笑いで鎌倉なTVアニメ動画ランキング 2

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早速見ていきましょう!

75.5 1 笑いで鎌倉なアニメランキング1位
スーパーカブ(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (485)
1396人が棚に入れました
山梨の高校に通う女の子、小熊。両親も友達も趣味もない、何もない日々を送る彼女は、ある日中古のスーパーカブを手に入れる。初めてのバイク通学。ガス欠。寄り道。それだけのことが新鮮で、ちょっと冒険した気分。仄かな変化に満足する小熊に、バイクは人とのつながりも生み出していく。小熊と同じ、バイク乗りの少女・礼子や、バイクに乗って変わっていく小熊に憧れる少女・椎。小熊の世界は少しずつ、広がっていく。友達と一緒の昼ご飯。当てもなく寄り道する放課後。バイクでしかできないアルバイト。そして、これからもバイクと生きていくために少女が選ぶ進路。

声優・キャラクター
夜道雪、七瀬彩夏、日岡なつみ
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

彼女の世界は広がっていく

両親も趣味も友達もいない高校二年生の小熊。
単調な毎日でしたが、スーパーカブの購入をきっかけに彼女の世界が広がっていく物語です。
素朴な、信じられないほど素朴な、そして静かな内容です。
癒しというほどではありませんが、見ていてなぜか安心します。

小熊は一人暮らしの女子高生。
昼食はいつも弁当箱の中にご飯だけ。そのご飯にレトルト食品をかけて食べています。
友達もいないので、いつも一人。

「野菜もとらないといけないよ」と、思わず声をかけたくなります。

そして、なぜ両親がいないのか、今のところ分かりません。
きっと、それなりの深い事情があるのでしょう。

そのせいか、彼女はめったに話しません。たまに話しても、声に喜怒哀楽が感じられません。
その彼女が、通学のために中古のバイクを購入します。
でも、それをきっかけに、彼女は世界が少しずつ広がっていきます。

今まで行ったことがない道を行き、
今まで買ったことがない店で買い物をして、
今まで話したことがない人と話をして、
今までしたことのないアルバイトをして…
無口だった彼女が、いつの間にか友達と話すようになります。
笑顔も少しだけ見えるようになりました。

もちろん、バイクを持つとそれなりの苦労もありますが、小熊はめげません。
着実にひとつずつ問題を解決していきます。

これからも、彼女は苦労をしつつも、彼女の世界は広がっていくでしょう。

「頑張れ小熊!」と、思わず応援したくなります。


先日、タック二階堂さんから
「あれは、小熊の小さな喜び、小さな成長を視聴者が、孫を見る気持ちで見るのが良いと思う」とのコメントをいただきました。
私もまったく同感です。

私も小熊のように、少しずつ世界を広げてゆき、小さな成長、小さな喜びを見つけたい。
そうすればきっと…、未来が楽しくなると思います。

第5話(酷評){netabare}
礼子の行動は納得できません。

富士山は6合目より上は木々がほとんど無いので、バイクで排気ガスをまき散らしたら空気が浄化されません。ましてや雲の上ともなれば、雨が降らないので排気ガスが吸収されなくなります。
だから富士山では夏場は入山規制をして工事関係車両と観光バス以外は登れなくしています。

多くの人たちが長年かけて守ってきた富士山の自然を、このアニメに影響された自然に無関心な人たちが自分勝手なことをして自然を破壊することがないように祈るばかりです。 {/netabare}

第6話(酷評){netabare}
今回の小熊と礼子の行動も…がっかりしました。

朝は熱があったので、熱が下がったからバイクで修学旅行先に途中参加したところまでは何となく共感します。

しかし、それを認めてくれた先生と交わした約束『旅行中はバイクの乗車は禁止』を、いとも簡単に破ってしまったこと。
これにガッカリしました。

どんなに注意して運転しても、相手の車のせいで事故が発生することがあります。ましてやここは初めて来た場所。不慣れな道路です。しかも、初めての二人乗り運転…。

仮に修学旅行中にバイク事故が発生したら、せっかく修学旅行への途中参加を認めてくれた先生の厚意を裏切り、多大な迷惑をかけることになります。
そして、高校入学の際の身元保証人になってくれた教頭先生(?)をも裏切ることになります。

