秘密で学園なアニメOVAランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの秘密で学園な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月06日の時点で一番の秘密で学園なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.0 1 秘密で学園なアニメランキング1位
イリヤの空、UFOの夏(OVA)

2005年2月25日
★★★★☆ 3.5 (255)
1400人が棚に入れました
浅羽直之は園原中学校の二年生。
夏休みの間中、裏山にてUFOを探す日々を送っていたがUFOについては結局何の成果も得られなかったため、せめてもの思い出にと浅羽は学校のプールへと忍び込む。が、そこには伊里野加奈と名乗る、見慣れぬ不思議な少女がいた。状況が飲み込めないままに浅羽は伊里野と触れ合うが、すぐに伊里野の兄貴分と自称する謎の男が現れて、その夜はそれでお開きとなった。
そして翌日の始業式の日、浅羽のクラスに伊里野が転校生として編入してきた。ささいな事件がきっかけでクラスから孤立してしまった伊里野と、そんな伊里野のことが気にかかる浅羽と、伊里野の周囲に垣間見える幾つもの奇妙な謎。そんな風にして、浅羽直之のUFOの夏は、その終焉に向けて静かに動き出したのだった――。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

夏の残滓を追いかけて……。

原作ライトノベルは全4巻購読済み。

軟弱な主人公の中二少年に、過酷な運命を背負った少女のボーイミーツガール。
彼女を強大すぎる敵との戦いや、少女を囲う大人たちから守りたい、物にしたいと思ってはみるが、
少年一人では力も技術も知恵も、そもそも精神力や覚悟すらも、圧倒的に足りない……。

前世紀末から今世紀初頭かけてに確立された、いわゆるセカイ系の典型的なプロット、表現を一通り揃えた本作。
(さらには{netabare} 少女のピッチリしたパイロットスーツまで付いてくる定番ぶり{/netabare})
ここまではまだ凡庸なのですが、本作を非凡たらしめているのは、夏成分のスパイス。

……とは言っても、本作、夏を含んだタイトルでありながら、
夏休みで展開される場面は、回顧を除けば、序盤、8月最後の一日のシーンのみ。
あとはズルズルと残暑が続く二学期にて、
パワー不足、思慮不足な少年のあがき……にもなっていないような中途半端な言動に、
思わず頭を抱えてしまう場面が繰り返されます。

中二少年にはとても無理な願望。それを諦めきれない青さ。
それらが終わった夏の熱気はやがて冷めていくという必然、
それでも終わって欲しくない夏への未練とリンクして、
何とも言えない切ない感情がいつまでも心に燻り続けるのです。

原作既読組から見ると、本OVAの物足りないと思う点は心理描写。
特に主人公少年が抱く、自己制御もままならないドロドロした思春期の心情が
描き切れてないとは思います。
原作に比べて少年がいい人になってる感じがするんですよね……。
こういうシナリオは主人公がイタければイタい程、
物語がハートの奥深くまで刺さると私は思っていますので……。

一方、背景作画は、いつまでも残り火となってグズグズしている夏という、
原作の特徴を再現するのに十分な画力があり、
感情が極まった所で、過ぎ去った夏への憧憬が最大化する、
雰囲気は味わえると思います。

作中、特に、{netabare}少年が無意識に南を目指す件がいい。
彼なりに、一生懸命、合理的に考えているようで、
結局は、消えゆく夏への諦観混じりの渇望により、
南へ南へと流されて行くのが精一杯……。
それらの描写が世界が変わってしまうのも、夏が終わるのも
何人たりとも止めることはできないとの宣告となって突き付けられます。{/netabare}

自分にとって『イリヤの空~』は未だに夏を葬り去るための劇薬なのです。


最後に原作小説でとても心に残っている一節を引用してレビューを締めたいと思います。

 
 {netabare}伊里野(いりや)は夢中になっていた。砂浜を四つんばいで手探りしては花火の化石を探し回る。
本当にそこに美しい花火が見えているような顔で浅羽(あさば)の説明に聞き入り、
最後には思い切りよく海に投げ捨てる。

