異世界で異種族なおすすめアニメランキング 25

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの異世界で異種族な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月21日の時点で一番の異世界で異種族なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

83.6 1 異世界で異種族なアニメランキング1位
GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1871)
10224人が棚に入れました
異世界戦争勃発!陸上自衛隊員達の運命は――?20XX年、突如として東京銀座に「異世界への門(ゲート)」が開かれた。中からあふれ出た「異世界」の軍勢と怪異達。陸上自衛隊はこれを撃退し、門の向こう側『特地』へと調査に赴く。第三偵察隊の指揮を任されたオタク自衛官の伊丹耀司二等陸尉は、巨大な炎龍に襲われる村人たちを助けたことで、エルフや魔導師、亜神ら異世界の美少女達と奇妙な交流を持つことになるが……

声優・キャラクター
諏訪部順一、金元寿子、東山奈央、種田梨沙、戸松遥、日笠陽子、内田真礼、安元洋貴、石川界人
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

開いた扉はすべてを変えていく

1話から2話を一気に観たら話にあっという間に惹き込まれました。
非常に面白い。
シンプルで分かり易いスト-リー。
テンポもとっても良い。

オープニング「GATE~それは暁のように~」
(作詞・作曲 - 岸田 / 編曲・歌 - 岸田教団&THE明星ロケッツ)が最高!
イントロとサビの部分が特にいい。
テンションがどんどん上がる。

原作未読でしたが
2話観た後は無性に読みたくなりました。
個人的に今期のダークホースか!?

<監督:京極尚彦(きょうごくたかひこ )さん>
近年の大ヒットシリーズ、『ラブライブ!』の監督さん。
今迄ノーマークでしたが、今作が注目のきっかけになりました。
ラブライブ!はまだ全く観てないので後で必ず観ようと思います。

<シリーズ構成・脚本:浦畑達彦さん>
『僕は友達が少ない』『境界線上のホライゾン』『咲-Saki-』など
評価高いシリーズ作品を数多く手掛けてらっしゃいますね。

<アニメーション制作:A-1 Pictures>
電波教師と同じ制作会社とはとうてい思えないほど作画はいい。


★第1話「自衛隊、異世界へ行く」
★第2話「二つの軍勢」ネタバレレビューを読む
★第3話「炎龍」ネタバレレビューを読む
★第4話「見知らぬ地へ」ネタバレレビューを読む
★第5話「イタリカ攻防戦」ネタバレレビューを読む
★第6話「戦女神の騎行」ネタバレレビューを読む
★第7話「皇女の決断」ネタバレレビューを読む
★第8話「門の向こうのニホン」ネタバレレビューを読む
★第9話「箱根山中夜戦」ネタバレレビューを読む
★第10話「絶望と希望」ネタバレレビューを読む
★第11話「来訪者」ネタバレレビューを読む
★第12話「伊丹なら」ネタバレレビューを読む

<アニメ版第1クール「接触編」の総評>
今クールスタート作品の中では、一番面白く一番のお気に入り作品となりました。
伊丹という主人公が、自分にはツボでしたので初回から嵌れたし、
自衛隊に対する偏見も特にないので、自衛隊無双もエンタメとして単純に楽しめた。

リアルな戦争と外交と異世界ファンタジーのコラボが絶妙。
かつてこれほどまでにリアルとファンタジーが無理なく共存していたアニメに出会った記憶がありません。

ヒロインでは、ロゥリィも大好きですが、レレイが最高でした。
アニメでの彼女は、コミック以上に可愛かった。
過去観た全てのアニメの中でヒロインのマイベスト3には入ります。
「そこに居てくれるだけで癒されるヒロイン」ランキングなどあれば、ベスト1間違いなし!

<アニメのキャラデザに関して>
伊丹他オッサンキャラとメインの3人のヒロインと黒川はコミック版とそれほどは変化ない。
しかしそれ以外、女性キャラを中心に若々しくマイルドになってました。
男キャラでは、公安の駒門のアニメでのコロンボ化が面白かった。
女性では、特に栗林はスマートになり美人度がかなりアップ。
ピニャはコミックでは、髪型が全然違い年齢的にアニメより5歳以上年長に見えるし、
ヤオなんか、ボンテージファッションでもっとアグレッシブで野性的なイメージです。
梨沙もアラサー感、残念感がコミック版のほうが強い。
自分はどっちもありで気にならなかったけど、原作好きな方には賛否両論ありそう。

演出は全体的に外れが少く、コミックとは別の魅力があって好かったです。
シーンによっては、コミック版を超えていたと感じられた所もありました。
結論としてコミック、アニメ、どちらも一長一短があり両方とも好きです。

アニメ版「炎龍編」も大いに期待します。
コミック版は既刊分の7巻までは数回読み返しましたので、
これから待ってる間に、入手済で読み始めたばかりの小説版も全巻読破するつもりです。

<炎龍編開始直後の追記> (2016.1.12)

2クール目開始までに、小説版の本伝は読破しました。

非常に面白かったし、結末も好かったですが、
状況や背景の説明が長く、くどかったり、
筆者の価値観が出過ぎていたりして、
結果的に物語のテンポが悪く
意外なストレスを感じることがありました。

肝心な場面で舞台や時系列が、
あっちこっち飛ぶこともあり。

原作をこれから読もうかな、という方は
旨味成分のみで構成されたコミック版を
初めに読むことをおすすめします。

その上で、コミック版では描き切れていない部分に
興味が持てたら小説版を読むといいかもしれません。

また、2016年1月からスタートした2クール目は
あくまでも分割された全24話の残り12話です。
2クール目をアニコレでは別スレで炎龍編としていますが、
実際は動乱編までが描かれます。
誤解しがちですが、二期ではなく一期の一部として認識すべきと思います。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 43

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これまた賛否両論あるでしょうねぇ・・・

タイトルのとおり、観る人が見れば卒倒しそうな内容でしょうねぇ。

私としては「エンターテインメント作品として」楽しんで視聴できました。
もちろん、たくさんの人の生死が描かれており、ある意味の加害側として「自衛隊」が描かれているので「ヒャッハー楽しい~」って事ではないのですが、エンタメと不快の間っていうのは人それぞれですし、まったく人の生死を描かない作品ばっかの世の中も変でしょ、というのが私の考えです。
不快な人は観なければ良いだけ、強制はしませんし。
(とは言え、絶対に許容できない、してはいけないというレベルの表現も世の中にはあるでしょう、という事も踏まえておきたい事です)

個人的には、総じて自衛隊という職業に対しては敬意を持っている方の人間だと思っているのですがね。

さて、物語の内容としては、
異世界系戦国自衛隊+異文化交流ってところでしょうか(交流には遺憾ながら戦いも含む)です。
なかなかに異色な異世界ものという事で大変興味深かったです。

現代の日本と中世ファンタジーレベルの異世界がつながってしまう・・・。
そこに対して、争いながらも、日本国、自衛隊らしいアプローチでの対応を重ねていくという・・・。
まぁ、やはり戦闘シーンについては、私とて「むむっ」と思っちゃったりしないことは無いのですが「事にあたっては・・・」という事もありましょうし、自国民またはその保護下にある人々を守るためには、やる時にはやってほしい訳で・・・。
話が進むうちに外交交渉的な話も進んで行くにつれまた一段話が面白くなってきました。
シンゴジラ的と言いますか、政治部門のお話も描かれ「ほーん、なるほどねぇ、そういう話になるんか」と。


