百合で笑いなアニメOVAランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの百合で笑いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月08日の時点で一番の百合で笑いなアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.7 1 百合で笑いなアニメランキング1位
苺ましまろ encore(アンコール)(OVA)

2009年1月23日
★★★★☆ 3.8 (200)
905人が棚に入れました
キュートで個性的な4人の小学生と短大生のお姉ちゃんが繰り広げるユルくてかわいらしい日常ギャグアニメ。監督はテレビシリーズも手がけた佐藤卓哉、キャラクターデザインは「ひぐらしのなく頃に」の坂井久太が担当。声の出演は人気・実力を兼ねそろえた生天目仁美、千葉紗子、 折笠富美子、 川澄綾子、能登麻美子らレギュラーシリーズと同様のキャストを起用。

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ぐぬぬ

このアニメ見たか見てないかで人生大きく変わりますね
初っ端から大層なこと言ってますが、私自身ここが分水嶺になったようななってないような
まぁでもこのアニメを見ればきっと世界は躍動して見える
はずむような人生観が待ってるはずです


思ってみると、苺ましまろって、現実的な日常に見えて、
その実この世のどんなフィクションより非現実的な気がします
それは単に、アナちゃんみたいな日本語が達者で日本に詳しい小学生美少女なんていないだろ!とか、
いくらご近所さんだからって、小学生夜遅くまで遊ばせたり泊まらせたり、夜道に連れ出したりして大丈夫なのかよ!とか
そういう世界観のツッコミじゃなくて
なんて言ったらいいんでしょうね、見てもらえればわかると思いますが、そういった味わいもあるのです

そもそもにテレビ版放送から5~6年経って、未だに2ch各所にスレ立ち伸び続けるアニメなんて他にないですよね
今でも衰えないましまろ人気、”何がお前たちをそこまでさせるのか ”とは言ったものです
最近だと、苺ましまろの”萌タク”なんてのが地元静岡で運行してますよね
こうやって今でも話題に上ってるところ見ると嬉しくなります、根強い人気に支えられてますね

OVA第二弾のアンコールになって大分絵柄が変わってますね、まぁ慣れればなんてことないですが
しかも作画にも割と力入れてましたね
あの世エスカレーターや美羽アナ空中戦なんか、目に見えて動いてました

舞台が静岡県浜松市で、割と忠実に背景美術描いてあるということもあって、
一時期聖地巡礼が流行ったんですが
公式で「このような行為は控えてください」とご通達
今でこそアニメツーリズムのビジネス体系があるわけですが、まだ聖地巡礼の一般認知が低く、現存の小学校であるということも自粛に繋がる要因となったのでしょう
アニメの舞台になってることを近隣住民がまるで知らないとなると、巡礼者は確かに怪しまれるかもしれないですし
こういう問題点も検討しつつ、聖地巡礼のさらなる発展を期待したいところですね

話は変わって
キャラクターでいえば、やっぱ美羽ちゃんですかね
私としては、ウザカワってジャンルはそんなにビビッと来ないんですが
美羽ちゃんは大好きですね
ただOVAは時間が限られてる分、寂しがり屋な部分があんま出てなかったので、単純に個体としてのウザさがグレードアップしてました
アンコール2話の背中掻きとかオウム返しとか
寂しがってるところ見せてこそ、ウザカワが引き立つんだと思うのでした

またまた美羽の話で、折笠さんは1期5話の「でらうまそー!」に引き続き、茉莉ちゃん声やアナちゃん声を真似してるわけなんですが
ほんと声域広いですよね、茉莉ちゃん声とかかなり似てます

またまたまた美羽の話で、千佳ちゃんとのキスシーンはなんかドキドキさせてくれますね
特に髪降ろした可愛さ100倍の美羽ちゃんだったので、なおのこと・・・
衝撃千佳ボインとか和みのポーズとか訳の分からないことばっかしてて、キマシタワーのノリを一切感じずここまで来てたんですが
これ見てからは、ちょっとそういう目で(ry


最近MAGネットで萌え系ギャグ漫画が取り上げられてましたね
マグネトークの中で漫画家のしりあがり寿氏が”萌え系ギャグ漫画はお菓子のような魅力がある”ということをおっしゃってましたが、まったくその通りだと思います
「苺ましまろ」ってタイトルもそうなんですが、ついつい食べてしまうお菓子的な作品ですね
おすすめのアニメです

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

不覚にも、心洗われてしまった(笑)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
いや、私は(多分)ロリコンではないので、本作に「萌え」は感じませんが、「癒し」というか、「和み」を感じてしまいます♪

女子小学生の日常を描いた本シリーズ。「可愛いは正義」の元ネタであり、勿論、本シリーズに萌えを感じる方も多くいるのでしょうが、私は本シリーズの一番の魅力は、「笑い」と「平和さ」だと思っています。

まあとにかく、肩の力を抜いて観られる良作ですよ♪ 絵は確かに古いですが、絵の古さが気になるような作風ではありませんし、むしろ、「懐ゲー」的な味わいがあるんで、是非見てほしい作品ですね♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ちょいと先ほど、「ユリシーズ」を観て、やや心が荒み、HDの録画一覧見たらまだ観てなかったので、久々に観てみました。そして、まんまと癒されました(笑)