 それらはみな、夏の化石だった。

 夏は死につつある。

 世界は、自分たちだけを残してどこか知らない場所へと動いていく。{/netabare}


さようなら……夏。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 25

Mir先生 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ひと夏のSF

原作は電撃文庫のラノベ。著者は秋山瑞人さん。
遅筆で有名なんですが、本作のヒットで更に遅筆になった印象。
ただあまりに目に見える動向が少ないので、どうやって食って行ってるんだと疑問にすら思う。
イリヤヒットにかこつけて、
似たような作品である「ミナミノミナミノ」を執筆するものの、刊行されたのは1巻のみ。
本当に生きてるのか? と疑問でしたが、
2012年1月に「龍盤七朝 DRAGONBUSTER02」が刊行されて、生存確認が出来た。

制作は東映アニメーション。
あの、手を抜くことが仕事の東映アニメーションだ。恐ろしい。

監督(シリーズディレクター)の伊藤尚往さんは、
2002年に東映版Kanonにてシリーズディレクターをして、歴史に残る作品を生み出した方。
それを知った一部の方は、「イリヤ死んだ」と思っていた。

しかし本作は奇跡的にも、なかなかのクオリティを維持している。
いや、東映があまり得意ではない萌えにしては、かなり頑張っている。
デジタルペイントしてます! という感じの彩色ですが、
東映アニメーションは2000年頃からデジタルに移行したので、ようやく使いこなせるようになって来た頃なのかも。

もしくは、シスプリ、ダ・カーポなどの作監で経験を積んだ志田ただしさんが、
ここで本気を出したのかも知れない。

内容としては、ラノベ全4巻をOVA6話にまとめた形なので、
無理なく綺麗に収まっている印象。
このタイトルに関しては原作を知っていたので、
頭に予備知識が入っており、よく描けているのかな、という評価になった。
5話、6話の盛り上がりも手抜きはなかった。ただ絶賛と言うよりは、安心した感じ。

公式では「SF青春ラブストーリー」とジャンル付けされている。
だけどそんなにSF色は強めではなく、不思議転校生イリヤと、ちょっぴりセカイ系の青春ストーリー。
後半の展開はジュブナイルっぽさも入っている。

この雰囲気は後に刊行される涼宮ハルヒシリーズにも近いと思う。
イリヤ1巻は2001年10月、ハルヒ1巻は2003年6月なので、「学園ものSF」の流れを作ったのはイリヤなのかも知れない。

また、イリヤの関係者である榎本の声が井上和彦さんですが、
新海誠監督の2004年公開の「雲のむこう、約束の場所」において、
軍関係者の冨澤の声が井上和彦さんで、そのキャラクターには不思議な類似点がある。
他にも「雲のむこう、約束の場所」は、全体的に雰囲気は似通っている印象。

イリヤの声優はラジオドラマでは広橋涼さんだったが、アニメ版では野中藍さんに。
個人的には広橋涼さんの方が、線が細い感じが出てよかったのかなと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3
ネタバレ

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

気持ち悪い原作をアニメ化しても気持ち悪さは消えない。

原作は当時話題になっていたので読みましたが、
・ラノベ特有の自分に陶酔した文章およびタイトル。
・SF的背景をわざと説明不足にすることにより奥の深い感じを出そうとしているけど結構浅い(誰でも想像できる)設定
・主人公とヒロインの性格の気持ち悪さ
・表紙イラストで、イリヤの体のラインがくっきり出過ぎ。お尻の形が丸わかりのスカートとか、あり得ない。
など、どこを取っても中途半端かつ気持ち悪い作品でした。

まあそういう時代なので仕方がないのでしょうか。
この2年後に出た涼宮ハルヒは同じように謎設定のSFラノベなのに、浅さを感じさせないどころか作者のSFに対する造詣の深さがよく分かります。

で、アニメ。
原作のイメージをほぼ忠実に再現できていたので、原作が好きな人には満足できたのではないでしょうか。

イリヤの乗っている{netabare}戦闘機が動いているのを見て、普通の戦闘機とは違うからイリヤが特別なんだなと分かるようになったのは良かったと思います。しかし、学校で激しく動いただけで鼻血ブーのイリヤが、あの戦闘機の動きでかかる重力に耐えられるとは思えません。SFというつもりで作製したのであれば、体感重力を減じさせる方法とかの説明はして欲しかったです。{/netabare}