そしてファンタジー部門ではやはり多彩なキャラクターが光りましたね。
どのキャラクターもなかなかにキャラ立ちがしていて楽しかったです。
そして、そのキャラクター達との自衛官、日本人との交流もなかなかに楽しかったです。

それと、OP/EDともに私は好きになりました。
多少、POP過ぎてイメージに合わないのかな、とも思いましたが曲としてはよかったです。

異世界ものとしては、異色な作りかもしれませんが、割と全体的にきっちりと作ってある印象がありました。
もちろんフィクション故のテキトーなところはあったかと思いますが、そういうところが目立たなかったのはお手柄だと思います。

ぜひ観てみる価値はあると思うのですが、
やはり自衛隊が人を殺めるシーンが多くある点が、許容できるかどうかが一つの壁になるかもしれませんねぇ。
自衛隊というだけでアレルギーがある人には無理でしょう。

でも、やはりいろいろな問題、要素を含んだ作品は観る価値のある作品と私は評価したい。
エンタメとしてとらえるも良し、問題作と捉えるも良し、です。


2021.10再視聴。
細かいところを言えばガバガバなところはあるのでしょうけれど、やっぱり物語として面白かったです。
私的には再視聴に耐えうる作品と言う扱いです。
自衛隊が「敵」を殺めるシーンには確かに「!?」と思うのですが、「敵」に対して躊躇したり、ブレたりすることが自身や仲間、あるいは助けるべき人の命に直結するとしたら、やはりやむを得ないと私は思うのです。
「やる気の敵」と相対して「話せばわかる」は私としてはナンセンスだと・・・、おおぅ、またいらぬことを書いてしまいました。

ガバなところはあるにしても、日本国の矜持とするところ、守るべきルールはクソ真面目に守ろうとする姿勢が描かれている所も好きでしたね。
ま、この点も言いたいことがある方は多々おられるでしょうが、私は好きだ、という事で。

ちょっと厳しい事を書いてしまいましたが、私はやはり異文化、異世界と交流して仲間をつくっていく作品が好きなようです。
そういう点では、戦った相手国の人間と交流したり、全然レベルの違う文明、文化の人たちを仲間にしていくこの作品は好きな作品でした。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 24

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

炎龍編と一括。冒険・外交・文化と面白いんだけど、バランスが……

無印と炎龍編との一括レビューです。

自衛隊と異世界ファンタジーという組み合わせ。
東京に「ゲート」と呼ばれる門が出現し、謎の軍隊が現れ、襲撃を受ける。
日本は自衛隊を出動させ、敵の軍隊を押さえた後、「特地」と名付けられたゲート内の調査に乗り出すのだった。


冒頭の描写が致命的!

冒頭の襲撃時には、こちらの被害はほとんど描かれませんし、数字も出ません。
数人が襲われ、周囲の物が殴られて凹むような被害描写と、「これじゃ夏コミがあ~」とか言ってる主人公。
それに対し、敵側の犠牲者は6万人というクレイジーな数字。
二次戦闘ではさらに6万人と、絶望に打ちひしがれる兵隊が映し出されます。
この描写の仕方では、やりすぎにしか見えません。

また、訓練されているとはいえ、自衛官にとって、人の命を奪うのは初めてのはず。
しかし、倫理的問題で葛藤している様子も微塵も見せず、涼しい顔をしています。

これが私の中での後の印象を決定づけてしまいました。


ストーリー中では、

* 主人公である伊丹耀司 (いたみ ようじ)の冒険譚
* 日本と敵側の外交
* そして間を取り持つ自衛隊の姿

が語られます。


異世界側のキャラと行動する、伊丹の冒険は楽しかったです。
ラブコメあり、真面目なヒューマンドラマや、情報戦みたいな頭脳労働もあります。
ドラゴン退治とか、異世界ファンタジーもやってます。

また、先が読みにくいストーリー展開です。
「もしかしたらピンチに!?」「誰か裏切るかも!?」みたいな漠然とした不安(と期待)が常に発生。
一定の緊張感を保ってくれます。


続いて外交政治・異文化交流。

こちらは力が入っています。
伊丹も自衛官であり、自由にどうこうできるわけではないため、ストーリーを支える軸が必要です。

伊丹以外のメインキャラは主にここに配置されています。
特に外交官の菅原と、皇女のピニャはヒューマンドラマも担当しています。

異世界側の中心となるのは、帝政に権力の弱めな元老院を組み合わせた古代ローマ帝国風。
それに対し、日本はご存知の議院内閣制。
お互いの外交を、両者の立場で対比しながら描いているのは面白いです。
君主の一声で決する帝国議会、対外交渉のために奔走する日本の総理大臣や国務大臣。
「本当に同じアニメなのか?」と何度思ったことか。

しかし、魔法の杖を持って国会議事堂に現れたり、スーツで玉座の間に現れたりすると、
シュールさと同時に、「ああ、やっぱり同じアニメなんだな」と現実を受け入れるわけです。

異文化交流もおもしろいです。
物語を通して言語の壁が語られていますし、挨拶一つとっても違いがちゃんと描かれています。
また、毎度のごとくハイテク技術が異世界側に驚きを持って迎えられます。
逆に現代社会の側が異世界キャラの生命力に驚いたりするシーンも……(魔法にも驚けよ、と思いましたが)。
娼婦を買わない自衛官と、性病に対する報告書が同時に映されたり、細かいこだわりも見られます。


さて、主役である自衛隊は力の権化で、無双しまくります。
まあ、力の権化だからこそ敵側も動きを変えるので、物語としては必然です。

ただ、ほかに無力化する手がありそうに見えても、なぜか殲滅戦ばかりです。
何百人もの敵兵をまとめて蜂の巣にする中、自衛官が肩に矢を一発だけ受ける。
この明らかな火力差と描写の差のおかげで、戦闘が単なる殺戮に見えてしまいます。

人命救助は何度も出てきますし、反応や対応の面でも日本側の美点を推しています。
大筋としては、日本や自衛隊を「良いもの」として描こうとしているはずなんです。
しかし、戦闘は終始一方的で、毎回多数の敵兵が命を落とします。
容赦のない圧倒的な破壊を見せた冒頭の描写を加味すると、人の命をどう考えているのかさっぱりわからなくなります。
つまり、普段の行動と戦闘時の行動に大きなズレを感じるんです。

「それが戦争ですよ」とか言われるとオシマイですが、冒頭で日本側の被害や敵側の悪意をちゃんと描写していれば、ギャップはいくらか埋まったと思います。
復讐心でもなんでもいいから、作品なりの「正義」がしっかり描かれていればよかったんですよね。

原作小説や漫画では細かい描写があるようなので……大人の事情なのかなぁ?


