短いで刹那なTVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の短いで刹那な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月10日の時点で一番の短いで刹那なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.2 1 短いで刹那なアニメランキング1位
機動戦士ガンダムZZ[ダブルゼータ](TVアニメ動画)

1986年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (463)
2131人が棚に入れました
宇宙世紀0088年、グリプス戦役でティターンズは壊滅しエゥーゴも勢力が衰退。摂政 ハマーン・カーンに率いられたジオン軍残党 アクシズが地球圏の制覇に乗り出す。グリプス戦役で傷ついたエゥーゴの戦艦 アーガマは、サイド1 シャングリラに寄港した。そこでジャンク屋稼業をしている主人公 ジュドー・アーシタとその仲間たちが、Ζガンダムを奪って一儲けしようと企んだことから、アーガマと関わり合いをもち、これに敵対するネオ・ジオン軍(アクシズ)の戦艦 エンドラとの戦闘に巻き込まれる。

声優・キャラクター
矢尾一樹、鈴置洋孝、岡本麻弥、菊池正美、森しん、塩屋浩三、原えりこ、松井菜桜子、堀内賢雄、戸谷公次、門間葉月、榊原良子、カシワクラツトム、本多知恵子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

何か、いろいろな意味でちゃんと観てもらえていないような気がする作品です。

特に原作はないオリジナルTVアニメで、作品内時系列的に『機動戦士Ζガンダム』と直結する続編です。

私の記憶が確かなら、放送枠的にも同じ曜日・時間帯で直接続編が前の作品から連続して作られたのは、TV放送されたガンダム史上でもこのゼータ→ダブルゼータ以外には無かったと思います。

TV放送時にはゼータ最終回とダブルゼータ本編第1話の間に「ダブルゼータ放送直前特番」的な特別放送が1回入っています。レンタルはしたことないので知りませんが、パッケージ版を買うと第1巻のディスクにこの特番が入っています。

当時ダブルゼータを観ていた人は大体は直前に放送されていたゼータも観ていたと思うのですが、ゼータの終盤は(観ていた方はご存知の通り)敵味方問わずたくさん人は死ぬやら何やらで鬱展開気味の重い感じのストーリーです。

対して本作は特番および本編序盤では前作を覆す感じのストーリー(スラム街の孤児が生活のためにアーガマからモビルスーツを盗んで売り飛ばそうとする、ゼータでカッコ良かったヤザンがホームレス化している、etc.)と演出(壊れたΖガンダムの頭の代わりにザクの頭部を付けた「Ζザク」とか)になっていて、もしかしたらその衝撃で結構なゼータからの視聴者が離れたんじゃないかという気がしています。OPもあの「アニメじゃない」でしたしね…。

キャラ的にも細かいことにはこだわらない明るい感じのジュドー、バラを手にしてカッコつけてるマシュマー様、露出狂なんじゃないかという感じのコスチュームのキャラ・スーンなど軽い感じで、とにかく序盤はゼータとはだいぶん雰囲気が違っていました。

しかし中盤~終盤にかけて、特にゼータ以降の宇宙世紀ガンダムでお馴染みの「強化人間」に関する悲哀に満ちたエピソードが増えてきて、OPも『サイレント・ヴォイス』に変わって、結局のところまったく軽い話ではなくなってしまいました。

前半の雰囲気が気に入っていた人は後半の展開に裏切られた感じでしょうし、逆に前半のチャラさが鼻について離れてしまった人からすれば後半の展開こそが望んだものでしょうから、トータルで見ると誰得な感じのシリーズ構成になってしまったのでした。ただ、前半の「マシュマー様」とかを知っているからこそ終盤のマシュマーとかは涙無くしては観られない…。

ただ私は本作は決して嫌いではないです、というかむしろゼータほどではないにしろ好きかも。

モビルスーツ的にはゼータから引き続き登場のキュベレイ、ガンダムUCのクシャトリヤの原型になったクイン・マンサ、火力と機動力はピカイチのジャムル・フィンなどが見どころですかね。(← ネオ・ジオンの機体ばかり。まあ、ダブルゼータ嫌いだしなあ…。)

