百合おすすめアニメランキング 154

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの百合成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月02日の時点で一番の百合おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.0 1 百合アニメランキング1位
魔法少女にあこがれて(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (214)
633人が棚に入れました
わたし、柊うてなは魔法少女が大好きなごく普通の女の子☆ある日、変身する力を与えてくれそうなマスコット的なやつに出会って不思議な魔法をかけられちゃった! これでわたしも魔法少女に――と思ったらえ? なにこの格好?悪の組織の女幹部ってどういうこと!?これからわたしどうなっちゃうの~~~!!?魔法少女ファンの心優しい内気な少女がサディスティックに大変身!!?正義と悪の激しい SM プレイ(!?)スタートです!!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

オリジナルのないエロ2次創作が生み出したオリジナリティ。

 最終回が一番面白かったのが意外でした。ツボに入って声を出して笑い転げました。
(追記 12話で終わりと勘違いしていました。13話がありました。この作品に水着回が意味があるのかわかりませんが、マジアアズールの覚醒が明言されていました。やはり、マジアアズールが真の主役でした。伏線はずっとありましたから、一応これで伏線回収ということで)

 この手の作品は出落ちが多いので本作もそうかなと思っていたら、どんどん面白くなってゆきました。原作未読なので、アニメの制作の力なのか原作の出来の良さなのかはわかりませんが、エロと面白さの相性の良さを最大に引き出した秀作と言えるでしょう。

 それと本作をメタ的に俯瞰した場合、本作はちゃんと構造上「魔法少女もの」の物語になっているのが素晴らしかった。魔法少女に憧れている少女が闇墜ちして、悪役に回る。悪に取り込まれそうになるけど、悪のやり方が気に入らず、3つ巴の対立構造になる。そして、真の悪役である異質な悪意(ヴェナリータ)が次の展開をにおわせる。

 これをシリアスにやろうと思えばそのままダークヒロインものにもなりそうだし、原点ともいえる女児向け魔法もの(プリキュア等)にもなりそうです。つまり本作はプロットがしっかりあります。

 キャラのコンプレックスを使えばテーマの深堀りもできます。悪と正義の仲良しごっこは魔法少女モノそのままです。本作はそれをエロに持って行ったということですね。

 出来がいいので、テーマ的なものを牽強付会できなくはないです。が、それは視点を間違ってしまう気がします。
 本作の優れているところは「魔法少女」というカテゴリーのエッセンスを抽出して、そこにエロのガワをかぶせることによって作品を仕上げているということです。
 オリジナルのない「魔法少女もの」という概念に対する2次創作が、結果的にどんな作品よりもオリジナリティを産み出したという評価が正しいかもしれません。要するに本質を見抜く目を持った人が作り出した作品と言えるでしょう。

 最後のエピソードが特撮怪獣ものの視点でも描けるよ、というのを見せてくれたのもいいですよね。シンウルトラマンでみんなが思った事をそのままやっている感じです。
 いろんなカテゴリーのエッセンスを抽出して、是非、特撮もの、戦隊もの…と続けて欲しいものです。


 作画の評価4が高すぎるのは分かりますが…しかし、ここまで攻めた作品をやり遂げたスタッフへの敬意も込めて。

 



1話 化けたらすごい作品になるかも。推し活の深層にあるリビドーを描いている?

{netabare}  可能性を感じる作品です。明らかにまどマギのオマージュですが、力と引き換えの自らの選択を試されているわけでなく、強制的に魔法少女…のアンチとされてしまうところが秀逸です。

 少女の憧れだった魔法少女をまどマギで少女の欲望・ダークサイドとして描きました。その後「魔法少女特殊戦あすか」「間違った子を魔法少女にしてしまった」等過激さは増して行きますが、いずれも魔法少女側です。この作品はその点で視点が非常にいいです。

 そして、その逆転構造にエロス・リビドー・性癖を入れてきています。これはメタ的な視点で 2次元の魔法少女を愛でるマインドとは?理屈をつけてもエロだろう?という意図が見えます。少女の性の切り売りというのはまどマギのテーマの一つでもあると思いますが、あまりそこは注目されませんでした。

 また丁度今やっている「SHY」のヒロインのメンタルに非常に近いので、正義・悪というよりも、コンプレックスと2面性、承認と立場のような構造になるのかな?という気もします。

 ウテナという名前にも何か意図があるのか?柊の意味は?マギアレコードの方には出てくる苗字みたいですが見てないのでわかりません。花言葉というより棘があるのと冬の字が入るのが重要なのでしょう。

 とにかく1話面白かったです。これは期待枠…と言いながらも、アニメは結構安っぽいので、ほどほどの期待にしておきます。今のところ可能性ですが、化けたら面白そうだなあ、とは思います。出落ち、パターン化ではないことを祈ります。そして、謎の光いる? {/netabare}


2話 放送事故並みの止め絵も、やっぱり面白い。演出力でしょうか。

{netabare}  地上波でもやってるんですよね?今回は随分攻めてましたけど大丈夫か?と思ったら、ATXの他はサンテレビ、KBS、BS11ですか。一応選んでるんですねえ…

 巫女に面…そして○○○○とはマニアックな…古き良き日本の緊縛ですね。

 で、なかなか面白い展開でした。一方的な蹂躙だと飽きるかなと思っていたら、まさかでしたね。ヒロイン?のコンプレックスをエピソードでもっと描いてくれると奥行が増すのですが、まあ、過剰な期待はしませんが、おバカな作品に見えて、妙な何かに引っかかりがありますので、展開に期待します。テーマ的なものが見えてくるのでしょうか?

 それにしても面白さは作画じゃないということでしょうか?ファミレスのアップシーンとか放送事故か?と思うレベルでしいた。5,6秒は動かなかったと思います。一番力が入っていたのがSM雑誌だった気もします。それでも面白いのは演出力なんでしょうか?

 で、1話のあこがれverも見ましたが、謎の光があった方が見やすいかも。どうせこのレベルの作画ですからね。想像を掻き立てられる分で変な効果が出ていると思います。{/netabare}

3話 アニメは予算じゃない。センスと工夫だ。

{netabare} 面白い作品は予算じゃなくてセンスなんだろうなあ…と。本当に面白いです。ストーリーやキャラが秀逸なのはもちろんですしプレイのシーンが秀逸なのはもちろんです。謎の光があっても…というかあったほうが面白いのはすごいですね。
 それだけではなくて、金髪の娘の髪のハイライトが白抜きではなくピンクになっていたり、EDの歌詞がしっとりとSの目覚めについて歌ってたりで、アニメ作りに関していろんなところの工夫がいいですね。

 あるいは原作×制作会社の奇跡のマリアージュかもしれません。

 というか、これが予算があっていい作画だとつまらなくなる気がします。作画のB級感が脱力系の面白さにつながっています。その点では「おにまい」と似て非なる面白さですね。

 3話はちょっと電気ショックプレイだと物足りないかな…と思ってたらアズール…最高です。「うてな×アズール」がいい感じなのが伏線なんでしょうか。

 レオパルトが承認欲求キャラでうてなとの対比で、結構キャラがちゃんとあるんですよね。これが物語の面白さを引き出しています。ところでレオパルトはベットの上で何をしてたんでしょう?自家発電ではなく、エロ系の写真アップでいいねを貰おうとしていた…と見えたんですけど、スマホとかが描かれていなかったので確信がもてませんでした。 {/netabare}


8話 笑いの感情とサディズムは相性がいい。境界線上だから面白い。

{netabare} いわゆる一般と成人の線引きって、考えてみればかなり恣意的ですよね。性癖の多様性を考えれば、単にどこまで見せているのかで考えるのはかなり乱暴です。その線引きに挑戦しているのが本作かなあという気がします。

 変な言い方出すが、大人が見ればこの作品はギャグです。決してアダルトには見えません。魔法少女もののパロディとしてギャグ要素をエロにする、というだけの話です。薄い本の様なニーズでは決してないと思います。

 こういう面白さを表面上の裸体表現の有無で安易に判断することで、どこかでクオリティを犠牲にしているのではないのか?という気がしなくはないです。「お兄ちゃんはおしまい」でも、ある意味本作のベクトルのチャレンジはありましたが、そのコンセプトは本作においてもっと先鋭的です。

「笑い」はサディスティックな感情と相性がいいのは漫才・コントで良く知られています。みっともない、醜い、痛い、そして裸…蔑む心が笑いを誘います。

 なんとなく本作を見ていると「笑いの構造」「エロとギャグ」「ジャンル・規制とは何ぞや?」などと考えてしまいます。見ているときはもちろん普通に楽しんでますけどね。
 要するに本作の「ジャンル」は境界線上ぎりぎりだと思いますが、その境界線が生み出す面白さだなあ、と思います。そこに人間の感情が一番動くポイントがあるのかもしれません。

 それとマジアアズールだけ、妙に内面の深掘りが丁寧ですよね。このキャラがいることで深みがあるように感じているのは錯覚でしょうか?7話最高でした。{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 20

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ぼっち・ざ・やみおち!

VS魔法少女のエロコメ。
原作の上澄を掬い取ってキャラの魅力ゥへ。

魔物と戦う魔法少女に憧れる凡人うてなの元に現れた悪の組織のマスコット。脅されるままに戦わされるなかで、うてなは自身の内なる欲望と直面する。真にうてなが戦うべきものとは…。

01
逆張りしただけの光線触手アニメかよ…くだらねえ、と思いきやなんかチグハグした居心地の悪さを感じたので原作チェック。なんだこれ、全然別モンじゃねえか。普通ならダークな猟奇エログロでやるような「人間のッ闇ッ…本質ッ…」みたいな厨二くさいテーマを、一捻りしたおバカな魔法少女モノでやるというのは優れたアイデアだと思う。こういうのまんまシリアスにやると辛気臭くなるだけからね。

あからさまなド陰キャなのにアニメでは普通普通と念押ししてるのも謎。アニメこそぼっちキャラの方がウケるのでは。ただ漫画そのままやっちゃうとちょっと重たくなりそうって配慮なのかな。どうせラストまでやらないのでわかりやすい部分を強調して、原作への誘導が出来ればOKという意図かもしれん。マーケティングゥ。

HSP陰謀論反ワク発達障害など生きづらさのお気持ち表明の自由が溢れる昨今では、陽キャをやっつける隠キャ、もしくは陽キャに認められる隠キャみたいなルサンチマンを刺激する卑屈な作品がバズりがち。底辺非モテが不意にモテると調子に乗って浮気しまくるとか、冷遇されてた隠キャが不意に高い地位につくと急にイキリ散らかすとか、不遇に虐げられてきた社会的弱者が他者を圧倒する力を手に入れた時、果たしてどのような挙動を示すのか。という「考えさせられる作品であるッ…」的な思考を促すテーマのようなものも原作には内包されていると思われる。が、アニメはほぼオミットされてただの安いエロコメへ。もちろんバトルシーンの爽快感もない。無念。


以下モヤモヤ排泄クソポエム

ヤンキーとオタクも内実は同根であり弾かれたアウトサイダーという立場では同種。強者と弱者を分つのはそのまま現環境への適応度の高さでしかなく、陽キャと隠キャの区別などは全くの無意味であり、しょせんはサピエンスの繁殖干渉によるパワーバランスの結果に過ぎない。オラついたチンピラも医者弁護士政治家などのエリート集団にブチ込めばダンマリを決め込むしかなく、卑屈な隠キャを自認する者でも推しを同じくする小中学生の目の輝きに触発されれば、いかに多人数を前にしても自発的で能動的なマシンガントークをカマす気持ちよさを覚え恍惚となる。

人間には自由意志など無く環境の奴隷に過ぎない。ジャンプを始めとするバトル描写は全てメタファー。日々社会と戦う強者たちが他者に都合よく用意された力でイキる異世界モノを忌諱する理由はここにある。しかし彼らもまた同様に他者の下駄を履いている事を自覚せねばならない。魔法ではなくとも我々皆が特に理由もなくなんらかの下駄を履かされている。地雷爆撃銃撃暗殺病気で死なないジャパンは地球の総人口の多方が羨む国ガチャSSR。下痢や虫歯で容易く死ぬ貧困国にとっては当たり前の医療など存在しない。クリティカルな障害は除くとして、誰しもが他者が羨む何かしらの力を持っているはず。カタログスペックだけなら完全上位互換も存在するが、そこから視野を広げない限りは他者から奪うだけの人生しか残されない。数字に振り回されるゼロサムゲームから降りるには、どのような立場でもまず自己との対話から始めるしかない。

内心の自由は憲法でも保障された人権。
どんなひどいことだって思ってもいい。
思ってしまう自分を認めること。
思ってしまう自分を許すこと。
そんなの萌え萌え高校生だって知ってるんだぜ。

「大事なのは自分認めてくこと
 自分を許さなきゃ他人も許せない」
 -don't say "lazy"-

まず戦うべきは自分なのだ。
うてなの健闘を祈る。

あー長文吐き出してスッキリ。豚以外は観なくていいやつ。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

太陽みたいに輝いている強い光の先に待つ憧れ

世界征服をもくろむ悪の組織「エノルミータ」。
彼らのたくらみを阻止するために戦う3人の魔法少女トレスマジアがいた。
強く美しい彼女たちの活躍に憧れを抱く少女・柊うてなは、ある日、謎のマスコットに出会い、勧誘を受ける。
キラキラとした謎の光に包まれて、華麗に変身したその姿は、重要な部分だけを前張りで隠した隠遁な悪の組織の姿だった!

魔法少女に憧れた女の子が悪の幹部になってしまい、本心とは裏腹に憧れの魔法少女に折檻をしてしまう柊うてなの物語です。
柊ウテナはマジアベーゼと名乗り、ムチでたたくことでいろいろなものを怪物に変化させ、トレスマジアに襲いかかります。
ただ、普通の女子高生であるウテナは世界征服なんていう大それた夢を抱いておらず、それを阻止するために頑張るトレスマジアを排除しようという気はありません。
ですが、植物を怪物に変化させてトレスマジアに向かわせてしまったウテナは、触手のようなツルに攻められる魔法少女を見て心の底から滾るものを感じてしまいます。
以降、トレスマジアを見つけては、拘束した揚げ句、あの手この手で特殊なプレイをして、終いには葉責めを喰らわせてしまうというドスケベアニメですね。
特にトレスマジアの一人、マジアアズールは開発されてしまい、敵の責め苦で白目をむいてダブルピースする寸前までイッてしまうとんでもない作品です。
俺たちの戦いはこれからだエンドとなりますが、無事二期も決まったようで、このまま順調にトレスマジアを籠絡してほしい、そういう意味で、悪の組織サイドを全力で応援したくなる不思議な魔法少女ものでした。

魔法少女ものにしては謎の光が飛び交う内容になっています。
もちろん光の先はアレとかソレとかで、服を破かれ、無残に責められた魔法少女の秘部はマジアベーゼだけの秘密ですね。
その謎の光がAT-Xで一部解禁(あこがれVer.)、円盤では無規制(超あこがれVer.)になります。
特に10話は「そういう話」なので、円盤でないとぶっちゃけ何が行われているかわからないレベルです。
漏れ出る吐息と抑えられない嬌声だけが鳴り響く光のベールを取り払った向こう側へ行くには強課金しかないので、ちっくしょううまい商売してやがるぜ。
ちなみに登場人物は女子のみで、野郎のイケボが交じることはないので安心です。

設定としてはまちカドまぞくに近いのですが、一応ストーリーがあり、進むにしたがってトレスマジア、エノルミータ両サイドで強化されていきます。
ウテナ以外に、阿良河キウィが変身するレオパルト、小学生の杜乃こりすが変身するネロアリスらが仲間になります。
また、ロードエノルメ率いるロード団という組織との内部抗争や、おなじみ魔法少女の強化回があり、バトルは激化していきます。
激化するといっても、肝心要のマジアベーゼがマジヤベーやつなので、グロ展開にはならない安定したエロ展開ですね。
このまま失速せずにギンギンのマジアベーゼでいてくれることを、二期でも期待しています。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

61.0 2 百合アニメランキング2位
VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (125)
268人が棚に入れました
数々の華やかなVTuberが所属する大手運営会社ライブオン。 その三期生で『清楚』VTuberの心音淡雪が、不注意から配信を切り忘れた結果—— 「やっぱロング缶の鳴る音は最高だぜ!」 「は?どちゃしこなんだが?」 「わたしがママになるんだよ!」 素の性格(酒カス・女好き・清楚(VTuber))がバレてしまい!? 「めちゃくちゃ切り抜かれてる!?トレンド世界1位!?なにこの同接数!!!!」 大炎上するかと思ったら、ギャップがウケて大バズ! その結果—— 「おっしゃー配信始めるどー!」 開き直った彼女は、大人気VTuberへ駆け上がっていく!!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話 アバター=中の人では業界ものとして描けません。それで半端になったかな?

1話 最大のフィクションは見た目がアバター=中の人という部分です。

{netabare} すごいですね。メタ視点でVtuberの中の人の裏側を描いている体裁で、中の人がアバターと全く同じ姿形をしている最大のフィクションを仕掛けています。非常に上手いアイデアだなあと感心しました。
 通常配信切り忘れは、彼氏ばれとか性的なこととかネカマばれとかそういうところですからね。そっちじゃない方向性の選びかたも上手いと思います。

 ただ、逆に言えばVtuberファンの夢を壊さない配慮がされているはずですので、業界ものかと言えば多分違うのでしょう。その辺をどう描いてくるのかがちょっと面白そうなので、数話確認したいと思います。

 それと本格的な電波ソングは久しぶりですね。電波というよりボカロ的早口かな?OPはかなりぶっ飛んでました。
 作画は綺麗だと思います。私の好きな「回復術士」「不徳のギルド」の制作会社で監督ですので期待しています。{/netabare}


2話 何となくVtuberというものが分かる…気がします。

{netabare} あーこれはニコニコが無くて一番残念な奴ですね。本作にニコニコのコメントを重ねて見てみたかった気がします。それに「切り抜き動画」も収益化停止とかあるみたいだし、Vtuberが全盛期からかなり再生回数が減っているという話もありますので、本作にとっては逆風なんでしょうか。

 ちょっと昔ニコニコで見た配信で酒というと「アル中カラカラ」を思い出しますが、彼はしゃべってないですよね。焼酎料理でした。それと壺男「GETTING OVER IT」はキズナアイさんのゲームで見てました。そういう歴史があるので本作の面白さもわからなくはないです。

 そんな中ですが、Vtuberってこういうことなんだ…というのがちょっとわかった気がします。私の知っているのはキズナアイさんのゲーム実況としぐれういさんの「ロリ神」の曲とガリベンガーで見るくらいですので。あ、あとパウラチャンネルもたまに見てるか。

 本作の中ではVtuber同士の交流が描かれているため、ぼやかされていますが1対多のインタラクティブの様でインタラクティブでない、本人の素の様で素ではない、不思議なコミュニケーションの世界だというのが読み取れます。現実とバーチャルが相対化されているというちょっと面白い状況です。
 一方でこれで食べている人にはつらい世界ですね。売れなければ地獄だというのはわかります。地下アイドルに近いのかな…まあ、まだ匿名性が保たれている分健全かな?

 積極的に視聴中断するほどでもないですが、熱心に見るほどでもないというのが、メタ的に言ってVtuberそのものの気もします。熱心なファンが投げ銭?するという話もありますが、その感覚はわかりません。上場した会社もあるみたいでやっぱりアイドルに近いのかな? {/netabare}


3話 アバター=中の人では業界ものとして描けません。それで半端になったかな?

 ストーリーがないように見えて、切り忘れ飲酒配信を発端とした、サクセスストーリーになっているのかな?収益化というのは、多分かなりの前進なんでしょう。

 日常系としても機能しそうな話ですし、興味がある人にはいいのかもしれませんが残念ながら、それほど興味が持続しませんでした。
 アニメというバーチャルの中で展開するVtuberってどうなんですかね?アクシデントとかインタラクティブというのがVtuberの魅力だと思うのですが、作品ですからもちろん違います。つまり、本来的なVtuberを見る感覚にはなれません。

 一方で、アニメ作品としてストーリーは、やっぱりVtuberと中の人は違う人格で描くべきだったのかな?と思います。それならリアリティもあるし、業界ものとして作品が作れたと思います。別に美少女だらけでも構いませんので、中の人と配信上の違いは欲しかった…気がします。そうなると、Vtuberの設定…要するに内外が一緒という幻想を自己否定することになりますが。

 アニメファン、Vtuberファンのどちらから見てもニーズがない状態になっている気がします。視聴中断ですね。

 作画は綺麗だし丁寧な作りだと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 7

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

コレ、アニメでやる意味あんのか?

 最終話(12話)まで観ました。2024.09.25

 VTuberのハズなのに、ガワと中の人のビジュアルが一緒なのは、他のレビューアー様達も指摘する通りです。最終回では観客を入れてライブをやったりするので、実はYouTuberだったでも通用するのでは?

 VTuberならではの感じは、内輪ネタとコラボを延々と繰り返している所にしか感じませんでした。絆のアリルもそうでしたが、VTuberをアニメで描くの手法が確立していない感じです。

 ガワと中の人が違うと、視聴者が混乱するからでしょうか。1人か2人位なら良さそうですが、群像劇となると…。アリルもガワとリアルが明らかに違う人物はネカマのクオン位でした。

 また、ガワだけで延々と劇中劇をやられるのも確かに疲れます。視聴者だけでは無く、制作側にしても、単純に登場人物が2倍、3倍になるわけで…。

 丁寧に作られた感じのアニメでしたが、VTuberをアニメ的エンタメに昇華しきれていない印象を受けます。コレならVTuberを直接観た方がコスパもタイパも良いです。

 やはり、いかにVTuberの世界がヤバくてドロドロしているかを、相撲界の裏を描いたドラマ、サンクチュアリくらい、リアルに描かないと、アニメ化する意味がありません。もっとも、そんなVTuber残酷物語を誰が観るのか?という話になりますが…。

 どちらにしても、VTuberはアニメ化と相性が悪いのが分かって良かったです。
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 7話まで観ました。2024.08.19

 バーチャルさんが見てたや絆のアリルよりもVTuberは退化している感じです。イヤ…、完成したと言うべきか?最終形態が近い様です。

 バーチャルさんの頃は何か元気な奴らが面白いことをしょうとしてるな〜とか、絆のアリルでは、バーチャルアイドル路線を模索してんのかな〜とか色々興味深かったですが、本作品を観るに、もう、下ネタとパロディだけの閉じコン化してんですかね?

 どこまで現実のVTuberに近いのか分かりませんが、ゲーム配信やらコラボやら、新しいことを何も産み出していない、バーチャル風俗に過ぎないとでも言いたい様な異様なアニメになっています。

 おいちゃんには面白さがわかんね〜よ…。

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 3話まで観ました。2024.07.24

 VTuberの配信を観て面白いと思う感性を私、共有していないので、何が面白いのか良く分かりません。キャバクラでも行った方が…。

 全くバーチャル風俗ですね。配信者が他の配信者とセクハラトークするのをニヤニヤして楽しむ感じです。男なら、キャバでもスナックでも行って女性に金を払ってセクハラトークしろよ!省エネ過ぎんだろ…。

 ただ、私の様な門外漢でも、VTuber界隈の様子を窺えるので、その意味では価値はあるかもです。もちろん、今の所、面白さは一切感じません。

 しかし…マジで内輪ノリがキツイですね。YouTuberもそうですが、スタッフを雇って事業化すると大体破綻するのも分かります。

 勢力が衰えているとは言え、テレビとの違いは、プラットフォームをGoogleに握られており、生殺与奪はGoogle先生の気まぐれといった所でしょうか。

 一応、公共の福祉のためにやっているという建前のテレビの様に産業化は難しそうです。

 全くビジネス化には向いていないので、キャラクターが消費されたらどんどん代謝されられる持続性の低い活動だと思いました。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 6

ヤマナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

前半は8割下ネタのギャグアニメ。、、、意外とあり。

初見評価
ちなみに本家?Vチューバーも見たことない。
vチューバーが配信を切り忘れ本性をさらけてしまう。
いままでのvチューバー物の中ではマシな方。
だけど一話ででおちな気がして今後が心配。

7話まで視聴
これは最後まで視聴すると思う。
完全にギャグアニメに舵を切っているのでVチューバー物なんだけど、
ただの下ネタギャグアニメ(ほめ言葉)。
なのでギャグアニメに、常識を持ち込んだらいけない。
Vチューバーなのに中の人一緒とか世界観わからんとかetc。
しかのこたんたん見て角生えた人間なんていないでしょって真面目な人には不向きなアニメ。
へたに媚びを売るVチューバーものより作品の強みがあるから他作品に埋もれずオンリーワンな作品。
そして出落ちといっていたが杞憂に終わった。=さらにやばい奴がいっぱい出てくる。

冷静に評価しても面白いアニメだと思う。
各キャラの個性がしっかり出てるしギャグのテンポも早く、独りよがりな見せつけるギャグではなく話の掛け合いによるギャグなので見てて嫌悪感がわかない。
テンポの速い会話は文字にしたらなかなかの量になると思うから漫画よりもアニメ向きな作品な気もする。
そして毎話毎話ほぼ会話だけなのだけど不思議と飽きない。
いろんなキャラとの会話がおもしろく、脚本が優秀なのだと思う。
ただまあ、なかなかの下ネタ、変化球な下ネタだらけなので好みはあると思う。
が、叡智枠というわけではなくあくまでギャグの下ネタって感じ。

そしてキャラデザも可愛い。

最終話まで視聴
8~9話あたりからキャラが増え一人一人がうすくなった。
主人公もだんだん突っ込みサイドになりよさが薄れたイメージ。
後半にいくにつれ真面目ないいアニメ的な雰囲気になりギャグも減ってしまった。
前半はけして、感動したりするようないいアニメではなくバカみたいなアニメだった。
ちなみに、ギャグアニメは馬鹿であればあるほどいい。
土俵が違うから評価していたのだけど、後半はいいアニメの土俵に上がってしまったようでこれじゃない感が強かった。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

76.5 3 百合アニメランキング3位
ハッピーシュガーライフ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (536)
2016人が棚に入れました
松坂さとうには、好きな人がいます。その人と触れ合うと、とても甘い気持ちになるのです。きっとこれが「愛」なのね。彼女はそう思いました。この想いを守るためなら、どんなことも許される。騙しても犯しても奪っても殺してもいいと思うの。戦慄の純愛サイコホラー。

声優・キャラクター
花澤香菜、久野美咲、花守ゆみり、花江夏樹、洲崎綾、石川界人、井上喜久子
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

にがみのエッセンスが醸し出す「フロイト」的な世界観が気に入った!!

作品概要
▼原作:月刊ガンガンJOKER(スクウェア・エニックス)
▼原作者:鍵空とみやき
▼アニメーション制作:Ezo'la(ディオメディア)
▼話数:全12話{netabare}
▼総監督:草川啓造(ディオメディア)
・実績
(監督)
『魔法少女リリカルなのはA's以後のシリーズ』『迷い猫オーバーラン!』『ロウきゅーぶ!』『艦隊これくしょん』『風夏』『アホガール』他
▼監督:長山延好
・実績
(監督)
僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件
▼シリーズ構成:待田堂子
・実績
(シリーズ構成)
『らき☆すた 』『ティアーズ・トゥ・ティアラ』『おおかみかくし』『THE IDOLM@STER』『Wake Up, Girls!』
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』『はるかなレシーブ』他多数
▼キャラクターデザイン:安田祥子
・実績
(キャラクターデザイン)
『銃皇無尽のファフニール』『sin 七つの大罪』『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』
▼音楽関係
音楽:亀山耕一郎
OP曲:「ワンルームシュガーライフ」(ナナヲアカリ)
ED曲:「SWEET HURT」(ReoNa)
挿入歌:「カナリア」(ReoNa)第9話
▼キャスト
【声優】項へ{/netabare}

原作未読
リアルタイム視聴済

☆エピローグ
普通のアニメは見飽きたぜ!糖質サイコホラーはドツボだ。
清々しいほどのバッドエンドや、スクイズやヨスガが大好物な私にとって、やっぱねーっ!これぐらいサイコパスで頭逝ってる作品がないとアニメはつまんねぇw
王道や名作、勧善懲悪ばかりじゃ肩が凝るもんね。
本作は世界線やら異世界やらと物理学分野のSFフアンタジー全盛なトレンドに対し、精神医学を世界観の基軸に据えた稀有な作品だ。
したがって、擬似リアリズムであっても、健常な精神感覚では一切のカタルシスを承認しない作品である。

異常心理に興味があったり、最近では『フリップフラッパーズ』を理解できる方々には面白いかも。
本作はストーリーが安定しているから分かり易い。
『ガリナン』もだが、アホアニメ制作会社の評価が定着して社会的には評価が厳しいディオメディアだが、たまに私のツボに入る作品を出すから、目を離せないw

主要キャラでマトモなのは「しょうこ」だけ。
他のキャラは悪い意味で個性が凄まじく、心の闇という健常と異常の行き交う「境界線」の想像どころではなく、真性の「精神病疾患者」であり、ペドフィリア、エフェボフィリア、パラノイア、火病、発達障害etc全員閉鎖病棟の患者でも不思議ではないような連中が繰り広げる異常人格者による基地外純愛群像劇(草)
共感できるキャラが見事に誰もいない稀有な作品ゆえに、様々な矛盾も精神異常が織りなす現象と見ているので許容の範囲であり、作中何が起こっても感情移入が生じることなく、エンタメとして割り切り楽しむことができた☆

タイトルの「フロイト」は精神医学の始祖。
世界的な心理学者「ユング」や「アドラー」の師匠でもある。
原作者はフロイト入門書の『精神分析入門』や『夢判断』を読んでいるな。
フロイトを読むと、読んだ側も精神をやれかねない危険物。
本作も視聴すると、そうなる方向性で演出されている。
異常心理の描写が精神医学的に考察されて「超自我」のメッセージがしっかりプロットされている。
さすがに1クールで精神医学界の巨匠フロイト的世界観を表現するのは厳しいのだが、そこに挑戦したことは評価されよう。
精神分析学的視点に立った考察はメンドクサイし、レビュー読まれる方々の気分を害するからしない。(いや、でも、気が向いたら追記をするかもw)
キャラ設定のベースがフロイト的価値観だから、基地外とは何かを問うているのと同様で、そりゃ陰鬱な世界観にもなるな。

とにかく可愛いOPや絵柄に騙されてはいけない。
マトモな神経では視聴できない作品だから、そこは覚悟した方がいいデス。はい。

それにしてもジエンコって『serial experiments lain』以来、この手の一風変わった作品のプロデュースが好きなんだな。
提供にバップもあったが、ジエンコ+バップ、あーあれか!w

ところで、最近ディオメディアはいろんな名義を使っているね。
「doA」に続いて今度は「絵空」か。
『BEATLESS』は綱渡りだったし、万策(略)に備えて、リスク分散でもしているのか?

【音楽】
OP曲はとてもインパクトがあり癖になる電波ソングだ。
不詳私、DLをいたしました。
OPの作画と楽曲『ワンルームシュガーライフ』で本作の世界観をしっかり視聴者に伝えた(伝わったかは別にして)好演出だ。
ED曲『SWEET HURT』は『GGO』の神崎エルザの曲を歌ったReoNa。
彼女のなんとも言えない切ない声質が、本作の無情で悲惨な末路を暗揄していてなかなか良い。これもDL。
EDの作画は折しも同じ精神異常系の『フリップフラッパーズ』と同様の演出。
「さとう」と「しお」が抱えている闇と二人の関係性を1分30秒でしっかりと表現している。
{netabare}「さとう」の幼少期から現在の描写、そこに「しお」が現れて、二人で城に向かって歩く。
ハッピーシュガーライフの描写と、スキップしながら城から旅立ち、二人で躓いたところで「さとう」が消える(さとうの死)でも「しお」の心には「さとう」が生きている、とこんな感じでEDはこの物語の顛末を分かり易い暗喩で演出している点は視聴者に優しい。{/netabare}
{netabare}しょうこが殺される{/netabare}9話の挿入歌『カナリア』も歌詞に込められたメッセージがそのシーンの演出にしっかりと映えていて良い曲だ。

{netabare}本作、9話は「しょうこ」の恋もあり内容が濃く相当の字数が必要だが、割愛して、挿入歌まで用意された「しょうこ(小鳥)」は本作にとって、さとちゃんの狂気を強調する意味でも重要なキャラだったし、彼女の存在が無ければ、ただの基地外ドラマで終わったな。
(7話の展開が殺される伏線だが)さとちゃんと向き合うタイミングを逸したとはいえ、幼女を「彼氏」として拉致しているさとちゃんの素顔を知った「しょうこ」がとった選択は極めて常識的だが、基地外相手には通じず、理不尽な結果となったが{/netabare}共感シーンが皆無な本作にとって唯一の救いだった。

【物語とキャラ】
キャラは本作一番の問題提議点だろう。
{netabare}よくもまー、あるゆるタイプの基地外を設定したものだと感心した。
しかし、「さとう」の叔母と「しお」を除き他のキャラのサイコパスの根源は抑圧され無意識下に封印された記憶、いわゆる「トラウマ」だ。
「さとう」、「太陽」、「あさひ」は過去エピソードの描写があるから分かり易いだろう。
今では「トラウマ」という言葉は普通に用いられるが、その概念を提唱したのがフロイトだ。{/netabare}
現在フロイトの【精神分析学】はポパーの科学定義にぶった斬られて【非科学】とされているが、なお、その研究は医学のほか哲学としても各方面に多大な影響を与えている。
因みに「トラウマ」と似た概念で「PTSD」があるが、こちら医学的な診断名、つまり科学。
医学的なフレームで論じるのが「PTSD」であると理解したらいいだろう。
そして、この三者の異常行動は明確に「PTSD」である。
「さとう」叔母は「トラウマ」の過去描写がないので、その異常性の因果関係は判別しないが、他人への関与が異常な博愛が動機である点から、所謂「離人性人格障害」であることは確かだろう。
{netabare}「しお」は年齢的に幼くまで認知能力が完成されてはいなから、母親との関係や「さとう」の死をきっかけとし「PTSD」を発症するのは想定内だろうし、「さとう」の狂気の正統後継者となるだろう。{/netabare}
基地外の成長物語を望むか望まないかは視聴者しだい。私は(怖いもの見たさで)今後も観察してみたいものだが。

以上、キャラの性格設定を多少考察したが、個人的に気になっているのはネーミング。
ここ突っ込んだレビューが少ないだよね。
物語と主人公とヒロイン?他女の子キャラのファーストネームの関係だが、「さとう」と「しお」。
これは、第三者視点で物語を俯瞰したときに醸される、二人のイメージなんだろう。
{netabare}さとちゃんの心が至福に満たせるときは「あまーい」、ストレスを感じたら「にがーい」と味覚で心理描写をしているのも本作の特徴だ。
これは丁度可知差異(物理学用語)が「フェヒナーの法則」による感覚量でも定式化されており、物理でメシを食っている私の心を擽った直喩だ。
「しお」の存在を「さとちゃん」から見た場合は「あまーい砂糖」だが、第三者視点ではさとちゃんに試練を与える文字通りの【塩】な存在。
自らの「あまーい生活」を守るためにさとちゃんは、せっせとバイトで生活費を稼ぎ、脅迫、傷害、詐欺、挙句の果てには殺人までやってのけた。
ある意味、これほどの純愛ドラマはスクイズ以来かもね。
これが、「しお」が【塩】である所以である。

そして「さとちゃん」の光に立候補し、人の道に戻そうとした「しょうこ」は「胡椒」の捩りで、そのお節介は、さとちゃんにとっては「辛い」味覚、はた迷惑で排除すべき存在として描かれているのではないのだろうか。{/netabare}

次に、苗字についてだが、「神戸」と「飛騨(飛騨しょうこ)」に共通するのは高級和牛ブランド。
さとちゃんの苗字「松坂」を「松阪」とすると、やはり高級和牛だが、これは作者の誤字なのかな?
他にサブキャラの宮崎すみれ、但馬みとりも高級和牛ブランド。
本作と高級和牛の相関関係は謎だが、キャラネーミングには法則があるようだね。

で、本作のキャラ設定だが、精神疾患と異常心理の掘り下げに作者の知識の限界からか詰めの甘さが残るが、これだけの基地外キャラをクリエイトし、物語をプロットした点は評価されよう。

{netabare}最終回はオリジナル展開だが、さとちゃんを「あさひ」に殺させ、それでも「しお」に切られ、自殺を図る展開も悪くないと思ったが、さとちゃんを死なせて、「しお」を生き残らせ、「あさひ」を切った展開は前述のとおり、{/netabare}これからの「しお」の異常人格発揮を十分妄想できる余韻を残した意味でも評価できる。

あと「しお」の失踪だが、{netabare}物語の通り捨て子であっても「しお」は小学生だ。
失踪すれば、社会的に何らかにリアクションがあるはずだが「あさひ」が述べたように警察で相手にされないのは不自然すぎる。{/netabare}
欠席が続けば「しお」の担任教師が家庭訪問をするし、親に不審な点があれば、児相とも連絡を取り合い世間にバレるはず。
その過程で事件性があれば警察が動くが、事件性はないとする裏設定でもあるのかな。
「しお」の境遇を考えると、無戸籍である可能性もあるが、視聴者が納得できる線で簡単にでも触れておくべきだったろう。

【作画】
全般的にディオメディアクオリティであり、動かす場面も少ないから、ボロも出ず可もなく不可もなくといったところだが、シャドーの用い方、基地外の表情など、サイコホラーとしての演出は頑張っていたと思う。
ただし、9話は{netabare}本作の神回であるにもかかわらず、作画が演出についていけていない。
挿入歌とナレーションを背景にCVを入れずに「さとう」と「しょうこ」の葛藤シーンが描かれた。
前述したとおり、演出は素晴らしかった反面「しょうこ」の表情が「棒」であり、迫力が全く伝わってこなかった。
基地外表現の作画に手一杯で、健常者の必死の訴えの表情演技まで手が及ばなかったようだ。
CVなしで映像表現のみを用いて視聴者へ訴えるのは、自信と相当の作画センスが要求される。
試しに、スクイズとの見比べで「誠」殺害後の「言葉」と「世界」の葛藤シーンを音声なしで視ると分かるが、迫力が全然違う。
ディオメディアの作画センスの限界が、この素晴らしい演出を削いでしまったと思うと残念でならない。

ただ、小鳥の演出を含めてだが「さとう」が文化包丁を「しょうこ」の首に突き刺し殺す描写は、頸動脈からの血飛沫には違和感を感じつつも、「さとう」を引っ掻き断末魔に喘ぐ描写や小鳥の死を比喩した痙攣描写など殺人過程はしっかり描ききっている。
ただし、グロ描写を強調し過ぎたことで視聴を打ち切った方々を出したという負の作用もあったが、{/netabare}これを斟酌して私的には高い評価をしたいと思う。

【声優】
原作を読んでいる方々には花澤さんはミスキャストだとの意見も多いが、原作を読んでいない私にとって可もなく不可もなしだ。
寧ろ、客寄せパンダ役も兼ねて、演技力が要求される「さとちゃん」役には適任だったのではないだろうか。
個人的には「しお」役の久野美咲さんの演技が輝いていた。
『WIXOSS』や『LOST SONG』でも思ったが、主役よりも準主役や重要キャラをやらせると巧いタイプかもしれない。
さとうの叔母役の井上喜久子さん。
『らんま1/2』から活躍しているだけあって、ベテランらしく味のある演技でサイコパスを演じていたのが印象的だ。
難しいキャラの「三星太陽」を演じた花江夏樹氏も好演だった。

ゆえに総じて高評価とする。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 62
ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

コドモのセカイ

【視聴完了して改稿】*誤字訂正

特別なひととの「ハッピーな」甘い生活を守ろうと奮闘する女子高生。


{netabare}どう見ても猟奇的な生活を「シュガーライフ」と称するのは、主人公と監禁される少女が、虐待の被害者である必然なのだろう。
虐待を受ける子供は、「虐待」の事実を否認して、自分は愛されているのだと思い込もうとするものだという。
主人公が楽しげに唱える「ハッピーシュガーライフ」という言葉は、現実の悲惨を「否認」する、虐待被害者の心性を表現している。
決して、サイコパスの「モンスター」性の表現ではない。

現実の事件でも、しばしば、「被害者」に対して「どうして脱出しようとしないのか」「自分ならもっとうまく立ち回る」「被害を受けるのは能力が足りないせいだ」と、被害者へのバッシングが起きることは稀ではない。

だが、危ういバランスで猟奇的な生活を維持する主人公が、障害が立ちふさがるたびに、子供が鉛筆で紙を塗りつぶすように、心が黒く塗りつぶされる描写は、監禁されている少女が決定的な場面で「頭がグルグルする」と思考を続けられなくなる描写とともに、彼女たち虐待被害者の内面がどのようなものであるのか、視聴者に有無を言わせずに突きつけてくる。


友人が、仕事の都合でアメリカの警察で射撃訓練を受講させられたことがあり、話を聞かせてもらったことがある。

通常、銃の操作レバーやボタンは片手で容易に操作できる位置に配置され、アクション映画などでも、いかにも手馴れていることの表現として、指先で素早く軽快に操作する描写が多い。

が、訓練コースでは、両手を使って大げさな動きで操作するメソッドを教えられるという。

強度のストレスに晒された状況下では、人間は、普段は当たり前に行える細かい操作や判断ができなくなるからだ。

銃の撃ち合いと言えばストレス状況の最たるもので、普通であれば子供でも行える簡単な指先の操作ですらできなくなることを、アメリカの警察は豊富な事例から研究し尽くしているという。
したがって、アマチュアに対しては、ストレス下でも行える大げさな動作をあらかじめフォームとして体に覚えこませようとする。


心が「塗りつぶされ」たり、「頭がグルグル」する描写は、彼女たちの心性が異常であったり劣っているという表現ではなく、虐待という強度のストレス下で「正常な」判断が行えなくなったという表現だ。
彼女たちを、異常だ、対応能力がないのだと見下す視点は、自分ならこのようなストレス状況でも的確に判断できる、という思い込みが支えているのだろう。
が、それは撃ち合いになった時に普段通りの操作ができずに撃ち殺されるまでの空想的な自己満足に過ぎない。
撃ち殺される瞬間に自己満足の妄想であったと気づいても手遅れであるように、たとえばブラック企業で過労死するまで「彼女たち」と自分は変わりは無いのだと気づかないのだろう。

「被害者」を攻撃して恥じないのは、同情心やモラルの欠如といった価値観の問題ではなく、相手の状況を考慮する「知力」に欠けている、要するに頭の悪さを露呈している知能の欠陥だ。

自分の知識だけで世界のすべてを知ったような全能感から他人を評価してしまえる「浅知恵」は、言ってみれば子供の属性のようなもので、未知のものを処理する大人の知力が備わっていないことを示している。

こうした、「大人」が見えなくなっている現実が、本作の背景をなしているのだろう。

その表れとして、本作の「背景」には、たとえ繁華街のシーンであってさえ、すべて学生か若者=子供しか描かれていない。
オジサンやオバサンといった「大人」は、モブとしてすら描かれることはない。

生物の本質はDNAを伝えることであり、次世代へDNAを伝えることが成熟ということだが、人間のように社会性の動物においては、自分の子であるかに関わりなく、「子供」を社会の成員=大人に育て上げてこそ「大人」として成熟しているといえる。

その意味では、虐待を止められず育児放棄する主人公や監禁少女の母親も、虐待する「親」も、見ないふりで面倒を避けようとする近所の主婦たちも、すべて「大人」ではない。

主人公に接近する教師やバイト先の店長が、主人公にいいように「処置」されてしまうのも、彼らが「大人」ではない、オトナの皮をかぶったコドモであるからだ。
子供と目線を合わせるのではなく、子供と「対等」に付き合おうとする「大人」は、得てして「自分が」子供と同化したい=大人の責任を放棄したいという欲望にかられたコドモであるという現実を、正確に写し取っている。

「大人」のいない「世界」は、作者や製作者によって切り取られた「現実」か、主人公から見た「世界」に大人が存在しないことを表しているのだろう。

あやうく空想的な子供の「ハッピーシュガーライフ」が何とか維持されていくのは、このように自覚的に「大人」を排除したコドモのセカイを作り上げることに成功しているからだ。


コドモのセカイで「お城」を守ろうと奮闘する主人公だが、コドモのセカイを特徴付ける原則は「交換」であるように見える。

何かを手に入れるためには何かを差し出す。

当たり前だ、と納得しそうになるが、「子供」が何かを手に入れるのに「対価」は必ず必要なものだろうか。
もしも本作を視聴する前に『甘々と稲妻』を視聴していた視聴者ならば、ひょっとするとこの違和を共有してくれるかもしれない。

「子供」性をすりつぶす虐待の経験が、主人公に「交換」の原則を内面化させる。

「お城」を維持するための様々な交渉だけではない。もう一人の被虐待幼女と出会う前、次々と交際相手を取り換える遍歴も、愛情と「引き換え」に肉体関係を提供していたと暗示されている。
「お城」の所有者との出会いにおいても、まず「何もしなくていいの?」と肉体を提供しようとするのは、利益を入手するために対価を提供するという「交換原理」が思考の様式を支配していることを示している。

「交換」に支配され、内面化した思考は、判断や決断をゆがめてゆく。

主人公が「二人のお城」を守るために殺人を重ねる展開に、不快を感じる視聴者も多いかもしれない。
が、ここはコドモのセカイだ。現実の反社会性を根拠に不快を訴えても意味はない。

これらの「殺人」は、刑法上の犯罪として持ち込まれているのではない。
「ハッピーシュガーライフ」の絶対的な幸福の純粋性と「交換」に「差し出さねばならない」ものとして、「絶対性」につりあう「究極的」な「負債」の象徴として持ち込まれている。
究極の「負債」であるのは、「引き換え」に究極の「罰」=「怒られる」が与えられるものであるという、これまた「コドモ」の「交換原則」が根拠づけているからだ。

主人公に確かな「罰」が下されないことに不全感を感じる視聴者は、このコドモの交換原則の圏内にいるのかもしれない。
内田樹が、現代人は「等価交換原理を過剰に内面化している」と10年以上前に喝破したように、こうした主人公の感覚は現実でも共有されているのだろう。

「交換」の絶対化は、〈ゼロ-サム〉の、相手の損は私の得/相手の得は私の損、といった二者択一の判断に傾きがちになる。
そして「内面化」は、損得の「計算」ではなく、「快/不快」の感情として価値判断を誘導する。他人の損は「快」、自分の損は「不快」、と。

主人公の「罰」の不在への「不快」は、主人公が罰を受けないのは「得」をしている=自分が「損」をしている=「不快」、の回路に捉えられているのではないだろうか。


ブッフェ形式のランチを食べに行ったとき、「こっちの方が原価が高いよ」という会話を聞いた。
原価が高い=店の「損」=私の「得」=気持ちいい、の回路が作動しているのだろう。

台風の夜にピザを注文する人がいる。
配達員が特別に苦労する=特別に「損」している=特別な「得」をした=気持ちいい、の回路が作動したのだろう。

どちらにせよ、「得」などどこにもない。
架空の損得に誘導される気分が支配する判断が、現実にも蔓延している。

が、こんな「気分」の無意味さを指摘することができるのも、「現実」の関係性においては「交換」とは無関係に、利益や不利益が生じることがあると知っているからだ。
一方的に与えることもあれば、理由なく消失することもある。

「交換」の明瞭性からすれば、こうした「贈与」や「蕩尽」は不合理で不可解に見えるだろう。
不明瞭の排除として、本作の「コドモのセカイ」の設定がある。
現実世界には存在する児童保護施設のような子供の救済機関の不在が、コドモのセカイを支えている。

そうした救済機関の実効性や運営の仕方に不満の人もいるだろう。
しかし、そうした機関が存在し、子供の救済に従事する大人がいることは確かだ。

(子供に対しては)「無償」で保護を与える大人の不在が、コドモのセカイを支える。

この「コドモのセカイ」によって、虐待によって「交換」のみが行動原理となった少女の物語を、より鮮明に描き出し得ているといえるだろう。
そして、この「セカイ」は、交換の内面化において、現実と地続きであると示してもいる。

終幕で、新たな「お城」を目指して旅立とうとする主人公と監禁幼女は、置き忘れた指輪のために脱出を果たし得ない。
「交換」に貫かれた主人公の行動が、「かけがえのない」指輪=「交換」できないもののために頓挫する展開は、ついに「交換」の向こうへ、「セカイ」の拘束の向こうへの視線を獲得した希望なのだろうか。

追い詰められ、屋上から飛び降りる二人は、死において「愛」が成就するロマン主義の純愛をなぞったように見える。

心中や殉死に愛の超越性を見るロマン主義は、しかし、土壇場で幼女を救う主人公の自己犠牲によって、絶対的な犠牲と「引き換え」に絶対的な愛を差し出す「交換」の現代性に敗れ去ったようだ。

ラストで、他者を拒絶して主人公との「愛」に閉じこもる監禁幼女は、このセカイの交換原理を受け入れ、超越の契機は閉ざされたように思える。
主人公の生命という絶対性は、幼女を解放する「ギフト」ではなく、絶対の愛を「引き換えに」捧げる、交換媒体にしかならなかったのだろうか。

絶対的な犠牲と「引き換え」に絶対的な「愛」を応答させて自己という球体に引きこもる幼女は、相手を絶対的に受け入れる「引き換え」に相手の全存在を収奪する主人公の叔母の陰画のようだ。


無償で与えられる何ものかが存在する「現実」を慎重に作り替える「コドモのセカイ」が、「与えられるもの」が奪い取られた虐待を強力に浮かび上がらせる。

コドモの「ハッピーシュガーライフ」」を理想郷とみなして肯定しまうのも、登場キャラは「異常者」だと断罪してしまうことも、「大人」からかけ離れた「浅知恵」になってしまうようだ。

モブにすら大人のいないセカイでは、警察官もまた子供じみて、形式的につじつまが合えば明らかに不審のある住居を捜索することをしない。
自分が「怒られない」形式が整っていれば明白な異常を見逃す職業人が、必ずしも空想的には見えない現実が、このコドモのセカイを一蹴できない救われなさを支えているようだ。

このもどかしさを、もどかしさのまま引き受けることが大人なのだろうと思うと、なんとも切ない。{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 14
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

満面の笑みで胸糞を楽しむ

1話感想{netabare}
ミザリーというか…ストックホルム症候群的な話なんだろうか。
シオが事実を知ってからどうなるかが気になるがずっと後になりそう、ってよりもそこまでやってくれるんか?

にしてもやっぱこういう作品も生まれるよなぁ、ってのも思ったり。
今期先に放送始まった“すのはら荘~”見てると「そのうちヒゲ生えたり声変わりして「こんなのアキちゃんじゃない」と管理人が狂気に走らないかのう?」とついつい思ってしまったり。
さすがにそれは天邪鬼すぎだろー、逆張りしすぎだろーとあんま考えないようにしてはいるけどね。
けどやっぱそっち方面を望む声ってのはあって、それが形になった、みたいな。
“からかい上手の~”を見て「西片もうちょい突っ撥ねても良いのに」と思ってたら“あっくんとカノジョ”が始まった時と似た感覚(こっちは極端過ぎていや待てって感じだけど)。
ネタ被りとは違う…カウンターというか、アナザーアンサーとでも言えば良いのか?
もうね、放送してるアニメの作品数多いからこういった補完する・対極に位置するような作品もバンバン出てくるのは…良い事なのかなぁ?
ってことで“すのはら荘”と並行して見ると楽しさが増すかも、これ単体でも結構面白いけど。

追記
この作品を棚に入れる際アニコレ側から「こんな作品もおすすめにゅ」と紹介されたのがシャッフルとギフトと未来日記。
ええい、3つ目はスクールデイズじゃないのかい!
ってよりもこれってどうやって判定してるんだか未だに不明、結局この作品はソレ系なのかい?{/netabare}

2話感想{netabare}
やっべ、面白い。
“表向きの顔”を演じてる最中の他の人の表情の僅かな違いを読み取ろうとしたり、女あるある過ぎて、もう…うひっ。
愛とか言ってるけどOPで暗示されてるように現状サトウはお人形遊びしてるのと大差無く(理想の像を相手に押し付けてるだけ)、更にはシオは演技してるんじゃないか?と確かめる辺りなんて、もう…ウヒヒ。
ってかあれはシオが演じきったってことでいいのかな?理想像を裏切るとヤバいと本能的に悟って。
サトウは疑心暗鬼に囚われるというか、深淵を覗いたら覗き返されてた方向(いわゆる自爆)でもいいけど、シオはシオでなーんかありそうよね?
いくら幼いからといってずっと部屋に閉じ込められてることに疑問抱いてないし。
ってか出てくるキャラがみんなキの字で、近所に頭を狂わす電波発する隕石でも落ちたんじゃないか?と思わせるくらい(誉めてる)。
同じ感じでキの字博覧会になってた“魔法少女サイト”も、これを見て思い返すと女臭さが全然無かったと思い知らされる。
あの、その…同期に放送してる“殺戮の天使”よりよっぽどコワイ(誉めてる)。

この作品は下卑た笑み浮かべてニヤニヤしながら視聴する(誉めてる)のが正解な気がする。{/netabare}

6話までの感想{netabare}
サトウは、ぼんやりプチトマト眺めてるのを目ざとく気付いたり、バイト先ロッカー内のネクタイとピンの配置がズレてることに気付くとか、深入りされたくない相手を脅すのではなく気持ちいい思いをさせて阻止するとか。
女ってこええええ、ってのを非常に良く描けてると思う、ウヒィーッ。
シオはシオで、5話で咄嗟に嘘を吐いたのは頭で考えてってよりも本能的に・反射的にやったことなのかな。
なんか段々とシオが魔性の女に思えて来た…。
やっぱこれ、ご近所に毒電波発する隕石転がってるんじゃないか?w
相変らず面白いんだけど、ちょーっと陰りが見えて来たかも?いやそれでも面白いんですけどね。
嫌いな人はトコトン嫌いだろうなぁってのは分かった上で、じゃあなんで自分は好きなんだろうって考えてみた。
単に頭のおかしい人が出るだけなら「フーン」って感じで何とも思わない。
一方でこの作品見てる時のように下卑た表情で「ウヒヒ」と言いながら見てた作品は…あ、最近だと“URAHARA”の7・8話の時がそうだったわ(あれはもはやエロス)。
じゃあそれとこれとで共通点を探ってみると…こんな感じかな?

・「守りたいもの・大事にしてるもの(A)」があって、それが脅かされる・破壊される・もしくは異常に執着するが故にキの字になる。
・肝心の(A)が共感できる。

要はどこかに「あーその気持ちわかるわー」って思える…これ書くことで異常者に思われても困るんだけど、悪い言い方しちゃえば「自分にもそういう側面がある」って方向の狂気に対して見ててウキウキするっぽい。
まぁ深淵を覗く系は大好きですんで、ええ。
「結局共感できるかどうかだけじゃん」ってありきたりな結論になっちゃったけど、これ結構大事じゃないかなぁ?
また比較で挙げて恐縮だけど、同期放送作品で同じ感じでキの字博覧会をしてる“殺戮の天使”がホント退屈で…あっちは全っ然共感できない。
なんで共感できないんだろうって考えたら(A)が無いんだよね、あっちは。

で、陰りが見えてきたかも?って思ったのは、回が進むたびに変態キャラ増えてるけど(A)持ちはそんなに居ないような?
虐待されたとかのトラウマ持ちは(A)に固執する理由としてあった方がいいけど、(A)無しでただトラウマ持ちで頭オカシイだけなのは自分にはイマイチ。


ところで、先入観ってのは恐ろしいもので、総監督の草川啓造って「どっかで見たことあるなぁ」って程度で、作風もあっててっきり“シャッフル”や“GIFT”の人だと思い込んでて…実際は全然違ってたー!!
そっちは鈴木雅詞で、今期は“ロードオブヴァーミリオン”やってる方でした。
じゃあ草川啓造って何で見たんだっけ?って思ったら、ああ、“リリカルなのは”の人でした、あとは“ロウきゅーぶ”が有名?
…。
あれか、ロリっ娘なら任せろオラァァン!って人なんかね。
しっかしちゃんとスタッフ確認しないとアカンですね、アニコレで感想書いてなかったら勘違いしたまんまでしたよ。{/netabare}

最終回まで見て{netabare}
今期一番面白かった。
…が、表立って人には薦めにくい作品、あれー?前期の“ラストピリオド”に引き続き、どうにも語るのを憚る作品が続くなぁ…。
ぶっちゃけ言っちゃえば「頭のおかしい美少女を眺めてニヤニヤする下卑た趣味」を、余計な装飾しないでそのまんま下卑たモノとして描いた作品。
これが下手に気取って・着飾って高尚ぶり出すと自分は一気に冷めるので、最後の最後までヘンタイをやり通したのは感動すら覚える。
(これを書くに当たり「下卑た趣味を装飾して高尚ぶってる」某作品のタイトルを書き直しておきました)

「なにかやるんだったらリスクは承知するべき」ってのはどうしても自分は思ってて、しかもそれが人道に背くことなら尚更で。
この作品は狂人ばっか出るけど、基本これを踏まえてるのに好感を覚える。
顕著な例では北埋川先生のサトウに対する「自分以外の人間と秘密の共有するのが許せん→破滅する姿が見たい→警察に通報」って感情は全然共感できないけど、「それにより自分もタダでは済まない」と覚悟を決めてたのは非常に共感できる。
(一方でこれはTVアニメとしてしょうがないんだろうけど、エレクチオンして然るべきところをヨダレで婉曲表現してるのはどうなんかな、仕方ないんだけどさ)

そして自分的に最もタマランかったのは、サトウは秘密を隠すために普段から周囲に気を張ってて(頭が良いというのもあるが)、何か変化は無いか・悟られてはいないかと他人の顔色を伺うシーンがちょくちょくあるんですよね。
いやね、聡い美少女から「ふーん、それ本当ー?」と瞳を覗き込まれるようなことをされたら…ああもうっ、ああもうっ(北埋川先生が興奮してるのと同じ感じで)。
友人はそんなことされたらブン殴るかも知れんと言ってましたが、自分はエレクチオンしながらもんどりうつかも知れん。
これは…コンテ書いた人の手柄になるのか?いい趣味していらっしゃる。
で、そういう「探り」に対してシオはシオでナチュラルに演技(無意識な演技)をしてて──トラウマ故か無意識のうちにサトウにとって都合の悪いことは考えようにしてて──いつ機嫌を損ねる真似をしやしないかヒヤッヒヤでした。
後半とうとう隠しきれなくなって秘密を共有することになるけど、タイミング間違えてたら殺されてたんじゃないかな。
他の作品でも何度か書いてる「殺して剥製にして額縁に入れて飾っておけば満足」ってタイプだったので…途中までのサトウは。
それに耐えかねてシオが「お人形じゃない」って言ったときは、まぁそう言われるわなぁと強く共感したもんです。

最終回の飛び降りのシーン、高飛びが成功してたら「あったであろう未来」が背景に流れた時は涙出ましたわ、切ないのう。
決して許されてはいけない奴だったけど…ってか、元々高飛び失敗したのは指輪を忘れて取りに戻ったせいで、じゃあ何で指輪忘れたかといえば偽装のためにショウコの死体に制服着させる時に邪魔だったので外したからで…ああこれ、ショウコの呪いじゃね?
単に耳目を集めるためにセンセーショナルに殺されたんじゃなくて、ちゃんと意味はあったんじゃないかなーと思うと良く出来てるんじゃないかな。

そして最後、病室のシオ…シロッコに連れてかれたカミーユやーんw
「彗星かな?」って言い出したらどうしようかと思ったけどそうじゃなくてひと安心。
サトウをグッサリ心に刻み込まれてキチ化エンドだったけど、サトウ的にはそれが真の愛だったってことだろう。

最後の最後まで救いの無いドス黒い話だったけど、徹底しててある意味爽快でした。
けどなー、冒頭にも書いたとおり人には薦めにくい、ヘンタイ嗜好の作品です。
今期一番面白かったけど、万が一これが一番売れた作品になったりしたら、それはそれでイヤ~な気持ちになるでしょう。{/netabare}

追記{netabare}
あ、思い出したのでちと追記
“殺戮の~”ばっかり比較で槍玉に挙げてしまって恐縮だけど、あれとこっちでは何が違ったのだろう?ってのはずっと考えてまして。
と思ってたら別の作品がポンと思い浮かびました。
“ウィクロス”…の特にあきらっきー、あれは自分ダメでした。
「やりたいことのために人の迷惑顧みない」ってのは共通してるのだけど、自分に不都合が降りかかると「他人のせい」にしてばっかで…。
↑で書いたのと共通してしまうけど、「不都合起きることも覚悟した上でやってるんじゃないのかい」「自分棚に上げてよく言うわ」と不快感のが先に来てしまう。
(当然あきらっきーはそういうキャラとして描いてたんだろうけど)
でもってシュガーライフは覚悟してる、不都合が起きても自分が撒いた種と承知してる。
指輪を忘れて取りに戻ったせいで高飛び失敗&心中する羽目になっても「おのれショウコめー!」なんてことは言わない。
それどころか目的達成のためなら泥水を啜る覚悟まで決めてて…同僚としたくもないキスしたり嫌いなおばさんに頭下げたり。
ただキチだサイコだ言ってもそこら辺の線引きはしっかりしてて、それが不快感なく楽しく見れた部分なんじゃないかなー、と思ったり。
単純に「異常行動させればサイコが描けてる」と思ってるような浅薄なクリエイター…は居ないとは思いたいけど、そこら辺もちっと注意して描いてもらいたいところ、ね、ヴァーミリオン。
普通の中に潜む深淵だからこそサイコなんじゃねーのん?と。{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15

84.7 4 百合アニメランキング4位
ゆるゆり(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (2501)
12112人が棚に入れました
旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続 ける4人組。それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリー。

声優・キャラクター
三上枝織、大坪由佳、津田美波、大久保瑠美、藤田咲、豊崎愛生、加藤英美里、三森すずこ、竹達彩奈
ネタバレ

あずき さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ギャグと日常と百合

<総評>
この作品は、タイトルからもなんとなく分かるように一言でいうとギャグテイストの日常系百合作品で、その面白さは大きく三つに分けて捉えることができる。一つ目は、ギャグアニメとしての面白さ、二つ目は日常系としての面白さ、そして最後に百合物としての面白さである(そのまんま)。

まず「ゆるゆり」をギャグアニメとして観た場合、面白さの基準は無論どれだけ笑えたかになるわけだが、その意味で個人的に貢献度が高かったと思うのはあかりと千歳である。あかりに関しては「主人公なのに影が薄い」というネタ、千歳に関しては京子×綾乃の妄想ネタで終始自分を笑わせ続けてくれた。
もちろん、どちらも何度も繰り返し出てくるネタなので、途中からマンネリ化するにはする。マンネリ化、つまりは視聴者が映像の途中で、ある程度どういうネタが来るかを予想できる、という状態になるわけだが、しかしこの作品はその都度映像上、展開上の工夫で視聴者の予想をうまいこと裏切ってくれるので、マンネリになっても永遠にそのネタに飽きることがない。具体的には、映像面で言うと、{netabare} 3話の冒頭での、教室でモノローグ中のあかりを捉えていたはずのカメラがいつの間に廊下を走る京子を捉えているところとか、8話Bパートでの、いつの間に京子と綾乃を捉えるカメラの映像が千歳の主観映像になっていて、眼鏡がすっとはずされてそのまま妄想に入るところとか。{/netabare} 展開面で言うと、{netabare} 五話の終わりであかりがちなつに強引にキスを迫られたのちにおいてけぼりにされるところとか、八話で千歳の双子の妹千鶴が出てきて以降の、双子タッグでの鼻血、よだれの出し合いとか.{/netabare}
あるいはネタのもう一つの見せ方として、その視聴者の予想を利用して、予想できるところをあえて省くことで、それらをよりハイコンテキストなネタに昇華させるというパターンがある。ハイコンテキストなネタというのは、「視聴者が自らその省かれた部分に気づく、その体験の過程で笑いを生じさせているネタ」であり、もっとざっくり言えば観ていて「あ、そういうことね(笑)」となるネタのことである.具体的には、{netabare} 3話冒頭で、京子が結衣に「忘れそうなものは手に書くといいよ」と言われて、自分の手に「あかりちゃん」と書くところとか、10話Bパートで、綾乃に大根をあーんする京子を見て画面端で鼻血が味噌汁の上に垂れてるとか。{/netabare}
これら大きく分けて二種類のネタが、様々な形をとって、テンポよく、多い時で10秒に一回くらいのペースで入れられているこの作品は、ギャグアニメとしては十分満足度の高い作品と言えるだろう。

しかし、安定して笑いを提供してくれる「ゆるゆり」ではあるが、それでも笑いどころが少ない回というのもある。具体的には9、10、12話あたりだが、でも大丈夫。そういうときは日常系としての「ゆるゆり」を楽しめばいいからだ。

ということで日常系としての「ゆるゆり」についてだが、ここでは日常系とは「おなじみのキャラが、いつも通りの日常を過ごしている様をみることで、癒しを得ることができる作品」であると定義する。重要なのは、日常系を見る目的は癒しを得ることであって、視聴者の予想を裏切ったり、理解するのに頭を使うようなハイコンテキストな表現を使ったりすることは求められていないということだ。雑な言い方をすれば「頭使わずに見れるアニメこそ日常系」というわけである。
そしてここで思い出してほしいのが、上に書いた“ギャグアニメ”における笑いがどういうものだったかということについて。それは視聴者の予想を裏切ること、またあえて途中を省くき、視聴者が省かれたものについて考え、それが何か気づくことで生まれる笑いだった。
ここから分かるのはギャグアニメとしての面白さと日常系としての面白さは反比例の関係にあるという事実である。つまり、ギャグアニメとしての面白さにかける回は、日常系と割り切れば楽しむことができる、キャラクター同士のマンネリの域をでないやりとりに癒しを覚えることができるのだ。
ただここで問題となるのが、その回を視聴者が初見で日常系として観れるか、ということである。言い換えれば、9、10、12話の冒頭に、「この回は日常系として楽しんでください」というようなメッセージが組み込まれているかということだが、その答えは否である。加えて「ゆるゆり」の場合、8話までがギャグアニメとして優秀なだけに、9、10話を同じようにギャグを期待して見てしまう視聴者が大半だろう。その結果抱かれるのは「(ギャグアニメとして)つまらない」という感想だ。
よってまとめると、「ゆるゆり」には確かに日常系としての面白さは十分にあるが、そもそもの“日常系として見てもらうための誘導”が少なく、その面白さを享受しづらい作品になっている、ということになる。
ここで“日常系として見てもらうための誘導”という言葉について補足しておくと、それを効果的に使っているのがあの伝説的日常アニメ、「らき☆すた」である。「らき☆すた」では確信犯的に冗長な画面を作ることで、視聴者の意識をいい意味で引き付けず、マンネリをマンネリとして受け入れさせることに成功している。タイトルコールをはじめ、毎回かなり挑戦的なカメラワークを導入している「ゆるゆり」なので、やろうと思えば「らき☆すた」のような映像を作れたろうにと思えてしまう分少し残念である。

最後に百合物としての「ゆるゆり」の面白さについて。百合はギャグとも日常系とも共存できる要素なので、これまでの議論は忘れてもらって大丈夫である。
百合物の面白さは、ひとえにキャラ同士の関係性の魅力に帰結する。この作品には様々な百合カップルが存在するが、その中でも一番魅力的に描かれていると感じたのは、京子-結衣ペアである。
まずこのペアの魅力に落ちるのが{netabare} 3話のBパート。結衣の家にお泊りする京子の、ふざけたおしてる普段とのギャップがぐっとくる。続いて11話のAパート。幼少期の京子と結衣の関係性が描かれ、昔は真逆の立場だったことが分かり、積み上げた年月の長さにしみじみとする。最後に11話のラスト。結衣が千夏と一緒にごらく部を作ったときのことを思い出すシーンで、結衣が一緒にやると言ってくれて心底嬉しそうな顔を見せる京子の、その一瞬の表情から「ほんとに結衣のことが好きなんだな」ということを想わされ、またその後の結衣の「お前のくれる楽しいが好きなんだよ」で結衣→京子の想いも分かる。完璧である。{/netabare} 各シーンの詳しい流れや演出の妙については下のぜひ<各話感想>を見てほしい。
こんなに魅力的なペアがいる作品が、百合物として面白くないわけがない。ということで「ゆるゆり」は百合物としても十分満足のいく作品といえる

ここまでギャグアニメとして、日常系として、そして百合物としての「ゆるゆり」についてそれぞれ語ってきた。日常系としてはやや惜しいところが見えたものの、その他の部分ではとても高いクオリティの出来となっており、この作品は、総合して間違いなく神アニメと認定できるだろう。
楽しい時間をありがとう。二期も期待しています。

<各話感想>
{netabare}
一話「中学デビュー」
まずは学園もののお約束、主人公の入学式の朝のシーンから。しかしいきなり画面いっぱいに表れる「ピンポン」の文字の嵐でその趣はすぐに崩れる。早速のテンプレはずしは好印象。お決まりの主人公らしいモノローグから、小学生の格好で玄関を飛び出すというところで初笑い。慌てて戻るあかりを待つ間、友達二人は赤座家を散策。パンツネタでお調子者の京子と突っ込み役の結衣、という紹介を済ませた後、京子があかりの姉の部屋をのぞくとそこには大量の妹の写真とパンツが…。物語のはじまりからいきなり不穏な空気が流れる。教室での自己紹介時にてさっそくサブキャラを紹介しつつ、話題はすぐにごらく部へ。場面はごらく部の部室に移るが、その看板には茶道部の文字が…。再び集った最初の三人。茶道部の看板含め、ごらく部の紹介が入ったのち、しかしあかりは「中学生になったんだから、もっと刺激が欲しい」とその活動に不満な様子。刺激的なものと言えば、ということでそこそこの尺を使って高速回転観覧車の話題、恋の話題になるも結局は中学生に夢を見るなという結論に。落ち込むあかりだったが京子の後ろにあるミラクるんの漫画を発見しテンションが上がる。ここで杏子がミラクるんの同人誌を書いていることが判明。そしてタイミングよく、さっきあかりのクラスにいたミラクるん似の生徒が部室の門をたたく。ミラクるん似の生徒、もとい“ちなつ”は茶道目当てに来たそうだが、京子の強引な引き留めと結衣の「守るから」宣言を経て入部することに。なおその際、結衣から「私たち、だらだらしてていいのかな」という作品の根幹にかかわりそうな台詞が。翌日、さっそく部室では案の定京子がちなつに抱き着き、それを結衣が引き離すという予想通りの図が繰り広げられる。そんな中黙ってお茶を飲んでいたあかりは、主人公であるにも関わらず三人から「影が薄い」との指摘を受ける。その後、数分かけて各々が挙げた“あかり改善案”が映像化されて流れる。この映像について、あかりが朝起きるところから始まるあたり冒頭のシーンとの呼応もあってまるで新しいアニメが始まったかのような趣がありつつ、またそこに出てくる要素はどれもごらく部の生徒たちが適当に出した案ということを前提にすることでメタ的な笑いを持たせた映像になっている。無駄に作画コストが高いのも笑える要素。無論どの案も没になり、あかりを慰めるフェーズに入る三人。京子の「特徴がないのが特徴」という究極の台詞が決め手になりあかりは覚醒。ここの豪快に真俯瞰になるカメラワークはあかりがごらく部に来てすぐのところでも使われていたもので、この繰り返し表現であかりの覚醒した様子が際立つが、これはいわゆる「上げて落とす」の「上げる」で、あかりの「それは…」に続く言葉は突然入り込んできた生徒会の生徒に遮られてしまう。やっぱり存在感を発揮できない主人公、というところで締め。
(まとめ)
作画コストがとても高く、これは内容がなくても見れちゃうやつ。事実京子がだらだらと話すところにはらき☆すた的な緩慢さを覚える。キャラ達の奔放な発想を作画と演出であますことなく面白がるという趣の作品か。主人公がぞんざいに扱われているのは個人的に新鮮。

二話「私とあなたと生徒会」
アバンでは前回の最後にあかりの存在感を食った生徒会にスポットが。「なんでいつも二番なのよ…」と頭から血を出しながら苦悶の表情を浮かべるのは生徒会副長、綾乃。一番は前回の展開からお察し、綾乃がいちゃもんをつけていた京子である。京子の天才属性が発覚したのち、綾乃は生徒会らしくごらく部の茶道部室の無断使用について言及。生徒会のもう一人のメンバー千歳の提案で、部室をめぐって勝負することに。勝負と聞いて京子が真っ先に提案したのはお色気勝負。おっさんキャラの徹底ぶりに笑う。意外にもそれに乗っかってきたのは生徒会のもう一人のメンバー千歳。百合物には必須の過激妄想キャラという位置づけか。勝負の内容はテストに落ち着くが、京子は自分が勝った時の報酬として二人の入部を提案。この反応から綾乃のツンデレキャラが確定。舞台は変わって生徒会室、二人が引き続き京子の話題を続ける中、一話であかりのクラスにいた生徒二人(櫻子、向日葵)がその門をたたく。腕章をつけているのを見るに二人も役員らしい。書類整理を任される二人だったが、なんやかんやあってごらく部のみんなも手伝うことに。そうとは知らず京子を探して学校中を歩き回る綾乃と千歳、という構図。作業中終始犬猿の仲っぷりを見せていた櫻子と向日葵だったが、櫻子が転びそうになったところで向日葵が助け、百合演出突入。その後体育の授業では再び胸のサイズをめぐる衝突がありつつも、しかしその帰り道、向日葵はラッピングしたクッキーを櫻子に渡す。デレが早すぎるかつ分かりやすすぎて笑う。なお櫻子の鈍感でつり合いがとれている様子。綾乃が風邪で学校を休んだ日、京子の提案で二年生組みんなでお見舞いに行くことに。寝込んでいた綾乃に千歳がその事実を伝えると顔を真っ赤にして「そんなはずないでしょ」とこれでもかというツンデレっぷりを見せる。目の前で繰り広げられるデレの応酬に妄想がとまらない千歳、帰るよと言われ眼鏡を探すが、「私も探すよ」と歩み寄った京子が速攻で眼鏡を踏みつけて割る。このテンポの良さは癖になる。大混乱の二年生組、というところでカメラはごらく部の部室に移り、そこには一人ぼっちでみんなが来るのを待っている主人公、あかりの姿が…。前回の次回予告通り影の薄すぎる主人公で草。
(まとめ)
それまでの百合作品から考えたら信じられないほど早くて雑なデレの応酬が、テンポよさとはっちゃけた作画でギャグに昇華されている。

三話「ウチくる⁉…いくいくっ!」
毎回恒例かと思われたあかりの「はっじまるよ~」でふざけ始めた。三話にて再び教室にいるあかりのモノローグから始まる本編。しかし手前に座るちなつであかりカメラから遮られたところで雲行きは怪しくなり、案の定焦点は次第にあかりがいる教室の前の廊下を横切った京子の方へ…。遠ざかっていくあかりのモノローグの声が笑いを誘う。ダッシュのおかげで遅刻を回避した京子だったが代わりに宿題を忘れる。放課後部室で結衣に「忘れそうなものは掌に書くといい」というアドバイスを受けて掌に「あかりちゃん」と書く。理解に一拍必要とするメタギャグ。
ごらく部らしくだらだらととりとめもない話をしながら時間をつぶす四人。そんなか結衣が突然一人暮らしを始めたことを告白。舞台は結衣の新居に移り、そこに宿題を手伝ってもらおうと京子がやってくる。二人のやり取りの中、京子の発言の絶妙な適当さが癖になる。そこにあかりとちなつも加わって結局いつものごらく部に。食材を買いに行った後、みんでお昼ご飯を料理する。なお一人だけ何もしていない京子にまず笑う。味噌を買いに行くと見せかけてインターフォンに目のドアップの天丼でまた笑う。そこからは主に、ちなつにくっつこうとする京子、それを拒否し、結衣に熱視線を送り続けるちなつ、京子を抑え込む結衣、の三要素くらいで会話がぐるぐると回る(相変わらずあかりの印象薄い)。そんなこんなで時間は過ぎ去り、あかりとちなつを見送りにマンションのエントランスまで下りる結衣。「今日は楽しかったね、また明日」という空気が漂う中、しかし部屋に戻ると案の定京子がまだ残っていて、さらに布団敷いて泊まる気満々、というオチ。
しかしシーンは続き、先ほどのテンポの良いかけあいが打って変わって、ゲームをする二人の会話はぽつりぽつりと真面目トーン。「結衣、結局追い返さなかったんだ」と気づくところでまず萌える。手前にある布団に枕が二つあるところに気づいてまた萌える。ゲームの進行の仕方についての簡単な会話があったあとで、少し間をおいて結衣が「ほんとにとまってくの」と京子に聞く。そしてその次のカット、ゲーム画面をぼんやりと見つめる二人が、一言二言また言葉をかわす。その内容は本当にとりとめのないものだが、ここのかけあいの間の取り方や口調に、二人のこれまで積み重ねてきた関係が凝縮されているのが分かり、ギャグパートとのギャップも相まって完全にやられる。時刻は22時を回り、電気を消して同じ布団に入る二人。布団のにおいをかいで「結衣のにおいがする…」というところまではテンプレだが、そこで「おなかすいた」となるのが京子節。即席ラーメンを食べてから二人は再び布団に戻る。ここからは正真正銘百合パート。京子が結衣に「ほんとに泊めてもらってよかったの」と聞くところは、いつもの京子のふざけ散らかした様子とのギャップで落ちる。続く「結衣は昔から寂しがり屋だからなあ」という京子の台詞で、結衣は家に京子が来る前の自分を思い返す。ここで、この場面の冒頭にあった“一人で本を読む結衣の長回し”が生きてくる。そして最後は、「宿題忘れてたー!」と京子が飛び起きるというオチ。完璧すぎる。翌朝、遅刻しそうになりながらごらく部の四人仲良く走って登校。この締め方、ここまではゆるゆりがどんなアニメかを伝える序章で、キャラ紹介の終わったこれからが本番なのだ、というような期待感を与えてくれている。
(まとめ)
テンポの良いギャグ調の百合としっとりとした百合とのギャップで視聴者を落とす、これがゆるゆりの力か…。その切り替えどころの映像センスも抜群である。これは神アニメですわ

四話「夏の大収穫祭」
またタイトルコールであかりいじり。「カメラさん、大丈夫ですか」でフレームが上下に揺れるところ、氷菓の万人の死角的な面白さがある。案の定挨拶は途中でカット。生徒会室にて、近づいてきた定期試験にやる気を燃やす綾乃だったが、それを見た千歳は「負けてもいいんじゃない」と妄想ワールドに入る。それに対し綾乃は、今回は一度デレを挟んでからつっこみ。綾乃のデレを引き出す要因として千歳は有能。
一緒に登校中のごらく部四人、夏が来たということで話題は七夕。京子は「ちなつとチューしたい」と短冊に書くが、そんなちなつは「結衣先輩とチューしたい」と先に短冊に書いていて、京子の怒りの矛先が結衣に向く。そして結衣がそれに答えちなつの額にキスしたことで京子はまた怒る。後者は結衣に対するデレと見ていいだろう。三人でわちゃわちゃしている中、またまた「そういえば居たな」状態のあかり、短冊には案の定「目立ちたい」と書いていた。その後しばらく風に舞う短冊を使ってシーン変え。定期試験の結果は綾乃が一位。京子の方は「同人誌の締め切りと被った」と散々な点数で、綾乃は「勝負はどうしたのよ」と当然怒るが、京子がここで七夕の話題を出し、「そういえば短冊に書いてあった綾乃が仲良くしたい人って誰なの?」と聞いたことで勝負はうやむやに。短編の詰め合わせと見せかけてつながりがあるのはいいよね。
綾乃の誘いで生徒会+ごらく部で海に。千歳がわざわざ京子と綾乃の前に出て行って妄想のために眼鏡とるの笑う。そしてどこからともなくティッシュが差し出されるまでがテンプレ。アバンで千歳が「海か~」と言ったあとで意味深にティッシュを取る手が映りこんだのはこのための伏線か。水着に着替える際、恥ずかしがる他の面子を見て、綾乃は得意げに上着を脱ぎながら「私みたいに家で水着を着てくれば安心、アンコールワットね」といつものよく考えれば全然係っていないダジャレを。ここ、台詞の前に綾乃の背景がフライングでアンコールワットになっていることで笑いが。千歳がスイカを切り分けたところではまた謎のもう一人ネタが。メンバーは八人のはずなのにスイカは9切れあって、一つ残ったのをしれっとその誰かが取る。その後も何度か画面はじで映り込むもう一人さん。遊び終わって着替えるとき、綾乃はさっき京子に「パンツ忘れたりしてるんでしょ」と言ったにもかかわらず、自分がブラを忘れたことに気づく。「そっちがあったか」と思ったらパンツも忘れているという二段構え。浴衣での花火を楽しんだ後、綾乃が千歳に「今日は千歳のおかげで楽しかった」と感謝するというしっとりシーンに。ここで綾乃の短冊に「成就」の判子が押されるというAパートの演出の反復。続いて「私こそ」と千歳が言ったところで千歳の「豊作祈願」の短冊にも判子が押され、「そういう意味か~」となる笑いが。最後はあかりがまた風に舞う自分の短冊をおっかけるところで締め。
(まとめ)
一話を通して短冊という軸が通っているところに構成の綺麗さを感じる。謎のもう一人ネタは、視聴者がミッケ的な感覚で映像に参加できる要素。10秒に一回くらいの頻度でネタか百合演出が入り全く退屈しない。

五話「あかりとかミンミンゼミがなく頃に」
深夜、京子に呼び出されちょっとそわそわしながら待ち合わせ場所でまっていた綾乃。しかし遅れてきた京子の後ろには千歳と結衣の姿が。そして訳が分からないままバス、電車を乗り継いでついた先は東京ビックサイト、「いや、京子のコミケ手伝い要因だったんかーい」というオチ。テンポよいカット並びの中で東京駅や東京タワーなどのランドマークをしっかり映すあたり映像的に気持ちいい。
というわけで二年生組でコミケ回。同人誌だけでなくコスプレ衣装も作れるというハイスペックさを見せる京子。謎のまるっこいちびキャラのコスチュームを着た千歳が、その頭の蓋をとって腰を振るというサザエさんパロディを見せる。また会場をめぐる際もその恰好のままで、妄想要員である千歳が体張って笑いとる感じ好き。後半は同人活動を楽しむ京子を綾乃が微笑ましく思うというしっとり展開。
夏休みの宿題をしに向日葵の家に来た櫻子。宿題の手伝いをさせるため、櫻子は向日葵の妹を連れてきて人質にとる。しかし向日葵妹は動揺することなく、櫻子に抱えられながら「悪いのは社会のひずみ、私が犠牲になることでみんなが幸せになるなら…」と一人だけスケールの違うことを言って櫻子をビビらせる。こういう癖の強いキャラが使い捨てのように一瞬出ては引っ込むというテンポの良さは癖になる。生徒会選挙の話になり、そういえばと向日葵は櫻子に生徒会に入った理由を聞く。櫻子は「陰でみんなを支えるってかっこよくない?あかりみたいな」と答え(この時点ですでに、「それ主人公の評価としてはどうなんだ…」という笑いはある)、そこからは櫻子によるあかねVSちなつの妄想劇場。あかりは一話で出てきたネタ、お団子髪ロケットをちなつにお見舞いするがあっさり防がれ、さらにちなつにスケスケになる魔法をかけられてしまう。「透明になってお団子もなくなったら、誰だかわからないよ」と嘆くあかり。その通り過ぎて笑う。向日葵が「私も赤座さんみたいにみんなに優しくなりたい」とうまくまとめたところで、櫻子が「じゃあ宿題手伝って」と返し、それに向日葵が「くたばれ」の反復でツッコんだところで締め。
場面は変わってちなつの家。くしゃみしたあかりが「誰かにいっぱい噂されてるのかな」と言うと(実際その通りだったわけだが)、ちなつは「そんな冗談をおいといて」としれっと言外に「影の薄いあかりが人の話題にのぼるわけないでしょ」というディスをいれる。本題は結衣の話で、しばらく、結衣にガチ恋のちなつと何も知らないあかり、という対比が続くが、キスの流れからちなつがあかりに百合を教育する展開に。ここ、急にちなつの口元のかきこみが増えて「おっと、この流れは…」と視聴者に予想させる。逃げ惑うあかりだったがついに玄関先で押し倒され、呼び鈴が何度かなるものの、ちなつはそれを全く意に介する様子もなくいきおいそのままあかりの唇を奪う…。その瞬間にカメラがQ.T.Bで夏空を映すのもなんか草。そしてカメラが地上に戻ると、屈服したあかりに開かれる玄関の戸。その先には結衣と京子二人の姿が。しばらく時が止まったように見つめ合う二人とちなつ。その間に流れるセミの声が笑いを誘う。お取込み中失礼しました、と帰ろうとする二人に、「違うんです結衣せんぱ~い」とちなつが追いすがる中、一人取り残されたあかりは床に転がされたまま絶望の涙を流す…。
(まとめ)
“主人公をないがしろにするネタ”に磨きがかかってきた。お団子髪との合わせ技や、同級生の今んとこ唯一の友達であるちなつに「夏休みは結衣先輩と仲良くなろうと思ってたのに、なんで私はあかりちゃんなんかと…」と言われたり、ちなつが結衣に他の人とキスしているのを見られる、というネタの中で雑に唇を奪われたり。あまりにかわいそうな扱いを受けるあかりだが、でも全員が百合してる世界の中で一人だけノンケなんだから仕方ないよね、うん。

第六話「あーと☆あーたー☆あーちすと」
タイトルコール時、あっかりーんと呼ばれて出てきたのはあかりのお面をつけた京子。そのパターンがあったか。「私の唯一の仕事うばわないでよ」とわたわたするあかりに、京子は「アニメも折り返し地点だし、気分転換したいよね」と“一発芸”と書いたフリップをカメラの前に置く。そしてカメラが切り替わるとそこはごらく部の部室に、という、メタ視点のまま本編突入するというネタ。なお続くメッタメタな顔芸はまじでわけわからん(誉め言葉)。
二年生の教室にて、京子は後輩から絵の上達のコツを聞かれ何かをひらめく。そこからしばらく京子が結衣にラブレターを渡すという純粋百合展開が進み、いつまでたっても結衣のツッコミが入らないのでおかしいと思ってたら京子の紙芝居だったというオチ。その後の結衣をめぐるちなつとの紙芝居対決では、ただただちなつの闇が明らかに。あかりは白目をむいて気絶し、結衣はちなつの紙芝居をとめるためちなつに抱き着くという強引な手にでる。それでも止まらなかったため京子が「ねんどやろうぜ!」とこれまた強引に話題を転換。ここ、いやさすがに突然すぎるだろという京子特有の笑いがある。なお一応芸術の秋ということでつながってはいる。
各々好きなねんどを作りながら、順々にネタを披露。中でもあかりがちなつの作ったもの(モザイク)におののくところ、京子がミラクるんをM字開脚するちなつに作り変え、ちなつが「やめてください!私がM字開脚を見せるのは結衣先輩だけです」というところ好き。前者はあかりの主人公的純粋属性の応用、後者はちなつのやばさの突き抜けの笑い。修学旅行の話が途中から出てくるが、これによって結衣の餃子→餃子→八つ橋という三段落ちや、M字開脚に怒ったちなつがお土産に木刀を頼むというネタが生まれている。M字開脚したちなつは結衣の家に置こう、という流れから結衣の家にいくことに。ここからは結衣の親戚の幼女(まり)とちなつの絡み。話題のM字開脚ちなつはまりの掌の上に。ここ、幼女にそんなもん持たすなというネタであり、かつまりがミラクるん好きという伏線。ちなつを本当のミラクるんだと思ってしまったまりのために、ちなつはついにミラクるんのコスプレをすることに。しかし「魔法出して」と言われて困った挙句ステッキを折り、「魔法使えなくなっちゃった(満面の笑み)」と言い放つ。再びちなつの恐ろしさにおののいた三人は、無理やりにちなつをまりとお散歩に行かせることに。衆人環視に晒されさらにストレスをためながらも、結衣先輩に好かれるためと耐えていたちなつだったが、まりに「(折れたステッキの)代わり」と麩菓子を渡されほっこり。少しは仲良くなれたのかな、と思ったのもつかの間。家に戻り、まりがトイレに行ったところでいつもの腹黒ちなつに戻る。それを見たまりが人生を達観しはじめたところで締め。最後のワンカットはポーズがコマネチに変った粘土ちなつ。
(まとめ)
初めてのごらく部オンリー回。ちなつの黒さがひたすら光った。あとメタいネタが増えた。あと今更だけど各話あらすじもそれぞれのキャラが持ち回りでその回を紹介する形をとっていて面白い。それにしても大久保留美さんと竹達さんの声似てるな。ゆい先輩ゆい先輩言ってるあたり特に()。

7話「クリ済ませり」
いつもあかりいじりを済ませたあと、ごらく部の部室に京子がサンタの格好してやってくる。何を言い出すかと思ったら、生徒会メンバーを交えてのシャッフルクリスマスデート。いつぞやのあかり改善のときに使ったボックスで抽選。それぞれが胸の内で期待と不安をふくらませる中、あかりだけ「私のだけ番号が書いてなかったりしないかな」と全く別の心配をする。
OP明け、最初のカップルはまさかの綾乃と結衣。なじみのない組み合わせに、案の定「気まずい」と胸の内で漏らす二人だったが、個人的にはこういう見たことないカップリングはわくわくする。そこから順々に抽選結果の開示。京子ちなつペア、向日葵櫻子ペアは予想通り。あかり千歳ペアは予想外だが意外に相性がいい様子(お互いノンケだからか…)。その後のシーン回しもそれぞれのペアを順番に。中でも面白いのがミラクるんの映画を見て、意外にも楽しんでいるちなつと何とかボディタッチをしようとする京子のペア。なおこのシーン、京子の奮闘を映すのと同時に、映画の内容も音で伝えるという高度な映像となっており、ミラクるんとライバるん(名前の安直さ好き)のコント調の会話劇が楽しめる。一方依然きまずい空気が流れる綾乃結衣ペアだったが、綾乃が「どうしよう東照宮」とつぶやいて結衣が笑ったとこで、少しだけ希望が見えはじめる(そういえばそんな関係あったな)。
今まで触れてこなかったアイキャッチについて、いままで見た萌えアニメの中で一番凝ってるような気がする。そして今回新たに登場した千歳のアイキャッチに爆笑。こんなにティッシュのイメージつけられる萌えキャラこいつ以外にいないだろうな…
Bパートに入っても、やはり一番関係が進展したのは京子とちなつ。京子はちなつが物欲しそうに見ていたぬいぐるみを覚えていて、ゲームセンターに言った際にクレーンゲームでとってあげる。その後、意を決して「手、つないでもいい」と言った京子に、ちなつは「今日だけは、いいですよ」と返す。一方結局集合時間まで何もしなかった綾乃結衣ペア。結衣がこの企画の発案者、京子への愚痴をこぼすと、綾乃もつられて千歳についての愚痴をこぼす。お互い、癖の強い友達を持ったねと若干の仲間意識の芽生えがありつつ、「私たち、あの子たちがいないと駄目ね」と実感したところで締め。場面は変わって新年の赤座家。あかりがちなつからの年賀状を見てまた白目をむいたところで、カメラはちなつの家へ。ここであかりの姉とちなつの姉が友達という意外な事実が明らかに。ちなつが結衣の年賀状を手に取ったところでカメラは今度は結衣の実家に。結衣とまりのほのぼのとした絡みが見られる。最後はいつも通りごろ寝中の京子。ラストカットは気絶中に親戚たちにあそばれるあかりの図。
(まとめ)
各キャラ、各ペア平等にカットが振られた回。それゆえその一つ一つではあまり進展が見られなかったという印象。ただし京子とちなつは例外で、割にベタな百合展開だったが結構ときめいた。やっぱり自分は百合がそもそも好きなんだと改めて実感。あかりいじりの面白さは健在。

八話「エイプリルフール」
今回のタイトルコールはあかりとちなつで。二人は「二人の出番はここまで」と言われて透明になる。「あっかりーん」が透明になるときの効果音と化してるの草。
新学期を控え、生徒会室にて備品の整理をする綾乃と千歳。その最中、千歳が嘘をつき、京子がそれをあとで指摘するというゲームをする。明らかに嘘と分かる嘘をつき続ける千歳だったが、片づけが終わった後で「嘘をつく、と言ったことが嘘」とネタバラシ。その中で明らかになった「うち、双子やねん」を次のシーンに持ち越し(ほかの嘘も後回収)。場面は変わって、春休みの宿題をしに近所の図書館に来た京子と結衣。二人は本を読む千歳を見つけるが、千歳(?)は京子が何をやっても反応を示さない。二回目に京子が無視されるあたりで、視聴者はその子がくだんの千歳の双子だと察する。綾乃と千歳が図書館に来たところで、正式に双子の妹(千鶴)だったとネタバラシ。
Bパート、メインスポットは無論この千鶴。放課後千歳、綾乃と廊下を歩いている途中で、不意に眼鏡をはずし千歳×綾乃で妄想を始める。いやお前もかい。しかも流すのはよだれ、絶妙に汚い。その対応に追われる綾乃が、「マーライオンみたい」とのんきに笑っている京子につっかかると、その様子を見ていた千歳はすかさず眼鏡をはずして鼻血を出す。これもう収拾つかねえな。図書館での一件以来千鶴は京子のことを真っ向から嫌っている様子だが、京子は「ツンデレ?」と全く真面目に取り合わない。京子のこういうずうずうしさ好き。二人一緒に帰宅した池田姉妹。宝くじと漬物の嘘をさらっと回収したのち、先ほどシーンでの会話にもあったように、千歳の入っているお風呂に千鶴も入ろうとしたところでセクシー下着の嘘回収。この不意打ちは笑う。最後千鶴が千歳のベッドに入ってきてほっこりしたところで締め。ついでに綾乃の家でもちゃっかりお泊り会が開かれており、久々の綾乃×京子萌え。
(まとめ)
二年生+千鶴回。千歳の嘘の仕掛けは面白かった。なので嘘が回収される後半のたたみかけは良かったのだが、前半の嘘を張る下りと図書館での下りは弛緩していた印象。

9話「今年の夏はこわくない」
今回はごらく部雑談回。夏ということで、綾乃と千歳を対象に肝試しをしようと計画するごらく部。おばけ屋敷って本物いるのかな、という話題になったところであかりが「怨念はおんねん、みたいな」と、たぶん今回初めて自分から話に乗っかってくるが激すべりする。
クーラーを求めて、また怪談話をしながら生徒会室へ向かう一行。京子が「ほら、ドアを開けたら亡霊が、みたいなのよくあるじゃん」と生徒会室の戸を引くと、その奥には本当に少女の亡霊が…。慌てて逃げ帰るごらく部、しかし視聴者にはそれが今までようとして姿をみせてこなかった生徒会長だと分かっている(2話で出てきた生徒会の写真にいた)。その後再び会長一人になった生徒会室に、ぼろぼろの白衣を着た先生が来る。仕事のことを聞きにきた綾乃との会話にて、会長が声がめちゃくちゃ小さいキャラと判明、その声を唯一聞き取れるのが西垣先生、ということらしい。校長に追い出されたとかで生徒会室で何やら危ない実験を始める。逃げる途中で転んで離脱したあかりを探して生徒会室に戻ってきたごらく部。扉の前で綾乃、千歳と再会したところで中から爆風が。先生と綾乃に介抱される会長を見てごらく部の誤解は解ける。そして千歳の口から、会長が去年の夏の海旅行の際にも来ていたことが判明。あのときの謎のもう一人は会長だったと。あかりに影薄いキャラの強力なライバル登場である。最後はさっきまでごらく部にいたあかりは生霊だった、という怪談オチ。「怨念はおんねん」がまさか伏線とは。
(まとめ)
らき☆すた的緩慢さが如実に表れた回。笑いを求めてみると少々退屈。らき☆すたがあれで許されているのは、映像のあまりの冗長さに作り手の確信犯的な意図が感じられるからではなかろうか。それと比べると、ゆるゆりに見られる緩慢さは中途半端という印象を受ける。

10話「修学旅行というが、私たちは一体何を学び修めたのだろう」
タイトルコールにて一年生組の出番終了。京都に向かうバスで京子がリバース。大量に持ってきたライオンの巾着袋がさっそく役に立つ。二年生組で集合して京都観光。笑いどころとしては千歳の鼻血ネタ。結衣が大浴場で失血死しそうになる千歳を想像したり、夕飯のシーンで京子が綾乃に大根をあーんするとき画面はじで千歳の鼻血が味噌汁の上に垂れたり。なお夕飯を食べ過ぎて京子が再びリバースする際にはまたライオンの巾着袋のイメージが挿入される。枕投げのシーンで綾乃が「男言葉禁止!」というルールを追加したときにもじもじしている結衣可愛い。最後は枕投げで出た汗を流すためにまた大浴場に。修学旅行中に「こんな日々がずっと続けばいいなあ」と言うボケを投げる京子だったが、「いまだけはいい気分だから」とみんなツッコまずにしみじみと空を見上げる。
(まとめ)
修学旅行という非日常の中で繰り広げられるのは、いつも通りのマンネリ。今回も笑いどころとしては少なかったが、いつも以上にはっちゃけている京子を見ているのは楽しいし、京子の一挙一動に顔を赤らめてツンデレを発動する綾乃は可愛いしとオタクはそれだけで満足。

11話「わたしたちのごらく部」
まさかのタイトルコールなし。あかり、京子、結衣のおさななじみ組の過去シーンから。これまたまさかだが、昔は結衣が元気っこで京子は泣き虫っこだったことが判明。
部室で結衣の持ってきたアルバムを見るごらく部四人。京子がその中の一枚を指して「このときは喧嘩したんだよな」と言うところから回想スタート。幼女姿のあかり、京子、結衣が公園で何して遊ぼうかと話していると、ちょっと待ちなさいよともう一人の幼女が割って入ってくる。その声の主はまさかのちなつ。そこから三人対ちなつで公園の争奪戦が始まる。タッチしたら菌が移るとか、地球が何回回った日とか、台詞の節々に幼女みが感じられるのが可愛い。特にちなつと結衣で悪口を言い合い、ついに殴り合いに発展かと思いきや互いの鼻をつまみ合う、というところ、意外性とあるあるが相まってとても微笑ましい。各キャラについては、泣き虫京子には今とのギャップが効いた可愛さがある一方、男勝りな結衣は、一見今とは正反対という印象を受けるが、前回の枕投げの際に女言葉を恥ずかしがっていたのが記憶に新しく、口調だけは昔から変わっていないんだなと分かちじーんとくる。あかりも昔から一人だけテンションのずれたことを言って周りを引かせていた様子。ちなつに関してはいわずもがな。回想が終わり、「許せません、その悪ガキ」とちなつが怒るとこまでがテンプレ。あかりだけが写真の奥に移るちなつに気づき、アルバムを閉じると同時に悲しい真実にそっと蓋をする…。
部室でだらだらとくつろぐ京子を見て、昔の方がよかったと口をそろえて言う三人。それに腹を立てて相変わらず訳の分からない捨て台詞を吐いて部屋を出ていった京子だったが、翌日、再びごらく部の部室に来た京子の様子は一変していた。まるで別人のように清楚で知的な雰囲気をまとった京子。なにやら難しそうな本を開いて「フェルマーの最終定理、奥が深いなあ」とつぶやく(とりあえずフェルマーとか言っておけば頭よく見えるだろという発想が安直すぎて笑う)。ドン引きする三人が京子の後ろに回ると、その後頭部にはでっかなたんこぶがあり、ここで京子がおかしくなった原因は階段で転んで頭を打ったからと判明。どうすべきか悩んだ末とりあえず生徒会室に京子を連れていく三人。綾乃が京子の豹変ぶりに動揺する中、結衣は千歳から「叩いたら治る」とハリセンととんかちとバーベルを授けられる(ここ、「いやこれで叩いたら死ぬだろ」という笑い)。部室に戻り、「京子ちゃんは私たちの中心にいてくれなきゃ!」と思いを伝えるあかりだったが、京子に「私はあかりちゃんに中心にいて引っ張っていってほしい」と言われて気持ちが揺らぐ。いや草。そういえば、とごらく部が茶道部の部室を無断使用していることを問題に思い始めた京子。どうするべきか考えなきゃね、と不穏なことを言い出す。その後は、いつもと違う京子に他メンバーがコレジャナイ感を露わにしていくパート。中でもあかりが「(いつもみたいにないがしろにされないと)影が薄いっていう役割もなくなっちゃうみたいで」と危機感を覚えるところ笑う。そんなツッコミどころはありつつも、映像はだんだんとしんみりとした空気を帯びていき、そして最後には京子がついにごらく部を廃部にすると言い出すというこれ以上ないシリアス展開に。茶道部の部室を無断使用しそもそもの活動実態もない、そんな部活があってはいけないと言う京子。それを聞いて、結衣は京子と一緒にごらく部を立ち上げたときのことを思い返す。ここの回想のときの、結衣に「しょうがないなあ京子は」と言われたときに見せる京子の笑顔好き。結衣にそういわれて一瞬心の底から嬉しそうな表情をした後、いつものような無邪気な笑顔になる。神演技。そんな京子のことを思い、廃部なんてやだ、戻ってよ京子と結衣は泣きつく。ここの結衣の「お前がくれる楽しいが好きだったんだ」という台詞が染みる。好きは好きでも、あなたと一緒に過ごす楽しい時間が好き。友達でも百合でもない、“ゆるゆり”という関係性の一つの答えがここにあるという気がした。そんな結衣を見て、あかりとちなつも京子に戻ってきてほしいという気持ちをぶつける。最後に結衣が「そういうわけだから」と言ったところでシーンが切れ、視聴者としては「ついにあれを使うのか…」というお察し状態。日が変わって、一話と同じようにごらく部の部室に綾乃と千歳が乗り込んでくると、京子は「お、勝負か!」といつも通りの反応を見せる。あれ、無事もとに戻ったんだと思いきや、カメラがその背後に回るとたんこぶが二つに増えている、というオチ。知ってた。一件落着のムードが流れる中、いままでいなかったあかりが「あっかりーん」の掛け声とともに勢いよく飛び出してきて机の上に乗る。その明らかにイッてしまっている目をみて、お前もかよ、というツッコミと、やっぱり主人公の扱いが雑過ぎる、という笑いが入ったところで締め。
(まとめ)
過去回想あり、廃部の危機ありと最終回っぽい一話。いままでで一番のシリアスだったが、笑えるところも十分にあった。ここぞとばかりに気合の入った作画も、かなり効果的に働いてくれていたと思う。

12話「みんなでポカポカ合宿へ」
最終回も変わらずないがしろにされるあかり。タイトルコールの役割さえも幼女のまりちゃんにとられる。本日は6話の時点で予定していた合宿回。京子の持ってきた着ぐるみパジャマを着たり、生徒会組と退学をかけて勝負したり、ドラム缶のお風呂に入ったり、チョコを食べてキス魔と化した千歳をとめたり、早朝あかりが自分の身を挺してみんなを爆発から守ったりといつも通りのテンションではちゃめちゃな一日を過ごしたごらく部であった
(まとめ)
前回の最終回っぽい回を受けての日常回。日常系はやっぱりこういう終わり方がいいよね。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ゆるゆり さん☆ハイ!放送開始記念 第12話「みんなでポカポカ合宿へ」視聴。

笑われればいいと思うよ。

旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続ける4人組。
それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。
愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリー。

第1話「中学デビュー!」
えへへ、みんなこんにちは。
『ゆるゆり』主人公の赤座あかりだよ!
この春、あかりは中学生になりました! わ~い♪
新しい環境に胸がドキドキのあかりを迎えてくれたのは、幼なじみの京子ちゃんと結衣ちゃん。
あかりは、そんな二人が作ったごらく部に入部したんだけど、そこに思いもかけない子が現れたの。
あ、あなたはまさか……!?
さあ、あかりと愉快な仲間たちのゆるゆるっとした日常が、はっじまるよ~!

第2話「私とあなたと生徒会♥」
ちぇすとー!
おいどんがごらく部部長、歳納京子でごわす!
てへっ、なんちって★(パチンッ←ウインク)
いやあ、せっかくのアニメ化なんだし、ここはバッチリとキャラを作っておかないとね!(よけいなことせんでいい。 by結衣)
さあ、2話からは急展開だぞ。
学園を影から支配する生徒会がついに動き出しちゃったからね。
よーし、学園アニメらしく生徒会と戦うぞ!
結衣とあかりは私についてこい!
そしてちなつちゃんは、私の胸に飛び込んでこーい!

ゆるゆり vol.1(Blu-ray Disc)
映像特典
•番組宣伝ご当地SPOT(計4種)
TV TOKYO(ごらく部)15秒 ver.、30秒 ver.
TV OSAKA(綾乃&千歳)15秒 ver.、30秒 ver.
•BD&DVD宣伝SPOT 「やかまCM」
•未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン

第3話「ウチくる!? …いくいくっ!」
どうも、船見結衣です。
ところで、これを初めて見る人に言っておくけど、2話のあらすじは嘘八百だから信用しなくていいよ。
それにしても、あかりやちなつちゃんといった後輩ができたのに、今日も宿題を忘れてきたりして、京子は全然成長しないな。
まあ、せっかくの日曜だし、京子のことは忘れてのんびりとするかな……って、なんでおまえがうちにいる!?
やれやれ、あかりにちなつちゃんも加わって、どんな日曜になることやら。

第4話「夏の大収穫祭」
結衣先輩だいだいだ~い好きな吉川ちなつです。
きゃっ、私ったらこんなこと大声で言っちゃって恥ずかしい~!
さて、期末テストも終わって夏休みなんだけど……はあ、学校がお休みだと結衣先輩に会えなくて寂しいなあ……。
もう、夏なんてつまんない!って思ってたら、なんと結衣先輩からお誘いが!
きゃ~ん、嬉しいよ~。
昼は海で泳いで夜は花火がしたいです!
結衣先輩の水着……!
結衣先輩の浴衣……!
よっしゃあ、夏最高!

ゆるゆり vol.2(Blu-ray Disc)
映像特典
•番組宣伝ご当地SPOT(計4種)
TV AICHI (あかり&ちなつ)15秒 ver.、30秒 ver.
TV SETOUCHI (櫻子&向日葵)15秒 ver.、30秒 ver.
•未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン

第5話「あかりとかミンミンゼミとかなく頃に」
七森中学校生徒会副会長の杉浦綾乃です。
まったくもう、一学期は歳納京子に振り回されて、ホ、ホントに散々だったわ!
夏休みの間は顔も見なくてすむかと思うと、すごく、すっごく、気が楽……あら、電話?
えっ、歳納京子!?
わ、私を急に呼び出すだなんて、な、何を考えているのかしら……(ドキドキ)
ま、まあ、仕方ないからつきあってあげる……って、どこまで連れて行く気よ~~~~~!?
夏休みまで歳納京子に振り回されるなんて、もう、勘弁カンベンカンボジアなんだから!

第6話「あーと☆あーたー☆あーちすと」
生徒会の池田千歳いいます。
皆さんにはいつもお世話になってますなあ。
さて、歳納さんたちは芸術の秋ということで、何か面白そうなことしとるみたいやねー。
芸術かあ。
せっかくだし、綾乃ちゃんも一緒に芸術すればええのになあ。
たとえば歳納さんが綾乃ちゃんをモデルに、絵を描いた(ブバアッ!)り、彫刻を彫っ(ブッシャアッ!)たり、二人の恋物語を書いてみ(ボタボタボタ)たりとかどうやろ?
うふふ、最高や、芸術の秋……(バタッ!)。

ゆるゆり vol.3(Blu-ray Disc)
映像特典
•ちなつ特製紙芝居「どうして☆止まらない☆トキメキ☆ドキドキ☆パラドクス☆エターナル」完全版
•番組宣伝ご当地SPOT(計2種)
TV HOKKAIDO (京子&結衣)15秒 ver.、30秒 ver
•未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン

第7話「くり済ませり」
みんなよく聞け!
私が生徒会次期副会長、大室櫻子だぞ!
杉浦先輩の後継者は私しかいなーい!
さて、早いもので今年ももうすぐ終わり……って、あれ?
生徒会選挙ってやったっけ?
……まっ、べつにいいか。
今日は楽しいクリスマスだしね。
今年こそサンタが来るまで寝ないで、プレゼントをごっそりいただく!
でもその前に、生徒会とごらく部の合同ドキドキシャッフルデートがあるんだよね。
私の相手はあかりちゃんかな?
それともちなつちゃ……って、おまえかよ!? ちっ!

第8話「エイプリルフール」
皆さん、櫻子にだまされてはいけませんわ。
生徒会次期副会長の座は、櫻子ではなくこの私、古谷向日葵のものです!
さあ、季節は春。
新しい出会い、新しい生活、新しい自分の始まりですわ。
私も新一年生として……って、新しい……スタート?……まあ、べつにいいですわ。
それよりも、次期副会長となるためには、しっかり仕事をやりませんと。
あっ、池田先輩、ちょうどいいところに。
この書類なんですが……って、あら? 池田先輩……ですよね?

ゆるゆり vol.4(Blu-ray Disc)
映像特典
•BD&DVD宣伝SPOT 「やかまCM第2弾」
•未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン

第9話「今年の夏はこわくない」
池田千鶴……。
千歳姉さんの双子の妹……。
暑い夏だけど、姉さんは泣き言ひとつも言わずいつものように真面目に生徒会の仕事。
さすがは姉さん。
立派。
仕事はもちろん、杉浦さんと一緒。
どんなに暑くても、二人は一緒……(ダラ~) あっ、姉さんが杉浦さんと楽しそうに笑ってる……(ダバー)……む?……ちっ、またあいつが来た。
どうしていつも、姉さんと杉浦さんの邪魔を……って、こっちくんじゃねえ! おまえが爆発しろ!

第10話「修学旅行というが、私たちは一体何を学び修めたのだろう」
…………………………。
『生徒会長の松本りせです。よろしく』と言ってるぞ。
ああ、ちなみに私は理科教師の西垣奈々という。
爆友、年中無休で募集中だ。
…………………………。
なに? 『二年生の後輩が修学旅行中で生徒会室が静かで寂しい』だって?
よし、それなら私がかわりに騒いでやろうじゃないか。
…………………………。
いや、お茶なら私がいれよう。
なに、たまには実験以外で調合するのも悪くな――ドッカアァァァァァァァァァァンッ!

ゆるゆり vol.5(Blu-ray Disc)
映像特典
•未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン

第11話「わたしたちのごらく部」
歳納京子です。
ごらく部の部長を務めさせてもらっています。
今日もごらく部にはみんなが勢揃い。
結衣がいて、あかりちゃんがいて、ちなつちゃんがいて、そして……私。
う~ん、みんなと一緒にいるのはとても楽しい時間だけど、やっぱり遊んでばかりじゃ駄目ね。
それに、そもそもここは茶道部の部室なんだもの。
ルールはちゃんと守らないといけないわね。
……よし、決めたわ。
みんな、聞いて。
このごらく部は、今日を限りに――

第12話「みんなでポカポカ合宿へ」
ええと……どうもこんにちは。
『ゆるゆり』主人公の赤座あかりです。
……主人公でいいんだよね?
もう最終話だけど、ちゃんと自信をもって主人公って言ってもいいんだよね!?
ううう、一話の時は胸を張って言えたのになあ……シクシク。
ううん、くじけちゃ駄目だよ、あかり!
自信を持って、あかり!
なんといっても今日は全員集合の合宿。
あかりの存在感を見せつけるにはバッチリの舞台なんだから!
さあみんな、あかりの輝きをしっかり目に焼きつけて!
そう、またいつか会えるその時まで!
それではまた会う日まで……あっかり~ん。

ゆるゆり vol.6(Blu-ray Disc)
映像特典
•これが幻の、七森中♪りさいたるCMだ!
•未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン

「ごらく部」活動再開! テレビアニメ『ゆるゆり』第3期の制作が決定
このたび、テレビアニメ『ゆるゆり』第3期の制作が決定しました! それに伴い、キービジュアル第1弾も公開です!

現在、「コミック百合姫」にて好評連載中の『ゆるゆり』は、2011年にテレビアニメ『ゆるゆり』(第1期)が放送開始。続けて2012年にテレビアニメ『ゆるゆり♪♪』(第2期)が放送。そして2014年にOVA『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』が劇場上映され、人気を博しました。

そしてついに、2015年テレビシリーズ第3期の制作が決定したのです!
アニメーション制作が動画工房からTYOアニメーションズへ変更

ひるしゃすめもりーず
ACE2012で限定発売された「プレシャスメモリーズ」のパロディカード。そのため、「プレシャスメモリーズ」のデッキに組み込むことはできない。
「ひだまりスケッチ」とのコラボであり、赤座あかりと「ひだまりスケッチ」のゆのが収録された。
名付けて「ひるまり」と題し、ACE2012会場内にてコラボグッズが発売された。

『ひだまりスケッチ』は、蒼樹うめによる日本のストーリー4コマ漫画『ひだまりスケッチ』を原作とし、TBSほかで放送されたテレビアニメ作品。2007年に第1期が放送され、その後、第4期まで製作・放送された。

七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子たち。彼女たちの時に笑いあり、時に百合ありのまったりとした日常生活を描く。個性的な登場人物たちの中にあって存在感の薄さを理由にいじられる主人公を据え、軽い同性愛にも見えてしまう女子校の気風の中のちょっとした笑いや、片想いが連鎖する人間関係、たまに起こる本気度の高い同性愛感情によるハプニングなどが、緩やかな空気感の中で扱われている。

『コミック百合姫S』連載当時、同誌掲載作品の中では百合色が薄い作品にもかかわらず、当初から読者アンケートではダントツの1位だったという。また、1話12ページながら、一誌で3話 - 8話掲載しており、さらにはアニメ化決定後の2011年5月から7月にかけては、3か月連続で単行本の刊行がなされた。

作中において登場人物は年をとらない設定で、次の年になっても進級しないが出来事は引き継がれる。

第1期は2011年7月から9月まで、テレビ東京ほかにて放送された。全12話。キャッチコピーは、「笑われればいいと思うよ。」。

第1巻が発売した時点で女子校出身のプロデューサーの目に留まり、そのことがアニメ化のきっかけになったという。テレビアニメ版のキャスティングは、ごらく部メンバーを演じる声優には主に新人を配し、生徒会には人気声優を配するという方向性で行われた。テレビアニメ版では、原作では男性教師が登場していた場面を女性教師に差し替えるなど、基本的に端役も含めて女性しか登場しない作品として描かれている。1話分の構成は、複数の原作エピソードを繋げた形になっている。
各話アバンタイトルは主人公、あかりによるタイトルコール(本人曰く「唯一の仕事」)から入る構成となっている。第2話以降ではこのタイトルコールをハプニングで台無しにされたり、そこであかりの出番が終わったりするという趣向が施されており、あかりの影が薄く、不遇という設定が反映されている。
CM前後のアイキャッチは個々のキャラクターの走り姿や様々な表情に焦点を当てた内容で、10秒と長めに作られている。アイキャッチのBGMには登場キャラクターのキャラクターソングの、オフヴォーカル版が用いられている。

オープニングテーマ
「ゆりゆららららゆるゆり大事件」
サビの最後の「大事件」というフレーズが「愛知県」と聴こえることがネットコミュニティ等で話題になった。 アニメ制作側もこのネタを好意的に受け止め、愛知県名古屋市で行われたファンイベントのタイトルを 『ゆりゆららららゆるゆり愛☆知☆県♪』と名づけている。

エンディングテーマ
「マイペースでいきましょう」

投稿 : 2025/03/01
♥ : 50

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

正直、OPしか記憶にない

緩すぎて見た直後から内容を忘れてしまう。何も考えたくないときに見たいアニメかも。すごく面白いっていうわけでもない。だからこそのゆるゆりかなと思う。

かなり主人公の扱いが酷い。本当に主人公なのかってくらい存在を忘れられてしまう。見ていた僕も忘れているときがある。そこをネタにしている作品ではあるのだが。

ゆるゆりのアニメ1期って2011年放送だったんだな。時の流れって恐ろしい。


OP
ゆりゆららららゆるゆり大事件 歌 七森中☆ごらく部
ED
マイペースでいきましょう 歌 七森中☆ごらく部
挿入歌
魔女っ娘ミラクるん♪ 歌 魔女っ娘ミラクるん(竹達彩奈)

OPのインパクトが兎に角強い。この主題歌を聴くためにこのアニメを見たようなもの。
ゆりゆららららゆるゆり大事件って!!カラオケで歌おうと思ったけど、噛んでしまうし、難しい。2番の歌詞の早口っぽくなるところもつい引っかかってしまう。悔しい。
アニメ関係ないけど、安元洋貴が歌ったものもありまして、衝撃を受けた記憶がある。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続ける4人組。それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリー。


1. 中学デビュー!
えへへ、みんなこんにちは。『ゆるゆり』主人公の赤座あかりだよ!この春、あかりは中学生になりました! わ~い♪新しい環境に胸がドキドキのあかりを迎えてくれたのは、幼なじみの京子ちゃんと結衣ちゃん。あかりは、そんな二人が作ったごらく部に入部したんだけど、そこに思いもかけない子が現れたの。あ、あなたはまさか……!?さあ、あかりと愉快な仲間たちのゆるゆるっとした日常が、はっじまるよ~!

2. 私とあなたと生徒会
ちぇすとー! おいどんがごらく部部長、歳納京子でごわす!てへっ、なんちって★(パチンッ←ウインク)いやあ、せっかくのアニメ化なんだし、ここはバッチリとキャラを作っておかないとね!(よけいなことせんでいい。 by結衣)さあ、2話からは急展開だぞ。学園を影から支配する生徒会がついに動き出しちゃったからね。よーし、学園アニメらしく生徒会と戦うぞ! 結衣とあかりは私についてこい!そしてちなつちゃんは、私の胸に飛び込んでこーい!