あと、この作品を著しく残念なものにしたと感じたところは、イリヤが{netabare}逃亡先の学校で襲われかけた後。

イリヤが「何にもされてない」と強調しますが、そもそもイリヤがその「何か」という行為を知っていたことに違和感がありました。性教育とか受けてなさそうで、男の子に会っただけで好きになったりするくらい無垢なのに、そういうことは知ってるんかい!とツッコミたくなりました。

そして浅羽の対応のクズっぷりが際立っており、後で謝って済むレベルでは絶対にないですね。それなのに後からイリヤがあっさり浅羽を受け入れているところも気持ち悪いし、浅羽が好きだと告白するのも、「あ、イリヤに許してもらえてる!こりゃワンチャンありやな」と体目当てに叫んでるっぽくて絶対に無理。{/netabare}
エピローグでも、 {netabare}イリヤが戻って来ないのに満ち足りた顔をしている浅羽が本当に気持ち悪いです。すぐにアキホと付き合いそう。{/netabare}

しかし、元々が中学生向けのちょっとエッチな淡い恋愛物語だと思うので、自分も中学生の時に読んでいたら名作と思ったでしょうね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17

64.4 2 秘密で学園なアニメランキング2位
堀さんと宮村くん(OVA)

2012年8月24日
★★★★☆ 3.7 (159)
1017人が棚に入れました
片桐高校に通う堀京子は、派手な外見とは裏腹に成績優秀で、家事をこなし弟の面倒も見る家庭的な高校生。
ある日、ケガをした弟、創太を見知らぬピアス男が送り届けに来た。
その正体は同じクラスにいる陰気なはずの男子、宮村伊澄。彼の学校との別人ぶりに驚く反面、家での顔を見られた堀は動揺するが、人見知りする創太が懐いたことがきっかけで、宮村は頻繁に堀家を訪ねるようになる。
ネタバレ

ぽんちぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

不器用でギャップだらけの二人のゆる~りほんわかラブコメです

ちょっと不器用でギャップな二人が、ゆ~っくりとお互いを大切に思う気持ちを育てていく過程が丁寧に描かれた、ふんわり優しい空気に包まれたラブコメです。全2話

{netabare}成績優秀で人気ものの堀さんはとっても頑張り屋さんで面倒見の良い優しい子…
一見ネクラで中性的な宮村君は、クラスで影の薄い存在…
でも、目立たないように地味に振舞ってるだけで、
実は中性的な魅力の美形で、なんかちょっと天然なとこもカワイイ
宮村君の不器用で控えめな優しさがきゅんときます。{/netabare}

声優さんたちの演技がとてもうまくて、細やかな感情の機微の表現が絶妙です。
だから続きもぜひ同じ声優陣でアニメで観たいと思いました。

自主制作のOVAなので手作り感たっぷり。
手書き感のあるやわらかい線は味があり、センスは悪くないので割りと好きです。
なんとなく「僕等がいた」を思い出しました。近い雰囲気かも。
原作者のHEROさんが所属するグラフィックデザイン会社の制作らしい。

とても怖いのは、続きはドラマか映画でって方向にならないといいなって思いました。
演技の下手な新人アイドルとかで実写化して台無しにしてほしくないと思ったりします。
アニメ化された後なら許します。嫌なら観なければいいだけなので。
なんて偉そうにいっちゃいましたが(笑)

女子なら絶対この空気感の良さわかると思いますが、
男子にはどこまで感じてもらえるかはわかりません。
でも、となりの怪物くん、一週間フレンズ、君に届け、好きっていいなよ、あたりが好きなら、気に入ってもらえる作品だと思います。

■あらすじ[Wikiより]
{netabare}片桐高校に通う堀京子は、派手な外見とは裏腹に成績優秀で、家事をこなし弟の面倒も見る家庭的な高校生。ある日、ケガをした弟、創太を見知らぬピアス男が送り届けに来た。その正体は同じクラスにいる陰気なはずの男子、宮村伊澄。彼の学校との別人ぶりに驚く反面、家での顔を見られた堀は動揺するが、人見知りする創太が懐いたことがきっかけで、宮村は頻繁に堀家を訪ねるようになる。 {/netabare}

■参考
『堀さんと宮村くん』と『ホリミヤ』はちょっと違うみたい。
『堀さんと宮村くん』はHEROによる日本のウェブコミック。略称は「堀宮(ほりみや)」。
『ホリミヤ』は上記を元にして別の人が書いた漫画らしい。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