相変わらずの、美羽の計算されたボケと、千佳切れ味良いツッコミが冴え渡るアニメでしたね。日常系だったテレビ版の良さを残しつつ、非日常(天国や中学生など)の世界を描くことで、絶妙にOVAらしく仕上がっていましたね。

2話のED、良かったな~。心洗われた~。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
作画、というか構図がなかなか変わってて、驚いた。バラエティ、限定w てゆう夢オチね、気絶してて。硬麺、ちょっとウケたw 無駄に動く作画w 笹塚君ネタ、嫌いなんだよな。水墨画w お菓子、刺身(笑)

2話目
誰が鼻かめと(笑) いや、あの厳しいツッコミの方が親友っぽいかな。誰だよ(笑) なぜ、お古の制服が5着もあるの? 海。まあなんか、OVAらしい話だな。EDで、心洗われてしまった(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

かわいいと思えれば楽しめると思うが

静岡県浜松市を舞台に、1人の女子大生と4人の小学生の
女の子たちが繰り広げる日常系作品のOVA2期(全2話)

ありふれた日々の中でのさまざまな出来事を通して、
醒めた笑いを狙ったのかな?ってギャグが散りばめられているのだが
どうしても今放送中の『みなみけ』と比べてしまう。
そして失礼ながら、『みなみけ』のほうが面白いと思ってしまうのが正直なところ。

じゃ、この作品の良さはなんだろう?

中高生は登場せず、小学生の女の子たちが中心なため、
作中に登場する話題が子どもっぽく、ある意味リアル。
もしかしたらロリ属性の方にだと、けっこうウケがいいかもしれない。
とはいえ、いかにもな萌えシーンやカットはなく、
爆笑するほどのギャグもなく、いたってほのぼの。
そして4人それぞれにタイプが大きく違うので、
好きなキャラができれば楽しめると思う。
個人的には、あまりキャラに興味が持てなかったのだけど、
前回観たOVAよりは、全2話の中に物語がきっちりまとまってるように思えた。

気に入ってるのは、大学生であるお姉ちゃんのツッコミと
必ず一度は登場するおじいさん。(今回は名前が明かされた)
あのおじいさんがいるベンチのシーンが僕的には一番の笑いのツボ。
ほんの少ししか出番がないから残念だけど、だからこそアクセントになるのだろうな。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 22

63.4 2 百合で笑いなアニメランキング2位
Candy boy キャンディボーイ(OVA)

2008年5月2日
★★★★☆ 3.6 (150)
877人が棚に入れました
とある双子の何気ない日常のお話―― いつになく、そわそわする奏。何かを待っている奏の不自然な行動に気付く雪乃と、その影で咲夜のたくらみが…。
都内某所の高校に通う双子の高校二年生、櫻井姉妹の周りで起きる学園コメディー。

ほるん吹き さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

まったり見られる百合アニメ

双子姉妹の百合なお話。
生まれたときからずっと一緒、同じ高校に通い、同じ寮部屋で暮らす双子姉妹の雪乃と奏。
出掛けるときは手を繋ぎ、寝るときは一つのベッドに二人寄り添って寝る。笑顔で見つめあっては頬を赤らめ、好きだという思いははっきり伝えあう。
作中で終始ラブラブしていて、見ているこっちが恥ずかしくなってしまうようなお話です。

ガチな百合作品というと、二人が深い関係を築こうとする禁断の愛、的な展開になり、しかしながら同姓であるがゆえの将来的な悩みや葛藤を抱く…というのがありそうですが、この作品では描かれていません。
そもそもお互いに一線を越えようというところまではなく、あくまで二人は一緒に居られればそれで良しという感じなので、ドロドロした展開にもならず、二人の関係性については安心して見ていられます。
ただそれによって、「仲の良すぎる姉妹」程度にしか見えなくなって、その姉妹設定が百合要素としてはマイナスになっていると感じる人もいるかもしれません。


雪乃と奏のまったり空気にアクセントを加えてくれるのは、彼女らの妹・雫と、後輩の咲夜の存在です。

雫はシリアス要員。
雪乃と奏の上京後、学校も不登校で心を閉ざし気味。仲の良すぎる二人の間に入っていけず、どんどん遠くへ行ってしまうような寂しさを抱えています。彼女のエピソードはこの作品に足りなかった泣き要素たっぷりです。
残念なのはCVの小林ゆうさん。いや声優さん自体は嫌いではない、というかどちらかといえば好きなのですが、妹キャラというのが個人的には合わなすぎでした。