3. ウチくる!? …いくいくっ!
どうも、船見結衣です。ところで、これを初めて見る人に言っておくけど、2話のあらすじは嘘八百だから信用しなくていいよ。それにしても、あかりやちなつちゃんといった後輩ができたのに、今日も宿題を忘れてきたりして、京子は全然成長しないな。まあ、せっかくの日曜だし、京子のことは忘れてのんびりとするかな……って、なんでおまえがうちにいる!?やれやれ、あかりにちなつちゃんも加わって、どんな日曜になることやら。

4. 夏の大収穫祭
結衣先輩だいだいだ~い好きな吉川ちなつです。きゃっ、私ったらこんなこと大声で言っちゃって恥ずかしい~!さて、期末テストも終わって夏休みなんだけど……はあ、学校がお休みだと結衣先輩に会えなくて寂しいなあ……。もう、夏なんてつまんない!って思ってたら、なんと結衣先輩からお誘いが! きゃ~ん、嬉しいよ~。昼は海で泳いで夜は花火がしたいです! 結衣先輩の水着……! 結衣先輩の浴衣……! よっしゃあ、夏最高!

5. あかりとかミンミンゼミとかなく頃に
七森中学校生徒会副会長の杉浦綾乃です。まったくもう、一学期は歳納京子に振り回されて、ホ、ホントに散々だったわ! 夏休みの間は顔も見なくてすむかと思うと、すごく、すっごく、気が楽……あら、電話? えっ、歳納京子!?わ、私を急に呼び出すだなんて、な、何を考えているのかしら……(ドキドキ) ま、まあ、仕方ないからつきあってあげる……って、どこまで連れて行く気よ~~~~~!?夏休みまで歳納京子に振り回されるなんて、もう、勘弁カンボジアなんだから!

6. あーと☆あーたー☆あーちすと
生徒会の池田千歳いいます。皆さんにはいつもお世話になってますなあ。さて、年納さんたちは芸術の秋ということで、何か面白そうなことしとるみたいやねー。芸術かあ。せっかくだし、綾乃ちゃんも一緒に芸術すればええのになあ。たとえば年納さんが綾乃ちゃんをモデルに、絵を描いた(ブバアッ!)り、彫刻を彫っ(ブッシャアッ!)たり、二人の恋物語を書いてみ(ボタボタボタ)たりとかどうやろ?うふふ、最高や、芸術の秋……(バタッ!)。

7. くり済ませり
みんなよく聞け! 私が生徒会次期副会長、大室櫻子だぞ! 杉浦先輩の後継者は私しかいなーい!さて、早いもので今年ももうすぐ終わり……って、あれ? 生徒会選挙ってやったっけ?……まっ、べつにいいか。今日は楽しいクリスマスだしね。今年こそサンタが来るまで寝ないで、プレゼントをごっそりいただく! でもその前に、生徒会とごらく部の合同ドキドキシャッフルデートがあるんだよね。私の相手はあかりちゃんかな? それともちなつちゃ……って、おまえかよ!? ちっ!

8. エイプリルフール
皆さん、櫻子にだまされてはいけませんわ。生徒会次期副会長の座は、櫻子ではなくこの私、古谷向日葵のものです!さあ、季節は春。新しい出会い、新しい生活、新しい自分の始まりですわ。私も新一年生として……って、新しい……スタート?……まあ、べつにいいですわ。それよりも、次期副会長となるためには、しっかり仕事をやりませんと。あっ、池田先輩、ちょうどいいところに。この書類なんですが……って、あら? 池田先輩……ですよね?

9. 今年の夏はこわくない
池田千鶴……。千歳姉さんの双子の妹……。暑い夏だけど、姉さんは泣き言ひとつも言わずいつものように真面目に生徒会の仕事。さすがは姉さん。立派。仕事はもちろん、杉浦さんと一緒。どんなに暑くても、二人は一緒……(ダラ~) あっ、姉さんが杉浦さんと楽しそうに笑ってる……(ダバー)……む?……ちっ、またあいつが来た。どうしていつも、姉さんと杉浦さんの邪魔を……って、こっちくんじゃねえ! おまえが爆発しろ!

10. 修学旅行というが、私たちは一体何を学び修めたのだろう
…………………………。『生徒会長の松本りせです。よろしく』と言ってるぞ。ああ、ちなみに私は理科教師の西垣奈々という。爆友、年中無休で募集中だ。…………………………。なに? 『二年生の後輩が修学旅行中で生徒会室が静かで寂しい』だって? よし、それなら私がかわりに騒いでやろうじゃないか。…………………………。いや、お茶なら私がいれよう。なに、たまには実験以外で調合するのも悪くな――ドッカアァァァァァァァァァァンッ!

11. わたしたちのごらく部
歳納京子です。ごらく部の部長を務めさせてもらっています。今日もごらく部にはみんなが勢揃い。結衣がいて、あかりちゃんがいて、ちなつちゃんがいて、そして……私。う~ん、みんなと一緒にいるのはとても楽しい時間だけど、やっぱり遊んでばかりじゃ駄目ね。それに、そもそもここは茶道部の部室なんだもの。ルールはちゃんと守らないといけないわね。……よし、決めたわ。みんな、聞いて。このごらく部は、今日を限りに――

12. みんなでポカポカ合宿へ
ええと……どうもこんにちは。『ゆるゆり』主人公の赤座あかりです。……主人公でいいんだよね? もう最終話だけど、ちゃんと自信をもって主人公って言ってもいいんだよね!? ううう、一話の時は胸を張って言えたのになあ……シクシク。ううん、くじけちゃ駄目だよ、あかり! 自信を持って、あかり! なんといっても今日は全員集合の合宿。あかりの存在感を見せつけるにはバッチリの舞台なんだから!さあみんな、あかりの輝きをしっかり目に焼きつけて!そう、またいつか会えるその時まで!それではまた会う日まで……あっかり~ん。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 8

76.8 5 百合アニメランキング5位
ゆゆ式(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1296)
5924人が棚に入れました
この春、女子高生になった、ゆずこ、唯(ゆい)、縁(ゆかり)の3人組はいつもいっしょの学園生活。
放課後は部員3人、パソコン2台とホワイトボード1代の「情報処理部」で、てきとうに決めた単語をググってその結果でまたおしゃべり。
なんでもない日常は、たまにイベントも発生するけど、やっぱり女の子がいちゃいちゃするだけ。でもなぜか目が離せない新世代女子高生コミュニケーション。
ゆとりかわいい学園生活は、遊びtお部活とところにより百合要素。
ノーイベント・グッドライフ!それがこの三人の”ゆゆ式(ルール)”

声優・キャラクター
津田美波、種田梨沙、大久保瑠美、茅野愛衣、潘めぐみ、清水茉菜、堀江由衣
ネタバレ

やまだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

★4/ 無形のカレイドスコープ

萌えではない日常会話劇

縦横無尽な推進力で燃料投下していくスターターゆずこと機知に富んだ多彩な展開力のエキスパンダー縁と俊敏な判断力で応答するリアクター唯。それぞれの役割は秒単位で流動しボケとツッコミも時に1対2、2対1と華麗に変化し絶妙なバランスの上に広がるリアリティ溢れるユートピアを眺める至福を味わえる本作は唯一無二という言葉すら生ぬるい。

これは断じてただの女子高生に萌えるアニメなどではない。メンタルサプリメントであり思考実験であり現代を生き抜く為の極意であり本質であり真実であり本物であり真理でありもうなんかアレだよアレ。

世の中にクソリプを撒き散らす○○どもに限らず我々全国民はこの作品を姿勢を正して手をグーにして正座して腹に力を入れて目を見開いて口を閉じて定期的に周回する義務を課していくべきである。

それはなぜか。
では以下に記述しておく。

例えば縁がゆずこと唯の2人に対してこう呼びかける場面がある。

「みんなは〜」

2人を結べば線となり、3人結べば面となる。団体という概念の最低単位は3である。多分。理想的な家庭環境であれば自分と母親と父親とでこの構造が最初に形成されることになる。

自己が多数派にも少数派にもなり得る流動的かつ不安定な構造の安定を計るには実に多彩で高度な判断が他方に許される範囲内での応答速度を持って求められる。そう、バカには"場"を維持することは難しい。この作品を1話だけチラ見しただけの者から見ればゆずこはただのバカキャラにしか見えないだろうが最後まで視聴した者は成績もそれなりに優秀で他人に対して常識的な対応も出来る人物だと知っているはず。血統の良い縁は言わずもがな。唯も縁と幼馴染であるので家柄も悪くないはずであり、その2人相手の対応を見てもそれなりの判断力を持ち得ている事に疑いはない。

この作品はたとえば繊細なアクセルワークで沈黙を破って進入してきたゆずこの速度と強度を即座に参照算出、適正な戦略と戦術で迅速に適応的な対応を選択し快適なリズムを崩さずに"場"に展開、その後も同様に柔軟な対応を当意即妙に続けていくというとても高度な技能のケーススタディなのである。

これはどんなにスーパーでスペシャルなコンピュータの高性能AIでも実現不可能な芸当である。今後いくら技術が発達しようとも。絶対と言い切れる。何故か?

コンピュータには身体性が無いからだ。

人間の脳は無意識領域であっても周囲の様々な要因に影響される。温度湿度光量音量臭い壁の色人間の数など。身体的にも空腹度疲労度などの体調面。凄まじい数の要素がリアルタイムで次々と変化する。パラメータを計算するだけならAIが得意だろう。だがそれらを測定するセンサ自体が存在しない。彼女らはそれらの複雑なパラメータを瞬時に読み取り計算し時には修整しつつ"場"を整えていく。

では何故"場"を整える必要があるのか。
 
続きは有料となります(嘘)
この作品見たらわかりますよね。

以下各話メモ。
{netabare}
1日1話の勢いレビュースタイル。けいおんとの2本立て。思ったことそのまま。

1話
こりゃスゲェ。ほんとに何も起きない。けいおんがほんとにゴージャスに感じる。なる程これは唯一無二なのかもしれん。じっくり彼女らの生活を覗き見することにしよう。

2話
リズムにハマることあるよね。わかるわかる。胸の話題は流石にわからんが切実なのかもな。男は見せ合いとかしないからどうなんやろ。お母さん可愛い。全く教師感がないがコレはコレでいいのか?先生から何か教わることくらいは無いのかな。2回目にしてオープニングエンディングがいい曲に感じて来た。アレ?ハマってきた?
3話
夏休み。水って何だ?何なんだろ。部屋に何もイジる要素がないのな。けいおんと比べて物凄く濃度が濃いような気がする。何だこれ。女子高生のリアリティとかはわかる訳ないのだが。一応プールなんか行くけどあっさりしててイベント感がまるで無い。なんか凄いものを見てる気がする。展開も何もないのに次が見たくなってる不思議。
4話
何これ凄い。メチャクチャ面白いんだけど。絵柄はもう全く気にならない。他の子との絡みも増えてきた。オープニングエンディング両方落とした。2曲ループで数時間聴いてる。コレはヤバイものを知ってしまった。いや、コレ本当に凄い。マジで。何故かとかは浮かんでは来るが考えたくない。語彙力無くしたままでいい。今は身を任せて味わおうと思う。
5話
いきなりターン制が始まりすぐに終了。様々な口火から不意に急展開しては元の話題に着地したりとアドリブのような会話が楽しいのか。2週目はどんな感想になるのかな。カイザー…、懐かしいなアレ。記憶無くして見たいって最高級の賛辞だと思うけど、だからといって勧めたりはしないのね、なる程。なんか物凄いヒントが沢山詰まってる気がする。ああ、またくだらない長文書きそうだ。
6話
ポテトは木曜日に決まってんだろ。コート姿もいいです。学校指定品に種類あるのか。歳とるとビックリのダメージが大きくなるな。クリスマスの身内お泊り回すらない潔さ。男子の話題が出ないのは新鮮。帰り道の横並びのポジションが度々スイッチするのなんかいいですね。
7話
1クールの作品で後半から急に雰囲気変わるのは何故なんですかね?2人だけの絵面は新鮮。下ネタはちょっと残念。ただ見てるだけで幸せな気持ちになる不思議な体験。時間が経つのが、凄く早い。
8話
やっぱ演出変わってんな。腹とか胸とか足とか要らんのに。胸触っていいよ一回だけ、てのはお返しのつもりなのか。これショートアニメだった?ってくらいにもう終わり?ってなる。え?あと4回しかないの?嘘でしょ?
9話
ふみの後ろ姿から始まり佳と合流して2人で話しているところに縁登場。何なのかわからんが貫禄を感じる。教室に入るとゆずこと唯が話している場面。何この安心感。場面が切り替わるたびに残り時間を確認している。下校時6人並びの絵が新鮮。でもやっぱり一緒に遊ぶ描写はない。
10話
会話の内容を絵で表現するのは普通だけどココではやらなくていいような。でもメンドイ魔物のデザインは好き。グッズあればちょっと欲しい。戦うべき感情を可視化するのは割といいアイデアなのかもしれない。自分との戦いに勝利する為にはやはり他者の存在が必要なのだ。人は1人では生きていけない。いわゆらないって言った事ある。EDの神様は少し笑った。油断してるとすぐ終わる。あと2回。
11話
いやあと1回で終わると思うとなんか身が入らんというかどうせ周回するだろうしと思っていたらあっと言う間に終わってた。少し真面目な青くさい話も。いやでも次が最終回なの?信じられない。本当に?
12話
いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ終わったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 19
ネタバレ

あしすと さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ほのぼの日常系部門・個人的歴代No.1作品

少し前に2周目の視聴をしまして、
「アレ?こんなに面白かったんだっけ??」
…と評価の見直しをした作品です。

思い返してみると1周目の視聴の際は個人的にアニメ見始めの頃で、「日常系アニメってこんな感じなんだろう」と思って、流し見しちゃったような気がします。

それに対し今回の2周目は、ここ数年の「ほのぼの日常系作品」「日常系でないコメディ作品」を割と見尽くした状態で再視聴したので、個人的評価が大きく変わったみたいです。


この作品は、日常系としてはだいぶコメディ寄りにチューニングしている作品ですね。

ただ少し珍しいのは、コメディ寄りの日常系作品は一般的にツッコミに特徴があるのに対し、このゆゆ式はツッコミで落とすというより「ボケ倒す」ことで落としている点でしょうか。

ゆいは確かにツッコミ役なんですけど、なんていうか…この作品はゆいのツッコミを流れの区切りにしないんですよね。
普通、誰かがボケて誰かがツッコんだらその一連の流れが終わるじゃないですか。
でもこのゆゆ式は、ボケに対してゆいがツッコんでもお構いなしにゆずことゆかりがボケ倒すので、流れが止まらないんです。

私の好きな作品にアドリブアニメの「てさぐれ部活もの(現在3期(すぴんおふ)放送中!w)」があるんですが、それに雰囲気が似ている作品として、どなたかがこのゆゆ式を挙げているのを見たことがある気がします。

その時は、ゆゆ式ってそんなアニメだっけ?
原作が有るアニメとアドリブアニメが似ているなんてあり得るのだろうか?

…と思ったものですが、2周目の視聴を経て納得しました(笑)
どちらも流れを止めずにボケ倒しているところに共通点があるのですね(笑)

アドリブアニメだけにぐだぐだ流れ続けるのを楽しむのがてさぐれで、原作があるだけに洗練されたぐだぐだを楽しむのがゆゆ式という感じでしょうか。

原作者さんのボケ倒しのセンスが自分にとっては本当にツボでした。
この作品、まだ連載続いてるんですよね。
きらら系が2期ものも含めて続々アニメ化されてされている昨今なら、ゆゆ式も2期のワンチャンないかなぁ。無理かなぁ。。。



余談ですが、ゆかり役って種田梨沙さんなんですよね。
最近の種田さんの声に慣れていると、なんだか意外な気がします。





以下は、ゆゆ式がほのぼの日常系作品として個人的No.1の理由です。
ちょっと相対的な話で、以前けいおん2期のレビューで書いた内容の加筆完全版になります。

{netabare}
結論から言うと、私は「ほのぼの日常アニメ」は全部好きなんですが、細かく分類するとしたら「日常もの」よりも「日常ギャグもの」系統の作品のほうを好む傾向があるんです。

具体的に説明しますと、私は個人的に以下のような分類をしており、①寄りの作品のほうが好きです。

その中で、いわゆる「ほのぼの日常系」だと思っているのは③~⑤です。



①「日常もへったくれもないギャグ」作品
日常を舞台としつつ、全然日常ものじゃないぶっ飛びギャグアニメという印象の作品。
(例)
・日常
・さばげぶっ
・ぱにぽにだっしゅ
・ディーふらぐ
・てーきゅう
・侵略!イカ娘 など


②「日常<ギャグ」作品
日常を舞台としているが、ギャグ要素が強く「日常もの」というよりは「ギャグもの」という作品。「ほのぼの」という印象はない作品。
(例)
・未確認で進行形
・月刊少女野崎くん
・ひめゴト
・となりの関くん
・生徒会役員共
・マンガ家さんとアシスタントさんと
・帰宅部活動記録 など


③日常ギャグ作品
「ほのぼの」もしている日常ものだが、ボケとツッコミは割としっかりこなしてくれる作品。
(例)
・ゆゆ式
・きんいろモザイク
・GA
・そふてにっ
・キルミーベイベー など


④ほのぼの日常ギャグ作品
ギャグよりもほのぼの要素が強く、ボケ役は割といるがツッコミ役を弱めにチューニングしている作品。
(例)
・ひだまりスケッチ
・みなみけ
・じょしらく
・ゆるゆり
・らきすた
・あっちこっち
・せんせいのお時間 など


⑤ほのぼの日常作品
ほのぼのに癒される作品。このタイプの作品内に見られるのは、個人的なイメージを言葉にすると「ギャグ」「ボケツッコミ」ではなく「小笑い要素」
(例)
・けいおん
・ご注文はうさぎですか
・ヤマノススメ
・幸腹グラフィティ
・のんのんびより
・たまこまーけっと
・Aチャンネル など


※日常を舞台としたコメディ要素のある作品でも、ラブコメ要素やドラマ要素を主題としていると感じる作品は今回の「日常系」には含めていません。
(例)
・僕は友達が少ない
・のうりん など

※日常を舞台としたコメディ作品でも、個人的に「ほのぼの」はしてないかな~と思う作品は含めていません。
(例)
・まりあほりっく
・それでも町は廻っている など

※昔見て印象がおぼろげになっている作品もあるので、もしかしたら分類を間違えている作品もあるかもです。そのあたりはお許しを。



個人的には以上のように分類しています。
厳密には「ほのぼの日常もの」なのは③~⑤だと思いますが、イメージを伝えやすくするために①、②も入れました。

で、私はこれらが全部好きです。
笑ったり癒されたりします。

しかしそうは言っても、やっぱり作品の方向性による好みと作品の雰囲気との相性がありまして、全部同じくらいに好きというわけにはいかないのです。

私の場合はどちらかというと①寄りの作品のほうが好きで、⑤寄りの作品は物足りなく感じる傾向があるようです。

プロフィールに載せている視聴全作品の個人的評価を自分で見直してみても、割と①~⑤の順番に並んでいる気がします。
(もちろん分類を超える相性があり、完全にこの順番に並ぶわけではないですが)


そんなこんなでゆゆ式に話を戻しますと、私にとってのこの作品は「ほのぼの日常系」としては上位になることが多い③分類の作品で、かつ笑いのツボの相性的にもバッチリの作品だったので、ほのぼの日常系として個人的歴代No.1になったわけです。




さて、偉そうな分類をしながら長々とレビューにしてみましたが、その基準は全然客観的なものではなく、かなり個人的嗜好に左右されていると思いますので、まぁあんまり真剣に捉えずに「こんな考え方の人もいるんだな~」程度に思っていただければ幸いです(笑)
{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ゆゆ式から学び、ゆゆ式を生き、ゆゆ式へ期待しよう

今回は「ゆゆ式」について書いていこうと思います。
私はあまり日常系を好まない性質なのですが、これは自然と観る事が出来ました。
まさかレビューまで書く事になるとは夢にも思いませんでしたが(笑)

さて、このアニメは学生時代に経験していたであろう事を実際に表した「本当」の日常アニメです。
登場人物達がただただ、会話をしているだけ。
登校して友達と話して、時間が経ったら部活に行って後は下校するだけ。
友達の家に遊びに行って、適当に喋って夕方になったら自然と帰るだけ。
イベントなんて物は欠片も存在せず、日常が延々と垂れ流されているのを黙って私達は観る。
ただ、それだけのアニメなんです。(こう書くと身も蓋もありませんが…)

しかし、そのようなマイナスの偏見はこの作品では意味を持ちません。
そんな退屈そうという浅見を吹き飛ばすほど、1つ1つのシーンが凄く見てて楽しく感じるんです。
「楽しい」と言うのは見ていて笑いが堪え切れないような強いギャグを放つという事ではなく、見ていて飽きる余地がないという事です。
会話中、急に話題転換をしてきたり、思いがけないギャグを入れて来たりと次にどんな話が来るのか全く予想がつきません。
少し前に出していた会話内容が部活で使われる事もあります。
極めつけはなんでそんな返答をするのか意味不明になる言葉や突拍子もない発言を登場人物達が吐きまくります。
勿論、細かい説明なんてしません。
会話の内容を理解するために頭を使うと言う点は確かにかなり人を選びます。
しかし、その意味、理由が分かった時、私達の脳にはとてつもない快感と楽しさが生まれるのは間違いないでしょう!!

それだけでは終わりません。
「ゆゆ式」はキャラそれぞれの人物描写と細かい仕草を描き出すのが実に上手いです。
例えばこのアニメに登場するゆずこというキャラ。
彼女は小学校時代の親友同士であった他の2人とは違って、後になってから仲良くなりました。
彼女は元々仲良しだった2人とは違う事に少し疎外感を覚えたり、他人に対して踏み込んではいけない節度があると自制したりするシーンも多いキャラです。
2人の前ではあまりそのような感情を示さずに笑わせようとボケを言いまくったりするいい娘なのですが、たまに態度やジェスチャーに寂しさが表れてしまう事もあります。
その時の描写などは本当にリアルに表現されていて、若かりし頃の自分を思い出しました(笑)
また、いかにも馬鹿そうに見える娘が実は真面目で頭が良かったり、しっかりしているように見える娘が案外お茶目だったりなど、何回も見ないと分からない発見が多くあってよく作りこまれているなあと感じました。

そして、この作品を語るうえで欠かせない言葉、それは「哲学」です。
ネット上で「ゆゆ式は哲学」という言葉を見ていた時、どういう意味なのかずっと疑問を持っていましたが、観ていく内に自然と分かってきました。
日々の会話の中で、主要人物3人はたまにこちら側がはっとするような鋭い真理を言う時があります。
言う人によっては当たり前ともいわれかねないそんな事が抵抗もなく、心にストンと入ってきて、とても考えさせられます。
これはこのアニメの魅力でもあるのでしょう。
また、彼女等は日々の会話の中で様々な事に疑問を持ち、それを情報処理部という部活の中で調べていきます。
その疑問は実に様々で、そこで調べた事を最後にまとめと言う形でホワイトボードに書き記していくのですが、それは知らない人が見たらまるで意味の分からない物。
彼女達とそれを見ていた私達だけが知っている秘密の結論なのです。
その突き止めていくまでの過程と導き出された結果を通して自分たちが作り出した答え。
それはこのアニメの第2の魅力ともなっています。
この2つの魅力こそ、「ゆゆ式は哲学」と呼ばれる所以ではないでしょうか?
勿論、哲学好きの人にもお勧めの内容です!!

他にもopとed、bgmがみんなよい物揃いであったり、作画の細かさが所々際立っていたりと色々宣伝ポイントはあるのですが、そこは置いといて…

最後に「ゆゆ式」のジャンルについて…
一応このアニメは百合アニメというジャンルで括られているようですが、観ている上でそのような感覚は私には全く感じませんでした。
視聴者にかなり媚びたりしている訳でもなく、たまに百合的意味の発言も起こりますが、ギャグとして見ていたのであまり気になりませんでした。
現実にも出てきそうな感じで、私はこの作品を観ていて、中学校時代の女友達がしていた女同士の振る舞いを思い出した位です(笑)
だから自分にとっては日常モノ、ある種の青春モノですかね?
なので百合が嫌いだからちょっと…と言う方でも恐らく大丈夫な作品だと思います(個人的主観ではありますが…)

では以上を持って「ゆゆ式」のレビューを終わります。
このレビューが参考になったのなら、幸いです。



さて、また「ゆゆ式」観てくるか…(絶賛リピート中)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9

85.3 6 百合アニメランキング6位
NEW GAME!!(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (931)
4788人が棚に入れました
————かなえたい、夢がある! 「まんがタイムきららキャラット」にて連載中の大人気4コマ「NEW GAME!」のTVアニメの続編が待望の製作決定! 高校卒業後、ゲーム制作会社「イーグルジャンブ」に入社した涼風青葉は、幼い頃に夢中になって遊んでいたゲームソフト「フェアリーズストーリー」のシリーズ最新作「フェアリーズストーリー3」の制作に携わることに。 キャラクターデザイナーを志すきっかけになった八神コウとの出会いを始め、頼りになる先輩たちに助けられながら少しずつ成長していく青葉。 そして「フェアリーズストーリー3」も無事に完成を迎え、青葉が入社してからちょうど1年が過ぎ、イーグルジャンプに新入社員が入社する季節がやってきた。 右も左も分からない新入社員だった自分が、ついに先輩になることを考えると、どうしようもなく胸が高鳴る青葉。 「先輩の涼風青葉だよ!よろしくね!」とイーグルジャンプの入り口で青葉は挨拶の練習を繰り返すのだが……。 ゲーム会社で働く女の子たちの日常を描いたお仕事ガールズコメディが再び幕を開ける!

声優・キャラクター
高田憂希、日笠陽子、茅野愛衣、山口愛、戸田めぐみ、竹尾歩美、朝日奈丸佳、森永千才、喜多村英梨、大和田仁美、石見舞菜香、名塚佳織、鈴木亜理沙
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

1期より面白いと思えるところと苦手なところができた

青葉ちゃんが苦手という思いは残念ながら克服できなかった。さらに、りんのコウに対する百合要素に何故か嫌悪感を生じてしまった。阿波根うみこのことが割と好きになったのは良いことだったと自己評価。他の社員とのやり取りが面白かった。

この作品では前作より一層ゲーム作りに熱が入り、社員同士の結び付きが強くなったように感じられた。そして、一番印象的だったのは最終話で{netabare}コウが海外へ旅立つところ。最終話に相応しい終わり方だと思った。{/netabare}

OP
STEP by STEP UP↑↑↑↑ 歌 fourfolium 1期より元気度がパワーアップ。映像のひふみんが可愛い。
ED
JUMPin' JUMP UP!!!! 歌 fourfolium お仕事ソング感溢れる歌詞。
ユメイロコンパス 歌 fourfolium ゆっくりテンポが好き。

以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 恥ずかしいところを見られてしまいました……
青葉が高校を卒業し、ゲーム制作会社「イーグルジャンプ」に入社してからちょうど1年が過ぎ、かつての自分のように新入社員が入社する季節がやってきた。右も左もわからない新入社員だった自分が、コウたちに助けられながら少しずつ成長し、ついに先輩になるんだと思うと、どうしようもなく胸が高鳴る青葉。緊張をほぐすために「先輩の涼風青葉だよ!よろしくね!」とイーグルジャンプの入り口で挨拶の練習をする青葉だったが、出社してきたりんの口から告げられたのは、思いも寄らない言葉だった。

2. これじゃあただのコスプレだにゃー!
お花見でしずくから発表された新作ゲームのキャラコンペ。高校を卒業し、入社したばかりのコウのデザインが「フェアリーズストーリー」のキャラコンペで選ばれたように、参加すればチャンスは誰にでもある。しずくたち企画班が作った企画書を読み、試行錯誤を繰り返す青葉だったが、デザインは思うように進まない。コウの席を覗き込むとすでにたくさんのキャラ表が出来上がっていて、そのクオリティの高さに圧倒される青葉。それでも青葉は挫けずに努力を続け、ついにキャラコンペ当日を迎える。

3. ……うー、恥ずかしい!
コウと二人で調整し、決定はアートディレクターであるコウが行うという条件付きではあるが、念願叶ってキャラクターデザインを任されることになった青葉。キャラコンペで描き上げたデザインが、すでにひふみの手によって3Dモデルになっているところを発見した青葉は、デザインで質問があれば何でも聞いてくださいと話す。そんな時間があるなら早くデザインを進めるようにとコウに注意される青葉だったが、3Dモデルを前に議論を交わす先輩たちを見て、キャラデザとして何か発言しなければと焦る。

4. この…にぶちんめ!
「ムーンレンジャー」は女児向けのTVアニメとして始まり、その高いクオリティから子供たちだけでなく、大人たちの支持も得て、劇場版の製作や主題歌のライブまで行われるようになった大人気タイトルである。この度、2年半に渡って続いたムーンレンジャーの主人公が交代し、新たなスタートを切ることが決まった。そして初代としてのファイナルライブが開催されることになり、ムーンレンジャーの大ファンであるはじめは、何とかチケットを手に入れようと販売サイトにアクセスを試みるのだが……。

5. や、変なとこ触らないでよ!
キャラリーダーとして勇気を振り絞り、青葉とゆんに3Dモデルの進捗確認をするひふみ。コウがキャラリーダーだったときのクセで、つい締め切りのサバを読んでしまう青葉だったが、特に疑うこともなく青葉の言葉を信じてしまうひふみの様子に、慌てて本当のことを伝える。その一方で本当は間に合わないのに、大丈夫だと返事をしてしまったゆんは、結局最後まで遅れてしまいそうなことを言い出すことができず、本当のことを打ち明けたときのひふみが落ち込んでしまうのではないかと頭を悩ませる。

6. あぁ……すごいなあ……
キャラクターデザインの仕事も順調に進み、ボツや微調整のチェックも含めて、青葉のデスクに積まれていくプリントの数々。厚い紙束となったプリントを見て、キャラクターデザイナーとして着実に仕事を進めていることへの実感から思わず微笑む青葉。ゆんやはじめと話をしているうちに、ゲーム雑誌などに掲載される宣伝用のイラストであるキービジュアルの話題になり、コウからもメインのキャラクターデザイナーとしてキービジュアルを描くことになると告げられた青葉は、プレッシャーを感じてガタガタと震え出す。

7. 凄く熱い視線を感じる
うみこと一緒に面接官としてプログラマーの採用面接をすることになった青葉。プログラムのことがわからない自分が面接官をやっても大丈夫なのかとうみこに聞く青葉だったが、面接にやってくるプログラマーの実力はすでに把握しており、今回の面接は素行調査のようなものだという。よく状況を掴み切れないまま、面接室の入り口のドアがノックされ、ゆっくりとドアが開く。失礼しますという元気の良い言葉と共に面接室に入ってきたのは、青葉がとてもよく知っている人物で……。

8. メイド喫茶がいいと言ったんだよ
専門学校からインターンとしてやってきた紅葉やツバメたちの歓迎会の幹事をすることになった青葉たち。はじめが言うには、歓迎会や送別会、そして忘年会などの幹事の責任は重く、上手くこなせたかどうかで評価も変わってくるという。もし失敗してしまったらと緊張を隠せない青葉に対して、失敗だけでなく、成功し過ぎても、この先ずっと幹事をやることになると告げるはじめ。しかし、成功し過ぎず、失敗し過ぎずという中途半端な結果では記憶に残らない社員になってしまうのではと青葉は頭を抱えてしまう。

9. シャツくらい着なよ!
遊園地にインセクトファイブのヒーローショーを観にやってきたはじめとゆん。ショーが終わり、握手をするために列に並んでいたはじめに声をかけてきたのは、はじめが高校生の頃の友達アッキーだった。東京に出てきて何をやっているのかを聞かれたはじめは、ついデザイナーをしてるとはぐらかしてしまう。おまけにアッキーの前では恥ずかしくて、ヒーローたちと握手をすることもできないはじめ。そんなはじめをからかうゆんに対して、はじめは高校生の頃にアニメや特撮が好きなことを隠していたと告げる。

10. どんどんリアリティが薄くなっていくんだよ
はじめが作った仕様書の通り、PECOの中に組み込むミニゲーム「だるまさんが転んだ」のプログラムを組み上げるツバメ。しかし、出来上がったゲーム画面を見たはじめは何かが物足りないと告げる。何が物足りないと感じる原因なのかがわからずに、青葉やゆんに意見を求めるはじめだったが、違和感を解消するには至らない。ツバメにも作っていて面白かったかどうかを尋ねたはじめは、ツバメから出てきた何気ない一言で足りなかったものを理解するのだが、仕様書を描き直してしまうと納期に間に合わないと言われて……。

11. 心になにか抱えてるのか
プログラムの仕事を次々に片付け、うみこに作業のスピードが速いと褒められたツバメは得意顔でねねを見る。そんなツバメの態度が面白くないねねは、PECOのデバッグ作業の合間に読んでいたプログラムのコードの中で、ツバメの書いたコードの一部が、もっと短くまとめることができるのではないかと指摘する。うみこの評価が下がってしまうかもしれないと焦り、余計なことを言うなとねねに怒るツバメ。その場に居づらくなってしまい、キャラ班のブースへとやってきたねねは、紅葉にツバメがどんな人なのか聞くのだが……。

12. ぜひ買ってくださいね!
ついにPECOがマスターアップを迎え、お披露目とタイトルの宣伝を兼ねた完成記念イベントが開催されることになった。PECOの前評判は高く、ステージ前に設けられた客席は満員御礼。会場へとやってきた青葉たちは関係者席に腰を下ろし、しずくやコウが登壇するステージを眺めていた。前もって決められていた段取りとは異なるサプライズなどがありつつも無事にイベントは終了し、控室に集まった一同。そこで聞かされたのは、思わず耳を疑ってしまうような、にわかには受け入れがたい話だった。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

涼風青葉、2期アニメにて成長して帰ってきました!!!ついに青葉も先輩に!?!?

☆原作未読☆2期作品☆
よければ1期から見て下さい♪


帰ってきた!NEW GAME!!
「!」が1つ増えたのが2期です☆


では早速本編へ!
{netabare}

季節は春。青葉は出社して1年が経ちました
そしていよいよ先輩に…なれるのか!?
先輩の涼風青葉だよ。よろしくね♪…×2
よし!と勇気を出して入ろうとするとそこへ、りんが!
なんと今年は新入社員は入らないらしく…
青葉どんまい笑

そんな始まりでした♪

ん?この始まりはどこかで見たことあるような?
そう思った人!そうなんです!
これは1期の始めとほぼ同じように作られてるのです!最初の頃の懐かしさを感じられました!!


また、2期は1期の最初には無かった青葉の「慣れ」が出てスムーズに通学いえ、通勤できてて成長したんだなぁとしみじみ感じました☆
(1話にて、青葉はワサビの透視能力も身につけてました笑)


そして!!相変わらずイラストがきれいなのです!!
特に!OPや1話での桜の場面、美しすぎませんか?
OPでは夜空に合った桜と、より子供っぽくw 見えるかわいい青葉、
1話では光が差し込む美しい桜!もうこれは神絵と言えるほどとてもお気に入りです♪


そして今回もやっぱりほのぼの!お仕事日常!ではありますが、ひふみんや皆の成長、新キャラ、そして1期よりもちょっぴりシリアス?など見どころたくさんですよ〜!!!


それでは!各ストーリーへ!
{netabare}

第1話では全キャラ集合〜!
NEW GAMEが始まるんだなぁとそういう嬉しい気持ちになりました♪
やはり今回も新作を作り!
花見をしてそこで発表となりました♪お花見とか楽しそう〜!
そしてキャラクターデザイナーコンペティション?を開くことに!なんと選ばれた人が今回のゲームのイラスト担当となるらしいです!これはすごい…!!!
これはすごいお話ですね…頑張れ青葉!


第2話からはみんな真剣モード!
青葉、やがみんを含め、迷っていたゆんも参加することに!

そして…
なんと青葉の寝袋くまさんをモデルにした落書きが採用!
少し嫉妬しちゃったやがみんですが、その後第2次案で2人の合作を発表。元の青葉のイラストにアレンジを加えたのですが、とにかくこれがかわいい!!その案が正式に採用され、見事イラストが使われることに!
{/netabare}この2人の組み合わせとか最高すぎじゃないですか〜!
最後のハイタッチも、印象に残りました♪青葉の成長っぷりすごすぎる!

成長したといえば他のキャラも…♪
はじめはなんと自分でストーリを作り、企画書を書くように!
あのはじめが自ら企画書を書くなんて…
驚きの進化なのでは?と思いました笑


そして忘れてはならない人気キャラのひふみん!
特に6話までの前半はひふみん回なのでは!?と言えるほどたくさん登場しておりかつ、活躍していましたよ!
ひふみんもただのかわいいだけでありません!
{netabare}
1つ目、表情が豊かに!よく笑うようになっていました♪
2つ目、そうじろうがひふみんに懐いてる!?1期と比較してみると◎
3つ目、ひふみんのプチファッションショー!?3話にてかわいいひふみんが見れます♪
{/netabare}

そしてひふみんはキャラリーダーに任命!みんなのために気遣いをしたりアドバイスしたりと…!人見知りがある上、少し戸惑いがあるもの頑張っている姿が見られます!

ゆんが提出期限遅れても原因を一緒に考えてくれます♪
ゆんが叱ってください!と言われ、怒ったことなく、分からなかったひふみんはコスプレの時みたいになりきります
えっちょいちょい!!!あれは何!?えっ!これNEWGAMEだよねっと疑うほどでした!!そして地味な低音にキュンとしました♡これはやばい!!!!


あはごん×ねねっち
その頃ねねっちは大学に通いつつもなんと1人でゲーム作りを!
障害物を避けて敵を攻撃してやっつける!
という一見シンプルなゲームですがやはりゲーム作りではバグがつきもの!それをあはごんに見てもらい、頑張って1人で作るねねっち!
大きな成長が見られました♪
みんなすごい…!!!


息抜きも大事♪ということで第4話ではムーンレンジャーを見に行くことに!
特にはじめんは笑ムーンレンジャーが大好きらしく30分もトイレにこもってチケットの申し込み?をしていました笑笑
実はひふみんも同じくトイレにこもっていたという笑笑

そしてはじめんは運悪く外れたものの、ゆんが余ったチケットをあげ
ゆんと子供が三人(妹、弟、はじめん笑)と行くことに♪

ひふみんのツッコミどころ満載のがちオタっぷりといい、はじめんのLoveの強さといい、面白くかつ楽しめて見れました♪
お気に入り場面です〜!


第6話ではまさかの青葉とやがみんの対決に
結果はやがみんになりましたが
お互い後悔せず意思の強さが伝わってきました
{/netabare}


第7話〜後編スタート!
{netabare}
ねねっちはついに面接を受け、入社することに!
そしてついに新入社員!?
新キャラ紅葉となるみが入ってきました☆
青葉は先輩らしく??頑張っていますよ♪

とここでEDも変わっていました♪やっばまり良い曲♪

新入社員が入ったものの、会社でメイド服を着させられたり、青葉はなぜか紅葉に敵対心されたり歓迎会でかなりとまどったり、紅葉は実はかなりの大食いだったり、パジャマで通勤しちゃったり…と盛りだくさんなお話です!
 

ゲームはほぼ、順調に進んで行き、デモゲームではくまのだるまさんがころんだをしてました♪イラストはメルヘンチックな感じで
くまーっまっまー!とか言っています♪可愛いすぎる♡♡


このまま順調に進んでいくのかと思いきや、なんとやがみんがフランスのゲーム会社でゲームを1本作ってくる。と…その真実を聞いとき、私もとても驚きました
いやでも普通に考えてすごいですよねフランス行って作ってくるとか
青葉もモヤモヤした状態のまま、お別れ会をし、完成イベントへ!

発売が1ヶ月後になったイベントでは、青葉もステージの上に立つことに!今回ので、青葉のゲームが世間に広がります 
本当にすごい!!!


そしてやがみんが旅立つ時…悲しすぎるぅぅぅ(T_T)
未練がありつつも、普通に出社した青葉ですが、紅葉に後押しされ、一緒にやがみんのいる空港まで行くことに!

その後みんな集合!
別れを告げた後やがみんはフランスへと旅立ちました
良い話すぎて感動しました!!!
1期とは違うストーリーで見どころ満点!

ゲームの説明の最後にはやがみんだけでなく青葉の名前も!
気になって調べたのですが、原作もここまでみたいです!
だから先が全く分からない!気になりますね♪
 {/netabare}

もっともっと素敵なゲームを作りたいです
みんなでまた、新しいゲームを!NEWGAME! by青葉

ぜひみなさんも見てみて下さい♪

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15
ネタバレ

境界線の観測者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

昨日よりちょっと先へ

二期のため一期視聴必須。

入社より一年、二年目の物語。
主人公、青葉は社会人として順調に日々を過ごし成長していた。

安定感のある面白さ。
この作品のいいところはまさにそこだろう。

シリアスもあるが、暗くなりすぎる事もなく成長へのスパイスとして意味がある。
ゆるゆる頭の世界でない。
それもあって可愛いだけの日常系アニメとは一線をかく。

キャラクターの可愛さ、愛らしさは増し増し。
そして成長を確かに感じ取れるストーリー構成は
一期から見てきたファンにたまらないだろう。

すっきり見終わるストーリーも評価できる。

日常系お仕事アニメをお探しの方、ぜひ一期からのご視聴をおすすめします。

自分用メモ

各話タイトルがセリフのアニメは良作の法則

第四話 生きねば の瞬間火力の高さ



第1話 恥ずかしいところを見られてしまいました……
{netabare}
成長と目標と抱負回

先輩青葉はやくみたいよね。

忠鳥ペン公。

動物にエサをやっていると思えばいいか⇒畜生の発想

ねねっち、ゲーム完成させるだけの根性あるんだよなぁ。
糞みたいなフラッシュゲームでも完成させるのって面倒だからすごい。

忌憚のない意見を聞かせほしい⇔(社会人として空気を読んで無難な発言をしてください)

「良ければ通るというものではないですよ」

キャラコンペの時間だー!!
{/netabare}
第2話 これじゃあただのコスプレだにゃー!
{netabare}
コンペ、シリアス(微)回

丸投げ⇔信頼

なんだろう、この気持ち⇒楽しまなくちゃ!
青葉は本当に(後輩としても)良いキャラしてるよなぁ。

一から考えるのって……使う脳みそが違うっていうか⇒ほんまそれな。

「これだと、フェアリーズと同じだよ」⇒きっつ。
{/netabare}
第3話 ……うー、恥ずかしい!
{netabare}
一年やって自信を持つのは良いことだけどね。

インスタバエ(笑)パスタ

ねねっち。腐らない。頑張り屋さんだなぁ。

「やめてった子達には悪いけどね…」
社会にでたら守られるにも才能がないとね。
{/netabare}
第4話 この…にぶちんめ!
{netabare}
ムーンレンジャー再び

三十分、トイレでサボりはあかんでほんま。

一年前はあんなにどきまぎしてたのに。
遊戯王、風間さんの成長が頭をよぎった。

メッセは二期でも活きてくる。

生きねば。

まずはα版まで頑張りましょう。
{/netabare}
第5話 や、変なとこ触らないでよ!
{netabare}
サバを読まれることを考えて仕事をするのです。

家着ジャージ、くっそかわいい。

すごい…、相手の弱みを知るや、攻めに回る(八重歯)あおっち!
{/netabare}
第6話 あぁ……すごいなあ……
{netabare}
キービジュアル。

作品を「完成」に持っていくのは評価されるべき点。

頼んだら、お金かかっちゃうじゃん。

「なんでそんなに物わかりがいいんだよ!!」
出来レースだけど、納得がいくのならそれでいい。

Cパート。
{/netabare}
第7話 凄く熱い視線を感じる
{netabare}
青葉、面接官、そして、ねねっち。

きらら女子大学

「いえ、マナーを守っているので(笑)」

とうとう、青葉先輩に。

後輩、馬鹿と保護者。

このエンディングもすき。
{/netabare}
第8話 メイド喫茶がいいと言ったんだよ
{netabare}
幹事は持ち回り制に限る。

メイド三人衆。
もえもえきゅん。

「関わりたくないときにああゆう顔するんだ」

なんだそのおにぎり。

夏バテ注意。
{/netabare}
第9話 シャツくらい着なよ!
{netabare}
絶対笑うなよ、笑うなよ⇒これは嘘やん

頭良さそうに見える、眼鏡回。

ロングもええやん。

練習でお給料がもらえるドン!!

ずいぶん軽いね。
そこがねねっちの良いところ。
努力を知らないし、見えていないから仕方ないね。
{/netabare}
第10話 どんどんリアリティが薄くなっていくんだよ
{netabare}
そっ、それだ!!

こういう場合、責任てどちらになるんですか?

「それでも…、良いものを作りたい、という気持ちは。忘れずにいたいですね」

ねねっち、妥協の巻。
ねねっちの指が、ぬるぬる。

ま、「会社の時間」はもう上げられないので、プライベートで作って下さい

もう、秋なんだな。

サツマイモ食ってたら、焼き芋登場したよ。

「変わったんだよ、コウちゃん」
{/netabare}
第11話 心になにか抱えてるのか
{netabare}
速さはプログラマーに取って正義ですよ。

ねねっち「んんんんんん…!」

事情があるから、頑張ってるから。
それが人に当たる理由にはならないよね?

第三者視点だとつくづく青葉は出来る女なんだよなぁ。

夢⇒諦めるのはやいよね。

「わたし単純だから、聞いたらなるっちの事、応援したくなっちゃった」

レッドブルの量やばい。

プログラマ班も美人揃いだよ。
{/netabare}
第12話 ぜひ買ってくださいね!
{netabare}
青葉「関係者席って、けっこう良い席ですね~」

「青葉、ここまで登っておいで」 これがすべて
{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 6

62.3 7 百合アニメランキング7位
閃乱カグラ(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (520)
3039人が棚に入れました
権力者が欲を満たすための道具として使う「悪忍」たちに対抗するため、政府は国家所属の忍「善忍」を育成する機密プロジェクトを立ち上げた。
学生数1000人以上のマンモス進学校「国立半蔵学院」には、この善忍を育成する「内閣特務諜報部諜報一課付特殊機密諜報員養成所」、通称忍者学科という裏の顔があった。

声優・キャラクター
原田ひとみ、今井麻美、小林ゆう、水橋かおり、井口裕香、喜多村英梨、茅野愛衣、白石涼子、後藤沙緒里、豊口めぐみ、藤原啓治、三森すずこ、浅川悠、山本兼平
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

2021年、今度はねぷねぷと出会う...!だがCEROはCへと落ちた...もう高木さんは帰ってこない...

緒言 バイーンは表現の進化を際立たせた
{netabare}初めてやった17禁がこれで2作品ともやりました
(CEROの規格は推奨年齢を指しているため年齢以下でもプレイはできるが、未成年の教育上、他の年齢層のゲームで慣れておく必要がある)
兄貴は17禁ではPS2のひぐらし祭を消化しました
とにかくちょっと動けばバイーンバイーンないし、たゆんたゆんと揺れまくります。ゲームもすごく進化したものだ
操作性だったら全年齢対象でも行けるんだけどなあ...
1作目は失敗作で、蛇女サイドも操作できる2作目が良かった

際どいシーンにおいての光の盾やグラフィック盾があっても円盤買って盾を破ろうとどっちでも構わない
それに対して憤怒していたらアニメを楽しめないからな
衣服破壊シーンでは誰でも欲望は満たされることだろう
あくまで「癒し」の感覚でもいいかもしれない
飾りかステータスで考えてもいいかもしれない
劇薬は人を豊かにするからな(でも状況によっては毒を含むことを忘れてはならない)

悪は寛大というけど、ゴールデンではそう言えないのが悪役です
でも1970年代と2008年頃のドロンボーやダイヤモンドパール時代以前のロケット団では寛大な感じがしました
ベストウィッシュでは一時的にドロンボーのDNAが消されたが、2期以降で元に戻りました

兵を駒として扱うプリキュアの悪役は基本塵芥だ。奴らは全てにおいて恐怖や絶望しか周りに与えていないから、そして主人公側からは何かを受け取ることを頑なに拒否しているから大嫌いです、ギャグしか認めていません{/netabare}

1話 狩りゲーの始まり
{netabare}いきなり動く動く(試験だった模様)
ナレーションもいい味出してるし、初回から筆頭にも会ってるし、スカイツリーも建ってるし、そして安定の太巻きである
でもって葛城は安定の乳揉みである(今回で3回、1話で何回揉むつもりなんだwww)
ちょっとの動作でも動く お辞儀等、でもこれは他のアニメでもある
松永さん(霧夜先生)派手に圧参するなあ~~(太巻き食べてるし)
専門用語をちゃんと解説してくれるから初見の人でもありがたいものだ
変身シーンはプリキュアみたいに1人1人長くなかったから非常に良かった(深夜では2回目以降は基本カットするか一纏めになる)
プリキュアだったら必ず名乗るから長く感じるのだろう
雑兵(不良)が傀儡だったとは、搖動だな
おっ、筆頭だけでなくクラン・クランさん(春花)も活躍っすか、最後は蛇女サイド皆出ているし
ゲームと同じになりそうな展開だったな(販促も含んでいる)
オリジナルほどではないけど期待値が上昇するわ{/netabare}

2話 技の構築
{netabare}完全に遊びが中心でした、やっと飛鳥の必殺技が構築されます(今回も葛城は3回は揉んでいたwwwやめれ)
大道寺先輩は後から参るそうです
最後に詠(めんま)の推参です
貧乏だろうが金持ちだろうが勝負の世界に経済は関係はないと思います、蛇女サイドだったら分かり合えるんだけどなあ...{/netabare}

3話 避けられない戦
{netabare}やっと恒例の衣服破壊が入りました(まあ添加物ですけど、多分全員脱がすのだろう)
飛鳥は何もできなかった。まあ「勝手に」成長してくれ
葛城に関しては・・・

無意味な戦いは避けるって言っても、他の世界だったら裏を返せて当たり前なんだけどね、斑鳩さん
例の6の人が来ました(構っている暇ねーんだけど)
刹那(瞬間移動)が早すぎる...
善っていつも「悪に対して強くなりたい」と思っているから精神的に焦っていると言ってもいいのかなあ(ゴールデンでは反することもある)
やっと飛鳥の必殺技の構築も済みました(発動は後で)
次はゲームに無かった合宿回で、日影(ハヤテ君)と未来(稲森さん)の推参です{/netabare}

4話 合宿
{netabare}出動時に防御破壊する命駆を復習しました
蛇女が搖動をまたしても仕掛けてきました
何気にEDが変わっていました(その時の日影に俺は感動しました)
未来のスカートって何でも隠せるんだなあwww(もう忍でもなんでもないじゃんwww)
次から蛇女が襲撃ですから蛇女ファンは必見です{/netabare}

5話 3DS版蛇女の出撃
{netabare}葛城のスカートの秘密を教えて貰えませんか(無理だと思うけど)
何気に焔はまだ太刀1本しか使ってなかったな
あっこれ序の口...
六ノ爪スタイルきたああああああ!!(筆頭サイコーー!!)
稲森さん(未来)は安定の無視
構ってくださいよマミさん(柳生)...
ゴールデンでこんな対応は確か見かけたことあったはず。そうだ、ブンビーさんだっけwww
戦闘は続きます{/netabare}

6話 結界の崩壊、貴方は誰を頼る?
{netabare}どうやら結界は5人一緒に使用しないと強さが発揮できないようだ
どんな世界においても
焔「頼れるのは自分だけだ!!」(名台詞なのだろうか)
それが強さへと繋がるなら友達(仲間)は無意味なものかどうかは世界によって異なるんだ(ゴールデンでは反することが多い、恵まれているのか恵まれてないのか迷うなあ)
次は隠しキャラである川神姐さん(大道寺先輩)が圧参です{/netabare}

7話 貴方にとって「力」は何に変わる?
{netabare}例え強くなりたいなら、自分を問いても構わない
何もかも全てを捨ててもいい
多くの人がいるから自分がいる。それも回答の一つだ
大道寺先輩とのラッシュは基本きついからいい成績は取りづらい、受け身も取るから
だが貴女を見るとこっちの心が燃えるんだ、力を欲すことを欲望としているからな
(でも力だけでは勝負には勝てない、知恵も必要だから)
そうか、霧夜先生の教え子である凛は死んだんじゃなくて蛇女に行ってしまったんだな
故に善は悪になれる、それを今の子供達は分かっていない
それを後で教えるべきだ
力=剣と盾 これ以上砕けられないのがこの世界
じゃあ絆と意志は?{/netabare}

8話 斑鳩と葛城の過去(漫画にある)
{netabare}葛城は斑鳩と仲良くなりたいがためにセクハラ行為をするようになったんだな、そしてお互いに家族がいないことも一致している
元々葛城には恐怖っていう感情が無く、力で押し殺しているようなものだな
で、1年経って飛鳥の推参
未熟な能力でも天性の素質は開放していた模様=センス○

最後に柳生(実力あり、妹がいたが死んでしまい落ちぶれていたが、雲雀と出会い、彼女が妹に似ていたことで強く守ろうと思うようになったのを最新版で理解)
と雲雀(実力皆無、変わった目をしており人を操ることができるのを最新版で理解。しかし家計の中で発症したのが忍の才能が無い彼女だけだった。また、怒りの感情が無かった家計に苦しんだ)の登場
現在に至る半蔵サイドである
しかし、斑鳩と葛城が卒業したらどうなるんだろ?

そして雲雀が操られた、さて関ヶ原を開幕しよう、次は蛇女サイドに参ります{/netabare}

9話 急ぐのもいいけど冷静になりましょう
{netabare}柳生の暴走癖は相変わらずでした。自制しようよ
おいおい、ファイヤーシスターズが結成されてるぜ(雲雀と焔が喋っていたから)
ちょ、霧夜先生と鈴音先生(凛)が邂逅しちゃったぞ!?
でも悪忍になった理由は話さなかった
(この部分は良かったけどやっぱゲーム通りになってしまったな)
さあ次から関ヶ原に参ります。それと雲雀は逃げていません{/netabare}

10話 関ヶ原 前哨
{netabare}雲雀と鈴音先生は囚われの身となった。次から本格的に参ります
道元の声はキントレさんでした
まずは詠さんからケリをつけますか!{/netabare}

11話 関ヶ原 内応
{netabare}忍には家族の愛なぞ必要ない(斑鳩さんだけですが)
言いたいことはそれだけです
怨めるわけがねえよ、富裕層の血縁がなかったんだから...斑鳩さんは
次で奴が降臨します、あの(そんなにデカくなかった)ラスボスが{/netabare}

12話 関ヶ原 決戦 そして...
{netabare}焔も善忍の際に知り合った先生が悪忍だったことで裏切られた経歴を持っていた、だから悪なら善よりも寛大だからそちらに属するようになった。(ゴールデンでは反しちゃうんだよね)
そして自らの欲望を曝け出した道元...
ラスボスのオロチが白くて磯巾着のようだったな、ゲームでは黒くてドラゴンっぽかったのに
飛鳥と焔が結界に取り込まれ、残りの面々は一緒に操られた雑兵共の掃除か
古典的ですが共闘の路線になりましたか(これでも熱い展開ですけど)
皆のリンクの一撃でついに道元を成敗した、同時に焔も7本目の太刀を抜きました
だが奴は焔が殺したのではなく、凛が道連れに...
これでも抜忍扱いか...さあ、紅蓮隊になるがいい...
最終回でちょいと持ち直したっていう感じでした
次のシーズン確定かな。新生蛇女サイドと月閃サイドがどう絡むのかに期待{/netabare}

総評
{netabare}筆頭(焔)サイコーーーーーーーーー!!ではあるが印象に残るのが無かったのが残念
でも「頼れるのは自分だけだ!!」は刻みました
将来のためにもどう足掻こうが自分で前に行かないと駄目だから
これはまだ3DSの時期であるため、次のPSVitaの時期を期待する
待てよ、鈴音先生が道元を道連れにしたんだから蛇女はどうなるんだ?これ再建無理だと思うんだけど...時間軸を戻すのだろうか?{/netabare}

2014.1.14 追記
{netabare}全トロフィーを回収しました!!
発売された後バグに惑わされてデータを消してしまい、結局1年越しになってしまったのが悔やまれるがここまで長かった...疲れたけど本当に良かったです!!
BSC,ADV,EXT全ての胸に感謝 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人

お金溜まったので2013年GWに配信版に手出したwwwこれカセット版も出てる
「少女じゃないのが混ざっているが」ってあのじじい言ったんだからwwww
「それ言っちゃアカン!!」って思ったwwwwww
たまには遊びな、それだけだ
この音ゲー、1曲1曲が長く難がムズい...
龍が如くのカラオケの方が簡単に見える...こっちのトロフィーは5割回収した

2015.11月頃
3DSの方は売却、Vitaの2作目をやり、年内に100%達成(バグ無し)
もうネタは尽きるだろうってことで
今はヴァルキリーをやってます
タッチコミュは戦闘後の癒しってことで^^
それよりも桐生さんが気がかり
彼は6で終わりを告げた...2をリメイクしてくれないかな~

しかし、2017年3月
今度は...水遊びだとぉ!?(完全にスプラトゥーンのパクリ)
両姫姉さんとの別れた後はどうした!?
またスピンオフで迷走か!?{/netabare}

でも2018年
スイッチではまさかのピンボール!?
こんな世界おかしいよ!!
なんだけどPS4では3DSの真影と紅蓮のリメイクッ!!
そしてこの時点で動いていなかった月閃が参戦ッ!!よし買いや!!
但しカービィとゼノブレイド2も

投稿 : 2025/03/01
♥ : 40
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

果てしなき“爆乳プロデューサー”の野望!!

原作ゲームは3DS版『-少女たちの真影-』をプレイ。
その他、続編のPSVita版『~SHINOVI VERSUS-少女達の証明-』も物色。


2011年秋……。その春ローンチした3DSも年末に向けて
任天堂の定番タイトルやモンハンなどで無難に固めていく中……。
市場に予期せぬ闖(ちん)入者が現れた!

“爆乳プロデューサー”と言う怪しい肩書きを名乗るその男は、
変身ヒロインや脱衣K.O.等の魅力について憚ることなく熱弁し、
“爆乳ハイパーバトル”などと言う珍ジャンルをぶち上げ、
3DSの裸眼立体視機能を巨乳女子高生忍者(ごく稀に貧乳)の胸部を
立体視する為に濫用するという暴挙に打って出たのだ!

その蛮勇が一部の紳士の胸を打ったのか?処女作はスマッシュヒットを記録。

その余勢を駆って(調子に乗って)、爆乳のセカンドウェーブを巻き起こそうと、
2013年冬クールに、先発のモバイルゲームアプリ、上記のPSVita新作ゲーム等と共に、
繰り出して来たメディアミックス戦略の一環が、
上記3DS版ゲームを元にアニメ化した本作。


正直、序盤はダメダメな手応えでした。
特にストーリーは、原作同様、せっかく用意したキャラの過去設定等を、
演出として煮詰めずに、ナレーション説明で浪費する乱雑さ。

しかも、このアクションゲームの幕間イベントレベルの説明文を
“爆乳プロデューサー”とその郎党は、
“少女たちの切ないストーリー”などと本気で思っている節がある。

やはりシナリオ作成能力に関しては一部テキスト型アドベンチャーなどを除いて、
日本のゲーム業界は周回遅れなのか?

と言うより、じっちゃんも女の子に太巻くわえさせてる場合じゃないだろうw
これだからゲーム原作物は……。

といった感じで溜息ばかりが出る序盤戦でした。


ですが、中盤以降、徐々にキャラや設定をナレーションで流さずに
アニメーション作品として演出、料理する必要性を理解し始めたのか?
徐々にストーリーが走り始め、私も興が乗って参りました。

味方の善忍・五人VS敵の悪忍・五人。
ライバル五組を軸に……{netabare} 敗北を乗り越えて強くなる熱血燃料で温めて、
暴かれた陰謀共々、月下の天守閣という高所クライマックスのメッカで決着を付ける。{/netabare}
テンプレながら中盤の一戦や、ラストは結構、熱くなれました。

記憶が確かなら、最終回はナレーションもゼロだったはず。


このメディアミックスで凄いと思ったのは、
大抵、納期をクラッシュして足を引っ張る、
ゲーム側のスタッフがちゃんとアニメが終盤に差し掛かる絶好のタイミングで
PSVita版リリースを間に合わせたこと。

さらに悪運が強いなぁ~と感心したのは、このゲーム『~SHINOVI VERSUS』が、
Vita本体ハード値下げ週と重なったこと。

当時Vitaは携帯ゲーム機市場で3DSに押されて劣勢の、
いわゆる負けハードで、大手各社が有力作を3DSに投入する中、
『~SHINOVI VERSUS』はガラ空きになった本体値下げ週の同発タイトル一番手という、
もやしや太巻に匹敵する美味しすぎるポジションをゲット♪

こうして爆乳への執念が実った結果?
ゲームはシリーズ最高売上を更新し、メディアミックス効果は最大化。

ますます図に乗った“爆乳プロデューサー”によりコンテンツは多様化し、
巨乳忍キャラも倍々ゲームで増殖♪

さらに、ゲームは、料理対決でスイーツ女体盛りや、水着で水鉄砲大会を催すなど、
多彩な方面に暴走w

その勢いに敬服したのか?(或いはもはや手に負えないと諦めたのかw)
“爆乳プロデューサー”は自身のIPを普及するための開発子会社・社長に成り上がり。


今秋放送予定のTVアニメ2期は、一国一城の主となった“爆乳プロデューサー”による
新たなメディアミックス戦略の一環ということになります。

五組のライバル関係でシンプルに王道展開に乗せられた1期と異なり、
爆乳キャラは今や主要キャラだけで20人以上の大所帯。
1クールだと仮定して、まとめ切れるのか?不安も募りますがw
全てを脱ぎ捨てて舞い忍ぶ、忍たちの本懐。
再び堪能……いやw見届けようと思います。


もう一点だけ、気になっていること。

本作も原作と同じく、女子高生忍者たちは、
急な水中任務にも即応するため水着を常備していたわけですが、
(いかにもゲームレーティング団体・CEROとの暗闘を勝ち抜き、
販売・宣伝制限等を軽減するためと思しき姑息な計略w)

アニメではゲームではあったその点の詳しい説明が何故かありませんでした。
少女たちの頻繁な水着姿……ゲーム未プレイの視聴者にはどう解釈されたのでしょうか?
或いは妄想たくましい紳士には下着やパンチラとして錯覚され消化されたのでしょうかw

わたし、気になりますw

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15
ネタバレ

カルマるかIS さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

明るい五人の忍物語

第十二話視聴しました~{netabare}最終回ということで異常なほどの盛り上がりでしたね。蛇女の仲間を思う気持ちにはとても感動しました。そして無事であることも願います。しかし凛はどうなってしまったんでしょうね?そのへんを考えるとまだ続きが見れるという可能性が高まりますね。とても好き嫌いがわかれそうな作品でしたが作品のないようにブレがなく伝えたいことを一直線にいったのでよかったと思います!{/netabare}

第十一話視聴しました~{netabare}あ、やばい。感動してきました。それぞれいろいろな思いでしのびをやっているんですね。蛇女の生徒もやっぱり複雑な過去があり根っからの悪じゃないんですね。今のエンディング曲が個人的にめっちゃ好きなので歌の評価も高くなってきそうですね。次回でとうとう最終回です。最初のほうはいろいろ心配でしたがここまできたことに一安心でありとても期待しています{/netabare}

第十話視聴しました~{netabare}いよいよ最終局面に突入ですね。蛇女の生徒は本当に根っからの悪でないことを信じているのでどうなのかも気になります。次回も派手な戦闘シーンに期待です{/netabare}

第九話視聴しました~{netabare}霧夜ってめっちゃ強いはずなのに大事なところでうっかりミスが多いですね。あれだけみると蛇女の生徒もいいやつに見えます。裏切ったら本気で殺しにきそうなのでひばりが心配です!{/netabare}

第八話視聴しました~{netabare} ほとんど過去編でしたが葛城がめっちゃいいやつでしたね。ひばりがダークサイドにおちてしまったみたいなので柳生には最悪の状況ですね。この先の凛との対決は大道寺がけっこう関わってきそうなので今後に期待です{/netabare}

第七話視聴しました~{netabare}大道寺先輩の強さは異常でしたね。何年も留年してるらしいけど何の意味で残ってるんでしょうね。生活費とかも大変でしょうねここに来てだいぶ引き込まれ始めてるので次回も楽しみです{/netabare}

第六話視聴しました~{netabare} 前回に引き続き戦闘回でしたが盛り上がりが一番よかったですね。柳生もかっこよすぎです。やっぱり柳生が一番強いのかな?いつかひばりが覚醒するのを期待しています{/netabare}

第五話視聴しました~{netabare}今回はほとんど戦闘でしたが、なかなかよかったと思います。焔との戦闘は胸があつくなりました。刀一本で実力を測り、自分の判断で本気だすとかかっこよすぎです。蛇女の忍者は全員つよそうですが柳生が別の結界にいたということはあの子負けたのか?次回予告がほぼネタバレだったきがします{/netabare}

第四話視聴しました~{netabare}今回は定番の太巻きがなかったことに驚きです。絶対に毎回のお決まりと思い込んでたので以外でしたね。銃つかったりスカートから戦闘機がでてきたりとまったく忍者らしくないのが欠点ですね。{/netabare}

第三話視聴しました~{netabare}なんか今回でだいぶ評価が変わりました。結構おもしろいじゃないですか!案外ぶれもなくテンポも今回はとってもよかったと思います。兄の話はまだ続きがあるんでしょうかね?なんかあっさり終わったけどいつか伏線の回収をするんでしょうかね。今回はけっこうたのしませてもらったので次回も楽しみです{/netabare}

第二話視聴しました~{netabare}よくある主人公が最初は強くなくて、なんか力を秘めてるんでしょうね。鳳凰を焼き鳥とまちがえるなんてすごいですねw太巻きのくだりはおきまりなんでしょうかね。いまのところギャグアニメとしてみたほうが見やすいですね{/netabare}

第一話視聴しました~{netabare}なんかすごい胸を強調してきましたね。最初に思ったのはその一言です。一話目ということもあって作画は安定していてキャラもなかなか可愛かったです。番長の声がくじらさんだったのが驚きですw{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

79.9 8 百合アニメランキング8位
魔女の旅々(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (736)
2670人が棚に入れました
あるところに一人の旅人がいました。彼女の名はイレイナ。若くして魔法使いの最上位「魔女」となった才女です。幼いころに読んだ旅の物語に憧れて、流されるように気ままな長い旅を続けています。この広大な世界を自由に渡り歩き、わけのわからない可笑しな人や、誰かの美しい日常に触れながら、彼女は旅人として、これといった目的もなく、色々な国や人との出逢いを繰り返します。そして同じ数だけのーー「構わないでください。私、旅人なものですから。先を急がなければならないのです」そんな魔女イレイナが紡ぐ、出逢いと別れの物語…。

声優・キャラクター
本渡楓、花澤香菜、黒沢ともよ、日笠陽子

waon.n さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ここにも魔女! あそこにも魔女! ハートのど真ん中にも魔女!

【First impression】
 魔女っ子といえば『スレイヤーズ』『おジャ魔女ドレミ』『ふらいんぐうぃっち』『まどマギ』魔女ってモチーフって幅が広いなと感じますね。
 個人的には『純潔のマリア』『リトルウィッチアカデミア』がツボです。ちゃんと魔女してるなーって。
 なにはともあれ、キャラデザがいい!!
 原案が好みにあう絵なのですが、アニメにしてもマジ天使。いや魔法使いなんだけれどね。
 うわー次週気になるー! って作品じゃないけど、毎週楽しみにしていた作品のひとつですね。結構好みだった。
 最終話まで観て印象が変わった視聴者は多かったのではないかなと。どんな作品にも言えることですが、最終話までみないとやっぱり分からんものだなぁと思わされた。

【Story synopsis】
 自他ともに認める美少女イレイナは小さい頃からニケの冒険譚という本を読み、魔女に憧れます。魔女になるための努力をし、見事魔女になり夢に見ていたニケのような冒険を始めることになり世界各地を巡りその場所で様々な体験をしていきます。

【Staff】
 制作会社        C2C 
 監督          窪岡俊之
 キャラクターデザイン  小田武士
 コンセプトデザイン   内尾和正
 美術監督        合六 弘
 
 魔女が一般的に認知されている異世界を作り出す。これがスタートラインだと思います。そのため、注目すべきはコンセプトデザインの内尾和正さんと美術監督合六 弘さんそれから監督である窪岡俊之さん。
 内尾和正さんは今回で知りました。ちょっと調べて観ただけですが、この方の異世界は若干ダークな雰囲気というかある種の不気味さもあります。それが神々しくも映るタイプの絵ですね。そして、これをどう料理するのか、いや、どう料理したのかを改めて観るのも良いかもしれません。
 
 キャラクターデザインの小田武士さんはキャラクター原案の魅力的なキャラを魅力そのままアニメ絵にしてくれています。『はるかなレシーブ』に続いて監督の窪岡俊之さんとのお仕事になっていますね。こちらでもキャラデザを担当し魅力的なキャラづくりをしていたと記憶しています。

【Review】
 魔女ってモチーフはもはや異世界のものとなっていまっていますね。ミステリアスで不気味なものから、可愛くて強くてカッコいい。みたいな印象でつくられる事が多いように思われます。そうなると単に魔法使いとの区別ってなくなってしまっている感じですね。悪魔的な雰囲気はどこへやらといった趣ですが、それが広く受け入れられやすいという考え方でこういったキャラクター造形になったのでしょうかね。魔女っていうか魔法使いでしょ? ってその違いを気にしないように視聴することをおすすめします。

 んでもって本作もやっぱり異世界だけれど、基になっている風景はヨーロッパ圏なんでしょうね。現実の世界とリンクさせた場合の魔女ってイメージが違ってしまうので、異世界というで許容することを覚えました。
 異世界とするならもっと新しい雰囲気づくりが観てみたかった感じる部分も多少あります。しかし、キャラがポップに作られているので、世界観もポップにしないと浮いてしまうとかリアリティがないとなってしまうのでしょうね。分かっていると思いますが、ここでいうリアリティは彼女の生きる世界がその世界になっているかどうかってことで、現実の私達のリアリティではありません。こういった分かりやすい作品ではあまり見かけませんが、時折こういった視点を混ぜてリアリティがないとか見かけると鼻からため息が出ちゃいます。
 話が逸れてしまいましたが、キャラクター造形に寄せた背景であり、美術アートとなっているように感じます。この辺りはとても上手いので気にしすぎなければ、とてもすんなり物語に集中することができました。

 旅行記、冒険譚、寓話集。カテゴリーとしてはこれらをミキサーにかけたようなものになっていますね。個人的には寓話の色を感じさせてくれていて短編の1話づつのつながりはとても好きでした。伊坂幸太郎のように短編があつまって一つの物語に集約していくような面白さも感じることができたと思います。
 でも全体的には物語として見せることを意識的に排除した結果、残るものを視聴者に伝えたいというプランのように思えました。だから何でもかんでも魔法で助けることはしない。物語を動かすためのマクガフィンとして魔法があるだけなんじゃないでしょうか。
 これは3話で見せた二つのショートショートで方向性を視聴者にしめしたように感じられました。“ただの愉快で感動的なな旅を魅せたいんじゃないんだぞ”とそのような声が聞こえてくるようです。
 それでもってこの作品を好きになれるかどうか枝分かれするのもここですね。個人的には魔女をモチーフにしたんだものこれくらいのダークは欲しいところ。

 問題点というほどでもありませんが、欠点としてはワクワク感の無さですね。“次どうなるんだろう”が無い。なぜなら主人公イレイナは箒に乗っているからなのか分からないですが、ふわふわしています。そうです、行動目的や行動原理がないのです。
 唯一あるのが、「冒険したいなー色々な国に行きたいなー」というものです。そこで思い出されるのが、そう『キノの旅』です。
 フォーマットというか構造としては、同じライトノベル原作の『キノの旅』であり、漫画であれば『蟲師』に近い構造ですかね。
 んでもって、対国や対人間という意味では『キノの旅』が近いだろうか。じゃあなんで『蟲師』を例に挙げたかというと、こっちのフォーマットを活かした方が良かったように思うからです。なぜなら一番重要なポイントとして、主人公が一人で旅をするという点をもっと気を付けても良かったかもしれません。
『キノの旅』では、実際にはバイクとおしゃべりをすることで、キノの内面や主人公自身が気づいていない点に気づかせてくれるなどキャッチボールがあり、それを見せることで視聴者は共感を抱くことができるようになっていたと思います。その国で起こった出来事などを感じて自分の欠落している部分を埋めようというのが旅の目的のように感じられるのが良いんですよね。
 それが演出のなかで読み取れなくてもセーフティネットのような役割をバイク君が果たしている。
 対して『蟲師』は行く先々で出会う人との交流を描き「蟲」という相手が存在しており、それが物語を作り出す役割を果たしているわけです。それでもってギンコの行動原理は単純で分かりやすい。だから「蟲」によって様々な教訓や体験を視聴者に届けることができるわけです。
 そうすると、この『魔女の旅々』ではどうかって話ですね。
 行動原理なんて、なんでも良い。例えば『スレイヤーズ』のお金儲けや楽しく生きたい美味しいものを食べたいとかね(まぁ魔王倒して世界救うんですが)。
 このふんわりした感じがどうも彼女を語り手以上の存在にしていないように思われます。本当に共に旅をしているという気にさせてくれません。
 あくまでも物語を観ているという視聴者の視点であり続けてしまいます。敢えてこういう作りにしているのでしょうか。
 “ゆるさ”においては日常系アニメのようであり、物語はそこまで日常系ではない、というちぐはぐさがあります。
 ここはあえて異世界としての世界観もちぐはぐにして思いっきりファンタジーにしても面白かったかもしれません。まぁそれこそキャラ浮きまくりそうですが。

 この原作って小説ってメディアだからこの構造で正解だなと感じるんです。
 これをアニメにしようってなっときに、じゃあ主人公の内面を描くことをするの? しないの? どう表現するの? これが分からない。前述したように、ただ物語を体験させて味合わせるという方法を取っているように感じるし、実際そういう作りになっているでしょう。
 内面を描くのであれば、旅を共にする人がいるのが楽ちんですね。例えば、『魔女の宅急便』のようにジジみたいな猫を連れて旅をする(魔所といえば黒猫キノだったらバイクのエルメス)。しゃべらなくても愚痴や嬉しかったことをこぼす相手がいてもいいし原作になくても入れていいと思う。
 また、彼女のやりたいことを分かりやすく視聴者に伝えること、最初からなくてもいいどこかで見つけるでもいい。
 そうすれば、物語として軸を作ることができ、観ていてワクワクさせてくれるものになったのではないでしょうか。
 主人公は次何をするんだろう? どうなっていくんだろうと想像させることこれがあればより一層楽しめたかと思います。

 最終話について、ですが。
“もし、あの時~していたら”みたいな分岐点の先がどうなっていただろうと好奇心の強いイレイナは気になり、願いとなって現れました。
 それは後悔ともいえるものでしょう。あの時の負の感情を捨てて次に進んだけれどその負の感情の行き先は? 捨て去られても忘れ去られるわけではない。それがイレイナの中に燻っていました。
 そんな“もし~していたら”のパラレルワールドの自分が一堂に会したわけですね。SFの香りがします。
 話自体は実に面白い。本当に残念ながらギャグが色濃く出てしまっていますが、じつは結構シリアスな物語なのでないでしょうか。
 例えば3話で助けられなかった自分自身、もしくは最後まで助けようとしなかった自分自身を肯定できなかったとしたら? 引きずり自己否定に走ったら机の下にしゃがみ込み自分なんてと卑下してしまうかもしれません。
 私はこの最終話を観て初めて主人公がただの語り手から一人の人間として見ることができました。
 これは物語の方向性として途中で変更することができなかったという事情から、最終回で許されたように思われます。そして私はそのことが嬉しかった。彼女がこれまで経験した旅に対してどういった思いでいるのかが少し見えたような気がしました。

 そして旅を共にする友人のような存在を示唆して続編の香り残し物語が終わりました。これにより、次回作からはちゃんと物語を人物にも寄せて描くよていだよというメッセージを受け取ったようなきになりました。

 アニメとして作り変えこと、そして原作を活かすことを両立させるのは難しいのだと思います。このアニメは誠実に原作に向き合って丹精込めて作られていると感じます。
 すっごいおススメというわけではありませんが、きっと心に残る作品なのではないでしょうか。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 18
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

へぇ。。旅の日常?声優道場?いや・・・本渡劇場w

 
あにこれ界隈では期待ほどでもないらしいとの空気感はありましたが、ぶっちゃけ本渡楓さんなので完走を決めて視聴しました。
他にもホントに旬な主役級の声優さんが多くて、その点においては、物語そっちのけで楽しめましたw

主人公はもっと元気な娘かと思ってたんですが・・

<キャスト/キャラ/エピソード>
▼本渡楓/{netabare}イレイナ
本編の主人公。18歳ながらロリ要素あり。
う~ん、第一話だけに本渡さん緊張してる?
「防振り」でみせた快活さ、かわいさが薄い・・
キャラがクール系ってのもあるけど・・

まあ、ある意味キャラを演じ切ってはいるのでしょうけど・・
「~程の美女は誰でしょうか?そう、私です」
う~ん、個人的にはそれほどの美女でもないようなw
歯が浮くようなセリフ・・しっとりではなくもっとお茶目にしゃべらせてほしかったです。個人的には。声が聴けるのは嬉しいですけどね。
{/netabare}▲

▼伊藤静/{netabare}ヴィクトリカ
第一話などで登場。
イレイナの母でフランとシーラの師匠。
第10話では若い頃の麗しき姿を拝めますw
母親だけあってイレイナに(イレイナが?)似てる・・
cv伊藤さん・・
アマガミSS(森島はるか)とか優しい女性役には定評がある気がしてましたが咲-Saki-(竹井久)のような元気系もされてたんですね。
{/netabare}▲

▼花澤香菜/{netabare}フラン
第一話と第五話などで登場。
イレイナの師匠で、ある国の偉い魔女。
その魔女に1年の修行で追いつくイレイナ。
キャラの色はわかるけどアニメなんだから少しは声優さんの特色も出して欲しいな・・
ただそうすると「この声優、演技が変わらん」とか言う人も出てくるかな・・加減が難しいですねw
{/netabare}▲

▼黒沢ともよ/{netabare}サヤ
第二話などで登場。
魔女見習いを目指す少女。
もうちょい彼女の成り立ちを見せてくれれば、もっと感情移入できたかも。
黒沢さんといえば・・
ユーフォの黄前ちゃん、宝石の国のフォス・・
今回も元気キャラでなによりw

第六話のイレイナとの再会のシーン・・
はぁ~だけでの感情表現、いいですね~。声もいいし。
第十二回声優アワード主演女優賞受賞のチカラが垣間見えました。
なんか胸に響くw
単に甲高い声に弱いのかなw
{/netabare}▲

▼佐藤聡美/{netabare}ニノ
第三話で登場。
金で買われたおとなしい奴隷の少女。
救いのないようなエピソードで何を言いたかったのかちょっとナゾ。
cvシュガ美さん・・
千反田える(氷菓)など美少女役多いですね・・
今回は律っちゃん感は皆無でした。
{/netabare}▲

▼Lynn/{netabare}ミラロゼ
第四話で登場。
記憶を失い滅んだ国に取り残された魔女。
「大丈夫、私は死なないから」はフラグ発言かと思った。
戦闘の動きは見応えがあった。けど物語が暗いw
Lynnさんも色んな声が出せるんですね・・
当たり前かww
{/netabare}▲

▼日高里菜/{netabare}オドコ
第五話で登場。
王立セレステリアの魔法学校の生徒。茶色がかった長髪でおどおどした性格。
ちゃんりな、ダンまちⅢぶりw
魔法学校はちょっと楽しかったけどドラマ性は薄味で少し残念。
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▼佐藤利奈/{netabare}エイヘミア
第六話で登場。
正直者の国になる前から雇われていたメガネ魔女。二つ名は『流砂の魔女』。
ウソをつけない国、童話的な教訓かな。
cvサトリナさん・・・
ほぼ声出さない役だけど無声音でもイイ演技。
たまに聴く声も心地よいw
出演をざっくり復習してみましょう・・
ネギま/無限の住人/レールガン/咲-Saki-/シドニアの騎士/まちカドまぞく/防振り、そして・・ARIA。うぐう・・
{/netabare}▲

▼豊口めぐみ/{netabare}ローズマリー
第七話で登場。
あっちの村のぶどう踏みの少女。
コントなのかシリアスなのか・・
cv豊口さんは・・
転スラ(大賢者)/無限の住人(百琳)・・
大人な女性役といった印象ですね。
{/netabare}▲

▼日笠陽子/{netabare}シーラ
第八話などで登場。
魔法統括協会のエージェント。サヤとミナの師匠。二つ名は『夜闇の魔女』。
第十話、花澤さんとの掛け合いは某動画みたいで面白かったw
けいおん!のキャラとはかけ離れ過ぎw
でもこういうキャラの方が生き生き演技しているような・・w
{/netabare}▲

▼上田麗奈/{netabare}人形店の店主
第八話で登場。
切り裂き魔が出る国の人形店の店主。
cv上田さん、熱のこもった演技だったかとw
復習しましょう・・
サクラクエスト(四ノ宮しおり)/SSSS.GRIDMAN(新条アカネ)/宝石の国(ヘミモルファイト)/ゴブスレ(主人公の姉)/Dr.STONE(ルリ)/鬼滅の刃(栗花落カナヲ)/日本沈没2020(武藤歩)
メインも多くなってきたかな・・
{/netabare}▲

▼楠木ともり/{netabare}セレナ
第九話で登場。
時計郷ロストルフに暮らす富豪の家の殺人鬼少女。
ガンゲイルのレンちゃんですねー。
他にはデカダンス(ナツメ)が印象的かな。
{/netabare}▲

▼内山夕実/{netabare}エステル
第九話で登場。
時計郷ロストルフに暮らす優秀な魔女。二つ名は『薫衣の魔女』。
過去に戻ってセレナを助けようとするが・・・
cv内山さんは・・
咲-Saki-(鷺森灼)/好きっていいなよ(武藤愛子)/オバロ(マーレ)/宝石の国(ルチル)/ガンゲイル(ソフィー)/そして・・リゼロ(パック)ですね。
{/netabare}▲

▼高橋未奈美/{netabare}ミナ
黒髪ロングなサヤの妹。
ひそかに姉を好きすぎてイレイナに嫉妬。
第十一話で登場。
この回はイレイナとサヤとの入れ替わり。
つまり、本渡さんと黒沢さんの入れ替わり。
この二人の声好きにはたまらん設定ww
本渡さん、やっぱ明るいキャラが合うなあ・・w
さて、cv未奈美さんは・・
リゼロ(ヴィルヘルムの妻にして剣聖だったテレシア)/メイドラゴン(ルコア)/エロマンガ先生(山田エルフ)/ダンまちOVA(ティオネ)/はるかなレシーブ(新垣柑菜)/ありふれた職業で世界最強(シア・ハウリア)
/そして・・まちカドまぞく(リリス)、でしたかw
{/netabare}▲

▼小原好美/{netabare}アムネシア
第十二話でちょこっとだけ登場。
二期は彼女の出番が期待できそうですね。
cv小原さんといえば・・
月がきれい(水野茜)/あそびあそばせ(野村香純)/ドメカノ(葦原美雨)/やが君(叶こよみ)/鬼滅の刃(竈門花子)/かぐや様(チカ)/そしてそして・・まちカドまぞく(シャミ子)
また次回作が待ち遠しい作品が増えました♪
{/netabare}▲

▼本渡楓/{netabare}イレイナxxx(多すぎて省略w)
(上にも書いたけどあえて・・)
第十二(最終)話で登場。
なんと本渡さん一人二十二役www
(エンドロールを見て数えました)
「はめふら」での内田真礼さんの一人五役を優に超える記録w
とはいえ「あー」とか「うー」とか「にゃー」とかいうのも含めてなので単純には比較できませんがw

「イレイナやさぐれ」など、ホントに本渡さん!?と思えるキャラもいて快演だったかとw
なんだか今後こういった試みの作品がチラホラ出てきても不思議じゃないかもw

まあこの話があるんだったら是非とも旬な声優さんを配役したくもなりますね・・黒沢さんとか小原さんとかでも面白かったかも知れませんが・・第13回声優アワードの新人女優賞でしたし、個人的にはまあ納得できる選択だったかと。
{/netabare}▲

OPは上田麗奈さん。
自分のBEST10内の人多い・・てかBEST10見直そうかなw

原作は長編小説として今でも続いてるようですが、文章の方が想像力を掻き立てられるような話なのかもしれませんね。。
あくまでも個人的な見解ですが、アニメの物語としては秀逸な感じはなかったかな。。

でも続編あれば観ます。


 原作:2016年刊行開始の長編小説
    2020年時点で15巻刊行
 制作:C2C
  「はるかなレシーブ」、
  「ひとりぼっちの○○生活」などを制作
 放送:2020年10-12月
 視聴:2020年12月 NETFLIX

一番気になったのは、本渡さんのギャラだったりw
 

投稿 : 2025/03/01
♥ : 30
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

1話感想{netabare}
原作未読。
アニメ制作はC2Cなのかー、前作の“シャチバト”が余りにも酷かったので今度は頑張って汚名を雪いで欲しいトコロ。
なんてことを思ってたら…シリ構・脚本ふでやす?ふでやすナンテ!?
えっと私自身原作未読なので気付かなかったんだけど、今現在(2020 10月4日)同じくふでやすがシリ構を務める“ブラッククローバー”がアニオリ展開らしくてそのパートは近い内終わって、その次は原作者監修のアニオリが控えてるんだそうな。
アニメスタッフのみのアニオリ+原作者監修によるアニオリって流れになるのかな。
アニメスタッフのみの時でどこまでふでやすが係わってたか知らないけど、その後に控えてる原作者監修パートも、少なくともアニメ制作には畑違いの作者との調整役として結構大変な時期なんじゃない?とは思ってて。
そんな時期にこんなかけもちをして、だ、大丈夫か?
因みにふでやすの個人的評価としては富田祐弘のコンパチなので、オリジナルはアレだけど原作アリなら仕事はソツなくこなす…気はする。
シャチバトより酷い脚本は書く方が難しいので大丈夫だろうけど、まさかふでやすを応援する日が来ようとは…。
なにより“異種族レビュアーズ”の件で干されてなかったっぽいことに安堵したりw(ブラクロや邪神ちゃんは騒動起きる前に契約しただろうし除外)
あいや、この作品もどの時期に着手してたか分からないけどね、今はコロナもあるしねぇ。

──と下書き書いて寝かせてたら、これまたシリ構がふでやすの“神達に拾われた男”が始まりまして…えっ、仕事しすぎじゃない?大丈夫?
ってか私は週に3本ふでやす作品を見ることになるのか?まさかこれ以上増えないよね?

でもって本編1話感想ですが──。
ん?“キノの旅”みたいな展開になるの?
というかそういう情報を小耳に入れてしまいまして…だけどキノとは全然違うんじゃない?あくまで1話時点では。
キノへの苦言になるので閉じときます{netabare}
キノの旅は国籍不明で住所不定無職の無宿渡世人風情が何故か威張り散らしてるように感じて違和感凄かったのだけど、こっちは魔女という職業が世間に認知されてる模様。
身元が保証されてるというか、これだけで印象が随分違う。
更には師匠との約束で「自分を特別と思うな」というのがある件。
キノは主人公(作者の投影)は思いつく限り特別に仕立ててた気がするので、これも大きく違う…気がする。{/netabare}
うん、まぁ「気がする」だけなんですけどね。
なんせ先の展開知らないので本当に1話で描かれたことを踏まえた話になるのかどうかもサッパリ分からない。
期待はするけど期待通りになってくれるかなぁ、どうかねぇ?{/netabare}

4話までの感想{netabare}
なんか3話と4話は不評の声が多いらしい。
私は何とも思わなくて「え、どこがダメだったん?」と調べてみたら、あーナルホドねぇ。
イレイナが未必の故意に抵触するようなことをしといて一切悪びれる素振りが無いのが不快なのか。
言われてみれば分からんでもないけど、どうも私は別の見方をしちゃってるみたい。

ってことでそれを書く前にまず2話。
「キノみたいな話だけどキノとはここが違うんだぜ」というのを主張しようとしたのかな、魔女というのがこの世界では地位のある立場だと説明する回だと認識。
また、もしイレイナが正義感の強いキャラだったら情報料を遠回しに無心した目撃者を咎めたと思う。
それをしなかったことで「そういうキャラなのね」と解釈したし、それを踏まえた上での3話4話。

まず3話A、最初の花畑のシーン、ロングではキク科(マーガレットかな?)も映ってるのにアップではケシ科(ヤバいケシかどうかまでは絵では分からない)ばかりが描かれ、更に手渡された花束はアネモネにも見えるけどケシの花でもそこまで変じゃない、それ一種類のみになっていて。
ってことで早い段階で「あ、これヤバい花なんじゃね?」と思ったのでその後の展開は「思ったとおりだぜ」で、それ以外の感情は別に…。
最後も、村人が持ってた花束にはキク科が含まれててイレイナが持ち込んだせいではないと表現してるんじゃないかな。
3話Bも、個人的には「ああ、奴隷制度が当たり前の世界なのか」ってのが先に来ちゃいまして。
「奴隷が酷い扱いを受けてたら助けなければならない」なんて価値観は存在しない世界なんじゃないかな、「所詮他人の所有物だし」みたいな。
で、イレイナは奴隷少女が可哀想と思ったのではなく、酷い扱いを受けてることに全く気付いて無さそうなオメデタイ坊ちゃんにイラっと来たんちゃうかな?
坊ちゃんが手痛い目に遭えばそれでいい、奴隷少女がどうなろうが知ったこっちゃない、って心境だったのならイレイナの行動はどこも変ではない…じゃないかな?どうかな?
4話も、魔女怒らせると怖いんだなぁってだけでそれ以上でも以下でもなく…。

それを見させられて面白いかどうかは別だけど…まぁ「ふーん」って感じ。
面白くも無ければつまらなくもない、今のところ不快な部分は無いってだけ。
あくまで今のところなので、今後どうなるかは分からんけどねー。{/netabare}

6話までの感想{netabare}
5話、回想とはいえ師匠との再会はええ!と思ったら6話ではサヤと再会で…は、早くね?
別れてから再会するまでの間色々と経験したであろうイレイナを前に「何処何処が変わった(成長した)」と察したり指摘することも…無い。
感慨もへったくれもないなw
しかも6話は妙に説教臭い、王様が何故そこまで嘘を嫌うことになったのかの原因は何も解決されてなさそうなトコロもすっきりしない。
(「信頼できる家臣が居ない」っていうのが問題だったのでは?)
ってかもっと嘘を吐けないことによる面白ギミックってあったんじゃない?
ちょっと違うけど「右の扉が正解だと言ったらもう片方の門番はイエスと答えますか?」みたいなヤツ。
しかもよりにもよって言葉の使い方を捻るエピソードでサヤと鞘を混同するネタって…えっコイツら日本語で喋ってんの!?
作画スタッフが必死に海外(異世界)情緒を醸そうと頑張ってるのを台無しににちゃったような…。
こういうのって海外配信どうなるんだろ?サヤって名前が前もってシースだかスカバードになってるとか無いよね?

ところでここまで見て、4話までの段階ではイレイナは基本他人に不干渉で「あっしにゃあ関わりのねぇこって」を貫くけど、あることに関しては「それは黙ってられん」と首を突っ込む“ヤル気スイッチ”があって、それは一体何なのかを探る作品なのかな?と思ったのだが、そうではないっぽい?{/netabare}

8話までの感想{netabare}
7話A、“花の子ルンルン”のセルジュじゃあるまいし、いちいち旅先でサヤとニアミスするのは個人的には好きじゃない。
なんかね…折角旅をしてるのに世界を狭く感じてしまう、“ゾイドワイルド”で感じたのと同じ気分。
まぁ実際、結構狭い範囲を巡ってるって話なのかも知れないのであんまり気にしない様にはするけど。
とりあえず言明はしないだろうけどニケはイレイナの母で確定かのう?
Bパート、ワイン用のブドウ畑はあれでいいのだけど、ローズマリーといいつつ髪飾りがローズマリーじゃないのがすっごい気になるw
キャラ名と合わせなきゃいけない決まりは無いけど、もしあれをローズマリーのつもりで描いてるんだとしたらちょっと…。
前期のアニメ“ラピスリライツ”のユズリハってキャラの髪飾りが全然ユズリハじゃなくて、「これで覚えられても困るなぁ」と思ってたところでコレなので余計に気になるのかも?
8話、あっ、絵コンテ稲垣隆行だ。
檻を落とす時の1カメ2カメ3カメや、最後上空にパンして人形店店主と被せて喋らせるのとか、ひょっとしたら彼の仕業かも?
というか…人形店店主の声が上田麗奈なんだけど!?OP担当してる人をこんな使い方でいいのか?w{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

79.1 9 百合アニメランキング9位
お兄ちゃんはおしまい!(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (652)
2215人が棚に入れました
引きこもりのダメニートな緒山まひろは、ある日目覚めると“女の子”になっていた!? 鏡に映る美少女が自分だと分からず混乱するまひろのもとに、飛び級で大学に入学した天才科学者である妹・緒山みはりが現れ、飲み物に怪しげな薬を盛られていたことが判明する…! もう2年も外に出ないで いかがわしいゲーム三昧… たまには働いてもらわなきゃ! みはりによる“女の子になる薬”の経過観察として、突如女の子として暮らすことになったまひろにとって、トイレやお風呂、スカートやブラジャーなど“女の子の生活”は知らないことばかり…。 さらに、みはりの中学時代の同級生である穂月かえでやその妹・もみじ達とも知り合い、 まひろの日常はどんどん賑やかさを増していく。苦難の連続に、果たして“元”お兄ちゃんの運命やいかに…!?
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

電脳化構想とジェンダーフリーが実現する【新しい世界秩序】の暗示

●芸能界は鬼舞い!

ジャニーズのLGBT案件が沈静化するどころか炎上して行ってる状況の最中に
「歌舞伎界」でもジャニーズ的セクハラ案件が炸裂しました。

そもそも芸能界にLGBTの類が多いことは{netabare} モツ子デラックスとかの活躍に見られるように
明白過ぎる事象でありますが、芸能界の暗部であるパワハラ・セクハラ行為の類が遂に
告発される展開となった次第でございます。

世の中にLGBTというのは一定の割合いるものであるのかもしれませんし、
そういう存在を否定できるものではないのかもしれませんが、だからと言って
LGBT的な価値観を他人に強要できるものでもありません。

芸能界ではパワーバランスが不均衡であるため思想的な偏りが発生しやすく
その結果として特定の価値観を一方的に強要される被害者が出たものと
考えられるような気がいたします。

LGBTにしろLGBT関連作品にしろプライベートな領域で収まるのならば、何も問題はなく
他人がどうこう言うのも筋違いということになるでしょう。

思想と宗教は似たところがあり、何が正しいと思い何を信じるかも
人それぞれの自由意思に従うべきものであります。

LGBTの権利を守ることが正義と信じて疑わない人は、これを他人に強要する
傾向が少なからず認められます。

言論の自由は認められるべきでありますから、LGBTの価値観を世に広めようとする言論や活動が
即悪であるとは言えないものの、その価値観が理解できないものからしてみると新興宗教の
うるさい勧誘みたいな印象を受けてしまうこともあり得る話であります。

重要なのはバランスでありまして、個人の趣味嗜好はそれぞれであるからこそ
ゴリ押しするようなやり方が問題であるということになるように思います。

LGBT差別禁止法案だとかそもそもそれを成立させるとしたら、議論に議論を重ね
相互理解を深め健全な世論形成した後でなければ、上手くいかないような非常に
デリケートな要素を含む案件であるはずなのであります。

この法案があっさり成立してしまうのだとしたら、政治の世界も芸能界同様に
パワーバランスが一方向に偏っているということになるでしょう。

アニメ業界において絶大なる権力を握っているのは出資者でありますが、その出資者が
LGBT関連作品をごり押しするならば、これも同じく芸能界のような歪んだ力が
顕在化するというわけであります。

出資者が権力を発動するのは必然であるのかもしれませんが、だとしても
視聴者についてはパワーバランスはニュートラルポジションであるべきではないでしょうか?

例えば思想傾向が特殊な作品を「覇権アニメ」と言った時に、他人にごり押しする意図が
もしかしたらあるのかもしれない可能性を検討してみる必要があるのではないかという話であります。

個人的にLGBTという思想に警戒すべきであるという理由を敢えて申し上げるならば
グローバルエリートである【ダボス会議】の主催者【クラウス・シュワブ】や
【ビル・クリントン】、そして【レディーガガ】などにその思想傾向が見られる
からでありまして、{/netabare}【レディーガガ】は海外では特に【サタニスト】として有名であります。

【サタニスト】とはある種の「宗教思想」に憑りつかれた狂信者でありまして、
【サタニズム】の教会に集う【サタニスト】御一行は宗教的教義に従いLGBTなのであります。

【サタン】とは【反逆者】のことでありまして、人類の祖先アダムとエヴァが男女のペアだった
ことに対し【反逆の意思】を示す意味で敢えて同性愛的なパートナーを求めるのであります。

「アホ毛」は【鬼の角】でありますが、【角】は【サタニズム】のシンボルでもあります。
【サタニスト】は普通に【角】を生やした格好をいたします。

【レディーガガ】の奇抜なファッションは【サタニズム】を表現しているということになります。

LGBTをごり押しし、女性専用トイレがなくなる事態の背景には【サタニスト】が暗躍しており
アニメ作品も例外ではないという結論になります。



●「えなこ」の歌唱力が素人レベルだった!?だけでは済まされない問題…

中川翔子の歌はアイドル基準で考えたらかなり上等な類なのですが、それと比較すると
某えなこの歌はかなり残念過ぎてこれでCDデビューできるのが怪奇現象と思えるレベルでございます。

だとしても、そんな歌下手アイドルの話は実はどうでもよくて、より本質的で重要なことは
LGBTごり押し論者のバイデン大統領が人身売買案件に関わったという件で米国議会でこの問題が
取り立たされ、弾劾される方向に事が動いていることであります。

「陰謀論」という概念の考案したのは、かのCIAでありました。
バイデン大統領が人身売買に関与してるという噂がネット経由で拡散しましたが、それはフェイク
で情報であり「陰謀論」であると認定したCIAがこの度、バイデン大統領に関する「陰謀論」を事実と
認めたという結論になったのであります。

渋谷で女性専用トイレがなくなったのが話題となりましたが、その原因となったのは
LGBT差別禁止をごり押ししたダボス会議の提言でございます。

世界のグローバルエリートたちが一堂に会し、世界に悪法悪習の類を問答無用に
押し付けているのが【ダボス会議(WEF)】であり、【ビルダーバーグ会議】であります。

【ダボス会議】の創設者は【クラウス・シュワブ】でありますが、この
「【クラウス・シュワブ】&女装」で画像検索するとかなり絵的にやばすぎる




●「えなこ」という謎のアイドルの背景を探る

アニメ界隈でもそれなりに名の通った「えなこ」なるアイドルは如何にして
OPソングを歌うに至ったかのかについて素朴な疑問な浮かんだため、少々詮索してみます。

{netabare}2012年に3人組アイドルユニット「パナシェ!」のメンバーとしてデビューしますが
半年に満たない内に解散します。

よくある企画ものアイドルユニットのポシャリパターンのように見えますが
一度引退した後の数年後に何故か単独で活動再開することになります。

ヲタク系の人がなぜアイドルに拘るのか、なぜ芸能界に拘るのかが個人的に引っ掛かります。
ある意味アニメファンと同じ人種で自分の趣味の世界に生きる習性があるはずなのに
フットワークが軽すぎるような感じで芸能活動を積み重ね、あまりに順調にことが運ぶのであります。

ヲタク界隈のカリスマ的存在であり、その世界で成功したのならそれで十分
であったはずなのに、なぜか彼女は芸能界に参入します。

そして2020年4月、内閣府により「クールジャパン」のアンバサダーに任命されますが
クールジャパン機構の累積損失は2022年11月28日段階で309億円に上るということで、
これは典型的な既得権益のパターンでありまして「電通利権」の企画ということになります。

一説によればアンバサダーの年間報酬は600万~1500万円ということで、
「電通利権」の凄まじさを改めて思い知り、税金を払うことがアホくさくなります。

どこぞの秋葉系48人アイドル同様に「えなこ」も電通に合コン接待を行う
「電通アイドル」であったから成功できたのでしょうか?

裏社会の事情に詳しい朝堂院大覚や立花隆やガーシーなどによる芸能界の実態についての
暴露話の内容は一致しており、そしてジャニーズアイドルが暴露本で告発したように
枕営業が当たり前のようにある、汚らわしくも悍ましい世界であることが白日の下に晒されました。

あらゆるアイドル、あらゆる芸能人は人脈作るために枕営業をやっているという可能性は
十分にあり得るわけでありますが、それ以外の可能性もないとも言い切れない
わけでありますのでそれについて考えてみます。

えなこが芸能界で成功した秘訣については、所属事務所にあるのではないかと推測いたします。

「株式会社PPエンタープライズ」これが彼女が所属する事務所であります。
ここの代表取締役は「乾曜子」と言いまして「中野腐女シスターズ」なる
グループに属していた元グラビア系アイドルであり、えなこの活動スタイルに
かなり似ている路線を進んできた経歴の持ち主であります。

アイドルとしては今一つぱっとした業績を残しておらず、どちらかと言うと
当時は売れてないアイドルということになりますが、ヲタク活動を積極的にこなし
当時の関連イベントではよく見かけるタイプの人でありました。

プライベートで参加することも相応にあったようですが、イベントコンパニオンで見かける
パターンが多かったような印象があります。

職業柄だから当然と言えば当然なのかもしれませんが、「腹筋」の形?といいますか
ボディラインの引き締まり具合が見事だったのには驚かされました。

「腹筋」を維持できるメンタリティは一つの象徴的な要因であり、他にも
乾曜子というアイドルには何か独特の空気感があり、ある種の違和感めいたものが
今にして思えばあったような気がいたします。

よく考えてみたら不思議な話ですが、ここのヲタク系界隈にはやたら美人が多く
当方がそこの世界に片足突っ込んだ理由もその美人を期待したわけでありますが
美人のカリスマは当たり前のように次から次に出るとして、ビジネスとして成功したり
芸能界で実績残せる人が果たしてどれだけいるのかと言えば、話は別になります。

アイドルとしては今一つぱっとしてないのにも拘らず、心には余裕があり
悠々自適な生活を送っているような印象の乾曜子と言うもう一人のカリスマには
独特の空気感がありました。

そしてようやく今になってその独特の空気感の正体がわかりました。
彼女は生まれながらに勝ち組である「上級国民」に属する人種であったというオチです。

何故わざわざ煩わしい芸能界に身を置き、ストーカーだとか面倒くさいアイドルに
拘るのかと言えば、上級国民の子孫たちは【アイドル】という存在に特別な価値を置き、
宿命のように芸能界に参入していきます。

かくして芸能界は皆上級国民の親族みたいな状況になり、予定調和のようにして縁故主義的な
閉塞社会が構築されるわけであります。

かつては「パナシェ!」でソニーから軽くデビューできたアイドルえなこが
再びまるで当たり前のようにして「鬼舞い」OPソングを担当できるのは、
芸能界が縁故主義で成り立っているからであり、その恩恵を当たり目のように享受
できるのは、上級国民だからということになります。

天才的に歌が上手い歌手や高い演奏技術を持つ音楽バンドを世の中で探せば
いくらでもいるのですが、何故か実力があるのにメジャーデビューができない
という話をよく聞きます。

芸能界で成功するにはコネが必要で、それがないなら門前払いに終わります。
この世界は既得権益を握る上級国民のためにあり、庶民が勝ちあがることはあり得ないのであります。

たまたまとか偶然とかないからこそ、秋葉系48人アイドルによる破廉恥合コン接待は盛大に行われ
だからこそかなり派手な感じでその写真がネットに流出したのでありました。{/netabare}


OP映像の【バナナボート】が「バナナフィッシュ」に関係あるのではないかと
思いついたのは偶然みたいな話ですが、「バナナフィッシュにうってつけの日」を
調べてみたら見事【LGBT】というキーワードで繋がってしまいました。

何の思想性もないのに偶然LGBTを映像表現するなんてことはあり得ない話なのであります。

{netabare}「バナナフィッシュにうってつけの日」、アニメの「バナナフィッシュ」
そして本作「鬼舞い」すべてがLGBT作品なのは偶然でしょうか?
いいえ、偶然どころか単なる「思想」のごり押しと考えた方がいいでしょう。

「バナナフィッシュ」が数字の「6」と関係していることが明確に文章で
示されているため、サリンジャー著作の「バナナフィッシュにうってつけの日」の該当箇所を
示すことにより、数字には特別な意味があることを再確認できるというお話であります。

もしも興味がある人は以下に示す「バナナフィッシュにうってつけの日」の概要について
ご覧いただければ幸いに思います。

主人公である青年「シーモア」は妻「ミュリエル」と一緒にフロリダのビーチ沿いにある
リゾートホテルに保養のため滞在します。

シーモアは第2次世界大戦の戦争体験により精神失調を患い、色々と病んでいる
ということであります。

夫妻は『あるべき「6」が「0」という暗示を示唆する「507」号室』に宿泊しているのですが
この表現が意図するのは本来あるべきなのは「507」ではなく「567」であるということで
【6】がないことを数字で示しているということであります。

あるべき【6】がない夫婦でありますから、夫婦関係ないということで
「性的関係」がないということを示唆しているのであります。

「567」は「コロナ」とも読めますが、【666】もしくは【369】と同じく
「ミロク」と読みます。弥勒菩薩のミロクでありまして、
弥勒菩薩のハンドサインも【666】だったりします。

【369】の法則で言うと「3」は生誕、「9」は死滅、「6」は(現状)維持のような
意味合いがあり、それを踏まえて更に【666】を拡大解釈すると「生への執着」や
「エゴイズム」というような意味合いも考えられるわけであります。

シーモアは妻との夫婦関係が上手くいっているのかと言えば、話の最後には
妻が寝ている隣のベッドで右こめかみを銃で撃ち抜き自殺しますので、当然
上手くはいってないという結論になります。

シーモアが自殺する前に同じホテルの宿泊客であるシビルと言う名の幼女との
やり取りがあります。

いつも独りで浜辺におりバスローブを頑なまでに着こんで全く脱ごうとしないシーモアに
対して「海に入らないの?」と幼女は話しかけるわけであります。

彼がバスローブを脱ごうとしないのは戦争で受けた下半身の「傷」を見られたくない
というのが表向きの理由ようですが、実は外傷はなく精神的なものとのことであります。

幼女のシビルは母親から「もっと鏡見て」などと言われますが、その意味するところは
「他人の目を気にしろ」、「世間体を大事にしろ」ということでありまして
リゾート地に保養に来るようなセレブな人種の一般的価値観を代弁しているわけで
ありまして、幼女にはセレブな大人女性の価値観が理解できないという形で
大人と子供の対比構造が示されるのであります。

精神を患い異常行動が顕著なシーモアは当然世間体が悪く、セレブな大人の女性から
してみたら異質な存在と言うことになります。

幼女に心を開いたシーモアは「バナナフィッシュ」について語り出します。

バナナフィッシュはバナナの入った穴の中に入るときはごく普通の形をしているが
いったん穴の中に入ると、豚みたいに行儀が悪くなり、バナナをたらふく食うと肥ってしまい、
入口につかえて、二度と穴の外に出られなくなる。
中にはバナナを「78本」も平らげたやつもいる。
そしてバナナ熱という怖い病気にかかり死んでしまう。

「バナナフィッシュにうってつけの日」にシーモアと幼女は「バナナフィッシュ」を
捕まえに海に入り、そして幼女は「バナナフィッシュ」を見つけたと言い出します。

幼女曰くバナナフィッシュが咥えていたバナナの数は【6】本であり、
ちびくろサンボの虎の数も【6】匹だと答えます。

あるべき【6】がない「507」号室と「バナナフィッシュ」のバナナと「虎」すべての数が【6】
ならば、その数字は【666】であります。

ちびくろサンボの虎は【獣】でありますが、【666】とは【獣の刻印】と言います。

「507」から導かれる【6】の意味は「性」であり、虎からは「獣」ということで
この関係性から「バナナフィッシュ」もそれらと同類のものになると言うことになります。
更に言うとシーモアは「山羊座」であるのですが、山羊は性的な意味合いが強い獣
であるとも言え、獣姦を示唆する動物だったりします。

バナナを「78本も平らげたやつもいる」ということでありますが、「78」とは
78=6×13=6(10+3)=6×10+18というような形に表示できます。

「6」という数字の関係性から性的な意味合いがバナナにはあるということになります。

いつもはバスローブを着込んで海に入らなかったシーモアがバナナフィッシュを
捕まえに行こうと幼女を誘って海に入ります。

大人の女性ではなく相手が幼女だからできたことであり、幼女だからシーモアは
自分の本性を曝け出そうとしたのでしょう。

結論から言うとシーモアはLGBTであると考えられます。

「バナナフィッシュ」とはLGBT的な自分の特殊性を暗示するもので、そういう特殊性を
理解してもらいたかったようですが、幼女が魚がバナナを6本咥えていたと答えたため
性的関係性を示唆しているものと誤解をされているように感じ、シーモアは幼女の土踏まずに
別れのキスをして海から上がっていくのでした。

幼女は彼に対して男女の関係性を意識してたようですが、シーモアの方は男女の関係性を
前提としないような人種であったというわけであります。

ホテルに戻ったシーモアは同じエレベーターに乗り合わせた女性客に対して
自分の足をじろじろ見ていたとして激高して怒鳴りつけます。
自分の足はまともあり他人からじろじろ見られる謂れはないと憤慨するのでした。

問題の「507」号室に戻ったシーモアは隣のベッドで寝ている妻を一瞥した後
ベッドに座って拳銃自殺を決行し物語は終わります。

彼の自殺の理由を単純に考えれば、精神が病んでいたからということになりますが
他の登場人物との関係性を踏まえて考えると自分を理解してもらえない人々や
世間一般からの疎外感や孤独感に主人公が思い悩んでいたフシがあり、
世間一般の大人とは違う幼女にさえも理解はしてもらえないことを知り
絶望して死を選んだということになるのかと思います。

自殺の場所を敢えてホテル内の妻の隣に選んだのは世間一般に対する抗議の意味が
あったのだということになるのでしょう。

「バナナフィッシュにうってつけの日」の解釈については当然様々なものがあるでしょうが
著者が【6】という数字に特別な意味を持たせていることは明白でありますので
【6】が意味するところを踏まえて解釈する以外に正解に至る道はないと言えるでしょう。 {/netabare}


●OPに仕込まれた伏線と「みはりの犯行動機」について
~【バナナフィッシュ】が暗示する「鬼舞い」の秘密~

鬼舞いファンと作画系の人が絶賛する本作「OP映像」でありますが、当然の如くそこには
ある種の伏線が隠されているわけであります。

{netabare}作品を解釈する上で何よりも重要な要素となるのは裏設定であります。

取り敢えずは参考までに「数秘術」を用いた裏設定について事例を挙げつつ
説明していくことにいたします。

1話の冒頭のシーンでは目覚まし時計が鳴り、時計の数字が映し出されます。

①(時刻)11:38
②(湿度)38%
③(気温)25℃

①の「1138」の数字をたし算します。
(1+1+3)+8=5+8=13

答えは【13】ですが【8】と【5】の数字があるので「【8】と【5】と【13】の法則」
が機能してることがわかります。

②と③の数字をたし算します。
(3+8)+(2+5)=11+7=18

答えは【18】ですが【18】は6+6+6と書き換えられますので
【18】=【666】というように考えることができます。

【8】【5】【13】は【金星】に関する惑星の周期運動を表す数字であり、従いまして
これらの数字は【金星】を暗示するということになります。

【金星】を表す「【8】芒星」には【イナンナスター】と言う呼び名があります。
【イナンナ】とは女神の名前でありますが、【金星】繋がりの【ヴィーナス】や【フレイヤ】
も同じような性質の女神であるということになります。

また【金星】には【ルシフェル】という呼び名もありまして、もともとは【光の天使】だった
のが堕落して【堕天使ルシファー】となる【明けの明星】を示す存在でございます。

「お隣の天使様に~駄目人間に~」のヒロインは「天使様」と呼ばれる美少女ですが
【光の天使ルシフェル】も極めて美形であり、そしてエロい性質を持つ存在であるという
意味においては、【ヴィーナス】などの女神と完全に一致するわけであります。

ということで【8】【5】【13】は【金星】を示しますが、同時に【堕天使】を暗示
しているという解釈も成り立つわけであります。

【18】=【666】は【土星】を示す数字であり、その【土星】を意味する【六芒星】即ち
【✡】が示す【錬金術】や【禁断の秘術】やそれとの【契約】を表します。

この【6】の数字に込められた裏設定を理解すると【バナナフィッシュ】の謎も解ける
わけですが、【バナナフィッシュ】と鬼舞いOPの【バナナボート】は見事につながるという
説明をこれから長々とやって参りましょうということでございます。

「【鬼】舞い」1話の初っ端で示されたこの数字は伏線でありました。
「(時刻)11:38(湿度)38%(気温)25℃」

繰り返しになりますが「レベンジャー」の「鳰」は【両性具有】の美少年であります。
「鳰(にお)」は「おに」のアナグラムであり、【鬼】は【デーモン(悪魔)】です。

【悪魔】は【堕天使】でありますので、「数字が示すもの」は、
【堕落】と【禁断の技術】そしてそれとの「契約」成立
そういう意味合いがあるということでございます。

【堕落】=同性愛(【ソドミー】)、【禁断の技術】=新薬であり
最終的に主人公がそれに「同意」しているということであります。

主人公が「アホ毛」キャラなのは「アホ毛」の由来が【鬼の角】だからであり、
妹の「みはり」の名前も、「見張るもの」=「【堕天使】の一団」と一致します。
そしてみはりの前髪の「ヘアピン」も【土星】由来の【プロビデンスの目】を表している
ということも「数字」によって事前に示されているということであります。

【堕天使】に由来する【両性具有】の{/netabare}伏線回収は最終話の「温泉回」の時でありますが
「伏線」の仕込みはOP映像に何気なく散りばめられておったということであります。

{netabare}取り敢えずはOP映像に出てくる気になるものの「第一グループ」を列挙してみます。
【バナナボート】、ウーパールーパー、光線銃とシャワー

このグループは全部同じことを象徴しているという意図で拾い上げてみました。
【バナナボート】とウーパールーパーは形が「その」ものを表しています。
特にウーパールーパーは「その」色がポイントであります。

シャワーは少しわかり難いですが、光線銃と機能的には同じでありまして
「AV」でよくやる「あのシャワー」を思い出してもらえれば理解できるかと思います。

やはり一番気になったのが【バナナボート】でありますが、
主人公は「これ」にしがみついていまして、「一体化」しているわけであります。

一体化してるわけですから主人公の「体の一部」ということになります。

主人公は後ろ向き、妹は前向きでこの【バナナボート】に同乗=ライドオンしています。
妹は前向きで兄よりも立ち位置が高いことから、【バナナボート】ライドオンの
「イニシアティブ」は妹にあるという解釈が成り立ちます。

兄と妹ならばイニシアティブは本来兄にあるはずですが、鬼舞い内では妹の方に
イニシアティブがあります。

「性転換自体」が【逆転の発想】ですが、更に年齢差をもひっくり返しました。
これは妹が意図的に狙った計画的犯行であると推測いたします。

ロリキャラは一定の視聴者層にウケがいいということも当然あるとは思いますが
妹「見張り」のキャラ設定を前提に考えるならば、兄を幼女化する計画は意図的に
狙ったものであると読めるのであります。

兄は自分の一部である【バナナボート】しがみついて、妹が示す進行方向には
行きたくないか、あるいは恐れを感じているという対比構造が見て取れます。

進行方向には「月」が輝き、上空には【林檎】や葡萄などの「果実」が飛んでいます。

月は太陽との対比で女性原理を表します。(月にいるケモ耳はEDの話に繋がります)
ということはつまり「【バナナボート】の逆走」は【トランスセクシャル】
を表現しているわけあります。

【林檎】は【禁断の果実】であり、【土星】の【プロビデンスの目】が示す「知恵」
と密接な関係性がありますので「見張りのヘアピン」がそれを示しているということ
がここでも再確認できるということになるわけであります。

月が女性原理なら太陽は男性原理となりますから当然の如く太陽(の頭)?
のようなものが映し出されますが、その正体はウーパールーパーであります。

バナナボートと同じくこのウーパールーパーにも兄妹一緒にライドオンし、
そして「【鬼】舞い兄妹」は「怪【獣】」と対峙します。

ということで、ここで気になったものの「第二グループ」を列挙してみます。
「怪【獣】」、光線銃、ウーパールーパー、【バナナボート】

「怪【獣】」と戦うためには光線銃が有効でありますが、光線銃は光線を発射します。
同じようにウーパールーパーも光線を発射するのであろうと推測でき
ならば【バナナボート】にも同じ機能がついているという話になります。

何故かと言えばOPソングの歌詞にある「アリ!?ナシ!?」「ついてる!?ついてない!?」
が指し示すものが「♂♀」の♂でありますので、答えは明白であるというわけです。

「怪【獣】」とは「【獣】の種族」でありますが似たようなもので言うなら
「魔石【獣】」がまさにそれに該当します。

【魔石獣】は「ハイランダー」の種族であり、ハイランダーは天上人であり
【天使】の一族であります。

「ハイランダーのリンちゃん」は巨乳好きの同性愛者でありますが、それに
「鳰」の両性具有の性質を合わせて考えると【堕天使】の一族たるハイランダーには
同性愛志向やLGBTの傾向が見えてくるということになります。

【獣】の種族である「怪【獣】」の着ぐるみ纏うアサヒにドデカイ光線銃で対峙する
もみ次郎という構図は同性愛を表しているということになるのでしょう。

「ドデカイ光線銃」はもみ次郎の願望をあらわしているわけでありまして、
当人が「男」装を好むのも「それ」を示しているということになります。

「男装」=「弾倉」なので光線銃ということになりまして、温泉回では見事に
「その光線銃」とゼロ距離戦闘的な未知との遭遇を果たすわけであります。

光線銃=バナナボート=ウーパールーパーであります。

「怪【獣】」と光線銃のアサヒ&もみ次郎ペアは温泉回で主人公の秘密兵器?
ウーパールーパーと対峙します。

この勝敗の結末は、ウーパールーパーの敗走、
そして当面の間は「彼」を封印する…という形で幕を閉じました。

そもそも「彼」を封印する計画を画策したのは妹でありましたが、それとは矛盾する
が如く【バナナボート】とウーパールーパーに乗りたがっているのも妹であります。

この仮説を補強するのが妹によるキス魔事件でありまして、なぜ妹はキス魔になった
のかと言えば、兄に対する欲求不満が募りに募り、それで酒で理性を失った結果
欲望が爆発しあのような行動に及んだと推測が成り立つわけであります。

そもそも妹は兄が好き好きで仕方ない情況であるも、ニート化した兄から避けられる
ような日々が続き、フラストレーションが溜まっていきましたと。
なのでその状況を打開しようと二人の距離を縮める手段として性転換という暴挙に
打って出たのですが、ただ女体化するだけでは不十分であり、イニシアティブを
自分が取ることにより今までに無い位なまでに濃厚接触してやろうということを
画策し、幼児化する効果がある薬を開発したと、このように考えるとすべてのこと
に説明がつくわけであります。

(酒に)酔って兄にキスを迫る妹などというのは普通ではなかなかあり得ません。

兄に対するただならぬ思いがあり、兄に自分を見て欲しいからこそ勉強を頑張り
大学院に入学し、振り向いて欲しいからこそ怪しい薬を投与したのであります。

妹のただならぬ思いを極めて端的に示しているのがバナナボートと
ウーパールーパーにライドオンする描写でありまして、つまり妹の犯行動機は
LGBTというよりは近親相姦であるということになるのでございます。

温泉回で主人公のバナナボートに濃厚接触した時の妹の絶妙なリアクションも
兄に対するただならぬ思いを表現しているということになるように思います。

「♂♀」「♠♡」「69」これらのシンボルは「↑↓」と同じ意味合いがあり
「上なる如く、下も然り」を示します。この言葉は
【グノーシス主義】の思想であり、逆転の発想や倒錯した世界を表します。

例えば同性愛であり、「倒錯した」兄妹愛であるところの「近親相姦」も
思想傾向で言えばそれに該当するということになるでしょう。{/netabare}

ということでOP映像にあった「【バナナボート】の逆走」には「近親相姦」の意味
もあったというオチでありまして、 {netabare}【プロビデンスの目】を戴く「見張り」は
【666】が暗示する【禁断の果実】の味に邪な思いを抱いているのでございます。



「ライ麦畑で捕まえて」でお馴染みのサリンジャー著作に
「バナナフィッシュにうってつけの日」というものがございます。

「バナフィッシュ」と言えばアニメ作品のタイトルにもありますが、これが
BL系作品であるのも実は無関係ではなく、裏設定が見えれば、それらが
暗示的に表現しているものの意味するところが見えてくるのであります。

サリンジャーの作品解説についてここで長々書いても、需要は見込めないもの
と思いますが、【バナナボート】は「バナナフィッシュ」と繋がり、しかも
「バナナフィッシュ」は「6」という数字で示されるということなので
「バナナ」繋がりの「バナナフィッシュ」が「LGBT」を暗示している説明
について更に突き進んでみることにいたします。{/netabare}



変態エロ+百合に日常系コメディを組み合わせたごった煮闇鍋的作品。

高評価工作員と低評価工作員が暴れている状況からして、同じくキモイ系作品の
「無職転生」と同じ穴の狢と言うべきなのかもしれません。

百合とか好きな人は好きなのでしょうが、百合に性転換という要素を加えることに
意味があるのか?本作を見てるだけでは全く理解できません。

マニアックな趣味を持つ人は当然いるでしょうが、自分の好みだからという理由で
「覇権」だなんだとはしゃぐ理由が意図不明な謎アニメであります。

人気アニメとは不特定多数の支持者により成り立ちますが、覇権アニメと言うのは
結局点数吊り上げ工作などを大前提に成り立つものなのかもしれません。


「痛いのは嫌なので防御力に極振りしてみました」→これは理解可能。

「お兄ちゃんが痛いのは嫌なので性転換してみました」→脳味噌飛んでますか?

