秘宝でファンタジーなおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの秘宝でファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月15日の時点で一番の秘宝でファンタジーなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.0 1 秘宝でファンタジーなアニメランキング1位
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1008)
5493人が棚に入れました
父親に勘当され、家を追い出されて七重島にやってきた高校生『八真重護』は一人暮らしを始めた部屋で地縛霊『龍ヶ嬢七々々』と出会う。
重護は、10年前に何者かに殺害された七々々を成仏させるため犯人捜しを決心する。かつて七々々が世界各地で収集し、今では島のあちこちの『遺跡』に隠されている『七々々コレクション』。
この不思議な力を持つお宝を使えば七々々を殺した犯人を見つけることができる。重護は七々々コレクションを手に入れるため冒険部に入部する。
しかし、七々々コレクションを狙って、ひとくせもふたくせもあるプレーヤーの思惑が渦巻いていた。
騙し騙されのお宝争奪戦が、今、始まる!

声優・キャラクター
田辺留依、小野友樹、阿澄佳奈、花澤香菜、興津和幸、鈴木絵理、早志勇紀、能登麻美子、鳥海浩輔、内山夕実、伊藤かな恵、櫻井浩美、細谷佳正、久野美咲
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ななな、なんですと?

{netabare}えっ、これで終わりですか?
消化不良です。
でも、続きを観たいとは思えません。
皆さん、何を意図して動かれているのやら。{/netabare}

人工学園都市七重島が舞台のミステリーアクションアニメです。
10年前に殺された七々々が幽霊ヒロイン。
とあるマンションの一室に住みついています。
そこに引っ越した訳アリ主人公重護。
七々々を殺した犯人を捜すため、謎のアイテム七々々コレクションを集めます。
そこで所属するのが冒険部ですが、すでにこの時点で物語は破綻気味です。

投げっぱなしのストーリーは置いといて、女性キャラは結構面白い。
プリン好き七々々の可愛さと我儘。
自称名探偵天災の明晰さと自信。
超強い雪姫姉のかっこよさと嫉妬。
美少女?ダルクの可憐さと戸惑い。
皆さん、個性的です。

私は断然壱級天災。
自信満々なのに時々デレる。
そのギャップが魅力的です。
それに、なんといっても声がかわいい。
阿澄佳奈さんの澄み渡った声、大好きです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 22

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

【777】 フィーバーするもワンセット  ∑( ̄[] ̄;) はう!

原作:ラノベ 未読

全11話

ジャンル:お宝探しの冒険活劇


感想

う~ん・・・なんだろう・・・この微妙感・・・

最初1話観た時は、「これ面白そう!」って思ったんだけど・・・

結局、最後まで【ココが面白い!】ってのが見つからなかったな~

不評な所
ラブコメにしては薄すぎるし
アクションも、なんか中途半端だし
推理も天災の説明をただただ見せられてる感じだし
お宝のトリックも、死人が出てもおかしくないのに出てないし
原作が続いてるからだけど、伏線回収されずに2期ありそうな終わり方だし
七々々ちゃんは、プリン喰ってるだけだし!×2 (2回言いたいw)

良い所
キャラデザは奇麗で良い感じ
お宝の「七々々コレクション」のアイテムの能力
(それぞれいろんな能力があって面白かった)
壱級 天災(いっきゅう てんさい)のキャラが、ちょいツンデレで、頭いいし、ちっちゃくて可愛かった所。
あと、CV-の阿澄佳奈さんの声も、キャラに合ってて、可愛くて良かったです。
なので、天災を主人公にしたスピンオフだったら、もっと面白くなってた気がしますw(笑)

自分としては、もうちょっとラブコメ入れて欲しかったな~っと・・・
なんだか惜しい作品でした。


タイトルは、パチンコで、最初ワンコイン(500円)で確変大当たりするも、連チャンしずに終わる事です。 
あるよね~φ( ̄∇ ̄o)

要するに、最初良かったけど・・・後が続かなかった・・・
みたいな。
ま、そう言う「ぬか喜び」みたいな感じでした。(笑)

投稿 : 2025/02/15
♥ : 76
ネタバレ

雪だるま* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

On your way 現世 Adventure!

◎放送時期:2014年4月~6月(全11話)
◎ジャンル:冒険活劇

●原作:鳳乃一真(ファミ通文庫刊) ●監督:亀井幹太
●キャラクター原案:赤りんご ●シリーズ構成:倉田英之
●キャラクターデザイン:川上哲也 ●アニメーション制作:A-1 Pictures

■あらすじ■
父親に勘当され島流しに合った八真重護は、「七重島」にて
新たな暮らしを始めることになる。しかし借りることになったアパートには
10年前に殺された地縛霊の少女・龍ヶ嬢七々々が住み着いていた。
重護は七々々を成仏させるため、犯人探しと「七々々コレクション」の
収集を決意する。

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☆★感想★☆

※原作未読。

作画は綺麗だし、キャラ絵も可愛い。
話のテンポも悪くないし、キャラ同士の掛け合いもわりと面白かったです。
でも肝心の内容に纏まりがなかったというか、展開が少し雑でした。

ジャンルを「冒険活劇」にしましたが、アドベンチャー色は薄かったですw
謎解きというか遺跡攻略のシーンはもちろんあるんですが、
説明が分かりづらいうえに結構 淡々としてました^^;
しかもそれも毎回やるわけじゃなかったので、ガッツリなアドベンチャー
ものを期待していただけに、正直 物足りなかったです。

1~3話はワクワクしながら観ていたけれど、それ以降は唐突めいた展開が
増えて置いてけぼり状態になりました。
途中から七々々ちゃんに関係してない組織のもめ事とかバトル要素が
入ってきて、それが足を引っ張ってしまってたように思いますね。
個人的にはもっと七々々ちゃんに焦点を当てた展開にして欲しかったです。
キャラを増やし過ぎて 視点が方々に散らばっており、掘り下げが不十分
だったのも残念でした^^;

それでもキャラ自体はわりと好きでした^^
唯一 キャラにハマれたので完走出来たって感じですw
重護が主人公なのに胡散臭いっていうキャラ付けも面白味があったし、
中でも「ちっちゃい+八重歯」な金髪探偵少女・壱級天災ちゃんは
『もうこの子がメインヒロインでいいのでは?』と思ってしまうくらいに
可愛くて魅力的なキャラでした。
ぽぷらちゃんやこまちゃんなど、阿澄佳奈さんがこういうキャラを
演ると やはりハマりますね\(^o^)/

しかし、やっぱりそのせいもあってか
本来のメインヒロインである七々々ちゃんの影が全体的に薄かったです。
まぁ地縛霊で外に出れないという設定上 仕方なかったのかもですが…。
あと、ダルクなんですが個人的に {netabare}「男の娘」{/netabare}という設定以外の
キャラ付けが弱かった気がします。

最終的にやはり尺不足だったのか、
結局解決してないことが多いまま終わってしまいましたね。
{netabare}
○七々々ちゃんを殺した犯人
○七々々コレクションについての真相
○ゆんちゃんについて(最後のCパートでどうやら生き返った?ような様子が
見られましたが…)

その他にも七々々ちゃんは本当に成仏したいのか?とか、
あと「祭」のことも重護と雪姫姐さんとの関係は語られましたが、
その他のことはよく分からなかったですね。{/netabare}

もし2期があるのであれば一応観たいと思いますが、
公式Twitterで『続きは原作で!』と言われていたので2期制作は
微妙かもですね><
ノイタミナもしばらく枠が埋まっていますし。

●OP「バタフライエフェクト」/私立恵比寿中学
●ED「微かな密かな確かなミライ」/スフィア

OPがわりと耳に残りやすい曲でした^^
BOΦWYの「鏡の中のマリオネット」という曲に似てるとの声が
多かったみたいですw

■好きなキャラ■
やっぱり、天災ちゃんですかね(*´▽`*)
とにかく可愛いし有能。表情がころころ変わるところも良いですね。
そして前述しましたが、阿澄さんの力も大きかったと思います。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 29

62.6 2 秘宝でファンタジーなアニメランキング2位
ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (161)
718人が棚に入れました
王位継承権を巡りフランス王国とイングランド王国が苛烈な戦いを繰り広げている15世紀の世界が舞台の歴史ファンタジー。フランスがアザンクールの戦いでの大敗によってパリが陥落し、貴族の息子で魔術や錬金術の研究に没頭し充実した日々を送っていた少年・モンモランシの運命が一変してしまう。すべてを失いお尋ね者の流れ錬金術師となったモンモランシは、逃亡先の村で不思議な少女ジャンヌと出会う。

声優・キャラクター
逢坂良太、大野柚布子、東城日沙子、沼倉愛美、大西沙織、高田憂希、石上静香、桑原由気、間島淳司、高橋英則、糸博、日野聡、興津和幸、阿部敦、斧アツシ、平田広明、玄田哲章、富田美憂、子安武人、諏訪彩花、石塚運昇
ネタバレ

かんろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ロリエログロハーレムな壮大な中世ダークファンタジー

作画もストーリーも乱暴で勿体無かった。
滅茶苦茶なストーリーでも最後まで見てしまう、
迫力ある構図と音楽の魅力や声優陣の力
はあったんだと思う。

物語の始まりの話は悪くなかったのに残念。
原作がどうなのかわからないけど、
ロリエロとグロとハーレムのラブコメみたいになっていて、
ダークファンタジーな中世ヨーロッパや
各キャラの悲壮感とかのストーリーの流れを
もうちょっと丁寧に掘り下げて丁寧に描いてほしかった。
今時こんな設定、社会的倫理に反する感じさえしてしまう。

最後の神様が出て来るあたり、
{netabare} 神様が全てだった中世と人間が主体になる現代の架け橋を
ロリっ子ジャンヌが犠牲になって繋いだ物語と考えると {/netabare}、
壮大なイメージのOPとEDの世界観に繋がる
壮大なファンタジーなのかなと、面白く思えた。

絵の構図と絵コンテと音楽の世界感がよくて、
惜しかった。
なんでこんな雑でいい加減な出来に
なっちゃったんだろう。

OPとEDの音楽は、
独特な世界観が出てるし、力も入っていて良かった。
作画も迫力ある構図やスピード感もあって、
目が離せないのに、止めや細かい所や絵が雑だから、
台無しだった。
30年位前のアニメだとしたら、ちょっと面白かったかも。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

微エロ微グロに注意!?

