ココ吉 さんの感想・評価
4.3
原作既読◆4話編成◆
◆前置き◆
千石撫子の事件が解決して間もない2月のある日
大学受験を控えた阿良々木暦はふと自分の体に異変が
起こっている事に気づく。
その異変を解消しようする暦と影縫余弦の式神童女,
斧乃木余接との物語。そしてついに終わりの始まりの
物語でもある『よつぎドール』
◆感想◆
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◆OP曲 『オレンジミント』
歌:斧乃木余接 cv.早見沙織
まさに斧乃木ちゃんのキャラソンOP曲。
彼女のキャラ特性を上手く掴んだ歌詞を
はやみんボイスで歌い上げています。
OP画も作り込まれていて目を惹きました。
◆ED曲 『border』
歌:ClariS
新メンバーのカレンを迎えた新制ClariSの第1弾。
個人的に旧ClariS(クララとアリス)の歌声が
とても好きだったので今回の曲に少し違和感を
感じてしまいましたが,これからに期待したいです。
◆最後に一言◆
もしも,現実でゲームセンターの
UFOキャッチャーの中に斧乃木ちゃんが
入っている現場に出くわしたとしたら…
さぁさぁ♪
皆さんだったらどうしますか?
ん!?
そう言うお前様はどうするのかって?
僕だったら…
そうですねぇ。。。
例え何万円…ううん、一部財産を使ってでも
必ずGETして家にお持ち帰りします( ・`д・´)キリッ★
そして、時には斧乃木ちゃんに…
例外の方が多い規則(アンリミテッド・ルールブック)で
お仕置きされたいw
↑もちろん威力を最小限に抑えてもらってね♪
そんなご褒美…
もとい、お仕置きを喰らった後での
僕と斧乃木ちゃんのセリフはもちろん。。。
ネタバレレビューを読む
kazunyanzu さんの感想・評価
4.6
<物語>シリーズ ファイナルシーズン 「憑物語」全4話
周りの人々を助けるべく、これまで様々なたくさんの”怪異”と
対峙してきた『阿良々木』くんの体に”変化”が… !?
例によって好き勝手痛めつけてきた、その報いともべき
言える… 体に現れた”変化”とは―!?
まずは本作のタイトル 「よつぎドール」
ですが、まさか…『斧乃木』ちゃん、本当にぬいぐるみで…
出てくることになるとは…
私もキャッチャーしたいんですけどぉ∑(゚∀゚◍三◍゚∀゚)
お話しの肝になるのが『阿良々木』くんの体の変化
吸血鬼の力により不死身の体質を得ていたその体に
ついに…!? 陰りが…!?
その変化の原因を探るべく、『阿良々木』くんと『忍』は
不死身の怪異を専門とする『影縫 余弦』と『斧乃木』ちゃん
に会いに行くことに。。。”8-(*o・ω・)o
っと、その前に忘れちゃいけない(ノ∀`)
久々の阿良々木家、お風呂タイムの登場ですネn[◎]コω♡`)パシャ
『月火』ちゃん髪めっさ伸びたね!
にしても月火ちゃん、テンション高いなぁ(*゚∀゚)* うん! 楽しそう♬
いつ見ても2人は実に兄妹仲睦まじくて大変羨ましッ♡
いやぁ兄ちゃん、風呂用意してくれてありがとうぅ!!
後でお礼… ってコラァε“=ε”=εヾ(`Д´*)ノ←火憐ちゃんw
話を戻して
やはり、今作の見どころは…
ついに幕が上がった『阿良々木』くんにまつわる
この<物語>シリーズの終わりの始まりとも言うべき物語―
そして『阿良々木』くんと『影縫』さんが
大真面目な会話劇している一方で、繰り広げられる
『忍』VS『斧乃木』ちゃんの幼女・童女対決であります!!
