2025年度の異世界TVアニメ動画ランキング 17

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2025年度の異世界成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月19日の時点で一番の2025年度の異世界TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

62.3 1 2025年度の異世界アニメランキング1位
薬屋のひとりごと 第2期(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (51)
383人が棚に入れました
帝の寵妃・玉葉妃の妊娠判明により、猫猫は翡翠宮の毒見役に復帰。 妃、そして帝の御子を狙った事件が再び起きないよう警戒をしながら、日々を送っていた。 先帝時代からの重臣を父にもつ新たな淑妃・楼蘭妃の入内、壬氏の命が狙われた、前代未聞の未解決事件、そして消えた容疑者・翠苓。 不穏な空気が晴れない中、外国からの隊商、さらには無理難題な要求をする特使も来訪。宮中にはさらなる暗雲が立ち込め始めていた。 猫猫と壬氏を待ち受ける新たな難事件。それらは、やがて国をも巻き込む一大事件へと発展していくー
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

6話 大きな話と単話の絡みが良い。1期より面白いかも。

1話 面白い。品質はかなり安定感安心感がある作品です。

{netabare} 2期で4クール。クオリティも尺も非常に恵まれた作品です。話はちゃんと進むだろうし、広義の作画、演出や構図なども含めて出来がいいです。また、少年マンガの人気作にありがちな子供っぽい部分もかなり抑えられていて、うるさいことを言わなければちゃんと面白いのがいいですね。要するにかなり安定感安心感がある作品ですね。

 酒精じゃなく、アルコールって言っちゃってるじゃんとか、ありますけどね。この作品は考証したら負けです。なんちゃって異世界中華を楽しめばいいのでしょう。

 というわけで、1話ごとレビューするような作品でもないので、次は1クール目の区切りか、大きな展開があったとき、1期4話のような素晴らしい演出回があったときとかに書くと思います。{/netabare}


4話 猫猫の表情、演出もテンポも素晴らしく、謎の提示も上手くて全体のレベルが高い回でした。

{netabare} 今回は妙に面白かったです。テンポが良いのと猫猫の表情の作り方や演出が良くて、なかなか見ごたえがありました。ウィキで確認したら、柿原優子氏の脚本回が比較的面白いのかなあという気がします。それと演出中野剛氏、絵コンテ大原実氏と両名がシリーズ初参加のようですのでその辺の影響かもしれません。

 謎は簡単にわかる話でしたが、逆に言えば不自然なところもないし双子がかかわりがある、謎の中に謎が隠れているというのが自然な流れで読みとることができました。

 今回4話は1期の最高の回だった4話とはまた違った意味でレベルが高い回だったと思います。あっという間の24分でした。

 なお、OPの幾田りらさん。いいですね。音楽も印象に残っていいですが、この人の声って脳みその中にしみこんでくるんですよね。その特徴が活かせている場合とそうでもない場合がありますが、本作のOPは声質が活きていて非常に良いと思います。

 ということで、満足度が高い1話だったと思います。{/netabare}


6話 大きな話と単話のエピソードの絡みが良い。1期より面白いかも。

 キャラバンがらみで何かの陰謀がありそうで、エピソードは1話1話ポンポンと進んでゆく。ストーリーテリングが上手いなあと素直に感心します。ちょっと壬氏の扱いがひどくなっていますが、変にラブストーリーを入れられるより見やすくなっているのかもしれません。今のところですが、構成と脚本のキレが1期よりも2期は良いがします。

 ちょっと気になったのが混ぜると堕胎薬になる香油のビンが床で割れて混ざってるけどいいのか?リファ妃は身ごもっているんですよね?

 という事で、次回予告は3つの扉。3つの扉と言えば、モンティホールかな?まあ、なんにせよ楽しみです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 6

イチゴン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

2期開始!! 面白いです〜(ネタバレなし)

大量のアニメにうんざりして、アニメから離れいたら、
気がつかないうちに、冬アニメで2期が始まっていた。
アニメの多くは、本作のような続編物で新作は少ない。
続編も、たいていは質が落ちがちであるが本作は違う。
原作を読んでいないことが幸いして大変楽しめました。

第1、2話
第1話は、1期を受けての導入的な話で、2話から、
本格な話に入ります。ラブコメも楽しいが、やはり、
ミステリー要素に惹き込まれます。薬の多くは毒で
もあるのは、納得しました。今季も、視聴決定です。
ネタバレなしで、感想書いていきます。OPは音楽を
含め示唆(しさ)に満ちた作り込みで感心しました。 
示唆︰直接的ではなく、それとなく、暗示すること。

第3、4話
話はミステリー要素が主です。ラブコメはスパイス。
わりと勢い良く話が進みます。難しい漢字もさらり。
視聴していると思わずニヤリ。人気出るよなと感嘆。
続きが気にならない視聴方法。それはニ話連続視聴。
ネタバレではない解説︰玻璃(はり)製とはガラス。

続く

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

65.3 2 2025年度の異世界アニメランキング2位
メダリスト(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (106)
282人が棚に入れました
スケーターとして挫折した青年・明浦路司が出会ったのは、フィギュアスケートの世界に憧れを抱く少女・結束いのり。 リンクへの執念を秘めたいのりに突き動かされ、司は自らコーチを引き受ける。 才能を開花させていくいのりと、指導者として成長していく司。 タッグを組んだ二人は栄光の“メダリスト”を目指す――!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

6話 いのりはミミズ爺さんにメダルを見せてやれるか?

第1話 地道な努力と競技の世界を丁寧に描くなら興味があります。

{netabare} スケートのアニメと言えば「ユーリオンアイス」「銀盤カレイドスコープ」ですが、そのどちらとも違う感じですね。
 非常に似ているなあと思ったのが小説の「銀盤のトレース(碧野圭氏)」でした。名古屋の小学校6年生が親の反対を覆してスケートに挑む話です。私は同作が好きでアニメ化されないかなあと思っていたので、本作に興味を惹かれました。

「銀盤のトレース」と本作は冒頭が若干似ているだけでさすがに後の展開は違うと思います。「銀盤の…」はヒロインに特殊技能{netabare}(左右どちらの回転でもジャンプできる){/netabare}がありましたので。本作は特殊技能ではなく地道な訓練と競技を描く感じなのが良いと思います。

 本作のご当地も協力クレジットを見る限り名古屋です。「銀盤の…」がきっかけで一時女子フィギュアスケートに興味があったので、調べたことがありますがフィギュアスケートは名古屋が盛んだそうで。
 伊藤みどりさん、浅田真央さん、安藤美姫さんなど錚々たる選手が名古屋のクラブだったはずです。山田満知子さんという伝説級の女性コーチが名古屋がホームだったのもあるかもしれません。

 スケートの場面の作画は見事ですね。素晴らしいです。ただ、ヒロインのいのりや女子競技者ののCG作画のレベルがかなり高い反面、その他のサブキャラの作画が違う種類のCGなのか作画の緻密さの違いなのか、いのりとのギャップに違和感を感じましたね。まあ、慣れるとは思いますけど。{/netabare}


第2話 類似作があってモヤモヤはしますが…むしろあの生物はやめろ。

{netabare} 話がやっぱり「銀盤のトレース」そのままじゃん、というモヤモヤはあります。姉がフィギュア経験者でやめている。それが原因であるいは金銭問題で親の反対に合っている。小学校高学年の子が今からメダルを目指す。同年代にトリプルアクセルを跳べる別格の子がいる。話の展開がバッジテストと地方大会、名古屋である…などです。今週「銀盤…」を読み返したうえで2話を見たらそんな印象です。
 もちろん細部は全然違うし、キャラ造形、キャラ配置は違います。作品世界の構造がそのままということです。

 ただ、この競技で作品をやる以上似てしまうのはやむを得ないのかなと思わなくはないのでモヤモヤしながらも丁寧な作りになっているので保留します。

 むしろ、何とかしてほしいのがあのウネウネした生物なんですよね。あれは私はなんか生理的にダメで、単語も言いたくないです。アレが阻害要因になっているので、今後は登場しないことを願います…が、EDにしっかり入ってるしなあ…

 それと作品の前提となる年齢問題なんですけどね。たしか24-25年のシーズンからオリンピックは最低15歳から17歳からに変更になりました。まあ、一時体重の軽い14,5歳のロシアの子たちのトリプルアクセルが世界を席巻していたので良いと思います。1、2シーズン神業を見せてすぐ引退ですからね。
 となると11歳から初めてメダルというのは、この作品で言っているほどハードルは高くなくなる可能性がありますので、たまたまかもしれませんが、リアリティは担保できたかなと思います。逆にヒカリの描写については、この変更に影響されないのかな、という気はします。{/netabare}


3話 いろいろ文句は言いましたが、いのりは応援せざるを得ません。

{netabare} なるほど…意思つまり選択の話ですね。そして、スケートの美しさとは何かに視点を置くのでしょうか。であるなら、光とのライバル関係に軸ができそうです。そして、コーチがアイスダンス出身ということも活きてきそうですね。

 なんとなくですが、親との関係は正直ドラマとしては弱いですね。大会で優勝するか、いいところを見せて軽々クリアできそうです。

 いのりがなぜ基礎が上手いかがはっきりしませんが、独学で難しいことをせず、基礎的なことを一人でずっとやっていたからという理解でいいんでしょうか。ここに理屈をつけるか独自の修業があれば、物語が面白くなってきそうです。今回は半分そこに足を突っ込みかけて、サラリと流してしまったのがもったいない。基礎トレの理屈をもっと見せてほしかった。

そう言えば怖がらないという要素はありましたね。だからスピードが出せるというのは強みになりそうです。

 まあ、そもそもいのりのキャラは卑怯です。ちょっとあざといというかなんというか、あんだけ目をキラキラさせて頑張られると、応援せざるを得ないじゃないですか。
 そして、いのりは「祈り」だし、ひかりは「光」で目指すべき目標ですからね。光なのにイメージカラーが黒というのも面白いです。その反転にキャラのストーリーがありそうですからここは計算でしょう。いのりが光になる日が来るのか、でしょうね。その辺のキャラづくりは上手いなあ。

 それとネコっぽい少女が出たことで、対比になっています。コーチの重要性とか付き合い方も描くんでしょうね。そこもキャラの使い方が上手いかも。

 2話までは類似作がある気がしてモヤモヤしましたが、とにもかくにも3話で話が作品の方向性が見えて、楽しみ方が分かった気がします。{/netabare}


4話 王道というか単純というか。キャラ描写と演出の作品ですね。

{netabare} なるほど…思っていた話が思っていた通りに展開しました…なんか、それだけでした。その単純な話を見られるようにしている要因が家族の理解と支え、そして不安と成功…ドラマ作りと盛り上げ方が上手いんだろうなあと思います。
 優勝するのか、あのネコの子が勝つのか、違う子が出てきて優勝をさらっていくのかわかりません。それは原作者の好みなのでどれが来てもいいですけど、どれが来ても驚かないシンプルさです。

 3話で本作の見方が分かったかなあと思ってみると、この話は王道中の王道のシンプル展開なので若干スポコンとしての興味が薄れてきました。キャラ描写と演出で作るドラマを見る作品なんでしょう。

 それでも面白いので見ますが、レビューを毎話するほどの深さではないので、変わった展開等があればにします。 {/netabare}


5話 構成ミス?テーマを明確にするために4話後半とつなげるべきでは?

{netabare}  本作については毎話レビューはやめようかと思いましたが、ちょっと気が付いたことがあったので。ミケの結果は、コーチのいう事を聞かない=精神的な独立性という点はもちろんありますが、いのりと比べてリカバリーの上手さも重要な要素でした。これをいのりとの対比をした方がいいのに、なぜ2回に分割したのか。これは完全に構成のミスかなと思います。4話後半とつなげればもっと明確になったのに。

 ミケがコアラみたいに抱き着いているのが、面白過ぎてそそれは良かったです。あと頭にかけるなら麦茶じゃなくてせめて水にしてあげて。

 そして、ヒカルはコーチともにやっぱりブラック、つまり闇ですね。キャラ付けとして明確になってきましたが、これがフィギュアスケートの暗部、負の面を描けるようになるならいいと思います。

 あとはヒカリのCGはなかなかすごかったですね。素晴らしいと思います。ただ、エッジで削れた氷や煙の表現がどうなんですかね。
 もちろんちゃんとそれを入れているのは見事だと思いますが、ちょっとうるさい?現実のフィギュアをちゃんと映像化しているのかもしれませんが、テレビで見る氷はもっと白いんですよね。ほぼ気づきません。スピンの時くらいかな。本作はリンクの氷を青黒っぽく表現しているので、白い氷煙がちょっとうるさいです。CG制作者の意図が画面から透けて見えるので現実に引き戻されるというのもあります。せっかくのCGを鑑賞するのにもったいないなと思いました。{/netabare}


6話 いのりはミミズ爺さんにメダルを見せてやれるか?

 テーマ的にお金、年齢の制約の問題と夢について描いたのは、スポコンアニメとしてはいいですね。特にアイススケートは選手活動だけで初心者で年間数十万円、上手くなってくると300万円という話を聞きます。本作は名古屋なのでまだリンクはあるみたいですけど、他の地方だと県にリンクがないということもあるようです。ただ、そうなるといのりの両親は金持ちなのかなあ…とは思います。まあ、その辺のリアリティは外していない作品なので、後ででるのかな?

 そして、協力者ですね。パトロンがいればいいですけどね。そういう出会いも含めて運なのでしょう。その点で実はいのりにとっての最大の功労者は受付のミミズ爺さんなのかな?彼の心情にはものすごく共感できます。子供の可能性はつぶしたくないですよね。そう思っても援助もできない…だからミミズですね。素晴らしい。ぜひ彼にいのりがメダリストになるところを見せたいものです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 6

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

原作者様の魂(狂気?)の結晶。(4話まで視聴して)

原作未読です。

>1話まで視聴して
PVを1回見た程度の、ほぼ予備知識なしでの視聴です。

失礼ながら、他に本命かな?と思える今期作品(未視聴)があったため
本作は前座くらいの軽い気持ちでの視聴開始でした。


あー、なんかフィギュアスケートの動きが美しい。
これは3DのCGとかをうまく活用してるのかな?。
(ベースをCGで作って、仕上げの作画を足したりとか?。)

なかなか見ることのできないアングルだったり
ダイナミックな動きが、より鮮明に大きく描かれていて、やっぱ美しい。

欲を言えば、手書き希望でしたが(もう一歩、現実をも超えた描写を期待してしまう)
そんなこといったらバチがあたるほど、美しさに溢れる表現・描写だと実感できました!。


あと、物語序盤早々の、パルクールっぽいの。
カレイドスター思い出してしまいました!!(歓喜)。


加えて、キャラの表情がいいですね!。
某キャラが発したセリフの一部「笑顔が天才」にも、まんま同感っ!。

他の喜怒哀楽表現も豊富で、ぼっちざろっくの表情表現も彷彿させられる^^。


感情表現でいえば、主人公の声の演技、素晴しいですね!。
主人公の年齢、置かれた環境、心情表現にぴったりあってると思います。


物語も、ただの夢物語サクセスストーリーではなく
ある程度現実的な障害、年齢や金銭面的なところもリアルな感じがする(想像)。

仮にもし、自分の子供がフィギュアスケートやゴルフなんかをやりたいって言いだしたとして
即答で応援したいところではあるけれど、躊躇してしまうのは間違いないと思う。

「褒める言葉の選択」ってのも、すごく現実感あるよね。
「贔屓」とかって夢にも思ってなくても、自分の言動に対して指摘されたことがある。
それも職場で。う~ん、人付き合いって難しいし苦手・・><。


キャラ同士のやりとり、掛け合いも面白いな~。
おかげで、本編のどこを切り取っても面白い!!。

本作を視聴した後に、本命予想してた某作品を視聴してみたのですが
予想に反して、どこを切り取ってもイマイチで
レビューなんか書いてしまったら、ダメ出しばっかになっちゃうだろうから書けない・・と。
・・やっぱ、PV等で一喜一憂するよりも、ちゃんと本編を観て判断するのが何よりですね。
 
 
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>2話まで視聴して
1話観たあとに、たまらず原作購入してしまいましたw。
でも、アニメを先行して観たいので、1話放送されるごとに、その話まで原作読むように制限しています。


また、後から知ったのですが
本作原作者様の、本作を作るまでのストーリー。
なんですかそれ!。そっちはそっちで神回じゃないですか!!。
原作者様が男性であれ女性であれ、もう尊敬するしかないです。
やはりその方をイメージして主人公と本作を創作されたのでしょうね。

正直、自分はこの声優さんのことは全く知らなかったのですが
本作での配役にぴったりで、すっかり魅了されてしまっています。


フィギュアスケートに取り組む・・ということについても
まったく想像できない、自分にとってはある意味”異世界”だったので
けっこう具体的な現実的描写もあり、非常に好奇心が満たされています!。


アイススケートの演技の動きの描写は、何度見ても素晴らしいですね。
これも後で知ったのですが、フィギュアスケート振付:鈴木明子さん!!?。
モーションキャプチャーに協力されてたのですね!。・・スゴすぎる。。

最近はアニメ作るのも大変なのですね。頭が下がります。
モーションキャプチャーで自分がすぐ思い出すのは
バディゴルのゴルフスイングだったり、ABのライブ立ち振る舞いなど。
他にも知らないだけで、数えきれないほど
こういったこだわりのアニメ制作がなされているのでしょうね。


あと、本作の特徴として、キャラの顔というか頭が大きい描写があげられますよね。
大人ではなく、フィギュアスケーターが中心ですが。

年齢的な幼さの描写としても有効だと思いますが(胴体との比率等)
各キャラクターの存在感が、より鮮明になっている効果も感じます。

また画面いっぱいに顔が収まりきらず、はみ出てしまってる描写も多々ありますが
びっくりしたのは、それに負けない見劣りしない表情描写が素晴らしいことです!。
(決して超絶緻密な作画とかではなく、要点をきっちりおさえたシンプルな作画というか)
グッと感情移入させられてしまいます♪。

またスケーティングのアングルによっても、ダイナミックで表情・心理も感じられて
なおかつ視聴者が非常に間近にいる感覚にもなれて、いいことずくめだと思います!!。


あと、やっぱり書いておきたいのが、司先生の、いのりちゃんと向き合う姿勢ですね。
子供相手というのではなく、1人の人間として真摯に向き合ってるというのが
ちょっとした言葉遣いの変化等でも、しっかり描かれていることですね。