設定、ストーリーはおもしろいし、話の筋はしっかりしています。
それだけに普段の活動と戦闘とのバランスの悪さがもったいないです。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 43

75.2 2 異世界で異種族なアニメランキング2位
ありふれた職業で世界最強(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (685)
3037人が棚に入れました
“いじめられっ子"の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。異世界でも最弱の彼は、あるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまい――!?脱出方法が見つからない絶望の淵のなか、錬成師のまま最強へ至る道を見つけたハジメは、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす――。「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。全部薙ぎ倒して世界を越えよう」奈落の少年と最奥の吸血鬼による“最強"異世界ファンタジー、開幕!――そして、少年は“最強"を超える。

声優・キャラクター
深町寿成、桑原由気、高橋未奈美、日笠陽子、大西沙織、花守ゆみり、加隈亜衣
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

異世界転生への見解 そしてさようなら

※これ系好きな方は未読推奨

どうも自分自身に呪詛が溜まってきていると自覚せしめた作品。
お祓いも兼ねて今期(2019年夏期)から異世界転生ものを原則排除。こちらは意図しない録画でした。

なお排除の理由は以下

1.相性が悪いから

個人指標として、“面白い”と“それ以外”の境界線は4.0点以上以下を目安にしてます。点数付けをしている201作品(2019.8.16現在)のうち、4.0点以上は93品目。
けっこう甘々なはずですが、異世界転生ものでは唯一『このすば』が4.1点で1期2期がランクイン。実質1作品です。評判良い『幼女戦記』『盾の勇者』は惜しくも3.9点。あとは屍の山です。


2.転生に疑問符

転生先の多くはファンタジー世界。元の世界ではロースペック主人公が転生する先であははうふふな展開が待っているのがお約束です。これ、、、不幸な境遇はファンタジー世界スタートでも描けるため必然性を全く感じません。
多くの方が指摘されてるように、人生リセットしたらサイコロの良い目が出てハッピー。なわけありますかいな、なわけです。

作者個人の趣味で完結してないか?との疑念は確信に近く、ハーレムなる言葉が市民権を得てるようにだいたい主人公はモテます。モテる理由付けを作者なりに考えた末「ハイスペックじゃないとモテない」とでも思っているんじゃないでしょうか。完全にモテない人間の発想です。そういった貧相な発想しかできないから、俺TUEEE+ハーレムのセット以外のオプションが消えるのです。
百歩譲ってこのセット。現実世界かファンタジー世界のどちらか一方でやってちょーだいな。

 “リセットすればうまくいく。こんなに力あれば人生うまくいく”

そんな背景が見えて虫唾が走るのです。さすれば「もし宝くじが当たったらこうする」は、あくまで当人の妄想に留めるべきお話。他人のたらればなんぞ興味はありません。聞くだけ時間の無駄です。

百歩譲って投稿サイトです。商業ベースに乗らないゴミの山をくぐり抜けた猛者が書籍化されさらにアニメ化されたとして、一握りの良作小説はあるはずです。私は原作を読まないため、そこで描かれた優れた内容がアニメ化によってスポイルされているだけかもということは念頭には入れておかねばなりません。ただし私の観ているのはアニメなのです。ここ重要です。


3.初心に帰る
『まどか☆マギカ』に感動して以来、アニメでしかできない表現と物語を求めて2年になろうかとしてますが、最近は惰性で観てるな~と感じることが多くなりました。
思ったほどつまらなくない。わりと嫌がらずに観れる。全体イマイチだけどこの部分はいいところも。と言い訳も増えました。
「そんなん違うだろ!」の自戒の念もあります。

 “大人が観ても面白いアニメもけっこうあるんだよ”

こうだったはずなのに。。。もともと趣向が合わなかったところをいくつか作品を観たことで裏付けられただけでしょう。
それに叩くためにアニメ観るのもつまらんですしね。



シーズン終了後に酷評が並ぶことも風物詩。残念ながら“なろう系”は蔑称なんです。
“あにこれ”でも毎期「次期期待の作品TOPなんちゃら」で必ずランクインしてきます。原作ファン票なんでしょうか。それでつい視聴リストに入れて後悔する、を繰り返してます。
原作の魅力が削がれた作品は残念なアニメ化となり原作ファンにとっても不幸な話。
また、原作で補完するタイプの作品もアニメだけの私にとっては厳しいものがあります。『転スラ』なんかまさにそうでした。
原作の面白さという第一段階を突破してなお、アニメとしても面白いという第二段階をクリアしなければなりませんので相当狭き門なんじゃないかなと思います。

原作者への注文もあります。出版社のフィルターを通さずとも表現できる場があることはなろう系の存在意義でしょう。だったら、

「もっと前衛的なものやれよ!」
「ロースペックを慰撫するだけのお慰みもの作ってんじゃねーよ!」

と思ってしまうわけなのであります。

先期の『賢者の孫』も酷評花盛りながらコミカルおばか枠として捉えられなくもないのですが、本作『ありふれた…』の場合、わりと真面目な作風で底の浅いの見せられるともう無理です。
底の浅いええかっこしいな作品からは、“想像の欠如”“引き出しの少なさ”“甘え”ありとあらゆる原作者の能力の限界を感じざるをえません。



前置きが相当長くなりましたが、言葉がきつくなったのは本作の断念理由が影響してます。

ネタバレレビューを読む

主人公には善意ある他人が見えていません。彼に思いを寄せてそうな同級生の女の子と再会した時にどんな態度を取るのでしょうか?
コロッと翻意するとか、拗らせ悪化して孤立感が増すとか、しょぼい未来しか想像できないのです。

 架空の物語だしそんな目くじら立てんでも・・・

転生前がヒキコニートだったか知る由もないのですが、自意識が肥大し過ぎて視野狭窄に陥りあらぬ被害妄想を膨らませた者の行き着く先はどんなでしょう。
主人公のストレス耐性があまりにも低すぎて、キャラへの共感が皆無どころかマイナス。3話で撤退します。


そして異世界転生ものよさようなら!
 注)なろう全般ではなく“異世界転生もの”との別離を考えてます。


■オマケ
他のレビュアーさんからお薦めいただいていた『グリムガル』『オーバーロード』はいつの日か…
評判良いのを後追いする、、、で充分と思った令和元年の夏でした。



視聴時期:2019年7月~途中断念 リアタイ視聴

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2019.08.16 初稿
2020.04.03 タイトル修正/修正

投稿 : 2025/04/19
♥ : 78

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

この手の作品の原作者が不憫で不憫で・・・。

原作未読。最終話まで視聴。

どうして、異世界で最強な主人公(主に♂)は、横柄な言動になっちゃうんだろう。
このせいで多くの作品が『駄作』と酷評されているのに、全く後を絶たない。
この手の主人公って、視聴者の反感しか買わないのに・・・。

こういう作品を描く原作者(脚本家か?)って、よほどこっちの世界で不遇なんだろうなって・・・。
「最強」=「モテモテ」=「ハーレム」って発想が、そもそもモテない男子の発想だし・・・。
ちょっと寂しい人なんだろうなって・・・。
凄く不憫に感じちゃう。

吸血鬼(♀)が主人公に師事する理由が明かされないまま物語が進む。
うさぎにしても、竜神族にしても似たようなもの・・・。
「主人公強い」=「ついて行きます」
たったこれだけ。
原作者が不憫で不憫で・・・。