{netabare} 妹のみはりはお兄ちゃんを更生させるために薬を使って性転換させるという暴挙に出ます。

どう考えても臨床試験により安全性が確認されているとは思えない怪しい薬を問答無用で
飲ませ、性転換させるのですが、何故か年齢まで若返り幼女キャラになるということで
妹は、薬でもやって脳味噌飛んでんのか?ってくらいの基地外にございます。

年齢は女子高校級でも頭がいいということで大学院に飛び級を果たす才女でありつつも
お兄ちゃん思いという設定なのですが、それで一服盛るというのは意味不明です。

もしもマッドサイエンティストというならば、研究データ欲しさに強制注入するのは
理解できますが、頭が良い兄思いの才女が怪しい薬を問答無用で兄に
強制注入するというのは、理解不能でございます。

妹は完全に狂っておりますが、何故か大学院生になれるという謎すぎる設定であります。
天才と基地外は紙一重ということなのかもしれませんが、妹が怖すぎます。

その妹は前髪の不自然な位置にでっかいヘアピンを付けており、そんな女子高生いますか?
ってくらいに不気味でありますが、ついでに言いますと温泉回で入浴後にも関わらず、
このヘアピンを付けていたり、他のキャラも頭にアクセサリーの類を付けております。

結論から言えばこの手の「シンボル」は重要ですということになるわけですが、
仮にも女の子の日常を描いているなら、不自然感が甚だしいと言わざるを得ません。

トランスセクシャルという発想自体が非常にマニアックでありますが、更に幼女を加える
となるなら思想的には、ゴリゴリの【ダボス会議】路線であるというしかありません。

「LGBT」ゴリ押し路線の背景にある「グローバルエリート」の性癖に
ついては徐々に明らかにしていくつもりでありますが、本作も思想的には
その類であるということになるでしょう。{/netabare}

●温泉回の「シンボル」=「♠♡」
{netabare}妹が開発した怪しい薬には「♂♀」のマークが刻まれております。
「♂♀」と温泉回の「♠♡」は同じ意味合いのシンボルであると考えられます。

「♂♀」=「♠♡」=「↑↓」

「↑↓」このシンボルが意味するのは、ドラえもんの小道具「あべこんべ」同様でありまして
「上なる如く、下もまた然り」であります。

これは【錬金術】や「神秘思想」と関係があるある種の思想を表しているのでありますが
チェス盤の市松模様やオセロの白黒にも同じ意味があるという話であります。

【フリーメイソン】のロッジにもこの思想が反映されており、ある特定の種族のみが
熟知している秘密の類ということになるのでしょう。

「鬼舞い」妹のヘアピンが特にそうですが、アサヒの十字アクセサリーなどの装飾具
そのルーツは【呪術】でありまして、【呪術】=「神秘思想」となり
【呪術】-【錬金術】ならば【フリーメイソン】の専門分野ということになります。

シンボルはあらゆるところに記されますので、{/netabare}その思想性を含めいづれは
決定的なサンプルを示すことが出来るものと確信しております。

●電通は知っている

「ジャニーズ」のタブーについては以前よりネットでも目にするものでありましたが
ここに来てようやく日の目を見たというところであります。

{netabare}当方はこんな日が来るのを待ち望んでいました。

アニメとはフィクションであり、それはそれこれはこれと割り切って見るものであると
多くの人が信じているようですが、アイドルもフィクションであるというのが
当方の意見でございます。

今回の騒動によりアイドルというコンテンツを提供する側の倫理観が問われる事態
となりましたが、アニメ業界の倫理観は大丈夫でしょうか?{/netabare}

ただの噂に過ぎませんが某鬼田川社長はお気に入りのジャニタレに「ホルモン剤」を
投与していたなんて説が真しやかに囁かれています。

さて、本作において妹のみはりが怪しい薬を兄に投与したのは
物語の成り行き上仕方ないことだったのでしょうか?

{netabare}まともに臨床試験を行い安全性を確認したのかどうかさえ怪しい薬を投与し
ホルモンバランスを人為的に操作するという発想、あるいはそういう思想性自体が
基地外じみているように思えてしかたありません。

例えフィクションであっても病的なまでの性的変態性の思想傾向がみられる作品には
規制が必要ではないかと個人的には考えます。

自分の都合の悪いものは見なかったことにするマスコミ並びその元締めの電通が
腐りきっていることはもはや周知の事実であり、そしてアニメ業界も結局のところ
同じ穴の狢であるわけであります。{/netabare}

後はそれに対して視聴者がどう思うかが最大の問題でありますが、もしも同じように
臭いものには蓋をしろという考えならば、この国も鬼舞い!というオチになるでしょう。

ある意味【アイドル】も知っているわけであります。
彼らはアイドル雑誌【明星】の表紙を飾るような【スター】になりたいと「※願い」
そして「等価交換」の儀式に応じるわけであります。

【スター】の「※願い」は叶えられ、「ソドムとゴモラの罪」を負う
それは大洪水前の太古の昔より欲深い人類が繰り返してきた歴史であり
運命であると【アイドル】たちも知っているのでしょう。


●同性愛者ジャニーズK社長による性的虐待事案!?BBCにすっぱ抜かれる!

ジャニーズも鬼舞い!
https://youtu.be/J9TTmpnXR1s

https://youtu.be/yQ5c3bRfGxw
https://youtu.be/u32Uf8s6v7o?t=87



●「アホ毛」理論と「見張り」の【エロス】について

ユダヤ人、フェニキア人、ケルト人、黒トカゲ星人と世界には様々な種族がいるわけですが、
今回は「アホ毛人」という種族について取り上げてみたいと思います。

本作「【鬼】舞い」の主人公もその「アホ毛人」に属します。
アニメでは馬鹿の一つ覚えのように何度も繰り返されるこの「アホ毛」表現 {netabare}には
どのような意味があるのでしょう?

本作のタイトルは「お兄ちゃんはおしまい」でありますが、妹みはりの陰謀によりお兄ちゃんは
性転換させられ、「アホ毛」を有する幼女キャラに変えられてしまいます。

ここで注目すべきはタイトルにある「お兄ちゃんはおしまい」の文字表現でありますが
「♀♂」という記号を掛け合わせ「兄」という文字を構成している点が重要であります。

「♀♂」を「兄」という文字の頭の位置に付け加えると2本の「角」となり
「♂」を「兄」という文字の頭の位置に付け加えると1本の「角」となります。

「兄」という文字に「角」が生えると【鬼】という文字に限りなく近づくわけですが
「兄」の文字との違いがあるとしたら「田」と「ム」ということになるかと思います。

「ム」は「私」の部首でありますように「私利私欲」を意味するものであります。
「私利私欲」とは言うなれば「エゴ」というようにも言い換えられるわけであります。

「田」は農耕、即ちアグリカルチャーを意味することから文化、あるいは文明を意味するという
解釈ができ、更には「文明開化」という意味合いも含まれるものと考えられるわけであります。

「エゴ」と言えばデカルトの「コギト・エルゴ・スム」即ち「我思う故に我あり」
でございまして、この言葉が象徴する近代合理主義の幕開けとはまさに「文明開化」を
意味するわけであります。

話を元に戻しますと「兄」の頭にある「アホ毛」とは実に「【鬼】の角」を表している
という話であります。

「鬼舞い」の主人公は性転換したキャラのため性別が曖昧でありますが、
それと似たようなキャラを他に探しますと「リベンジャー」に登場数する「鳰」という名の
【両性具有】の美少年という設定のキャラが見つかります。

「鳰」は「にお」と読みますが、これには「ダーリンインザフランキシス」の「ゼロツー」
「02」と同じような意味合いの「アナグラム」が仕込まれています。
「02」という表記に「おに」という意味が込められていたように
「にお」もひっくり返せば「おに」となります。

「ゼロツー」が「おに」なのは頭に生えた「角」から簡単に理解できますが、「にお」が「おに」
というのを理解するには、少々雑多な情報を整理する必要があります。

重要な要素は【両性具有】そして「にお」とは別キャラになりますが彼の保護者に当る者が
背中に【聖母マリア】の刺青をしている点であります。

この刺青をよく見てみるとこの【聖母マリア】には片側4枚づつ計【8】枚の羽が生えています。
そしてこのような宗教的絵画には必ずと言っていいくらいの頻度で「光輪」が描かれます。

「光輪」は「聖なる【光】」や「輝き」を意味し、【8】という数字は【八芒星】を示します。
【八芒星】は【イナンナスター】とも呼ばれるもので【女神】と【金星】を暗示します。
「光輪」とは美しき星【イナンナスター】の輝きを示すものであるわけです。

【イナンナスター】は【女神】と【金星】を表すシンボルでありますが、【金星】には
別の呼び名がありましてこれをラテン語で【ルシフェル】(明けの明星)と言います。

【光の天使ルシフェル】は知能が大変高くとても美しい【天使】と評判でありました。

彼?はその美しさ故に女性と見間違えるほどの容貌を持ち、あるいはそもそも天使という存在は
性別が曖昧であり、一説には【両性具有】であったなどと言われたりもします。

そんな【ルシフェル】ですがある日「【魔】が差した」かの如く創造主に【反逆】を企て
堕落して、【堕落の天使ルシファー】となりました。

「聖書」に記される【堕天使ルシファー】これこそが【悪魔の起源】を表す存在であります。

【イナンナスター】が示す【女神】とは【豊穣の女神】でありますから、【ヴィーナス】や
【フレイア】のように性的奔放さ持つ【エロ】い特質を持つ存在であり、
「煩悩」や「私利私欲」に塗れております。

「我思う故に【エロ】あり」というのが、もしかしたら
彼女たちの本性を端的に示す表現であると言えるかのかもしれません。

「鬼舞い」主人公の妹の名は「みはり」でありますが「見張り」と書けば「ウォッチャーズ」
となり、即ちそれは「見張るもの」=「【堕天使】の一団」(グリゴリ)を意味します。

何故【天使】の話をこれ程くどいまでにするのかと言えば、
前回の【イルミネーション】で【天使】を印象的に表現していたことに由来します。

【光の天使】は【堕天使】であり、【堕天使】と言えば【見張るもの】となります。

さて、妹のみはりは甘酒を飲み酔っ払って「キス【魔】」になりますが、何故でしょう?

「キス」について考えてみますとその本質は【エロ】であると考えられます。
舌を絡める「ベローチュ」の場合だと特にわかりやすいのですが、舌とは生殖器と類似した
ものでありまして、舌もそれと同様に非常に敏感な器官であります。

舌を出すという行為は実はお下品な行為でありまして、一説によれば
性的な意味合いが強いとも言われています。

インド神の「女神カーリー」が舌を出しているのも、性的挑発を意味し、カーリーが旦那を
踏みつけている絵画がありますが、旦那との体の位置関係を踏まえて考えてみると
その種の行為の延長線で性的挑発を旦那に対してしていると読めてしまうわけであります。

要するに「ベローチュ」は性行為そのものと解釈できるわけですが、「みはりのキス」には
どのような意味が込められていたのでしょうか?

ベローチュとは少々違いますが「ゲローチュ」と言えば「チェンソーマン」に登場する
【眼帯キャラ】のお姉さんであります。

彼女も「みはり」と同様に酔うとキス魔に変身します。
そしてキャラの【眼帯】が【プロビデンスの目】を示すように「みはり」の「ヘアピン」も
同じように「魔眼」を意味するわけであります。

【プロビデンスの目】の恩恵として「ゲローチュ姉さん」は「ゴーストハンド」という
特殊能力を、「みはり」は人並外れた高度な知能を得るわけであります。

他にも似たような魔眼持ちのキャラを探すなら「虚構推理」の「おひい様」が見つかります
が、この「おひい様」は下ネタ大好きの【エロ】い性格の持ち主だったりします。

{netabare}彼女はUFOキャッチャーの景品である「エロボールペン」に煩悩を抱き「欲しい欲しい」と
九郎先輩に対して激しくお強請ります。

このボールペンは恐らく【オベリスク】を暗示したものであると考えられるわけですが、
そうなると女神カーリーが旦那に要求した構図と全く同じくなり
お下劣な意味合いがあった表現ということになります。{/netabare}

「魔眼」持ちのキャラにはある種の特殊能力があるわけですが、キス魔や下ネタ好きなど
【エロ】い特性があるという共通点が見つかるわけであります。

魔眼がもたらす特殊能力を保持するものたちのことを仮に「ハイランダー」と捉え直して
みますと当然「英雄王~転生す」という作品が意識されるわけですが、それに登場する
「ハイランダー」の「セイリーン」というキャラは、「リン」ちゃんにデフォルメ
トランスフォームして見事に巨乳好きの【エロエロ】キャラに成り下がるわけであります。

話をまとめると「ハイランダー」という概念で包括される「特殊能力保持者」は【エロ】
という特性を持っていると言えるわけであります。

ちなみに「セイリーン」はプリズムパウダーを一服盛られ「魔石獣」化しますが、
その時の形態は見事に【堕天使】そのものでありまして、しかも掌には魔眼が付いている
というしつこいまでの連続コンボ表現でございました。

「見張るもの」=「【堕天使】の一団(グリゴリ)」が「堕天」したその動機は
「人間の女」に欲情し自身の子を産ませたいという衝動にかられたからでありました。

【エロ】のルーツは【豊穣の女神】にあったと考えられるわけですが、その【女神】には
実は羽が生えていて、その羽は【天使】のものと一致し、
【金星】の【女神】は【堕天使】と一致するということで
要するに【エロ】い女神の正体、ルーツとは【堕天使】にあり
【堕天使】とは【悪魔】であるというオチでございます。

ついでに言えば【エロス】=【キューピッド】に羽が生えているのも由来は同じで
愛欲【エロエロ】の種族ということになります。

【悪魔】は【サタン】とも言いますがこれに似た言葉に「サンタクロース」があります。

「サンタクロース」のアナグラムを解くと「サターン・クロノス」となりますが
【サターン】も【クロノス】も「【土星】神」の名前であることがわかります。

【土星】と言えば【プロビデンスの目】でありますが、その理由は【土星】の南極にある
「台風の【目】」が由来であります。

【サターン】と【サタン】では言葉の意味合いは違いますが、もしも
「サンタ」が【サタン】のアナグラムであるなら、【サターン】も【サタン】の
アナグラムであると解釈できるわけであります。

【サターン】という名の【土星神】は「ローマ帝国」の神であり、「ローマ帝国」
と言えば十字架刑により「イエス・キリスト」を処刑したわけでありますから
「イエス・キリスト」と「ローマ帝国」との関係性及び【サターン】との関係性も明白
であると考えられるわけであります。

【サタン】という言葉には【反逆(者)】という意味合いがあり、よって【堕天使】も
【サターン】を崇め奉る「ローマ帝国」もこれに該当するということになります。

「クリスマス」の起源とは実は【ローマ帝国】の宗教行事であるところの
【サトゥルナリア祭】にあります。

この語源は【サターン】即ち【土星神サトゥルヌス】に由来するもので、
酒を飲みバカ騒ぎを数日間繰り返すというある意味日本のクリスマス
そのものを示したようなイベントがその宗教行事の原型であります。

「クリスマス」が「イエス・キリスト」の誕生日というのは根も葉もない大嘘で
この手の大嘘をローマカトリック教会があまりに多く繰り返すために
「プロテスタント」がぶち切れて勃発したのが宗教改革と宗教戦争でありますが
実はこの宗教戦争は未だ継続しているというのが事の真相であります。

ということで、ここで「鬼滅の刃」について触れてみます。
「鬼滅の刃」のネタバレになりますが主人公の丹次郎は【鬼】の化身であります。
元ネタは {netabare}【鬼の王】であるところの【須佐之男命】でありまして、
彼は【鬼】族{/netabare}ということになります。

「鬼滅の刃」を英訳すると「【デーモン】スレイヤー」となります。
【デーモン】という言葉には【悪魔】という意味合いもありますが、
【鬼】という意味もあると考えられるわけであります。

つまり【鬼】=【悪魔】という関係性が成り立つということになり、そして
【悪魔】=【堕天使】ならば、【鬼】=【堕天使】という関係性も成り立つわけです。

妹みはりの「キス【魔】」属性=【エロ】属性は【堕天使】に由来し、
主人公の「アホ毛」は【鬼】に由来します。

【鬼】を【デーモン】と言おうが【サタン】と言おうが、結局のところすべては
【堕天使】がルーツということですべてが繋がるという話であります。

似非キリスト教徒であるところの「ローマカトリック教会」がでっち上げた
「クリスマス」という【サタン】の祭典で「鬼舞い」兄妹が見に行ったのは
【イルミネーション】で表された【光の天使】にツリー頂点に輝く【イナンナスター】
【サタン】のシンボルばら撒きすぎた結果ここまで巧く話が繋がるというのも
その思想傾向の極端さからしてもある意味凄いと言えます。{/netabare}

「アホ毛」とは【鬼の角】を表すものであり
そのプロトタイプは「ゲゲゲの【鬼】太郎」の「妖怪アンテナ」であります。

「【鬼】太郎」ですから頭に「角」があるのは当然なのです。
「お兄ちゃんはおしまい」略して「おにまい」ですが、以上の状況証拠からして
その表記はどう考えても「【鬼】舞い」ということになるかと思います。

作画中心主義者に好評のOPED映像とはまさに {netabare} 「【鬼】舞い」であり
【デモニアックダンス】と言うことができるわけであります。
「デモニアック」と言えば「ブラスレイター」でありますが当方が意図するのは
【デーモンマニアックダンス】ということでございます。{/netabare}

鬼太郎の「左目」{netabare} は「目玉のおやじ」にトランスフォームしましたが
もちろんこれも「魔眼」の表現であり【プロビデンスの目】に由来します。

【プロビデンスの目】は【ホルスの左目】とも言われ、エジプト神話の【ホルス神】が
仇討ち合戦で左目を失った逸話に由来するものであります。

「アホ毛」にしても【プロビデンスの目】にしてもさらに詳しい説明をしようと思えば
いくらでもできますが、しかしこの手の映像表現はそれこそバカの一つ覚えのように
これからも繰り返されることはわかりきっていますので、{/netabare}【サタニズム】と「同性愛」
の関係性含め、この話の続きはまたの機会ということにいたします。

ついでに言いますと「ヴァレンタイン」もローマ帝国由来の宗教行事でありまして
「恵方巻」を食う習慣を含め日本の宗教関連イベントがカオス過ぎて発狂したくなります。



●既に「観終わった」熱狂的なファン旋風とその思想性についての考察

そもそもあらゆるアニメは思想的特殊性を有しているわけですが、
殊に「トランスセクシャル」という極端な偏向性を帯びた性質のある本作には
それに由来する特殊性が当然の如く付き纏うわけでございます。

本作「鬼舞い」には熱狂的なファン?がいるようでありまして、
既に本作を「観終わった」方々がなんと50人以上もいるらしいとのこと。

{netabare} (ユーザー名を偽装していないとしたら)中華系ではないかと目されるそのような方々は、
先行配信か何かで既に「見終わった」可能性も否定できませんが、その一方で単に言語的な理由
で「鑑賞状況」の表示を間違っただけという可能性も十分考えられるわけであります。

香港に「フェミ夫」気質の男性が多いのには英国の植民地だったという背景も関係していますが
共産主義国のヴェトナムや共産党が優位にあるネパールなどの国々にも男女平等が重んじられる
傾向は同様に見受けられたりもいたします。

共産主義とフェミニズム、そして「トランスセクシャル」は相性が良く、
そういう事情があって熱狂的な中華系のファンが「あにこれ」に殺到し、
強い影響力を及ぼしているのではないか?とそのように考えられるわけであります。

「トランスセクシャル」には思想的な意味合いが含まれる故に、
これを推奨するのは即ち思想運動であると見なすことができるのであります。

思想運動が起こる背景にはやはり【ダボス会議】がごり押しする【グレートリセット】があり
(例えば当事者たちも疑問を呈する中身の)LGBT差別禁止法案などもその一例ですが
要するに何がしたいのかと言えば共産主義(の中国)を模範とする大胆な改革を断行するという
話でありまして、当然中国には特別な権限が与えられ、日本国は中共幹部が予言した通り
今後は衰退の一途を辿るわけであります。

【SDGs】を達成するためには、私有財産制に基づく今の経済システムも、大量消費を前提とした
農業や畜産業など食料供給網も、「♂♀の役割」も、すべては「リセット」される必要があり
更に言えば日本という国自体もすべてぶっ壊すくらいに【グレートリセット】される
必要性があるというオチでございます。

「LGBT差別禁止法案」の意図するところは性転換した「♂×女」と同じ風呂に入り、
同じトイレを使え、そうでないなら差別であるという話でありまして
「鬼舞い」の性転換した「♂×女」の主人公を抱擁したりするようにして
可愛がれというメッセージ性が込められているのでございます。{/netabare}

そんなわけで「コオロギパン」に「LGBT差別禁止法案」、そして「トランスセクシャル」と
ある種の思想は常にごり押しされ、それを跳ね返すには困難を極めるのが世の常であります。


●「シンボル」で読み解く栗酢鱒

この辺でとっておきの「アホ毛理論」をご披露しようか思いましたが今回の話では
裏設定がかなり炸裂していましたので、そちらを先に処理しようかと思います。

早速冒頭に出ました【クリスマスツリー】でありますが、元ネタをご存知でしょうか?

{netabare}一つの考え方としてはツリーは「三角形」を表し頭頂の【星】は輝く【光】であり
【星】は【プロビデンスの目】を表すというものであります。

アパレル店における「もみ次郎」のファッションショーの場面ではポーズを決め
「左目が輝く」描写がありますが、この「魔眼」表現が【プロビデンスの目】
を暗示しているわけであります。

別の考え方では、ツリーは【世界樹】、【ユグドラシル】を表しているというものであります。

【プロビデンスの目】にしても【ユグドラシル】にしても知恵と密接な関係性があり
主人公の天才妹が「松果体」の位置につけてる「ヘアピン」に繋がるわけであります。

ある種の「シンボル」が掲げられたという前提において
「数字」に特別な意味合いが生まれるわけであります。

クリスマスツリーがTVに映った時の時刻は[11:18]分であります。
足し算します。1+1+1+8=11
「11」は「2本柱」と【ゲート】を暗示する数ですが、大事なのは「シンボル」です。
ツリーのシンボルは【星】でありますから、ツリーの頭上にある【5芒星】
に関係する数字を探し出すべしということになります。

つまり【8】【5】【13】の法則であります。
解が【13】になる方程式は「1+1+1+8+ⅹ=13」であり
ⅹ=2となります。

「2」という数字がどこにあるのかと言えば、[11:18]分にアナウンサーが街頭インタビュー
する場面で「お二人も幸せそうですね」という台詞の「お二人」がこれに該当します。

【5】と【13】が出たということは次は【8】の出番であります。

シンボルを探すなら【プロビデンスの目】の可能性が高いわけであります。
もみ次郎のファッションショーのシーンに再び注目してみます。

「シンボル」を更に探しますと「十字架」のアクセサリーを両耳と胸元に着けており
十字架は「4」という数字を表すわけであります。
十字架3つ「4+4+4」だと12になりますが、このシーンの注目ポイントは
もみ次郎がポーズを決めることにより「十字架」が2つしか映像には映し出されない
例えば両耳の十字架が映し出される時には胸元の十字架が隠れるようにして
「4+4」の状況が意図的に仕込まれる点であります。

十字架の3つの内の1つを隠すことにより4+4=【8】が表現されました。

実は「ファッション」とは見た目よりも「思想」が大事なんだという本質が
各種アニメを分析すると見えてくるわけでございます。

妹ペアと合流して4人で【イルミネーション】見に行くことになります。
さて、【イルミネーション】で表現されたシンボルをご覧になられたでしょうか?

【プロビデンスの目】に匹敵するほど重要なシンボルが出て参りますが
それは【天使】であります。
【イルミネーション】で表現された【天使】ですから当然【光の天使】ということになります。

【8】【5】【13】という数字は【女神】と【金星】(惑星の周期運動)
と関係する数字であります。

【金星】は【明けの明星】でありますが、ラテン語では【ルシフェル】と言います。
【イルミネーション】で表されたのは【光の天使ルシファー】であります。

主人公の妹の名前は「みはり」ですが「見張り」は「ウォッチャー」であり
複数形だと「ウォッチャーズ」になります。
「見張るもの」=「ウォッチャーズ」とは「【堕天使】の一団」(グリゴリ)を意味します。

場面は変わって階段の上にある【世界樹】のようにでかい「イルミネーションツリー」
そしてツリー頭上の【星】が映し出されます。
まさに【八芒星】【イナンナスター】であります。

ツリーの背後左方向には「スカイツリー」が聳え立っていますが、このような細長い塔とは
【オベリスク】を表しているのであります。

【オベリスク】の詳しい説明については長くなるので別の機会に譲ることとします。

要するに【シンボル】はすべて繋がり、【イルミネーション】と【天使】も繋がります。

このようにして「アホ毛理論」が展開しやすくなるというわけでありまして
「鬼舞い」の背後にある思想傾向も明らかになるという寸法でございます。

最後に4人でスナップショットを取るわけですが、そこでシンボルを探すなら【ハンドサイン】が
それ臭いということになるかと思います。

写真撮影の時に【ピースサイン】をするのは昭和臭いくて恥ずかしいというのが
個人的な感想ですが、兎に角みんな大好き【ハンドサイン】でありまして
ハンドサインで示された数を見てみると「3」「2」「0」「2」となります。
主人公だけが【ハンドサイン】してないのが不自然なのでじっくり観察してみると
目を閉じている状態であることに気が付きます。

【プロビデンスの目】のシンボルと繋がるので目の数もカウントしてみますと
「2」「2」「0」「2」となります。

指の数は「3」「2」「0」「2」=7
目の数は「2」「2」「0」「2」=6
7+6=【13】

もしかしたら数字はただの偶然かもしれませんが、思想は必然であると言えると思います。

【ピースサイン】【Ⅴサイン】考案したのは別の人ですが、このサインを世界に広めた人物は
英国首相のウィンストンチャーチルであります。

一説によりますと彼は【フリーメイソン】のメンバーであり、
【ハンドサイン】と言えば【フリーメイソン】が得意とするものであります。

【ハンドサイン】は偶然であるとも考えられますが、【ハンドサイン】の意味や
それに絡む思想については必然性を見出すことができるというお話であります。

次のパートでは主人公たちは神社参拝に出かけますが、当然神社にも特別な意味
があるわけであります。

神社とは「女性の体」を表しており、「お宮に」しても「鈴」にしてもかなり際どい
表現となるものであります。

早い話がエロいわけですが、なぜ「女体表現」を強調するのかと言えば【女神信仰】とは
そもそも【豊穣の女神】でありますから生命と繁殖を象徴する存在であり、
エロスは命を育むという思想に基づくからであります。

神社の「しめ縄」は絡み合う2匹の【蛇】を表し生殖を意味しているわけでありますが
このような女体表現や性的な意味合いをシンボルとしてあえて取り上げるのが本作
「鬼舞い」の思想性を表しているということでありまして、故に【女神信仰】や【イルミネーション】
そして「アホ毛表現」でさえ {/netabare}思想的にはすべて繋がるということでございます。

●ジェンダーフリーの思想解析?

裏設定はむしろ「ジェンダーフリー」という思想{netabare}と相性が良い推測されますので
気になる数字の描写にについて拾い上げてみます。

冬休みに入り休日ライフを満喫しようと考えた主人公は予定をグラフで示すわけです。

それに対して兄のダラダラ生活を阻止するために妹はお泊り会開催の連絡をお友達に回します。
時刻は11:26分ですが、OKの返信と共に表示されるのはダブルピースサインであります。

「チェンソーマン」にも出てきたダブルピースのサインは「4」を表します。
「1126」と「4」、数字をすべて足してみます。
1+1+2+6+4=14 この数字を更に足します。→1+4=5
【5】という数字の答えが出ました。
【5】は【五芒星】を暗示する数字であり、【金星】を表します。

今回は【8】話でありますが、【8】という数字が示す【八芒星】も
【金星】を表す数字であります。

そして【5】と【8】を足した【13】も同じように【金星】を暗示する数字であります。

ということで主人公が予定をグラフで示そうと書いた数字は
「0」「3」「6」「12」「18」「19」であります。
この数字をすべて足してみます。
0+3+6+12+18+19=58
見事に【58】という数字が出ました。
5+8=13
これが【金星】に絡む【5】【8】【13】の法則であります。

これと似たパターンは前回の蝶や雀の描写シーンで示されております。
蝶も雀も羽の枚数がポイントなりまして羽が4枚なら2匹
羽が2枚なら4匹で、足して【8】を示すパターンであります。

妹が頭につけてる「ヘアピン」も裏設定に絡む小道具でありまして
あれは【プロビデンスの目】を表しているわけでございます。

一見してただの偶然に見える【数字】の話は様々な作品のいたるところで
散見されますし、数字の奇妙な偶然は今後も繰り返されるのでありましょう。

妹の「※願い」はお泊り会の成功であったようですが、その代償として
おねしょの{/netabare}後始末が待っていたということなのかもしれません。

●ジェンダーフリー路線を攻める姿勢
今にして思えば「らんま1/2」も「トランスセクシャル」というジャンルに該当していた
わけでありますが、 {netabare}性的な要素をコメディ展開によりオブラートに包んでいたため
「ジェンダーフリー論」との関係性など微塵も感じないような作風であったように思います。

それに対して本作は「♀♂」というシンボルを全面的に押し出しており
「ジェンダーフリー論」的攻めの姿勢を大いに感じるわけでございます。

「REVENGER」では【両性具有】の美少年キャラが登場し、それには嫌な予感がいたしましたが、
そのご期待通りに男を女化したような慰み者の同性愛的表現がお見事に展開されます。

率直なところのその映像表現的印象はグロであります。

「鬼舞い」においては映像表現的にはグロではないと言えそうですが、
「ジェンダーフリー論者」が求める同性愛の在り方としてはどちらも「あり」
という結論になるように思います。

混ぜてはいけないものを混ぜたり、転換してはいけないものを転換してしまうと
カオスが生まれ、時にグロになると個人的にはそう考えてしまいます。

作画が凄いと評判の本作ですが、例えばEDのバニー姿の主人公が何とも言えない感じで…
動く姿がある種のカオス的なグロのようにも見え、むしろ性転換的な気持ち悪さを
増幅しているようにも思えて姉妹ます。

オブラートに包まない露骨な性的表現は作画を如何に洗練させても{/netabare}
逆効果しか生まないものと個人的にはそう考えます。


●【鬼】舞いと妹の裏設定
アニメにはありがちなお約束パターンでありますが
主人公は見事なまでの「アホ毛」保持者であります。

アホ毛には当然の如く裏設定的な意味合いがあるわけですが、
{netabare}それと同じように髪型やファッションなどにも裏設定は当然の如く付いて回ります。

主人公の妹は、飛び級の大学院生ですが年齢は高校生ぐらいであります。
高校生くらいの女子がこの妹のようなでっかいヘアピンを前髪に着けるなんてことが
あり得るとは到底思えませんし、あまりに不自然で気になって姉妹、
いったい何の表現なのか?考えてみたところ答えが判明いたしました。

ポイントはヘアピンの位置とあの形状でありますが、要するに
【プロビデンスの目】を表現しているということになるのかと思われます。

これもある種の「魔眼表現」でありますが、額のあの位置には「松果体」と呼ばれる器官があり
それは第三の目とも呼ばれるもので、「心眼」という風にも解釈できます。

別の表現で言うならば「セブンセンシズ」になりますが、これは常人を超越した能力表現であり
「三つ目が通る」や「サザンアイズ」、「天津飯」などの三つ目表現で示されるものであります。

妹は凡人を軽く超越した超天才のため知者を象徴する【プロビデンスの目】の表現が
使われたということになりますが、その一方で【優生思想】に染まっているのか?
性転換させた兄の事情を知らせずにまるで騙すようにして友達つきあいさせられる主人公の同級生
彼女たちの気持ちを全く顧みない妹は鬼畜レベルの身勝手な{/netabare}人間のように思われて姉妹ます。


●悪貨は良貨を駆逐する
妹の友人が家を訪れ、料理を披露する展開となります。
友人曰く料理は「簡単だよ」{netabare}ということらしいですが、冷蔵庫の残り物で焼き飯を作ります。

恐らくはチャーハンを作っているつもりのようですが、いつものことで料理の基本が
理解できてない感が見事に再現された品が完成します。

中華料理一般に言えることでありチャーハンにももちろんニンニクと生姜のみじん切りが
入るわけですが、たまたま冷蔵庫になかったためなのか?チャーハンにとって致命的な
基本の2種を省いてしまい、おまけに刻み葱も入りません。

葱の代わりにレタスを入れるのが、革新的だと思っているのか?レタス入りチャーハンに
特別な価値があると妄信しているのか?兎に角ベーコンとレタスと玉子が
具材に入ってるただの焼き飯が完成してしまいます。

チャーハンを作るには熱効率の関係性で大きめの中華鍋が理想的ですが、
もしもそれがない場合は豆知識と小技が必要になります。

フライパンでチャーハン3人前を作るのはやや難易度が高く、水分を飛ばすことに失敗した
べちゃべちゃ焼き飯が出来上がり、この触感が重くてもっさりしたやつを完食するのは
大変厳しいものがあると言わざるを得ないのであります。

基本的にチャーハンとはパラパラの状態、触感を再現するのがポイントでありまして
飯の一粒一粒を玉子でコーティングして強火で焼きあがることにより
初めて成し遂げられるものであります。

家庭でチャーハンを作る時は玉子単体をフライパンで焼くという工程はむしろ
不要でありやるべきでないと言った方がよいでしょう。

ご飯と溶き卵を先に和えてからフライパンで焼くのがより適切な調理法でありまして、
黄金チャーハンの理屈がわかっていてフライパンの上でそれを成すというのなら
玉子を炒めてからベーコンを投入する意味がななく、溶き卵投入の直後にご飯を追加しないと
黄金チャーハンに成らずに、ご飯と玉子が分離してもっさりした触感の
焼き飯が出来上がるだけにございます。

玉子はご飯と一体化、融合させる食材でありまして、焼きあがった玉子のでかい塊が
入っている時点で融合に失敗したもっさり焼き飯の出来上がりを意味するわけであります。

これが旨いわけがなく、そんな出鱈目料理の手法を拡散するような真似は
やめて頂きたいと言う話にございます。{/netabare}


●持続不可能な世界は悉く粉砕され・・・
{netabare} 男女の役割や人間という存在の定義も一新されることとなるでしょう。

【グレートリセット】は通貨と経済システムを破壊し尽くし
多くの庶民は職を失い、路頭に迷うことになる運命なのかもしれません。

予定調和的救済法は「ベーシックインカム」になりそうですが
恐らく受給者には資格が必要となり、「ライセンス」を拡張体として増設する
必要性に迫られるのでありましょう。

【両性具有】とは比喩的象徴的表現であり、それは
人類の【進化】や「拡張体」を示唆するものでありましょう。

「TS」ものが流行っているというフェイクの背景にある真の意図は
刷り込みという話でございます。{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

重層的で面白い優れた物語。それを支える隙の無い高度な技術。

 あまりの高水準過ぎる作画・美術でかえってストーリーの印象が記憶に残っていないので、初回から半年ほど経過した23年9月、再視聴しました。

 今回も作画に心を持っていかれそうになりましたが、なんとか頑張って内容を理解しました。

 男であること、優秀な妹に対する劣等感に潰されそうになっていた「兄」が「妹」になることで「がんばらなくていい」立場を手に入れたことで、心を取り戻して行く話です。こう書くと重く感じるし、そういう描写もところどころありますが、しかし、全体的にはライトで緩い感じで、面白かったです。
 逆に言えば、面白いTS日常系としての作りになっていますが、その根底から読み取れるものがある、浅いようで結構奥行がある話だったとも言えます。

 そして「女子になること」よりも「女子であること」を丁寧に描写していました。下着・ファッション・洗髪・洗顔・トイレ・生理・化粧・振舞などの生活習慣から始まり、友達との付き合い方・中学生男子を女子の立場から見る・バレンタイン・学校のルールと化粧など様々な視点を描いていました。
 その生々しいペルソナ作り・排泄としての女性のするべき事が、コミカルな描写であまり嫌悪感やエロを感じさせず、軽妙にエピソードに落とし込めていました。

 男性の目からは、しかしそれがリアルなのかどうかは分かりません。ただ、リアリティはあります。女性と同居していても男性であれば気が付かない、むしろ積極的に男性からは隠しているような部分が丁寧に拾えていた…のではないでしょうか。それすら想像するしかないのが男から見た女だと思います。

 原作者は男性だそうですが、脚本・シリーズ構成に女性を置いているので、エピソードは、多分男が女を知ると言う点で、ある程度信頼してもいいのではないかと思っています。
 また、EDのクレジットで、プロップデザインというのは多分小道具のデザインだと思いますが、これが8名ですか。つまり、女子のアイテムは相当作り込んだのではないかと思います。
 化粧品やアクセサリー、下着にはホックやタグまで丁寧に作画されていました。つまり、女性がこの辺はちゃんと入り込んでいる証拠だと思いますので。

 そして、この作品を支えていたのが作画技術です。ヌルヌルというのもありますが、立体感です。3DCGに手書き修正をしたんだと思いますが、止め絵の横移動だけでなく回転させる手間を惜しんでいません。また、回転にも耐えられる優れた技術・デザインでした。
 髪の毛を立体としてモデリングしているのを逆手にとって、表と裏の色合いを大胆に変える手法。
 構図が凝っていて、俯瞰・あおりを含めて難しい視点で人物を描いています。
 背景美術に常にフィルターというかエフェクト(ひし形、丸、4角・5角の星型等)をいれることで背景と人物をなじませる一方、人物が見やすく浮き上がって見えます。

 その技術の頂点がEDだと思います。目がクラクラするようなヌルヌル感と立体感はすごかったです。OPEDの歌詞はちゃんと作品の意味になっていましたし、隅々まで手を抜いてません。

 これらの結果、ヒロイン?にちゃんと感情移入ができるというか没入感がすごい作品だったと思います。2回目なのに12話、OPED含め隅々まで堪能できました。というか、1話見るのに行きつ戻りつして、40分くらいかけてしまいました。

 ということで、2回目視聴して作品の内容まで入り込むと、単純な日常系の面白さと、男子が見る女子の世界というドキドキ感あるいは未知の世界を覗き見た感動、そして、兄妹感のコンプレックスや男として生きる意味という重い部分がほんのりと含まれている重層性がある優れた作品だったと思います。

 男子を選択する未来がくるのだろうか?という部分が特に考えさせる部分です。

 それが普通に面白いのですから大したものです。評価は…オール5でいいかなあ。名作かと言われると、テーマ性の薄さがいいところではありますので秀作という感じです。ですが、隙が無い優れた作品だったと思います。

  


以下 23年3月に書いた1回目のレビューです。


{netabare}1話 異次元のハイスペックTS。京アニの後継者はここかな?

{netabare} 開始数分であまりの画面のハイスペックに引き込まれます。すごすぎるだろう、と思って会社確認したら「無職転生」のところです。2期つくらないで何やってんの?と思いましたが、ひょっとしたらCG技術の蓄積のための習作でしょうか?

 カメラ(視点)の移動(パン、クローズアップ)は最小限で、構図も単純、人物の動きも少ないなので、そう予算をかけているようには見えません。
 が、とにかく人物の作画と動きが綺麗です。人物の動きというか輪郭線の感じがMMD(ミクミクダンス)の高級版という感じなので、3DCGモデリングだと思うのですが、2Dアニメエフェクトのせいか非常にナチュラルなアニメ絵になっています。
 ぼっちざろっくのライブシーンがずっと続いているような感じといえばいいのでしょうか。

 EDの動きを見ればわかると思いますが、これは人間の原画マンだと無理…というか不自然です。一方でその不思議な動きがコミカルな演出になっているので、独特の効果を生み出しています。

 あと着替えの頻度が尋常じゃないです。何回着替えてるの?これどうやってるの?キャラデザすごすぎでしょう?

 それともう1点。失礼ながらあまり話題になっているとも言えない本作の原作を拾ってきて、アニメ作品に仕上げるのは京アニっぽいですね。このままいけば京アニの後継者はここかな?

 内容はTSもの微エロ日常系という感じです。話に展開があるかどうかは不明です。劣等感についての深掘りとか、男と女の間の葛藤とか気付きがあれば面白いですけど、あまり期待しないでおきます。
 1話目はちょっと画面がすごいというか面白過ぎて話に集中できてませんけど。 {/netabare}


11話と現状までの総評 特に前半の女子体験と覗き見感覚がいいです。

{netabare} 作画というより画面全体のアニメ表現としてのシンプルで伝統的な感じがするけど新しい感じが本当にすばらしい。技術に詳しくないですが、本作のアニメ表現の技術は各社マネをして今後の日常系にもっと取り入れて欲しいです。

 初め構図が単純だと思いましたが、じっくり見ると特に2話ですが、魚眼レンズ的歪みや人間が入り込めない視点から映すことで覗き見的メタ視点などを上手く使っていました。人体のパースのデフォルメも含めて非常に視点を意識しているのが印象的です。

 この作品、主人公がJCの世界を覗き見るような感じです。それを我々は覗き見る。この2重のピーピング感を作画で表現したのは素晴らしかったと思います。
 すずめを多用することで間というか雰囲気を感じさせる演出も面白かったです。パステル調の色彩感覚もいいですね。

 下着のタグとか小物とか非常に細かく作画されていましたが、このこだわりが将に「魂は細部に宿る」ですね。
 また、制服のデザインがスカート長めのちょっとダサイ感じなのもいいですね。リアリティがあります。

 前半は女子というものを体験するようなストーリー展開でした。下着、洗髪や髪の手入れ、生理、化粧に買い物などによって、男性からみた「女子の秘密」を疑似体験できました。この部分がTS設定と覗き見視点と合わさって、興味深く見ることができた要因だと思います。

 後半は友情・日常系で男子が女子の視点になった話になり、男子中学生の行動にも切り込んできました。前半ほどのインパクトはないですが、ちょっとコミカルな日常系という感じでそれなりに楽しめています。

 何度見てもOPEDは素晴らしい作画で特にEDの動きは本当に面白いです。 {/netabare}


 最終話まで。日本のアニメの方向性はこの作品のコンセプトでお願いします。

 作画が異次元なのはもちろんですが、キャラデザが本当に素晴らしかった。2次元と3次元モデルの間にある「不気味の谷」というか「可愛さの谷」を解消する一つの方向性が提示された気がします。

 アニメ・マンガがなぜ優れているのか。それは「可愛いさ」の「記号化」が非常に高度だったからです。美少女キャラと言いますがああいう人間が現実にいたところで不気味なだけです。
 手塚治虫的マンガ記号からあずまひでお的ロリキャラやあだち充的美少女表現を経て、アニメ絵としての完成度を高めついにCGアニメキャラの完成系の一つとしてここに到達したか…という感じです。

 最終話12分くらいのところの超作画もアニメ的可愛さを「磨き上げた」感じで技術の進化に感動すら覚えました。そう…最終は思いっきり技術で悪ふざけをした感じです。料理や背景も謎の湯気もすごかった。奥行きや構図も旧来の日常系では考えられない出来でした。

 そしてジェンダー論やフェミニズムを論じるよりも「女性であるとはどういうことか」を考える一つのきっかけになるテーマ性が内包されていることも良かったです。それが非常に薄ーく入っているので初めは面白くて、少したつと何かを考えさせる一粒で2度おいしい感じです。
 その薄さがエンタメにおいては大事で、視点やエピソードの面白さと深掘りできる奥行きが両立していました。

 欠点があるとすると、2つです。1つはもうちょっと女子の世界しかわからない生々しいエピソードがあるといいかなあと思いますが、ストレスレスを目指しているのでしょうか。そこはチューニングなのでやむを得ない気もします。
 それともう1つ。画面が凄すぎて話に集中できませんでした。おかげでなんど戻ったことか。

 ということで、正直「無職転生」よりも作画という点では驚きは大きかったです。そして話も面白いし、キャラはデザインはもちろんキララ的キャラ造形のチューニングも良かったと思います。

 名作ではありませんが、何かの転換点を感じる作品でした。

 なお音楽の評価はEDのアニメも含めてです。本当は作画に10点くらい入れたいです。 {/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 21

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

急に突起消失するのは大変ですね。

ある日、突然美少女に変わってしまう作品。
原作の1巻を読んで割と面白かったので、アニメのほうを視聴した次第。
社会復帰に向けて頑張れ

生理や女性の入浴について排泄についてなど、リアリティはあるけど、なんというか中学生女子ってもっとマセているイメージあるんだけど、こんな幼い感じなのか?あれくらいだと小学校高学年女子くらいの感じ。
自分男子校出身で女子中学生の生態が一切分からないので、なんとも言えないが。
女性としての細々とした苦労には頭が下がると素直に思いました。トイレの行列凄いものな。絶対、スマホいじって閉じこもっているやつおるでしょ。早く出てあげて。
まひろちゃんはゲーム三昧だったころのことを忘れられなくて、ゲーム話している男の子のほうに気軽に話しかけてしまうわけだが、あれは勘違いされてしまいそう。

OP
アイデン貞貞メルトダウン えなこ feat.P丸様。
ED
ひめごと*クライシスターズ ONIMAI SISTERS(高野麻里佳、石原夏織、金元寿子、津田美波)
OPの歌詞が面白くてリズムが癖になる。あり?なし?って股間のことか?ついてる ついてないと言ってるし。間違いなくアイデンティティが崩壊してる。
EDのキャラデザ変わりすぎでは?なんか動きも面白い。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
引きこもりのダメニートな緒山まひろは、ある日目覚めると“女の子”になっていた!?鏡に映る美少女が自分だと分からず混乱するまひろのもとに、飛び級で大学に入学した天才科学者である妹・緒山みはりが現れ、飲み物に怪しげな薬を盛られていたことが判明する…!もう2年も外に出ないでいかがわしいゲーム三昧…たまには働いてもらわなきゃ!みはりによる“女の子になる薬”の経過観察として、突如女の子として暮らすことになったまひろにとって、トイレやお風呂、スカートやブラジャーなど“女の子の生活”は知らないことばかり...。さらに、みはりの中学時代の同級生である穂月かえでやその妹・もみじ達とも知り合い、まひろの日常はどんどん賑やかさを増していく。苦難の連続に、果たして“元”お兄ちゃんの運命やいかに…!?

#01 まひろとイケないカラダ
2年も外に出ないで、いかがわしいゲーム三昧の引きこもりでダメニートな緒山まひろ。昼時に目を覚ますと、どうも身体の様子がおかしい…。不思議がりつつもタブレットを手に取ると…、そこには見ず知らずの“可愛い女の子”が画面に映っていた!?突如始まる女の子の生活に、“元”お兄ちゃんであるまひろの運命はどうなる…!?

#02 まひろと女の子の日
突如始まった女の子の生活に戸惑いながら、少しずつ楽しさも分かり始めてきたとある日、男らしさを取り戻すと意気込むまひろは筋トレをしてみる。しかし全く体が持ち上がらず、お腹が痛くなるはめに…。みるみる体調が悪くなるまひろを心配するみはりは、ある事に気が付くのであった。それは、まひろが女の子になってから1ヵ月経過したことに関係あるようで…。

#03 まひろと未知との遭遇
自宅のトイレに駆け込むまひろ。そこには見知らぬ女子高生が座っていた。派手な見た目の彼女は、みはりの中学時代の同級生・かえで。初対面かつ元男であるまひろは緊張していたが、親しみやすいかえでにすぐ打ち解けていくのであった。すると突然かえでは、「まひろちゃんってさぁ、まだシたことないでしょ…」とまひろに迫っていく…!パーになりそうなまひろに、かえでが教えてくれたのは…!?

#04 まひろとあたらしい友達
みはりにゲームで負けたまひろは、一人でおつかいに行くことに。引きこもりでダメニートなため怯えながらも勇気を出してスーパーへ向かうが、人の多さに足が進まず、入り口で怖じ気づいてしまった。するとそこへ、キャップをかぶった同い年くらいの男の子?が現れ、おつかいを手伝ってくれることに。おかげで無事買い物を終えたまひろが帰ろうとしたとき、偶然そこにかえでがやって来て…。

#05 まひろと補導とお誘いと
ある朝みはりがリビングへ向かうと、なんと、まひろの方が早く起きていた。今日からコンビニで好きなアニメのクリアファイルが配布されるらしく、いち早く手に入れるために早起きしたとのこと。自主的に出掛けようとする姿に、みはりは感動するのだった。目当てのものをゲットしたまひろは、帰り際にゲーセンへ立ち寄る。その懐かしさに思わず音楽ゲームで遊んでいると、背後に男の人の気配が…。肩を叩かれ振り向くと…

#06 まひろと二度目の中学生
突然もみじと一緒に緒山家へやって来のは、もみじの同級生である、桜花あさひと室崎みよ。パフェを食べに行こうと、まひろを誘いに来たのだ。初めは緊張していたまひろだったが、明るくフレンドリーな二人とすぐに仲良くなるのだった。楽しく女子会を終えたその夜、お風呂から上がったまひろに用意されていたのは、みはりが着ていたお古の学生服。そしてみはりの口から衝撃の一言が…!

#07 まひろとロールプレイ
様々なハプニングはありつつも、徐々に学校生活が楽しくなってきたまひろ。そんな中、期末テストの時期がやって来た。試験とはいえども、中学一年生の問題。余裕の表情のまひろは、さらさらと答案を書き込んでいくが、差し込む日差しに、だんだんとまぶたが重くなっていく…。ハッと目覚めると、8割空白の答案用紙が回収されてしまうのだった…。

#08 まひろとはじめての女子会
臥薪嘗胆、艱難辛苦を乗り越え、ようやくたどり着いた長期休暇という名の桃源郷に「思う存分、休み尽くすぞ~~!」と意気込むまひろだが、折角更生中のまひろを再びダメニートに戻さないよう、みはりはかえでに連絡しある企みを巡らす。その結果、急遽もみじ、あさひ、みよが緒山家にやってきてお泊り会が開催される!みんなと一緒のお風呂やガールズトークをまひろは無事乗り越えられるのか…!?

#09 まひろと年末年始
クリスマスにデートの約束があると出掛けるみはりに動揺を隠せないまひろは、もみじを連れ出してこっそり後を追いかけることに。まひろからのお誘いに喜ぶもみじとは裏腹に、みはりのデート相手を緊張しながら見張るまひろだが、そこに現れたのは…!?そして、新年の初詣に出掛けるまひろとみはりはかえでともみじと会う。その後、あさひとみよにも会い、みんなで穂月家に行くことになるが…!?

#10 まひろとおっぱいとアイデンティティ
1月の新学期が始まり、みんなで冬の制服の着こなしを話すまひろ。うっかり自分でスカートを捲り、男子に見られたことで可愛い悲鳴を出してしまう。男の心を取り戻すべく気持ちを引き締めるまひろだが、家でかえでにマッサージされることになり…!?バレンタインの日に、みはりからチョコを渡されるまひろ。その場で食べ始めるまひろに慌てて「今年はあげる側なんだから」と止められ…!?

#11 まひろと女子のたしなみ
最近クラスで流行っている“占い”。試しに占ってみた結果は「記念日は忘れずに!サプライズで運気アップ」。この結果にニヤリとするみはりだが、占い遊びの最中に自身の誕生日を思い出すまひろ。結果みはりのサプライズは失敗するが、後日もみじ達の様子がおかしく、まひろは避けられてしまう…。あさひから完全拒絶されてしまいショックを受けるまひろだが…!?

#12 まひろとおしまいとこれから
春休み前、みんなで集まった際にあれよあれよと決まった一泊二日の温泉旅行計画!ダラダラするはずが、浴衣に着替えて外に遊びに行ったり、露天風呂に入ったりと旅行を楽しむみんなに振り回されるまひろ。流石に気恥ずかしくみんなと離れて温泉に入ったまひろの元に、もみじとあさひとみよが来る。お風呂の中でくすぐり合う最中、なんとまひろは股間に奇妙なショックを感じ…!?

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

61.0 10 百合アニメランキング10位
戦国乙女~桃色パラドックス~(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (322)
1524人が棚に入れました
戦国時代に似た、だが女の子しかいない世界……。現代の女子中学生・ヒデヨシ (本名 / 日出佳乃)は、ある日突然、そんな摩訶不思議な場所へと飛ばされ、織田ノブナガはじめ名立たる戦国武将らと出会う。ノブナガは天下統一を目指し、「伝説の深紅の甲冑」を集めており、ヒデヨシは何故かその手伝いをすることに……。トンデモ戦国女子絵巻が今、幕をあける!!

声優・キャラクター
日高里菜、豊口めぐみ、喜多村英梨、平田裕香、持月玲依、明坂聡美、國立幸、伊瀬茉莉也

ダークフレイムマスオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

わし、パチンコもするのでその視点からでしかこの作品評価できないのでご無礼!

パチンコ屋さんも氷河期ですなね。浪人時代は予備校ボサッて朝一から並んで今はなき絶滅した裏物スロットで結構な生活してましたwまあ若い時期に大金稼いでもロクなことないです。年取って痛感しました。

マジメが一番堅い。結論ですがギャンブルってお金えるためには確実に大事な何かを失うものです。そこらへんはカイジなり見ればわかりますが当時クズ人間思考でしたねw世の中舐めた考えになります。当時は今の価値観で世の中がずっと続くんだと思うものです。結局未来なんて予測は大外れになりうるものです。

といってもたまには遊びに行きます。アニメ視聴の前にスロットで知ったのが最初でその後視聴です。萌え、百合、厨二要素が多分にあり台打つこと自体が羞恥プレイでしたがwただ唯一好きなのが曲が好きなのがあったからです。小清水亜美さんの曲好きで遊んでたようなものです。えーっお世辞にも遊べるとは言いづらいぐらいお金は使わされたwギャンブルの本質「誰もやってくれとは頼んでいない。するのは自己責任だ。」

さてレビューですが、んーどうなんだろ?アニメの主人公はヒデヨシなんですがスロットは実際は足利ヨシテルがメインヒロインになっております。もうその時点で突っ込み所満載なんですが。実際の足利義輝は相当理想主義というか話すとなげーので割愛。まあスロットにおけるヨシテルは厨二全開で悪を撃つ設定というので詩も厨二全開の曲ですwでもってアニメの内容は忘れた!これはマジだw
というわけで再視聴(おイッ1)やっぱ全然ダメだったwどーりで忘れてるわけだw肝心の厨二要素が皆無なのがでかい。これなくっちゃ単なる萌え、百合アニメ。キャラ紹介で終わる。のでアニメよりゲームの方をすすめときますw

というわけで方向転換。わしのあにこれスタンスについて書きなぐってみよう!

なんていうのかギャグやってる中の人が必ずしも全員天然ものみたいじゃないのはあると思う。否、天然にしても実際の真実は解らんのが人ですよね。そうやっていくと視聴作品の幅が狭まるので敢えてネタ作品を見ることにしてます。

グロいのも最初は断念してたのもあったがその先が視られればと耐えてみました。何が言いたいのか分かんないのが5割ぐらいあったけどその先を見せてくれたものは大きかった。エロ、グロは根源的だと思うんだよな~。

エロの本質って秘め事♪明るいというかそのまんまじゃあ芸人が脱ぐのと一緒で男なら笑えるが女の人だと笑えない。もし女の人の裸を見て笑える男はそういないと思う。ストリップ劇場の花電車にしても(わかる方いんのか?)なんか笑いは出なかった記憶があります。むしろ芸に感心しました。

なんでエロ前面のアニメって最初から見る気しないのが8割wレビュアーさんや評価が良いものだけ見てます。原作がエロゲの方がおもろい作品が多いのも事実w単純にそのままじゃスルーですがそこを乗り越えてる作品には良作が多いと思ってます。

根源的=本質かと思うので脚本が世界観を踏襲すれば踏み込んだ世界を創造できるんじゃね?って思います。これはグロにも当てはまる。他にも要素は多々あると思いますが今回はこの2つについての考えを言ってみました。

まあおパンツ様好きは言っておいた方がおもろいやろwいじってくれるしw(結局落ちはそれか!なんて聞こえな~い♪)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 13
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

戦国百合時代

全13話
主人公が偶然、戦国時代へタイムスリップ。
しかし、そこには女性しかいなかった。
戦国武将も全て女性といった舞台。

なかなか興味をそそられる舞台設定。
主人公とそれを取り巻く女性武将達の
和気藹々、バトル、百合w

キャラはなかなかの美女ぞろいw
それぞれ個性があって貴方の好みの
武将が見つかるのではと思う。
基本キャラ萌えアニメかな。
そんなキャラ達が時々見せる百合がなんともwww

私は百合好きってわけではないが
なんとなく最後まで観てしまったw
百合好きの方ならそこそこ楽しめるのではと思う。

ストーリーは可もなく不可もなくといったところ。
今ひとつ盛り上がりにかけた気はする。
しかし、最後にまさかこれ2期やるのか?
変なフラグ立てて終わりやがったw
2期やったら多分興味本位で観るだろうがw

とまあ最後に一言
言わせてもらうなら

親方!かっこよかった!
巨ニューなのは気に食わないが
あんな信長なら俺着いていくw


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以下、これまでの各話の感想
ネタバレ風味なので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
女子中学生がひょんなことからタイムスリップ?して戦国時代?にいってしまう。
キャラ設定が歴史上の人物を女性におきかえてあり、物語、キャラが魅力的。
甲冑集めをするようだが、今後の展開が楽しみ。

2話視聴。
世界観がだんだん見えてきた。
信長の片腕として手柄をたてていくのかな?
ますます楽しみな展開になってきた。

3話視聴。
お風呂回、お色気(笑)
お風呂回は必須なんですかね。
そんなことはさておき
信長と今川の駆け引きがなかなか笑えた。
しかし、貧乳の上の無乳とは(笑)

4話視聴。
親方かっこいい。
戦闘シーンもかっこよかった。
戦国物の戦闘とはまったく違いますが(笑)
ヒデヨシの活躍が少ないのでもっと活躍してほしいところ。

7話視聴。
なんという百合&エロ回w
どうしてこうなった。
どっかのアニメのミュージカル回を思い出したw
なかなかわろたw

8話視聴。
ちょw伊達!まさかの展開。
そうくるか!
明智の嫉妬が興味深い。
いい温泉回でしたw

9話視聴。
あけりんかっこいいよ。
ここの所いいところ無かっただけに
あけりんが光ってた。
しかし、あけりん・・・
どうなるんだろう。
いよいよクライマックス突入かな。

10話視聴。
親方かっこよかった。
ちょっと感動した。
そして、ゆーり、ゆーり、ゆーりw
12回ワロタwwww

ありゃ、ED歌ってる人変わったよ。
是非EDまで聞いてくれ。

11話視聴。
いよいよクライマックスか。
甲冑が揃ってどうなるのか?
次週「戦国乙女」という題からも
最終回かな。
どんな結末を迎えるのか。
最後にとくにゃんも可愛いよね。

12話視聴。
親方かっこいいわ。
こんな親方ならついていきたい。
そして戦闘シーンはかなりの派手さ。
今までで1番の戦闘かと思う。
今週で終わりかと思ったが来週もあるようだ。
来週で終わりかね?
{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 16

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

この作品あなどるなかれですよ♪

■素直に面白かったって言っちゃいましょうね♪
この作品もいっぱい損している作品のように思えるのです!
まず、タイトルですよね!
まぁパチンコのからのアニメ化なので変えようがないですけど、私はパチンコ台の方はまったく知らなかったので、ただの萌えエロアニメかなって印象を受けてしまいます。
「乙女~桃色」この部分がなければ印象も変わってたかも知れませんね(>o<")
 
それと、女の子しかいない世界とか、鎧がセクシーとか、百合描写とか・・・もうたくさん突っ込みたくなるような設定が詰まってますけど、「パラドックス」とタイトルにあるので・・・
矛盾点はスルーするしかないじゃないですかw ずるいです( `ー´)ノ
 
っとそんな事を思いつつ、戦国ものは意外と好きなので無事完走、そして一言♪
面白かったです、なんで涙流してるのでしょうww
って感じでした♪
 
■何が良かったのかちょっと検証してみました♪
タイムスリップ ⇒ 戦国時代の設定自体はありきたりで新鮮味はないのです!
けれども、キャラクターの描き方が丁寧で、戦国武将の性格や特徴をちゃんとキャラクターごとに反映できていて、声優陣の頑張りもあってかとっても個性があって魅力的なキャラクター作りが出来ていたのではないかと思っています♪
 
アタシσ(゚-^*)が一番感心したのは、ミツヒデがノブナガに対して抱く嫉妬心でした!!
歴史上で光秀がなぜ信長を裏切ったかは謎でいくつか説がありますけど、秀吉の才能に嫉妬心を抱いていたっていうのもありかなって思います。そんな嫉妬心を百合っていう形で描ききっている所が面白かったですね!
しかも、ちゃんとミツヒデの心の中のジレンマとか嫉妬の炎を段階的に表現できていたのでストーリーに深みを与えてくれて、先の結末にも期待感を抱くことが出来たような気がします♪
 
それと、主人公はノブナガ?って言うくらいノブナガかっこよかったです♪
そんなノブナガやヒデヨシの心情の変化も見所でしたね!
 
■総評
パチンコのアニメ化なんてと思ってはダメです♪しっかりしたアニメで面白いですよ!!
ただし、百合に対して属性と戦国時代の属性がない方は厳しい内容になっているかもしれませんねw
作画も平均点以上ですし、物語もちゃんと考えて作られているし、キャラは抜群に良いし、(-_-;ウーン
とにかく全体通してバランス良く作られているなぁーって感想です♪
コメディーあり、シリアスあり、ちょっと百合ありで結構楽しめました(o^∇^o)ノ
感情移入もしやすいですし、ちゃんと感動も出来ましたので掘り出し物って感じですよ♪
2期がありそうな雰囲気の終わり方でしたけど、是非2期も視聴したいと思います!
 
2011.08.16・第一の手記

投稿 : 2025/03/01
♥ : 24

61.4 11 百合アニメランキング11位
真 恋姫†無双 乙女大乱(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (163)
1077人が棚に入れました
後漢末の乱世を正すべく立ち上がった関羽と張飛。二人のもとには志を同じくする仲間が集い、やがて関羽と張飛は劉備とともに姉妹の契りを結ぶ。
黄巾の乱を沈めた一行が次に向かうのは…。

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

一期、二期と地味に仕事をこなしてきたスタッフには敬意を払いたいが、三期からでも十分楽しめますヨ

【乙女大乱】って
乙女が大きく乱れてどーすんねんwwwwwwwwwwww









総勢50人を超えるヒロインはすべて三国志の登場人物たちをモチーフとしているというスケールだけはハンパない作品です


この作品のキャラクター達にはモデルとなった三国志の武将達の姓名とは別に、本来の女性としての名である『真名』があります
劇中では美少女達は義兄弟ならぬ『姉妹の契り』を交わし、契りを交わしたキャラクター同士はこの真名で呼び合うためオイラは最後まで名前と顔が一致しないキャラばかりでした(笑)


んだけどもそんなことは些細なことですよ、割とメインキャラクターは絞られていますんで慣れです!慣れ!
本筋のお話に支障をきたすほど気にする必要は無いのです、なんせただの萌えアニメですから!(キリッ


ちなみにこのシリーズでは男性目線の主人公みたいなのが登場しません
(たぶん原作にはいるんです、主人公が)
男がほとんど登場せず、敵も味方も美少女だらけ
終始美少女同士の内輪なキャッキャッウフウフが続くというのは、けいおん!や戦国乙女に近い印象を受けます


ところで、三期は前シリーズと比較すると百合百合なお色気シチュエーションは控えめになり、よりコメディ路線が強くなっています
特に「第6話」前半の出来など大変素晴らしく、この回だけでも是非チェックしていただきたいです


制作の「動画工房」といえば手堅く安定した作画で安心クオリティの会社ですが、今作はそれに付け加えヌルヌル動くアクションシーンもほぼ毎話あったりでそちらの面でも楽しめると思います

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

ガルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

神は継続

アニメ版恋姫も、ここにきて終わりを告げました

ゲームの方が萌将伝で

完全に一旦終わらせることを告げてたので

アニメの方も続くことはないでしょう

まぁしかし

絶対無理な終わり方したわけでもないんで

ちょっと無理してでも続けて欲しいのですが

まぁそれはさておき

恋姫の魅力って

まずキャラが多いんだけど

そのキャラ1人1人に妥協がマッタク感じられないんです

やはりそこが大きな魅力でしょう。

他にもキャラが多いゲームやアニメは沢山ありますが

やはり、別格でしょう

そして個人的な話なんですが

作画が原作、アニメ共にとても好みです

なんというか

凄く丁寧な感じがします

それと

やはり三国志がモチーフなんですが

アニメ版は自由にフラフラいってましたが

ゲームの方では結構三国志演義になぞって話が進んで行き

意外な共通点も多々あり

三国志を深く知る、又は深く知りたいと思う

いいキッカケになった作品でもありました


個人的にでありますが

やはりゲームをしてからのアニメを見るのが

とてもベストだと思います

ゲームではあんなに激しく戦ってたのに

アニメになれば

趙雲や華蝶仮面様や星達が

最後を除き、ひたすらに楽しそうな姿が

もう見ててとても満たされます。

ホンワカしててとてもあったかい作品でした

毎週テレビの前で拍手でした。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

アスクール さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

なかなかに良かった印象です♪

今回の話も一期や二期と同様な感じでした。
いろんなキャラに視点に合わせた方法で・・。いろんなエピーソドがあります。

結構片手間で見たんで真剣に見てませんでしたがだいたい内容は把握できました。結構単純なんで分かりやすかったですね~

これは内容もいいですがやっぱりキャラに視点を合わせた方が楽しめるような気がします。あまり内容に気をとられすぎると楽しめないかもです^^戦闘も対してすごいってほどではないような気がしましたし・・・。

いろんなキャラの可愛さを見るのが・・自分的には・・。

三期は結構エロイ部分が多くあった気がしました。全体的に百合の量が・・・すごいですね~まあそんな直接的ではないので・・。不快ではないかもですが。

しかし今回の三期は結構勧善懲悪な部分があったような感じがしました。まあそういう意味でもいいのかな(?)

いやーとりあえずリンリンがかわいいです^^ 和みます。単純で純粋で・・好きでした~~。

そういうのもあり恋姫無双は三期通してなかなか楽しめました♪

まあ適当に気を落ち着かせるような感じで視聴する作品ですね~~。
まあ原作に手をだそうとは思いませんでしたが・・。

でもなかなかに見てもらいたいですね♪

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

63.0 12 百合アニメランキング12位
メルヘン・メドヘン(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (266)
1018人が棚に入れました
「きみのためだけの、
物語を。」

物語が叶える、少女たちの願い。
世界に散らばった物語の原書。

少女たちは「原書」(=メルヘン)と出逢い、
選ばれ、魔法を得てやがて「原書使い」となる。

これは、そんな「原書使い」を目指す
「原書使い見習い」(=メドヘン)の少女たちが、
「原書」と共に自らの物語を紡いでいく

夢と魔法と青春の物語―

松智洋&StoryWorks
× カントクが贈る
魔法少女ファンタジー開幕!

声優・キャラクター
楠木ともり、末柄里恵、Lynn、日高里菜、大津愛理、加隈亜衣、上田麗奈、本渡楓、岡村明美
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

口移しにメドヘンください、本当のこと教えてください

3話までの感想{netabare}
「妙に引っ張るねぇ」ってのが3話まで見ての感想。
主人公が実力を発揮できずに後まで引っ張るのはよくあるけど、他のキャラの変身姿や、それで何が出来るかの能力をロクに見せぬまま3話まで終わるってあんまり無いんじゃ?
お陰で画面に派手さが無い。
最近の深夜アニメの作りとして大丈夫なんかね?展開の遅いブラッククローバーですら3話ではもうアスタは大剣振り回してた気が…。

と、ここで自分語り、自分語り過ぎるので畳んどきます。
{netabare}その昔ジャンアントゴーグってアニメがありまして、裏番組で“らんぽう”がやってまして。
わたくし兄が居まして、チャンネル権は兄が持ってまして、こっちはらんぽう見たかったのにゴーグ見させられまして。
じゃあゴーグで我慢しようかと思えば、あれってロボアニメのクセに4話までロボ出ないんですよね。
当時の自分としては不愉快で不愉快で…。
ついでに言うとマノンタイプのプラモデルの素の色が下半身ゴーグカラー(青)のまんまで…もう、怒りを通り越して虚無感を覚えましたね、あれは。
で、ドリスを心の支えにゴーグを見てたワケですが(あの太腿はズルい)、メドヘンはそれを全裸やブルマで賄ってるって感じなのかな?
今の時代それで引っ張れるのか?私は別に…ってかドリスのミニスカのほうがよっぽどゲフンゲフン{/netabare}

また、妙に引っ張ってるなぁって感想を加速させるのがOPの出来。
現状未完成なワケだけど、これも各キャラの変身姿を見せないために完成版を伏せてる?と思ってしまいまして。
ってかすっごい出来が悪い気がする、いくらあり合わせでもどうなんかなー?っていう…Gレコかよと。
キャラのアップになってモノクロ調になるカット、普通余白の部分にテロップ入れると思うのだけどそんなのお構いなしに中心に配置して絵に被せまくり、またはテロップ無し。
(その後放送されるゆるキャンのOPがテロップの手前に絵が被さってて余計に完成度が目立ってしまうのかも)

内容的には7校の交流戦、それをすることで発生する魔法パワーが原書図書館に巣食うシミを浄化するんだとか。
な、7校かぁ、それぞれの代表全員に活躍の見せ場あるのかな?
設定的にどうしても“永久アリス輪舞曲”が頭を過ってしまうのですが、あっちは「エンディングで登場するゲストキャラ、本編で全員は出しきれなかった」という笑える内容だったけど、それでも「登場するゲストキャラをポイポイ使い捨て」しまくって…つまりは一応の努力は見せての結果だったので不快感はありませんでした。
果たしてこっちはどうかなぁ…ギガンティックフォーミュラみたいになりさえしなければ大丈夫だとは思うけど…。{/netabare}

6話までの感想{netabare}
「まで」といいつつ6話の感想…これは書かざるを得ない。
…。
辛い。
内容がつまらなくて辛いんじゃなくて、スタッフの現場が辛いという思いがこっちにも伝わってきて辛い。
他の方も指摘してる通り、絵がショボい。
厳密には絵っていうか、脚本?演出?コンテ?レイアウト?何が該当するのかよく分からないけど恐らく全部がショボい。
(アームスの作品によくある「カット同士の繋がりがおかしい」ってのとは若干違う気がする)
絵はヒドいけど話は面白いっていうのではなく、構成からして奇妙で…冒頭の「前回の15分前」って…苦肉の策を通り越して自暴自棄さを感じる。
元々これまでも意図的にアクションシーンを避けてた印象があったんだけど、そのしわ寄せが遂に来てしまったというか…。
もしかして…アクションシーンお願いしてた担当のアニメーターが逃げた?逃げただけならまだマシで、身に不幸が訪れたとかそんなんじゃなかろうか。
それの対策として脚本の変更ってどれくらい融通利くのか知らないけど、不自然な出来はそうやって生まれたのかなぁ、と。

ハーメルンのネズミ焼きや攻城戦どうしたとか長靴猫優勢不利アベコベだったりリンが観客席のどこに居るか分かりづらかったり静の墜落がギャグだったり連合チーム回想で乞食が身綺麗だったり。
各キャラのデザインまちまちだったり…簡略化がどうこうって問題ではなく明らかに間違ってる部分も多く目につき、個人的にはこれが致命的。
シンデレラのアレンジバージョンの新タイトル「シンデレラは振り向かない」だけど、これ聞いてパっと思い浮かんだのは「ポニーテールはふり向かない」ってドラマ。
エヴァガでスチュワーデス物語、豚骨ラーメンズでザ・ハングマンを彷彿とさせ、最近頭が古いドラマとリンクしやすくなってるせいもあるのかも知れんが、思い出してしまったワケですよ。
内容は全然覚えてないけどタイトルからしてポニーテールには注目が向くワケで、そこで主人公の変身後のデザイン見てみると…。

最初キディグレイドのリュミエール(序盤)みたいに片側に髪を寄せてると思ったんだけど、カットによって真後ろになってるシーン多数。
あれ、どっちなんだ?
6話まで引っ張っての、満を持しての変身回でコレってどうなんだ。
キャラ表すら渡されない中無理して描いた感が…。
ってか現場ヤバいんだったらヤバいで非シンメトリなデザインは避けると思うんだ…事故しか起こさんって。
(カザンなんて左右間違えるだろーと注意しながら見たら、左右どころか腕巻きが無いカットがあって吹いた)
和服ベースのキャラが居るので純粋なシンメトリは無理だとしても…って、静の足元のアレは蓮華座(別パーツ)ではなくスソがめくれ上がってるってデザインだったのね。
それって描きにくくね?下っ端の原画マンには辛いデザインじゃね?

と考えると、デザインした時には現場は余裕があったんじゃなかろうか?なにかトラブルが発生したんじゃ?と思ってしまってのう。
急遽ヘルプをお願いして…絵心無い人も狩り出した予感。
ネタじゃなくてガチでポプテミミッミ起こしてて…車のホイールとか、楕円は軸に対して垂直ってのは基本中の基本だと思うのだが…。


話の方では、これまた運が悪いとしか言いようがないのだけど、「デスマーチから始まる~」で、舞台の内容(創作ではなく史実ではあるけど)が権力者によって歪められてるってネタを扱ってまして。
まぁそんなのよくある話よね~って感じで、同様に童話にろ何にしろ元は結構残酷な内容だったのが時代によって変化してるってのはよくある話で(シンデレラにしろ姉は足を切り落とすんじゃなかったっけ?)。
それを踏まえた上で、では作中の“原書”が原書たる価値あるモノとして存在する理由は何ぞ?と考えると、全く改竄のされてない初版やそれこそ作者直筆レベルの原典に当たるモノなんかな~、と思ってまして。
けどそれ否定されちゃいまして、「オレだったらこうする」の二次創作バンザイになってしまいまして。
これまた「ハーメルンの笛吹き」が出たせいで余計に思ってしまうんだけど、「問題児たちが異世界から~」って作品がかつてありまして、そっちでは「広く伝えられてる内容は○○だけど実際は××なんだ」「ナ、ナンダッテー」って運びで敵の正体や目的を割り当てる話だったけど、それとは真逆なのね。
どっちが面白いかは知らんし別に構わんけど、その場合は“原書”ではなく新たな呼称を当てた方が良い気がする、今後そうなるのかね?

とりあえず、今回がトラブルによる出来の悪さであるなら今後復調する目処は立ってるのかな?ってのが気になるトコロ。
ずっとダメージ引きずったまま最後まで今回のようなクオリティだったら…それはそれで面白いかも?(下卑た笑み){/netabare}

7話感想{netabare}
自分が感想書く際度々名前を挙げてしまうのですが、脚本家に富田祐弘って方が居ます。
批判の意味でも賞賛の意味でも使うことがあるので、どうにも汎用性が高くてねぇ…。
これの説明ってどこかでしとかないとアカンのかなぁ?
ちゃんとこっちの意図が伝わってるかどうか不安に思うトコロもあったり。

で、7話、非常に富田祐弘チックでした。
要は出来が良かった(作画は置いといて)のだけど、それはあくまで7話だけなんじゃないかなー、と今後の展開に対しては期待が持てるモノではないというか。
“ゲンジ通信あげだま”が確変した時の雰囲気と非常に似てると言いますか…詰まるところはキャラ崩壊ネタってことなんですけどね。
1話からこのノリ、もしくは4クール作品だったら良かったのだけど、作画グダグダで、内部で色々問題起きてるんじゃね?と思われてる中でのコレですんで…。{/netabare}

10話までの感想{netabare}
こ、これは「観終わった」でいいのか?
残り2話、ちゃんとやってくれるのか?

↑で「アクションシーンお願いしてた担当が逃げたんじゃ?」「身に不幸が起きたんじゃ?」と書きましたが…半分当たっちゃってたらしい。
原作者が死去してたのは知ってたけど、てっきり出版されてる範囲でのアニメ化ってことで影響は無いだろうと思ってたら、実はアニメ制作(シリ構)にも係わってたらしくて…。
それが途中で居なくなってしまってこんな出来に…どこまで影響ある段階だったのかまでは分かりませんが、影響あったっぽい。
…。
さすがに人死にが絡んで来るとなると、その、批評しにくいッス。
参ったねこれは。
カントクついてないなぁって思ってたら、それ以上に原作者浮かばれんわ。
ってかね、穴が開いたら開いたで業界挙げてフォローしようってことにはならんかった、のか?
もし4月に放送ズレ込むなら6HP(シックスハートプリンセス)の枠潰して手伝ってもらえば…とか思ったもんですが、そういうわけにも行かんのか。
(村上も業界に恩売れて良いと思うんだが…6HPの新作を楽しみに待ってる人なんてそう居ないだろうし)
4月中もなんか無理っぽいよね。

話自体がゴタゴタのグチャグチャで、あと2話でどう畳むんだろう?ってのは純粋に気になるんだが…。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
もう何日も前になるけどギャオで11・12話が配信されてたので視聴。
ってか全話公開されてたんだけど、改めて1話から全部見る気力は無かった…。
本当に11・12話作ってたんだねぇ、永遠に未完成だと思ってたよ。
あれかな、これからの時代は配信なんかも視野に入ってるだろうし何があっても未完(打ち切り)ってのは避ける方向になってくのかな?
それはそれで良いことだとは思うが…。

とはいえ、放送されてた時の10話までの内容って殆ど忘れちゃってて…11・12話見ても「ああ、ちゃんと完結させたんですね」ってだけで面白いともつまらないとも思わない無味乾燥なモノに。
う~ん、一生懸命思い返しても、結局原書書き換えを行ったのは主人公だけなのか。
原書の中身によって持ち主の生き様が制限されてるような感じだったので、そこからの脱却として「シンデレラは振り向かない」に感化されて他の原書持ちも続々とオリ改変することを期待してた…んじゃなかったっけかな。
一応リンは開放されたことになるのか?あと団長アーサーもか…って、中の人“グリムノーツ”のレイナと一緒なのか、あーもう紛らわしい!
オチも「実は母親が~」からの「母親の残留思念に導かれて~」って感じになるのかな?
最後の最後まで葉月の義姉が友達のことをカレシだと勘違いしてたのが一番クスっとした部分だったような?本筋とはあまり関係ないなぁ…。

総評としては、10話までの内容忘れた状態で11・12話見てもしょうがないわ、これは私が悪い。
またどこかで配信がされたら…しかもその時に時間空いてたら1話から再挑戦したいところだけど、思うだけで実行しない予感。{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

【11~12話完走分の追記】「きみのためだけの、物語を。」

2018年に冬アニメとして放送された本作でしたが、10話で一旦打ち切られました。
その後、作画の大幅な改善が図られ円盤では見違えるほどの仕上がりになったとか…
そして2019年4月に残されていた11~12話が放送されました。

まず、作り手の皆さまに申し上げたいのは…
「この1年間、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました」、これに尽きます。
きっと色々あったと思います。

カントクさんのキャラデザを引っさげて故人との約束を遂行する…
きっと最初は万全の布陣で臨んだことと思います。
でも、どこでボタンを掛け違えたのか…
蓋を開けたら待っていたのは全然望んでいない結果だったんですから…
様々な風評も飛び交っていたことと思います。
それでも全部巻き返して物語を完結させたことにプロ根性の神髄を見せて貰った気がします。

今回の視聴にあたり、いきなり11話から見ても展開についていけなくなるのが嫌だったので、
最初から視聴し直しました。

物語は、年に一度世界中の魔法学校からメドヘンが集い、魔法の力で戦う「ヘクセンナハト」の真っ最中…
優勝校には「どんな願いも叶える魔法」が与えられるので、参加校の気合は半端ありません。
それに、ただ戦うだけじゃない…自分の優先すべき大切なことや、戦う意義も模索しながらの戦いが繰り広げられていたのが10話までの展開…

物語は次の段階に進む…筈だったのですが、ヘクセンナハトに対する執着が展開を膠着させてしまうんです。
きっと起こっている事態は最悪…
過去にも同様の事態は発生したみたいですが、対処するのに相当の犠牲を強いられたようなので…

解決の仕方は全く無かった訳ではありません。
でも、それを選択するという事は、何を諦めることと同義なのか…
それが分からないメドヘン達ではありません。
でも踏み出さないとメドヘンの最重要事項への背信行為に値する…
まさに四面楚歌の状況…

そんな中、メドヘンたちが何を信じ、何を選択するのか…
物語の展開は全く予想外の変化球でしたが、綺麗に着地していたと思います。
特に後日談…個人的にあの纏め方は大好物でした。

物語が途中で終わっていたので気になっていましたが、
完結を迎えることができて本当に良かったと思います。



↓こちらが2018年の冬アニメを視聴して記載したレビューです。
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この物語の原作は未読です。
この作品の原作者は松智洋さん…代表作は「迷い猫オーバーラン!」や「パパのいうことを聞きなさい!」を執筆された方と聞けばピンとくる方もいらっしゃると思います。
私は、「パパ聞き!」でピンときました。
「パパ聞き!」ではアニメ化されたその後も小説化されて発売になりましたが、時をほぼ同じくして原作者がお亡くなりになっている…からです。

この作品の視聴にあたり調べてみたら、色々知る事ができました。
・松さんのシナリオとカントクさんのイラストを組み合わせたオリジナルテレビアニメとして、2014年にメディアミックス企画が始動していたこと。
・松さんが2016年5月に急逝され、その意志を松さんが代表を務めていたStoryWorksが引き継いだこと。
・企画の第1弾として小説が2017年2月に発刊されたこと。
・上記3点が今回放送されたアニメ化に繋がっていること。

故人との約束を遂行する…
生きていれば、当事者としてこういう場面に遭遇することもあると思います。
その時、残された当事者はその約束を全力で遂行させようと頑張ると思います。
この業界でいうと「ゼロ魔」の原作も一緒です。
原作者であるヤマグチノボルさんが完結までのプロットを残して死去されましたが、残されたプロットを基に続巻が刊行され、最終巻まで繋がりました。
これは、関係する人たちの思いのベクトルが合致したから出来たことであり、ベクトルを合わせるという点においては、日常の業務と同じで決して特別な事ではありません。

だから松さんの意志を継いで、アニメ化したこの作品を世の中に発信する…
当事者なら何としても成し遂げたい…使命感を持ってもおかしくないと思います。
だから満を持して世の中に発信されるべき作品だったんだと思います。

この物語の主人公は、物語が大好きな女子高生の鍵村葉月…
彼女は家族を含む周りの人とのコミュニケーションを取るのが苦手で、いつも本の世界に逃げ込むのが癖になっていました。

そしてとある日、いつもの様に本屋回りをしていたら、買った覚えの無い本が紛れ込んでいたのです。
それは「原書(メルヘン)」と呼ばれる物語から生まれた魔法の本だったんです。
そしてその原書は葉月を選んだ…
葉月が契約した原書は、長い間行方不明になっていた「シンデレラ」
その本は強力な力を持っているという…
こうして葉月は「原書使い見習い(メドヘン)」として自らの物語を紡いでいくのです。

物語としては、一寸の澱みの無い完璧な導入だったと思います。
でも原書とは契約したものの、それが「使いこなす」に直結するとは限りません。
それは葉月も例外ではありませんでした。
強力な原書ほど、強い意志と覚悟がなければ使えない…
でも強い意志と覚悟って…物凄く曖昧なので具体的にどうすれば良いか、その答えは自分で導き出さなければなりません。

それ以外にも張り巡らされた複数の伏線が、物語の展開を否が応でも期待してしまう…
これはその類の作品だったと思います。

原作は大人気の作品で、アニメ化を待ちわびていた声もたくさんあったとか…
そんな大きな期待を一身に背負ってこの作品は登場してきた訳ですが…どうしちゃったんでしょう、と思ったのが素直な完走です。

現時点で10話で一旦打ち切り…
その後の物語については「決定次第発表」との発表がありました。

この作品の歩んできた道は、成り行き上「特別ではない特別」だったと思います。
だから、この作品に臨むスタッフも並々ならぬ気合いが入っていたと思います。

物語の後半で「作画崩壊」の話題が上がりました。
でも、それ自体はこの作品に限った事ではなく、どの作品にも起こり得る事だと思います。
円盤では修正して…という記事を目にしたことがありますから程度の問題はあるにせよ、それ自体で私はその作品の評価を変えることはありません。

でも打ち切りという選択は尋常じゃないと思います。
だって、この結末は誰も望んでいなかった筈だから…
作り手の皆さんや声優の皆さん…など実際にこの作品の制作に携わった方が絶対一番悔しい思いをしていると思います。

今回のアニメーション制作会社はフッズエンタテインメント…
最近では「彼女がフラグをおられたら」「大図書館の羊飼い」「DRIFTERS」などを手掛けられているようですが、何の違和感もなく完走した作品ばかりです。

それが今回ばかりどうしてこうなってしまったのか…
きっと様々な事情が絡み合っていることは推察できますし、私たち視聴者がその原因を知る事もないんだと思います。
だから作り手の皆さんにお願いできるのは一つだけ…「初志貫徹」です。

オープニングテーマは、fhánaさんの「わたしのための物語 〜My Uncompleted Story〜」
エンディングテーマは、上田麗奈さんの「sleepland」
今回のfhánaさんの曲も格好いです。
もうfhánaさんの歌を毎期1曲は聞かないと駄目な自分になっている気がしてなりません。

当初想定していないからトラブルなんです。
だからといって決して諦めて欲しく無いのが本音です。
今後については待つことしかできませんが、個人的にはこの作品は嫌いじゃなかったので待つのは苦じゃありません。
現状を打破し、再びこの作品と出会えることを切に願っています。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 25
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

兎にも角にも完結しました~。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
いや、このアニメ、普通に、、、いや、普通より少しだけ上のレベルで、ちゃんと面白いと思います。

本好きの剣道部としては、本のタイトルをモチーフにした能力バトル(魔法少女)ものとして、普通に楽しんでいました。

しかし、これは「ヤシガニ」や「キャベツ」に並ぶレベルの(とまでは流石に言えないが、近年では1、2番と言えるほどの)作画崩壊を起こしたアニメとして、ある意味歴史に残るかもしれません。だから、あにこれの評価としては、苦しいでしょう。制作のバタバタもあり、12話が完結するまで、1年?を要しました。

もちろんそれは、マイナスでしかないんだけれど、これだけ時間を使っても完結させてくれたことには、素直に感謝ですね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
作画に関しては総括で触れたので、中身として良いところを。

ロシアですよ、ロ~シア(7~8話)♪

こういう、「実在の国をモチーフにした争い」系では、とかく、悪者にされやすいロシアチーム。しかし、なんとも明るく、可愛らしく、おバカで素敵なロシアチームだったと思います♪

ウラーーー!。

Wi-Fi通じる(笑)

空手でフルボッコ(笑)

いずれも笑えたし、萌えました♪

ロシアチームを主役にして、スピンオフ作ってもらいたいな~と思うくらい、楽しかったです!

→延期放送の11話以降

まず、11話冒頭の台詞が、「分からない、覚えていない」って、いきなり自虐かよ(笑) 確かに、10話までの内容はあんまり覚えていないけれどもw

12話、「物語に準じろ」「いや、新しい物語は私たちが作るんだ」の問答。

ハッピーエンドの魔法。

この作品らしい台詞に、展開に、好印象。

う~ん、やっぱり、悪くない。

この作品をちゃんとした作画と制作スケジュールで作っていれば、63点くらいには達したのでは?

あ~、ロシアチーム、好き~(笑)

EDの百合、いらねぇな~。超蛇足。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
読書好きが、コミュ障の記号みたいになっているのは、まあしょうがないが、本当はそうじゃないこともあるんだよなと。ちょうど、「本好きヒロインベスト10」を作っている最中なんだけど、ランクインできるかな? 異世界モノになるのかな? 魔法少女?

2話目
物語のストーリーが、能力に関係するのかな? 主人公はシンデレラ。蹴りとか強いのかな(笑) 現実でも時間が進行してるんだね。んじゃ、学校サボりまくりか? 退学するよw 土御門さんはかぐや姫。竹取物語じゃなくていいのか? メタネタw シンデレラって、凄いんだ。基準が分からんが、認知度? じゃあ、不思議の国のアリスが最強か? 聖書の次に翻訳されてるし。あとは、ドンキホーテとか、ハリポタ、指輪物語なんかかな? 学園対抗戦とか(笑) お母さんも原書使いだったパターンだね、多分。

3話目
どんな願いでもって、破格だな。あ、放課後だけ行ってるのね。原書原理主義者? シンデレラがなぜそんなに強い原書なのか、教えてほしいな。

4話目
一寸法師ね。和の物語は分かりやすい。桃太郎もいてほしいな。ゼーレかよ(笑) 微妙にリアルの政治的だな(苦笑) 諸国連合、イスラエルとかがモデルなの? それともカザフスタンとかかな。ニュータイプかな(笑)

5話目
3Pして終わんない? より、それを即座に理解している葉月が(笑) 服を買いに行く服がないって、スロウスタートでもやってたね。鶴の恩返しね。チーム戦で世界的なエース(かぐや姫)がいるなら、むしろ補助回復系がいた方が良いんでない? ほ~、バトルの種類も様々あるのですね。学園長、ニクい演出。なぜ、ナルト走り(笑)

6話目
このタイミングで新OP? ここからが、新たな、本当の(葉月の)物語って比喩かな。上手いと言えば上手い。なるほど、鶴の恩返しらしいリスクだ。長靴を履いた猫にハーメルンの笛吹き男。なかなか能力に幅があって面白い。バトル作画がクソショボい(汗) へ~、原書にリスクもあるんだね。ハッピーエンドなら良いんだね、じゃあ。シンデレラ改変とかって、大事件やん(笑)

7話目○
タチアナ、可愛いな(笑) ウラー! 毒じゃないんかい(笑) ロシア校、可愛いな、人が良すぎる(笑) Wi-Fi、メール送信、確かに(笑) イワンのバカ、敵だけの魔法封じ込めとか、チートクラスに強くねぇ?

8話目○
風邪をひく(笑) サムい小話(笑) つまりは影真似の術ですね。空手でボコボコw ロシアチーム、良いね(笑) ほとんどのアニメでロシアチームは悪者だったりやられ役だったりするけど、こういうロシアチームも新鮮で良いね♪

9話目
やばい、バトル作画酷すぎて笑える(笑) 作画酷いのはわかるけど、準備体操前に画面がガタついたのはなに? いや、むしろ、偉いな、(残った)スタッフ。こんなんなってるのに、ちゃんと放送しようと頑張っていて。なんか、泣けるわ。

10話目
作画、やや回復したかな? まさかのメテオ(笑) 範囲魔法最強系かな? 原書の新章ってのは、面白い発想だと思う。原作者の出身地によって、ある程度、国ごとの戦力が決まるのも悪くないし。うちきりは、残念。。。
{/netabare}

「11話以降」
{netabare}
11話目
一番最初の台詞が、「分からない、覚えていない」って、いきなり自虐かよ(笑) 確かに、10話までの内容は覚えていないけれどもw

12話目
この作品の個性をちゃん生かした最終回に好印象。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 40

66.7 13 百合アニメランキング13位
裏世界ピクニック(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (298)
929人が棚に入れました
「くねくね」「八尺様」「きさらぎ駅」……。実話怪談として語られる危険な存在が出現する〈裏世界〉。そこは、現実と隣合わせで、謎だらけの世界。紙越空魚(かみこし そらを)は廃屋内の扉から〈裏世界〉を発見し、そこで仁科鳥子(にしな とりこ)と出会う。この出会いが空魚の人生を一変させる。鳥子は空魚に〈裏世界〉の探索の協力を依頼する。彼女は〈裏世界〉で行方不明になった「冴月」という女性を探していた。探検と研究、そしてお金稼ぎのため、空魚は鳥子と行動をともにする。非日常へ足を踏み入れた二人は様々な怪異と遭遇し、危険なサバイバルが始まる。

声優・キャラクター
花守ゆみり、茅野愛衣、日高里菜、富田美憂
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

匂わせ

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
ジャンルは、SF、ホラー、都市伝説。あと微百合。

とある少女達が、現実世界の裏側にあるもう一つの世界に、まるでピクニックに行くかのように出掛ける。しかし、そこにはたくさんの恐怖があって、、、という作品。

グロい描写とかはあんまりありません。また、本作に登場する「謎」は、主に2ちゃんねるなどで実際に噂になった怪奇現象をモデルにしており、そういうのが好きな方なら楽しめるかもしれません。

私個人としては、あまりオススメできないかなという感じなので、その辺の理由をレビューで書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」

人間は、自分の理解が及ばない物には恐怖を感じ、その正体が分かった途端、怖さが薄れるという。

本作は正にこの理論を使っていて、「ワケワカランセカイ」を見せることで、視聴者の恐怖を掻き立てようとしている。

それはある程度成功していたと思う。けれど、正しい恐怖には至っていないと思った。

なぜなら、「人はワケ分からないものには恐怖を抱くが、ワケ分からなすぎるとあまり怖くない」から。

例えるならば、前衛芸術。

なんか、皆が芸術だ芸術だと言うから芸術な気もするけど、正直、良く分からない。パリコレなんかも同類。あれ、そのブランドの精神みたいなものを極限まで濃縮したようなものだと聞くけど、仮装大会にしか見えなくて(汗)

共通するのは、私自身の読解力の無さなんですが、どこかに、「ハッタリじゃね? 皆、本当に芸術だと思ってる?」という疑いの気持ちが5%くらい残ってます(苦笑)

本作にはどうやら、2ちゃんねる等で有名になった怪談話を元に作られているようですね。私は2ちゃんねるとか1回か2回くらいしか覗いたことないし、書き込んだことは皆無。

だから、本作の怪奇現象が2ちゃんねる由来というのは、作品視聴後にレビューを書くなかで知りました。本作では「認識すること」を大切にしていますが、正に私は「認識していない」ので、恐怖を感じなかったのかもしれません。

まあ、匿名性を担保した上で無責任に発言できる中で語られる怪談なんか「全部ウソ」と思っている質なので、仮に知識があったとしても、何とも思わなかったでしょうね。

もっと言えば、根本的に、幽霊より妖怪より不審者の方が100倍怖いしね~。むしろ、幽霊がいたら、嬉しいくらいです。だって、死後の世界の証明になるから、希望が持てるでしょ?

閑話休題。

この「裏世界ピクニック」には不思議がいっぱい詰まっているけど、不思議と魅力も恐怖も感じない。なんか、「匂うだけ匂わせて、結果、何させない人」「サムネだけ良い釣り動画」みたいに感じる。

ミスリードとも違う、何とも言えない消化不良感が残り、最終的には、空魚、鳥子、小桜のキャラクターしか頭に残らない。ある意味、「空魚と鳥子の(命を軽んじる)考え方が一番のホラー」なんじゃないかと感じましたね(苦笑)

尤も、今後、「裏世界の真実」みたいなものが明かされれば、凄く面白くなる可能性はあると思いますが、そこまで追っかけたいとも思えないですかね。
{/netabare}

【余談~個人的に怖いと思う話~】
{netabare}
ホラーにはある程度のリアリティが必要だと思いますし、本作には池袋や現実世界の出来事がふんだんに盛り込まれ、そのリアリティを大事にしているようですが、それが上手くいかず、「ホラー」というより、「ホラ吹き」に感じてしまいました(笑)

さて、じゃあ私が恐怖を感じた作品ってどんなの?というと、例えばこんな話です(私の好きな小説家の短編小説を要約します)。

ある日、男が家に帰ると、ものすごい異臭がします。その異臭を辿るとキッチンに行き着き、彼女が料理をしていました。男は尋ねます。「何を作っているんだ?」彼女は答えます。「林檎の赤ワイン煮よ」と。

男は、何だってそんなの急に作り始めたんだよと思いますが、とりあず、その酸っぱい臭いから逃れるために、風呂に入ろうとします。そこで、排水口に長い髪の毛が何本かあることに気づきます。男は尋ねます。「おい、風呂に入ったのか?」彼女は答えます。「いいえ、入ってないわよ」

男は焦ります。おかしい、浮気の痕跡は、いつも丁寧に消しているはずなのに。今回に限って、消し忘れたのだろうか?

男はふと、料理を作る彼女の顔が、あまりにも無表情なことに気づきます。そして、もう一つの違和感に。「その鍋、でかすぎないか?」女の使っている鍋は、大きな寸胴で、40cmくらいあった。それはちょうど、それこそ、人間の頭ならすっぽり入るくらいの。「良いでしょ? これ、買ったの。これじゃないと入らなくて。貴方にはたくさん食べて欲しいから」「おい、お前、何を作ってるんだ?」「林檎の赤ワイン煮よ?」女はそう言って、薄く微笑みました。

と、こういう話。小説はここで切られ、結末は読者に委ねられています。私としては、くねくねとか猫の忍者より、こういう話に恐怖を感じますね。勿論、この「林檎の赤ワイン煮」も、作り話ではありますが。

皆さんはどうですか? 私は、幽霊よりも人間の方が、ずっと怖いと思っていますよ。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
なかなか不思議な世界だな。裏が表とか、そういうこ? 存在を確定させてから攻撃。ワードセンスとか、化物語意識してる?

2話目 ☆3
とりあえず、謎をばらまいている感じかな。

3話目 ☆3
百合も入れてきた。頭でか村。とりあえず様子見。

4話目 ☆3
ソラオ、実はかなり歪んでた。恐怖がコンタクトの手段で目的。よく分からんな。

5話目 ☆3
基地ね。1ヶ月って、よく食料がもつな。

6話目 ☆3
いや、きちんと説明すれば、協力体制築けるんじゃね? ミートトレイン? 

7話目 ☆3
どうせならソラオは、本当にスタイル悪くした方が萌度が高いと思うけど。毎回そうなんだけど、ただの匂わせなんだよな。

8話目 ☆2
ネコの忍者って。

9話目 ☆3
池袋西口を出て、東武東上線方面を見た光景(笑) まあ、池袋のエレベーターが異世界に繋がってるなんて、常識だよね♪

10話目 ☆3
米軍救出戦。グリッジ、かわすより撃ち抜いた方が良くない?

11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 30

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

小さな自殺

アニメーション制作:LIDENFILMS×FelixFilm、
キャラクター原案:shirakaba、
監督・シリーズ構成:佐藤卓哉、
キャラクターデザイン・総作画監督:西畑あゆみ、
音楽:渡辺剛、原作:宮澤伊織

ストルガツキー兄弟の原作で
タルコフスキー監督が映画化した『ストーカー』。
現実世界に異世界である「ゾーン」が現出し、
そこには願いの叶う部屋があるという。
探検者たちは、道先案内人である「ストーカー」とともに
部屋を目指して異世界を探索する。
計算されつくされた構図と異様な雰囲気の絵作り。
そして信仰や哲学的思考によって全編が構成され、
名作の1本とされる作品だ。
原作の直訳が『路傍のピクニック』で、
アニメはここからタイトルを考案したという。

主人公の紙越空魚(かみこし そらを)は、
ネットで流布されている都市伝説・ネットロアを
調べることを趣味のひとつとしていた。
偶然に裏世界に通じる場所を発見し、
散策していたとき、仁科鳥子と出会い、
一緒に冒険をすることになる。
裏世界で怪異に接したことが原因で、
空魚は普通では見えないものを
右目で見ることができるようになり、
グリッチと呼ばれる危険ポイントを回避したり、
怪異を認識して攻撃することができるようになる。
鳥子は行方不明になった友人を探すために
裏世界を訪れるようになった。
怪異をさわった影響で左手が透明になり、
裏世界のものを掴める能力を手に入れたのだった。

視聴前の段階での期待値が高かった作品。
実際に流布しているネットロアを題材にしているという
設定が面白そうだし、やり方によっては、
どんな内容にもなる懐の深さがあるように感じた。
タルコフスキーとはいかなくても、
深掘りするにはもってこいの題材だ。

ところが1話目の段階から全ての面で低空飛行。
途中断念する人が続出した。
個人的には題材が好みだったので、
最後まで観続けたが、断念する人が多いのも納得。

原因のひとつはキャラクターのことがほとんど分からないこと。
最終回まで観ると、ようやくふたりの行動原理が
朧気ながら見えてくるのだが、「死亡」する可能性すらある
裏世界に好んで入り込む理由付けが致命的に足りない。
観ていると誰しもが「なんで、こいつら異世界に行くの?」と
いう疑問が常について回るので、物語に集中できない。
キャラの背景描写についても中途半端で、
ふたりに友達がいないことは分かるが、
それ以外の情報はほとんど提示されない。
ふたりが友情(愛情?)を育むところにも
入り込むことができないのだ。

そして重要な部分である怪異の描写が
全く恐くない。これは敢えてそういう方向性で
デザインしているかもしれないが、あまりにも微妙。
恐くない怪異のデザインはいいとしても、
それでは、一体どういう方向で作ったのかというのが
全く見えてこない。適当なデザインにしか見えないのは、
作品における失敗だろう。
怪談話をネットにつなげ、
そこから裏世界という場所を考案したお話として、
設定の魅力が活かされていない。
全話鑑賞した感想としては、
「何がやりたかったのか分からない」ということだった。

裏世界の不思議なところで、怪異と会って、
それを退治していくストーリーだが、
メインのネタともいえる閏間(うるま)冴月の行方の調査が
全く何も進展していないのもどうかと思うし、
追加キャラの瀬戸茜理についてもメインの物語と
ほとんど関係してこず、機能していない。
きさらぎ駅米軍救出作戦などは、
最初から最後まで疑問符だらけだった。
米軍にも怪異にも殺される二重の危険があったわけだが…

酷評ばかりしてきたが、
ひとつ、この作品で良さそうだと感じたのは、
空魚と鳥子の関係性だ。
ふたりともが孤独で、現実世界の何かから
逃れるようにして裏世界に好んで入り込む。
ずっと観ていると、それはまるで繰り返される
小さな自殺のようだ。
キャラクターの態度にそんな悲壮感はないが、
ふたりが出会ったからこそ、まだ生きているという
絶望感のなかの「救い」のようなものが漂っている。
そこを上手く拾い上げることができたなら、
もう少し面白くなるような気がする。
それと、OP、EDともに好み。
DLしてよく聴いている。

ピクニックという軽い響きのなかで
怪異や人の心に巣食う恐怖、百合を表現した作品。
しかし、目指したものが
途中で霧散してしまったように感じる。
(2021年3月27日初投稿)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 45
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

レッツお散歩!

序盤 うわ

中盤 へぇ

終盤 左様ですか

この話はなんか裏世界に来てる女子大生の話
ジャンルはオカルト・女子学生
はい最初に言っときます。オカルト系です

何も知らず「異世界でピクニックするほのぼのとしたやつなんだろうなぁ」という軽い気持ちで視聴。
結果。めっちゃビビった。

オカルトと言っても妖怪やモンスターとかそういう系じゃないです。異世界エレベーターとかそういう系です。正直それ以外の出てきたオカルトはまるで知りませんでした。だけど怖がるには十分でした。
別に日常行動にちょっと躊躇う程度なのでホラー苦手な方もおそらく行けます。

ちょっと関係ないですけどこれ見てる最中に視界の左端がなんか動いたんですよね。その時私ものすごく大声あげちゃってwww
物が落ちただけなんですけど反射的にすごい叫び声をあげてwwwあげた後に一人で爆笑してましたww

内容について触れます。
終始不思議な感覚にのまれます。実感わかないけど絶対にやばい状況でなぜか異様に冷静、みたいな場面が多いです。なんでしょうね。あの恐怖。
序盤の説明は案外すくないです。そこまで複雑なものはないのでキャラの自己紹介してすぐ展開。
と言ってもつながりはありません。一話完結です。一話につき一個、二個の(名称ありの)オカルトでした。ですが一話一話の内容が割と濃いです。
まぁ物語、という観点からすれば薄いと言わざるを得ません。結局のところ「謎」で終わるのですから展開もなにもあったもんじゃありません。「毎話巻き込まれた」これで完結してしまうんです。

個人的には割と好きですよ。こういう謎が謎のままの状態って美しいですよね。謎の美学というか不明確の美学というか。

ちなみに本作をみた支障「インターホンにビビる」「近所の固まっている主婦にビビる」「電話に出るとき、かけるときビビる」「エレベーターにビビる」「髪長い女の人にビビる」「老婆にビビる」「海の家にビビる」「青空にビビる」この程度です。全然平気ですね(白目)
また関係ない話をしますけど{netabare}私この間(本作放送二日後)通話してたんですよ。私含めた3人で。で、普通に会話してたんですけど一人が急にしゃべりだすんですよ。でもその子一人言デカい子だったので無視してもう一人の子としゃべり続けてたんですよ。でもブツブツ言ってた子が「あそれ知ってる!あれだよね。~~~~」て。私たちの「何に対しての知ってる?」を無視して。
その後いくら私たちがしゃべりかけてもずっとしゃべってるんです。さすがにアレだったので「え、聞こえてる...よね?」みたいなことを言っても全く返答なし。しゃべりに区切りがついても私達の応答しない。
もう怖くなっちゃって。もう一人の子と一緒にすごい騒いじゃいましたよ。怖くないですか?急に私たちを無視してなんの話題か分からない話をずっとするんですよ?マジで怖くなっちゃって...
実際はライン通話の遅延で5分くらい前の会話が急に流れてきたっていうオチがあるんですけど。たとえオカルトじゃないってわかっていても本作のせいでビビりにビビっちゃって。もう本当に。ていう話です。余談でした。{/netabare}

原作は宮澤伊織さん。そいねドリーマーは面白くもつまらなくもありませんでした。GG
監督・シリーズ構成・音響監督は佐藤卓哉さん。この人ホラーとは無縁の作品ばっかでしょ。好きっていいなよとか船を編むとか。
キャラデザは西畑あゆみさん。初単独キャラデザだそう
劇伴は渡辺剛さん。Sakiやロウきゅーぶなどを担当された方ですね。
アニメ制作はライデンフィルムさんとFelixFilmさん。
なんかホラーって感じじゃないですね。まぁ恐怖を与えるだけなのでホラーじゃなくても良いのですが。

opはCHiCO with HoneyWorksさんの「醜い生き物」いい歌ですけど合ってます?
edは佐藤ミキさんと坂詰美紗子さん作詞、maeshima soshiさん作編曲、佐藤ミキさん歌唱の「You & Me」
声優さんは合っていたと思います。

総合評価 割と好き。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

64.9 14 百合アニメランキング14位
ニニンがシノブ伝(TVアニメ動画)

2004年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (177)
820人が棚に入れました
『ニニンがシノブ伝』(ににんがしのぶでん)は、古賀亮一による漫画作品及びそれを元にしたTVアニメ。
試験勉強に勤しむ「楓(かえで)」の部屋に突如として見習い苦の一「忍(しのぶ)」が現れる。なんと忍は自分の試験の課題として楓の下着を狙っていたのだった。
忍者学部くのいち学科で忍法を学ぶシノブが、音速丸、サスケ、妹の雅とドタバタギャグを繰り広げる。


声優・キャラクター
水樹奈々、川澄綾子、釘宮理恵、若本規夫、関智一

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ギャグの鬼

ユーフォーテーブル制作のギャグにとにかく振り切った作品。

ボーボボと同じ系統で兎に角おふざけがすぎる
ギャグが止まらない
あと思春期中学生男子のごとくエロい妄想垂れ流し

音速丸どうかしてるで。若本規夫さんの声がたまらん。
サスケも安定してる。というか他の忍者と区別がつかんわ。
忍も天然ゆえに乗っかるからカオス。

くだらないと思いつつも体がしょうもないギャグを求めるのよ。
消費者の目が厳しいのか最近こういった作品に出会うことがない気がする。
定期的に見返すの良いかもなんて。


OP
シノブ参上! 歌 くまのきよみ
ED
くるくるりん 歌 kaoru
挿入歌
シノブ音頭 歌 忍(水樹奈々)
OPの若本規夫ボイスと水樹奈々さんの合いの手が素敵
EDの合いの手と人形動く映像もなんか味がある


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
忍(シノブ)は、忍者学校に通う見習いくのいち。エッチな頭領・音速丸の指令「女子高生のパンティを奪取せよ」を成し遂げるため、普通の女子高生 楓(かえで)の部屋に侵入したのだが…。忍の妹 雅(ミヤビ)、そのほかサスケをはじめとする忍者たちを巻き込み、修行したり遊んだりワニに食われたり(!?)のドタバタハイテンションアニメ!