ああ、あとミミズw。
まさかこんなにミミズが活躍するアニメが現れるとはww。(ED含む)
自分は小さかったころに、庭や田んぼで土いじり遊びなどしてたときに
よく遭遇したものですが、いずれもいい思い出ではありませんでしたw。
OPで米津さんの歌う「手を・・放す」のシーンも感慨深くなりますね♪。
 
 
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>3話まで視聴して
先週、2話観終えたあと、楽しみにしてた原作2話読みました。
原作は1話2話ともに、アニメより少し深めに描かれていますね(絶賛!)。

・・そこから1週間が待てるワケもなく、あっさり陥落ww。
⇒ハイ、そのまま原作読み進めてしまって、現在11巻読破済^^。
1/22の12巻発売待ち中です!(モチロン予約済っ)。


で、困ったことに、原作どの巻も、必ず至る所で泣かされてしまうんです;;。
どこからでも、読み始めたら、ものの数分で目から水が出てしまい
読み進めている間、目が乾く間が殆どないのです!!!(事実)。

ほんとにマンガ本1作目ですか?w、原作者様!!。
作画も話の展開、テンポ、間の取り方、抜き方など
完っっっっっっっっ璧なんですが!!!!?。

ベテランの漫画家さんでも、最初っからクオリティMAXの作品なんてそうそう描けないのでは?。


読み進めていくうちに
気になって色んなアニメ感想まとめサイト様等ものぞいてみたのですが
その中で、すっっっっっっっごく気になった意見がコチラ。


_人人人人人人人人人_
>         <
> ロ○コンアニメ <
>         <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


・・へっ?。
この作品のストーリー、各キャラの置かれた背景、このスポーツの適正年齢?等、
もろもろ、ちゃんと読んだ上で??。

表面的な各キャラの年齢的な幼さから受ける印象だけで
そんな決めつけをしてしまうの??。
それはほんとにもったいない。


で、はい。やっと今週の3話の感想に入ります。
とはいえ、この1週間、ほとんどずっと原作の先の世界まで没頭してしまってたワケで

ひさびさに視聴したアニメ画・声の演技に、若干の自分の感覚とのズレが生じてしまってました。
それは原作の世界に引き込まれれば引き込まれるほど
脳内動画、脳内再生されるセリフ等が構築されてしまうため
多少は致し方ないことなんだと思います(主人公の成長してる先を見てしまってるし)。

逆に実感したのは、アニメはホントにまだまだ序盤の序盤なんだなあと・・(しみじみ)。
OP映像を見ても、まったく誰が誰だかわからなかった自分が
今では、ほとんどのキャラがわかって思い出せるまでに^^。
米津さんのOP曲も、今になってやっとグッと沁みるようになってきました。


3話の見どころは、やはり司先生のスケーティングでしたが
意外にあっさり描かれていましたね。←ここはもう少し頑張ってほしかったかも。

あと、やっぱ三家ちゃんとそのコーチ。
三家ちゃんの性格・言動・ネコ目ともに最高でした!!。声の演技もバッチリ。


本作は今後も続々出てくるライバルキャラ達が、どのキャラも凄く魅力的なんですよね^^。
さらに生き物・動物キャラもポップで愛嬌抜群!。
ED曲の映像・音楽もポップでいいメリハリなってて好感♪。

ネットによると完パケしてる?・・という情報もあり
作画崩壊や万策尽きた等の心配もなく、安心して視聴できそうです。

問題は、1クール?でどこまで到達できるのか。
また、この続編も同じ制作会社・スタッフ陣で約束されているかどうかですね。
 

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>4話まで視聴して
今回は序盤の序盤の山場回かと思いますが、じっくり丁寧に描かれていましたね。

スケートシーンのキービジュアル?・PV?回収も♪。

今回は内面の心情描写とお母さんとの関係がメインのため
登場キャラ数も限られていたり、よく似たシーンの連続だったりと
若干単調になりがちなのですが、しっかりといい演技と演出で乗り切ってくれたと思います。


どうしても、原作でのシーン描写が素晴らしすぎるので
アニメにも求めすぎてしまいがちですが
アニメから入った方々には十分すぎるほど満足できる仕上がりかと思います。

というか、自分は完全にアニメから原作に入ったクチなので
入り口を作ってくださったこのアニメ化には感謝してもしきれないのです!!!。

お母さん役が小清水さんというのも何気に嬉しいポイント^^。


ということで、ハイ。発売されたばかりの12巻読みました!!。
読者視点が、あの方メインの割合が急激に大きくなり
これまで見えてこなかった視界が、どんどんひらけていき
結果的に、物語全体も、より深く立体的に拡がっていく感覚を得られ
最高に満足させてもらえています!!!。

もう、こうなると止まりませんね><。
発売されたばかりのアフタヌーン3月号買って、2話同時掲載も読みました!。

まさかマンガ雑誌を買うなんて、何十年ぶりのことです。
モチロン単行本より割高になってしまうのですが
得られた満足感の方が圧倒的に大きかったです!!。

つるま先生には、お体を大事にしながら、じっくり執筆活動を続けてほしいですね。
アフタヌーンって月刊誌なんですね。
これから毎月の楽しみになってしまいました♪。


ってことで、ハイ。
発売されたばかりのファンブックも買っちゃいました!!。
これからじっくり読み込んでいきたいと思います!。
 
 

投稿 : 2025/02/15
♥ : 12

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

傑作「ボールルームへようこそ」になれるかなぁ〜。自己肯定感が低いのはデフォルト時代。

 CGでフィギュアを描くのはやはり手描きの力には劣るなぁ…と思ったが、掴みとしてのドラマが薄っぺらなバズリ先行じゃなく正に断固たる決意!。この熱さと、フィギュアという世界をしっかり技術から描いていく上手さが合わされば傑作への道は開ける!。


 それにしても、持っていない人、欠けている人こそそれを埋めようと生きざるを得ない。そんな生き方こそ心から真に胸を打つものになりえる。最初から持ってる人が無双するか、持ってることに気づくだけの話なんてもうウンザリ。しかも、師弟で想いをシンクロさせてきよるとは…、このアニメできる!。


 自己肯定感が低いのはデフォルトな現代において、「それでも!」が描けるがどうかが傑作かどうかの分水嶺ではないだろうか?。本作はその覚悟と凄味がある!。


 個人的には、音楽担当が林ゆうきさんで、師匠やライバルがトントン出来る展開や、芸術点を競うという点で傑作「ボールルームへようこそ」を連想してしまったが、肝心のダンスシーンがスーパーな手描きと生硬いCGだとどうしても見劣りするとこがあるので、その点はやはり少々心配。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 6

64.2 3 2025年度の異世界アニメランキング3位
悪役令嬢転生おじさん(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (55)
251人が棚に入れました
52歳の真面目な公務員、屯田林憲三郎は交通事故で死んだ。 ……はずだったが 目を覚ますとなんと彼は娘がハマっている乙女ゲーム「マジカル学園ラブ&ビースト」の世界に転生していた!! 転生した人物はゲームの主人公、アンナ・ドールの恋路を邪魔する悪役令嬢、グレイス・オーヴェルヌ。 そこで本来のグレイス同様、悪役令嬢として立ち振る舞おうとするグレイス=憲三郎。 だが、自身の経験値からアンナを包み込むような親目線発言と庶民的な言動を優雅なものに自動変換する能力【優雅変換(エレガントチート)】が相まって自身の評価が爆上がり! さらに意図せずゲーム攻略対象のイケメンたちとフラグが立ちまくりで!? 異世界で生き抜くための武器は剣!?魔法!? いいえ、社会で培ったおじさんスキルです!! おじさん×異世界転生×悪役令嬢でお届けするほのぼのコメディ、堂々開幕(スタート)!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

6話 面白いけど、進展が欲しい気もします。

第1話 テンプレ構造をメタ的な視点でギャグに落とし込んでいるのが素晴らしい。

{netabare} 通常25時配信は翌日の朝に見るのですが、本作は楽しみで見てしまいました。キャラデザはそのまま上山道郎氏の作風ですね。アニメ化でここまで元絵の再現度が高いのも珍しいですね。力が入っている気がします。演出や作画が丁寧でこれは制作会社…あるいはスタッフは当たりのようですね。

 第1話の感想は非常に面白かったです。24分があっと言う間でした。優雅変換(エレガントチート)素晴らしいです。キャラは本来的な意味でのチート設定ではない感じなんでしょうか。王子の名前が思い出せないときの裏の名前が映画俳優ばかりでしたが、デンドロビウムと言う単語がありました。その辺のスタッフの遊び的なのも散りばめられるのでしょうか。

 やはり視聴前に予想した通り、思いっきりテンプレの構造ですね。それをメタ的に分解して、50代の公務員の視点に落とし込んで世界観を作り出したのはさすがです。物事の本質を抽出する力に長けているのでしょう。あるいは原作者を投射したのが主人公なのかもしれまません。その構造自体をギャグにしたんですね。想像以上にギャグよりです。

 不満があるとすると、もう少し女性としてのグレイスで進行した方が乗っかれるかな、という気がしなくはないですが、まだ1話ですからその辺は2話以降でしょう。

 そして、OPを見る限り元のグレイスが檻に閉じ込められていました。これが内面世界だとするとそこにドラマがありそうです。

 EDアニメは素晴らしかったです。動きと演出がかなりいいのでびっくりしました。曲のチョイスもいいですね。 {/netabare}


第2話 元のグレイスの内面が気になる。本当に性格が悪い娘だったのか?

{netabare} 冒頭3分が延々と52歳のオッサンのモノローグでした。しかも結構作画が良かったりして。もうちょっとグレイスに寄るかと思ったら基本、グレイスはアバターとしての役割で、内面はずっと憲三郎で行くという事なんでしょう。

 というのは、今週は3話あたりで話が展開し始める前に、淡々とキャラ紹介なのかな、と思っていたら元のグレイスに何かありそうな示唆がありました。
 親方のところに昔は遊びに行っていたというのもそうですが、猫耳メイドを過去叱っていたセリフが要するにまともな指導なんですよね。不器用で言い方の問題なんでしょうか。この辺は管理職論でもあります。パワハラと愛のある指導の線引き問題にもなりそうです。

 つまり、内面が憲三郎でないと、元のグレイスの人格を救済するための話にならないのかなという感じがしました。

 漢字とかそろばんとか、構造的にはベタな事をやりながらも、キャラを上手に動かしているので見ごたえがあります。

 作画はいいところはいい、手抜くところは手抜いていて上手く処理しています。手抜きも止め絵をスクロールしてごまかしたり、ずっと見せ続けるのではなく、まして崩れるのではなくて、演出で工夫しているのでアニメとして成立しています。

 それと次回予告がいいですね。期待させます。トータルで言えば話もアニメも水準が高いレベルだと思います。

 追記 2回目見ていて気が付きましたが、冒頭の出勤時のJR津田沼駅(妻沼田駅)前の歩道橋の上に「ツマヌダ格闘街」のドラエ・ドリャーエフと主人公がいました。これにはうれしくて涙がでました。{/netabare}


第3話 話的にも予算的にも溜めの回だったかな。それでも面白いですけどね。

{netabare} 木曜日の夜…というか金曜日の朝が辛いです。なんで私は無理して1時からみているんでしょう?もちろん面白いからなんですけど。

 今週はまあワンクッションの週だったかなあ。話はあまり展開しませんでした。男を攻略するという進展はありますが「えっ、私の年収低すぎ」のミームとか小ネタのギャグ回という感じでした。

 予算節約回でもあったのかもしれません。止め絵が多くて海外発注回かなあという感じもありました。いずれにせよ、それでも面白いんだから大したものです。やっぱりキャラの魅力を作り出すといいですね。グレイス(憲三郎)だけでなく、アンナも男性キャラも魅力的だなあと改めて思いました。{/netabare}


第4話 展開は想定の範囲内も、ちょっと作画やテンポ、キャラの扱いに不満がある回でした。

{netabare} なんか、作画が紙芝居になった気がします。最後の2分くらいは良かったですけど。今までは止め絵を上手く使って、演出で面白さはキープしていましたが、今週の奥さんのオタク描写の時のカクカク作画は今のところ唯一の失敗だと思います。ただ、次週予告を見ると来週はよさそうなので、このまま悪くなる一方ではないことを祈ります。

 話そのものもちょっとテンポも悪かったし、ゲーム世界のキャラももちろん面白かったんですけど、何となくギャグの量的に物足りない感じでした。展開は予想はしていましたがそうきましたか。娘と奥さんは回想だけにしては存在感がありましたからね。グレイス本体の絡みとどっちが優先するかと言えば、こっちが先でしょうね。ただ、1クールでグレイスと絡むのかなあ…

 ちょっと不安感が出る4話でした。来週頼みます。{/netabare}


5話 十分面白いけど、現世パートでマイナスにならないかは気になります。

{netabare} ちょっととっ散らかった回でしたが、テンポが良かったです。ゲーム内と現世の同じ場面を見せるのも長すぎると飽きる要因でしょうけど、ほどほどの長さでした。他の異世界ものは開始10分で飽きてくることも多いですが、本作は全部見ても体感10分くらいで、あっという間に過ぎ去ります。

 前半に汗やプンプンの漫符(マンガの記号表現。汗が白い水滴で表現されていた)が入ったのがちょっと驚きましたが、演出で担当者によって独自性を出しているのでしょうか。

 魔法の先生と奥さんが似ていますが、同じ人物じゃなかったんですね。その線もちょっと妄想していましたが外れました。現世パートいいんですけど、やっぱりゲーム世界の没入感が減るのがマイナスになるかもしれないなという危惧がちょっとあります。今のところ上手く処理していますが、今後のオリジナルグレイスの使い方と絡んでどうなるか、ですね。

 途中出てきた緑髪の少女の作画が妙に良かったですが、今後重要キャラになるんでしょうか。コミカル路線でしたけどね。

 5話まで来てこのクオリティなら1クールは面白く見られそうですね。ちょっと話が3話までと比べて停滞感はありますが、エピソードが面白いので十分だと思います。{/netabare}


6話 面白いけど、進展が欲しい気もします。

 面白い。とても面白いんですけど、なんか想像と違う展開?もうちょっと元グレイスとの絡みと現世復帰に焦点があたるかと思っていましたけど、そこは結構ゆっくり進む感じみたいですね。単行本も人気で結構出ているようなので、1クールだと何か中イベントがあってそれで終わりって感じでしょうか。大きなイベントで元グレイス様をちょっと見たかったんですけどね。

 そして、面白さを維持しているとはいえ、やはり冒頭の2、3話に比べると徐々にマンネリ化します。今週の様々な出来事は以前見たものの繰り返しになってきています。

 そこを補うのが現世な訳ですがやっぱり次の展開が欲しいと思います。魔法の発表で何かあるのでしょうか?あるいは今回あった、ビーストを通じて何か進展があるのか。

 




視聴前 「ツマヌダ格闘街」が大好きなので楽しみです。

{netabare} 私は原作の上山道郎氏の「ツマヌダ格闘街」が大好きで全巻揃えています。視点がバキやケンガンアシュラのような筋肉と謎理論でなく、梶原一騎のような気合とマッチョイムズだけでなく、非常に説得力があるディテールが描けていました。
 ディテールの描き方は中国武術マンガの名作「拳児」とも違い独自性がありました。しかも主人公の男女の描く物語が面白いんですよね。特にヒロインは魅力的でした。それ以降活躍がなく残念に思っていたら本作の原作と知って、是非見たいと思っています。

 氏の格闘の描き方から言って独自の視点ながらも、エッセンスをくみ取っていると思います。そして物語をちゃんと入れてくると思います。原作はアニメを数話見てから購入を考えます。がんばっていただきたいです。{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 7

たナか さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ソーシャル・コントラクト

シンプルなタイトルは面白い説
ベテラン作家が汎用パーツで再構築した悪役令嬢

アニメでわかる!アサーティブネス

エレガントチートがもたらす俺ツエーの爽快感。アラフィフ世代のレジェンド古典サブカル小ネタから、サラリーマンあるあるやビジネス蘊蓄小ネタまで。脳に優しい完全解説にて誰でも「わかる」親切設計で、理想的で心地よいやさしい社会なおじさんケア動画でもある。設定や名前を覚える必要のないストレスフリーで、若者や独身だと味わい尽くせない人生の機微までも内包する器の大きさ。そのうえでしっかりとエモさもあるなんて。プロの作家の設計はすげえな。

お涙頂戴メロドラマではないので掘り下げガー、ある程度の社会経験や子供がいないと感情移入ガー、エロくはないのでキャラの魅力ガー。尖った深夜アニメを求めると微妙かも。

思い切りのいいメリハリ作画。気の抜けたヘボ作画とキメどころの超作画のギャップも演出の一部とするリソース管理。ご都合の方便に留まらないエレガントチートのカタルシス。サブカル小ネタもドン!せずにさりげなくて嫌味がない。おっさんゆえに赤面モジモジがないのでキモさもないし、優しい上司や親目線なのでイキリ感もなければ胸糞エログロな厨二感もない。優れた原作と優れたアニメ化のケミストリーが産んだ傑作。

OP・曲はいいけど声がなあ
ED・ミエミエなバズ狙いでスベリ気味

3・4
説明の嵐なのに嫌味が全くない。すごい。

親父ギャグやそろばんなどのコメディパートが後の展開の布石になるとは。ちゃんとしてる。「このアニメを見て人生変わりました!」みたいな尖り具合はないけれど、完成度の高いエンタメだと思う。アサーティブってこういうことだよな。見るビジネス書。これマジでおじさん向けだわ。でもある程度そういうのに触れてなかったり普段から考えてないとピンとこないのかも。もっとドン!ってやったほうがわかりやすいのかもだが、それをしないところがこの作品の心地よさだったりする。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0
ネタバレ

アニメアンチ2号 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

【獣】たちの宴、≪蝕≫と前夜祭

●酒チ≪肉≫林の宴

すべての謎は「MKサンバ」に隠されていたようです。

「サンバ・カーニバル」の由来は【謝肉祭】ということらしいですが
{netabare}【カーニバル】では仮装したり、乱痴気騒ぎしたりするみたいであります。

古代ローマの祭典【サートゥルナーリア祭】というのも恐らく同じような感じの宴
だったと推測されますが、クリスマスパーティーのルーツがこれでありまして
チキンを≪喰う≫習慣とかまさに【カーニバル】を表しているという話であります。