明らかにカマセな同級生冒険者たちの様子が度々描かれるのは秀逸なんだけど・・・。

ただまあ、ハーレムラブコメとしてはまあまあ面白いので、続きがあったら多分視聴しちゃうでしょうね。
あくまで、ハーレムラブコメとしてだけどね(笑)。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 47

kameko さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

ありふれた展開で過去最低評価

作品情報『“いじめられっ子"の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。』の、シーンどこ!?
大怪我するシーンから始まる→時系列を戻して回想シーン→主人公激弱らしいけどあるものを食べたら強くなる→ロリヒロインに出会う→突然のキス→え、何!?
「展開がつまらないなあ・・・」なんてことはあっても、ここまでわけのわからないアニメ見たのは初めてです。
お決まりのシーンや台詞を詰め込んだだけで人物像もストーリーの方向性もわからない。というか、主人公の性格が1話2話で変わりすぎて謎。
逆に、最終話までこんな調子なのかが気になるので途中断念はしないでおこうと思う。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 6

77.1 3 異世界で異種族なアニメランキング3位
異種族レビュアーズ(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (440)
1904人が棚に入れました
ここは人間だけではなく、エルフ、獣人、悪魔に天使と、あらゆる異種族が混在し、暮らしている世界。そこには当然、あらゆる異種族のスケベなお店もあるわけで…。足しげくムフフなサービスをしてくれるお店に通う人間の冒険者・スタンクは、ある日種族間の(性的な意味での)感性の違いで悪友のエロエルフ・ゼルと衝突する。決着の方法は……嬢のレビュー!?あらゆる異種族娘のサービスをクロスレビュー方式で採点し、他の仲間達への“お役勃ち"情報として提供していくスタンクたちの活躍は、まさに性戦士のごとし!今日もレビュアーズたちは新たな快楽を求めて旅勃って行く……。

声優・キャラクター
間島淳司、小林裕介、富田美憂、湯浅かえで、M・A・O、小山百代、礒部花凜、日野まり、松嵜麗、日笠陽子、加藤祐梨、貫井柚佳、小市眞琴、井澤詩織、田中貴子、高森奈津美、八百屋杏

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「下品こそこの世の花」、或いは誠実への情熱。

アニメレビァーの笠さんが異種族レビァーズをやってくれると聞いて!。


~♪

(BGMツァラトゥストラはかく語りき)


みなさん、こんにちわ。本日は今期屈指の意欲作「異種族レビュアーズ」について語っていこうと思います。今回は作品の各論につきましては、他の方も語っていらっしゃると思いますので、本作の何が一番重要で、本質なのか語っていきます。


今回のレビューのタイトルの副題をいぶかしく思われた方もいらっしゃると思います。この副題は、ニーチェが著作につけようと考えていたものでして、今回のBGMも合わせて、本作の重要なポイントは、ニーチェの思想における誠実さの重視に通じているからであります。


何を言ってるんだ!、これは只のスケベアニメやろ!という非難をされる方もいらっしゃると思いますが、まぁまぁ冷静にお聞きください。作品が内包している思想とは、何も作中で哲学や思想について議論している物をさすわけではありません。いかなる人も、別に哲学を勉強しないでも価値の優先順位、意味の有無について自然と判断しているものです。即ち、作品においても言明されずとも、自然と制作者が身に付けてきた無意識的な価値観、思想を反映しており、多くを語らずとも語っているのであります。


少々横道にそれてしまいましたね。では、本筋に戻りましてニーチェが語った誠実さとは何か?。それは形式に堕した道徳を捨て、裸になって自身と向き合い、率直かつ情熱的に誠実さを追求すべし!というものなのです。


本作は、偽善、責任逃れ、忖度、不誠実が横行している現代日本において、そういった悪徳が最も蔓延っているスケベの世界の中で、大胆にも瞠目すべき誠実さを貫き通した作品なのであります。


そのことはopの歌詞の幕開けから明きからですね。「スケベが大好き!」。なんと率直で隠し事のない誠実な叫びでしょうか…。私はこの時点で感服いたしました。男なら、いや実は女性だってスケベが大好き、これこそ人類全てに共通する真実ではないでしょうか!


そして、彼等は更に先に進むのです。「エロいこと好きならば、種族超えた仲間さ!」。この言葉は、グローバル社会である現代においてなんと気高い叫びでしょうか。スケベが大好き、この人類共通の想いで繋がれば人類融和という夢も幻ではないのです。違いではなく、共通するところに目を向けるべし!。多様性の尊重などという単なる言葉ではなく、この精神こそ今後世界において重要になっていくでしょう。


更に、本作は一般エロアニメというジャンルの中でも他を圧するスケベに対しての誠実さを誇っています。他作品は、あくまでスケベは要素に過ぎませんでした。あるものはラブコメ、あるものはバトルという形式を表面上とり、本当はみんなが見たいスケベはオマケ的に示してきたに過ぎません。こういうった作品の中にも勿論優れた作品があることは否定致しません。しかし、スケベに対して誠実であったか?というと疑問であります。


そこで本作です。本作にスケベ以外の何がありましょうか?。何もない。純粋にスケベを追求しているのです。繋がってるところが映らないだけで完全に本番なのです。胸糞悪い要素もなく、実に爽やかですらあります。逆にこっからどう進んだらいいのか?と心配になるほどです。


ここまで語れば本作の重視さが皆さんにもわかっていただけたかと思います。各話における、ここヌキ!ポイントなどの詳細につきましては、近いうちに刊行予定の私の著書「始めにスケベありき」でのべたいと思います。本日はお付きあい頂きた、真にありがとうございました。


インタビュアー「はい、本日は世界的スケベ学の権威、スケベフスキー博士のインタビューをお届けしました。皆さん、ご興味を抱かれたら是非ソフトの購入をお考えください。(何言ってんだか全然意味わかんねぇ…。帰ったらメイドリーちゃんでヌこう)」。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 45

KANO さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

KBS京都と共に完走しました

今季一番の話題作品
相次ぐ地上波の放送中止があったものの
KBS京都は最後迄放送してました
3月以降放送していた局もあり、近畿のローカル局は
少し緩いのかな?
私は家庭事情から配信で観てましたけど…

1話の人間とエルフの観点の相違は結構笑えましたが
後のエピソードに関しては
良く色々考えるな〜っと思う程度で流し見でした
流石に続けて観るのは飽きると思いますが…
人によるのかな?

女性声優陣は本当にお疲れ様でした
今季の富田美憂さんは良かったです〜
本作のクリムとドロヘドロの恵比寿、最高です!
クリムのアフレコ現場を観たいと思ったのは
私だけじゃない筈!

世界的に賛美を受け、非難を浴びる作品内容ですが
私はたまには良いんではないかと思います。

一つ気掛かりは、ミツエさんの登場が比較的多く
感じましたが、制作スタッフにエルフが
混じっているのかな?(^^)

投稿 : 2025/04/19
♥ : 40

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

オキニの嬢は誰ですか?

この作品の原作は未読です。
この作品ほどタイトルから内容が想像できない作品も珍しいのではないでしょうか^^;?
とみたんやM・A・Oさんが出演すると知っていたので、視聴は決めていましたけれど、こんなにも家のリビングで見辛い作品も久々な気がします。


ここは人間だけではなく、エルフ、獣人、悪魔に天使と、
あらゆる異種族が混在し、暮らしている世界。
そこには当然、あらゆる異種族のスケベなお店もあるわけで…。

足しげくムフフなサービスをしてくれるお店に通う人間の冒険者・スタンクは、
ある日種族間の(性的な意味での)感性の違いで悪友のエロエルフ・ゼルと衝突する。
決着の方法は……嬢のレビュー!?