所々に挟まれる2人の”萌え♡”対決に
どんな御仁でも、きっとニヤニヤせずにはいられまい(o´艸`)
そりゃ、私はもう…たまらず…撃沈*。∀。)
もちろんのこと、もとより『忍』の可愛さは重々承知して
きたのだけれども、きたのですがぁ!!!!
あの…涙ぐんだ表情で…「だって…」は反則(*/ω\*)
もちのろんのこと私は即KO!!されてしまいましたのです♪
しかしながらぁ!!!
今作に至っては『斧乃木』ちゃん!!
今まで、ちょいちょい登場しては、決めセリフでアピール
してきた『斧乃木』ちゃん イェーイ! ピース(๑・ω・>)ピース
彼女の魅力がついに完全大爆発するのであります―!!!
無表情でしれーと笑いをぶち込んできては
そのポップな容姿と相反する冷静な喋り方
そこから繰り出される仕草、もといポーズたちw
それらがいちいち可愛い過ぎて仕方ないのである(ノ)∀(ヾ)
そしてあの頭の上にのせている”ポヨポヨ”
あれが何より…私、欲しいのです(屮°□°)屮ホスィ♡
そしてあの…スカートを…めくって(*/ω\*)ヾ(・ω・`)ウン! ミナサマヒイテルヨ!
ぁぁああ『斧乃木』ちゃん可愛いすぎるんじゃぁぁ~…
と私はここにきていよいよ困り果ててしまったのである…
だって。゚(゚´Д`゚)゚。
「少女」に「幼女」に「童女」…
この物語シリーズの魅力的なキャラたちの中で
得てして…私に一体どのコを選べ! というのでしょう…|ω・).。oOぅぅ~
とにかく、『まいまい』と『忍』!!
そしてここに『斧乃木』ちゃんという新たな魅力的キャラが
乱入し壮絶なバトルのようそうを呈している事は…
正に避けようがあるまい(✿゚д゚)ノ≡・。・o゚・)♡д♡(。゚o。・≡ヾ(>д<✿)
と、そんなこんなで今作私はと~っても
楽しんでしまいました✩
4話でこのボリュームと満足感♪ 想像以上の面白さに、
思わず視聴後、迷わずお気に入り棚へ⇒
即ダンクシュートを決めてしまいました(ノ∀`)w
まだ、物語シリーズを観たことがない人も…
シリーズの途中を視聴中の皆様にも…
是非とも、このファイナルシリーズの幕開けまで
何とか視聴にこぎ着けて頂きたい、私きってのオススメ作ですヽ(*´∀`)ノ
あれ!? ひょっとして本レビューまたしてもところどころ…
阿良々木くん口調になってしまっているΣд・;)?
「そんなことは…ない、…そんなことはないさッ!! 」
とボクはキメ顔でそう言った(๑・ω・>)―
◇fumi◆ さんの感想・評価
4.2
2013年放送のテレビアニメ 全12話
原作 荻原規子 角川文庫
監督 篠原俊哉 構成脚本 横手美智子 キャラデザ 芝美奈子
制作 P.A.Works
期待せずに観たんですが、ところどころ非常に面白かった。
最初の5分間は「クソアニメキター」だったんですが、
超常現象が出たとたんにニッコリしてしまうんですよ。
問題は、原作全6巻のうち5巻分だけのアニメ化、ちょっと酷いですね。
アニメだけ見たら「大山鳴動して鼠一匹」って流れです。
となると、これはもうファンタジー設定を反故にした萌えアニメですね。
アニメの質は高いです。
少女漫画ですが、男性にとって理想的な「神秘的少女漫画」になってます。
子供のころから勝手に少女漫画ってのは知的で美しいものだと決めつけていたんですが、
この作品は期待を裏切りません。
男女すべてのキャラが萌えますね。
ところどころ、戦闘シーンや幻想的な語り、日本の歴史的な映像が入ってぐっと引き込まれました。
世界を滅ぼした姫神と言うことですが、たぶん6巻を読めってことでしょう。