第一回 見習い忍者、忍見参の巻/頭領、現るの巻
『見習い忍者、忍見参の巻』試験勉強に勤しむ「楓(かえで)」の部屋に突如として見習い苦の一「忍(しのぶ)」が現れる。なんと忍は自分の試験の課題として楓の下着を狙っていたのだ! 『頭領、現るの巻』楓の御陰で試験に高得点をおさめた忍。御礼に忍術学校に招待しようとするが、やっぱり前途は多難なわけで・・・。

第二回 忍者、花見で浮かれるの巻/忍、楓とデートするの巻
花見に行こうと浮かれる忍者達だが、外は土砂降りで花見どころではない。諦めかけた時、忍の出したお弁当が伝説の忍術に変身する。/楓と一緒に街へデートに出かける事になった忍。浮かれる忍だが、それを音速丸とサスケが見逃す筈がなかった。

第三回 音速丸、怒るの巻/忍、家を出るの巻
『音速丸、怒るの巻』雅(みやび)が気にくわない音速丸。しかし他の面々はすっかり友達関係で、更に気にくわない。「もう許さねえ!」と息巻く音速丸が出した妥当雅の戦法とは! 『忍、家を出るの巻』その日はいつになく重要な定例会議。「忍には出て行って貰おう」偶然耳にしてしまった忍は楓の元へ・・・。

第四回 忍者、暑がるの巻/雅、恋をするの巻
あまりの暑さに忍達は庭にビニィルプールを作るが、音速丸が穴を開けてしまう。一同は川に場所を変えて行水を楽しむことに。/輝かしい夏の為に惚れ薬(ほれぐすり)を開発する音速丸とサスケ。そこに忍達が現れて相変わらずの散々なことに・・・。

第五回 音速丸、地獄に落ちるの巻/忍者、夏祭りを行うの巻
日頃の行いの報いか、音速丸が死んでしまう。矢張り悪行たたって地獄に堕ちた音速丸が見た光景とは。/音速丸の発案により、忍者の里で盆踊りが行われることに。やきもろこし、金魚すくい、射的など、無駄のない遊び方をする夏祭りのプロ、音速丸。

第六回 台風が来たの巻/忍者、きのこ狩るの巻
台風の直撃に遭って仕舞った忍術学園。あの手この手で台風に打ち勝とうとするが、果たして音速丸は乗り切れるのか?/茸、それは漢のロマン。キノコに魅せられた忍者は次々と魅惑のマッシュルームの餌食となる・・・。

第七回 音速丸、くっつくの巻/忍、プレイボーるの巻
音速丸が雅の服にくっついてしまった!あの手この手で音速丸を剥がそうとする雅だが・・・?/男女対抗野球大会をやることになった忍達。音速丸率いる男チームに数で劣る忍の前に、頼もしい助っ人達が現れる。

第八回 忍、化けるの巻/怪植物、暴れるの巻
文化祭でお化け屋敷を出す楓の手伝いをする事になった忍。凄いお化けになるために、あんな格好やこんな格好をすることに。/忍者は跳躍力を高める為に、すぐ成長する植物を毎日飛び越える修行をするが、忍の植えた植物は、他の忍者のものと一寸違っていた・・・。

第九回 女の子、あったまるの巻/楓、風邪を引くの巻
風呂釜が壊れてしまい、音速丸達は露天風呂に行くことに。露天風呂といえば混浴。混浴といえばアレな訳で。/風邪を引いてしまった楓に早く治って貰おうと、忍達は懸命に(?)看護するが、よりによって音速丸に風邪がうつってしまう。

第十回 忍者、クリスマスるの巻/忍者、呪われるの巻
クリスマスの過ごし方を知らない忍者達の為に、楓が現代日本的聖誕祭のススメを伝授する。/謎の隠し通路を見つけた音速丸達。その中から出てきたのは強力な呪いのかかったアイテムだった。

第十一回 サスケ伝、始まるの巻/忍者、恩返しするの巻
主人公サスケは学級委員である。彼を教育した音速丸は、世界(のポロリ)制覇を企む悪の頭領である。サスケは学園の平和の為に戦うのだ。/劇をやることになった忍達。御題となったのは名作「鶴の恩返し」。でも恩を仇で返すのが音速丸達な訳で・・・。

第十二回 音速丸の秘密の巻/さらばニニンがシノブ伝の巻
最終回、それは複雑に絡み合った伏線という名の糸が全て解ける最後の瞬間。ギャグアニメの中に張られた伏線に、君はどれだけ気付いただろうか!?/いざ尋常に。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

音速の若本規夫劇場♪

ド天然ヘッポコ巨乳見習いくノ一・忍(しのぶ)と自称・鷹の音速丸らが繰り広げる、
ドタバタ忍者コメディ漫画(未読)の1クール連続アニメ化作品。

【物語 3.0点】
内容はないw

なんなら各回2本立てエピソード。
例えば「忍者、花火で浮かれるの巻」とか「怪植物、暴れるの巻」とか{netabare}「音速丸、地獄に落ちるの巻」{/netabare}とかw
タイトル名見ればあらすじは大体分かりますw

あとは、今の時代なら、否、当時でもハラスメントでスリーアウトな音速丸らが、
煩悩の赴くままに、エロ方面、オタク方面、特定世代以下はキャッチ困難な時事ネタなど、
方々に脱線を繰り返しグダグダになる無礼講w

隠れ身の術すら満足に決まらない本作に、本格忍者物への期待などもっての他。
視聴者の皆さんも低俗ギャグに身を委ねて笑撃の地獄に落ちましょう♪


【作画 4.0点】
アニメーション制作・ufotable

15年以上前のギャグアニメ作画に、この評点は自分でも高すぎだろうと狼狽しますがw
ネタが何処まで逸脱しても追従する多彩な映像表現は見ていて飽きませんし、
時折、ギャグの片手間に見せる忍者アクション動画などは、目を見張る物がある。
シリーズディレクター・外崎 春雄氏など、
後に『鬼滅の刃』などで最高峰のアクションアニメーションを構築するスタッフ等の、
才能の片鱗を存分に感じるので、評価せざるを得ませんw

ええぃ!音速丸をヌルヌル動かすな!気持ちワリィ(笑)


【キャラ 4.0点】
ドジっ娘属性のくノ一・忍(しのぶ)。
基本黄色球形のUMA・音速丸は彼女の里の頭領であるはずだが、
何故か彼女は音速丸を鷹と思い込んで事実を把握できていない。
などという人物相関からして既に頭痛がしますw

彼女が忍び込み損なった部屋のJK・楓。
{netabare}試験課題のJKのパンツ目当て{/netabare}という
残念過ぎる出会いにも関わらず、二人はやがて微百合関係の様相を呈するw

が、そんなグダグダを完封する勢いで作品を制圧するのが音速丸。
音速丸が時に羽を生やし、脳筋マッチョに変形し、
パンツや巨乳等に囚われ、独演し始めたら最後。
サスケ率いるコピペ忍者部隊も交えて狂宴がいつ果てること無く続く。
余りの傍若無人ぶりに、{netabare}一度、地獄に落ちるが、地獄ですら音速丸を扱いきれず現世に送り返される体たらく。{/netabare}
クレイジーだぜw


【声優 4.0点】
一応の主人公くノ一・忍(しのぶ)役の水樹 奈々さん。
奈々さんに関しては、時折、叫ぶ演技を巡って、声が張れてないとのヤジが飛ぶのを見かけます。
ですが、声を大にして訴えたいのは、菜々さんは、普段おしとやかな役が回って来ることが多く、
控えめな絶叫でキャラクターを表現しているのであって、
忍みたいにナチュラルに弾けた役が回ってくれば、
元・演歌歌手志望の声量を以って、何処までも弾け飛ぶことができるということ。
てか、何が「気分はいつもぐるぐる~」だよ(笑)

音速丸役の若本 規夫さん。
粘性を最大化したクセ声で、すすーっと不謹慎領域への侵犯を繰り返し、
気色悪い奇声、擬音までカバーして、尺を荒稼ぎするMVP級の活躍。

CV.奈々さんとただならぬ仲になる楓役の川澄 綾子さん。
“ツンデレの女王様”就任前の釘宮 理恵さん演じる生意気な妹・雅(みやび)と音速丸のマッチアップ。
サスケ役の関 智一さん。彼が率いるモブ忍者軍団の一員にCV.小野 大輔さんが紛れ込むなど、
脇に至るまでタレントが敷き詰められる豪華絢爛(才能の無駄遣い?)w


【音楽 3.5点】
劇伴担当・山本 はるきち氏。
和風テイストも付加した明快な打ち込みサウンドで音速丸たちのボケとツッコミをサポート♪

OP主題歌は森 由里子さんの「シノブ参上!」
シリアスさなど微塵も感じないポップで明るいサウンド。
OPアニメーションは効果音に加え、茶々を入れる忍&音速丸たちのやかましいセリフ付きw
「この物語はスーパーハンサムボーイ音速丸と、
彼を取り巻く美女たちの愛と肉欲とポロリ……が満載のアニメであ~る」

ED主題歌はkaoru「くるくるりん」
本編の悪酔いの勢いでシュータタ♪シュータタ♪と倒れ込める和風宴ソング♪
当時のufotableのこだわりなのかEDアニメーションはクレイアニメ。
粘土になっても音速丸はパンツ被ってますw

夏祭り話の挿入歌では水樹 奈々さんがこぶしをきかせる。


【余談】
昨今の色々なコンテンツが忘れた頃にリバイバルするドサクサに?
『ニニンがシノブ伝ぷらす』が続編コミックとして展開中。
あの音速丸を現代に蘇らせるなど正気の沙汰じゃありませんw
令和の混迷は深まるばかりですw

投稿 : 2025/03/01
♥ : 16

moaimoai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ことの発端は杉田智和の音速丸モノマネ

■杉田智和さんも大好き!?「音速丸」

以前観た、ニコ生で暴走する杉田智和さんが、音速丸(というより若本さんw)のモノマネをした動画がいつまでも記憶に残っていました。笑

当時、「アナゴさんwww」とツボっていたら違うキャラだった…笑

番組上で杉田さんは今でもBlu-raybox化を待望!!とのことで

杉田さんのラジオやらイベントやらでの小ネタがツボな私は、千反田ばりに気になって気になってついに観てしまいましたw


■ 【若本規夫World】

OPから若本さん飛ばしまくりwww

小ネタ(自虐含め)の多さ(ネタが懐かしいものばかりw)

蛇足シーンに力入れる作画www

テンポの荒さなど笑としては、さすがに古いのですが
声優さんの力が素晴らしく、スッと耳に入ってきて尚且つ連打攻勢w

〆に若本さんにエグい一撃入れられKO(吹いてまうw)

※余談ですが、中村悠一さんが杉田さんとのラジオで
以前、若本さんと共演した際のエピソードを語っていました。

若本さんの突拍子もない無秩序なアドリブは
実はその場の思いつきではなく、事前に考えて台本に書き込んでいる(もんの凄い量)そうです。

時には外国語でセクハラ?下ネタもw

勿論、前提として"遊びの部分があるキャラ"の時はアドリブを入れる。と中村さんはサラッと説明してましたが、長年このスタンスを貫く重みがあります…

同時に、素人が目に止まらないような"プロフェッショナルの姿勢"を自然に語った中村さん
若本さんに対してのリスペクトが感じられました。。と勝手に感慨深くなりました。笑

あの、R指定エレクトリカルパレードかの如き下ネタ乱舞も
「真面目に不真面目の結晶」
プロですね。。

ちなみに
この話を聞いた杉田さんは、自分の台本はすっごいまっさらでした…
と自虐www(本当はどうなのか気になるところでもある。笑)


■豪華声優陣

忍 水樹奈々さん

音速丸 若本規夫さん

かえで 川澄綾子さん

みやび 釘宮理恵さん

サスケ 関 智一さん


他に小野大輔さん、高橋美佳子さん、 生天目仁美さん、斎藤千和さんなど

当時若手だった方もいますが豪華です。笑


あと、作画が思っていた以上に安定してるなと思ったら制作会社がユーフォーテーブルだったとは…


■ ラジオみたいな見方?

今作は一話完結型で、一話内も大半がA・Bパートと実質二話構成でした。

正直、何話も連続でみるような作品ではなかった(1話で腹八分目感。笑)けれども

"なんとなーく観て、ププっと笑ってリフレッシュ"

そんな、何かの片手間や空いた時間にフラッと聴くラジオ感がありました

但し、深夜ラジオ枠ですが…笑


あと、根谷美智子さんが演じる「ろ組」頭領の泉さんも登場回数が多くないわりに魅力的でしたね

これは2014年話題になった?騒ついた?作品「クロスアンジュ」で
同じく根谷美智子さんが演じたゾーラ姉様と通じるところがありますw


らき☆すたやらキルミーベイベーやら日常やらなどと同様、

中毒性高いぜこれ…笑


見終わってまず思ったことは「やっぱ杉田智和いいセンスしてるぜ!」でした。笑

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

66.0 15 百合アニメランキング15位
私の推しは悪役令嬢。(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (127)
416人が棚に入れました
社畜OL・大橋零は、前世でプレイしていた乙女ゲーム『Revolution』のヒロイン・レイ=テイラーとして転生し、異世界での生活がスタート。 王立学院を舞台にイケメン王子たちを攻略する、夢のような乙女ゲームの世界。 しかし彼女の”推し”は、悪役令嬢・クレア=フランソワだった! 「私はクレア様が大好きです!!」 クレアのワガママも嫌がらせも、彼女にとってはむしろご褒美。 前世でゲームをやり込んでいたレイは、その知識と愛でクレアとお近づきになれるのか?

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

悪役令嬢は良いけど、貴族関係の設定が邪魔…。辞めておけば良かったのにね。

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.31

 なんやかんやでマナリア様に勝利したレイ、これでまたクレア様にウザ絡み出来るね!

 しかし…、マナリアは使用人をレズレイプしたり、クレアとレイを手に入れようとしたり、王位継承権があったり、最強の魔法使いだったりとかなりの危険人物です。

 ゲームでは主人公のレイの味方でお助けキャラの様ですが、モブ化している他の王子に比べると、キャラが悪い意味で立っています。

 ゲーム本編で、実力者マナリアのお気に入りのクレアはなぜ、ギロチン行きに?貴族制関係の設定のせいで、物語に無理が出てきています。革命でも起こるのか?

 レイの恋路の邪魔をしただけでクレアは処刑されるのかな?王族も無事では済まないでしょう。貴族と平民が対立しているというのは、あまり良い設定ではありません。

 多分、今後物語は破綻するか、クレア様にウザ絡みし続けるエンドとなる以外無いでしょう。まぁ、ここらで終っておくのが丁度良いのかも知れません。
……………………………………………………………………… 

 10話まで観ました。2023.12.05

 貴族と平民のイザコザは、なんか解決し、クレア様の身内が裏切っただけで済んだ様です。さすがゲームクオリティ…。

 ゲームはもう後半戦に入っており、後半の重要キャラ、マナリアが登場します。こいつがまた、色々引っかき回します。

 ゲームが終了したら、主人公とクレア様、どうなるのかな?オチをつけられるとは思えない状況になりつつあります。

 主人公のレイが、ガチ同性愛プレイをしているため、ゲームの世界観が崩壊しそうです。
………………………………………………………………………

 8話まで観ました。2023.11.21

 主人公の行動はやっぱり何か変です。コミカライズ版では読み飛ばしていましたが、アニメではシリアス寄りになると
シナリオのおかしさが目立ちます。

 レイさん、転生前にやり込んだゲームの世界だから、全てを把握しているはずなのに、唐突に登場した近親相姦カップルの犯行に対応出来ません。

 一歩間違えばクレア様、殺されてましたよね?シナリオに居ないキャラが黒幕らしく、事態はかなり深刻なはずですが、相変わらずクレア様にウザ絡みします。

 こいつ…、所詮登場人物全員NPCだと思ってね?ラスボス飼いますもそうでしたが、女性向けのゲーム、小説転生ものは、自分以外の登場人物への冷酷さと甘えが見え隠れします。

 何だか、主人公にヘイトが集まりそうな展開で、こんな物語だっけ?と思いつつも、結末が気になります。

………………………………………………………………………

 7話まで観ました。2023.11.14

 冒頭、貴族・王族学生達が床に直に体育座りで座って、クレア様の使用人と主人公の講義を聞きます。

 もう駄目ですね。本作品、貴族様をちょっと出自の良いボンボン程度にしか描けていません。階層差は表現出来ても、階級差の表現が出来ていません。

 階級差による所作の違いは、漫画だとサラッと流すシーンですが、アニメ化には工夫が必要です。王侯貴族が床に直座りするか?この時点から駄目駄目です。

 平民ですが、学園に主席で入学できた名誉貴族の主人公と、クレア様の使用人は同列ではありません。

 封建社会で貴族達が一見、平穏に暮らしているのは、何代も前の血族関係を完璧に把握しており、現時点の貴族社会内での地位も把握した上でのことです。

 先祖が権力者に連なっていない下臈など、同じ空間の空気すら吸えません。血統による閉じた人間関係こそが貴族制社会の本領です。

 漫画や小説等の、百合ならオケ!的な狭い層にウケれば良いメディアと違い、幅広い層に訴求しなければならないアニメ化に際し、企画者に文学の教養があれば、階級差のリアルティを本原作のアニメ化で表現するのは難しいと判断出来たのではないでしょうか。

 例えば、学校で習う、平安朝期の貴族達の愛と暗闘を描いた源氏物語等が良いテキストです。

 主人公の源氏の母、桐壺更衣は、ちょっとした身分差から他の女御の嫉妬をかい、イジメ殺されます。貴族社会のリアルを描いたとして、1000年経っても評価される物語です。

 テキストを全部読んで無くても、アウトラインを知っている位の教養はあっても良いでしょう。

 最凶女王でも感じたのですが、原作漫画や小説にケチをつける気はありませんが、封建社会を表現出来ていない作品をアニメ化して死屍累々になるのは、企画にたずさわる人間に教養が無いのが原因としか思えないのが残念です。

 ナーロッパ似非封建社会は、便利な舞台装置ですが、頼りすぎるのも、知的レベルの後退でしかありません。
………………………………………………………………………

 6話まで観ましまた。2023.11.09

 内容はともかくとして、学園が高校みたいなのと、主人公達がジャージを着たりしている所がものすごく気になります。

 原作漫画だとそれほど気にならないのですが、不思議なものです。大貴族のクレア様が全く貴族らしくありません。

 階級がはるか上の貴族に平民の主人公がウザ絡みするのが売りの本作品ですが、クレア様が単なるツンデレ同級生です。

 現実の近世以前のヨーロッパ貴族は、未婚の女性貴族でも、平民の使用人など人間だと思って無いので、使用人の前で裸になっても羞恥心を感じ無かったそうです。

 それほど階級社会というのは厳しいのです。たかだか数代前には小作人や下人だったような大多数の今の日本人は先祖が階級社会で受けた仕打ちを忘却しすぎです。
 
 ゲームの世界の上にギャグだから…。でも、何か釈然としません。江戸時代の作品なのに、キャラがジーンズを履いているような違和感があります。

 貴族と平民の対立もテーマな本作品ですが、全員ユニクロを着ていては、テーマが霞みます。

 もう少し、服飾だけでもリアルティを出す工夫が欲しいところです。
………………………………………………………………………

 4話まで観ました。2023.10.26

 リアルティラインがグチャグチャなお話です。ギャグだから良いのかなぁ…。アニメだと凄い気になります。

 ナーロッパ封建社会なのに、学園は平等主義で、自由恋愛に寛容です。同性愛にも理解があるとか…。あり得ないだろう。

 現代でも、後進国では同性愛者は秩序を乱す存在として容赦なく死刑とかにされているのに、ギャグに組み込むのは引きますね。(チェチェン共和国とかではマジで同性愛者は刑法犯で死刑)

 そもそも封建社会で男女共学なんて、庶民の子供が通う寺子屋じゃ無いんだから…。

 魔法を使える人間が平等に扱われている、いつものナロウ学園ですが、それにしても平民の主人公は誰彼構わずウザ絡みします。

 後、王族もいるのにでっかいスライムが学園を襲ってきたり、セキュリティどうなってんだ?

 頭の悪いイベントも、ゲームの世界でギャグだからで、片付けるしか無いようです。
………………………………………………………………………

 1話観ました。2023.10.03

 ゲームの世界の主役、レイ・テイラーに転生した女性主人公が悪役令嬢にウザ絡みする本作…。コミカライズ版は読んでおります。

 主人公、アニメで動くとウザさ爆発ですねぇ。悪役令嬢を愛するあまり暴走します。

 悪役令嬢クレア様を愛せれば面白いかもしれません。平民が学校とはいえ大貴族様や王族にウザ絡み出来るのか?とか思ったらいけません。

 そこはナーロッパ舞台のギャグなので、スルー案件ですね。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

こま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

12話最終回視聴。展開的には微妙だったけど2人のやり取りは好きかな。

2019年の書籍化以来、韓国語・英語・ポルトガル語(ブラジルスペイン語・ベトナム語・フランス語・タイ語・中国語(台湾)と8言語もの翻訳版が出版されている。韓国語版の出版に伴い、初めて紙媒体の書籍化が実現した。
書籍の翻訳ってまた珍しいな。最近確認したのだとネギまくらいか?

2話まで視聴。
PV観たら好みの作品だったので視聴開始。
主人公の行動がひたすらに変態だが邪魔をしてはいけない場面では何もしていない。
一応考えてる感じ。ただ変態なだけでは無い主人公。
この感じの主人公好きw狂ってるようで狂って無い感も良い。

ただ1つ気になったのが魔法の試験で何故ワザと外したのか?
あの感じだと外しても外さなくても同じ結果になっていたとしか思えない。
外す事に何か意味があったのか?
ここはホントにスッキリしない部分。
攻略対象の好感度上げたく無いとか言ってたなそう言えば。
わざと外したのは試したのかな?

言ってる事も間違っていないし、この子の事を思っての要求も良い(ここギアス感ある)

脅してるような場面もあったが実際は分からない。
部外者が知らない事を知っているみたいなのが濃厚か。

これ系はホント好きw
主人公は自分の為だけに動いているようにしか見えない行動も多いwが実際は相手の為にだったのも多いみたいなのもね。
他に好きだったのは勇者をストーカーする女の子が主人公のマンガもあったw
察する人もいるだろうが強い。強いからストーカーが出来る!
あっちはどちらかと言うと眺めてる系だが必要な場面では関わる事もあったかな。
推しは遠くから眺めたい的な。

こんなのでいいんだよおじさん「こんなので良いんだよ!」

百合強めが無い限りは視聴継続と。

11話感想。
安い挑発に乗ってしまう主人公にビックリしたw
今までの事を考えると間違い無く煽ってたし、主人公もそれは気付いてたんだけどね。
流れ的には認めつつ、それでも私は推しである事を宣言でも良かったはずなのに…タイトル的にもね。
それにあの主人公の性格と冷静さ、頭の良さ考えるとちょっと…となるかなぁ。
元々そんな簡単に心が折れる性格してないしねw
相手のチートスペックも知ってたし勝てない事もね。
それなのにすっごく安い挑発に乗って戦う事になって結局負けるとかもうね()
まあ、この展開見飽きてるってのもあるけどあの流れでアレはw
相手は相手でやり過ぎな感あったけど試してる感じはした…けどアレもなぁ。

他の作品であったのは大好きだけどあくまで推し。
眺めてるだけ、近くで見てたいだけ、推しとは話したいとかね。
自分が結婚したいとかじゃ無く相手が幸せならそれで良い。これが全く揺るがない。
個人的にコレが良かったかなと。
他作品観てる影響はやっぱり大きいか。

12話最終回感想。
「見損なったよ。」いやあなたのせいでしょw
「君の所為だろ!」いやだからあなたの所為でしょw
何の為の決闘だったの?と言いたくなるんですがそれは()

「そんなことで諦めるのか?君の思いはそんなものか?」だから以下略()
主人公「あなたがそれを言うのですか?」それはそう。
主人公「私からクレア様を取り上げた!他でもないあなたが!」「君は逃げているだけだ。」
だから決闘() …勝ったからクレアは私のものだ!じゃないの?

諦めるも何も推しじゃなかったけ?破綻してない関係は他作品ならあるんだけどね。
なるほどね体の関係を持ちたいタイプかこの人…。好きになったのはクレアで2人目と。
流石チートスペック持ち。現在これ以上は無いと言われてるレアアイテムを手に入れてくる。

ゲーム知識を活かして主人公はそれ以上のレアアイテム探し。
ドロップ率0、5%wまあゲームならではだよね。
さあ狩りの時間だ!

今までのはそっちを手に入れる為か…。嫌がるところが好き!ドSでしたとさ()
違和感の正体はコレだったか…。にしてもやり過ぎだったよなぁアレ。
主人公でも絶対勝てないからねアレ。
「◯はワタクシの物よ!ワタクシの物を取らないで!」物扱い嫌がってたのは誰でしたっけ?
…オレ達は何を見せられているんだ?

そしていつものやり取り。
早く帰れ!痛いですwクレア様!好きです!
相変わらずなここは好きw

ちょっと疑われる主人公。レアアイテム見つけちゃったしねー。
悪役令嬢である以上クレアは必ず…。
そうならないように今まで出来る限りの事はしてたし。

最終回を観て。単純に好みの問題なんだろうね。
推しとは?眺めていたい、近くで見ていたい、話したい、友達になりたい、が好みかな。
恋人とか結婚は何か違うと思ってしまったコレを見て。
ただあくまで女性同士かな?男女であればそこまで気にならないかも。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

転生してきた一般人がグイグイくる

ゲーム転生で推し活。
ライト向け萌えアニメかな。

こだわり特性持ちには厳しい作りなので一般向けかな。
作画もテカテカさせてないのは性的消費をさせない意図でしょう多分。

02
どうでもいい謎を引っ張るのが面倒くさいので撤退。

破滅回避や国家存続のような大層なゴールもなければ高田くんみたいな純粋無垢な勘違いムーブでもなく、現実知識オレツエーで確信犯的にグイグイ行くのみ。ラブコメのようにオトせば勝ちとすれば同じことをやり続けるしかないのだが中途半端なシリアスでも混ぜるのだろうか。天真爛漫で一途な愛みたいになってるのだが、もしこれがオス主人公だったらクズクズ大合唱不可避。異世界というかあくまでゲームの中の話なので舞台設定や世界観はゲーム独自のもので構わないのだが、テンプレ異世界が席巻しすぎたせいで、異世界アニメを見すぎた人にはナーロッパの世界観が常識として刷り込まれてしまっているのかも。全部懇切丁寧に世界観や設定を説明してるのにそれが気に入らないとなってもそれは作者の罪ではない。「こういうルールです」を素直に飲み込めないのは生きづらさを抱える人たちの特性だが、いまやアニメは一般層にも門戸が開かれたものになってしまってるので各自総当たりで判別するしか手段がない。サブスクでアニメが増えたもののアニメしか見れない人には逆に難儀な時代になったのかもしれない。

オレツエーの理屈はゲームガチ勢だから、で済んじゃう便利な設定。最初から推しなので好きになるイベントも不要。あとは押して押して推しまくるのみといったシンプルな構成でやりたいことはわかりやすい。主人公の視点にライドして感情移入して擬似体験するやつではないというか、レイの猪突猛進アタオカムーブに同感出来る視聴者は外れ値レベルに稀でしょう。もしくはゲーム世界だから、という方便で自己の欲望を自由に解放できる舞台としての擬似体験でしょうか。「ゲームでは…」という説明描写が多いのもあくまでゲーム世界だと割り切ってるからここまでやれる、と。豚レバーが「これは夢だから…」という方便にしてるのも同じ理屈かな。とすれば自身の秘めた想いを対象にぶつけられない環境下で苦しんでいる人向けなのか。とすれば特に男性向けというわけではない気がする。というかテカテカツヤツヤした豚アニメにしてない時点でそうなのかも。

キモくないし酷くもないのだが時期だけが悪かった。
画面隅でBGM代わりなら。でも振り返りで見るほどでもないかな。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

87.4 16 百合アニメランキング16位
新世界より(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (3356)
15996人が棚に入れました
渡辺早季は、閉鎖的だが穏やかな田舎町「神栖66町」で幸福に少女時代をおくった。ある日、町の外へ同級生たちと出かけて小型図書館端末ロボット「ミノシロモドキ」と出会う。質問することにより21世紀前半の超能力者誕生から非能力者との敵対、その抗争から能力者の勝利と文明の崩壊、その後の暗黒時代、町の管理支配の実態といった禁断の知識を知ってしまう。その直後、バケネズミ同士の戦争に巻き込まれ、命からがら町に戻るがしだいに恐ろしいことが起き始める。

声優・キャラクター
種田梨沙、東條加那子、花澤香菜、工藤晴香、藤堂真衣、梶裕貴、高城元気、村瀬歩、浪川大輔、平田広明
ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

残映抄―未来への挽歌

まず結論から言おう。この作品の評価は不可能である。
すべての星を並べたのは、「規格外」という個人的判定を意味している。

観る者はただ圧倒されて終わるしかないだろう。
SF的な着想の土台の上に緻密に構築された、壮大な世界観に。
人間という存在の本質に向けられた、苛烈極まる問題提起に。
緊迫の展開とスペクタクルが連続する、傑作エンターテインメントに。
無理に評言をひねり出そうとすると、こんな宣伝文句風の言葉にしかならない。

独断だけで済ませるわけにもいかないので、アプローチの足場を探してみると
そこに独特の複雑さが見出される。精神を刺激し、思考を誘発してやまない複雑さだ。
勿論、それは第一に原作小説に由来するものだが、おそらくそれだけではない。
アニメーションという表現形式が全力を傾けて原作の高みに挑んでいるためだ。


Ⅰ 物語の奪還
{netabare}
開始と同時に作り手は勝負を仕掛けて来る。
衛星画像のような日本列島が映し出され
俯瞰されつつ、徐々に高度を下げて拡大される地上の街で
今まさに繰り広げられている、超能力者による大量殺戮。
場面は唐突に転換し、代わって、暮れなずむ空を背景に
遊びに興じる子供たちのシルエットが浮かび上がる。

このプロローグは本作の構造を要約した縮図だと自分は考える。
連続と転換によって対比的に並置されているものは多分、本作の世界観と物語だ。

世界観と物語。この二つを独立させて並べるのは奇異な感じを与えるだろう。
通常、世界観と称されるものは作品世界を成立させている枠組みないしは設定、
その結果生じる雰囲気などである。
そうした常識的な範囲からは逸脱した独特の機能を有していることに気づく。
それは「歴史」に擬態して物語の内部に侵入している。
冒頭の俯瞰はおそらく、「歴史」のはじまりを告げる演出である。
以降、二話三話でも物語に先立って血腥い歴史の一頁が冒頭に挿入されている。
人類の中に超能力者が出現した時点にはじまり、以後一千年にわたる血に塗れた新・人類史。
それこそが世界観の具体化に他ならない。

「歴史」が俯瞰視点で表される理由、それは端的に「支配するもの」だからである。
先行する原因によって現在という結果が規定されている以上、
歴史とは過去による現在の支配であり、それは不可逆的な必然の堆積である。
物語の舞台となる、一千年後の未来日本の一隅に存在する、神栖66という町。
この町こそはまさしく、人間社会が忌まわしい危機管理システムへと変貌した姿であり、
ある意味で人類史の終局に出現した究極のディストピアである。
すなわち、物語は幕開けの時点においてすでに逃れがたく
世界観=歴史によって規定され、俯瞰され、支配されているのである。


ふたたび冒頭に戻ろう。
プロローグの完了とともにタイトル、そして間髪を入れずに物語の幕が上がる。
水郷地帯である神栖町の夕暮れの田園風景が広がる。
その夕景のなかを一艘の船が川の流れを遡ってゆく。
船の進行に合わせてカメラは水平に滑っていくが、
頭上に張り渡された巨大なしめ縄をくぐるタイミングで上方に向けられ
しめ縄越しに仰ぎ見られた鮮やかな夕映えの空が徐々にクローズアップされる。
このカメラワークの意図は明らかだ。
俯瞰を反転させた逆の視点が導入されるのだ。俯瞰に対する逆俯瞰。仰視の視点。

ここにまた、読解の重要な鍵が与えられる。
しめ縄は八丁標と呼ばれ、結界のように町の周囲に張り巡らされている。
この日、ヒロインの渡辺早季が生まれて初めて八丁標の外に出たことがこの後で明らかになる。
つまり船に乗っていたのは儀式のために川上の寺に赴く早季だったのだ。
すなわち、導入された逆俯瞰の視点はこの早季の視点に合致する。

俯瞰と逆俯瞰。世界観と物語はこの一対の視点となって、物語の内部で対峙する。
この対置が本作のユニークな構造なのであり、そこに生まれる張りつめた緊張こそが
本作の悲劇性の力学的な根源である。
この複層的な構造が、神栖66町のクロニクル(年代記)と新・人類史とが
複合的に交錯しながら展開する本作の物語の特徴を説明するものだろう。
その核心となるのは、残酷な必然の支配に抗う者たちの悲劇。
つまり、世界観=歴史による俯瞰構図は物語の内容にまで及び、それを規定しているのだ。

俯瞰的な世界観の視点と対決する地上的な物語の視点は
悲劇を生きる者たちの視点となり、ヒロイン早季に収斂される。
この仮定から出発して物語へのアプローチを試みてゆこう。
敢えて挑戦的に言うならば、これは世界観から物語を奪還する試みなのである。
{/netabare}

Ⅱ 早季と真理亜
{netabare}
早季と真理亜、二人のヒロインのドラマを鮮やかに視覚化した
アニメのエンディングは明らかに、物語の核心を要約した解題となっている。
特に真理亜バージョンは驚異的と言っていい。
仄かなエロスを漂わせる彼女の赤い髪と白い肌が、雪と紅い花のイメージに重なりつつ
流れていく映像に、異物のように挿入される二つの暗示―。
一瞬映る胎児のショット、子殺しのシンボルが刻印された謎の石造物。
それらは確実に一つの意味を指し示している。
彼女の存在の本質、真理亜の悲劇的な母性である。

真理亜という名前。永遠に人類に祝福される、母の中の母の名。
皮肉にもそれは呪いに反転する。人類を滅ぼす「メシア」を生んだ母の名として。
勿論、単に機転を利かせたネーミングなどではない。
彼女の愛情の本質である母性は、弱い守を庇護して自ら悲劇への道を選ばせ
その犠牲によって、抹殺されたすべての子供たちの母となるのである。

彼女は物語の根幹となる悲劇を体現し、象徴する存在である。
町によって組織的に遂行される、おぞましい子殺しが第二部を中心に展開される。
秘められていた大人対子供の対立の構図を、反抗という主体的なアクションによって顕在化し
同時に物語の中に「子供」という包括的なモチーフを導入する役割を担う。
守とともに町から逃亡し、雪山に姿を消す直前に早季に書き残した手紙。
そこには第二部までの流れを総括し、さらに第三部の展開までも予告した記述がある。

 私たちの町は異常です。そうは思いませんか?
 町の安定と秩序を維持するために子供たちを殺し続ける町が
 人間の社会としてまともでしょうか?
 いま、町で起きたことを思い出してみると、
 その異常性がどこから来るのかもだんだん見えてきました。
 それは、大人たちが心の底から子供たちを恐れているという事実です。
 私たちは、何となく嫌な予感がするというだけの理由で、割られ、捨てられてしまう
 何百何千もの卵の一個になることだけは願い下げです。

第三部の激動の発端となる夏祭の晩、早季は消された仲間たちの姿を見る。
このエピソードが重要なのは、潜在する「子供」のモチーフを示すことで、
反乱の勃発に「子供たち」の町への反逆という二重の意味が加わるためである。
自らの犯してきた罪過の報いによって町は劫火の炎に包まれる。
その危機の中で早季は真理亜の声を聞く、「早季は私が守ってあげるから。」
次々に襲いかかる極限的な状況を早季は乗り越えてゆくが、そのとき
彼女を導いてゆくのは真理亜であり、瞬である。

この展開は真理亜が残した言葉の成就に他ならない。

 もし私が町から処分されると決まったら、両親は散々泣いて、
 そして最後には忘れることでしょう。
 あなたのご両親が最終的にあなたのお姉さんのことを諦めたように。
 私たちの絆はきっとそうじゃないと信じています。
 もし私が処分されることになったら、あなたなら絶対私を見捨てないでしょう?
 あなたに危機が迫った時には、私や覚はどんなことをしたって救おうとするはずです。
 私たちにはもう一人、友達がいました。今は、名前を思い出すことも許されない友が。
 彼Xもそんな時はきっと私たちを助けてくれたんじゃないでしょうか。
 だから私は今、守を助けなくてはなりません。

―「私たちの絆」。
破滅を受け容れながらも真理亜が貫いた仲間たちへの信頼は
自らがそれに殉じることによって指し示した、未来につながる道である。
物語の奥深くにひそかに進行する、絶望から希望へと至る超克のプロセス。
その転回の基軸となるものが「子供たちの絆」である。

ヒロインとしての早季の真の姿は、実はこの軸に沿ってしか捉えられない。
早季もある意味、作品同様、規格外のヒロインだと言える。
発端から終結に至るまで、ほぼ一人芝居と言っていいほどの活躍を見せ
語りまでこなしながら、視聴後には不思議なくらい印象に残っていないのだ。
物語が世界観に圧倒される要因はこの、ヒロインの存在感の希薄さにも求められるだろう。

その理由は明らかだ。早季は実質的には物語を主導していないからである。
決して折れることのない強い心と自由で柔軟な思考を持つ一方、
主体的に決断し行動した真理亜とは対照的に、その行動には理念的な動機はなく
常に周囲の状況に対する受け身の反応に終始する。
エンディングの早季バージョンもそうした彼女の性格を表現している。
仲間たちへの尽きせぬ思慕を抱き、絶望に抗い、涙を流しながら進みつづける姿。
だが、その一途さと多感さは必ずしもヒロインとしての魅力とはなっていないようだ。

その早季が真のヒロインとなる決定的な契機を指摘したい。
第二部の中盤、姿を消した瞬を追い、その壮絶な死を見届ける第十話のラスト。
死に呑まれてゆく瞬を目前に見ながら助けることができない絶望に打ちひしがれ
涙を流しながら早季は最後に言う、「私は生きなければならない」。
その後、瞬に関わる全ての記憶が抹消され、この記憶も失われていたのだが
十二年後、バケネズミの反乱の渦中で爆発に巻き込まれ、その時の体験が幻視となって甦る。
瞬の死を見届ける自分と仮面を被った少年とが不分明に重なり合うのは
彼女も消されかけた子供の一人として、同一の存在であることが含意されているのだろう。
そしてその時、もう一度この言葉を口にする、
「私は生きなければならない」。

第二部と第三部を縦断して受け渡されるこの一対のシーンを結んだとき
早季というユニークなヒロインの本質がはじめて顕現し、定位する。
この時までに彼女は、姉と、級友たちと、初恋の人と、最愛の友を失い
その人たちがかつて存在した記憶までも奪われてしまっている。
誰も救えなかった無力な自分への絶望が彼女の心の底に澱んでいる。
だが、そこから立ち上がり、絶望に抗うことによって早季は早季になってゆく。

「私は生きなければならない」、
この言葉に込められた生きる決意とは、彼らから託された「未来」を生きることだ。
早季は受動的である。だが、彼女の受動性の本質はここにはっきりと表れている。
それは、誰かの「想い」を「託される」存在であるという意味なのだ。
早季が最終的に物語の主題を具現する存在となっていく契機がここに認められる。
早季の本質に備わるこの、いわば「媒介性」と「可塑性」とは
彼女が主題を満たすための「器」へと形成されるために必要な資質として
アプリオリに付与されたものなのではないだろうか。
あるいは、まさしく規格外のスケールをもった本作の主題を担うために
敢えてニュートラルな没個性の状態にまで個性を制限した特異なヒロイン像を
意図的に造型したようにさえ思われる。
{/netabare}

Ⅲ 悲劇の超克
{netabare}
「子供たちの絆」という軸。あるいは、終局の希望に至るまで
早季の歩んでいく方向を示しつづける指向性、一つのベクトル。
ここに、物語の水面下に底流するもう一つの「物語」の存在が認められないだろうか?
物語視点からの読解とは、この「物語」の発見であると言っていいのではないか。
それは多分、早季が自分に託された想いを実現する「絆」の物語だろう。
従ってそれを辿ってゆくことはそのまま、早季の視点に同期することを意味している。
そしておそらく、最終的な主題はその先に見出される。

ここからは、早季と瞬が「物語」の中心になる。
彼らの絆が決して消え去ってはいなかったことを証しするかのように
二人を隔てていた死の沈黙を破って、瞬が早季に語りかける。

 早季。早季。(誰なの)
 早季、僕だよ。(あなたは…)
 僕の名前はまだ思い出せないんだね。でもいいんだよ、ずっと一緒だから。
 僕は君の心の中に住んでいるんだ。(心の中に…)
 そうだよ。呪力とは想いを外の世界に刻み込む能力のことだ。
 そして、人の魂とは、煎じ詰めれば想いにほかならない。
 僕の魂の一部は君の心の奥底に刻み込まれているんだよ。
 (あなたは一体どうなってしまったの?)
 忘れてしまったの? でもかまわない。いつか思い出すから。
 (せめて名前を教えて)
 君は僕の名前を知ってるよ。でも、心の中に障害物が置かれているせいで
 思い出すことができないだけなんだ。

彼らの絆が心の奥底で生き続けている事実が瞬の言葉で明らかになる。
そもそも、この対話が早季の心の奥底で交わされていること自体がその証しである。
深読みをするならこの対話は、物語の深層で進行するもう一つの「物語」の存在を
メタレベルで示唆しているようにも思われる。

さらに踏み込んだ大胆な解釈を試みてみよう。心の深層を無意識と結びつけてみるのだ。
本作の世界観で無意識は、制御の及ばない呪力の源として
悪鬼や業魔を出現させるメカニズムの根源とされ、大人たちの恐怖の対象となってきた。
だが今やそれは、大人によって無残に絶ち切られた「子供たちの絆」を秘かに保護する
一種のアジールとなり、いわば子供の側からの反逆のツールとして機能する。
深層の「物語」のさらに深層で、隠微な逆転の装置が作動しつつあるのだ。

 早季。早季。何も心配はいらない。そのことだけを言いたかったんだ。
 (でも、私は本当に悪鬼を倒せるの?)
 悪鬼? 君は誤解しているんだよ。あれは悪鬼なんかじゃ …

対話が途切れる直前のこの部分は逆転への重要な伏線となっている。
この中で瞬がほんとうに早季に伝えたかったことは何だったのだろうか?
彼はあるメッセージを伝えようとしているのではないだろうか。

早季の行動と関連させて解釈を導きたい。
悪鬼への唯一の対抗手段であるサイコバスターを咄嗟に無効化したあの驚愕の場面である。
そのとき早季が恐れたのは、覚が巻き込まれて死ぬこと、
そしてその結果、自分がたった一人取り残されることだった。
常識的に見れば自己本位の極みとして非難されて然るべき行為だろうが、
常識では理解不能なこの行動こそが実は「物語」の最重要ポイントなのである。

「悪鬼」にそのような形で「勝利」することはおそらく最初から忌避されていた。
それは「物語」が指向するベクトルからの逸脱を意味するからである。
もし仮に早季がここで全人類のために覚の犠牲を受け容れていたとするなら
その勝利は結果的に何をもたらすだろうか?
子供の犠牲によって世界がこれまで通り存続する。
つまりまた新たに子供の悲劇が繰り返されるだけで、世界は何一つ変わらないのだ。
そのような変化の可能性の閉ざされた世界に本当の未来が訪れることはないだろう。
瞬はそのことを早季に伝え、想いを託したのだと解したい。

そして早季もまたその想いに応えたのだ。
追い詰められた最終局面で、既成観念に囚われない彼女の自由な思考が発動する。
相手が悪鬼などではなく、バケネズミに兵器として育てられた一人の人間の少女であるという
決定的な事実を看破し、大人たちを呪縛していた「悪鬼」という固定観念を乗り越え、
この認識の転換によって、絶体絶命の状況を逆転させる。
「瞬が教えてくれたの」と早季が言うように、これは「子供たち」の勝利なのである。
顔と名前を奪われた少年Xがついに素顔を顕し
記憶の封印を解かれた早季が瞬の名前を叫びながら駆け寄っていく、
このシーンこそが「物語」のクライマックスと言えるだろう。
瞬の復活は闇に葬られたすべての子供たちの復活を象徴している。
彼らを包む壮大な夜明けは言うまでもなく、悲劇の超克、絶望から希望への転回を表し、
子供たちがもたらすであろう未来の予兆となる。

全編がまさに結ばれようとする瞬間、やや唐突に掲げられる標語風の命題、

「想像力こそが、すべてを変える。」

ここには無意識とのアナロジーが確認されるだろう。
想像力は豊饒な無意識の深層に根差しているものである。
既存の世界を更新する新たな原理、それは自由な想像力から生まれる。
この言葉を包むように、無心に笑いさざめく子供たちの声が周囲に響いている。
可能性としての想像力。無限の可能性の象徴である子供たち―。
早季が綴る回想の手記が結ばれるとき、一片の言葉の中にそれは結晶する。
「恐怖の対象から、希望へ―」

おそらくここが「物語」の最終地点である。
そしてこれこそが、世界観が提起した問題への、物語の側からの解答ではないだろうか。
早季が「人類」よりも「覚」を選択した事実は何よりも重い。
彼女の選択にはおそらく、俯瞰的な支配の原理に対抗するもう一つの原理が示唆されている。
それは非情な大人たちの論理に反抗する子供の側の愛情の原理として物語に底流し
俯瞰し支配するものの真の意味を逆方向から照射するだろう。

悪鬼とされた少女の亡骸が横たわり、彼女の赤い癖っ毛が風に吹かれて微かに靡く、
その瞬間、在りし日の真理亜と守、二人との思い出が一挙に甦り早季は泣き崩れる。
子供の悲劇がまた繰り返されてしまった…。
人類の危機が回避されたとき、そこにあるものはただ果てしない悲痛さと虚しさだけだった。
十年後の早季、つまりこの物語が語られる時点の彼女が書き綴る回想録は
遠い未来に、悲劇の一切が克服される願いを込めて
自分が仲間たちに想いを託されたように、一千年後の読み手に想いを託して結ばれる。
悲劇の語り部としてのその姿に、渡辺早季というヒロインの全てが結像する。
{/netabare}

Ⅳ 偽神と人間
{netabare}
本稿はある危惧から出発している。
本作の世界観が内包するイデーは確かに、それだけで十分に完結していると言える。
だが、それがあまりにも尖鋭かつ衝撃的であるために、結果として物語がかすんでしまい、
その部分だけが作品の主題として受け取られてしまっているのではないか?
物語に内在するベクトルを掘り起こそうとした本稿の意図はそこにある。
本作のメッセージは物語の側から補完されて完全なものになると考えたのである。

「偽りの神に抗え。」

例えばこのエピグラフ(題辞)である。
作品全体を貫くライトモチーフ、そう捉えるのが多分正確だろう。
世界観だけを踏まえて理解した場合、かなり限定された意味だけを示すことになる。
「偽りの神」(以下「偽神」と呼ぶ)は超能力を有した人類、それに抗うバケネズミ、
そのような図式になるが、勿論、本作の射程はもっと広大である。

ふたたび「俯瞰」というメタレベルの仕掛けからアプローチを試みる。
第三部の折り返し点となる第二十一話、
神栖66町を襲った動乱の最中に、あの俯瞰構図が回帰する。
冒頭の俯瞰では視点が上空から下降していたが、ここでは反対に、
宙を振り仰ぐ早季を起点にひたすら上昇し、神栖の町から日本列島、
ついには宇宙に浮かぶ地球の全体が視野に収められる。
俯瞰を歴史による支配の象徴とした前章の解釈を踏まえると
ここに暗示されているものはおそらく、歴史の逆転だろう。
「歴史を変えられるはずだった・・・これほどの好機は恐らく、もう二度と訪れない。」
圧政からの解放という大義を掲げ、「すべての我が同胞のため」に
人類に反逆したスクィーラが敗北の後に語る
この言葉には歴史が更新された可能性が示唆されている。

この場面で明らかになるスクィーラの本当の目的は全人類の制圧であり、
そのために人間の赤ん坊を手に入れて悪鬼の部隊を編成することだった。
新・人類史と仮に呼んだ本作の歴史とは、超能力を有した人間の出現によって
人類存続のための危機管理が極限まで追究されてきた過程だった。
彼はそのシステムを逆用して超能力者の支配を覆そうとした。
まさにそれは逆転と呼べるものだ。だがさらに進んで
この俯瞰図が意味するものは、神の座の簒奪による新たな「偽りの神」の出現という、
もう一つの逆転にまで及んでいるのではないだろうか。

「種は生き残るためだったら何だってするんだよ。」

第一部で瞬の口から出たこの一言に、すべては要約されている。
種の存続という絶対的な要件は、あらゆる形態の下で常に追求される。
高度な知的生命体の場合、そこに複雑な社会システムや技術が生み出されるが、
その帰結として階層分化や差別、有形無形の力による支配と管理と抑圧の構造が出現する。
これこそが歴史世界において新たな偽神が出現するメカニズムであり
むしろ、偽神そのものがこの盲目的な原理のメタファーだと言っていい。

ここに、本作の世界観が内包する極限的な原理、イデーがある。
勿論それは、私たちが今まさにその中で生きている現実にも重なるだろう。
SF的な世界観の有効性とは、現実の自明性を転倒させることにこそある。
神の如く不可視でありながら人間を支配する原理。あるいは人間性を喪失したシステム。
そして、偽神というアイロニカルな寓意によって人間存在の両義性が暴かれるのだ。


真理亜の告発の中に反復される「人間」という言葉。

 町の安定と秩序を維持するために子供たちを殺し続ける町が
 人間の社会としてまともでしょうか?

 こんなの、人間じゃなくて、不良品を選別するのと同じやり方だと思わない?

断罪裁判の法廷でスクィーラが放った叫び。

「私たちはけものでも奴隷でもない! 私たちは人間だ!」

二人の叫びに共通する「人間」という言葉。
この両者が響き合い、同一のベクトルを示していることに気づかされる。
それは「偽りの神」に抗おうとする、「人間であること」を否定された者たちの魂の叫びだ。
真理亜の反抗とスクィーラの反逆とは根本において一致するのである。
「偽りの神」と「人間」との闘争。このシェーマからはおそらく
作品全体を包括する主題の全体像が透視されるはずだ。
まさしく世界観と物語とが重なり合い融合する結節点をそれは示している。

そしてその最深の主題を導き出す鍵は、やはり早季に委ねられている。
最終回の後半部は、前半部の劇的な展開の余燼のようにも見えてしまうが
主題を開示するプロセスはこのパートに集約されている。
それは、早季とスクィーラとの一連の対峙による内面の変化として段階的に描かれる。
問題の核心部へと早季が接近し、ついに彼女が覚醒するに至る一連の流れの中で
我々はその視点に同化し、主題の内在的な理解に導かれるのである。

獄中のスクィーラとの対話。早季は人間たちへの謝罪を要求し拒絶される。
スクィーラの裁判。早季は法廷の外でつぶやく、「何が正しいのかわからない…。」
そして、バケネズミの正体にまつわる衝撃の真実が覚からもたらされ
人間が人間に対して行った悪魔の如き所業が明らかになる。その時、
「私たちは愧死するべきだった…。人間を殺したのよ… 何人も、何人も…。」
この瞬間の早季の心に、観ている我々もまた同化して同じ衝撃を味わっている。
そして同じ一つの問いの中に投げ込まれるだろう、
― 人間とは一体何者なのか? 人間が人間であり、我々が我々である根拠とは―。

・・・・・・・・・

前章で導かれた結論をここで想起しよう。
世界観が暴き出す人間性の限界に対し、その超克の地平を物語が開示する。
つまり、世界観が提起した問題に対して、物語がその解答を提示する。
本作特有の対置構造はそのような形で、主題に至るプロセスをアプリオリに内包したものだったのだ。
ヒロインの早季が物語の内部で問題そのものを生きることで、
俯瞰的な支配の原理に対立するもう一つの原理が彼女に具現され、物語の中に受肉化される。
早季に託されていたその原理とはこの、偽神に対抗する人間の原理なのではないだろうか。

世界観を反映したライトモチーフ、「偽りの神に抗え。」と
物語からの答えである「想像力こそが、すべてを変える。」
二つの言葉を並べれば、それらが一対で一つのメッセージになっていることがわかる。
言葉による説明ではなく、物語に最終的な決着をつける早季の行動の中にそれは表現される。

争乱の収束からおそらく一年後の追悼式典の日。
その日、当時の記録を展示した記念館を早季は訪れる。
彼女はそこで一人、肉塊のような姿になって生き続けているスクィーラと向かい合う。
親しみをこめて彼に語りかけ、互いが出会った日のことを回顧する。
それから、ある行動に出る―。
呪力を用いてスクィーラを燃やし、町が課した無限の責苦から自らの手で彼を解放するのだ。
これが、早季が「偽りの神」に反逆した瞬間である。

この時、彼女はすでに問題の本質をすべて理解していた。
スクィーラもまた偽神に抗い、滅び去った「人間」の一人なのだ。
彼らと共に悲劇を生きた証人として、早季もまた自ら偽神に抗いつづける道を選んだ。
立ち昇る炎は疑いもなく、人間という種の根深い宿業に立ち向かい
真の人間性の回復を希求する、遠大な反抗の始まりを告げる狼煙である。
{/netabare}


全編を締めくくるのは、やはり「家路」である。
とめどなく郷愁を誘うメロディは、亡き魂に捧げられた挽歌のようだ。
ラストシーン。鮮やかな残映の中に、在りし日の姿をよみがえらせる懐かしい人たち。
荘厳な響きとともに彼らを包んでいる夕空には、深い安らぎがこもっている。

「早季、ありがとう。」「ずっと一緒よ、早季。」
次々にかけられる温かい言葉は、彼女が託された使命に全力で応え切った証しなのだ。
そして、遥かな未来への出発をさりげない一言にこめて、この壮大な叙事詩は幕を閉じる―。

― 早季、そろそろ行こうか。―


(初投稿 : Ⅰ 2021/01/16,Ⅳ 02/21,ⅡⅢ 03/21)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 30
ネタバレ

ななろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

面白かったです。

ウエブの記事紹介を読んで、観ようと思い見てみました。

評価が高い小説のアニメという事で、様々な設定量が半端では無くその時代の社会情勢を理解するのに理解不能になると思い、初の覚書をここに書いてしまいました。

一つの時代の物語を読む分には大変楽しめた小説だったのだと思いますが、アニメでの描写が加わり魅力が増えた分はどう評価するべきなのでしょうなのでしょう。

小説は読んでいないのに勝手な想像ですが、小説のほうが良い評価だと思います。アニメを観ていていると原作を忠実に描いている感があって映像が追加されたのにそれが生かしていない感というか物足りなさというか。

最後の、バケネズミの設定にも小説的で深いものを感じてしまいました。

ただ、アニメとしても充分楽しめた作品でした。



以下の記述は、感想ではなく今回理解できない言葉等が多いので、ちょと整理がてら各話毎メモ書き代わりにここに書き込みした分で後半の記述が無いのは大体理解したからかな。

17話目{netabare}
237年7月26歳になった早希は異類管理課にて朝比奈覚に会う。
異類=バケネズミの研究と管理をしている早希に、ベッコウバチコロニーにて攻撃を受けたので戦争をや小競り合いをしているコロニーが無いのか確認に訪れたのだ。

オオスズメバチ系コロニーとシオヤーブ系コロニーの対立が懸念され両代表としてキロウ丸とヤコ丸が委員会に呼ばれ互いの主張を聞くが結論は出なかった。
その後、両コロニーでの戦争が始まり、早希は覚からオオスズメバチ軍が全滅した事を知る。

16話目
町が生きることを許さない事と町の異常さを悟り共に姿を消す事を選んだ真理亜の手紙を読む。

ナレーション
二度と会えないという予感はなぜか確信へと変わっていた。

ヤコ丸と口裏を合わせて、二人は死んだと報告する事にする。

15話目
事情を知ると思う真理亜と守を助けたバケネズミスコンクに会うためにボクトーガコロニーを目指す為に、シオヤーブコロニーに向いスクイラー(ヤコ丸)の協力を得る。
女王に挨拶した際に、女王が手術を受けて意識が無い状態になっていることを知り民主政治を行なっている事や人間が捨てたコンクリート等の技術を使い将来、人間の代わりになるのではないかと心配する。

翌日、武装しているバケネズミとともにボクトーガコロニーに行くと、ヤコ丸に利用されボクトーガコロニーの攻撃に呪力を使い手を貸しコンクに会うことができるが、行き先は知らず手紙を手渡される。

14話目
戻ると教育委員会に呼び出された早希。
そこでの、事実確認の最中ふじょう猫を存在を口にした早希を処罰する事にした所に、倫理委員会の会長が現れ不問にする。

囲炉裏端に案内される早希は、そこでふじょう猫がくつろいでいる姿を目撃する。そこで、呪力には核爆弾よりも増す無限の力が在るために、その脅威を排除するために逃げている二人を教育委員会は必ず抹消すると伝えられる。
3日の猶予の間に二人を連れ戻せれば、今回の事は不問とし拾集する事を約束する。
何故そんなに影響力があるのか聞く早希に、自分の年齢は267歳であることを告げ、何も無い私は時間とその時の記憶を利用し今の権力を手に入れた事を告げる。

再度、真理亜と守の元に戻る早希と覚だったが、そこには何も無くなっていた。

13話目
ソリの跡を見つけて後を追う三人は、途中でソリの跡を追うバケネズミの足跡を見つける。

守と再開した三人は、ふじょう猫に2度襲われた事を聞き事実確認できず帰れなくなる。

12話目
覚のおばである倫理委員会議長 朝比奈とみこと会う早希。
そこで、早希に将来倫理委員会議長を継いで欲しいと言う。
人格指数が高く指導者に最適である事が、夏期キャンプ以降の観察から解る。当時、処分されなかったのは倫理委員会から教育委員会に働きかけ決めた事。

2つの恐怖、悪鬼と業魔を恐れる教育委員会。
議長は、この目で見た悪鬼の事例を早希に語る。
そこで、どうやって悪鬼を止めたのかを聞きその後、悪鬼が現れる可能性を取り除く事にした。
最初は、バケネズミを使用し、その後倫理規定は17歳まで教育委員会で処分可能となり猫から呪力によってふじょう猫を作り出し事前に取り除いていた。
そして20年前、悪い呪力の漏出による業魔になった話を伝える。

そして、鎖は常に一番弱い所から破断する。なので、倫理委員会はもっとも弱いものに注意を図らなければならない。
悪鬼や業魔を出さない為になにをしなければならないか、その時に思い出すようにと。

守が失踪し探す真理亜、早希、覚の三人。早希は、”鎖は常に一番弱い所から破断する”という言葉を思い出す。

11話目
2組から編入された涼、そして当番委員として二人一組に振り分けられる。建前は、様々の行事の準備作業をするものであるが、男女お互いの指名であり愛を告白する公式行事にもなっていた。

早希は涼に当番委員の事で、何故私を指名するのかと問いただす。
涼は、夏期キャンプでの想い出を話すが思い出せない。
早希は覚とすれ違った時に何かの不可解を感じていた。
不可解な夢を見て涙する早希。

そして早希は、涼に夏期キャンプでナイトカヌーの鉄則を問いただす。そして覚と別れた理由やキャンプで僧侶がどうして死んだのかを聞くが、早希はその場に居たのは涼ではないと確信し覚も、涼とは付き合ってないと確信する。

想い出を辿る早希、覚、守、真理亜の4人は、謎の男の存在を自覚するが思い出すことは出来ない。

早希、覚、真理亜の三人の前に倫理委員会の使いが現れる。

10話目
ふじょう猫を前に、何かを唱え撃退する早希。
奇形動物の居る解らない世界で瞬を探している所で、瞬を見つけるが、こんな所にいてはいけないと言われる。
面をつけた瞬は、10分だけ時間作るのでその間に質問に答えると言う。
瞬は、事情を説明する。
全ての問題は人間の心、無意識から起こると言う。人間はどうやっても自分の心を制御することは出来ない。それが呪力には顕著に現れて呪力は無意識化でも呪力を使っていて、八丁じめは、実は内なる敵に対して行われていて無意識の呪力がミノシロを含む奇形腫を作る事を教える。そこに奇形腫になった瞬が買っていた犬スバルが現れ瞬自身が無意識の暴走によりごう魔になったと言う。

早希の母から特別に借りたごう魔化の知識を得るために書かれた本に自分自身の記録を付けているという。

どうすれば、元に戻るのか答う早希に、もう暴走する呪力を停める事が出来ないと説明を受けたと言う。

そこに、ふじょう猫が現れ瞬を助けようと戦うスバルだったが、ふじょう猫に食われる。それを見て、ふじょう猫を殺す瞬であったが自らの呪力の暴走によって命を落とす。

9話目
瞬が学校に来なくなって4日、瞬の伝言の意味を知りたいと探そうとする4人。
真理亜と守は学校の友人の話をきこうとするが、瞬と同じ村の人間は全て休んでいた。
早希と覚は、瞬の家に行もうとするが、そこに向かう道筋には全て結界がはられていた。

村に忍び込んだ早希と覚は、村自体がなくなっている事を知るが、何が起きているのか理解できない。

家に帰った早希は、両親に瞬のことを聞くが、その話は禁じられていると言うが、父は人生には多くの試練が訪れるが親しい友達との別れもその一つだと言われる。村は大きな事故によって瞬とその家族は行方不明になっていて、これ以上の詮索は絶対に行けない。と両親から懇願される。

夜、昔自分の名前の意味を調べた時に末っ子と言う意味があった事を思い出しそして姉の存在を思い出した早希。
そこに真理亜が訪れて、守と二人で中庭に忍び込んだ時に、先生が現れてこうま化する前にふじょう猫を使うと言う。そして先生は、優秀な生徒だったのに残念だ青沼瞬とつぶやいたという。

身支度をして瞬を探す為に再度忍び込む早希の前にふじょう猫が現れる。

8話目
前話より2年後の世界。
14歳になり瞬と覚、早希と真理亜は共に、性的接触や仲間内での触れ合いをしていたが、瞬は覚に別れを告げる。

早希に瞬は2年前に呪力を復活させたことは、大人達にバレていて監視されていて猫は気をつけるようみんなに伝えてと伝言を残し別れる。

7話目
およそ3,000の敵を前に引き戻す。
追われていた二人の前に、オオススメバチの援軍が現れ救われる。
リーダーのキロウ丸を救った覚達。

ナレーション
大人の目を欺き呪力を回復させたが、それがとんでもない錯覚だった事に、まだ想像だにしていない。

6話目
誰にも教えてはならないマントラを見せ合おうとする早希と覚。
紙に書いて一瞬見せ合うが互いに文字が読めなかったというが、早希は、紙の跡からマントラの文字を知る。

覚のマントラの文字を知る早希は、儀式によって覚の呪力を復活させる。
地上に出た二人は、逃げる為には毒蜘蛛のコロニーを攻撃することが最大の防御だとし呪力を使いコロニーを攻める。
その後、バケネズミの手引きによって毒グモの本陣に向かうが、多くの罠に遭遇し呪力を酷使し疲労する覚の身を心配する早希、本陣で目にしたのは、驚愕するほど数の多い敵だった。


5話目
僧侶が風船いぬと戦うが風船いぬが爆発し共に消える。
そこに現れたバケネズミに囚われた覚と早希だったが、逃げ出した所を以前助けたバケネズミに救われる。

バケネズミはコロニーに2人の神様が御降臨されたとし、女王に引き合わせる。女王は客人としてもてなす。
土蜘蛛コロニーと敵対するバケネズミは覚と早希に呪力を使い打撃を与えてくれるように請うが、呪力を封印された二人は、許可無く呪力は使えないと理由をつけ断る。

その夜、土蜘蛛がコロニーを襲い覚と早希は逃げ出す。

4話目
早希”なんでこの辺りはヒキガエルがいっぱいなんだ”と場違いな発言をする朝比奈覚を尻目に、ミノシロモドキに質問をする”悪鬼、ごう魔は実在するのか?”

すると検索利用するには、利用登録が必要と説明し始めるが、脅迫する事によってこの手続きは省略される。
悪鬼は、先史文明末期に現れた症候群で、現在は確認されていないが将来出現する可能性は高い。
ごう魔とは、先史文明崩壊する直前に出現した橋本アッピルバーグ症候群の重篤期患者に対しての俗称。科学によってサイコキネシスを得た人間が全人口の0.3%まで達する。黎明期のPK能力者はまだ微弱な能力しか無かったが社会秩序を破壊するには充分の可能性を持っていた。
日本において、決定的な引き金になったのが少年Aが引き起こした事件。PKを使い鍵を開け女性19人に暴行17人を殺害した。A逮捕後も、PKを使った無差別テロが多発しそこに政治的、人権的、思想的対立などが絡みあい世界は戦いの時代に突入した。
生命の危機を感じた生き残った能力者は、PK能力が更に進化をとげ世界人口は、最盛期の2%になった。これが500年続いた暗黒時代の始まりとなる。

奴隷王朝は衰退し、化学文明の継承者が立ち上がる。
PK=呪力
現在の社会は、悪鬼とごうま魔を作らないように、人が人を呪力を使い殺す可能性のある対象者は抹殺する様に作られた世界。

ミノシロモドキは僧侶に処分され規則を破り禁を犯した5人は、僧侶により呪力を封印される。


3話目
570年後の関東
PKが途絶える今、ひ?き?皇帝の暗殺シーン

千年後の話がぜんじん学級に戻る
利根川夏期キャンプ
風船犬の話 怒らせると風船のように膨れ続くと死ぬ。
その後”悪魔のみのしろ”出会う。=みのしろもどき=見たものは遠からず死ぬ

ナレーション
古代の文献ではほとんど言及されていない。
千年以上前の文明期の文献にみにしろに関しての文献は無い。
なので、みのしろはここ数百年前に突然現れたものと思われるが、進化の常識を考えると突如このような新種が生まれることは考えられない。
みのしろに限った話では無く、みのしろを含む数百種は天から湧いたように登場している。
近年、新たな仮説は、みのしろを含む数百種は人間が無意識で働く領域で急速に進化を加速されたものである。

先生の指示を破り許されていない霞ヶ浦に上陸する。
見晴らしの良い所を目指し登っていると古い神社前に出る。
そこで、悪魔のみのしろに出会い。捕獲を試みる。
捕獲した悪魔のみのしろは、自分は、”国立国会図書館 筑波館。自走型アーカイブ自立進化バージョンSE778HΛ(ラムダ)”だと答え、すべての書籍は、内部に記憶させており閲覧可能だと言う。

2話目
500年後の関東
新生桜王朝、第5代皇帝陛下 大かんぎ帝、即位
最初に拍手を辞めた100人を禊の日の生贄とされる

話がぜんじん学級に戻り
180年前のごう魔に変わっていった少年が湖に姿を消した話をする。
1月後、ぜんじん学級の搬球トーナメント。
2班の中に呪力を使う倫理規定違反の疑いが起きる。
後日、名簿の2班だったと思われる片山学の名前に印が押されリストから消されたと思われるカット、その後姿を消す。

夏期キャンプ利根川登り
ばけねずみ 子供の目に触れないようにしている。
川に落ちたバケネズミを呪力を使い助ける早希。

真理亜は私が生まれた2週間後に未熟児で生まれた。ナレーションの私とは誰?=早希(キャスト ナレーション=遠藤綾)
真理亜が生まれて来なければ結果的に大勢の人が死ぬことが無かった。

1話目
冒頭、現代と思われるシーンで少年が多くの人を殺戮している場面から田園が広がる過去か未来なのか不明の場面に変わる。
さとると言う少年とマリアが遊びの勝敗を話す。
猫だましを恐れみのしろと言う動物がいる珍しくない風景。

"千年後 茨城 神栖六十六町"テロップ。

しょうじょう寺という八丁じめの外で渡辺早希。
成長の護摩を焚く儀式を行い、じりょくを封印されマントラを授かる。
そして住職は、渡辺早希に新たな精霊を呼びじりょくを付与されると言う。

儀式中の回想シーン、自室で睡眠中に部屋中の物が飛び交いそこに両親が現れてこの現象が宿霊といい、上位の学校に登れる事を喜ぶ。

その後、ぜんじん学級 学校に編入シーンへ
伊東守はゆうわいえん。

わきえん組の知り合いと編入を喜ぶ、青沼瞬、朝比奈覚、秋月真理亜、天野麗子、覚に編入がビリで遅かったとちゃかされるが他にもまだ何人もいたと言う渡辺早希に友人達は顔を曇らせ話題を変える。

禊を不思議?と言う謎のお面のカットシーン

早希、鐘の音で”みょほうのうじょう”と雰囲気が似ていると言う。

わきえん=学校の話。
秋、大きな猫の影=ねこだまし=子供を狙っている=ふじょう猫
早希の回想。母にねこだましを見たという。
後に母は”早希はふじょう猫を見た。もう子供を無くすのは嫌”と父親と話すのを聞いてしまう早希。

その数日後、天野麗子の姿が学校から消える。
{/netabare}

小説のアニメ化ということですが、1話めを見ましたが正直不思議だらけで理解不能です。

もしかしたら小説からのアニメという事が関係しているのか、それともそういう展開の話なのか解りませんがもう少し見てみたいと思っています。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

この新世界が、私達の未来でないことを切に願います。

2012年10月より放送。
全25話。


【前置き】

放送時は未視聴。
後にBlu-ray&DVDが全巻発売されてから一気見させてもらいました。

原作小説は未読ですが、著名な小説家である原作者、貴志祐介さんの実写映画作品『ISOLA』『黒い家』『悪の教典』等は視聴。
中でも『黒い家』は、当時まだ聞き慣れない言葉であったサイコパス(反社会性パーソナリティ障害)を扱った名作で、今でも大好きな作品です。

その原作者が描く、長編サイエンス・ファンタジーのアニメ化。
気にならないわけがありませんでした。


放送当時は、終盤からの視聴者の盛り上がり(手の平返し?)が、とても印象的で
「最初はしんどいけど、最後まで追って本当に良かった。」
こんな声が、とても多いように思えましたね。

と言うわけで、序盤は気乗りしないままの視聴開始でした。
……ですが、思った以上に私は、最初から作品の魅力に引き込まれたのでした。



【あらすじ&世界設定】

現代よりおよそ1000年後の未来の日本が舞台。
人が「呪力」と呼ばれるPK(念動力、サイコキネシス)を操ることが一般的となっていた時代です。

PKと聞くと、とある任天堂ゲームに登場した少年の

「PKファイヤー!! PKファイヤー!! PKサンダー!!!ああぁうぅぅ~~ん~~(´Д`)」

で、馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
はい、アレですね。
あんな感じの能力が、およそ永久機関の如く人間全員が使える世界というのですから、とてつもないですね。


それに、1000年後というわりに町並みは現代でいう田舎のような情景が並び、服装もどこか近代史以前の趣に感じるので、ここでまず時代背景に対し疑問符が浮かび上がります。
私達の暮らす現代から、1000年の間に何があり、何故このような情景に至ったのか……と。
くわえて、「バケネズミ」と呼ばれる、言葉を交いせる巨大なネズミまで舞台に登場するのですから。

そんな神栖66町という町で暮らす主人公達の物語が、年代毎に大きく分けて3編に分けられ、シナリオは展開していきます。
12歳(1~7話)
14歳(8~16話)
26歳(17~25話)
改めて見ると、話数の構成も綺麗に分けられてますね。

全25話の中、こう時期が飛ぶ演出が2回も起きて話が展開するのは、中々珍しいかもしれないですね。
ただ、原作小説もページ数は上下巻合わせて1000ページを越える長編なので、そのボリュームから考えれば、おかしな話ではないかと。



【論じてみる】
{netabare}
1話の時点からジリジリと忍び寄る、見えない恐怖の描き方は見事でした。
登場キャラが把握出来ていない段階で、大きな違和感も無くキャラがいきなり一人消えるので、
「えっ?、誰が消えたんだっけ?」
と、当初は戸惑ってしまいました。
結果、二度と戻ってこなかったという点から見ても、本作は容赦無いシナリオ展開だとつくづく思います。
この時に限った話ではなく……。


時代背景に関するネタバレイベントも、思ったより早く(4話)に起こり、この回は聞き入りましたね。
本作の根幹に関わる内容や、後の伏線も盛り沢山でしたし。
ここ辺りから私は、もう完全に本作の虜になっていました。

容量890ペタバイト(1テラバイトの1000倍×890)に及ぶ情報量から語られる過去の真実。

「私達のいる現代に、もしこのような超能力者が誕生し出したら、世界はどう変わっていくのか。」

という状況が、そのまま現実的にも起こりえそうなエピソードで語られていくので、ここで初めて本作が、現代の未来の話なんだと受け止められました。


ここで語られた、超能力者同士が共存していく上での社会の成り立ち。
先でも述べましたが、「呪力」で使えるエネルギーには上限が無く(勿論、術者の体力や精神力等にもよりますが)、強力な呪力行使は核兵器の威力すらも上回るとされています。

人間全員がそんなチート能力者だと考えれば、一人反旗を翻した者が現れただけで、それだけで世界はひっくり返ってしまいます。

そこで生まれたのが

『人は人を殺せないように遺伝子操作された、攻撃抑制』



『それでも攻撃してしまった場合に起こる、愧死機構(きしきこう)』

でした。
愧死機構とは、抑制を遮り尚も人へ攻撃をしてしまうと、術者は無意識的に呪力を発動させ死んでしまうというもの。

しかし極めて稀に、その愧死機構が生まれつき働かない悪鬼(あっき)という精神病質者も生まれます。
この悪鬼に関しては、まさに著者が昔に描いた『黒い家』や『悪の教典』のテーマでもあった、サイコパスorサイコキラーのように、罪悪感も無く他者を攻撃する人格破綻者や快楽殺人者のイメージでした。
ややこしいですが、アニメの『PSYCHO-PASS サイコパス』に登場する「槙島聖護」のような、稀に産まれる「免罪体質者」と似通った解釈にも思えますね。


この設定が尾を引いて、後の抗争の展開をも大きく変えていきました。
今考えれば、この設定から最後の展開を想像したというよりは、最後の展開を描くにあたって練られた設定が、この愧死機構だったように思います。

作中、この悪鬼(厳密に言うと違ったのですが)が、バケネズミと共に責めてきた際の倒し方は、
「あぁ、なるほどっ!!」
と思わせるもので、納得がいくと同時に良い意味で
「この設定に騙されたっ!!」
といった気持ちになりました。

『嘘をつくのが上手い人は、面白い話を描く才能がある。』と聞きますが、この著者は、まさにっ!て感じがしますね。



ただシナリオと関係ないところで、唯一上げたい欠点。
作画担当者が多いことが起因しているのか、キャラの顔デザインに違和感がある回があったことですね。

12歳時のシナリオなのに、回を跨ぐといきなり大人な顔立ちになってたり、再び回を跨ぐと子供顔に戻ったり………。
これが明らかに分かるレベルで違和感があったので、ここだけは大きなマイナスでした……。
作画自体は悪くないので、ここが実に惜しい点です。
これも、一気見したからこそ強く感じたのかもしれないですが。
{/netabare}



【バケネズミ、スクィーラの叫び】
{netabare}
本作最終話、最後のスクィーラの裁判での言動は、重くもやはり1番印象に残りましたね。

ただ正直なところ、あの4話で語られたバケネズミの出現時期や、なにより能力者と無能力者の当時の立ち位置、消えた無能力者の行方からも

「バケネズミは、能力を持たない人間の成れの果てではないか?」

と勘ぐって(全く確信はありませんでしたが)しまっていたので、最後のインパクトはさほどありませんでした。

なので最終話では、驚きというより、
「やっぱりキタキタキタ!!」
という気持ちになっちゃいましたね。
少なからずそういう方もいらっしゃったようですが、これは勘ぐらずにいた方が、最終的に本作を楽しめたかもしれませんね。

ただその理由が、

『「愧死機構」の呪縛を断ち切る為に、無能力者の風貌を人と違う異形のものに呪力で変えた。』

という、無能力者に対してあまりにも非人道的な考えの結果だったという点は、想像の遥か上の胸糞悪さを憶えました。
よくこんな惨たらしい展開を思いつくものですね(最大の褒め言葉)。

どーでもいい話ですが、とあるアニメに登場する無能力者を代表するあのセーラー服の女の子なら、まず間違い無くバットを持って抗議デモを起こしていたことでしょうね。


「私達は、貴方達バケネズミを管理していただけ。」
作中で人間が、『あくまで私達は雲の上の存在(神)である』ことを前提に話をしていたことが、彼らバケネズミにとってどれほどの嫌悪を抱かしていたのでしょうか。

「相手の立場になってものを考える」ということ。
バケネズミ相手にそれが100%出来ていた人間は、結局のところ作中では最後まで誰もいなかったと言えるでしょう。

こういう現代にも通じる問題提起を残してくれる作品は、余韻にも浸れて大好きです。
名作と呼ばれる作品は皆こう、記憶に残り、後々思い返させ、そして考えさせられる作品だとも思いますしね。
{/netabare}



【総評】

ジャンルとしてだけ見れば、原作者の作品の中では異質に見えるかもしれませんが、蓋を開けてみれば実に原作者らしい、おどろおどろしくも興味を掻き立てられ、尾を引く印象強い作品となっていました。

数日で一気見が出来たからかもしれないですが、視聴前によく見た「最初はしんどい。」という印象も個人的には無く、ただ続きを追うのが楽しみで、ちゃんと最後に1番盛り上がるという、名作の道筋が出来ているようにも感じました。


惨たらしさでインパクトを与えてくる作品は、これまでも数多くありました。
中には、インパクトを重視して過程を軽んじてしまい、結果的に惨たらしかったとしか記憶に残らない作品もありました。

しかし本作は、なにより過程と、理由ありきの惨たらしさなので、そういう傾向の作品が苦手な方でも、重厚なサイエンス・ファンタジーが見たいと考えた時は、是非候補にあげてほしい作品だと私は思います。

またいつか見返したい作品ですね、勿論一気見で。

ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『スクィーラ』声 - 浪川大輔さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『天野 麗子』声 - 堀江由衣さん



※※※
以降、駄文なので〆ておきます。
{netabare}


作中、人間同士の争いを防ぐために、遺伝子操作により攻撃抑制や愧死機構を与えられた人間でしたが、

他にも、類人猿「ボノボ」の生態を真似て、個体間の緊張やストレスが高まると性別に関係無く、

『性衝動に似た、肉体的接触』

を行い解消するというものがありました。


少し話は逸れますが、進撃の巨人等も連載されている別冊マガジンでは、本作「新世界より」の漫画版が連載されています。

こちらは、本筋は同じながら原作やアニメ版とはまた違った構成や新たなキャラでの展開を見せており、これがまた非常に面白いのです。

作画も非常に綺麗で、そこから描かれる惨たらしさは、本作を良い意味で更に胸糞悪く魅せてくれています。


そして、なにより。

この漫画版は……。

女性同士、かなりの性的接触…いわゆる『ボノボって』くれていますっ!!!


古本屋で漫画1巻を見つけ、何気無しに立ち読みした私は、思わず

反応が顕著なトコロが、

顕著なカタチで、

ズボンからでも顕著に、

分かってしまう状態になってしまった程でした。


そして、私はそのまま迷わず威風堂々と、その古本屋をあとにしたのでした。


書店で、この単行本を「新品」で買い揃えるために。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 42

87.6 17 百合アニメランキング17位
咲-Saki-(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (3262)
15678人が棚に入れました
宮永咲(みやながさき)は高校一年生。奇跡的な麻雀を打ってのける(毎局プラスマイナスゼロで和了(あが)ることができる)美少女。
原村和(はらむらのどか)の天才的な打ち方に感化され麻雀部に入部することを決意する。二人の天才美少女がインターハイの頂点を目指す。

声優・キャラクター
植田佳奈、小清水亜美、釘宮理恵、伊藤静、白石涼子、福山潤
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

第1回、勝手に秋の咲祭り ~麻雀って楽しいよね~

始まりました、「第1回、勝手に秋の咲祭り」。季節も秋に変わったので、お気に入りシリーズを順番に紹介していこうと思います。本編よりも気合を入れ過ぎた「余談」もあるので、麻雀の魅力を味わっていただけたらと思います。


◆この作品で伝えたかったこと◆

この作品で伝えたかったこと、それは「麻雀って楽しいよね」ということだと思います。

本作の主人公の咲は子どもの頃家族と麻雀を打っていたが、家族がバラバラになってしまったのと同時に、麻雀から離れてしまった。

しかし、高校生になって和と出会ったことによって麻雀部に入部することとなり、多くの人たちと対戦することによって心の奥底に沈んでいた気持ちを思い出す。そんなストーリーだと思います。

麻雀って聞くと、なんだか暗くて危ないにおいがする。賭け麻雀だったり、雀荘のタバコのにおいだったり。

でも本当は、音楽やスポーツとおんなじで、麻雀も人と人とをつなぐもの。新たな出会いをくれるもの。

山の嶺に咲く花のように、麻雀は私たちに美しい世界を見せてくれるのかもしれません。


◆高校別好きなキャラ選手権◆

私の好きなキャラを高校別に選出しました。基準は見た目、ではなくて、「性格」と「プレースタイル」を重視です。

☆清澄高校
{netabare}竹井久(伊藤静さん)・・・清澄高校麻雀部部長にして、中堅。あの「悪待ち」はまったく真似できませんが、自分のスタイルを貫き通す姿は魅力的。ちょっとおばさん臭くて、まとめ上手なところも私は好きです。{/netabare}

☆風越女子高校
{netabare}福路美穂子(堀江由衣さん)・・・名門風越の部長にして、先鋒。閉ざされた青い右目を開くと、場の状況を的確に把握し、自分に有利となる高度な打牌を見せます。密かに久に想いをよせているところが、またGood。{/netabare}

☆鶴賀学園
{netabare}加治木ゆみ(小林ゆうさん)・・・部長っぽいけど実は部長じゃない、大将。特別な力は持っていませんが、その場に応じた臨機応変な打ちまわしが上手いです。落ち着いた雰囲気と、冷静で的確な判断力も魅力的。{/netabare}

☆龍門渕高校
{netabare}天江衣(福原香織さん)・・・前年度インターハイ出場校の、大将。「一向聴地獄(イーシャンテン地獄)」や「海底摸月(ハイテイラオユエ)」などの強力な必殺技をもつ、まさにラスボス。でも本当は子どもで、さみしがり屋なところがかわいい。{/netabare}


☆おまけ~ルックスランキング~

{netabare}1位、東横桃子(斎藤桃子さん)・・・加治木を慕う姿と、よくわからないけど見た目がなぜか好き。あと○が大きい。
2位、福路美穂子(堀江由衣さん)・・・一番の美人はやっぱり福路さん。青い目もきれいです。あと○が大きい。
3位、原村和(小清水亜美さん)・・・エトペンを持っている姿と、頬を染めた表情がかわいい。あと○が大きい。{/netabare}


◆忘れられない思い出◆

この作品も私がアニメを見始めた「初期の作品」なので、忘れられない思い出が詰まっています。

{netabare}私が学生だった頃、バイト仲間と「チーム麻雀」というものをつくり、毎晩毎晩朝まで麻雀を打っていました。バカみたいな毎日でしたが、今思うと懐かしく楽しい時間だったように思います。

そんな麻雀を打ちながらよく見ていたのが、この「咲」という作品。特に県予選決勝戦の大将戦のラストは、飽きるくらいに見返しました。

『清一 対々 三暗刻 三槓子 赤1 嶺上開花 32000です!』{/netabare}

咲という作品があったからこそ、私の若かりし青春があったのかもしれません。


◆まとめ◆

咲の大きな特徴の一つに、「麻雀を知らない人でも楽しめる」ということがあると思います。

私も咲と同じように子どもの頃から家族と麻雀を打っていたので、ルールはそれなりに理解していますが(符の計算はできませんが)、麻雀のルールはかなり複雑で細かいです。

でも、この作品はそんなことを知らなくても十分に楽しめる。「バトルアニメを見てるのかな?」と見間違うかのような派手な演出と、常軌から逸した異能バトルによって、よくわからないけど面白い。あと何故だか「百合展開」も織り交ぜてくるので、飽きずに見ることができます。

それでもやっぱり、麻雀のルールを知っている方が楽しめますよね。

ぜひ咲を見て、麻雀の秋を味わってみてください。


最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。



◇余談◇

『第1回、松実玄の麻雀入門教室 ~麻雀入門は、おまかせあれ!~』

※ 「勝手に秋の咲祭り」ということで、またまた勝手に私(玄)が阿知賀編に登場する松実玄ちゃん(現在のサムネの女の子)に扮して麻雀教室を開催致します。麻雀を知らない方でも理解できるように努めましたので、興味のある方はぜひご一読願います。(ただし超絶長いです、ごめんなさい)

{netabare}
☆自己紹介☆

玄 :こんにちは。阿知賀高校麻雀部の「松実玄(まつみくろ)」です。今回は私が講師となって、みなさんに麻雀のルールや魅力を紹介させて頂きます。精一杯頑張りますので、おまかせあれ!

玄 :それでは、今回いっしょに麻雀教室をやってもらう特別ゲストを紹介します。どうぞー。
和 :こんにちは。清澄高校麻雀部1年、「原村和(はらむらのどか)」です。玄さん、今日はよろしくお願いします。
玄 :和ちゃん、久しぶり。今日はよろしくね。
優希:清澄高校麻雀部1年、「片岡優希(かたおかゆうき)」だじぇ。ところで玄さんは、のどちゃんといっしょでおっぱいが大きいじょ。
和 :こら!優希!
玄 :そうですね。和ちゃんは小学生の頃からいい物をお持ちで・・・。今では、私よりも大きそう。
和 :玄さんまで・・・。
玄 :それではお二人とも、今日はよろしくお願いします。


☆大まかなルール☆

優希:で、何から始めるじぇ?
玄 :まずは、大まかなルールを説明をしたいと思います。和ちゃん、麻雀ってどんなゲームかな?
和 :そうですね、麻雀は麻雀牌を使って遊ぶテーブルゲームです。最初に牌(13枚)を配ってスタートし、親から順番に山から牌を引いて手を変えて、一番早く「完成の形=あがりの形」をめざす競技です。
優希:さすが、のどちゃん!あとは、あがった手の形(強さ)によって相手から取れる点数が変化するんだじぇ。
玄 :二人とも、そのとおり!麻雀は「手を完成させるスピード」と、「手の強さ」で勝負を競う競技なのです。


☆麻雀牌とその種類☆

玄 :それでは、優希さんに質問です。これは何でしょう?
優希:何って、玄さん。これは「麻雀牌」だじぇ。(※みなさんも、Google先生で「麻雀牌」と画像検索してみてください)
玄 :優希さん、そのとおり。絵や文字が書かれているこれらの牌を『麻雀牌』と言います。麻雀牌には1~9までの数字が書かれている『数牌(スウハイ)』と、「東」や「中」といった漢字が書かれている『字牌(ジハイ)』があります。
和 :「数牌」は大きく3種類に分類できますね。赤い文字で「萬」と書かれている『萬子(マンズ)』、青色で「丸」が描かれている『筒子(ピンズ)』、緑色の「竹」の絵が描かれている『索子(ソウズ)』の3つです。
優希:「一萬(リャンワン)」や「六筒(ローピン)」、「七索(チーソウ)」みたいに、それぞれに1~9までの数字があるから、数牌だけで27種類の牌があるじょ。
玄 :すごい!優希さん。これも算数ドリルの成果ですね!
和 :いえ、玄さん。これはただの九九の問題です。特別すごくはありません。そもそも何で、玄さんが算数ドリルのこと知っているのですか。
優希:のどちゃんはおっぱい大きいのに、意地悪だじぇ。ちなみに、「字牌」には方角が書かれた『風牌』と『三元牌』ってのがあるんだじぇ。
玄 :「三元牌」は何も書かれていない『白(ハク)』、緑色の文字の『發(ハツ)』、赤文字の『中(チュン)』のことだね。この三元牌は3枚そろえると、「役」がつきます。
和 :「風牌」は『東(トン)』、『南(ナン)』、『西(シャー)』、『北(ペイ)』のことですね。それぞれにあった条件で3枚そろえると、風牌も「役」がつきます。
優希:二人とも、初心者の人にはまだ「役」はわからんじょ。字牌は東、南、西、北、白、發、中の7種類だから、麻雀牌は全部で34種類。それぞれにおんなじ牌が4枚ずつあるから、全部で34×4=「136枚」の牌を使ってゲームをするんだじぇ。
和 :これはさすがに算数ドリルの成果ですね。
玄 :優希さん、すごい!この麻雀牌を13枚配った状態でゲームはスタートし、順番に山からに1枚ひいてはいらない牌を捨てる。1枚ひいてはいらない牌を捨てる、を繰り返して「上がりの形」をめざすのです!


☆上がるための条件その1☆

玄 :それでは、優希さん。上がるためにはどうしたらいいでしょう?
優希:タコスをたくさん食べることだじぇ!
和 :優希、この場合タコスは関係ありませんよ。
優希:のどちゃん、タコス力は重要だじょ!
玄 :私もおもち好きだよ。
和 :玄さんまで・・・。「上がるための条件」は大きく分けて、「2つ」あります。一つ目は『4面子1雀頭』といわれる『上がりの形』をつくることです。(※Google先生で、「麻雀 アガリ形」と検索してみてください)
優希:『面子(メンツ)』は、「3枚の牌でつくる1グループ」のことだじぇ。『雀頭』は、「同じ牌2枚でつくる、2枚1ペア」のことだじぇ。
玄 :つまり、3枚1グループが4つ(4面子)と2枚1ペアが1つ(1雀頭)の「14枚」で上がりの形になります。基本的に手札に13枚の牌を持った状態でゲームは進行するから、最後に14枚目をひいて上がりの形が完成するんだね。
和 :3枚1グループの面子には、『順子(ジュンツ)』と呼ばれるものと、『刻子(コーツ)』と呼ばれるものがあります。『順子』は「2-3-4」や「7-8-9」のように「同じグループの数牌を連番で集めること」です。『刻子』は「中-中-中」や「三萬-三萬-三萬」のように「同じ牌を3枚集めること」です。
優希:『雀頭』はさっき言った「同じ牌2枚でつくる、2枚1ペア」のことだじょ。通称、『頭(アタマ)』とも言うじぇ。
玄 :この「頭」を1つと、「順子」か「刻子」を4つ組み合わせて、上がりの形をつくります。たとえば、「二萬-三萬-四萬-三筒-四筒-五筒-七筒-七筒-七筒-五索-五索-六索-七索-八索」といった感じになります。(※Google先生の2番目の画像のアガリ形の手です)


☆上がるための条件その2☆

和 :それでは、二つ目の条件ですね。二つ目は『1ハン以上の役が必要』ということです。
優希:さっき玄さんが言った手を子が門前(メンゼン=鳴かないこと)でつくった場合でドラを「五索」とすると、最高で「リーチ、一発、ツモ、タンヤオ、ドラ、ドラ」で跳満(ハネマン)12000点だじぇ。
玄 :そう、今優希さんが言った「リーチ」、「一発」、「ツモ」、「タンヤオ」、「ドラ」が役です。6つ(5つ)全てが1ハンの役なので、合計6ハンで「跳満(ハネマン)」となります。(※詳しくは次回説明予定)
和 :麻雀には何種類もの役(全37種類)が存在しますが、一番基本的なのは『リーチ(立直)』だと思います。
優希:のどちゃん、「リーチ」ってなんだじぇ?
和 :『リーチ』とは、「上がりの1つ手前の状態になったことを相手に宣言すること」です。このリーチ宣言をすることで、1ハンの役がつきます。
玄 :ちなみに、『テンパイ(聴牌)』っていうのは、「あと1枚牌がそろえば上がりの形になる状態」のことだね。反対に、「上がりの1つ手前の状態にないこと」を『ノーテン(不聴)』と言います。
和 :ただし、リーチをする時には以下4つのことに気をつけなければなりません。一つ目、門前でないと、リーチの役はつきません。二つ目、リーチをする時には、供託金として1000点を場に支払わなければなりません。三つ目、リーチ後は、自分の手をいじれません。四つ目、自分の捨てた牌と同じ牌でロンすることはできません。
優希:さすが、のどちゃん!まるで先生みたいだじぇ。のどちゃんの場合は、エロっエロっな先生だけど。
和 :優希、何を言っているのですか。先生なら、私は玄さんの家庭教師に興味があります。赤縁のメガネもかけていただいて、ぜひ個別指導していただきたいです。(※ごめんなさい、私のただの妄想です)
玄 :私に家庭教師できるかな。ところで、『ロン』っていうのは「相手の捨て牌から上がること」だよ。それに対して、「自分がひいた牌で上がること」を『ツモ』って言います。
和 :『ツモ』という言葉は、もともと「自分が山から牌をひくこと」を意味しますね。ただし門前でツモって上がった場合は、『門前ツモ』という役がつきます。
優希:でも、のどちゃん。最初のうちは「門前ツモ」だけで上がることはほとんどないと思うじょ。
玄 :そうだよね。だから最初のうちは手を組み替えて「テンパイ」の状態にして、「リーチ」をするのが一番確実に役がつく方法かな?
和 :そうですね、玄さんの言うとおりだと思います。


☆鳴くよ~ポン、チー、カン~☆

玄 :ところで、門前ってどういう意味なのかな?
優希:『門前(メンゼン)』は、ポンやチーみたいに「鳴いていない状態のこと」だじぇ。
和 :『鳴く』とは「山から牌をひく代わりに、相手の捨て牌をもらうこと」ですね。ちなみに「鳴く」は通称で、正式には「フーロ(副露)」と言います。
玄 :この「鳴く」には「ポン」と「チー」があるんだよね。
優希:『ポン』は「同じ牌を2枚持っているときに、誰かが捨てた牌を3枚目として吸収して刻子をつくること」だじぇ。たとえば、手持ちに「中-中」を持っていて、誰かが「中」を捨てたときに「ポン」と言って自分の牌としてもらうんだじぇ。ちなみに、ポンの場合は「誰からでも」鳴くことができるじょ。
和 :『チー』は「順子(数字の3枚続き)の欠片を持っているときに足りない牌を吸収して順子をつくること」です。手持ちが「一萬(イーワン)-二萬(リャンワン)」だったら「三萬(サンワン)」を、「七筒(チーピン)-八筒(パーピン)」の時は「六筒(ローピン)」か「九筒(キューピン)」を鳴くことができます。ただし、「チー」の場合は、「自分の前の人(左隣に座っている人)からしか」鳴くことができません。
優希:あと、咲ちゃんが得意な「カン」もあるじぇ。
玄 :たしかに、刻子ができている状態(同じ牌を3枚持っている状態)で「カン」って鳴くこともできるよね。ただ「カン」についてはルールが複雑だから、また今度専門の人に説明してもらおうと思います。
和 :ところで、玄さん。「ポン」「チー」「カン」と鳴きの説明をしてきましたが、初心者の方は鳴かない方がいいですよね。
優希:なんでだじぇ?のどちゃん。
和 :たしかに鳴くと手の進み(完成する速さ)は速くなりますが、先ほど説明した「リーチ」という役で上がれなくなってしまいます。「リーチ」以外の役を自由に使いこなせるようになるまでは、無闇に鳴かない方がいいと思うのです。
玄 :そうだね、和ちゃんの言うとおりだね。初心者の方は無理に「鳴かずに」「テンパイ」して、「リーチ」をするのが私もいいと思うよ。


☆実際に麻雀をやってみよう!☆

玄 :これで今回説明する内容は以上です!
優希:じゃあ最後に、のどちゃんがまとめをするじぇ。
和 :それは玄さんがしなくていいのですか。
玄 :和ちゃん、お願いします。
和 :わかりました。今日の麻雀入門教室のポイントは以下の3つだと思います。

①2枚1ペアの「頭」を1つと、3枚1グループの「順子」か「刻子」を4つつくること
②手を組み替えて「テンパイ」の状態にして、「リーチ」をすること
③「ポン」「チー」「カン」の鳴きは極力使わないこと

玄 :うん、そのとおりだね。
優希:あと、麻雀に興味をもった人は実際に打ってみることだじぇ。
和 :そうですね、今の時代はネット麻雀などもありますから、一人でも打つことができますよね。
玄 :うん、あとはスマートフォンのアプリでも無料でできるから、いろんな人に麻雀やってもらいたいね。(※オススメは一番下に記載)
優希:そのためにも、のどちゃんと玄さんが一肌脱ぐじぇ。
和 :なんでそうなるんですか!
玄 :まあまあ。それはともかく、麻雀に興味をもった方は、ぜひやってみてください!今日は和ちゃんと優希さん、お手伝いしていただき本当にありがとうございました。
和 :いえいえ、こちらこそありがとうございました。とても楽しかったです。
優希:そうだじぇ。次やる時も呼んでほしいじぇ。
玄 :そうだね。ただ次回はまた違うゲストの方に来てもらうから、麻雀教室ではこれでお別れなのです。
和 :そうなのですか、それは残念です。また必ずどこかで会いましょうね。
優希:今度は卓の上でだじぇ!
玄 :うん、お互い頑張ろうね。二人とも、本当にありがとうございました。

玄 :麻雀入門教室を読んでいただいたみなさん、本当にありがとうございました。来週も頑張って開催する(※予定)なので、その時はぜひよろしくお願いします。次回は、「役を覚えて、強くなろう!(仮)」です。
玄 :それではまた来週も、おまかせあれ!


※ 最後までお付き合いいただいたみなさん、本当にありがとうございました。もし何かご意見やご質問があったら、メッセージボードまでお願いします。

※ あと、初心者にオススメの無料スマホアプリは「麻雀雷神」の一人打ちです。リーチや上がりなどのアシスト機能がありますし、対戦相手がそこまで強くないので、初心者の方でもおそらく楽しめると思います。興味のある方はお試しあれ。


{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 38
ネタバレ

智慧ノ輪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

個人用メモ

【製作】
GONZO(第1局 - 第14局)
ピクチャーマジック(第15局 - 第25局)
【CV】
宮永 咲 - 植田佳奈
原村 和 - 小清水亜美
片岡 優希 - 釘宮理恵
染谷 まこ - 白石涼子
竹井 久 - 伊藤静
須賀 京太郎 - 福山潤
天江 衣 - 福原香織
龍門渕 透華 - 茅原実里
国広 一 - 清水愛
福路 美穂子 - 堀江由衣
池田 華菜 - 森永理科
加治木 ゆみ - 小林ゆう
東横 桃子 - 斎藤桃子
宮永 照 - 中原麻衣
藤田 靖子 - 浅野真澄
三科 健太 - 白石稔
{netabare}
※はいてない&つけてない女の子しか存在しない、そんな楽園の様な(笑)世界における、麻雀を題材にしたアニメ。
百合要素も結構あるかな?
しかし…視聴者を引き込む為、普通じゃない魅力的な打ち方がキャラ付けに必要とはいえ、超能力の分野でしょ、ここまで行くとw
でも牌譜監修が現役のプロ雀士(たっきー)だったりで、実はきちんとしてたりします。
ちなみにタッキーって麻雀プロなのに、なぜか衣装のスポンサーついてたりする、イケメン雀士なので興味ある人は「滝沢和典」でググってみたらいいよw
作品的にはキャラ押しなんで、麻雀わからなくても見れるかな?
対戦相手とか登場人物が多いから、好みにうるさい人でも絶対にお気に入りの子が見つかるハズ!
ちなみに自分は鶴賀学園のステルスモモちゃんにヤラレました♪存在感薄いはずなのにキャラ立ってるんだよな。{netabare}胸も意外とあるしw{/netabare}
{/netabare}
ここから咲…じゃなかった、先は麻雀知らないと読んでもつまらないかもしれない。
…ハイソコ!麻雀知ってるけど面白くねーよとか言わない!(苦笑)
{netabare}
『流し見してて、お!?って思ったシーンを書いてみる。』

【4話、咲と和がカツ丼プロとの対局の場面】

状況はオーラスの0本場 ドラ5

東家 22700 知らんおっさん
南家 18500 咲
西家 25700 カツ丼さん
北家 33100 のどっち

ここでおっさんが気合い入った声で曲げて(リーチして)くる。捨て牌が2段目ラストぐらいだから10~12順目辺りかな?煮詰まってるねぇw
おっちゃんは親だから連荘あるんで安手でもいい状況だけどリーチの声からしてこの局で逆転できそうな手を仕上げてきたっぽいねw
そこに咲ちゃんがノータイムで宣言牌のまたぎ、⑥を一発目で切る。

ちなみにそんときの咲の手牌は

南南南北北二二二三四五七九

とツモorトップ直撃で逆転な手をダマテン中。まぁ⑥は怖いトコだけどラス目だし行くしかないわなw
リーチかけないのはツモか和から出る以外は見逃す&六や北引きでの手変わり待ち…ってとこかな?
…実際のトコはカンしてリンシャンに八がいるのを知ってたからリーチせずだったっぽいが。。。なにそのチート能力w

その同順、トップ目の和の手が

②②④赤⑤⑥三四四赤五六赤578 ツモ八

赤ガメてんのねwこれで他家にドラ爆の可能性少ない&アガリトップな状況からベタオリはしないけど八は切りにくい。とりあえず②落としで回し打ちへ。

実はこの2順前からカツ丼プロは

八八222234②③④⑤⑥

って感じでテンパイしてる。
テンパイ時に後ろで見てた眼鏡副部長が「リーチかけず?」って言ってるがトップと7400差な状況で逆転するには高めツモ&裏1条件。
2位でもOKだってんならともかく、トップ狙うんだったらリーチはありえねーっつのwどーした副部長w

ここで次の藤田プロ(カツ丼)のツモがドラの5。(ね?副部長、リーチしてたらカンもできなかったよ?w)
すかさず2カン→リンシャン牌が咲の当たり牌な八(だから咲さん、なぜ分かるんだw)→打⑥
このときに咲が一発目で⑥を強打しているってのが活きてるんだよね。
しかも少考しての安全牌な②切りだから、回し打ちつまり対子落しの可能性も高い。
受けを変えるなら絶好のチャーンス!

そして見事に和の②でロン、直撃3900で逆転トップ…と。

一見カツ丼プロがのどっちの②対子落しを読み、3面張崩して②待ちにしたっていう華麗な打ち筋に見えて、実は無理のない、理にかなった麻雀だった…という。
流石プロだね!!


…って…ちょっと待ったあぁぁ!!

のどっちの②落とし、少しヌルくね??
親のリーチ一発目はもう1つの現物、8切りでシャンテン維持がベターじゃないかなぁ。。。
少なくともおいらなら8切りだぬ。
②落としでシャンテン数落とすのは、この順目だと命取りかと。
対子落しで回すのは次順以降のツモによって判断すべきだねw

ちなみにこれは結果論だけど、②落としてなければ藤田プロもノベタン受けを打⑥と打②の選択になって、そこでもし打②を選んだら次順以降の振り込み回避の可能性も出てくるんだよね。
怖くて切りたくないって言ってた八も七引き→打四で一応役ありテンパイできるし。(四もすっげー怖い牌だけど、親の第1打が浮いてる字牌処理より先に一切りなので配牌に四を持ってる可能性が高い=五-八待ちより四-七待ちの方が”少しだけ”可能性が低い)
のどっち…さては弱気になってひよったな?w



『なんで主人公の能力をコレにしたん??』

街を歩いて近所の雀荘の看板を見てもらえばわかるけど、ほとんどのトコが【雀荘〇〇】じゃなくって【リーチ麻雀〇〇】って名前になってる。
つまりは「リーチ」が主流なんですよ、麻雀って。
なのに咲は主人公がリーチをかけづらい能力にしちゃってるんです。。。

なんでリーチしにくいかって??
それは麻雀のルールで咲ちゃんの得意なリンシャンに必要なカンはリーチ後だとできない場合があるんです。

具体的に言うと、
その1 待ち牌が変わるカン
その2 ツモ牌以外でのカン(送りカン)
その3 待ちの形が変わってしまうカン
その4 面子構成が変わってしまうカン
…の4つかな?
ちょっと分かりにくいので説明しますねw

まず、その1「待ち牌が変わってしまうカン」

西西西二三四四五六⑤⑤⑤⑥ ツモ⑤

これで⑤をカンしちゃうと④⑥⑦待ちが⑥のみになってしまう。これが「待ち牌が変わる」場合です。

次に、その2「ツモ牌以外でのカン」

上で述べた藤田プロの手牌がそうですね。

八八222234②③④⑤⑥ ツモ5

ここで2をカンした場合が「ツモ牌以外でのカン」です。これは「送りカン」とも言って、リーチ後ではできません。

そして、その3「待ちの形が変わってしまうカン」

②②②④⑤⑤⑤七八九234 ツモ②

こんな形でカンした場合、カンをしても待ち牌の数は③④⑥で変わらないのですが、カンをした場合はカン③待ちっていう形が無くなってしまう。
これが「待ちの形が変わってしまうカン」です。

最後に、その4「面子構成が変わってしまうカン」です。これは本当にややこしいw

東東東①②二二二三四五五五 ツモ二

これだと一見カンできそうだけど、したらチョンボになっちゃうんで注意!
カンする前の状態だと雀頭が二でも五でもとれる形なんだけど、二でカンしちゃったら雀頭が五で固定されちゃう。つまり二三四って面子がなくなってしまう。
わかりにくいかな?そしたら…少し変えて…

234②④二二二三四五五五 ツモ二

これで考えてみて下さい。二でカンしちゃうと二三四って面子がなくなる…つまり234の三色がなくなってしまう。
これが「面子構成が変わってしまうカン」です。

ね?面倒くさいっしょ?こんなルールがあるんで咲ちゃんの能力だとリーチがかけられない場面が多くなっちゃう。
勘違いしないで欲しいんだけど、”リーチしたら”カンできない状況だからね
リーチしてなければ上で挙げた全部カンできますよw

あ・そいえばレアな「カンができない状況」あったの忘れてたw
それは…

一一一二四四五六七八九九九 ツモ一

これは一二三って形で一は使ってないし、待ちもカン三のみだし、一をカンしても大丈夫そうだけど…九連宝塔っていう「役満」が無くなってしまうのでカンができませんw

え?こんな状況でリーチしねーだろって??デスヨネーwww
まぁネタ的に覚えておいてもいいんじゃないか程度のシロモノだって事ですよw

…とまぁこんな縛りがあるリーチとは相性が悪いともいえるカン(リンシャン)を主人公の能力にしちゃったんだろうw
やっぱ派手な役だからなのかな?



ここまで長々と書いてしまいましたが…
こっから先は本当に独り言なので〆ちゃいます。
半分(つーかほとんど)愚痴になってしまうので開けるの注意してね。。。
{netabare}
この咲って漫画(アニメ)のおかげで麻雀人口増えたねー。
普及って点では凄い効果だと思います。
そのおかげで昔はいわゆる「鉄火場」みたいだった雀荘も、女性でも入りやすい、綺麗な雀荘に変わったりしてるしね。

でも、そんな影響が大きい漫画(アニメ)なので言わせて貰いたい。

「登場人物の麻雀マナーが悪すぎる!!」

打牌の強打、ロン時の片手倒牌、引きツモ、点数申告etc挙げたらキリねーって感じ。。。
自分がフリーで打っててこんな客と同卓になったらソッコーでラス半入れるゎw

おいらがマナー厨に近いってのもあるかもだけど、点数申告に「ザンク」とか「チッチー」とかってキャラに略語で言わせるなよ。
あげくの果てにゃ跳満の点数申告時に「ツモ!6000-3000」とか親の点数から言う場面もあったぞ(17話の衣とか)

相手を煽るような行為をこんだけ連打されたら麻雀そのものを否定されてる気になっちゃうんだよな…
やっぱ麻雀は対人間のゲームなんだから対戦相手には敬意を持ってなくちゃいけないと思う訳ですよ。
人気があって影響力の強いモノだからこそ、マナーに関してはしっかりとしたのを描いて欲しかったな。

以上、麻雀好きなおっさんの愚痴でしたw
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

感想

再放送がやってるということで視聴開始
麻雀が主みたいだけどどのくらいやるんだろ?

第1話
{netabare}待て待て、あのおっぱいはおかしいだろヾ(・・;)ォィォィ
全自動卓いいなあ
麻雀ができる女の子っていいなあ
そしてくぎゅうううううううううううううう
3連続プラマイ0(つまりは毎回30000点で終局)を狙ってなんて圧倒的じゃないか( ゚Д゚) ス、スゲー!

咲ちゃんはもう一回麻雀部へ
東風戦でプラマイ0はできるのか?
70符2飜を出さないとプラマイ0にならないぞう
どうするんだろと考えてたら嶺上開花で出しやがった・・・
圧倒的すぎて涙が出てきた{/netabare}

第2話
{netabare}初っ端からダブリー一発ツモ
こんなんされたら心が折れますよ(>_<)
またもや嶺上開花で今度は四暗刻かよ
強運すぎるだろ!!!

和ちゃんが泣いて走っていっちゃった
こんな負け方したら悔しいだろうけどね
咲ちゃんが入部!
これは全国も楽勝だろ{/netabare}

第3話
{netabare}記者の人が、2週間後に県予選があるとサラっと言いやがった
展開早いな(゚Д゚)ノ
和ちゃんの気持ちは妥当だよ
あんなに嶺上開花されたらね・・・

和ちゃんが怒って出て行っちゃった
全力を出していない咲ちゃんに起こっている様子
和「私も楽しませてください」可愛すぎワロタ
ちょっと百合っぽい感じがたまりませんな(*´Д`)ハァハァ{/netabare}

第4話
{netabare}なんで和ちゃんはすぐに顔を赤らめてしまうんですか?
そしてこの作品に男はいらない!
メイド喫茶、ありがとうございまーす!
やはり和ちゃんはおかしいと思うな・・・

新しく来た女性客から変なプレッシャーを感じ取った咲ちゃん
超強いじゃんと思ったらプロの方でしたか、、、
でもそのプロより強い奴が龍門渕高校にいる!?
というわけで強化合宿だ!!{/netabare}

第5話
{netabare}まずはやっぱり温泉!
べ、別に入浴シーンなんて期待してないんだからねっ
一年生'Sに個別に特訓を言い渡した部長さん
なんだかんだでよく考えてらっしゃるな部長さんは

おっぱいでイカサマってどういうことだ?
俺も麻雀合宿したいな
多分すごい辛いけど・・・
咲ちゃんが天然で和ちゃんを落としにかかってる!?{/netabare}

第6話
{netabare}天江衣ちゃんはプロも注目しちゃうレベルなんですね{
副将が和ちゃんで大将が咲ちゃんか、妥当ですね
5人全員が半荘打つのはめっちゃ長いんじゃないか?
なんやかんやで予選開始!

中堅戦まで終わって清澄が1、いや3歩はリード
主将さんの打ってる姿は今回も見れずか・・・
いつになったら見れるんでしょうね
次は和ちゃんの番
和ちゃんのデジタル打ちは成長してるのでしょうか?{/netabare}

第7話
{netabare}ネット麻雀会の伝説「のどっち」が現実世界に降臨!
圧倒的な力量差ですね
ペンギンの力は偉大ですww

咲ちゃんが46800点持ってる奴を飛ばしやがった!?
風越の耳が生えちゃってる娘が可愛すぎる〜
そして風越のコーチがうぜええええええ
龍門渕の先方が10万点飛ばし!?
もう訳が分からないよ・・・{/netabare}

第8話
{netabare}咲ちゃんと和ちゃんはラブラブだなまったく┐(´д`)┌
部長さんがしおらしいぞ
珍しいこともあるもんだ
そして可愛いぞおおおお

あれがデネブ、アルタイル、ベガですね
君が指さす夏の大三角ですね!
麻雀のメンツを集める大変さはよく分かるぞ和ちゃん!
風越の部長さんはマジでいい人だなヽ(;▽;)ノ{/netabare}

第9話
{netabare}決勝は半荘2回、、、つまりは一荘戦ってことかよ
これはハードすぎる
"タコ"が付いたらなんでもいいのね優希ちゃん
でも優希ちゃんは一度もあがれなかったぞ(>_<)

相手の牌譜の調子を見極めて麻雀するとか凄すぎるなあのイケメンちゃん
このまま独走かと思いきや、開眼した風越の部長さんが猛追
したたかなお方です・・・{/netabare}

第10話
{netabare}優希ちゃんが泣いちゃった(>_<)
俺ももらい泣きしちゃいそうだじぇ
2回戦は全員メガネさんだじぇ
初心者の娘が可愛いとか思ってたら四暗刻出しよった!?!?

衣ちゃんマジ幼女www
そして和ちゃんのペンギンちゃんが迷子ちゃんです
そんなことよりやっと
やっと部長さんの麻雀がお目にかかれるのですね!{/netabare}

第11話
{netabare}冒頭の女の子たちはたどり着けるのでしょうか??
地獄単騎は俺も好きだぜ部長さん!
そしてあがっちゃうところが流石ですね
これは風越の人が可愛そうだな、、、

部長さんのツモの仕方がかっこよすぎる!
透華様の勧誘が強引すぐるよ(;´д`)
エトペンちゃんが逝ったああああああああああ
予想通りだああああああ{/netabare}

第12話
{netabare}ここにも百合の香りがするぞおおお
てかあちらこちらに百合の香りがするぞおおおお
エトペン復活!
あの執事はなんでもできるんだな

衣ちゃんは何を言ってるかよくわからないぜ
順位がまるっきり入れ替わった中堅戦
部長さんは頼りがいがありますね
あの娘達なんとか間に合ったみたいですε-(´∀`*)ホッ
咲ちゃん実は運動できるんじゃないか?{/netabare}

第13話
{netabare}咲ちゃんがニュータイプ並の感覚で衣ちゃんの存在を感じ取ってる!?
透華さまもデジタル打ちなのか〜
デジタル同士の地味な戦いが繰り広げられてますね

のどっち降臨!
のどっち以外焼き鳥という悲しい状況に
それにしても頬が蒸気してしまうのはなぜでしょうか?
(゚Д゚)ノちょっと待て
麻雀と戦闘シーンは関係がないだろ!{/netabare}

第14話
{netabare}目立ちたいがためにデジタルを捨てた!?
しかもツモってあがってるし・・・
お化けみたいな娘がいるぞ
ステルス桃ちゃんというのか〆(._.)メモメモ

麻雀中に存在を消せるとか、どこぞのバスケの人よりも消えるのうまいんじゃないかな?
声が聞こえなくなるなんてヤヴァイよ
捨て牌まで消しちゃうとかどういうことだよ!?
{/netabare}

第15話
{netabare}ステルス桃ちゃんをのどっちが封じた
のどっちってやっぱ凄いんだな
透華様全然目立てずww

気をつけろ!
この卓には魔物が2人いるぞ!!
咲ちゃんの嶺上開花2連続キタ━(゚∀゚)━!!
嶺上3回目来るかと思ったら槍槓しやがった!?
敦賀の部長さんもやりおるな{/netabare}

第16話
{netabare}ラスト一巡目でリーチだとおお
まさかなのか?まさかするのか!?
やっぱり海底撈月がキタ━(゚∀゚)━!!
こんなのありえないよ(>_<)

敦賀の部長さんが部長さんじゃなかった!?
でもナイス差し込みです
衣ちゃんは海底撈月だけじゃないのか
あのスピードで対々和作られたらどうしようもないじゃん
みんなボロボロだよ(´;ω;`){/netabare}

第17話
{netabare}龍門渕以外の高校は皆いい関係ですね
いや、別に龍門渕が悪いんじゃなくて、他が良すぎるってことだよ(^_^;)
これは後半戦に期待大ですねヽ(・∀・)ノ

あれあれー?
猫耳ちゃんが狙い撃ちされて0点になってるぞー
絶対絶命のピンチに咲ちゃんが槍槓をさせてあげるという神プレイ
マジで神だな{/netabare}

第18話
{netabare}猫耳ちゃんが復活&数え役満!
これは凄すぎるぞΣ(゚д゚lll)
そして敦賀の部長(仮)もあがった
みんな調子いいですね

咲ちゃんが靴下脱いだ
これは覚醒クル━━━━(゚∀゚)━━━━!!
2000点の安手が倍満に変わった!
これはもう悪魔ですよ(>_<){/netabare}

第19話
{netabare}衣ちゃんが完全に超能力者な件について
咲ちゃんの親番を海底撈月で流した衣ちゃん
相変わらずの鬼畜ぶりです

麻雀は楽しい!
これは真実ですね
ただ、目の前で3連続カンをされたら普通は心がへし折れますよ(^_^;)
ここ数話で麻雀の無限の可能性を見た気がするww{/netabare}

第20話
{netabare}とうとう咲のお姉ちゃん"照"ちゃんの顔見せですか
いきなり水着回キタ━━( ゚∀゚ )━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━( ゚∀゚ )━━!!!!
和ちゃんがダイナマイト!!
衣ちゃんは個人戦には出ないのか・・・

ボクっ娘の一ちゃんの服装がエキゾチック(;゚Д゚)!
個人戦は何人が全国へいけるんだろ?
人数によっちゃあ厳しい展開になるだろうなあ
お姉ちゃん怖いよ((((;゚Д゚)))){/netabare}

第21話
{netabare}個人で全国に出れるのは3人だけか・・・
これは咲ちゃんが遠慮しちゃう展開が目に見えるぜ
透華様が初心者の妹尾ちゃんに役満振り込んじゃったよwww
そして東風戦の鬼、優希ちゃん絶好調!!

とうとう部長同士の戦いが勃発
福路部長の綺麗な目を見てようやく思い出した竹井部長
熱い友情ですね(>_<)
いや、熱くはないか・・・{/netabare}

第22話
{netabare}二日目は半荘戦か
優希ちゃん終わったか・・・
半荘10回やって、合計点TOP3が全国行きか
南浦さんという南場限定の強キャラがキタ━(゚∀゚)━!
あらら、咲ちゃんプラマイ0やってるよ

和ちゃんの激励で本気を出すことを決意した咲ちゃん
追い上げるものの、9戦目で竹井部長さんたちにカンを防がれる展開に
そして桃ちゃんのステルスが発動
これは(○゚д゚)ャバィカモ・・・{/netabare}

第23話
{netabare}桃ちゃんのステルスは超集中すれば打ち破れるってことかな?
咲ちゃんが跳満あがって逆転勝利
そして最終戦の組み合わせがすごいことにΣ(゚д゚lll)

やっぱり咲ちゃんの異常性には南浦さんも勝てなかったか・・・
やはり注目すべきは部長戦(仮)ですね
その部長戦を制したのは竹井部長
清澄強すぎワロタwww{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 14

84.6 18 百合アニメランキング18位
ご注文はうさぎですか?(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (2403)
11871人が棚に入れました
高校入学を機に木組みの家と石畳の街に引っ越してきたココア。下宿先を探して道に迷う途中、ラビットハウスという名の喫茶店を発見する。その名前からうさぎだらけの喫茶店に違いないと思い店に入ると、そこにはチノという店員の少女と、ティッピーといううさぎがいた。そこで休憩がてら下宿先の場所を尋ねると、なんとこの店こそが探していた自分の下宿先であった。そしてココアは、お世話になる家に奉仕をするという高校の方針により、ラビットハウスの店員として、そしてチノの“自称”姉として働くことになるのであった。

声優・キャラクター
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美、内田真礼、徳井青空、村川梨衣、早見沙織、清川元夢、速水奨

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ご注文はうさぎですか?? 放送開始記念 第12羽「君のためなら寝坊する」視聴。

この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道に迷って偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店だった。
ちっちゃくてクールなチノ、軍人気質なリゼ、おっとり和風な千夜、気品あふれる庶民派シャロと全方位的なかわいさの登場人物に、チノの同級生マヤ&メグ、常連客の青山ブルーマウンテン先生も加わって、ラビットハウスは今日もすべてがかわいい!

第1羽「ひと目で尋常でないもふもふだと見抜いたよ」
この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道に迷って偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店だった。
ラビットハウスの一人娘・チノ、アルバイトのリゼともすぐに打ち解け、ココアの賑やかな新生活が始まる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙

第2羽「小麦を愛した少女と小豆に愛された少女」
新しい学校への登校中にココアは和服の女の子千夜と出会う。
和菓子に奇抜な名前をつける趣味を持っていたり、通う高校が同じだったりする千夜とすぐに打ち解けたココアは、早速休日にチノ、リゼと共にパン作りを始める。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、佐藤聡美

第3羽「初めて酔った日の事憶えてる? 自分の家でキャンプファイヤーしようとしたわよね」
カップを買いにきたココアたちは、リゼの学校の後輩で、千夜と幼なじみのシャロと出会う。
そんな中シャロがいかがわしい店で働いているのではないかと心配する千夜のため、ココアたちはシャロのバイト先に潜入することに。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐藤聡美、内田真礼、種田梨沙

第4羽「ラッキーアイテムは野菜と罪と罰」
カフェ・ド・マンシーというコーヒー占いを見たココアは、チノにやり方を教えてもらいチノ・リゼ・ティッピーの運勢を占う。
その後なぜかココアの身に次々と不幸な事が起こっていき…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、水瀬いのり

第5羽「ココアと悪意なき殺意」
学校の球技大会のために千夜と練習をするというココアは、なぜか浮かない顔をしながら先にバイトを上がって公園に向かう。
バドミントンの練習のために遅れて公園に行ったチノとリゼは、広場で倒れているココアと千夜を発見する。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美

第6羽「お話をするお話」
ココアが帰宅するとチノの同級生、マヤとメグがラビットハウスの制服姿で店の手伝いをしていた。
マヤとメグはすぐにココアやリゼとも仲良くなるが、それを見ていたチノはなぜかもやもやする気持ちを抱き始める。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、水瀬いのり、徳井青空、村川梨衣

第7羽「Call Me Sister」
チノの様子が普段と違うことに気付いたリゼ。
ココアに聞いてみると、チノが楽しみにしていたパズルをほぼ完成させてしまったのが原因だった。
姉失格だとショックを受けたココアは店を飛び出してしまい…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
水瀬いのり、内田真礼、村川梨衣

第8羽「プールに濡れて 雨に濡れて涙に濡れて」
温泉プールに遊びに来たココア達は、シャロがリゼに泳ぎ方を教えたり、息止め勝負をしたりとプールを満喫していた。
そんな中チノと千夜はチェスを始めるが、その勝負の先に待ち受けるものとは!?