原作未読。最終話まで視聴。

ジャンヌ・ダルクと聞いて、真っ当な歴史物・戦記物を期待していたら・・・。
・・・・・・。う~ん、って感じの作品。

第1話から早々から漂うハーレム臭に嫌悪感を覚え一旦、視聴を見合わせ。
一度は視聴を再開したものの、第2話の”ベーゼ”って単語に呆れ果て、再び視聴を見合わせ。

という訳で、撮り溜めしたものを一気見視聴した訳なんですが・・・。
{netabare}
”ベーゼ”(笑)をしたら3分間だけ強くなる設定とか、
緊迫感の無い戦闘シーンとか、
その割に、エログロが多いとか、
{/netabare}
『薄っぺらい!』以外の評価が思いつかない作品でした。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 13

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

不快(腐海)

ラノベ原作未読。
ユリシーズって何?って調べたらアイルランドの小説家J,ジョイスの作品でギリシャ神話の英雄オデュッセウスを題材に20世紀を代表する小説のようです(無知ですいません)。でこのオデュッセウスの英語名?がユリシーズなんだそうです。でこの作品はギリシャ神話とは関係ないのでどうもジョイスの小説を意識してんのかなぁ。乱暴な言い方するとジョイスのようにギリシャの英雄をモチーフにパロディ?小説書いたように百年戦争の聖女ジャンヌ・ダルクと当時の実在の人物達をパロった小説ってことかな。
・・・いや単に最近の流れに乗っかって歴史上の人物の性転換とハーレムモテモテやりたかっただけにしか見えん(笑)。自分はクリスチャンじゃないけどジャンヌといえばキリスト教の聖人の1人であり世界で最も有名な女性一人であろう。その悲劇的な一生からもあんまり面白おかしく扱えない気がするんだけども・・・ちょっと酷い(私感)。昔、「一騎当千」(三国志の英雄を題材にしたパンチラ、はみ乳格闘漫画)を知った中国人が激怒したって聞いた事あるけど大丈夫?(笑)。
それはさておき、最後まで不快感しかない作品だったなぁ、ダークファンタジーってそういう部分は多分にあるけどとにもかくにも主人公の事がみんな大好きでたまらないっていうのがね、作者の願望か妄想かしらんけど気持ち悪すぎる・・・そこにとってつけた妖精や少女に対する残虐シーンとか・・・ちょっとおかしいんじゃないかと思ってしまう。原作読んでないんで何とも言い難いけどアニメ観る限り不快でしかなかったかな・・・口直ししないと・・・。


私のツボ:この主人公「青ひげ」なんだよね


追記:作者「織田信奈」と同じ人ね・・・あれワンギリだったわ、自分に合わないはずだよ・・・(笑)

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

69.4 3 秘宝でファンタジーなアニメランキング3位
リトルバスターズ!EX(OVA)

2014年1月29日
★★★★☆ 4.0 (317)
2430人が棚に入れました
秘宝を探して迷宮を探索している理樹と沙耶は、地下5階に足を踏み入れた。
沙耶の正体は謎のままだったが、いつしか理樹は彼女を愛おしく思うように
なっていた。
だが、なんとなくいい雰囲気になったふたりの前に、巨大な動く石像が
立ちはだかる!
沙耶は銃を抜き、理樹は知恵を絞って攻略法を考える。
次々と出現するトラップ。
その先には一体何が待っているのだろうか?
最終決戦の場が近づきつつあった―――。
ネタバレ

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

佐々美編完結 猫になった少女の話

あらすじ


ある日学校にノートを忘れた
主人公の直枝理樹が学校に入ると
学校で銃撃音を聞いた直後に
誰かに背後から組み伏せられてしまった

そして背後の相手から
「振り返らず走って正面の出入り口から出ろ」
といわれそのまま従う理樹
しかし銃声を聞き学校に戻ると
さっきの場所に生徒手帳が落ちていた

その生徒手帳には朱鷺戸沙耶と書かれていた
その娘に生徒手帳を返すと
朱鷺戸さんからメールで屋上に呼び出された
そして朱鷺戸さんに屋上から突き落とされるが
真人に助けられ九死に一生を得る

そしてそれからも沙耶に命を狙われ続ける
それを何とか逃げ切る理樹だったが
部屋に戻ると沙耶がいて
沙耶がスパイだということを聞かされ
沙耶から協力を求められる
闇の執行部という謎の影から
逃げるため理樹は沙耶と手を組むことを決める

そして沙耶と協力して隠された地下に行き
隠された秘宝を見つけるための冒険を始める



感想


あらすじというか1話まるごと紹介してしまったが
この地下の冒険というのが沙耶編の主な舞台である

これはリトルバスターズrefrainのDVD/BDに
特典としてついているOVAです

これが観たいがために
僕はBDを買いました!

内容構成は
沙耶編が4話、佐々美が2話、佳奈多が2話
だったと思います


(沙耶編)


これはちゃんと全部見れば
本編との関連性がわかると思う

だから1期と2期を見てから
見てほしいと思う
 
原作をやった時refrainの別れのシーン
以外で一番感動したのが沙耶編だったから
本当にアニメ化は期待してた♪


沙耶編は感動すると思うので
本当に見てほしいです
今のところ沙耶編は3話まで出ています

沙耶編のわからないところなどの
解説は4話すべて出たら書こうと思います


そして一つ言っておきたいのですが
AngelBeatsに似ていると感じる人がいると思いますが
作者は同じ麻枝さんな上に
沙耶編はAngelBeatsを作るきっかけになった物なので
パクリなどではないのでそこの所を理解してほしいです

沙耶編はあと1話なので楽しみです
物語もクライマックスで沙耶編の
真実がとうとう明らかになります



そしてついに4話が
放送というか発売されましたね

リトバスはどのキャラも
可愛くて好きなんですけど
沙耶が一番好きです♪

Key作品だと毎回言ってるんですが
音楽がやっぱり良いですね!
特に沙耶編のSaya's Songは良いですね♪


沙耶編は原作も長くて
まとめるのはとても大変だったと思うのに
結構うまくまとめていると思う
本当なら12話かかってもおかしくない話だと思う


ただ原作のほうがやっぱり
色々細かく描かれており
わかりやすいし感動も大きいので
アニメで興味を持ったら
原作もやってみてほしいと思う

リトルバスターズ!のゲームは
いろんな機種に移植してるので
ゲーム機持ってたらやってみてほしいですね


とりあえず4話で沙耶編は
終了ですがこれからも
佐々美と佳奈多の話があるので
そちらも楽しみです


そしてここからは
カットされてわかりにくい所を
僕なりに解説してみようと思います
これはネタバレになるんで隠しておきます
ちゃんと4話見てから見てください

{netabare} ~

解説といっても
原作でもちゃんと言ってるわけではないので
あくまで僕の考察として参考までに見てほしいです

まずRefrainの方でも
書いたのですが
この世界は人の思いで
できている世界だとゆうこと

そして主に世界を作っているのは
理樹と鈴を除く8人ですが
今回はその世界に
沙耶が紛れ込んでしまったというわけです

沙耶と言ってますが
4話で明かされいたように
本名は「あや」です

朱鷺戸沙耶というのは
彼女が現実世界で父親に連れられて
戦地を巡っていた時に
日本人ボランティアにもらった
って言ってましたが
ゲームだと確か日本人観光客が渡していたような?

そこはまぁ置いておくとして
そこでもらった本というのが
恭介も愛読してる「革命学園スクレボ」です!
多分設定とかはその本のマネをしていると思います
設定にそって完璧に振舞おうとしてますが
途中で天然で奇行に走ったり失敗してしまうのが
彼女の可愛いところであり本当の素の部分なんでしょうね

最初の理樹を殺そうとしてるシーンなんかも
ただ漫画どうりしてるだけで
本気で殺す気はないのです

アニメではわかりにくいですが
あの地下迷宮は沙耶が作ったものだと思います
原作だと最初の仕掛けなんかは
全部偽物で安全だったのですが
途中から本物になって驚くシーンなど
ヒントがあったんですがカットされてます

たぶん沙耶は恭介の計画になかった
イレギュラーな存在で
このままイレギュラーな彼女がいたら
この世界が崩壊するかもしれない・・・
だから恭介は闇の執行部
もとい時風瞬の役になって
沙耶をこの世界から出そうとします

沙耶は何度も死んでいて
何度もダンジョンを繰り返しているのですが
その仕掛け本物の罠は恭介が作っています
ダンジョンは沙耶が作った世界ですが
途中から恭介が明らかに介入しています

でも恭介も彼女が青春を
送ることができなかったのを
知っているので強制的に追い出すことを
しませんでした

わざと沙耶の遊びに付き合って
ラスボスとして立ちはだかったのでしょう
そして最後の彼女の望みも
受け入れたんでしょう


沙耶がなぜこの世界に入ることが
出来たのかこれも謎ですが
家が山奥にあり
沙耶が土砂崩れで死んだのですが
おそらく沙耶が死んだ場所が
理樹たちが死にかけた場所が同じだったから
と思います

死んだ沙耶はおそらく
捜索されたが見つからず
あの場所で生き埋めになったと思います
そして理樹たちが同じ場所で
死にかけてあの世界が作り出されたので
入ることができたのではないかと・・・

そしてなぜ「革命学園スクレボ」と
同じことをしようとしたのか?
それは遊ぶため、恋をするためでしょう
あやは友達も恋人も作れずに
死んでしまったから…

そしてなぜ理樹にしたのか?
これは現実の子供のころに
一緒に遊んでいたためらしい
その時に既に理樹に惹かれていたのでしょう


そしてここからは一番の謎
ラストのシーンの所ですね

まず、なんで沙耶が秘宝を「生物兵器」としたのか。
これは「終わらせるため」ですよね

沙耶自身この世界に居てはいけないと
理解していたのでしょう
でもゲームをクリアしないで投げ出したくはない
(求めていた青春を中途半端な形で終わらせたくはない。
 悔いを残したくない)ため、
途中で自害できない=最後の最後で死ぬために、
その決意が揺るがないために、
「生物兵器」にしたんだと思います。

結局、自害の道を辿るわけですが、
それはゲームをクリア(求めていた青春をやりきった)から
ではないでしょうか。
そのため、悔いを残さないため、理樹と遊んだり
恋をしたりしたんだと思います