さらに何よりも、これからの小熊の生き方を信用されなくなること。
人間はわずかなお金しか持ってなくても、信用さえあれば生きていけます。
『人から信用されること』は人生における大切な財産です。

小さな約束すら守れない人間が、大きな約束を守れるわけない。
これは誰もが納得する意見です。
小熊は、ここでその大切な財産を自ら捨ててしまったのです。
{/netabare}

第11話(真似しちゃダメ){netabare}
小熊が椎を助けるシーンがありますが、これはアニメだからと割り切ってください。
実際にこんな助け方をすると、助かる命も助からなくなります。

救急車を呼ばず、椎の家族に連絡もしないで救助に向かったのは、もちろんNGです。
そして椎をカブの前かごに乗せて疾走したこと。これは殺人未遂になるかも…
山梨県北杜市の冬の気温は氷点下2~5度です。しかも全身ずぶ濡れの椎をカブの前かごに乗せたら体感温度はさらにマイナス10度以上下がります。衣服が凍りつき凍死します。

試しに山梨県に住まれている方は、バイクの前かごやハンドルに濡れタオルをかけて真夜中疾走してみてください。タオルが凍るはずです。
{/netabare}

■最終話を見終わって
両親も趣味も友達もいない小熊でしたが…、
今、彼女には友達がいます。趣味もあります。彼女の世界は色づいています。

カブはただのきっかけに過ぎません。
世界を変えたのは小熊自身の行動です。
きっと彼女は、希望に満ちた人生をおくることでしょう。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 76
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

スピーチバルーン

スタジオKAI制作。

山梨県北杜市、趣味もお金もない、
日々を質素に暮らし学校に通う小熊。
スーパーカブとの出会いによって、
少女の物語が動き始めようとしている。

日常、癒し枠はこちらでしょうか。
余白であり、その空気感が、
とても心地良く伝わる物語ですね。
日常風景を丁寧すぎるほど描写している。
私しかいない小さな世界から、
少しだけ外へと前進するのだろう。

過剰な演出もなく台詞も少ない。
こういうのがとても心地良く感じる。
どんな話だっけ!?と振り返れば、
カブのエンジン音だけが聴こえてくる。

最終話視聴追記。
絵空事を抑え一人称で語られる私小説。
{netabare}中盤以降、他者との交流が広がり、
そこが物語の印象に大きな影響を与えはするが、
知らない道を行けばまだ見ぬ世界が広がる。{/netabare}
本質はきっと変わっていないでしょう。
ただそれだけのことなのです。

きっと交流の物語、そんな気がします。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 62
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

この空気感、好き・・でした

[2021.6.24]
最終話見終わりました。(簡単な感想は一番下に・・)
5話以降の展開については、原作どおりみたいなので仕方ないのかも。
初盤のあの空気感はアニメならではの演出の成果だと思うので、アニメの出来は悪くないと思います。
結果論になっちゃいますけど、4話までの話を再構成して、親の話や免許取得の話などアニメで語られなかった部分を追加したりして映画化したほうが良い作品になった気がします。
・・あ、でもそれだと椎ちゃんの出番が。。

[2021.6.11]
4話までの感じが凄く好きだったんですが、最近のお話はあまりそれが感じられなくなってきたのがちょっと残念です。
突飛なのはいらなくて、もっと地味なお話でいいから小熊さんの小さな冒険を描いてくれると良かったんだけど。。

[2021.4.8初投稿]
ラノベが原作のようですが、未読です。
PV見たときも感じたけど、絵と音がすごくいい!