妄想をここに垂れ流してもいいんですが、それより観て自分で妄想したほうが楽しいです。
萌えアニメとしての完成度は非常に高いので、ストーリーは補完するか無視してください。
人を選ぶ極上の萌えアニメです。
6巻を読んだら名作になるのかもしれません。
知的なアニメを見たい人に勧めますが、エエエエーとなるかも知れません。
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.2
2008年7月から2012年11月までファンタジー小説として全6巻が刊行されている作品です。アニメーション制作がP.A.WORKSという事もあり、個人的に注目していた作品でした。
RDG(レッドデータガール)という名称は、RDB(レッドデータブック)という国際自然保護連合(IUCN)が絶滅のおそれのある野生生物の情報を取りまとめ、1966年に発行された本に由来しており、「絶滅危惧種の少女」を意味するそうです。RDBでもっとも危機的なランクに選ばれた生物の解説は、赤い用紙に印刷されていたそうですが、RDGは、あらゆる人々が手に入れたいと思うほど、唯一無二の不思議な力を持つ存在・・・
このような内容でOPが始まるのに加え、物語の舞台は世界遺産に認定された熊野古道というミステリアスな設定・・・もう、これは期待せずにはいられませんでした^^;
この作品の主人公は山深い玉倉山の玉倉神社に住む「鈴原 泉水子(すずはら いずみこ)」 彼女は、中学3年生まで地元から離れたことがなく・・・人見知りで引っ込み思案な少女です。そして、彼女は地元の高校への進学を考えていましたが、周囲の勧めもあり幼馴染と一緒に東京の学校に進学する事になり・・・物語は大きく動いていき、オープニングで流れるRDGの意味と主人公の背負っているものとの関係が少しずつ明らかになっていきます。主人公と主人公を取り巻く登場人物の悩みながら成長していく過程は、この作品の見どころです。
P.A.WORKSさんの繊細で緻密な作画には脱帽です・・・^^
これまでの作品も綺麗だと思っていましたが、この作品の緻密さは別格だと思いました。さすが、角川文庫65周年の記念作品の事だけはあります。
前評判通り、作画み綺麗だし設定もしっかり練られていると思います・・・
ただ、1点物凄く残念なのが1クールの尺に物語が収まっておらず、途中で終了してしまった感が否めない事です。私は原作は未読なので、正確じゃないかもしれません。ですが原作は完了していて小説6巻分が消化された・・・とは思えないのです(あくまで個人的意見です) 展開は静かだけれど着実に盛り上がりを見せていたところで・・・あ、あれっ(゚o゚;;
個人的な期待が大きかっただけに、目の前で梯子が外されたような気持ちでした^^; せっかくここまで良い作品を積み上げてきているので、是非最後までこの世界観を堪能できたら・・・と思います。次期の制作を期待しています♪
トナマク さんの感想・評価
4.0
待ってましたというか、アニメが出てから小説読んだんですけどねwww((殴
このアニメは、主人公である泉水子の未来を変えようとする話…です?ん?たぶん。
泉水子は普通の学生生活を送りたいのに、姫神という、自分に降りてくる神のような存在?に振り回されたり、強すぎる力のせいで電子機器を使えなかったりと大変苦労をしているんですが、それを支える相楽が格好いいです。笑
学園の中でもバトルがあったりして、和風ファンタジーが好きな人には、凄くオススメの作品です!