そして、「死ぬ」ということは、
虚構世界を「抜け出す」ということです。
虚構世界で死んだ「沙耶」は「あや」になります。
そこに当然肉体は存在しない。
なぜなら、現実世界でも死んでしまっているから。

最後に恭介のいっていた「タイムマシン」とは。
これは、恭介の優しさではないでしょうか。
だからこそ、ただ死んでしまうのではなく、
可能性があるなら、という思いだったんではないでしょうか。
その可能性にかけて「タイムマシン」にしたんではないかな、と

正直、原作を見ている限りでは
沙耶は死んでしまったのでないかと思っていました
原作だとよりそれっぽい表現で描かれていましたし
それに沙耶自身も
「私と出会うルートはBADENDしかないの・・」
と言っていたので最後のシーンは
『沙耶が死ぬ間際に見た夢』
そうだったら良いなという
願いだったのではないかと・・・

だから恭介の言ったことは
その可能性もあるという
優しいウソだったのではないかと
理樹を思いやった言葉だと思っていましたが

アニメの演出をみると
もしかすると本当にタイムマシンにして
時を超えて戻ることが出来たのではないかとも
それは沙耶が元々時を超えて
この世界にやってきているので
そうゆう可能性もあるのではないかと・・・
なんでも出来る世界の話だから
もしかしたら本当に作ることが
出来たのかもしれない


どっちを信じるかは
あなた次第ですが
僕はどうせなら
ハッピーエンドだと信じたいですね
結局真相は明かされてませんし
どう解釈しても自由ですから

というわけで
沙耶編の解説は
一応終わりです

これでもわからなかったら
質問してください

{/netabare}


(佐々美編)


まずは本編の時から随分たつので
笹瀬川佐々美というキャラを
覚えて無い人もいるかもしれないので
紹介から書いてみようと思います


ソフトボール部のエースで4番バッター。
一方的に鈴をライバル視しているが、
鈴からは気に留められていないらしく片想い状態。

気位が高く、「〜ですわ」「ごきげんよう」などといった
お嬢様口調が特徴。いつも取り巻きを連れて行動している。
謙吾に憧れておりアプローチ中だが、
当人は彼女に苦手意識を持っている。

小毬のルームメイトであり、前年度は同じクラスで、
今でも「さーちゃん」と呼ばれている。
周りにはあまり知られないようにしているが、
小動物をかわいがっている。

しかし、猫(特に黒猫)は嫌いらしい。
なお、鈴の髪型が猫の尾をイメージして
デザインされていることとの対比で、
彼女の髪型とリボンは長毛種の猫の耳をイメージしている。
早口言葉のような名前のため、
鈴などによく名前を間違えられている
(佐々美自身も噛んでしまうことがある)



ここから
感想に戻りますが


2話では短くないか?
と思っていたが
元の本編も短めな為か
それほど違和感なく見れた

だがやはり色々な所が
カットされていた為
原作に比べ感動が薄くなっており
残念だった


真人のギャグシーンなんかも
カットされてて残念だった
結構面白くて好きだったんだが

それに佐々美の他のメンバーとの
会話とか可愛い姿とかも
あったんだけどな


あとは謙吾を好きになった理由が
明かされていたんですが
そこもカットされてましたね
結構重要なんですが
時間上仕方ないんですかね…


佐々美が1年の時
先輩にいじめられてユニフォームを
川に捨てられていたのだが
謙吾がそれを届けてくれて
それが理由で惚れるのだが

実はそれを見つけたのは理樹で
ずぶ濡れになりながら
拾い上げたのだが
濡れたまま渡すわけにいかず
着替えるというわけで
謙吾に代わりに届けてもらったのだ


だが原作だと告白シーンがよかったのに
それカットは無いでしょう・・・
あの演出でも分かるんだけどちょっとね・・・

佐々美は好きだからこそこの世界から理樹を帰そうとします。
そして好きだからこそこの世界に戻ってくる理樹。
なんだかんだ言ってアニメでも
このシーンとその後の猫とのシーンは感動した

でも猫の独白がないため
いまいち猫の考え感情が伝わらず
感動が弱くなっていると感じた


酷評気味になったんだが
アニメもそこまで悪くない
ただ原作が良いので
どうしても期待が大きくなってしまう
所為だからだと思う

なんだかんだ
言っても楽しめたし
良かった



ここからは
解説するほどじゃないが
一応説明を書いておきます

{netabare} ~

舞台は2学期の10月後半
本編が終わった後の話ですね
理樹たちが気付いた時には学校は虚構世界の中

それを作り出したのは
佐々美が昔飼っていた黒猫
昔、行方不明になってから
野良猫となりずっと何年もささみを探していた

ついにささみのいる学校に辿り着いた
そしてささみに気付いてもらうべく
ずっと後を着いて回った


そして猫は生き抜きある学校に辿り着きます。
そこで佐々美を見つける猫。でも気がつかない佐々美。
気付いていたかもしれないが
それを認めたくなかった
それは黒猫を残して来てしまった自分を
許せていなかったから
もう黒猫は過去の辛い出来事の象徴になっています



まず恭介は就職活動で居ないんですが
原作だと電話でなんとか
現実世界から連絡をとり
この世界の謎を解くヒントを与えていました

「誰かが見ている夢」が形になったような世界だと。
現実世界の恭介は「今は眠っているはず」と。
現実世界とは時間の流れが違い,実際には一晩の出来事なのか。
鈴と小鞠が夢の中で恭介にこの件を伝えています。
退場者が出るのは異変に気がつくものが出てくると,
世界が維持できなくなるからということです
猫一匹では世界を支えることができないということですね


アニメだとあっさり理解してたが
恭介たちの協力があって
始めて気づけたのだ


それに事情を話していない人も
いつの間にか消えていて
そこもあっさり進みましたが
実は謙吾以外は
すでに気づいて消えています

まず真人と小毬には
事情を説明したんですが
アニメだと真人に話してましたっけ?

それで小毬がいなくなった事で
鈴が心配して鈴にも話して消えていく


姉御は何も接触してないですが
いち早く気づいて
事情を察して消えています
姉御はさすがですね

美魚も影を見たときに
猫の影が濃いことに
気づいてそれで消えます

他のメンバーの所も
カットされていますが
クドとはるかには相談して
それで消えてしまいます

でも寿命が近づいたのか
世界を一人で支えられず
ルールがなくなり
モブのキャラなども
事情を話していないキャラ達も
ほとんど消えてしまい

理樹と佐々美と謙吾以外は
消えてしまう事になる

あとアニメで謙吾は
佐々美の言葉を
聞こえていましたが
原作は確か聞こえていなかったはず


それから黒猫がこの世界を創っていたことに気がつく理樹。
言葉では伝えられないので夢の断片的なイメージで
理樹にメッセージを送っていました。


猫はそれを佐々美に伝えたがっていましたが,
以前の辛い思い出からそれを拒否していました。
それで佐々美は猫に変身するようになっても
その理由に気がついていません。
代わりに猫からのメッセージを受け取る理樹。


そうこうしている内黒猫の寿命がきた
佐々美に気づいて欲しい,
その願いで死の間際にこの世界を創りだしていました。

猫が佐々美と一体化していたことは
美魚が指摘した濃い影に示されていました。
猫が送るメッセージを佐々美が拒否していたため,
それが近くにいた理樹に伝わることに。


しかし一人(一匹)で虚構世界を維持するのは難しい
だからどんどん退場させていった
だがそれも長くは持たず

最後についに猫と再会。
最後の別れの時
やっと黒猫と向き合えて
残された時間を昔のように遊んで過ごす

そして別れの時
猫の夢が叶うことによって
夢は醒め現実世界に
猫を自分の手で弔います。

そしてゲームだとリトルバスターズに
掛け持ちで入部して
そしてエンディングへいったのですが

アニメだと本編の続きということで
佐々美と恋愛にしたくなかったのかも
知れませんね
鈴がいましたし・・
まぁゲームと違うのは
しょうがないですし
別物として楽しみましょう


{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 50

アルカット さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

遂にアニメ完結。本編より面白い。

素直に私はそう感じました。
(半年かかりましたね。ようやく佳奈多ルートまで終了!)


□1~4話まで観て□
 沙耶ルート全4話まで見ましたが、沙耶のキャラが可愛くてしょうがないw
 さて、沙耶といえばOVA等での見切れ芸や、名曲「saya's song」で有名ですが、どんな姿を見せてくれるのでしょうか。

 沙耶ルートだからという事も有りますが、本編よりアクション性がずば抜けて強く、動きが良くて楽しめました。
 見終わったらあなたもきっと沙耶が好きになるでしょう。

残りの佐々美・佳奈多の話も楽しみです。


□5・6話を観て□
 佐々美ルートまで視聴終了。本編では適当な扱いを受けていた佐々美の可愛い一面が垣間見えるキレイなお話でした。猫好きの方は必見(?)。

 私自身、佐々美のキャラ順位は正直低かったのですが、これを観てグググン↑↑っとアップしました♪
 少ない登場人物や、2話と少ない話の中でも上手くまとまったのではないでしょうか? しかし、ねっこねこのぬっこぬこでしたね(笑)

 次は、佳奈多ですね!本編ではストーリーの関係上、結構なツンツンさんでしたが、どうなるか本当に楽しみです。


□7・8話を観て□
 ついに、エクスタシー最終章・佳奈多ルートが完結しました。
本編でも描かれていた、佳奈多とハルちん姉妹の強く固い絆に、観ていてこちらも胸が熱くなりました。
私にも兄がいるのですが、ああいう関係を築けたら最高だなぁと思いました。



~総評~
 沙耶・佐々美・佳奈多、どのルートもそれぞれ良い味を出していて見応えが有りました。
 個人的には、やはり全4話と他よりも2倍楽しめた沙耶ルートが面白かったです。「エンジェルビーツ」風のアクションは、こちらもアニメの世界に入り込んだような感覚が楽しめますねw


 本編1期の、2クールかけての自己紹介で退屈したという方が、リアルでもネットでも多かったのですが、このエクスタシーは間違いない作品だと思います。是非、手持ちに余裕がある方は手に取ってみてはいかが?