【マスカレード】は【イニシエーション】でありますから、同じく
「サンバ【カーニバル】」も【イニシエーション】となるわけです。{/netabare}

「グレイス・オーヴェルヌ」の名前の元ネタですが、「約束のネバーランド」に登場する
{netabare}「グレイス=フィールド農園」{/netabare}の管理責任者である「イヴェルク」ではないかと推測いたします。

{netabare}【サートゥルナーリア祭】とは【土星神サターン】を崇め奉る宗教祭りですが
この神は「子供を≪食べる≫【サトゥルヌス】」で有名でございます。

そして「グレイス=フィールド農園」とは「≪食≫肉」を生産する施設であります。

【カーニバル】と≪カニバル≫では語源が違うということらしいですが、
個人的にはルーツは一緒であると考えています。

そんなわけで伝説の悪役令嬢に様々な逸話がありますが、恐らくは御令嬢は
「【カーニバル】クイーン」だったようであります。{/netabare}

今更「MKサンバ」とか違和感あり過ぎて怪しすぎるので調べて見ましたら
やはり「パリ五輪開会式」に繋がるわけであります。

{netabare}【マスカレード】の「【カーニバル】クイーン」というのが{/netabare}
本作が不自然にゴリ推しされる最大の要因のようであります。

そんなわけで大幅減点いたしました。



●レイブパーティクイーン

ざっくり飛ばし見しまして悪役令嬢のルーツが判明しました。

別の人格を持つ、あるいは多重人格の{netabare}悪役令嬢と言えば
【血の伯爵夫人エリザベートバートリー】であります。

当悪役令嬢は「LGBT」でありまして、それを題材にした
【吸血鬼カーミラは悪魔憑き】でありますから、
多重人格の「LGBT」は【悪魔憑き】という関係性が成り立ちそうです。

そんなわけで【血の伯爵夫人】は【サタニスト】と言われるわけであります。

本作EDソングの某MKサンバは【マスカレード】を暗示していましたので
オリジナルの公式サンバを冷ややかにリーピートしながら観察してみましたら
タイトルは「MKサンバ【Ⅱ】」となってることが判明しました。

【Ⅱ】は数秘術の【11】と同じでゲート、【ボアズとヤキンの柱】を意味します。

ダンサーが手に持っているバトン様のものも【Ⅱ】を表しているのでしょう。
黄金の衣装で両手を上げて踊る様は【フェネクス】を表現してるのかもしれません。

歌い手もバックダンサーも皆白粉を塗っていまして「マスク」のように見えます。

一番重要なのが両手を高く「V字」を形成するようにして上げまして、
【プロビデンスの目】を表現することなのでしょう。

この「V字」ポーズは「ナツキスバル」もやってますし、同じように
「【ビースト】小町」の「星野アイ」もダブル「Vサイン」をやっています。

ヒットソングで大事なことは【ハンドサイン】や「シンボル」を掲げることであります。
ピコ太郎という芸人もシンボル掲げて世界的ブレイクの偉業を果たしました。

きっとシンボルが理解できない人にはピコ太郎がうけた理由が
さっぱりわからないことでしょう。

本作のEDを真に受けるなら【血の伯爵夫人】は{/netabare}「禁断のパリピ」
だったことになりそうですね。





悪役令嬢シリーズについては割とよく見ており、それなりに楽しめていましたが
いよいよネタ切れ感がクライマックスを迎えたというべきでありましょうか。

単に当方がコメディとの相性が悪いだけと言われればそれまでなのかもしれません。

子どもに感情移入することは簡単ですが、52歳のおじ様といいますか、
本作の主人公の感覚が掴めなくて苦労しています。

中身が現代の常識人代表みたいなキャラ設定でしょうか?

昔々の大昔に公務員を{netabare}やっていた記憶はありますが、52歳の公務員が転生したケースの心中に
ついては計り知れないところが大いにあるとしか言いようがありません。

ギャップが笑いを産むという発想は理解できますが、年は食っても発想や感性が根本から違うと
接点ゼロで、本質的な意味で異世界の事象を眺めている感じがします。

このシリーズがまるでどこぞの貴族に忖度しているようにしか見えないのは
今に始まった話ではありませんが、52歳の公務員が挨拶決めて自画自賛というのは、
上司に媚び打っておけば後は安泰みたいな公務員の本心を晒しているようであり、
そんなんだから「税金分ちゃんと働け」と納税者から小言を言われるんだという話であります。

結局公務員は裏方的存在なので、いい年したおじ様が主役を張るにはいろいろと無理があり
例えばかつて側近だったが後に都知事落選運動の先頭に立ち精力的に活動してるような
男気ある有志ならば兎も角、ただ普通にそこにいるだけみたいな人が出張ってきて
それで何をしようというのでしょうか?

それならむしろアンシャンレジームの貴族たちを粛清し、時の覇王としてのし上がる
ようでないとわざわざ異世界転生する意味が薄れるのではないでしょうか?

百歩譲って転生はいいとして現時点では悪役令嬢になる必然性はないようにしか見えません。{/netabare}

途中で切ったらもしかしたらのどんでん返しを見逃してしまう可能性がありますが
この設定のコメディについて行くのは相当きついものを感じます。

事実上途中で断念状態ですが、さて今後挽回の局面はあるのでしょうか?

マツケンサンバ…リアクションできません…
昔流行ったとして、今現在どのような意味があるのでしょうか?

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

63.4 4 2025年度の異世界アニメランキング4位
全修。(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (71)
237人が棚に入れました
広瀬ナツ子は、高校卒業後アニメーターとなり、才能を開花させあっという間に監督デビューを果たす。初監督作品は社会現象になる大ヒット。 新進気鋭の天才監督と世間でも評価され、次回作は初恋をテーマにした劇場ラブコメ作品に決定! しかし、人を好きになったことがないナツ子は初恋がよくわからず、コンテが描けなくなり映画制作が行き詰る。
ネタバレ

てぶくろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

MAPPAが贈る高級な"なろう"

 
 第6話視聴しました。
 {netabare} 今回は作品の長所を活かした、作画でもっていった回でした。
 やはり、作画の良さは正義だなと実感させられました。

 ただ、作画の良さに隠れて気になるところはいくつかあります。

 例えば、メメルンがナツ子を諭すパート。

 メメルンはナツ子の戦い方を見ていると時々不安になるそうで、「がむしゃらで、命知らずで、何かを守ろうと必死で…」と語ります。

 …ん?そ、そうか? 前話の冒頭三連戦とかでも普通に調子づいてるだけじゃなかったか?

 それと「今度のヴォイドは共に力を合わせて戦わないと勝てませんよ」くらいのことで、ナツ子が現実世界の頃から引きずっている "出来る人間だから故のスタンドプレーの精神" はほぐされてしまうのか…。

 この価値観はナツ子という人間の根っこの部分であり、それ故その変化の様子には期待が出来ると思っていたので、結構コロッといったのは意外でした。

 いや、でも…自分の好きなキャラからこんな風に言われたなら、そりゃこうなるか。

 このパート、最後も微笑ましくて大変結構なんですが、メメルンがナツ子を諭す際に 前々回を踏まえた上での自戒するセリフなどがなかったので、たいぶ "お前が言うな" な仕上がりになっているのは気になります。

 「ナツコさんがいなければ、この街もわたくしたちもとっくに終わっていた」←いや、自分が終わらそうとしてたやん。

 「戦い方を見ていると不安になる」←最近で一番不安を与えたんは自分の方やん。

 みたいなノイズが入ってしまいます。

 最初に、わたくしが言えた義理じゃありませんが…とか、あなたがあの時わたくしに… みたいな部分があればスッと入ってくるんですけどね。



 続いて、戦闘シーン。

 作戦を立てて挑みましたが、開始10秒で瓦解してしまったのは笑いました。
 みんなで力を合わせて誰も失わないように と意気込んでいたのにも関わらず、力を合わせる間もなかったですね笑

 これ…ヴォイドがQJとメメルンをたまたま丸呑みにして、何故か飲み込まず味を楽しんでいてくれたから良かったものの、普通に死んでるところでしたよね。
 この世界ってそういうラッキーはある世界なんですね。

 
 ナツ子は今回サポートに徹し階段を出しましたけど、なんでわざわざ階段?

 上まで一気にいける昇降機なり、飛行できる乗り物とかで良かったんちゃうの?

 落ちる2人を見てとっさに、だと理解してもその後別に階段の続きを描いたり、階段が壊されたときわざわざ階段として直す必要があんのか?

 死角に入った2人を追う際に、たまたま駆けつけてくれた飛べないジャスティスさんに乗せてもらいましたけど……これってナツ子は元気なときのジャスティスさん描いて出現させる、とかは無理なんですかね?

 一度、階段を描いたら階段しか駄目なのか?

 能力を使うと寝てしまうっていうデメリットがあるのは示されていますが、能力使用時の制限についてはわからないので、なんでも出来そうなのに何故か変な遠回りをしているように思ってしまいます。
 パロをしているときはその遠回りな行為自体が、「パロ」というネタになっていたから気にならなかったんですけどね。

 
 あと…すっごいそもそもな話、最初から塔の頂上で待ち構えていたら良かったんじゃないのか?

 相手の狙いは分かっているし、ご丁寧なことにソウルフューチャーを取り込む口が弱点らしいし…。

 バオバブ様の結界+メメルンの3秒は持つらしい制御魔法、ついでにナツ子もヴォイドの動きを止めること 弱点を晒すことに専念してたら、余裕をもって勝てたような気がするけど…。

 もし塔の根元で自分たちが突破されたら、を考えていなかったのなら尚更頂上で背水の陣を敷いていた方が良かったな笑
 実際、孵化したばかりのヴォイドの想像以上の速さに2人死んでるところですし笑
 そういえば、モブの兵士とか魔法使いとかいたはずですが彼らは全員辞めたんですかね?

 
 それか、あれかバオバブ様が ないよりマシだろう と思って張った気休め程度の小手先の防御魔法とやらがルーク達の想像以上に堅牢だったんでしょうか。
 完全体になったあのヴォイドの突撃を十数回耐えるって、持って3秒というメメルンの制御魔法よりよっぽどあてにしていいと思いますけどね。

 間違いなく今回のMVPはバオバブ様ですね、バオバブ様が 「まぁいいか… 」で結界張ってくれてなかったら終わっていましたもんね笑

 もし、バオバブ様が避難所から遠目に様子を見ていたら、心臓止まってんじゃないですかね。


 これからは作戦を立てるときはバオバブ様も呼んだ方がいいと思います。

 次回に期待です。



         {/netabare}

 第3話まで視聴しました。
 {netabare} MAPPAのオリジナルと言えばまだ前作の"アレ"が記憶に新しいですが本作品はどうなるでしょうか。

 今ところ"アレ"よりはマシな気はしていますが、それはファンタジーな世界観が故に誤魔化しが効いているだけなんじゃ… という気持ちが拭えません。


 現状、私が気になっている点はというと…

 ナツ子の行動原理がよくわからん です。 

 現実の社会人としてのナツ子、新進気鋭のアニメ監督としてのナツ子、「滅びゆく物語」のファンとしてのナツ子、どの目線 どの立ち位置で考え行動してるのかがいまいち判然としません。(生きて現実に帰りたいっていうのは行動っていうより反射だしなぁ)

 例えば、第1話の祝賀会中にこの世界が「滅びゆく物語」だと気づいたところで早速ヴォイドの襲来を告げ改変をしようとしている点。
 いや、まぁ…被害がでないよう警告するのは真っ当な行動だとは思うんですけど…自分の好きな作品を改変することへの葛藤とか躊躇みたいなのないんですね。

 ユニオを助けに飛び出した時もそういう気持ちはなかったですし、第2話で目覚めてからも改変してしまったことの後悔や後ろめたさは感じていないようでした。

 第2話でその辺りの心境を整理するのかと思っていたら、なんか腹ペコキャラを確立してしまいましたしね。


 鬱々しい展開で、見るとメンタルがやられる 絶望すると言われている「滅びゆく物語」のことをナツ子は"大好き"とまで言っていたのになんだか釈然としないな、と思っていたのですが…
 そうか…ナツ子は「滅びゆく物語」が好きなんじゃなくて「ルーク」が好きなだけなのか…。

 そういえば第1話で「何回見ても訳分かんない、でもそこがいい」って言ってましたね。
 別に鬱展開が好きなわけでも、作品に対して独自の解釈を持っているわけでもないようですしね。
 (鬱々しい展開なのと訳が分からない展開というのはちょっと違うような気もするけど)


 ファンとしてのナツ子はそれでいいとしても、でもじゃあやっぱりアニメ監督の広瀬ナツ子としては、それでいいのかって気持ちは残っちゃうな。

 他人様が生み出した作品であり、しかもその本質を理解していないまま改変を繰り返している現状に、こだわりの強い新進気鋭の監督様は何も感じていないのか。

 今後の展開でその辺りは掘り下げられるかもしれませんね、少なくとも今はアニメ監督というより美術部の女オタクって感じがしています。


 今一度、私が気になっている点を整理して考えてみると…
 制作側は広瀬ナツ子というキャラをどういう風に見せたいのかがわからん という方が正確かもしれません。


 これからの展開に期待です。


       {/netabare}

 第4話視聴しました。
 {netabare} 今話は、映画では明かされない登場人物の心理をその物語の世界に入ることで知り得る、という本作品のテーマが持つ面白味、醍醐味が出た回だと思います。

 これまでの3話と違い主要キャラに焦点が当たっているのも大きいですが、何よりナツ子が今回の問題解決のために使用した能力はちゃんと自身のアニメーターとしての経験が活かされるかたちになっていたのが良かったです。

 第1話と第2話の時のようなパロはあれはあれでいいとは思いますし、今回のもパロっちゃパロなんですが、
「初めて原画として参加した作品」とか「怒られてヘコんだけど、そんなに喜んでもらえるならやってよかった」などの情報がつくとやっぱり見え方は違ってきます。
 ただパロを用いた盛り上げのパート ではなく、ちゃんとナツ子の精神的成長につながる意味のあるパートになっていると思います。


 総じてこれまでの3話より好感触ですし、原作者の存在を匂わせる引きでこれからに期待が持てるようになってはいるんですが、その一方でやはり気になるのはナツ子の「滅びゆく物語」に対しての気持ちです。

 主要人物が死ぬ大事な部分が謎展開となっていて、ナツ子自身も"マジで謎"と思っているような作品を何故好きだと思えるのか?
 ナツ子がこの作品と出会ったのって子供の頃のようですし、なんだったらトラウマになっててもおかしくないのに…。
 ナツ子のこの作品に対する好意の出どころがわからん。
 そんな状態で、メメルン好きだったのに とか言ったり、 メメルンにナインソルジャーへの好意を確かめてたりするのはなんだかモヤっとしてしまいます。

 後々出てくることなんでしょうけど、もっと序盤からその辺りへのフォローが欲しい。

 
 あと、細かいところで言うと ナツ子がルークはメメルンを殺すかもと思ったシーン。
 ルークがメメルンは裏切り者だとわかってから斬ったのならまだしも、映画のなかではルークはヴォイドだと思って斬っただけなので、何故ナツ子はそう思ったのかが謎です。
 映画じゃ斬った後のルークの反応は描かれていてないんか?


 ナツ子の「滅びゆく物語」についての気持ちは、引っ張るならその分だけ余計にドラスティックかつ説得力のある説明や心理展開を期待してしまいますがどうなるでしょうか。

 次回に期待です。

        {/netabare}

 第5話視聴しました。
 {netabare} 今回は、ヴォイド退治が好調なことをうけて調子をこき始めたナツ子が、現実世界と同じ「自分がやったほうが早い」ルートに入ってしまう という回でした。
 絶対絶命のピンチで引きを作ったので、次回以降のナツ子の心境の変化、価値観の変化の到来が楽しみです。

 今回の件に関して、スラム街の子供たちやジャスティスさんがどう関係してくるのかも気になります。


 スラム街といえば、特に治安の悪いスラム街である絶望地区を「ここで暮らし始めたら絶望しかない」とだけのなんともフワッとした説明でまとめてしまったのは拍子抜けでした。

 仮にも、見たら絶望する メンタルを病む と言われている作品のさらに闇の部分ですよね?

 「滅びゆく物語」が絶望と評されているのは、その世界観も込みでの話だと思っていたのですが、ただ単にナインソルジャーの面々が死んでいくからってだけなんでしょうか?

 それか、このスラム街やそこに住む子供たちっていう要素は特に大事じゃなくて、ナツ子がジャスティスさんと出会うためだけのものなのかもしれませんね。


 ジャスティスさんについて

 ジャスティスさんとの会話シーン、ここは前回同様キャラの真意を聞ける醍醐味な部分だと思います。

 ですが、映画内で描写もなく突然な謎展開を見せたというメメルンと違って、ジャスティスさんに関しては割としっかり描写されてるみたいなんだから、別に汲み取れるところなんじゃないのか?
 ナツ子は子供の頃から度々映画を見て、設定資料集も読み込んでいるのに、こんなにもキャラの心境がわかってないって、これはナツ子がアレなのか 「滅びゆく物語」がよっぽどなのか どっちなんでしょうね。

 それとも、ジャスティスさんは声が 朴 璐美 さんだしどことなく中性的に描いているのはそういうことなのか?
 だから人を好きになったことがないナツ子にはわからないとかそういう系か?

 
 鳥監督が出てきて「修正しても無駄だよ」と意味深なことを言ってきましたが、当のナツ子は別にこの世界を修正してやろう とも思っていませんし、改変していることについても特に何かを感じているわけでもない という食い違いは今後活きてくるでしょうか。



 第5話まで視聴して未だ目を引くのは作画面の「あ、これ〇〇のパロだ」の方ばかりで、ストーリーそのものに乗れないのはやはりナツ子の主人公造形にあると思います。
 ナツ子のクリエイターとしての信念とは、ナインソルジャーの1人として行動する ご飯 以外の動機、「滅びゆく物語」に対する独自の解釈か、世間の評判が悪いこの作品が何故自分は好きなのかの理由 または それを知ろうとする姿勢、など欠けているものがちょっと多い。

 ナツ子のことは嫌いではないけど、上記のものがないとナツ子の行動に対する興味が持てない。
 

 もう早くも物語は折り返しになっていきますが、どうなるでしょうか 次回に期待です。

         {/netabare}
 

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話 最後の作画以外虚無。話的にはメメルン=鶴山亀太郎という感じがするくらいかな。

1話 ナウシカの巨神兵のシーンは誰でもやってみたいのでしょうか?