咲(さく)ちゃんはギャグ要員w ある出来事をきっかけに奏に惚れこんでいます(性的に)。
奏に対しての愛が、最初は遠目に見ているだけだったのが徐々にエスカレートしていき、人目もはばからぬ大胆な行動へと変化していく様子が見ていて面白かったですw
彼女の特徴をあげると…
     年上のお姉様好き、お嬢様、ツインテール、かなり積極的、ポジティブ、変態、
     お姉様を盗撮、私物を勝手に入手、困っているときには良き相談相手になる事も。
…うん、これはとあるシリーズの黒子まんまですねw あのキャラほどぶっ飛んではいませんが最終的には出てくるだけで面白いです。
良くいえばどんな場面でも明るく盛り上げてくれ、悪く言えば雰囲気ぶち壊しw 私は好きですけどね、こういうウザかわキャラ。
奏の咲ちゃんに対する対応が割とドライなので、扱いが不憫にも思えてしまいました(後輩としてはとても大切に思っています)。
いっそ美琴が黒子にするように、吹っ飛ばしてしまったほうが当人もスッキリするでしょうにw



全7話+EX2話、しかも1話あたり10~20分という短さながら、笑いあり、涙ありのさまざまなエピソードが詰め込まれており、さくっと観られる割に1クール分くらいの充実感を得られた作品でした。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

はじめての「ゆりあにめ」

制作はAICのオリジナルアニメです。
ジャンルはGL・日常系ラブコメです。


両想いである双子の櫻井雪乃・奏姉妹の学園生活を描くラブコメ。


たびたび「百合」がどうのこうのとか言っている私なんですけれど「百合(GL)アニメ」と呼ばれる作品群を見たことなかったわけですねw
これではアホみたいなので短い本作(全7話の計2時間ほど)を最初に見てみることにしました。

本作はまあ、たしかにガチ百合な作品ではありますけど、毛嫌いしそうな描写はほとんどなく、「けいおん」「ゆるゆり」「咲」なんかが大丈夫な人は何の問題もなく見れるかと。
キスシーン?はあるけど多分そんなに問題ではない。
でも甘々な描写は非常に多く、「百合スキー」な方はご満足いただけそうです。


登場人物は基本的に四人。
妹で美術部所属、しっかり者の櫻井奏。
姉で水泳部所属、天然な櫻井雪乃。
二人の後輩で水泳部所属、奏が大好きなストーカー?神山咲夜。
二人の妹で不登校気味、お姉ちゃんっ子の櫻井雫。

基本的には姉妹百合を存分に堪能するスタイルです。
そこに咲夜が絡んできて笑いを提供してくれたりします。
雫はちょっとシリアス要員で辛気臭い感じになりますが、これなしでは本作は成り立ちません。


特にストーリー性があるってわけではないのですが、だからと言ってつまらないわけではないです。
「お互いが一緒にいるためにはどうしたらいいか」というGLの作品では鉄板(私が知る限りではこういう系統が非常に多い)な内容を重くなりすぎずに扱っています。
こういうちょっと切ない感じがたまらなく私は好きw(GL漫画は微妙に読むのです)

声優に関して、主人公二人はぴったり。
特に雪乃の声はツボ。
個人的には雫役の小林さんがちょっと合ってなかったかな?


総括して、結構良質な百合アニメでしたね。
「百合風味のアニメ」ではなく「百合アニメ」を見たい方は本作から初めてみてはいかがでしょうか?
初めてみた奴が何言ってんだって話なんですけれどねw
百合好きな方は是非オススメをご教示ください。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 25

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

大きな起伏はないけれど安心して見ていられる百合アニメ

AICによる短編Webアニメ(全7話)

高校二年生、櫻井奏と櫻井雪乃の姉妹が巻き起こす学園コメディー。
ほんわかふわふわ天然の姉・雪乃と、しっかり者の妹・奏。
双子でありながら、お互いの事が好きで好きで仕方ないふたりの
何気ない日常を描いた物語。

子供の頃から同じ服装をし、同じ持ち物を持ち、
雨が降れば相合傘を楽しみ、いつも一緒にいた彼女達。

予備知識なく観始めたのだけど、
甘くトロけてしまうようなセリフと雪乃の声で、
ありえないほどの姉妹仲の良さを見せ付けられ、
なるほど、こういう百合アニメもアリだよね・・と。

ツンケンしているよりは好感持てるけれど、刺激やトキメキ感はなく、
ただただ呆れるほどのデレデレにはもう降参って感じ。
といっても、濃厚なラブシーンもなく、清純な花のような雰囲気。
多少のお色気はあるものの、彼女達の仲の良さは性的なものよりも、
双子だからこその濃密な意識の繋がり、という印象を受けた。
さらに、ふたりへの追っかけ的存在の後輩が、面白すぎて異常。

後半では、時間経過と共に少しずつ変化が見られ、
同じではない別のピアスや持ち物を選んでいくようにもなり。
そういうエピソードを通して、
お互い自立していってるってことが描かれる。
それでもふたりで、ずっと一緒にいるために、
進路のことも真剣に考えていたりと
そのへんのリアルさは女性同士ならではの、きめ細やかさを感じた。

セリフのある男性キャラは駅員の構内アナウンスのみ。
男性キャラは出てこないのに、なぜ『CandyBoy』という
タイトルになったのかは不明とのこと。(wiki情報)
どう考えても、『CandyGirl』だものね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21
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