのか、全く説明が無い(ように思う)ので尚更。

インパクト薄めですが、前クールの某『竜騎士』ほどエロ要素(?)を前面に出して無いように思えるので、何とか視聴できてるのかな?とも思えます。

物語や設定に対する説明もあまり無いので、本当に手探りな状態で観ております。
{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

美少女精霊使いの中に男ひとり!?

この作品は原作未読ですが、MF文庫Jの5大タイトルの第4作目に相当する作品ということは知っていました。

これまで、「魔法戦争」「ノーゲーム・ノーライフ」「星刻の竜騎士」が放送されてきました。
この3作に関する皆さまの評価は様々でしたが、私はどの先品も嫌いじゃありませんでした・・・
というより、むしろ私にとってこういう系統の作品ってストライク・・・なんですよね^^;

登場するヒロインの女の子たちは、殆ど可愛らしい娘ばっかりだし・・・
主人公のハーレム系も「羨ましい・・・」と思いながらも楽しめますし・・・
ツンデレさんや語尾の特徴もその作品の個性と思えばあまり気になりませんし・・・

これだけたくさんの作品が蔓延すると、設定が似ている作品が出てきてもおかしくはないと思います。
むしろ、個性としてその作品の中でどれだけその設定を活かせるかがポイントだと思っています。

なので、今回の4作目にも密かに期待していました(//∇//)
第4作目は、タイトルにも記載しましたがたくさんの女の子に囲まれる男子の設定って・・・
イチ○君が一瞬頭の中をよぎりましたが、気にせず視聴に臨むことに・・・^^;

物語は、精霊と契約を結びその力を扱えるものたちのことを、人々は精霊使いと呼んでいました。
この精霊使いのちからは清らかな乙女にのみ許された特権・・・なのですが、この作品の主人公であるカゼハヤ・カミトは、男性ながらも精霊と契約できてしまう特殊な力を持っていました。
そして、精霊使いの力を持っているが故に女性ばかりが在学するアレイシア精霊学院に入学することになり・・・物語が動いていきます^^

しかし・・・相変わらず(?)この手の作品に登場する女の子って、可愛い子ばかりですね^^;
今回のヒロイン達の可愛らしさも抜群です(//∇//)

クレア・ルージュ:炎の精霊使いでツンデレ^^;
フィアナ・レイ・オルデシア:精霊魔装使いでちょっぴり大胆・・・?
エリス・ファーレンガルト:風の精霊使いで風紀を守る騎士団の団長さん
リンスレット・ローレンフロスト:氷の精霊使いで名門貴族のご出身

この4人がヒロインとして活躍するのですが、主人公カミト君の周りの女の子はこれだけではありません・・・

エストという少女・・・カミトの命によって剣に姿を変える剣精霊も、常にカミトと一緒にいる女の子なのです^^;

この5人もの美少女をカミト君は相手にしていくわけですが・・・
この手の作品で主人公がモテるのは、最強だから・・・?
それとも格好良いから・・・?
それとも種の保存の観点から・・・?
などという理由は途中からどうでもいいや・・・と思えるくらい、キャッキャウフフを堪能させて貰いました(//∇//)

この手の作品ではよくあることですが、物語の中で主人公は「誤解だ・・・」という台詞を何度も口にします・・・その台詞に途中から全く重みを感じなくなったのは私だけでしょうか・・・^^;?

この作品は1クール12話で構成されているのですが・・・
強いてこの作品・・・いえ、この5大タイトルとしてアニメ化された作品に共通していることなのですが・・・
これまっで放送されてきた作品は、どれも物語の序盤で終わっています。
それに、今回のこの作品においては、原作のストックが相当残っています。
これらを勘案すると、どうしても販促意識の高さが気になってしまいます^^;

ここで物語が終わってしまったら・・・やはり物足りなさを感じてしまいます。
続きは文庫本を・・・も分からなくはありませんが、これだけの作品を見てしまうと続きもアニメで見たくなります。それに、アニメで完結してもその作品が好きな人は、きっと原作にも手を出すと思うんですよね。

5大タイトルの2期決定・・・という事にでもなったら嬉しいけれど、難しいのかなぁ・・・^^;

投稿 : 2024/07/06
♥ : 21

sukepa さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

満足度50点くらい

なんだこのアニメ…

何が駄目かって、
"とりあえずシナリオ"
ライターがとにかく悪い。 とりあえず
"もっと設定を上手く煮込め"
具体的に
"地味に最強設定ある主人公の、最強という設定を全く使ってない"
最強ではないか。でももっと上手く使えとは思った。 あとこのどっかで見たようなシナリオや設定をやめて欲しい。なんと言うか、特徴が無いんだよね。他の作品に見劣りする1つの要因は多分コレ。
スタンダードな内容の癖に秀でたものが無いからつまらないし、感情移入も出来ない。

あと、"絵を何とかしてくれorz"
本当に、個人的にこの絵は受け付られない。 ラノベの方はそこそこまとまってるんだけど、それがアニメになっ て崩れた。このアニメをライトにしてる要因の1つ

あと、 "このヒロインマジでうざい" こんなテンプレなツンデレを全面に押し出した牡丹は本当に大嫌 い。 で、この作者の悪いところがヒロインを掘り下げない(好きになる ようなシナリオがない)。

と、こんな印象を持ちましたが、それ以外はまぁまぁ…そこそこ… 見れたかな?
"それ以外ってなんだ?"

例えばこれがこのアニメ(原作じゃなくアニメ)の持ち味なんだけ ど、BGMがガチ。 絵とかシナリオとかさすが原作ライトノベルだなwwってくらいラ イトなのにBGMは、BGMだけは私を熱くしました。

だって"なんか浮いてるんだもの" これは一回見ればわかります。一話でも良いんで見てみてください。 シナリオで引き込まれずにBGMで引き込まれます。このBGMなんか魔力持ってる。

BGMって演出としてとても重要なポイントなんだけど、 このBGM によって話の谷(戦闘シーンや物語の本質が語られるところ)の盛り 上がり方が異常です。 はっきり言って演出だけなら今期アニメ上位。

ライトなシナリオとイラストによってすぐ冷めるんです

まぁでも、 ライトなシナリオとイラストによってすぐ冷めるんです よ。なんか無駄に体力使うんですよ。
なんか無駄に体力使うんですよ。

そしてこのBGM、

"なんかずっと流れてるんですよね!?"

ずっとかどうかはわからないけど常にBGM流れてた印象がある。 で、どれも中々良いものだから、

"何が重要かさっぱりわからん…"

なんと言うか、勉強で例えると

"教科書が黄色で埋まっとる(/´△`\) どれも重要なのはわかるけど、

"さっぱりわからん"

みたいな残念さ。

満足度評価について
●物語
なんか終始軽い感じで話が始まって、まとまり無いままズルズル話が進むって感じです。
見る価値は無い。

●作画
この画風嫌いなんで個人的にはアウト。

●声優
好きな声優は居ない。

●音楽
前述した通り"ガチ"です。
これは見た方が解って頂けると思います。

"見る気が起こればの話ですがww"

●キャラ
スタンダードなツンデレって嫌いなんですよね。それがメインヒロイン。
これ以上言うと作者への愚痴になるので省略。まぁでも読者を引き込むことが出来るキャラを作るのは良作や名作にするための"最低条件"だと思います。
"特筆するべきキャラはこのアニメに居ない"

投稿 : 2024/07/06
♥ : 2

68.5 3 精霊で騎士なアニメランキング3位
GRANBLUE FANTASY The Animation(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (370)
1479人が棚に入れました
父親の手紙に記された星の島・イスタルシアを目指すため、故郷の島ザンクティンゼルを発つ決心をした主人公は、エルステ帝国から脱走してきた少女・ルリアと出会う。ルリアを帝国から庇い重傷を負った主人公だったが、ルリアが自らの命を主人公の命とリンクさせ、一命を取り留める。主人公はイスタルシアを目指すため、ルリアは帝国の追手から逃れるため、ザンクティンゼルを飛び立った。

声優・キャラクター
小野友樹、東山奈央、釘宮理恵、沢城みゆき、平田広明、田村ゆかり、山路和弘、田中理恵、加藤英美里、杉田智和、伊藤かな恵
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

良い意味で、ソシャゲRPG原作らしからぬ、真っ直ぐで爽やかなアニメ

【文量→中盛り 内容→感想系】

【総括】
2期、視聴開始っす♪

ソシャゲRPG原作らしい作画の良さとキャラデザの格好良さ、音楽の素晴らしさ(特にOP)がまず際立つ。その上、ソシャゲRPG原作らしからぬ、しっかりとした王道のボーイミーツガールのストーリー展開が好印象。キャラも増やしすぎず、きちんと感情移入できるものになっていました。

素晴らしく面白い! とまでは言えませんが、観ても損しない、なかなかに面白い作品でした。

《以下ネタバレ》


【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
※個人的経験と感情により皮肉っぽくなっていますが、基本は、誉めてますよw

私は基本的にソシャゲ嫌い、ソシャゲRPGはアニメに向かない、という考え方です(詳細はチェインクロニクルのレビューに)。

でも、本品は良かったですね。ストーリーこそ目新しさはないものの安定していたし、それ以外はいずれも高いクオリティだったかと(音楽とかすげぇ良かった。OPは今期(2017春)1位かも)。

個人的に一番の高評価は、カタリナのポンコツっぷりでした。3話とか、かなり萌えましたw ラカムもFFにそのまんま出てきそうwで、格好良かったですね。

あと、8話目のダンジョン回好きでした。1話完結でも魅せ所をちゃんと作り(バトル)、普段と雰囲気を変えたラブコメの要素(ルリアのアホ毛レーダーとか笑えたし、砂山を滑ってきてグランに抱きつくかたちになり、照れてるところとか萌えた)。その中で新たな仲間に出会い、新たな武器を手にするという、正道のファンタジー要素も忘れない。かなり優秀な回で、これは脚本が良かったのかな?