バイクのアニメなのに、とても静かでひんやりした空気感を感じます。
この空気感、好きだな。

劇中曲にクラシックを使ってるところも、雰囲気にあってると思いました。
ドビュッシーやリストなどいいですね。
ほかのピアノなどの劇伴も良かったです。

主人公の小熊さんは、かわいいけどおとなしくて地味な感じ。
両親も友達もお金も将来の夢もない女の子みたいだけど・・

彼女がスーパーカブと出会って物語がどう動き始めるのか、バイクというものに一度も乗ったことのない私も一緒にドキドキしながら見ていきたいと思います。

以下、各話の感想です♪

【1話 ないないの女の子】
{netabare} 中古のバイクが1万円!?・・と思ったらいわく付きのバイクみたい。。
バイク屋のご主人、いい人すぎ。
・・いきなり原付免許とったシーンに飛んでたけど、この辺はもう少し丁寧に描いて欲しかったかな。
バイクのエンジンを初めてかけた気持ち。
自分のバイクを見てニヤニヤする気持ち。
エンジンがかからなくて焦る気持ち。
バイクに乗ったことないけど、小熊さんの気持ち、わかる気がする。
夜のドライブにドビュッシーの「月の光」。ひんやりした夜の空気が伝わってきます。
うん。これいいわ。この空気感のまま最後まで突っ走ってほしいな。{/netabare}

【2話 礼子】
{netabare} アニメっぽくない作品だなって2話見ててあらためて思いました。
みんな黒髪だし、テンション高い話し方じゃないし、友達同士の会話もそっけないし・・
でもなぜかそういうところが好きだったりしてます。
すごーく地味な展開なのに、なぜか飽きないし面白いです。
礼子のバイク、改造バイクとかお金かかってそうだけどお嬢様なのかな?
どこまでも遠くに行けるよ、と礼子に言われて、ちょっとした「冒険」に出かける小熊さん。
ラストのニヤ顔が楽しそうで良かった♪
相変わらず、絵や音関係は丁寧ですね。バイクの音とかリアルっぽい。
EDもいい感じでした。{/netabare}

【3話 もらったもの】
{netabare}だいぶカブに慣れてきた小熊さん。
色々とパーツが欲しくなって礼子の助けももらいながら揃えていきます。
無口な子だけどきちんとお礼の挨拶できるのね。えらいな。
相変わらずのにやけ顔がいいね。
リストの愛の夢が流れながら今までの出来事が流れるラスト。
いい最終回でした!←ちがいますw
次回あたりで何か面白いことが起こればいいな・・って贅沢すぎ?{/netabare}

【4話 アルバイト】
{netabare}夏休み。礼子とどこかに出かけるのかなって思ったけど、別々なんだね。
でも確かにお金がないとどこにも出かけられないし、バイトは正解かも。
バイト代でレインコートを買って、雨の中 にやけながらの運転。
そして雨に向かってぼそっとつぶやく「ざまあみろ」。
よりもいとはまた違うざまあみろだけど、これも良かった♡
自分でバイクのオイル交換が出来て、鏡の前でヨシッのポーズを取ったり。
小熊さん、最初の頃に比べて表情が豊かになってきましたね♪
バイクのイスをぽんぽんするしぐさもいいな。
どんどん出来ることが増えていって、とても楽しそうで、見てる私もにやけちゃいます(#^.^#)
特別な何かがあるわけじゃないけど、丁寧に描かれていて不思議な魅力のある作品です。{/netabare}

【5話 礼子の夏】
{netabare}礼子が夏休みにある「挑戦」をした話。
なんか今回の雰囲気がいつもと違うような・・
小熊さんが「小さな冒険」をしながら、少しずつ世界が広がっていくところが好きだったので
番外編を見てる感じでした。
この作品にはこういうアクロバット的なお話は合わない気がします。{/netabare}

