異世界で陰謀なアニメOVAランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの異世界で陰謀な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月23日の時点で一番の異世界で陰謀なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

58.7 1 異世界で陰謀なアニメランキング1位
MUNTO[ムント] 時の壁を越えて(OVA)

2005年4月23日
★★★★☆ 3.4 (20)
135人が棚に入れました
ユメミとムントがもたらした力(アクト)により、ふたつの世界は救われた。
しかし、神の力を取り戻した天上の王達は、賢者の知恵を否定し、次々と連合を離脱。それぞれの野心赴くまま、因縁ある国へ戦を仕掛け、天上の秩序は失われる。神々の戦は天と地と震わせ、その影響は時空を越えて現代世界へも及ぶ。世界各地で天変地異が頻発し、現代は未曾有の危機に陥った。
すべての未来が逃れようのない死を目前にした時、ムントは再びユメミの前に立った。魔導国へ襲い来る天上の王達。未来を懸け闘いながら、ユメミ召還を急ぐムント。異空の力を得るため、沈下する異下界の引き上げを敢行するグンタール。局外者としての使命を放棄したガスを襲う、呪われた異変。
理解を超えたユメミの行動に困惑しながらも、共に走る事を決意するイチコとスズメ。はたしてユメミは遥かな時空を渡り、ムントの待つ地へ行くことが出来るのか。
異空世界を巻き込んだ巨大な破滅が迫り、世界の未来は少女達に委ねられた。
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

MUNTOの続編です。

MUNTOシリーズの第二弾です。

第一弾の続きから物語は始まります。

あのあと世界はどのようになったのか・・・。

まず、第一弾の続きなので、第一弾の

方を見てから視聴することを勧めます。

話は主に人間界のユメミを中心とした

構成で成り立っていました。

第一弾の最後の出来事の後、

{netabare}両者の過去の記憶がそれぞれに行き渡り、

それぞれが思い悩み、考えながら

過ごしていく。天上界の混乱は人間界へも

間接的に影響を及ぼしていき大変なことに

なっていっていました。

何かをしなきゃいけないと思いつつも

襲い来る不安からどうすることもできずに

いた二人でしたが、過去の記憶から

ユメミは世界を救えるかも知れないと

行動をしていく。{/netabare}

このようなことが起きていく。

そして・・・・・・・・。

そんな心の葛藤やつながりを描いていて

いい作品だと思いました。

10/21 星評価、コメント変更

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

未来を切り拓く♪

MUNTOシリーズ第2作。前作の続編。
ユメミとムント以外の声優は大幅に変更されている。
制作スタッフは若干変更は有るものの、略前作同様。
キャラデザのデティールが向上してる気がする♪
メカデザや建造物のデザインも個性的で進化してる。
1作目よりSFファンタジーの様な雰囲気が強い。

季節は廻り・・2度目の冬・・
何事もなかったように続く地上界の日常。

一方天上界では、ムントと敵対する連合の軍師により
様々な陰謀が企てられ・・争いは徐々に更に大きな
危機を招きつつあった・・前回の危機でユメミに触れ、
新たにユメミを巻き込むことに躊躇するムントをガス
時空の狭間に突き落とすが、再びユメミに逢えるのか?


序盤は宇宙での戦艦戦や魔術?兵器戦等の描写が多く、
時々地上で何か満たされないままのユメミと、遠くに
行ってしまいそうなユメミを想い、心を掻き乱す以知子
の心理描写などが多い。