{netabare} 髪で顔がずっと隠れているというのは想像以上にイライラしますね。今後も決めの瞬間までそうだとすると、結構なストレスになる可能性を感じます。ですが、そこにこだわりがある以上単なるキャラ付けでなく、顔が見えないことに意味はある気がします。

 顔が見えないというのは、一般的には特定の個人ではないという意味とか、個性がない意思がないという意味でしょう。つまり、顔が見える瞬間、描きたい表現したいという想いがあふれるというのが、つまり「変身」「覚醒」なんでしょう。だから冒頭のシーンで描きたくないものが描けなくて苦しんでいたのでしょう。

 あの机がセットされるシーンは変身バンクになりそうですね。

 今回の全修は、庵野秀明氏がやったと言われるシーンです。ナウシカの巨神兵オマージュが来ました。庵野氏はショート動画で後に巨神兵のシーンだけの作品を作ったりしています。あそこって、誰でもナウシカの「金色の野に…」ではなくて、巨神兵に吹き飛ばしてほしいとちょっと思っていたということ?巨神兵にもっと活躍してほしかったというのは、ナウシカを見ると誰でも思うのでしょうか。あるいはナツコに庵野氏が憑依した可能性もありますが、2話目以降じゃないとその辺はわからないです。

 あと、死因のハマグリ弁当なのは、ハマグリは蜃気楼の元ですから幻の象徴です。本当に転生したのか、夢オチになるのかわかりません。弁当の日付が2019年9月13日というのは何か意味があるのか。訃報やアニメ放送開始などの考察のネタになるような物はありませんでした。「BanG Dream! FILM LIVE」が劇場公開された日らしいですがあまり関係なさそうです。

 鶴山亀太郎という人が本作劇中で死んでいますが、それは話に絡んできそうですね。「滅びゆく物語」の監督であるなら物語をそのまま進行する方でしょうから、ナツコの敵になる可能性がありますね。ここで創作論が出てくるなら面白いと思います。鬱展開の是非とかですね。

 まあ、あえて考察ポイントがちりばめられているようです。スタジオのポスターとかも後でチェックしておきます。{/netabare}


2話 前半の作画は何?内容は浅い。期待値が半減しました。

{netabare} 作画、1話もこんなに安っぽかったでしたっけ?メメルンの顔がデカスギるし、表情ないから不気味だし。特に前半の作画が、なんかのっぺりというかなんというか…後半の方が良くなってたかなあ、この作画が安定しない感じは万策尽きる前兆なんでしょうか。

 それと、一般家庭でお代わりの数だけ器が山盛りになる、というのはよくある間違いの例ですよね。普通は同じ器に盛ります。1目でわかる絵としてローコスト化する工夫なんでしょうけど。作画のレベルが良くないので敢えてやったように見えません。作画を間違った感じです。

 バンクダメっていておきながらバンクにしてるし。メタギャグとオマージュ作画だけではちょっと厳しいですね。板野サーカスを出すのはいいですけど、一瞬だし。これだけで乗り切るつもりならそれは無謀すぎます。

 外から見た作品とその内部の現実、あるいはアニメ作りに関する何かがないと、厳しいなあ。ナツコのキャラ付けもウザいだけで、上手くできていない気がします。アニメに関するこだわりとか、せめて冒頭のシーンを活かしてスランプとか何かないんですかね。

 全体的に1話の期待値が半減したかなあ。構想倒れの予感がします。{/netabare}


3話 最後の作画以外虚無。話的にはメメルン=鶴山亀太郎という感じがするくらいかな。

 ストーリーが面白くない、というのはあります。ですが、もっと気になるのは演出なんです。演出が全然面白くありません。お祭りのシーンもドタバタしているだけだし。キャラもなんか類型的で騒がしいだけです。

 最後の作画というか絵コンテというかを楽しむ。そういう視点でメタ的に見て楽しむ作品なのに、アニメ全体のクオリティに不満足があると全然最後のシーンに乗れないんですよね。それ以外を犠牲にして平均点を大きく下げているというか。

 なので、見終わった後に虚無感があります。ですので、視聴は3話で切って最後のシーンだけチェックします。
 多少工夫があるとすれば、メメルンが鶴山亀太郎なんだろうなあ、そこでアニメ監督の苦労とかセリフで言っちゃうのかなという気はします。そういう当たりを付けましたが、別に外れてもいいです。


 どんでん返しで、あえて全部記号的に処理して進行して、5,6話あたりでひっくり返すというなら再開しますけど。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

オーガニック・ポータル

MAPPAオリジナルのなろうアレンジ
古き良き異世界なろうの味変を匠の技法で調理

MAPPA製「ぼくのかんがえたさいきょうのなろうアニメ!」

スタジオが自我を出して本気だすと盛大にスベる法則発動。エガオノダイカとか…。ブブキブランキとか…。クソなろうに汚染されたアニメ市場を憂いて「ぼくならこうする!」ってなったんでしょうけど。

妄想爆発自己表現文学だった初期と比べて、いまのなろうは完全に福祉や介護の領域。他者不在の唯我独尊、完全無欠の自慰体験。そういうふうにつくってあります。なのでナツコは傲岸不遜にイキリ倒さなければならないし、ノーコストでズバッと問題解決でチヤホヤゴイスーされなければなりません。それがそれこそがなろう。明確な設計思想があり、そういう意味ではよくできています。

「ねえねえ!ぼく!これ知ってる!」ってな情報を楽しむやつ。知ってるかどうかのみ。考察と呼ばれている何か。それで次は何かなーってみんなで盛り上がれるシステムは実にTV的というかライブ配信的というか。結局なにかで皆んなで一緒に盛り上がりたいってのは今も昔も陽キャも陰キャもかわらないってか。

OP
もう10年選手の中堅HRガールズバンドで海外ツアーや大規模フェスなどの実績を重ねる実力派。日本ではBABYMETALとともにイロモノキワモノ枠だけど、海外の屈強なロックおじさんからは熱狂的な人気。んでアニソンはどうなのかというと、いつもの平常運転でありました。

ED
ボカロP×歌い手という本作のメインターゲットのおじさんにとっては最凶の組み合わせ。アニメ作家モチーフならレジェンドアニソン歌手にするべきなのでは?スポンサーのゴリ押しかもだけど、なんでここは気を抜いてしまったのか…。ここでおじさん接待するだけで評価もかなり変わっただろうに。


03
キメのシーンだけチェックします

タイガーマスク×けものフレンズ?
大事な3話でこれはないでしょう。
マジで終わってんな。
ある意味次回が楽しみ。

02
板野サーカスって…もはやキャラですら無いのかよ。

01
初回の掴みで巨神兵はまあいいとして

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

60.1 5 2025年度の異世界アニメランキング5位
ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (83)
230人が棚に入れました
〈ギルドの受付嬢〉。業務内容は絶対安全。公務だから立場も安定。 可愛い制服に身を包み、カウンター越しに笑顔で冒険者たちをご案内。受付時間が終わったら、のんびりと事務作業を済ませて定時に帰宅。愛しの我が家でくつろいで、さあ、明日も元気に働こうーー。 アリナ・クローバーは、そんな理想の職業に就いたはずだった。しかし。その実態は、理想とは程遠かったー ひとたびダンジョンの攻略が滞れば、カウンターは大混雑。めんどくさい対応を求める冒険者もちらほら。顔で笑って心で泣いて、厄介な顧客をやり過ごしても、今度は大量の書類仕事が待っている。やる気は残ってないけれど、明日に回せばなおしんどい。おかげで来る日も来る日も残業地獄...ああ、もう我慢の限界!! アリナが不満を爆発させると、隠し持った一面が顔を出す。 チームで挑むことすら危険なダンジョンにソロで乗り込み、銀に輝く大鎚【ルビ:ウォーハンマー】で、強大なボスを叩き伏せる――。 何を隠そう彼女こそ、正体不明、神出鬼没、街で噂の凄腕冒険者〈処刑人〉その人だったのだ!! でも、そのことは絶対に隠し通さなければならない。なぜなら受付嬢は副業禁止で、バレたら即刻クビだから...。アリナの平穏な暮らしは、守られるのか!? 第27回電撃小説大賞《金賞》受賞作、待望のTVアニメ化!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

4話 期待できる良い初期設定を自ら壊すスタイルが流行ってるの?

1話 ギャグに振っている限り面白い。シリアス化だけは勘弁してください。

{netabare} 突っ込んだら負けの脳みそ停止して受付嬢のクズさを楽しむ作品です。この手法はギャグだから許される感じですね。

 真面目に論じ出せば、基本的になぜヒロインだけに残業が集中しているのかの説明がないし不自然です。そもそも残業と言う概念は人権と密接に絡んでいるので、国民主権かその他の政体でも資本家と労働者との関係が調整されている状態でないとありえないと思います。ファンタジー世界の近世以前というより中世後期の欧州で革命前の雰囲気では、残業という概念などあるわけがないです。でも、そんなことを言いだしたら負けですので、気にしないのが肝要でしょう。

 ただ、ヒロインがなぜ残業したくないか?をもっと明確にしてキャラ付けした方が説得力はあるかなとは思いました。強さの秘密についてはこれから説明があるんでしょうけど、そこはヒロインチートですから適当でもいいと思います。
 転生者で前世で過労死した…というありきたりな設定でもいいでしょう。「スライム倒して300年…」とか女性の転生ものではトラック事故よりも多いかもしれませんが、要するにそこはテンプレでいいでしょう。ただ、キャラの性格造形理解、残業ゼロへのこだわりとして、さらっとでもいいから説明が欲しいなあ。

 一番嫌な展開はシリアス化ですね。この作品はギャグだから矛盾やご都合主義設定が許される世界観です。シリアスをやり出すと間抜けになります。そこだけは気を付けてほしいかな。

 なお、ギャグの雰囲気で言えば、OPだけ違和感を感じました。 {/netabare}


2話 仕事が出来ないからこの子だけ残業している、という理解でいいのでしょうか?

{netabare} なぜ、スキルが発動するのか、という説明がありましたね。ここもしっかりギャグとして処理していたのはいいんじゃないでしょうか。残業とも結びついていたし。強さとは何かとか強さのリアリティ(技能、知能、覚悟その他もろもろ)を言い出すとキリがないです。

 でまあ、冒険者は仕事を難なくこなしていたのでその表現からすると、ヒロインは残念なことに「仕事ができない子」だったんですね。仕事が多すぎるのではなく、処理が追い付かないという表現に見えましたが…逆恨みというか逆切れというか、他の子たちは仕事ができるから家に帰れるということ?このキレ方も要するに受付嬢はクズ人間だから、ということなんでしょうか。

 まあ、そういうモロモロをちょっと考えてしまいますが、概ねコメディ・ギャグ作品として成立していると思います。出落ちじゃなければですけど。3,4話辺りから展開するんですかね。普通に見ると思います。

 それとEDがなかなかキャッチーで癖になりますね。{/netabare}


3話 シリアス化しちゃったかあ…EDがOPに来る演出は珍しくないでしょうか?

{netabare}  なぜ、EDを冒頭に持ってきたんですかね?長らくアニメを見ていますが初めて見る演出のような気がします。1話めでOPがEDに回ったり2クール以上で初期のOPを重要回とか最終回でEDで流す演出なんかはいくつかありますけど、この形は初かも。これってなんでしょうね?

 試みとしては面白いかも。シリアス回は雰囲気を和らげるために能天気な「半端ないぱっぱらっぱっぱらっぱらっ」の方をOPにする演出なんでしょうか?ただ、EDの曲調ってどんな明るい曲でも意識して郷愁感というかノスタルジックなメロディラインになるので違和感も半端ないですけどね。

 それにしてもシリアス化しちゃったかあ…ヒロインの過去描写ですけど、ヒロインの性格とかスキルを得た理由がお祭りでの愚痴とか考えると、ストーリー的な親和性が無い非常に不自然な展開な気がします。

 それと家が壊れているのでしょうがないですが、家に籠りたい人間の心理として自分の持ち物、趣味のグッズで部屋を固めたいと思うのですが…そういうディテールにおいて「なぜ残業したくないのか」「なぜそういう性格なのか」という点で出来は良くないです。

 まあ、3話のあの間抜けなヤラレキャラと白銀のパーティーリーダーの言動も不自然な気がします。

  もうちょっと緩く残業ネタでヒロインのコミカルなところを見せてから展開した方が良かったかな。見たいのはそこじゃないし。継続視聴は4話がポイントかなあ。{/netabare}


4話 期待できる良い初期設定を自ら壊すスタイルが流行ってるの?

 看板に偽りありですね。前期の「ひとりぼっちの異世界攻略」や「歴史に残る悪女になるぞ」を思い出しますが、自分で定義した良い意味で期待できる初期設定を、自分で壊しに来るスタイルが流行っているのでしょうか。

 人知れず暗躍して陰の存在として面白くなりそうな発想があったのに、そこを自らつぶしてしまいました。ヒロインの性格が面白そうで期待があったので残念です。作画もいいしヒロインのキャラデザもいい。EDの音楽も悪くない。

 なのに、残業したくない理由、残業をせざるを得ない理由、残業を回避する手段としてのボス討伐、秘密を隠す工夫、強さの秘密…なんかそういう誰でも期待するような良い部分の可能性を全部捨てましたね。全部やっつけで説明して普通のダンジョン俺TUEEEにしてしまいました。なんでわざわざテンプレ中のテンプレに…本当にもったいないと思いました。

 見てもいいのかもしれませんが、それは凡百の異世界ものを脳みそを停止してボーっと見る見方をするだけだと思います。つまり、本作である意味はないです。ステイタスは中断で。脳みそが覚醒する展開なら再度ちゃんと見ます。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 12

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

全くの出オチ作品!世界観設定も良く考えていないのが見え見え。

 4話まで観ました。2025.02.01

 アリナさんが暴れて全て解決しました!良かった!強い受付嬢好き〜〜!……しかし、まともな視聴者ならツッコミを我慢出来ないでしょう…。

 若い頃は冒険者やって、引退したら受付嬢で良くね?

 この世界、住民票とかあるのか不明ですが、日本だって明治維新まで、国民が何人いて、誰が何歳だなんて、家族等の回りの人以外には誰もわかりませんでした。

 だから、就職も新卒一括採用の終身雇用なんて、ありえませんでした。役職のある武士なら、子供が元服したり、家督や役職を継がしたりするのに、大体の年齢はありましたが、それだって、そんなにカッチリしていません。
 
 長男死亡で次三男が…になればさらに役職を継ぐ時期はズレてきます。同じ年度産まれが一斉に入学したり就職したりとか、つい最近の話です。

 本作品も、ギルドの業務や職員採用のシステムが不明なので、職にこだわるアリナの行動原理が理解出来ません。一流企業や公務員みたいに何年度生まれまで採用とかあるんですか?誰が年齢の証明すんだよ…。

 識字率は案外高そうなので、初等教育機関くらいはあるのかもしれませんが、欠員が出たら適当に試験して、採用するシステムで何か不都合があるのかな?

 もう、受付嬢は超特権階級で、実はSランク冒険者並に給料出てるけど、タンクの若造が出来る位のレベルの事務能力でOKな給料泥棒集団位の胸糞設定にでもしないと物語として成立しないでしょ…。腐敗した社会主義国家みたい…。賄賂が無いと何も進まない的な!傾国のお役所仕事舐めんなよ!

 EDみたいなキララ的お気楽極楽日常路線と、OP的な痛快冒険譚が上手く同居出来ていない、非常にチグハグな印象を受けるのは、とても残念です。
………………………………………………………………………
 3話まで観ました。2025.01.25

 ギルドの受付嬢のアリナが実は最強の冒険者で、残業が嫌なのでボスをソロ討伐してしまうと言う完全出オチギャグ作品…。なのですが、3話でシリアス展開に…。何か悪手ですね。

 ギルドの受付嬢は公務員的な立場なのか、福利厚生有給も完備の良い職場だけれども、仕事が忙しくて残業が多いとのことですが、そもそも受付嬢が、一生出来る仕事なのか不明です。

 周りの同僚も皆若いおねーちゃんで、齢をとった幹部女性職員の描写がありません。キャリアのロールモデルが全く不明です。

 昔の民間企業みたいに、女性職員は30前に寿退職強要されてね?主人公、30年ローンが通って家を購入しているので、40から50代の女性職員の描写は必須です。

 しかも、アリナさん、結婚出産とか考えて家を買ってるのかね?この辺の女性ならではの人生イベントに対する配慮も無い気がします。

 ハッキリ言って、女性描写が記号的で、全く生身の人間を描いていません。出オチギャグならコレでも許容範囲ですが、シリアス展開になったら、色々と矛盾が生じるでしょう。

 まぁ…漫画小説あるあるで、作者含めて原作側にまともな社会人経験のある人間が関わっていないので、こんな珍妙な職場を設定してしまうのでしょうが、どう考えてもおかしいです。

 また、アリナは良く残業していますが、自営業者の冒険者にクエストをアウトソーシングしているだけで、あんなに事務作業生じる?冒険者側にも活動報告を文書で報告させてるの?活動規模と事務作業の量があっていません。

 報酬なんて、約束の額を達成度に応じてリーダーにポンッと渡して、後は勝手に差配せい!で終わりでしょうよ…。

 識字率の低い近世国家でも社会が回るのは、国家が管理する文書行政は最低限にして、ほぼ地域社会に徴税から治安維持まで丸投げで請け負わせているからですよね?

 さらに、主人公がギルドに協力する代わりに受付嬢の増員を要求していますが、そんなに簡単に人員増員が効くほど単純な仕事なの?だったら受付嬢なんて誰でも代替可能な不安定労働でしかないじゃん…。スキル依存の冒険者の方がマシじゃない?