あらゆる異種族娘のサービスをクロスレビュー方式で採点し、
他の仲間達への“お役勃ち”情報として提供していくスタンクたちの活躍は、
まさに性戦士のごとし!今日もレビュアーズたちは新たな快楽を求めて旅勃って行く……。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走後にwikiをチラ見しましたが、改めて見るとサキュ嬢が相当数登場しているんですよね。
サキュ嬢が相当数登場しているということは、それだけ沢山の声優さんが出演しているということ…
惜しみなく声優さんを投入するスタイル…こういう気合いは個人的に大好物です。

こちらもwikiで見たのですが、コミックス第2巻にサキュ嬢の人気投票が収録されていたんだそうです。
どんな順位が付いているか気になりますよね^^;

1位 アロエ:フェアリー専門のサキュバス店「花蜜」の店長兼受付嬢。
2位 エルマ:淫魔店「エルフのおやど」所属。エルフのサキュ嬢。
3位 みー:淫魔店「ニャンニャン天国」所属。キャットガールのサキュ嬢。
4位 アイシャ:淫魔店「単眼倶楽部」所属。桃色のロングヘアと緑色の単眼を持つサキュ嬢。
5位 エルドリー:淫魔店「有翼人エルドリー」所属。カナリア色の翼を持つ有翼人のサキュ嬢。
6位 エルザ:淫魔店「性転換の宿屋」でクリムが指名したハイエナ獣人のサキュ嬢。
7位 ギニー:乳牛系ミノタウロス店「牛乳牧場」所属のサキュ嬢。
8位 オクパ:淫魔店「海底神殿」所属。ダゴン(タコ)サキュ嬢。
9位 ティアプレート:火山地帯にある淫魔店「女体焼肉火竜サラマンダー」所属。サラマンダーのサキュ嬢。

こういう結果だったようです…^^;
アロエは受付嬢でサキュ嬢じゃないにも関わらず1位を獲得しました。
因みにCVは日笠さん…でもコミックスだから声優さんによる補正係数はないでしょうから、純粋にキャラの魅力が勝っていたのでしょう。

種族が違うと、女性に対する見方が変わるのは面白い設定だと思いました。
例えばエルマ…エルフのサキュ嬢で到底500歳には見えない容姿の持ち主なのですが、人間以外の他種族からは全然人気が無いんです。

その違いを如実に感じるのが齢50歳を超える人間のサキュ嬢…
年齢というより容姿そのものに私は魅力を感じ得ないのですが、他の種族からは大人気なんですよね。

この作品を語る上で、内容的に攻めのスタイルを貫いたことは是非とも触れておきたいところです。
20年1月31日にストリーム配信の大正から削除した北アメリカを皮切りに、2月7日にはTOKYO MXが「編成上の都合」として第5話以降の放送が中止となり、2月18日にはサンテレビでも同様の理由により第6話以降の放送が中止となりました。
ですが「捨てる神あれば拾う神あり」ということわざがあるように、岐阜チャン、びわ湖放送、奈良テレビ放送では放送が発表されたようです。
2話連続だったり、集中放送だったりと形式はバラバラですが、個人的には折角制作した作品が日の目を浴びないのは勿体無いので良かったと思っています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「イこうぜ☆パラダイス」
エンディングテーマは、「ハナビラ音頭」
どちらもスタンク(間島淳司さん)、ゼル(小林裕介さん)、クリムヴェール(とみたん)が歌っています。

1クール全12話の物語でした。
こういう作品は決して嫌いじゃありませんが、複雑だったり難しい種族は厳しいだろうなぁ…と思いました。
やっぱり普通が一番…なんだと思います。
作り手の皆さま、本当にお疲れ様でした^^

投稿 : 2025/04/19
♥ : 28

76.7 4 異世界で異種族なアニメランキング4位
ソマリと森の神様(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (384)
1684人が棚に入れました
森の中で私は"それ"と出会った。それ(人間)は、わたし(ゴーレム)を「おとうさん」と呼んだ----。地上は異類異形の人外たちが支配する世界。人間は迫害され、絶滅の危機に瀕していた。そんなある日、森の番人である「ゴーレム」とひとりの人間の少女が出会う。滅びゆく種族「人間」と森の番ゴーレムの父娘の絆を綴った旅の記録・・・

声優・キャラクター
水瀬いのり、小野大輔、七海ひろき、鈴木達央、小野友樹、早見沙織、小林ゆう、速水奨、関智一、茅野愛衣、高垣彩陽、柴田理恵
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ファンタジーだからこそ心理描写が大事

原作未読


つくづくジブリは偉大だと思う。


『ラピュタ』のロボット兵が『トトロ』のメイちゃんを連れ『千と千尋の神隠し』並に素性を知られてはいけない世界を闊歩する話。


これでこの作品どんなん?の回答となり得るからである。共通認識ができてるんですよね。

完全なファンタジー世界です。先述のロボット兵みたいなのが“ゴーレム”森の番人。メイちゃんみたいなのが“ソマリ”ゴーレムに拾われた人間。
長寿命であるゴーレムは寿命が尽きる日が近いことを自覚し、ソマリのために同種族の人間のもとへ彼女を返すあてのない旅に出ます。種族はいろいろ。人間は捕食対象で絶滅種扱いという世界です。

例によって世界観構築が勝負のファンタジー世界ということでは、概ね成功しているように見えます。
原作連載中の事情もあってか中途半端な終幕ではありましたが、一区切りつけてはいるのでそこは賛否両論というところですね。


ソマリのフード姿。目的のあるあてのない旅。このへんは↓

 ネタバレレビューを読む

感情のない大人と身寄りのない娘の交流。このへんは↓

 ネタバレレビューを読む

いずれも名作の予感を感じさせる立ち上がりではありました。


 ネタバレレビューを読む


本作のテーマです。
そしてこのテーマにこだわるか否かで作品評価が変わるといえるでしょう。
私はテーマ(と感じたもの)にこだわるとした上で「きちんとした結末から逃げたな」とネガティブな評価をしてます。なぜ逃げたのかな?と考えると原作(未読)のまずさに落ち着きました。このへんは後述。
意見は別れるところで、ファンタジーの世界観、全12話で一区切りと評価すべきポイントもある作品です。1クールだし観て損はない作品だと申し添えておきます。
そして声優“柴田理恵”。これはこれからどしどし仕事来るんじゃないかなというくらいの水準でした。貴重なのでこれ見たさという視点でもお釣りくるかもしれませんよ。


以降に展開するのは、本作品を面白いと感じた方には面白くない内容かもしれませんのでご容赦を。

※ネタバレ所感


■ソマリちゃんごめんよ

水瀬さん良かった!の声が並ぶはずですが、そここそ声が甲高くて苦手でした。周波数高めです。

ネタバレレビューを読む


■種族としての人間(重要)

ゴーレムとソマリの関係が作品のテーマとしたら、人間とその他種族との関係や未来は作品テーマを貫いてる重要な部分です。
この人間の描かれ方に首を捻りまくった私です。さっき後述するとした原作の不味さに繋がる部分。