私は原作未プレイなので自信はないけど、課金によって得られるのは主に「武器」と「召喚獣」なんですね。だとすれば、アニメにするには都合良いのでしょう(キャラを増やさずにいけるから)。

と、思ったら12話は怒濤の登場人物連続出場でしたねw まあ、ここまでご新規さん向けに作ってきたから、最後に原作ファンへのサービスがあっても良いのかもしれませんね。

そして、ある意味超展開の13話(笑) まさか、ここまであんなに丁寧に作ってきたのに、根底から覆すとわ(笑) まあ、明らかに賛否あるでしょうが、個人的には好きですよ。13話ですし、円盤特典のOVAをタダで観られたと思えばお得です。てか、あにこれならこっちの方が評価上がりそうだと思うのは、私だけでしょうか(笑)

こういうソシャゲ原作なら、今後も観たいですね♪
{/netabare}


【余談1 ~グラブルへの一方的な逆恨み(笑)~】
{netabare}
自分が唯一ハマったソシャゲの運営がグラブルと同じなのですが、グラブルが売れるのと反比例するように、ウチのイベが雑になり、ガチャやゲームシステムも「重課金者から搾れるだけ搾り取ろう」という方向性に。そして、サービス終了。だから、グラブルには恨みしかないんだよな~w そして、それがソシャゲの本質。愛がないっすよ(涙)

ただ、グラブルへの個人的な逆恨みは、本作への評価には関係しておりませんし、グラブル自体が嫌いなわけではないので、悪しからず(むしろ、好きな世界観で興味あるんだけど、サービス終了になった「我がゲーム」に義理を通し、喪に服すためにもプレイすることはないでしょうw){/netabare}


【余談2 ~番組間のCMに物申す(笑)~】
{netabare}
ルリア「ねえグラン! 私たちの冒険がゲームでも出来るって知ってた!?」

……いや、アニメを観ている層で、グラブルがソシャゲだと知らない人って、どのくらいいるのかな?(笑)
{/netabare}

【先行放送 ザンクティンゼル編(自分用メモ)】
{netabare}
王道のボーイミーツガール。

初対面の少女を助けるために、帝国の正規兵と躊躇なく戦うとかw なんかこう、展開が早いというか、キャラに感情移入できないまま、ストーリーが進んでいく。グランはなぜ、ルシアを正しい者だと断言できるのだろうか? 美少女だからか?(笑)

後編、少年時代のグラン……まんまラピュタですやん(笑)

美少女と離れられないだって……!? 御褒美ですやん(笑)

てか、今期(2016冬)、釘宮さんのマスコット役多すぎないかいw
{/netabare}


【本編 各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
ん? 先行放送の「ザンクティンゼル編」のまんまかな?

2話目
同上。

3話目
カタリナ、ダメ可愛いw 渋いオッサンキャラは鉄板の格好良さですな。

4話目
なんか、普通のRPGのようにストーリーが流れていて、ここまでは好印象です。

5話目
艦隊戦っぽさもあり、面白かったです。なるほど、これで次のエリアにいけるわけですね(ソシャゲっぽい)w

6話目
シェロの動きは、清々しい程の力業で解決。まあ、開き直られると何も言えないw

7話目
なんか、ドラマをやってたな。悪くはないけど、普通に主人公パーティの話の方が好きだな。

8話目
なんか、ギャグ&日常回? ルリアさんのアホ毛、そんなことできるの(笑) あの剣は、ミッションクリア報酬かな(笑)

9話目
シリアス? ここからストーリーをまとめにいくのかな? オッサン同士の会話は、良いね~。

10話目
カタリナは、ルリアの親代わりなんですね。

11話目
安定してるな~♪

12話目
なんか、いっぱい出てきたぞ~。オッサンがパーティーに二人って、良いね!

13話目
まさかの女性主人公編(笑) まあ、良いんじゃないでしょうか。ファンサービスとして。
{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 48

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

キャッチフレーズは「君と紡ぐ、空の物語」。

この作品の原作は未プレイですが、春アニメでの放送に先駆けて1月に「ザンクティンゼル編」が先行放送されたのを視聴していたので、続きを楽しみにしていた作品です。

それに、メインヒロインのルリア役に東山さん、ずっとルリアと共に歩んできたカタリナ役に沢城さん、そして…この作品もピィというチビキャラが登場するのですが、そのピィ役が釘宮さん…
それにゆかりんや伊藤かな恵さんも登場されるというのですから、実力派の声優陣で構成されています。

特にチビキャラであるピィ役は、「FAIRY TAIL」のハッピーと立ち位置が似ているキャラなのですが、どちらも声優は釘宮さんなんですよね。
これに限らず、最近放送されている作品でもチビキャラの配役が多いと思います。
ツインエンジェルBREAKのみるくちゃん、エルドライブのドルーなど…それだけ需要があるのも理解できます。
釘宮さんの演じるチビキャラって全般的に愛らしいですから…

この物語の主人公は、ザンクティンゼルという小さな島で暮らすグラン…
彼はいつか父の様に大空を飛び回る騎空師を夢見ながら、パートナーであるピィと日々鍛錬を積み重ねながら暮らしていました。
一方、ちょうど同じ頃、ルリアとカタリナは空を飛ぶ軍艦の中からの脱出に成功したのがザンクティンゼルの上空…
でも地上からは光が落ちる様にしか見えなかった事から、グランとピィは光の落ちた場所に行ってみたところ、蒼い髪の少女が倒れていたんです。
彼女の名前はルリア…こうしてグランとルリアが運命的な出会いを果たし、壮大な冒険物語が動き出すのです。

原作のゲームが超が付くほどファンタジーの王道的作品なので、本作もその影響を色濃く受け継いでいます。
そのため決して奇をてらった展開はありませんが、雄大な世界観を背景に細部まで丁寧に作りこまれた作品…という印象が強く、作品から受ける雰囲気が堪らなく心地よいのです。

作り手の丁寧さを我々一般視聴者が感じるくらいですから、声優さんも私以上に感じるモノがあったのではないでしょうか。
声優さんの演技…台詞の間や息継ぎなど声優さんにとってはごく普通の事なのかもしれませんが、私はそういう細部にも丁寧さを感じた気がします。
個人的な感覚なので気のせいかもしれませんが、その気付きは私にとって嬉しい感覚でした。
それは早く次を視聴したいと思える大きな原動力になってくれましたから…

グランとルリアの選択した道は決して易しい旅路ではありません。
様々な困難・苦難が彼らを待ち受けていることでしょう…
今回の作品ではきっと壮大な冒険のほんの一端だったんだと思いますが、それでも決して楽な旅なんかじゃありませんでした。

でもグランやルリアを始めとするパーティメンバーに脈々と流れる「大きく優しい気持ち」が人と人を結びそれが突破口になっていく…
そしてその気持ちに呼応するのは人だけじゃありません…
ルリアが背負った重い十字架の先で、待っていてくれる存在がちゃんといるんです。

歩くのが辛くなったら手を差し伸ばして…
そしたら必ずその手を掴むから…
荷物が重く感じるならちゃんと教えて…
重い荷物はみんなで分け合うから…

終始一貫して助け合いの精神溢れる作品は見ていてとても気持ちが良いモノです。
だからこそ…なのかな、最終話のエクストラストーリーには心底ビックリしてしまいました。
立ち位置は本編から外れているので、ある程度は何でもアリだと思います。
でもこの作品の改変には正直度肝を抜かれました。
ずっと真面目一辺倒で進んできた作品だけに一瞬何が起きたか全く分からなくなりましたから…
でも最後のボーナストラックと捉えれば、逆にこの方がむしろ嬉しい感じもしますけれどね…
丁寧さの際立つこの作品…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、BUMP OF CHICKENさんの「GO」
エンディングテーマは、HARUHIさんの「ソラのパレード」

1クール13話の物語でしたが、12+1話と捉えた方が分かりやすいと思います。
原作がゲームだと、内容的に続編をアニメ化するのは難しいのかもしれません。
願わくばグランとルリアの本懐が果たせますように…
もし続編があるなら是非視聴したいと思います。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 19
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

見終えてから時間を置いて、改めて評価

3話まで視聴
ヒロインの服をね…こう、ね、胸元をキュっと握りたくなるのは男なら当然だと思う。
作中それをやったら神アニメ(やらんだろーなぁ)。
マジメな見解としては…様子見。

全話見ての感想
{netabare}うわぁやられたー(棒読み)。
12話ラスト、なんかスゲー人達が突然生えてきて解決。
原作知らない人はポカーンなデウスエクスマキマですありがとうございました。
ってかこういう展開にするんだったら最初から示して欲しかった、境界線上のホライゾンみたいに。
そうすりゃ見なくて済んだのに…。

とはいえ本編が終わってオマケと思われる13話、これは見る価値アリ。
もう自分が年寄りなのか、どうしても舞台裏を勘ぐってしまう。
ひょとして…アニメスタッフは本当はこんな作品を作りたかったんじゃなかろうか?と。
本編12話ラストまでを「草野球チームが主人公の努力で段々チームを強くしてく」って話で例えるなら、13話はプロ野球のオールスター戦、正直1話のみなのに面白かった。
廃課金モードってことらしいけど、スポンサーだか上の連中に指図されて12話までの話を作って、13話はまぁ自由にしていいよと許可を取り付けて、それを形にした、みたいな。
なんかタイヤのブランコの画像を思い出す。
まぁ深読みしなければ、プレイスタイル(課金具合)によってはこんな進行も可能ですよ、ってのを示したんだろうけどね。
同時に、同時期に放送されてる某アニメのダメなところも浮き彫りになりました、これは制作も意図しようのない偶然の産物。

とりあえず、ストーリーは置いておいて絵を見るだけでも楽しめると思います。
なんだったら13話だけ見るのもオススメ。{/netabare}

見終えてから時間を置いて、改めて評価
{netabare}時間を置いて冷静に考えた結果、評価をプラスに修正。
やっぱり12話後半の唐突な全員集合っぷりが当時ガッカリで、↑の頃はまだそれを引きずってたみたい。

なんだかんだ言って自分は「最後の最後にそれまで積み上げてきたものをブチ壊す」系が好きみたい。
かといって夢オチやこの作品で言えば12話で終了ってのではダメで…ここら辺の違いは上手く言葉にできない。
そしてそういう系の何が魅力かといえば、1クール作品なんだし最初の段階からオチは決まってたであろうという点。
1話から12話前半までを作ってる最中、13話でブチ壊すことは知ってたハズ。
派手にぶっ壊す目的で積み木の城を丁寧に積み上げるというか、砂の城の細工を細部まで作り込むというか。
特に予算が潤沢なのか作画は物凄い凝っていて、だけどこれをブチ壊す目的で頑張っていた──と考えると、自分はなんかウキウキしてしまいます。
もうね、我ながら何なんだろうこの感覚は?…と思わないでもないけど「ウルトラマンでもゴジラでも、ぶっ壊すミニチュアは精巧に作ってある方が面白い」と言えば伝わってくれるだろうか。
ぶっちゃけ12話までの話は丁寧なだけで面白くないです。
派手さが無いというか、主人公たちが地味で…けどこれも13話を引き立てるための前フリと考えれば見方も違ってくる。
どこかで「グランブルーファンタジーってタイトルは、グラン(12話までの主人公)がブルーになる話だったんだよ」と冗談めかした言葉を目にしたことがありますが、結構本気でそれを目指したのかもしれない。
そりゃあグランパートはただの引き立て回だとしたらブルーにもなるわなぁ。
また、これならすぐにタイトルと主人公の名前覚えられるし。
…。
一体誰が思いついたんだ?その説が正しかったとしたら。
また、最後の最後でこういうことがあるから、途中つまらなくて文句垂れなまくりな作品があっても、なかなか視聴切れないんですよねぇ…。{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 12

72.1 4 精霊で騎士なアニメランキング4位
魔弾の王と戦姫(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1016)
6442人が棚に入れました
中央から遠く離れた辺境の若き領主であるティグルヴルムド=ヴォルンは、
ある日、国王の命によって隣国との戦争に出向く。
敵の総大将は竜より超常の武具を与えられし七戦姫の一人、
エレオノーラ=ヴィルターリア。
弓使いの少年と銀髪の美しき戦姫が出会うとき、
後世まで語り継がれる《英雄》の伝説が幕を開ける!