 どうも、冒険者と言う請負+成果主義の前近代的な労働と、時給、日給の概念がある近代的な労働がごちゃ混ぜになった異様な世界が噛み合っていません。

 徒弟制や奉公人等の家内奴隷でもない一般自由労働者は、時間になれば勝手に帰宅するだけです。仕事を終わらしてからなんて近代以降の発想です。

 社畜制が維持出来なくなっているのは、あくまで時代に強制された労働のあり方でしかなく、別に日本の伝統的な労働慣行でも何でも無いからですね。

 せっかく作画も雰囲気も良く、主人公のアリナも可愛いのに、根本的には労働の概念を理解していない原作のせいで、おかしなアニメになっているのが残念です。早く、ハチャメチャ暴力受付嬢ギャグに戻って欲しいです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

しろにゃま さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ファンなら楽しめる。そうでないならちょっと辛いか

アニメ勢 3話まで視聴


原作知らないけど、これはアリナさん1人の物語なのかな?

主役のギルド受付嬢だけで世界が動いていくような感じ。
彼女がそうゆう雰囲気を出してしまってるというのもあるけど、
おかげで他キャラがさっぱり頭に入ってこない。

白銀のなんとかの盾役の名前は?同じパーティーのCV古賀葵の役名は?同僚の受付嬢の芹子のキャラ名は?
ね、答えられないでしょ?
これはキャラ背景が無いもないから。メインキャラなのに全く掘り下げられてない(まだ3話だけどね、そんな雰囲気もないっぽい)

だからこれはアリナさん1人の物語。
ビジュつよつよの女性声優3人並べて踊らせたりしてるのになぁ。
なんか勿体ないね。

作画は良いですね、アリナさんはムチッとしてるし、鉄壁スカートだし、寝るときはちゃんと着替えるし、想像力が豊かになるなぁ、、素晴らしい。あとおまけにバトルシーンもよく動くw

だから現状、アリナさんが好き、りえりーが好きって人には楽しめる。

3話終わりで新展開入ってくるから3話切りはないけど
このまま だらぁ~~~っと行っちゃうと離脱多そう。
この評価はこの後変わるのかな?

初投稿:20250203

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

56.3 6 2025年度の異世界アニメランキング6位
クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.6 (65)
159人が棚に入れました
高校生の北条才人はクラスメイトと結婚した。 それも学校一苦手な、天敵のような女子・桜森朱音とである――。 「私と結婚してること、クラスのみんなに言ったら殺すから」 「俺だって結婚を知られたくはない。なんのメリットもない」 普段から嫌い合う二人の新婚生活が上手くいくはずもなく、なにかと衝突ばかり。 しかし、日々の暮らしの中で歩み寄ることで距離が縮まっていき、 一緒にいて楽しい時間が増え、少しずつお互いを理解していく。 才人は今まで知らなかった朱音の可愛い素顔を知り、 朱音は心の中に秘めていた想いに段々と気づき始め……。 素直になれそうでなれない二人が送る胸キュン新婚生活、ここに開幕――!

こっとん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

おいてけぼり

嫌ってる理由、結婚させる理由、結婚を決めた理由
どれも釈然としない
あとから深掘りするのかもしれないけどもやもやしながらみることになって感情移入できません
ラブコメ恒例のドキドキイベントもしょうもない感じで消化しちゃってます

結構深刻なのはヒロインです
ヒロインがかわいくても主人公が不愉快でみなくなることはありましたが、今回はその逆パターンになりそう
キャラデザ以外評価するところがないヒロインですがそれに加えて声優の演技も微妙に感じます

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

モテない中学生男子向け

ティーンエイジャー男子、こういうの好きですよね。自分の努力ではなく、なぜか「なりゆき」でハーレム展開だったり、一方的に好かれてかわいい女子と同棲したり結婚したり。まあ女子と付き合ったこともない、付き合い方も分からない男子がそういう他力本願な恋愛に憧れる気持ちは分からないではないですが…でもこういうのばっかり見てたら一生DTになりそうだけど大丈夫そ?

本作は努力もなく●金持ちの御曹司で●祖父の会社を引き継ぐことが約束されていて●成績も上位で●かわいい女子と結婚して新婚生活を送ることになった…惜しげもなくDT男子の妄想が注ぎ込まれています。ついでにサブヒロイン的な2人の可愛い女子もどうやら主人公に気がある様子?僕の思い描いた理想の高校生活!みたいで大人としては設定だけでムズかゆくなります。

作画は急にコミカルになることはある(レンタル彼女っぽい)ものの、安定の可愛さで問題ないです。アニメとしては至って真面目に作ってるなあという印象ですので、DTドリームについていける人はきっと楽しめるんじゃないでしょうか。逆に努力で何かを勝ち取っていくようなストーリーを好む層には限りなく厳しいでしょうね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ありがちな普通のラブコメ。まあ王道というのも悪くはないですが

まあラブコメといえばこうですね。
ものすごいありがちですが、王道と言えば王道。
王道というのは、まあ悪くはないです。

多分見れば普通に面白いのでしょう。
でもわざわざ25分近く使って見る価値があるかというと…。
うーん、悩ましいですね。

正直、CMでやっていたちゃんと好きって言える子無双の方が面白そうだと思いましたが。
これは盲点というか当たり前というか、当たり前過ぎて逆に新鮮ですね。
そういう特別な面白さは一切無いです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

61.5 7 2025年度の異世界アニメランキング7位
日本へようこそエルフさん。(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (26)
157人が棚に入れました
エルフさんは日本の文化に興味津々!? 社会人の北瀬一廣の趣味はとにかく寝ること。 彼は、幼い頃からいつも夢で見る不思議な異世界で、胸躍る冒険をしていた。 ある時、仲良くなったエルフの少女と古代遺跡を探索していた時に、運悪く出くわした魔導竜にブレスで焼かれてしまう。 夢から覚めると、部屋にいるはずのないエルフの少女が隣で眠っていて――

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

異世界転移の仕方に独自性があり、エルフも可愛い

異世界転移の仕方がありふれていなくて良いですね。

夜眠ったら異世界の夢を見ている、と思ったら異世界転移していたと。
死んでも現実に戻って目を覚ますだけ、また眠ったら続きが見られる…
なら、まあ夢だと思いますな。

弁当がちゃんとなくなっているなら夢遊病になった自分が食べているのかとか気になると思いますが。
まあ良いか。

そして日本に来ることになったエルフさんが可愛いですね。
日本、そして異世界での2人の冒険が今後も楽しみです。


…どうでもいいですが、主人公めっちゃ上級国民ですね。
25歳で、スカイツリーが見える都内1LDK以上の高層マンションに1人暮らしで住んでいて。買えば億、賃貸なら月20万くらいでしょうか。
車も結構でかいですよね。
年収は一千万程度ですかね。それで毎日定時退社か。親の金かもしれませんが。
お前こんなことなくても結婚相手には困らないだろう、と思いました。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ストロング・ストレングス

ゴイスーチーレム×日本スゴイ!×飯テロアニメ
それか◯◯さんシリーズの派生か

OP・映像が綺麗で作品へのフィット感が凄い
ED・これも世界観にしっかりマッチしてる

01
ウリが明確で見方を間違えようが無い良質な介護アニメ

夢の世界のアナザーワールドってな真面目なSF設定をゴイスーに応用。ヒロインの逆転移で現実界でイチャイチャする設計。うまく考えましたな。ヒロインのマリーも良くも悪くもクセのない無難なビジュアルで幅広い層にウケそう。思い切りのいい振り切った設計でガツンとハマる人も多そうな作品。市場の需要に答えただけのビジネス介護アニメを真に受けて不快になるピュアな人にはあまりにキモ過ぎて耐えられないでしょう。

ゴイスーには設定を考える必要があったりお膳立てするための尺も必要。その構造上のコストを上手く削減することに成功したコスパタイパ抜群な次世代介護アニメ。見知らぬ世界で時にワクワク時にハラハラ、「ごはんおいしい」でウキウキ、頼れるカズヒホにドキドキなど、マリーが一喜一憂するリアクションだけに特化したうえに、観光番組の情報で「ぼく、知ってる!」までもが出来てしまう非常に優れた設計。

今時誰も物語なんて求めていない。萌えキャラの反応やシチュだけをお手軽に楽しみたい。とにかくマリーの可愛さを楽しむだけではあるが、それでも作画がヘボいと萎えてしまうもの。そんな需要に誠実に応えようとする作品であり、応えられる品質だと思う。ヒロインレースではなくマリーが正妻だろうけど他の女性キャラもいるみたい。どう使うんだろ。チェイサー的な箸休めのための存在かな。こういうところも気が利いている。

マリーがずっと上機嫌でニコニコ楽しそうにしてるので、見ているこちらも釣られてしまいそう。次元超越者には落ち込んだ時に元気を貰える動画としても機能しそう。萌えキャラを観光地に連れてってゴイスーするだけ。だからこそずっと楽しそうにハシャいでる姿をずっと隣で愛でていられる。まるで擬似デート動画のよう。◯◯さんシリーズの正統進化、聖地創造も可能になる擦るべき金脈。海外観光地とタイアップにも応用可能でイケメンアニメにも転用可能。これはもう発明といっても過言では無い。これでは言わずにはいられない。ニホンスゴイ!

元の世界を憂うくらいはするだろうけど、少女虐めてお涙頂戴はしなさそうな雰囲気。「かわいそう!がんばえー!」とか「人間の…本質…ッ」したい人にはゴミでしょう。ギャグも弱いというか、ただそういう需要に応える作品じゃないってだけ。個人的な感想ではもちろん「きっしょ」で終了なのだが、ビジネスとしてはとても優れた作品だと思う。昔でいうなら湯煙り殺人事件とかのエンタメ観光番組の後継かな。演歌がJロックに切り替わったように、娯楽は世代とともにスライドしていくもの。あと必要なのは制作側のツラの皮の厚さだけ。

予想以上。明確でシンプルなコンセプトを貫く力強さ。単純な方が突破力はあるもの。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

八仙花 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

頭を空っぽにしてダラダラと流し見するにはちょうど良いかも

本作を見てると異世界日常系、あるいは異世界イチャラブ系といったジャンルだと感じる。俺最強でも俺ツエーでもなく、物語の本質としては、異世界やエルフという設定はただの「属性」「スパイス」に過ぎず、実際のところは独身男と独身女がイチャイチャしたり、ご飯を食べるだけのシンプルな内容が続き、盛り上がりに欠けている。頭を空っぽにしてダラダラと流し見するにはちょうど良いかもしれない。

一方で、ツッコミどころも多く、細かい部分が気になるところはあるが、全く面白くないわけではなく、アニメ本来の趣旨であろう「ほっこりほのぼのした雰囲気」を楽しむことはできるのは確かだ。しかし、進行がかなり遅く感じられるため、飽きてしまう人も多いのではないかと思う。4話離脱。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

54.2 8 2025年度の異世界アニメランキング8位
アラフォー男の異世界通販(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.6 (22)
155人が棚に入れました
アラフォーの独身男・ケンイチは、突如として異世界に転移してしまう。わけもわからず危険な森をさまよう中で、巨大ネット通販サイト「シャングリ・ラ」が使えることに気づく。 それは異世界のアイテムを換金し、現代日本の商品を購入できる“チート能力”だった! 能力を駆使して商売を始めたケンイチは、瞬く間に商人として頭角を現していく。 「目指すは、異世界でのスローライフ!」 街はずれの森で自由気ままな自給自⾜の生活を送ろうとするが……。 才気溢れるケンイチに惹かれた少女たちが押し寄せ、さらには次々とトラブルに巻き込まれ―― アラフォー男は、念願のスローライフを実現できるのか!? 異世界ファンタジーここに開幕!

こま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

1話視聴。転移部分を早送りスキップ!そしてやる事はヤル主人公。

昨夜はお楽しみでしたね!
まあ見れないけどね。マンガで見れるらしい。早送りは笑ったw
とんスキと違って今の所、異世界に即した物を作ってそれを商売にしてるのが良かった。
例えば洗濯バサミの手に持って挟む部分が木。
刃物もあくまで日本で販売されてる範囲かつ違和感無い物を。
ちなみに異世界転移転生何時もの、香辛料は誰かが独占販売してる所為で売れないみたい。
売ったら捕まるよ!
続き観たいと思ったので様子見視聴。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

easy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

「とんでもスキルで異世界放浪メシ」アニメ版11話の転売要素をパ、ごちそうさましました

誰もが指摘するアレ
誰もが義務として指摘しなければならないネット通販のアレ

名作映画「SEVEN(SE7EN)」作中で一番美味しい強制拷問のみを抜き取り、
拷問映画「SAW」を生み出した的なアレ(そこまでうまくいってない)

「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
アニメ版では、第11話:商売は御婦人の為に
シャンプー・コンディショナーを水で薄め、商人に流す
原始人世界に生きる商人の妻、奥方コミュニティで大評判!

『転売』

一番美味しそうな部分だけ抜き取って書いちゃいましたーデヘヘ
みたいな

「とんでもスキル~」はワンコロ+スライムでハーレム要素が薄く、
旅として私はそこが良かったのですが、しかしこちら、女、女、女
初回から色欲まみれで劣化してますね

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

別に悪くは無いのですが、どこかで見た設定が気になる…

異世界に転生してきて持っている能力はネット通販のみと。
…まあ、良いんですけれどね。

主人公は普通のおっさんですが決して好感が持てないわけではないです。
ネット通販の使い方には一応独自性はあって、決して丸パクリというわけではないです。洗濯バサミが有用というのはなるほど、とも思いました。

というわけで、悪くは無いと思いました。

でも…。

能力が、とんでもスキルで異世界放浪メシ過ぎると思えました。

でも、なろう系ってほぼ全部設定流用でできているんですよね。
なのになんで本作だけ、うーんとなってしまったか。

やっぱりネット通販を持っているという能力がジャンルになるほどメジャーでは無いからかもしれませんね。

失格紋フォロワーはもう多すぎて、『未来に転生したら~が衰退していた』はジャンルとして、目くじら立てる気にはならないじゃないですか。
そこに追加の面白い要素があれば見れると思います。
でも、ネット通販はそんなありふれているというほどでもないので、丸パクリ感を感じてしまいました。

でも、実際使い方に独自性はあるし、後は主人公が今後魔法を覚えたり召喚獣を仲間したりせずネット通販一本でやっていくなら完全に独自性と言えるので、目くじら立てることはやっぱり無いのかな、とは考え直しました。

でも、見ている最中は同じ能力過ぎて気になっちゃいましたね…。

それにしてもオープニングのロボットは何だ。
演出じゃなくて本当ですかね。そうなると通販じゃないと思いますが。
微妙に気になりはしますね。余裕があれば見たいです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

58.1 9 2025年度の異世界アニメランキング9位
サラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.7 (38)
149人が棚に入れました
異世界に君臨する魔王軍の四天王。 その最後の一席に選ばれたのは…… 冴えないサラリーマン、ウチムラデンノスケだった! 魔王軍からヘッドハンティングを受けたウチムラに用意されていたのは、役員レベルの好待遇—— だが魔王軍の業務は、命がけの厳しいミッションの連続で…… 特別な能力は何も無いウチムラは、この異世界の難題にサラリーマンの経験と知恵で立ち向かっていく! すべての働く人たちに贈る異世界転職譚!

大貧民 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

サラリーマンスキル活用系。

原作も漫画版も未読。
社畜サラリーマンが、異世界の魔王に召還(勧誘)されてホワイト企業(魔王軍)で評価される話みたい。

現代社会で正当に評価されない主人公が、上司として優れた魔王に見出されて、四天王(企業の役員待遇)として重用されることになる。
1話目で同僚(他の四天王)の反発を受けて……という定番。
魔王軍のホワイト企業っぷりももはや定番ですね。

OPアニメーションは社畜な人の心理内面を見ているようで、なんとも居心地が悪い。
キャラのネタバレしているだろと思っていたら、○話でその通りだった。
そこらへんはOPで判らないように○話までは変えてもよかったろうに。
居酒屋といい、内面描写が微妙に感じる。ジャンルとしては好きな部類なのでそのあたりは殘念。
世界背景、問題背景などの情報量が少なく、さくさく解決してしまっているのでご都合展開にみえてしまい登場人物たちの凄さが伝わりにくい。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ロード・オブ・ゴールドタイガー

異世界ビジネス自己啓発的なWEB漫画原作
このくだらなさこそアニメの醍醐味

OP・なんだこのキモい歌詞は。作品に無駄に寄せ過ぎ
ED・うーん、アンニュイ。無駄に完成度高いな

四天王候補として社畜ウチムラを召喚。魔物には無い視点と経験で問題解決!森本レオ風味な飲み屋の大将やら懐メロの選曲からしてアラフィフ狙い撃ちか。

02
ああ、ただのモンスター娘チーレムか

うーむ、懐メロこそアラフィフ向けだが、問題解決パートは社会人がみたら失笑もののクソなろう妄想レベルなので、これでは壊れた社畜のリハビリにもならない。これも福祉アニメですらなく介護アニメだったか。

着ぐるみはもったいぶってるが、今のラインナップに足りないのはお姉さんかロリのどっちか。多分ロリだと思う。メガネはないでしょう。

作画もいきなり劣化してるし…。ウルマンダーさんだけでも死守しましょうよ。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ウルマンダーさん可愛い!

 3話まで観ました。2025.01.24

 亜人、魔人の人外女性が可愛いだけのアニメです。しかし、糞なろうの中ではそれだけで視聴する価値があるってもんですよ!

 肝心の主人公の優秀さについては、まぁ…ファンタジーと言うか、いつもの妄想と言うか…。

 オーガとの交渉の件もそうですが、経済的、社会的な情勢が視聴者に開示されていないので、ご都合主義的に上手く行った様にしか見えません。

 何故、食料供給が上手く行っていないのか?そもそも新興勢力の魔王軍には食料や支援物資が豊富にあるのか?いつものなろう的頭の悪さを露呈しています。

 現実の世界でも必要な物資を必要な所へスムーズに供給出来れば、簡単に市場の独占や世界制覇が可能ですが、それが出来ないからみんな苦労しているわけで…。

 利用出来る資源は常に有限で、それを遣り繰りして苦労するのが生きるってこと…。妄想の世界ではそうした制約から自由になりたいってことですかね…。

 まあ…、今後の展開にあまり期待は出来ませんが、ウルマンダーさんの作画が崩壊しない限りは視聴継続です。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3

61.7 10 2025年度の異世界アニメランキング10位
戦隊レッド 異世界で冒険者になる(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (29)
136人が棚に入れました
世界征服を企む悪の組織《秘密結社ゼツエンダー》。 その野望に立ち向かう、絆で結ばれた5人の戦士たちがいた。 そのヒーローの名は、《絆創戦隊キズナファイブ》!! キズナファイブの5人は、遂にゼツエンダーとの最終決戦へ。 壮絶な戦いの中で傷付いていく仲間たち。 4人の想いを背に、《キズナレッド》は単身《絶縁王》へと挑む。 激戦の果てに敵と相打ちになるレッド。 命を落とした―――かに思われたのだが、気が付くとそこは《未知の世界》だった! 異世界でも困った人々を救うため、真っ赤なヒーローは冒険者となり今日も戦う! 《異世界×戦隊ヒーロー》でおくる、絆の最強英雄譚!!