ネタバレレビューを読む

これは嫌な感覚でした。

ネタバレレビューを読む

この人間とその他種族との関係が納得感のあるものであれば幾分ましだったことでしょう。
巡り巡って異種族間のつなぎ役にもなってたソマリの存在意義が生じてくるからです。
ここも原作者はせいぜい「話せばわかる」くらいの発想なんだろうなぁと気持ちがひいてきました。
さらに巡り巡って連載終わってないのを考慮するとしてもアニメの結末はしょうがないだろうと諦観。きっとネタバレレビューを読む期待できなかったので、このお茶濁しエンドが限界だったと思えるのです。



あらためまして、、、ジブリは偉大です。
一方で巨匠の限界は主に後期の作品で露呈してました。
戦闘機設計者の意思や奮闘を描きつつ、その熱意の結晶の活躍の場は徹底的にぼかす。そんな作品が彼の最後(一応ね)の作品となってます。

奇しくもそれと同じ感覚が湧いてきた『ソマリと森の神様』。全般的に悪くない雰囲気で流れてくのに「そこ描かなかったら意味ないじゃん」という残念さ。そんなとこまでジブらなくていいのになぁ。



視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

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2020.04.06 初稿
2020.05.02 タイトル修正/修正
2020.10.11 修正

投稿 : 2025/04/19
♥ : 58
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ソマリの笑顔のもとは・・・

とても暖かい物語です。
見終わった後、優しい気持ちになれます。

物語は遥か未来。
異類異形の人外が世界を支配しており、人間が迫害されている世界。
ロボットのゴーレムは、森の神様として森に生けるものを見守っていました。

だが、ある日、ゴーレムが一人の幼女ソマリと出会います。
ソマリに出会うことで、ゴーレムに奇跡が起こります。
感情を持たないはずのロボットに優しい感情が芽生えるのです。

でも、ゴーレムは自身がまもなく寿命で、活動を停止することがわかっていました。
活動が停止する前に、ソマリを人間に預け、幸せにしたい。
それがゴーレムの願いでした。

ソマリは、ゴーレムが大好きで、いつも「お父さん」と呼びます。
ソマリは人間に出会うよりも、お父さんと一緒にいたかった。
お父さんさえいれば、あとは何の願いもなかった。

やがて…、ネタバレレビューを読む


笑顔の素敵な天使と一緒に暮らしてられる人は、
決して天使を手放さないでください。
自分がいない方がこの子の幸せだ…などとは、決して思わないでください。
だって、その笑顔は、貴方がいてこそ見せることができるのですから。


オープニングは、森山直太朗が歌う「ありがとうはこっちの言葉」
エンディングは、ソマリ役の水瀬いのりが歌う「ココロソマリ」
どちらも優しく美しい歌です。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 52

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「人間」とは何か? 「親子」とは何か?

== [下記は第4話時まで視聴時レビュー: 以下、追記あり。] ==
第4話まで観た時点で、このレビューを書いています。原作は未読です。

ここでいう「人間」は、作中の種族としての人間って意味ではなくて魔物も含めた「心を持った生き物」って意味ですけど、ゴーレムは人工生命的なもので本人(?)も「ゴーレムに心や感情はない」って言ってますが、じゃあそもそも「心」とか「感情」って何なのかという、わりとAI研究寄りでもある問題がこの作品では扱われているように思われます。

また「実の親」に対して「育ての親」という言葉があるわけですが、成長途中の子供にとっての「親」とは何なのかという問題もこの作品では扱われているように思われます。

そういった問題について、ファンタジー世界をバックに考えてみようという中々の意欲作のようですね。背景美術が美しかったりする点もあって、あにこれではわりと高評価を得ているようです。

こういうストーリーへの向き不向きはあるとは思うのですが、ハマる方はハマる感じの作品じゃないでしょうか。

上記の他にも人間とその他の種族たちとの関係とか、それと関わって残されている伝承とかもわりと気になりますよね。

追記:「共同体への帰属意識」という問題も扱われそうですね。ソマリの生い立ちでは、もはや「普通の人間の社会」では暮らせないように思われます。
== [第4話まで視聴時のレビュー、ここまで。] ==

2020.3.27追記:
第12話(最終話)まで視聴終了。

最初のレビューで「気になる」と書いていた「人間に関する伝承」については、作中でけっこう明かしてもらえたように思います。

「人間」にしろ「魔物」にしろ、「被害を受けた」と思っている当事者たちはどうしてもその怨恨を拭い去ることができませんし、それを子々孫々に渡って語り継いでしまうというのは世の常といったところでしょうか。

一方、森の中で共同体との関わりを長らく絶っていたゴーレム、あるいはそのゴーレムに育てられたソマリにはそういったわだかまりはないわけです。

本作の問題を現実の人種や国籍に当て嵌めて考えてみるといろいろと思うところは出てきます。そういう意味で「良い作品」だったんじゃないでしょうか。

もちろん情緒面でも心情に訴えてくるものは多かったです。親子関係とは最初から「ある」ものではなく「作る」ものといったところでしょうか。仮に「生みの親」であったとしても、「親であろう」としない限り親子関係は成立しないんですよね…。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 49

71.3 5 異世界で異種族なアニメランキング5位
うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (369)
1532人が棚に入れました
若くして頭角を現し、その名を知られる凄腕冒険者の青年「デイル」。とある依頼で深い森へと足を踏み入れた彼は、ガリガリにやせ細った幼い魔人族の少女「ラティナ」と出会う。片角を折られ罪人の烙印を押されたラティナをそのまま放置できず、保護者になることを決意したデイルだったが――「ラティナが可愛すぎて、仕事に行きたくない」――気づけばすっかり親バカ全開に!?

声優・キャラクター
高尾奏音、岡本信彦、小山剛志、沼倉愛美、桑原由気、高野麻里佳、田村睦心、広瀬ゆうき、福原かつみ、井上雄貴、福緒唯、芝原チヤコ、関俊彦、中村桜、米内佑希、井澤詩織

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

笑顔が止まらないホームアニメ

このアニメは心がほのぼのとなります。
ラティナの笑顔が可愛くて可愛くて、すごく癒されます。

18歳の凄腕冒険家デイルは、ある日、森の中で魔人族の女の子ラティナに出会います。
ラティナの父親(?)は森の中で死んでおり、ラティナは独りぼっちでした。
孤独な幼子をほおっておくことができないデイルは、ラティナに食べ物を与えて町に連れて帰り、面倒を見るようになります。
デイルが下宿している居酒屋の夫婦も、ラティナのことを大切にしてくれます。

そしてこの居酒屋は、怖い面相の荒くれ男たちがたくさん出入りしていますが、その荒くれ男たちも、ラティナに優しくしてくれます。ラティナの前では、ただの優しいおじさんに変わるのです。
そのギャップがとてもほのぼのします。
まるでホームアニメのようです。

ラティナは賢い子です。デイルがいない間、ラティナは居酒屋のお手伝いを自発的にします。自分が置かれている立場を幼いながら理解しているようです。
そしてラティナがけなげに店のお手伝いをする様子が、大変愛らしくて癒されます。


ラティナの笑顔を見て、私は、我が子が赤ちゃんのときに見せた笑顔を思い出しました。
どんなにつらいことがあっても、この笑顔のためならば、我慢できる。
そう思わせてくれる笑顔です。


ラティナのためならば、デイルは本当に魔王でも倒せるかもしれません。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 43
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