青春は、「甘酸っぱい」・・・だけじゃない、「熱い」・・・だけでもない。「ほろ苦」なカフェラテ味の低体温青春ドラマ(自家製@プロの犯行)

可愛らしいポップな絵柄と相反して、アンニュイでダウナーな雰囲気がそこはかとなく漂うHEROのウェブコミックの純然たるOVA化


内気でトモダチ作りが下手なためか、その反動で学校外ではピアスをして自分を着飾っている中性的な美青年の『宮村くん』こと宮村伊澄
明るい性格と派手な外見とは裏腹に家庭的な一面を持つ女子高生の『堀さん』こと堀京子


お互いに学校とは違う素顔があることを知った二人の男女の秘密の共有と、その微妙な距離感を軸にして平坦で生ヌルイ日常が描かれていくという青春ドラマっす


アニメ化ということで、「音」と「間」が加わった新たな『堀宮』の姿は、原作コミックのコメディ色を薄め、より落ち着きのある雰囲気を強調した少々趣を変えた作品となっていました


友情→恋愛→BL、とまあ多方面に広がっていく人間関係をあえて絞らないことで等身大感のある「ヌルイ青春を過ごす若者」の姿を描写しているのが特徴的
起伏の少ないお話が故に最後のまとまりも弱く、オススメし難い作品ではあります










一方ではインディーズレーベルからの発売&公式通販とアニメイト限定での販売という形態からも見て分かる様に、事実上の自主制作であるにも関わらず、一流のスタッフとキャストが集結した豪華な制作体制が興味深いっす


若手アニメタでも注目の実力者、夏目真悟が初監督
ウェブ系アニメタの筆頭、coosunこと沓名健一がキャラデザ&作監
原画は全てこの二人だけによるもの
キャラデザがまさかのcoosunということもあり、ハイライトや陰影、線の本数などを極端に減らした作画にベタッとした塗りの色彩など、アマチュアイズムを残した画面作りが独特
それでもしっくりと来るものがあるのは、「ヘタウマ」感に味のある原作があるからこそ、といったところでしょうか
(注:coosunは素晴らしいアニメタですよw)


キャスティングにも若手実力派のプロ声優を揃える一貫性が伺えており、“若者が作る若者の話”というコンセプトが見え隠れしているのがよく分かります
特に瀬戸麻沙美、松岡禎丞、細谷佳正のメインキャラクターを演じた御三方には「流石や(´ω`)」の一言


自主制作アニメに興味をお持ちの方ならば観ない手はないはず

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18

--RiA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

かなりの良作....!!!!

自主製作の作品です。


しかし。

かなり面白い....!!!!!!見入ってしまいました(*・ω・)


本腰入れて制作されば間違いなく有名作として語られ、大袈裟かもしれませんが1つの名作となれる可能性も秘めてます。

物語はよくある学生の日常系アニメです。

しかし、見ても見なくても一緒だなと思われる作品とは大きく違います


1つの題材として、

学校では地味で暗い大人しい男の子が実はプライベートではキャラが一変して明るい爽やかイケメン不良と変貌します。

そして、この作品の特長としては、

分かりやすく誰でもすぐ入り込め、誰もが感じている感情を巧みに表現出来ていました。
テンポもかなり計算されて作り込まれていると感じられます。


構造論、物語論的に言うのなら、

一人のキャラクターに多くのスポットを当て、多くの視点からその人物を光らせ、尚且つ数多くの共感姓を集め、そして無意識の内に主人公へ見ている人間は主観を持っていかれ、次第に自然と自分と重ね合わせてしまいます。

これが1つの物語のコードであり、感動を生み出す題材として流用されてきたプロセスでもあります。


簡単に言うなら、この作品は数多くの人間が感情移入しやすく、ベースとなる素材を簡略化し、マニア受けする作品では無くて出来るだけ多くの視点から見られる様に作られたのがこの作品だと言うことです。

多くのプロットを作り出した所でその意味を理解出来なければ無駄以外の何物でもないと私は思います。



と、長くなりましたが、この作品についてネタバレを含ませないでの私なりでの説明と評価でした(*・ω・)


超簡単に一言で紹介するなら。


『普通にめっちゃ面白かったよ!!良かったら見てね☆』

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9

60.0 3 秘密で学園なアニメランキング3位
よつのは(OVA)