是非見てみてください((o(^∇^)o))
弑羅魏優夜 さんの感想・評価
4.5
私が小さい頃放送していたこのアニメですが、最近ふと思い出して急に見たくなりました。
*物語
現代女子高生の「かごめ」が、ある日突然戦国時代に異世界トリップしてしまい、そこで出会った犬耳少年。出会った時は封印されていた彼ですが、「かごめ」によって封印は解け、そしてバラバラに砕け散った四魂のかけらを「かごめ」と共に探すことになります。笑いあり、ハラハラあり、胸キュンありの名作です。
*作画
この頃だと、普通の作画です。ただ時折酷い作画崩壊が見受けられます(笑)
*声優
たまに犬夜叉が何言ってるかわからない時がありますが(笑)、皆さん有名な方です。私はこのメンバーが一番ぴったりだと思います^^
*音楽
OP・EDもいいですが、BGMは場面によって使う楽器も違ったりして個人的にすごく好きです。戦闘時の曲はとてもかっこよく、たまにギャグシーンでもシリアス曲を使用しているときはすごく笑えます。
*キャラの評価
作者さん、よくぞここまで素敵なキャラを揃えてくださいました!!ほんとに皆いいキャラしてます。敵は敵で超上から目線だったり、阿呆だったりで面白いです。王道が出来上がった根源と思えるくらい?
かごめと犬夜叉と桔梗の三角関係もハラハラしてて好きですが、かごめを犬夜叉とコウガで取り合う姿も好きです(笑) たまに、「犬夜叉はっきりしろよ~」とツッコミたい部分もありますが、それもこの作品の良さなのでニコニコと受け入れて見ています。毎日少しずつ見ていきたい人にオススメです。
オキシドール大魔神 さんの感想・評価
4.5
当時の月曜日と言えば犬夜叉→コナン→世界丸見えと日テレゴールデンタイムが最高だった。OPはV6にELT、島谷ひとみなど豪華だったし、映像も良かったうえにSEもついていたのがさらに良かった。
キャラは主人公の犬夜叉はもちろん、ヒロインのかごめ、兄殺生丸に元恋人の桔梗、風穴の弥勒に巨大ブーメランの珊瑚、狼の足が速いやつに、奈落になんとか七人衆の敵キャラまで個性があって良かった。まあ奈落は引っ張りすぎたとは思ったが。
勝平や雪野をはじめ、声優もなかなか豪華。
鉄砕牙のバリエーションと必殺技のロマン感と言ったら、当時はかなり興奮したのを覚えている。一番好きだったのは金剛そうはで、終盤はアニメオリジナルだったが、最後に、普段は横凪ぎに振るう金剛そうはを縦振りで放ったのだけは良かったと記憶している。
イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価
5.0
今さらですけど、作画が綺麗です♪♪♪~☆
ちょくちょく見てましたが、本腰入れて始めから
拝見中☆
登場するキャラも面白くてやっぱり楽しいです(*^_^*)
序盤は殺生丸と犬夜叉の対決などが見所です。
あと曲がいいです♪♪♪~☆
オープニング「CHANGE THE WORLD」(1話-34話) V6
原作/高橋留美子
アニメーション制作/サンライズ (全167話)
2000年10月16日-2004年9月13日
アニメ好き さんの感想・評価
5.0
なんかなーって感じです。
動きとか声優さんとか音とか演出とかアニメとしては素晴らしいものですが、
スマホ作品なので肝心のストーリーに引き込まれない。噂があってネタバレレビューを読む これを今のところ繰り返しているし
ピンチになったらネタバレレビューを読む
ゲーム内で変身して必殺技みたいにして戦うんだろうなーとか、調整屋とか出てきて課金要素なんだろうなーとか
キャラがどうせガチャで出てきた子たちなので死なないだろうし何も緊迫感がない
商売の裏がチラチラ見えて、前作の先に何が起こるかわからないまどマギとは全く違う。
だから4話も途中で見るのやめたし5話も終わってふーんという感想しか出なかった。
ニコニコ動画のコメントの人達もスマホゲーで展開を知っているので緊迫感もない。
絶望と焦燥が入り混じって最後に希望が見えるあの世界は今作にはない。ただ作品は売れるはずなので商業的に成功して良かったねというレベルの作品だと思う
マギアレコードをやっている人は楽しめているのかな?知らんけど
結局6話以降見てない。12話くらいもさらっとみたがあまり内容に惹かれなかった。残念
得点
まどマギ 93
マギアレコード 75
えくいてぃ さんの感想・評価
4.0
「あの」まどマギの外伝です。
どうやらゲームが原作になるそうで、
一回リセットして見たほうが良いのかもしれません。
あの方が出たときはちょっとドキッとしちゃいましたよ~w
ラスト3話は私の中では結構盛り上がりました^^
ん~ただ、終わり方がちょっとスッキリしなかったのですよねぇ~;;
肝心なことが解決できないままのような気がします。
今後の2期?とか映画?とかのお楽しみってことなのかなぁ??