声優・キャラクター
石川界人、戸松遥、上坂すみれ、井口裕香、伊瀬茉莉也、茅野愛衣、小松未可子、小林ゆう、原田ひとみ、興津和幸、飯島肇、菅生隆之、木村良平、松本大、東地宏樹、小杉十郎太
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

13話まで鑑賞完了。総評らしき物と採点を更新。

コミックスは6巻まで既読。

原作は10巻まで。
つまりは追いついてしまいましたw
ブリューヌは?
ティグルと戦姫・ティッタ達との関係性は?
他の国は?
と気になってしまいまして。

採点と総評-----

●物語●
{netabare}
テンポは悪くないですが、逆に早すぎる印象が強いです。
ティグルと各戦姫やヒロイン候補との関係性は
もっと押し出して良いと思えます。

「登場順的」や「絡み具合」や「今後の出番」等もあるのでしょうが、
結構エレン・リムの扱いが雑だな~と。
カットされていたり、SDキャラ劇場に回されていたりと、
結構不遇な扱いだと思うのですが・・・。

そういう意味で、2クールでやって欲しかったですね。
ラッキースケベ的な意味でも、各キャラの心情を描く意味でも。
{/netabare}
●声優&キャラ●
{netabare}
『ティグルくんとヴァナディーちゅ』のせいで、リムが。
あの井口さんのインパクト大で、申し訳ないですが他の方々が霞んでますw
{/netabare}
●作画●
{netabare}
さすがに最終話は良かったと思いますが、
10話~11話辺りは少々不安になりました。

地形や地理的なところはともかく、
駒を使った戦場の解説はわかり易かったと思います。
{/netabare}
●音楽●
{netabare}
鈴木このみさんのOPが今クールでは上位かと思います。
{/netabare}

●総評らしき物と追記●
{netabare}
シナリオ面では
『必要最低限を、よく1クールに収めたな』と思いつつも
『やはり2クール使って丁寧に描いて欲しかった』とも思えて
矛盾した感想を持っております。

原作のダイジェスト的な印象が否めない出来だったとも思います。

敵対した人物達の背景・思惑や人間性を描いていたら、
もっと物語に対する理解や思い入れが出来ていたように思えました。

コメディやラノベ的な部分とシリアスな部分のバランスは、
絶妙な加減だったと思います。
配信されていたミニキャラ劇場のネタの中にも、
正直本編でやってほしかったな~という物もありました。
が・・・バランスや尺を考慮すると、大変なことになるのだろうな~とも。

2期があるのか不明ですが、可能なら作って欲しいな~と。
オルガ、エリザヴェータ、サーシャに出番をw
2章で終わられても、モヤモヤしてしまうのは間違いないですが・・・。


実際に原作を読んでみて、とても読み易く面白かったです。
先が気になる内容でダレることなく10巻まで行けました。

新たな人物や環境・展開はありますが、
無理に能力を盛ってみたり、キャラ一辺倒にしたりせず。
あまりに本格的な戦術描写はありませんが、
普通はスルーされる補給や資金的な問題が触れられていたのも新鮮でした。

ハーレム物と言われるのかもしれませんが、
主人公・ヒロイン達にそれぞれ立場がある為に安易な展開にならず。
個人的にはそれほどそう感じなかったです。
というかティグルの人望は男女お構いなしですからw
{/netabare}


12~13話の感想-----
{netabare}
12話-----
バートランが亡くなる回だと知って観ると、
前半後半の落差が結構激しいな~と。
アバンの水浴びシーンから随分と気前の良いサービスでw
ミラさん・ティッタさん・レギンさん・・・あまり気に病む必要は無いですよw
比較してる対象がおかしいだけですからw

相変わらず爆睡中のティグル。
正しい彼の起こし方、第・・・何弾?
というかティッタは普段どれだけ苦労して起こしてるのかw

レギンの身の証を立てる為、街外れの神殿から聖窟宮へ。

・・・他のアニメやゲームにもこういう仕掛けありますけど、
外側に鍵のような仕掛けがあるのは、実際どうなのか?と。
大抵こういう設備って『脱出用』ですよね?
『外側にスイッチ』とか『出口に巨大オブジェ』とか、
内側から動かすには困るような・・・。

エレンvsテナルディエ。凄いのは何なのか?
戦姫&竜具に互角の、テナルディエなのか。
謎の武具を相手に折れもしない彼の剣なのか。
重量や腕力の大差を物ともしないエレンなのか。

原作でも結構ヤバそうな雰囲気出ていたスティードさんですが、
アニメになってみたら、それはそれで怖かった。
ルーリックや流星軍兵を相手にしながらもティグルに迫り、
落盤の最中にでも命を狙いに来る。
結果的には彼を失ったことが、
テナルディエの敗因の1つになったとは思いますが・・・。

スティードの刃から身を挺してティグルを救ったのは、バートラン。
既に原作を読んで展開を知っていたわけですが、
改めてアニメで観て・・・泣きました。
原作読んだ時も、計り知れないショックを受けました。

13話-----
バートランを失い悲しむティグルに語られる、エレンの想い。
あまり長い描写ではありませんでしたが、
彼女の過去が描かれていたのは良かったかな?と。

ボードワンの訪問により、
改めてティグルは自らの正当性と今後を語るわけですが・・・。
『一領主→捕虜→第三勢力総指揮官』と立場を変えてきた彼ですが。
それでもアルサス第一で、自身がエレンの捕虜であることを忘れない、
誠実さは近年光る物があると思います。

まぁ・・・仮にも救国の英雄を捕虜待遇なんてことは、
ティグルの立場的にもエレンの心情的にも無いですよねw

最終決戦においてのレギンの鎧は・・・いろいろ心許無いw
総指揮官なわけで最前線に立つわけでもないですが。

ティグルvsテナルディエ。
テナルディエ自身、「息子の仇」という思いはあるわけですが、
この人の人となりを描かれていたら、
この戦いにもっと意味を持たせられたのでは?と思います。

ブリューヌ内戦も終結して・・・。
ガヌロンの今後の描写があったわけですが、
ここを描かれるとなると、やはり2期を期待してしまいますね。
そして逆にカットされた分が勿体無くも思えてきます。

ティグルの凱旋式。
元王子とは思えない程の、レギンの可愛らしさ。
レギンとティグルのやりとりに、不機嫌なティッタ。
馬車の後ろで行われる、いつもの正妻争いw
(エレン・リム・ミラ・ルーリックの、いつもより畏まった服装が印象的でした。)

正気を取り戻したブリューヌ王。
毒を盛られていただけあって、結構酷いありさま。
子安さんの演技と相まって、衰弱した様子が表現されていたと思います。

ティッタに懐くルーニエは、絵的に貴重かと。
{/netabare}

11話までの感想-----
{netabare}
1話残して年内終了とは・・・生殺し状態ですw

まず気になったのは作画系の粗でしょうか。
最終回に向けての追い込みなのか、締め切りなのか、
他の作品との兼ね合いなのか。
序盤と比べるとやはり・・・丁寧さに欠けるのが見えてtしまいます。
オルメア会戦の「踊るムオジネル兵」とか、あからさま過ぎるかな~と。

現段階で原作最新刊まで読んで、
その後の展開を知った上での視聴なわけですが・・・
テンポが早すぎる感は、やはり否めない。

9話&10話-----
戦姫の中では出番がある方だと思える、エリザヴェータ。
テナルディエかガヌロンの差し金でしょうが・・・やはり少ない。
他の2人と合わせて、2期で出番を差し上げて欲しい。

オルメア会戦では、ミラのカッコ良い所やデレた部分が見れて良かった。
最終的にはエレンと正妻争い(?)をするわけですが・・・
この戦いにおいては彼女の助力は大きかったと思います。
戦の後二人並んで眠ってしまうわけですが、
当初のミラの反応からは想像もできない絵だったように思います。

ティグルの人望というとまず戦姫達が浮かびますが、
ヒゲのオジサン方にも厚かったというのも印象的でした。

サーシャを助けブリューヌに戻ったエレンに、
「たくさんの兵を死なせてしまった」と頭を下げるティグル。
この辺が彼の器を現しているのでしょう。
それに対するエレンの返答も、「為政者」としての彼女なりの物なのかと。
おざなりにし過ぎても、こだわり過ぎても、どちらもダメなわけで。
月夜のこのシーン、化物語の「天文台デート」を連想した人も多いはずw

ムオジネルの指揮官・クレイシュも良いキャラしてましたね。
独特の存在感とでも言いましょうか。
見た目としゃべりは豪快さを良く表していたと思いますが、
その実、軍の運用や引き際など優秀さの見える人物でした。

11話-----
ヴァレンティナさんの出番が~と思ったわけですが・・・
やはり何処からともなく現れて、
寝ぼけたティグルに胸を揉まれて去っていく。
原作以上でも以下でも無いものでしたw

ムオジネルを退け、いよいよテナルディエとの決戦か?と思いきや・・・
そこに現れるのはレギン。
過去に「レグナス」と名乗り王子を演じていた「王女」。

原作読むまで、レグナスの姉妹(生き別れ込みで)と思ってましたが、
まさか性別を偽っていたとは・・・。
「リム並み」どころか「ミラ並み」でも正直無理でしょうw

レギンの身の証を立てる為、ガヌロン領へ進む両軍ですが・・・。
それに手を打つガヌロンのセリフと、テナルディエの竜についた鎖。
この2つを語るならば、やはり2章(とそれに付随する内容)は
あった方が良かったと思えます。
(『弓』という呼称、『デュランダル』の特殊性共々)
2章で綺麗に全てに片がつくわけではない(10巻で2章完)ですが、
2クールくらいで七戦姫、各国の思惑などを描いてしまった方が、
良かったのではないかな~?とも思えます。
(10巻でキリが付けれるか?と訊かれると・・・正直難しい)
{/netabare}

8話まで鑑賞後-----
{netabare}
正体不明とはいえ黒弓の力を得ることになったティグルですが・・・。
またティッタさんが大変なことに。二重の意味でw
巫女の家系ということが、今後重要になってくるのかな~?と。
期待しております。

一応コミックスでの知識はありましたが・・・
ロランさんの出番、やっぱり短い。アニメになって尚更でしょうか。
アニメでは鬼神みたいな強さをあまり描かれていなかったと思えます。
個人的には(コミックス読んだ時)、
ティグルの直接的な力になってくれると思っていたですが・・・。
彼の役目は『デュランダル』をティグルに渡すことにあったのかな?と。
それにしても・・・勿体無いし、退場の描写はかなり端折っていたな~と。

コミックス勢としてはムオジネル戦に入った所で止まってますので、
以降は未知の領域なわけですが・・・。

銀の流星軍のピンチに現れるリュドミラさま、カッコ良かったw
次回予告、可愛い(と思われる)シーンありそうなので期待してます。

そういえばOPにリュドミラとソフィーが加わってましたね~。
{/netabare}

6話まで鑑賞後-----
{netabare}
クールの折り返し地点でロランさんが出てるというのは・・・個人的にはもう少しスローで作って貰えてたらな~と感じますね。