投稿 : 2025/02/15
♥ : 11

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

きっとここはこういう事が起きうる世界なんだ・・・

佳奈多、佐々美、沙耶の個別シナリオが描かれた作品です。

全8話


あるテストの前日真人に貸した古文のノートが教室に置いてある

事を聞いた理樹はノートを取りに行く。そこで突然押さえつけられ

校舎の外に出るように言われる。外に出た理樹は変な気がして校舎

に戻ろうとすると銃声が聞こえた。そして校舎戻った所、生徒手帳

が落ちていたのだった・・・


沙耶の個別シナリオ4話、佐々美の個別シナリオ2話、佳奈多の

個別シナリオ2話の全8話構成です。佐々美と佳奈多はEXでヒロイン

に昇格、沙耶はEXでの追加の新ヒロインです。

沙耶シナリオはワクワクするような冒険を繰り返す感じでこのチーム

リトルバスターズがワクワクするような新たな遊びを考え実行していく

感覚と似ている気がして面白かったです。

佐々美シナリオは理樹が恭介らチームリトルバスターズと過ごしてきた

空間にまた違う力が加えられてこの世界ではそれがそんな事が可能なの

かと思う事を実感しその中できっと答えが導けるはずだとこの世界の

神秘の一部に近づいていく感じでした。

佳奈多シナリオは一期で描かれた葉留佳シナリオで少しずつ明かされて

来たこの二人の関係とその家元での関係性が深く絡んでくる感じでした。


曲は佳奈多シナリオのラストでの「Little Busters! -Ecstasy Short Ver.-」

と「Alicemagic -TV animation ver.-」のダブルパンチが一番

心に効きましたw

全体としてなかなか面白かったと思います。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 27

81.7 4 秘宝でファンタジーなアニメランキング4位
メイドインアビス 烈日の黄金郷(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (447)
1674人が棚に入れました
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。 どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。 「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。 そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。 アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。 ある日、母・ライザの白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意するリコ。 リコに拾われた記憶喪失のロボット・レグも自分の記憶を探しに一緒に行くことを決意する。 深界四層でタマウガチの毒に苦しむリコ。 リコを救ったのは成れ果てのナナチだった。 ナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。 そこで、出会ったプルシュカと名乗る女の子は、ボンドルドに育てられ外界を知らずにいた。 リコの冒険話に夢中になり一緒に冒険に行きたいと願うが、あえなくボンドルドの実験に利用されてしまう。 しかし、プルシュカは形を変えリコの白笛となり、一同は深界六層「還らずの都」へと進む。 そこには、成れ果てが独自の価値観を持って生活している「成れ果ての村」が存在していた。
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

マアアさんのお尻が汚い笑

今期一番印象に残っているのはマアアさん。
かわいいぬいぐるみが好きなうえ、ピンク色で見た目かわいいゆるキャラ。「まああ」しか喋らず癒し系な雰囲気。ガチャ〇ンにも見える。
なんといっても一番の特徴は後ろ姿が描かれた際の汚いお尻笑。丸出し笑。乾いたうんちを優しくしたみたいな臭いもするらしい。
メイニャを気に入り抱きしめると、力加減がわからなかったのか「プヂュッ」っと押し潰してしまい、メイニャは左目とお尻の内側が飛び出してしまった。
あああメイドインアビスらしさ全開の展開を早速見せつけてくれる。作風になかなか慣れなくてここでもう心折れそう。{netabare}幸い、メイニャは軟体動物だったのか圧を逃がすために飛び出しただけで命は無事だった。一安心。{/netabare}
マアアさんはリコの「価値」であるメイニャを傷つけて「精算」を受けてしまう。これまた残酷で辛い。{netabare}大切にしていたぬいぐるみと右腕と左目の周囲の皮膚が無惨にも剥ぎ取られて無惨な姿になったが、右腕と皮膚は色は変わってしまったものの再生した状態でリコとメイニャが危険な成れ果てに連れて行かれた際に姿を現して、強烈なパンチで撃退。メイニャのお尻の無事まで確認してくれる優しさ。{/netabare}
「まああ」しかしゃべれないから本当の名前は不明だが、リコが「マアアさん」と命名して終盤まで手を繋いだり、抱き着いたりして行動を共にす
ることに。臭いは慣れか?


深界六層がメインで今回は冒険譚ではなく、村を拠点に話を繰り広げる。
ヴエコの過去回想から本作は始まる。
もともと孤児で屈強な里親のジュロイモーの思い出を聞きながら犯される映像は衝撃。相変わらず安定の酷い話!!
{netabare}
逃れて決死隊ガンジャに入隊して船に乗り、栄養不足やら嵐やらでメンバーをかなり減らしつつたどり着いた島の穴に潜っていく。お互い子供を産めない体であることに共感したのかイルミューイも連れていくことに。ヴエコの役割は体調の優れない隊員の看病をすること。また、交尾の臭いがするということで男性の下の世話もどうやらしているようだ。
ヴエコは水もどき症状を発症したイルミューイを救うために欲望の揺籃を使用し、イルミューイは赤ちゃんを生むようになり、ヴエコを含む決死隊ガンジャはそれを食べることで水もどき症状が治った。なんだかんだでイルミューイ自体が村になった。ヴエコはイルミューイから大切な赤ちゃんを取り上げて見殺しにする行為を続けることの葛藤に苦しみ自殺をはかるも、ワズキャンによって阻まれてドグープ(目の奥)に囚われてしまった。成れ果てにはならないまま、送られてくる信号を通して成れ果て村の様子を見ていた。{/netabare}

あと気になるのは干渉器というロボットのようなもの。元々は何体かいたようだけど、深界六層・還らずの都にはガブールンのみに。{netabare}イルミューイの最後の子供であるファプタと行動を共にする。ある意味育ての親。母の体の中には戻れないという設定はなるほどと思った。そして、最後は住人全員死滅してるやん。やりすぎでしょ。{/netabare}干渉器はアビスの層をまたいで移動することはできず過去には各層に配置された干渉器が通信で情報交換を行っていたらしい。今後の物語にも関わって来るのかなあ。

久野美咲さんの演技はかなり力入っていた印象。かすれ声になるほどの大声なかなか出せないのでは?
見終わって 相変わらずグロというか残酷描写が多くて辛い。成れ果ての造形も可愛いものもいるけど、うーん。


OP
かたち 安月名莉子
ED
Endless Embrace MYTH & ROID。
挿入歌
GRAVITY Arnór Dan
Kevin Penkinという方が音楽に携わっている
楽曲はまさにメイドインアビスという感じ。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴「アビス」。その不可思議に満ちた「アビス」へと挑戦する冒険者たちは、次第に「探窟家」と呼ばれるようになっていった。アビスの縁に築かれた街「オース」に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。ある日、記憶喪失のロボット・レグと出会い、共にアビスへ潜ることを決意したリコ。旅の途中でリコの命を救った「成れ果て」のナナチも仲間として迎え、さらにアビスの奥へ――。3人は深界五層でのボンドルドとの壮絶な戦いを終え、ついに“二度と帰ってはこられない”と言われる深界六層「還らずの都」へとたどり着く。そこには、成れ果てが独自の価値観を持って暮らす「成れ果ての村」が存在していた。


1. 羅針盤は闇を指した
黄金郷を求めて旅する決死隊「ガンジャ」。隊の一員・ヴエコが持つ「星の羅針盤」を頼りに未開の地の航海を続けていた。ある日、激しい嵐がガンジャ隊の船団を襲う。次々に他の船が波にのまれていく中、羅針盤が屹立していることに気づいたヴエコ。隊のリーダーであるワズキャンにすぐさま知らせたその時、嵐の向こうに島が現れる。ようやく辿り着いたその島で、ガンジャ隊は見渡す限りの巨大な大穴を見つける。

2. 還らずの都
ボンドルドとの壮絶な戦いを終え、リコ・レグ・ナナチは二度と帰ってはこられないという「絶界行(ラストダイブ)」の末、ついに深界六層へと辿り着く。見たことのない建造物や生物を興味津々で観察するリコ。再び孤児院の仲間たちに手紙を書いて伝報船を飛ばすが、目の前で巨大な原生生物に邪魔されてしまうのであった。そんな中、探窟を続けるリコたちの背後に怪しい影が忍び寄る。

3. 成れ果て村
何者かに奪われたプルシュカ(白笛)を探すうちに、知性を持った「成れ果て」たちが棲む不思議な村に辿り着いたリコ・レグ・ナナチ。戸惑う3人は、住人の一人・マジカジャから「村の案内をする」と声を掛けられる。警戒しつつも、白笛の在りかを知っている様子のマジカジャの後をついて行くと、村の工房で成れ果てが白笛を削って加工していた。レグは慌てて止めようとするが、リコはプルシュカが嫌がっていないと感じ取る。

4. 友人
レグの前に、成れ果ての姫と呼ばれるファプタと謎めいた人形・ガブールンが姿を現す。ファプタはレグのことを知っている様子だが、レグは記憶が曖昧ではっきりと思い出すことができない。一方ナナチは、お腹を壊したリコのために、村の市場で水と果物を探す。マジカジャから村での取引には「価値」が必要だと教えられ、自分にとっての「価値」とは何かを考えるうちに「ミーティ」のことを思い出すが…。

5. 秘匿
マジカジャから「ミーティは三賢のべラフが使っている」と教えられたナナチ。べラフの部屋へ向かうと、そこにはお別れをしたはずのミーティの姿が…。取り乱すナナチに、べラフは「何を欲してここに来た?」と問いかける。一方ファプタと別れ、村へ戻ろうとするも道に迷ってしまったレグ。原生生物のリュウサザイに執拗な攻撃を受け、苦戦を強いられていたところをガブールンに助けられる。

6. 呼び込み
自分自身を「価値」として売ってしまったナナチを取り戻そうとするリコ。「両目か、両足か、臓腑の半分か」とベラフに対価を迫られる。悩みながらも意を決するリコであったが、マジカジャが「何とられてもおわり」と寸前のところで止めに入る。さらにナナチも「ほっといてくれ」とミーティから離れようとしないため、マジカジャはリコを外へ無理矢理連れていくのであった。その矢先、原生生物のオオガスミが突如、村に襲い掛かる。

7. 欲望の揺籃
決死隊「ガンジャ」の生き残りだと明かしたヴエコは、「成れ果て村」の忌むべき成り立ちについてリコたちに語り始める。かつて「還らずの都」へと辿り着いたワズキャン率いるガンジャ隊。黄金郷を見つけたという喜びもつかの間、昇降による異形の呪いのせいで地上に戻ることができないことに気づく。隊員たちは「黄金郷で最初の民として生きていこう」と決意するが、食糧と水場の確保に難航する。