信じて心を開いたユメミ・・

その事に拘り・・逆にユメミを頼らず自分だけで何とか
しようとするムント・・

ユメミを守りたい・・ユメミと同じ世界に居たいのに・・
1人取り残されそうな孤独に苦しむ以知子・・

ラストは何とも・・映画的というか・・

これは3期・・来るね・・

印象的で良いラストだけど・・まだまだ余韻が残る終焉。

そして2009年冬・・TV版が放送開始♪


どうやら1作目同様に全ての展開が終盤に集中している。
地上パートでは、2年経って高校生になっている事から
キャラデザは綺麗に整っている。それだけに個性も強く
解りやすくなり、最近でも人気の声優陣に変わっている。
こうなると気にならなかったメイン二人の演技が微妙。
音の使い方はダイナミックに・・感情的になった感じ。
演出も抑揚も大きくなった感じ。


地上界
日高ユメミ三間はるな
幼少時から度々空に浮かぶ天上世界が見えてしまう。

小野以知子(清水香里)『らき☆すた』に客演してる。

今村涼芽(釘宮理恵)『らき☆すた』に客演してる。

戸部タカシ(下野紘)

日高望(谷井あすか)

日高シゲル(平松広和)

天上界
ムント(肥後雅一)異世界の王の一人。

ガス(石井康嗣)

イリータ(増田ゆき)

リュエリ(大原さやか)

トーチェ(浜田真瑞)

グンタール(清川元夢)

ライカ(柳沢真由美)

グリドリ木村雅史

長老 他

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

69.1 2 異世界で陰謀なアニメランキング2位
ロードス島戦記(OVA)

1990年6月1日
★★★★☆ 3.8 (136)
691人が棚に入れました
暗黒皇帝ベルドに率いられたマーモ帝国軍と「至高神ファリス」を奉じる神聖王国ヴァリスを中心とする国々との戦い(英雄戦争)を背景として進む。アラニア王国出身の若き戦士パーンは、亡き父と同じ騎士になる夢を求めて仲間と共に冒険の旅を続けるうちに、英雄戦争の狭間で暗躍する「灰色の魔女」カーラの陰謀に巻き込まれ、「大いなる破壊」を回避するため「光と闇の均等」を説くカーラの言葉に戸惑いつつも誘いを断ってフィアンナ姫を救出し、自らの進むべき道を求めヴァリス王国に向かう。そしてマーモ帝国とヴァリス王国の緊張が高まる中、カーラの考えがロードス島の平和と相容れないものであると悟ったパーンらは、六英雄の一人である大賢者ウォートに助力を求め、遂にカーラの居場所を突き止め魔女に挑む。

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日本のファンタジーを語る上では外せない作品

自分の人生に最も影響を与えた本です。アニメ、漫画、ラノベ、全てを通して、自分的No.1は、ロードス島戦記の原作です。

人生で初めて読んだラノベ。学校に持ってく本を探していたら、たまたま本屋で安く束売りされてたんで買っただけ。それがまさか、こんな歴史的な名作だったとは(偶然の出会いに感謝)。

エルフは高慢ちきで耳が長く、動きが素早い。なかなか子孫ができない。ドワーフは大酒のみで力が強いが、手先が器用で装飾品などを作るのに適している。

そんな、ファンタジーの「当たり前」を、日本で初めて紹介したのが、このロードス島戦記。(世界初ではない)

日本の国産ファンタジーとしては、シリーズ累計1000万部を超え、「ドラクエ」「FF」と並び、草分け的な作品です。

(TRPG版は)ラノベの老舗、角川スニーカー文庫の初作品でもあります。

まあ、とにかく、偉大な作品ということです。

さて、アニメですが、原作ファンからすると、やっぱり不満は残ります。(尺が限られてるからしょうがないけど)色々カットしてるし。作画と音楽は素晴らしい。作画は、今見れば古くさいですが、同時期の作品の中では高クオリティー。音楽は、いずれも透明感があり、幻想的で、ロードスの世界観をよく現しています。初めてサントラ買っちゃいましたし♪

とにもかくにも、原作小説を読んでほしい。それだけですな。正統ファンタジーとはこうあるべき、という教科書みたいな作品です。

初代ヒロインのディードリットは、歴史上一番可愛いエルフです! それだけでも、観る価値はある(笑)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 32