何と言いますか・・・
・戦記物としては押さえるべきところを押さえていると思う
・コミカルやサービスは必要最低限(?)
・1人中ボスが飛ばされてる気が(コミックと比べて)
と、微妙に中途半端な気がしながら観ています。

公式HPで配信されている『ティグルくんとヴァナディーちゅ』でのネタを、本気で本編に入れて作ったら・・・確かにそこだけ浮くとは思います。が・・・熟慮を重ねた上での構成なのでしょうが、そういう部分も含めて「作品」なのだとも思えます。
(個人的には3話がお気に入り。あれはリムじゃなくて井口さんでしょ?w)

ティグルと各戦姫とのやりとりは、もうちょっと描写があっても良いのではないかな?と思います。原作の展開を知らない上でですが、何が無くともまずは「ティグルと戦姫」あってこその物語だと思うのです。
最低限のやりとりはある。でもエレンもミラも、どちらもやりとりが薄味な気がするのです。良くも悪くも、もっと他にもお互いに抱いてることがあるでしょう? 戦姫同士も同様。
{/netabare}

3話鑑賞後-----
{netabare}
前回予想した進み具合はハズレでした。
まさか、ザイアン倒すのに1話(というか2話?)かけてくるとは。
今のところ一番目立ってるのは彼のような気がしますw まぁ「今後」は無いでしょうが。

地竜も飛竜も、倒す際の描写はアッサリしていたと思いますし。
いや本当にティグルとエレンに見せ場をw
『レイ・アドモス』も思ったより地味・・・。
{/netabare}

2話鑑賞後-----
{netabare}
まさかのアルサス戦だけで1話使ってくるとか。
予想してませんでした。
原作小説での比率を知らない身ですのでどうかとも思いますが、漫画版と比較すると・・・1話が1巻丸々、2話が2巻最初から1/3。
ティッタをフィーチャーしたいのか、ザイアンの下種っぷりを描きたかったのか。
これから追々描かれるのかもしれませんが、これならティグルや戦姫様(というかエレン)の人となりを描く時間もあったんではなかろうか?と思えてなりません。
ちょっと緩急付けすぎな配分かな?と思いました。

え~と次は・・・vsドラゴンからですか。
で一度ジスタートへ、というところでしょうかね。
{/netabare}

1話鑑賞後-----
{netabare}
漫画版を読んで原作組を名乗る気は全くありません。
正直、結構期待しているタイトルです。

1話からして、色々削りすぎかな~と。
・ティグルの領地・地理・周囲の人物などの説明が大体無い。
・お約束ながら、用語がセリフにされるだけだと、理解し辛い。
・何故冒頭の戦場シーンになるのかも説明が無い。
・まさか1話でアルサスが攻められる話まで進むとは・・・。

漫画ですら「結構削られてますよ」とのことだったのに、アニメでこれは結構キツいんじゃないか?と心配になってしまう。尺とか時間配分とか苦労はあるのでしょうが・・・。

漫画で読んでみて、ちょいサービス(?)有りの、意外と結構硬派な戦記物だと思えていたのですが・・・それにしては説明・解説が無さ過ぎるかと。

エレンの水浴びシーンまではサービス要素無しで来たのに、そこは書くのかwと。それならティグルや他のキャラを描ける部分があるように思えたました。

専門用語や人物については追々説明があるものと期待してます。
一応最後まで観るでしょうけど、扱いについては今後次第というところでしょうか。
{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「魔弾の王と戦姫」というタイトルまでたどり着けなかったのではないでしょうか・・・^^;

この作品の原作は未読ですが、ヒロインを演じるのが戸松遥さんと知り、視聴を楽しみにしていた作品です^^

この物語の主人公は、ティグルヴルムド=ヴォルン伯爵(以下、ティグル)・・・彼はこれまで代々治めてきたブリューヌ王国北部の辺境アルサスの土地と民をとても大切に思っており、領民からも慕われています。

そんなティグルはブリューヌ王国の一員として参加したジスタート王国との戦争に破れ敗走している際、敵の七戦姫の一人でヒロインのエレオノーラ=ヴィルターリア(以下、エレン)に弓の技量を認められ捕虜となってしまうのです。

そんな最中、エレンの留守中にアルサスの土地を焼き払おうとする輩が現れ、物語は大きく動いていきます。

大きな戦争の流れは、正直良く分かりませんでいた^^;
でも、自分の故郷であるアルサスを守ろうと必死に奮闘するティグルは格好良いと思いましたし、それ以外の戦いでも目的をはっきりさせてから戦闘になるので、個々の戦はとても分かりやすかったと思いました。
また、戦の状況を原作を未読の視聴者にも理解して貰おうと、随所に工夫が盛り込んであります^^
そのため、大きな戦争の流れが十分頭に入っていなくても、十分楽しめる構成になっていたと思います。

それ以上に魅力的だったのが個性豊かな登場人物たちです。
特に主人公のティグルと七戦姫の活躍はもっと見ていたかったというのが本音です^^

主人公のティグル・・・何といっても弓の技量は半端ありません^^
正直弓って剣などと比べると動きのバリエーションが少ないので、どうかなぁ・・・と思っていましたが、弓には弓の良さがあるんですね^^
そして人柄は実直で優しく、まるで野心を持っていません・・・
あぁ、ティグルを中心としたハーレム展開になるのかな・・・ともチラッと思いましたが、一人のところに戦姫が全員集合する事も無いでしょうから、戦姫全員を・・・とまではいかないんでしょうけれど、付き人のティッタを含め今後はそっちの方面の戦いへも身を投じていく事になるんでしょうね^^;

そしてエレン・・・銀髪のスタイル抜群な美少女・・・
戸松さんが演じられるという事もあって、SAOのアスナ的キャラを勝手に想像していましたが、戦では自らが先人を切って馬を走らせるなどとても勇猛果敢な彼女でした^^
でも、これはこれで全然有りだと思います^^
一方、ティグル事が自分のお気に入りになっていくのが、見ているこちらにも手に取るように分かります^^
彼女の長所でもあると思うのですが、「好きなものは好き」という性格なんですよね^^
今後ティグルとの付き合いがどの様に発展していくのかが楽しみです^^

そしてリュドミラ=ルリエ(以下、ミラ)・・・真面目で聡明・・・そして義理を重んじる彼女・・・
最初は高慢な態度が気になりましたが、物語を重ねていくうちにどんどん魅力が増したように思います^^
もともと戸松さん目当てで視聴を始めたこの作品・・・終わってみるとミラに色々と持っていかれていました(//∇//)
あの悪戯な瞳と仕草・・・もう堪りません(//∇//)

ここでは2人の戦姫について記載しました・・・物語の中ではもう少し戦期も登場するのですが、出番は少なく、まったく登場しない戦姫もいたように思います。
そもそもタイトルにもなっている「魔弾の王」が誰なのか・・・それすら謎なんですよね^^;
1クール13話を使ってしっかりと物語は描かれていましたが、きっとまだ序章なんでしょうね^^;
原作の連載も続いているようですので、続編の制作を楽しみにしています^^

オープニングテーマ
「銀閃の風」歌 - 鈴木このみさん
エンディングテーマ
「Schwarzer Bogen」歌 - 原田ひとみさん
「竜星鎮魂歌」歌 - 鈴木このみさん
オープニング、エンディングともどっちも格好良い曲だと思います^^
もちろんお気に入りの曲です♪

投稿 : 2024/07/06
♥ : 39

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

大河「真田丸」のコーエー戦略画面ってそれなりに意味あったよな。

原作知らず。
dアニメのおすすめに出てきたのでためしに視聴。2日かけて通し視聴でした。全体としては結構楽しめました。ですが本作、いろんな要素を盛り込みすぎた感じがします。

中世・封建社会ライクなファンタジー世界を舞台にした、少年領主と戦女神たちのハーレム英雄戦記、ってなかんじ。おおよそのモデルとしては13~15世紀くらいのヨーロッパとその周辺、かつ、東西南北を縮小した感じかな(銃はない世界)。

ボーイ・ミーツ・ハーレムものとしては、なかなかの良作だとおもいます。女性陣は「こういう子、必要だよね」っていう子が過不足なく配置されています。いずれも内面・外面ともに魅力的です。青髪ヒロインの対主人公・対ライバルヒロイン戦闘力の高さは本作でも遺憾なく発揮されています。男の子向けサービスシーンもそこそこありますが、やり過ぎのない、ほどよい感じでおさまっていると思います(おおいに主観)。

僕はハーレムものの成否って、ヒロインよりも主人公が占めるウェイトの方が高いと考えているのですが、その点でもよかったと思います。それなり以上に有能で、何よりブレないところはたいへんよかったと思います。決断が早い点もよかった。少なくとも、僕には主人公を強く嫌う要素がありませんでした。
キャスト陣も(いまにしてみれば?)豪華ですし、声の演技もよかったと思います。

英雄譚としてみた本作は、「悪くない」という印象です。上述の通り主人公に特段の問題がないうえに、政権の簒奪を狙う敵を撃つという大枠の流れがつかみやすかったのがよかった点だと思います。また、主人公が作中では評価が低い(なぜか蔑まれる)弓の使い手という立ち位置で、そこからののしあがりというのもお話にいい味を付けてくれています。

他方、戦記ものとしてみた本作は不満の塊でした。これが非常に残念でした。

戦姫や一部将兵、竜などの突出した戦力の存在は確かにお話のバランスを崩していますが、これはそんなに気になりませんでした。三國無双、戦国無双みたいなもんだと呑み込める範囲にあったと思います。

僕にとって戦記ものとして著しく悪かった点は、「戦争の舞台がわからない」という点です。機械化歩兵や航空戦力が無い世界での戦闘では、なおのこと地勢的な要素が大きなウェイトを持つと考えています。が、本作、それが全くわからんのです。主人公の領地が舞台となっている世界全体のどこに位置するのか、国境線と山地・稜線はどこを走っているのか、軍が何処にいてどのようなルートでどこを目指しているのか、などが全くわかりませんでした。
作中、「それっぽい地図」やら「机上戦っぽいもの(チェスっぽいやつ)」が幾度となく提示されますが、それらの説明能力が皆無でした。なんていうか、意識他界系のプレゼンのごとく、雰囲気オンリーです。飾りの強すぎる文字、速すぎるスクロール、短すぎる説明のコンボで、理解するには無理がありすぎました。
これでは、例えば最終話に主人公とメインヒロインとの間で交わされた会話にでてくる「実利」を納得することができません(理解は可能だが、実感湧かず空虚に感じる)。これが本投稿の表題に繋がるわけですが、なんとも惜しいなと思う次第です。いっそ、あんなの出さなければ気にすることもなかったのに。。。

まだまだ先がありそうな終わらせ方でした。興味なくもないというところですが、それほど続きをみたいとも思えないなぁ、というのが正直な感想です。というのも、OPにでてくる(多分)戦姫がまだまだいるのですが、本作ではその一部しかメインストーリーに絡んでないのです。ってことは、です。この先があったとして、さらにハーレム肥大になりそうな気がするのです。個人的にはいまの面子でよい感じがするので、それは遠慮したいなということです。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 23