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

異世界と戦隊レッドを混ぜるとはw これは面白い。

これは面白いですね。
正直作画はかなり低調に思えましたが…。

内容の面白さで、十分にカバーできています。

戦隊の変身シーンやロボットなど、そっち方面は気合入ってますので悪くないですし。

絆創膏になぞらえて絆を創る、という。
なるほど名前も良いですね。ギミックのデザインも面白いです。

暑苦しいレッドのノリが理解できない魔女のツッコミも面白いですし、可愛いですね。

これは気に入りました。視聴継続です。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

たナか さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

エクスプロージョン・エモーション

タイトルまんまだが力技がすごい
特撮好きなら絶対にハマる異世界/特撮メタコメディ

OP・映像も曲もコテコテで良きかな
ED・すっきりしたアニメ声が心地よい

世界観は汎用ナーロッパに徹し、とにかく特撮のお約束でブン殴ってくる。スーツ・メカ・合体ロボ・モンスターデザインなどデザインワークの解像度が高すぎる。ただのネタ枠かと思いきや、ニチアサ特撮で語られるべきものもきちんと詰まっている。そのうえで拾えるツッコミどころは全て拾う。ただ叫べばいいってもんじゃない、アツいとはこういうことなのだ。と、制作者の信念を感じられるアニメ。お約束の様式美を楽しむおじさんケア動画でアニメ上級者向けでない印象。二番煎じでもいいので仮面ライダーでもやってほしい。

02
イドラのキャラ立てもいい感じ

ニチアサのような人生訓を含ませながらも決して説教くさくない。とにかく裏をかいてバズろうみたいな嫌らしさはないが、逆に言えば真っ直ぐなヒーローものなのでアニメでビックリしたい人にはご都合ダーかも。まあ戦隊モチーフですからね、そりゃそうだとしか。回想シーンも短めでサクサクだが他人の不幸を見たいひとには掘り下げガーか。あとはイドラのツッコミ台詞が長すぎるのを工夫して欲しかったくらい。デカキャラ相手にはやはりバックにボーカル曲が欲しくなる。もめんたりーリリイにはこれが足りないのかも。

イドラの気づきも素晴らしかった。せいちょうした!とはああいうこと。トラウマスッキリ問題解決!のほうがカタルシスはあるけどあれは成長ではなく適応と呼ぶべきもの。

いいんだけどあと一歩足りない印象。次回の追加キャラ次第かなあ。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

hidehide さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

絆 きずな キズナ

絆、絆、絆、絆、うるっさ!!!


天秤が均等、5:5 、半々、対等、winwin …etc

両者がそうでない限り、
只の 『しがらみ』、迷惑でしかない

人間関係で、
半々、対等なんて、この世に存在します?

『俺とオマエは絆で繋がってるんだ!』

…って言い出しすヤツ…
既に、" 6 : 4 くらいのマウント取ってね?

小学生の頃、頑なに キズナ を口にする
変態教師を思い出したので、本作品はここまで。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

56.3 11 2025年度の異世界アニメランキング11位
ニートくノ一となぜか同棲はじめました(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.6 (27)
131人が棚に入れました
平凡なサラリーマン・安海政(あつみつかさ)を妖魔から守護するべく、居候を条件に主従契約を結んだ天才くノ一・出浦白津莉(いでうらしづり)。颯爽と妖魔を倒す姿とは裏腹に、しづりはゲーム三昧のオタクニートであった。 政に甘やかされ、ぐうたら同棲生活を送るしづりのもとにクセつよくノ一たちも集結し…。 オタクでニートな天才くノ一との同棲ラブコメ!

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ちょっと作画が残念過ぎ…

これは作画があまりに残念過ぎですね。
内容はありがちながらそんなに悪くないかと思いましたが、作画が悪すぎて足を引っ張っていてダメダメです。

とりあえず護衛の仕事はちゃんとしているならニートではないと思います。
護衛の報酬は支払わなくて良いの?
とか、余計なことを考えるの面倒だから、とっとと結婚すれば。

漫画は作画が良いようですね。
意味不明なCM流していないで漫画のCMをした方が良いと思います。
まあCMの意味不明さは微妙に面白かったですが。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

たナか さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

ラブ・ファントム

まあ予想通りの展開ではあるけれど…
萌えキャラ押しかけ同居モノでいいのかな?

OP・ミトさん仕事は選んでください

01
異世界メタの導入こそ良かったが…

魔物を引き寄せる運命を持つ社畜を助けた忍者がつきっきりの護衛のために同居でニートを貪るというマガジンもビックリのトンチキ設定。もはや考えたら負け。語られること以外の設定は考えてないので空気読んでスルーしてねといった豪快な作り。判別するコストをこっちに丸投げしてる時点で出来が悪いと評しても問題ないと思う。まあどうでもいいので気にしません。しかしそういうものならそういうものとして楽しめばいいわけで。押しかけモノには一定の需要はあるのだとは思う。しかし。

作りが雑で何がしたいのか不明なのが作品として致命的。

忍者の背景や動機は特に問題にならない。とりあえず家にブチ込めば体裁は整う。しかし社畜が忍者をどういう目線で捉えてるのかという重要な部分がマジで不明。ラノベのように赤面してモジモジしないので性対象ではない感じ。娘や妹としてみているのか単に人間不信なのか。忍者がチョロいので社畜の方が失った感情を取り戻す系なのかも。

他キャラとのドタバタが本領っぽいのでキャラが出揃わないと評価不能な感じ。しかし確かめる気は起きない。というか初回の時点で肝心の社畜と忍者の二人が全くキャラクターとして成立していないので期待できそうもない。お隣の天使様やワンルーム天使付きなんかは好き嫌いはともかく作品としてはまだ成立していたが、これはもう猿真似すらもできていない。

押しかけ系の中でもあまりに不出来。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

レオン博士 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

天才美少女くノ一が冴えないリーマン男子と同棲してみたけど手を出してくれません

タイトル通りの15分ギャグアニメ
妖魔を呼び寄せる体質のサラリーマンが、部屋に引きこもってゲームばかりしている美少女くノ一と同棲して守ってもらうアニメ

なんか、30分アニメを早送りして15分に縮めましたって感じの展開の速さ
中身がないようにみえるデメリットがあるけど、ギャグアニメとしてテンポが良いのかも

ヒロイン視点だとなろう系と一緒
戦闘の天才で毎日だらだら生活して甘やかしてくれるご主人様に仕えて、同棲してるけど別にエッチなことされませんっていう女子に都合がいい設定
同棲中の男にまったく意識されてないって、女として終わってない?
だらしない姿を毎日見せてたら仕方ないけど
これで主人公がイケメンだったら完璧な女子向けなろう系

中身ない話でまったく面白くなりそうな気がしないし、ギャグもスベリ気味、お尻を強調するなどB級感漂う作品

投稿 : 2025/02/15
♥ : 9

58.1 12 2025年度の異世界アニメランキング12位
いずれ最強の錬金術師?(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (15)
130人が棚に入れました
勇者でもないのに勇者召喚に巻き込まれてしまったアラフォーサラリーマン、入間 巧。 間違って呼ばれて元の世界に戻ることもできなくなってしまったタクミは、「巻き込んだお詫びに」と女神ノルンから手厚すぎるほどの加護と過保護なサポートを受け、剣あり魔法ありのファンタジー世界『ミルドガルド』で人生をリトライすることに。 「戦闘職は絶対合わない」と地味な生産職を希望し、バトルとは無縁の穏やかで慎ましい異世界ライフを希望――のはずが与えられたスキル『錬金術』は、聖剣から空飛ぶ船まで何でも作れる超最強スキルだった……! ひょんなことから手にしたチートスキルで、商売ではボロ儲け、バトルでは無双状態に!? 「第10回アルファポリスファンタジー小説大賞」読者賞受賞、シリーズ累計発行部数100万部突破、コミカライズも絶好調の大人気作が、待望のアニメ化! 望んでいないのに最強になってしまった錬金術師の、ほのぼの(?)異世界冒険譚が幕を開ける!!

こま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

某ア◯マで2話までリアルタイム視聴。少年を助けた主人公、家を建ててもらう事に…だと!?

視聴にはコメント観ながらじゃないと耐えられなかったんだ!しょうがないよね?
毒にも薬にもならない系なろう詰め合わせセット。

女神、異世界召喚、異世界転生、間違えちゃったテヘペロ、糞国家、禁術、加護、ステータス、ユニークスキル、パッシブスキル、アクティブスキル、魔法、レベル、スキル、魔力、ゲーム、時空間属性魔法、成長限界突破、ステータスとスキル爆上がり、索敵、気配察知、ウォーターボール、タゲ、アイテムボックス、時間停止、無限自動整頓、槍術、生物不可、生産職、土魔法、女神の目的…etc。うぁーしゅごいー

眠くなるマンガ確認したけどストーリーは同じで今の所改変無し。
村には宿が無い、だから家を建てるって言うよく分からない事になったの凄かった。
みんな優しい!!とか言ってたの怖いわw
リアルタイム視聴かつ余裕あったら観るかもしれないし観ないかもしれない。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

AIが作ったような無個性(だが悪い個性もない)

とりあえず2話まで鑑賞。

うん、ぜんぜん悪くはないです。作画も安定しているし、イキった主人公もウザい登場人物もいなければ、胸糞展開もありません。一言で言うなら、イージーモードで平和です。ナーロッパで稀有な光属性魔法とかテイムとか無自覚に使えて、現代知識で作ったアイテムが高額で売れて、周囲のみんなが助けてくれて。

ストレスなく見れるのですが、すでに先週の話が過去作品の記憶とごっちゃになるというか、オリジナリティが皆無なんです。最近AIで作った架空のアニメとかありますよね、ああいう感じの無個性。本当はこれAIが作ったとかじゃないですよね?

嫌いな要素は全くないので視聴は継続するのですが、この感じだと半年後には内容が一切思い出せなくなりそうです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ブリーチド・リビドー

ファストチーレムキッズアニメ
予定調和な伝統芸だが安心健全風味

OP・安心のdialogue+で安定感抜群、しかし映像は雑
ED・世界観にハマったゆるふわ感がいい、しかし映像は雑

いつものチーレムの美味しいとこどりで緻密な設計のビジネスなろう
掲載はアルファポリスだが概念としてのなろう的なもの

01
凄まじい爆速だが全く破綻がない、すごい

転生前描写はカット。召喚ミスで手厚い補填。少女を救って村へ合流、サクサクとスキルをゲット。テイムもあるよ。勇者候補3人のカットを挟むも世界の輪郭はまだぼんやり、主人公が倒すラスボスや果たすべき目的は一切示されない。そして最後のヒキで、実は主人公の召喚は手違いではなく女神の意図的なものだった…と開陳し待て次回、とあまりに完成度高く完璧過ぎる初回。もう完全にプロの所業。というかもうなろうとはほぼ別物。なろうを下敷きにした異世界冒険譚キッズアニメ。

蔓延するゴミなろうに対する逆張りなのか、召喚後の世界の輪郭をほぼ説明しないし、公式に召喚した理由も一切明かさず、なにより「こいつがヒロインだ!さあ萌えろ!」な暑苦しい押し付けがましさも一切ない。初回のキャラはほぼモブでメインヒロインすら登場しない。黎明期のアマチュア文学の妄想爆発なキモさを完全に脱臭し、先鋭化した嫌味なまでのあからさまなヨイショも排除、そこそこに不快のない接待レベルに調整してなお「なろう的なもの」として成立させる手腕に脱帽。これが…プロの仕事…。

作画も無駄な露出もフェチ感もない健全な調整。美少女アニメ的キャラの魅力ゥ的なキモさを徹底排除してるので、なろうを再構築した若者向けの一般枠ファンタジーアニメって印象。美少女アニメであるいつものなろうと構造は一緒だが、女性キャラはブヒる対象の萌えキャラではなく、女児が観ても好感を持てる推しキャラとする調整なのかな。

主人公は視聴者の視点で観ればスーパーチートだが、何気にきちんとサバイバル感を感じさせる細やかでさりげない演出。情報の後出しも主人公の視点ときちんとリンクさせてて、強引な後付け感の嫌味も感じさせない。見た目や設定こそクソなろう準拠だが土台の設計部分のレベルが違いすぎる。まさにプロがやってるビジネスなろう。

しかしビジネスなろうはあまりに健全でお上品過ぎるので、無職転生のような私小説的文学性は消え失せており商業主義に流され漂白された骨抜き劣化工業品と言えなくもない。リアルで開陳すれば人権喪失レベルの完全なる自己中のキモい妄想に浸れるのが黎明期アマチュアなろうの良さであり輝きではあったはず。それらが流通から排除される世界はまさにディストピアと呼ばれるもの。ユニコーンの安寧の地は、もはや完全クローズドな有料サロンしか残されていないのだろうか。

安心健全でキモくない異世界なろうは、はたしてなろうと呼べるのか否か。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

50.9 13 2025年度の異世界アニメランキング13位
没落予定の貴族だけど、暇だったから魔法を極めてみた(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.1 (34)
128人が棚に入れました
晩酌を楽しんでいた男は、気づけば貴族の五男・リアムの肉体に乗り移っていた。 憧れの魔法を練習する気楽な日々をおくっていたが、属性魔法の習得はもとより精霊を召喚したり、強力な使い魔を得たり、どんなに難しい魔法もマスターしていく! 没落予定だった実家からの独立を目指して冒険者になった彼は、いつのまにか世界屈指の魔術師に成り上がっていくのだった! 最強貴族による自由気ままな魔法ファンタジー開幕!

大重 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

稀に見る酷さ。ご都合主義が極まり過ぎて気持ち悪い

1話感想 3.1 ザ・なろうって感じ
作者の三木なずなという人はなろうで何本もヒット作を出している売れっ子ですね。

何本もアニメ化しているのかと思いましたが、これで2本目ですね。まだ2本アニメ化が決まっているそうで。
大したものです。

で、そんなヒット作家様の作品ですが…。

まあ、なろうらしいなぁって感じですね。
ご都合主義な師匠の存在とか。

ただまあ、こうした都合の良さとかが心地よさにも繋がるのでしょうか。
すごくお手軽にインスタントに楽しめる感があって、そして決してクオリティが低過ぎはしないんですよね。

都合が良い、くらいは文句は言えますがそんなのは世の主人公は大なり小なり都合が良いものです。
理不尽に世界すべてが主人公のために出来上がっているというほどのクオリティの低さは無く、没落貴族という設定や主人公に降りかかる困難などにも、基本的にはちゃんと筋は通っている。

というわけで極めてなろうらしいなろう作品ですね。

うーん、それが面白いかと言われると私には響かないのですが、流行りを抑えておきたいとは思えました。

見れたら見ます。ノンストレスで軽く見れますし、そういう価値もありますね。

2話 2.7
うわ…。アスナも大概ですが、友人の紹介だからって初対面の男の奴隷に平然となる女がいますか?
いやいくらなんでもこれは酷い。もうちょっとマシなエピソード作れないんですかね?
人間を描こうとしていないですよね。

3話 2.2
今度はドラゴンが向こうから奴隷に…。
どんだけ都合の良いことが苦労もなく向こうから振ってくるんだか。
このドラゴンは子どもを殺されているんですけれど?
おかしいだろ…。

ここまで酷いなろうは久しぶりで、ちょっとツッコミを入れるのが楽しくなってきたのでもうちょっと見てみます。

4話 1.9
見れば見るほどひどくなっていく。
ピクシー達がエルフになって感謝する?
種族の誇りとか無いわけ?
名付けもすごい適当で、覚えてすらいないし。
名前って普通重要じゃないの?
こんないい加減で良いのか。

だというのに、主人公のやることなすこと全部が全肯定されるのが本当に気色悪いです。
一目瞭然で良いことをやっているならともかく、一見頭おかしいですからね。
精霊も妖精も全部ただの奴隷扱いだし、勝手にコピーを作るわ、ろくなことしてねぇ…
なのにみんな口を揃えて全肯定。
ここまで気持ち悪い話もそうは無い。

酷さが極まりすぎて逆に見たくなってきました。見ます。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

レオン博士 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7

底辺予定のなろう系だけど、癪だったから省略を極めてみた

駄作アニメ史に殿堂入りしそうなひどいアニメ
声優だけは豪華、話がダイジェストだから村瀬歩さん戸松さん早見さん伊藤静さん・・・などなど、せっかく人気声優使ってるのに演技の良さがまったく生かせません

魔法の天才なので全く苦戦することもなく大成功していくいつものなろう系
話や戦闘を極限まで省略していて、言葉の掛け合いとか駆け引きとか間とかなく、総集編?ってくらい次々と場面が変わっていくので何が何やら・・・
こんなアニメの作り方ではどんな名作でも駄作になってしまうでしょう・・・
原作ではたぶん理由とか経緯とか描写されてると思うけどアニメは全部省略しているから、「え、なんでそうなるの?」の連続

特に苦労してるわけでもない実力のある美少女が初対面の男に次々と奴隷にしてくださいって懇願してくる気持ち悪いシナリオ
あなたがどんな男なのか分からないけど酷いことしないって信頼してます、チートスキルくれるなら、一生あなたのものになります

そんな女いないってΣ\( ̄ー ̄;)
一週間限定で推しの奴隷にならちょっと考えるけど
一生大事にしてもらえる保障なんてないからね
美少女を所有してコレクションしたいっていう歪んだ欲望
男の欲望ってむき出しにするとこんなに気持ち悪いんですね・・・

ふしぎな力で主人の命令には絶対逆らえなくなるそうです
4話時点で特に命令されないし、いかがわしいことするでもないみたいだけど、命令しないなら奴隷にする設定がいらないでしょ
美少女を奴隷にして何でも言うこと聞かせれるけど、仲間だから大切にする僕カッコいいでしょってこと?
そんな素敵なご主人様の奴隷になれて私達幸せです!ってこと?
女王様もそのうち奴隷になりそうですね・・・

EDアニメ、チビキャラが楽しそうに踊っていてかわいいってなりそうだけど、これだけ本編が酷いと馬鹿にされてるような気がしてきます

投稿 : 2025/02/15
♥ : 15

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

今期なろう系最糞候補作品!真面目に制作する気が無いのかな?