【6話 私のカブ】
{netabare}だんだん小熊さんの性格が分かってきた気がする。
色々と自分に素直な子ですねw
「このくらいで勘弁してあげる」の表情が楽しそうで良かった。
バスと同時にカブで着いたりとかwタイミング良過ぎて笑ったw
あれ絶対カブで来たいから仮病使ったと思われそう。
先生に怒られたのに、普通に礼子と二人乗りして出かけたり。
以外とメンタル強い子かも。鎌倉まで追っかけてくるくらいだしね。
次回は3人目の子が登場しそう。。{/netabare}

【7話 夏空の色、水色の少女】
{netabare}{netabare}季節は秋になり文化祭の準備が始まる。
小熊さんと礼子はバイク以外のことにはあまり関心ないみたい。
でも原付じゃムリだって言葉が許せなくて文化祭で使う備品の運搬を”手伝ってあげる”ことにした小熊さん。
小熊さん、すっかりベテランカブ乗りみたいな感じになっちゃいましたね。
初々しかった頃の小熊さんが懐かしい。。
「思わず巻き込まれてしまった文化祭」ってどゆことw{/netabare}
↑最初に感じたまま書いた感想です。
他のレビュアーさんの感想を読んでなるほどーって思いました。
カブと出会うまでの小熊さんってないないの女の子で、どこか諦めの気持ちがあって日々をただ無意味に過ごしてて、だから他人との関わりも関係ないって達観したような感じでずっと生きてきたんだろうなってあらためて1~2話を見直して感じました。
2話で礼子に話しかけられて、久しくこんなことは無かったからどうしていいかわからなくて逃げてしまったし。
そう考えるとちょっと上から目線のような話し方も、巻き込まれた発言もなんとなく理解できます。
カブをきっかけに他のみんなと不器用な感じだけど自分から話しかけて関われるようになったのは小熊さんの成長なのでしょうね。{/netabare}

【8話 椎の場所】
{netabare}前回顔なじみになった椎ちゃんにお礼にと自宅のカフェ「ブール」に誘われる二人。
椎ちゃん家ってお店と自宅いっしょだとしても、すごく大きい家なのね。
モールトンを娘に買い与えるとか、趣味でやってるようなカフェとか、結構裕福なのかなー。
コナコーヒーって最初粉コーヒーだと思って、カフェでインスタント!?って思ったらハワイでしか採れない希少コーヒーなんですね(-.-)
私は濃いめのコーヒーって苦手で、もっぱらアメリカンで飲んでます。。
寒さ対策に購入した大きい手袋みたいなの、おしゃれではないけど、すごくあったかそう(#^.^#)
周りを気にせず自分たちのスタイルを追求する小熊さんたち、いいと思います♡{/netabare}

【9話 氷の中】
{netabare}アブラッシブウールって貴重品らしいけどお値段ってどのくらいなんだろ?って思って調べてみたら、いいお値段してました。。
椎ちゃんこんないいものをあげるなんていい子すぎ。
小熊さん、ぶっきらぼうなのはいいんだけど、もらっておいて、椎ちゃんに「さっそく作って」はないでしょw
あと、椎ちゃんが小熊さんたちにカフェに誘ったりするんだけど、そっけなくされるのもちょっとかわいそうかも。{/netabare}

【10話 雪】
{netabare}雪の中、礼子に誘われてバイクで遊ぶ小熊さんたち。
青春してるなぁ~って思うけど、私が4話あたりまで「これ好きだわぁ」って感じていたものが最近のお話ではあまりなくなっちゃったのがちょっと残念かな。。
他のレビュアーさんが言ってた、バイクとJKが好きなおじさんが描いた理想のお話ってのも分かる気がするw
終盤、椎ちゃんが大変なことになっちゃったけど大丈夫かちょっと心配ですね。{/netabare}