69.2 5 精霊で騎士なアニメランキング5位
ロードス島戦記(OVA)

1990年6月1日
★★★★☆ 3.8 (135)
684人が棚に入れました
暗黒皇帝ベルドに率いられたマーモ帝国軍と「至高神ファリス」を奉じる神聖王国ヴァリスを中心とする国々との戦い(英雄戦争)を背景として進む。アラニア王国出身の若き戦士パーンは、亡き父と同じ騎士になる夢を求めて仲間と共に冒険の旅を続けるうちに、英雄戦争の狭間で暗躍する「灰色の魔女」カーラの陰謀に巻き込まれ、「大いなる破壊」を回避するため「光と闇の均等」を説くカーラの言葉に戸惑いつつも誘いを断ってフィアンナ姫を救出し、自らの進むべき道を求めヴァリス王国に向かう。そしてマーモ帝国とヴァリス王国の緊張が高まる中、カーラの考えがロードス島の平和と相容れないものであると悟ったパーンらは、六英雄の一人である大賢者ウォートに助力を求め、遂にカーラの居場所を突き止め魔女に挑む。

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

国産ファンタジー路線の元祖的作品ですが

 雑誌コンプティークのテーブルトークRPGのリプレイ記事から生まれた作品ですね。PCゲーム誌なのに袋とじが付いてるという謎雑誌でしたw
私もそのリプレイ記事が面白くて読んでましたけど、別にストーリーがどうのって代物では無い訳です。ゲームのリプレイ記事ですからね~。
テーブルトークRPGって、こういうモノなんだという紹介として面白かったんです。当時はそういうもの扱ってる雑誌と言うとHJ社のタクティクス誌が有りましたが、ちょっとコアな非電源なゲーム好き向けの専門誌でしたから。
 そのリプレイのキャラ使って小説化されたのがコレですが、正直私は序盤しか楽しめなかったです。カーラがウッドチャックに乗り移るとこ迄。

 この作品って、それまでの西洋のファンタジー物の基礎知識、神話や言い伝えと言う物を熟知した原作者が生真面目に日本風にアレンジした日本人への正統派ファンタジーへの誘い的な作品だったと思うんですよね。当時の私ら世代はそういうモノに飢えてた世代ですから、ロードス島戦記と言う小説もアニメも"新しいもの"だったんですよね。
(もちろんガチのヲタは当時でも知ってたでしょうが)
竜が吐くものは炎じゃなくてブレスなんですよ。赤いドラゴンは他のドラゴンに比べて知能は低いんですよ。そういうファンタジーの基本すら私達普通の人達にゃ「へ~ほ~なるほど~!」って時代だから、この作品の価値は高かったんではないかなと。
ファンタジー物と言う言葉を免罪符にして好き勝手に都合よくアレンジした作品では無いが故、多分今見るとさほど面白くない。西洋の古典ファンタジーこそ正とする生真面目な作品ですので、今の若い方は見てもさほど面白くないと思います。
でも、当時間違いなく価値のあった作品であった事は疑いようも無い事実ですので、日本製ファンタジー物アニメの過去の検証という視点で参考に見られるのは宜しいんじゃないかと。



因みに私は同じ当時のコンプティークからの作品なら「ラプラスの魔」の方が俄然面白いと思いますが、アレはアニメにすらならなかったですね。残念(汗)

投稿 : 2024/07/06
♥ : 7

plum さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

和製ファンタジーの古典

(2012/8/27修正)

1990年~1991年にかけてOVAとして発売。水野良による同名小説(キャラデザ:出渕裕)が原作であり、ライトノベルの走りとか、和製ファンタジーの礎を築いた作品と言われています。本当の意味での原作は、1985年からコンプティーで連載されたDungions&DragonsというTRPG(テーブルトークRPG)のリプレイ記事です。私はこのリプレイ記事をリアルタイムで読んでいましたので、ロードス島戦記には特別思い入れが強いかもしれません。

TRPGと言われても、知っている人は少ないでしょうね。簡単に言うと、机の上で、紙と鉛筆と数種類のダイス、そしてメタルフィギュアを使って行うゲームです。主にファンタジーを基本とした世界で、決まったシステムのもと、GM(ゲームマスター)とプレイヤーの会話を中心にゲームは進行されます。キャラクターを動かすのではなく、会話を含めてキャラクターを演じる=正にロール・プレイすることが大きな魅力です。よって、ロードス島戦記のキャラクターというのは、TRPGで演じられたキャラクター、そしてプレイヤーの性格や行動が元になっているのです。

さてOVAですが、小説同様に今となってはストーリーの荒さが目立ちます。ただ、その緻密な作画と結城信輝の魅力あるキャラクターデザインは、今見ても全く古さは感じません。ストレートで古典的なファンタジーの世界があります。ちなみに、自分の中ではTV版は無かったことになっています・・・。

22年前、角川が巨費を投じて製作したOVA。私の中では、今でもトップ10に入るアニメです。未見の方は、お暇なときに一度どうぞ。あなたも、ディードリットの虜になるかもしれませんよ?

投稿 : 2024/07/06
♥ : 12

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日本のファンタジーを語る上では外せない作品

自分の人生に最も影響を与えた本です。アニメ、漫画、ラノベ、全てを通して、自分的No.1は、ロードス島戦記の原作です。

人生で初めて読んだラノベ。学校に持ってく本を探していたら、たまたま本屋で安く束売りされてたんで買っただけ。それがまさか、こんな歴史的な名作だったとは(偶然の出会いに感謝)。

エルフは高慢ちきで耳が長く、動きが素早い。なかなか子孫ができない。ドワーフは大酒のみで力が強いが、手先が器用で装飾品などを作るのに適している。

そんな、ファンタジーの「当たり前」を、日本で初めて紹介したのが、このロードス島戦記。(世界初ではない)

日本の国産ファンタジーとしては、シリーズ累計1000万部を超え、「ドラクエ」「FF」と並び、草分け的な作品です。

(TRPG版は)ラノベの老舗、角川スニーカー文庫の初作品でもあります。

まあ、とにかく、偉大な作品ということです。

さて、アニメですが、原作ファンからすると、やっぱり不満は残ります。(尺が限られてるからしょうがないけど)色々カットしてるし。作画と音楽は素晴らしい。作画は、今見れば古くさいですが、同時期の作品の中では高クオリティー。音楽は、いずれも透明感があり、幻想的で、ロードスの世界観をよく現しています。初めてサントラ買っちゃいましたし♪

とにもかくにも、原作小説を読んでほしい。それだけですな。正統ファンタジーとはこうあるべき、という教科書みたいな作品です。

初代ヒロインのディードリットは、歴史上一番可愛いエルフです! それだけでも、観る価値はある(笑)

投稿 : 2024/07/06
♥ : 32

67.9 6 精霊で騎士なアニメランキング6位
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (354)
1639人が棚に入れました
人の目には見えない霊的な存在「天族(てんぞく)」に囲まれて育った人間の青年・スレイ。
「かつて、人間の誰もが天族の姿を見ることができた」という伝承を信じる彼は、
古代の謎を解明し、人と天族がともに生きる世界を実現したいという夢を抱いていた。

ある日、生まれて初めて訪れた人間の都で妙な事件に巻き込まれたスレイは、
なりゆきから石に突き刺さる聖剣を引き抜き、世界の災厄を払う「導師」となる。
重き使命を刻み込む胸の中、人と天族の共存という夢はより熱さを増し——

仲間とともに、「導師」は大冒険の旅路への一歩を、今、踏み出す。

声優・キャラクター
木村良平、逢坂良太、茅野愛衣、小松未可子、下屋則子、福圓美里、小野大輔、津田健次郎
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

世界が闇に覆われるとき…世界を救う導師現る

テイルズシリーズ始めてみます!!
とにかくこの作品は絵が奇麗で期待大です!!

0話{netabare}
中世ヨーロッパ風な建物ってなんでテンション上がるんだろう(/・ω・)/

若い王女は利用される立場なのかもな…
政治はいろんな思惑があってやだな~
黒い霧はよからぬことの前触れなのかもしれない

最近の姫様はか弱いだけじゃやっていけないみたいね
姫を襲ったのは妖怪?魔物?

偵察に出した近衛の騎士を捜索するために…
姫たちは追いかけてきたのね…
あの黒い霧は気づいたらあそこにあったらしい
街の様子も住民もどこかおかしい?

黒い霧はすべてを飲み込む…
学者のおっさん下にいたからまだ無事のようだが…
黒い霧はアリーシャ姫をめがけて追いかける?街もこのままだと飲み込まれてしまう

地脈の均衡が崩れかけているらしい

謎の少女の正体は?姫たちには見えていないみたいだけど
混沌の扉を開く?
夢のような現実…黒い霧はすべてをのみこむ…
そこに希望は一つも残らない…後に残るのは絶望のみ

プロローグ的なお話ですかね?(/・ω・)/
{/netabare}

1話{netabare}
お姫ちゃん悪運は強いよな~
あの黒い霧に2回襲われてるのに生き残ってるんだから
たどり着いたのは遺跡…来るときに盛り上がってた場所かな?

姫の近くにいるポンポン何?魔法使えてるけどw
おっと今度は蟲に襲われる姫様…姫様遺跡の奥へ…
遺跡の奥はお花畑?導師の紋章がある?動いたしw光ったしw
さらに入り口が何たるゲーム的展開www

天空の断崖絶壁を駆けまわるとか少年すごいな
スレイにミクリオか
スレイは普通の人間らしいが…ミクリオは?
遺跡探検はじーじに封印されてる
探検も調査も禁じられる…って言われると行きたくなっちゃうよな

人間と天族の話を綴った天位見聞録
ミクリオは優等生っぽいけど結構やんちゃなのねw

姫は暗闇の中をただ進む…先の見えない闇の中…ここはどこ?
そりゃ叫びたくなる気持ちも…

スレイ身軽だなぁ~
スレイとミクリオが壁画のところにいたら雷が…
さらに姫も…そこにいるのかな?

じじさまも大変だのう
この姫昨日から死線超えすぎだよねwもう何回死にかけてるのか
魔法使いだったのねミクリオ

人間とのかかわりも禁じられてるのね
おっとスレイたちと姫様の出会いはここから
スレイのイケメンっぷりなw惚れるわw
透明な橋とかかっこいいな

導師とは?
{/netabare}

スレイ
外界から隔絶された天族の杜イズチに暮らす、天族に育てられた人間の青年。高い霊応力を備え、天族を知覚できる。子どもの頃、導師伝承と古代遺跡について記録された「天遺見聞録(てんいけんぶんろく)」を偶然手にし、それ以来、古代遺跡に興味を持つようになる。大陸中の伝承や歴史に詳しく、古代語を読むこともできる。純粋で心優しく、困った人を見ると放っておけない

2話{netabare}
スレイはただの人間です٩( ‘’ω’’ )و
ここは天の都と呼ばれている神殿…
もはや世界は救えない?