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

国産ファンタジー路線の元祖的作品ですが

 雑誌コンプティークのテーブルトークRPGのリプレイ記事から生まれた作品ですね。PCゲーム誌なのに袋とじが付いてるという謎雑誌でしたw
私もそのリプレイ記事が面白くて読んでましたけど、別にストーリーがどうのって代物では無い訳です。ゲームのリプレイ記事ですからね~。
テーブルトークRPGって、こういうモノなんだという紹介として面白かったんです。当時はそういうもの扱ってる雑誌と言うとHJ社のタクティクス誌が有りましたが、ちょっとコアな非電源なゲーム好き向けの専門誌でしたから。
 そのリプレイのキャラ使って小説化されたのがコレですが、正直私は序盤しか楽しめなかったです。カーラがウッドチャックに乗り移るとこ迄。

 この作品って、それまでの西洋のファンタジー物の基礎知識、神話や言い伝えと言う物を熟知した原作者が生真面目に日本風にアレンジした日本人への正統派ファンタジーへの誘い的な作品だったと思うんですよね。当時の私ら世代はそういうモノに飢えてた世代ですから、ロードス島戦記と言う小説もアニメも"新しいもの"だったんですよね。
(もちろんガチのヲタは当時でも知ってたでしょうが)
竜が吐くものは炎じゃなくてブレスなんですよ。赤いドラゴンは他のドラゴンに比べて知能は低いんですよ。そういうファンタジーの基本すら私達普通の人達にゃ「へ~ほ~なるほど~!」って時代だから、この作品の価値は高かったんではないかなと。
ファンタジー物と言う言葉を免罪符にして好き勝手に都合よくアレンジした作品では無いが故、多分今見るとさほど面白くない。西洋の古典ファンタジーこそ正とする生真面目な作品ですので、今の若い方は見てもさほど面白くないと思います。
でも、当時間違いなく価値のあった作品であった事は疑いようも無い事実ですので、日本製ファンタジー物アニメの過去の検証という視点で参考に見られるのは宜しいんじゃないかと。



因みに私は同じ当時のコンプティークからの作品なら「ラプラスの魔」の方が俄然面白いと思いますが、アレはアニメにすらならなかったですね。残念(汗)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

アニメの角川の原点

ものすっごい制作費を投じて豪華スタッフで作った逸品。
角川スニーカー、角川アニメといえばロードスである。
あとガンダムが朝日から移籍してきたんだよね。
スニーカー文庫はこの2作品のイメージ。

OVA全盛期で高い値段で出しても儲けが出た時代、作品の人気がものすごかった。
原作の発表は85年とずいぶんと昔になる。
指輪物語、D&Dをリスペクトしており、
日本だけでなく世界中のファンタジー、RPGのテンプレートになったんで有名な作品です。エルフの耳がああなったのはディードリットのせい。

肝心のアニメですが絵はきれい、話もそのままなんですが、
ケツから勧善懲悪にされてしまっているのが非常に腹立たしい。
ガンダムも角川だし好きだし、それに習ってか原作は勧善懲悪ではない。
ネタ元の指輪物語との最大の違いなんです。
暗黒神と邪神、がいても、その名は善側からの呼び名。本当に司るは自由の神と破壊の神。悪とは、邪悪とはなんなのかというのが大きなテーマのひとつ。破壊は創造の母であり、私欲は人間の生きる原動力ではないか?律されず自由に生きるのは人として当たり前の行動ではないか?という問いが読者に投げかけられます。
そこだけが非常に気に食わない作品です。
作者のほうからネタバラシしてあったそうですが・・
実際に水野さんも苦言を呈しています。なにテーマ変えてんだと。
まぁ作者が遅筆なのもいけないww。
原因は当時『完結してないから』なんですw
あの頃はみんな遅かったけどクオリティは良かった。
いまは消費ペースはやいから大変だね・・・。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12
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