イベントが始まらない

1話感想ネタバレレビューを読む

追記ネタバレレビューを読む

3話までの感想ネタバレレビューを読む

4話感想ネタバレレビューを読む

5話感想ネタバレレビューを読む

9話までの感想ネタバレレビューを読む

最終回までの感想・総評(↑と重複した部分もあるのでこれだけ見れば良いかも)ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/19
♥ : 16

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

娘は可愛らしく内容は悪くもないが作画レベルは低め…

1話感想
異世界転生では無いファンタジーもの。
まあ娘を拾って育てるのは珍しくもないですが、まあ普通に悪くない内容です。
娘は可愛らしいし主人公にも好感は持てました。
ロリコンでは無いですが普通に父性を持って見ました。
でもまあ成長した娘を嫁にするならそれはそれでOK。流石に今この状態で嫁にするのは有りえませんが。

とはいえ作画のレベルが低い…。
原作とかコミカライズはなかなか絵も良さそうなのですが、どうしてアニメはこう微妙なのか。
悪くない内容なのだからもうちょっと頑張って欲しかったかなあ…。
悪くは無いので見たい気持ちはあるのですが、優先順位を付けて見れる順に見たら多分入らないと思います。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 6

69.9 6 異世界で異種族なアニメランキング6位
骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (311)
998人が棚に入れました
目覚めるとMMORPGで自身が使用していたゲームキャラの姿のまま、異世界に放り出されていた「アーク」。その姿は、見た目が鎧、中身が全身骨格という"骸骨騎士"であった。 ──正体がバレたら、モンスターと勘違いされて討伐対象になりかねない!? アークは目立たないよう傭兵として過ごすことを決意する。だが、彼は目の前の悪事を捨て置けるような男ではなかった! 骸骨騎士様による無自覚"世直し"異世界ファンタジー、ここに参上!!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「面白い転生もの」の要素が網羅。2期をお願いします。評価再調整

 不満点は張った伏線が回収しきれていないことですね。1話の冒頭のお嬢様とかは結局モブ?そして皇帝は?アークの素性は?などあります。
 2期の可能性はわかりませんが、やるなら1年以内、本音をいえば23冬にはやって貰わないと熱が冷めます。何度でもいいますが、この1クールお試し制作体制を止めないとアニメ業界の緩慢な自殺になるでしょう。1クールで完結しないなら、せめて2クールでアニオリでいいので完結させないと、記憶に残らなくなっていまいます。

 一方「なろう系」「異世界転生」とカテゴライズされますが、面白いものと面白くないものの差がはっきりしてきました。以下、私が考えた面白いモノの要素です。異論は沢山あるでしょうけど。

 本作のように「転生の意味」を探るというのはその一つでしょう。目的をもって冒険等の何かに取り組むこと、世界感の設定が意図をもって原作者が明確に定めている、エピソードの積み重ねが全体の解決の一部になっていること、などがあげられると思います。

 もちろん、キャラの魅力は言うまでもありません。ヒロインが奴隷とかトロフィーワイフではないことも大事でしょう。ヒロインに意思があるのもいいですね。サブキャラに男性の魅力のあるキャラを置く、敵がやられキャラではなく敵として機能するなどの要素があげられると思います。

 主人公の設定が俺TUEEEであっても、ストーリーの解決のための俺TUEEEがいいんでしょう。つまり強さだけでは解決しない話になっているということです。
 無敵それ自体をエピソードにするものは駄作が多いです。設定に設定を重ねる、スキルとレベルに頼る。みんな弱くなった…などは駄目でしょうね。
 敵に魅力があるか、たくらみに面白さがあるかも大事です。敵のキャラや目的に、多様な価値観と重層的な社会の構造などが垣間見えるのが良さそうです。

 暴力、性表現などに意味があるかです。これは無駄にデオドランドされているものも駄目です。本作やゴブリンスレイヤー、回復術士など面白いモノはちゃんとこの辺を上手く扱っています。法律がどうとか、人として許せないとか完全に無視して、必要なものを描いているかという原作者の意思でしょうね。ポリコレは…まあ、ここでは言いません。

 スローライフ系はまた別の要素がありますが、結局完全にスローライフで面白いのって、スライム300くらい?まあスローライフは願望の投射なので自分にあうかあわないかでしょうね。ただ、設定を妄想した結果なのでしょう、出落ちが多すぎです。

 あとはアニメーションに関しては、全部が動く必要ないので、ポイント絞って決めるべきところは決める。エフェクトの工夫で低予算でも魅力的な画面作りをお願いします。止め絵、背景美術などがビシッとあると感動できます。それとモンタージュ理論とか異化効果とか古くからある技法を上手く使ってみるのも良さそうです。異世界ではありませんが「その着せ替え人形」の何話か目にかなりいい演出の回があったと思います。つまり演出は頑張ってほしい。

 それとテンポですね。本作はとにかくテンポが良かった。どんどん話が展開しました。間延びは最悪です。尺の問題は伸ばすのではなく、オリジナルで責任をもって埋めてください。無理に引き延ばしがあると駄目ですね。まあ、それで失敗すると悲惨なので、できればちゃんとある程度ストックが計算できるものがいいと思いますが。

 で、本作は一応最後に終わりっぽくしようという完結の努力は見られました。これがないとかなりシラケますのでせめて何かは解決してください。

 声優さんは私はなんとなく合えば気にしないです。本作の「アークです」は最高でした。あとポンタも何気にいい演技?演出?でした。

 OPEDはタイアップじゃなくてアニオリがいいですね。これは最近徹底している気がします。OPEDアニメも本編の抽出じゃなくて、世界感をあらわしたものが増えているのは好ましいです。この点は本作のOPは本当にすばらしかった。曲もキャラの雰囲気というか存在と完全にマッチして最高でした。
 また、OPEDアニメで本編ではやりきれない高度な技術にチャレンジしているものも飽きない工夫ですね。本作はそこまでではないですが最近沢山あって楽しめます。

 という事で本作は面白い要素をかなり網羅していると思います。なにより原作者の技量が大きいのはもちろんでしょう。

 販促アニメで1期で終わらないよう願いたいですね。今のままで行くと振り返ってみれば「アニメ暗黒時代」とよばれる可能性が高い気がします。なろう系云々ではなく、全体的に制作サイドの「創作物を公開して商売にする責任」をよく考えて欲しいです。



2022年8月 評価調整。見ているときの興奮で新しいものは評価が極端なので見直しです。

 本作の印象は上記の通りですが、名作とは呼べないですね。秀作というのもほめ過ぎかな。少なくとも完結してないし、テーマ性も薄いです。エンタメ性やキャラは光っていましたが。ということで、キャラ(声優で調整)とストーリーが4点。作画が3.5点でトータル3.9点というのが妥当かなと。音楽性は有りましたね。






以下 視聴中のレビューです。


1話 テンプレ過ぎてかえって清々しいです。ネタバレレビューを読む


2話 何か物語がスタートするんでしょうか?1クールですよね?