2期があればもちろん見たいと思いますけど、
こういう終わり方で映画に繋げる場合、
できれば、アニメはアニメでしっかり終わっていただいて
後日談とかオリジナルで映画は制作してもらいたいなぁ~と
勝手なお願いしたいと思いますです。
37111 さんの感想・評価
4.1
1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:まどか☆マギカ感はあまり感じない。ゆえに。。。今になってしまうといたって普通。
期待度:★★★★
マギアレコードがどういった成り立ちででいたのかは全く理解していないが、まどか☆マギカとは全く違うものなんだろうという感想。
途中から話がよくわからなくなってきて、犬カレーがうざくなってきて結局流し見中の流し見してしまった。
なのでストーリーはよくわからんし、終わり方もちょっとはっきりしなくてもやもやした。
Britannia さんの感想・評価
4.0
~あらすじ~
人類の存続を求める人間側(人の居る世界)と
人によって汚染された地球ではなく、自然あふれる地球に返す地球側(自然な世界)と
別れ、戦う能力者バトル物。
~見所~
上記の結果もさる事ながら
人間模様が素晴らしい、運命により戦わなければいけない
それぞれの立場・個性・心理描写が上手く描かれていて、切ないドラマに心が揺れました。
CLAMP作品の中で1番好きなアニメ
空汰・護刃シナリオにうるうる。
古いアニメだから視聴者が少ないのが残念
棚の整理中、面白かったがもう見ないので処分処分♪
‐神威‐
Witch さんの感想・評価
4.5
【レビューNo.91】(初回登録:2023/10/21)
コミック原作で2001年作品。全24話。
今では、(魔法を含め)異能力モノと言えば異世界やゲーム世界への転生で
「凡人でも異能力者になれる」
作品が多いですが、本作は古い作品らしく陰陽師や霊峰高野山だの由緒正し
しき神社の巫女といった「神聖なる力を宿した血筋」という正統派。
そういう意味では、引きニートでもガチャが引けるいい時代になったのか?!
(ストーリー)
母の遺言で沖縄から東京に帰ってきた少年がいた。彼の名は司狼神威。異能を
有する彼には、人類の存亡を懸けた2つの選択肢が示されている。
・「天の龍」となり人類の存続を願う道
・「地の龍」となり人類を汚染とみなし、自然あふれる地球に戻そうとする道
(人類の滅亡)
また「運命の時」が近づいたとして
・「天の龍」陣営 →「七つの封印」と呼ばれる者たち
・「地の龍」陣営 →「七人の御使い」と呼ばれる者たち
それぞれの運命を背負った異能力者たちも、続々と東京に終結しつつあった。
そして司狼神威は決断する。自分は愛する者を守るため「天の龍」になると。
その時、彼の幼馴染で「神威の添星」であった桃生封真が「もう1人の神威」と
して覚醒、「地の龍」として別人格が現れる。
こうして「天の龍」と「地の龍」の「2人の神威」が誕生した今、人類の存亡を
懸けた最終決戦が幕を開ける!!