 6話まで観ました。2025.02.13

 他の方のレビューにもありますが、全く劣化版転スラですね。魔物に名前を与えて国民にしていきます。アイテムにも名前をつけて進化させられる様です。そして、回りの連中がゴイスーゴイスーと…。

 あまりの気持ち悪さに吐きそうです。ストレートな妄想には付き合いきれない感じです。もう少し、オブラートに包んだ方がよろしいかと思います。

 そしてまた、技術に対してのリスペクトが全くありません。鉄を鋳型に流し込んで強力な魔法のアイテムを大量に生産しますが、鋳物を作るのがどんだけ大変なのか分かってるのかな?

 なろう世界は鉱物に不純物とか全く含んで無いのがデフォなのかいな…。頭の悪さが炸裂します。苦労して先人達が工業化したのに、この程度の物語に収斂しているなんて、度し難いですね。

 また、キャラクターを増やさないと話を作れない系なので、いつの間にかケモミミがメインヒロインになっています。澱の様にヒロインが溜まっていくんでしょうね。糞なろうあるあるです。

 こんなアニメを作らなくてはならない制作会社の方も、声優さんも大変ですね。日本の恥部をさらけ出してどーすんねん!

………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2025.01.25

 いやはや…。皆様のレビューにある通り、作画も低カロリーで、無双バトルにも迫力が無く、主人公が凄い魔法を放っているはずなのですが、どう考えても絵面がショボいです。

 それでも主人公の奴隷ハーレム喜び組要員達を中心に周囲の人物達はゴイスーゴイスーと連呼いたします。全員洗脳でもされてるんかいな…。

 とにかく主人公に都合の良いことしか起こらず、全てが過去のなろう作品で観たことがある事ばかりです。こんなオリジナルティの欠片も無い呪物みたいのを制作、放映して恥ずかしいとか思わないのでしょうか?

 今期のなろう系作品の中でも随一の志の低さが光ります。他のなろう作品も、糞だと言われながらも独自性を出そうという努力は感じられますが、本作品にはそれすら皆無です。

 主人公アゲアゲ接待で、最近引退した、人類最恐強姦魔が設立した芸能事務所に所属していた9000万円不同意性交ヅラみたいな、勘違い性獣モンスターでも育成したいのでしょうか?実に気色の悪いアニメとしか言えません。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

56.7 14 2025年度の異世界アニメランキング14位
マジック・メイカー ~異世界魔法の作り方~(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.5 (42)
125人が棚に入れました
リスティア国の片田舎の領地を治める下級貴族、オーンスタイン家。そこには、二人の姉弟がいた。 姉のマリーは、父から剣術の稽古を受けるのが大好きな活発な女の子。 弟のシオンは、部屋に籠もって本を読むのが大好きな内気な男の子。 性格は正反対の二人だが、優しい両親に見守られながら、仲睦まじく暮らしていた。 そんなある日、シオンは『まほう』というものがこの世界に存在するか、父に尋ねる。 しかし、貴族としてそれなりの教養がある父でも、『まほう』という言葉自体を知らなかった。 ましてや、シオンが言う「火とか水とか風とか光とか、何もないところからいろんなものを出したりする」現象など、この世には存在するはずもなく……。 その日から、シオンは目に見えて落ち込んでしまう。 シオンを励ましたいと、幼馴染みで農家の娘のローズに話すマリー。 すると、湖で不思議な現象を目の当たりにして――
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

5話 タイトル通りの話ですが、プロセスが弱いので面白くないです。

1話 初期のアイデアはいいですが、結局そんな感じ?という印象。

{netabare} 題名に魅力を感じて見ようと決めていた作品です。「魔導具師ダリヤはうつむかない」のがっかり感を上手く物語にできていればいいなあと。ただ、魔法の組み合わせとか開発とかそういうのを想像していましたが、魔法を作り上げる話なんですね。同じテーマだと「ゼロから始める魔法の書」の前日譚という感じですね。

 正直1話だけだと、またそんな感じかあ…という展開でした。途中まではいいんですけど、魔法の発見が早すぎます。だったら、昔から微弱な魔法は使えたけど…という前提から原因を探った方が説得力があります。本作では魔法を探すプロセスがあまりに弱いので、ご都合主義ストーリーの匂いがします。

 それにしても、異世界ものの魔法の設定はいい加減なんとかならないでしょうか。唯一なろう系異世界転生もので魔法の設定に心の底から感心している作品は「本好きの下剋上」です。魔法の詳細は壮大なネタバレなので省きますが、物語の世界観そのものと言っていい設定があってそれが最後のカタルシスになります。
 また、貴族の描写についても、99.9%(適当な推定)の異世界ものは適当すぎます。幼馴染が農家って…貴族や平民の描写が説得力がある形でできているのも、やはり貴族や身分社会の描写に関心したのはこれも唯一「本好きの下剋上」ですね。

 普段なら細かいことはいいません。脳みそを空っぽにして見るのが、異世界転生もののいいところです。ですが、魔法の根本原理を扱うなら、魔法とは何か、貴族である意味はとか、異世界の世界観として現世と何が違うのか。何か緻密な世界観の設定は欲しかったなあということです。そういう細部の描写があると「魔法を探求する話」に説得力が生まれるんですけどね。

 作画については、一見安っぽいようでCG作画のレベルは進化したなあ、と思う程度には進化している気もします。ただ、髪や揺れものは大きいものだけでもいいので動かしてほしいなあ…本当に多少動く程度です。

 1話の印象を総括すると、初期のアイデアはいいけど、話のスタートに活かせていない気がします。テンプレ展開を脱するために設定をがんばったのなら、設定以降の物語をもうちょっと考えてほしいです。原作がどうかわかりません。ひょっとしたら、1話はアニオリかなあという違和感は感じました。こういう作り方はしないだろう、という感じです。あるいは、早く物語を展開させたくて、焦って本筋までダーっと書いてしまった可能性もある感じです。

 ですので、真価は2話、3話くらいだと思いますので、そこまではチェックします。{/netabare}


2話 3話を確認したい程度には期待させるものはありました。

{netabare} 30歳童貞設定が出てきたときはどうしようかと思いましたが、それが単なる都市伝説的な導入ではなく、設定として気持ちとリンクさせたのは工夫したなと思いました。主人公の気持ち悪さとも関連していますし。

 主人公の剣術への向き合い方を見る限り、決して性格は良くないですよね。自己中心的で仕事を回したくないタイプの人材です。

 男女の恋愛とか性的なつながりと魔法をリンクできるなら、良いかもと思います。姉の剣術の才能もあるし、向き不向きの問題も絡めて魔法を定義できるなら物語にはなるかもしれません。ちょっと魔法表現が「気」のような感じもあり、人体とか精神の問題につなげて、安易に強力な魔法に行きつかない気もします。

 最後に登場した妖精の扱いで話がつまらなくも、面白くもなる気がします。3話は確認したいかなと思います。{/netabare}


3話 ゴブリン戦の話は予定調和ですが緊張感はありました。

 3話のゴブリンの緊張感は良かったと思います。ちょっと結末が予定調和ですのでそこはやっぱり「なろう」だな、と思わなくはないですけど。縫合でなんとかなる傷なら致命傷ではない気もするし、やっぱり話のための話の感じはしなくはないですが、それでもちゃんと物語にしようという感じはありました。ですので、細かいことを言わなければ2話までよりも面白かったし、今後が期待できるかなと思いました。


4話 良いところは列挙できますが、いかんせん面白さが不足気味。

{netabare} 一生懸命魔法を探求しているのはわかるのですが、異世界の論理というか理屈がこちらはわからないので、探究しているように見えてあまり興味が持続しません。もちろんファンタジーですのでそこはしょうがないですが、もうちょっと面白みがある形にしてほしいなあ。

 姉の劣等感というか負けず嫌いというか、前向きに努力する部分はいいですね。そういう話は良いと思います。父親の介入も展開としては悪くない気がします。

 ただ、全体的に頭でっかちで、ストーリーとしての面白さがどうも置いてけぼりになっている感はあります。見ているほうもこうやっていいポイントを列挙すれば、沢山みつかるんですけど、肝心の面白さに結び付けられていない気もします。そこが最大の本作のウィークポイントかな。要するに見ていると、ちょっと飽きます。3話の緊張感が持続できれば良かったかなと思います。

 ですので、今後も見ると思いますが、シリアスでも感動でも笑いでも興味でもなんでもいいんですけど、もうちょっと面白くしてほしいなあ。何となく中途半端かも。{/netabare}


5話 タイトル通りに律儀にやってはいますが、プロセスが弱いので面白くないです。

 不思議と魔法の道具を作るのを見てもワクワクしないんですよね。なんででしょう?やっぱり「魔法の体系」の見せ方だと思います。

 妖精が関連しているのか、自然の性質なのかわかりませんが、それを考察できるよな良い仕込みが出来てないんですよね。何か努力はしているし、工夫をしてそうです。それわかります。

 よくわからない石の性質、魔法の火で加工すると、電気が流れた…それを素材に絶縁した石を云々するとランプになった、という理屈です。全体を通して、絶縁するとランプのところはわかります。ただ、なんで魔法の火で加工する、という発想になったのかという部分の発見のプロセスや工夫が伝わってこないんですよね。そこが弱いのでせっかくの「マジックメイカー」のタイトルがぼやけてしまっています。

 要するにタイトルに沿ったストーリーをまだ律儀にやっているのはいいんですけど、興味が続かない気がしてきました。うーん、展開で最後にほう…というのはありましたけど、それはマジックメイカー関係ないですしね。どうしようかなあ…文句を言って見るのもストレスなので、やっぱり止めておきましょうか。

 中断にして、一応、配信サイトの各話の説明だけチェックして、面白そうな展開なら見てみます。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 7

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今の所、つまらんと言わざるを得ない。

 6話まで観ました。2025.02.13

 このアニメは、完全な失敗作ですね。魔法の存在しないナーロッパもののアニメが少ない理由が良く分かります。

 6話で主人公達は魔物のコボルトを討伐しますが、コボルト達は武装しています。金属製の武器をどこから入手したんでしょう?

 魔法が存在していない世界なので、当然魔物も魔法は使えないと考えると、戦闘力向上には武装に頼ることになります。

 魔法が存在していれば、魔物が武器を持っていても、魔法で何とかしたんだろうで片付けられますが、この世界では自分達で製造したか、人間から奪うしか武装する手段がありません。

 どちらにしても、人間にとっては相当な脅威です。魔物が武器や生活物資を獲得するための独自リソースを持っていると言うことになります。

 糞なろうには過ぎたる世界観です。魔物の社会構造も設定しなければなりません。人間からの略奪だけでは、当然魔物社会は存続しえないので、魔物達も何らかの生産手段を持った社会を形成していないとおかしいですね。

 魔法があれば、こうした矛盾もすぐに解決します。魔物は魔法や魔力の影響でダンジョンから無限に湧いて出てくる!で良いからです。

 しかし、魔法が存在しない世界では、魔物達も再生産労働を通して集団を維持しているのでしょう。魔物と言うより、敵対的な異民族に近い存在な感じがします。

 5話では物理法則と魔力の関係にも矛盾が生じています。フレアの火は酸素に関係無く燃えるなら、水をかけても消えないのでは?

 ロウソクの例だと、人間に魔法の火が着いたら、魔力が燃え尽きるまで消えないと言うことでは?主人公は魔法の練習中に魔法の火が体に燃え移っていましたが、ジュネーブ条約違反の白鱗弾を喰らったかの様に水を掛けても火が消えずに苦しみながら焼け落ちないと魔力の説明がつきません。

 燃焼の三原則と無関係と言うなら、水で消火出来たのは致命的な矛盾をはらんでいます。

 主人公はフレアの他に電撃魔法を発明してたけれども雷撃は何故直進するのでしょう?作者は電気の知識が無いのでしょうか?手だけ絶縁しても、意味無で、主人公か回りのゴイスー共が感電死するだけでしょ…。

 魔法が無い世界で魔法を作る物語があまりアニメ化されないのは、物理法則と魔法現象が矛盾するから、創作し辛いってことの様ですね。

 物理法則はものすごい無慈悲です。どんなに頑張っても神の創造した摂理の如く現象を支配しています。これに、魔法が切り込んでいくのは、そもそも無理があります。

 魔物と人間の関係にしても、魔物が魔法で生み出されているモヤッとした存在で無いのであれば、ゴブリンやコボルトの様なある程度社会性を持った集団がどの様に生活を維持しているのかも明らかにしないといけません。

 私は、なろうの作者など、現代の高度工業化社会の落ちこぼれの無能が妄想を垂れ流しているものでしか無いなどと批判する気はありませんが、ナーロッパが舞台なのに魔法が存在せず、主人公だけが魔法を創造出来ると言う、物語が進んでいけば社会構造や物理法則との関係に矛盾が爆発しそうな糞なろうをアニメ化した罪の方が大きいと、このアニメを観て感じております。

 制作する前に、アニメ化に向いて無いのが分からんかったのかいな…。
……………………………………………………………………… 

 4話まで観ました。2025.02.01

 まだ魔法は完成しません。丁寧と言うより、ずっと制作者のスッキリしない妄想が垂れ流されているのを眺めている感じです。これに波長が合うなら良いですが、一般的な視聴者にはそろそろ我慢の限界でしょう。

 大体、魔力とかがある世界なら、誰かしら実用レベルに達していなくても、見世物とかにはしているでしょ…。

 平賀源内のエレキテルみたいに、電力としては使えなくても、エンタメには使用している人くらいはいると思います。

 ハッキリ言って、現象も基礎理論も知られていない様なものは、実用化出来ません。そもそも、ある文明段階の人間に観測出来ないなら、実証とかはまだまだ先の未来の話です。

 現実世界だって、霊魂とか、あの世とか、異世界の存在は否定出来ませんが、現代の人間には観測する器具も手段も無いので、何とも言えないのと同じですね。

 本作品も、主人公アゲのために回りの人間の知能を低下させる系の糞なろうなので、文明や技術に対するリスペクトの欠片もありません。

 大体、何故主人公は存在が知られていない現象を言語化出来るの?作者馬鹿でしょ。海外から入って来た思想なんかも、上手く日本語に翻訳出来ないことは現代でもあるのにね。作家として言葉に対するリスペクトもねぇのは糞としか言えないですね。まぁ…なろうですからで許してしまうのも大概な気はしますが…。アニメは原作とは違うと信じたい所です。

 今後、どう展開するのか気にはなりますが、垂れ流された糞みたいな妄想の先に失望が待っていそうなので、期待感は薄いです。

 ただ、30歳まで童貞なら魔法使いになれるなんて、誰も経験したことが無い都市伝説を開陳している自体で、本作品が糞なのは、観測出来たかと思います。

 本番イタリアのカストラート達は、魔法使いだったんか?コラ!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

魔法を1から作る話というのは意外と無かったのでは。シスコンぶりも応援

なろう系か… と思いましたが意外と高評価でした。
まず作画が良いですね。野口孝行さんは可愛い絵柄でファンです。
まあ崩れることが多いのが玉に瑕なんですが… 頑張って欲しいですね。

描き方も、お姉さん視点でじっくり描いていくのは良かったと思います。
シスコンブラコンぶりも面白いですね。
貴族の生まれなら結構な問題だと思いますが。まあ無責任な視聴者としては応援します。

で、意外と盲点だと思ったのが魔法を1から作る内容というのはあまり無かったなということ。
異世界に行ったら魔法があって、というのは良くありますが。
魔法が無かった。なら作ってしまえ、というのは、他にあまり思いつきません。
もちろん探せばあるのでしょうけれど、探さないといけない時点で十分です。

そういうオリジナリティがあるという点だけで高評価ですよ。
なろう系ってどこかで見た設定しか存在しないのが大多数ですからね。

もちろん本作だって異世界転生で魔法で、というベース部分は流用ですけれど、そこにひとつまみのオリジナル。これで良いんですよ。
十分オリジナリティを感じました。
ひとつまみのオリジナルすら感じない作品が多いのはどうかなーと思います。

今期なろう系の中ではトップクラスに気に入りました。見ます。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3

54.9 15 2025年度の異世界アニメランキング15位
外れスキル《木の実マスター》 ~スキルの実(食べたら死ぬ)を無限に食べられるようになった件について~(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.7 (26)
116人が棚に入れました
“スキルの実”を食べることで、特別な能力を1つ授かることができる世界。 そこで史上最高の冒険者を目指す少年・ライトが手に入れたのは、 戦闘能力皆無、木の実栽培に特化した外れスキル《木の実マスター》だった……。 “スキルの実”はふたたび食べると必ず死ぬため、やり直しはできない。 一方、「一緒に冒険者になる」と約束した幼馴染・レーナは 史上最速でSランクになり、差が開いていく。 農作業と剣の修行に打ち込む日々を送るライトだが ある日偶然、2つ目の“スキルの実”を食べてしまい―― 「なんで死んでないんだ……!?」 死亡フラグを回避したライトは、《木の実マスター》の真の力を知ることになる。 それは何回でも“スキルの実”を食べられるという驚愕の能力だった! 食べるたびに能力が無限追加されるハイパーチート!! 最下位スキルは最上位スキルだったのだ!!! 最強へのサクセスファンタジーが、待望のアニメ化! 冒険者になれないと言われた男による、歴史に名を残す冒険が、いま始まる……!