【11話 遠い春】
{netabare}警察に連絡しないで小熊さん1人で助けに行ったのは二次災害になるし危ないなーと思ってみてたけど・・
とりあえず、椎ちゃんが無事でよかった・・
小熊さんが料理するの初めてみたかも。カレーうどん美味しそう♡
でも、モールトンのフレームがぐちゃくちゃになってしまって、もう乗ることはできないみたい。
そっか。モールトンに追い抜かれたことがカブへのきっかけだったんだ。
椎ちゃんもカブに乗ってる小熊さんたちにあこがれみたいなものを感じてたのかな。
次回、桜前線に逢いに鹿児島に行くのでしょうか?
普通は原付でムリって思うけど、この作品は何でも出来ちゃう気がしてます。。{/netabare}

【12話 スーパーカブ】
{netabare}桜前線に逢いに鹿児島あたりまでカブの旅をする小熊さんたち。
椎ちゃんは礼子のカブに同乗。
経験ないので想像だけど、原付ってスピード出ないしあんな長い距離走ったらかなり疲れそう(・A・)
特に椎ちゃんはずっとしがみついてるからかなり大変じゃないのかな?
小熊さんのぼそっとしたぶっきらぼうなしゃべり方って、小熊さんをバイク好きなおじさんに置き換えるとしっくりくるかも。
旅が終わり、椎ちゃんもついにカブ仲間に!椎ちゃんカブ、色とかかわいい♡
なんとなく2期はないような気がしますけど、これ見てバイクに興味をもった方もいたかもしれないですね。{/netabare}

投稿 : 2025/03/29
♥ : 58

62.7 2 笑いで鎌倉なアニメランキング2位
探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (480)
2195人が棚に入れました
怪盗や探偵が「トイズ」と呼ばれる特殊能力を使って活躍する近未来の世界「偵都ヨコハマ」で、探偵を目指す4名の少女「ミルキィホームズ」を中心にした、パロディやギャグが展開される。原作はゲーム『探偵オペラ ミルキィホームズ』であるが、その設定を踏まえつつも独自のストーリー展開になっている。
第1期同様、トイズをなくしたミルキィホームズが、その力を取り戻そうと奮闘するドタバタコメディである。ただ、本作では、舞台となる偵都ヨコハマにて、「大探偵国際博覧会」(通称「探偵博」)が開催されるという新設定が加えられた。そのため、「大探偵国際博覧会」にまつわるさまざまなトラブルが発生するなど、「大探偵国際博覧会」が重要なファクターのひとつとなっている。また、ミルキィホームズは探偵を目指しているが、「探偵」という職業について内省する描写があるなど、「探偵」とは何なのかその意義について考える点が、主題のひとつとなっている。

声優・キャラクター
三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ、明坂聡美、岸尾だいすけ、寺島拓篤、下野紘、南條愛乃、新谷良子、田村ゆかり、沢城みゆき

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

相変わらずのダメダメモード全開で駆け抜けていきました・・・もうお約束ですね^^;

ミルキィホームズは、可愛らしい4人の少女で構成された探偵チーム・・・彼女達は名探偵と謳われていましたが、その理由は「トイズ」という特殊能力を持っていたからでした。

でも、1期から視聴して感じたのですが、ミルキィホームズのトイズ自体がちょっと不思議なんですよね。ある日突然失ったり・・・また戻ったりと、他の人と比べると何とも定着性の良くないトイズなんです。このトイズの定着性がもう少し上がると、ダメダメ振りは軽減するのでしょうけど・・・^^;

2期は1期からの続きから始まる・・・という設定でしたので、いきなりトイズを失った状態でミルキィホームズが登場するのですが、第1話からいきなりダメダメモード全開です^^;
ミルキィホームズのみなさん、凄腕探偵のご先祖様をお持ちなのに・・・^^;
姿格好ばかりか探偵に関する言動が何一つないのはどういう事・・・? 
探偵学校の学生なのに、いつ探偵らしい事するんだろう・・・?