スレイ以外は見えていないみたい…
超常存在を畏敬の念を込めて「天族」と呼ぶ
イヅチの村…姫様必死だなぁ…

天族の助けを求めここにきたのかな?
まぁ村人からしたら…災いを運ぶ存在になるよな…人間
普通の人間には天族と意思疎通を運ぶことは難しいのね

ハイランドの都レディーレイク
聖剣の伝承が残る街の出身の姫様
スレイとミクリオはいいコンビなんだろうな
スレイのまっすぐさは心配なんだろうね…
天族は…

姫様の髪おろした姿も奇麗だな(/・ω・)/むしろ好み☆彡
でも縛ってるのも好き…
目の前で仲間が死ぬ姿はトラウマものですな…
伝承は結局おとぎ話なのかなー

そりゃ足もすくむわなw
導師の紋章が入った手袋…
下界が闇に覆われようとしているのなら…導師は必ず現れる

スレイのような人が伝承にあるような導師なのかもしれない…か
おっと…天族の村に侵入者…姫様を追いかけてあいつもきたのか
憑魔強いやんw走り方がコメディで好きだわw
スレイやるやんwww

憑魔のメインディッシュ=アリーシャ
スレイはいい人だからなぁw黙って村を出るの巻…と思ったらミクリオもw
アリーシャを探す旅にw
スレイ×ミクリオで本が描けそうw
結局村のじーじツンデレよなw
ここから世界を冒険する物語が始まる(●´ω`●)」
{/netabare}

ミクリオ
赤ん坊の頃からスレイと共に成長してきた天族の青年。スレイのことを、兄弟同然にして無二の親友であり、さらにライバルであるとも思っているため、スレイと言い争いになることもしばしば。スレイの言動に冷静な指摘を加えたり苦言を呈したりする役回りを自認している。スレイの影響で古代遺跡に興味を持つようになった。水属性の天響術(てんきょうじゅつ)を操る。

3話{netabare}
スレイとミクリオ…湖の乙女の街に到着

スレイのお上りさん具合
商人はフリーパスで入れるのね
セキレイの羽(/・ω・)/
人間にはお金が必要…この商人の女の子は只者ではないんだろうけど
レディーレイク聖剣祭で大盛り上がり

レディーレイクは穢れで満ちているらしい
天族のミクリオにはきついらしい
さらに憑魔もこの街に…
スレイの命がけの感じすごいなw

憑魔はアリーシャを標的にすることはないが…
姫殿下の暗殺は実行されてる最中
姫は戦争をする気はないが…他の人たちはそれを由としない
先取防衛のため姫の暗殺が…

聖剣の近くに可愛い女の子
彼女も天族(/・ω・)/湖の乙女の剣を抜けるものはいず…そして穢れはさらに充満

アリーシャ姫が聖剣祭を開いた理由は…
おっと姫様がしゃべるたびに穢れが…負の感情から…
穢れの充満が実体化?憑魔出現

普通の人には見えてないみたいね
憑魔を浄化できるは導師だけ…
さらにこの状況に転じてアリーシャの暗殺が…

スレイこの場の打開を任される
湖の乙女の名前はライラ
人と天族が一緒に幸せに暮らせる世界が夢だから…
スレイ、聖剣を抜くことは…とてつもない戦い…果てしない宿命を背負い
導師になる…スレイ
導師になったスレイ髪伸びたな(笑)
そこではないよな(笑)
フォレスメイヤー

スレイ力を使いまくったからな…倒れる

次回予告のライラかわいいな
秘密です♡ (笑)
{/netabare}

ライラ
「引き抜いた者は導師になる」とされる伝説の聖剣に宿っている天族の女性。長い間導師の資質を持つ人間を待ち続けている。優しさと落ち着きを兼ね備えた大人の女性だが、少々天然なところもある。穢れの影響で人や生物が変化した魔物「憑魔(ひょうま)」に関して豊富な知識を持つ。火属性の天響術を操る。

4話{netabare}
スレイようやく目覚めたらしい…3日間高熱にうなされてたらしい
アリーシャが助けてくれたのか(/・ω・)/
アリーシャから感謝の気持ちを込めて服が送られる☆彡
やっとOPと同じ服装になったな

馬子にも衣裳…(笑)
ミクリオにライラ…アリーシャには見えない
スレイをつなげば天族の声を聴くことができる?
ライラの声が聞こえないのは…
スレイの集中力が足りないせいらしいw

まだまだ導師として力をつければもっといい方法が
アリーシャは才能があるから声を交わすことができたのかもしれない

スレイ街へ
導師の出現は民たちにも伝播し…
スレイ調子が悪いみたい…街に出てから
これが穢れの影響…別の穢れ?

遺跡が穢れているのは?
評議会は導師を狙ってるみたいだな…
遺跡探検はお手の物

ハイランド王家の紋章による封印の扉のその先に…
何が待ち構えているのかな?

ドラゴンは厄災の化身らしい
この遺跡の中に憑魔?蝙蝠?
憑魔化した蝙蝠の大群きりがない
ライラの炎威力すごいな(/・ω・)/

契約したことでスレイの負担はあがっているらしい
ライラ…スレイの中に入れるのねw
天族との契約は力を得れるが代償もある

この遺跡の穢れはこれで終わりではない…さらに奥に…遺跡の真実が…
権力に立ち向かい葬られていったものたちの遺骨が…
それが王家との…
ライラはこれを見せたかったのね
源泉…災禍のけんしゅ…それを鎮めることが導師の使命
スレイの答えを導き出してほしい

レディーレイクの穢れの浸食はもう…すぐそこまで…
遺跡の外も大時化…いや黒い霧なのか
廉潔なアリーシャ

評議会の目的はアリーシャを王政から外すこと…か
災厄はそこまで迫っている…
{/netabare}

アリーシャ・ディフダ
グリンウッド大陸の北東部を治めるハイランド王国の、王位継承権の末席に位置する王女。母親の身分が低く王族内での地位も低いなか、権力の腐敗を見逃せない生真面目な一面が大臣たちからは煙たがられている。この災厄の時代に、希望と指導力、諦めぬ強さを示すことが自らの役目だと考える信念の人。自身を姫ではなく国に尽くす騎士と捉え、堅苦しい言葉遣いをするが、本来は明るく女性らしい人柄。

5話{netabare}
1回ゼスティリアのお話はお休みで…ベルセリアのお話をやるみたいですねん

深い闇の底にいるのは…ベルベット
アルトリウス?退魔師?

ベルベットの戦闘力はたいしたものらしい
業魔から没収したものを…
世界に何が起こっているのか?退魔師とかどうでもいいらしい
ベルベットの狙いはアルトリウスのみ

アルトリウスが行った儀式により世界は変わったらしい
精霊シアリーズがベルベットに手を貸す理由とは…?
そしてベルベットのもとに新たにもう一人…なかなかできるやつみたい
こいつは「刀」を探してたのな

業魔を収容した監獄島からの脱出
それが最初の目的だが外には退魔師が待ち構えているのは必然みたいだな
即席パーティーとか悪くない

脱獄をするには囚人を解き放ち混乱を作り…船を出す隙を作らない
敵の削減と分散も
脱獄したのはいいけど出た先は巨大な塔の天辺…

あの高さから落ちて軽傷で済むなんてw
いや骨は折れてるかwww
制約…は呪いと紙一重

一等退魔師の船が監獄島に…

EDがテイルズオブゼスティリアのたぶんゲーム映像のやつだ~(/・ω・)/☆彡
{/netabare}

ベルベット・クラウ
かつては、飾り気のない気さくな性格だった女性。3年前にある事件に巻き込まれ、それ以来笑顔を見せることはほとんどなくなり、つねに怒りと憎しみを抱くようになった。事件の日に謎の力に飲み込まれた結果、左手が人外のものへと変貌。普段は包帯でそれを隠している。

6話{netabare}
脱獄者は結構多いみたいね٩( ‘’ω’’ )و
シアリーズとオスカー
ベルベットVSオスカー
一級退魔師…どれほどのものなのか

オスカーさんの構えかっこいいなw
喰魔ね…業魔を食い続けるもの
オスカーさんはアルトリウス信者だな
弟は生贄にされたのね…ベルベッドそりゃ世界にもアルトリウスも恨むわな
おっと…どこかで見たことあるドラゴンが!!

ドラゴンは喰魔に呼び寄せられたのか?それとも…
あーあドラゴンに船をつぶされてしまって
シアリーズは自分の道を生きるつもりらしい

おっとwなんかコメディ調の魔女が(笑)
極楽から地獄~(笑)キャラ濃いなぁ(笑)
自称大魔法使い相手されてないw
ドラゴンは抑えてられるような代物ではないみたいね
オスカーさんも満身創痍

ベルベッドでもドラゴンには…
シアリーズさん命を賭けて…
っていうかドラゴンの破壊力なw

魔女っ子にロクロウさん来てくれたw
マギルゥさんねwww
シアリーズさんベルベッドを守るために…

前に進むために自分を喰らえか…
聖隷シアリーズを喰らいベルベッドパワーアップ?
さすがのドラゴンは骨が折れる相手みたいだな

ベルベットクラウ業魔も聖隷も退魔師も食らい尽くす災厄の喰魔
ドラゴンも倒してきっちり船を奪ってるのな~(笑)

ちょっとゲームしたくなってきたなw
っていうか絵奇麗すぎだろwww
王都を目指す一行…
こちらの物語も始まる
{/netabare}

ロクロウ・ランゲツ
明朗快活で自由奔放な業魔の青年。監獄島に収監されていたが、ベルベットと脱獄の際に知り合い、愛刀の「號嵐(ごうらん)」を見つけてくれた借りを返すためとして行動を共にすることになる

マギルゥ
自ら「大魔法使い」と名乗る正体不明の女性。「マジギギカ・ミルディン・ド・ディン・ノルルン・ドゥ」と名乗っている。

7話{netabare}
話は戻ってテイルズオブゼスティリアの方へ…

黒い霧は王宮へ…アリーシャさん狙われてるなぁw
スレイは止めるつもり…手はないけど止めるしかないよな~
竜巻の中にドラゴン?破滅と死をもたらす象徴ドラゴン…

バルドロ卿…食事に誘うとかw絶対何かあるだろ~w
街の被害は…レディーレイクが穢れに満たされるのも時間の問題みたい
アリーシャを遠ざけようと…

スレイはドラゴンを追うつもり
アリーシャはマ―リンドへ行くことに…
ミクリオとライラ…スレイは導師となって運命を背負っている
遠い存在になってしまったのか?