(評 価)
・CLAMPお得意のスターシステム型のエンターテイメント作品
CLAMPのアニメ化作品といえば「カードキャプターさくら」「XXXHOLiC」
「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」などが有名ですが、本作はそれ以前の作品
となります。
(といってもいまだ原作は完結していないが)
「X」以前の作品「東京BABYLON」等の登場人物が出演するなどクロスオーバ
ー作品でCLAMPお得意のスターシステムを採用しています。
両陣営の登場人物を下記に示します。
『天の龍ー七つの封印(人類の存続)』
ネタバレレビューを読む
『地の龍ー七人の御使い(人類の滅亡)』
ネタバレレビューを読む
また「天の龍」の拠点として「CLAMP学園」も登場します。
その他夢見という存在が物語に大きく関わっており、国会議事堂の地下で
国を未来を予見して国事にかかわる丁(ひのと)の存在であったり
(夢見で神威の運命を指し示し、人類存続のため神威に助けを求める)
玖月牙暁を通じて(以下重要ネタバレ)
ネタバレレビューを読む
・東京は地球の要?!結界石を廻る攻防
物語では「東京は地球を支える楔」として、数々の人為的な結界が張り巡
らされています。
・(皇居を中心に仏手の形に敷かれた絃状結界の山手線
・サンシャイン60、靖国神社、レインボーブリッジ、東京タワー等
これらの人工建造物は「結界石」と呼ばれ、全てが破壊されれば大規模な
災害が発生し、文明が破壊され人類が滅ぶとされており、
・この結界石を守るのが「天の龍」の役目であり
・逆に破壊するのが「地の龍」の目的
となっており、この結界石の攻防を廻って、両陣営の激しい攻防が繰り広
げられます。
・しっかりした人物描写に恋愛模様、果てはBL要素まで
2クールなので登場人物の掘り下げはかなりしっかりやってくれます。
それに意外にも恋愛要素が多く、それも結構面白いです。
そして「神威×封真」や「東京BABYLON」から続く「昴流×星史郎」のBL
要素までwww(それほど強い描写はないけどね)
2000年辺りの少し古いキャラデザではありますが、当時のCLAMPらしさが
発揮されており美少年・美少女ぶりが映えるって感じですね。
(「コードギアス 反逆のルルーシュ」のキャラデザ原案もCLAMPが手掛
けいるのですが、それをよりキリっとシャープにした感じですかね。
作品全体としても終末の戦いを連想させるためか、暗めのトーンながら
も結構はっきり目の強い感じですし。)
四六時中バトルしてるわけではないので、むしろ3:7位でヒューマンド
ラマの割合の方が高いって感じですね。
(大体「2人の神威」誕生が12話と結構遅めなんだよなw)
上述の通り本作はいまだ原作が完結しておらず、途中からはアニオリ展開と
なりますが、きちんと結末まで描いてくれているのは高評価。
(休載理由として、阪神淡路大震災や神戸連続児童殺傷事件やその他の猟奇
的な事件が起こったことでオチが難しくなったと述べている)
それでも2021年3月時点で累計発行部数は1200万部を記録するなど、原作は
かなりの人気作であります。
単純な異能力バトルだけでなく、良くも悪くも人間模様も細かく描写されて
おりその辺りが複雑に見えたり、2人の神威やら夢見や神剣のくだりなどい
ろいろ話を盛ってくるので、初見ではちょっと理解し難い部分が多いかも。
それでも作画のレベルも高く、物語もしっかり作り込まれているので、今の
量産型の異能力モノに食傷気味の方には、結構新鮮に映るのでは。
(ここまで手が込んだ重いダークファンタジーって今の流行じゃないしね)
20年以上前の作品ながらも普遍的な面白さがあるのは、さすがCLAMPといった
ところ。
それに毎回最後にかかる劇中音楽も、荘厳な感じで締めてくれるので高評価。
(追 記)
この辺りだと本作と「東京BABYLON」の原作は既読ですが、かなり前だったの
で、原作がどこまでだったとかは全然覚えてねえw
あと「東京BABYLON」は「東京BABYLON 2021」としてのアニメ化プロジェクト
が、まさかの盗作騒動で中止になるとはwww
(でも調べてみると、原作への敬意を感じないキャラデザとか、大コケしてた
可能性も高そうなんだよな)