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、種田梨沙、内田真礼

第9羽「青山スランプマウンテン」
チノが歩いて帰っていると、公園の方から原稿用紙で作られた紙飛行機が飛んできた。
その紙飛行機は小説家の仕事を辞めたという青山ブルーマウンテンのもので、チノはそんな彼女をラビットハウスに連れてくる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、種田梨沙、早見沙織

第10羽「対お姉ちゃん用決戦部隊、通称チマメ隊」
千夜の家でテスト前の勉強合宿をしているココアがラビットハウスにいないある日、マヤとメグがチノの家にお泊りに来る。
店の手伝いをするチノ・マヤ・メグを見たリゼは3人合わせて「チマメ」と命名する。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、水瀬いのり、徳井青空、村川梨衣

第11羽「少女は赤い外套を纏いウサギを駆りて聖夜の空を行く」
クリスマスマーケットでの買い物中に、ココア達はクリスマスパーティーの計画を立てる。
そしてクリスマス当日、ココア達にマヤ、メグ、青山さんも加わり賑やかなクリスマスパーティーが始まる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、種田梨沙、徳井青空、村川梨衣

第12羽「君のためなら寝坊する」
登校中にココアの異変に気付いたチノ。
ココアは高熱で、リゼや千夜がお見舞いに来てくれたがなかなか熱が下がらなかった。
夜になって切れてしまった風邪薬を求めチノは一人で雪道に出ていく…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、佐藤聡美、早見沙織

【アニメキャラの魅力】ラビットハウスの小さなバリスタ「香風智乃」の魅力とは?
ラビットハウスの一人娘「チノ」。本名は「香風智乃」。その由来はカプチーノから。イメージカラーは薄い青色で、髪の色や制服もその色です。作者が幕間で不思議の国のアリスの服を着せたチノを描いているのですが、どのチノもとにかく可愛いくチノファンならずとも必見なのです!普段はアンゴラうさぎのティッピーを頭にのせた、落ち着いていて大人っぽく見えるチノ。しかし、そこはまだまだ中学生の女の子。時々かわいらしい子供っぽさも見せてくれます。

■ちっちゃくても一人前なんです!
『ご注文はうさぎですか?』に登場するメインキャラクターの中でもチノは一番小さいです。幼いその外見から、喫茶店の店員としてはまだまだ・・・と思いきや、一人前のバリスタなのです。サイフォンを使ってコーヒーを淹れるのは朝飯前。香りを確認するだけで、コーヒー豆の品種を当てることもできます。ココアはいくらやっても当てられないのに・・・。さらに“カフェ・ド・マンシー”という占いもできます(カプチーノ限定)。

しかし、そんなチノにもコーヒーに関して弱点があります。なんとブラックコーヒーが飲めません。ブラックコーヒーが苦手な女の子というのは普通かもしれませんが、喫茶店でコーヒーに明るいバリスタとなると話は別です。しかしそのギャップがとっても可愛いのです。ちなみにラテアートも苦手なチノ。見事(?)な画伯ぶりを発揮してくれます。

■年相応に苦手なものも多いチノ
チノはまだ中学生なので、実は苦手なものも多いです。例えばトマトジュース。運動も苦手なようで、自転車も思うように乗れません。スポーツ大会前にバトミントンの練習をする際に「ティッピーが頭に乗っていれば2倍の力をだせる」と子供のような言い訳をしています。ついでに美術関係も苦手な画伯です。

しかも、苦手なことに対して下手な言い訳をしたりするので、普段の落ち着いた様子とのギャップが可愛さを際立たせるのです。

■チノはココアのことが・・・?
チノは意外と素直でない部分もあり、それは特にココアに対して発揮されます。好きな子には冷たく当たってしまうと言いますが、まさにそんな感じでしょうか。それに気づかず、必死にチノの機嫌を取ろうとするココアもまた可愛いですけどね。

ちなみに本人はココアのことが気に入っていることを認めたくない様子。リゼいわく「ただ照れてるだけ」とのこと。ココアのことを意識してしまうあまり、傍からみたら不自然な態度をとってしまうのですね。そんなチノもまた可愛く魅力的です。

チノがココアのことを意識しているのはバレバレで、ココアがチノと同級生のマヤやメグと仲良くしているのを見ると「もやもやする」と言ってしまったり、ココアのいない連休にはオーダーに関係なく“ホットココア”を作りまくってしまうほど。いつかチノがココアに対して素直になれる日はくるのでしょうか?

しっかりしているのになかなかその思いを素直に表せない、典型的な弱点をもつチノ。そんなチノですが、ときどき柔らかな微笑みを浮かべる事があります。なかなかお目にかかれませんが、チノが小さく微笑むシーンは、読者や視聴者をほっこりした気持ちにさせてくれます。まだ知らない、観たことがないなんて方には是非、チノの魅力を作品を通してご堪能頂ければと思います。『ご注文はうさぎですか?』おすすめです。

【アニメキャラの魅力】常識人のツッコミ役!?軍人系美少女「天々座リゼ」の魅力とは?
すごく噛みそうな名前の少女「天々座リゼ」。本人も読みにくいと自覚しているらしく、シャロに向けて「リゼでいい」と言っています。名前の由来はテデザリゼという紅茶から。凄く香りのいい紅茶らしいです。イメージカラーは紫で、お店でも紫色の制服を着用してます。

■あまりにも印象的な初登場
リゼの初登場は、「下着姿」「クローゼットの中に隠れていた状態」「拳銃片手」というもの。その状態で「あやしい奴め」とココアに銃をつきつけますが、ココアには「この状況で怪しいのはどっちだろう?」と冷静に頭の中でツッコミを入れられてしまいます。彼女は可愛い顔をして、頭の中は軍人思考なのです。

■いや、それ銃刀法違反では・・・?
父が軍人で、様々な護身術を身に着けているというリゼ。拳銃やサバイバルナイフを常備しているようです。しかもその拳銃をラビットハウスに置き去りにしたり。シャレになっていません。本人も完全に軍隊系に頭が染まっているようで、潜入や訓練という言葉には敏感に反応します。ラテアートでも戦車を描いていますが、あのラテアートは人間技じゃありません。

■日常のリゼ
軍隊ネタで変わり者っぽく見えるリゼですが、『ご注文はうさぎですか?』の登場キャラの中では、実は一番の常識人です。リゼとシャロ以外の女の子が相当ぶっ飛んでいるという説もありますが・・・。

父親の影響で軍人方面に染まってしまっていることに多少コンプレックスを抱いているところもあるようで、ときどき普通の女の子に憧れる描写があります。特に力持ちと思われるのは嫌な模様。女の子らしくオシャレにも興味があるようで、買った服をすぐに着てしまい、その後に出会ったココアとチノの前であたふたする場面のリゼは、とても普段拳銃を握っている女の子には見えません。

案外リゼも子供っぽいところがある少女なのです。ちょっと褒められると調子にのって張り切ってしまったり、女の子らしい座りかたでジグソーパズルに夢中になってしまったり、歯医者に行くのが苦手で虫歯を我慢したり。ある意味一番普通の可愛さを持つ女の子です。

■貴重なツッコミ
完全に天然ボケなココア。涼しい顔ですっとぼけるチノ。その2人の間でリゼは貴重なツッコミ役です(軍人ネタは除く)。また、千夜とのやりとりは完全にコントで、ひたすらボケる千夜に、リゼが様々なバリエーションでツッコミを入れるのが基本。漫才としては千夜とココアよりも、千夜とリゼの方が相性がよさそう。次々ボケていくキャラの中で、必死にツッコミを入れているリゼに、「お疲れ様です」と敬礼しながら言ってあげたくなります。

リゼは『ご注文はウサギですか?』の中でもっとも感情が顔や行動に出るキャラクターです。普段は軍人思考でキリッとしたところもあるのに、くるくる変わるリゼの様子は、読んでいて「可愛いなぁ」と思える、とっても魅力的なキャラクターなのです。

2015年秋アニメ放送直前! みんなが何を観るかが分かった!
■秋から、「こころぴょんぴょん」再び!
第1位には、もちろん『ご注文はうさぎですか??』! 
ココアやチノたちの日常をまた見られるとあっては、投票しないわけにはいかなかったのでしょうか。

豊作?それとも不作?アニメファンが選ぶ「もっとも期待している2015年秋アニメ作品」
第1位には、2014年4月からアニメ1期が放送され、「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」の流行語を生んだ『ご注文はうさぎですか?』のテレビアニメ第2期にあたる『ご注文はうさぎですか??』が選ばれた。「日常系なので安心してみていられる。癒し。」、「とにかく可愛くて癒されるごちうさ!!おかえりなさい♪」など、とにかくそのほのぼのしたイメージに癒やされたいファン達の思いが、ランキングに反映される形となった。

【速報】『ごちうさ』の第二期タイトルが『ご注文はうさぎですか??』に決定! 放送時期、新ロゴも発表に
2015年6月28日(日)、東京ドームシティホールにて開催された「まんがタイムきららフェスタ2015」にて、『ご注文はうさぎですか?』の第二期となるTVアニメ『ご注文はうさぎですか??』の映像が先行上映された。

映像の中で放送時期が2015年10月であることも発表された。また、映像のラストシーンでは、ココアの姉であるモカらしき人物の姿も確認することができ、ファン達から歓声が起こっていた。

いよいよ放送時期が決定した『ご注文はうさぎですか??』から目が離せなくなりそうだ! さらに、今年のエープリルフールで話題となった『ご注文は魔法少女ですか?』のグッズがコミケ88で発売されることも決定! グッズ内容などの詳細はまだ発表されていないので、続報を心待ちにしよう。なおイベントの詳細は追ってレポートでお届けしていく予定なので、そちらもお見逃しなく。

魔法少女チノ 華麗に爆誕です! アニメ『ご注文は魔法少女ですか?』公式HPが公開中
2015年4月1日(水)に『ご注文は魔法少女ですか?』の公式HPが公開!? HPではココアお手製の衣装に身を包んだチノの特別ボイスが聞けるようになっていて、魔法少女らしい台詞や、「この服、やっぱり恥ずかしいです」と恥じらう様子を堪能できちゃいます。ぜひとも、ご自身の目と耳でお楽しみください!

『ご注文はうさぎですか?』第2期正式発表に橋本監督「やっと言えました!」
アニメ『ご注文はうさぎですか?』の第2期製作決定が、1月30日午前0時正式に発表された。

発表と同時にアニメ公式サイトは「TVアニメ第2期製作決定です」の文字をキャラクターらが持った新ビジュアルに差し替えられ、また公式Twitterアカウント(@usagi_anime)からも「皆さま、大変お待たせいたしました。正式発表をさせていただきます。」という前置きとともに発表が行われた。

そして公式発表から1分後、本作の監督をつとめる橋本裕之氏も自身のTwitterアカウント(@lainnet01)を通じ、「本日情報解禁になりましたのでお知らせします。ご注文はうさぎですか?第二期が決定しました!やっと言えました!(*^^*)」と報告し、つづけてファン達への感謝の気持ちを綴っている。

今回のアニメ2期製作決定については、学研マーケティングの運営する『学研出版サイト』に掲載された、1月30日発売のアニメ美少女キャラクター雑誌『Megami MAGAZINE 3月号』(学研パブリッシング)の表紙情報で先に明らかになっていた。表紙には「ご注文はうさぎですか?第2期制作決定」と書かれており、ファンの間では近日中の正式発表に「あぁ^~こころがぴょんぴょんするんじゃあ^~」と期待の声が高まっていた。

アニソン好きライターが独断で選んだ「2014年ベストアニソン」
『ご注文はうさぎですか?』の『Daydream cafe』

『ご注文はうさぎですか?』の主演声優陣によって結成された女性声優ユニット、Petit Rabbit'sの『Daydream cafe』(正式な表記は、"cafe"の"e"の上にアクセント)は、個人的に2014年でベストな萌えソング。ひたすら愛らしいキャラクター達が穏やかで幸福な日常を過ごすアニメ本編も大人気で、その劇中のエッセンスをギュッと濃縮して音にしたかのようなこの曲の完成度には、ただただ驚愕させられました。

音も良いんですが、何よりもこの曲の魅力は、やはりその歌詞。ネットでも一時期流行した「こころぴょんぴょん」という神憑り的なフレーズを思い付いた時点で、この曲の勝ちは決まっていたのではないか? と思うくらい、歌詞の力が強い曲です。

登場人物たちのキャラクター性をトリミングした愛らしい言葉遣いの数々に、柔和さとリズム感を同時に有した"ぴょんぴょん""つーんつーん""ふわふわ""どきどき"といった擬音語を多用した歌詞世界は、まるで甘いお菓子の如く甘美でハッピーな雰囲気を漂わせており、聴いているだけで幸せなってきます。それを歌う声優さんたちのユニゾンも完璧で、これこそ正に王道の"萌えソング"であり"声ドルソング"。声と言葉の魅力に溢れた楽曲です。

そして、こんな凄い歌詞を書いたのは誰なのか? と作詞家さんのお名前を確認してみれば、そこにクレジットされているのは畑亜貴先生。

リズミカルな言語感覚を駆使して数多くの大ヒットアニソンを生み出してきた畑先生ですが、2014年もこの『ごちうさ』に『ハナヤマタ』オープニングの『花ハ踊レヤいろはにほ』、『のうりん』の主題歌とした使用された田村ゆかりさんの『秘密の扉から会いにきて』、『さばげぶっ!』エンディングの『ぴてぃぱてぃサバイバード』(これも物凄い言語感覚とリズムに満ちた曲!)と多くの優れたアニソン、声ソンをクリエイトされました。

『ごちうさ』でこころぴょんぴょんした方は、是非ともこれらの楽曲もチェックしてみてください。

『アニメ流行語大賞2014』投票結果はこうなった!
今年のノミネートは35コ。今年は第2期の作品も多く、新しいセリフが生まれにくかったように感じました。さて、2500票を超える投票の結果は?

4位:こころぴょんぴょん/あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃ^~(ご注文はうさぎですか?)

マルイで心ぴょんぴょん「ご注文はうさぎですか?」イベントが渋谷で
Koi原作によるTVアニメ「ご注文はうさぎですか?」のグッズ販売や展示を行うイベント「ご注文はOIOIですか? in Shibuya」が、11月14日から25日にかけて、東京のマルイシティ渋谷にて行われた。

本イベントでは「ご注文はうさぎですか?」のラバーストラップや携帯クリーナーといった限定グッズを販売するほか、9月に開催された「Rabbit House Tea Party 2014」にて実際に使用されたステージ衣装を展示。

『ごちうさ』は可愛いだけじゃない?
2014年4月放送中のTVアニメ『ご注文はうさぎですか?』。今年1月に放送された『桜Trick』、そして第二期の放送が決定した『きんいろモザイク』など、近年、このような“日常系”とカテゴライズされるアニメが人気を集めている。

これら“日常系”作品の魅力とはなにか? 過去から現在まで、『ひだまりスケッチ』や『けいおん!』など、人気アニメの原作を排出し、多数のファンを獲得している『まんがタイムきらら』の編集長に日常系の魅力を伺った。

現在放送中の『ご注文はうさぎですか?』の魅力をおしえていただいた。

「コミックスの帯に『すべてがかわいい』と書いてありますが、そのとおりです。
一見西洋風な世界なのに、和服を着た女の子も登場している。それなのに、画面にハレーションを起こさない。それはKoi先生の美学が作品世界の隅々まで徹底されている故です。
またマスターやティッピーという異質な存在もあります。これらのキャラが入るからこそ、女の子たちの魅力がより際立って見えるんです」

なるほど魅力的なキャラとは、絵の上手い下手だけではないのか。人を惹きつける個性とそれを引き立てる世界観がないといけない。

う~む、ますます奥深く思えてきたぞ。“日常系”の世界!!


2014年4月より6月までTOKYO MXほかにて放送された。同誌連載作品でのテレビアニメ化は、『かなめも』、『きんいろモザイク』に続いて3作目。また、koi作品としては初のテレビアニメ化でもあった。

キャッチコピーは「すべてが、かわいい。」「かわいさだけを、ブレンドしました。」。

2015年1月6日からは、BS11において、本放送と同じ時間枠において、エンドカードを刷新した上で再放送が行われている。

2015年1月、メガミマガジン2015年3月号にてテレビアニメ第2期の制作が発表され、その後アニメ公式サイトほか各種メディアでも順次発表された。

『まんがタイムきらら』関連雑誌連載原作作品でテレビアニメの続編が制作されるのは『ひだまりスケッチ』・『けいおん!』・『きんいろモザイク』に続いて4例目となる。

オープニングテーマ
「Daydream café」

エンディングテーマ
「ぽっぴんジャンプ♪」(第1羽 - 第11羽)
「日常デコレーション」(第12羽)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 49
ネタバレ

ジョガマヤ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

すべてが現実逃避に最適!

※注意
だんだんと長くなります。
リアルがつまらなくて、一時的でも逃げ出したい人におすすめ。
視聴前は偏見の塊で、見ず嫌いをしていた自分を殴りたい...
一応、基本的な考えを話しておきます。
私は全方位完璧な作品以外「好き」とは言いません。
客観的な視点から見た良さと主観的な立場から見た好みの両方がカンストしないといけません。(面倒な人ですね)
好き、と公言するにはそれなりの責任が伴うのです。

この「ご注文はうさぎですか?」のレビューは主観的面からも、客観的面からもバランス良く見た上で書いています。以下本文

いきなりだが漫画原作者であり創造主でもあるKoi先生の偉大さにはいつも驚かされている。「ご注文はうさぎですか?」はあくまで日常四コマに分類されるので、見かけ上はかわいい女の子たちが平和に過ごしていれば良い。そして大概の人はこの部分に惹かれていき、同時に嫌う者もいる。しかしながら、「ごちうさ」はまるで精巧な機械であり、裏では全てが繋がり、理屈が通っていることがわかる。見かけは1羽完結であって伏線やストーリーは無いように見える。しかし、それはパズルの1ピースであって、ピースを置いていくことで全体像が明らかになっていく。すべての落ちに意味があったことに気付かされる。(詳しく語ると大いなるネタバレになってしまうので、ぜひ個々人で探してほしい)
これをすべてを計画していた、見透かしていたかのようにやり遂げてしまうKoi先生は一体何者なのだろうか。(または先生は創造主という枠を超えた一人の「観測者」であるとも言えそうだ。だれよりも先生自身がごちうさを愛しているのはファンには周知の事実である。)
1期では本質は非常にわかりにくいが、2期、DMS、原作、SFYでは比較的わかりやすいだろう。考察しようと思った者にだけ、深淵を見せてくれる。
1期は設定とキャラの基本性質の露呈、伏線張り、世界観の演出がメインなのでライトな方、いわゆる日常系が好きな方にはウケるだろうが、ここからがこの作品の真髄である。深い。とにかく深い。まさに沼だ。複数本の芯が通っているのだ。本当に「通った」作品である。
そしていわずもがな、すべてがかわいい。(勘違いされがちなのだが、これは前提として、という意味合いなので、かわいい「しかない」というわけではない。それ以上に付加価値が多くあるのだ。)
このように内面も外面も良く、ライトな層にもファンにも楽しめる最強の作品なのであり、これが大人気の理由だと思う。では具体的な話に移る。
あえて日本ではなく、ヨーロッパをかき混ぜたような世界観(フランス、ハンガリー、ドイツなど)にすることで、リアルにあるようでない世界を訪れることが可能。まさに異世界転生や小旅行をしている感覚である。そしてこれが現実でないから良い。3次元から眺める形が一番良い。転生したくはない。あのステキなセカイを崩してしまうのが怖いからである。次は作画について。
背景の木組みの町並みが綺麗すぎる。作画崩壊も皆無(ただ、1期4羽の作画は嫌いな人はいるかもしれない)。1,2期の1,11,12羽は特に素晴らしい。隠れうさぎがいたり、小物にこだわっていたりする。
現実逃避ができるが、それでいてやりすぎるようなこともない。
私は感情移入しすぎてしまうためか、リアルからかけ離れた、現実逃避はできるが、感情が激しく揺れ動いてしまうアニメは見ていると、はっきり言って疲れる。活力を得るためにアニメを見て疲れるのは本末転倒であると思う。
また、原作絵がとてつもなく綺麗で、それを受け継いでいる。
原作絵はキャラだけでなく、周りの小物や背景もかなり丁寧に描いている。
キャラデザも原作に沿っており、癒やしが助長され、嫌なことを忘れられる。
声優さんについては、(演技の上手さだけで判断)名演技が多くあり、キャラクターと相性抜群と言って良い。次は楽曲について。
op,edがポップで可愛いらしく、歌詞も考察しがいのあるものになっている。
もちろん映像と合っているのは当然である。映像と音楽含めてのop,edである。
ごちうさのキャラクターソングの歌詞は考察すればするほど深いものになっていく。特に畑亜貴先生はよくごちうさの世界観、思想を理解しているな、という印象。
劇伴も落ち着いたものが多い割には、印象に残りやすい独特な雰囲気。3拍子が多い感じがする。
加えて、露骨なエロシーンが無いので、安心して見れる。
私は男性向けの巨乳キャラが色気を出すのが好みではないのだ。
みんなの女子力が高いのも魅力。髪型や服装、靴下なんかも結構変わる。
原作絵もとにかくかわいい、綺麗、おしゃれだし、随所に考察ポイントが存在する。アニメから入ったなら絶対に原作も読まないと損である。アニメ、つまり原作のはじめの部分では明らかにはなりにくかった魅力的な本質に、きっと気がつくことができるだろう。(後述)

キャラ(主要10名、ティッピー除く)紹介。いちおう呼び捨てで統一(全員さん付けしたい今日この頃)。
ネタバレタグで囲っておく。
①ココア
{netabare}
出会ってから3秒で友だちになれる(らしい)ほどのコミュニケーション能力の高さ。チノともたった1羽で一緒にお風呂に入ってしまう。年齢も関係なく平等に話せる。笑顔が多いこともポジティブさによる。周囲を動かす行動力を持ちつつも、落ちでは「台無しです」でしまらない。チノへの愛が可愛い。頼りたいし、頼られたいと思わせる欲張りコース。
{/netabare}
②チノ
{netabare}
重たい環境に囲まれていたとき、リゼと出会う。これはチノ父とリゼ父の画策による。さらにココアと出会う。これをきっかけに周囲と打ち解けていき、笑顔も増える。この成長を見守りたいし応援したい護りたい!髪型や服装が頻繁に変わり、女子力が高く、料理上手なのもポイント。ちなみによくチノだけ頭が良くない説が騒がれるが、お嬢様高校も射程圏内だがあえて受験しなかったらしいのでそんなことはない。
{/netabare}
③リゼ
{netabare}
かっこよく、クールだが、可愛いもの好きでギャップあり。ヘタレでもある。
何気にヘアピンや髪型、服装に気を使っていて、オシャレさん。指揮力が高く、面倒見が良い。自分が周囲と浮いていることを気にしている。親しく接してくれるシャロには感謝している。可愛いと言われなれていないために真っ赤になるのも可愛い。護りたいし、護られたい。
{/netabare}
④千夜
{netabare}
シャロとの幼馴染関係がわかり合いつつも、遠慮しちゃう関係で可愛い。
(ご注文はうさぎですか? Wonderful party!に感動、ホカホカエピソードがある)ココアとも完璧なパートナー。メニュー名が面白い。おそらく語彙力の高さがなせる技である。お姉ちゃん、お母さん的面がある。メニュー名は青山と一緒に考えている。基本ボケ担当。会話を回す役割に長けている。あまり表には出さないがおそらく1番の友達思いだと思われる。
{/netabare}
⑤シャロ
{netabare}
真面目で責任感が強く、料理上手。貧乏キャラ設定ではありつつもおしゃれには気を使っている。気を張って頑張りすぎるところがある。(ご注文はうさぎですか? Wonderful Party!(以下WPで表記)参照)コーヒー酔いによるギャップもあり、面倒見が良く、護りたいし、護られたい。千夜の前ではたまにとても素直になることがある。ちなみに、そこまで深刻な金欠ではなく、一人暮らしの仕送りが少なめの大学生程度だと思われる。陶器コレクションにつぎ込んでいるのか?
{/netabare}
⑥マヤ
{netabare}
八重歯、短髪、考えるより先に手が出るタイプとボーイッシュではあるが、髪型などを意外と気にしていたり、相当な友達思いであったり、かなり女の子らしい。褒められると真っ赤になる。ちなみにかなり成績は良い。また、チマメ隊のひっぱり役である。
{/netabare}
⑦メグ
{netabare}
素直でおっとり可愛い。天然タイプで護りたい。マヤとの友情エピソード(バレエ教室にて)が可愛い。心あたたまる。身体的成長は順調だが、精神的成長が順調なチノに若干嫉妬している様子。唯一、ひと目でココアの長所を見抜いた人物。
{/netabare}
⑧青山ブルーマウンテン
{netabare}
何気に小説が映画化、アニメ化している売れっ子作家。お嬢様高校出身で優秀でありつつも、ポンコツさも併せ持つ。性格からか、ココアたちとも敬語なしで仲良く話せている。人見知りだったが、ココアと出会ってから改善されたようだ。シャロ愛がすごい...作家ポジなので、時折物語的視点で私たちと一緒に彼女たちを観察することがある。
{/netabare}
⑨モカ
{netabare}
ココアと似ているところも多いが、違うところも結構ある。ほとんど全員のお姉ちゃんになれるレベルの包容力。泣いてしまうほどの美味しいパン。ぜひ食べてみたい。護られたい。
{/netabare}
⑩タカヒロ
{netabare}
完璧すぎる万能人。ジャズ、経営、吹き矢、交渉などが得意。物語の裏で重要なポジション(サポート役)。というか普通にイケメン。
{/netabare}

話を戻す。萌えアニメはストーリーの起伏が全く無くてなぁなどと言われるが、ごちうさのストーリーにはメリハリがあり、グダグダしない。(昼に盛り上がり、夜でしんみりするパターンが最も多い)イチャイチャはあるが粘着せずに爽やかである。少なくとも他の学園系日常作品とは一線を画している。
それに、チノちゃんを中心にそれぞれの成長を楽しむこともできる。
まさに、ココアさんをきっかけに始まった「魔法のような物語」であり、(手品かも)チノ父、リゼ父、青山先生など大人たちに支えられている物語でもある。
(詳しくはDear My Sister のレビュー参照)
ごちうさのストーリーのテーマとしてあげられるのは他にも、「感謝の輪」「おせっかい」「未知なるセカイの開拓」がある。単なる「ほのぼの」ではない。彼女らなりの葛藤、悩みがあるのだ。勿論仲がとても良いのだが、「遠慮という障壁」が存在して、それらを「おせっかい」でぶち壊す。そしてそれが循環し、「感謝の輪」となる。(これはアニメ化された部分(特に1期)ではわかりにくいので気になる人は原作を読もう!)本気で語ると、長文レビューとなってしまうのでここで止める。(もうすでになっている)
ほんとうの意味(←ココ重要)でのアホキャラがいないのでイライラしない。(私はアホキャラが3人以上登場すると耐えきれなくなります)全員頭が良いと推測できる。(ソース:原作)
また、全員にギャップがあって、それも楽しめる。それ故にそれぞれのキャラを表現するキャラソンが多すぎて、揃えるのが大変である...
ネタについては、デジャブを感じるように仕組んでいるシーンが多くある。これは原作で特に顕著。(「どっちですか」ネタなど...)
もとは4コマであるので頻繁にオチがつく。こんなにしっかりオチを毎回つけるのはかなり難しい。
笑いの質的にはバカ笑いと言うより、じわじわくる感じの笑いである。
1周目はほとんど笑えないが、2周目以降は初見では笑わなかった場面で笑えてくる。しかも、浄化されていくような、誰も傷つかない綺麗な(←ココ重要)笑い...普段の汚い笑いとは全く違う。
友情にじわっとくる話も多数織り込み済み。さらなる友情を求めるならゲーム(WP)をやってみると良い。特に千夜が活躍する。二次創作、妄想も良いだろう。
ありがちな、登場人物は大体同じ学校、年齢でクラスメイトという設定が多くを占める中、学校が全員一緒というわけでもなく、年齢もかなりバラバラな中で築けるあの友情に、敬意を表するべき。素敵と言わざるを得ない。
さらに、時々ヨーロッパ特有の私達のよく知らないものを出してくるので、詳しくなれるというおまけ付きである。
本当に何百周としていても飽きない、見れば見るほど面白い作品だと思う。
考察がまだまだ止まらない。そして、私の人生を救ってくれた作品でもある。
本当にKoi先生には感謝している。ぜひ見ず嫌いせずに、12羽を完走してみてほしい。原作も最新羽まで読むと、よく練り上げられたストーリーや先生のこだわりがわかるはずだ。

1期がいまいち薄かったと思った方が一人でも多くこのレビューたちを見て原作に興味を持ち、驚愕し、ファンになってくれることを心の底から願っている。

とにかく原作を読んでくれ!!それからだ。愛と金と時間を重ねれば、満開の花を咲かす大樹のごとく、太い論理構造の幹をもち、1次創作が互いに影響を与え合い進化し花を咲かせるごちうさの姿を観ることができる。
※私のツイッターアカウント(@blacktea_zygmy)を見て(検索して)いただくと他にも感想考察を読むことが出来ます。イベント前後や原作の更新日などはうるさいです。一通り原作を読み終わった方はどうぞ。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 10
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

天然サナトリウム温泉♪

∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩

モーニングだよ!<J>

「「「「「全員集合」」」」」<J♣♡♢♠>

注意事項
・・・え、私が読むんですか?<♡>

がんばれ、気合だ!!!<♠>

は、はいっ!!<♡>

え~っと、
①ラビットハウスはどなたでも歓迎しております♪
※ただし天然さんに限ります
うう、私、天然さんじゃないのに
※若くて美しい女性に限ります
・・・なんでこんなこと言わなくちゃならないんですか
※胸のおおき・・・い人もちっちゃい人も歓迎します
私はまだまだ成長期です!<♡>
こんなのイジメだー!!!!!<♢>

あらあら<♣>

むむむ、続きを読みます
※男子禁制です、ただしスタッフの親類は除く
おとおさんもいますし、ティッピーは・・・ティッピーです
以上です
・・・これだけですか?1番で終わりじゃないですか
あ、あと、
※特定のスタッフ1人を甘やかしすぎないでください
すぐ調子に乗りますから、誰彼かまわずベタベタします<♡>

ごめん、お姉ちゃんが妹に寂しい思いをさせてしまったー!! たくさんモフモフするからー!!!<J>
別に誰のこととは言ってないじゃないですか、ベタベタしないでください、恥ずかしいです・・・<♡>
えへへへ~<J>

∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩
※何も言わずともJ♣♡♢♠それぞれ異なる心の声が聞こえた方とは友達になれるでしょう。
 言う必要もないと思いますが{netabare}
 Jココア、♣ちや、♡チノ、♢シャロ、♠リゼで、ちなみに「全員集合」のところは、
 Jいつも通り、♣ノリノリで朗らか、♡恥ずかしそうに、♢緊張してちょっと噛む、♠教官チック{/netabare}です。
※土日祝はきっと朝からモーニングを提供している、私はそう信じています。




この作品は喫茶ラビットハウスを真ん中辺とした天然不思議系キャラの日常です。
爆笑できるギャグや百合、あとえっちぃのは期待しないでください。{netabare}
着替えシーンがありますが、あれは水着です。確か、プール回でも似たような柄だったし。
汚れなき眼(まなこ)で見てください。{/netabare}

などと言いつつも、萌えアニメであることは否定できません。
なので自分としては、
天然あるいは不思議系のキャラを満喫するキャラアニメぐらいに思いたいところです。


舞台は日本なんだろうけど、フランスとかスイスみたいな雰囲気の街で、兎と野兎に溢れている。
フルール・ド・ラパンって名前の店あるし?
お店とか、お祭りとか、働きっぷりとか、どこか古めかしく、携帯電話も出てこない。{netabare}
と思っていたら、スマホだらけの回とかあるしwww あるぇ~、携帯電話この回だけじゃね?{/netabare}

ココアが転校するために引っ越すところから話が始まり、
住むところはチノがいて、リゼが働いている喫茶ラビットハウス。
新しい学校には同い年で甘味処「庵兎甘(あまうさあん)」の看板娘ちや、
その幼馴染にハーブ喫茶のフルール・ド・ラパンで働くシャロがいる。
あと、チノの父とモフモフ兎のティッピー。

ただの萌えアニメと感じさせないところは、親類ではあるがチノ父が出て、
セリフは少ないながらもレギュラーで登場するティッピーの存在感の大きさ、
あと青山ブルーマウンテンさんの落ち着き?などがある。ついでにメインキャラ紹介すると、

Jココア 元気、カワイイ物好き、おバカ ☆☆☆☆★(←天然度、☆が1、★が0.5)
♡チノ 自己表現が苦手そう、ちょっとがんばり屋、ちょっと神経質 ☆☆☆
♠リゼ 軍事ファミリー、武器を常備、熱血っぽい、かわいいモノ好き ☆☆☆☆
♣ちや 自覚あったりなかったりするS、たまにすごくボケたり勘違いする ☆☆☆☆☆
♢シャロ プリプリするところがある優等生、リゼに憧れと好意を寄せる ☆☆★
※天然度は勘です

∩∩ ∩∩ ラジオと声優さんについて ∩∩ ∩∩{netabare}
あやねる、いのすけ、ええ☆

俺ガイルから本格的にラジオを聴くようになり、
ぜんら、なのん、などは非常に楽しませてもらいました。

ラジオ聴くと親近感が沸くね。
で、声優さんにあまり興味のなかったオレとしては、
ラジオが、ラジオで面白い人は印象に残ります。

そして、この2人は恋愛ラボのあのキャラとこのキャラ。

あやねる・・・あんな高い声も出るんだ~うぇひひひひひひww
いのすけに関してはかわええ声していると思いましたが、いいね♪
特に相槌が「ハイ」でも「うん」でもなく「ん」がセクシーでそれだけでも聴く価値があるwwwww

あとシュガーさんの声、ええわ~☆

・・・そろそろキモくなったんで普通に、
佐倉さん、水瀬さん、いいね♪

普通に佐倉さんみたいな人、ええわ☆☆☆☆☆


声優のアイドル化が進む中、
ぶっちゃけ写真集と曲の良さを度外視してCDとか買おうとは思わんが、
ラジオはええわ♪♪

タダだし・・・ケチだけど、本当に応援したいと思ったらちゃんと借りるから!!www
∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩{/netabare}


んで、結局面白いのかと言えば、知らん。オレは好きだ。
なぜなら、
放送直後2,3週間の感想で見かけたけど、
「きんモザ好きな人にオススメ」「~楽しめそう」とか書いてあったけど、
あれだよ、オレ、きんモザ嫌いじゃないけど、好きでもないから。


~ 一度やってみたかった、オレの日常系対する好みと傾向とか メッチャロングver. ~
※本当に長いから途中で読むの放棄してね♪ {netabare}

とか言ってあれだけど、オレとしては一緒にしないで欲しい!
ごちうさはものすごく楽しんだし、作品としての完成度がものすごく高いから!!

参考資料
『日常系っぽい作品マイベスト?? ※ネタバレあるかも』
http://www.anikore.jp/anime_rankings/view/33146/

ということで、成分タグ「日常」なかったら「日常系」で上から順にさらっと感想を述べます。
・・・「日常系」にしておきました。
ついでに☆で楽しめた度を5段階評価します。オススメうんぬんではなく、ただ自分が楽しんだかです。

①男子高校生の日常 ☆☆☆☆☆ 完走した 何度も観た、観直せる
ギャグメイン。男だらけだが女の子も出る。非常にええ♪

②けいおん2期 完走したか覚えてない
萌えメイン。OPが好みじゃなかったのと、よく覚えてない。

③けいおん1期 ☆☆☆☆ 完走した、観直せるかも
萌えメイン。放送当時はすごい好きだった気がする。ミオとウイがええ☆

④のんのんびより ☆☆☆☆☆ 完走した!!!!! 何度も観たし、観直したい
れんちょんメイン。ああ、すごくいいね♪

⑤日常 1話で切った
非日常系。全然、日常してなくて切った。

⑥みなみけ1期 ☆☆☆☆☆ 完走したぁあ!!!!! 10回は観た、観直したい。
シュールなコメディ。ラブも微量に含むがそれすらもネタ。最高だ☆☆☆☆☆

⑦ゆるゆり1期 ☆☆☆☆ 完走した 観直せる。
百合とキャラアニメ。好きなキャラ結構多かったので楽しかった。

⑧らきすた ☆☆☆☆ 完走した 放送当時、何度も観てた
萌えメイン。ラッキーチャンネルは微妙だった。観直せるかは分からん。4人の中でつかさが一番ええ☆

⑨みなみけ おかえり 観てない

⑩みなみけ ただいま 観てない

⑪みなみけ おかわり 数話観てしまった・・・

⑫ゆゆ式 観てない

⑬サーバント×サービス 観てない

⑭あっちこっち 観てない

⑮氷菓
・・・日常系として評価不可。

⑯GJ部 ☆☆☆☆☆ 完走した!!!! 何度も観た、観直せるが・・・最終話が物悲しい
不思議空間キャラアニメ。不思議だがはまってしまった。しおんさん、きらら、たまがええ☆☆☆☆☆

⑰映画けいおん 観てない

⑱TARI TARI
日常系として評価不可。

⑲君と僕。 観てない、初めて知った

⑳苺ましまろ 観てない、原作は少し読んだことある

㉑たまゆらTV1期 ☆☆☆☆☆ 何度も観た、観直せる
カメラを軸にキャラとヒューマンアニメ。ああ、イイ作品だ。ま、まおんたんがええ☆☆☆☆☆

㉒たまこまーけっと 観てない

㉓Aチャンネル 一話で切った
バット持ってるチビっ子と、非常に遅く感じるテンポがダメだった

㉔きんいろモザイク ☆☆ 完走した
百合萌えアニメ。赤毛、ヨーコがかわええ。以上。

㉕みなみけ べつばら 観てない・・・みなみけシリーズすげえな

㉖今日の5の2 ☆☆☆☆☆ 完走した、観直せる
シュールコメディ。ロリコン向けでもあるが、普通に面白かった。

㉗ゆるゆり2期 ☆☆☆ 完走した
百合とキャラアニメ。話の内5,6個は楽しかったけど、それ以外は微妙だった。

㉘あいうら ☆☆☆ 完走した、観直せる
日常系ふともも蟹ショートアニメ。日常過ぎたけど、結構楽しかった。

㉙ごちうさ ☆☆☆☆☆ この作品

㉚河合荘 ☆☆☆☆☆ こないだ完走した、観直すかはわからん


そろそろメンドクなったなww
・・・日常系が好きだと思ってたけど、観てなかったり1話切りしてる作品が結構あるなぁ。


㉛位以下で好きな作品(好きな順、あるいは観直したい順)

○帰宅部活動記録 ☆☆☆☆☆ 完走した!!!!!
何度も観たが、最近観直したくて仕方がないが、手元にない…
ネタの幅が広く、ギャグ、ボケとツッコミもメインのアニメ。すごい楽しかった♪
観たい、観たいんだ!!!

○でぃーふらぐ ☆☆☆☆☆ 完走した!!!!! 応援したくて、ドラマCD借りたった~☆
ギャグとツッコミアニメ。割と創造性豊かで、ストレートに楽しめた。ハーレムとか萌えアニメとは違う。
アタルぅ・・・wwwww

○キルミーベイベー ☆☆☆☆☆ 10回は観た!!!!! また観直すかも
激しいボケとバイオレンスツッコミアニメ。やすな・・・君は最高だ!!!!!

○ひだまりシリーズ ☆☆☆☆☆
 シリーズ通して多分3回は観た!!!!! 長いから観直すのに勇気がいる
女子高美術科、アパートで一つ屋根の下系ホームコメディ? 表現力にツボった。
ミヤコが大好きだ!!!!!

○恋愛ラボ ☆☆☆☆☆ 何度も観た!!!!! そのうち観直すかも
中学校生徒会、ギャグコメディ。分かるわ~と思いながら楽しんでた。エノがええ☆☆☆☆☆

○ワーキング1期 ☆☆☆☆☆ ちなみに2期は☆☆ 1期は好きだから何度も観たし、観直せる
バイト系日常アニメ。テンポとキレが良い♪ 小鳥遊くんの変態さを含めてイイよね♯

・・・っていうか、氷菓とかTARI TARIが含まれるなら、ARIAとかも日常系じゃね?
ちなみにARIA大好き♪
{/netabare}

↑こんな好みの人間ですが、分かるわ~って思う人には、ごちうさをオススメします。

ちなみに今期2番目に楽しんだ作品です☆
作品としての完成度は非常に高いと思いますよ~
OPのサビでのメロディとシャロのワンツーパンチで、心とテンションが跳ね上がります♯
センスのええサブタイもお好みでお召し上がりください♪


∩∩
 ・・
  × <おまけ、好きなキャラランキング){netabare}


主要キャラ五人の中で、



一番、ちや!!!!!




二番・・・二番・・・





・・・・・・一番決めといてなんだけど、みんな特別なオンリーワンとかじゃダメですか?
ええダメですともぉ!!!!!{netabare}





二番、{netabare}ココア!!!!! ぐふっ( ´゚Д゚)・;’.、カハッ


三番、{netabare}シャロ!!!!! ごほぁっ( ´Д`)・;’.、カハッ



四番、{netabare}チノ!!!!!  ふごぉぁっ`;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)ガハッ




五番、{netabare}リゼ!!!!!                  _:(´ཀ`」∠):_





{netabare}とか何とかいいながら、一番は文句なしで決まってて、
二、三番で多少悩みはしたものの、ほぼ即決、
五番も決まっていたものの、好き度は高かったから五番に置きたくなかっただけ。

というか、回によって2番が変わる。
チノはしょっちゅう上位に浮上してくるし。


チマメ隊のマメもまあまあ好き、メグの方が好きかな。

ティッピーは二番目に入れたいぐらい好きだし、
チノ父はダンディだし、
青山さんはいい味出しているし、

うん、名前のあるキャラはみんな好きだな。










でも一番は、ちや、それは揺るぎないww{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 27

81.7 19 百合アニメランキング19位
花物語(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (1691)
11055人が棚に入れました
神原駿河は幼い頃に死別した母から干からびた猿の手のようなミイラを譲り受けていた。曰く、その手に願えば、どんな願いでも三つだけ叶えられるという。しかし、その猿の手は、願いを叶える代償として最終的に身体と魂を乗っ取る怪異「レイニー・デヴィル」だった。駿河は二度まで願をかけてしまうが、先輩の阿良々木暦・戦場ヶ原ひたぎ達の助けによって怪異に取り込まれることは避けられた。しかし、後遺症として左腕が怪力を発する毛むくじゃらの猿の手となり、駿河はそれ以来左腕を包帯で隠して日常生活を送ることになる。
それからおよそ11ヶ月が過ぎ、駿河が三年生になった春のこと、駿河は奇妙な噂を耳にする。なんでも「悪魔様」に相談をするとどんな困った悩みごとでも解決してくれるという。悪魔の左手を持つ駿河は因縁めいたものを感じ、「悪魔様」の正体を突き止めようとする。そして「悪魔様」がいるという学習塾跡地へと向かうのだが、そこに居たのはかつての駿河の宿敵だった。
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

面白いくらい自分には合わないアニメシリーズ  【追記】原作めっちゃ面白いじゃん!!(原作読みました)

【短い感想】
やっぱりダメでした。
どうしてもこのシリーズは自分には合わないんだろうなー。
しかも、それぞれのシリーズを視聴するたびに自分には合わない理由がいくつか見えてくる。
それが逆に面白いくらいではあるんですが、理由が見えるくらいともなると、本編を楽しんで視聴することは自分にとってほぼ不可能なんだろうなーとも思ってしまったり。

まぁでも1週回って自分にとって『特別なアニメ』になっているような気がします。
他の合わないアニメは「つまらない」とか「腹が立つ」とか「意味がわからない」とか「キャラが合わない」等、直感的な理由で合わないことが多いです。
このアニメはそういう直感的な理由、さらに言えばストーリーやキャラ以外に合わない理由が自分の中にあるんだから、ある意味凄いしやっぱ特別な感じがします。
それにちゃんと本気で面白いと思える所もありますしね。
ね?貝木さん


【長い感想】※最近全然感想書いてなかったせいか、暴走気味です。
○面白かったところ
{netabare}・貝木!貝木&貝木!
貝木は最早神なので説明不要。

・日傘(cv.日笠)
同じシャフトの電波女と青春男の花澤さん(cv.花澤)を思い出す声優ネタ。

・沼地「負け犬の遠吠えだ。やらずに後悔する方がいいに決まっている」
ヤマノススメを見ていた私にとって、阿澄さんが演じていたひなたの「やって後悔した方がいいじゃん」と元気いっぱいに話していたことを思い出して笑ったシーンです。

・1on1で敵にパスした神原
戦術的にも虚をつく面白い発想だったし、その後に二人の生い立ちと繋がって話が組立っていったことも凄かったと思いました。

まぁこんなところでした。
毎度ながら、1シーンの面白い場所はいくつかあるんですが、1作品通した面白さとか、伝えたいことが自分の中に入ってこないんですよね。
いや、確かに全体の繋がりとか、神原の悩みながらも自分のするべきことを見定めようと頑張っている描写とか、色々やっていることは私にもわかるんですが…
どうしても心から面白いと言えないです。
理由については下にいくつか書きます。{/netabare}


○物語シリーズが自分にとって合わない理由
{netabare}まず大前提。
ていうか今回ようやくそれに気付きました。流石に気付くの遅すぎたかも。
『物語シリーズは原作既読者向けのアニメ』
これは流石に間違いないと思います。
原作読んでないと話ついて行けないですよ、このアニメ。

ついて行けない理由について、今回大きく感じたのは『会話と演出の不一致』です。
私、シャフトの独特な演出がどうしても苦手で、今まで直感的に合わないと感じていたんですが、他にもちゃんとした合わない理由があると今回思いました。
例えば沼地がひたすら過去について話し続けるシーン。
あのシーン、普通のアニメであれば過去の話の内容に合わせた映像を流すと思うんですよ。
過去の沼地の行動の様子だとか、ほかの人とのやり取りの様子だとか。
しかし、花物語はそういう描写は断片的で、バスケットボールが大量に転がったり、浮いたりする演出をしてきます。
こんな感じで会話と演出、聴覚の情報と視覚の情報が一致しないんですよ。
もうね、中々内容が頭に入ってこない。
こういう演出は物語シリーズのセールスポイントではあるけど、間違いなく弱点でもあると思います。
友達なんて一切出さないし、人がいる描写もするわけがないし、独特ではあるけど、かなり縛りをかけてアニメを作っているイメージです。

そして、とうとうここまでに至りました。
『画面を見ないほうがまだ内容を理解しやすい』
小説を読むときって、ただ文字を読むだけということはしないですよね?
頭の中で情景を思い浮かべ、登場人物の声を想像したりといわゆる脳内補完をしながら読むはずです。
今回は画面を見ずに声だけ聞いて脳内補完しながらの方が内容を頭に入れやすかったです。
内容って文字だけとか、声だけとかで理解するのは無理だと私は思います。
いくつかの情報、視覚や聴覚、そして脳内補完によって分かっていくものだと思うんです。
しかし、今回で言えば視覚と聴覚の情報の不一致、さらに言えば視覚情報の演出は内容と関係なく、意識を他の物にそらしてしまいすらするもの。
そして、アニメーションを見ながらの脳内補完は無理です。
一度試してみたら分かると思いますが、流石にこれはできませんよ。
ここまでに至ってあのシーンは画面を見るのをやめました。
ストレスが溜まって仕方なかった。
演出に意識を取られてるうちに物語が進んでしまって会話を聞き逃してしまうこと、虫食いになってしまったシーンが出来てしまうこと。
その状態で最後良い感じで締められても、途中で感じたストレスと聞き逃した空白感を埋めることはできませんでした。

物語シリーズが原作既読者向けだと思うのはこういうシーンにあると思います。
原作読んでればストーリーは既に頭に入ってるから、ある程度話を聞かなくても、置いていかれることはないと思うんですよね。
その間に演出に注目して、「この演出すげー」とか「この表現法凄いなー」とか内容以外にも注目出来ると思います。
しかし、原作未読者で初見の視聴者にそんな余裕はなく、内容を頭に入れていくことで精一杯の中、逆に演出に内容理解を邪魔される感じ。
まぁイライラしますよ。

花物語のあの沼地の回想シーンに注目して書きましたが、物語シリーズ全編に言えることだと思います。{/netabare}


【終わりに】
このシリーズを楽しく見る方法は最早原作を読むしかないんだろうなーと思いました。
でも、小説とかラノベって苦手なんですよね。
俺ガイルですら1巻で止まってるし。
SSならいくらでも読めるんですが。
最近アニメも全然見なくなってきたし、次のシリーズがアニメ化されても見ないかもしれないですね。
貝木が出たら100%見ますが(笑)


【追記】
上に色々書いておきながら、アマゾンで注文して原作買って読んじゃいました(笑)
原作に手を出した理由、きっかけとしては、シリーズ通して感想を書いてきたのに、一度も“ストーリーの内容”についての感想を書いたことがない、それが悔しいということだったんですが。
今となっては、「どうしてもっと早く原作を読まなかったんだろう」と激しく後悔しています。
それくらい面白かったし、心が動いた作品でした。
アニメ見た時とは全くと言っていいほど逆の感想になりました。

文学少女のシーンを客観的に観るとこうなる【男子高校生の日常】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17162619
原作読んでてこの動画を思い出しました。
動画の前半が原作、後半がアニメ物語シリーズと見立てられるくらい、両者には差があると思いました。
この動画を出した理由については、下の前置きにて少し説明します。
ニコ動見れない方、ごめんなさいです。



【長い長い感想】
長いです。
まとめだけでも読んでもらえたら幸いです。
原作のネタバレもある内容になっているので、ご了承ください。
○前置き
{netabare}原作をまだ読む前、私はこの作品は間違いなく原作既読者向けの作品だと言い切りました。
しかし、いざ読んでみると、それは違うなと思ってしまいました。
これまでの考えを合わせると、このアニメは原作未読者向けでも原作既読者向けでも無くなる。
じゃあこのアニメは誰向けなのかと?

まず言えるのは「原作既読、未読」で分けるのがそもそもの間違いということ。
アニメと原作ではタイプが全く違います。
それこそ上で紹介した動画くらいに。
原作は「過程と結果」の作品です。
アニメは「過程より結果」の作品です。いや、もっと言えば、“過程を描きたくても出来なかった”作品です。

物語シリーズでの評価としては、言葉遊び、そして会話劇というのが多く挙がる意見だと思います。
しかし、いざ原作を読んでみると、言葉に出していない“心の声”というのがとても多いというのが印象的でした。
それもただ多いだけじゃなく、細かく、丁寧に、たまに余計なこともありますがw主人公の考えていること、その時の情景などがすごくイメージしやすいんですよ。
余計なことも面白いですし(笑)
どんどん物語に入り込んでいって、どんどんキャラに感情移入していって、飽きることがまずなかったです。

今までアニメを見て、感情移入できない、話についていけない、何を言いたかったのか分からないといった否定的感情をもっていた私。
その理由は、展開の早さだとか、演出と会話の不一致によって理解しにくくなっているとかだと思ってましたが、ただ単純にキャラの描写や心情描写が全然足りなかったんだろうなと思いました。

上で紹介した動画の前半は心の声があります。
しかし、後半は心の声がありません。
後半の方はさぞシュールに見えたでしょうし、本当に物語を知らなければ「何やってんだコイツら?」という感想を持ったに違いありません。
非常にシュールですが、原作とアニメではこの動画くらいの差があると思います。

アニメは本当に本当に原作の心の声がほとんどない。
あのサブリミナル文字表記ありますよね?
あのほとんどが原作で心の声として届けている文です。
まぁ読める訳もなく、止めて見たところでズムーズにアニメを見れる訳もなく、シュールさは増すばかりの演出ですよね。
原作を読んだ今、あのサブリミナル文字表記は演出ではなく、原作を再現しきれないアニメスタッフの気休めにさえ見えてしまいます。
心の声の尺を取れない分、せめてものサブリミナルといった感じ。

しかし、原作読んで、原作が凄いというのは分かりましたが、それと同時にアニメも凄いということも感じました。
だって、心の声サブリミナルにした挙句、まだまだ原作の多くの場所をカットしながらも1つのアニメを作ってるんですよ?
やっとの思いで5話に収めてますが、原作全部再現したら8話くらいにはなるはずです。
心の声全部やったらとんでもなくスローでテンポの悪い物語になるでしょう。
最早原作の再現のしようがないし、アニメ化なんてそもそも不可能だし、これだけ制約をかけられていて面白い作品にしろという方があまりにも無茶ぶりなんです。
だからこそ“過程を描きたくても出来なかった作品”なんです。

そして凄いのは、“過程より結果の作品”で評価される作品を作り出したこと。
沼地に会った、左腕が元に戻った、貝木に焼肉を奢ってもらった、バスケをした、阿良々木の車に乗った、またバスケをした、青春した…
日記で言えば、その時どんなことを思ったということを極力省いて、起こったことを並べただけで面白い作品にしている(のだと思う…)
実際凄いとは思うし、頑張って1つのアニメを作ったのだとは思いますが、それでもアニメでは満足できませんでした。

こんな感じで、アニメと原作両者の違い、感じたことは終わりにしておきます。
後は本編について原作を読んで感じたことも踏まえながら書きます。{/netabare}


○神原駿河
・神原駿河ってどんな子?①
{netabare}暦に「甘言褒舌(かんげんほうぜつ、暦の造語)」と称される程のプラス思考でやたらと暦やひたぎを賞賛し、勤勉で人当たりも良く爽やかな性格。
非公式ファンクラブ「神原スール」がある程後輩の女子にも好かれ面倒見が良いが、実はBL好きな腐女子。
更に、同性愛者、マゾ、露出狂、欲求不満で、それらを肯定している。スポーティーというより猥褻な印象が強く、メメからは「エロっ子ちゃん」と呼ばれたこともあった。 (ウィキペディアより引用)

今までの神原の印象といえば、私もこの説明文と大体同じ印象でした。
真っ直ぐで、爽やかで、腐っていて、百合で、変態。
しかし、花物語を視聴したあとなら、確かにそういう性格な描写もありながらも、真面目というか、色々考えているというか、とにかく今までと違う印象をおそらく多くの人が抱いたでしょう。
それは正しい反応であると私は思います。

というよりも、その違和感は気のせいでもなく、キャラ崩壊でもなく、当たり前のことです。
今までの物語での神原は“阿良々木暦から見た神原”もしくは“他人から見た神原”であり、花物語の神原は“神原駿河から見た神原”だからです。
『自分が思う自分と周りが思う自分が一致する人というのは多分いなくって~(割愛)』
花物語あとがきの西尾維新さんの言葉ですが、作者自身が他人と自分の認識のズレというテーマをこの作品で描きたかったのでしょう。
今までと今回の神原が違うように見えたのなら、それは作者の考えを実際に体現できたということであり、ある意味で狙い通りの反応なのかもしれません。

神原は百合であり、変態であり、腐女子なのは確かですが、それらだけで神原が構成されているわけではなく、とくに神原駿河から神原を見た場合、その要素は神原を構成する上でほんの些細なものなのかもしれません。{/netabare}


・神原駿河ってどんな子?②
{netabare}①では今までと違って見えたということを述べましたが、では実際どんな風な人物に見えたのか述べていきます。
ただし、これを書くには先ほど述べた原作の“心の声”というのが非常に重要であるため、ほとんど原作の感想になることをご了承ください。

神原は花物語で非常に真面目な一面、悩んでる一面を見せ、さらには「自分がよくわからない」「自分らしさってなんだろう」というような、彼女自身でさえ神原駿河という人物が分からないような、かなり曖昧で揺れ動いているような人物像になっていたと思います。
それでも原作を読むと、「これが神原だ!」と言ってもいいような人物像がいくつか見えました。

それは“諦めの悪さ”であり、“負けず嫌い”であり、“融通がきかない”ということ。
そして、それがよく分かる描写に関しては、アニメでは心の声カットどころか、場面そのものをカットしているため、中々神原駿河という人物が見えてきませんでした。
さっきの日記でいう“その時どんなことを思った”という描写の省略なわけです。

では原作ではどんな場面でどんな描写をしていたか。
まずこんな言葉が出てきました。
「諦めたらそこで試合終了だ」
バスケをやっていない人でもまず知っているであろう有名なセリフ。
そして、バスケをやっていた神原ならなおさらでしょう。
沼地に会う→左腕が戻る→貝木に会う→沼地に会う
この言葉が出てきたのは左腕が元に戻ったシーンと貝木に会うシーンの間の出来事のときです。
アニメだと沼地と2回目の接触まではかなりあっさりしている印象ですが、実際は1週間かけて沼地を捜索しても手がかりは掴めず、捜査は困難を極めるといった状況だったんです。

苦労して必死に捜査を続けますが、しかしまぁ、神原からしたら別に沼地と会わなくても損は何もないし、会ったところで得もありません。
ただ、治った左腕と何か関係があるかもしれない、それだけの理由で沼地と接触しようとし、苦労しながらも諦めずに捜査を続けていきます。

左腕が治った理由が分からなくても、もやもやした納得出来ない気持ちは沼地が言ったように時間が解決してくれるかも知れない。
その考えも神原の頭をよぎりましたが、それは無理だと、「バスケットに人生をかけた私は、諦めたらそこで試合終了だと、骨の髄まで叩き込まれている。」と言って、諦めずに沼地を捜し続けました。

パロネタではありますが、『諦めない』という神原の性格が見えてくる非常に意味のある場面だったんじゃないかなぁと私は思ってます。
特に沼地を捜索した描写もなく、貝木と会ってその後の場面で沼地が教室にいるのと、苦労して捜索した描写があって、それでいながら沼地の方から神原の所へ来たとでは、大分印象が違うはずです。

次に注目した言葉。
「バスケットボールというスポーツに勝ち負けはない」
私はアニメ花物語を見て、神原がバスケットに対してどういう考えを持っているかすごく気になってました。
今まで神原はバスケをやっていた、全国大会に導いてきたという経緯は描写されていましたが、じゃあ神原はどんな気持ちでバスケをやっているのか、あの1on1はどんな気持ちで承諾したのか気になってました。

特に考えを明らかにしないうちに2度のバスケ勝負をした結果、本当の意味で“ただバスケをした”というように見えました。
表向きの青春っぽい描写が目立ち、裏での神原の思い、駆け引き、決意などが見えずに終わってしまったと思います。

1回目の1on1で見えたのは、バスケで語ることによって、神原の左腕の経緯を言葉で語りやすくするという沼地の狙いくらいでした。
でも、原作には神原のバスケに対する考え、自分の性格分析といった描写があります。
「バスケの試合に勝敗はついても、それが勝負かどうかといえば少し違う気がする。」
100%の確率でシュートを決める人はいなくて、確率が絡んでくるスポーツ。
バスケだけではないですが、勝敗には時の運や試合の流れが絡んできて、極論を言えば「運がいいチームが勝って、運が悪いチームが負ける。」と述べています。

言葉遊び満載のシーンなんですが、逆にこういう考えにたどり着くことによって、神原はバスケを純粋に楽しめたと言ってます。
それは神原がとても『負けず嫌い』であるから。
神原はあの走りを見ていると、バスケットプレイヤーというよりなら、陸上アスリートっぽいと私は思います。
実際、今までの描写も話もバスケより陸上、短距離の方が圧倒的に多かったはず。
でも、神原は陸上をやることはなかった。
陸上は偶然の確率が絡んでこない、勝ち負けが明確な競技であり、負けず嫌いだった神原は陸上をやるべきではないと述べました。
神原が負けたとき、何をするか分からないため。

以上のことを踏まえ、神原が今までやってきたバスケ、沼地との1on1は勝負ではなく、楽しむもの、もっと言えば負けず嫌いの神原にも楽しめるスポーツでした。
「バスケットボールの技量を競うゲームで運において劣ったから負けたからと言って、恥じる理由も悔いる理由もない。」というのが神原のバスケに対する考えのようです。

しかし、沼地との2回目の1on1は“勝負”です。
神原自身が“勝負”という単語を何度も用いて強調しています。
そして、神原の考える勝ちは運やまぐれではなく、100%の確率で決まるものを言います。

神原のバスケに対する思いを聞いていれば容易に想像できますが、さらに原作では心の声を加えてダメを押してます。
「一か八かで勝っても仕方ないんだ。」
「五十パーセントの確率の博打に勝ちましたとか言って、そんな勝利を誇れるか!」
だからこそのダンクシュートでした。
こういうキャラの行動に対する理由の描写って私すごく好きなんですよ。
こういう丁寧な描写をする作品本当に好きです。

これらのシーンによって、神原のバスケに対する考え、“負けず嫌い”という性格がより明確に見えてきて、神原という人物が大分見えました。
それに加え、運と勝負の使い分けの言葉遊びも楽しめたシーンでした。{/netabare}


・神原駿河ってどんな子?③
{netabare}みなさんは花物語を見て神原駿河はどんな女の子に見えましたか?
私は原作を読んでようやく神原遠江と同じ意見になりました。

「駿河。あんたの人生はきっと人より面倒臭い。
 だるくてうざくて仕方がない。
 だけどそれはあんたが優れているからではなく、あんたが弱いからだ。
 あんたは一生、その弱さを抱いて生きることになる
 ――願わくば、その『面倒臭さ』を、あんたが生きがいとせんことを」

神原はとにかく面倒臭い子なんです。
神原はやらなくてもいい事、ほかの人なら気にしないことをたくさんたくさんやってしまいます。
冒頭の左腕ガムテープ縛りも新聞確認も事件を止めるためのものではなく、事件が起こってしまえば何の意味もありません。
それでも自分が関与したかどうかという事実だけを知るために続けています。
悪魔様(沼地)に会おうとしたことも同じ理由です。
その悪魔様が自分であるかも知れないという事実を確認しようとしただけ。
別に悪魔様が悪いことをしているという噂もない、悪魔様がたとえ自分だったとしても誰も困ってないはずなのに。
左腕が治った後に沼地を捜すことも実際は無駄で誰も得しない行為のはずです。
左腕が治ったならこれ以上神原が求めるものは何もないはずだし、相談もないのに会いに来られるのは沼地にとって逆に迷惑かもしれません。
最後に沼地に会いに行くのも同様に意味がないはずです。

神原の面倒臭さはこれだけではありません。
神原は他人の意見に対して聞き流すことが出来ません。
これは私が先に挙げた“融通の利かなさ”が特に関係しているんですが、他にも挙げていた“諦めの悪さ”と“負けず嫌い”も関係しています。
というよりも、この3つの性質は非常に似ているものであり、3つの性質が重なり合うことによって、より神原の面倒臭さを引き出しているのではと思います。

沼地の悪魔様としての行いは、言ってしまえば呆れて言葉も出ないような行為です。
それでも神原は聞き流せません。怒って沼地に手を出してしまうほどです。
ただ、沼地の行為が呆れたものに聞こえるのは、その行動だけを切り取った場合の話。
沼地のこれまでの生い立ちや沼地の行動原理、主張をしっかり聞けば決して理解出来ない行動ではありません。
それゆえに神原は1つの主張を納得してしまう。

「逃げの何が悪い?
 この世にあるほとんどの問題は、逃げることで解決するじゃないか。
 逃げて先送りにしているうちに、問題は問題じゃなくなってしまう。
 『今このとき』に解決しようと思うから、ひとは苦労するんだよ。」

こうやって人の意見をどんどん聞いてしまうがゆえに神原はドツボにはまっていきます。
貝木が言った、「逃げるだけじゃ解決しない問題もある」なんてまさに矛盾みたいな意見なのにやっぱり納得してしまいますからね。

補足しておくと、神原は沼地や貝木の意見に納得しただけであり、それを聞き入れたわけではないと思うんです。
これは自論なんですが、人の意見は自分の意見に変換できてようやく聞き入れたことになると思うんです。
神原は納得こそすれ、それを自分の意見にすることが出来ません。
この辺も“融通の利かなさ”が関係してると思うし、考えが固い子なのだと思います。
逆に沼地なんかは貝木の意見を聞き入れたりと、神原よりも柔軟な発想が出来る子だと私は思います。

また、相手が発する意見に対して跳ね返せるような自分の意見、考えも持ち合わせていません。
いや、本来なら大抵の人には通じるかもしれませんが、今回は相手が悪すぎました。
神原の面倒くささに対して、「それはあんたが優れているからではなく、あんたが弱いからだ。」と言った母の言葉は的を射ているのでしょう。
遠まわしに「お前は井の中の蛙で大海を知らないんだよ」と言われてるような気もします。

後々、阿良々木先輩に「時間が解決してくれる」なんて言葉を発してしまいますが、「それこそお前の言葉じゃないな。誰かにそんなことを言われたか?」と言い返した阿良々木先輩は流石です。
明らかに神原が発した言葉は自分の意見ではないから。

その後神原は「私は阿良々木先輩の意見に納得した」と言いますが、これこそが人の意見を自分の意見にするということだと私は思います。
『釈然としないけど納得するしかない、実際言われた通りなんだし』これまでの神原はこういうイメージでした。
阿良々木と話してからは、『その通りだ。よし、やるぞ!』というイメージでした。
ああ…うまく言い表せない(笑)

とにかく、色んな意見に振り回されたけど最後の最後にようやく自分の意見を持つことができた、というのが花物語というお話なんじゃないかなと私は思います。{/netabare}


・神原駿河ってどんな子?まとめ
{netabare}花物語は神原の「けれども」という思いの連続を表した物語だったなぁと思います。
色んな意見に振り回され、色んな考え、想いが神原の中を駆け巡り、ひたすら揺れ動くブレブレの神原を描いた作品だと思います。

原作読んでようやく神原が左腕についてどんなことを考えていたのか見えてきましたが、沼地にお礼を言おうとしていた事や、左腕が治った時のなんとも言えない感情の揺れ動きはアニメではどうやっても読み取れませんでした。

では花物語の神原をまとめたいと思います。
悪魔様の噂を聞き、自分が悪魔様ではないことを確かめるために接触しようとする。
沼地の話を聞いて怒りを覚え、思わず手を出す。
けれども沼地の意見には納得してしまう。
左手が元に戻る。
けれども嬉しさよりもなぜ戻ったという疑問が先に浮かんでしまう。
けれども嬉しくて、涙すら出てしまう。
けれどもやはり治った理由が気になって沼地を捜索する。
貝木に遭遇してしまい逃げようとする。
しかし、回り込まれてしまった。
貝木に対して先輩たちの憎き敵として振舞おうとする。
けれども貝木を嫌うことができず、貝木の言葉に言いくるめられてしまう。
沼地とバスケをし、話を聞く。
左腕を奪ったのが沼地と分かったけれども、返せとも言えず、お礼を言うことも、なんの言葉をかけることも出来なかった。
実は沼地が死んでいたことを知り、ひたすら走った挙句、阿良々木先輩に拾われる。
阿良々木先輩に相談し、戦う決心がつく。
けれども沼地が自分が死んだことに気づいていないと知り、怖くなる。
沼地のディフェンスに圧倒されるも、100%の勝利を掴むためダンクをする。
沼地が成仏する。
けれども神原はこれで良かったのかと自信を持てずにいる。
お前は青春をしたんだよ。

これだけ目まぐるしく感情が揺れ動いたキャラを中々見たことがありません。
それも、今までは悩むことが少なく、真っ直ぐな少女というイメージを持っていただけになおさらです。
これだけ振り回されたら自分がよく分からなくなるなんて最早当たり前だと思います。

しかし、ただ単に優柔不断故の結果ではなく、神原の面倒臭い性格によるという大きな理由が見えたため、感情移入しやすかったし、神原の複雑な気持ちを味わいながら原作を読み進められました。

実際、こういう複雑な物語ってキャラの心情が伝わって来るかどうかが凄く大きいと思うんですよ。
物語全体を見れば、『神原が色々悩んだ末に1つの答えを見つけて青春しました』といった単純な構成かもしれませんが、神原自身は単純では済まされない時間を過ごしてきたはずです。
それを知った中で、「やって後悔しないことだ。」という考えにたどり着いた神原を見るとでは、印象が全く違います。

心の声がたくさん詰め込まれた原作と、色々カットしてあっさりした作品となったアニメでは大分差があると思いました。
この物語で一番気に入ったセリフもカットされてましたし。
最後にこの言葉を書いて終わりにしたいと思います。(とか言ってオマケも書く気マンマンですがw)

{netabare}神原が走り疲れて阿良々木先輩に拾われ、車や自転車のくだらないやり取りをしていた場面。
そんな中、おもむろに「なんかあったのか?」と聞いてきた阿良々木先輩。
このあとの神原の心の声が一番お気に入りのセリフです。

『(省略)この人はやっぱり阿良々木先輩なんだなあ、と思わされる。
 変わっても変わらなくても。
 成長してもしなくても、阿良々木先輩だ。』

この後神原は阿良々木先輩に相談して、戦うことを決意しましたが、このセリフを見ると、阿良々木が神原のことを気にかけた時点で神原の決意はかなり固まっていたような気がしました。
この人ならこんな訳がわからないことでも相談しても大丈夫というような安心感も伝わってきたし、背中を押してもらいたいという気持ちも伝わってきました。
神原にとってやはり阿良々木先輩は偉大であるということも伝わってきました。
変わっても変わらなくてもその人はその人かぁ…
いい言葉だなぁ…{/netabare}{/netabare}


○オマケ:沼地蠟花について
書きたいことがいくつかあるので、近いうちにまた書きます。
ていうか時間が経ちすぎたので、一旦投稿しちゃおうというだけですが(笑)…

投稿 : 2025/03/01
♥ : 28
ネタバレ

fluid さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

あれこれ予想するのが大好きな人にとってはかなりおいしい作品!

今回は、猿の手に取り憑かれた女の子が「自分で勝手に助かるだけ」なお話。
一見するとするがの物語に見えますけど、、【怪異】が何なのか? 視聴者にネタバレしてるように見えなくもない物語でした。

物語シリーズってホント、ミスリード&逆転ネタが多いですよね。
一緒に会話してるのに実は全然別の物が見えてたり、思い込んでたものが実はそうじゃなかったり、まるでパズル(笑)

普通に見てたら聞き流しそうな重要なキーワードが大量に盛り込まれてて、もう一度見直してみると全然違うドラマに見えるところが面白いですね。

分かりにくいダメなアニメという感想もありますが、このアニメの分かりにくさって視聴者に考える楽しみを与えるための演出なんですよね。
本当にスタッフの腕が悪くて分かりにくいアニメもありますけど、それと一緒にされちゃってるのがちょっと残念。

分からないからこそ面白いのにね・・・それが好奇心。
すべて把握できないとすっきりしないという視聴者には向かないアニメかもしれないですね。
個人的には、全てが明かされて終わるよりは終わりが無い終わり方のアニメの方が好きです。この世界はまだまだ終わらない的な(笑)


■感想
まず思ったのが、、、あれ? あの人が!{netabare} 生きてるじゃん!
前回、ジーパン刑事殉職みたいな終り方したのに(笑)
貝木ファンとしてはかなり嬉しい展開。

ゴーストバスターと競争して負けるするが・・・泣いてる表情が可愛かったです。
ていうか、あの化け物みたいな足の速さは何!?

ヒゲ生やしてさらにキャラが濃くなってるし(笑)
意外と貝木って登場回数多いんですよね。
この作品に込められた主張を貝木に語らせてるようなシーンも結構ありますし、作者はぜったい貝木のこと好きでしょ(笑)


それにしても阿良々木くん不在のするがってホント普通の女の子なんですね(笑)
人間って相手によって話し方とか性格変わりますけど、するががあららぎ君と話すときに被る仮面は変態仮面だったってことですね。

そしてするがと話すときに貝木が見せる振る舞いは、親戚の普通に優しいオジサンみたいな性格。
悪人のような貝木、善人のような貝木、恋する貝木、優しい貝木、
これまでいろんな性格を見せることで視聴者をビックリさせてきた貝木ですけど、今回の物語はその見る人によって相手の振る舞いが変わるっていうところを作者が主張してるように感じました。おそらく!

しかし、貝木の言葉はいつも深いですね。なんなんでしょうね、このカッコいいおっさんは(笑)
というよりはこの作品に登場する大人ってみんな深いですよね。
現実にこんな大人いないでしょ!ってくらい何かを悟ってる感じの大人ばっかり。

貝木「どの方向から見ても同じ性格のやつはいないし、どの時点でも同じ性格のやつもいない」
深い!
人は人をどう見るのか。
人が真実だと思って見てる他人なんて幻想でしかない。沢山ある側面の一つでしかない。

でもこれって、分かっててもやっぱり主観視点で見てしまうのが人間の面白いところ。


阿良々木くんいわく、
「僕らしさっていうのはお前が決めていたのかもしれない」→するが
「好かれたいやつに好かれたいキャラをみんな演じちゃうものなのかもしれないな」
「そんな演技をしているうちに見失うものも、失うものもあるんだろう」
髪、短い方がよかったなぁ。。
大学生になって深い話が得意になった阿良々木くんなのであった(笑)
あの髪の長さは伊達じゃない!

このアニメって見る人によって見え方が違うネタがかなり多いですよね。
この花物語はとくにこの主張が濃い感じがします。
しかも今まではドラマ仕立てにして雰囲気で主張してたのに、今回は直接言葉にして決定的に伝えてるところが今までと違うところ。


沼地さん幽霊でしたね。。。
八九寺も幽霊でしたけど、今回は幽霊に遭遇するまでの流れがやたら丁寧に描かれているところが、ん?もしかして?
元々存在した幽霊を探し出したように見えますが、するがが悪魔様のうわさをかき集めるうちに思い込んで作り出した怪異にも見えます。

・怪異は周りの期待通りに振る舞う。
・人間がそこにあると思うからそこにある。
そして今回、本人は自分が怪異だと気づいてない。←ここ新しい!
それに気づいて怯えるするがの表情がかなり印象的でした。
え・・・?あの幽霊、、、自分が幽霊だってことに気づいてないじゃん・・・、みたいな。

今回、シリアスな話が続いてあまり面白くないっていう感想が多いみたいですけど、こんな複雑なパズルみたいな物語を書く作者のことですから・・・逆になにか意図があるんじゃないかと考えちゃいますね(笑)
どんなに面白い物語も視聴者に見えてもらえなければ何の意味も無いわけで、そのためには視聴者を作品に引き込む要素が必要となるわけですが。
このアニメではあららぎ君がその役割を担ってる、というわけですね(笑)

逆にこの点が全く理解できてない悪い例が、最近のタイトルの中ですと「グラ◯リップ」ですかね・・・
頑張って我慢して見続ければ面白いかもしれない作品Σ 理解できるかどうか挑戦させてるんだ、という感想もありますが、、、それって、例えるなら、客商売なのに物凄い態度の悪い定員さんと同じ原理ですからね・・・
仮にもプロのアニメーターなら他のアニメ作品と同じくらいの最低限の努力は見せてほしいものです。どんなにおいしい料理も接客が最低だと味を試す気にもなりませんしね。

その点この物語シリーズはよく理解できてると思います。
面白い話を作る能力だけでなく、視聴者の引きを作るテクニックもしっかり押さえてるところが素晴らしい。
つまりそう、、あららぎ君ありがとう!そういうことです(笑)

にも関わらず、なぜ今までみたいにあららぎ君を使って引きを作らないのか?
これまでの実績があるので、そんなに引きを作らなくても視聴者は見てくれるっていうのもあるんでしょうけど、他に何かないか注意してみてみると、、、
怪異に遭うまでの流れをこんなに丁寧に見せるのは初めて?かもしれないんですよね。
怪異の秘密をチラつかせてる?? 今後の展開のための下ごしらえ?

うーん、分からない(笑)絶対何かあるはずなんですよね・・・
{/netabare}

■怪異ってなんだろう?
{netabare}
幽霊なのか妖怪なのか、神様なのか伝説なのか、思い込みなのか、何なのか分からない。
というよりは意図的に何なのか分からない見せ方をして視聴者に予測する楽しみを与えている。
むしろ、どういう見方をしてもつじつまが合うように作られている、そんな作品なんだと思います。
どんな風にも見える世界観、それがこのアニメの重要な魅力の一つなのでしょう。

とあるレビューは怪異のことを幽霊のように解釈してたり、妖怪のように解釈してたり、
そう考えてみると、どんな見方をしてもつじつまが合うんですよね。
想像が現実になる人間原理ネタが一番近いような気もしますが、それは視聴者への見せ方・トリック・誘導ということで全部思い込みとか夢落ちでしたってパターンもありそうですし。
どんなエンディングになってもおかしくないところが面白いですね。

物語シリーズってある意味、視聴者の【期待通りに振る舞う】作品ですよね(笑)
見る人によっていろんな見え方(解釈)になるあたりが。


↓怪異関連のセリフ
忍野「人間がそこにあると思うからそこにある物、それが怪異だ。」
忍野「怪異は周囲の認識通りに現れる。周囲の期待通りに振る舞う。そういう物だ。」
撫子「怪異にあえば怪異にひかれる」
撫子「怪異を知ることで怪異を信じることになってしまう」
貝木「スズメバチ → あれは瞬間催眠というやつだな」
貝木「怪異など俺は知らない。しかし、怪異を知る者を知っている。」
貝木「正確には、怪異を知ると思い込んでいる者を知っているだけなのだがな。」
貝木「お前たちの思い込みに俺を付き合わせるな」
貝木「嘘だろうとどうだろうと、所詮この世に真実など無い。」


1、人の思い込みが怪異ということらしいですね。

じゃあ、ただの想像がなんで現実に影響を与えるのか?
人間原理ネタ的に実際に現実に影響を与えてるという設定の可能性もありますし、
現実に影響を与えてると思い込んでるだけという可能性もありますよね。
例えば、自分が見ている怪異が周りの人にも見えてるというシーンは、単に周りの人にも見えていると観測者が思い込んでるだけの可能性もあるわけです。

そもそも、怪異が見えるキャラが中心で展開していくアニメなので誰にでも見えると錯覚しがちですが、八九寺のように見える人が限定される怪異やシーンもありますしね。
起きているときに夢を見ているような状態と言えばしっくりくるかもしれないですね。正気の人間には想像しづらい状態ですけど。
夢の中ではこれが夢だと気づかなかったり、現実離れした現象にも違和感を感じなかったり、そんな状態に近いのかも。

現実に影響を与えているのかいないのか?
どちらでもつじつまが合うように作られた物語。
視聴者に予測する遊びを持たせるようなスタイル。上手いですね。。。

2、周囲の期待通りに振る舞う

たとえば、しのぶが体だけでなく性格まで子供っぽくなってるのは、あららぎ君がそういう風に見ているからそういう振る舞いをしているということらしいですし。
八九寺にしたって自分で考えて行動してるように見えますけど、あららぎ君がそういうリアクションを期待してるから思い込みでそう見えているだけという可能性も。

3、暗闇

400年前しのぶが暗闇に追われたとき嘘をついてたのはしのぶなのに住人まで消滅するのはおかしい、という感想もありますけど。
そもそも怪異は周囲の住人の思い込みなんですよね。
住人が消えたと思い込むか忘れるかしない限り存在し続けるもの。
ですから、住人が先に消えるのは必然なんでしょうね。
まあ、この現象にしたって住人が消えてると観測者が勝手に思い込んでるだけとか、あるいは元々別の理由で消滅した住人達にもっともらしい観測者の理由づけがされたという可能性もありますよね。

暗闇ってひょっとすると周囲の認識のずれなのかも?
吸血鬼が神様になるというのが誰かの思い込みだとすると。
本当に神様だと思ってる住人と吸血鬼だったことを知ってる住人とで認識のずれが生じますよね。
話を照らし合わせるとつじつまが合わなくなって信仰=思い込みが薄くなり消滅する。みたいな。

4、貝木はどちら側?

貝木にはおそらく怪異は見えていないんでしょうね。
ただし、見えないから、信じてないからといって他人を信じ込ませることが出来ないわけでは無いですし、見えてるか見えてないかはどちらでも良いわけです。
そして忍野達とつながりのある貝木のことですから同じ技術を持っていても不思議じゃないですし、相手を思い込ませることで怪異を見せる、なんてこともできちゃうんでしょうね。

例えば、スズメバチは瞬間催眠だと言う貝木ですが、掛けられる側がそれを怪異だと思い込めば怪異なんでしょうし、
貝木がどちらなのかに関係なく見る側がどう思い込むかの問題。
貝木の目には勝手に思い込まされて一人芝居をしているような相手の姿が映ってるんじゃないかな?

貝木がなでこの説得に失敗しかけて蛇に縛られてたシーンがありましたけど、
何も見えてないのに縛られてる感覚があっただけなのかもしれないですし、
痛がる一人芝居をすることでなでこに思い込ませてただけなのかもしれないですし、
なでこが勝手に痛がる貝木を想像していただけなんて可能性もあるんですよね。

でもそう考えると実は忍野も怪異が見えて無いのかもしれないですね。
見えなくても退治できないってことは無いでしょうし。
ひたぎのカニのときも怪異をつかんだり投げ飛ばしたりしてましたけど、その前のシーンで「僕にはまったく見えないがねぇ」と言ってましたし、少なくともカニは見えてないはずなんですよね。
あのカニはひたぎの思い込みで、カニをつかんだり投げ飛ばしたと一人芝居をすることでひたぎに思い込ませていただけ、、、という可能性もあるんですよね。

貝木と忍野、二人には怪異が見えてないかもしれないですし、見えてるかもしれない、
怪異を信じてないかもしれないですし、信じてるけど見えてないなんて可能性もありますよね。
たとえ本人の口から告げられたとしても本当のことを言ってるとは限らないですし、
視聴者としてはすっきりしないところですが、、、それが色々予測できる面白い要素にもなってますし。
どちらなのかに関係なく見る側が何を信じるか、ということなのでしょう。

そう考えると、この二人って表向きの言ってることが違うだけで実際には同じような人物っていう可能性もあるんですよね。
{/netabare}

■ここからは推測なのですが・・・
先がつまらなくなる可能性があるので見るかどうかはご注意下さい。
{netabare}
貝木は怪異かもしれないですね。
色も白いですし、かいい と かいき という名前も・・・
作者の力の入れ方からしても、何かあるんじゃないかなと考えざるを得ないキャラクター。
忍野達と知り合いという割には2ショットで並んでるシーンが無いのも少し奇妙なんですよね、偶然かもしれないけど。


↓ここからは貝木が怪異だったらという前提で過去のシーンを思い返してみます。

飽くまで複数の人が共通認識する詐欺師という振る舞いはそのままで、
性格が毎回違うのはおそらく見る人の期待がそうさせてるんでしょう。
というよりは、自分の認識に周囲からのすりこみが混ざってるという感じかな。

・ひたぎ にとっての貝木
助けてくれる人なら誰でも好きになってたでしょうねと語るひたぎの前には、ひたぎに片思いしてるように見える貝木。
ひたぎってファザコンだからあの父親の無口キャラが貝木に影響してるのかも。
母親と別れたくはなかったけど、その重さをカニに丸投げしたところを見ると深層心理では別れたいとも思ってたでしょうし、
その別れるための汚れ役を引き受けてくれるキャラを期待して貝木がそれに答えたという風にも見えますね。
誰かのせいで分かれることになったと思い込む方がひたぎにとっては楽だったってことなんでしょう。
そもそも言うとおりに謝ったり、町の中に入らなかったり、悪人がそんな都合よく動くところが不自然ですよね(笑)

・委員長ちゃんにとっての貝木
ほとんどこの二人のカップリングは無いですね。だから、委員長ちゃんだけに見せる振る舞いは無し。
おそらくこれにも理由があって、誰かに頼るような弱みを絶対見せられないあの性格を考えると、貝木に期待することが何もなかったということなのかな。
周囲には影響与えていないけど、あの性格のせいで逆に自分の中に怪異を生み出しちゃったパターンですね。

・ファイヤーシスターズにとっての貝木
悪人ではなく悪役を求める期待に応えてものすごく悪い印象の貝木。
結局、殴っても何も解決しないとか子供のようにあしらわれて勝てなかったのも、かれんの心がそうさせたのかな。
心の底では正義なんて何の役にも立たないということに気づいてたんじゃないかな。

・するがにとっての貝木
猿の手の解決方法を教えてくれる優しいオジサン。
猿の手に取り憑かれ、競走で絶対に負けられないという苦しみを抱えるするが。
あのゴーストバスター貝木の異常なスピードはおそらく・・・
心の底では苦しみから逃れて競走で負かしてくれる相手を望んでいたということなのでしょう。
悪魔パーツのコレクターの話は猿の手から逃れたいするがの期待がそうさせたんでしょうね。


最初、貝木はものすごい詐欺師の悪人として登場し、次にひたぎの命を救う正義マン、そして今回は優しいオジサン。
変わり具合が凄かったですよね。
でもそれって人間なんだしいろんな側面あるのは当然なのかな。
と思いきや!
実はいろんな性格を見せてたのは人間ではなく怪異としての振る舞いでした。
みたいな展開になるかもしれませんね。

人間だったとしても怪異だったとしても、同じふるまいを見せる・・・

貝木も自分で「どの方向から見ても同じ性格のやつなんて居ない」としつこいくらいに言ってますし。
今までもあったこの主張が、花物語になってしつこいくらいに濃くなってきたところを見ると何かあるんじゃないかと考えちゃいますね。


偽物語の時に、ひたぎからあなたは偽物だと言われたときの台詞
「そう、その通り俺は偽物だ」
これって詐欺師として偽物だという投げかけなんですけど、ひょっとすると存在自体が偽物だという返事だったのかも・・・・
偽物語というタイトル、貝木そのものが偽物の物語という意味も含んでたのかもしれないですね。
ゴーストバスターっていうかお前がゴーストだったんかい!みたいな(笑)

貝木じゃないにしても誰か重要なキャラクターが怪異だったみたいな展開はありそうなんですよね。
あららぎ君が彼女だと思ってるひたぎが実は怪異っていうパターンもあるかも。
前から不思議だったのが、しのぶって女の子に嫉妬する割に一番バッティングしそうなひたぎとの2ショット見たことないんですよね・・・
たまたまなのか、嫉妬してるから影から出てこないのか、それとも何か別の理由が・・・?

さすがに全部夢落ちでしたっていう展開は無いでしょうけど、
ひょっとしたら、居ないことにされてる自虐ネタで笑われてたあららぎ君が実は本当にいなかったって展開だったらちょっとウケますね(笑)

これだけ緻密に構成された物語を書く作者ですから何かビックリするトラップを仕掛けているに違いない!と期待しちゃいますね。

以上、ただの憶測でした!
{/netabare}


■主観って(アニメに関係ないので哲学や物理が好きな人だけ見てください)
{netabare}
見る人によって違った見え方になる。

主観ってそもそも物理法則レベルで仕方がない話。
宇宙に絶対が無くすべてが相対的であるようにその物理世界に存在する人間の脳、シナプスの活動が絡み合った人の思考にも絶対が無い。

・脳
人間の脳は情報を蓄積し新しく入って来た情報と蓄積された情報を【比較】する装置みたいなものなので、この【比較】する作業が思考の正体ですね。
なので、自分が自分で考えて行動してると思ってることも、実際には蓄積された膨大な情報=無意識と何かを比較している機械的な作業に過ぎないということです。
そして、比較対象がなければ人は考えることが出来ないということです。

絶対的な比較対象が無いのに人は何を基準にするのか。
脳に蓄積された膨大な情報これを仮に深層心理と呼ぶなら、人は何かを考えるとき無意識のうちに深層心理から比較対象を選び出します。
これが主観の正体ですね。

選び出すというよりは、あみだくじに近いかもしれませんね。
ものすごく複雑なので運任せに見えますが、実際には判断する前に答えは決まっている。
脳に情報が入る前にその情報が処理されるルートが決まっている。

「言葉にした時点で脚色が入る」と言いますが、むしろ、
人が何かを見たり聞いたり、得た情報が脳内に格納され理解した時点ですでに脚色が入ってる、ということなのでしょう。

なので、こればかりはどんなに経験を積んでも少なからず主観が入ってしまう。
まあでも、主観が入ることを前提に考えられるならほとんどの場合問題わけですが。

そして人物の見え方だけでなく、正義や悪、倫理観、好き嫌い、人が見てる世界は全てが主観ということです。

いきなり宇宙空間に放り出されると精神が崩壊しそうになると言いますけど、これって何もない空間には比較対象が無いから自分を見失って思考が狂うってことなんでしょうね。
普段どれだけ無意識に比較対象を選び出してるかというのを実感できる良い例。

・人が作り出す絶対
この世に絶対は無いのにあるように感じるのは何故でしょう?

それは、絶対的と平均的を区別できてないというのが一つ。
絶対はないけど、多くの人がそう思うであろう平均値は実際にあるわけで、人間が人間社会で生きてくにはこの平均を基準にしていれば大抵上手くいくわけです。
飽くまで平均は平均、この平均が通用しない人がいるということは忘れないようにしたいですね。

そして、勘違いの二つ目が定義された絶対。
これはこうなのだ、あれはああなので、という絶対的な環境パラメータが定義されたグループの中に限定されますが、絶対的な基準をもとに間違えようのない判断をすることが可能となります。
噛み砕いていうと、りんごはりんご、りんごは赤い、とか。
1+1=2
のようなものです。
りんごが赤いのは当たり前でしょ?と思うかもしれませんが、別の生き物から見たら赤くないかもしれませんよね。
そもそも犬みたいに景色が白黒で見える生き物もいますし、赤が赤く見えない生き物もいるかもしれません。
1+1=2、これは間違えようもない、宇宙共通でしょう?と思うかもしれませんが。
この時空とまったく異なる物理法則のパラレルワールドがあるとしたら、そちらの宇宙ではこの数式が全く通用しないかもしれません。
{/netabare}


▲ファーストシーズン
2009.07 → 15話 【化物語】
2012.01 → 11話 【偽物語】
2012.12 → 4話 【猫物語(黒)】
▲セカンドシーズン
2013.07 → 26話 【猫物語(白)→傾物語→囮物語→鬼物語→恋物語】
2014.08 → 5話 【花物語】
▲ファイナルシーズン
▲ネクストシーズン
▲劇場アニメ【傷物語】※主人公のエピソード → {netabare}こよみが吸血鬼になったストーリー。2012年公開予定だったのに延期され、現在は未定。{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 31
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「変態の阿良々木暦」の意志を、「変態の神原駿河」が受け継いだ物語。

2014年8月一挙放送。
全5話。


【前置き】

元々本作は、2013年に放送された「物語シリーズ セカンドシーズン」の中の一章として組みする作品なのですが、本作だけ時系列的に大きな違いのある作品ということで、別枠での放送が決定しておりました。
当初の放送予定は、2014年に放送された同じくシャフト制作のアニメ「ニセコイ」の後枠である6月中。
……が、制作上の都合で予定が変更となり、同年8月に一挙放送と相成ったワケです。

結果として蓋を開けると、セカンドシーズン放送開始から計1年以上も待たされたことになり、ファンとしては中々辛い思いをしました…。
(でもまぁ、傷物語の延期具合に比べれば……ね。)

ただ、視聴し終えた今となっては、本内容を別枠にした理由や、放送を延期しただけのクオリティに関し、全て納得のいくものでしたので、総じてとても満足しております。



【あらすじ】

かつて、どんな願い事も魂と引き換えに叶えてくれる怪異の左手を手にした女子高生『神原 駿河(かんばる するが)』。

阿良々木君との一件でその怪異は去ったものの、後遺症としてその左腕は怪力を発する毛むくじゃらの「猿の手」だけが残り、彼女はそれ以来、左腕を包帯で隠し日常生活を送っていました。

それから11ヶ月、彼女が高校3年生になった春のこと。
神原は、奇妙な後輩「忍野 扇(おしの おうぎ)」より、なんでも願いが叶うという「悪魔様」の存在を聞きます。

「願いの叶う悪魔」に因縁めいたものを感じた神原はその正体を突き止めますが、そこに居たのはかつてバスケットボールで彼女と競い争っていた相手『沼地 蠟花(ぬまち ろうか)』だったのです……。



【論じてみる】
{netabare}
本作は、セカンドシーズンの多くと同様に、主人公である阿良々木君の視点ではなく、各ヒロイン(今作では神原)を視点に物語が進みます。

そして、時系列で言えば阿良々木君が高校を卒業した後が舞台であり、アニメ内では本作のみ飛び抜けて一番新しいエピソードであることが分かります。
登場人物こそ少ないものの、劇中で一番新しいエピソードということで、時が経った各キャラクターを見れることは、それだけで十分新鮮味があり楽しかったですね。
この時系列ならば、別枠での放送にも納得でした。

まぁそれ抜きにしても、「レズ」「露出狂」「BL好きの腐女子」「ロリコン」「マゾヒスト」「欲求不満」等々……。
メイン個性を重ね着したような型外れなキャラクター『神原 駿河』を主軸に話が進むだけで、もう既に非常に面白いのですけどね。
シナリオとしてはシリアス方面の色が強いので、その個性も(少し?)抑え気味に描かれてはいましたが。


作画に関しても、セカンドシーズン以上に目を見張るシーンが多く、時間をかけただけの出来であったことは間違い無いでしょう。
水しぶきが上がるシーンや、以前にもあった神原家の本のドミノ倒し、それにお肉の生々しくも美味しそうな様(これは夜に見てはイケない!!)など、紙芝居の中にも趣向を凝らした絵が沢山あり、非常に見応えがあって退屈させられませんでしたね。



さて、本作で登場する、神原のかつてのライバル『沼地 蠟花』。
彼女は、疲労骨折で足を故障し、松葉杖での生活を余儀無くされてから、新しい趣味として「願い事を叶えてくれる悪魔様」を名乗り、不幸な相談事に乗っていました。
しかしそれは、「他人の不幸は蜜の味」という名の下で、その不幸話を収集するでしか無い、とても褒められたものではない悪趣味な生業だったのです。

『私に…、悪魔様に相談してくる高校生達の手紙は、それに録音した通話記録は…、私の何よりのコレクションだよ。』

淡々と、とても下卑た台詞を並べるものだとは思いましたが、実際に彼女のような状況下に置かれたら、そのような不幸話でも聞いて笑っていないと、自身を保てないのかもしれません…。
それが本当の解決策で無かったことは、「本人の真実」を聞いて分かりましたが…。

声を担当した阿澄佳奈さんは、基本的に見た目も内面も可愛らしく(加えて小さい)キャラクターを演じることが多いので、このような立ち振る舞いをするキャラクターは新鮮でしたね。(あっ、やっぱり小さいですけどね。)
ただ、やはり低音を意識していたとはいえ素の声は可愛らしいので、同じくシャフト制作の「魔法少女まどか☆マギカ」の佐倉杏子(声.野中藍さん)のように、基本的に可愛くて素直な子だったのが、あるキッカケによりちょっとムリをして悪ぶっている感じに思えましたね。
実際、この「沼地 蠟花」も、そういう子だったんだろうなと、私は思っています。


趣味敵とも呼ぶべき、神原の左手に宿る「願うを叶える悪魔」を、神原から奪った沼地。
ひょんなことからこの怪異の存在を知った彼女は、神原だけでなく、色々な噂を元に数々の悪魔の部位を見つけ出し、自らに取り込んでいたのでした。
それは、いつか自らが怪異そのものとなるのも同じ……。

それを本人は可哀想とは微塵も思っていない、そして誰に迷惑をかけているわけでもない。
それでも神原は、それを放っておくことは出来なかったのです。

偶然出会った阿良々木君(←服装もうちょぃなんとかならなかったの?)の助言の元、神原は彼女に、バスケットボールでの対決を挑みました。
彼女の趣味を止めさせる為…、そして彼女に真意を突きつけ…救う為に……。

「一番良いのは、やって後悔しないことだ。」

この時の神原の台詞には、グッときましたね。

この勝負での神原のプレーは、同作者の「刀語」を彷彿させる奇策そのものでしたね。
ただ私的には、この勝負自体は重要でなく…プレーの中で「負ケタクナイ」「私モダヨ」とお互いに人間味ある意思疎通が交わせたことこそが、物語の全てだったように思います…。
最後に阿良々木君が、神原に


『オマエは、正しいことをしたわけでも、間違ったことをしたわけでもないんだから…。

 オマエは……、青春をしたんだ…。』


と言ったように…。

こう、またなんとも綺麗な締め方をするところが、阿良々木君の格好良さですね。

「オマエくらいだからな、僕のトークのアンダーグランドに付いて来られるのは。」

と互い認め合うこの2人の関係は、時が経っても寸分も変わること無く、これからもこうあり続けることでしょう…。


エンディングは物語シリーズ定番、各ヒロインが歌う新作主題歌
『the last day of my adolescence』「神原駿河(沢城みゆき)」。
これも定番通り作詞「meg rock」に作曲「神前暁」…とはいきませんでしたが(神前さんが療養につき活動休止中の為)特に違和感無く、というより映像にグイグイ惹き込まれるカタチで、とても魅入ってしまいました。
(ラップの部分は、少し虚をつかれましたが。)

その映像というのが…、もし沼地と神原が中学時代にバスケットボールを通し仲良くなっていて…、悪魔なぞに出会うこと無く、高校時代をお互い過ごしていたら…というパラレルワールド。
そこでも沼地の足は怪我を負ってはいたようですが、同じ直江津高校のユニフォームを着てせめぎ合うラストシーンは、作中とは違ったカタチですが、ちゃんと沼地が救われていることが窺え嬉しかったですね。

泥沼ディフェンスで知られる「毒の沼地」と「神速天使 神原」の大勝負。
その勝敗は誰にも分かりませんが最後、ハーフラインから飛んでいた神原に…、軍配が上がることはあったのでしょうか……(笑)
{/netabare}



【吉報であり凶報でもある第2話】
{netabare}
そうそう、吉報であり凶報としても忘れてはいけないのが、本作第2話。

セカンドシーズン最後の物語『恋物語』のラストで、衝撃的な最後を迎えた『貝木 泥舟(かいき でいしゅう)』の生存が確認されたのは、非常に嬉しかったですね。
(と言っても、霊的な者が存在するこの世界観では、安心は出来ませんが…。)

詐欺師として、人を信じず、金に汚く、非人道的で、息を吐くように嘘をつく男、「貝木 泥舟」。
しかし、こと神原に対してだけは、

「本来そんなことは、天変地異が起ころうともありえないのだが、今日に限りお前が相手に限りっ!!

 …………特別だ……、お茶くらい奢ってやる…。」

と、優しく手厚く?接してくれるのでした。
なんだかんだで、予約までして焼き肉を奢ってくれてましたしね…。

しかし初顔合わせでの、あの神原をも出し抜く貝木の異常な脚力(というか走り方)には、思わず吹いてしまいました。
素で泣いてる神原も、可愛かったですしね。


貝木は、昔まだ神原の母親が神原を生む前…、まだその母親が「臥煙 遠江(がえん とおえ)」と呼ばれていた大学生時代…。
彼女に、淡い憧れの感情を抱いていたと告白します。

この貝木が、そのような過去を正直に?吐露するのは、これまた新鮮でしたね。
そんな昔話をしながら、「肉を食え肉を」と促しつつも、その憧れの人から「駿河を気にかけてくれ」と頼まれたことも告げたのです…。
もうここまでくると、ホント神原の思った通りの「無愛想だが親切な親戚のおじさん」みたいな立ち位置でしたね。


『俺はお前を騙さないし、俺はお前に害を成すつもりはない。

 だからお前は、俺を嫌いになれない。

 好きな奴がお前のことを好きなってくれるとは限らないのと同様…、

 嫌いな奴がお前のことを嫌いになってくれるとは限らないんだよ。』


彼が最後に差し出した『ゴーストバスター(←削除)貝木 泥舟』の名刺からも、この台詞の本心ぶりが窺えた気がしましたね。
しかしコイツはやっぱり、ほんと
「どーしようもない小悪党の癖に、言うことだけは格好えぇ。」
ですね。(↑誰の台詞かピンとキタ人は、通ですね♪)

「恋物語」以降、彼の人気はウナギ登り気味な感じを受けますが、何を隠そう私は(←誰も興味ねぇよ)彼の初登場時「偽物語」での小悪党でしかない頃から、メチャクチャ大好きなのです。
いやはや…、私は非人道的なキャラクターが好きなのかもしれません。
最も、それ故の強烈なアイデンティティーが、そのキャラクターにあってこそですけどね。
{/netabare}



【総評】

シナリオも良し、作画クオリティも申し分無し、サプライズもあったりと、私的には待たされただけの面白さは十分味わえた内容でした。
沼地の過去回想に関しては、かなり尺をとっていて長くは感じましたが、私的には絵のギミックを見るのも楽しみの一つなので、それ程気にはなりませんでしたしね。
総じてセカンドシーズンの物語の中でも、非常に見応えあり楽しめた作品でした。
(一挙放送だから印象値も違うので、後々どう変わるかは分かりませんけど。)

ただ、なにぶん長編の物語となってきた「物語シリーズ」なので、時系列や各々のキャラクターについて前情報は必須。
故に、初めての人の敷居が高くなってしまっているのは残念です。

それでなくとも、この演出も含めて合わない人は合わない作品だとは思いますし、見れば見るほど味が出る作品でもありますので、初見では今の評価程の楽しみを味わえない方が多くなっているように思えました。
全シリーズアニメ化を謳っているので、これから映画「傷物語」や「ファイナルシーズン」へと、まだまだ継続して制作されていく作品になるかと思いますが、その頃にどれだけのファンを獲得しているか、そしてどれだけのファンが残っているかも、作品の評価の別れ目となっていくことでしょう。

まぁ私は、このキャラクター達の良い意味で無駄な会話劇にトコトンハマった人間ですので、最後の最後まで付き合うこととなるのでしょうけどね。
そんな私には、この新作一挙放送の2時間は、とても贅沢なものでした。


さて、次は「傷物語」ですよね。
聞いた限りでは、2012年公開と耳にしていた筈……。

……………。

どこで世界線を間違えたのだ私はっ∑(゚д゚lll)!!


ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
{netabare}『貝木 泥舟』声 - 三木眞一郎さん{/netabare}


◇一番可愛いキャラクター◇
『日傘』声 -日笠陽子さん



以下、どーでもいい駄文なので〆ます。
{netabare}

作中、神原と阿良々木君とがメールで、

神原【昔の知り合い(女の子)に、おっぱい揉まれた。】

阿良々木君【僕も混ぜて!】

と、やりとりする場面がありました。
(返事がなくて阿良々木君は、焦っていましたがwww)


なるほど……。
女子高生に対しては、こういう卑猥な返事がウケるということでしょうか……。

よし…よし………うん…、…今後はこう対応してみよう……グヘヘ。

………………。

…………。

……。


……あぁ、そうか…。


貝木の言葉を借りるなら……

「この件から俺が得るべき教訓は、今の自分には…女子高生から連絡が来ることなぞ、一切無いということだ…。」
{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 60

80.7 20 百合アニメランキング20位
ストライクウィッチーズ(TVアニメ動画)

2008年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (2074)
10756人が棚に入れました
1940年代、欧州本土の大半が突如出現した異形の敵「ネウロイ」の勢力に落ちてしまった状況にある。世界各国は事態の打開を図るために一大反攻作戦を計画。そのための戦力の一環として連合軍第501統合戦闘航空団「STRIKES」を組織し、各国のトップエースを招聘する事となった。
扶桑皇国海軍の新人ウィッチである宮藤芳佳は、その部隊に補充として送りこまれることになる…。

声優・キャラクター
福圓美里、千葉紗子、田中理恵、名塚佳織、沢城みゆき、園崎未恵、野川さくら、斎藤千和、小清水亜美、門脇舞以、大橋歩夕
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

少女は誰かのためにウィッチになる。

見よう見ようと思ってずっと見てなかったのですが
ついに見ることにします(/・ω・)/
こういう魔法っぽくない魔法ものもいいですよね☆彡

1話{netabare}
1939年何の前触れもなくイン類の前に現れた「ネウロイ」
ストライカーユニット…ネウロイに唯一対抗できる兵器
それを扱うために世界各地から「ウィッチ」が集められたらしい

ウィッチたち飛行機で編隊組んでるみたいだな
案外ネウロイって頑丈なのな~
学校の名長すぎだろうwww
芳香ちゃんは運がいい方なのねw

芳香のお父さんとは6歳の頃に会ったのが最後なのね…
芳香は魔法使うとき獣耳っ子になるのな
家族そろってそういう家系なのね
芳香はまだ力を使いこなせてないのね…

坂本少佐は芳佳を勧誘しに来たのか…
軍隊に…芳佳を…坂本少佐もう軍隊に入ってくれるとふんでるw
診療所を継ぐのか、必要としてくれる場所に…
坂本少佐とお父さんは知り合いだったのね…

芳佳はブリタニア行きを望む…父親のことを調べるためにw
でもこれはあれよね…そのうちデレるよねw
よく両親とか許したよね…とかツッコんだら負けw
快適なのは船の上だけ…ブリタニアは戦場の最前線

自分の力を役立てる…芳佳は強い意志を持ってるな
炊事、洗濯、掃除楽しくこなしてるな~( *´艸`)

ストライカーユニットってあういう風に装着するのね
飛行訓練の飛んでる感じはすごく迫力あって(・∀・)イイネ!!
ストライカーユニットを作ったのが宮藤博士なのね

敵は待ってくれないのが定石
ひと月も船に乗ってるのか…
坂本たちの乗ってる船に近づくネウロイ
戦争は突然に…
{/netabare}

宮藤 芳佳(みやふじ よしか)
扶桑皇国出身の新米ウィッチ。経験は浅いながらも高い魔力をもち、ときとして周囲を驚かせるような力を発揮する。純粋さと義理堅さをもち、何事に対しても前むきで一生懸命。実家は診療所を経営しており、本人も治癒魔法を得意としている。

2話{netabare}
ブリタニアに到着する寸でのところでネウロイに遭遇
戦争は始まってしまう…

戦争におびえる芳佳ちゃん…
震えが止まらない…坂本少佐のインカムを与えられる…
坂本少佐は今からあれと戦う
編隊飛行機の最前に立つのがウィッチなのね

ネウロイはコアを破壊しなければ止まらないのね
ウィッチはネウロイの攻撃を防げるのね
芳佳も自分にできることをやろうとするが…

坂本さんすげぇな一閃
だけど核を破壊しなければネウロイは破壊できない
怪我人の治療を行う芳佳…でも余計なことするなと言われ…
まったくー…

戦争の雰囲気に絶望を覚える
何もできることがない芳佳ちゃん…
さらに乗ってる船にもネウロイの攻撃が…

すごいなwこの土壇場でウィッチとして出陣するのか芳佳
約束を守るため、みんなを守るために出撃
土壇場に強いってすごいわー(笑)

初めてストライカーをはいたのに飛べるのはすごいことみたいね
さらにシールドもばかでかい…潜在能力だけならすごいみたいだな
芳佳と坂本でネウロイと交戦

芳佳がコアを破壊する役目を!!
初めての飛行に初めての実践…体力はないしこれが最後のチャンス
すれすれまで近づくとか度胸すごいのう

まぁ初陣はこんなものじゃね?( *´艸`)
とどめはさせなかったけど時間稼ぎくらいにはなったんじゃね?

ブリタニアに到着…
手紙にあった場所に来たがそこには何もなく…

その力を多くの人を守るために…
結局ウィッチになるのね~芳佳w
{/netabare}

坂本 美緒(さかもと みお)
開戦当初から戦場を駆けてきた大ベテランで、宮藤の師匠的存在。指導は厳しく、新米には鬼教官として恐れられている。だがその厳しさも部下の安全を思ってのことであり、本来は気さくで豪放磊落な性格をしている。その人柄や戦歴から多くのウィッチに慕われているが、本人はあまりそれに気がついてはいないようだ。右目は魔眼となっていて、ネウロイの弱点を見通すことができる。

3話{netabare}
新しくストライクウィッチーズに
ネウロイの出現のパターンが…不定期に…
現場と上の連中はまったくこう…あれよなー

芳佳って思ってたよりお胸あるのねw
坂本さん朝早いな~( *´艸`)
生き残るためにやれることはやっておく
それが生き残るための術
そしてめっちゃ嫉妬してるやつが一名w

宮藤軍曹になるのね( *´艸`)
まずはおっぱいの大きさからw
いきなり名前がいっぱいだなー
覚えられないなーw
リーネって子が宮藤係
リネットはおとなしめの子なのね
同じ軍曹同士、食堂にお風呂に演習場

3桁撃墜の人たちは化け物ぞろいだな
リネットは自分に自信がないタイプなのかな?
そしてちょこっとおっとりでおっちょこちょい

坂本さん鬼教官だなww
訓練好きそうだなw
リネットの胸に夢中になってるんじゃないよw芳佳w
体力はまだまだだな

芳佳も武器を手にするのかな?
どんだけ坂本に褒められたいんだよペリーヌ中尉さんw
芳佳のことライバル視してるというか嫉妬w

芳佳は基礎体力に魔法のコントロールもバラバラ…
芳佳とリネットは基礎訓練と基礎体力を鍛える
リーネは実戦に弱いのね…

バルクホルン…手厳しいお方だな
敵は成長を待ってくれない…

諦めないで頑張れることはすごいよな~
訓練と実践は別物…
リーネは自分に自信が持てれば…なー

敵は待ってくれない
リーネはブリタニアがふるさとなのか
ネウロイちゃんと空気読めるなw

ネウロイの狙いは基地
敵は待ってくれない…90秒で支度なさいw言われてみたい
バックアップでも戦場へリーネと芳佳二人なら一人分くらいに

何もしないで嫉妬してる方が怖い…
ミサイル型のネウロイだな
迅いな~

リーネ狙撃に向いてる子だな(‘ω’)ノ
おっぱいは脅威だなw
{/netabare}

リネット・ビショップ
おっとりした優しい性格のウィッチで、宮藤の大親友。裁縫や料理、編み物など家庭的なことが得意だが、少しおっちょこちょいなところもあり、ときに大失敗することも。実家はブリタニアの富豪で、母や姉もウィッチとして活躍した。まだまだ新米ながらも弾道安定の固有魔法をもち、性格に似合わぬ高い攻撃力を発揮する。愛称はリーネ。

4話{netabare}
バルクホルンとハルトマン激戦区で戦闘をする夢?
ってかバルクホルンさん寝るとき裸で寝てるんじゃねw

芳佳とリーネ仲良くなったね~(*‘ω‘ *)
バルクホルン大尉…トュルーデって呼ばれてるのね
納豆は苦手だったり…カボチャも無理です…
バルクホルンさん調子が悪いみたい…
芳佳が来てから調子が悪くなってるみたい
ペリーヌさんと芳佳ってウケるほどやらかしちゃうよなw

バルクホルンさん…妹のことを思い出してたのかな?
ずっと一緒だった中佐とハルトマンさんには心を開いていうる模様
ペリーヌさんストーカーかよw

かぶるんだろうな…
お給料もらえるのか(*‘ω‘ *)
ポンドかー(*‘ω‘ *)ごはん4000杯ってwwww
最前線で立つからこそのお給料
いつ死んでもおかしくないからこそ…
ペリーヌさん尊いかよwww

豆狸に駄犬ってwwwww
ミーナ中佐は全員のお姉さんみたいな立ち位置だなw
編隊訓練

バルクホルンさんと芳佳
坂本とリーネで訓練編隊ロッテ

こんな時でもネウロイとはな
ペリーヌの嫉妬wwwwww
バルクホルンさん本調子じゃないみたいね…

おっと…事故でレーザーを喰らう…
さらに出血…これはまずいのう
芳佳が治療を行う…前よりコントロールできるようになってるな

命を大事にできないタイプなのな、死に急いでるタイプだな…
ギリギリで治療できたみたいだね
バルクホルンさん復活(*‘ω‘ *)ノ
見事ネウロイ撃破

ミーナさんが怒るのわかるな~
ペリーヌさん感謝はちゃんとするのねw
ハルトマンさんかわいいな(‘ω’)ノ
{/netabare}

ゲルトルート・バルクホルン
カールスラント出身のウィッチで、世界的なスーパーエース。250機を越えるネウロイ撃墜数を誇り、ハルトマンと共に第501統合戦闘航空団の中核となっている。カールスラント人らしく真面目で頑固な性格をしていて、自分にも他人にも厳しい。だが照れ屋な面もあり、とくに妹のことになるとその堅い表情が崩れることも。身体強化魔法を得意とし、無限ともいえる体力と鍛え抜かれた空戦テクニックで堅実に敵を落としていく。

5話{netabare}
朝からどんな夢を見てたか気になる芳佳wリーネちゃんに何をされてたんだかw
リーネのおっぱいは脅威的だな(笑)

編隊飛行とはよく言ったものだ(‘ω’)ノ
夢の内容だけでもOVA(笑)
不意に坂本少佐のおっぱいをwプルンとしてたなw

海で訓練…楽しそうな展開になりそうだな~(‘ω’)ノ
シャーリーとルッキンニーに伝達業務
シャーリーさんHぃ体つきしてるよな(*‘ω‘ *)

シャーリーとルッキンニーはいつも一緒だな~
ハンガーの音はストライカーのエンジンを改造している
思ってたよりこの二人は実験改造キャラだったのか

800キロのスピードすごいな(/・ω・)/
それ以上の加速は伸びないか…音速はまだまだ遠いのが現状
楽しく生活してるのな(‘ω’)ノ
シャーリーはバイク乗りだったらしい、なんか似合ってるな~性格も含めて♪
音速を超えるのがとりあえずの目標
ルッキンニーちゃんやらかすタイプなのねwww
あーこれは事件が起きるぞw

みんなの水着姿(・∀・)イイネ!!
リーネと芳佳沈んだまま浮いてこず…w
芳佳とリーネは遊ぶまでには至らずw

シャーリーの豪放的な性格好きだわ~
こんな時でも敵は出てくるのな(‘ω’)ノ
シャーリー最初に出撃かな?でも大丈夫かな?

敵はロンドンに…
ルッキンニー、ミーナさんに叱られるパターンだな
シャーリーに声は届かず…
あーシャーリーさん楽しくなっちゃってるよw
芳佳たちじゃおいつけないなw

ぶち抜いて倒すとかシャーリー規格外かよ(笑)
水着はだけてるしストライクユニットも壊れて…
芳佳ムニムニしてるw
おっぱい好きなのなw
{/netabare}

シャーロット・E・イェーガー
リベリオン出身のウィッチ。そのスタイルのよさからグラマラス・シャーリーと呼ばれることがあり、本人もそれを気に入っている。細かいことを気にしない大らかな性格で、部隊のムードメーカー。かつてバイクレースで地上最速を達成し、また未公認ながらストライカーユニットでの最速記録もマークした。清潔にしているのが大好きで、とくに扶桑式の風呂には目がないようだ。ルッキーニと仲がよく、なにかと面倒をみている。

6話{netabare}
今まで謎だったサーニャちゃん回かな?(/・ω・)/

ネウロイいなかったら人間同士で戦争をしてたのか…それはまた別の話
サーニャは照れ屋さんなのか?誰かこっちを見てる?
雲の中にネウロイの影が…ストライカーがないときに敵が接触?

サーニャの作的能力はすごいな~
夜間はサーニャが世界を守ってるのな
何も反撃してこなかったネウロイ恥ずかしがりやのネウロイ

サーニャと芳佳が夜間戦闘に組み込まれる
そしてエイルさんも(*´▽`*)
芳佳の馴染み具合なーwww
エイラさんいたずらっ子なのなw
寝るのが仕事ってのもあるのな~(笑)

サーニャちゃんは稀薄な存在なのな
エイラは未来予知の魔法が使えるらしい
ペリーヌさんっておバカよねw
夜の空は初めての芳佳…怖いらしい…
雲の上は月明かり照らす世界

目にいいものを持ちよるのかw
エイラとサーニャの故郷は北欧や東ヨーロッパ…
二人とも故郷を無くした身…
エイルさんのいたずらがお好きだわ
案外豪快な性格してるのね

サウナの後は水浴び
なんていうかサーニャは魅力的なのな
サーニャが猫耳っていいよな~♪

歌を奏でるネウロイ
サーニャを真似てる?
敵の狙いはサーニャ?

見えない超高速の敵って厄介だな~w
一人が無理でもチームでなら勝てることも
誕生日って(・∀・)イイネ!!

ネウロイもどんどん厄介になってきたな
{/netabare}

サーニャ・V・リトヴャク
オラーシャ出身のウィッチ。広域探査の魔法をもち、夜間哨戒を主な任務にしている。性格は物静かで寡黙。影が薄いと思われがちであり、本人もそれを気にしているようだ。生活パターンが異なることもあって他の隊員との交流は少ないが、本当はもっと皆と仲良くしたいと望んでいる。ウィッチになる前はウィーンの音楽院に通っており、ピアノや歌が得意。極端な低血圧で、よく寝ぼけてエイラの布団に潜りこんでいる。

7話{netabare}
サーニャしたから見上げたら超エロイな~(‘ω’)ノドキドキするわw
みんなの寝顔見れてあざす(/・ω・)/
坂本さんは朝から精が出るな~

エイラはサーニャには甘いよなw
バルトホルンさんがハルトマンを起こす係なのねww
案外バルトホルンさんはうぶっ子
ハルトマン部屋汚いな~(笑)

ペリーヌさん、どんだけ混ざりたいの
ルッキーニーどこでも寝れる子なのねw
リーネちゃんは笑顔が似合う

シャーリーとバルトホルンさんw
案外気が合うのかねwww
ハルトマンって気にしない子なのねw
妄想にふけってチャンスを逃すペリーヌさん(笑)
そして玉の輿ちゃんすwwww

ハルトマン誰かの奪ったな~(/・ω・)/
一人のズボンが亡くなるとどんどん連鎖的になくなってく模様
ペリーヌさん禁断の果実に手を出そうとw変態性がどんどん如実にw
サーニャとエイラは仲いいなぁ~

芳佳の服が証拠物件でw
みんなの貞操観念どうなってるんだかw
坂本さんのさわやかな感じな(/・ω・)/
ルッキンニーさん(笑)さらにハルトマン(笑)
わっかりやすー( ´艸`)w

何この追いかけっこw平和って(・∀・)イイネ!!
ペリーヌさんなんかに目覚めそうw
なんかみんな交換してるなぁw

みんなのお尻の感じが気になる回だなwww
さらに警報まで鳴らしちゃってw
これこれは不味い展開に色々な意味で(笑)

すけすけでも履いてなくても出陣するのな(‘ω’)ノ
みんな任務にならないなw
警報は誤報w犯人はルッキンニーw

ハルトマンが活躍してwという風な流れなのだがw
犯人は身近にいるんだけどなパンツ泥棒w
祝福というかパンツというかw
ちゃっかりしてるな~ハルトマンw
{/netabare}

エーリカ・ハルトマン
カールスラント出身のウィッチ。バルクホルンと一、二を争うネウロイ撃墜数を誇り、第501統合戦闘航空団の中核となっている。天才的な空戦テクニックと風を操る魔法をもち、自身のみならず味方の損害も抑えるウルトラエース。だが地上では極端にずぼらで、部屋の掃除をさぼってはバルクホルンに叱られていることも。明るく無邪気だが、天才肌らしく少しずれた性格をしており、本人の意図しないところで周囲を煙に巻くことがある

8話{netabare}
ウィッチ隊との接触?不必要な会話は禁じられてる?ミーナ隊長から…
なんでだろうね?