投稿 : 2025/03/08
♥ : 34
ネタバレ

ミミック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ギャグ志向高め系ガンダム

コックピットが叩いて治ったり(笑)
主人公が女装しながら敵地に乗り込んだり(笑)
随所に見せるギャグは何だったんでしょうか?(笑)


序盤からMSは登場するもののあまり派手さはなく、退屈なような気がしました。
自分の意見ですがティターンズのMSの方が断然好きでした。
変形は酷評だったんですかね?今作はZガンダム、サイコmkⅡ、ガザÇぐらいだったような・・・

戦闘シーンは迫力があり真に迫ってくるようでした(ファンネルが多めですが)
{netabare}NTを基調とした話からか、死際の演出などもかなり曖昧に書かれていた感じがしました。その前にもあからさまな死亡フラグを立てまくってますが(笑){/netabare}正直まだ、生存者何人かいるのでは?と思ってしまいました。

展開はハチャメチャでしたが、ファースト→Zと進んできた自分としては満足いく作品でした(^_^)

投稿 : 2025/03/08
♥ : 20

だわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

θの鼓動「帰ってきて良かったよ…強い子に会えて… 」byハマーン

全47話。
宇宙世紀0088年。
重機搭載、巨大化ガンダム。
第4世代MS。


 さて、20話くらいまでZとのコメディギャップがひど過ぎてしんどいとか、逆シャアが放映中に決まりシャアが出なくなったとか、そのあたりの事は他の方がレビューしている通りです。誠に遺憾です。さすが黒歴史。

 だいたいこのZZは、合体する度に毎度毎度シャキーンと同じポーズで「ドヤッ」てしてくれるんですけど、回数を経るうちにツッコむ気もなくなりましたw
 ZZって、全部まとめてこれでOK的な感じな機体ですよね。重機投入ででかいし、サイコミュデバイス使い過ぎて姿勢制御スラスターがZガンダムの4倍とかなのに、ジュドーは物語中ファンネルの弾幕をすり抜けてるっていう段違いなニュータイプですよね。そもそもZZのサイコミュはZと違ってNTパイロットの思考読んで機体を動かすというすごい高性能なサイコミュなのに、「パイロット誰が乗るかわからんからこの機能使ってない」とかアホすぎる。戦争やる気あんのか連邦。っていうか今更ティターンズに変わってジオンの残党狩りですか。そりゃ公国になびきますよ。あとやっぱり百式やZが少年たちに乗られてるのを見るといい気分じゃないですね。コイツらのせいでZZには名言が少ないとか言われたりしてるんじゃないのか。
ジュドーの
「あんたの存在そのものが鬱陶しんだよ!」
とか自分の名言センサーにビビっときましたが。



~愛すべきハマーンと白キュベレイ~

 ハマーンは結局キュベレイ試作1号機を愛してくれました。デザイナーの永野さんが降板したから最後まで「試作機」だったんじゃないの?っていう意見もありますが、ZZを通して見てもキュベレイ白が一番美しいと思うので個人的にはむしろおKですね。ハマーンの心に深く刻まれた公国としての意地と執念が、試作1号機である「白を使い続けたこと」となんか被る気がするんです。自分だけでしょうかね?まあ、Mk-ⅡはクローンNTパイロット用にマイナーチェンジしただけですが。遠隔操作サイコミュ搭載してますし。でも、だからハマーンは結構好きなんです。ちょっぴりしつこいけどw



要するに、ZZは波動砲もとい、ハイメガキャノンかっこよかったです。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 20

65.3 2 短いで刹那なアニメランキング2位
魔女と野獣(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (116)
362人が棚に入れました
はじまりは17人の「起源の魔女」。 全ての力をその身に受け継いだものが、現代も世界各地に存在する。 そこに現れたのは、棺桶を背負う男と、獣の目をした少女。 少女は魔女に呪われた過去があり、呪いを解くためにある魔女を探している。 2人の前に現れる魔女は追い求めた獲物か。 そして魔女の呪いを解く方法とは――。 これは悪しき魔女を追い求めた復讐劇。 「獣」が「魔女」を捕らえたとき、物語は大きく動き出す。 華麗にして苛烈なダークファンタジーがここに開幕!!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ダークファンタジーの魅力