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

スクラップ・アンド・ビルド

いつものチーレム。
市場繁栄と後進育成を支える習作なろうアニメ

ツッコミを堪えることでスルー力を鍛えるトレーニング教材。機能不全環境で育った大人がセルフで自制心を取り戻す訓練を行うにはいい教材。とっさにクソリプしてしまう人にはいい壁打ちでしょう。わりとマジで。ふとよぎった言葉を即時に判断してとっさに飲み込むってのは案外難しいし、会話が多いリア充はそのへん幼少期から自然と訓練できている。反復練習は量が命、場数がモノを言う。

OP・映像はまあまあの品質
ED・こっちは省エネのキャラ紹介

01
予想と期待をいっさい裏切らない洗練されたビジネスなろう

なろうに求められている必要最低限な要素のみで綺麗に再構築されている異世界なろう。完全に形骸化してた転生すらもパージした思い切り。黎明期でのリビドー爆発で鬱屈した感性が紡ぎ出す尖った文学性、つまりキモさは脱臭されて完全に消失。消費されるため、枠を埋めるため、予算を使い切るためだけにゴミを創造し続ける運命に逆らえないビジネスパーソンにとって、いくら雑に使い捨てにしてもかまわないネタ帳でしかないのが今のなろう。多分。

設定はタイトルで完結。主人公はハズレで幼馴染のなにがしヒロインはゴール&トロフィーなので当然劇中最強スキルをGET。じゃあ二人で農家でも…と約束された栄光を安く蹴りとばす漢気溢れるヒロインが政治的な重積に絡め取られてしまう導入もコンパクトで実にいい。10年に一人の貴重な逸材だからこそ本人の自由が許されず、主人公と理不尽に決別させられる状況を少ない手数で嫌味なく説明する見事さには痺れる。大いなる力には大いなる責任が伴うってやつをスマートに使いこなす手腕に小慣れたビジネス作家感が滲み出る。

農業スキルかと思われた主人公の木の実マスターは実はッ!!スキル重複可能なチートスキル。好感度カンストなロリ奴隷が初期装備。まあなんて都合のいい。それが、それこそがなろう。ご飯のお供にちょうどいい暇つぶし脳死動画の需要は尽きない。そもそもスキルの実なんてのを一般人が作っていいのかよ、とか誰しもが思うでしょうがそういうのもきちんと飲み込みましょう。作者の思う壺です。

まずは再会したヒロインの謎でヒキを作るのも定石通りというか、ククク…先がァ読めるぞォォォマンには不服でしょうがそこは無理して捻らなくていい。追加キャラのポンコツ巨乳とイケイケ痴女で属性補充。あとはお好きなキャラを愛でるだけ。主人公も人間味はないが嫌味もイキリもないので見やすさに特化した感じ。どうせ異世界なろうのオスなんてどうでもいいし、好きな属性を愛でる萌えアニメの需要しかない。

洗練された、とは「良くなった」でなくて「需要にアジャストされてる」という意味。つまり薄い軽い浅いと言っても間違いではない。だがそれがいい、という御仁もいるのが多様性。陰キャものの陰湿さが無く、カラッと明るくさっぱりした味付け。まごうことなくゴイスーチーレムではあるのだが、黎明期の作品群とは明らかに作品の重心が違ってきているのが初回だけでも見て取れる。無職転生等黎明期なろう好きにはガワだけ真似ただけで中身はからっぽですやん、と映るはず。しかしこの作品もまた進化の途中。本作がアニメの歴史やなろう全史に名を刻むことは決して絶対間違いなくありえないのだが、ここからまた新たな形へと移り変わりゆく変遷の過程、道程に触れられたということに何かしらの感慨みたいなものがあるのではないだろうか。まあないか。ないよ。

剣を抜くバンクで省エネには流石に笑った。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

意外と絵が可愛くて悪くない。でもキャラの頭は悪い

これもなろう系です。
現地主人公ものでハズレスキルからの逆転という、追放されたわけじゃないけれど追放系の流れですね。

基本的にキャラの頭が悪くてアホっぽいところがマイナスではあるのですが…。
作画が悪くないですね。
ヒロイン達が可愛いです。

ノンストレスで頭をからっぽにして可愛らしいヒロイン達を楽しめるなら、まあ見ても良いのかなぁ? とも思います。本数次第で諦めますが。

ただ基本的にキャラの頭が悪いんですよね。
スキルの実を複数食べたのはただのミス。
鑑定を持っているヒロインにアドバイスされないと基本的なこともわからないような頭の悪い主人公は微妙にストレスです。

そう考えると他のなろう系より評価低めかな。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

低カロリー作画でギャグっぽい。

 3話まで観ました。2025.01.24

 いやいや…。皆様のレビューにある通り、酷いのが放映されていますね。制作会社もやる気が無いのかな?

 本作品は、チートスキルをゲットした主人公がバトルで無双する俺ツエエエエエエ作品なのですが、作画が低カロリーすぎて肝心のがバトルに何とも迫力がありません。

 しかし、そのおかげで、主人公他キャラクター達のお馬鹿な行動や、頭の悪い世界設定等の酷さが希釈されており、何とか観るに耐える代物となっています。

 3話で受注したクエストも、高ランク冒険者が18人も行方不明になっており、クエスト先の屋敷内に何者かに操られたゾンビがいる時点で退却すべきでは?

 いくら主人公がチートスキル持ちで、強い幼馴染がパーティーにいるにしても、危険過ぎます。別に閉じ込められた訳でも無いし…。

 つい最近まで糞雑魚だったクセに、危機管理が出来ていない主人公に唖然とします。

 一時が万事こんな調子の糞なろうですが、間の抜けた作画のせいで、何かOKな気がするので不思議なものです。

 鑑定眼の女の子を背負って戦うとか、どんだけ動かないつもりなんだよ…。人をおぶったり、おぶさったりしたことが無い人間が作っているのかな?

 女の子が子泣きジジイでも無い限り腕力が持たないでしょうよ…。まさに低カロリー作画宣言!視聴者を舐めてますねぇ…。

 今期最駄作の一角として、クソアニメ愛好家としては目が離せません!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3

58.2 16 2025年度の異世界アニメランキング16位
不遇職【鑑定士】が実は最強だった(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (17)
113人が棚に入れました
【鑑定】することしかできない最弱職で不遇職の【鑑定士】アイン。 仲間からは『ゴミ拾い』呼ばわりされ、ひどい扱いを受け、そんな自分が好きになれず、卑屈な日々を送っていた。 そんなアインの運命は【世界樹】の精霊ユーリとその守り手で賢者であるウルスラと出会ったことで、大きく変わっていく。 ユーリから【精霊の義眼】をもらい、それを使いこなすためにウルスラから特訓を受け、どんどん力をつけていくアインは、「世界樹の他の姉妹達に会いたい」というユーリの願いを叶えるために、旅を始めることになる。 持ち前の優しさと、新たに加わった勇気を胸に様々な出来事を乗り越えていくのだった。

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

まあ普通のなろう系ですね。ややテンポが悪いですがクオリティは悪くない

1話感想 3.3
まあいつもの追放系ですね。
しかし鬱パートが長め。
そこを描写が丁寧だ、と高評価するか、もうわかっている流れなのにじれったい、となるかは… まあ微妙ですね。

こういうテンプレが決まっている話は色々描写をすっ飛ばすのが定番です。
見慣れている人にとっては、テンプレの流れがじれったいからですね。
もちろん一般の人からするとわかりにくいのですが、見ているのは大体皆わかっている人なので…。

というわけでちょっと長いなぁ、と思いました。

また鑑定士が最強なわけじゃなくて、精霊だかに与えられた神眼とやらのおかげで最強になったってのはタイトル詐欺だと思います。
こういうタイトルなら普通の鑑定を駆使して戦って欲しかったかな。
まあ普通の鑑定でどう戦うか思いつかないですが。
相手の弱点が鑑定できて不遇職ってのは無理がありますし。

以上のような欠点はありますが、主人公の不遇な様子、感情をしっかり描こうとしていた点、そもそも作画クオリティが悪くない点などから、なかなか良いとは思いました。
見るかどうかは考えますが、見るかもしれません。


今期はなろう系だからって、安っぽい適当な作りにするアニメが今のところ見当たらない感じですね。ちゃんと作っているアニメが多い気がします。

3話 3.2
うーん…。
なろう臭さを脱臭するどころか強調して見えるのは質が低いのかわざとなのか。

なろうと言えば「ついで全属性魔法を使えるようにしてやろう」というような理不尽にご都合の良い展開が、なろう臭さとして鼻につくところがあります。

もちろん普通の物語だってある程度は主人公に都合が良いものです。
でもふさわしい試練があったり努力があったり、報酬に相応しい支払いがあればその都合の良さが鼻につかないわけで。

本話はただでも精霊の目なんて都合の良いものを与えているのに、さらに強化してあげて、何だこの酷いご都合展開は、と思わせてきたのですね。
ところが詳しく聞くとそうしておくとユグドラシルのユーリが一緒に旅ができると。
閉じ込められたままなのは寂しいからと。
だったら悪くないじゃないですか。自然です。
何でそっちの理由を先に説明しないのか?

このままじゃ寂しいから一緒に行きたい、と言わせてそれからじゃあこうしよう、とすれば違和感が無いのに、いちいち違和感を与えてくるのは何なのか。
脚本の質が低いのかと思いましたが…。
逆にわざとなのかな? という気もしてきました。

世のなろう系は、質が低いのにもてはやされていて、私はそれを「なろうはエロと同じで、見ていて気持ちいい部分を整合性なしに見せつけるものだから、細かいことを考えない人には楽しめ。気にする人には下品に見えて楽しめない」と認識しています。

でももしかしたらこの「整合性なしに都合の良い部分を見せつける下品さ」自体を楽しいと思っている人も居て、そういう人にはなろう系は全面的に最高の作品なので、あえてそうしているのかもと。

ちょっと説明の順番を入れ替えるだけで臭さを無くせるのに、それをしない。
レベルが低いからなのか、そうすると受けるからわざとなのか…。
と、すごく悩みました。

物語の良い所って、整合性があるところだと思っています。
現実ってのは理不尽なものです。
正しい努力をした正義の人が報われるとは限りません。悪人が報われることだってある。結局最後は運で決まるからです。
そういう理不尽が許せないから、正しい人がちゃんと報われる物語の世界に私達は救われるのです。
なろう臭い作品の、理不尽に報われるところ、私は逆に納得いかないですけれどね。
でも、それが良いという人も居るのか…。

まあとにかく、良い部分もあるけれど悪い部分も多い作品で、もう少し様子見してみます。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

ヒロインは可愛かった

ありふれた〜同様に不遇職で仲間から見捨てられるというドン底から成り上がっていく作品なんだけど、どうもヒロインである精霊とその護り手のおかげで強くなる感じなので微妙でしたね。

修行して強くなるくだりが2話から3話途中までがっつり描かれていて、そういう意味では努力する描写があったのは悪くないと思うけど、正直このあたりが退屈で見ていて苦痛に感じられるほど。主人公サイドの内輪でのやりとりも単調で繰り返し見せられてる感覚でした。

ヒロインが可愛らしいことだけは良い点だったかな。

せめて主人公を見捨てた仲間にしっかり落とし前つけて欲しかったが、意外とあっさりだったのは物足りなかったですね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 5

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

マグネティック・プリズン

いつものなろう
漫画版は既刊14巻で連載中となかなかの人気作っぽい

ヒロインの作画がやや独特なので漫画の画風を再現?と思えば、漫画版とぜんぜん顔が違った。よくわからん。

OP・ここで名前みるとは、嬢メタル流行ってきたな
ED・商魂逞しいイナゴムーブだがもう遅いかと

01
底辺説明描写でテンポ遅めなのは好き好きか

初回でスキル獲得!問題解決!までやる爆速タイパアニメとの差別化狙いか丁寧な進行。どうせ最後までやる気ないので原作なぞるだけでいいか、との諦めかとも思えたが漫画版をチェックするとよりディティールを増やした演出してるので前者かな。制作ガチャは当たり。

漫画版では「世界樹」表記で「ユグドラシル」だが、ファンタジーのお約束がわからない人に向けて「せかいじゅ」へと読み方を変更。なろうアニメに求められる優しさを追求し、より脳死度を高める細かいチューニングがなされている。「わかる」か「わからない」かの白黒思考のみで評価されがちな世相を考慮した職人芸。洗練というのはこういうこと。なろうがクソかどうかはおいといて、品質としてクソアニメではないと言える良質な仕事。

「こういう設定でこうなってますのでひとつよろしく」という建て付けや建前に対して「これはこうなってないとオカシイ!納得デキナイー!感情移入ガー!キャラの魅力ガー!」となってしまうような生きづらさを抱える人々のサンドバッグとしての福祉ビジネス。政治の話は難しい。野球や宗教は怖い。ジェンダーは意味がわからない。でもなろうアニメなら「叩ける!これならぼくにも叩ける!これは叩いていいやつだ!」と目を輝かせながら「ヒャッハー!やっぱなろうはクソだぜえええ!」とスッキリできる。これが…アナログハック…。

時代遅れの「厳しい校則」というものも度々話題になるが、そもそも校則は破らせるために存在する。生きづらさを抱えた生徒達のヘイトを「校則」へ向けさせることで、集団へのダメージを最小化し犯罪への加担を抑止する機能がある。概念としてのタンク。なので育ちのいいボンボン学校では皆が自制できるから自由な校風。やっていいこととわるいこと、の区別がついている。これを社会では「分別がある」と呼ぶ。


この作品の序盤でも、なんでもかんでも運命のせいにしてきた他責思考ゆえの顛末だったとの自省が語られている。なろうらしく都合よく神の目をゲットするものの、能力の発揮には自身の能力との組み合わせが必要で、戦闘力に関しては自前の訓練にて獲得している。次回以降、いくらタダで何度も復活出来るとは言え、強力なモンスターに幾度も切り刻まれながらも諦めずに試行錯誤に奮闘する修行パートがきちんと存在する。強くなるのに一切コストを払わない楽チン棚ぼたスキルでゴイスーチーレム!とは流石に違うだろうとの判断で、なろうといえど舐めずに真面目に作ろうとするスタジオの誠意には敬意を払うべきではないだろうか。

もちろん強くなったあとはよくあるゴイスーチーレムにならざるを得ないのだが、たくさんメッセージを詰め込んだところでたいして意味ないというかどうせ舐めて見てるので覚えてられない。なろうとしてきちんとオレツエーでキモチよくなってもらうのが大事。導入のワンメッセージだけでも…という作者とアニメ製作者の想いがきちんとシンクロした奇跡のアニメ。強くなったあとは作者の主張を聞いてくれた報酬として、ゴイスーチーレムでブヒブヒするだけのサービスタイム。ヒロインの他にもチラ見せした追加属性が気に入ればお好きにどうぞ的な親切な作り。導入部分が類を見ないほどに丁寧なのは、明らかに意図された演出だと思う。

なろうだからと舐めて作ってない誠実ないい仕事。観ないけど。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

計測不能 17 2025年度の異世界アニメランキング17位
【アニコミ】聖女なのに国を追い出されたので、崩壊寸前の隣国へ来ました(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (9)
55人が棚に入れました
聖女リーシャは、婚約者のバーズーデン国王ダルエストに、新しい婚約者ができたからという理由で突然国から追放されてしまう。 そんなリーシャを助けたのは、隣国メートポリスの国王ラオウハルトだった。 リーシャは助けてくれたお礼にと、聖女の力で荒れていたメートポリスを復興していく。次第にラオウハルトは、国のため尽力する健気なリーシャに惹かれていくのであった…。 一方で、聖女の力を失ったバーズーデン国は、日に日に様子がおかしくなり――!?

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

国家鎮護と五穀豊穣。国を守り農作物のために命がけで祈れるか?

4話 国家鎮護と五穀豊穣。国を守り農作物のために命がけで祈れるか?

 テンプレと言えばテンプレですが、まあまあ面白い気がします。祈りから具体的な農作業の努力に行けば名作になると思うのですが、どうでしょう?国民の苦労は描けても、努力が足りていないのがちょっと気になります。

 で、本作と直接関係ないですが、今の日本についてちょっと考えてしまいました。実は日本の天皇の役割は、憲法に書いてあることは形式的なことで、本質的には国家鎮護という仏教に基づく考えで国を守ることです。そして五穀豊穣、新嘗祭ですね。これらはどうするかと言えば、祈ります。天皇が祈るというのはそれだけ特別な行為です。別にオカルトとかスピリチュアルではなくて、国家鎮護五穀豊穣を願う天皇がいて、その天皇を国民が敬う、それは国土と食料、あるいは過去からの営みに感謝することです。効く効かないではなくて、この心映えが国を豊かにします。

 本作がそこまで考えているわけではないでしょうし、追放ものの一つでしかないでしょう。ですが、命がけで祈るところが良かったです。

 国土に対する感謝や祈りが足りなくなるとこうなる。その辺を非常に強く感じさせるストーリーです。ですので、今後、国民たちがどういう行動をとるかで本作の深味が決まってくると思います。

「すずめの戸締り」にも通じますが、知らないところ見えないところで誰かが祈ってくれている、守ってくれている、そう思うことが重要です。それがないから国土への感謝が足りずにズタズタにして平気な顔でいられる人がいます。その点で荒廃した日本というか世界に住んでいると、農作物のために祈り感謝するというのは少し考えさせられるところがありました。




1話視聴後 粗製乱造で作画崩壊して万策尽きるくらいならこれでいいです。

 作画崩壊で万策尽きる作品を作るくらいなら、これでいいんじゃない?と前から思っていました。ユーチューブではよく見かける形式です。

 以前からテンプレ異世界なろう系は自分で読むのは面倒だなあ、でもアニメで見るのもなんかかったるいなあ、と思っていました。
 それでもたまに脳みそを休めるためにそういう内容がないのを見たくなります。そういうときに、これはいいと思います。絵ももうコミカライズ版の切り貼りでいいです。極端なことを言えば、異世界イラスト屋みたいなのを作って、全部そのキャラでもいいくらいです。霊夢・魔理沙とかずんだもんとかで慣れてますので。

 試みとして、これをユーチューブじゃなくてアニメのカテゴリに入れたのは面白いので、どんな反応になるか気になります。

 そうそう、本作の内容は本当に典型的な聖女の追放ものですね。ストーリーもテーマも論評に値しないと思います。ただ、それがニーズに合うならそれがいいのでしょう。絵はまあまあ綺麗なほうです。


 レビューはこの形式のことだけ言いたかったので、以降はしないと思います。奇跡的に面白かったら最終話後に。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3
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