8. 願いの形
「水もどき」に侵され、次々と倒れていくガンジャ隊の面々。ついにヴエコも発症するが、ワズキャンから与えられた“香ばしいもの”を食べて回復する。同様にベラフも回復していたが、“香ばしいもの”を食べてしまったことを深く後悔し、精神を壊していた。動揺するヴエコを、ワズキャンは落ち着いた様子でイルミューイの元へ連れていく。そこでヴエコが目の当たりにしたのは…。

9. 帰還
ナナチをベラフから取り戻すため、レグはファプタに「一部が欲しい」と話をする。すると“ある約束”を果たすことを条件に、ファプタは迷いなく自らの体の一部を引きちぎり差し出す。心配するレグをよそに、“不滅”であるファプタは平気な様子だが、血の匂いにけものたちが狂い出してしまう。レグは急いで「成れ果て村」に体の一部を持ち帰るが、どうしてもファプタとの“ある約束”を果たすべきかどうか答えを出せず…。

10. 拾うものすべて
レグの火葬砲で「成れ果て村」へと入れるようになったファプタが、復讐を誓い乗り込んでくる。村が破壊されていくなか、眠っていたナナチが目覚める。ベラフは自らの価値と記憶を託してナナチを解放するが、境界線を越えると「ミーティは消える」と告げる。ミーティと再び別れてリコとレグのところへ向かうか、留まってミーティと一緒に留まり続けるか、ナナチは選択を迫られる。

11. 価値
ファプタの笑顔や泣き顔など、記憶の断片が蘇りつつも、依然はっきりと過去を思い出すことができないレグ。暴れ続けるファプタを止められないまま、攻撃を受けて気を失ってしまう。レグとの戦闘を終えたファプタはさらに怒りの矛先をリコに向けて襲い掛かるが、ガブールンが身を挺して止めに入るのであった。ショックを受けたファプタは、怒りが収まらず再びリコを襲おうとするが、そこへ現れたのは…。

12. 黄金
原生生物との激しい戦闘を続けるファプタの代わりに、レグが戦いを引き受ける。ファプタと村人たちに対話をさせるためであった。ファプタが“村人を食べ尽くして村を崩壊させ原生生物を倒す”と告げると賛同する村人たち。一方、呪いによって成れ果てとなったヴエコは、ファプタに母親イルミューイの記憶を伝えて息を引き取る。崩壊した後に残ったのはリコたちとファプタのみ。レグはファプタに仲間にならないかと誘う。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 15

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

原作でもそうだったが少々足踏み。物語の根本には真っ直ぐな強い推進力が必要。

 前作とは違い原作読んだ上の視聴。原作は正直あんまりスッキリしない形だったけど、改めてケヴィンペンギンさんの音楽が奏でられながら冒険の日々が再び始まるのを見ちゃうと思わず目頭が…。ボン卿とは違い意味での狂人なワズキャンが平田さんなのも嬉しい。久野ちゃんがああなっちゃうのか…。


 原作勢としては、今からアノ展開に海外勢の方ががどうなっちゃうのか楽しみ。しかし、今回のアニメの大きなマイナス点は、ラジオインアビスのリコ飯のコーナーがないこと!。これはマイナス100点案件やでぇ。どうでもええが、オーゼンの武装してる姿って特撮のゼイラムが元ネタなんかな。


 いよいよ「火の鳥 生命編」みたいな恐ろしい過去回想モードかな。ただ、改めて見てみて、原作の時点で思ったが少々謎と設定のせいで物語が散漫になっちゃってるかな。設定を説明するだけな話が続いちゃってる印象。1期ではポンポン階層をまたいできたのに。かといってじっくり2クールとかけて長大な話を描くわけでもない。帯に短し襷に長し。ナナチとの出会いから、ボンドルドとの決着までを描いた5層のテンションには及ばない。まぁ、それでも並のクオリティーではない作品だが。


 ついに7話で予想通り回想編に入ったが、あの切り方だとイルミューイを食べちゃったと勘違いされちゃいそう。ピュアな未読海外勢はそう思っちゃったんじゃないかと心配。


 全部見終わって、やはり原作を読んだ時と同じ停滞してしまった印象が残った。だからこそ、原作でここから旅立つ時には開放感がかなりあった。やはり物語にはシンプルに強くキャラも視聴者も導く強い動機が必要だろう。ナナチからボンドルドの流れではそれがあったからこそべらぼうに面白かった。今回は、それがハッキリとした対象を欠けいて、真っ直ぐではなく散ってしまっているように思えた。ただ、久野ちゃまは最高ですねぇ。しかし、この別れ方は意味深なだけだったような…。それにしても挿入歌の「gravity」はアビス史上最高の曲なような。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 21
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

胸糞感が度し難し!冒険家には「呪い」という名の祝福とルサンチマンの「叫び」を手向けとして贈りましょう…

世界観には独自性があり、濃厚、壮大、広大のこってり豚骨風味。
本作は他を圧倒する底力、潜在力を持っていると言えるでしょう。
そして音楽面も文句のつけようもなく、{netabare}特にedの「味噌&ロイド」の曲は世界観にベストマットしてるものと認めざるを得ませんが、、
如何せん!{/netabare}どうにも度し難い!!のは、この「胸糞」展開であります。

●総評
{netabare}
独特の世界観や雰囲気には目を見張るものがあると言えますが
それに対してストーリーの評価となると残念ながら巧く機能していないような印象を受けました。

よって最終的に物語評価を更に下方修正いたします。

「烈日の黄金郷」のヒロインかつ主人公はプリンセスファプタでありました。
故に彼女の復讐物語が成就すべきであることも、彼女の復讐物語に正義があるのも
大いに納得がいくところでありますが、それに対してアビスの真のヒロインかつ主人公であるリコは
成れ果て村の住人との交流があり、親近感が生まれたことによりファプタの復讐を阻む立ち位置に
あるはずなのにもかかわらず、残念ながら存在感がまるでありませんでした。

本来の主人公であるはずの彼女の見せ場と言えば
笛吹くか、脱糞するしか、なかったような気がいたします。

プリンセスファプタの戦闘力が異常に高すぎたため、人間であるリコに対抗手段がまるでなかった
というのもファプタにバランスが片寄り過ぎたという問題に繋がりますが
それ以上にリコであれ、レグであれ、ファプタの復讐劇を止めるだけの動機や
正義みたいものを示せなかったのがかなり大きかったような気がしました。

正義の天秤がファプタの復讐劇に片寄り過ぎたなら、住人皆殺しの大量虐殺完遂
こそがハッピーエンドみたいなおかしな話になるようにも思います。

リコやレグは住人たちを守る側の立ち位置でもっと自己主張なり、自分の思いを
復讐の姫にぶつけることにより天秤の均衡を自らに引き戻すべきであり
復讐の正義が圧倒したままの状態では物語に「葛藤」は生まれず
それなら姫と旧知のレグも復讐の手助けをすべきということに
なり兼ねないのでは?という話になります。

本作のヒロインVS本シリーズの真のヒロインが正面からぶつかり合うことで生まれるはずだった
「葛藤」を巧く描けなかったのは痛恨の空振りであったと判断いたします。

べラフの記憶を利用してヴエコとファプタを結びつけるというやり方は便利で合理的ではありますが
ヴエコとファプタの人間関係をなにかしらのエピソードでもって個別に描かなかったのも
なんだか物足りないような印象を受けました。

二人の直接的関係性についてほぼ何もないような状態で最後にヴエコとの別れが来たとしても
そこに何かを感じろというのは無理な話に思えてなりませんでした。

ファプタを主人公扱いする気持ちが強すぎてレグやリコとの本格的な対立、激突する状況を
躊躇ったために、救済措置としての「デウスエクスマキナ」を安易に発動させたのも
美味くないように感じました。

「デウスエクスマキナ」とは主に悲劇などに使われる手法で「機械仕掛けの神」を意味します。
ファプタがリコに対して危害を加えようとした時にそれを阻んだ「ガブ」はまさに
文字通りの「張りぼての神」でしたが、住人皆殺し以外に解決方法がない
プリンセスの復讐物語の結末をアビスの原生動物の突然の乱入により無理やり別の方向に曲げ
復讐物語を有耶無耶にしたことも同じ手法を安易に繰り返したように見えて仕方ありませんでした。

物語において「デウスエクスマキナ」を安易に多用し過ぎるとそれは
ご都合主義の「張りぼての神」に転じて、興醒めすること甚だしいという
オチに成れ果てる運命にございます

総じてストーリー性は弱く「ベルセルク(蝕)」のオマージュも却って逆効果で
劣化版ベルセルクであるところのただの雰囲気アニメに過ぎず
ストーリーも1期に比べるとかなり落ちるだろうという結論に至ります。{/netabare}


最終話を見た後に極めて個人的な感想を言うならば
{netabare}ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかも不明で
何とも言えない宙ぶらりんのままにスルリと閉幕がやってきたような
そんな印象が強かったような結論にございます。{/netabare}

●ヴエコ・イルミューイ・ファプタ
この3人のうち{netabare}いずれかに感情移入できればそれなりに楽しめたのかもしれませんが
感情的には断念してる当方としましては、3人の関係性を頭で分析することがやっとできた辺りで
限界点を迎えてしまい、残念ながらそれ以上のものを本作から感じ取ることはできませんでした。

ヴエコは自分と同じ絶望の闇を持つイルミューイが愛おしく思え、そこに希望の光を見出しますが
イルミューイにとってもヴエコは唯一無二の特別な存在であったようです。
イルミューイの意思と思い出を受け継いだプリンセスファプタにしてみても
ヴエコには思うところが色々あったのでしょう。

成れ果て村の崩壊とともにプリンセスの復讐物語も終わります。
そこにどんな「価値」があったのか?を見出すには
恐らくヴエコが抱えた絶望を体現する必要があるようにも思われますが
キャラに対して親近感が湧かない時点で当方には
それを語る資格がないということなのかもしれません。{/netabare}

●「お【日】様みたいな匂い」という言葉から思い浮かんだある仮説
原作ファンの方が指摘していたこの言葉とそれについての解説にインスピレーションを受け
思い至ったものは{netabare}「ベルセルク」{/netabare}でありました。