リーネは気にしてなかったけれど…
たしかにリーネは女子高育ちっぽい(*´▽`*)
シャーリーとルッキンニーはセットっぽいな

赤城の艦長が芳佳にお礼に来た(/・ω・)/
あの時のなー(/・ω・)/
はんこう作戦?艦長さんの方がニーナさんよりえらいのか!!
めちゃくちゃ芳佳感謝されてるし手紙を受け取るw
運命はいたずらっ子だな~w
リーネがフフフな気持ちになるのもわかるw

ミーナさん手厳しいな
ミーナさんの抱えてる闇も大きそうだな~
扶桑人形なるほどなるほど(*‘ω‘ *)

ネウロイの襲撃初めて当たったんじゃね♪
ネウロイも分裂とかし始めるのな
バルトホルンとハルトマンは落ち着いてるな~
ペリーヌさん雷系の魔法の奥の手が
リーネもやるようになってきたな

芳佳は坂本を守るのが仕事…できるようになってきたな
コアが見つからないネウロイ…
あの群れの中にはいない模様…
敵コアを壊しにかかるが…芳佳倒したみたいだけど♪

おっとたどり着いた場所はミーナの…
ミーナの恋人さんフラグ立てるなぁ…
強い人だなぁミーナさん

歌姫なのなミーナさん
いやぁ心地いいな
おい!急展開か…!!

ミーナさんが坂本さんに銃口を向けた理由は…
{/netabare}

ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ
カールスラント出身のウィッチで、第501統合戦闘航空団を率いている。戦場の空間を把握する能力をもち、部隊の司令塔となることが多いが、自身の空戦テクニックも非常に高い。面倒見がよく部下思いの隊長で、ときに上官との板ばさみになることも。坂本とは昔からの戦友であり、無茶しがちな彼女のことをいつも気にかけているようだ。歌が得意で、ウィッチになるまえは声楽家を目指していた。人当たりがよく穏和だが、怒ると怖い。

9話{netabare}
坂本のことを心配して銃口を向けてるのか…
坂本さん…まさかの限界が近かったり?

サーニャは最近はエイラの部で寝てるのな~
謎の電波を放ったネウロイ…サーニャを狙ったやつか
バルクホルンさんの妹が目を覚ましたらしい…非番
誰だって自分にとって大切な守りたいものがあるから戦える

バルトホルンさん妹の前ではかたなしだなw
姉バカだなぁ~
ミーナあての手紙がバルトホルンさんのところに…

ペリーヌ自分でも気づいてるのに隠れながら見守る人にw
芳佳の部屋に坂本がw
初戦果を褒めに来たのか♪
これからもに…少し悲しい顔してたが…この人も強いんだろうな(*‘ω‘ *)
芳佳もストライカーユニットを使いこなしてきてるな
おっぱいの成長はあれだけど腕は上げたみたいね

リーネの胸の破壊力御見それしましたw
坂本少佐の真似を見よう見まねでやったのか(‘ω’)ノ
ペリーヌから決闘を申し込まれる…

深入りは禁物…これ以上は探るなか…
坂本もミーナさんも触れちゃいけない何かをつかみかけてる
トレヴァーマルミー空軍大将

お遊びでも本物の銃は向ける相手に向けないと…
ウィッチの飛行(・∀・)イイネ!!迫力ある
ペリーヌと芳佳近くにいるけど待機命令だけど…芳佳先行して…

坂本のシールドは機能してない…魔法力のピークは20歳くらいまでなのか
芳佳のために飛ばなくてはいけない…

敵を捉えた芳佳だけど…翻弄されて
油断は禁物?っていうか人型になった?芳佳撃てない…
ためらった時点で戦場では命を…
このネウロイはおかしいな?しゃべれる?

人の真似をするネウロイ…おびき寄せられる芳佳…
坂本さんネウロイに撃たれる…
{/netabare}

ペリーヌ・クロステルマン
ガリア貴族の令嬢。非常に気位が高く、周囲に対してよく尊大な態度をとる。だがそれはネウロイに滅ぼされた祖国への思いからきていることが多く、心を許した相手には意外な一面をみせることも。ウィッチの中でも珍しい攻撃魔法の使い手で、雷撃を放出して周囲の敵を殲滅することができる。何事にも動じない坂本に対して、強い思慕の念を抱いているようだ。

10話{netabare}
限界に近い坂本さん…そして坂本を襲うネウロイの攻撃…墜落

坂本の傷を癒す芳佳だが…芳佳も限界に近い
坂本の手術は終わったが予断は許さない状況…
そりゃビンタされるわな…

芳佳なかなかの重罪らしい…
判断は…坂本が目覚めてから
坂本を助けられるのは芳佳だけ…
私にしかできないこと…

坂本の目が…それでも飛ぶことはゆるがない
強い人だねぇ~(‘ω’)ノ
芳佳…に渡される軍法会議は…ないが10日間の自室禁固…

めちゃくちゃお風呂回いいな~(‘ω’)ノ
やっぱりシャーリーのお胸が一番落ち着くのかもな(笑)
おっぱいは偉大

芳佳が感じたネウロイは…?
確かめたいんだろうな~
なんだろうなこういうとこは芳佳のわがままなとこだよなー

処分されてでも…たしかめにいってしまう
もう司令部にも伝わっている?
宮藤撃墜命令…これはもう止まらない決定事項

扶桑の魔女は強いけどめんどくさいw
再び芳佳の前に現れた人型のネウロイ誘ってる
ネウロイの巣でかいなぁ漆黒の雲みたいだなぁ

芳佳ネウロイの巣に誘われるがまま…
この5人でも厄介な相手だし、新たに登場したのはネウロイ?
いやなんていうか…戦術兵器って感じだな…
芳佳拘束されるが…

ウィッチピンチ…
これは邪魔者を排除する的な感じかなおっさん
{/netabare}

フランチェスカ・ルッキーニ
ロマーニャ出身の最年少隊員。まだ経験は浅いが才能は豊かで、光熱魔法を使いこなす。猫のような性格をしており、基地のあちこちに隠れ家を作ってはそこで昼寝をしていることが多い。ロマーニャ人らしく協調性は皆無だが、その無邪気さと人なつっこさから、部隊の皆には手のかかる妹分として可愛がられている。シャーリーと仲がよく、彼女のことを母のように慕っている

11話{netabare}
マロニー中将…たちウォーロックに乗っ取られる
ウィッチーズ全員集められ…
芳佳が見たものは真実なのかどうなのか
ストライクウィッチーズ解散?芳佳の独断専行が原因…
ブリタニアにはもう必要ない…芳佳には堪える言い方だなー

芳佳が一番前になって飛ぶのはもう絵空事?
みんな命令でここで解散し…出ていかなければならない
みんなそれぞれ故郷だったり…楽しくやってたりw

クーデターと邪魔者排除としか言いようがないな
ウォーロック一騎しかいないのに出向いたのは…
軍上層部はネウロイの更なる秘密を知ってるみたいだな
ペリーヌは扶桑まで付き合うのか(‘ω’)ノさすがだなw

バルトホルンさんのツンデレ具合にもw
ミーナはウォーロックについて探るみたいだな
ハルトマンさんでは…でも人によっては止まると思うよwセクシーギャルでは…w
かわいいんだけれども(笑)

ネウロイ研究の成果がウォーロックなのね
実績を積み世界のイニシアチブを握るつもりか…
化けの皮を剥がすチャンス☆彡

シャーリーとルッキーニはいつでも一緒だな
ウォーロックネウロイの巣へ
坂本さんの目が戻ってる?

ウォーロックはネウロイと接触していた?
もし敵がネウロイだけでないのであれば…芳佳の行動も無駄ではなかった…
ネウロイがたくさんだー(‘ω’)ノ
一騎のウォーロックだけじゃもたないだろうに

ウォーロックの中にネウロイのコアがあるのか
ネウロイを従わせるつもりだったのか
そしてネウロイ同士の同士討ち
ウォーロックすごいけれど…もう操り切れてないみたいだな

ウォーロック空母赤城を襲う暴走…
強制停止システムとか使ってももう止まるもではないだろうに…
ブリタニア司令部危機…さらに赤城も危機

いやー結局集まるんだろうなウィッチーズ
いいところでな~(笑)
坂本さんストライカーユニット隠し持ってたのねw
捨て駒る気かよ坂本さん…
おっとでも芳佳はここで自分が飛ぶって…
言いましたねw
{/netabare}

エイラ・イルマネル・ユーティライネン
北欧のスオムス出身で、未来予知の能力をもつ。一度も被弾したことがなく、いかなる状況からも生還する奇跡のウィッチ。趣味はタロット占いであり、未来予知の能力でよく当たると自称しているが、その占いらしい曖昧な結果は当たっているのかどうかよくわからない。いたずら好きだがどこか間の抜けたところがあり、他人をからかおうとして逆にからかわれることも。サーニャに対して友情に留まらない感情を抱いているようだ。

12話{netabare}
暴走したウォーロックに沈没させられるアカギ…
坂本の代わりにユニットを装着して芳佳は時間を稼ぐつもり

守りたい…何度聞かされたセリフかね
坂本をその言葉には折れる(`・ω・´)
芳佳食らいついてるな~

ミーナさんたち基地を取り戻したみたいですね
ネウロイのテクノロジーを利用し
ウィッチーズを陥れていたが…失敗に終わる
ためらったら死ぬのになー
おっとペリーヌさんたちピンチ

芳佳の味方するな~(笑)
バルクホルンさんどんなに芳佳好きなんだよw
サーニャたちも戻ってきてくれたのかw
素直じゃないやついっぱいいるな(笑)

シャーリーとルッキーニ飛行機でよく来たけどナイスキャッチ☆彡
みんなちゃんと帰ってきました(*´▽`*)勢ぞろい
芳佳とウォーロック互角の戦いしてたけど…間に合った?
赤城は沈む…

エイラのタロットはあたるみたいだからなー
ウォーロックあかぎを吸収して…
坂本さんも復活してみんなでウォーロックを…

内部に入り込まなくてはな
内部と外部に分かれていざ攻撃開始

バルクホルンとハルトマン
サーニャにエイラ
シャーリーとルッキーニ
派手に突破口を開いてるな~


ペリーヌ、リーネ、芳佳で中に
ペリーヌさん普段あれだけどすごい実力者よね
芳佳、コアに向かって何を?

ストライクユニットをコアにぶつけて…破壊
なんでってのはあるけど?まぁよかったよかった
そしてネウロイの巣がなくなって…

ズトライクウィッチーズ帰還
ガリア地方のネウロイはすべて殲滅完了
ストライクウィッチーズは解散した…
芳佳の回復魔法の腕上達してるなー

おっと空からウィッチが降ってきて?
またお父さんからお手紙が…これは2期だなw
{/netabare}

コメディ展開なアニメかと思っていましたがシリアスだったり、葛藤があったりでついつい見入ってしまうところもありました(*´▽`*)
ただ…ちょっと強引なところもあってうーんなところもありましたが
女の子たちがかわいかったんで細かいところはいいんしゃないですかね?笑

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「Sweet Duet」が流れる2期6話が《超絶神回》という噂は本当か?

◆陸の『ガルパン』、海の『艦これ』、空の『ストパン』というけれど・・・

上記3シリーズは、それぞれ陸・海・空のミリタリーものの代表作・人気作としてよく話題になりますが、このうち『ストパン』(※作中、ウィッチ(魔法少女)達の着用するパンツの描写シーンが非常に目立つので、そういう愛称がついたそうです)と呼ばれる本シリーズについては、私個人は長らく完走できず、評価を決めかねていました。

最初に視聴したのは、第2期『ストライクウィッチーズ2』が放送されてしばらく後の2011年初め頃だと思いますが、第1期の方を最初から見始めて、
{netabare}
(1) 主人公(宮藤芳佳)のキャラに余り魅力を感じないこと(※凄い魔法力の持ち主なのに戦闘への参加を拒みグズついてばかりで、まるで『ガンダム』のアムロみたいに見える→自分の最も苦手なキャラ)に加えて、
(2) 軍隊ものなのに、毎回のしつこい「パンツ押し」が目に余る(※まるで軍人を愚弄しているように見える){/netabare}

・・・ということで、第7話「スースーするの」(※パンツ回)の途中で、とうとう「これはダメだ!こんな下らないアニメ見てられるか!」と叫んで、視聴を打ち切ってしまったように記憶しています。

しかし、ネットでの作品評価は、当時から私の感想とは真逆で、とくに第2期第6話「空より高く」を、《超絶神回》、《今まで見たアニメの各話の中で一番感動した回》・・・等と絶賛する声が多く、「え?そうなの?」と、訝(いぶか)しく思っていました。

それで、しばらくして、今度は第2期の方を試しに見始めたのですが、相も変わらぬしつこい「パンツ押し」にやはり付いていけず、最初の数話だけみて、あとはスキップし、問題の第6話を前後のシナリオの脈絡もつかめないまま何となく見始めたのですが・・・その時もやはり、そんなに面白い話とは思えませんでした。

こうして本シリーズは、私の中で、世間の評価と私の評価が大きくズレている謎の作品として、長らくモヤモヤした気持ちとともに記憶されることになりました(※同様のケースとして、『超時空要塞マクロス』シリーズがあり、こちらもいずれレビューしたいと思います)。


◆第3期『ブレイブウィッチーズ』(2016年秋)の面白さに驚いて、再視聴を開始

そうこうするうちに、一昨年の秋(2016年9-12月)に、本シリーズの第3期(※作品世界は第1-2期と同一だけど、主人公や彼女の所属する部隊が別の外伝的な作品)が放送されて、今度は以前ほどには評判になっていないようでしたが、それでも円盤売上がコンスタントに5,000枚をキープする安定した人気を誇っている作品になっていることを知りました(※同じ2016年のミリタリーもの作品『はいふり』(※個人評価 ★ 4.1)より少し下のレベルの円盤売上)。

それで、遅ればせながら第3期の方の視聴を開始したところ、今度は・・・
{netabare}
(1) 主人公(雁淵ひかり)のキャラが、前作の主人公(宮藤芳佳)と打って変わって、第1話から個人的な好感度がほぼ満点レベルの良さに加えて、
(2) 第2話に描かれる彼女の姉(雁淵孝美)のエピソードが、自分のストライク・ゾーンど真ん中にくる格好良さで、{/netabare}

・・・これはやはり、自分は「本シリーズの真価を見誤っていたのかも知れない」という気持ちが湧き上がってきて、ここで一旦『ブレイブウィッチーズ』の視聴を中断して、本シリーズを第1期から順に確り見直すことに決めました。


◆下らない《パンツアニメ》から《感動作》へ、「Sweet Duet」の流れる瞬間が転機に

前回とは違って「あにこれ」でレビューを書くという目標があった今回は、相変わらずのしつこい「パンツ押し」を我慢しながら視聴を続けて、その結果・・・

(1) 第1期については、やはりそこまで感動しなかったけど(※1周目完走後の個人評価は ☆ 3.8 程度)、
(2) 話を飛ばさず、きちんと順番に見ていったあとの第2期の第6話(※前記の「空より高く」)のラスト数分で、とうとう本シリーズへの個人評価が180度逆転してしまいました。

・・・もっとも、その予兆はあって、この回のひとつ手前の第2期第5話(※{netabare}『ローマの休日』をモチーフにしたイタリア回{/netabare})、それから第1期の第6話(※{netabare}孤独な夜間哨戒飛行を描いたフィンランド&ロシア回{/netabare})、同じく第1期の第8話(※{netabare}挿入歌「リリー・マルレーン」が流れるドイツ&フランス回{/netabare})なども、後から考えれば結構グッと来る良内容だったのですが、それらの視聴時はまだ「下らないパンツアニメ」というマイナス評価の方が私の中で優勢だったのです。

♪運命を占うタロットカードは/ まだめくらないでね/秘密のままでいい  (※挿入歌「Sweet Duet」の一節)

・・・結局、本シリーズの場合は、「パンツアニメ」という表皮の下で、着々と視聴者に作品世界への理解と登場キャラクターたちへの愛着を刷り込んでいって、第1期から数えて18話目に当たる第2期の第6話に至って、そうして蓄積された感情を一気に誘爆させる仕組みになっていたようです(※少なくとも自分の場合は)。

{netabare}「見て、エイラ。オラーシャよ。」
「うん。」
「ウラルの山に手が届きそう・・・このまま、あの山の向こうまで飛んでいこうか。」
「いいよ、サーニャと一緒なら、私はどこへだって行ける。」
「あ・・・嘘、ごめんね。今の私たちには、帰るところがあるもの。」
「あいつが、誰かを守りたいっていう気持ちが、少しだけ、分かった気がするよ。」{/netabare}

遠くに見える父祖の地の山々を愛(いと)しく思う、この感情を patriotism(愛郷心)と呼ばずに何と呼ぼうか。
本シリーズから受ける《感動》の意味合いを、言葉できちんと噛み砕いて説明したレビューを(※本サイトに限らず)、残念ながら私は余り知りませんが、私個人は、ここに、このことを確りと記録しておきたいと思います。

本シリーズの制作者が、私が受けた感動を、どこまで計算して仕組んだのかは分かりませんし、もしかしたら、この第2期第6話は、単に「瓢箪から駒」の偶然が生んだ《奇跡》だったのかも知れません。

だけど、ネットでの本作への評価が、この第2期第6話が圧倒的な《神回》である、ということに放送当時から一貫して一致していること、前述の第3期『ブレイブウィッチーズ』にゲスト出演する第1-2期のキャラが、{netabare}主人公(宮藤芳佳)やその先輩(坂本美緒){/netabare}ではなく、この回の主役である{netabare}フィンランド&ロシア・コンビであること(※エイラ&サーニャで、“エイラーニャ”というカプ名があるそうです){/netabare}、第3期自体が、ロシアを舞台とした作品として制作されていること・・・から見て、やはり、この回が、本シリーズを評価するうえでのキーであることは疑い得ません。

以前の私のように、本シリーズを「下らないパンツアニメ」と切り捨てていた方々にこそ、何とかここまで我慢して視聴し続けて、この稀なアニメ作品評価の大逆転劇を体験して欲しいと思いました。

※なお以下は、2周目以降の作品評価です(第1期の1周目はもう少し低い評価(※個人評価 ☆ 3.8程度)でしたが、2周目に評価が急上昇しました)。


◆作品別評価

(1) ストライクウィッチーズ(第1期)  ★  4.2 (2008年)  (12話) ※ブリタニア(英)・ガリア(仏)が舞台
(2) ストライクウィッチーズ2(第2期) ★  4.3 (2010年)   (12話) ※ロマーニャ・ヴェネチア(伊)が舞台
(3) ストライクウィッチーズ劇場版   ☆  3.8 (2012年)  ※ヴェネチア・ガリア・カールスランド(独)が舞台
(4) OVA (Operation Victory Arrow) ★  4.0 (2014-15年) (3話)
(5) ブレイブウィッチーズ(第3期)   ★★ 4.6 (2016年)  (12話+特別編1) ※オラーシャ(露)が舞台
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総合                  ★ 4.3       (計40話+劇場版1本)


※本シリーズは設定が凝っているので、視聴を始めるに当たって予め登場キャラクターとその属性をある程度把握しておくと便利です(下記)。


◆連合軍第501統合戦闘航空団(ストライクウィッチーズ)メンバーと階級・固有魔法
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{netabare}(1) 宮藤芳佳 (扶桑皇国=日本) 軍曹 治癒能力
(2) 坂本美緒 (扶桑皇国=日本) 少佐 魔眼
(3) ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ (帝政カールスラント=ドイツ) 中佐(※司令(隊長)) 空間把握
(4) ゲルトルート(愛称トゥルーデ)・バルクホルン (帝政カールスラント=ドイツ) 大尉 筋力増強
(5) エーリカ・ハルトマン (帝政カールスラント=ドイツ) 中尉 疾風
(6) リネット(愛称リーネ)・ビショップ (ブリタニア連邦王国=イギリス) 軍曹 精密射撃
(7) ペリーヌ・クロステルマン (自由ガリア=フランス) 中尉 雷撃
(8) フランチェスカ・ルッキーニ (ロマーニャ公国=イタリア) 少尉 光熱攻撃
(9) シャーロット(愛称シャーリー)・E・イェーガー (リベリオン合衆国=アメリカ) 中尉 超加速
(10) サーニャ・V・リトヴャク (オラーシャ帝国=ロシア) 中尉 広域探査
(11) エイラ・イルマタル・ユーティライネン (スオムス=フィンランド) 少尉 数秒先の予知{/netabare}
--------------------------------------------------------------
※このようにウィッチーズの国籍分布は、独3、日2、米・英・仏・伊・露・芬(フィンランド)1・・・の計11人で、各々お国柄をある程度反映したキャラ設定になっています(キャラ名自体が各国のエースパイロットに由来した命名にないっており、また各々が着用するストライカーユニットも各国の代表機(零戦など)を基にした設計になっています)。


◆視聴メモ(※主に1周目のもの)
{netabare}
・第1期の第2話まで見た限りでは、おそらく低予算の中での制作のため脚本・演出・作画・楽曲とも稚拙さが拭えないが、その中にもキラリと光るものはあるように思った。
・ストライカーズ発進ユニットの形式名は、第1期は「零式」、第2期は「紫電改」。
・1-2期通じて軍規違反が多いのは気になる(第1期第9-10話や第2期第1話など)。
・第1期第8話の挿入歌「リリーマルレーン」は実際にWWII中にドイツ兵・イギリス兵の双方に好まれた流行歌で、歌詞の内容は戦場の兵士が故郷の恋人への思いをつづったもの、とのこと。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B3
{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作          島田フミカネ & Projekt kagonish
監督          高村和宏
シリーズ構成      ストライカーユニット
脚本          浦畑達彦、鈴木貴昭、島田フミカネ、八谷賢一、高村和宏、佐伯昭志、玉井☆豪
キャラクターデザイン  島田フミカネ(原案)、高村和宏
軍事考証・世界観設定  鈴木貴昭
音楽          長岡成貢
アニメーション制作  GONZO(1期)、AIC(2期、劇場版)、SILVER LINK(OVA){/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

※ネウロイ出現(1939年)から5年後(1944年春)

============= ストライクウィッチーズ (第1期) (2008年7-9月) ===========
{netabare}
第1話 魔法少女 ★ 扶桑皇国横須賀第四女子中学3年・宮藤芳佳(14歳)、坂本美緒少佐との出会い、空母「赤城」乗艦、ネウロイ来襲
第2話 私にできること ★ 宮藤出撃、救援到着、ブリタニア到着、父の墓碑、宮藤入隊 
第3話 一人じゃないから ★ ウィッチーズの仲間達、リネット(愛称リーネ)&宮藤の初戦果 ※特訓回
第4話 ありがとう ★ バルクホルンの動揺、ペリーヌの敵意、宮藤の治癒魔法、感謝
第5話 はやい・おっきい・やわらかい ☆ 魔導エンジン開発、ルッキーニやらかし、シャーリー音速超え ※水着回
第6話 いっしょだよ ★★ サーニャの探査能力、夜間哨戒飛行、歌うネウロイ、エイラの予知能力、2人の誕生日
第7話 スースーするの × パンツ紛失騒動、撃墜王ハルトマン受勲 ※パンツ回(視聴注意)
第8話 君を忘れない ★★ 杉田艦長の感謝、パ・ド・カレー(カレー県)、ミーナ隊長の回想、空母「赤城」見送り ※挿入歌「リリーマルレーン」
第9話 守りたいもの ★ マロニー空軍大将からの警告、人型ネウロイの宮藤接触、坂本被弾(魔力限界)
第10話 信じてほしい ★ 宮藤の坂本治療・自室禁固・脱走、宮藤撃墜命令、ネウロイの巣、ウォーロックの威力
第11話 空へ… ★ マロニー大将の基地接収、SW解散・原隊復帰命令、ガリア制圧作戦、ウォーロック0号機暴走、赤城の危機 ※脚本自体は大味×
第12話 ストライクウィッチーズ ★ 宮藤出撃、赤城轟沈、SW総員出撃、対融合ネウロイ戦、ガリア解放、SW解散・帰国{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)8、☆(並回)1、×(疑問回)1 個人評価 ★ 4.2

OP 「STRIKE WITCHES 〜わたしにできること〜」
ED 「ブックマーク ア・ヘッド」
挿入歌 「リリーマルレーン」(第8話) ※挿入歌はこの1曲だけ


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※ガリア地域解放(1944年9月)から半年後(1945年3月~)

============ ストライクウィッチーズ2 (第2期) (2010年7-9月) ===========
{netabare}
第1話 再び空へ ☆ ヴェネチア上空にネウロイの巣出現、宮藤中学卒業、坂本・宮藤再び欧州へ、ネウロイ来襲
第2話 伝説の魔女達 ★ アドリア海の戦、烈風斬(坂本)、再生・コア移動型ネウロイ、SW再集結
第3話 一緒にできること ★ 箒飛行(アンナ・フェラーラ元飛行教官) ※特訓回(宮藤/リーネ/ペリーヌ)
第4話 かたい、はやい、ものすご〜い ★ ジェット・ストライカー開発&初実戦投入(バルクホルン/シャーリー/ハルトマン姉妹)
第5話 私のロマーニャ ★★ ルッキーニ少尉のローマの休日(補給任務)、マリア公女の務め
第6話 空より高く ★★★ 巨大ピラー型ネウロイ、ツイン・アタック(サーニャ/エイラ) ※本作随一の感動回、挿入歌「Sweet Duet」
第7話 モゾモゾするの × 虫型ネウロイの基地襲撃、ミーナ隊長受勲 ※パンツ回(視聴注意)
第8話 翼をください ★ 宮藤の不調、戦艦「大和」負傷者治療、リーネ奮闘、新ストライカーユニット「震電」
第9話 明日に架ける橋 ☆ 復興中のガリア、アドリア海の宝探し ※ペリーヌ回
第10話 500 overs ★ アフリカの星、マルタ島解放作戦、カールスラント両エースの競争(マルセイユ/ハイネマン)
第11話 私であるために ★ 坂本の魔力枯渇、ヴェネチア解放最終決戦(オペレーション・マルス)、大和ネウロイ化、坂本突撃 ※脚本自体は大味×
第12話 天空(そら)より永遠に ★★ 続き、宮藤突撃、真・烈風斬、ヴェネチア解放、SW解散・帰国{/netabare}
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★★★(神回)1、★★(優秀回)2、★(良回)6、☆(並回)2、×(疑問回)1 個人評価 ★ 4.3

OP 「STRIKE WITCHES 2 〜笑顔の魔法〜」
ED 「Over Sky」
挿入歌 「Sweet Duet」(第6話) ※挿入歌はこの1曲だけ


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※ヴェネチア地域解放(1945年7月)から1ヶ月後(1945年8月~)

============== ストライクウィッチーズ 劇場版 (2012年3月) ============

全1話 ☆ 3.8 {netabare}カールスラント(ドイツ)地域に押し込められたネウロイのバルジ反攻作戦勃発{/netabare} ※約94分、作画・演出は良くなってるが、シナリオ自体はファン・サービスの域を出ない大味でご都合主義的なもの

主題歌 「約束の空へ 〜私のいた場所〜」
挿入歌 「ラインの護り」


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※旧SWメンバーたちのサイド・ストーリー

== (OVA) ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow (2014-2015年) ==

Vol.1 サン・トロンの雷鳴 (2014年9月) ★ {netabare}ベルギカ王国サン・トロン基地(旧SWカールスラント組・・・ミーナ/ハルトマン姉妹/バルクホルン)のジェット・ユニット開発{/netabare} ※約29分
Vol.2 エーゲ海の女神  (2015年1月) ★ {netabare}クレタ島基地(ルッキーニ/シャーリー、マルセイユ/ライーサ/ノイマン大佐/ロンメル司令)、デルタ島侵入ネウロイ排除戦{/netabare} ※約26分
Vol.3 アルンヘムの橋  (2015年5月) ☆ {netabare}ライン河畔アルンヘムの戦(ペリーヌ/リーネ){/netabare} ※約31分
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)2、☆(並回)1、×(疑問回)0 個人評価 ★ 4.0

OP 「Connect Link」
ED 「Fly Away」(Vol.1)、「Fly Beyond」(Vol.2)、「Fly Chronicle」(Vol.3)


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※第3期(ブレイブウィッチーズ)は別途、各話評価します。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 44
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

パンツ表現…性消費と商売について。SFとして話は普通に面白い。

 まず、パンツ問題ですね。陸上女子やビーチバレーなどの女子の格好を性的に消費することが社会問題化しました。我々男性が女子スポーツを見る時のマインドってなんでしょうか。

 以下 長々とスポーツの性消費と商売についてです。アニメの性消費問題を考えているときに類似性に気が付いたので、書きました。相当長いです。

{netabare}  プロスポーツや世界、日本、県レベルのパフォーマンスとその前提となる努力根性才能に感動するという面があります。同時に女性としての肉体美…最高レベルに鍛え上げられた機能美と同時に、その機能が生み出す女性としての肉体美を観賞している面は確実にあると思います。
(郷土愛や身内の応援、オリンピック・WCクラスの金メダルや記録達成の期待は別にして)

 そこにエロティックな感情がないかといえば確実にあるでしょう。スポーツを観賞しているときは競技や演技、勝敗や点数に没入しても、やはり見るまでの動機や結果的に何を見ているのか、という点では性的な消費はあると思います。
(結果的に強い女子スポーツを純粋に好きになるというのはありますけどね。霊長類最強とかスピードスケートとか。ただ、こういうのはプロがないんですすよね)

 ただ、スポーツは何で成り立っているか、を考えてみましょう。プロとしてもそうですが、アマチュアでも大会を開けるお金はどこから出ているか?各種スポンサーです。当然、女子スポーツ選手に対するエロティックな視線も大きな収入の源になっています。

 この女子に対する性的な視線を無視しては世の中は成り立ちません。もし、人権が表に出て、女子スポーツの視聴者や観戦者が減れば、結果的にスポンサーは撤退し、スポーツそのものが衰退してゆくことになります。
 スポーツそのものの面白さで勝負できればいいですけどね。ただ、女子のプロスポーツの少なさがその難しさの証明な気がします。プロで金になるテニスもゴルフもミニスカートですよね。

 チアリーディングの議論とかバカバカしい限りです。性的消費の最たるものです。実際、今は参加する人のモチベーションは性的な消費を嫌って、見られたくないというかもしれませんが…それって、自己否定な気がするんですけど。選手の応援のためだけに、チアリーダーが存在するって思ってるんですかね?
 その機能は男ばっかりで華やかさがない、アメリカンフットボールのショー的な要素が起原だと思うのですが…だからミニスカなんじゃないでしょうか。純粋に応援したいなら、制服で応援すればいいだけの話です。
 荒川静香さんのようにスカートフリフリしたいからフィギュアを始めたという人もいるみたいですけどね。逆につまり自己満足と同時に見たいならどうぞのわけです。それがスポーツのコスチュームです。

 露骨な盗撮やネットに女子のエロいハプニングを乗せる。これははっきりとやってはいけないことだと思います。そうではなくて、スポーツのパフォーマンスの中に見られる女子のに肉体が生み出すエロスを消費するのは、人間の本能として仕方がないし、それでスポーツが成り立っているのもまた事実です。

 直接的にオカズにする人はごくごく少数でしょう。そして、エロいから見ようと直接動機にする人も少数派だと思います。女子のスポーツが見たいという欲求は、純粋にスポーツを楽しみたいという気持ちも本当だけど、無意識なリビドーが心の奥底から湧き出ているのも事実だと思います。

 男子スポーツの場合は、エス…タナトス衝動が非常に強いと思いますが、やはり本能に根差した破壊衝動が非常に大きな要素を占めると思います。男子スポーツの場合、日常の暴力の回避や戦争の代替もあるでしょう。

 女子の性的な消費は、宗教画やダダイズム…ゴヤなどの西洋絵画がどうやって生まれたのかを考えてもいいかもしれません。日本の私小説の中のエロ表現も同様ですね。

 さて、長々となぜこんな事を言ったのは、アニメでの性的な表現です。本作のパンツ世界について、視聴のハードルがかなり高いのは見た通りですね。

 ただ、アニメ作品を考える場合、性的な表現。美少女の性的な消費なくして、商売として成り立つか、ですね。本作の作成されたゼロ年代はこれの爛熟期にあたると思います。この後、人権のオブラートでどんどん表現そのものは直接的なものが減って行きますが、一方で潜在化内在化して行きました。

 映画も女優のヌードを前面に出したり、キスを見せたり、アイドルを映画を作ったりします。
 映画やアニメの性描写を文学的な必然性ととるか、単なる客寄せとみるかは、ちょっと意味合いが違いますが、クリエータ側の思惑と異なり、消費する側がどこまでその文学性を意識して読み取れているかといえば、昨今の人気アニメを見ると、やはりアイドル的な可愛さが人気の秘密の様です。(平家物語やユーレイデコの作画についての評判やコメントを確認してみてください)

 ポリコレによって、ハリウッド、ディズニーコンテンツが死んでいるのは、この人間性を無視した社会的な「去勢」が大々的に行われた結果でしょう。{/netabare}

 つまり、本作のパンツ表現というのは、異質なのではなく、直接性の程度の差であるということです。人間は少なくともリビドーからは逃れられません。男女とも消費や行動の動機に性的な要素は多々含まれます。
 アニメは商売であるということを考えると、深夜アニメという媒体は間接的な歪んだ性表現、性消費が許される場だ、と線引きして考えるべきでしょう。

 なお、小説版作者のヤマグチノボルさん…絶筆となりましたが、山口昇一名義のアダルト作家でもありました。キンドルの読み放題で読めますので、ご一読(閲覧注意)ください。
 メイドラゴン、長瀞さん、食戟のソーマ等々の原作者もアダルトコミックを書いていますね。とある科学のイラストの冬川基もそうですね。つまり、性的な表現と創作のモチベーションが近いところにある、というのも付け加えておきます。



 さて、本作についてです。まだ1期しか見てませんが、設定上なぜパンツでいるのかは、ストライカーユニットとの接続の関係なんでしょう。説明はなかった気はしますが、そこは読み取れます。

 つまりSFとして「理屈」はつけているわけです。これが大事なところで「なぜ、そういうエロい恰好をしているのか」はSF厨としては、作品を観賞するのに重要な要素になります。自分への言い訳なのかもしれませんが、なぜそのカッコウか?が読み取れない単なる露出は非常にシラケます。私は86エイティ―シックスのミニスカ軍服は下品だと思う一方で、本作が許容できるのは、この設定上の理屈があるかどうかです。

 ロケットガールや宇宙のステルヴィアなどゼロ年代SFはエロい恰好に言い訳がちゃんとありました。アニメもマンガも小説も、映画、ドラマ、芸術等々、消費する側の思惑はさておいて、そこは作品の矜持として意味性は付与してほしいところです。(陸上女子の格好にも理屈はありますからね。ただ、突き詰めて行くとじゃあ、男子となぜそんなに違うの?という疑問はでますけど)

 さて、そうはいっても本作はなかなか硬派なストーリーではあるんですよね。ほしのこえ、ファフナー、宝石の国、ラーゼフォン、アルペジオ…等世界系的な敵ですね。その敵とのコミュニケーションが描かれていました。この点はいわゆる接近遭遇もの…映画ならコンタクト、メッセージ、インターステラー、ムーンフォール…等々と同じような内容です。

 戦闘方法はちょっと幼女戦記でしたね。こっちの方がオリジナルかあ。ただ絵面といい、設定といいそっくりですね。

 それと、魔女を組み合わせて、女子だけ世界を作り出した…と。このデバイスを男がつけているところは想像すると、ちょっとげんなりですね。

 長々と書きましたが、SF要素に加え、話はエピソードにヒューマンドラマがあったし、父親との過去があり、面白かったです。チューニングとしてやはりパンツ問題がノイズになりますが、ある意味正直だともいえます。
 個人で視聴する分には、開き直れば十分SF、ちょっと恥ずかしい恰好の少女モノとして面白くみられました。決して家族から見られたいとは思いませんが。

 本音を言うとSF厨としてはSFとして面白いので、せめてパンツをもうちょっと何とかしてくれると見やすかったですけどね。デザインでリボンつけるとか縞々とかやりすぎです。また、あの股間の立体感はやりすぎですし、不快感を覚える人がいるのは理解します。(が、先ほど言った通り、本作の売りである面も一方では理解します)

 あとリリーマルレーン…良かったですね。昔飯島真理さんがミンメイのキャラソンで歌っていたと思いますが、あれで知っていました。クリエータの方も同じじゃないでしょうか。

 長々と書きましたが、アニメの性的消費は叩いてもしょうがないです。本能としての不純な動機は、男性が映像作品で女性を見る場合、どんなものでも逃れることが出ない、人間の本性です。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 13

86.8 21 百合アニメランキング21位
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(アニメ映画)

2013年10月26日
★★★★★ 4.2 (1966)
9991人が棚に入れました
人気アニメーション「魔法少女まどか☆マギカ」の新作劇場版。TVシリーズを再構成した「前編 始まりの物語」「後編 永遠の物語」に続く新たな物語が描かれる。

声優・キャラクター
悠木碧、斎藤千和、水橋かおり、喜多村英梨、野中藍、加藤英美里、阿澄佳奈

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

2016年春視聴。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編] 叛逆の物語
魔法少女は絶望から救われたのか――
“円環の理”に導かれて、少女たちの新たな物語がはじまる

鹿目まどか。かつて、幸せな日々をおくっていた平凡な一人の少女が、
その身を賭してすべての魔法少女たちを残酷な運命の連鎖から解き放った。
まどかへの想いを果たせぬままに取り残された魔法少女・暁美ほむらは、
彼女の残した世界でひとり戦い続ける。
「懐かしいあの笑顔と再びめぐり合うことを夢見て―-」

テレビシリーズをベースに製作された
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編/後編]』を経て、
満を持して送り出される『[新編] 叛逆の物語』。
総監督・新房昭之、脚本・虚淵玄(ニトロプラス)、
キャラクター原案・蒼樹うめ、アニメーション制作スタジオ・シャフト。
そして彼らを中心に多くのメインスタッフが再集結。
脚本・作画、全てが完全新作。

鹿目まどかは世界を変えた。
その後の世界で、魔法少女が見るのは、希望か、絶望か

オーディオコメンタリー
悠木碧、斎藤千和、喜多村英梨、水橋かおり、野中藍、加藤英美里
※悠木、斎藤→悠木、斎藤、水橋→悠木、斎藤、水橋、野中→喜多村→悠木、斎藤、加藤の順でリレー形式で進行する。

主題歌
オープニングテーマ「カラフル」
エンディングテーマ「君の銀の庭」
挿入歌「misterioso」

「本編 HOMURA 1st take version.」
終盤部のほむらの音声をリテイク前の物に差し替えたもの。

『劇場版公開記念 2時間でわかる! 大ヒットアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」』
テレビ東京で2013年11月4日に公開記念番組『2時間でわかる! 魔法少女まどか☆マギカ』として前後編を再編集したダイジェスト版が放送された。
新編に至る内容を紹介したほか、公開を迎えた劇場からのリポートや新編の冒頭3分の映像テレビ初放送が行われた。
ナレーションはほむら役の斎藤千和が担当。


【アニメキャラの魅力】ひたむきなゆるふわ天然魔法少女「鹿目まどか」の魅力とは?
夢を叶えた代償として、魔法少女という過酷な運命を背負わされる、希望と絶望が織り成すSF作品『魔法少女まどか☆マギカ』。その主人公が今回ご紹介する「鹿目まどか(かなめまどか)」です。とことん天然で、同じ時間軸を何度とやり直され、その度に一味違う彼女を垣間見る事ができます。さぁ、このキャラクターの魅力に触れて行きましょう。

■天然少女
数あるアニメでも、このキャラクターは誰よりも「天然少女」を上手く表現したキャラクターだと思われます。ふわふわしたビジュアル、雰囲気、素直で優しい性格。そして、魔法少女としての願いが「魔法少女になって誰かの役に立つこと」というふわふわ加減・・・。

何とも子供らしい浅はかさを見せる彼女ですが、「誰かの役に立てたらそれはとっても嬉しいなって」を聞いてしまうと、有無を言わせず納得させられるのがこの少女のなんとも言えない魅力ではないでしょうか。

■ドジだけどひたむきです
4度にも渡って同じ時間軸をやり直し、幾度となく暁美ほむらの保護を受けたにも関わらず、結局騙されて魔法少女として契約し魔女化してしまうあたり、とことんドジで騙されやすいキャラクターであることがわかります。ほむらから、魔法少女がどういった運命を辿るのかを忠告され契約を思い留まるも、結局追い詰められた仲間の為に自ら契約し、不幸な運命を避けられないのが彼女。その浅はかなひたむきさに視聴者もつい涙してしまうのでしょう。

■カップリングの万能さ、いじられキャラ
作中の時間軸の中心人物であるため、カップリングで描かれる際にはどのキャラともマッチします。二次創作の間でも非常に人気の高いキャラクターなのです。また中の人の印象も強いためか、そのいじられ具合もかなりのものです。

■「強者」ではなく「救世主」として
「何の取り得も無い」がコンプレックスであり、そこから「誰かの役に立ちたい」を軸に、時間軸毎に違った願いで魔法少女になる彼女。数ある時間軸の中で苦悩するも、ドジで天然、ひたむきで優しい、筋の通った主人公らしい魅力を存分に発揮してくれます。彼女の持つポテンシャルとそのスケールの大きさ、そして成長。可愛らしいルックスも含め、その全てが「鹿目まどか」の魅力と言えるのではないでしょうか。


【アニメキャラの魅力】パーフェクトで美しい魔法少女「暁美ほむら」の魅力とは!?
今回ご紹介する「暁美ほむら」は、主人公「鹿目まどか」と同じ見滝原中学校に通う魔法少女です。容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能の完璧な黒髪美少女で、性格はクールで発言も謎が多いのですが、まどかのことを誰よりも愛しています。

■壊滅的なコミュニケーション能力
ほむらは人間関係の構築が苦手のようで、態度や発言にはトゲがあります。その容姿からもかなりツンツンしているように映りますが、実際はまどかを心配したり気にしたり、佐倉杏子と共闘をしようとしたりと、本当は優しくて気を遣えてみんなのことを思いやる、ただ勘違いされやすいだけのいい子なんです!ツンデレですね!最高です!

まどかには仲良くなりたいと思われているようですが、上記のように勘違いされやすい場面が多く、美樹さやかとはとても不仲です。特にCharlotteという強敵との戦いでは、巴マミの信用を得られなかったために拘束されていたのですが、マミの死の直後に現れ、グリーフシードを持ち去ったこともあり、かなり彼女にかなり疑われています。元々キュゥべえを襲撃していたところを見られていることや、まどかを見ているのをにらんでいるように思われて、さやかからはネガティブな印象を持たれているため、余計そう思われてしまったのでしょう。そして、唯一本当のことを知っているまどかも、ついにほむらの真相を言うことがなかったので、さやかからは“グリーフシード目当ての悪い魔法少女”と認識されています。かわいそうですけどそんなほむらも可愛いですね。

■未来を知っている
キュゥべえとは、キュゥべえ曰く「契約したともいえるし、そうでないともいえる関係」です。また、ほむらはキュゥべえにとって「イレギュラーな存在」であり、まどかに対してもほむらに関する警告をしており、ほむらの言動を気にしているようです。

この「契約したともいえるし、そうでないともいえる関係」というのが、未来のことをある程度知っていることにつながります。実は、ほむらとまどかは以前既に出会っているのです。2人が初めて出会った時間軸のまどかは既に魔法少女でした。ワルプルギスの夜にまどかの死に直面し、学校でできた初めての友達であるまどかを誰よりも大切に思うほむらは、キュゥべえと「彼女を守る私になりたい」と契約を交わしたのです。これによりほむらは、契約直前から病院を退院する日の朝まで時間を戻す力を手に入れました。

■まどかとの関係
前述のように、まどかはほむらにとってとても大切な存在であり、守りたい存在です。まどかもほむらとは仲良くなりたいと思っています。故に、ほむらの行動はまどかのための行動が多く、広く物事を見られていない気がします。更に勘違いされやすいため、他の魔法少女からは疑われたり、うまくコミュニケーションを取れない事が多いです。

全てまどかが魔法少女になった結果を知っているからこその行動なのですが、とにかくまどかのことが好きで好きでたまらないのでしょう。こっちが彼女を守りたくなります。最新劇場版ではまどかのことを唯一覚えている存在で、まどかの意志を継いで魔法少女として戦っていました。その健気さがとても勇敢で、そして愛らしいのです。

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』でも活躍していたほむらですが、続編があるのであればとても楽しみです。期待して待っています!


【アニメキャラの魅力】まどマギ界の悲劇のヒロイン「美樹さやか」の魅力とは?
魔法少女まどか☆マギカにおいて、これほどまでに報われなかった魔法少女がかつていたのだろうか。

そう思わざるを得ないような彼女の生き様を、綴っていこうと思う。

■彼女が魔法少女になったわけ
さやかは幼馴染の上条恭介に片想いをしていた。

その上条にはバイオリン奏者になるという夢があるのだが、治療しても回復が不可能な怪我をしてしまい、バイオリンを弾くことが出来なくなってしまった。

そんな彼を救うため、魔法少女になる際に一つだけ叶えられる願いを、上条の腕を治すことと引き換えに使ったのだった。

■悲しみのなれの果て
契約する際に巴マミから、「他人のために自分の願いを使うこと」は自身の身を滅ぼすことだと忠告されていたにも関わらず上条のために使ってしまったため、のちにそのことで彼女は苦しむことになる。

腕が治り退院することとなった上条は学校にも通い始め、志筑仁美と一緒にいることが多くなったのが見受けられた頃、仁美から上条のことが好きだと言われ、さやかはその三角関係に惑う。

魔法少女になったこと、それは人間ではなくなってしまったことと同義であり、そんな自分は上条と付き合う資格などないと思い悩む。
上条の腕を治しても結局上条とうまくいくことが出来なくなったさやかは、まどかや杏子に強く当たってしまう。
そんな自分にも嫌気がさし、自暴自棄となってしまったさやかは無謀な戦闘を繰り返した果てにソウルジェムが穢れきってしまい魔女化してしまった。

■「あたしって、ほんとバカ」
さやかは、女性が共感しやすいキャラクターだと言われている。
好きな人のために尽くす姿や、自分のことが嫌い、自分なんてどうでもいいといったネガティブな感情で自滅していくからである。
同時に「悲劇のヒロイン」ともなってしまった彼女だが、その報われない様も、まどかという友達に救われたことも、全て他のキャラクターでは見られないリアリティ性があり、最も「女性らしい」キャラクターだと言えるだろう。

まどかやほむらに目がいきがちだが、ぜひさやかにも注目して見ていただきたいと思う。


【アニメキャラの魅力】魅力溢れる優雅なお姉さん「巴マミ」の魅力とは?
『魔法少女まどか☆マギカ』は、とある地方都市で魔女と戦いを繰り広げる魔法少女達を描いた作品です。魔法少女を題材としているためか、キャラクター全員が中学生という幼いメンバーの中、「巴マミ」は先輩魔法少女として、後輩である主人公達を大人の魅力(と言っても中学生3年生ですが・・・(笑))でまとめる素敵な女性です。

■戦闘時の華麗な立ち振る舞い
マミさんの愛称でファンから親しまれる彼女がどんな人物かといいますと、物腰の柔らかい優しく頼りになるお姉さん的な立場であり、ナイスバディで金髪縦ロールをツインテールにしているお嬢様のようなルックスです(脚本担当の虚淵氏曰く、キャラクターのモデルは「ひだまりスケッチ」のヒロさん)。

そんな容姿に違わず、魔女との戦闘時の戦い方も優雅そのものです。拘束や切断が可能なリボンを主軸に戦い、相手をリボンで拘束した後、リボンを変形させたマスケット銃で撃ちぬく戦闘スタイル。マスケット銃が単発であるため、複数のマスケット銃を踊るように持ち替えながら戦うその姿はまさに「舞っている」という表現が適切なものです。

また、戦闘終了後に紅茶を飲むという描写も、彼女が優雅なキャラと言われる理由と言えます。作中のBGMも相まってか笑顔で戦いながら(笑顔で魔女を倒していると考えると少し怖いですが(笑))魔女を倒すその姿は、正に大人の魅力溢れる素敵な女性です。また、彼女だけが必殺技に技名を付けており、ウインクしながら大砲をぶっ放すという姿も、頼れる大人の余裕を感じさせる要因の一つといえるでしょう。

■マミさんの反響
アニメ本編では第3話という非常に早い段階で敗北し、悲惨な最後を遂げたマミさんは、あまりにもインパクトの強すぎる死に方から、ネット上で「マミる」というネットスラングが出来るほど。その他にも、アニメ最萌トーナメント2011で優勝を果たすという快挙を成し遂げています。登場頻度の少なさに見合わず、少ない登場の中でも彼女の魅力が存分に凝縮されていますね。

そんな彼女の人気からか、スピンオフコミックである『魔法少女まどか☆マギカ~The different stoty~』では、マミさんを主役として彼女中心の物語が展開されます。アニメ本編からのIFストーリーではありますが、本編では語られることのなかった過去や内面の心理描写は勿論の事、人間関係の擦れ違い等、魔法少女達にとってマミさんがどれほどの存在であったかということが描かれている作品です。マミさんを愛する方にはぜひとも読んで欲しい作品です。


【アニメキャラの魅力】情熱トゲトゲ魔法少女「佐倉杏子」の魅力とは?
夢を叶えた代償として魔法少女という過酷な運命を背負わされる、希望と絶望が織り成すSF作品『魔法少女まどか☆マギカ』。そこに途中参戦する魔法少女こそ「佐倉杏子(さくらきょうこ)」です。

唯一、途中参戦のキャラクターなので影が薄いイメージがありましたが、『魔法少女まどか☆マギカ』において、このキャラクターの存在は欠かせないといっても過言ではありません!その理由をご紹介します。

■ツンツントゲトゲ
純粋で優しい、ほんわかなキャラクターばかりのこの作品において、初登場から美樹さやかに対して罵声を浴びせ叩きのめした、唯一のトゲトゲとしたキャラクターです。行動原理もとことん利己的で、他の魔法少女を否定し襲い掛かる、多くの視聴者がぞっとしたであろう恐るべき少女なのです!怖い女の子に度肝を抜かれたい、とことんトゲトゲした少女がタイプであれば、まさに彼女無くては語れないでしょう。

■最強の戦闘力
様々な武術を操る魔法少女の中でも、この少女は特に優雅で華麗な戦いを披露してくれます。多節棍である槍を操り、あらゆる変則的な攻撃や、槍に仕込んだ鎖を防壁のように張り巡らせたり、退路を断って魔女を倒したりと、目を釘付けにするような戦闘シーンを魅せつけてくれます。本作品である「魔法少女まどか☆マギカ」においては封印されている能力が多いのですが、他の派生作品等では更に多くの戦闘シーンが拝める事でしょう!

■性格の裏にある真っ直ぐな心
この少女の真の魅力は何処にあるのか。それはずばり、そのトゲトゲとした態度の先にある、他の魔法少女の不幸を止めるという真っ直ぐな思いが他のどの魔法少女よりも強かった所でしょう。

魔法少女の過酷な運命を食い止めるべく、暁美ほむらに手を貸したり、魔女化したさやかを救うべく生身で救出に向かう鹿目まどかに手を貸す姿を見ていくにつれ、彼女の真っ直ぐな心にどんどん惹かれていってしまいます。特に最後の、ライバルである美樹さやかを想い、心の救いとなるべく自分の身を捧げるシーンに、視聴者は心を打たれた事でしょう。ありきたりなツンデレとは違う、魅力にあふれた少女なのです。

■暗い過去の経験から他の魔法少女を救うひたむきさ
唯一の利己的な立ち振る舞いをする少女ですが、この少女も幼少期から他者の父親の為に魔法少女になったという、他人思いの少女なのです。

教会の神父である父を支えようと、杏子自ら魔法少女となり父の願いを叶えるのですが、それが原因で父は狂い不幸な出来事に襲われてしまいます。そういった悲しい過去の経験から、他者の願望を他者が特殊な力で叶えても誰も幸せにならない事を知っている彼女は、他者の願望を叶える為に魔法少女になった美樹さやかを命掛けで救おうとします。

考えが対立するさやかに、傷付きながらも必死で彼女の名前を叫ぶその姿とひたむきさには、思わず涙ぐんでしまいます。

なお、最もベテランであるこの少女は、他の派生作品にも多く登場します。彼女と作品に惹かれた方は、是非とも他の作品も見てみましょう!


【アニメキャラの魅力】可愛いマスコット?邪悪の概念を超えた恐怖「キュウべぇ」の魅力
ことごとく「魔女っ子モノ」の方程式をひっくり返してくれた名作『魔法少女まどか☆マギカ』。その最たるものが「キュウべぇ」ではないでしょうか。魔女っ子モノでは“平凡な”少女が不思議な力を持つ為には、その力をもたらす存在が必要です。それは通常主人公の肩に乗るくらいの愛らしい生き物。今回ご紹介する「キュウべぇ」も、やはりこの類だと誰もが思います。しかし、口を動かさずに喋るこのキャラの不気味さや恐怖に、「キュウべぇ」がどんな存在か判明してから、遡って気付く事になるのです。

■明かされる真相
最初は魔法少女たちに助言をし、友好的に振る舞っていた「キュウべぇ」ですが、「美樹さやか」が魔法少女となり、そのソウルジェムを巡る話あたりから、その怪しさに魔法少女たちも気付き始めます。それに対して「キュウべぇ」は、まったく悪びれる事もなく真相を話すのです。魔法少女達が「敵」として戦っている「魔女」は、実は魔法少女の絶望した成れの果ての姿であり、魔女に堕ちる際に放出される莫大なエネルギーを集める事が「キュウべぇ」たちの目的。つまり、魔法少女はエネルギーを生み出すための牧場で飼われている牛のような存在だったのです・・・。

■キュウべぇに学ぶ詐欺の手口?
このような取り返しのつかない「契約」をさせられてしまった少女たちですが、「キュウべぇ」の勧誘には、いわゆる“詐欺師”との共通点が見受けられます。重要事項を言わず、「聞きもしなかったじゃないか」という言い逃れ、相手が考える事が難しい状況(ほむらの危機を目の当たりにしたさやか、まどかとさやかが「お菓子の魔女」の前で危機に陥った時など)の中で、「僕と契約して、魔法少女になってよ!」と迫る、「君たちの意志は最大限尊重しているつもりだけど・・・」と相手への譲歩を装うなど、騙されたとは心外だと言わんばかりです(実際「心外だなあ」と言ってましたが)。

■悪意のない恐怖
ある人が言いました。「悪には限りがあるが、善には限りがない」と。「悪役」は悪意がある分、まだ救いがあります。「キュウべぇ」は条件を提示して平和的に同意を得たのだから、家畜に対する人間の態度よりもよほど紳士的であると信じています。むしろ、人類に文明等を提供してきた分、人類もその恩恵に浴しており、「一部の」犠牲は全体の発展に比べれば取るに足らないと言い切ります。しかし、その人類の末路などにはまったくの無関心・・・。とある並行世界で、まどかが世界を滅ぼす存在となった時には、「あとは君たち人類の問題だ」と言い放ちます・・・。無理解・無関心が邪悪よりも恐ろしい一例でしょう・・・。

悪意なき邪悪「キュウべぇ」。人によっては魅力と感じる一面も、ある人にとっては嫌悪しか感じないかもしれません。その愛らしい外見を可愛いと感じる人もいれば、ドライな内面とのギャップに恐怖を覚える人もいるでしょう。しかし、その全てが「キュウべぇ」の魅力と言えるのではないでしょうか?まだ観ていないという方は、是非ご自身の目でその不思議な魅力をお確かめ下さい。


『MADOGATARI展』大阪会場は、東京会場初日を超える動員数! 「まどか☆マギカ」新作短編映像は別バージョンを上映!?
「魔法少女まどか☆マギカ」や「〈物語〉シリーズ」など、数々のアニメーションの制作に携わってきた「シャフト」。その40周年を記念して開催されている「~シャフト40周年記念~MADOGATARI展」の大阪開催(会場:ハービスHALL)が、本日12月22日(火)より開幕しました!

11/27~12/2まで開催された東京会場では、15,000人を動員し「MADOGATARI展」ですが、大阪会場では東京会場の初日動員を上回る1,700人(東京:約1,300人 ※前売券販売実績)を記録し、好調なスタートを切りました。今回、会場の様子を記した公式レポートが到着したので、ここに公開しましょう♪

◆大阪会場の様子を大紹介!

★会場限定で公開されているのは、「魔法少女まどか☆マギカ」の新作へとつながるコンセプトムービーの上映や、劇団イヌカレープロデュースによる立体造形、「〈物語〉シリーズ」の西尾維新書き下ろし短編小説を元に制作した映像展示やプロジェクター3台を使用した特別映像上映、「魔法少女まどか☆マギカ」と「〈物語〉シリーズ」のキャラクターがコラボした会場限定オリジナルマナー映像、シャフト40年の歩みを体感できる原画や制作資料の展示、会場限定のイベントオリジナルグッズ販売などなど。「魔法少女まどか☆マギカ」ファン・「〈物語〉シリーズ」ファンはじめ、アニメファンを中心に多くの方の好評を得ています。

★大阪会場では「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」「〈物語〉シリーズ」より新たに100枚を超える生原画が追加され、本編でも未公開の原画も多数含まれています。

◆「魔法少女まどか☆マギカ」新作短編映像は“コンセプトムービー Type-B”を上映!
★また、「魔法少女まどか☆マギカ」ゾーンで上映する新作短編映像は、イメージボード部分を差し替えた、東京会場とは異なるバージョンの“コンセプトムービー Type-B”を上映!

主演キャストによる新録ボイスも収録! 『魔法少女まどか☆マギカ』新作コンセプトムービーの制作スタッフ&キャストが判明
この度、2015 年11 月27 日(金)~12 月2 日(火)、東京・アーツ千代田 3331 にて開催された『~シャフト40周年記念~MADOGATARI 展』内にて、「魔法少女まどか☆マギカ」の新作へとつながるコンセプトムービーが公開されました。

このコンセプトムービーは、総監督・新房昭之さんが自ら絵コンテを描き、劇場版の監督・宮本幸裕さんが演出を務め、異空間設計を担当した劇団イヌカレーや総作画監督・谷口淳一郎さんら作品のメインスタッフが制作に参加しております。加えてTVシリーズ・劇場版でも音楽を担当した梶浦由記さんが新たな楽曲を制作し、主演キャストによる新録ボイスも収録した約4 分の映像となっています。

『~シャフト40周年記念~MADOGATARI 展』東京会場は、入場時間指定制での開催となりましたが、入場券は前売販売で完売となり、開催期間が6 日間ながらも総来場者数が15000人を超える結果となりました。場内には、この展覧会が初公開となる『魔法少女まどか☆マギカ』のコンセプトムービーの上映のほか、劇団イヌカレープロデュースによる立体造形“アニメーションの魔女”の展示のほか、『魔法少女まどか☆マギカ』と『〈物語〉シリーズ』のキャラクターがコラボした会場限定オリジナルマナー映像の上映、原画や制作資料の展示、会場限定のイベントオリジナルグッズの販売など、『魔法少女まどか☆マギカ』ファンをはじめ、アニメファンを中心に多くの方に好評となっています。

<コンセプトムービー 制作STAFF&CAST>
【STAFF】
原作:Magica Quartet
総監督・絵コンテ:新房昭之
演出:宮本幸裕
異空間設計:劇団イヌカレー
作画監督:谷口淳一郎
音響監督:鶴岡陽太
音響制作:楽音舎
音楽:梶浦由記
アニメーション制作:シャフト

【CAST】
鹿目まどか:悠木碧
暁美ほむら:斎藤千和
巴マミ:水橋かおり
美樹さやか:喜多村英梨
佐倉杏子:野中藍
キュゥべえ:加藤英美里
百江なぎさ:阿澄佳奈

「まどマギ新作?」――新たな物語へのヒントとなるコンセプトムービー「MADOGATARI展」で公開
11月27日から開催されている「~シャフト40周年記念~MADOGATARI展」で見られます。

11月27日よりアーツ千代田3331(東京都千代田区)で始まった「~シャフト40周年記念~MADOGATARI展」にて、「魔法少女まどか☆マギカ」の新たな物語へとつながる“コンセプトムービー”が上映されている。

コンセプトムービーは3分50秒ほどで、来場者は全員見ることができる。「魔法少女まどか☆マギカ」の新作へのヒントであって、これがそのまま新作というわけではない。主催者側に確認したが「新作発表ではなく、あくまでも(新作を作るとしたらという)コンセプトムービーです」とのこと。

新たな物語につながる映像が公開
人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の新たな物語につながるという“コンセプトムービー”が27日、「アーツ千代田 3331」(東京都千代田区)で開幕した企画展「~シャフト 40周年記念~MADOGATARI展」で公開された。「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」が2013年10月に公開された後、新房昭之監督や脚本の虚淵玄さん、キャラクター原案の蒼樹うめさん、アニメ制作会社「シャフト」は新作に向けて打ち合わせを続けてきたといい、コンセプトムービーは新作の基となる映像として制作され、新房監督が絵コンテを描いている。

公開されたコンセプトムービーは、劇場版を手がけた宮本幸裕監督が演出を担当し、“異空間”の設計を担当したデザイナーユニット「劇団イヌカレー」、総作画監督の谷口淳一郎さんら同作のメインスタッフが参加。梶浦由紀さんが新たに音楽を制作し、声優陣によるボイスも新たに収録されている。

「魔法少女まどか☆マギカ」は、過酷な運命を背負う魔法少女らの姿を描いた作品で、11年にテレビアニメが放送され、ほのぼのとしたタッチのキャラクターとは裏腹に、重厚な世界設定や、悲壮でドラマチックな展開が人気を集めた。

●悠木碧さんが、劇場版で演じていていちばん悲しかったのは……?
Q:『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』の中で、演じていていちばん熱くなったシーンは?
A:みんなと一緒に変身するシーンはすごく心躍りました。マミさんとほむらちゃんの銃撃シーンはカッコ良かったなあと思います。

Q:演じていていちばん楽しかったシーンは?
A:ほむらちゃんと訥々としゃべっているシーンはとてもまどからしさがあって楽しかったと思います。ほむらちゃんの解けちゃった髪を三つ編みに戻していくシーンは、ほむらちゃんにとっての理想のまどかが出ているシーンだとおもうのですが、演じていてとても感慨深かったです。

Q:演じていていちばん悲しかったシーンは?
A:ほむらちゃんが悪魔になってしまった後にまどかがアルティメット化しかけたときに、引き戻してきて「あなたはなにも考えなくていいのよ」と言われた後に、ほむらちゃんに対してまどかがつめたい表情をするのが印象的で……(笑)。まどかはとてもいい子で正義に敏感なんだけど、けっこう冷静に物事を見ているので、ほむらちゃんの実直さが変わってしまうと、まどかの反応が変わるのは当たり前なんだなと気付かされました。それまでの関係性が崩れていくのがとっても切ないなあと思いました。

Q:魔法少女になる前に叶えて欲しい願いは?
A:割と聞かれる質問なんですけど……そうだな……叶えてもらわないですね(笑)。魔法少女にはならない!(笑)。そのほうが賢明な気がします。まどかほどの大きな力があるわけではないと思うので、中途半端になるぐらいなら他の誰かに譲ります(笑)。

魔法少女5人をイメージしたかわいい長財布が限定販売!
大人気『魔法少女まどか☆マギカ』×SuperGroupiesとのコラボアイテムに長財布が堂々登場。2015年10月7日(水)~10月25日(日)までの期間限定で予約を受け付けています! コラボアイテムの長財布は全5種類で、鹿目まどか・暁美ほむら・巴マミ・美樹さやか・佐倉杏子の5人の魔法少女をイメージしたオシャレなデザイン! 価格は、各7,800円(税抜)となっています。

それぞれのキャラクターのイメージカラーのアッパーに変身後のソウルジェムのチャーム付きで、引き手にはソウルジェムをモチーフにしたチャームをさりげなくオン! バッグから取り出した瞬間に心が華やぐ、可愛らしいお財布です。

『ファントム オブ キル』×『魔法少女まどか☆マギカ』スペシャルコラボステージついに配信開始!
スマートフォン向けゲームアプリ『ファントム オブ キル』(以下『ファンキル』)において、ゲームの可能性をさらに広げるべく『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語/[後編] 永遠の物語』(以下『まどか☆マギカ』)とのスペシャルコラボレーションで実現したオリジナルステージの配信がついに8月28日(金)よりスタートしました!

また、オリジナルボイスと迫力ある描き下ろしムービーでお送りする新CMを全国7地区(関東・関西・中京・福岡・北海道・宮城・広島)にて9月13日までオンエア、新CMのウェブ限定版も同時公開いたします。

■いよいよ配信スタート!『ファントム オブ キル』×『魔法少女まどか☆マギカ』スペシャルコラボレーションステージ
本コラボでは、“戦い続ける運命”を背負った少女たちという『ファントム オブ キル』と『まどか☆マギカ』に共通するヒロイン達を軸に、3つの世界が複雑に絡み合う完全オリジナルストーリーを展開。『ファンキル』の高いゲーム性はそのままに、『まどか☆マギカ』のキャラクター達の新カットと録りおろしのフルボイスでさらにゲームを楽しめる、『ファンキル』ファン、『まどか☆マギカ』ファン必見のステージとなっています♪

■『まどか☆マギカ』の人気キャラも登場する新CMもオンエア開始!
「ファントム オブ キル×魔法少女まどか☆マギカ」のスペシャルコラボレーションステージの配信開始と同時に、新CM「鹿目まどか篇」も全国7地区にてオンエア、さらにウェブ限定CM「暁美ほむら篇」「キュゥべえ篇」も公開スタート!『ファントム オブ キル』の美しい天上世界を覆う絶望の暗い影の正体は…そして立ちつくすキル姫達の前に現れる魔法少女たちという、オリジナルストーリーを少しだけお見せする内容で、『まどか☆マギカ』でも特に人気の高いあのキャラが画面上を暴れまわります!

「絶対にほむらちゃんを笑顔にしてみせます」大人気アプリ『ファントム オブ キル』×『魔法少女まどか☆マギカ』スペシャルコラボレーションプロジェクト
株式会社Fuji&gumi Gamesは、同社が開発・運営を手掛けるスマートフォン向けゲームアプリ『ファントム オブ キル』(以下『ファンキル』)と、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語/[後編] 永遠の物語』(以下『まどか☆マギカ』)とのスペシャルコラボレーションプロジェクトにおいて、『まどか☆マギカ』のファンとして知られる芸人NON STYLE井上裕介さんと、パンサー菅良太郎さんが出演するスペシャル動画を特設サイトにて公開いたしました。

■『魔法少女まどか☆マギカ』ファンのNON STYLE井上裕介さん、パンサー 菅良太郎さん他、著名人出演の動画が公開!
特設サイトのスペシャルコラボコンテンツでは、コラボ制作秘話が詰まった「ファントム オブ キル×魔法少女まどか☆マギカ 新章バイブル本」を読んでオリジナルのストーリーやキャラクターに驚く『まどか☆マギカ』のファン各界著名人からのメッセージを公開中!新たにアップされたのはNON STYLE井上裕介さん、パンサー菅良太郎さんからのメッセージ。『まどか☆マギカ』とのコラボーレーションステージを実際に体験して、今までのまどか☆マギカでは見たことがないコラボレーションの内容に、「おっ、すげー!」「興奮しすぎて汗が止まらない」「自分が『ファントム オブ  キル』『まどか☆マギカ』の世界に入れるというのが楽しみな部分ではありますね」など、その魅力を語ってくれる井上さんと菅さんの様子に、ゲームへの期待が更に高まる楽しい動画となっています。

■『ファントム オブ キル』×『魔法少女まどか☆マギカ』スペシャルコラボレーションプロジェクトとは
ユーザー数200万人(2015年6月17日時点)突破の本格シミュレーションRPG『ファントム オブ キル』が、ゲームの可能性をさらに広げるべく、海外でも高い評価を得るシャフト制作のオリジナルアニメーション『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語/[後編] 永遠の物語』とのスペシャルコラボレーションを行い、『ファンキル』ファンのみならず、『まどか☆マギカ』ファンも楽しめるステージを限定配信。

『家電少女』にて『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』とのコラボイベント開催が決定!
株式会社番町製作所は、スマートフォン向けアプリ『家電少女』にて『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』とのコラボイベントを開催することをお知らせ致します。

■開催期間
2015年6月30日(火)~7月23日(木)にて開催されます。

■コラボ内容
今回のコラボでは,「鹿目まどか」「暁美ほむら」「巴マミ」「美樹さやか」「佐倉杏子」「百江なぎさ」などの魔法少女が家電少女となって登場。

◆キャラクター紹介

■鹿目まどか 【ドラム式洗濯機】 CV: 悠木碧

洗濯機の家電少女となった鹿目まどか。魔法少女の姿に洗濯の機能が付加されている。基本的には縦型の洗濯機で、洗いから乾燥まで全部できる。家電少女になってしまったことに戸惑いつつも、身の回りの人達の役に立つことが出来るようになって、嬉しい気持もある。優しく洗い過ぎて、しっかり汚れが落ちない事もある。

■暁美ほむら 【デジタル一眼レフカメラ】 CV: 斎藤千和

デジタル一眼レフカメラの家電少女となった暁美ほむら。魔法少女の姿に撮影の機能が付加されている。写真は高画質で、夜の撮影も綺麗におさめることが出来る。特に時を止めて撮影する写真は、肉眼ではとらえる事の出来ない活き活きとした様子を見事に切り取ることが出来る。盾の中にズームや魚眼など取り換え用レンズを入れている。

■巴マミ 【掃除機】 CV: 水橋かおり

キャニスター掃除機の家電少女となった巴マミ。魔法少女の姿に掃除機の機能が付加されている。頼りがいのある性格は変わらず、黄色いリボンを操り家具をどかしたりしながらゴミを吸う。その機能性はズバ抜けており、絶好調のときであれば、どんなに汚い部屋であっても一瞬でチリ一つ残さず綺麗に掃除してしまう。

■美樹さやか 【液晶テレビ】 CV: 喜多村英梨

液晶テレビの家電少女となった美樹さやか。魔法少女の姿に液晶テレビの機能が付加されている。大型のディスプレイながらもLEDのバックライトで画素数が高く、かなりの高画質を誇る。明るくあっけらかんとした様子で映像を映し出すが、時折ディスプレイの画面に自分の闇の部分の姿が映し出され、暗い言葉を発する。

■佐倉杏子 【スチームアイロン】 CV: 野中藍
スチームアイロンの家電少女となった佐倉杏子。魔法少女の姿にスチームアイロンの機能が付加されている。突然家電少女になってしまった状況に苛立ちを感じつつも、そのシワ取りの能力は抜群。槍の様なアイロンを自由自在に操り、どんなに硬い折り目も一発で直し、ニットも柔らかく仕上げてしまう。仕上げのスピードもピカイチ。

■百江なぎさ 【ミキサー】 CV: 阿澄佳奈

ミキサーの家電少女となった百江なぎさ。魔法少女の姿にミキサーの機能が付加されている。チーズが好きで、高速回転のスクリューで色んなものとチーズを混ぜてスムージーを作ろうとする。特にお菓子と一緒に混ぜるのが好き。飛ばして遊んでいるシャボン玉が中に入ってしまい、爆発して真っ黒になってしまう事がたまにある。

世界的奏者が出演するアニメ音楽のフルオーケストラ演奏会 ~「進撃の巨人」「魔法少女まどか☆マギカ」などのオリジナルサウンドトラック収録楽曲を演奏~
2015年7月20日(月・祝)にBunkamura オーチャードホールで開催する第一回 アニメ音楽のフルオーケストラ演奏会「Anime Symphonia」が開催される!

■「Anime Symphonia」について
本公演は、「Anime Symphonia」と銘打ち、「ドラマティック / オペラティック / 交響叙事的」なイメージを音楽構成におけるコンセプトに据え、「進撃の巨人」「魔法少女まどか☆マギカ」「新世紀エヴァンゲリオン」といったアニメのオリジナルサウンドトラック収録作品をメインプログラムにアニメ音楽の名曲をフルオーケストラで演奏する本格的な音楽会です。若手からベテランまで異世代の奏者が一堂に会し、日本を代表するエンターテインメントとしてアニメの名曲群をアートとしての芸術音楽であるフルオーケストラで演奏する音楽会です。

「ぽっちゃり可愛い」アニメの女の子キャラクターランキング
柔らかいフォルムが癒されるぽっちゃりキャラ。現実でもぽっちゃりで人気を博している方は多いですが、アニメの世界にもぽっちゃりだからこそ愛されているキャラクターが多数存在します。中にはぽっちゃり系にはまっている人もいますよね。1位には、あの人気アニメのキャラクターがランク・インしました!

多くの人から可愛いと思われている「ぽっちゃり可愛い」キャラクターの1位になったのは《巴マミ/魔法少女まどか☆マギカ》でした!中学校3年生の魔法少女という《巴マミ/魔法少女まどか☆マギカ》は、金髪ヘアーに綺麗に巻いた巻き髪が印象的なキャラクター。中学3年生にも関わらず、ぽっちゃりの域を超えたグラマラスな体型も人気の秘訣なのかもしれません。

札幌雪まつりに“まどマギ”の「キュゥべえ」が雪像になって登場!
テレビ・映画と大ヒットしたアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」が、2月5日より開催される「札幌雪まつり」に登場し、キャラクターの「キュゥべえ」が雪像で現れる。

札幌雪まつりで同じく行われる、人気ボーカロイド「初音ミク」のイベント、「SNOW MIKU 2015」と『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』がコラボレーションしたシャフト描き下ろしイラスト(原画・谷口淳一郎)もこのほど公開された。

また、1月30日から2月11日に札幌パルコ7階にて出展する「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ ショップ もう一度あなたに逢いたい…」や、2月10、11日に札幌市教育文化会館で開催の「『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』オーケストラ・コンサート」もあり、札幌は“まどマギ”に染まりそうだ。

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』オーケストラ・コンサート
[総集編]コンサート 2015年2月10日(火) 開場17:00 / 開演18:00 / 終演予定20:30
司会・野中藍(佐倉杏子役)
[新編]コンサート 2015年2月11日(水・祝) 開場11:30 / 開演12:30 / 終演予定14:45
司会・水橋かおり(巴マミ役)

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ ショップ もう一度あなたに逢いたい…』
開催日程:2015年1月30日(金)~2月11日(水・祝)
◆展示…「なぎさのスケールフィギュア」が登場
◆物販…イベント会場でしか買えない“イベント記念商品”をはじめ、「魔法少女まどか☆マギカ」の人気商品を取り揃える。

2015年公開、国内劇場アニメは昨年を上回る勢い
■ 劇場アニメも競争激化へ
上映本数の増加は、アニメの興行が好調とされることが大きな理由だ。
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の成功は、深夜アニメ発の劇場アニメの流れを加速化させた。

蒼樹うめ描く悪魔ほむら、きららマギカ付録に
「魔法少女まどか☆マギカ」のアンソロジー作品を収録した隔月刊誌・まんがタイムきらら☆マギカのVol.16(芳文社)が、10月10日に発売された。表紙はキャラクター原案を務めた蒼樹うめによる描き下ろしイラストが飾っている。

表紙イラストに描かれたのは「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」に登場した“悪魔ほむら”。今号のきらら☆マギカにはこのイラストを用いた、B5サイズのクリアファイルも付属している。妖艶かつ狂気じみた笑顔を浮かべるほむらを、自分のものにしたいファンは要チェックだ。

そのほか今号のきらら☆マギカにはゲストとして、「リメインズ・JC」のクマノイと、「箱庭ひなたぼっこ」のちろりが「まどか☆マギカ」を題材とした作品を執筆している。

虚淵玄、まどマギの続編に言及 米国AnimeExpo2014のトークイベントで
米国・ロサンゼルスのアニメエキスポ2014にて、7月4日、ニトロプラスとクリエイター虚淵玄さんのパネルイベントが行われた。
ニトロプラスからは虚淵玄さん、代表取締役の小坂崇氣さんが登壇した。さらにグッドスマイカンパニー代表取締役の安藝貴範さんもトークに参加した。

三人は現地ファンの熱烈な歓声とともに登場。まずは簡単な自己紹から始まった。その後に、ニトロプラスがどういった会社なのか小坂さんが説明した。
最初に「3分でわかるニトロプラス」と題されたムービーが流され、これまで同社が手がけた作品が矢継ぎ早に映しだされた。『魔法少女まどか☆マギカ』、『PSYCHO-PASS サイコパス』、『Fate/Zero』、『デモンベイン』、『咎狗の血』、『沙耶の唄』など人気作のビジュアルが登場する度に会場からは悲鳴にも近い歓声が上がった。ニトロプラスの作品が、西海岸のファンの心をがっちりと掴んでいる事がうかがえた。
ムービーの後はスライドを使用しニトロプラス社内の様子が投影された。「会議室は畳の部屋などを用意して快適な環境を作っています。『まどか☆マギカ』と『STEINS;GATE』の印税で会社が綺麗になりました(笑)」と小坂さんが話すと会場からは大きな笑いと拍手が起こっていた。

その後、小坂さんから虚淵さんに会社説明がバトンタッチされた。虚淵さんがこれまで担当した作品についての話に。
なかでも会場からは大きなざわめきが生まれたのは、『魔法少女まどか☆マギカ』だ。「勢いで作ったアニメだったんですけど、こんなに世界中で色々なお客さんに受けるとは思いもしませんでした。続きをどうしようかって悩んでいます。」と。続報に期待したいところだ。

9月1日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日)では、「漫画・アニメに規制は必要か? 徹底討論スペシャル」と題し、規制賛成派と反対派が激論を交わしたが、その内容がネットで大荒れしている。

暁美ほむらが自身の頭を拳銃で打ち抜くシーンを放送。

新千歳空港でアニメ映画祭 「まどマギ」オールナイト上映
新千歳空港ターミナルビルで10月31日~11月3日、「新千歳空港国際アニメーション映画祭2014」が開催される。
同空港は国内初の常設映画館を有する。映画祭では国際コンペティションをはじめ、国内外の話題作を公開する招待作品の上映、海外のアニメ映画祭と連携したプログラム、ゲストを招いてのイベントなどを予定している。
劇場版「魔法少女まどか☆マギカ」3作のオールナイト上映会(11月1日午後10時から)が決定している。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 65
ネタバレ

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ほむら、君の幸せはどこにあるんだろう?

 朗報です!私に朗報です。やっと、やっと入手いたしましたBD再生機器!拝受の儀以来2か月ぶりに完全生産限定盤BDを開封し、例によって厳かなる視聴の儀を執り行ったのち、初視聴と相成りました。
 いつでも好きなときにこれを視聴することができるのかと思うと、自分自身の身に余る幸福に戦慄すら覚えてしまいます。
 また、一部変更・加筆してます。私の戯言にお付き合いいただける寛大な方は是非お立ち寄りください。かなり、いや、完全に、ほむらに特化した内容ですので予めご了承ください。
 一回目(10/28)は来場者特典は品切れ、物語シリーズとのコラボマナー喚起は忍野扇(少し残念)。二回目(11/18)はフィルムゲット!しかも半月の下に佇むほむら!!神様ありがとう!!!しかもマナー喚起は戦場ヶ原ひたぎ!私的2大ヒロインそろい踏み!斉藤千和ありがとう!!!

 いろんな意味で裏切ってくれちゃってます!
 このラストは読み切れなかった!
 ますますほむほむへの愛が深まった!
 BDを買うことはもう決定した。
 泣けるんじゃないかと勝手に想像してハンカチを手にしていたのだが、ずっと握り締めていた。泣けるところもある・・・と思うのだが、私は泣けなかった。泣いている場合じゃなかった。泣くには衝撃が大き過ぎた。
 視聴からまる4日ぐらい脳のほてりがとれなかった。
 気が付くと反芻し考察していた。
 強烈な作品にぶつかったとき特有の何とも言えない虚無感・無力感に苛まれていた。

 ネタバレしないとこれ以上の感想書けないので、以降はネタバレ満載で行きます。
  {netabare} 本作は3つの部分に分けることができる。
 第一部 オープニングからほむらが秘密に気づくまで
 第二部 秘密に気づいてから円環の理に導かれるまで
 第三部 堕天し円環の理を改変し、そして・・・ {/netabare}
 オープニングから残酷である。 {netabare}TVシリーズのオープニングをほぼなぞらえたものであり、時間軸としてはTVシリーズのスタートよりも少し進んだところといった感じである。これだけで、この物語が誰かの妄想・願望・夢想であることを予感させる。 {/netabare}それでも、第一部は幸福感がある。予告編でも明かされていた新たな敵ナイトメアとの戦いでは、魔法少女5人(最初は4人)が共闘するシーンがあり、見所のひとつである。みんなが仲良くしているところを見られただけで幸せな気持ちになれる。 {netabare}正直に言って第一部は展開が遅めであり、なんともいえない違和感とヌルイ感覚があった。これも後半への大きな伏線であるのであろうが。 {/netabare}第一部後半では、これまた予告されていたほむらとマミのガチバトルが見られる。これも見所ですね。かっこよかったです!このあたりから物語が加速度的にその展開を早めていく。
  {netabare} この世界(見滝原市)が自らが作り出した結界であり、自身が魔女化しつつあることを知るほむら。その状態を厳重に管理し、円環の理の秘密を暴こうと観察を続けるインキュベーターの野郎ども!円環の理(まどか)を守るために、円環の理による救済を拒み、自ら魔女化を促進し、ついには完全に魔女となるほむら。そのほむらに円環の理による救済を与えるために戦うかつて魔女であった魔法少女「さやか」と「なぎさ」。ここでは初めての「魔女」対「魔女」の戦いが見られる。その戦いの果てに、ついにたどり着いた円環の理による救済、まどかとの再会。ほむらの魂にも真の安らぎ、真の救済が訪れる・・・ {/netabare}
 このシーンには心底驚いた!!落としどころをどこに持ってくるのか予測不能に陥っていたので。 でも、一晩考えてなんか納得した。むしろ当然の帰結と言えるかもしれない。うんうん、ほむらちゃん、君は間違っていないよ。それは人として当然の気持ちだ。そのせいで世界がどうなろうと、それは仕方がないことじゃないかな。
  {netabare} インキュベーターの想定を超えた存在となったほむら。希望よりも絶望よりもはるかに強い「愛」によって堕天したほむら。その力で円環の理となった「まどか」の一部を人に戻したほむら。その力によって「神」を人へと貶めた(少なくとも一部を)ほむら。新たに再構築されたこの世界はどうなっていくのか?ほむら自身が予言したように、まどかと敵対する時がくるのか? {/netabare}
 しかし、今は、まどかとの時間を、まどかのいる世界を楽しんでほしい。ほむら、君にはその資格がある。

 二回目の視聴を終えて
 {netabare}オープニングテーマのカラフルが心に突き刺さる。全てを知っている者には聴くに堪えない美しい歌詞、涙がこぼれる。これでもかと描かれる幸せな世界、ほむらが、みんながこうありたいと望んだ世界。完全な茶番、茶番の中の茶番。観るに堪えない。イライラが募り、むしろ怒りさえ湧いてくる。わかっている、わかっている、これは後半へ向けての伏線なのだ。マミとの戦闘までは苦痛であった。もはや苦行であった。こんな幻想はいらない!
 ここからは早かった。結末へ向けての伏線を確認しつつ、ストーリーに、ほむらの心に気持ちを合わせて突き進む。決断を下した後のほむらの美しさ!妖しさ!魅了される。私みたいな「ほむらバカ」にとっては、前半はなくていい。ナイトメアとの戦いなんていらない。マミも杏子もさやかもなぎさもいらない。ほむらとまどかだけでいい。
 ほむらに堕天を決意させたまどかの告白、あれは紛うことなき本心であろう。素のまどかの人としての正直な気持ち。それを真正面から受け止めてしまったほむら。やはり、彼女たちは少女なのである。私なら、大人である私なら、受け流せるかもしれない。あの時の、まどかの祈りもまた本心である、と理解できるから。まどかの祈りは、無理をしているかもしれないが、間違いなく心から出た真の願いである。彼女たちがもう少し大人であれば、違う結末を迎えることもできたのかもしない。とはいえ、大人だったらそもそも魔法少女にならないか。くそっ、インキュベーターの目の付け所には恐れ入る。こんな危うい年頃の少女を標的にするなんて!
 新たに改変された世界、ここは本当に君が望んだ世界なのかい?この世界の君はあまりに美しく、妖しく、そして痛々しい。君を救うにはどうすればいい、ほむら?私はこれからその答えを探すよ。 {/netabare}
 

 『劇場版公開記念 2時間でわかる!大ヒットアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」』について(6/5)
  {netabare} 完全生産限定盤特典BDに収録。
 なんと、劇場版2作品「前編と後編」を再編集して2時間に圧縮した映像である。
 さすがに2時間では説明不足は否めず、これを補うために斉藤千和によるナレーションが適宜挿入されている。
 濃厚すぎる2時間である。
 エッセンスがぎっしり。常にクライマックス。
 TVシリーズ及び劇場版2作品を既に観た人間であれば楽しめる。
 省略されたシーンも脳内補正しながら観れてしまうのでつながりに違和感も感じない。
 そういう意味で既に2ループ程度済ました人であれば、時間が無い時のおさらいとして利用することが可能であろう。
 だが、初めて観る人には全くお勧めできない。
 むしろ、これを観ることを断固阻止しなければならない。
 ストーリーだけわかってキャラや世界観への想い入れが生まれないこと請け合いである。
 「魔法少女まどか☆マギカ」に初めて触れようという人には、出来ればTVシリーズから、それが叶わないのなら劇場版2作品を視聴することを強く勧める。
 間違ってもこの2時間圧縮バージョンから入ったりしてはいけない。
 ダメ!ゼッタイ! {/netabare}

 
 「カラフル」について(2/15微調整)
 {netabare}・・・これは、かつて魔法少女であったモノの夢の名残なのか?
 
 世間では「君の銀の庭」の評判が高いようである。確かに「君の銀の庭」は素晴らしい。聴く者の心を優しく包み込み内側から狂気で蝕むKalafinaの歌声と音楽は名曲と言っていい領域にまで達している。それは否定しない。それでも私は、「カラフル」を押したい。
 リスアニ!のインタビューで読んだのだが、「君の銀の庭」はシナリオに目を通したうえでの作品なのだが、「カラフル」はシナリオに目を通さないで作られた作品ということである。「コネクト」「ルミナス」と同様に、この条件下で奇跡のコラボレーションを期待された作品であった。
 果たして、「ルミナス」はもちろん「コネクト」すら凌駕する、まさに奇跡のコラボレーションとなったのが「カラフル」である。必ずフルコーラスで聴いて欲しい。劇中のオープニングバージョンでは魅力の半分しか伝わらない。
 
 これまでに過ごしてきたすべての時間軸において選択した行動とその結末。これまでに過ごしてきたすべての時間軸で選択しえたかもしれない行動とその結末。繰り返される時間軸の中で数えきれないほどした後悔。もはや、どの記憶が本当にあったことで、どの記憶が後悔の産物なのかさえ分からない。すべての可能性が存在し、かつ、なんの可能性も無いかもしれない世界。それでも、僅かな可能性を信じ、信じるふりをして、絶望の淵で彷徨いながら旅を続けた、そんな魔法少女が最後の瞬間に見た夢、走馬灯のように流れ去った儚い夢。ソウルジェムがカラフルに輝いた刹那にそんなことがあったのではないか・・・魔法少女としての一生を終えるその時に、彼女の脳裏をよぎったのではないか・・・それが、「カラフル」なのではないか、そう思えるのである。 {/netabare}
 
 まどかへの手紙
{netabare} あれは何回目の時間軸だったか、ワルプルギスを倒し力尽きた二人。グリーフシードもなく、このまま魔女になるのをなすすべなく待つ二人。このまま二人で魔女になって世界を滅茶苦茶にしちゃおうかという私のソウルジェムを浄化したあなた。ほむらちゃんにしかできないことをして欲しい、バカな私を救って欲しいと。それからどれだけの時間軸を超えてきたのか。あなたを救う、それだけを目的に旅を続けた。でも、出来なかった。救えなかった。私を救うため、過去・現在・未来の全ての魔法少女を救うために「円環の理=神」となったあなた。私の記憶以外の全てから抹消され、誰にも会うこともできない。それでもいいの?でも、それがあなたの望みというなら受け入れるわ。いつか必ずあなたに会えるというのなら。

 ・・・あなたがいない世界は私には辛すぎる。私の中にしかいないあなた。まどか、あなたは本当に存在したの?私にはもう耐えられない。もう戦えない。あなたはどこにいるの?

 ・・・それは、あなたの本当の望みではなかったの?誰にも会えなくなることは、耐えられないことだったの?そうだったの。あなたは救われてなかったのね。私はあの時の約束を守らなければ!そう、私にはまだやらねばならないことが残っていた。だから、あなたに救われるわけにはいかない。私があなたを救わなければならないのだから。 {/netabare}

 叛逆について①
{netabare}過去・現在・未来の全ての魔法少女を救うことを願ってなされた祈り、これはまさに「神の愛」、博愛といってもいいだろう。
 まどかを救うことを願ってのみなされた祈り、これは「人の愛」、あえて言うのなら偏愛ということになるのか?いや、これはもはや祈りですらない、願望、いや、欲望というべきなのか。
 欲望によって神の威光を傷つけること、これは、神への「叛逆」としか言いようがないのでは?しかし、神ならぬ私としては、この欲望のほうにこそ共感できるのである。
 愛とはかくも業深きものなり。 {/netabare}

 叛逆について②
{netabare}円環の理に支配される世界においては、魔法少女いう存在は神に従属する立場、神の御手先、すなわち「天使」ではないだろうか。そして、あまた存在する魔法少女の中にあって、神の正体を知る唯一の存在であるほむらは、かつての大天使長ルシファーに比類する存在ではないか。この観点からも「叛逆」の意味が解釈できると考える。 {/netabare}
 
 叛逆について③(11/30追加)
  {netabare}もう少し視野を広げて考えてみる。
 神の御業である「円環の理」の秘密を暴こうとするインキュベーターの行動、これも叛逆である。
 また、これまでのほむらの生き方そのものも、叛逆ととらえることが可能かもしれない。魔法少女となった動機そのものからして「まどかとの出会いをやり直したい」であり、その後の時間軸を超えた旅の全てが「まどかの運命を変えたい」であった。本作での堕天シーンも含めて、ほむらは一貫して運命を受け入れることを拒否している。この生き方そのものが、宇宙の摂理、若しくは、神とでも呼ぶべき存在への叛逆行為と言えるのではないだろうか。ほむらには「悪魔」というよりも「運命に抗うもの」という称号の方が相応しいのかもしれない。 {/netabare}

 円環の理について(11/30小幅追記あり、これで完成)
{netabare} TVシリーズ、劇場版前編・後編視聴時における私の理解では、絶望により魔女と化す魔法少女を魔女になる前に救済すること、つまり、魔法少女は魔女にならないというのが、「円環の理=まどかによる救済」であった。しかし、どうだろう?叛逆の物語で判明した事実に照らし合わせると、少し異なるようである。
 一つは美樹さやかと百江なぎさの存在である。彼女らは、暁美ほむら魔女化中の時点で既に「まどかによる救済=円環の理」を受けた身である。そして、彼女らは、まどかの存在を認識しており、実際、ほむらに「まどかによる救済=円環の理」を受けさせるために奔走している。しかも、魔女としても能力を有している!そのうえその力を正気を失うことなしに使いこなしているのである。
 二つ目は暁美ほむらの魔女化の過程である。インキュベーターによる厳重な監視のもとという特殊な環境にある影響もあるのであろうし、あくまで心の内面での出来事という事情もあるので現実世界との時間進行が全く異なるという可能性もある(ほむらの仮想世界の中での1日は現実世界の1秒よりも短いのかもしれない)が、それにしても、絶望してから「まどかによる救済=円環の理」に至るまでにある程度の時間がかかるようである。このタイムラグの間に仮想世界(絶望した魔法少女の心の内側)において魔女化が進行するようである。
 この二つの事実から、次の事が推測される。
魔法少女の魔女化のプロセス、
①絶望し内面において魔女化が始まる。
       ↓
②内面において完全に魔女となる。
       ↓
③魔女として現実世界に具現化する。
そして、「まどかによる救済=円環の理」は②と③の間において行われる。つまり、魔法少女はいったんは完全に魔女となって、そののち救済される。この救済によって絶望から解き放たれ、希望ある魔法少女としてこの世から消滅する。この際には
、魔女としての能力・今までの記憶も失わないようである。だから、美樹さやかと百江なぎさは魔法少女としての記憶も能力も有したままほむらの仮想世界に入り込めたのであろうし、魔女としての能力を使うこともできたのであろう。
 ー2回目視聴後の補足ー
 上記の仮説は本編において真っ向から否定されている。結界の内部において完全に魔女化してしまうと、「まどかによる救済=円環の理」を受けることができない、と。ただ、ほむらのケースが特殊であるがゆえの特例なのか、一般的に当てはまるものなのかは、判然としない。私自身としては、自身の仮説の方がより説得力があると考えるが。  
 ー3回目視聴後の補足ー
 はやり、ほむらのケースが特殊であることを確認。上記の「結界」とは、「インキュベーターによる結界」であることが判明したため。
 
 さらにもう一つ、実は、「まどかによる救済=円環の理」は絶望した魔法少女の側に選択権があるのではないか?絶望しきった魂への救済の要否を問う問いかけ、本来であれば形式的な、問われる前から答えの決まっている問いかけ、「汝、救われたいか?」の問いに唯一「否」と答えたのが暁美ほむらではあるまいか。
 この仮説はほぼ間違いないと意を強くした。インキュベーターが「円環の理に救いを求めよ」とほむらに促す場面を確認できた。 {/netabare}

 ほむらによる改変後の世界(1/3追記)
  {netabare} ほむらによる改変後の世界について語る前に、まず、まどかによる世界改変について確認しておきたい。
 まどかによる世界改変は、「改変」というよりもむしろ「書き換え」又は「上書き」という表現が相応しい。まどかは、インキューベーターが作り上げた魔法少女システム(希望から絶望への相転移からエネルギーを得る)をそもそもの最初から無かったことにした。よって、世界が書き換えられてしまったことを知っているのは、まどかのみである(唯一の例外がほむら)。あえて言い及んでおけば、まどかによる改変前の世界と改変後の世界は断絶している。
 ほむらによる改変後の世界をどう位置づけるか、類型を3つ提示してみる。
①まどかによる改変時と同様に、以前の世界を完全に書き換えたもの。
②まどかによる改変後の世界と同時に存在する平行世界(パラレルワールド)。
③まどかによる改変後の世界の内部に設けられたある種の閉鎖空間的な世界。
 そもそも、ほむらによる世界改変とはいったい何を改変したものなのか?もっとも重要かつ最大の改変は、言うまでもなく、切り取られた「まどか」が存在する世界への改変である。円環の理による救済を受け世界から消えたはずの「さやか」と「なぎさ」が存在していること、烏っぽい禍々しい生き物が存在していること、ほむらが強大な力を持っている(と思われる)こと、等も改変の産物であろう。逆に改変されなかったこととしては、インキュベーターの存在、魔獣の存在がある。まどかによる改変時との相違点としては、改変の事実を認識しているものが存在していること(インキュベーター・さやか)が挙げられる。
 以上の事実から推測するに類型③が最も有力ではないかと考える。①だと仮定すると、まどかの存在が怪しくなる。人としての部分を引き剥がした結果として存在する「まどか」は、引き剥がされる前の本体が存在しないと成り立たない。引き剥がされる前の本体が存在するということは、「円環の理」が有効に存在していることを意味し、これは、すなわち、まどかによる改変後の世界が、ほむらによる改変後にも存在していることに他ならない。つまり、①だと「まどか」が存在していることと矛盾が生じてしまう。
 ②ならどうか。平行世界であれば、まどかの存在に矛盾は生じない。しかし、平行世界間の干渉という側面から考えると、少し無理があるように思う。ほむらによる時間軸の旅は、まさしく、数多の平行世界を渡り歩くものであった。それぞれの平行世界においては、ほむら以外の人物は違う平行世界についての知識も認識もなく(インキュベーターでさえ!)、相互干渉は皆無であった。ほむらによる改変においては、インキュベーターとさやか(時間の経過とともに忘れていくようだ)が改変を認識しており、まどかは「円環の理」の力(少なくとも一部)を保持しているようである。異なる平行世界の間で、ここまで干渉があるというのは、無理があるのではないだろうか?
よって、③が最も有力となる。③であれば、上記で述べたことが全て矛盾なく成立する。{/netabare}
 
 ほむらの幸せのありか(12/1かなり加筆)
  {netabare}そもそもまどかと出会わなければ・・・という議論は未来永劫封印。
 魔法少女にならなければ・・・というのも、まどかと出会ってしまった以上、必然ととらえる以外あるまい。
 そうなると、私が考えるターニングポイントは三つ。
 一つは、まどかと二人でワルプルギスの夜を倒した後である。ほむらは、この時、まどかと一緒に魔女になってもよかった、または、死んでしまってもよかった。二人で一体の魔女になったりなんかしたら、それこそ本望だったんではないだろうか。なのに、まどかはほむらに過酷な運命を強いる。自分が魔法少女にならない未来をつくれ、しかも、魔女になるのは嫌だから殺せ、と。こうやって考えると、「まどか、我儘だぞ!お前のせいでほむらは何回時間軸を超えたと思っとるんじゃ!」と恨み言の一つでも言いたくなる。
 二つ目は、もちろん、本編のあのシーンである。おそらく、まどかがあの泣き言(本人は泣き言を言っているつもりはないだろうが)を言わなければ、ほむらは「まどかによる救済=円環の理」を素直に受け入れていたであろう。それは、本来ほむらが望んでいたことなのだから。
 もう一つある。それは、まどかによる宇宙再構築時である。あのとき、まどかはほむらを一緒に連れて行くべきであった。「こんな場所にまでついてきてくれた」ほむらの気持ち、「私のために頑張ってくれた」ほむらの気持ち、その真意を理解することができたのならば、ほむらを一人残していくべきではなかった。まどかの一部、若しくは、眷属として「円環の理」に取り込まれることを、ほむらが拒むであろうか?いや、これこそ、ほむらの至福であったろう。
 いずれにせよ、既に過ぎ去ったことである。では、この新たな世界における「ほむらの幸せ」とは?
 つまるところ、ほむらの幸せとは「まどかと共にあること」。生死も問わない、ただ共にあること。
 翻って、まどかの幸せとは?まどかは何を望むのか?少なくとも「ほむらと共にあること」ではないことは明らかであろう。
 この二人の愛情の間には大きな隔たりがある。まどかのほむらに対する愛情は、いうなれば「仲のいいお友達の一人」。どんなに好意的に解釈しても「お友達の中で一番仲のいい子」程度であろう。それは、まどかによる宇宙再構築時のおいて、神となったまどかが言い放った「あなたは最高の友達だったんだね。」に集約されている。全ての時間軸のおける全てのほむらの戦いを理解してなお、これである。万感の思いが込められているにしても、ほむらの行為に対する労いとして充分とは言えない。それに対して、ほむらのまどかに対する愛情は、自身の言葉にあった通り「この世でたった一人の私の友達」に対するもの。しかも、この気持ちは膨らむ一方である。超えた時間軸の数だけ、踏み越えたまどかの屍の数だけ大きくなる。いつしか「私の存在の全てをかけた愛」の対象へと昇華されていた。
 この隔たりはどこからくるのか。なぜ、ほむらはここまで「まどか」に執着するのか?なぜ、ほむらの心は孤独なのか?その秘密は、未だ謎のベールに包まれた「ほむらの過去」にあるのではないだろうか。「心臓の病気で長く入院していた」「どうも一人暮しをしているようだ」この二つのみが現時点で提示されていることである。
 ここで一度まどかへと視点を移してみよう。まどかは優しいパパと頼れるママに愛情をたっぷりと注がれて育った。タツヤの年齢からすると10歳ごろまでは一人っ子として育っている。また、鹿目家の朝の様子から、出勤前の「パパにちゅ、タツヤにちゅ、まどかとハイタッチ」は日課であろう。つまり、まどかは愛に慣れている。愛情を受け取ることにも、愛情を表現することにも慣れている。
 ほむらはどうか?ほむらは愛への耐性がないのではないか。愛情を受け取ることにすら躊躇を覚え、ましてや愛情を表現するなんてどうしていいやら皆目見当がつかぬ・・・。病院での長期入院、どうやらいないらしい両親・兄弟姉妹、そんなほむらにとって、まどかは初めてできた友達であった。その友達と過ごしたあまりに濃密は1カ月、そして、死という衝撃的は別れ。全てが、ほむらにとってまどかを唯一無二な存在にならしめている。
 つまり、まどかは普通の友達にするようにほむらに接しただけなのに、ほむらの方ではまどかのことを唯一無二の大親友と思っていた。この認識の違いは小さくない。
 さて、どうすればほむらは幸せになれる?
 魔法少女でなくなってしまった以上、円環の理による救済はもうありえない。神となったまどかの腕に抱かれる幸せはもう望めない。
 一緒に死ぬ?かたや神、かたや悪魔、その二人が心中?よしんば、悪魔の方でそれを望んだとしても、神の方では良しとはすまい。だったら、無理心中?あなたを殺して私も死ぬわ!もしかしたら、それはあるかもしれない。でも、そんな結末は見たくない。
 やはり、現状維持なのか。籠の中の鳥として「まどか」を飼いつづけることが幸せなのだろうか?もはや人ではない「ほむら」と「まどか」であれば永遠の時を過ごすことも不可能ではないであろう。これは、確かに一つの幸せの形なのかもしれない。ほむらにとっては理想郷ですらあるかもしれない。まどかを偽り続けることに耐えられるのであれば・・・
 ほむら、君の幸せはどこにあるんだろう。



 ・・・・・・・・・・・・・普通の、ただの少女として出会い、退屈とも言えるようなありふれた日常を過ごし、当たり前に年を取り、いつしか大人へと成長する二人、穏やかな、それでいて、親密な、変わらない友情で結ばれた二人、そんなありふれた光景こそが、君たちにはふさわしい。ほむら、君に、まどかとのこんな未来を贈りたい。
 さあ、インキュベーターよ、今こそ我に問え!
 「その魂を対価にして、何を願う?」
{/netabare}

インキュベーターのお仕事(2/23)
  {netabare}1.地球における効率的なエネルギーの回収
 2.前号に付随する一切の業務
 インキュベーターの目的はただ一つ「エネルギーの効率的な回収」のみである。この目的のために構築されたのが「魔法少女システム」といえよう。念のため、ここで魔法少女システムをおさらい。
 ①少女
   ↓
 ②願いを叶える
   ↓
 ③魔法少女
   ↓
 ④絶望する
   ↓
 ⑤魔女
 普通の少女(①)の願いを一つ叶える(②)ことによって魔法少女へと変換(③)そののち絶望(④)により魔女となる(⑤)。
 インキュベーターは②で何らかのエネルギーを投下することにより少女を魔法少女へと変え、④の際に放出されるエネルギー(主たる成分は感情)を何らかの方法で回収している。
 インキュベーターの言うところの「エントロピーを凌駕した」の真意は何とも掴み難いが、ここでは、「魔法少女を作るために必要なエネルギー < 「魔女化により回収されるエネルギー」ということと考えておく。つまり、②で投下されたエネルギーを超えるエネルギーを④で回収できるということを意味する。②で1のエネルギーを消費したとすると④で少なくとも1.1以上のエネルギーを回収できる見込みがあるということである。だが、単純に②<④でいいのかというとそうでもない。魔法少女が魔女になるまでのサポートにもエネルギーを消費するし、何よりも「ロス」が生じる可能性があることが大きい。
 魔法少女システムにおける「ロス」とは、魔法少女が魔女にならないで消滅することである。このロスは意外と多く発生しているのではないだろうか?我々が知るだけでも、マミ・杏子がこのロスに該当している。よって、インキュベーターはこのロスも込みでエネルギー回収効率を計算しているはずで、④で回収されるエネルギーは②の少なくとも数倍にはなるであろう。
 インキュベーターは予めその少女から回収できるエネルギーを推定することができる。あたかも石油の埋蔵量を推し量るように。現に暁美ほむらを魔法少女へと変換する際に、エントロピーを凌駕したので君の願いは聞き届けられました、という趣旨の発言をしている。つまり、ほむらの願いを叶えるために消費されるエネルギーを、ほむらが魔女になる際に回収されるであろうエネルギーが超えるということを、その時点で把握しているということである。
 しかし、そうだとすると、鹿目まどかのケースをどう考えればよいのだろうか?まどかの願いは、魔法少女システムを根底から覆すものであった。にもかかわらず願いが叶えられてしまうというのは、どういうことであろうか?単純に、願いを叶えるために消費するエネルギーを推定回収エネルギーが上回ったから機械的に発動してしまったのだろうか?これは、もう少し考察を進める必要がありそうである。
 魔法少女が魔女になるまでに要する期間の統計的な資料が手元にないので何とも言い難いが、「さやか」の例から推測するにおおむね1カ月以内というのが相場ではなかろうか。マミや杏子の例は異例なのではないかと思う。「さやか」のような例がバンバン発生するのだとしたら、魔法少女システムは効率的なシステムと言ってよいであろう。
 さて、有史以来(もしかしたら以前)人間(地球)を観察していたインキュベーターとて、「魔法少女システム」を構築するまでに紆余曲折があったことは間違いあるまい。おそらく、人間以外の生物、男性、女性、大人、老人、それこそ老若男女問わずいろいろ実験を重ね、その末に行きついたのが少女を標的とする「魔法少女システム」なのであろう。そして、我々が知るあの姿、何とも愛らしい愛玩動物のような外観をしているのも、少女を標的にするが故であろう。
 だが、奴らが人類に仕掛けた罠は「魔法少女システム」だけであろうか?感情をエネルギーに変換できる奴らにとって、効率的にエネルギーを回収しうる機会はたくさんある。
我々のまだ知らないそんな罠がこの世にはあるのかもしれない。
 それにしても、インキュベーターは何故にエネルギーの回収をしているのか?それは、宇宙の崩壊を一秒でも遅らせる為である。では、そのような使命を担っているのは何故なのか?そもそもインキュベーターとは何者なのか?この点については、機会を改めて論じてみたい。 {/netabare}
 
 史上初の魔法少女の末路(3/2)
 {netabare} 歴史上初の魔法少女が誰であったのかについての記録は既に失われている。しかし、歴史上初の魔法少女が歴史上初の魔女となったことは99.99%間違いのない事実である。
 魔法少女が魔女にならないということは、魔法少女が魔法少女として死ぬことを意味する。魔法少女として死ぬということはどういうことであろうか。魔法少女は「ソウルジェム」を破壊されることによって死を迎える。逆にいうと「ソウルジェム」を破壊されない限り死を迎えることは無い。歴史上初の魔法少女には戦うべき敵である魔女はいない。ということは、よほどのアクシデントでもない限りソウルジェムを破壊されることはありえない。
 ソウルジェムを破壊されることなく存在する魔法少女は必ず魔女になる。なぜなら、ソウルジェムの穢れを浄化する「グリーフシード」が存在しないからである。
 魔法少女はソウルジェムが穢れを規定量を超えてため込んだ時に魔女となる。では、「穢れ」とはなんなのか。
 「穢れ」は以下の理由によって蓄積されていく。
 ①魔力の消費
 ②希望の喪失
 ①については、魔法少女が魔法少女として存在しているだけで魔力を消費することになるので、日々確実に蓄積されることになる。②については、個々の魔法少女の心のありようであるので個体差が大きいが、これによる穢れの蓄積はかなり急速に進む傾向がある。
 いずれにせよ「グリーフシード」による浄化をしない限り「穢れ」を減少させることは不可能であるため、最初の魔法少女は間違いなく魔女になったはずである。{/netabare}

 「魔法少女は魔女になる」を考える(4/18)
  {netabare}3人の魔法少女を例に考えてみよう。
 ①美樹さやか
 まずは、美樹さやかの魔女化の過程を振り返ってみたい。
 グリーフシードの使用を拒否したこと、これがさやかの魔女化の決定的な要因である。グリーフシードを使用しないことには「穢れ」を浄化することが不可能である以上、至極当然の話である。では、さやかの急速な魔女化の要因はなんであろうか。一つは、魔力を浪費する戦い方の選択である。半ば自暴自棄になったさやかは肉体へのダメージを顧みない戦い方を自らに課す。感覚の遮断、ダメージの回復、いずれにも魔力を消費する。もう一つは、希望の喪失である。恭介と結ばれる希望・人間として生きる希望・友達と共に歩む希望、次々と潰えてゆく希望。最後に残された希望、善良な人々を守るために戦っているという希望(幻想)が打ち砕かれたとき、さやかは魔女となった。
 ②巴マミ
 巴マミは魔女になっていない。マミはどん底で契約を交わしている。自身の生死の間際で生きるために契約を交わした。おそらく、その際に親・兄弟を失ったのではないだろうか。人生のどん底から魔法少女としてのスタートを切っているのである。簡単に絶望なんてするわけがない。ただ、自身も魔女になるという受け入れがたい事実への嫌悪、強烈な拒否反応から希望を喪失するという可能性はある(実際にパニックから杏子を殺している)が、マミの場合自死を選ぶであろう。ソウルジェムが濁りきる前に自身で破壊することを選択するはずである。
 ③佐倉杏子
 佐倉杏子も魔女になっていない。が、これは俄かには信じ難いことである。佐倉杏子が自ら語った物語を思い出してほしい。杏子は父が多くの信者に慕われることを願って魔法少女となった。その願いはカラクリが父に露呈することによって崩壊する。この崩壊は家庭の崩壊をも導く。父は杏子を残し一家無理心中を遂げてしまう。世界に一人取り残された杏子。これで絶望しないとしたら、何で絶望するというのだ!これだけの経験をして、どうして魔法少女のままでいられるというのか!たとえ、グリーフシードを百個持っていたとしても追いつかない速度でソウルジェムは濁るのではないだろうか。杏子はどうやってこれを乗り切ったのであろう?私にはちょっと想像がつかない。
 魔法少女は絶望によって魔女になる。本当にそうなのだろうか?暁美ほむらの例に先立って、実はこんな特殊な先例が存在しているのである。インキュベーターの想定外の事例は思ったよりもあるのかもしれない。{/netabare}

 ホントの戯言(2/15)
  {netabare} ほむらが複数のインキュベーターによって監視されているシーンを観ていたら思い出した小説の一節があります。ダン・シモンズの傑作SFハイぺリオンシリーズの最終巻「エンディミオンの覚醒」におけるシーンです。
 磔刑に処され、ある行動をとることを期待されつつテクノコアに厳重な監視を受けているアイネイアー。このシーンとシュチュエーション似ているのです。もしかしたら、虚淵さんも意識していたのかもしれないな、と思ってみたり。{/netabare}

 

投稿 : 2025/03/01
♥ : 103
ネタバレ

カリューム さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

そう、まさにこれがまどかマギカ(○続編ってどうなると思います?を20160517書き始めました)

まだ観ていない人向け
{netabare}まどかマギカの新編が制作されることが決定した時に真っ先に思ったのは、
『あんなにきっちり終わらせたのに、続編なんて企画して大丈夫?』
でした
なにせ、どう考えてもこのあとの物語が想像できなかったのです
さやかちゃんは?まどかはどうするの?
絶対続編作る体で本編作ってなかったでしょ
新しい話を作るにしたって、登場人物は?新キャラ増やさないとキャラ足りなくない?
それで果たしてまどかマギカとして面白くまとまった作品になるのか?別物になってしまうのでは?
あんなに感動して何度も見て、何度も楽しんだ作品が余計な蛇足的な、しかも映画となるとお金もとるし、フィルムで何回も見る人を出したりして、利益優先の雑な作品作りと批判されたりすれば、いくら好きな作品の続編といえど、今後、「まどマギが好きです!」なんて言えなくなってしまいます!


・・・・・・・・・・・・・・と、いう舐めた口を聞いていた私を、マジで殴り飛ばしたいと、観たあとに思いました(^_^;)
「まぁ台風もきてるっぽいし、通り過ぎてから観に行けばいいや」
と、チャリで15分で観に行けるのに自宅待機した自分を呪い殺したいです(台風なので安全なとこで動かないのが当然なんですがね)

いやはや、おみそれしました。ハハー_○/|_
まさかあんなに面白くまとまった作品になるとは( ̄◇ ̄)
感服いたしました、Magica Quartet様

いやーまさにまどかマギカ本編を観たときのようでしたよ!
しかも、本編とまたこれがいろいろと対比できたりして、すげー面白い
観たあとに何を喋ってもネタバレになってしまうような、伏線や構成、数々の仕込みにこの作品に対する並々ならぬ熱意を感じました

正直ネタバレタグなしで語ろうとしても、どうしてもネタバレになってしまいそうなので、ここらへんからは、ネタバレタグに隠そうと思います
個人的にここまでならネタバレにならないかな?って思うところもあるのですが、念の為に
もし「事前の情報は一切欲しくない!」って人はここからは見ないでください{/netabare}

多分ネタバレではない範囲
{netabare}やはり犬カレーさん、虚淵さん、梶浦さん、シャフトさんのそれぞれの個性が絶妙に絡み合ってますね
作画、音楽、構成とどれもこれもが作品を面白くしてくれる
シャフトさんは演出が独特という印象を持っていましたが、戦闘シーンもしっかりしていましたね
スクリーンゆえ戦闘シーンと音楽はすごくいい仕事してました
ついでにまどマギ本編同様いろいろと・・・これはネタバレに繋がりそうですね(^_^;)
やっぱり私の文章力(構成力?)ではネタバレなしで紹介は難しそうです
ここまでにしておきます!
ともかく最初から最後まで目を皿にして、耳を澄まして、脳味噌ふる回転させながらみると面白いです
特に二回目は
・・・となると一回目はさらっと流す感じの方がいいのか?
(´ヘ`;)ウーム
まぁ個人的には二回目が一番面白いと感じましたね
そんな感じでした
{/netabare}


ここからはネタバレ込み込み
{netabare}・さやかちゃん関係
{netabare}さやかちゃんはマジでnewヒーロー的な活躍ぶりでしたね
本編では悲劇のヒロイン的立ち位置で魔法少女の絶望を見事に教えてくださいましたが、今回はほむほむを導き、助けるまど神の使い・・・
そう!さやかちゃんマジ天使!
なのです(`・ω・´)
しかもラストではほむほむと対峙し、ほむほむを問いただす
果たしてほむらのやり方は正しいと言えるのか?
視聴者に投げかけるような重要なセリフです
しかし、最後は記憶を書き換えられて・・・

一つ気になったのですが、仁美と恭介を観たときに、さやかちゃんが泣いていたじゃないですか?
あれって、言葉どうり「二人に挨拶できるのが嬉しいから=人間に戻れて嬉しいから」だと思います?
自分は最初に見たとき、この涙は「恭介の隣にいるのは自分じゃないことが悲しい」からだと思ったのです
というのもさやかちゃんは本編でも恭介に仁美が寄り添う姿を観て泣いていたじゃないですか?
今回の新編でもさやかちゃんは新しく書き変わった世界で二人が寄り添う姿を見る
本編の繰り返しになっていませんかね?
これはもうすごく悲しいのでは?
その悲しさを紛らわすような、空元気的発言が「二人に挨拶できるのが嬉しい」だったのでは・・・?
・・・
・・・
・・・(´;ω;`)
まぁほむほむが悪魔になってムード的に暗いからそう捉えてしまったのかもしれません
深読みしすぎですかね
ほむ魔女結界中で恭介なんて~、とか言っていたし、本編の最後でもこれでいいんだって行っていたものね
恭介関係では既に吹っ切れていて、単純に人間に戻れたおとに感動していたと捉えるべきですかね


噂では続編があればさやかちゃんが主人公か?という声も聞きますね
記憶を持っているのはまどか、さやか、なぎさの円環組ですが、おそらくほむほむはまどかを徹底的に幸せにするため、死力を尽くすでしょうから、記憶戻らないでしょう
さやかかなぎさが起点になりそうですね


それとさやかちゃんは消化器を武器だと思っているようですねw
まぁ人魚の魔女だし、水→火を消す物→消化器という感じで親近感を感じている・・・訳ないよね(*´∀`*)
ちなみに消化器には泡消化器というのもあるのですが、人魚の魔女と関連して・・・いる訳ないよね(*´∀`*)
偶然なんでしょうが、面白いです
{/netabare}


・ほむほむ関係
{netabare}もうね・・・『愛』だからね
正直ほむほむのこれまでを思えば、この結論に口を挟むのは心苦しい
しかし、それでもやっぱりこの結末はまだ飲み込めない・・・
まぁ本編の時もそうですが、まどかが願いを叶えると、ほむらは願いが叶わない
しかし、だからといってまどかの願いは魔法少女を救うものであって、彼女の願いはまさに救済と呼ぶにふさわしい
でも悪魔ほむ世界は割と救われてる人が多いんですよねぇ・・・
なにせほむほむが自分の望んだ世界を創造したわけだし
むむむむむ・・・あ、いやここはほむむむむですね(^▽^)

本編はまどかの願いが叶う
新編はほむらの願いが叶う
個人的にはまどかの願いはほむほむの為ではなかったように感じました
まぁほむほむの今までを無駄になんかしないとは言っていましたが
それに対してほむほむの願いは、まさにまどかのため
そもそもほむほむは魔法少女としての願いが叶っていなかった
希望を抱いて魔法少女になったはずが、結局その希望は叶わなかった
それは多分「誰かのために祈ったから」なのでしょうね
さやかちゃんしかり、杏子ちゃんしかり・・・
誰かの為の祈りが自分を追い詰め、絶望させる
そうして魔女になる
でもほむらちゃんはどうやらその絶望も受け入れたようです
まどかの為に祈って、たとえそれがまどかの望みとは異なってもいいと思ったのでしょうか?
果たしてそれはただしいの?
ほむむぅ・・・

とまぁ考えすぎると暗くなってしまうのできっぱりこう考えましょう!!
まどかが可愛すぎるのがいけないのですよ(^▽^)
ま~どべ~で、さえずってぇ~♪♪どこにもいかないで♪♪

梶浦さんが言ってましたが、少女(または少年)の時期というのは視野や世界観が狭い
それ故に深く、一途な思いを描く
そういった部分を音楽に取り入れた
と、語っていましたが、なるほど
確かにほむほむはまどかしか見えていなくて、それ故に深く一途な思いを持ち続けることが出来たんでしょうな
そうなるとなんだかまどかは大人になって、ほむほむは子供のままみたいに見えてきました
面白いですなぁ

新編のほむらちゃんはやりすぎたと感じてしまうことについてさやかちゃんを例えに出してみました
『恭介に思いを告げられず、恭介と仁美は付き合い、自分は魔女化する』
まどかの場合
『恭介に思いを告げられず、恭介と仁美は付き合い、自分は円環に導かれる』
ほむほむの場合
『恭介に思いを告げられず、恭介と仁美は付き合い、自分はそれを割り切っている』

こういってはなんですが、さやかちゃんは恭介と仁美が付き合うことで絶望するからこそさやかちゃんだと思うのです
自分で言っててひどいと思いますが・・・
まぁ杏子が存在することでさやかちゃんは踏みとどまれたということだと思うので、これはこれでとも思うのですがね・・・

{/netabare}

・杏子ちゃん
{netabare}見ていて微笑ましさMAX、幸せ感MAXな姿を見れて良かったです(´;ω;`)
最後にはその姿のまま過ごせるようになって凄く嬉しいのですが・・・
しかし、彼女は家族とはどうなったのでしょうか?
ほむほむが書き換えた?
そしてさやかの家に居候ということでしょうか?
むむむ・・・
ここで「それで幸せになれていいじゃん」と思えればいいのですが・・・
そんな風に好き勝手変えてしまっていいんでしょうか?とさやかちゃんのように思ってしまうのでした
{/netabare}

・マミさん関係
{netabare}マミさんはまさに絶好調(^▽^)
一人ぼっちじゃないマミさんにすきはない(`・ω・´)

改変後もなぎさちゃんとも友達になれたようで、いろいろ充実してますね
基本的にまどかの良き先輩といった感じの立ち位置なので、続編ではマスケット銃で援護射撃という感じでしょうか?
{/netabare}

・女神・・・あ、間違えた。まどか関係
{netabare}個人的に本編まどマギはまどかが子供から大人に成長する話だと解釈しているのです
(もちろん本編にはいろんな要素が絡み合っているので、単純にまどかの成長譚と言い切るのは難しいですが)
彼女は子供であり、年相応に悩んだり、迷ったり、勇み足を踏んだり、逃げだしたり、それでもやっぱり向き合わずにはいられなかったり・・・TARITARI
彼女はそんななかで、自分なりに行動し、誰かに助けを求め、解決方法を模索していました
ほぼ全てほむほむによってすんでのところで助かっていましたが、彼女のそういった守られる子供としての部分は本編の最後で覆ります
彼女は決断し、その結果をちゃんと受け止めました
その結果絶望せず、希望を持ち続けることができた
諦めず、希望を持ち続け、絶望を受け止めることができるというのは立派な(立派すぎるw)大人と言えるでしょう
そういった側面から新編を捉えると、ほむほむは自暴自棄になってしまった感が強い気がします
特にまどかを「救えればいい」という思いだけで動いてしまっているのではないでしょうか
それは魔法少女の時と変わらない
まどかを救えるなら、この世界がめちゃめちゃになってもいいと思っている
まぁ、まどかも魔法少女を救えるなら世界がめちゃめちゃになってもいい、みたいな風にも捉えられますけどね

う~む説明が難しい
単純にまどかとほむほむは救う範囲が違うだけとも捉えられるんですよね~
範囲が広いのが大人というのは強引な解釈ですし・・・

まぁ、つまりはまどかは成長して、変化したように見えたけど、ほむほむは嘆いて、絶望して、成長してるようには見えなかったし、変化もしてないように見えたので、なんだか大人と子供のように見えたのかな?

