2008年度の白組おすすめアニメランキング 1

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59.3 1 2008年度の白組アニメランキング1位
西洋骨董洋菓子店~アンティーク~(TVアニメ動画)

2008年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (114)
710人が棚に入れました
橘圭一郎はふとした思いつきで会社を辞め、深夜営業もする本格派を目指した洋菓子店を開く。そこで父親が橘のために選び抜いたベテランパティシエの小野裕介は、偶然にも高校時代の同級生のゲイであり、告白されてこっぴどく振った相手でもあった。
そこに元ボクサーで超甘党の神田エイジ、橘の幼馴染である小早川千影も加わり、一風変わった洋菓子店の営業が始まる。
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

そっくりなカフェが銀座にあったなぁ・・

ネタバレレビューを読む
シリアスな事実をベースにしながらも、コミカルなオブラートで包み込み、
めちゃめちゃ美味しそうなケーキたちと、
それぞれ魅力ある男たちとともに、見守った作品。

とにかくまず、西洋アンティークに囲まれた店内がツボ。
ドアや窓にはめ込まれたステンドグラス、
猫足のソファやテーブル、アールデコっぽい照明などなど。
一軒家風の店構え、外装も含め、すごく好きなデザインだった。

バックに流れる数々の音楽のほとんどは、バッハの曲をアレンジしたもので、
バロック好きの自分としてはそこもかなりお気に入り。

財閥の会長の孫というオーナー 橘、
彼の幼馴染で秘書的存在であり、
クールな外見に似合わないドジぶりの、実は子持ちの千影、
この2人がギャルソンを。
また、アイドル的存在だった元プロボクサー 神田と、
橘の高校時代の同級生であり 魔性のゲイという小野の2人が
パティシエを務め・・・・という合計4人がメインキャスト。

キャストだけ見ていると、まったく別の物語がいくつも作れそうだけど、
ほど良いバランスでキャラが立っていて、小野がゲイだからといっても
それを特別視した作品になってるわけでもなく、
ごく自然でリアルな会話や友情ベースのストーリー展開に、
僕としてはとても身近に感じられる部分が多々あって、心地良かった。

人には誰しも、少なからずトラウマめいたものや、
劣等感、罪悪感などあって、生きている月日が長くなればなるほど
背負うものも増えていくよね。
そして、ひとりの人間として思い悩む事は十人十色でありながら、
人は、誰かと繋がって生きていくもの。

自分の中のそういう想いをどううまく対処しながら、
楽しく幸せに生きていくか。
暗い過去があっても、努力次第で前を向いて一歩一歩
進んでいくことはできるし、毎日始終暗い顔をしてるわけでもなく、
けっこう面白おかしく楽しく日々を過ごしていくことはできるもので。

そしてそういう日々が最終的に、自分の中のモヤモヤしたものを
癒すのだとしたら・・・すごく納得できる終わり方だった。

「いい天気だなぁ~」 

そうつぶやきながら空を見上げる橘のどこか吹っ切れた表情は、
事件の時効よりもずっと清々しい、心の時効を迎えていたはず。

甘くて美味しいケーキ菓子は、人を笑顔にし、しあわせな気分にさせる。
橘を誘拐した犯人が子どもに食べさせていたケーキの意味と、
新たな誘拐事件の犯人が子どもに食べさせていたケーキの意味は、
その理由こそ違っても、子どもを笑顔にさせようとした想いは
きっと同じものだったと思う。

あまり詳しくはここで書けないけれど、
今まで奥さんに3つのケーキを買いに行かせていた人が、
1個のホールケーキを自分で買いに来た・・・という変化を見て、
「この人も、ようやく過去を受け入れることができたのだな」と。
ただ、やはり・・・橘が悪夢にうなされ続けるのだけは、
早いところ安定するといいなぁ。それだけが心残り。

ちなみに、スイーツプロデュースは
「Toshi Yoroizuka」オーナーシェフの鎧塚俊彦氏
僕もお菓子をよく作るので、いろいろ参考になりました。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 28

司狼神威 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

この独特の雰囲気がたまらんwww

原作漫画。『Wings』で連載されていた全4巻の漫画です。

全12話。
ノイタミナ枠でアニメ化。

ゆるい独特の雰囲気がアニメでもしっかり表現されていた作品ですねーw

ドラマCD化もされますので、興味がある方はぜひw
あ!でも声がアニメと違いますのであしからずw
海外でも人気が高く、英訳や映画化もされてますw

あと日本でもドラマ化されてますw
大まかなストーリーは原作通りですが・・・キャラの設定・・・主に小野っちの設定が変更されてますw
その程度が放送できないなら・・・ドラマ化なんてするなよ・・・。って思ったことは内緒w