などと思いながら視聴していましたが、途中で「私の視聴のスタンスが悪かった」という事に気付きました。ホームズと聞くと、助手のワトソン君を率いて難事件を次々に解決していくという姿を想像してしまいます。でも、それは「シャーロック」であって「ミルキィ」じゃ無いんですよね^^;
「ミルキィ」のホームズは、ダメダメ振りを愛でる作品・・・と位置付けると、色々と納得する事が出来たように思います。なので、たま〜にトイズが戻ってきた時の彼女達の連携プレイがより輝きを増して目に映ってしまったようです。この「たまに格好良いミルキィホームズ」をもっと見たいという欲求が続編に繋がっているのかもしれませんけど^^;

この「探偵オペラ ミルキィホームズ」は、7月から新シリーズ12分アニメとして「ふたりはミルキィホームズ」がTOKYO MXほかでの放送が決定されたようです。でもその前にスピンオフストーリーの2作・・・もしかしたら格好良いミルキィホームズを満喫できるかもしれない・・・という期待を込めて視聴してみたいと思います♪

投稿 : 2025/03/29
♥ : 23
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

やりたい放題のバカアニメ

原作:ゲーム/ギャグ・パロディ/全12話/アニメーション制作:J.C.STAFF

第1期に引き続き、ギャグ満載のバカアニメ。こちらの第2期は、前作を視聴していること前提となっているので、物語の舞台設定などの大筋や登場キャラの紹介が必要なかったこともあり第1話からアクセル全開。

のっけからリミッター解除されており、怒涛の如く繰り広げられるギャグの嵐に笑いが止まりませんでした。メインとして登場するキャラクターもお馴染みの愛すべきメンツ。

とりわけミルキィホームズの4人は、さらにアホっぷりに磨きがかかっており、彼女らのやることなすことはほぼ鉄板で笑わせてもらいました。ただ面白いってだけじゃなく色んな意味で可愛いってのもこの作品を愛してやまない要因となっております。本編だけでなく、OPアニメーションでのお菓子に被りつくネロの一連の演出が可愛すぎてやばかったw

前作同様に物語も一応はきちんとあるけれど、このアニメに関してはあまりストーリー性を重視していないので、いかに笑えたか楽しめたかに尽きると思っております。相変わらずパロディネタも豊富で一度の視聴ではどこまで拾いきれたか分かりません。

{netabare}ただ、ひとつだけ微妙だったのがトゥエンティ。前作でもちょいちょい感じていたけれど、テンション高すぎることもあってか彼のセリフはほぼ何言っているのかワカラナイ状態。また伸び縮みするTKBが割とガチで気持ち悪くて仕方なかった。キャラとしては嫌いじゃないんだけれど、これらの事情から彼に関してはあまり楽しめなかったのが残念。{/netabare}

すでに第3期となる『ふたりはミルキィホームズ』を視聴中。まだ途中もいい所なので明確な判断は下すべきではないけれど、やはりぶっ飛びっぷりを考えると第1期と第2期は数あるギャグ作品のなかでも屈指のバカアニメだと思われます。最高に楽しませていただきました!


▼キャスト
シャーロック・シェリンフォード:三森すずこ 
譲崎ネロ:徳井青空 
エルキュール・バートン:佐々木未来 
コーデリア・グラウカ:橘田いずみ
アルセーヌ(アンリエット):明坂聡美
トゥエンティ(二十里海):岸尾だいすけ
ストーンリバー(石流漱石):寺島拓篤
ラット(根津次郎):下野紘
明智小衣:南條愛乃
長谷川平乃:新谷良子
遠山咲:田村ゆかり
銭形次子:沢城みゆき

投稿 : 2025/03/29
♥ : 18
ネタバレ

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

生徒会長・・ 少しくらいミルキーホームズに食料を分けてあげろよ・・・ そうすれば少しはまともになると思うけど・・

この作品の世界観

この作品の世界では一部の人間が「トイズ」超能力をもちその力は人により、使う人物によりその能力は違う。ある人は馬鹿力を。ある人は五感強化。などの能力を得ます。この世界はそんな「トイズ」を持った大怪盗と名探偵との戦いです。