{netabare}終盤におけるプリンセスファプタの復讐戦の展開はベルセルクの「蝕」に酷似していたのは
偶然ではなく必然で、意図的にオマージュを踏みに行ったようにも考えられます。
蝕とは「(皆既)【日】蝕」を示し、また「食」には「食べる」という意味合いもあり
ガンジャ隊御一行もイルミューイの子供たちも村の住人も「食べる」というキーワードで
その関係性が結ばれているのも意図的なもののように思われます。

ガンジャ隊は鷹の団であり、ヴエコはキャスカと(性的虐待事案も含め)
どこか似ているように思います。
鷹の団団長のグリフィスのキャラ性は、べラフとワズキャンとイルミューイに
3分割されたような形になっているような気もいたします。

グリフィスにはべラフのようなクールさ、ワズキャンのようなリーダーシップとカリスマ性
そしてイルミューイのような無邪気で純粋な面をすべて兼ねそろえたような特徴があります。

またレグの火葬砲はガッツの義手砲と似ており、ヘルメットも少年時代のガッツが初回の登場シーンで
被っていたのが印象に残っています。

レグは黎明卿たちにより片腕を切断されますが、ガッツも「蝕」での激闘の末に片腕を失います。

「蝕」の背景には「日蝕」があり、その際に行われる降魔の儀では生贄が捧げられますが
ベルセルクでは鷹の団、本作では成れ果て村の住人がそれに当たると考えられます。

降魔の儀がとり行われる周辺地域と外界には境界が生まれることにより隔てられる状況も
成れ果て村の障壁によりファプタが容易に侵入できないような様子と一致しているようにも見えます。

以上の事から「お日様みたいな匂い」という言葉には、ベルセルク「蝕」
のオマージュを示唆する意図が込められていたのであろうという結論が
導き出されるわけであります。{/netabare}

●覇王の卵と妖怪大戦争
{netabare}本作がただの雰囲気アニメという指摘は激辛の評価でありますが
前回から続く妖怪大戦争展開が、もしかしたら厳かで重々しい本作特有の世界観を台無しにしてしまうことになりはしないか?という懸念を抱かずにはいられません。

プリンセスファプタの復讐劇はベルセルクの蝕みたいな状況になってしまいました…
同じダークファンタジー作品なので両者がなんとなく似てるのはまぁいいとしましょう。

ヴエコから始まりファプタに至る物語。
もしかしてファプタの名付け親がヴエコなのか?とも考えましたが、そうではなく
べラフを媒介にして記憶のバトンを渡すことによりヴエコとイルミューイとファプタの関係性が
とりあえず繋がるという流れだったようです。

それを受けて視聴者の視点からファプタの復讐劇に感情移入ができるのか?という話になりますが、
個人的にはそもそも「子作り」というワードで繋がれたヴエコとイルミューイの関係性に対して
共感できる要素が何もなく、そういうわけで、結果ファプタの復讐劇にも特に感じるところは
何もないというのが本音であります。

妖怪カオスの状況を打開する可能性を持った最後の切り札=レグは眠ってしまい…
プリンセスファプタと成れ果て村住人プラスアビスの原生動物が入り乱れる妖怪大戦争は
更に激化し、事態は混沌を極め言葉を失ってしまうような情況であります。

降ればどしゃ降りの雨で、どうやらプリンセスファプタは不死身体質らしく
もりもり食べて華麗なるグレートリセットを成し遂げますが、
ある意味ゲゲゲの鬼太郎みたいなプリンセスの雄姿を見て思い至った結論は
物語の評価を下方修正しようというオチでございました…{/netabare}

●プリンセスの証明
{netabare}ファプタが何故にプリンセスであるかと言えばイルミューイの娘だからですが
イルミューイがプリンセスの由来となる事情について少し深堀りしてみたく思います。
イルミューイとは不可侵海域の孤島に住む原住民の「子供」であります。
重要なポイントはイルミューイの背中には刺青があるということです。
原住民が刺青してるのだから、そこにシャーマニズムとの関係性が
あるのではないかという推測が成り立ちます。

そしてイルミューイのあの「目」ですが、焦点が定まってないような
虚ろな目をしてたりするんですが、その理由として2つくらいの要因が思い当たります。

1つはやや危うい話になりますのでここでは詳細に触れませんが2つ目の理由と大雑把に言えば
同じようなものなので、それについて言及するとそれは「トランス状態」を暗示してるのでは?
ということであります。
シャーマニズム文化圏に属するシャーマンはトランス状態に入ることにより幽体離脱や降霊術を
可能とする聖職者階級の種族であります。

シャーマニズムと言えば縄文文化やアイヌ文化(ゴールデンカムイの大ババも刺青あります)
に繋がる要素も含みますがもう一つの特徴として挙げられるのはピアスなどの装飾品と
密接な関係性をもつということです。

イルミューイが飼っていた小動物が死にその骨でヴエコがネックレスを作り彼女に渡しますが
彼女はそれを大いに気に入ります。
一見して悪趣味な骨で作った首飾りなどはまさにシャーマニズムに関係する
装飾品以外に考えられないと思います。
そしてベルセルクの「ベヘリット」みたいな「欲望の揺籃」も
シャーマニズムに関連する装飾品という風に考えられなくもないような気もします。

イルミューイの文化圏においては彼女の母親がそうであるように子作り大推奨の考え方が主流
でありますが、このことは縄文文化においても同じような特徴があると言われております。
イルミューイにまつわる文化的傾向と世界各地に分布する諸文化の特徴を比較し導かれる答えは
「シャーマニズム」の一択しかないという結論になります。

イルミューイの正体とは即ち、「シャーマニック・プリンセス」ということになります。

「ベヘリット」がグリフィスのもとにあるべくしてあるように
「欲望の揺籃」もイルミューイのもとにあるべくしてあるのは
彼女が「シャーマニック・プリンセス」であり、それを使える
資格があったからということを表し、
(シャーマニズムという)闇の中に「光」=イルミネーションをヴエコが求めたのも
イルミューイこそが「シャーマニック・プリンセス」であることの証明しており
コンパスの針が闇の中(の光)を示したこともそれを裏付けるものと推測いたします。

そしてシャーマニズムの「シャーマン」とは「呪術使い」とも言い換えることができますが
「呪術」の「呪い」とは「アビスの呪い」に繋がる概念なんだと推測できます。

ダークファンタジーにしてもファンタジーにしてもその世界観と密接に絡んでくるものは
「剣と魔法」という要素になりますが、本作においては魔法の代わりにシャーマニズムや呪術が
重要な鍵を握っているように思われます。

ちなみに「子供」の「供」とはお供え物を意味しますが、
そういう文化圏に属する最下層民は時に大変残念な扱いを受けることもあるようです。{/netabare}

底知れぬ大穴=「アビス」とは何であるについても上記の仮説を前提に考えれば
答えは導けると確信いたします。

障りのあるヴエコの真相について晒します
{netabare}この物語はヴエコから始まり、イルミューイに繋いで、最終的にファプタに
バトンが渡る展開となっております。
よってまずヴエコとは何であるのか知らずには先に進めないというのが道理ではないでしょうか。

しかしながらヴエコというキャラには放送コードに引っ掛かるような類の問題があったため
制作サイドとして自主規制をかけざるを得なかったような事情があったのではないかと
推測いたします。

そのような自主規制という判断自体は適切だと思いますが、その副作用として
圧倒的多数の視聴者には真相が伝わらなかったという可能性がかなりあるものと思われます。

7話におけるイルミューイとヴエコの会話からヴエコの真相を解き明かすキーワードを抽出するならば
「交尾」「不妊」といった言葉に妙な引っ掛かりを覚え、
そこには重要な意味合いや含みを持たせているのではないかという予感が立ち上がります。

1話におけるヴエコの回想シーンでは孤児のヴエコを引き取った「酷くろくなものではない男」が
登場しますが行為の主体者であるところの「この男」に関係するキーワードを抽出すると
「事の度に聞かせてきた」「使い古しのお前でも」という言葉が検出されます。

「事の度」の「事」と「使い古し」もしくは「使い古す」は同じような意味合いを持ち
要するに「交尾」を意味するものと解釈できます。
更に問題の回想シーンでその男は高熱の炎で焼かれた鉄棒を用いて
サディスティックな変態性癖を示すかのような行為に走り、
その被害を受けた結果として「不妊」体質になったのではないかという予想が成り立ってしまいます。

このようにかつてヴエコが性的虐待を受けていたことが判明するわけですが
ここで更に注目すべきは時間軸と時間経過であります。
「交尾」の話はガンジャ隊に入り黄金郷に到達した後、あるいは現在進行形で
繰り返されているのだということがイルミューイの証言から明らかになるのですが、
それを裏付ける台詞がないか探してみると
1話の黄金郷を目指す旅路の船上にて行われたべラフとの会話の中に
「売り物にもならない醜い体」「お世話するしかできない私」というものが見つかります。

「醜い体」とは「交尾」を暗示しますが、「お世話」も「交尾」を暗示する言葉で
あろうことが結論として導き出されます。
ガンジャ隊のお世話係とは隊員の性的な部分もお世話するという意味合いも含まれており
結局ヴエコとは本作の中では性奴隷のような扱いを受ける極めてコメントし辛いキャラ
であるというのが真相だったというオチであります。

自主規制はしたがヴエコの真相を探る手掛かりを制作サイドが完全に抹消することはしなかったのには
恐らくヴエコがイルミューイに加担していく動機についてはどうしても伝えたかったという
制作側の意図がその背景にあったのだと推測いたします。

ヴエコが「お世話係」になることを最終的に決定する権限があるのは
ワズキャンであり、決定権がなくとも反対しなかったのはべラフであり
他の隊員にとっても「お世話係」については重宝したものであると予想できるからこそ
ワズキャン他とヴエコの関係性はかなり微妙なものがあり
最終局面でヴエコがガンジャ隊かイルミューイかの2択を迫られた際に
イルミューイに傾くことについての動機付けの要因になったことについての
一定の理解は得られるのかもと言えなくもなさそうです。{/netabare}

●プリンセスファプタ{netabare}暴れる妖怪大戦争!?{/netabare}
しかし当方の感情は途中で断念してるため、一切感情移入ができておりません…
一番まともなレグしだいで、なんとか頭はついていけるかもですが
10話を見たが完全に何もなかったというのが個人的感想です…

「美しさとは【目】だ」
1話で三賢のべラフが口にした言葉は{netabare}伏線{/netabare}だったのでしょうか?