2008年2月29日
★★★★☆ 3.5 (65)
358人が棚に入れました
家族同然に育った幼なじみたちが離ればなれになってから3年が過ぎた夏の日。今は廃園となって荒れ果てたその学園で彼らは再会することに。
しかし、別れの日に埋めたタイムカプセルは何者かによって隠されていた。彼らはタイムカプセルを探し歩く。それはまるでかつての自分たちを探すように…。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

のんさん・・・可愛すぎでしょ(//∇//)

あにこれ初期に知り合った方のレビューを拝見させていただき、今回の視聴に至りました^^

この物語は、幼馴染の4人が通っていた学校の廃校が決まった時に皆んなで埋めたタイムカプセル・・・その後、4人は様々な思いを抱えたままバラバラになってしまうのですが、3年後、その再び集まってタイムカプセルを開ける時に繰り広げられる・・・ひと時の物語です。

原作は18禁ゲームとの事ですが、このOVAはそれを微塵も感じさせるものではありません。
それどころか、タイムカプセルを通じてこれまで微かに残っていた昔の記憶に懐かしさを感じる事のできる作品だと思いました^^

小さい頃からずっと一緒だった・・・だからずっと一緒にいたい・・・
そのためなら頑張れる・・・
そして、幼馴染以上の想いはその気持ちを更に加速させます・・・
でも、それぞれの家族が様々な悩みを抱えていて・・・それが一緒じゃないから、子供の事情だけでは思いを成し遂げられない・・・
だから、久しぶりの再開が・・・一緒の時間が貴重で大事で・・・

そんな4人の時間はあっという間に過ぎていきます。
そして、タイムカプセルの中身にはとても大切なモノが入っていました・・・
OVA2話なのですがストーリーが2話なりに濃厚なので、懐かしさを感じながら感動できる作品でした。

この様な気持ちになれたのは、猫宮ののちゃんと天地祭ちゃんのお陰だと思います^^
大阪弁を喋るののちゃんの破壊力は半端無かったですね(//∇//)
でも、個人的には昔も今も変わらず、皆んなで過ごす時間のために骨身を削った祭ちゃんが好みでしたけれど・・・^^;

心地良い感動が得られて、見て良かったと思えた作品でした^^
OVA2話の作品なので、視聴を迷っている方には是非視聴する事をお薦めいたします♪

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

たまたま好きになった相手が・・ってやつ♪

望月学園に通っていた幼馴染4人組の物語。

廃園になるのをきっかけにタイムカプセル
を埋め、3年後の再会を約束する。

再会の日、タイムカプセルと思い出探しが
始まるり・・何とか4人は顔を合わせるが・・

皆の思い出には齟齬が有り・・色々な想い
にスレ違いや誤解がある・・

無事タイムカプセルが見つけられるか・・
そして本当の皆の想いは繋がるのか・・

3年前の記憶を辿る回想をしつつ展開する。

前後半約110分で簡潔で視やすい。

不器用で照れ屋。仲間思い。
結城 誠(田坂秀樹)

結城家の隣に住んでいた年下の確り者
祖母の住む大阪の北桜学園への編入
猫宮 のの(榊原ゆい)

誠の家に居候していた年上の甘えん坊
他県の商業系の学園に編入
柚姫 衣織(後藤邑子)

全国模試上位の優等生。人見知り。
地元の名門月華学園に編入する
天地 祭(後藤麻衣)

俺はロリコンじゃない!ってやつ。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ちょ、この声と喋りには・・・やられた

あにこれ(の一部)で評判だったので見てみました。
エロゲ原作ですが、エッチな描写はほとんどありません。
幼馴染が再会して、いろいろあって恋愛が進展するという、ほのぼの恋愛ストーリー。
まぁ、話自体はありふれたものです。


パッケージ絵から推察できるようにヒロインはロリキャラです。
見た目だけで、ちゃんと高校生ですけどw
それは事前にわかってたんで、どうということはなかったんですが・・・声と性格が反則でした。


関西弁、おっとりさん、家庭的。 とにかく喋りが愛らしい。


このヒロインキャラで日常系とかなら、軽く1クールはいけると思います。
いやー、いいものを発掘させていただきました。


関西弁萌えの方、是非一度ご視聴をオススメします。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
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