でも、結局今の世界を受け入れられずに、拒否してしまったという点では、二人共子供っぽいのか?
うむむむむ・・・大人と子供の哲学的な解釈みたいな感じになってきてしまった
頭痛いです(^_^;)
なんだか最終的によくわからない文章になってしまったので、もっとわかりやすく言える部分について書こうと思います

まどかのパジャマが新しくなってました(`・ω・´)
可愛いです
あと本編とは違いとても頼もしく、笑顔いっぱいで、あと可愛いです
本編10話でちらっと出てきたほむほむが惚れた優しすぎて強すぎるまどかですね
しかも可愛いなんて無敵ですね
その上新編では女神ですからね
可愛いですね
あと可愛いですね
(可愛いですね)

ふう・・・こんな感じに書いたほうがすっきりして読みやすいのかもしれませんねw
{/netabare}



OP「カラフル」
{netabare}カラフルの歌詞はまんま新編ほむほむを連想させまくりですよね
もともとまどマギのOP、EDはほむほむの曲だと解釈できるので、いつも通りとも言えます

「いつもモノクロだった瞳の奥の景色捨てたら夢見つけた」
多分「まどかがいなくなってモノクロに見える景色を捨てて、結界の中で夢を観た」みたいな感じでしょうか?
「裏返した日常でまた走っていく先に君はいた」
これはまんま「まどかキタ――(゚∀゚)――!!」でしょう

「めぐる時の中笑って様々な想い持ってはじめようまた一から」
「たどり着いた儚い奇跡壊れないように手を伸ばし繋げばほら君はそばでいつまでも」
なんか曲調も合わさってここらへんでちょっと泣きそうになってしまうんです(´;ω;`)
ここからの
「まだ透明な私たちはどんな色にでも染まることが出来るから夢叶えよう」
がまた泣ける(´;ω;`)
ただ、「透明な私たち」という表現は少しわからなかったかな?
曲が全てまどマギ本編を表現しているわけではないだろうから、なんでも当てはめすぎですかね
EDの「君の銀の庭」とも合わせて「少女」のままでいる彼女たちを「透明」と表現しているのかもしれませんね

曲ラストの
「君と誓ったあの日の記憶今超えて過去からまだ誰も知らない明日へと」
はまさにほむほむの想いそのものって感じしますね

曲を聴くたびに本編を思い出せる曲というのは個人的に最高のアニメOPの形だと思っているので、つまり大好きです(`・ω・´)

{/netabare}

BGM
{netabare}基本的に「まだダメよ(ほむ魔女BGM)」のアレンジで構成されてましたね
個人的にはアコーディオンの音が好きなのと、その曲調が新編にバッチリあっていたので大好きです(`・ω・´)

{/netabare}



全編総括すると
{netabare}本編と新編を総括すると
『ほむほむがまどかに出会い、彼女を助けるために奮闘し最後にはその願いが叶う。』
ということか?
最初と最後だけでまとめるとまさにハッピーエンドっぽく見えるけれど、「彼女を助けるために奮闘し」、の部分でいろいろありすぎるな
しかも最終的な終着点で、ほむほむが幸せになれたのか・・・客観的には判断しづらいです
ほむほむの願いはまどかを救える自分になりたい、だったのでまぁ確かになれたわけだから、幸せなのかもしれないけど・・・

本編だとまどかは自分の願いを叶えて、ほむほむ以外の人間と分かれる感じになったわけです
それに比べるとほむほむはまどかとさえ分かれてしまっていて・・・
まどかにひとりぼっちにならないで、と言われていたにもかかわらず、一人になってしまったし・・・

まどかは魔法少女を救い、まどかが犠牲に
ほむほむはまどかだけを救い、ほむほむが犠牲に

さやかちゃん等、何人かは救われたように見えますが、個人的には強引すぎだと思う
さやかちゃんに関して言えば、「人間に戻れたことを素直に喜べ」と言っていますが、さやかちゃんは結局魔法少女なんですよ?
円環時代の記憶は無いわけだし、人生をやり直すことなんてそんな簡単にできるのでしょうか?
(杏子ちゃんがいるから案外大丈夫かもしれないけど)


個人的に新編の一番悲しいなと思うことは、ほむほむが世界を歪めてしまったように見えることです

{netabare}本編のまどかの願いは導かれる彼女たちの人、魔法少女、魔女の「魔女」の部分を切り取ってしまうことでした
彼女たちが持つ、人としていき、魔法少女として輝き、最終的に魔女として絶望を撒き散らすという悲しい定めを変えること
それも彼女たちの人生そのものには干渉しない範囲で変えること
そんなやりすぎない範囲で、かつ救いをもたらす終わり方が本編で一番良かったなと思う部分だったのです

SF作品ではありますが、「何でもかんでもできますよ」というのは「それでいいの?」と思ってしまうのです
ただ、ここで新編を非難する気持ちになれないのは、ほむほむの強い気持ちが作中でしっかり伝わったからです
ほむほむが「何でもかんでもできますよ」状態になってもほむほむのこれまでと、新編での思いを見てきた私は「そのぐらいできそう」と思うわけです
そして、「そのぐらいできるようにしてあげて」という気持ちもあるわけです
だからこそ大いなる葛藤が胸を渦巻く(´;ω;`)
ほむほむがどうすればよかったのか?
まどかはどうすればよかったのか?
新編はそういった作品全てをもう一度見直し、考え直させるような、そんな物語だったのです{/netabare}
{/netabare}

バットエンド的解釈
{netabare}ふと思い当たってしまった悲しい新編の解釈をご紹介
ほむほむはまどかを人間にした世界で彼女とともに生きることができるよう世界を変えたわけです
しかし、まどかは永遠に生きるわけではない。
ほむほむはおそらくですが悪魔ですので永遠に生きていくと思われます
そうなるとほむほむはまどかと共に生きることができる時間はせいぜい80年ぐらい?
いや、そもそもほむほむは年をとるのか?もし年を取らないとすると、中学高校ぐらいしか共にいられないのでは?
体の年齢を操作することができるなら別ですが、ともかくほむほむはまどかとともにいる時間よりも、一人でいる時間の方が断然多くなります

そう考えると劇中のEDの後、半分にかけた月と半分にかけたルミナス大地(劇場前後編OPのワンシーンでのまどかの部分)は、まどかが死んでしまったことを表しているのではないでしょうか?
椅子に座り、なくなってしまった隣に頭を寄せるほむほむ・・・
きっとまどかのことを思い出していたのでしょう
そんな彼女のもとにキュゥべえがくる・・・そりゃあボコボコにして憂さ晴らしもしたくなるでしょうね
そして彼女は踊りだします
自ら作り出したソウルジェム(悪魔製)をくるくる回しながら
そして最後に彼女は半分の月をバックにしてソウルジェムを眺めます
この時背景の月がほむほむと重なり、ソウルジェムは半分にかけて無くなった月の部分と重なります
思い出してみると、悪魔ジェムはピンクの糸から作り出されていました
終始ピンクの糸はなんなのか気になっていたのですが、考えてみればまどかはピンクですね
ピンクの糸は因果の糸とかの比喩なのでしょう
つまりはまどかとの因果
悪魔ジェムはまどかへの因果=『愛よ』
ということですかね?

ちょっと強引ですがこう考えるとほむほむはまどかがいなくなってからも彼女を思ってひとり世界で踊っている
・・・というふうに考えるとこれはハッピーエンドじゃねぇ、と思うのです
さらに推測を重ねれば、ほむほむは時間をまき戻してしまうのでは?
まどかが死んだらまた時間をまき戻してまどかとの時間をやり直す
世界は一生それを繰り返す
悪魔ほむらさんならやりかねないのでは・・・

まさに自分の魔女空間で世界を包み込んだようなほむほむ・・・恐ろしい子!!
{/netabare}


順序ごと(場面メモ)※とばすの推奨
{netabare}・モノローグ。ほむらとまどかのセリフが二重で流れる。
・町並み→ナイトメア出現→くまさんミサイル→魔法少女の影がくるくる回る→まどかが混じってる
・ナイトメアは操り人形のように動き、ナイトメアの上には人形師の手のようなものが浮いている。青白く、丸い文様がいくつも浮かんでいて、左手の中指にはガーゼのようなものがかぶさっている。
・まどかが弓矢発射→杏子、さやか登場→窓に誘導。
・窓をくぐると扉がいくつもある→部屋に到着→ナイトメアが椅子に座り、机の上にはお菓子。
・まどかが戸を開き(歌:まだだめよが始まる)、お菓子を投げ杏子、さやかもお菓子を投げる。
・最後にマミさんが来て、べべとともに金ピカ空間に。まみさんからリボンが伸びてる。
・まどか、目が覚める→キュゥべえなでなで→パパおはよう(パジャマ違う)→ママおきろー。
・洗面所で会話。(まどかは髪を下ろしてる)
・朝食→登校。キュゥべえがなく→カラフル
・【カラフルについて】砂漠から始まり、誰かのて(まどか?ほむら?)が砂漠を緑あふれる場所に→まどかが水面を走り出す→まどかベンチ(不安顔)→杏子とさやかがコーヒーカップくるくる→ほむほむも遊園地。しかし、暗く誰もいない→マミさん、まどか、さやか、杏子が遊園地でイチャイチャ→ほむほむと合流→ほむほむが白いワンピースで膝を抱える(裏返した~♪あたり)歯車のフレームで囲われている→?→時計が0時を指す→ほむほむの影が悪魔に覚醒(見た目的に羽化)→遊園地でうずくまるほむほむと周りで踊る四人→まどかから青空に→水辺でボートに乗るさやかマミが写り、杏子、最後にまどかがいる→まどかがほむほむに手を差し伸べる→砂になるまどか→景色が砂漠に戻りほむほむうずくまる→ほむほむ涙→足元にはイヤリング(リングではないな。ピアス?)
・学校への登校。杏子さやかと合流。魔法少女指輪映る。
・キュゥべえがまどかの頭を撫でる。(誰か撃ち殺して)
・和子先生ご乱心。中沢くん愛されてるなぁ~。
・メガ三つ編みほむ登場。杏子さやか眉間にしわ(ここに深い意味はないと思う。さやかちゃん演技派ですね!)。
・ほむほむあざとく指輪見せる。
・マミさんと屋上でほむほむを紹介。まどかに手を取られ一瞬ほむ顔アップ。
・一ヶ月経過。まどかとほむらが庭園で話している。BGMが「まだダメよ」アレンジ(1)
・仁美ちゃんが上条くんと会話。枕に八つ当たりからの毛糸モジャモジャ。ナイトメアが月に映る。
・マミさん風呂上り。べべが謎言語でしゃべりだす。
・さやか杏子が仁美ナイトメアの前に到着。上条くん吹っ切った発言。・・・ホントに?
・仁美ナイトメアはビルの上にいて、ビルには魔法少女の影(まどか似)が二人組でミット打ちしてる。この時のBGMは「まだダメよ」アレンジ(2)。ほむ魔女のやつに近い。
・さやかと杏子に仁美ナイトメア攻撃。避けて電車の上に着地。マミさんがふたりを注意。まどほむ合流から、変身シーンへ。べべがキュゥべえに威嚇。
・左胸にソウルジェムをあててから右手を前にだし手のひらの上にソウルジェムが乗った状態になる。コレを奥から順番に連続してやる。
・変身開始
・マミ
・スケートのリンクで踊るような感じ。すごい開脚。くるくる回って、雷に打たれたようなエフェクトの後影の中から魔法少女姿で現れる。
・黄色い花形の光が散りばめられていたような?丸型かな?
・背景は黒いクロスの網目状
・杏子
・ソウルジェムを口にくわえ、リズムをとり、タップダンス(?)みたいな感じでステップを踏んで、からの千手観音。もう一度今度は上を向き上に手をのばすようなダンス。黒い線で荒々しく杏子の顔がアップになり、その顔を破るようにして魔法少女姿で現れる。
・背景は杏子の結界の模様だったかな?
・さやか
・魔女文字が一瞬入り込む。さやかちゃんが魔女であることを表していた。
・ブレイクダンスから、白いシルエットの魔法少女姿のさやかが手を挙げて立っており、制服さやかちゃんはソウルジェムをその影に投げ、クラウチングスタートし、ぶつかる直前でつまずき、まぁそのままぶつかり、白と青が混ざり合う。
・十字に腕をフリ、十字の黄色い光がさやかちゃんの周りに散りばめられる。
・背景はちょっと忘れちゃいました
・ほむら
・多分体操でボールを持つような感じでソウルジェムを持って最後に上へ投げようとしてカメラが一時停止。・・・ちょっと忘れたけど、マミさんのように影から魔法少女姿で現れ、ひらひら地面に一度崩れ落ちるような感じで踊ったあと、ポーズ。
・それと度々魔女文字が入り込む。
・最後の背景は歯車。
・まどか
・超絶かわいい。
・超絶プリティ。
・・・・まず最初にソウルジェムを両手で持ってハート型を作る。あと可愛い。それを左右につき出す動作の後、頭にソウルジェムを載せて右にゆらり左にゆらり。あと可愛い。人差し指で各方向を指差したあと、手を広げてジャンプ。あと可愛い。フィルムが流れるように画面が変わり、ピンクシルエットのチビきゃわいいまどかが手をつないで横一線。可愛いにも程がある。まどかが魔法少女姿で横顔だけ移り、そのあと本物の超絶プリティ女神可愛い魔法少女姿のまどかが出現。あと可愛い。
・背景は空に丸い虹。それに周りにピンクハートが散りばめられる。
・最後にみんな揃って武器を出し、ピュエラ・マギ・ホーリー・クインテット。
・それぞれの変身シーンでBGM違う。

・・・途中までですが、またやる気出たら書きます(^_^;)
{/netabare}


ちょっと引っかかった部分(注:じゃっかん批判的)
{netabare}本編の時もそうでしたが、疑問点は割と多く出てきてますね
脳内補完やら、妄想解釈するしかない部分もあると、観た人によって印象が変わりやすくなってしまいます
まぁ個人的にはそれは「面白い」要素なのですがね(^▽^)
こういった解釈が分かれる作品は、解釈に個性がはっきり出たりして、いろんな刺激があり楽しいです

まぁそれはいいとして、疑問点が多い話に戻ります
そういった点を鑑みて、パンフレットを読むと今回は制作陣の足並みが若干崩れているような印象を受けました。
「あれ?この人とこの人で作品に対する解釈ちがくね?」みたいな
そういった解釈の違いが、綻びとなって「ここってどういうことなの?」と疑問点になってしまったのだと思います
こういった面をさらけ出しちゃうと、見てるこっちはなんだかモヤモヤしてしまいます・・・

そういった部分を差し引いてもすごく面白かったし、まどかマギカの世界観を広げてくれたので、感謝感激ではあるのですが・・・
まぁ、なんやかやでアニメ等は「お仕事」としての役割と、作り手側の「こだわり」と、ファンの「盛り上がり」が混ざり合うので、こういった不協和音もあるでしょうから、あまり気にしないことにしています
ともかく面白かったので大満足!
そしてファンとしては続編期待!
もう重圧をかけてやるもんね!
虚淵さんどうにかひねり出して!
{/netabare}


ほむらとまどかは同じ原理?(2/28)
{netabare}思えば、まどかは魔女を生まれる前に消し去りたいと願い、その願いに絶望することなく概念となった
この時途中で自らの魔女を消滅させていた(単に分かりやすく演出しただけとも思いますが)
少女→魔法少女→魔女(消滅)→概念
この流れはほむほむも同じでした
まどかを救いたい、その願いだけは忘れなかった
自らの願いを忘れずにいた少女の強さが世界を変えたんですかねぇ

{/netabare}

20160517の追記
○続編ってどうなると思います?
{netabare}新しいテレビを買って何を見ようかと悩んでいたところ、「BD買ったのに見てねぇ!!」と気づいたので見ました。
BD買って満足しちゃうタイプなんです。劇場で何回も観たし、後回しにしてしまいました。
いけませんね
まどがたり展の映像によると続編製作が進んでいるかもしれないので、ちょっとここらで続編を予想してみようかと思います。

そもそも続編に関しては、賛否両論あると思います。
私は何を隠そう、続編が見たい派バリバリです。
「新編で綺麗にまとまったじゃないか!」という人もいるとは思います
確かに新編はいろんなことを解決できたとは思います

でも私は新編終了後、なんかモヤモヤしたんですよねぇー。
「これで終わりでいいわけない」
そう思ったのです。
おそらくなぜ終わりじゃダメなのか!
このモヤモヤを突き詰めれば、続編の物語が見えてくる!
見たくなってくる!、と思うのです
(まぁ上に大体書いてあるけど)ちょっと書き進めてみます


{/netabare}

{/netabare}


それにしても、語り尽くせばまた日が昇るとはまさにこのこと・・・

投稿 : 2025/03/01
♥ : 23

84.9 22 百合アニメランキング22位
ラブライブ! School idol project(第2期)(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (1978)
9542人が棚に入れました
廃校を免れた音ノ木坂学院で、相変わらずの日々を過ごすμ’sのメンバー。
そんな彼女たちのもとに、「ラブライブ!」が再び開催されるというニュースが
舞い込む。今回は地区予選を勝ち進んだチームが本選に進めるシステムだ。
強豪チーム「A-RISE」と地区予選でぶつかることに弱音を吐くも、
諦めるのはまだ早いと意気込むメンバーたち。
そんな中、穂乃果が「出場しなくてもいいと思う」と言い出して――!?

声優・キャラクター
新田恵海、南條愛乃、内田彩、三森すずこ、飯田里穂、Pile、楠田亜衣奈、久保ユリカ、徳井青空
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

Rの法則生出演!

NHKEテレにてRの法則生出演
事前に決まっていたスノハレに加え
視聴者リクエストで
スアダとそれ僕が披露されました
万全ではないメンバーも多かったはずですが
それを感じさせないくらいエネルギーに溢れる30分でした
でもやっぱりそれ僕の謳い出しとか
注意して聞いているとあぶなっかしいところもありました
無理せずしっかり休養してほしいものですね・・・

あといつも以上に元気いっぱいなりっぴーが気になりましたw
彼女にすればNHK教育は天才テレビくん時代の古巣なわけで
やっぱり居心地良かったんでしょうかねw?

-・-・-・-・-・-・-・-えみつん休業-・-・-・-・-・-・-・-

穂乃果役の新田恵美さんが
声帯結節のため2・3月のイベント等を出演見送り・延期する
との発表がありました

声帯結節について調べてみましたが
声帯を酷使し過ぎてペンダコのようなものができてしまうものだそうです

ラブライブ以外の仕事も増え
声優としても歌手としてもさぁここからという時に
いや・・・そんな時だからこそなってしまったのでしょう
治療しながらお仕事を続けていたみたいですが
ドクターストップがかかったようです

つまりは週末のライブの時点で症状は決していい状態ではなかったわけですね
ライブに向けた練習なども相当しんどかったことでしょう
ライブを心待ちにしていた我々のために
声優生命を賭して声を振り絞っていたのだと思うと胸が熱くなります

どうか無理せずゆっくり休養して
感知したらまた元気な声を聞かせてほしいものです(-人-

(5thライブのレポートはアニメと関連性が低めなので
ネタバレタグで畳んでおきます)
-・-・-・-・-・-・-・-5th二日目-・-・-・-・-・-・-・-
{netabare}昨日これをアップした後すぐ仮眠をとり
朝5時過ぎに出発して物販へ
7時ごろには並んだんですが
それでもトートバッグやリングライトの一部が売り切れ
それでも一番欲しかったパンフ
あわよくばと狙っていた2本目のブレード
初日に振り回せず歯がゆい思いをしたタオル
それと友人への贈り物
トートバックも実物を見て内側にチャックがついていることを知って
イベント用にそこそこ実用性があるならと少し欲しかったんですが
必要なものは確保できたので良しとしましょう
(事後物販でトートバッグも確保できました)

SSAへの入場時には当たり前ですが全員チケットの提示を求められます
そこからアリーナ席に入る時にもう一度チケットの提示を求められます
特等席のB3B4エリアに入るにはさらなるチケットの提示が求められます
運よくチケットを入手でき会場に集まった数万のラブライバーの中でも
特に幸運な数百人だけが入れる特別なエリアです
私の席はB3エリアの13列目
B3自体それ程列が多くないのでB3のなかでは後ろの方のようですね
まぁそれでも本当に幸運なことです
届いたチケットを開けてアリーナB3という文字を見たときは
これは結構いい席っぽい?くらいに思っていましたが
今回のステージの形は一期OPあるいは2期12話のものをそのまま再現しています
その中央の円形ステージのすぐ前にあるのがB3B4エリア
たとえその中では後ろの方であっても本当にすごい席を引き当てました
チケットを見せるとスタッフに「一番前の列にお入りください」と声をかけられます

後ろの方だとは思っていましたが一番後ろですか(苦笑)

……
………ん?
今、一番前って言わなかった?(・x・;
中に入ってみて分かりました
B3はB1B2などと違って中央のステージが張り出している分座席が少なく
横のB1B2のラインに合わせて番号が振ってあるので
中央部では1~12列目には席が無く脇のほうでも9列目くらいまで席がありません
私の席は12列目にも席が並ぶぎりぎりのあたり
前のステージを見るには2列目(といっても大きなステージを挟んでですが)
中央のステージを見るには先頭と言って差し支えない席です
( д) ゚ ゚
ななななんだこの席は!?
寝不足がたたって夢でも見てるんじゃなかろうか???
戸思っているところに同伴者も到着
どうやら夢ではないようです
( ゚д゚)<・・・
これは数百人どころじゃないよ
数万人の中で20人か30人みたいなとんでもない神席だよ?
これはもう一生分の運を使い果たしたかもしれないw

予想通りに今日はBD曲
同伴した友人の期待していたにこまきは
まさかの後部ステージで神席どころかむしろ全然見れない感じ
私の期待していたことぱなも前方ステージだったので
すごく見やすい席ではあったものの
結構距離はあるので神席ってほどではない感じ
やっぱりいろんな席の人が楽しめるようにプログラムに配慮しているんですね~w

ユニット曲の中ではうみえりのstorm in loverが中央ステージ
いやこれはすごい
こういう箱物ライブはその場に参加して雰囲気を共有するものであって
内容をじっくり堪能するにはLVやDvDのほうが良いのが当たり前です
まさか大型モニターより目視のほうが
より細かく演者のしぐさや表情がわかる席があるなんて・・・

ユニット曲が終わったあたりからは
中央ステージが激熱でした!
まずはLove wing bell
中央の道をヴァージンロードに見立てて
ウェディングドレスなりっぴーが
男装した鹿ちゃんたちにエスコートされて進んでいきます
ロングだったころのりっぴーも十分魅力的だったと思うのですが
アニメのシーンとのシンクロ率を考えると
ショートのほうが破壊力抜群ですね
ウエディングなりんちゃんがもうとにかくかわいい!
再放送したばかりの1期「まきりんぱな」や2期の「新しいわたしは」
かよちんファンとしてもかなり思い入れの深いりんぱな回です
ステージのりっぴーを見ていると
凜ちゃんがあれを着るに至るまでの経緯が全部フラッシュバックしてきてやばかった;;
あと、男装した1、3年生組もなかなかキマってましたw

そのあとのDancing stars on meも中央
μ’sの衣装はどの衣装も本当にかわいいですが
この曲の衣装は他の衣装とは別種の魅力がありますね
他の楽曲の衣装は色だけ違う統一感のある衣装に
少しずつ違いを出して個性を演出しているのに対し
こちらは一見ばらばらの個性的な衣装でありながら
ハロウィン仮装という大きなくくりで統一感を演出している感じ
ちなみにこの曲の衣装は
2期アニメ内で衣装の方向性で迷走しまくって
イベント用衣装を新規作成する時間が無くなったため
1期のNo brand girlsの衣装を改造したという設定です
そこに気を付けて衣装を見直してみると新たな発見があるかもしれません

この曲が終わったところでサプライズイベント発生!
本日誕生日のくっすん
曲が終わって振り向くとそこには
いつの間にか下からせりあがっていたバースデイケーキが!
そして会場一体となってhappy birthdayくっすんの合唱
くっすんの誕生日のお祝いをまさかこんな近くでできるなんて><

そのあと次の曲に移る際に感極まったくっすんに近寄り
そっと涙を拭いてあげる鹿ちゃんにキュンキュンきました
幕間の薄暗い中でのちょっとした動作だったので
もしかしたらスクリーンやLVでは見れなかったかも?
だとしたらものすごい貴重なものを観てしまったのかもしれない・・・
同伴者は終焉後に「新たなカップリングの予感」なんて言ってました
たしかに「のぞぱな」はあんまり見たことないですねw

その後も中央と前方のステージは半々くらいの使われ方で
いくつかの曲は本当に目の前で踊ってくれました
しかしみんな年々ダンスのクオリティが上昇してますね
難しいナンバーをきれいに踊りきるというだけでなく
それ+αの表現力が確実に向上していると思います
ダンスが苦手だったそらまるの踊りも
らぐまるなんて馬鹿にされてた頃からは想像できないくらい上手くなりました

しかし何というか中央ステージは観客席から2Mくらい高いところにあるおかげで
彼女たちの足元と観客の目が大体同じくらいにある状態になります
中央ステージがせりあがったりするともっと彼女たちが上になります
そうすると前の方の席は必然的にかなり角度がついて
ぐっと見上げるような感じになるわけですね
その角度はまるでレイヤーの周りに這いつくばるローアングラーの如し(汗
しかも曲によってはその状態で激しく踊るわけで
脇とかhtmmとかが実にけしからん具合に視界に飛び込んできて
たいへん目のやり場に困ります!(ガン見)

さて、私はレビューの方針として
どんなものも長所と短所をしっかり挙げて
一方に偏り過ぎないよう心掛けるようにしています
ですからこの席の問題点も上げておきましょう

あれは「そして最後のページには」のときだったかな?
中央ステージで火薬を使ってキラキラしたテープを射出したんです
その時に何かテープではない堅いものが高速で飛来し顔面直撃!
暗かったので結局なんだったかわかりませんが空薬莢的なものでしょうかね?
結構痛かったです(×_×;

あと強いてもう一つ上げるならsnow halation
あの曲で一番盛り上がるのは
何と言っても穂乃果ソロのタイミングでの色彩変化
会場全体が雪をイメージした白色灯から
穂乃果のイメージカラーでもある温かみのあるウルトラオレンジへと
一斉に変化する様は壮観です
2期9話でもそれを意識した演出がありましたね
1日目は会場全体の見渡しやすい200LVだったので
あの感動的なシーンを十分堪能できたのですが
今日の席には視界内にサイリウムがほとんどないんですよ(笑)
視野の両脇にちょっと入ってくるのと
正面のモニターに映る会場の様子がわかるくらい
だからたぶんスノハレだけに限って言えば
500Lvとかの肉眼じゃ観客しか見えないような所がむしろ良席
今後イベントで後方の席に配置された場合は
ここはスノハレを楽しむための特等席だ!
と自分に言い聞かせることにしようと思いますw

今日は本当にすごい席で楽しむことができました
もうこれで一生分の運を使い果たしていたとしても
それでも構わないと思えるくらいに最高のライブでした

最後に昨日の予想通り次のライブの発表がありましたが
場所も日程も未定で「冬」「今以上にパワーアップ」
という何だか曖昧な告知でした
去年はばSSAのスタジアムで2daysとしっかり発表があったのに
この差はいったいなんでしょうか?

おそらくTVアニメが終わってしまった今
今後のラブライブコンテンツの方向性を
ちょうど模索しているところなんじゃないかという気がします
さらに大きな箱を用意して大々的にやろうとしても
TV2期があった去年と違いファンミーティングと映画だけで
一年間ファンを繋ぎ止めていられるかわからない
大盛況のスクフェスも楽曲のストックが尽きかけで
一年後となるとやっぱり不透明
ラブライブでまだまだ稼げそうだし稼ぎたいが
欲をかきすぎて火傷はしたくない
この発表はそんな弱気な下心の表れなんじゃないかと
勝手に予想しています
NextLiveについてはきっとファンミーティングのどこかで全容が発表されることでしょう
もしかしたら劇場版の興行の成否が今後のラブライブの命運を握っているのかもしれません
そう考えるとこれはもう毎週観に行くしかないね!
{/netabare}
-・-・-・-・-・-・-・-5th初日-・-・-・-・-・-・-・-
{netabare}
5th初日行ってまいりました
スクフェスの花陽イベント最終日とかぶったので
物販に5時間並んで花陽SRをあきらめるか
物販をあきらめる(あるいは二日目に賭ける)か
という究極の二択でしたが泣く泣く花陽を選びました

今日は200LVでしたが
4th初日同様中央ステージの真横だったので
アリーナの後ろの方よりよっぽどいい感じでした
そして明日の場所を大まかに確認したのですが
アリーナB3
・・・!?(・x・;
なんか中央ステージの目の前のような気がする(@@;
イベント次第じゃ来賓用のVIP席とかがありそうなあたりです
(このライブにそんなものないですが)
まぁしっかり確認してないのでぬか喜びかもですがw

4thとは逆で初日にユニット曲が来たので
かわりに明日BD曲ですね
今日やらなくて明日やりそうな曲は
ノーチェン・豆フェス1・ラブレス・るてしきす
あたりかな?自信を持ってやってないと言えるものだけなので多分抜けありそう

恒例ののんたん占いは
映画の公開日決定&前売り発売と
ベストアルバム2の発売の二つ
4thのときも2日目だけ5thの告知が追加されてたので
明日は6thの告知が加わる・・・はず!
はずだよね!信じてるよ!

5thライブがらみはまたあとでまとめ直します
明日もあるので今日は取り急ぎこの辺で・x・)ノシ
{/netabare}
-・-・-・-・-・-・-・-ちゃんとしたの-・-・-・-・-・-・-・-

1期終了から約一年
ラブライバー待望のアニメ2期です
1期の終盤の展開はかなり批判も多く
2期の失速が危ぶまれましたが
1期終了直後に始まったスマホアプリ「スクールアイドルフェスティバル」が大ヒット
つい先日400万ダウンロード達成で
実際のプレイ人口も100万人以上いる模様
スクフェスのおかげで全国でラブライバーが大発生し
1期が始まった頃からは考えられない
空前のラブライブブームの追い風の中で
ついにアニメ2期が始まりました
1期は目を引くところも多かったものの
同じくらいに課題も多かったアニメでしたが
今回はどうなったでしょうか?

☆キャラクター・声優について☆
(注:アニメ以外にもスクフェスやSIDのネタバレあり)

高坂 穂乃果(新田恵海)
{netabare}
2期はじまってまずびっくりしたのは
穂乃果の生徒会長就任
生徒会の仕事の9割は表からは見えない地味なデスクワーク
いや・・・どう考えても向いてないよあの子
ことり&海未にヒフミ3人衆と補佐官には恵まれているのでいいのかもしれませんがね
芸能活動で知名度上げて前会長の支援を取りつけて当選!
って選挙カーに元総理とか乗っけて当選する
現実のタレント議員とやってること一緒だよねーとか思ったり

えみつんは最近急に頭角を現してきた感じですね
個人名義で出したCDも売れ行き好調だし
某エロゲとラブライブだけの人というイメージは払拭できそうで何より
{/netabare}
絢瀬 絵里(南條愛乃)
{netabare}
1期ではクールで真面目な生徒会長として
凛々しい面ばかりが強調されていた気がしますが
一見メンバーの中でも大人びて完璧に見える中
時折見せる隙だらけの姿とのギャップこそが彼女の魅力だと思うのです
お化けが苦手だったりK.K.Eとか「エリチカ、おうちに帰る!!!」とか
あれ?時折っていうか結構隙だらけじゃね?

ナンジョルノはfripSideの2代目ボーカリストとしてブレイク
過疎週だったとはいえsister’s noiseではオリコン1位獲得
人気アニソン歌手として頭角を現しています
しかしその結果ラブライブ関連のイベントの欠席が目立つようになりました
ラブライブのライブイベントが1st,NY,3rd,4th,5thと
2ndライブが欠番となっているのも
彼女が出られなかったことに起因します
ファンとしてはfripSideでの活躍を応援したい気持ちと
μ'sの活動を優先してほしい気持ちが混ざって複雑な心境です
{/netabare}
南 ことり(内田 彩)
{netabare}
1期終盤で大暴落したことり株
今期もトラブルの引き金になったようですが
今度は事なきを得たようで何より
アニメとは関係ありませんが
スクフェスの鍋パーティの話が
ことりちゃんを象徴するエピソードだと思います
好きなものを持ち寄るようにいわれて
勘違いしてチーズケーキを持参(←まぁわかる)
みんなで作ってる鍋に謝りながら投入(←ちょっと意味が分からない)
このどこかずれてるところが彼女の魅力なんでしょうかね?
少し前にはやったツイッターアイコンによる性格診断で
ラブライブという括りが有害度(小)キチガイ度(中)くらいに分類されているなか
なぜか南ことりだけが別枠扱いでキチガイ度MAXのところに配置されていました
まぁ何となくわからんでもないw

うっちーは最近はちょくちょく主役級が回ってきたりと
声優としてそれなりのキャリアを築いているようです
でもあいまいみーのおかげで
「あびゃー」な腹黒いことりちゃんコラがちょいちょい作られるのは
どうしようもないのかなw
{/netabare}
園田 海未(三森すずこ)
{netabare}
2期のうみちゃんは完全にネタキャラ扱いでした
山頂アタックです!にはじまり神経衰弱の顔芸
穂乃果以外の2年生二人は
1期と比べると相対的に活躍の場が減っている気がします
ことりはまだ1期に個別回をもらっているからまだいいものの・・・

人気声優としての地位を確立したみもりんですが
声優としても歌手としてとにかく大忙しな様子
四捨五入が嫌いなことで有名な彼女
ライブでもくっすんに四捨五入しちゃダメっ!と注意していましたが
このままラブライブが続いていけば
四捨五入好きに転向する日もそう遠くないですね
{/netabare}
星空 凛(飯田里穂)
{netabare}
凛ちゃんは2期でかなり優遇されたキャラの1人
個別回をもらって新曲のセンターに抜擢
ウェディングドレス姿もとってもキュートでした
普段の活発な凛ちゃんとのギャップが良かったですね
しかし、なんで凛ちゃんは毎回EDでマラカス振ってるんでしょうw?

りっぴーはpile様と一緒にCD出してましたが苦戦している模様
っていうかあの路線はどうなんだろうね?
りっぴーには天才テレビくんで子役やってた頃からの
息の長い固定のファン層がいるわけだから
今まで積み上げてきたイメージを大事にした方がいいんじゃないかな?
という気もするんですが既にじり貧だしまだ若いんだから
いろいろ挑戦してみるのもいいのかな?
{/netabare}
西木野 真姫
{netabare}
仲のいい2年生3人組
3年生の生徒会コンビ
1年生の幼馴染ペア
残ってしまった余りもののぼっち二人
そうしてできた即席カップリングがにこまき
それがいつの間にかラブライブ内でトップクラスの人気カップリングになっています
1期はどちらかというと1年トリオやにこりんぱなが多かったのに対し
今期はさりげなくにこまきの二人を絡ませるシーンが多くありました
ファンにはたまらないサービスですね

Pile様の棒演技は相変わらず
まるで成長していない・・・
でもなんかあの棒具合が病み付きになるようで
中毒患者が多数発症している模様
うん・・・もうあれはあれでいいのかもね(投げやり)
{/netabare}
東條 希(楠田亜衣奈)
{netabare}
のんたんも個別回をもらった勝ち組
ストーリー的にも最高潮の部分で
なかなか美味しい役回りだったと思います
尚ニコ生では相変わらず・・・

くっすんはこの一年で一番成長したと思います
名演と言えるレベルにはまだまだ程遠いけれど
もう十分に違和感なく観れるレベルです
棒演技と馬鹿にされていた1期の頃からは考えられません
スクフェスをやっていると新旧入り混じって
いろんなセリフが聞けるわけですが
古い声は強弱のつけ方がおかしいんですよね
一つ一つの単語のアクセントがおかしいというか
どの単語を強く発声すべきかわかっていないので
どうもちぐはぐな印象を受けるんですよねー
{/netabare}
小泉 花陽(久保ユリカ)
{netabare}
アニメオンリーなかよちん派の同志に
2期のかよちんはなんであんなネタキャラになってしまったんだ!
って言われましたが
きっと1期まきりんぱなまでの印象が強いんでしょうね
いやいや、かよちんといえば白米、白米といえばかよちんです
ゴハンタケタヨー!
花陽の魅力が最大限発揮されるのは
ユニット曲やソロ曲で切ない慕情を情感こめて歌い上げる時
スポ根路線のアニメラブライブで花陽の魅力を伝えるのは
はっきり言って無理なので最初からあきらめてます
むしろ説明担当の解説キャラとして使われて
2期はだいぶ優遇されてるなーとか思っていたくらい

シカコはμ'sの芸人枠として活躍中!
ときおり他作品でも見かけるようになりましたが
久保ゆかりと間違ってクレジットされたり
謎の外人役(ぺぺろんぽっぷぽぽんちゅみどりかわ?)だったり
笑いのネタに尽きない感じですね
まさにμ'sのお笑い担当!
元グラドルのビジュアルとのギャップがまた何ともw
{/netabare}
矢澤 にこ(徳井青空)
{netabare}
にこにーは本当に優遇されてます
前回に引き続き個別回をもらっており
今回は家族との触れ合いが描かれました
ちなみに雪穂や亜里沙と違いにこの兄弟は全員CVそらまるです
最終回には母親も登場
こちらはなんとCV三石琴乃
ママライブがどんどん豪華になっていく・・・

そらまるは・・・いろいろありましたね
えっ?詳しく聞きたい!?
(∩゚д゚)アーアーキコエナーイ
{/netabare}

☆楽曲について☆

1期と比べるると全体的に新曲に勢いが無かった印象
一日中聴いていても飽きないような曲が
1期はいくつもあったのですが
今回はそれと比べると今一つインパクトに欠けるというか・・・

(5th終わって追記
5thで重点的に2期楽曲をやったこともあって
私の中での2期楽曲の地位は大きく向上しています
でもまぁここはあにこれですしアニメ内の使い方に限定して考えたら
当時の感覚を残しておきたいのでそのままにしておきます
特にどんなときもずっとはTVサイズだと魅力半減
フルで聴いてこその良曲だと思うんですよね
5th二日目で9人で羽を持って並んだときは感涙モノでした)

ただしOPの「それは僕たちの奇跡」だけは別格
1期BDのジャケ絵に動きがついたOPムービー含め
文句なしの出来栄えだったと思います
前期のOP/ED挿入歌が軒並み3万枚程度の売れ行きだったのに対し
今期のED/挿入歌は6万枚強の売り上げ
これは単純にラブライバー総数の増加が原因だと思います
私のように新曲が発表されたら聞いてもいないうちに思考停止して予約し
発売前日に全力でフラゲしに行くような層が増えたんでしょう
でもそれだけでは説明がつかないのが「それ僕」の10万枚
少なく見積もっても3万人以上の人が
この曲を他の曲よりも高く評価していることがわかります

しかし去年発売されたCDの売り上げが
ゲームともアニメとも無関係な「Mスタ」で6万枚
スクフェスメインテーマ「タカラモノズ」9万枚
というあたりを考えるとアニメEDや挿入歌で6万枚というのは
やっぱりだいぶおとなしい数字だったように思います

ただし今回は新曲以外の曲に収穫が
個別にいろいろ書いたので詳細は省くとして
やはり「スノハレ」をやれたのは大きいですね
1期のレビューで指摘した
男キャラを徹底排除しスポ根路線でストーリーを作っているおかげで
ラブソングを一切使えないという
アイドルとして致命的な欠点を
かなり強引ながらも解消し
スポ根路線を貫いたままラブソングを使える体制を作った
というところは評価していいと思います

最終話の「愛ばんピアノver」や「ラブピ」も
歌詞だけ見たら完全にラブソングなんですが
うまく卒業と絡めることでそういう臭いをきれいに消して使っていました
ただこれに関してはラブソングはラブソングとして歌ってこそ
という気もするのであの使い方が良かったかどうかは判断の難しいところです
まぁそりゃあのアニメ内容なんだし使える曲には限界がありますよね
でも、そんなにラブソングが欲しいならアニメ内容を変えて「LOVELESS WORLD」で締めましょうか?
と言われたら1期終盤以上に阿鼻叫喚になりそうですし
丁重にお断りしたいところです
まぁ1期で封印したラブソングへの軟着陸としては
まぁ十分妥協できるレベルだったように思います

☆ストーリーと演出について☆
もう今から20年近く前になると思います
当時人気絶頂期にあったあかほりさとるが
自分の一番弟子がデビューすることになり
様々なメディアで猛プッシュしていました
そのデビュー作を読みましたがまぁ酷い
もはやどう酷かったのかも覚えていませんが
即座に2度と買わない作家リストに入りました
そして案の定ほどなくして彼はラノベ界からは姿を消しました

最近になって作家デビューに失敗した彼が
アニメ業界で幅を利かせていることを知りました
そう、花田先生こと花田十輝です
最近は彼の手がけた他の原作付アニメなんかもいくつか見ましたが
うまくいっているときといっていないときで落差が激しいですね
原作無しのオリジナルを彼に投げるっていうのは
相当な博打だったんじゃないかと思います
実際1期前半はかなり評価が高かったものの
終盤はまとめきれずに終わった感じ

だからはっきり言って2期のストーリーには一切期待しないようにしていました
無難に60点くらいにまとめてくれればそれでいいかなと
出来上がったものを見てもまぁそのくらいですね
細かい部分では評価できる点も多いですが
何カ所か大きく減点せざるを得ないというか・・・

例えば天候の描写について
古来より天候は登場人物の心情の暗喩として使われてきましたが
それはあくまでさりげなくやることで
物語の盛りあがりをサポートべきもので
1話や9話のように露骨にやってしまうと
逆にわざとらしすぎて興ざめなんですね

他にもA-RISEの扱いとか本選とか不満点はいろいろ

なお某掲示板でアニメ2期のストーリーをdisると
「脚本がクソなのは1期でわかりきってるだろ!ニワカ乙www」
と返ってきます
いや全くその通りだけど、お前ら訓練され過ぎだろw

☆総評☆
ストーリーはところどころ面白かったけど
不満点も結構多かったですね
完全に固定層のコアなラブライブファン向けとしては
見どころも多かったのだけど
新規開拓のためのラブライブの布教用としては役に立たない感じ
多分アニメ見せるよりスクフェスやらせた方が
布教成功率高いと思います

この次は5thライブの後劇場版が予定されています
劇場版ではこれまでアニメラブライブを支えてきた
AS姉こと西田亜沙子さんの離脱が発表されています
室田絵に一切不満はないですがやっぱりちょっと不安ですね・・・
劇場版の情報が出てきたらまたそちらの方に視聴前レビューでも書こうと思います

旧レビュー
{netabare}最終話視聴から一週間たちました
断片化している旧レビューとミックスして書き直そうと思ったのですが
中々完成しないので暫定的に最終話のみレビュー
あとでまとめて書き直します

最速を放棄したおかげで最終話視聴前に映画化の話は知っていました
しかし劇場版につなげる引きで終わるとは思いませんでした

一期は持ち上げては落としてを繰り返しあげく
ほのかダウンや留学騒動でμ’s崩壊の危機まで徹底的に落として
そこから最後にうまく持ち上げ損なったままゴールした感じでした

今回はそれらのトラブルに代わる不安要素として使われているのが
3年生卒業によるμ’sの終焉
たしかに物語が終わってしまうのは寂しくもありますが
スクールアイドルである以上引き伸ばしようのないタイムリミットがあるわけで
その刹那の輝きを切り取るからこそ美しいんだと思います

だから卒業という形できれいに有終の美を飾ってくれるならば何も文句はありません
アニメの終わりがラブライブというコンテンツの終わりではないですし
TVアニメとしては卒業できれいに終わった上で
本選がらみの話とか尺をあまり取れなかった部分を膨らませるなりして
劇場版としてブラッシュアップしてほしかったかな

それなのに終わりをちらつかせて不安を煽ったあげく
最後にやっぱり終わりません!
って〆るんじゃ散々叩かれた一期とやってること何も変わんないよね

1期と2期の間に出したシングルMusic S.T.A.R.T!!のサビは
「だってパーティー終わらない
だってパーティー終わらない
まだまだみんなで 思い切り歌うよ」

今年2月の4thライブのサブタイトルおよび入場者特典曲は
ENDLESS PARADE

そもそも本当にラブライブの終わりが怖くて仕方ないのは
視聴者じゃなくて制作サイドなんじゃないのかな
終わってしばらくは視聴者から惜しむ声も出るでしょうが
やがてはそれぞれが別の熱中できるものを見つけていく
でも記録的ヒットとなったラブライブの代わりになれる商品は
そう次々簡単に作れるものじゃないし
次に視聴者が飛びつくものはライバル会社の作品かもしれない
だから何とかこのまま売り続けたいという制作側の願望は理解できます
でもそれはお客さんに見えないようにするのがプロの商売人なんじゃないですかねぇ

ラブライバーとしてアニメはラブライブのコンテンツのほんの一部と考えれば
とても収穫の多い2期で見どころが沢山ありました
しかし純粋にオリジナルアニメとして考えた場合は
一期同様脚本に不満点がたくさん残る作品でした

-・-・-・-・-・-・-・-ひとつ前の-・-・-・-・-・-・-・-

ゲマ・ソフマップ・メイトと梯子してBD1巻フラゲしてきました
5thライブの最速申込みチケットを確保したかったのもありますが
それ以上の複数購入動機がありまして
全巻購入でユニット曲の録りおろし新曲がつくんですよね・・・
しかも店舗特典っていういやらしさ
前回の特典曲「ぷわぷわ~お!」はゲマオンリーだったので
何も悩まずにゲーマーズで購入するだけで済んだのですが
今回はゲマ・メイト・ソフマップそれぞれ別ユニットの未発表曲がつきます
全部揃えようとするとBD7巻×3セット買わなきゃいけない鬼畜設定;;
ダレカタスケテー

-・-・-・-・-・-・-・-9話の-・-・-・-・-・-・-・-

スノハレ回観ました!!!
スノハレが来るのは先週のラストでわかっていたのですが
それでもやっぱり感無量でした

途中の吹雪で動けなくなる演出は4thライブ初日の
雪で帰りの電車が動かず凍死しかけた思い出とダブりました
テロップを流しきり満を持してイントロに入るSnow halation
旧PVの焼き直しと言ってしまえばそれまでなんだけど
それでも旧盤とは比較にならないクオリティ
そしてあの穂乃果ソロのウルトラオレンジ・・・
そう、これだよ・・・スノハレと言えばやっぱりこれだよ!
あのUOは「みんなで叶える物語」というキャッチフレーズの象徴でもあると思うんだ
それをアニメであのように表現してくれたスタッフに拍手です

・・・ただ気になるのは、おそらくここが2期のクライマックスだと思うけど
今回の演出もこのレビューもアニメしか見てない人や2期からのお客さんには
何がなんだかさっぱりわからないんじゃないかなぁ?という懸念が(・x・;

-・-・-・-・-・-・-・-古いの-・-・-・-・-・-・-・-

ついに放送がはじまりました
日曜夜にTOKYOMXの最速放送と火曜夜のBS11を視聴&録画
視聴はともかく2回も録画する羽目になったのは理由があります
最初に見たMXがはっきりわかるレベルで画質が悪く
ネット上でもかなり話題に上がっていたからです
MXで蟲師やジョジョを見たときはそこまで気にならなかったんですが
動きの多いラブライブのOPシーンは特に画質の違いがはっきり出ていました

もともとBS放送のほうが地上波の5割増しくらいの実効ビットレートなのですが
MXは4月から24時間マルチチャンネル化
つまりは割り当てられている帯域を分割し二つの放送を同時に行っているのです
分割といっても単純にに半分の帯域しか使えないわけではなく
サービス1とサービス2を1:1や3;1などと切り替えられるようになっているようで
ラブライブ放送時は全体の4分の3を使って放送している模様
しかしそれでももともと高レートのBS11と比べると
約半分のビットレートしかありません
その結果OPのような動きの多いシーンではブロックノイズが目立つようになりました

激しい動きに弱いとなると影響が懸念されるのはライブシーンでのちらつき
やっぱりアイドルアニメで画質悪いのは致命的だと思うので
来週から最速はあきらめてBS11にしようと思います

-・-・-・-・-・-・-・-もっと古いの-・-・-・-・-・-・-・-・-

期放送開始前特番「春もえがおで1,2,Jump!」が放送されます
ちょっと遅れてニコ生とバンダイチャンネルでも観れるみたい?
番組タイトルはμ’s楽曲「夏色えがおで1,2,Jump!」」とかけてある感じですね
えみつんのナレーションで送られるこの番組では4thライブの映像やなんかも流れるそうです
そういえばライブのとき上のほうをカメラが飛び回ってました(’’
とにかくこれはラブライバー必見ですね!

-・-・-・-・-・-・-・-さらに古いの-・-・-・-・-・-・-・-

2期を目前にしてニコ生で1期を一挙放送するようです

何度でも見たいというコアなラブライバーの方はもちろん
2期やるみたいだけど一期観てないなぁという人はこの機会にぜひ!

ちなみに私は仕事で前半分見れません・・・
円盤は揃ってるので見たければいつでもニコ生より高画質で見れるのですが
やっぱりニコ生の一挙放送でリアルタイムにライブ感を共有しながらみるのは
また一味違う楽しさがあると思うんですよね

ああでもコメで凛ちゃんのことアザゼルさん呼ばわりした奴はあとで校舎裏な(☄◣д◢)☄{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 54
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

最終回まで鑑賞済み。楽曲について追記しました(専門知識無しですが)。

アニメ1期視聴済み。
他の媒体については触れていません。
スクフェスはプレイしてみました。

楽曲について(7/25)-----
2期を観て愛着が湧いたこと。
スクフェスもプレイしていること(Rank77とまだまだですが)。
諸々含めて、結構真面目に楽曲を聴いてみて。
特典系の特殊な物は除き、普通に触れられる物については網羅できてると思います。
2期を中心に、1期とその他からもタイトルを挙げさせて頂きました。
{netabare}
・Happy Maker
個人的には『KiRa-KiRa Sensation!』よりもこっちの曲のが好みです。使い処としては何ですが、13話Cパート前で使われてなければ、もっと好きになれてると思います。

・KiRa-KiRa Sensation!
如何せん、アンコール曲に心を持っていかれてしまい、印象は薄め。『僕らは今の~』に寄せて作られていたのは印象的でした。若干平坦な感じもします。衣装や振り付けにも意図的な要素があるようですが・・・悪く言えば使い回しとも言えるわけで。

・Love wing bell
凛ちゃん回のステージ曲。『Dancing stars~』より好みかもしれない。もっと歌ってるシーンがあれば、もっと評価が上がりそうな気がします。

・僕らは今のなかで
1期OP曲。2期12話アンコール曲。
アニメで初めて『ラブライブ』という物に触れた為、序盤から聴く回数が一番多かった曲です。ので一番のお気に入りはこの曲(スクフェスの第一目標はコレw)。OPにおいてパート分けが基本学年別だった分、視覚的にも受け入れるのが早かったのだと思います。
この曲でラブライブの舞台にに立ってくれるを1期では期待し、2期ラストステージでその願いを叶えて頂けたことには感謝しております。

・Snow halation
2期9話のステージを観て、初めて良さを知りました。一応曲としては聴いていたのですが。
2ndSCDのPVと比較して、演出面で盛られてる分はあれど、2期アニメverのが好みですね。何より海未と希が可愛いw

・きっと青春がきこえる
・どんなときもずっと
1期&2期のED曲なわけですが・・・『毎回変わるボーカル』と『(1期を意識された)9人並んだカット』がポイントかと。どちらが?と訊かれれば、2期EDのが好みです。

・それは僕たちの奇跡
2期OP。やはりOP・ED曲というのは慣れ親しみやすいです。
1期円盤ジャケットが由来と思われる各キャラのカットが印象的でした(気付いたのは途中からでしたがw)。

・ユメノトビラ
2期3話にて。2期専用挿入歌と限定するならば、この曲が一番かな?と思います。2話での合宿からの流れや、A-RISEと同じステージという背景もあり、思い入れはあると思います。
μ’sの躍進が再開された曲でもあるわけですし。

・START:DASH!!
1期から挙げるとすれば、この曲を。
3人verと9人ver。同じ曲なのに、映像や物語を込みにして聴いてみると、相当印象が異なると思います。
曲だけなら3人ver。必死さと切実さが心に刺さります。
画的には9人ver。間奏入りでの穂乃果の笑顔が可愛いですね。

・ススメ→トゥモロゥ
1期からもう1曲。
1期1話で使われた曲なので、僕的には初めて観た(聴いた)曲になります。演出方法を目にしたのも初めての曲になります。

・夏色えがおで1,2,JUMP!
・Wonderful Rush
・Mermaid festa vol.2 ~passionate~
・COLORFUL VOICE
SCDのPVを観たり、スクフェスをプレイしてみて気に入った曲たちです。

楽曲のレビューをしてみたつもりですが・・・随分映像に引っ張られた感想・評価になっている自覚はあります。元々は『School idol project』というプロジェクトなわけですが、僕としてはアニメが切っ掛けになるわけですから・・・視覚的な要素が捨て切れないのも仕方がないかとw

13話のレビューにも書きましたが、願わくば可能な限り曲のPVが観たいです。キャストさまのライブではなく、アニメーションverで。
{/netabare}

採点と総評らしきもの-----
2期を観て、この作品に対するスタンスはかなり変わったとは思います。
1期に比べて思い入れができましたし、『スノハレ』聴くと泣けたりするようになりましたw

●物語●
{netabare}
1期が「9人揃えることメイン」「ラブライブに出ていない」という内容だった分、キャラ面の掘り下げや「今度こそラブライブ」という期待で観ておりました。そういう意味ではとても満足できるシーズンになっていたと思います。

唯一、13話の締め方だけが評価できません。
商売抜きで作れる物ではないですが、露骨に商売気がでてしまった本編ラストは、台無しと言いますか余韻も何もあったもんじゃないと言いますか。
{/netabare}
●声優●
{netabare}
「慣れ」という部分はありましょうが、大きな不満もありませんでした。
むしろ僅かながらでも成長の跡は感じられたような気がします。
何話かでの『キャラ入れ替え』は結構秀逸だったように思います。
メイン9人より、脇を固めるキャラのが豪華でしたw
{/netabare}
●キャラ●
{netabare}
基本アニメになった部分しか知らない為でしょうが、9人の性格や私生活・家族構成などが描かれていて新鮮で楽しかったです。

お気に入りは
『海未』・・・生真面目な部分が目立つかと思いきや、その辺りからは感じられない、意外とギャグ要員というギャップ。『山ガール』ぷりや、修学旅行先でのババ抜きシーンとか、大好きですw
生徒会副会長としましては、穂乃果のサポートお疲れさまでしたw
{/netabare}
●作画●
{netabare}
ライブシーンでの2Dと3Dの演出は、凄いな~と。
13話通して大荒れすることもなく、安定して観られたと思います。
ライブパートと通常パートで結構力の入り方が違ったように思います(悪い意味ではなく)。通常パートでも要所では気合入ってるのは伝わりました。
{/netabare}
●音楽●
{netabare}
OPEDどちらも良かったと思います。
それでもあえて優劣つけるなら、OPは1期、EDは2期の方が気に入っております。

個人的に、アニメで使われた楽曲に対しては『映像があってこそ印象的になる』と思っています。そういう意味で『snow halation』はかなり評価が変わりました。一応ベストは聴いていたのですが、そこまで記憶に残ってる曲ではなかったもので。
新曲については『ユメノトビラ』が気に入ってます。『Love wing bell』『Dancing stars on me』も悪くないです。
他の曲については『楽曲について』にて。
{/netabare}

 13話-----
{netabare}
何は無くとも最終回。
結論から書いておきますと『最後までやりきってくれれば、もっと高評価だったのに』ということでしょうか。


残すは卒業式以降というのは予想していたので、Bパートまでの展開はかなり良い印象でした。特に穂乃果の回想は涙無しには観られない、とても感動できる演出だったと思います。屋上に水で描いた『μ’s』と共にインパクトがあったと思います。

意外性でもポイントが多く
・にこっち母が可愛い、ソックリ、三石さんw
・アルパカの性別が実は・・・w
・花陽が新部長に(これはまぁ予想の範囲内とも言えますが)
・希の髪型(スノハレと同じでいいんですかね?) etc
と驚かされたり、笑わせて頂けたりもしました。


結論で先に触れた部分について。
『劇場版』というコンテンツ展開そのものを否定する気はありません。
只、卒業式~式後(~その後)を描き切ってからの告知にして欲しかった。
わざわざ校門前のシーンで、花陽のスマホ(でしたよね?)をダシにしてまで引っ張る必要は無かったと。
何と言いますか、とても中途半端。スッキリ終われていない。かなりの消化不良感がありました。AパートとBパートで良かった部分が、かなり台無しにされたように感じます。余韻も何もあった物じゃない。

嫌な書き方をすれば・・・。
一度物語を締めてから告知をすれば無くなる物でもありませんが、商売気があからさまに感じられて、そういう意味でも認めたく無い流れだったと思います。
最終話にして新曲をねじ込んできたのも、同様。
出来が悪くなかっただけに、尚更残念(では何処で使うのか?と聞かれても答えられません)。


とても個人的な要望、といいますか期待。
アニメ化以降の曲のPVを、フルverで作って欲しいです。
もし既に存在するのならば、製品化して頂きたい。
ライブDVD観ればと言われそうですが、正直アニメーションでのメンバーが観たいので、こんな希望をするわけですが・・・。


13話・・・ラストさえ受け入れられれば、満点だったと思います。
総評はまとまり次第にしたいと思います。
{/netabare}
 12話-----
{netabare}
ということで、いよいよ本戦直前。
パフォーマンス順抽選会からスタート。
何組出場してるかわかりませんが、ラストというのはどうなのでしょう?
最後な分だけ印象には残りやすいとは思います。
果たして観客・審査員(?)の集中力はどうでしょう?
おそらくμ’sにとって、A-RISEを負かしているというアドバンテージは大きかったのだろうと思います。

後でも触れますが・・・ようやく彼女らが『ラブライブ』のステージに立つ姿が見られるんだな~と。続けて今期を観て良かったな~と思えました。

いつも通りの皆で本戦を迎えたい。そう思えば思うほど、隠そうとしている気持ちも浮き彫りになってしまうのですよね。Aパートから本戦直前まで、いろんな彼女達の思いが痛いほど伝わってきたと思います。ごまかしてみたり、強がってみたり、それでもやっぱり本音がもれてみたり。

そんな結果の、プチ合宿へ。
にこっちが何気に女子力アピール(というのは失礼ですが)。
やっぱり髪下ろしてると雰囲気変わりますね~。
春も目前ということですが、夜に窓開けっ放しとか屋上に出るとか、いろいろ心配になるからヤメて~w 場合によっては風邪ひきフラグ・・・w
絵里が暗闇苦手ネタがこんなところでもw 凛「肝試しするにゃ~」→希「特にエリチは大好きだもんね~」→真姫「照明OFF」とか連携良すぎw

Bパートから本戦当日。
ここからステージが徐々に明らかになっていくわけですが・・・今思えば、この辺りから何か予感みたいな物はあったのかもしれません。特にステージ奥のスクリーン。過去に見たことのある物だったので。

「ヒフミ」の3人にキッチリ出番があったのも印象的でした。応援に訪れるシーンと・・・。彼女達がμ’sの縁の下、最大の理解者だったように思います。

ラストライブについては後で触れるとしまして。
パフォーマンス後ひとりひとり名乗っていく辺りから、正直冷静には観てられなかったです。ここまできたな~という感慨と、これがこの9人の最後の舞台なんだな~という寂しさと。

ED曲無しからのエンドロール。そしてその後の挿入歌2への演出は良かったですし、テロップのタイミングは絶妙でした。
アンコールの掛け声(有り得るかどうかはスルー)、メンバー達の表情、応援してくれた人達の姿、穂乃果のモノローグ(というより昔のセリフかな?)。
そして『僕らは今のなかで』のテロップの絶妙なタイミング。

本戦用楽曲については、ここで。
今のところ、良し悪しはまだ何とも。フルバージョンを繰り返して聞いてみての判断になると思います。流れた分での印象は・・・『僕らは今のなかで』を意識して作られていたな~と。
ただ・・・その後に流れる『僕らは~』のインパクトが強すぎて、霞んでしまっている気がします。

『僕らは~』は、僕が「ラブライブ」という作品に触れて初めて気に入った曲だったということもあり、1期で彼女らがその舞台に立つことがなかったという不満もあり、今回最後にこの曲が使われてとても満足しております。
この歌で彼女達の「ラブライブ」が観たかったという願いが、物語の中で叶えられたのですから。

正直、この作品でここまでレビューを書くことになるとは思っていませんでした。要所要所で書ければいいかな~?位に思っていたのですが・・・。

さぁ泣いても笑っても、あと1話。
楽しみにしております。
{/netabare}
 11話-----
{netabare}
音ノ木坂の合格発表からスタート。
雪穂も亜里沙も無事合格できたようで何よりでした。

結局「μ’sをどうするのか?」という問題は、どんな形にしても答えを求めてくるんですよね。本戦が終わるまでは保留としてましたが、そんな心が揺れた状態でベストなパフォーマンスができるのか?という不安も確かなわけで。
メンバー達の問題であるとはいえ、やはり亜里沙のような思いを抱く子もいるわけでして。
雪穂は、μ’sの発端である穂乃果の姿を近くで見ていたからか、何となく状況に気がついていたようですが・・・。

ということで、休日にメンバー全員で遊ぼうという展開に。
今や地区を代表する9人が、ショップを訪れるというのは・・・実際どんな状況、心境なのでしょうね? 自分たちのアイテムが並べられている様はどんな風に映るのでしょう? それを目にする一般人、店員はどんな気持ちなのでしょう?

在校生6人が一致で出した結論は・・・「大会が終わったらμ’sはお終い」というものでした。心情的にも物語的にも、この答えは必然だと思います。
現実のアイドルグループにおいては、メンバーが入れ替わっても名前が存続することが多いように思います。が・・・やはりスクールアイドル。各人制限時間は3年間。どんな形・機会にせよ、区切りを付けざるをえないとも思います。
リアルな方向では、今後このコンテンツをどう展開したいのかは気になります。作品・プロジェクトのタイトルは『ラブライブ』なわけで、「μ’s」に固執しなければならないわけでもないですが・・・にわかとはいえ、一ファンとしてはそれはそれでやり切れない思いはします。

証明写真に9人は・・・無理でしょw 物理的にw
{/netabare}
 10話-----
{netabare}
最終予選の結果を伏せたまま、年末年始へ。
初詣でのA-RISEとの会話で、μ’sの本選出場が判明するわけですが・・・そうなるとやはり気ににってしまうのは、『μ’s』の今後(11話は観たので、結論は知っていますが)。

μ’sに入りたいと無邪気に言う亜里沙に対して、複雑な表情を見せる絵里。
本選が終わるまでは触れまいとする在校生6人も卒業していくことになる3人も、皆がお互いのことを想っているのでしょうが・・・結論はやはり。

ここまで観て、初めてこの作品のキャッチフレーズを知りました。
{/netabare}
 9話-----
{netabare}
スノハレ回。
最終予選当日。学校説明会当日。
こんな日に大雪とは・・・運が良いのか悪いのかw

こんな書き方は何ですが、この期に及んで2年生sが間に合わない展開は有り得ないとは思いましたが。

観客0人の時から支えてくれる、3人の友人達を始め、会場までの道程をサポートした生徒達。この辺が穂乃果の、もしくはμ’sの力なのでしょうか?

いつものEDは無しでスタッフロール。
からの、恐らく最大の見せ場になるであろう『snow halation』。

一応ベスト版は聴いてましたので、知っている曲ではりましたが・・・映像が有ると無いとでは全く印象が違いました。どちらかといえば明るい、如何にもなアイドルソングが好みなのですが・・・うん、この曲も悪くない。
元々のPVとの比較も観ましたが、カット・表情・演出のどれも良くなっていたと思います。個人的には髪を1つにして下ろしてた希のビジュアルが印象的でした。
あとは『間奏終盤~明け直後の穂乃果のソロ』でしょうか。あの表情は良かったです。
{/netabare}
 8話-----
{netabare}
いよいよ近づく最終予選。
普段はメンバーを見守り、誰かを弄っている印象の強い、希の回ですね。

ここまで1期から通してアニメで約20話。確かに希のプライベートって謎だらけでした。見えていたのは、元副会長で、神社で巫女さんやってたこと位でしょうか。

ラブソング。珍しく希が口にした提案・希望ですが。
曲調はともかく、確かにそれらしい歌が歌われた記憶は無いように思います(あくまでアニメの範囲内で)。
主な理由の1つに、作詞担当の海未にその経験が無いから、という物がありますが・・・本当に2期は彼女に厳しいw 弄られ担当といいますか、コメディ担当といいますかw まぁ、これはこれで可愛かったので有だと思いますがw

皆さん恋愛経験無しということで、カメラに向かって小芝居を打つことになるわけですが・・・。何より真姫さんのテンプレツンデレっぷりが素晴らしいw
にこっちの演技は、元のキャラと相まってあざといですw
いや~某CDのジャケットの、髪を下ろして後ろで2つに分けてるのを初めて見た時は、かなりの衝撃を受けたものです。アレはクラクラしましたw

珍しかったのは絵里の、「ラブソング推し」もですね。
普段は・・・有無を言わせず、正論で、何度も主張しない、そんな立ち位置だったように思います。一視聴者ですら違和感を覚えるわけですから、メンバーなら尚更でしょう。

いざ曲作りということで、参考資料は恋愛映画。
各人の反応が軒並み予想通りすぎて面白いw
唯一海未の反応が予想外・・・と言うか、また海未かw それはホラー映画見てるときの反応でしょうw 行動と表情と発言が一致してませんがw

希さん、まさかの独り暮らし。
親の仕事柄、基本独りで学校生活を送っていた彼女にとって、μ’sの9人というのはとても大切な居場所だったわけですね。だからこそ皆で一緒に何かを形にしたいと。
しかし・・・この回想の中の絵里は結構キツそうな印象なのですが、どうやって距離を縮めたんでしょう? その辺見てみたいですね。

見直してみると・・・次の曲が何なのか、大体予想できますね~。
{/netabare}
 7話-----
{netabare}
6話ラストで雪穂が見つけた書類の正体が明らかに。
正直・・・ラブライブや学校行事関連で、穂乃果が何かやらかしたのか?と、一週間、気が気じゃなかったですよw そこまでの重要書類じゃなくて一安心しましたが・・・。

花陽さん、お米好きという設定があったんですね~。
にしても・・・大きさが普通じゃないし、ダイエット中の穂乃果の目の前で食べるとか、鬼かとw

ダイエットの為のランニング中に間食とかw
それを見逃さない辺り、さすがは海未さんw
といいますか・・・(ライブシーンを除いて)海未がいい笑顔を見せると大抵ロクなことになってないw
そして穂乃果の行動は、予想以上に海未に筒抜けという事実w

部活動の予算の件については・・・ツッコミ処満載でしたが。
重要だったのは『にこっちがいてくれたこと』と『この事件そのもの』かと。
{/netabare}
 6話-----
{netabare}
μ’sの個性が何なのか?というお話。
地区予選の前哨戦に向けて、A-RISEへの対抗策は?という試行錯誤を描いたわけですが・・・個人的に2期で一番お気に入りの回です。シリアスなお話も悪くないですが。

A-RISEの強さの影には、資金力がありそうな感じはしますね。
もっとも、強いからスポンサーがいるのか、スポンサーがいるから強いのか、どちらなのかはわかりませんが。

インパクトを残す為に目新しさを・・・という方向性は正しいと思いますが、「らしさ」が消えてしまってはw 楽しませてもらいましたがw
メンバーが他のメンバーの真似をするのは、相当笑わせて頂きました。
穂乃果や真姫は結構ショックだったようですが、結構クオリティ高かったと思いますよw
{/netabare}
 5話-----
{netabare}
凛ちゃん回。2年生は修学旅行ということで不在。
旅行明けにイベント有りなのに、帰還不能でどう乗り切るのか?という流れでした。
1話も雨のシーン有。今回は台風。最終予選では大雪。
2年生の中に雨女が?w

旅行先、雨の為に宿でババ抜きする3人ですが・・・。
ポーカーフェイスが出来ずに負け続ける海未さん。そこまで顔に出たら、勝てませんw
2期に入ってから、彼女こんな立ち位置ばかりですねw
元々海未はお気に入りなキャラなので、こんなギャップ見せられると評価が上がっていくだけなのですがw

2年生が帰ってこれずセンターに抜擢される凛ですが、専用の衣装を前に・・・喜んでいるのか、照れているのか、困惑しているのか。彼女の幼い頃の経験・記憶と仮とはいえリーダーの重責と。その辺考えると、複雑な反応になりますよね。

個人的な印象ですが。
凛の場合、持ち前の活発さが「女の子」という面(表面)を薄くしてるとは思いますが、「女の子(と書くと語弊があるかもですが)っぽく無いか?」というと、そうでもないと思うのです。決して男の子では無く。髪の毛の長さで性別が決まるわけでも無いですし。
とはいえ、彼女のなりの経験もありましょうし、憧れや理想みたいな物もあるんですよね。難しいですよね。

結果的に荒療治的な展開になってしまいましたが、花陽の凛への想いが形になって良かったな~とも思います。

何気に絵里はモデルにスカウト(?)されてましたねw
{/netabare}
 4話-----
{netabare}
夢オチスタートw 結果はともかく、良く出来たシミュレーションでしたw

そしてにこっち回。彼女に限らずですが、1期だけでは私生活などの謎が多かったので、とても楽しめたと思います。

車の隙間をすり抜けるにこっちを捕まえる為に、選ばれたのは凜。明らかに首から下を見て選んでる辺り、希の人の悪さが見えてますw そりゃ不本意だw

妹弟達に何を吹き込んでるんだ?とか思いましたが・・・彼女は彼女なりに苦労してきてるんですよね。「μ’s」で括ってしまいますが、元々にこっちはアイドル研究部だったわけで。
「プライド」と言っても、持つべき物と持つ必要の無い物とあるように思うわけですが、彼女のそれは前者なのだと思います。
{/netabare}
 3話-----
{netabare}
予選開始。

1期では名前は出てもあまり出番の無かったA-RISEですが、2期に入って早くも物語に絡んできました。直に接触してきたり、予選の舞台を提供したり。
意外とμ’sを高く買っていたようで、素直に負けたくないと口にしてました。もっと「上から」来るかな?思っていましたが、油断や慢心は感じられませんでした。彼女らの存在も、この作品の一種のアクセントになっていたのかな?と思います。

舞台提供の申し出に、即決で乗っかる穂乃果の決断力は大したものかと。
「A-RISEと同じ舞台」というのは、考えようによっては、かなりのインパクトになるわけで。普通どっちかが嫌がると思いますし。
{/netabare}
 2話-----
{netabare}
合宿回、再びw 1期は海でしたが、今期は山。

まさかの海未の本気っぷりに笑わせて頂きましたw
彼女の生真面目さが変な方向に行く話、好きです。

宿を提供することになる真姫ですが、1期での印象と比べると(性格が)丸くなった気がします。 別荘の煙突のエピソードは大変楽しませて頂きましたw 意外なピュアさに心が揺れました。

「3年生の為に」と口にした真姫に対して、「歌は全員の為の物」と諭すにこっちですが・・・普段の言動が。 とても良いこと言ってるのに・・・w

実は暗いところが苦手な絵里。またかなり心を揺さぶられたのですが、彼女に限らず意外性が見えて、個人的に満足な回だったと思います。

初お目見えだったEDですが、1期を彷彿とさせる作りだったと思います。9人並んで歌ってるカットとか。曲としては1期より好みです。
{/netabare}
 1話-----
{netabare}
まさかの生徒会長でビックリしました。μ’sで生徒を集め学校存続の立役者でもありますし、校内では有名人なわけで。人選としてはアリだと思いますが・・・推薦人になった絵里も思い切ったものですね~w
海未とことりが脇を固めてますので不安は幾分和らぎますが・・・実務型の会長ではないですよね。 カリスマ性というか人徳というか、人を動かしていくタイプでしょう。

そして・・・やはり開催される第2回ラブライブ。年度末が本選ということで、必然的に3年生にとってはラストチャンス。
まさかの穂乃果の「出なくてもいいんじゃない?」発言でしたが、前回の自身の失敗と現生徒会長という重責、彼女なりに思うところはあったわけですよね。皆は気にしてなくても、本人は結構応えていたのでしょう。

第2回ラブライブは基本実力勝負&一発勝負ということになったわけですが・・・実際こんな大会開くとなると、判定やらシステム的な部分は一体どんな物になることやらw

地区予選からということは、必然的にA-RISEと同じグループということに。
つまりは、ある意味本選並みとも言えるわけで。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 32

nk225 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

「本人関係ないじゃん!」 声優・三森すずこを「ぶち殺す」と脅迫した男逮捕で、問われるファンの“民度”

『ラブライブ!』の園田海未役などでお馴染みの声優・三森すずこに対し、インターネット掲示板に「事務所押し入ってぶち殺す」と書き込んだ男が、威力業務妨害の疑いで逮捕された。このニュースを受け、同事件の男の犯行動機を巡り、色々と意見が飛び交っている。

“黒川鈴子”名義で舞台を中心に活動した後、芸能事務所・響へ移籍し、声優として活動を開始した三森。数多くの作品に出演し、最近は『てーきゅう』(TOKYO MX系)新庄かなえ役や、『電波教師』(読売テレビ系)柊暦役などで活躍中だ。また、徳井青空らと共に声優ユニット・ミルキィホームズとしても活動し、多くのファンに支持されている。

ただファンの中には、熱心を履き違えたファンもいるようで、三森が表紙を務めた雑誌に射精し、その画像を三森に送りつけるなど問題も起きている。

今回逮捕された22歳専門学生の男は、「自分が好きな声優を三森さんのファンがけなしたので腹が立った」と供述し、容疑を認めている。しかし、その犯行動機に関し、「頭おかしいな」「本人関係ないじゃん!」「三森、かわいそうだな」といった声が多く上がっている。また同時に、「けなしたファンにまず問題あるだろ」「声優ファン同士で抗争してろ」など、ファンの“民度”を問うかのような意見も多い。

7月には、『けいおん!』などで知られる声優・佐藤聡美に対し、Twitterで「ライブであなたに危害を加えます」と投稿した39歳の男が逮捕される事件が起きた。この男は、佐藤に「無視されている」と思い込み、脅迫に及んだようだが、佐藤にしたら堪ったものではない。

今回の三森の件にしてもそうだが、一部のファンにより、すべてのファンがひと括りにされてしまうことは多々ある。どうか「ONE FOR ALL」の精神を忘れずに、ファンには応援を続けてほしい。

μ'sはAKB48を超えたのか!?無劣化の二次元嫁はアイドルの完成形!?
ここ最近、「ラブライブ!」の話題に事欠かない。ほぼ毎日と言って良い程、ありとあらゆるメディアに「ラブライブ!」関連の記事が上がり続けている様子はまさに社会現象である。ここまでくると、ラブライブに登場する「μ's」は、既に国民的アイドルと言えるのかもしれない。

つい数年前に同じような状況をAKB48が作り出していたことは記憶に新しいと思う。最近こそ主要人気メンバーの相次ぐ卒業により、最盛期の勢いは・・・なんて声も散見されるものの、やはりその人気は高く今もなお超人気アイドルである事は間違いない。とはいえ、一時代を気付いた主要人気メンバーからの世代交代がしっかり進むかと言えば、それもまた簡単にはいかない事も、このような人気アイドルグループの宿命なのかもしれない。

しかし、μ'sをはじめ、アニメに出てくるアイドルグループは、そう描かなければ絶対に経年劣化をする事はなく卒業もしない。勿論、新しいメンバーが追加される事はあっても、オリジナルメンバーはいつまでもそのままの姿でファン達を魅了する事が出来る。そう言った意味でμ'sは、世の中のファン達の手を離れ、一般的なアイドルグループの進化形の域まで達してしまったのではないか。ある意味でいえば、それこそAKB48という超人気アイドルグループを超える、アイドル史を塗り替える新たな存在と言えるのではないだろうか。

「ラブライブ!The School Idol Movie」公開2日で興収4億円突破!25万人動員に
人気アニメ『ラブライブ!』の劇場版作品『ラブライブ!The School Idol Movie』(監督:京極尚彦/配給:松竹)の公開2日あいだの興行収入が4億円を突破し6月13~14日の興行収入ランキングで1位を獲得したことが15日、発表された。

2013年1月よりTVアニメ1期、2014年4月よりTVアニメ2期を放送し、最終話放送終了後に完全新作劇場版である本作の制作を発表し、ファンには待ちに待った公開を今月13日に迎えていた。

公開館数は121館で、動員は25万1811人、興行収入 4億23万5800円となり、同日公開の公開館数323館で、女優・綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず有名女優ら4人が出演する『海街 diary』(配給:東宝)を押さえる形となった。

ラブライブ!、μ’sのベストアルバム第2弾は初週8.5万枚でオリコン総合首位! 「けいおん!」以来の快挙
5月27日発売のμ’s「μ’s Best Album Best Live! Collection II」が、6月8日付オリコン週間アルバムランキングで総合首位にランクインすることが明らかになった。

発売初週の売り上げ枚数は、8.5万枚。1970年1月のアルバムランキング発表開始以来、アニメのキャラクターによる首位は、TVアニメ「けいおん!」シリーズの劇中バンド・放課後ティータイムが「放課後ティータイム」(2009年7月発売)と「放課後ティータイムII」(2010年10月発売)で獲得して以来4年7ヶ月ぶり。史上2組目の快挙。ちなみに、μ’sのオリコン最高位は、アルバムが「ラブライブ! Solo Live! collection Memorial BOX II」(2014年4月発売)での8位、シングルが「どんなときもずっと」(2014年5月発売)での2位。

なお、本作は、TVアニメ「ラブライブ!」の第1期オープニング主題歌「僕らは今のなかで」(2013年1月発売)からBiBi「冬がくれた予感」(2014年12月発売)までにリリースされた楽曲全38曲に、ボーナストラックとしてPS VITA専用ソフト「ラブライブ! School idol paradise」用のリミックス8曲を収録した3枚組ベストアルバムとなっている。

芸能界にファン多数、“聖地”神田明神は初詣客殺到 今さら聞けない『ラブライブ!』入門
最近、テレビ番組やネットのニュースなどで頻繁に見かける『ラブライブ!』。2015年の正月には作中に出てくる“聖地”、神田明神で初詣するファンやコラボグッズを買い求めるファンも話題を集めた。アニメファンにとっては言わずと知れた超人気コンテンツで、芸能界でもKis-My-Ft2の宮田俊哉やモデルの市川紗椰、フリーアナウンサー・松澤千晶ら多くの著名人がテレビなどで“ラブライバー”(『ラブライブ!』ファンの総称)を公表しているが、「すごく人気があるのは知ってるけど、アニメなのかゲームなのか、よくわからない……」という人も多いのではないだろうか? そこで今回は“今さら聞けない『ラブライブ!』”として、初心者にもわかりやすい『ラブライブ!』入門編をお届けする。

■スタートはアニメでもゲームでもない雑誌&CD
『ラブライブ!』は2010年、雑誌『電撃G’s magazine』(KADOKAWA)、ランティス、サンライズによるユーザー参加型の“スクールアイドルプロジェクト”として始まった。少女たちが廃校の危機が迫った学校を救うべく、アイドルを目指して奮闘するという内容で、開始当初はアニメやゲームではなく、『電撃G’s magazine』誌面でのショートストーリーなどをメインに展開。並行して、同年8月の「僕らのLIVE 君とのLIFE」より、登場キャラクター(声優)たちによるアイドルユニットが三次元に飛び出しCDのリリースをスタートした。

画期的だったのが、当初より雑誌をファンとの“コミュニケーションの場”として活用していた点だ。グループ名や選抜ユニットの公募、楽曲のメンバーを決定する“総選挙”などが誌面上で実施され、それが実際の活動にも反映されていく。ファンはプロデューサー的な立ち位置で『ラブライブ!』に参加し、ともにひとつのコンテンツとして大事に育てていった。この“参加する”“育てる”という行為は、現実のアイドルファンにも通じる部分がある。また、登場するキャラクターたちによるアイドルユニット、μ’s(ミューズ)が“声優アイドルユニット”として現実でも精力的な活動を展開したことも大きかった。コンテンツや声優たちを“自分たちの手で育ててきた”という感情を呼び起こすことで、濃いファンを増やしていったのだ。

それはCDセールスにも顕著に表れている。ラブライブ!名義で発売した「僕らのLIVE 君とのLIFE」は、夏の「コミックマーケット 78」で先行発売され、約2週間後に全国発売されたが、最高位は167位。しかし、ユニット名が“μ’s”と決まった後に発売された続く2ndシングル「Snow halation」では一気に最高74位へと順位を上げた。その後もリリースごとに売上・順位を伸ばし、アニメ化発表後の2012年9月のシングル「Wonderful Rush」ではついにTOP30入り。メンバーから選抜して結成されたユニットのCDも、好セールスを記録した。

■アニメ放送&スマホ向け音ゲーで人気が拡大
そして2013年1月、TOKYO MXほかでTVアニメがスタートすると、「ガンダム」シリーズ等を手掛けるアニメーション制作会社・サンライズによる安定した作画クオリティ、作詞家・畑亜貴らアニメソング界のヒットメーカーが集結した楽曲で、瞬く間にアニメファンを惹き付けることとなった。また、女性アイドルを題材としたアニメでありながら、学園を舞台にスポ根的な要素も内包した“青春もの”が軸となっていたため、女性視聴者も比較的取っ付きやすかったようだ。アイドル活動のなかでぶつかる様々な壁を乗り越え、絆を深めていく彼女たちの“成長物語”は、多くの女性ファンの共感を呼んだ。以前担当者に話を聞いたところ、ファン層はやはり10~30代の男性がメインだが、ほぼ女性キャラクターのみが登場する作品としては「女性ファンの比率が高い印象がある」という。

過去に音楽チームの担当者に話を聞いたとき、楽曲に関しては「歌謡曲を意識している」と話していた。どこか懐かしく耳なじみの良いメロディでありながら、新しさも感じられるサウンドは、アニメファンに限らず、幅広い層に訴求するポテンシャルを持ち合わせている。そしてその魅力を存分に発揮する場となったのが、2013年4月より配信を開始したスマートフォンゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』(『スクフェス』)だ。プレイヤーはμ’sと同じ音ノ木坂学院の生徒となり、リズムアクションによる「ライブ」を成功させることで学校を盛り上げていくという、いわゆる“音ゲー”。ゲームに登場するのはもちろん、『ラブライブ!』の人気楽曲だ。テレビ番組で紹介されたことや音ゲーとしての面白さもあって、『ラブライブ!』を知らない層も取り込むことに成功し、ファン層拡大へとつながった。

■2015年は5周年企画が目白押し
その勢いは2014年に入ってからも衰えるところを知らず、2月にはさいたまスーパーアリーナで2日間にわたってライブイベントを開催。4月よりスタートしたアニメ第2期はOPテーマ「それは僕たちの奇跡」(最高3位)が累積10万枚以上を超えるセールスとなったほか、BD第1巻『ラブライブ! 2nd season 1【特装限定版】』も累積11.7万枚を売り上げるなど、音楽、映像商品が軒並みヒットした。また、内田彩や新田恵海、Pileらμ’sのメンバーとしてブレイクした声優のソロデビューも相次いでおり、今後、ソロアーティストとしても音楽シーンを盛り上げてくれそうな気配だ。

2015年はプロジェクト開始から5周年。1月31日、2月1日にはさいたまスーパーアリーナ(3万人以上を収容できるスタジアムモード)での2daysライブが予定されているほか、劇場版の公開も控える。また、5月からはファン投票をもとに開催地を決定した全国ツアーを開催するなど、記念企画が目白押しだ。2015年1月からはTOKYO MXほかで1期・2期の再放送も実施されている。乗り遅れた人も、この機会に『ラブライブ!』の世界に入り込んでみてはいかがだろうか。

2013年6月16日にパシフィコ横浜国立大ホールで開催された「μ's 3rd Anniiversary LoveLive!」にて制作が発表された。その後、2014年2月8日、2月9日にさいたまスーパーアリーナで開催された「μ's→NEXT LoveLive! 2014〜ENDLESS PARADE〜」にて2014年4月から放送を開始することが正式に発表された。
直前特番として、「春もえがおで1,2,Jump!」が放送・配信された。

プロデュース面では原作のプロジェクトを支える3社に加え、バンダイビジュアルとブシロードが製作に参加している。また、読売テレビの子会社である読売テレビエンタープライズも協力に参加している。シナリオ面では原作の公野櫻子やそれまでのCDでボイスドラマシナリオを担当した子安秀明に代わり、花田十輝がシリーズ構成に参加している。ビジュアル面では原作の室田雄平に加え、西田亜沙子がキャラクターデザインとアニメーションディレクターに、愛敬由紀子がデザインワークスにそれぞれ参加しており、アニメーション制作も彼女らが多く関わってきたサンライズ第8スタジオが担当している。

当初、花田十輝は『けいおん!』の経験から日常系のゆるやかな作品を構想していたが、京極尚彦監督の「女の子の成長ドラマをきちんと描きたい」という意向を受けて構成を改めた。このテーマを活かすため、メンバー内での先輩になる3年生キャラクターの性格は再検討が行われ、絵里が父親役で希が母親役、にこはアイドルとしての自分を作っているという役回りになった。さらに成長ストーリーとして徹底するため、劇中での目標だったアイドル大会出場は断念し、逆境での心境を描く展開となった。ファンからは「μ'sが大会に出場するところも見たかった」という声も寄せられたが、仮に出場するところを描いたとすると第8話以前の内容を削る必要があり、京極は「あれ以上駆け足で描きたくはなかった」と語っている。

地上波・BS放送での提供クレジットは、μ'sのメンバーが担当している。ただし、メンバーの違いによる読みの変化はなく、「この番組は、ご覧のスポンサーの提供でお送りします」という標準の言い回しで統一。

オープニングテーマ
「それは僕たちの奇跡」(第1話 - 第12話)

エンディングテーマ
「どんなときもずっと」(第2話 - 第8話、第10話 - 第11話)
エンディングの最後に登場するキャラクターは週によって異なる。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 30

83.0 23 百合アニメランキング23位
きんいろモザイク(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1895)
9285人が棚に入れました
イギリスでホームステイをしていた忍に、帰国からしばらく経った高校1年生のある日、一通のエアメールが届く。
差出人はイギリスで出会った少女、アリス。なんと今度はアリスが日本に来るという。アリスと忍、クラスメイトの綾と陽子、さらにもう一人のイギリス少女、カレンも巻き込んだ日英美少女ミクスドコメディ。

声優・キャラクター
西明日香、田中真奈美、種田梨沙、内山夕実、東山奈央、田村ゆかり、佐藤聡美

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『わかば*ガール』放送開始記念 Episode 12「きんいろのとき」視聴。

大宮忍、15歳。
黒髪たれ目の純和風女子高生ですが、中学生の頃はイギリスに(少しだけ)ホームステイしてました。
帰国後も外国への想いをつのらせていた忍に、ある日一通のエアメールが届きます。

「シノブ、今度は私が日本にいくよ!」
差出人はアリス・カータレット。
ホストファミリーの一人娘で、金髪碧眼の英国少女!
クラスメイトの小路綾&猪熊陽子に、アリスのライバル幼なじみにしてもう一人のイギリスっ子の九条カレンも巻き込めば、5人の日々はきらきら輝くモザイクみたい――

日英美少女ゆるふわ学園コメディ、はじまるよ!

Episode 1「ふしぎの国の」
高校1年生になったばかりの大宮忍。
まだ慣れない制服を着て登校しようとする彼女は、玄関の棚の上に一通のエアメールを見つける。
差出人は、忍が中学生の時にホームステイをした家の女の子、アリス・カータレット!
忍はその場で手紙を読み始め、クラスメイトの小路綾と猪熊陽子との待ち合わせに遅れてしまう。
手紙は英語で書かれていて、忍は何が書かれているのか全くわからず、綾も断片的にしか理解できない。
学校に着くと、担任の烏丸先生に今日からクラスに編入生が来ることを知らされる。
その編入生の正体はなんと、イギリスからやって来た金髪の少女アリス・カータレットだった!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、九条カレン

Episode 2「ちっちゃくたって」
忍の家にホームステイにきて数週間、アリスは新生活にもだいぶ慣れてきて、憧れの日本での高校生活を楽しんでいた。
おっとりして優しい忍。
しっかり者だけど時々おっちょこちょいの綾。
明るくて元気でよく食べる陽子。
背が低いことがコンプレックスで少し人見知りのアリスにも、仲良しな友だちが出来て幸せな日々を送っていたのだが…。
アリスは、ふと自分がみんなからどのように思われているのかが気になって、考え込んでしまうのだった。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、小路綾、猪熊陽子

Episode 3「どんなトモダチできるかな」
アリスがやって来たせいか、忍、綾、陽子は最近よく街中で外国人を見かけるような気がしていた。
すると、陽子がこのあいだも金髪少女に会ったと言い出す。
金髪少女というフレーズにテンションが上がる忍は、陽子から詳しい話を聞き出そうとする。
陽子が会った金髪少女の正体は、アリスのイギリスでの友だち、九条カレン!
日本に住むことになったカレンは、忍たちの学校へと転校してくる。
忍はアリスよりも英国人っぽいカレンに、すっかり目を奪われてしまう。
そんな忍の様子を見て、アリスはカレンに妬いてしまう…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 アリス・カータレット、猪熊陽子、九条カレン

Episode 4「あめどきどきあや」
風邪をひいて学校を休む忍。
学校ではアリスたちが忍のことを心配している。
すると陽子が駆け寄ってきて、下駄箱に手紙が入っていたことを告げる。
アリスとカレンはラブレターだと騒ぎ立てるが、綾は一人だけ中を見ていないのだからラブレターかどうか分からないと言い張る…。
手紙の内容が気になってしょうがない綾は四六時中、陽子の動向を注視するが、陽子はいっこうに手紙を読もうとはしない。
そんな陽子の素振に綾は、授業中一人もんもんと悩んでしまうのだった。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、小路綾

Episode 5「おねえちゃんといっしょ」
忍は数学のテストでなんと0点を取ってしまう。
見かねた綾が、学校で忍に勉強を教えていると、陽子やカレンも綾に勉強を見てもらいたい、と言い出す。
今度の休日に、忍の家に集まってみんなで勉強会をすることになった。
勉強会の合間、忍の姉でモデルの勇の部屋でカメラを見つけたカレン。
いつの間にか、勉強会だったつもりが、写真を撮るのが好きだという勇に公園へと連れられて皆で思い思いのポーズをとりながら撮影会をすることになってしまう…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、猪熊陽子、九条カレン

Episode 6「金のアリス、金のカレン」
いよいよ来週から夏休み。
忍たち五人は、みんなで一緒にどこかへ遊びに行きたいと盛り上がる。
すると、海へ行きたい陽子と、山へ行きたいカレンとで意見が対立してしまう。
結局カレンの熱意に押されて、夏休みはみんなで一緒に山へ出かけることに…。
カレンのパパと一緒に山にやってきた五人は、おおはしゃぎ。
突如、カレンが渓流釣りを始めると言い出す。
しっかりと釣り道具の準備もしてきたカレン。
すると、イギリスにいた頃、よく釣りをしていたアリスが、忍にいいところを見せようと、カレンに対抗心を燃やし、釣り対決が勃発する?!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 アリス・カータレット、小路綾、九条カレン

Episode 7「はらぺこカレン」
いつものように、お昼休みに忍たちのクラスにやって来るカレン。
両手には、お菓子やパンの袋をいっぱいに抱えている。
どうやら人気者のカレンに、クラスメイトたちはお菓子やパンを与えてくれるらしい。
アリスは、そんなカレンを見て日本に来てから少し太ったのでは、と疑問を投げかける…。
その一言にショックを受けるカレン。
カレンにダイエットを薦めるアリスだが、今までダイエットをしたことがないカレンは方法が分からない。
カレンたちは、ダイエット方法の参考になる人を探して、烏丸先生や綾、陽子や忍にアドバイスを求める。
みんなそれぞれ違うことを言っているが、まずは自分の体重を知ることが最重要ということを学んだカレンは、意を決して体重計に向かう!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 小路綾、猪熊陽子、九条カレン

Episode 8「きょうはなんの日?」
学校祭の準備で盛り上がっている忍たち五人組。
アリスのクラスは喫茶店、カレンのクラスは演劇の準備でとにかく大忙し。
学校祭の前夜、アリスがうれしそうにカレンダーに印を付け、明日は忍との大事な記念日だと告げる。
しかし、忍はその記念日が何の日かを思い出すことが出来ない…?!
忍は、一生懸命その記念日を思い出そうとするが、翌日になっても思い出すことが出来ず、とうとうアリスを怒らせてしまう。
せっかくの楽しい学校祭の日なのに、アリスを怒らせてしまったことに責任を感じた忍は、意を決してある行動を取る?!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、猪熊陽子

Episode 9「ねないこだれだ」
学校から下校途中の忍たち。
綾は今夜、親が旅行に行っているため一人でお留守番をしなければならないらしい。
はじめは、さりげなくみんなに心細いアピールをする綾だが、みごとにスルーされてしまう。
陽子に突っ込まれ、ようやく、みんなが綾の家に来てお泊まり会をすることになる。
綾の家のキッチンで、みんなで夕食を作ろうとするが、きっちりと調味料の分量を量る綾とは対象的に、目分量でいいと割り込んでくる陽子。
結局、綾と陽子の言い合いになり、追い討ちをかけるようにアリスとカレンが頭で生卵を割り出し、キッチンは大変なことになってしまう…。
いったいどんなお泊まり会になるのか、先行きは大いに不安である…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 アリス・カータレット、小路綾、猪熊陽子

Episode 10「すてきな五にんぐみ」
朝、テレビの占いコーナーを見ていた忍とアリス。
自分の運勢が一位だったので喜ぶ忍とは対照的に、最下位だったアリスはショックを受ける。
占いを信じきっているアリスは、出来るだけ幸運な人の近くにいたいとずっと忍について行くが…。
登校途中に車に水たまりの水をはねられたり、電柱にぶつかったりと不運が続く忍を見て、自分の不運が忍に移ったのでは?と心配するアリス。
そんなアリスの心配を余所に忍は、ちょっとしたことで良いことがあったと大喜びし、アリスは忍のポジティブさに感涙してしまう。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、小路綾、九条カレン

Episode 11「どんなにきみがすきだかあててごらん」
新年を迎え、学校で初夢について雑談している綾と陽子。
いきなり和服姿で現れたカレンは、アリスが大変なことになってしまう初夢を見たと言い出す。
そこに悲しげな顔をした忍がやってくる。
そしていつもとは雰囲気が違うアリスが、イギリスの制服姿で登場する?!
何を話しかけても英語でしか返事をしないアリス。
忍は、なんとか原因を探ろうとするも何を言っているのかさっぱり分からない。
困った忍は、英語が分かるカレンと烏丸先生に事情を聞いてもらうのだが、どうやら原因は忍にあるのだという…?

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、九条カレン

Episode 12「きんいろのとき」
新学期が始まり、二年生となったアリスがわくわくしながら登校するも貼り出されているクラス替えの表を見て、一気に放心状態となってしまう。
アリスは、忍と別々のクラスになってしまった。
元気を取り戻すことが出来ないアリスに、同じクラスの陽子はすっかり困ってしまう。
そこへ、アリスたちのクラスに忍たちが遊びにやってくる。
陽子と別々のクラスとなってしまった綾までもがアリスと同様に元気がない。
ちょっと教室が離れてしまっただけという忍と大げさだという陽子に対して、綾とアリスは必死に反論するが…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、小路綾、猪熊陽子、九条カレン

【アニメキャラの魅力】可愛いけれど天然鬼畜なこけし系女子「大宮忍」の魅力とは?
イギリスでホームステイをしていた「大宮忍」は、ホームステイ先の女の子のことをずっと忘れられずにいました。なぜならその女の子は金髪で、何を隠そう忍は金髪が大好きだったからなのです。帰国からしばらくが経ったある日の事、高校一年生になった忍のもとに一通のエアメールが届きます。なんと彼女が日本に来るとのこと。そうしてホームステイ先の女の子が留学してきたことから、『きんいろモザイク』のストーリーは始まるのです。ほんわかとするような心あたたまるギャグ系日常漫画『きんいろモザイク』のヒロイン「大宮忍」についてご紹介したいと思います!

■こけしのように可愛らしい日本女性!
大宮忍の魅力について語るならば、外せないのがその容姿です!黒髪ミディアムぱっつんという髪型は、昔ながらの日本女性のようで「清純」をイメージさせますよね。身長も低く胸も慎ましやかで、なんとなく「こけし」を連想させるような容姿をしているのが、大宮忍という女の子なのです。そんな忍ちゃんはこけしのような外見ではありますが、私服はゴスロリというギャップを持っており、そのギャップにキュンキュンにやられます。

■天然鬼畜
また、忍ちゃんは「鬼畜こけし」とインターネット上で形容されるほどの鬼畜っぷりを発揮しています。しかし、その鬼畜さは決して狙ってやっているわけでもなく、ドSなわけでもなく、何も考えずに天然で発揮されるものなのです。本人には決して悪気が無いのですが、周りの女の子にかなりの影響を与えていることが多く、こんなに可愛いのに実は黒いのではないか?なんていうギャップも、忍ちゃんの大きな魅力となっているような気がします。

■気遣いもできる
また、忍ちゃんは鬼畜なだけではなく気遣いもできるのです。きちんと周りのことを気にかけて行動できるというのは、男性的には大きな魅力ですよね。その気遣いが空回りした結果、天然鬼畜を発揮することは多々あるのですが、そんな「気遣いの空回り」という部分もまた萌えを誘うのではないかと思います。

■貴重な天然ボケ要員
きんいろモザイクには、ツッコミキャラが多いのに対してボケキャラが若干少ないような印象があります。ボケキャラといえるのは、大宮忍と九条カレンくらいでしょう。その他のメインヒロイン達は全員ツッコミキャラです。そんな中、天然のボケ要員というのはとても貴重なのです。鬼畜にしても笑いにしても、忍ちゃんは決して狙うことがありません。全てを天然でやってのけるというのが、忍ちゃんの忍ちゃんたる所以なのです。

■慎ましい性格
鬼畜だのなんだの散々言ってきましたが、決して自らを主張することのない慎ましい性格をしているのが忍ちゃんです。いつもは話の中心から少しだけそれたところに居て、いろいろな人の話を盛り上げようとしたり、話を聞いてそれに反応する形でグループの輪に入っています。そうやって影から会話を支えているような慎ましい性格も、忍ちゃんの魅力の一つではないでしょうか。お胸の方も・・・慎ましやかですしね。

きんいろモザイク、原作はまだまだ続いております。これからの忍ちゃんの活躍は二期に期待ですね!

【アニメキャラの魅力】笑顔はじける天真爛漫ハーフガール「九条カレン」の魅力とは?
のんびり日本人の忍と、忍が大好きなイギリス少女の呑気な交流を描いて人気を博したきらら系アニメ『きんいろモザイク』。「九条カレン」は、その天真爛漫さから登場キャラクターの中でも特に高い人気を得ました。

■そうは見えないけれど実はお金持ちのお嬢様
カレンは日本人のお父さんとイギリス人のお母さんの間に生まれたハーフの女の子です。イギリスの田舎町に住んでいましたが、幼馴染のアリスが日本に留学したのを知り、お父さんに日本がどんなところか聞いてみたところ、気軽に「しばらく日本に住んでみるか?」と言われ、日本のアリスと同じ学校に編入してきました。

お父さんはお金持ち。日本での九条家はマンションのようなビルを丸ごと一つ。カレンは相当なお嬢様ですが、そんなことを鼻にかけることはまったくしない良い子です。

■いつでも元気いっぱい
カレンを漢字で書くと「可憐」。日本でもイギリスでも通じるようにとお父さんがつけてくれた名前です。しかし、カレンは「可憐」さとは無縁の元気少女。どちらかというとひまわりのように、いつも満開の笑顔で元気に飛び回っています。

いつも一緒にいるアリス、忍、陽子、綾のグループとも仲良しですが、カレンはグループ単位でないと行動できない・・・というタイプではありません。一人でラーメン屋さんに入ってみたり、時には高校生とは思えない無邪気さで、町で見かけた猫を追いかけて見知らぬ所まで行ってしまったなんてこともありました。

■ポジティブコミュニケーション
カレンが日本に来た当初、カレンの金髪美少女ぶりに近づきがたさを感じたクラスメイトは、なかなかカレンに話しかける事ができませんでした。クラスメイトと仲良くなりたいと思っていたカレンは、ホームルームのときに手を上げて教壇に上がり、クラスメイトたちに「みんなと仲良くなりたいデス!」「お気軽に話してくだサイ!」と呼びかけます。それが功を奏し、カレンはクラスで人気者になりました。ただ、その人気ぶりは度を越して、クラスの女の子たちから毎日パンやお菓子を与えられるようになったりも・・・(笑)。

カレンは人と垣根を作らない性格である反面、時には悪気はないけれど無遠慮なことを言ってしまうこともあります。しかし、それすらも許されてしまうのは、カレンの明るいキャラクターによるところが大きいでしょう。

■流暢なカタコト!?
日英のハーフとはいえ、イギリス育ちのカレンの母国語はクイーンズイングリッシュです。日本語のほうはカタコトなのはご愛嬌。でも、純粋なイギリス人のアリスのほうが日本語が上手なのはどうなんでしょう?ただ、カレンのカタコト日本語は、特に聞きづらいということもなく、むしろかわいいのです。朝のあいさつ「オハヨウゴジャイマース」はカレンのクラスで流行語になりました。

日本に来て半年以上経った頃、陽子にそろそろ普通に話せるのではないかと言われたカレンは、カタコトが癖になってしまっていると言っています。陽子に対して素直になれない自分に嫌気がさした綾が、カレンの真似をしようとしたときは、カタコトのしゃべり方をもっと流暢にするようにと指導したりも。

ちなみにそんなカレンですが、忍のお姉さんでカレンのあこがれでもあるモデルの勇に初めて会ったとき、一度だけカタコトではなくなったことがあります。

■カレンをもっと楽しませてあげたい!
カレンは元気な子犬のような女の子です。お嬢様育ちのせいかちょっと世間ずれしているところもありますが、それも彼女の魅力となっています。こんな好奇心旺盛なカレンちゃんを、庶民しか知らないような場所へ色々と連れて行って喜ばせてあげたいものです(妄想)。

【アニメキャラの魅力】金髪ツインテールがまぶしいイギリス少女「アリス・カータレット」の魅力とは?
「きらら系日常アニメ」のひとつである『きんいろモザイク』。日本人の女の子とイギリス人の女の子の呑気な日常を描いたのんびりした作品は、現実の社会に疲れた人々の癒しとなり人気を得ました。その主人公の一人でイギリスから日本に留学してきた女の子が「アリス・カータレット」です。

アリスはイギリスののどかな田舎に住む金髪の女の子。中学生のときに、自宅に1週間ホームステイした同い年の日本人の女の子「大宮忍」となかよくなり、高校生になって忍と同じ学校に通いたい一心で、日本の忍の学校に留学してきました。

■シノのことがとっても好き
アリスは忍が大好きです。留学してきて、友達が忍を「しの」と呼んでいたので、自分もシノと呼ぶことにしました。

金髪ツインテールのアリスは、いつも赤い玉の付いたかわいい簪を挿しています。それは、忍がホームステイしたときに、日本のおみやげとしてくれたものです。ホームステイのときにお互い言葉が通じなかったため、アリスは忍に会うために、幼馴染で日英ハーフのカレンのお父さん(日本人)に日本語を一生懸命習って、日本に来たときにはもう流暢な日本語を話すことができました。

日本に来たアリスはまるで子犬のように忍について歩きます。アリスは部活に入っていませんが、「シノ部」の部長を自称しています。「シノ部」とはシノとお話したりお弁当食べたりする部活だそうです。日本の信仰心を伴わないクリスマスにちょっと批判的なアリスでしたが、忍に「今年のクリスマスはアリスと過ごせて嬉しい」と言われたアリスは、「日本のクリスマスはシノと過ごす日なんだね」と満足げでした。

しかし、2年生のクラス替えで忍と違うクラスになってしまったときはちょっと病みぎみになって、忍と似ているこけしを机の上に置いて慰めにしたこともあります。

■ちょっと嫉妬深い
そんな忍が大好きなアリス。忍が好きすぎて嫉妬してしまうこともあります。英語が苦手なくせに通訳になりたい忍にとって、担任で英語教師の烏丸先生はあこがれの人。それを知ったアリスは烏丸先生にライバル心を燃やします。そして、烏丸先生が忍のことを(生徒として)好きと聞いたアリスは違う意味の好きと勘違いして先生を監視したこともあります。

幼馴染のカレンが同じ学校に編入してきたとき、金髪少女好きの忍はカレンに夢中になり、人懐っこいカレンも忍に懐きます。それを見たときもアリスは嫉妬してしまいます。その嫉妬が最高潮に達したのはお正月です。忍があまりに日本に慣れすぎてしまったアリスより、他のブリティッシュガールに夢中になっているという初夢をみたアリスは、忍の気を引くために英語だけをしゃべるようになります。しかし結局英語がまったくわからない忍に自分のことを嫌いになったのかと言われてあっさり折れ、ついでに「I like you!」と気持ちを伝えたのでした。

■かなりの日本オタ
忍がホームステイを終えて帰国した以降、アリスは忍を思うあまりに日本についても興味をもち、日本語学習と平行して日本のことをいろいろ勉強しました。日本に来たアリスは忍の家に住んでいます。忍がベッドで眠るのに対し、アリスは床に布団を敷いて寝ています。忍の朝ごはんはパンにジャム。でもアリスの朝ごはんはご飯と味噌汁と納豆です。

家の敷居は踏んではいけないとか、初夢に悪夢を見たときに宝船の絵を流す「縁起直し」をするなど、今の日本人でも知らないようなことまで知っているアリス。でも、そのせいで「外国人らしさ」がなくなり、言動がアリスより外国人らしいカレンに忍の目が行ってしまうというのが悩みの種でもあります。

■ああもうシノと結婚してしまえばいい
そんなアリスの萌えポイントは、小学生のときから3cmしか伸びていないという小ささと、忍に対してとにかく一途なこと。これだけアリスに慕われているというのに、忍の浮気性なところはどうにかならないものでしょうか?いずれ、国籍も性別の壁も乗り越えて忍と幸せに結ばれればいいと思います。

TVアニメ『わかば*ガール』OPテーマはRayさんが歌う「初めてガールズ!」に決定!
7月より放送開始のTVアニメ『わかば*ガール』のOPテーマをRayさんが担当することが発表された。楽曲タイトルは「初めてガールズ!」に!

TVアニメ『わかば*ガール』は、2015年7月よりTOKYO-MXとBS11にて、30分枠でショートアニメを一挙に3本連続で放送する「ULTRA SUPER ANIME TIME」枠にて放送される予定です。

<TVアニメ「わかば*ガール」>
TOKYO-MX:7月3日~毎週金曜日
BS11:7月5日~毎週日曜日

『アニメ流行語大賞2013』投票結果はこうなった!
23位:きん!ぱつ!『きんいろモザイク』
35位:鬼畜こけし『きんいろモザイク』

2013年7月より9月までAT-X、TOKYO MXほかにて放送された。全12話。「まんがタイムきららMAX」連載作品のアニメ化は、『かなめも』以来4年ぶりである。ロゴの英字表記は「gold mosaic」から「kin-iro mosaic」に変更された。英語監修として、ニチイ学館が運営する英会話教室「COCO塾」が協力している。

他作品とのコラボレーションとして『ゆゆ式』(まんがタイムきらら連載、同年4月-6月にテレビアニメを放映)とのエイプリルフール企画で公式ホームページでの登場人物の入れ替えが行なわれたほか、本作の第6話では作中に登場した雑誌「アニメタイムきらら」の巻中特集のキャラクターとして登場した。また、放送直前の6月24日には芳文社本社にて『恋愛ラボ』との巨大看板が掲示された。

2014年3月21日に続編の製作が発表され、4月19日にテレビアニメ第2期として製作されることが正式に発表。7月19日のアニメ公式サイト上にて、第2期のタイトルが「ハロー!!きんいろモザイク」になることが発表された。それに伴い、公式サイトがリニューアルされ、新キービジュアルが公開された。2015年4月より放送予定。きららMAX作品において2度アニメ化されるのは同作が初。

オープニングテーマ
「Jumping!!」

エンディングテーマ
「Your Voice」
中塚のアルバム「GIRLS & BOYS」(2006年発表、ゲストシンガーとして土岐麻子が参加)収録曲のカヴァー。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 52
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

全話鑑賞済。何事にも区切りはあれど、寂しさは否定できません。総評らしきものも。

原作既読。

『物語2nd』『ロウきゅーぶSS』と並んで、今クールにおける個人的な軸作品だったわけですが・・・。やはりこの作品をTOPに挙げたいと思います。

採点&総評------
{netabare}
物語・・・原作ネタの順番を前後させながらも、関係した部分を綺麗に纏めてあったと思います。1話冒頭からの『シノのホームステイ』パートはかなり好評価でした。まさかあれで泣かされるとは思いませんでした。

作画・・・途中の数話を除けば綺麗に&可愛く描かれていたように思います。中盤以降は視聴に慣れてしまった為か、あまり大きな粗は見つかりませんでした。

声優・・・どのキャラについても違和感も無く、すんなり受け入れられました。特に個人的にカレン役の東山さんを推したいですね~。天真爛漫なカレンを魅力的に演じておられます。尚、劇中にたま~に出てくる『英語セリフ』ですが・・・頑張ってらっしゃるな~と、素直に。日本のアニメにそこまでの『完全さ』を求める必要性は無いと思っております。可能かどうかも含めて、です。中盤はあまり英語の出番はなかったですが・・・w

音楽・・・やはり個人的にはOP曲の『Jumping!!』がツボ。明るくて賑やかで色々な表情を見せてくれる、聴いていて楽しくなれる曲でした。出勤や出かける際の車内でヘビロテ中です。こういう多すぎない人数(女性ボーカル限定)で歌う楽しい曲がこのところの好みなようです。BGMも作品の雰囲気にマッチした、聴きやすい物だったように思います。

キャラ・・・シノ&アリス、綾&陽子のやりとりとかも好きですが、何は無くともやっぱりカレン、彼女に限りますね~w 天真爛漫・フリーダム。でもちょっとおバカなところが、心を癒してくれましたw 猫耳カレンが欲しいw
{/netabare}

12話鑑賞後--------
{netabare}
ついに最終話を迎えてしまいました。
カレンの天真爛漫さに癒される日々が終わってしまうのは、とても残念でなりません。

ということで・・・Aパートは2年生編の導入部でしたね。
シノ・綾・カレンがA組、アリス・陽子がC組と、ある意味国境以上の教室の壁が5人を分ける結果になりましたw アリスと綾の動揺っぷりがハンパ無いw

始業式の描写では『クッシーちゃん』こと久世橋先生の姿も見られたので、ちょっとはカレンと絡んでくれるか?と期待しておりましたが・・・そういう描写は無く残念でした。

まぁ・・・あえてキリを付けるのならば、ココになるんでしょうか。これ以上を描くと2年生編に本格突入してしまいますし、何より原作ストックが・・・ですし。

Bパートは、若干原作に則した(?)オリジナル(で良いんですよね?)パート。
まさかのミュージカル調で驚かされましたw
気のせいか・・・シノ&カレンがメインのお話だったようなw
{/netabare}
11話鑑賞後--------
{netabare}
「そろそろ最終回」と考えると・・・改めてどれだけこのアニメを楽しみにしていたのかを実感します。
秋クールに、コレに匹敵できる作品があるのでしょうか。

エピソードとしましては「クリスマス」~「年末&年始」~「卒業シーズン」と、3学期的でした。
しかも「春から2年生」的な発言が聴こえましたが・・・期待しちゃって良いんですかね?w いや~原作は・・・(略w 観れるなら、是非。

カレンのコスプレ(?)七変化、ごちそうさまでしたw どっちの姿も可愛かったです。
「メリクリ~」「あけおめ~」「ことよろ~」て、どんだけ日本人なの!?とw
クリスマスプレゼントの希望は『愛』ですかw しかも「もっとハイパーなの」をw
いきなり日本の学校に編入してきたり、山登り&渓流釣りのサポートをしてもらったり・・・その他諸々、(綾のセリフではないですが)十分に愛されているでしょうw

街をあげてのクリスマスイルミネーションということですが・・・実際にやるとなると、屋根付近とかそれより上とか、どう飾り付けるのでしょう? 屋上(屋根の上)に出られる建物はともかく、和風な家屋とかは?