ストーリー

トイズを再度なくした。ミルキーホームズはだめだめなグダグダな日々を送っていました っと思いきや、食料が足りない日々だったので、毎日農業をする日々を送っていました。そして、敵の怪盗帝国のボスのアルセーヌは毎日お宝を盗んでいましたが、その盗みあhかなり退屈でした。戦う相手がいなかったからです。この作品はそんな超グダグダでだめだめでだめだめなミルキーホームズのトイズを取り戻し、まともな探偵にする話です。

私の感想。

1期よりもっと楽しめました。っと言うか、1期よりミルキーホームズが人間として、落ちていると思いました。あれはもう、探偵ではないですww だって、探偵学校の授業にまったく出ていないし、探偵の仕事をしているシーンはこの作品にはほとんど・・いや、・・ う~ん あったかな・・・ たぶんあります。 信じてあげてください。

この作品で一番私が気に入っている所は前作同様、キャラクターデザインです。もう、だめだめのだめだめのミルキーホームズですが、かなり可愛いです。超萌えです。微笑んでしまいます。何であんなに可愛いのでしょうか・・・ たぶん毛の色なのでしょうか・・・ あの明るいライトでカラフルな色、超萌えです。

{netabare} 私がこの作品を見て一番笑ったシーンは怪盗帝国がミルキーホームズに果たし状を贈るシーンです。はじめはコーデリアの頬ぎりぎりな所を通り過ぎ後ろの壁に刺さる感じでしたが、まったく気づかず、次に撃った先は(猫の)かまぼこの餌にわざと刺し、とうとうきずきましたが、漢字が読めず、「たし ミルキーホームズへ」っと読み、次はすべてひらがなにして、「はたしじょう ミルキーホームズへ」でしたが、文章が立て読みな事を知らず、横に読んでしまい、「えろしってる」っと読んでしまった所なんか、腹を抱えて笑いました。もう、最高ですww{/netabare}

あと、この作品に出てくるトゥエンティ / 二十里 海の変体度にはかなり笑いました。あんな変体、すぐに警察に捕まれって感じですよ!怪盗としても、人間として、最悪だと思います。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

よくトゥエンティの近くで意味不明な攻撃がされているシーンが多かったですが、その攻撃しているものはなんだと思いますか? 超能力? トイズ? いえ、違います。トゥエンティは意味がまったく分かりませんが、乳首が超長くなったり、でき、自由自在にコントロールできます。正直 ドン引きです。 気持ち悪いです。 まったく美しくありません。きもちわるいです。 

オープニング

「ナゾ! ナゾ? Happiness!!」
1期よりもレベルが上がったオープニングです。かなりこのオープニングを気に入っています。私が一番気に入っている所ははじめのミルキーホームズを一人ひとり説明していく所です。かなりキャラクターの魅力だ出ていますし、そしてネタバレがまったくありませんでした。ってか、はじめのミルキーホームズの説明の所、超萌えます。私が一番気に入っている所はエルキュールの説明の所です。はじめは涙目ですが、だんだん笑顔になっていく所を描くなんて最高級に萌えだと私は思います。まあ、私が一番好きなキャラクターはシャーロックですが・・・

エンディング

「Lovely Girls Anthem」
むちゃくちゃ可愛い曲です。かなりの速さで私の脳内に侵食しました。って言うか、一度聞いたら、ほぼすべて侵食されました。他の人はどうだか分かりませんが、私は一瞬で脳内侵食されました。このエンディングの画像もかなり萌えますし、可愛いですし、曲に合っていまし、ネタバレもありませんし、最高です。唯分からなかった所はなぜトゥエンティがこのエンディングの画像に入っていた事です。唯一の男が入っている所が分かりませんでした。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 17
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