{netabare}胸糞感や基地外感が{/netabare}強烈すぎて個人的に感情移入できなかったキャラ選手権【ワースト10】
{netabare}
1位 イルミューイ
2位 ヴエコ
3位 ファプタ
4位 マアアさん
5位 リコ
6位 ナナチ
7位 ベラフ
8位 ワズキャン
9位 マジカジャ
10位 レグ
{/netabare}
その理由
{netabare}まずレグは本作において一番マシでニュートラルなポジションであります。
三バカトリオの一角で天然ボケな部分もありますが他と比べたらかなりマシに思えます。

基本的に「成れ果て」の外見が苦手でして、グロカワ系キャラを好意的に捉えることができませんが、マジカジャには知性と紳士的な姿勢を感じるので「成れ果て」の中では一番マシに見えます。

ワズキャンは本作においては最上級の基地外キャラな面を有しており、
黎明卿に通じるところありますが、カリスマリーダーだからこその決断だと理解はできます。
成れ果て化しなければもっと好意を持てたかもしれません。

ベラフはクールで一番常識的?なキャラのようにも見えますが、その一方で人間味に欠けており、
そういう意味では隊員中で一番成れ果てに近い存在だとも言えそうです。

ナナチは見た目が緩すぎてかなり苦手です。本作において緩キャラや緩いパートが多用されるのは、
展開に「緩急」つけるための作為であると予想されます。
その効果は確かにあるとは思えますが、それにしてもあまりに多用されると
緩パートまみれで食傷気味になってしまいます。
三バカトリオの突っ込み役的立ち位置で突っ込み役は貴重な存在ですが
突っ込みの切れが悪いようにも思え、残念ながら好感は持てません。

リコは究極の天然ボケキャラで無神経鈍感、面の皮がやたらと厚く、基本的に空気読めない人です。
彼女得意の脱糞シーンが象徴するように?将来大物冒険家になり得る大きな器を持っていますが、
天才とバカは紙一重という言葉通り紙一重過ぎて感情移入するのはほぼ不可能です。

究極の緩グロキャラがマアアさんです。
見た目も声も行動パターンも不快でなんだか気持ち悪いものを感じます。
ボディに2、3発ぶちかましてやりたい衝動が抑えられません。

トップ3の一角=プリンセス・ファプタの真の基地外性!?
それが発揮されるのは10話以降なのかもしれませんが、血は争えないという言葉通り
イルミューイの性質を多分に感じられ、自分の腕を引きちぎる野蛮性があったりとか、
その反面レグに対しては度し難い程にデレデレするようなそのすべてのアンバランスさに対し
感情的対応が全く取れません。
この空気が読めない自由奔放さは主人公のリコに通じるところありますが、
このプリンセスには突っ込み役不在のため制御不能で、さじを投げたくなります。

本編のストーリーテラーであり、表のヒロインであるのがヴエコですが
彼女もかなりの天然ボケ傾向あり、過去にトラウマ体験した割に
繊細さに欠け大らか過ぎて肝っ玉も強靭です。
強靭化とは狂人化を意味するのか?と思えるほどにスーパーサイヤ人化したような印象を受けます。

このキャラには厄介なところがあり、見た目は成れ果ての中では一番マシにも思え、そういう意味では
べラフやワズキャンよりはまともな人間性を有していると言えそうなんですが、
残念ながらイルミューイの考え方をあっさり受け入れ、英断を下したワズキャンと対立
してしまうように行動原理に明確な理由がないような側面が見受けられます。

彼女にとって最大の価値がイルミューイというならば、
トラウマの元凶である「ジュロイモーの残像」的装置は顕在化しないはずではないでしょうか?
彼女の性格を踏まえて考えてみると、彼女にとって
イルミューイこそが大事(=闇に差し込む一筋の光)ということならば、
他のものは対価として支払っても構わない、いかなる犠牲を強いる覚悟も既にできていると捉えるべきであり、そうであるならその時点で過去のトラウマは克服できていると考えられませんでしょうか?

百歩譲ってトラウマは完全には克服してないというならば、ヴエコのまるで被害者意識が欠落
したようで繊細さに欠ける、あの鈍い性格は何でしょう?という話になります。
キャラ設定が混乱してるのか何なのかは不明ですが、兎に角何がしたいのか意味不明で
感情移入できないことだけは確かです。

結局ヴエコとは真のヒロイン(イルミューイ&ファプタ)を引き立てるだけの補完キャラにすぎず
ストーリーテラーは偽ヒロインであったというのが当方の見解です。

※すべては7話のイルミューイとヴエコの会話の中に忍ばされていたようです。
時間経過を正しく押さえ、二人の会話を注意深く聞いてみると矛盾するような要素が
出てくるのですが、その矛盾を解消するような答えを見出せればヴエコの「役割」が見えてきます。
7話の会話から1話に戻り再検証するとそれに気がつきます。

あまりにあれ…なので、物語の評価を下方修正いたします。
{/netabare}

堂々たるトップオブ{netabare}胸糞基地外{/netabare}クイーンはイルミューイです。
イルミューイの{netabare}何が気持ち悪いのか冷静に考え直してみて気づいたのは{/netabare}あの「目」です。
あの目にどんな意味があるのか考察してみるとなかなか厄介な話になりそうですが・・・この続きはいずれ致します。

個人的には7話が過去最高に胸糞感が度し難く、{netabare}こみ上げた具が
尻の穴から内部爆裂してしまいました。
とは言え「途中で断念した」いうのはちょっとした「シミュレーション」ですが、
その意図するところは今回で断念した人が意外と多かったでは?みたいな、
ある種個人的な見解に元づくものです。{/netabare}

何故ヴエコの性格態度に納得できないのかについて{netabare}もう一度思いを巡らせた後に気づいたことは
時間経過と急激な環境変化により、もはやヴエコは昔のヴエコではなくガンジャ隊の三賢の一角を
なす指導者的存在にスケールアップしてるという話であります。
黄金郷に憧れていた時期のブエコと実際に黄金郷に辿り着いたブエコは別人格と言えるほど
急激な進化を遂げたということなんだと思います。

もしも日常生活がデッドオアアライブの繰り返しみたいな環境に置かれたら過去のトラウマに
囚われてる暇なんてあるわけないというのは確かにその通りであり納得はできます。
そのように思い8話を見たら、確かにその理屈を手堅く固めにいってるような要素を
多分に感じることができました。

本作の原作者はなかなかに計算高く、よって最後まで事の次第を見守らず評価を下すのは早計であり、独断専行的な感想を抱くのは愚かであることについては一定の理があると思います。

とりあえず、いままでの展開については十分理解可能です、頭では…
頭では理解はできるのですが、如何せん感情がついていけず
頭では8話までついていけてるのに、感情的にはダメらしく
感情的には7話で断念、ギブアップしてしまったというのが個人的な実情あります。

ブエコとガンジャ隊ご一行は急激な環境変化に適応し、メンタルは超人級の強度を有する
化け物みたいな存在に進化を遂げたようですが
メンタルが並みの人間レベルでしかない当方にしてみると理解し難い違和感や戸惑いを覚えた
という感が強く、およそ凡人と超人では価値観の乖離が惨過ぎてそのギャップを埋めることには
ある種の虚しさを感じるだけというのが個人的な話のオチであります。{/netabare}

心と頭をざっくり断絶させる末恐ろしい作風は天才的でもある
と言える一方で狂気さえ覚えてしまうような問題作であるため、
敢えて注意喚起させて頂きたく思いました。

(思いっきり蛇足ですが、{netabare}日本の平和憲法特に憲法9条
というのは現実逃避のロマンチストが妄信してるような類のものと個人的には考えていました。
しかしながら自分という存在がおよそ凡人でしかないという真実を知った今となっては
「現実逃避大いに結構!」というのが自分の信条であります。
本作において見た目は子ども、でもメンタルは超人!?みたいな主人公にその他の
メンタル強靭キャラが敷き詰められている理由としては、冒険者とは強靭なメンタルを持って
しかるべきという信念が背景にあるものと推測いたします。
個人的な趣味嗜好の話になりますが、「俺強系」の作品が苦手の当方としましてはメンタル面における「俺強系」にも抵抗があるらしく、あから様と言えるほどのメンタル強靭設定に対しても
生理的には受け付けないということが判明しました。
メンタルが超人級の冒険者になるよりも平和憲法の幻想に酔ってるだけの臆病者の夢想家
である方が遥かにマシな人生であるというのが、極めて個人的な人間的生き方の結論であります。)
{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 6

55.3 5 秘宝でファンタジーなアニメランキング5位
モモキュンソード(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (234)
1043人が棚に入れました
ヒロインの『桃子』は、桃から生まれた天然系美少女。「皇天女」から一つになると世界を変えられるほどのパワーを持つ三千実の桃(みちみのもも)のカケラを探し集めて欲しいとの願いを受け、持ち前の正義感から犬神、猿神、雉神のお供を連れ、旅へ出ることに。天界側、鬼族、そして人間界。それぞれの思惑が交差する。日本各地を舞台にドタバタあり、ギャグあり、変身あり、バトルあり、そしてちょっとセクシーな争奪戦が繰り広げられる。冒険おとぎファンタジーのはじまり、はじまり!!

声優・キャラクター
竹達彩奈、津田美波、森久保祥太郎、今井麻美、羽多野渉、三上枝織、三森すずこ、大久保瑠美、大坪由佳、銀河万丈、江川央生、チョー、たかはし智秋、菅沼久義、日野聡、加藤英美里、小松未可子、下田麻美、浅野真澄

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

桃太郎が女だったら( ´艸`)

『桃から生まれた桃太郎』が女だったら
桃のようなおっぱいがメインのお話に。
ってアホかァァァァヽ(`Д´#)ノ
……失礼。
でもまぁそんな感じのお話でしたw
2014年夏アニメのエロ枠と言った作品ですかね。


ストーリーはとても分かりやすかったです。
桃太郎女の子版と思って頂ければ間違いないかと。
逆に新鮮味に欠けるかなと思う程ベタな展開でした。

まぁ、あれだけ沢山の女の子が限界ギリギリと
思われるサービスカットを披露してくれるので
ストーリーよりもキャラで楽しめって事ですかねw
とにかく毎度ベタなエロいシーン満載ッスww

作画はこの内容に合ってたと思います。
キャラデザなどは思ったより丁寧でしたしね。
声優陣は主人公を竹達彩奈。
脇はなぜか「ゆるゆり」声優が多くてビックリw
事務所的なヤツですかね?