だってそこ重要なとこなのにねー(。´Д⊂)
ほんと・・・(ノω・、) だからドラマはウチ見てませんwww



アニメは絵を見て、「あかぁーん」って思う人もいるかもしれませんが、勿体ないッスよーw

絵はそのうち慣れますwwwwwwwwwwwwwww
だから見てみてくださいw


BL要素が全面に感じるかもしれませんが、物語の基礎はそこではありません。

それぞれが抱える悩みだったり、トラウマ。
精神的なものがメインの結構シビア内容だと思います。
それを出来る限り、ゆるく、見やすく、笑いを入れて作られてる作品です。

個人的には結構好きです(●´ω`●)ゞ
まぁ、ウチは腐女子なのでwwwwwwwwwwwwwwww

とりま、なかなか面白いのでぜひw


【あらすじ】

橘圭一郎はあるきっかけで会社を辞め、突然に深夜営業もする本格派を目指した洋菓子店を開く。そこで父親が橘のために選び抜いたベテランパティシエの小野裕介は、偶然にも高校時代の同級生のゲイであり、告白されてこっぴどく振った相手でもあった。

そこに元ボクサーで超甘党の神田エイジ、橘の幼馴染である小早川千影も加わり、一風変わった洋菓子店の営業が始まる。





ケーキ屋さんなんで、観てると結構甘いもの食べたくなりますよーw
しかもめっちゃ美味そうですからwwwww



【声優紹介】

橘 圭一郎/藤原啓治

小野 裕介/三木眞一郎

神田 エイジ/宮野真守

小早川 千影/花輪英司



【主題歌】

OP

「Life goes on 〜side K〜」
作詞・作曲 - 川畑要、堂珍嘉邦、谷口尚久 / 編曲 - Tomokazu“T.O.M.”Matsuzawa / 歌 - CHEMISTRY

ED

「Life goes on 〜side D〜」
作詞・作曲 - 川畑要、堂珍嘉邦、谷口尚久 / 編曲 - 谷口尚久 / 歌 - CHEMISTRY


なにより、キャラの個性がとっても素敵なのでぜひ見てみてくださいねーィェーィv(▼ω▼メ)ゞ


でわでわ、お楽しみくださいv(。・・。)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

これは評価わかれそう

序盤 これ…

中盤 ああ

終盤 お。おぅ

この話はケーキ屋を始めたオーナーとその従業員の話
ジャンルはコメディ・ケーキ・ゲイ
一応ジャンル的には「ゲイ」というのは入っていますが、いわゆる腐女子と呼ばれる方たちが好む作品かどうかはちょっとわかりません。みんな成人ですし青年という感じがするのは一人だけですし。そしてゲイというのは主題ではありません。あくまで「ケーキ屋での出来事(コメディ)」がメインです。そのストーリーの構成で「ゲイ」というのがでてきてるだけです。
さてこの作品は好きな人は好きだろうし嫌いな人はとことん嫌いだと思います。たとえば主人公が「死ねホモ」という発言をしたシーンに関して、そこで「断念しよう」という方がいるかも知れませんが、一応最終話まで見てみましょう。その発言に対する理由が書かれているのですが、おそらくそれでも許せないという人がいると思います。他にも基本的にコメディに成り立っている作品です。「ゲイ」をネタにしたり、真面目に働かないシーンがあったりと、嫌いな人は嫌いかもしれません。私はゲイをネタにされたことはあまり好きじゃないですが、それ以外のことは気になりませんでした。
内容です。序盤からコメディ要素を出しながら物語を展開していきます。ここの時点でダメという方がいるかもしれないなぁといった感じです。中盤から少しずつシリアス展開になっていきます。まぁ少しですが。終盤はコメディといよりシリアスのほうが大きくなっています。シリアスといっても刑事事件的なものですが。

原作はよしながふみさん。
監督は奥村よしあきさん。二本目の監督だそうですね。
脚本は高橋ナツコさん。あの有名な(笑)人ですね。もしかすると原作は良かったのかも...
キャラデザは内野明雄さん。
劇伴は羽毛田丈史さん。ミヨリの森などの劇伴をされた方ですね
アニメ制作は日本アニメーションさんと白組さん。未来少年コナンやドカベンを制作したところですね

作画は普通でした。
opは川畑要さんと堂珍嘉邦さんと谷口尚久さん作詞曲、Tomokazu“T.O.M.”Matsuzawaさん編曲、CHEMISTRYさん歌唱の「Life goes on 〜side K〜」
edは川畑要さんと堂珍嘉邦さんと谷口尚久さん作詞曲、谷口尚久さん編曲、CHEMISTRYさん歌唱「Life goes on 〜side D〜」
KかDか違いですねw
声優さんは豪華でした。しかもかなり役に合っていました。

総合評価 まぁみてもいいかな程度。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3
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