スレイとミクリオ今の関係ではいられないみたいだと思っているみたい
ミクリオがスレイにしてあげられること…それは…
ミクリオは一人でどこに…

スレイの実直さと信頼感な
ミクリオはガラハドの遺跡の聖遺物を取りに行ったみたいだね
スレイのために…

伝説の手がかり
霊峰レイフォルクそこを目指すことにスレイ
トレンジロングス…うねうね~

ミクリオを襲う憑魔は…
アリーシャは天族の声聞けると嬉しそうだな
トレンジロングスの憑魔うねうね~
スレイに少しずつ箔がついてきたな

マ―リンドは疫病に…この国で2番目に大きな町だった
スレイの出自も気になるな~
天族にも得意不得意がある

人間がなぜ天族を知覚できなくなってしまったのか…
災厄は人の心が生んでしまったのかな?
それぞれが目指すところへ

月が奇麗だこと
おっとミクリオが目指した遺跡は近くにあったみたいね
{/netabare}

8話{netabare}
水の遺跡とはまたミクリオにふさわしい
霊峰も穢れに満ちているみたいね…傘と女の子が直線状にw
ライラの知り合いの…女の子?ってことはエドナって子も?
憑魔どこにでもいるのな~

オーガの憑魔かな?
スレイの攻撃は通じてないわけではないが…
おっと一撃で葬るその力…なんかもう一体ザビーダってやつ出てきた
憑魔を殺すことが流儀のザビーダと殺さずに救えた道があるというスレイ

エドナとザビーダ、何かあるのね
領域?穢れの?
ザビーダの狙いは黒き龍かな?
この龍はエドナの兄アイゼンって天族らしい

実体化したドラゴンは浄化できない…ずっとこのまま…
だから死ぬことで楽になるやつもいるってことか
どうすることもできないっぽいな~
下界にも天族いっぱいいるのな

ミクリオが発見したのは弓?
浄化の力がないと憑魔には対抗できない?
おっと弓には浄化の力があるっぽい

レディーレイクに現れたのはまた別のドラゴンらしい
スレイの実直さはバカともいえる
人間とかかわりすぎたから…ドラゴンに?
ドラゴンを浄化する方法はどこにもない…
本当は殺してほしくはないけど…どうしようもない

ザビーダとアイゼンはやりあってるみたいだな
ドラゴンの浄化に挑むつもりなのねスレイ
なんとかしないと…やらなくちゃいけない

最後の最後で理性を少し取り戻したのかな?
とどめを刺さなかったけど…
ザビーダもエドナもドラゴンを元に戻せる術を探していたが…
だが世界にはまだ希望はあるかもしれないね

陪審契約?エドナと
兄を救う方法を探す旅に
感情の抑揚がない子だけどこういう子好きよ♪エドナ
{/netabare}

エドナ
地属性の天響術を操る天族の少女。基本的に他人を信用せず、無機質で大人びた態度を取ることが多く、容易に本心を掴ませない。かなりの毒舌家でもあり、人をイジって翻弄し、戸惑う姿を見ることを好む。性格は極めて冷静だが、唯一の家族である兄のことになると、感情的になる一面も。お気に入りの傘には、謎の「ノルミン」というマスコットをぶら下げている。

9話{netabare}
マ―リンドへ向かう橋は嵐で落ちてしまい…
川の迂回路を目指すアリーシャ
ミクリオは無事聖遺物を手にできたみたいですねん(/・ω・)/

次はローレンスを目指すみたい
聖遺見聞録はスレイにとってのバイブル
浄化とはどういうことなのか…?

穢れを自らが理解する…それに対しての導師としての答え…
まだまだ導師としては半人前
スレイの資質はたしかなものだが純然たる理由のため…壊れやすいw

ノルミン天族っていうんだ!あのぷにぷに
見かけによらず強い力を持ってるのな
しかも関西弁wwww
ノルミン天族のアタックか
この子性別的にはメスっぽいけどw

アリーシャを助けるためにスレイは…
あの嵐は黒い霧によるもの?
おっと水も穢れ始めている?
またもや憑魔の黒き龍?今度は蛇?ウロボロス

エドナの力を借りてウロボロスに挑むスレイ
おっと怪獣大戦になってきたな
ドラゴンパピーあれで…
でもパピーなら浄化は可能みたいだけど…

マルトラン
マーランドはドラゴンパピーが飛び去った…
エドナの力を遣えばなんとか…

アタックもライラとは知り合い?わけあり?らしい
こいつオスか(笑)
スレイとミクリオが再開するのは近いかもしれないね

マ―リンドの穢れはドラゴンの領域レベル…
疫病の原因はパピー…

アリーシャは無事みたいですね
アリーシャ声が聞こえるみたい
スレイの霊能力が高まったみたい

運んできた薬も効かなく…アリーシャも負の感情に…
聖なる大樹を巣くうつもりのパピー…
パピー…ドラゴンになる寸前らしい

アタックとミクリオの前にも憑魔の群れが…
ミクリオがいれば…弓の神器で撃ち落とせるのに…
ミクリオが来るまで…時間を…

こんな急いでの陪審契約w以下省略w
スレイにミクリオの力も加わりいざ対峙
ドラゴンパピーを穿つ水の矢見事なり

さすがスレイとミクリオって感じだな(●^o^●)
{/netabare}

アタック
いつも兜をかぶっているノルマン天族。ライラとはなにか関係があるみたいだが…?

10話{netabare}
無事再会を果たしたスレイとミクリオ
ライラとエドナはお留守番、まずは水の浄化を始めるみたいね
3日も潜り続けてるのねw

スレイがずいぶん導師っぽくなってきた?
ただ民衆からは導師として尊敬の念を向けられてるみたいね
エドナに坊や扱いされてるミクリオw

おっさんがドラゴンパピーになってたのか…
マ―リンドがなぜこういうことになったかは覚えてないみたい
最初は些細なことからだったみたいだけど…

ノルミン天族は調整役らしい
昔は仲間がいっぱいいたみたいだが…散り散りになってしまったみたい
穢れをきちんと浄化するには1年以上かかるらしい

アリーシャはいい人だなぁ
スレイを心配するライラ…壁が立ちはだかったときがね…
おっと見たことあるセキレイの羽の商人たち

ロゼさんの商人魂は本物っぽいけど…
バルトロ卿が兵を動かしたみたいね…開戦
物資を相手から奪うことで補給するとか…
アリーシャとスレイで止めに行くつもりだったがライラは反対

人が真の意味で穢れる…その意味を知らないスレイを戦場へ連れてくのはね…
おっと街にまだ穢れの気配?人から生まれた憑魔の穢れ…

憑魔の人間としての姿も見えるが…
攻撃するたびに憑魔の穢れがスレイの中に…
憑魔になった人を浄化するのは穢れを代わりに受け入れるということ…
導師は孤独そういうことか…

アリーシャは戦争を止めに行くつもり
マルトラン先生もご同行

ミクリオ坊や略して「ミボ」

アリーシャにまた暗殺者が差し向けられる
憎しみの募りが穢れの元か

戦場に行って戦争を止める…揺るがない意志だね
戦争を止める…先取防衛…
アリーシャの信念揺るがないな~

暗殺者をも仲間に迎え入れるとはなw
アリーシャ姫だなぁ
ロゼさんもやっと登場

戦場へ
{/netabare}

ロゼ
商人ギルド「セキレイの羽」の主要メンバーで、大陸中を旅している。商売をしながら旅を続けてきたためか、二刀短剣を使った戦いは護身の域を遥かに超えている。屈託がなく前向きでマイペースな性格。人付き合いがいいが、自分の意見をしっかり持っており、信念に従って行動する

11話{netabare}
いざ戦場へ
アタックさんは街に残るみたいね
エドナに意地悪されたいだけの後生だった

グレイブガント盆地へ
兵力差は15倍か…ことによっては自国の兵と剣を交えるかもしれない
スレイとはちがう実直さだよなアリーシャ
軽口をたたけるうちはまだいいよな~٩( ‘’ω’’ )و

導師は噂とは違うみたいw
ドラゴンを平らげたことになってるスレイさんw
導師のご利益って( ´艸`)

予想より少し多い兵力
ロゼは行く末を見守るつもりみたい
でも大馬鹿は嫌いじゃないって感じよな

戦争がはじまる前なら手伝えるが
開戦していたら手助けはできない…これが導師としての…
ミクリオは感傷的にw
あれやこれやと事態が動きすぎて…

戦争を無事止めることができたら遺跡探検へ
導師として越えなければならない壁だと…戦争を避けたかったものだが…
敵も味方も狸ばっかりだな

戦争は始まってしまっているみたいだな…戦の仲裁は難しい
アリーシャは将軍の元へ
スレイは自分のやれることを…これが初めて目の当たりにする戦場

負の感情のオンパレードだな
いたるところで憑魔が生まれている…
アリーシャはランドン師団長の元へ…

停戦協定を命令するが…聞けない
アリーシャとロゼだけだけどまぁ大丈夫だろう

スレイが感じる憑魔の穢れは甚大じゃないんだろうな
姫とロゼ二人相手にあの様ですかい
だけどじり貧だよな~

戦争を必死で止めるスレイ
アリーシャも報われないよな~
アローレインかっこいい~٩( ‘’ω’’ )و
浄化しきったと思ったが…戦場は甚大なもの
さらに巨大な領域を持つ穢れが…しかも人間の憑魔
人間の姿見えないとはな…あれが災禍の顕主

アリーシャとロゼの近くにいる天族
畳みかけてきたなぁw
{/netabare}

マルトラン
「蒼き戦乙女(ヴァルキリー)」の異名を持つハイランド王国の女性騎士。アリーシャの師匠であり目標とする人物でもある。

12話{netabare}
姫様とロゼを守るのは…
アリーシャ姫…刺されて…
ロゼも本気だな~…停戦命令~

巨大な穢れ…これほどまでの邪悪な領域を持つのは災禍の顕主
スレイをここで死なせるわけにはいかないな…
これはまだスレイが相手するには早いだろうに

災禍の顕主のゴリラ具合wライオンかw
導師スレイ、災禍の顕主に挑むが…
3人の力をもってしても災禍の顕主には傷一つつかないとはな

災禍の顕主は穢れを引き寄せる…集まった穢れをスレイに…
人間の穢れ…強さか…人と天族が共に暮らす世界はとても遠いな~
アリーシャの血が止まらない…これは…

こんな時でも戦いを止めることだけに…こだわって…聖人だな
ロゼは導師を探しに、姫を助けるために
どこにでもいるのなルナールの憑魔さん

人間の業に果てはない…とりあえずは見逃してくれるみたいだけど
このままじゃスレイたちじり貧だろうな~
ロゼと帽子の天族しゃべれるのな

なんとか生き残ったスレイさすがだな٩( ‘’ω’’ )و
アリーシャの血に染まった天遺見聞録
なんとか生き残ってほしいよなアリーシャさん

あー目覚めてよかった
まだ死なないでね…( ;∀;)
アリーシャはレディーレイクに戻り政治の世界で戦うらしい

アリーシャとスレイ従士の契り
笑顔のアリーシャ(・∀・)イイネ!!
これで天族も見えることに٩( ‘’ω’’ )و
たまにはハッピーな感じも(・∀・)イイネ!!