中身よりキャラで勝負の1本になっています。
エロやおっぱい祭りが好きな方に特にオススメの作品w
全力で男の子向けってところですね(〃ω〃)v
はい、そこ!おっぱいおっぱいハシャがない!
廊下に立ってなさい!



《キャスト》
桃子(CV.竹達彩奈)
猿神(CV.森久保祥太郎)
雉神(CV.今井麻美)
犬神(CV.羽多野渉)
天女隊 林檎(CV.三上枝織)
天女隊 水花(CV.三森すずこ)
天女隊 栗(CV.大久保瑠美)
天女隊 花梨(CV.大坪由佳)
鬼姫(CV.津田美波)
邪鬼王(CV.銀河万丈)
安倍晴明(CV.日野聡)
トウテツ(CV.加藤英美里)
かぐや(CV.小松未可子)
クシナダ(CV.下田麻美)
皇天女(CV.浅野真澄)



《主題歌》
OP:『桃色ファンタジー』/千菅春香
ED:『モモキュンソード』/桃子(CV.竹達彩奈)

投稿 : 2025/02/15
♥ : 37

デューク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

健全なお色気アクション!桃子の桃胸が弾みます!

美少女桃子たちが、オークの如き鬼たちにあんなことや・・・とか想像してましたが全くそんなことはなかったです。
とても健全で鬼たちバッタバッタやっつけちゃいます。
憑依合体で変身シーンがあるのですが、ここもなんとスンドメ!
子供向けなんでしょうかね。
唯一雉神との憑依合体の衣装が良かったのですが、登場が少なくて。

桃子はもちろん、キャラはみんな可愛いです。
特に天女隊のカリンとマロンはとても可愛い!
なんだ、あやちも、るみるみも、ゆかちんも、リアルに可愛い子ばかりじゃないですか。
フライングドッグが売り出そうとしたのかもしれませんね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

桃色アニメ? いいえ、オニキュンソードです。

日本昔話、桃太郎がモチーフ。
作画が派手な桃色燃え萌えアニメです。
モモから生まれたヒロイン桃子さん。
日本の平和を守るため、犬神、猿神、雉神を従えて、桃のかけらを集めます。
桃の国、備前を出発し、全国行脚。
鬼たちとの戦闘で、桃子さん、お決まりの憑依合体で鬼退治です。

このアニメ、悲壮感がありません。
戦闘が楽しそうです。
なんだかんだで、陰陽師や天女隊、はては鬼たちも加わり、当然の温泉回です。

桃子さん、モモキュンだけあって不自然に胸が大きい。
OPの胸の揺れ方はホント気色悪いです。
気色悪いと言えば、桃色唇の猿神がピカイチ。
そこまで、桃色にしなくても・・・。
一方、天女隊といえば、アイドル路線に走る始末。
商業的な戦略とは言え、何でもアリですね。

一番の好感キャラは、鬼姫ですね。
ツンデレ入った姫言葉。
お決まりの八重歯と澄んだ目。
負けん気の強い性格。
鬼だけど、ソーキュート。
やっぱりこのアニメ、オニキュンソードです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 38

66.6 6 秘宝でファンタジーなアニメランキング6位
劇場版FAIRY TAIL ‐DRAGON CRY‐(アニメ映画)

2017年5月6日
★★★★☆ 3.6 (41)
231人が棚に入れました
フィオーレ王国の神殿に祀られた魔法の杖・ドラゴンクライ。世界を滅ぼすほどの力を秘めるというこの杖が、王国の反逆者・ザッシュによって奪われ、ステラ王国の国王・アニムスの手に渡ってしまう。ドラゴンクライ奪還の依頼を受けた魔導士ギルド・フェアリーテイルのナツ、ルーシィ、ハッピー、グレイ、エルザ、ウェンディ、シャルルは、ザッシュを追ってステラ王国へと潜入する。そしてドラゴンクライを巡る攻防の中で、彼らはアニムスに仕える魔術師・ソーニャと出会うが…。ドラゴンクライを我が物にしようとするアニムスの狙いとは!? 国を救いたいと願うソーニャの秘密とは!? 様々な思惑が交錯する中、フェアリーテイルは世界の危機に立ち向かう!! そして、壮絶な闘いの中で、ナツの本能が目を覚ます――!?

声優・キャラクター
柿原徹也、平野綾、釘宮理恵、中村悠一、大原さやか、佐藤聡美、堀江由衣

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

「1.0」のさらに下の「0.5」を加えてほしい。

まずキャラが見てられない。ドラマもないし魅力もない。ソーニャの秘密、ザッシュのキャラ、アニムスの謎等々…どれも真面目にディレクションをしていたのか怪しくなる。1作目から5年ぶりで、十分時間はあるはずなのに、よくこれだけ良さの欠片もない話が書けるもんだ。はっきり言って客寄せ映画の役割すらも成していない。

あんだけ予告で変貌したナツの姿を見せてたのに、いざ映画に映るシーンはほんのちょっとで、伏線もナシ。昨今ここまで起承転結、破綻しまくり映画見たの、ホントない。それぐらいファン以外はただ苦痛の拷問映画。

観に行った俺も悪いのは認めるけど、これはない。さすがに映画を見に来た客をバカにしてるしか思えない。大した覚悟もないくせに劇場版を作るのは止めてほしい。泣きたくなる。

あと今回の三悪人、一欠けらもセンスないね。作画ぐらいはまだマシか。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「その力は、希望か破壊か-」

「劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女」に引き続いての視聴となります。


人間たちに葬られたドラゴンたちの怒りが宿る杖・竜の涙ドラゴンクライ…。
妖精の尻尾フェアリーテイルは、奪われた杖を取り戻し、
世界を守ることが出来るのか――!?

フィオーレ王国の神殿に祀られた魔法の杖・ドラゴンクライ。
世界を滅ぼすほどの力を秘めるというこの杖が、王国の反逆者・ザッシュによって奪われ、
ステラ王国の国王・アニムスの手に渡ってしまう。
ドラゴンクライ奪還の依頼を受けた魔導士ギルド・フェアリーテイルの
ナツ、ルーシィ、 ハッピー、グレイ、エルザ、ウェンディ、シャルルは、
ザッシュを追ってステラ王国へと潜入する。

そしてドラゴンクライを巡る攻防の中で、彼らはアニムスに仕える魔術師・ソーニャと出会うが…。
ドラゴンクライを我が物にしようとするアニムスの狙いとは!?
国を救いたいと願うソーニャの秘密とは!?
様々な思惑が交錯する中、フェアリーテイルは世界の危機に立ち向かう!!

そして、壮絶な闘いの中で、ナツの本能が目を覚ます――!?


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

この作品が公開されたのが2017年5月なので、ちょうどTVアニメ版第2期と第3期の狭間になります。
TVアニメ版では「FAIRY TAIL ZERØ」の放送により、フェアリーテイルの初代マスターであるメイビス(CV:能登麻美子さん)の生い立ちとギルド創設までが描かれたことで、フェアリーテイルの全容が明らかになり、いよいよ最終決戦に向けて始動するという節目のタイミングでの上映になったようです。

第1話の放送が2009年の10月なので、この作品の上映までに費やした時間は7年と半年になります。
実際にTVアニメ版第2期は2016年の3月で終わっているので若干のタイムラグはあるものの、視聴していて感じるのがそれぞれのキャラの安定感です。
何せ上映まで277話もの物語を紡いできたのですから…
ナツ、ルーシー、ハッピー、エルザ、グレイ、ウェンディにシャルル…
この安定感半端無いキャラが縦横無尽に動き回るんです。
これが面白くない訳…ありませんよね。

物語の展開には特徴があって、引き金の引き方は色々ですが、強大な敵に一度は完膚無きまでに叩きのめされ大切なモノを奪われる…
或いはギルドの仲間が傷付いたりするのをきっかけに、一度は敗れた敵に再び果敢に挑み、そして勝利する…
物語の顛末は必ずしもハッピーなことばかりではありません。

「劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女」のラストは道の一つしかない選択肢を突き付けられた結果、どれだけルーシーが叫んでもその声は届きませんでしたし…
それでも根底に脈々と息づく絶対的不変は「ギルドは仲間で家族」であること…
この1点に尽きると思います。

またこの頃になると、キャラの相関関係も落ち着くべきところに落ち着いてきた感があります。
特に以下の3組はカップル…にはなっていないものの、周囲を寄せ付けないオーラを感じますし…
・ナツとルーシー
・グレイとジュビア
・ガジルとレヴィ

でも、3組ものペアが生まれるまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
ナツには幼馴染のリサーナがいましたし、ジュビアとガジルは敵同士からのスタートでしたから、この関係になるまで相応の時間が必要でした。
普通の1クールアニメでは決して描けない展開だと思いますが、それが出来ちゃうのがこの作品の魅力でもあり、面白いところだと思っています。

思いきり本作品から脱線してしまいました^^;
と言っても、公式HPのSTORYを見れば大体のことは分かるので詳細は割愛しますが、碧ちゃん演じるソーニャがキーパーソンで、序盤と終盤でチラッと登場したリアナのCVはくまちゃんでした。

上映時間85分の作品でした。
こちらは、完全オリジナルストーリーとのことですが、これからの最終決戦に向けてしっかりと本編に帰結したのが「劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女」との違いだったと思います。
本作品も十分堪能させて貰いましたが、物語的には「劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女」の方が好みだったかもしれません。
泣きどころの展開が多かったからだと思いますけど…
これで、本シリーズの作品で未視聴なのは、原作特装版に封入されているOAD全9作になります。

dアニメで「お探しのアニメがなければリクエスト!!」というのがありますが、原作特装版のアニメも配信して貰えるか試してみようかな…^^;?

投稿 : 2025/02/15
♥ : 5

latte さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

なんだかよく分からないままに…

劇場版です。ドラゴンクライという杖が裏切り者の手で盗まれ、他国に渡ってしまったのを取り戻すお話。

話の流れは勢いがあるけど、あれよあれよという間に話が進んでしまって、たぶん本当はもう少し深い設定とかありそう
だけど表面だけみて終わってしまった感がありました。

劇場版のいい所は戦闘がテレビアニメより激しく、かっこいいところですね。戦闘シーンはなかなか好きでした。


んー。個人的には少し物足りないなーと思ってしまいました。2時間で内容まとめなきゃだから難しいのかな??

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2
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