何だかんだで、結構な頻度で無理難題を押し付けられているような感じのある綾。今回は(も?)カレン。
ダジャレを要求された挙句、リピートと解説まで求められる始末。不憫すぎですw

ラス前だからか、カレンばかりに注目してしまうのは・・・お気に入りの性でしょうか?w
年始に学校で着物。
是非1年後、つまりは2年生時にもやって頂きたいw
そしてクッシーといつもの絡みを見せて下さいw

いよいよ次で最終話。
ストックから予想すると、すぐに2期とかは無さそうなのが、とても残念です。
12話は2年生編に入るのか、オリジナルをやるのか。
心して明日の放送を待ちたいと思います。
{/netabare}
10話鑑賞後--------
{netabare}
烏丸先生を多めに絡めつつ、野球&休日ネタ。

教室を間違えてみたり、サプライズを潰してみたり、何気に天然生徒キラーな感じのする烏丸先生ですが・・・。担任の先生をお祝いするための仕掛けを台無しにしてしまったわけですが・・・その後はどうなったんだろう、と本気で心配してしましますw
アリスにライバル(?)扱いされたり、綾に無理難題(一発ギャグにツッコむのは結構難易度高いかとw)を吹っかけてみたり、真面目な生徒を素で困らせている印象ですかね~。

空太と美月、登場~。
陽子の弟&妹ですね~。
個人的にはカレンの隣の席の娘さんを、もうちょっとピックアップしてあげて欲しいですね。穂乃香さんでしたっけ?(字間違ってましたら失礼しました)

少々苦言みたいなもの。
ここ2回、画の荒れが結構目立っているように感じます。
他の作品と比べるのは間違っているのかも知れませんが・・・『咲シリーズ』『Aチャンネル』『織田信奈の野望』『この中に1人、妹がいる』等。それなりに観てきていますが、「基本の差はあれど、大荒れはしない」そんな印象を抱いているのですが・・・。特に引いた場面での粗が目立つ気がします。各キャラのアップではあまり感じないのですが・・・。
{/netabare}
9話鑑賞後---------
{netabare}
綾宅でのお泊り~何故だか綾がカレンに師事する展開になり、仲直り~かくれんぼという、珍しく時間経過の早くない回だったように思います。Cパートのかくれんぼについてはその限りでは無かったかもしれないですが。

アリスのバイブルが国語辞典であることが判明。
・・・せめて他の形態の物にしませんか?w 書籍とか文学とか。

そして遂に判明するカレンの自宅(マンション)w
建物全部借り切る必要性はあるんですか?w

小路邸での5人のやり取りは、どれもマッタリゆっくり観ていられましたね。
醤油の分量での陽子と綾(あそこからよく持ち直したなとw)。
見よう見まねで『頭で』生卵を割る、アリスとカレン。
卵の汚れを落とす為に入浴する2人を想像するシノ(若干危ないw)。
『何か忘れている気がする』物の正体は、大宮家の肉じゃが。
どれもこれもお約束な展開で、安心して観ていられました。
ねぐせでおデコ丸出しの綾は・・・可愛かったw

BパートはAパートからの続きで。
ねぐせの時のやり取りを気にしている綾なわけですが・・・。

綾&カレンという組み合わせは新しかったかと思います。
どういう流れかカレンが師匠になって変な特訓をするハメになるわけですが・・・。『流暢なカタコト』って、何ですか?w
普段の行動を見ているとカレンの立ち位置は『トラブルメーカー』や『ムードメーカー』のように思えますが、今回に限っては綾の背中を押してあげる、違った一面を見ることができたように思います。

今回のCパートは長めで。
原作の中でも数少ない非4コマネタでした。
個人的に好きなエピソードだったので、やってもらえて嬉しかったです。
かくれんぼを提案するカレンの可愛らしさ。
見過ごされそうになってむしろ自己申告で発見される綾。
カレンのハンカチに誘き出されるシノ。

今回は総じて和める回だったように思います。
{/netabare}
8話鑑賞後---------
{netabare}
文化祭(学校祭)回でした。

甘味処vsメイド喫茶。結局2つを混ぜるという方法で決着をみたわけですが・・・。どちらも日本文化な気がw メイドそのものは日本の物では無いでしょうが、「メイド喫茶」は海外には無いでしょう(多分)w

度々コケシにたとえられるシノではありますが・・・金太郎はさすがに酷いw アリスって何気にキツい部分ありますよね~w

アリスと陽子の和服、綾のメイドコスは新鮮味ありますが、シノのは・・・w 視聴者としても目新しくないのに、実の姉が慣れていないわけが無いw

カレンの接客姿を想像する、陽子が酷いw 勝手にしておいて、「うぜ~」てw ウエイトレス姿のカレン、可愛いじゃないですかw

1-Aの出し物は演劇ということでしたが・・・「物語的」にはスルーするにしても、引きの構図だけで描いてしまったのは頂けない。観客の視点としての演出なのかもしれないが、最低カレンの表情は必要な場面だと思います。このシーンについては正直、原作の何分も再現できてないと思います。
勇姉と友人の登場は良かったですが・・・。

かんざしのお返しの「リボン」。装着後のシノの姿が、『Aチャンネル』のるんちゃんにソックリでw おデコをスッキリみせていたら、まさにそのものだったかとw

今回に限った話ではないですが、個人的にアバンやCパートや次回予告での小ネタが結構ツボです。
『どんまい』は完全な和製英語というわけでもなく、実際の英語とは意味が異なるみたいですね。
{/netabare}
7話鑑賞後---------
{netabare}
烏丸先生のジャージ(上のみ)を借りたアリス(何処かで見た格好だと思ったら、『咲 阿知賀編』の穏乃さんでした)。
破壊力大w とは思いますが・・・体育の授業を受ける上では、短パンなりそれに代わる何かは最低限必要ですよね~w

体重計の数値を見せない辺り、作品の雰囲気などへの『配慮』なんでしょうね。設定そのものが無いという可能性もあるのかもしれませんがw

Bパートのテストネタは・・・何処からどう見ても、大丈夫そうな感じが全くしないw フランス語が混じっていたり、気合で透視だったり、鉛筆転がしたりw
今回シノの英語は良かったようですが、普段の他の教科はどうなんでしょう?w

今回は総じてテンションは抑えめの展開だったな~と。
というより多分、5話&6話が結構飛ばし気味だったんでしょうね~。

7話で秋のネタということは、今期では1年生編までということになるのでしょうか。いろいろ新展開な2年生編も面白いので、アニメで観てみたいわけですがw
{/netabare}
6話鑑賞後---------
{netabare}
前回レビューではかなりサラッと感想書いてしまっていますが・・・。元々面白いと思っていましたが、ここに来て、またかなり面白くなったと感じています。

ということで6話~。

冒頭から「山手線ゲーム」ということですが・・・暑苦しいw アバンからそのテンションか!?とw そしてツッコむのは綾だったわけですが、何だかんだで、彼女も結構アツいw

土日でピューっとハワイを往復してきたり、デカいトレーラーを用意してみたり。カレンはどれだけのお嬢様なんだろ?とw
かと思えばラーメン屋エピソードとか勇姉への対応とか、意外と(?)庶民っぽい部分も結構感じられるようにも。

勝負に負けてグズるカレンに根負けして旅行先を譲る辺り、陽子はやっぱり姉御肌だな~とw

『綾の手製弁当』と聴いた瞬間、前回のエピソードを思い出した方は沢山いるでしょうw
『綾は私のアレになって欲しい』って、普通お母さんではないでしょw

アリスの日記帳。
絵と文字のアンバランスさがw
普通逆でしょうw

Bパートは、山への旅に引き続き、夏休みの定番ネタである『夏祭り』。後半もテンション高めの展開でした。

実は「型抜き」という物を、目にしたこともやったことも無いのですが・・・。
エッフェル塔てw 確か『Aチャンネル』(『あっちこっち』のような気も)でも型抜きネタがあって『けいおん!』の唯っぽいシルエット(アレはアレで無理そうでした)だったように記憶してます。
この6話を観ていたら、きらら系作品を思い出しました。Bパートの入りも『ゆゆ式』でしたし。

近頃アリスとカレンの、日本のへの理解度が高いのか低いのか不安になってきましたw それぞれ別のベクトルで偏っているようなw

6話は総じてテンション高めな物語・ネタだったと思います。と同時に『シノとアリス』『綾と陽子』それぞれの関係性が色濃く描かれていた回だったようにも思います。
{/netabare}
5話鑑賞後---------
{netabare}
勇姉が結構大きくクローズアップされていた印象です。
『俺修羅』『変猫』『むろみさん』とテンション高めか強烈な個性を持つキャラで耳にしていましたので、今回の田村さんの声が・・・何といいますか、すごく新鮮に聴こえましたw

5話全体をザックリと評価するなら・・・『全体的に面白かった』のと『陽子が可愛かった』というところでしょうかw シノとの昔話やら、勇姉との絡みとか、綾との絡みとか、カレンとの絡みとか。全編に渡っての大活躍だったように思います。

ちょいと揚げ足取りになりますが・・・しかも今更な・・・。
カレンのペアピンがちょいちょい無くなっているのに、最近気がつきました(気のせいじゃないですよね?)。3~4話辺りを何度か観直していましたら、『何か変だな~?』と思いましてw
{/netabare}
4話鑑賞後---------
{netabare}
やはり・・・カレンは可愛いな~と。
東山さんGJです。

朝食には和食で、『美しい日本語』にこだわってみたり、盆栽に喰い付いてみたり・・・。日本文化大好きですね~、アリスはw そういえばシノの誕生日プレゼントには扇子を選んでましたね。
『新古今和歌集』・・・日本人でも読んだこと無い人のが多い書物だと思います。 というかそれすら読める(もしくはチャレンジ)のはスゴイと思います。

と何度か観ていて・・・結局アリスが読みたかった本は何だったのでしょうか?w 確か右から3番目とのことでしたが、新古今でもないし、枕草子でもないしw 人間の目というのは、結構いい加減なのかもしれません。

余談ですが・・・個人的に扇子欲しいですw 骨の折れない頑丈なの。自宅用と車用と分けてるんですが、車用がすぐにダメになるので。一番古いのが未だに現役です。

勇姉が徐々に出番増えてきましたね~。5話のサブタイトルにも取り上げられていますし、次辺りでクローズアップですかね~。

陽子が綾に対して男前なところを見せますが・・・今回のは少々オッサン風味w

街頭にてどちらが姉かを争う、アリスとカレン。
まず真っ先に気になったのは・・・やり取りが日本語なのか英語なのか?という点でした。 周囲の反応とか見る限りでは、多分日本語だったのでしょうが・・・。
物事を真っ直ぐ観られない自分が少し悲しいですね・・・w
今はビジュアル的にカレンが姉ですかね~。彼女らのファーストコンタクトが気になりますね~。(原作でそういうエピソードありましたっけ・・・?)

Bパート。綾の、陽子への想いが伝わってくる内容でした。
レビュータイトルにもありますように、改めて『きららMAXに掲載されてる作品』だと再認識しましたw

蛇の目傘を肩に担いで帰るアリス。
身長のせいでしょうか?w それとも傘の作りのせいでしょうか? 
{/netabare}
3話鑑賞後---------
{netabare}
カレンきた~!
しかしまぁ・・・転校してきた理由が理由で、それを決めてしまう彼女の父親がまたw 何となくですが、やはり親子なのだな~と感じたり感じ無かったりw
カレンといえば『ユニオンジャック柄のパーカー』なのですが、実は原作で見た時から気に入っておりまして。彼女のキャラと合わせて印象に残っているポイントだったりします。

ということで、やはりまずは、この5人が揃ってこその作品だと思っておりますw(カレン贔屓なのを含めて)

そして、金髪外国人に目が無い(?)シノにやきもちを焼くアリスがいじらしいと申しますか。 普段シノに対してバッサリいくことがある娘ですから、嫉妬することはあまり無いかな?と思っておりましたがw

陽子と綾の関係性も触れられ始めましたね。
陽子が男前過ぎるw

以前に英語のセリフについては触れましたが、今回は逆方向で。アリスとカレンの日本語力について。
カレンは父親が日本人で、恐らくは幼い頃から日本語に触れる機会はあったでしょう。
母親が日本語できるようですが、イギリスでの日常生活で使用していたとは思えないアリスですが、これまたカレン以上の流暢っぷりで。たまに見せるカタコト日本語がワザとらしく見えるレベル。
2人とも凄いな~とw それとも『環境』と『(自らの)目的意識』みたいな物があれば、そうなれるのでしょうか?
彼女らに対して、シノの英語力の無さが浮き彫りになりますねw

ちょいと気になる点。
大きな流れや展開、ネタそのものは問題無いと思いますが、所々『ツッコミの遅さ』が感じられます。ワンテンポズレている、そんな印象。
もしかすると狙ってやっている演出なのかも?とも思いますが・・・。
{/netabare}
2話鑑賞後---------
{netabare}
1話のホームステイからの帰国時に、感動を受けてしまった為か・・・2話は全体的にフラットな印象だったように思います。
個人的に原作自体は好きな作品ですので、それでも一向に構いませんが・・・やはりカレンに盛り上げてもらいたいな~とw

OPはもう少し聴き込めば気に入りそうな予感です。

(追記)
2回目観なおしてみたら・・・やっぱり面白かった。
細かいところまで観る余裕みたいな物もありましょうが、多分血中アルコール濃度にも左右されているのかとw ご飯頂ながらですしw

{/netabare}
1話鑑賞後---------
{netabare}
物語やキャラについては、もう少し進んでからコメントを。

まずは何より・・・画が綺麗でインパクト大でした。
さすがはstudio五組さま。期待通りの出来だったと思います。

シノとアリスの出会い(inイギリス)に結構な時間が割かれていましたね。おかげか・・・1話終盤から感動してしまいましたw いえ・・・こういう丁寧さは重要だと思います。
基本会話が『挨拶』ばかりだった気がしますが・・・スルーする方向でw

それと・・・自分は英語や英会話は全くダメですが、英語のセリフは凄かったな~と。

音楽については・・・まだノーコメントで。聴き込んでみないと、何とも~。

2話以降、各キャラの持ち味に期待したいと思います。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 54
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

(21)百合アニメ(最終話まで

日英美少女ゆるふわ学園コメディ、はじまるよ!


●関連サイト
・番組公式サイト:http://kinmosa.com/
・番組公式Twitter:http://twitter.com/kinmosa_anime


どうやら舞台は千葉の津田沼らしいですね。
個人的にメッチャ知ってるのでビックリした。


各話感想
{netabare}1話
事前情報無い状態で視聴。

イギリス!?
なんかいきなり異国迷路のクロワーゼ思い出した。
声がクドっぽいなぁ。何歳なんだろ。
一応制服着てるし中学生かな高校生なのかな。
今季のロリ枠かな?
主人公の女の子あんま可愛く無いなぁキャラデザ。
髪型が良くないのかな…おかっぱだし。
アリス可愛いなぁw
こりゃ視聴継続確定だな!
げっ主人公絡む時だけ英語にしてほしかった…
字幕はめんどくせぇ…
首にカンザシ指すなwww
なんだこれ完全に異国迷路のクロワーゼじゃねぇか。
あっちはクロードいたから引き締まったけどこっちはなんかゆるいなぁ…
うーん。こんな感じで日常を永遠やるんだろうか。
だとするとかなり退屈になりそうな予感。
すげぇ花札出来るのかよ。
あら?もう帰るのか…テンポはええな。
「ハロー」「こにーちわー」
お前らwwwそこはグッパイとさよならだろww
 ふしぎの国 サブタイトルか
高校生だったのね。
え!?もう来たのか!?ってか日本語ペラペラじゃねぇか!
あれもしかして数年経ってるって事なのか?
ローマ字www余計わけわからんだろそれw
OPきたと思ったらEDwww
アリスが日本で暮らして日常ものになる感じか…
うーんあまり期待はしないでおこう。
予告は4コマ漫画風か。期待値5/10


2話
早速一緒に暮らしてるのか。夏でもないのに水撒くなw
OP見てるとやっぱりアリスが最後まで日本で暮らす話になりそう。
しのぶは大和撫子の鏡だったのか!
おねぇちゃんモデルなのか。
アリスもしのぶも可愛いなぁ。しのぶの髪の毛もっと黒くしてほしかったなぁ。
なんかMADとか作りやすそうな絵が出てくるなたまに。
白抜きしてあるし狙ってるのかな?
女の子はちっちゃい方が可愛い。
背が小さくても胸がでかいやつだっているんだぞ。
アリスかっけぇーw学校にこんな子いたら勉強捗りそうだな。
どうして先生にしのって呼ぶって伝えたんだ?w
萌えってそうだったの?ハッタリかよw
1時間も前からってどういう事w外国人のコスプレってなんだよw
しのw英字新聞なんで読んでるのww
似合わないな金髪は。モザイクw
先生喋りながら寝るなw
なんか4コマ的な感じになってるなぁ。
人間ww
通訳出来てないw
イレイザーだっけイレイサーだっけ消しゴム。
おしりぺんぺんしとるw
過保護すぎるw
先生なんでウサギの耳つけさせたんだよw
なんかすげーシュールじゃないか。
アリスのポジション ハムスターってどういう事?w
日直カータレットってなんだよw
アリス家どんだけ金持ちなんだ。しのと同じ学校にってだけで日本に来るとかw
東京行きw BGMまで消えたぞw
うーんやっぱギャグ路線かぁ…まぁ可愛いからいっかな。
クロワーゼ枠としては成り立たないなこれじゃ。
なんか凄くこれじゃない感があるけどまぁいいか。
アリス英語余裕だろうな。


3話
アリスがホームシック。
しの友達に嫉妬か?と思ったら両手に花ってw
アリスの長靴が可愛い。
この調子でずっと12話まで行くのかなぁ…なんか飽きそう。
グンマーに行けば外国人いっぱいいるよ!
ちゃっかりしの混ざってるしw
カレンの親父どんだけ金持ってんだよw
あややww
アリスヤキモチwしのは天然かw
えんぴつっておいwアハンアハンばっかいってたぞw
カレン嫌われてるのか…
茶髪頼もしいな。焼肉定食ww平安時代w
四字熟語じゃなくて四文字漢字なだけじゃないか!
アリスがほっとかれてるw
シノ部ってなんだよw
カレン前向きだなぁ。
なんか小学生が見ても良さそうな内容だなぁ今のとこ。
何か面白い展開に期待したい。


4話
カレンの順応性凄いな。
なんで歌を歌ったんだwしのって入り何よwナンカ癖になりそうw
36歳w怖い怖いw
盆栽はちょっとうれしいかも。あれ高そうだしなぁ。
しのは敬語がいいのにタメ口になったとたん要らない子になっちゃうな。
どっこいしょwまぁこれは致し方ない。温泉入る時う”あ”~って声出ちゃうし。
ビール飲む時もあ”~うめぇ~って声出ちゃうしなぁ。
しの百合属性高杉だろ。
何このサボテン的なミニ盆栽!リアルであるの?欲しい…
しのにネット環境与えたら一日でレズ化しそうだな。
アリス可愛かったんだな。
テストの件アリス以外とゲスい考えしてんな。
どっちが好きなの?の件見入ってしまった。なんか( ;∀;) イイハナシダナー
不幸の手紙吹いたww昔流行ったっけwあぁいうの全部ガン無視したけど。
アヤのほうが好きだからさ!あれ?やっぱゆりアニメ?
個人的に百合は好きだけどそういう方向性を求めてなかった…


5話
おねぇちゃんだと!?間違えかよwそしてお母さんって完全にギャグだなw
しの可愛すぎてホントヤバイw女の子は恥ずかしがってるのが最高に可愛い><
ロリようこシノ超絶可愛すぎるw
0点はあんまり所の話じゃねぇだろw狙っても取れないんじゃないのか?
ファッションモデル憧れるのはわかるが冷静に見ればただの露出狂だろ。
料理の出来る女は最高だ。って味薄いのか。いや濃いよりは薄いほうが好みだなぁ。よしあやと結婚しようw
いさねぇはシスコンだったのか。
あやイイキャラだなぁw真面目だし料理できるしもう駄目なとこなんにもない。
なんで服装真面目にしたらヨウコ見えなくなるんだよw
なんで体ごともってあげてんだよw
あやとようこはやっぱ百合なのか?百合なんだな?wたまらんw
あやのグラフw完璧に百合ってるw
捉えられた宇宙人って何んの映画だっけw
あれ?このアニメ超絶百合アニメになってんだけど大丈夫か?
もうそういう展開ばっか期待したくなっちゃうんだけどいいの?


6話
インドア派w
土日でぴゅーっとハワイだと!?マウスパッドかよw
山がいいデース可愛いw
シノww赤ずきんちゃんみたいな格好だなおいw
カレンまさかおまえそのトラックw
キャンピングトレイラーすげええw
ふぅ…ふぅ…いやいや冷めないから。
あら釣りだったのか。
お母さん?お袋の味!?w
シノ流されてるwwww鼻水出ちゃったじゃねぇかww
妖精だから大丈夫ってどんな理論だよw
おいまて金のアリスと金のカレンっておま両方だろw
カレン自分からあーれーされんなw
シノ邪道すぎるw
ちょw型抜きでエッフェル塔ってどういう事w
何処上がってんだよw
よよいのよいってそれ変なおじさんだろww
よーことあや完全に夫婦だな。
打ち上げ花火で撃ち合いよくやったなぁ昔w懐かしいw
こちこちこち。夏休みの宿題終わってないっておいww
普通7月に終わらせるだろうがなんてことしてんだw


7話
パイプオルガンってどんな褒め方だよw
なんとOPにつながる流れだったのか!ちょw愛の手w
OPになるのかと思ったら違うんかいw
柔軟がプロレスになっとるw
シノは一体どういう持久力してんだ…
一発芸のチャンスwなんてポジティブなんだw
早弁で弁当無くなるのよくあるよなぁw
カレンちゃんお地蔵様気分w食べ物を与えないで下さいww
高校の頃は毎日食べ放題食べても太らなかったなぁ。今じゃぶくぶく…
米に米ww
6点はひどいな。カンニングは駄目だろwフランス語w
なんか若干飽きてきちゃったなぁ。


8話
なんですでにハッピに着替えてるんだw
夜一人でトイレいけないのかよw
シノ担いでどうするんだよw
トーテムポールにツッコミはむずけしい…
シノは金太郎でいいのかw豆腐って絶対酒の摘みだろw
シノのベットおかしくないか?記念日思い出してから寝ろよw
ホームステイに来た日の記念日だったのか。
団子にチョコだと…?合うのか?いさ姉って前にも出たっけ?
カレンなんか話違くねぇか?w
シノリボンの付け方なんか間違えてないかww
どんまいの語源は英語だろw


9話
のっけから吹いてしまったw皆ひどすぎるw話聞いてやれよw
マンションフワフワしてるw
全部がカレンのお家だよっておいw
心配なんかしてないんだからね!wなんでツンデレったw
透視ww
ちょw醤油どんだけ入れてるんだよw
頭で卵…やっぱりw
檜風呂とかバブルバスとかこいつらww育毛剤w
何故カニ?あいうら?
組み合わせメチャクチャだなおいwカレーに肉じゃがにカニってなんだよw
え?にくじゃが食ったんじゃねぇの?wまるかぶりかw
2人共寝ぐせが凄かったのかw
先生在日認定ひどすw
あやなんで後ろで歩いてるんだ?嫁が好きすぎて悩み中か?
あれ?カレン?そっちなの?何故カタコトw
授業中にカタコトwwこれはひどい病気だ。
カレンスポーツ万能だったのか。完全に避けられてますね。
泣いちゃった(´・ω・`)よーこと喧嘩?ツンデレだなぁ。
えぇ?それかよwいつの間にか喧嘩した設定だったのかと思ったわ。
微笑ましいな。あややの真似?カレンだなw
お茶こぼしちゃってwwこれはひどいw
ED早いなおい。
学校内全部でかくれんぼとか誰も見つからないわww
うおスタート地点から動かない作戦なんかやった事ある気がする!あれ?俺学校でかくれんぼやってたのかな…
ダメだ思い出せない。
アヤ嫉妬してるw出るんかーい!wかくれんぼにならないなこれw
アリスが幼稚園児にしか見えないw鬼畜こけしww
おまえも自分から姿表すんかいwかくれんぼになってないw
ちょwなんで死んでる設定になるんだよw
なんでバラしたww
「じゃあなーカレーン」ひっでぇww


10話
先生回か?あるあるw間違えて来る先生いたわw
努力賞10点ってひどすぎるだろw
よーこwwアリスしのの事しか話してないw盗られると思ったのかw
監視してるwどんだけ嫉妬してんだw
カラスミに何があったんだ?
かれーwヤッパイーデース。どんだけ監視してるんだw
先生はアリスが好きだったのかよww
今どき占い信じてる奴いるのか?シノ危険すぎるww
カラスマ先生間違えて入っちゃったのかよwwタイミング悪すぎる。
あれ?今の声って…
おいおいサイン入ってるぞボール持った得ないw
こりゃ駄目だなwなんだファールだったんかい。
茶道とかww急に大人びたなw
魔除けのお守り嫌なのかw先生まで占い信じちゃってるのかよ駄目すぎる…
出た出た血液型占いかよ今度は。はいはいバーナム効果。
イサミって誰だっけ。
アリス10万円wあっおねぇちゃんだったっけ。
どんだけ追いかけたんだよ港ってww適当だなおいw
ヨーコ誘うのになんでそんな緊張してんだよwなんで切ったしw
えっシノどっからそんな服出してきたw
え?カレンの何処が汚れてるの?ヨーコとアヤの二人きりになるため?
先生情緒不安定だなw


11話
ヨウコいつも全裸だったのか!w「ヨウコは馬鹿なだけよ」ってアヤひどいw
カレンなんでサンタコスしてんだよwメッチャ可愛いw
電飾つけすぎだろ電気代いくらかかってんだよw
サンタコスに恥ずかしがるあや可愛いw
ヨーコは好きとか嫌いとかあんま考えてないんだな。アヤ可哀想。
アリスの貰ったプレゼントなにこれwwイギリスで拾った石ってwww鬼畜こけしww
シノのコス写真のほうがよっぽどプレゼントだなw
アヤの頭のなかどうなってんだよヨーコしか頭に無いのかw
アリスに何が起きた!?え?日本語忘れたの?
お雑煮食べたくなってきた…
悪夢で記憶が飛んだのか?どういう事なの。
アリスと会話が成立してないww
なる程シノがブリティッシュガールに憧れてるから和風からイギリス式に戻したのか。
モフモフって英語あんのか?w
日本人より日本人らしくなる外国人多いよね。
ひどい初夢だなw鬼畜こけしってレベルじゃないw
カレンが危ない方向へw
確かにあややがヨーコヨーコ言ってるなww
もう卒業式だと!?あっという間に季節とんだな。
あれ?もしかして最終回?みたいな終わりだった。
今日卒業式ネタ出ちゃってラスト1話何やるんだろうか。
春休みの話かな?
ヨーコおじいちゃんwwアリスはペットかよw
先生姉なのかwアリスの扱いがww鬼畜こけしw


12話
2年生になったのか。
あやどんよりしてるなwヨーコとバラバラになりたくないんだろうな。
どういう事!?4組あったのが2組になるのか?
カレンとシノは同じクラスか。アヤはヨーコと離れたのか。
アリスはヨーコと一緒だったのか。
これは辛いクラス分けだな。
恥ずかしがるアヤ可愛いwアリスは素直だな。
こけし持ってきて回避かよwシノの扱いひどいw
あぁそっかカレンって別のクラスだったんだっけ。
シノたまには良い事言うな。教室一個分だもんな。
ここでEDか。COCOのロゴ邪魔過ぎる。
この漫画ってSAO?とある?w
中二病でも恋がしたい!の人かwはたまた綾波かw
どう転んだら太もも怪我するんだよw
古典を読んでるだと?古典部シリーズって落ちじゃw
呪われた書物w
アヤの妄想凄く見たいです。アリスロボ欲しい。
こっから妄想の国のお話か。
えーシノ金髪とかいやだ。カレン海賊ww似合ってるw
ミュージカル風なのが不思議の国のアリスっぽい。
パイレーツ・オブ・カリビアンの映画そういや結局どうなったんだろう。最後まで見てない気がする。
アヤが人魚でヨーコが王子様w人魚と王子に接点無さそうw
歌声別人だな。接点あったかw
おねぇちゃん魔女なのかw
なる程大事なものは金髪だったのか。絵本みたいな話だったなぁ。
アリスちょっと席が近いんだけどwってクラス違うはずなのになんで一緒にいるw
シノとアリスの最初の手紙で〆たか。( ;∀;) イイハナシダッタナー
売れたらすぐ二期出来そうだから期待したい。{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 52

79.7 24 百合アニメランキング24位
ゆるゆり♪♪(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1647)
8593人が棚に入れました
七森中の「娯楽部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子たち。彼女たちの時に笑いあり、時に百合ありのまったりとした日常生活を描く。個性的な登場人物たちの中にあって存在感の薄さを理由にいじられる主人公を据え、軽い同性愛にも見えてしまう女子校の気風の中のちょっとした笑いや、片想いが連鎖する人間関係、たまに起こる本気度の高い同性愛感情によるハプニングなどが、緩やかな空気感の中で扱われている。

声優・キャラクター
三上枝織、大坪由佳、津田美波、大久保瑠美、藤田咲、豊崎愛生、加藤英美里、三森すずこ、竹達彩奈、斎藤千和、日高里菜

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ゆるゆり さん☆ハイ!放送開始記念 第12話「さらば主人公、また会う日まで」視聴。

もう一回笑われればいいと思うよ。

旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続ける4人組。
それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。
愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリー。

第1話「帰って来た主人公」
アッカリ~ン♪
たくさんの熱い声援にこたえて……あかりたち、帰ってきました~!
わ~い、会いたかったよ、みんな~。
思えば、前にアニメ化した時はいろいろあったよね。
ふふふ、あかりってば1話から存在感がなくなったり、ちなつちゃんにキ、キキ……キ……されたり、タイトルコールしか出番がなかったり、ドラム缶で山道を転がった……り……して……。
…………………………。
こ、今度はきっと大丈夫!
だって1話からちゃんと主人公してるもん! ね? ねっ!?

第2話「ゆるゆりなる日々なるなり」
聞いてくれ、みんな!
なんと『ゆるゆり♪♪』は、2話にして早くも世界中で話題独占の大人気らしいぞ!
いや、ホントか知らんけど。
でも、こういうのは先に言ったもん勝ちだって偉い人が言ってた!
そんなわけで2話あらすじ担当、歳納京子だよ~ん!
けど、あらすじってのもタイミングが大切だよな。
放送前に詳しく言い過ぎるとネタバレになるし、放送後だと何を今さらって感じだし……そこんとこどうなの、担当者?
とか言ってる間にもうあらすじ終わりじゃん。
う~む、こうなったら……ちゃんとしたあらすじは3話からってことでひとつ!

第3話「チョコと涙と女と女と磯辺揚げ」
こっち見るな、3話あらすじ担当。
えー、船見結衣です。
なんかアニメ2期が始まっても、私のポジションって全然変化ないなあ。
まあ、そんなことより、3話はチョコレートや磯部揚げの話みたいだね。
………………………………どんな話だ?
もしかして、チョコレートを磯部揚げにするとか?
いや、さすがにそれはない……とは言い切れないか。
なんせ私の身近には、ラムレーズンアイスを餃子の具にしようとした奴もいたし……。
ええと……ごめん、とりあえず自分で見てもらった方が確実かな……。

第4話「ひっちゅ」
吉川ちなつ、2期こそ結衣先輩のハートをゲットしちゃいます!
いや~ん、もう結衣先輩好き好きすぎてどうしよう~。
さて、バレンタインっていう一大イベントも終わって、私たちはいつも通りふんわりゆるゆるな毎日。
だけど、生徒会の杉浦先輩は花粉症でなんだかとっても大変みたい。
ふふっ、普段はキリッとしてるぶん、くしゃみばっかりする姿はちょっと可愛いです。
そういう所を見せられちゃうと……なんだか、キュンとしちゃうかも? ――な~んてね。
うふふ、私が浮気なんかするわけないじゃないですか。
そう、2期になっても私の本命は結衣先輩ただひとり!
L・O・V・E! 結衣せんぱ~~~~~い!

第5話「日本の夏 ゆるめの夏」
いつの間にやらもう夏休みなのね。
それにしても、歳納京子は何をやってるのかしら?
船見さんや赤座さんや吉川さんに迷惑ばかりかけて……もう、いくら夏休みだからって少したるみすぎよ。
しょうがないわね、ここは私がビシッと言ってあげなくっちゃ!
た、たまたま、そう本当にたまたま、歳納京子たちと一緒にプールに行く約束もあるわけだし!
……えっ? べ、べつに顔とかにやけてなんかないんだからね!
言い遅れましたけど、生徒会副会長の杉浦綾乃です。
皆さんも夏休みだからって、気の抜けた生活は駄目ですからね。
夏休みのない人は……と、とにかく頑張って!

第6話「【速報】ゆるゆり完売」
ふう……どうやらまた、今年も熱い夏がやってきたみたいやね。
思えば、一年前のうちはまだまだ未熟やった……。
まさか、うちの妄想力のさらに上をいく妄想力の持ち主があんなにも……しかも、日本全国から集まってくるなんて思いもせえへんかったわ。
せやけど、うちも一年前のうちとは違う。
綾乃ちゃんと歳納さんで鍛え上げたこの妄想力があれば、何があろうとも決して折れることはあらへん!
それでは、一路東京へ!池田千歳、いっくで~!
あっ、歳納さんのスペースにも顔出すんでよろしくな~。

第7話「姉妹事情あれこれそれどれ」
生徒会次期副会長、大室櫻子とは私のことだー!
……ん? なんか一年前もそんなこと言ってたような……。
よし! 細かいことは気にしないぞ!
それより聞いてよ~。
うちのねーちゃんと妹が私に厳しくてさ。
これはきっと、私のほとばしるびぼうとちせいにしっとしてるに違いないね!
しかし、どこの家も姉とか妹ってこんななの?
あっ、でも向日葵んとこの楓はすごくできた妹だっけ。
姉とは違って! うん、姉とは違って!
楓、私の妹になんない?
向日葵が冷蔵庫の上から三段目の奥の豆腐の陰に隠してるプリンあげるから。

第8話「ちなつ無双」
ちょっと、なんで櫻子が我が家の冷蔵庫の中身を把握していますの!?
まったくもう、昔から全然変わっていないのですから……。
コホン……お見苦しいところをお見せしてしまいましたわね。
私が真の生徒会次期副会長、古谷向日葵ですわ。
それにしても、何やら街が賑わっていると思いましたら、もうクリスマスなんですのね。
我々生徒会は今年も歳納先輩のお誘いで、ごらく部の方々と一緒にクリスマスを過ごすことになりました。
カラオケボックスでクリスマスパーティとのことですが……私、歌は少しばかり自信がありませんの。
はあ……。
あっ、私はもう選曲を済ませたので、どうぞ皆さんも遠慮なく。

第9話「何かありそうで何もなさそうな日」
『生徒会長の松本りせ、あらすじやります。
今回は、一人で頑張る。
大丈夫、会長だから。
むん。
ええと、9話も楽しそう、みんな。
楽しいのはいいね、好き。
うん、楽しいのが一番。
ふう……いっぱい喋って疲労困憊。
じゃあ、西垣先生と爆発してくるね。』

第10話「修学旅行R」
久しぶりだな諸君。
理科教師の西垣奈々だ。
しかし、どうしたものか……。
実は前回募集してからというもの、誰一人として爆友が増えないんだ。
そもそも、私にとって爆発とは何か?
そう、爆発は様々な実験の結果にすぎず、私の目的はあくまでも実験のはずだった。
だが、いつしか爆発は私の中で大きくなっていた。
はたして、爆発のための実験なのか、実験のための爆発なのか……難しいな。っと、すまない、あらすじを忘れていた。
確か、また修学旅行に行く2年生と、留守番組の1年生の話のはずだ……ん?そうか、わかったぞ。
修学旅行も爆発と一緒で、つまり何度やってもいいということか!
よし、これで今後も安心して爆発ができドッカアァァァァァァァァァァン!

第11話「時をかけるあかり」
あらすじでははじめまして、あかりのお姉ちゃんをやってる赤座あかねです。
アニメも2期になってせっかく登場できたっていうのに、あと2回で終わるなんてちょっと残念。
でも、あかりの登場シーンは全部まとめて編集してあるし、ブルーレイもDVDも全巻予約済みだから安心ね。
サブタイトルでもうわかっちゃうと思うから言うけど、今回、なんとあかりは過去の世界に行ってしまうの。
もう、過去に行くなんてあかりってば本当におっちょこちょいさんなんだから。
けどまあ、そういうところが可愛いのよね。
お姉ちゃんが応援してるから頑張るのよ、あかり。
いつ、どこでも、あかりのこと見守っているからね。
うふふ。

第12話「さらば主人公、また会う日まで」
アッカリ~ン♪
気づいたら『ゆるゆり♪♪』もこれで最終回か……なんだかあっという間だったね。
2期も1期に負けないぐらい色々なことがあったなあ。
その中であかりも、主人公としてひとまわり成長できたような気がするよ!
最終回、ごらく部は生徒会のみんなと一緒に演劇をやるんだよ。
あかり、今まで木の役しかやったことないから、台詞のある役とかうまくできるかなあ……。
ううん、みんな一緒ならきっと大丈夫!
だからあかりたちの活躍、最後までちゃんと見ててね。
涙、涙の、大感動のクライマックスが待ってるよ!……って、京子ちゃん? 『あ~あ、フラグ立てちゃった……』ってどういう意味?
それに結衣ちゃんやちなつちゃんまで、なんでそんな悲しい目であかりを見るの?ねえ? ねえっ!?

9月17日『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2』放送 アニメ第3期の放送情報もお届け
10月から放送開始となる待望の第3期『ゆるゆり さん☆ハイ!』。この放送に先駆けて、特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2」が、9月17日深夜2時35分からテレビ東京にて放送となります!

◆「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2」
夏休みの宿題をしていた向日葵と櫻子。突然櫻子が「先輩たちに日頃の感謝を伝えたい!」と話し始めた。驚く向日葵であったが、櫻子は先輩たちを家によんでもてなす話をはじめる。櫻子はいったいどんなおもてなしをするのか・・・?

TVアニメ本編のその後を描いた限定4コマ「ゆるゆり はっぴーごーらっきー」が公開決定!
第1弾は「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +1」のその後を描きます!

TVアニメ本編のその後を描いた限定4コマ映像「ゆるゆり はっぴーごーらっきー」の第2弾が公開!
こちらの映像はなもり先生の描き下ろしです!
今回は「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2」のその後を描きます!

\アッカリーン/ ゆるゆり、特別編「なちゅやちゅみ!+」の第2弾は9月17日に放送! 10月からはTVアニメ第3期
「ゆるゆり」より、特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+」第2弾の放送日時が発表された。

「ゆるゆり」は、コミック百合姫にて連載中の百合マンガを原作としたアニメ作品。七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と生徒会一同を中心にした学園ラブコメで、ゆるーい日常や存在感の薄い主人公のギャグ描写で人気を博している。これまで、TVアニメ第1期「ゆるゆり」、TVアニメ第2期「ゆるゆり♪♪」、OVA「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」の3作が制作され、2015年10月にはTVアニメ第3期「ゆるゆり さん☆ハイ!」がスタートする。

7月より、新作となる特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+(ぷらす)」を追加してOVAの地上波初放送を行っているが、新作第2弾「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+(ぷらす)+2」の放送日が決定。9月17日深夜2時35分からテレビ東京で放送される。

<ストーリー>
キャンプから帰ってきたあかり・京子・結衣・ちなつのごらく部4人。夏休みはまだまだ終わらない!ある日、みんなを公園に呼び出した京子が取り出したものは・・・。

『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』主題歌CDよりジャケ写到着!
8月19日(水)、『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』主題歌OP「ゆりしゅらしゅしゅしゅ」/ED「おひるねゆにばーす」がリリース! ジャケット写真が到着しました!

◆「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +1」放送情報
★「コミック百合姫」にて好評連載中の「ゆるゆり」。2011年にTVアニメ「ゆるゆり」(第1期)が放送され、続けて2012年にTVアニメ「ゆるゆり♪♪」(第2期)が放送、そして2014年にOVA「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」が劇場上映され、人気を博した「ゆるゆり」シリーズ。ついに2015年秋にTVシリーズ第3期「ゆるゆり さん☆ハイ!」放送決定!さらにそれに先駆け「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+」が8月・9月に放送決定!

夏には『なちゅやちゅみ!』続編も! アニメ『ゆるゆり』第三期が2015年10月スタート決定
2008年に発表され、現在も『コミック百合姫』(一迅社)で連載中、テレビアニメも2011年と翌2012年に放送されたなもりさん原作『ゆるゆり』。OVA『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』がテレビ東京で2015年7月25日の3:35~4:45にオンエアされるほか、続編に当たる完全新作『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』が8月、9月に1回ずつスペシャル放送。さらには、第三期となる『ゆるゆり さん☆ハイ!』が10月よりスタートすることが決定となりました。

2015年6月6日に日比谷公園大音楽堂で開催され、“七森中☆ごらく部”の三上枝織さん、大坪由佳さん、津田美波さん、大久保瑠美さんが出演した『七森中♪やがいふぇす』で発表された今回の3大告知。

『なちゅやちゅみ!+』は、新作OP「ゆりしゅらしゅしゅしゅ」とED「おひるねゆにばーす」収録のCDが2015年8月19日にリリース。初回限定盤(税込1650円)はOPのミュージックビデオDVD付き。通常盤は1350円(税込)。

また、トーク&ミニライブが2015年10月11日に開催されることも発表に。場所はまだ「都内某所」としか明らかにされていませんが、“その1”から"その3”まで3部構成で、アニメイト全店、ゲーマーズ全店、とらのあな全店舗、HMV、きゃにめ.jpで、OP&EDテーマCD初回限定盤を購入した人を対象にイベント応募抽選券が1枚ついてくるとのこと。

あらすじ(なちゅやちゅみ!+)
ちょっとだけ何かが変わったような、それでいて変わらない毎日。のつづき・・・
みんな、ゆるゆりの主人公・赤座あかりだよ!
今年の夏休みにみんなでキャンプに行ったんだ!みんなでお料理したり、肝試しにいったり・・・すごく楽しかったんだ!
でもまだまだ夏休みは終わらない!みんなで遊んでもっとたのしい思い出作るんだ!

待望の第三期となる『ゆるゆり さん☆ハイ!』は2015年秋アニメとしての放送。まだ詳細は明らかにはなっていませんが、ファンにとっては7月からずっと『ゆるゆり』三昧となることは間違いなさそうです。

あらすじ(さん☆ハイ!)
変わらない毎日がまだまだ続くんだ!
赤座あかり・歳納京子・船見結衣・吉川ちなつの4人が行っている部活動「ごらく部」。それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。 愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリーが、テレビに帰ってくる!

【動画工房】大注目のアニメ制作会社、その人気の秘密とは?
昨今では、季節毎に物凄い数の新作アニメが放映されています。その際に作品をチェックする取っ掛かり的なポイントがアニメファンには色々あります。

原作漫画や小説のファンであるとか、好きな監督の新作であるとか、大ファンの声優さんが出演しているとか、そういう作品に着目するきっかけになる各要素。そうした中で、ファンにとって特に重要なポイントになっているのが、アニメ作品を作る<製作会社>です。

『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』といったメジャー作を世に送り出した京都アニメーションや、斬新な映像表現を武器に『ひだまりスケッチ』シリーズや『魔法少女まどか☆マギカ』をクリエイトしたシャフト、硬派な雰囲気とスピード感のあるアクションシーンに定評のあるBONESなどなど、アニメファンから熱狂的な支持を受けている人気会社が沢山あり、一種のブランドとなっています。

この会社が作っているから観てみる。この会社ならば作画も出来も期待ができる。アニメファンにとっては、製作会社ってとっても大事なものなのです。

そうした中でも、近年大きな注目を集めている人気急上昇中のアニメ制作会社が、「動画工房」です。

その美しいアニメーションでアニメファンを楽しませてくれる優れた作品をリリースし続けている動画工房。その魅力を探っていきたいと思います!

■動画工房の名前を広く知らしめた『ゆるゆり』シリーズ
元々は、大手アニメーション会社の下請け業を中心にアニメ製作を行っていた動画工房。注目度が急激にアップした近年になって、その名前を知った方も多いかと思いますが(恥ずかしながら、私もそのひとりです……)、実は長い歴史を持つ会社さんなんです。

そんな動画工房は、2000年代に入って本格的にTVアニメーションの自社製作をスタート。当初は、PCの美少女ゲームを原作としたアニメを中心に製作を行っていました。そんな動画工房の名前が広く知れ渡るきっかけとなったのが『ゆるゆり』シリーズです。

『コミック百合姫』誌上で連載されている、なもり先生の漫画作品をアニメ化した『ゆるゆり』は、そのタイトル通り女子中学生のゆるい学生生活を綴ったコメディ作品。そんな原作を、動画工房は凄まじい映像表現でアニメにしました。

何がどう凄まじいかというと、とにかくキャラクターが動きまくる!  それも、その動きというのが非常に密度が濃いのです。そして、物凄く絵が綺麗!! 

滑らかに、美しく動くキャラクターたちが時にダイナミックに、時に繊細に動きまわるアニメーションは、原作の可愛らしさや、かしましい雰囲気を見事に表現すると共に、その高いクオリティはファンを一気に魅了することとなりました。

更に凄いのが、この『ゆるゆり』、2011年にテレビ放映されたファーストシーズンが上記のような好評を得たために、翌年放映された第2期の『ゆるゆり♪♪』では、更にその動きがパワーアップ。

興味がある方は、是非とも1期と2期のオープニングを観比べてみてください。1期の時点でも十分綺麗でよく動いているのですが、これが2期になると更にカメラが激しく動くは、キャラクターは踊るはで、何だかもうトンデモないことになっています。ポップなエフェクトの数々も含めて、アニメーションのおもしろさがギュッと詰まった映像となっています。

【アニメキャラの魅力】始まりと終わりを司る主人公!随一の不憫キャラ「赤座あかり」の魅力とは?
女の子同士の恋愛マンガを専門とした雑誌『百合姫』。その連載作品の中からまさかの初テレビアニメ化をされたのが、女子中学生たちのゆるーい日常を描いた『ゆるゆり』です。あまりガチに寄らず、いわゆる日常系アニメに連なる作風は、百合好き以外の視聴者も入りやすいこともあり、人気作となりました。
「赤座あかり」は中学1年生の女の子。ゆるいとはいえ百合アニメの主人公(?)なのに特定のカップリング対象がいないという不憫な子です。

■主人公(?)
『ゆるゆり』は、あかりの中学校への初登校の日から始まります。幼馴染で1年年上の京子と結衣に迎えに来てもらいながら、制服ではなく私服を着てランドセルをしょってきてしまうというドジっ娘ぶりを炸裂させ、その出だしはまさに主人公としての風格をかもしだしていました。

しかし、それが揺るぎだすのが教室での自己紹介。「次は濃いめのネタで」という京子のリクエストをなぜか思い出し、「みんなのハートにどっきゅーん。はじめまして、赤座あかりだぴょん!」とやらかして、教室を凍りつかせた時にあかりの運命は決まってしまったのかもしれません。

京子が作った「ごらく部」に、押しが強いちなつが参加するようになると、なぜかその存在が希薄になって、第1話にして「いたんだ」とまで言われる始末。主人公らしさが薄れる中、アニメの各話予告ではそれぞれのキャラクターが「主人公」を名乗るという主人公乱立状態となりました。

■アッカリ~ン
あかりの影の薄さに気付いた京子。あかりのためにみんなで新しい特徴を考えてあげました。結衣が考えたのが「効果音が全部アッカリ~ン」。京子が考えたのが「おっぱいミサイル」。ちなつが考えたのが「とうめいにんげん」。この3つを合わせた結果、逆に「アッカリ~ン」が透明化の効果音ということになり、かえってあかりの影の薄さを助長することになってしまいました・・・。

その後もあかりの影の薄さはエスカレートし、海ではあかりの存在を忘れられたまま、みんなで楽しく花火が行われたり、校内合宿でドラム缶風呂に入ったままどこかに転がっていっても気づかれなかったりと、とにかく不憫なのです。

■いじられ体質
いつも無防備なあかりはいじられ体質。ちなつには練習と称して濃厚なキスをされたり、近所の公園で櫻子にいたずらされたりと散々です。ちなつにキスされたときはさすがに目から光が失われましたが、それでもすぐに明るいいつものあかりにもどるのは、彼女の素敵なところです。

■そのままの自分で
アニメオリジナル回で、あかりはタイムマシーンで中学校の初登校の日に行ってしまいます。そこであかりは、その機会を利用して、不憫な自分の境遇を改変しようとします。しかし、様々な策を弄しつつ失敗していくうちにあかりは気づきます。それまでごらく部や生徒会のみんなと過ごしてきた日々は、とっても大切な宝物だと。だからあかりは改変をあきらめるのではなく、前向きな心でやめて元の時間に帰って行きました。

あかりは意図的に不憫に作られているキャラクターです。しかし、同時に与えられているのが天真爛漫で誰からも好かれる性格。影が薄くてもあかりに陰は似合いません。だから、そのままのあかりでいてほしい。そして、あかりのことが大好きなお姉ちゃんに・・・(自主規制)。

【アニメキャラの魅力】物語の真の主人公!?ごらく部創始者「歳納京子」の魅力とは?
女の子同士の恋愛「百合」を描いたマンガの専門雑誌『百合姫』にあって、異色な存在である『ゆるゆり』。タイトルの通りゆるい百合。確かに女の子に恋する女の子は出てくるのですが、むしろギャグのほうがメインとなっています。あまりガチではないところがよかったのか、『ゆるゆり』は『百合姫』初のテレビアニメ作品に選ばれる事になります。
「歳納京子」は中学2年生の女の子で、一見主人公と誤解されるような中心的立場にあります。実は原作者のなもり先生も主人公は京子だと思っていたようです。

■ごらく部創始者
京子は中学1年生のときは音楽の成績が1のくせに吹奏楽部に入っていました。「楽譜とわかりあえない」という理由で1カ月で退部していますが。その後、茶道部が廃部になったために放置されていた茶室をみつけ、そこを無断使用して非公認の「ごらく部」を設立。ごらく部の活動は「好きにだらだらする」こと。幼馴染の結衣と2人でだらだら過ごしていました。しかし、2年生になってあかりとちなつが入ってからは、大喜利的なネタ振りをしてみんなで楽しむことが活動の中心となっています。

■西京極ラム子先生
京子は中学2年生ながら、西京極ラム子というペンネームで活躍する同人作家で、劇中劇『魔女っ娘ミラクるん♪』をネタにした同人誌や同人アニメを作成しており、固定ファンがついているほどです。夏の同人誌の祭典にはごらく部や生徒会のメンバーを駆りだして売り子を手伝ってもらっています。京子が作った同人アニメはプロ並みの出来で、かなりの才能がある作家のようです。ちなみに「ラム子」というのは、往年のアニメの鬼娘ではなく、京子の大好物であるラムレーズンアイスから来ているものと思われます。

■ボケずにはいられない
京子は常にネタを忘れないボケ体質。隙あらばボケようとします。しかし、よく見てみるとそれはその場にいる友達たちを楽しませてあげたいというサービス精神から来ているように思えます。好き勝手にふるまっているようでいて、きちんと場の空気を読むのが上手。ボケはかましても誰かを傷つけるようなことは言わないですしやりません。ただ、例外的にあかりに対してはきついネタでいじることもあります。

■限定的小悪魔
京子は、女の子に対して抱きついたりキスを迫ったりとスキンシップが多いです。京子に恋する綾乃にとって、京子のスキンシップは特別なもの。京子のほうは綾乃の気持ちに気づいていない様子で、他の子にするのと同じようにふれるのですが、綾乃はそのたびにドキドキしてしまいます。結果的に綾乃に対しては小悪魔的なアプローチとなって、綾乃の心を惑わせています。

■本命はやっぱり結衣?
京子は女の子好き。大好きなミラクるんにそっくりなちなつに抱きついたり添い寝しようとしたり、千鶴に唇を突き出して迫ってみたり。しかし、本当に好きなのはやっぱり結衣なのだと思います。京子は、なんとなく他の女の子には踏み込んでいいラインを引いているようなイメージがありますが、結衣に対してはそういったラインがなく、心から気を許して甘えているように見えます。

とはいえ、京子×綾乃というのもまたよいものだとは思うんですけどね。いろんなパターンのカップリングが妄想できるのも『ゆるゆり』のいいところです。

【アニメキャラの魅力】影の主人公!?貴重なツッコミ役「船見結衣」の魅力!
百合オタぐらいしか知らなかった、知る人ぞ知る百合マンガ専門雑誌『百合姫』。そこからまさかのテレビアニメ化を果たしたのが『ゆるゆり』です。わりと真剣な女の子同士の恋愛を描いた作品が多い『百合姫』の中で、ギャグ主体のこの作品は異色の存在。しかし、それがかえって一般受けして2期まで作られる結果に。
「船見結衣」は、「歳納京子」と幼馴染で同級生の中学2年生の女の子。作品が始まった時点から「サザエさん時空」に入っているので永遠の中2です。

■信頼のツッコミ
ボケを生かすも殺すもツッコミ次第。あらゆる場面でボケをかます京子に対し、結衣のツッコミはタイミングといい的確さといい最高です。まさに作中最高のツッコミ役。

そもそもボケ揃いのこの作品ですが、結衣がビシっとツッコミを入れるのは京子だけです(例外的に千歳と綾乃にツッコんだこともありましたが)。これは幼いころから培ってきた信頼の証。京子の方も、結衣がちゃんとツッコミを入れてくれると信じているからこそ安心してボケられるんですね。

■綾乃のダジャレがツボ
京子のボケに対しては笑うよりツッコミを入れるのに忙しい結衣。しかし、なぜか綾乃が作った「罰金バッキンガムよ」「どうしよう東照宮」や「安心アンコールワット」「余裕ありま温泉」などの地名ダジャレはツボに入るようで、聞くと吹いてしまいます。これは綾乃本人が言わず、京子が言っても効果があります。しかし、京子が真似して作った「メソメソメソポタミア」にはまったく反応しないあたり、何か特殊な基準があるのかもしれませんね。

■ちょっとさびしがり屋
結衣は中学生ながら親戚が持っているアパートで独り暮らしをしています。それを知って以降、京子はちょくちょく結衣の部屋に遊びに行き、ご飯をねだったり泊まったりしています。半分はただ遊びに行ってるだけ、半分は実は結衣がさびしがり屋なのを知っているからです。結衣のほうも、表面的には京子が来るのをウザがったりすることもありますが、ちゃんと感謝もしています。良い関係ですね。

■やっぱり本命は京子?
大好きなアニメのミラクるんにそっくりということで京子にちょっかい出されるちなつをかばった結衣。そのかっこよさにちなつは恋に落ち、激しく結衣にアタックします。結衣はとまどいながらも、ちなつが結衣とキスをしたいと短冊に書いた時には、おでこにちゅっとしてあげたことも。しかし、それはちなつの恋心まで受け入れたわけではなく、かわいい後輩に優しくしてあげたという感じです。

一方京子に対しては、常にツッコミを入れつつも京子がやることにつき合ってあげたり、ラムレーズンアイスをねだる京子のためにハーゲ○ダッツのアイスを買ってあげたり、深いところで京子を受け止めてあげている印象があります。やはり、どっちが本命かといったら、やっぱり京子なんだろうと思うわけです。

■ちゃんと女の子
外見も口調もボーイッシュな結衣ですが、男の子っぽくなったのは、幼い頃に泣き虫だった京子を守ってあげるため。実は料理上手で思いやりがある女の子らしい一面もちゃんと持っています。その両面性が結衣にとってバランスのよい人格を作り上げ、さらに彼女を魅力的にしてくれます。ちなつも、そういう部分に魅力を感じているのかもしれません。

本命は京子だったとしても、ちなつのことは愛人として、仲良く幸せに3人でいちゃいちゃすればいいのです。

【アニメキャラの魅力】遅れてきた主人公!?がちゆり少女「吉川ちなつ」の魅力とは?
百合マンガ専門という、わりと特殊な雑誌『百合姫』。多くの腐女子の皆様に支えられた一大ジャンル・BLと比べるとあまりにもマイナーな世界で、コアな百合好きに細々と読まれていただけの雑誌でした。そこからまさかのテレビアニメ化を果たしたのが『ゆるゆり』です。「吉川ちなつ」はごらく部の1年生。「ゆるい百合」が持ち味のこの作品にあって、「ガチ」寄りの恋する少女です。

■がちゆり
もともと茶道をたしなむ清楚なお姉さんに憧れて、中学生になったら茶道部に入ろうと思っていたちなつ。しかし、訪れた茶室にいたのは京子たち「ごらく部」でした。茶道部は廃部になっており、使われていなかった茶室を京子たちが勝手に使っていたのです。

ちなつは落胆しますが、ちなつが、大好きなアニメのヒロイン「ミラクるん」に似ていることで一目で気に入った京子は、茶道の道具は残っているからとちなつを引きとめ、半ば強引にごらく部に引き入れました。ちなつに対して抱きついたりキスを迫ったりと暴走気味になった京子から、ちなつをかばってあげたのが船見結衣。ちなつはちょっとボーイッシュな結衣が王子様のように見えて恋に落ちます。

それからのちなつは結衣にべったり。京子に迫られた時に逃げるふりをして結衣に抱きついたりなど、積極的にアピールします。七夕のときは短冊に「ゆい先ぱいとキスしてみたい」と書いて本人に見せる貪欲さ。そして優しい結衣はおでこにキスしてくれました。

結衣とのそれ以上の関係を望むちなつは、キスの練習をしたいと友達のあかりの唇を奪ったりもしています。最初は結衣の表面的なかっこよさにだけ憧れていたちなつですが、ごらく部でいっしょに過ごすうちに結衣の人柄にも惹かれるようになっているようです。

ともすればギャグのみで走っていきがちな『ゆるゆり』の中で、百合描写のシーンを増やしてくれる貴重な存在と言えます。

■画伯
アニメの世界では独特な(強烈な)絵を描いてしまうキャラクターや声優を「画伯」と呼びますが、ちなつはまさにその「画伯」です。ちなつの内面のカオスを表したような絵柄は、原作では黒い線だけでしたが、アニメではダークな色遣いの中に血を思わせる赤が入る恐ろしい彩色も追加されて、他のメンバーたちにたいへん恐れられています。

アニメ2期8話の特殊エンディングでは、結衣とちなつのさわやかな百合ソング『ガールズパワーで』に乗って、大量のちなつの絵がエンディングアニメになるという凄惨な事件が起こりました。ちなつの絵を知った以降、京子の同人誌をごらく部で手伝ってもらうときなどには、決してちなつに関与させないような苦労が見られます。

■四次元ツインテ
ちなつはピンク色の髪をツインテールにしています。そのツインテールにしている部分の髪は、触れたものを中に引き込むという謎の存在。卓球のボールなどを大量に飲み込んだこともありますが、飲み込まれたものは髪の中に収納されているらしく何かの機会にボトっと落ちることも。つまりどこかの空間につながっているというわけではなさそうです。

■本妻の座を勝ち取れるのか?
ちなつが好きな結衣の本命はおそらく京子。結衣はちなつに対して優しく、まとわりついても邪険にしたりはしませんが、京子に対するように遠慮なく接することもありません。しかし、京子のほうはわりと浮気性なので、いずれ本妻になるチャンスもあるはず!?あきらめずに貪欲にアタックし続けてほしいものです。

【アニメキャラの魅力】生徒会サイドの主人公!?恋する乙女「杉浦綾乃」の魅力とは?
『ゆるゆり』は「ゆるい百合」をテーマにしつつ百合の皮をかぶったギャグアニメです。ただし、原作が百合雑誌掲載ということもあり、読者のニーズに合わせてそれなりに百合的表現も描かれており、ちょっと百合を匂わせた「きらら系」日常アニメよりは百合寄りで、さりとて『桜Trick』ほどはガチではないという絶妙なバランスのもとに成り立っています。そういったゆるさが2期まで制作された人気の原因かもしれません。今回ご紹介する「杉浦綾乃」は中学2年生で生徒会副会長。ちょっと空回り気味なポニテ少女です。

■恋する少女
綾乃は同じ2年生の歳納京子に密かな恋心を抱いています。生徒会役員の立場を利用して注意にしにいくという口実で、ごらく部が不法使用している茶室によく行きますが、それは京子に会いたいがため。大好きな京子には、ついツンモードで対応してしまいがちですが、京子が花粉症のときにはティッシュをあげたり、映画にさそってもらったときなどは素直にデレるツンデレです。

自分でもその恋心をもてあましているところはありますが、もっと素直になって京子と仲良くなりたいと言う気持ちを持っています。七夕のときには、その願いがたんざくに書かれていました。そんな綾乃の気持ちに感づいているのは、友達で同じ生徒会役員の千歳だけ。しかし、千歳にそのことを指摘されると真っ赤になって否定します。そういう反応だけはとても素直で正直です。

■ダジャレ好き
綾乃は中学2年生の女の子のくせにオヤジっぽいダジャレを連発します。そのほとんどは歴史的建造物や地名とかけたもの。「罰金バッキンガムよ」や、「安心アンコールワット」「余裕ありま温泉」「必要ないないナイアガラ」など、数々の名ダジャレを生みだしています。ただ、それに反応して笑ってくれるのは結衣だけです。

■なぜかまわってくる貧乏くじ
なぜか貧乏くじをひきがちな綾乃。京子に会えるとわくわくしながら茶室に行くものの、当の京子は入れ違いで生徒会室に行っていたり、生徒会室の冷蔵庫に大切にしまっておいたプリンを京子や後輩の櫻子にとられたり・・・。成績優秀にもかかわらず、テストではいつも一夜漬けで済ませる、ある意味天才の京子に負けて万年2位。茶室の明け渡しをかけ、京子にテストの勝負を仕掛け、いつも以上に寝食を惜しんで勉強し、やっと1位をとれたと思ったら、京子がマンガの原稿で忙しく一夜漬けをしていなかっただけとオチ。あかりとは違った意味で不憫な役回りです。

■いつか想いが届くように
京子に対する想いにしても、素直になれないために京子に伝わっていないというのもちょっと不憫。そのうえ京子は、ちなつや千歳の妹の千鶴にちょっかいかけたりと浮気性で、京子が一番仲がいい結衣の存在も気になるところです。唯一の救いは、たまに京子が優しくしてくれること。しかし、そんな立場に甘んじることなく、もっと素直になって気持ちを伝えればその想いは通じるかもしれません。

実は『ゆるゆり』ファンの間でも京子×綾乃というカップリングは人気があります。それだけ、一途な綾乃の気持ちを応援したい人が多いのでしょうね。いざとなれば結衣から略奪するぐらいの気概でがんばってもらいたいものです。

【アニメキャラの魅力】人呼んで真っ赤な主人公!妄想少女「池田千歳」の魅力とは?
ガチではないゆるさですが、日常アニメよりはちょっと百合寄り。そんな立ち位置でそれまで百合作品に目を向けなかった層にも受け、人気アニメとなったのが『ゆるゆり』です。舞台は中学校。女の子同士でキャッキャウフフ、時には恋愛要素もありますが、高校生にはない未成熟さが、かえって受け入れやすかったのかもしれません。「池田千歳」は中学2年生の生徒会役員。関西弁なまりのおっとりメガネ少女です。

■キス魔
原作ではお酒入りチョコレートでよっぱらっていましたが、アニメでは各方面に気を使ったのか、改変されてチョコレート酔いするという設定に変わっていました。どちらにせよ、千歳は酔うとキス魔に変貌します。その相手は誰でもおかまいなし。生徒会とごらく部の合同合宿では、酔った千歳によって、綾乃、りせ、結衣、千鶴、ちなつ、あかりに加え、西垣先生の唇まで奪われてしまいました。なお、京子は自ら受け入れていました。

■妄想鼻血少女
千歳はちょっとおませな百合妄想癖があります。親友の綾乃が同級生の歳納京子に恋をしていることを見抜いており、綾乃と京子が一緒にいる場面では、綾乃が踏み込めないその先まで妄想しては鼻血を流しています。

その妄想はメガネをはずして視界がぼやけることで強化。出てくる鼻血の量も増え、時には部屋中血だらけになることもある壮絶さです。京子が誤ってメガネを壊してしまったときは、制御が効かず鼻血を出し続けました。

千歳は妄想するだけではなく、綾乃の恋が成就するように応援もしています。しかし、当の綾乃は指摘されても照れて否定するばかり。しかし、もし綾乃の恋が実って目の前で京子といちゃいちゃしたら、千歳はどうなってしまうのでしょうか?

なお、千歳がなにをネタに妄想しているかはわりと周りに知られているようで、修学旅行のまくら投げで京子に悪用されたり、キス魔モードを解除するために、綾乃が京子のほっぺにキスして大量出血させたりなどしています。

■やさしい「おばあちゃん」
おっとり少女でやさしい口調の関西弁の千歳。その雰囲気や、漬物を漬けるのが趣味で、ティッシュをくれたあかりに自作のたくあんをお礼にあげたりなど、あかりから「おばあちゃんみたいでかわいい人」と思われています。双子の妹の千鶴に対しても、姉というよりはお母さんのような優しさで包んであげている印象です。

■千歳の本心はどこに?
自分の本心はあまり外には出さない千歳。しかし、実は綾乃のことが好きなのではと思わせられることがあります。妄想趣味では綾乃と京子がくっつくことを考えていますが、それは自分の綾乃の気持ちへの代償行為かも?綾乃のことを応援するために自分の恋心を抑えつけているのなら、もうちょっと解放してもいいんじゃないかなと思いますよ。

【アニメキャラの魅力】私こそが次期(副)主人公!?愛されるアホキャラ「大室櫻子」の魅力とは?
女子中学生たちのキャッキャウフフと、割ときついギャグを両立させてしまった奇跡のアニメ『ゆるゆり』。特に百合に興味がない層にも笑えるアニメとして歓迎され、元からの原作ファンを上回るような新規ファンを獲得しました。「大室櫻子」は主人公(?)赤座あかりのクラスメイトの中学1年生。年齢より言動が幼いアホの子です。とっても人気があるキャラクターであり、櫻子と姉と妹の3姉妹を主人公にしたスピンオフ作品『大室家』まで出ているほどです。

■アホかわいい
櫻子は、勉強が苦手で一部日本語も危うい子です。時に行動が唐突で、思いつきをすぐ実行しようとするところは京子と似ていると言われることもありますが、京子が場の空気を読んでふざけているのに対して、櫻子は場の空気など一切おかまいなしです。集中力がなくいたずら大好き。あかりはよく櫻子のいたずらの被害にあっています。生徒会室の冷蔵庫にある綾乃のプリンを食べてしまうことも・・・。

ただ、わりと長幼の序はわきまえているらしく、先輩に対する言葉づかいは丁寧です。幼馴染の向日葵にはいつも叱られていますが、無邪気でアホ全開のキャラクターは、周囲を困惑させつつも温かく受け入れられているようです。

■向日葵への独占欲
櫻子は、幼馴染の向日葵と常にいがみあっています。生徒会に入ったのも、向日葵が一人だけ生徒会役員になるのが悔しかったから。と、表面的にはそうなのですが、学校の帰りはいつも一緒ですし、なにかというと向日葵の家に行って、勉強を教えろだの何か食べさせろだのと甘えます。櫻子がそうやって甘えたり駄々をこねたりするのは向日葵に対してだけです。2人でファミレスに入った時は、向日葵の苦手なにんじんを食べるかわりに自分の苦手なピーマンを食べてもらったりしています。お互いあーんして!

向日葵が、ちなつにマフラーの編み方を教えてあげるために、櫻子といっしょに帰ったりかまったりしてくれなくなった時期がありました。櫻子はその間胸がむかむかしていましたが、まだ心の幼い櫻子にはそれが嫉妬であることが理解できずにいました。しかし、マフラーを作り終えて、向日葵が自分のために編んだマフラーをくれ、また一緒に帰れることがわかったときは、満足そうな最高の笑顔を浮かべていました。本人たちは忘れていますが、幼い頃に婚姻届にお互いの名前を書いた2人。実は今でもそのときの気持ちは変わっていないのです。

■おっぱいコンプレックス
原作のキャラ紹介には「ツンデレ1年生のちっぱいの方」と書かれるほど、ぺったんな櫻子。中1にしては過剰な向日葵の巨乳にコンプレックスをもっていて、そのおっぱいにパンチをするなど過激な行動に出ることも。しかし、まだ中1ですし、これから成長の可能性はまだまだあります。もっとも、年齢が進まないということを作中キャラクターが明言している作品なので、ずっと中1のままなんですけどね。まあ、小さいままなら小さいままで、向日葵のおっぱいを揉ませてもらえばよろしい!

今はお互いツンモードですが、お互いの気持ちに気づいたらきっとべたべたのカップルになるはず!そんな未来も見てみたいものです。

【アニメキャラの魅力】後藤沙緒里の無駄遣い!?一歩進んだ百合関係「松本りせ」の魅力とは?
「ゆるい百合」というコンセプトのギャグアニメ『ゆるゆり』。女子中学生たちのゆるーい日常を描いた作品で、中学生レベルのキャッキャウフフが繰り広げられています。そんな中、ひとりだけ少し「大人」な百合関係を匂わせてくれるのが、中学3年生で生徒会長の「松本りせ」です。今回はそんな「松本りせ」の魅力について紹介してみたいと思います。

■インビジブルガール
主人公(おそらく)の赤座あかりが“影が薄い”と言われながらも、それなりに話にからんでくるのに対し、生徒会長りせの影の薄さは全く比較になりません。りせは、生徒会長という役職ゆえに、放課後は常に生徒会室で仕事にいそしんでいます。その全身が画面に現れたのはアニメ1期の9話・・・。

実は、初登場は1期の4話で、生徒会とごらく部が一緒に海で遊んだ時に、妄想で鼻血を出した千歳にティッシュを差しだす彼女の手が映ったり、上空からの絵で海に走っていくメンバーたちの一番右端に一瞬だけ映ったりしています。もっと言うと、2話の時点で櫻子が向日葵に見せた生徒会メンバーの写真の中央に写っていたのですが、りせの顔の上にだけ光の帯がかかっていて見えていませんでした。

生徒会メンバーは、当然りせの存在をわかっていましたが、京子たちはずっと生徒会室にいたことも、海でいっしょに遊んでいたことすらも気づいていません。京子たちが、訪れた生徒会室で初めてりせの存在に気付いた時に、たまたま怪談をしていたことから、りせのことを幽霊だと勘違いしてしまう始末・・・。

■小声!
りせは原作では「・・・」というセリフ(?)しかありません。アニメではそれが異常な小声でしゃべっているという演出になりました。りせのCVは後藤(弱)こと後藤沙緒里さん。しかし、通常の音量では後藤さんの声はまったく聞こえません・・・。ところが、音量をものすごく上げると、ちゃんとしゃべっているのが聞こえるのです。なぜかただ一人だけ、そんなりせの小声をちゃんと聞く事ができるのが理科教師の西垣先生。りせと普通に会話が成り立ち、りせの声が聞こえない綾乃たちに、彼女が言ったことを伝えてあげたりしています。

■イケナイ関係
そんなりせと西垣先生、実は「イケナイ関係」なのです。そう、西垣先生がやらかす“常に爆発が伴う実験”や“体に変調をきたす薬の試験”に付き合わされる関係です。その実験の内容とは、りせが赤面して照れてしまうようなもの・・・。色々とひどい目にあっているはずなのに、りせは自ら望んで協力しているようです。

2人の関係は、西垣先生がりせの髪を切ってあげたり、爆発でついた西垣先生のよごれをふいてあげたりと、単なる実験だけのつながりではないと思われます。無茶な実験案ばかりの西垣先生を心配するりせの目から、恋する人への気づかいを感じたのは私だけではないはず。スピンオフとして、少し大人な2人の百合関係を描いてほしいな・・・なんて思ったり思わなかったり思ったり。

2014年2月9日に開催された「冬なのに、ごらく部☆なちゅまつり」にて、新作アニメーションの制作が決定し、後にOVAで制作し劇場上映を予定していることが発表され。またその後、AnimeJapan 2014にて開催された『ゆるゆり スペシャルステージ』において、スタッフやキービジュアルなどの詳細が公表され、タイトルは『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』となることが発表された。OVA発売に先行して、2014年11月29日より劇場上映が実施される予定である。

『夏だ!まつりだ!!!全員集合└(б∇б)┘ごらく部☆なちゅまつり』(なつだ!まつりだ!ぜんいんしゅうごう ごらくぶなちゅまつり)は、2013年7月7日に中野サンプラザ、同年7月21日にNHK大阪ホールで開催された。
2013年2月24日にパシフィコ横浜国立大ホールにて開催された七森中♪ふぇすてぃばるで本公演の開催を発表。詳細については同年3月21日に放送のラジオ番組『ゆりゆららららゆるゆり放送室・帰ってきました!生公開録音おまけ』の中で発表された。

七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子たち。彼女たちの時に笑いあり、時に百合ありのまったりとした日常生活を描く。個性的な登場人物たちの中にあって存在感の薄さを理由にいじられる主人公を据え、軽い同性愛にも見えてしまう女子校の気風の中のちょっとした笑いや、片想いが連鎖する人間関係、たまに起こる本気度の高い同性愛感情によるハプニングなどが、緩やかな空気感の中で扱われている。

『コミック百合姫S』連載当時、同誌掲載作品の中では百合色が薄い作品にもかかわらず、当初から読者アンケートではダントツの1位だったという。また、1話12ページながら、一誌で3話 - 8話掲載しており、さらにはアニメ化決定後の2011年5月から7月にかけては、3か月連続で単行本の刊行がなされた。

作中において登場人物は年をとらない設定で、次の年になっても進級しないが出来事は引き継がれる。

オープニングテーマ
「いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪」
(第1話 - 第5話、第7話 - 第10話、第12話)
「よんでミラクるん!」(第6話)
「ゆりゆららららゆるゆり大事件」(第11話)

エンディングテーマ
「100%ちゅ〜学生」(第1話 - 第7話、第9話 - 第12話)
「ガールズパワーで」(第8話)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 50
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

タイトルなし

1話でついに主人公として覚醒したか?と思われたあかり。{netabare}安定の夢オチ。この作品では主人公として扱う気一切なし。{/netabare}

話の大半はとりとめのない感じで見終えた直後から忘れてしまうのだが、クソガキみたいな嫉妬わがままのシーンがあり、そこは見ていて辛いものが…。

基本はとれとめのない安定した内容。最終話もとりとめないネタだったし。
常に気になるのは、食べ物を見ると見境なく手を付けること。なんなん?

実質最終回と説明されていた11話でまさかのシリアス展開。サブタイトル通りタイムトラベル。 {netabare}あかりがばっちり主人公だった。何故か部室にあった機械にうっかり乗ってしまい、1年前へ。すぐに元の時間に戻ろうとするが、動かない。修理してもらう間に存在感が薄れるきっかけになったことを改変しようとする。ことごとく失敗して迎えた最後のチャンスで今までの思い出が消えることから思いとどまる。無事に帰ると存在感が薄いとの自己評価を覆す周囲の心配ぶり。僕も思わず涙が。結局、爆発させるし、紙芝居なんだけど。{/netabare}
とりあえず、お姉ちゃんの妹愛半端じゃないな。


OP
いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪ 歌 七森中☆ごらく部
よんでミラクるん! 歌 魔女っ娘ミラクるん(竹達彩奈)
ゆりゆららららゆるゆり大事件 歌 七森中☆ごらく部
ED
100%ちゅ〜学生 歌 七森中☆ごらく部
ガールズパワーで 歌 結衣(津田美波)&ちなつ(大久保瑠美)
挿入歌
魔女っ娘ミラクるん♪ 歌 魔女っ娘ミラクるん(竹達彩奈)
ぴゅあぴゅあミラクるん 歌 魔女っ娘ミラクるん(竹達彩奈)
みんなだいすきのうた 歌 赤座あかり(三上枝織)


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
もう1回、笑われればいいと思うよ。 旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続ける4人組。それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリーが、 2011年夏に放送された第1期よりさらにゆる~いゆりになって(?)帰ってくる!

1. 帰って来た主人公
アッカリ~ン♪たくさんの熱い声援にこたえて……あかりたち、帰ってきました~!わ~い、会いたかったよ、みんな~。思えば、前にアニメ化した時はいろいろあったよね。ふふふ、あかりってば1話から存在感がなくなったり、ちなつちゃんにキ、キキ……キ……されたり、タイトルコールしか出番がなかったり、ドラム缶で山道を転がった……り……して……。…………………………。こ、今度はきっと大丈夫!だって1話からちゃんと主人公してるもん!ね?ねっ!?

2. ゆるゆりなる日々なるなり
聞いてくれ、みんな!なんと『ゆるゆり♪♪』は、2話にして早くも世界中で話題独占の大人気らしいぞ!いや、ホントか知らんけど。でも、こういうのは先に言ったもん勝ちだって偉い人が言ってた!そんなわけで2話あらすじ担当、歳納京子だよ~ん!けど、あらすじってのもタイミングが大切だよな。放送前に詳しく言い過ぎるとネタバレになるし、放送後だと何を今さらって感じだし……そこんとこどうなの、担当者?とか言ってる間にもうあらすじ終わりじゃん。う~む、こうなったら……ちゃんとしたあらすじは3話からってことでひとつ!

3. チョコと涙と女と女と磯辺揚げ
こっち見るな、2話あらすじ担当。えー、船見結衣です。なんかアニメ2期が始まっても、私のポジションって全然変化ないなあ。まあ、そんなことより、3話はチョコレートや磯部揚げの話みたいだね。………………………………どんな話だ?もしかして、チョコレートを磯部揚げにするとか?いや、さすがにそれはない……とは言い切れないか。なんせ私の身近には、ラムレーズンアイスを餃子の具にしようとした奴もいたし……。ええと……ごめん、とりあえず自分で見てもらった方が確実かな……。

4. ひっちゅ
吉川ちなつ、2期こそ結衣先輩のハートをゲットしちゃいます!いや~ん、もう結衣先輩好き好きすぎてどうしよう~。さて、バレンタインっていう一大イベントも終わって、私たちはいつも通りふんわりゆるゆるな毎日。だけど、生徒会の杉浦先輩は花粉症でなんだかとっても大変みたい。ふふっ、普段はキリッとしてるぶん、くしゃみばっかりする姿はちょっと可愛いです。そういう所を見せられちゃうと……なんだか、キュンとしちゃうかも?――な~んてね。うふふ、私が浮気なんかするわけないじゃないですか。そう、2期になっても私の本命は結衣先輩ただひとり!L・O・V・E!結衣せんぱ~~~~~い!

5. 日本の夏 ゆるめの夏
いつの間にやらもう夏休みなのね。それにしても、歳納京子は何をやってるのかしら?船見さんや赤座さんや吉川さんに迷惑ばかりかけて……もう、いくら夏休みだからって少したるみすぎよ。しょうがないわね、ここは私がビシッと言ってあげなくっちゃ!た、たまたま、そう本当にたまたま、歳納京子たちと一緒にプールに行く約束もあるわけだし!……えっ?べ、べつに顔とかにやけてなんかないんだからね!言い遅れましたけど、生徒会副会長の杉浦綾乃です。皆さんも夏休みだからって、気の抜けた生活は駄目ですからね。夏休みのない人は……と、とにかく頑張って!

6. 【速報】ゆるゆり完売
ふう……どうやらまた、今年も熱い夏がやってきたみたいやね。思えば、一年前のうちはまだまだ未熟やった……。まさか、うちの妄想力のさらに上をいく妄想力の持ち主があんなにも……しかも、日本全国から集まってくるなんて思いもせえへんかったわ。せやけど、うちも一年前のうちとは違う。綾乃ちゃんと歳納さんで鍛え上げたこの妄想力があれば、何があろうとも決して折れることはあらへん!それでは、一路東京へ!池田千歳、いっくで~!あっ、歳納さんのスペースにも顔出すんでよろしくな~。

7. 姉妹事情あれこれそれどれ
生徒会次期副会長、大室櫻子とは私のことだー! ……ん? なんか一年前もそんなこと言ってたような……。よし! 細かいことは気にしないぞ!それより聞いてよ~。うちのねーちゃんと妹が私に厳しくてさ。これはきっと、私のほとばしるびぼうとちせいにしっとしてるに違いないね!しかし、どこの家も姉とか妹ってこんななの? あっ、でも向日葵んとこの楓はすごくできた妹だっけ。姉とは違って! うん、姉とは違って!楓、私の妹になんない? 向日葵が冷蔵庫の上から三段目の奥の豆腐の陰に隠してるプリンあげるから。

8. ちなつ無双
ちょっと、なんで櫻子が我が家の冷蔵庫の中身を把握していますの!?まったくもう、昔から全然変わっていないのですから……。コホン……お見苦しいところをお見せしてしまいましたわね。私が真の生徒会次期副会長、古谷向日葵ですわ。それにしても、何やら街が賑わっていると思いましたら、もうクリスマスなんですのね。我々生徒会は今年も歳納先輩のお誘いで、ごらく部の方々と一緒にクリスマスを過ごすことになりました。カラオケボックスでクリスマスパーティとのことですが……私、歌は少しばかり自信がありませんの。はあ……。あっ、私はもう選曲を済ませたので、どうぞ皆さんも遠慮なく。

9. 何かありそうで何もなさそうな日
………………………、……………………。………、………………。………、……………。……。………、…………………、………。……………………、……。……、…………………。………………………………………。………、………………………………。『生徒会長の松本りせ、あらすじやります。今回は、一人で頑張る。大丈夫、会長だから。むん。ええと、9話も楽しそう、みんな。楽しいのはいいね、好き。うん、楽しいのが一番。ふう……いっぱい喋って疲労困憊。じゃあ、西垣先生と爆発してくるね。』

10. 修学旅行R
久しぶりだな諸君。理科教師の西垣奈々だ。しかし、どうしたものか……。実は前回募集してからというもの、誰一人として爆友が増えないんだ。そもそも、私にとって爆発とは何か? そう、爆発は様々な実験の結果にすぎず、私の目的はあくまでも実験のはずだった。だが、いつしか爆発は私の中で大きくなっていた。はたして、爆発のための実験なのか、実験のための爆発なのか……難しいな。っと、すまない、あらすじを忘れていた。確か、また修学旅行に行く2年生と、留守番組の1年生の話のはずだ……ん?そうか、わかったぞ。修学旅行も爆発と一緒で、つまり何度やってもいいということか!よし、これで今後も安心して爆発ができドッカアァァァァァァァァァァン!

11. 時をかけるあかり
あらすじでははじめまして、あかりのお姉ちゃんをやってる赤座あかねです。アニメも2期になってせっかく登場できたっていうのに、あと2回で終わるなんてちょっと残念。でも、あかりの登場シーンは全部まとめて編集してあるし、ブルーレイもDVDも全巻予約済みだから安心ね。サブタイトルでもうわかっちゃうと思うから言うけど、今回、なんとあかりは過去の世界に行ってしまうの。もう、過去に行くなんてあかりってば本当におっちょこちょいさんなんだから。けどまあ、そういうところが可愛いのよね。お姉ちゃんが応援してるから頑張るのよ、あかり。いつ、どこでも、あかりのこと見守っているからね。うふふ。

12. さらば主人公、また会う日まで
アッカリ~ン♪気づいたら『ゆるゆり♪♪』もこれで最終回か……なんだかあっという間だったね。2期も1期に負けないぐらい色々なことがあったなあ。その中であかりも、主人公としてひとまわり成長できたような気がするよ!最終回、ごらく部は生徒会のみんなと一緒に演劇をやるんだよ。あかり、今まで木の役しかやったことないから、台詞のある役とかうまくできるかなあ……。ううん、みんな一緒ならきっと大丈夫! だからあかりたちの活躍、最後までちゃんと見ててね。涙、涙の、大感動のクライマックスが待ってるよ!……って、京子ちゃん? 『あ~あ、フラグ立てちゃった……』ってどういう意味? それに結衣ちゃんやちなつちゃんまで、なんでそんな悲しい目であかりを見るの?ねえ? ねえっ!?

投稿 : 2025/03/01
♥ : 6
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

2期だったからか!?千夏の絵ついに解禁!!そして…!?

帰ってきた主人公!あかり!
みんなの大好きが全てあかりに!!!
でも確かに主人公っぽいけど...なんか違う!!!
そんな第1話でした♪

そして第1話だからか!あかりのオープニングコール!
すごかったです〜(笑)

3期→1期→2期という変な見方をしてしまいましたがついに繋がりました(笑)
やっぱりゆるっとしてて、ギャグありでおもしろいですね(๑´∀`๑)


〜話ごとにおもしろかった場面〜
{netabare}
第1話にて千夏の、髪にピンポン玉がのみこれてるところ!
こわい(笑)千夏恐るべきですね…!
んでしかもそれがお風呂で出てくるとか(笑)
おもしろかったです♪

そして第2話からいつも通りに?
タイトルコールはやっぱり途中で切れましたね(笑)
やっぱゆいの突っ込みいいですよね!ナイスです♪最高です♪
お笑いも面白ろかったです(笑)
全てにおけて笑えました!!

第3話にて
礒辺揚げ多っ(笑)
まあそれはさて置き…(笑)
さくらこは何だかんだ言って、やっぱりひまわりのこと好きなんですね♪2人の組み合わせ好きです♪

そしてここでも千夏!!
やっぱこわい~(笑)適当の方が上手いとか謎ですね(笑)毎回手を抜いてもらうとか(笑)

第4話にて
マスク(笑)しゅこ~しゅこ~って何気に怖かったです(笑)

帰り道あかりだけ濡れないとかすごいなと思いました(笑)
「アッカリーン」パワー??

そしてそして!なんと予告でりせちゃんしゃべったんです!!!相変わらず声はほぼ聞こえないけど…超うれしかったです!

第6話にて
歌が本格的(笑)しかも続きっていうのがすごい!
敵役の声は京子なんですね(笑)
動画を見てる設定か!
なるほど…!ここの話おもしろかったです!

でも綾乃がかわいそうだなぁと思いました(;>_<;)
そして京子作のミラクるんファン多いんですね
すごい…!私も少し興味出ました(笑)

第8話
姉妹編!どの姉妹も個性的ですよね(笑)おもしろかったです(笑)

みんなでカラオケ♪
京子含む衣装がかわいくてかわいくてオンここの話もお気に入りです♪

そして、EDは千夏の絵ついに解禁!!
ともかく怖すぎて怖すぎてヤバかったです!!
むしろトラウマになりかねませんね…

第9話
そしてオーブニングコールもちなつのホラー絵でしたね

京子のパン食べてる顔かわかったのが印象的でした♪
桜子と千夏って何気に合うなぁ〜って思いました!

千夏!今回ばかりはかわいそうでした…
そしてせっかく、作ったパウンドケーキ一人で食べちゃったなんえかわいそうに…
ってかずっと押し入れの中いたのがすごいなぁと思いました(笑)よくバレませんでしたね(笑)

あかり、相変わらず寝るの早いですよね!
9時って小学生かよ!ってツッコミたくなりました
千夏怖かったですが、それと同じくらいあかりの半目怖かった(笑)
しかもガチで霊いるとか笑笑
そしてそれがお姉ちゃんだと気づかなかったなんて笑
怖くない怖くない、いやそれが1番怖かった(笑)
けっきょく二人とも寝れないっていう(笑)
お泊りあるあるなんですかね??(笑)


第10話
オーブニングコール
ンーリカッアで透明から戻るとか(笑)そしてからのカット笑

11話
この話はあかりが主役?(常に主役はあかりです)
最終回っぽかったです!
{netabare}
あかりが転生ではなくガチで消えた!?
まさかのタイムリープ!?
しかも時をかけるあかりって笑笑
小学生時代に戻った!?
信じてくれるんだ!?
最初は驚きの連発でした!!
でも、お姉さんはあかりの言ったことに信じてくれて、はげましてくれたり…♪
一緒に寝れてよかったですよね♪優しいお姉さん♪

そしてあかりは1週間もいなかったんですね…
みんなガチで心配してて少し感動しました♪

って思ったらこれは京子が作ったものだったんですよね
でもすごい感動しました♪一番好きかもです!
{/netabare}

12話
最終回なのに名前も呼ばれなかったとか(笑)
最後らしい終わり方でよかったです♪
11話が、印象強すぎました(笑)
最後には全キャラ出てきたし、千夏の絵も再びでしたがよかったです♪
そして最後の落ちは爆発〜
{/netabare}

次は続編のなちゅやちゅみ!も見たいなと思いました♪

投稿 : 2025/03/01
♥ : 14

80.0 25 百合アニメランキング25位
咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1769)
8570人が棚に入れました
地元、阿知賀女子学院で開かれていた「阿知賀こども麻雀クラブ」に通う高鴨穏乃と新子憧は東京からやってきた転校生・原村和をその麻雀教室に誘う。そこには1つ年上の松実玄やコーチをしている大学生の赤土晴絵がおり、麻雀を通してみんなで楽しい日々を過ごしていた。しかし、中学にあがると、晴絵は実業団へいき、憧も穏乃たちとは別の中学へ通うことになった。そして、和も転校し、穏乃たちはそれぞれがバラバラの道を歩むことになった。時が流れ、中学3年生になった穏乃はある日、テレビを見ていると、そこには全国中学生麻雀大会で優勝している和の姿があった。「また和と一緒に麻雀を打ちたい」そんな思いを胸に、穏乃・憧は阿知賀女子へ入学をする。
ネタバレ

ほるん吹き さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「遊ぶんだ…和と!!」 全国大会で友達との再会を果たすため、止まっていた時間が再び動き出す。

咲ファン待望の新作! 1期が終了してから実に2年半も待たされました。
この話は本編の続きではなく、和が昔暮らしていた奈良の阿知賀を舞台にしたスピンオフという事ですがかなり楽しみにしていました。
1期同様、バトルさながらの闘牌シーンや、熱い友情・百合描写を期待したいものです。




第1局 「邂逅」
{netabare}
小学生時代の和登場。言動や服装、とあるパーツに至るまで相変わらず…といった感じで安心しました。
戻って来るかどうかも分からない麻雀仲間を2年以上も待ち続けていたという玄ちゃん。健気すぎます!

そして最後に流れるOPの映像。演出を前作に似せているところにファンの方々は歓喜したはず!咲さん怖いなあ~。
{/netabare}


第2局 「始動」
{netabare}
仲間集めの回。
いつも小刻みに震えて小動物のような宥姉。クールだけど大好きな赤土さんを前に慌てふためく灼。阿知賀の子はみんな可愛い!

最後に、前話からずっと強豪と言われてきた県内最大のライバル・晩成高校が出てきました。阿知賀を「ニワカは相手にならんよ」と一蹴。
晩成高校・・・いったいどれ程強いんだ・・・。
そしてED。これも前作同様、SDキャラによる可愛い演出。
宥姉の「あったか~い」にやられましたw 灼のボーリング打法も気になります。
{/netabare}


第3局 「接触」
{netabare}
ついに本大会開幕!
あれだけ持ち上げていた晩成をあっさり倒してしまったのは驚きです。 狙っていたとしか思えないw
龍門渕の面々も出てきてまたまた前作からのファン歓喜!

そして最後に咲さん現る。そのオーラを感じとって震えあがる阿知賀の面々。
ただ歩いているだけなのに他校を威圧しているなんて、咲さんさすがです!

ED。またまた前作同様、終わり方がシリアスだと別バージョンに変わるんですね。EDへの入り方がカッコイイ!
{/netabare}


第4局 「全国」
{netabare}
地区大会から相手を圧倒し続ける玄ちゃんが、全国一回戦でも大活躍!

前話でもちょっと出ていた、阿知賀と同ブロックの千里山。全国ランク二位という超強豪。千里山目線で阿知賀を見ているという描写。
「とりあえずこの阿知賀ってのは、うちらの敵じゃなさそうや」とまた嫌なフラグ立てちゃったり…。

咲名物の百合カップルも登場!もちろん怜&竜華の事ですが、病弱な怜を竜華がひざ枕とか、微笑ましいにも程があります!
{/netabare}


第5局 「強豪」
{netabare}
ついに全国レベルの壁にぶち当たる玄ちゃん。千里山のエース、怜を相手に全く歯が立ちませんでした。
怜の一巡先を見れるという能力はそうとうやっかいそうだけど、病弱な怜にはかなり体力を消耗させられるよう。これが今後どう影響してくるのでしょうか。それにしても、怜のリー棒立てリーチ宣言かっこいい!

咲式プロポーズともいう「一緒に全国行かへんか」という竜華の怜へのセリフ。試合後に竜華に寄り添う怜。見せつけてくれますね。これからもこの二人を見守っていきたいです。

何となく頼りなかった宥姉ですが、試合後落ち込んでる玄ちゃんを励ます姿はやっぱりお姉ちゃんでした。次回大活躍!?
{/netabare}


第6局 「奪回」
{netabare}
松実姉妹の過去話。玄ちゃんのセリフの言い回しって、何かいちいち可愛い。
「やめるのです」とか「手を出さないように」とか。
前にも「おまかせあれ」とか「これは失礼をば」とか言ってたけど、何の影響なんだろう。

宥姉は点棒を全て取り返す、ということまではありませんでしたがそれなりに活躍。憧も元エースのセーラを相手に奮闘。
セーラのギャップ萌えにも驚きました。男勝りの子が急に乙女になるのは反則ですね。提供バックでタブレット越しに船Qにいじられても仕方ないです。
{/netabare}


第7局 「信念」
{netabare}
もうちょい灼と穏乃の対局シーンも見たかったけど、早々に準々決勝も決着。二人の活躍は準決勝までお預けということで。
千里山と共に阿知賀が準決勝進出を決めました。

そしてついに咲の姉・宮永照を擁する全国一位の白糸台が登場!
記者会見後、「お疲れ様です!」と綺麗に整列した部員が照さんをお出迎え。どこの極道ですかw

最後にはステルスモモやワハハもでてきて、またまた前作からのファンにはたまらないですね。
{/netabare}


第8局 「修行」
{netabare}
さらに他の鶴賀や風越の面々も出てきて盛り上がってきましたね。相変わらず池田ウザい!w
龍門渕も含め、鶴賀、風越に阿知賀が全く敵わないところから、長野って相当レベルが高かったんだなぁと実感。
その他にも荒川憩ほか全国の強者たちと対戦してさらなる実力アップを狙います。
しかし目からビームみたいの出たり、謎の宇宙空間が広がったり。何なんですかこのオカルトの方々はw 麻雀って奥が深いなあ~。

そしていよいよ準決勝開始!
OPの映像で気になっていた「すばらっ」の人、花田煌も登場。しかも声優は新井里美さんですか!ものすごくハマリ役すぎて楽しみです。
ようやく全国チャンピオン・宮永照のうちしゅじ…打ち筋も見られますね。

またシリアスEDだったけど、照無双が続いて以後ずっとそうなるんじゃあ…。
{/netabare}


第9局 「最強」
{netabare}
照が1期最終回のEDで見せた、小鍛治プロ曰く「照魔境のようなもの」や、電撃をまとったコークスクリューツモが炸裂!
このド派手すぎる演出はやっぱり咲ならでは、ですね。そして無駄に壮大すぎるBGMは、カッコよすぎて逆に笑いがこみあげてくるという不思議w

すっかり照が場を支配。色々仕掛ける千里山の怜ですが、それでも照の連続和了は止まらない。少し心が折れかけたところで咲名物の回想シーン・千里山編。
回想シーンでは、元々怜は3軍出身で、一巡先を見れる能力は後から身に付けたものと発覚。
それと今さらながら、怜は照の事を「あんな化け物」、以前荒川憩は「人じゃない」とか、みんな好き勝手言いすぎですよ!照はあれでも一応人間ですから(多分)

怜と煌の協力プレイで一度は照の連続和了を止めるも、すぐにまた照のペースに。とりあえず一対一で全く歯が立たない以上、こういった連携は重要だと怜や煌は気づきました。
そして玄ちゃんはずっと涙目で、ただ震えあがっているだけで終わってしまいました。
{/netabare}


第10局 「連荘」
{netabare}
先鋒前半戦終了。
照以外の3人が絶望的な表情を浮かべます。
総出で先鋒の選手を迎えに行く千里山と阿知賀。誰一人席を立とうとしない新道寺。それぞれに込められた期待や、置かれた立場などが分かりやすく描写されていました。

再び千里山回想。
さらなる能力向上をと、練習で二巡先を見る能力を試すも倒れる怜。
ただでさえ病弱な怜には体への負担も大きく、危険な技だからもう使わないで、と竜華には念を押される。
しかしチャンピオンを相手に万策尽きた怜は、ついにその禁断の能力に手を出してしまう。

そして玄ちゃんは(ry
{/netabare}


第11局 「決意」
{netabare}
能力を使っても何とか持ちこたえた怜が、再び照の連続和了を止める事に成功。
でも表情は悪く、体力もかなり消耗している様子。千里山の面々も薄々その様子に気付き始める。何でそこまでして戦うのか…。
そしてその後は結局照のペースに。

新道寺回想。
自分が捨て駒であると知ってしまった煌。
それでも落ち込むことはなく、むしろメンバーに選ばれた事を誇りに思っている様子。
煌の長所は何と言っても、このどこまでも物事を前向きに捉える事ができる精神力です。
実際、照に圧倒されても心が折れることなく、むしろ勝負を楽しんでいる余裕すら感じました。相手が強ければ強いほど燃えるタイプですね。

みたび千里山回想。
千里山の深い絆が感じられました。
病弱だし、能力なしのときは雀力も低かった怜に、それでも仲間だからといつも一緒に麻雀を打ってくれた仲間たち。
その思いに答えたく、身を犠牲にしてまで勝負にこだわろうとする怜。もう駄目だ、と思うたびにみんなの顔が思い浮かび、決してあきらめようとしない。

怜の事を頑張れ!と応援したくなる反面、もういい…休め…とも思ってしまう、何とも複雑な感情。
もう本人任せで見守るしかできないんですよね。

すでに限界を超えた力を出し切っている怜。
それでもこのまま終わるわけにはいかないと、さらに一巡先である三巡先を見る能力、トリプルを発動。
これにはさすがに、対局中倒れて棄権とか、そういう展開もあるのかなと思ってしまいました。
「アカン、やめて!トキー!」と竜華。
私も似た様な事を叫びました(心の中でw)。

仲間を大切に思っているなら、それこそもっと仲間の力も信じて、
ここで一人頑張りすぎる必要もなかったかと思います。
でもだからこそ怜の戦いっぷりに心打たれるんですけどね。
怜は責任感が強そうだし、そんな事を考える余裕もなかったのかもしれませんが。
とにかくもう無事に先鋒戦が終わってくれる事を祈るばかりです…。

その後、阿知賀にもとうとう動きが!
何とEDで…
灼と赤土さんの名前が消える!!
…そういえば喋ってなかったなあ。
あれ?これってじつは阿知賀編じゃなくて千里y…、いや私はあえてツッコミません!!
{/netabare}


第12局 「約束」
{netabare}
トリプル発動後も気力と精神力で持ちこたえる怜。
そして阿知賀に和了の予感があることを察知。

阿知賀・松実姉妹回想
いつも「待つ」身だったという松実玄。
自分から別れをする事がなかった玄は、自分の元に集まってくれるドラを切れないでいたが、勝負のためについにドラを切る決断をする。
結果、照の「照魔境のようなもの」の能力を破ることとなり、怜や煌のアシストもあって、照が玄に振り込み先鋒戦終了!

玄ちゃんついに活躍! 三対一だし、ほとんどアシストの力による和了だったけど、あがるために自分の打ち筋を変えてまで勝負に行った姿勢はすごくよかったと思います。

試合後、全ての力を使いきって倒れる怜。本当によく頑張りました。
救急隊員に運ばれながらも次鋒戦の心配をするあたり、本当に仲間思いの怜らしいというか…。

捨て駒扱いの煌でしたが、帰ってきて部長に「よう頑張った、お疲れ様」と言われる場面にジーンときました。
煌の頑張りはちゃんとチームメイトにも伝わっていたんですね。

阿知賀の面々は和との再会を果たす。
もっと大事にやってほしいシーンだったけど、あとで和が新聞とかで
「あ、阿知賀って大会出てたんだ」とかって知るよりはよかったと思いますw



以上でテレビ放送12話分の感想です。
残り3話が本当に気になるところですね。どの2校が決勝に駒を進めるのか。


大本命は白糸台であることに間違いありません。
2位との差はすでに10万点以上あり、この後も相当な実力者が出てくる事が予想されます。
特に大将・大星淡は1期最終回EDで、何か異能の力のようなものを使っていたので、その活躍に注目です。
というか、白糸台が決勝に行かないと、咲は何の為に戦っているのかってなりますからね。
阿知賀が白糸台を倒したらそれはそれで盛り上がりますけど。

実力的に行けばもう一校は千里山女子。
ただ怜の退場によって、他のみんなが精神的に落ち着いていつも通りの麻雀が打てるかどうかが心配です。
というか、散々負けフラグを立てまくってしまったので、物語上、敗退が濃厚でしょうね。

大穴の新道寺女子。
煌は奈良にいた時代、和や優希と同じ高遠原中学にいました。
和と優希が入部してすぐ煌が福岡に転校してしまったため、一緒に大会に出た事もなくそんなに思い入れもないのかもしれませんが、
そんな3人の決勝での再会も見てみたいものです。
煌は照や怜を相手にもかなり健闘していたと思いますが、部長が言うにそれでも5人の中で最弱…との事なので、
こちらもさらなる実力者が現れる事が期待されます。

そして阿知賀女子学院。
灼や穏乃などがまだあまり力を発揮できていないのは、これから活躍するために温存しているだけですよね?
主人公チームなのにまさか敗退…なんてことはあまり考えたくないです。
他のチームも凄く魅力的だけど、やっぱり私は阿知賀に決勝へ進んでもらいたいと思っています!{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 23
ネタバレ

えーりか☆かなで さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

~混戦~【第十三話視聴済】

【咲-saki-阿知賀編】
・今期1番期待してます(^^♪

~あらすじ~

和は小6から中1頃までは奈良におり(中2の時に長野へ)、阿知賀編はその時の友人である穏乃を主人公とした物語です。
穏乃は中3の時、離れ離れになった和がインターミドルで優勝したことを偶然テレビで知り、それをきっかけにまた和と麻雀を打ちたいと思うようになります。
そして和と戦うために阿知賀女子学院で部の仲間と共に全国を目指す…といった感じです。
穏乃や和の小6時代からスタートし、その後高校生になり、奈良県予選、全国を中心に話が進みます。

~声優さん~

高鴨穏乃:悠木碧
新子憧:東山奈央
松実玄:花澤香菜
松実宥:MAKO
原村和:小清水亜美
鷺森灼:内山夕実
赤土晴絵:進藤尚美
園城寺怜:小倉唯
清水谷龍華:石原夏織
江口セーラ:能登有沙
船久保浩子:manami
二条泉:松永真穂
宮永咲:植田佳奈
原村和:小清水亜美
片岡優希:釘宮理恵

☆キャラ紹介☆
{netabare}
高鴨穏乃:大将を務める。チームのムードメーカー

新子憧:中堅を務める。堅実なデジタルの打ち手

松実玄:先鋒を務める。阿知賀のドラゴンロード

松実宥:次鋒を務める。あったかい色の牌が集まる

鷺森灼:副将を務める。阿知賀の部長

赤土晴絵:監督。阿知賀のレジェンド
{/netabare}
~感想~ 

第一話「邂逅」
{netabare}
まず・・・・・のどっち大きすぎるww
松実玄可愛いですw花澤さん声最高っすw>ω<w
内容はあらすじ参照で^^
次回に期待です!!
{/netabare}

第二話「始動」
{netabare}
宥姉と灼ちゃん追加ー^^
ここまでかなり早い展開で話が進んでますww
次回はいよいよ大会だっ!
{/netabare}

第三話「接触」
{netabare}
予想通りの咲とすれ違うとこで終わったw
それにしても玄の能力ほしいw
でもドラ集まるけど弱点もあるんだよねw
{/netabare}

第四話「全国」
{netabare}
全国だーw東京だーw
って自分なら騒いでるw
さすがに1回戦はさらっと流しましたねー
次話の2回戦からおもしろくなってくる^^
{/netabare}

第五話「強豪」
{netabare}
怜の能力強いねーw
あとリーチの仕方wwなんでリー棒立てるのw
それにしても玄ちゃんかわいいお(^^♪
次回はお姉ちゃんが活躍だー^^
{/netabare}

第六話「奪回」
{netabare}
お姉ちゃんはあったかい牌が好きなのですー(*^_^*)
2位との差を少し縮めたのです^^
んで憧ちゃんかわゆす(^^♪ 鳴いて連続和了だぜぇーw
セーラも制服着れば女の子っぽいw
中堅戦終わって阿知賀は2位^^ 憧ちゃんがんばったおー
次回は灼ちゃんに期待っ\(^o^)/
{/netabare}

第七話「信念」
{netabare}
灼と穏乃・・・かなり出番少なかったww
照はびっくりだったなーw 想像してたのと全然違うw
大魔王なんだからもっとちゃんとしなさい!w
あとは・・モモちんきたー\(^o^)/
めっちゃかわいいっすー
ワハハの存在感もかなりあったけどね^^
次回は池田ァとかでてたから麻雀自体はやらないのかな? 
次回も期待ッスw
{/netabare}

第八話「修業」
{netabare}
ワハハーw
モモのすりすりが前より増えた気がするw
かじゅとキャプテンもお久しぶりですな^^
池田ァは変わんないなw
長野強すぎですーw
憩ちゃんカワユスwもっとだしてくれー;;w
タコスマントかっこいー(^^)/
小鍛冶プロかわいいwさすがアラフォ-。。すみませんアラサ-ですねw
一番目立ったのは黒子すばらかな・・w
すばらですwwwww
照のオーラやべぇー\(゜ロ\)(/ロ゜)/
怜の回想・・やられちゃいそうな感じだな^^;
病んでさえいなければ・・w
照のツモるとこで終わりか・・コーワーイーw
巻き込み、ねじ切り、擦り潰す。これぞ王者の麻雀──。
始まってしまうのか・・・・・・
次週から熱くなってきますね^^
1週間すら待てないよー(;一_一)

{/netabare}
第九話「最強」
{netabare}
一週間長かったー\(^o^)/
大魔王様降臨ですっ!w
すばらっ!はあいさつ以外にも使えるそうですww
照さん右腕・・・w
右腕がぐるぐるー\(゜ロ\)(/ロ゜)/唸ってるーw
コークスクリューツモかっこいーw
BGMも大魔王仕様ですな^^;
玄ちゃん空気すぎるww主人公チームはどこですかーw?
まぁ玄ちゃん・・がんばって・・・w
怜ばっかりでてたから良かったんだけど・・・
この先やばすぎるw
次週に期待しなさいっ!
{/netabare}

第十話「連荘」
{netabare}
すばら事故ったぁぁw
存在感ありすぎw
500の親っかぶりの反応w
「アーリーモーニング」w
もーちゃんって結構人気キャラだよね^^
こーこちゃんの実況いいねw
小鍛冶プロいじりうけるw
大魔王のテーマが流れ出した・・・
腕が唸ってるーw
玄ちゃんドンマイ過ぎるw
千里山の回想・・w
龍華「その確認方法どうなん?」w
セーラ「ほーーーーーーー」w
ダブル・・とうとう使うんだね^^;
提供のところの悪意・・w
玄ちゃんドンマイ(本日2回目w)
怜-Toki-千里山編楽しく観ることができましたw
来週も怜に期待だねwいやもちろん玄ちゃんもねw
{/netabare}

第十一話「決意」
{netabare}
ダブルっ!二巡先へ!
怜の体力限界だし^^;
すばらいいキャラしとるわーw
捨て駒・・まかされましたっ!!
怜の回想・・・もう怜主人公でいいよw
2度目のコークスクリューツモww
いつもより回ってますよーww
三巡先(トリプル)キター\(^o^)/
怜感動するわー鳥肌たちました;;
原作ちょっとだけ余らせての終わり・・・
次回超えるのは間違いないとは思うが何か意味があるのかw
来週まで待てない・・・w
そして怜なんとか生きていてくれっ!!
{/netabare}

第十二話「約束」
{netabare}
最初から怜回想じゃんw
これは何編なのでしょうかw
照のツモ一回一回が恐ろしいー(;一_一)

照が振り込んだーw
怜とかすばらに助けてもらってようやく和了れましたw
完全に3対1w


あー怜が倒れたー;;
照も気にしてくれてたしw
これは千里山応援するしかないなっ

和との再会・・・決勝で会おうって・・・
さすが大将w
どんな打ちしゅじを見せてくれるのかなw

続きが気になりすぎるw
次話みたらどんどんレビュー更新していきたいと思います。

中途半端な所ですが千里山編おつかれさまでしたっw

{/netabare}

第十三話「混戦」

こっちにも書いちゃいましたw

待ちにまった13話!!
この先どんな展開が待ち受けているのかっ!←恒子ちゃん風w

~声優さん~

高鴨穏乃:悠木碧
新子憧:東山奈央
松実玄:花澤香菜
松実宥:MAKO
原村和:小清水亜美
鷺森灼:内山夕実
園城寺怜:小倉唯
清水谷龍華:石原夏織
江口セーラ:能登有沙
船久保浩子:三澤紗千香
二条泉:松永真穂
宮永咲:植田佳奈
片岡優希:釘宮理恵

声優さんの変更で船Qがmanamiさんから三澤紗千香さんにねりましたー。


~感想~

準決勝次鋒戦!

白糸台=弘瀬菫
千里山=二条泉
阿知賀=松実宥
新道寺=安河内美子
{netabare}
新道寺の安河内が安い手であがっていく中、
シャープシューター菫の矢は泉に向けられ点を削られて
しまう。続いて矢は宥姉に向けられる。しかし晴絵の助言で菫にクセがあることを知っており、かわして菫に12000を直撃させた。最後は新道寺の1300のあがりで終了。

【次鋒戦結果】

白糸台 187400 -8800
千里山 50500  -30400
阿知賀 99300 24600
新道寺 62800 14600

千里山が一気に削られてしまいましたねー。
それにしても宥姉強いわw
{/netabare}

そして中堅戦!

白糸台=渋谷尭深
千里山=江口セーラ
阿知賀=新子憧
新道寺=江崎仁美
{netabare}
憧はなるべく流して連荘させないようにしているが、前半戦セーラが圧倒的な力を見せつける。後半戦は憧がセーラの勢いを止めつつ局を流していく。なぜそんなに憧が流すのに焦っているのかというと白糸台の渋谷は各局の最初の捨て牌がオーラスの配牌になって戻ってくる収穫の時(ハーベストタイム)という能力を持っているからだ。
そしてオーラス。地にまいた種が木々になり実る頃・・・・
ハーベストタイム!!
はたして渋谷は役満をあがることができるのか・・
{/netabare}

TSU・BA・SAいい曲だわ~(^^♪


14話が待ち遠しい・・・;;
1月29日まで待てるかっw

投稿 : 2025/03/01
♥ : 62
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

先鋒戦終了・・・まだ配信版がありますが、とりあえずTV版全12話の総評

原村和のかつての旧友達が、中学大会での和の活躍に奮起し
インターハイに向けて和との対戦を目指す物語。スピンオフです。一期視聴必須。

阿知賀編とは名ばかりに、終わってみれば主人公・園城寺怜の千里山編でしたw
結局本作が最も描きたかったものは、インハイ準決、王者・宮永照の圧倒的実力と
照に対抗する他校の3人の意地と成長なのでしょう。
一期同様、回想シーンが多いのでテンポが削がれてしまった感はありますが
キャラへの感情移入という意味では上手く機能しており、
闘牌シーンの過剰演出も実にすばらで、テンション上がりまくりでした。

やはり問題はメインであるはずの阿知賀キャラの描写不足。
インハイ準決が始まるまでのダイジェスト展開は原作通りではあるのですが・・・
メタ的に考えて阿知賀の決勝進出はほぼ確実で、このままでは非難轟々の予感。
いかに配信版の残り3話で阿知賀に感情移入させるかですね。
でも先鋒戦の長さと比較すると、またダイジェスト感が出てしまいそうで不安です。

・音楽
OPは聴けば聴くほどハマってきました。今では大好きな曲。ココ壱番~♪
EDはシリアスverが印象的で、本編にイントロ被せる演出もバッチリ決まってました。
BGMは何と言っても照さんのテーマが最高過ぎるw

・声優
阿知賀編から登場するキャラに関しては、キャラとのマッチ具合や演技力という意味で
全体的に一期より劣ると思います。というか、一期キャラの声優の人選が良過ぎました。


今期で最も放送が待ち遠しい作品でした。
最後に原作を追い越したので、この先の展開が気になってしょうがない。
配信版はいつになるのか・・・上で書いたように不安要素はあるけど
ああ、もうホントに早く続きが見てぇ、とそうとしか言えないです。


以下、ネタバレ各話感想
{netabare}
・12話感想
玄の変化が照魔鏡の脆さを付くという展開が実にすばらで、感心させられました。
もちろん、トキの生命をかけたトリプルと、すばら先輩の絶妙なアシストがあってこそで。
そう考えると、正直照には振り込んで欲しくなかったんですが、非常に納得がいきました。

トキ、お疲れ。病院に搬送されるとこでチームメイトが皆付き添っていたので
まさかの棄権ENDかと思い、焦りましたw

それにしても、すばら先輩が最高過ぎるだろうと。台詞もイチイチかっこいいし。
チームメイトに労いの言葉をもらうシーンは、何か見てるこっちが救われた気がしました。
個人的な希望を言えば、新道寺に決勝に進んで欲しいです。

ラスト、のどっちとの再会があっさりし過ぎでしたね。何の感慨も沸きませんw
で、やっぱりジョージナレで締めるのね。


・11話感想
「悪いな新道寺、その牌がわからんかった」
「いいってことですよ、すばらです」
この無言会話。言葉にせずとも理解し合える関係、実にすばらです。

そして新道寺の回想シーン、待ちに待ったすばら先輩の名言!

「捨てゴマ、まかされました!」

すばら先輩の凄いところは箱にされない能力ではなく
とことん前向きな姿勢、どんな状況でも折れない精神力。
しかし、大魔王・照の強さは健在で、点数倍加の連続和了が再スタート・・・
腕の回転数が上がってるのは気のせいかw

千里山の回想シーン。怜を中心とした絆を感じられ、応援せざるを得ない。
セーラが地味に良いキャラなんですよね。バスガデルデーの頃は完全にネタキャラでしたがw
中の人の演技も自然な感じになってきてますね。

ラスト。仲間の思いを背負い復活した怜、三巡先の未来予知、まさかのトリプル発動!
演出カッコいいな。竜華の悲痛な叫びが涙を誘う。
さあそして、ここで・・・ここで・・・ここで・・・?
こないんかーい!松実玄www

ついに原作(雑誌最新号の回)に追いついちゃいましたねー。
TV放映版は次回で最終回。いよいよクライマックスな先鋒戦の結末や如何に。
とりあえず、怜が無事でいてくれればいいよもう・・・。

※現在の点数状況
白糸台:213800点
千里山:80900点
阿知賀:57100点
新道寺:48200点


・9話感想
照「(ギュルギュルギュル・・・)」
コークスクリューツモ!予想以上の回転数w 音が完全にドリルww
やはり咲の魅力と言えば、この過剰なまでの闘牌演出。
そして今回はこれまでのヌルい雰囲気を完全に吹き飛ばす緊張感で、文句なしです。
宮永照の圧倒的強さを見せつけることこそ、阿知賀編の存在意義と言っても過言じゃないですね。
なんか専用のBGMまで用意されてるしw RPGのラスボス戦のようなBGMに痺れました。

ラスボス照に対抗するは、完全に阿知賀編の主人公化した千里山女子・園城寺怜。
すばらの捨て牌から意図を汲んで差し込み、照の連荘を阻止するとか燃える展開っすね。
長野決勝で衣のハイテイを阻止したかじゅの差し込みを彷彿とさせます。
人間が魔物と戦うには協力プレイ必須なのです。まあ、せめてもの抵抗なんですけど。

玄は全く見せ場なし。というか阿知賀編なのに阿知賀が完全に空気ですw
個人的に阿知賀のキャラは嫌いじゃないんですけどね(顔面偏差値的には作中屈指だし)
照、怜、すばらのキャラ立てが秀逸過ぎるのがある意味問題なのか・・・w

さて、TV放映版は残り3話ですが、おそらく先鋒戦終了までやるんだろうけど
先鋒戦終了=試合終了な予感をひしひしと感じます・・・


7話視聴
インハイ二回戦。準決勝進出を目指し、奮闘する阿知賀の面々。
全国ランク2位の強豪・千里山女子とはだいぶ点差をつけられましたが
大将戦、オーラスで穏乃が劔谷から直撃を取り2位に浮上。準決勝進出を果たしました。
それにしても展開が速いですw 1クールなので原作準拠でいくしかないんですよね。

さて、本作はここからが本番です!
大注目のAブロック準決勝、インハイ史上最強との呼び声も高い白糸台との対決を迎えます。
営業スマイル()でインタビューに答える宮永照。記者フラッシュたき過ぎw
記者会見後の部員の盛大な出迎えがまた笑いを誘う・・・どこのヤクザだよw
姐さんお疲れ様です!ドロドロした百合の花が咲き乱れてそうな学校ですね(;゚д゚)ゴクリ…

ラストも一期のキャラが登場してめっちゃテンション上がりましたw
ステルスモモが見れただけでもう死ねるわーw モモ可愛すぎるよモモ!
はやく続きがみたい・・・と思ったら来週は放送休止だと?どういうことだ池田ァ!!
SOA(そんな おあずけ ありえません)!
 

3話視聴
「ツモ!ドラ7!」
アホか・・・w てか、あまりにもあっさりインハイ出場が決まってしまいました。
原作も読みましたが晩成との試合は僅か5ページで終了、つまり原作準拠なわけです。
インハイでの試合がメインなんですね。果たして清澄と当たるまで勝ち上がれるのか。
ラストの咲登場時の演出良かったですね。阿知賀視点だと魔王のオーラが・・・w


1話視聴
やっぱり咲は面白い!
萌え、友情(百合)、そして麻雀。もう全てが好みです。ドストライクです。ビシバシきますw
阿知賀メンバー皆可愛過ぎですねー。ドラが集まる能力持ちの娘が一番強いのか。積み込み乙!
麻雀シーンが少なかったのは物足りないけど、まあ今後に期待。

その麻雀シーンですが、感心しました。
牌を捨てる時の動作が無造作だったり、丁寧だったり
置き方も崩れ気味だったり、綺麗に並べてあったり、逆向きだったり。
キャラによって違うんです。
実際リアルでも捨て牌ってのは打つ人の性格が如実に反映されますからね。
こういったキャラの性格付けの為の細かい配慮が行き届いているのは好印象です。

あとはOPの演出とか前作を踏襲していてニヤニヤできたし
(清澄メンバーや照まで出てきてテンション上がったw)
作画も良好です。1クールのようなのでクオリティは維持してくれそうですね。
OP曲は微妙だったかな。てか、橋本みゆきに歌わせろよ!w
{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 54
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