ランドン穢れ落ちしてるしwww
スレイも怒りに身を任せるなんてことあるのね…
そのまま攻撃したら…
最後の最後で導師として٩( ‘’ω’’ )و

ロゼからの頼み事?
ローランスでの取引に導師を使うというwさすがw
ミクリオとエドナのジト目な~(笑)
あいつとの絡みは2期ってことで~
{/netabare}

今までテイルズシリーズを食わず嫌いしていましたが
ちょっとゲームをやってみたくなりました٩( ''ω'' )و
2期にも期待大☆彡

投稿 : 2024/07/06
♥ : 7
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最大の魅力はキャラクターの関係性。第2期が今から楽しみ

2016年夏期放送のテレビアニメ。第1期13話。
ゲームが原作です。

ゲームゼスティリアは未プレイですが、内容の賛否については一通り調べました。
キャラクターに関する批判点はほぼ改善されていますが、短縮や改変が多いので再現されていないエピソードも少なからずあり、1クールで進んだのは本筋の序盤あたりまで。

世界観や設定の説明を最低限にして、ストーリー展開と味方キャラクターの関係性を重視した作りで一貫しています。
説明不足で進む所もあるので、直感的に「こういうものなんだろうな」くらいで見られないとストレスがたまるかも知れません。
ベルセリア編とても好きなのですが、ゼスティリア本編の詰め込み具合を見るに、特番とかで別にやってくれたほうが嬉しかったかも。今後ちゃんとクロスすると良いなあ。

ストーリーは王道でしっかり考えて構成されています。
再度一周したら必要な描写を入れ込むためにかなり余裕のない展開をしているのがわかりましたが、毎週見ている時にはそう感じなかったのが凄い。
王道過ぎて淡白に感じる人もいるようですが私は逆で、一つのシーンから想像をめぐらせ繋がりを見つけていくのがとても楽しかったです。

キャラクターデザインは、複数人のキャラクター原案を上手く調整して違和感のない絵柄に落とし込んでいて、とても魅力的だと感じました。
映像面ではたまに手描きが浮いてしまうことはあるものの、繊細なCGの背景と手描きのキャラクターを上手く馴染ませていてとても綺麗。特にドラゴンの造形・動きの懲りようと重量感は一見の価値ありです。

【キャラクターについて】
{netabare}
パーティーメンバーの入れ替わりなどあるので大雑把ですが、スレイが主人公・アリーシャが準主人公で二人の関係性はストーリー的にも柱のひとつで、それぞれに同性で年齢の近いサポート役(戦友)にミクリオとロゼがおり、見守る年長者ライラとエドナの存在があります。
皆がフォローしあっていてとても印象が良い。そして第2期でスレイとロゼの関係がどう描かれるかも注目所でしょうね。

スレイは意思の強い心優しい青年で、怒りをあらわにするのがいつも誰かの為であったり、戦闘の際ためらいなく仲間を庇ったりと誰からも愛される主人公像です。そして純粋で世の中を知らない故に脆く、穢れかねない危うさを持つという点が魅力を増します。憑魔化したランドンを浄化した後剣を収めるスレイの少し苦い表情は印象的で、これで乗り越えられたのかも気になるところ。

ミクリオとスレイはお互いへのライバル心や少年らしい意地が見ていて楽しい。
ミクリオはライラやエドナとのやりとりも少し背伸びしてる印象で微笑ましいです。初めてアリーシャがライラやミクリオの声を聴いた時の「君の感謝はちゃんと伝わっているよ」の言葉に和んだので、もう少しアリーシャとの交流があってもいいなあ。

アリーシャは自分の無力に苦しむことはありますが、騎士として様々なものを見てきているため実は芯の強い王女でした。穢れとは何か、感覚的に理解しているのかも知れないとさえ感じます。
スレイや天族との交流が前半では主に描かれるため、ロゼとの対峙までアリーシャの強さに気がつきにくいのですが、狙った構成だとしたらとても面白い。

ライラはスレイの決断を尊重する懐の深さや、他者への思いやりを印象付ける描き方になっています。導師の導き手としてスレイに隠していることもまだあるのでしょうが、スレイの心身を案じているからこそ話せないでいると感じられる所もあり、胸の裡を吐露する相手としてエドナがいるのもとても良いですね。
個人的にはライラはある意味最も重要な立ち位置だと思うので、とても良い方向に変わっていて嬉しいです。

エドナの斜に構えた態度もアイゼンの一件を丁寧に描写したことで納得できましたし、人間嫌いに見える部分も、実際には人間を理解した上で諦め半分悲しさ半分という見せ方になっていて好印象。
友人を救うために手にかけようとするザビーダの複雑な心境もとても良かったです。

ロゼはバルトロ卿の依頼を受けた理由が説明不足に感じられるのが残念ですが、自身を必要悪と割り切っているのかな。普段の姿は現実主義的ながらさっぱりした女の子として嫌味なく描写されています。深刻さを増すであろう第2期を少しでも明るい雰囲気にしてくれることを期待しています。
デゼルの掘り下げは第2期までお預け。

災禍の顕主とサイモンについてはこれからに期待ですが、あんなに普通の悪役になるとは思わなかったなあw
{/netabare}

【演出について】
{netabare}
全体的に演出も好きでした。
王家の紋章の短剣や街中にはためく導師の紋章の旗など、紋章の使い方が印象的です。
アリーシャがスレイに弱音を吐くシーンが二度ほどありますが、その際騎士の紋章をあしらった上衣を脱いでいたり、スレイの導師の衣もそうですが、誇りであると同時に背負うものとして、背中を大写しにする演出を意図的に使っています。

あと最終話はとても良い。
初見ではドキドキしていて気づかなかったのですが、アリーシャは腰の後ろに天異見聞録を差して常に持ち歩いていて、それが盾になって命を取り留めているんですね。スレイとアリーシャにとってバイブルとも言える天異見聞録っていうのがイイ!
ベタベタではありますが、第0話で伏線が張ってあったことには気がつきませんでしたw

アリーシャが死んでしまったのか助かったのかわかるまでのシーンは、初見では大丈夫だと思いながらもひやひやしながら見ていましたが、二度目の視聴時には、アリーシャが目覚めるのを待つ間スレイも同じようにアリーシャと出会ってからのことを思い返しているように感じられました。何度か丁寧に視聴すると違う感動があります。
{/netabare}

【第2期に期待すること】
{netabare}
スレイは導師として穢れを払い、アリーシャは王族として穢れの原因を少しでも取り除くという方向性が描かれたので、この先はお互いに役割を補完しあい状況が好転する過程が見たいですね。

穢れは人が生きる上でどうしても産み出してしまうもの。憎しみや怨みのみならず恐怖や悲しみも穢れの元ですから、人間が居る限りこの世界は「詰み」の状態なのですよね。
世界全て浄化することは出来ない以上、第2期でどう結末を迎えるか、ゲームと同じなのか、変わるのかも含めて注目しています。
{/netabare}2016.9.29

投稿 : 2024/07/06
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

キャッチフレーズは「伝承はいつしか「希望」になる」

この作品の原作ゲームは未プレイですが、PVを見た時から視聴を決めていた作品です。
アニメーション制作がufotableさんなので、クオリティの高さは折り紙付である認識は持っていました。でもPVの中には思わず息を呑んでしまう程の美しい世界が広がっていたのです。
当時未視聴だったテイルズシリーズ前作の視聴に熱が入ったのも、全てはこのPVを見たから…といっても過言ではありません。
こうして満を持して視聴に臨みました。

この物語の主人公は、幼いころ天族たちの住むイズチに引き取られ天族と一緒に生活を続けてきた人間のスレイ…
彼の趣味は、幼馴染であるミクリオと一緒に遺跡探検をすることでしたが、ある日いつもと同じように探検していたところ、人間の女の娘が倒れているのを見つけるのです。
彼女の名前はアリーシャ・ディフダ…アリーシャは地上で起こっている厄災や異変を治めるべく、「導師」の存在を信じ探していました。
「導師」とは、天族と言葉を交わし、この世の厄災を祓う力を持った存在…
でもそんな稀有な存在は一向に現れず、いつしか人々からはおとぎ話の中の存在の様に扱われるようになっていました。

そんな彼女との出会いをきっかけにスレイとミクリオは人間の住む下界に降りる決心をするのですが、地上についた彼らの前に広がっていたのは、お祭りによる人々の活気と穢れによる瘴気でした。

ちょうどそのころ、湖上の街レディレイクでは「導師しか手に出来ない聖剣」を引き抜く聖剣祭が開催されていました。我こそは…と思う人が次々と剣に手をかけますが、誰も引き抜く事はできません。
それもそのはず…その聖剣は「湖の乙女」として祀られていた天族の女性そのもので、人間は遥か昔に天族と対話や視認する術を失っていたのですから…
だから彼女が見えないばかりか、彼女の問いかけにも人間は答えられないのです。

聖剣祭の最中…突如憑魔が出現し周囲を瘴気で満たしていきます…
そんな中、スレイが聖剣の前に立つと、「湖の乙女」である天族のライラが剣を引き抜く意味をスレイに伝えます。
「剣を抜く」という事は導師になる事を選択する事…導師としての力を得る事ができるが、そしてその道は決して平たんではない事を…
それでも「人と天族が幸せに暮らせる世界を作る」事が目標だったスレイは聖剣を引き抜き…導師として生きていく事を選択して物語が大きく動いていきます。

これからスレイの導師としての活躍を漫喫できる…と思っていた矢先、全くこれまでとは異なる展開…まるで全く異なる物語が始まったかのような状況に少しビックリしてしまいました。
調べてみると、この作品と関連のある「テイルズ オブ ベルセリア」の登場人物の物語だったようです。このゼステリアと今後どの様に物語が絡んでくるのかが楽しみです。
ベルセリアの主人公であるベルベット・クラウは同じ主人公でもスレイとは対極に位置するキャラみたいでしたから…

この作品の作画の素晴らしさについては先に触れましたが、登場するキャラも魅力的です。
イチオシは、かやのん演じるアリーシャ・ディフダ…ハイランド王国の王女で、騎士としての凛とした雰囲気と言動が堪らなく恰好良いのです。
有言実行するアリーシャ…それは彼女が命の危機に晒されても決して揺らぐ事は無く初志を貫徹させる…
そんな彼女の言動に強く惹かれながら視聴していました。
これからスレイの導師としての長く険しい旅が始まっていく訳ですが、王女である彼女は導師と共に歩む道より国や民を優先させると思うんです。
ホントはスレイと共に歩む彼女の勇姿を見続けたい…が本音なのですが、少し難しいかもと思っています。

小松未可子さん演じる商人ギルドのロゼも外せません。
理不尽を決して許さない彼女の片鱗…1期ではほんの少ししか見ることができませんでした。
アリーシャから真意を引き出し、彼女の覚悟を見届けるために同行して…十分過ぎるくらい気持ちを受け取って…それでも止まらないアリーシャを本気で心配する彼女…
これからの活躍が楽しみな一人です。

ミクリオ、ライラ、エドナら天族の動向も見逃せません。
特にライラ…ゲーム版のCVは松来さんだったんですね(wikiより)…
天に召されてもうすぐ一年…振り返ってみると時間の流れの速さを感じずにはいられません。

オープニングテーマは、FLOWさんの「風ノ唄」
エンディングテーマは、fhánaさんの「calling」
どちらも大好きな曲でカラオケでもチャレンジ済です。
少しきーは高いですが、歌っていて気持ちの良い歌だと思います。

1クール13話の物語でした。嬉しいのは既に続編の放送が2017年に決まっている事です。
1期はきっと導入部という位置付けなのだと思います。
これからの導師の旅…そして抱き続けている目標の顛末に注目したいと思っています。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 27
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