しっかり世界観を作りこんだダークファンタジーで雰囲気でていて話も面白かった!
ただ、気軽には見れないアニメなのでオススメはしづらい

ホラーでグロテスクでシリアスなダークファンタジー
絵は綺麗だし雰囲気出てるけどずーっと暗くて重い話、わかりやすい魅力はなくて集中して真剣に見ないと面白さがわからないのと、抑揚がなくて盛り上がるところがないのでかなり人を選ぶ作品
グロくて残虐なシーンが濃い

キャラデザはカッコいいし、ダーク・シリアスな雰囲気も魅力的、時々崩れることあるけど作画も綺麗でアクションもいい
作者の死生観や世界観の説明を一生懸命淡々とした口調あるいは興奮した口調で話してくれるけど、長話嫌いな人には苦痛かも

評判悪いし人気なさそうだけど、2期あるかなー?
あるなら見たい

投稿 : 2025/03/08
♥ : 16

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

最初の雰囲気は良かったのに

とても気合の入った作画にシリアス寄りの演出。
魔女に恨みを持つ二人組が、各地の魔女を倒し、復讐を果たす物語、
かと思ったが、そんな単純な物語ではなかった。

最初は良かったが、中盤失速?
止め絵が多くなり、アクションシーンの迫力も大幅減。
キャラクターのデザインは良いのだが、どうにも流れがギクシャクしてしまう。
2話かけて事件を解決する展開が続くが、
散発的に魔女事案を解決しているだけ。
仇である起源の魔女は1話だけ登場したのみ。
最終回の最後に、起源の魔女を追って階層世界に行くが、結局これからなの?
もう少し頑張って欲しかったなあ。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 5

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

単純な魔女狩り行脚でも無い、なんとも軸の定まらないアニメでした。

 最終話(12話)まで観ました。2024.04.06

 作画は良くないです。止め絵でも、主人公のギドの顔すらシーン事に違うなど、かなりヤバい感じでした。休止を挟んだら、まぁまぁになりましたが…。

 魔女は基本的にサイコパスで、人間とは別のヤバい生物、フリーレンの魔族みたいなもんだよ!と、最初の方で語られていましたが、味方にも魔女がいたり、保護の対象になったりで世界観が一定しません。

 聖騎士団、魔術師協会、処刑人、警察など、色々な勢力が出てきますが、持て余し気味でした。どいつもこいつも魔術を使い、強いので魔女との差も不明です。

 魔術も対価が大した事無く、其の辺の市民でも魔道具的なモノを使って強力な魔術を使えるので、悪い意味で魔術バトルに緊張感がありませんでした。

 どうせ後出しジャンケンでどうとでもなるんだろ?という印象が最後までつきまといました。

 ダークな雰囲気の割に、スーパーサイヤ人が普通に生活していて、直ぐに楽しい脳筋バトルになる感じなので、物語に没入感が決定的に欠如しています。

 呪いを解きたいギドも、正体が意味不明なので、視聴者的には今のママが一番良い状態です。そのため物語の先も気になりません。

 TSのままでええやん?僕の考えたキン消しみたいな元の姿に戻ってどうするの?しかもナニコレ?ゾンビか人造人間なのか?普段、どうやって暮らしているの?キャラデザがぶっ飛び過ぎです。

 ギドの相棒のアシャフも、作中イケメン扱いされていますが、アンガールズの田中がキモメンで、千原ジュニアがイケメンとされているお笑い界の謎ルール並に説得力がありません。どっちもキモメン寄りじゃね?

 なんともチグハグ感しか無い不思議なアニメでした。ギドは今時珍しいギスギスイライラヤンキー少女キャラだったので、もう少し上手く活躍させてやれたら面白くなったのでは?と、残念に思います。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 2
ページの先頭へ