ネタバレレビューを読む


3話 なかなか痛快な話でした。連続性もあるし期待値高めですね。

ネタバレレビューを読む


9話 そろそろ終盤ですが、最近の異世界の中では最高レベルでした。

ネタバレレビューを読む



11話 面白い…面白すぎる。ストーリーの良さに加えて作画も演出もいい。

ネタバレレビューを読む
 



 

投稿 : 2025/04/19
♥ : 19
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

なろう飽和状態その先へ

原作未読

なろう出身。ゲームプレイ中に寝落ちしたらその世界へ。『お出掛け中』の理由です。
作中で忌避される“骸骨騎士”の所以もプレイ中のゲームで使っているアバターか属性かなんか。ドラマチックの欠片の無さ加減も全力でつかみにいかない脱力感も主人公の骸骨騎士さまに反映されてるような気がします。基本的に物見遊山ポジションが徹底されてました。ゲームでよく見てたアレが実際に目の前に現れてテンション上がるみたいなところです。

【骸骨騎士さまご一行】
 アーク(CV前野智昭):骸骨
 アリアン(CVファイルーズあい):ダークエルフ
 ポンタ(CV稗田寧々):精霊獣 ※セリフ無し
 ネタバレレビューを読む ※途中参加

ゲームということでもうお察しですね。カンストのチートキャラが活躍するお話です。この系統作品の黎明期はオラオラな奴が席巻してましたが飽きられてしまい、その後いい奴な方向へ。それも飽和状態なんだけど相変わらずな僕らは本作でも“いい奴”を楽しむわけでございます。
取り立てて特筆すべきものが見つからなかったので、数多ある類似作品の中でもこの作品ならでは!…未満のちょっとした差別化ポイントだけ挙げておきましょう。

■効果音付きのオープニング
なんとなしにMYTH & ROIDインスパイア系なオープニング。主人公骸骨だし、表向きの仰々しさと内心のミーハーさがオーバーロ…アレっぽいところあります。そんでドラマチックと脱力を兼備したこのオープニングお気に入りです。日本語なのに洋楽っぽく聴かせる技術すげーな!と思ってたらノルウェイ人の歌ってみたさんと聞き納得。
珍しいことに歌詞それと効果音が挿入されとりました。剣振ったらシャキーンみたいな。
なお、エンディングはポンタ役稗田さん所属のグループ合唱。作品の余韻をも吹き飛ばすハイトーンにお腹いっぱいでした。単なるバーターかどうかは知る人ぞ知るのでしょう。

■YAWARAっぽい皆口裕子氏
第6話『エルフの里で触れる異世界の深淵』参照。クラナド風子姉の時にはわずかだった猪熊臭がかなり強めだったのはアリアンの母役でご登場した皆口さん。共感できる人おる?

■凌辱(未遂)
そういうシーンがあることには触れておく。
これでまた物語が“復讐の連鎖”みたいなのに繋がらないところ詰めが甘いのよね。なお、こういったシーンで恐怖にひきつる表情だったり作画頑張ってたと思います。


いい奴でお人よしな主人公ご一行が行く先々で見舞われるトラブルに足を突っ込み世直し人助け。一つ解決したらまた来週。そして悪役がいかにもな悪役。
安心安全の勧善懲悪ものでした。かつては時代劇なんかが定番でしたが最近はお目にかかることもなくなって久しいので一周回って新鮮に感じることもあるかもしれません。面白いとは違うんですよね。



※雑感

■酷評とまではいかない
飽きましたね。最大限良いとこ見つけようと思ってもこうも濫造されてては難しいところです。
ただもしかするとゲームやファンタジーに慣れ親しんだ世代が年金貰う頃には市民権得てるかもしれませんよ。スペクタクルは要らんけどファンタジー世界に浸りたいというニーズ。良くも悪くも波が無い物語でした。

ネタバレレビューを読む

よって今後もうっかり観ちゃうんだと思います。



視聴時期:2022年4月~2022年6月 リアタイ

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2022.07.06 初稿

投稿 : 2025/04/19
♥ : 29
ネタバレ

sukasuka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

骸骨の世直し道中記

漫画版を読んでいるけどとても面白い。
なので今期の中では期待している。
1話目を観た感想は・・・・・ネタバレレビューを読む
とにかく原作の面白さを殺さずに上手くアニメ化して欲しい。

■3話目
肝心の戦闘がお粗末過ぎてガックリ。
ネタバレレビューを読む
あまりに酷いようなら途中断念となるかも。
こういうのを見せられると、ドロヘドロ級のフル3DCGが当たり前となる時代が
早く来ないかなーと思ってしまう。

■最終話まで
漫画版の面白さを10とするなら、このアニメは5くらいか。
初見感想でアークの声が軽いとか書いたけど、見ている内にベストマッチと
思えてきたのが不思議だわ(笑)
ネタバレレビューを読む
この先の展開もまだまだ楽しめるので、是非とも2期を期待したいところ。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 6

66.2 7 異世界で異種族なアニメランキング7位
異世界迷宮でハーレムを(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (215)
706人が棚に入れました
ある日、この世に絶望していた加賀道夫が見つけたのは、あやしげなネットゲーム。 ゲームに書かれた、この世界が生きづらいなら異世界で生きればいいという言葉に誘われるまま、 設定やキャラメイクを終えた道夫を待っていたのは、現実とは異なる本物の異世界だった。 様々なスキルやジョブ、魔法に迷宮とまるでゲームのような異世界を舞台に、 自らのステータスを自由に再設定することができる力を駆使して、道夫の冒険が幕を開ける。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

全部が中途半端で、優れた要素が活かしきれず、つまらなく感じます。

1話 「隠しダンジョン」のエロ強化版? 追記 ハーレムver???

ネタバレレビューを読む


追記 ハーレムバージョンって隠してるじゃん。

ネタバレレビューを読む


2話 あれ?エロは?冒頭の茶番はなに?ロクサーヌでDT喪失じゃないの?ハーレムメンバー見せちゃった???

ネタバレレビューを読む


3話 ああ…話はちゃんと意味がある感じで進みますね。面白いかも。

ネタバレレビューを読む


4話 あー面白かった。目標達成です。これで最終回ということでいいかな。

ネタバレレビューを読む



5話 結局見てしまいました。ロクサーヌちゃんをどう見るかだなあ。

ネタバレレビューを読む



最終話は一応確認。実質断念で。

 奴隷を買って性行為に励むというのは、私は展開として好きではありませんが、異世界転生のマインド=都合の良い自分の人生のリセットと考えると、俺TUEEE、スローライフなどと並んでやむを得ない設定なのでしょう。

 本作がつまらなくなったのは、初め奴隷の商館に行った辺りでは、ストーリー性がありました。生きるために街に出る。奴隷に惚れて、盗賊のアジトをつぶし、お金を儲け奴隷を買う。この部分までは良かったと思います。

 ただ、その後、ダンジョンで設定の確認と試行錯誤を延々と見せられ、家を買いフロを作る。ここがとてつもなくスローライフものッぽくなってしまいます。結局冒険をするのか、スローライフなのか、エッチ(エロいというほどでもない)なハーレムものなのかさっぱりわかりません。

 生き残るという目標も描き方では立派な目標ですが、本作は主人公が何を目指しているのかがわかりません。最終話で考えると、ハーレムを作るのが目標?2話の冒頭はその意味なんでしょうね。ウーンだったら、ダンジョンは端折ってもっとポンポンと進めた方が良かった気が…それとも2期の勝算があったんでしょうか?

 つまり私にとっては、ストーリーに軸がないので、初め面白いと思っていたのに5話以降がつまらなくなりました。スローライフ勢、エロ見たい勢は初めの数話のシリアスで見なくなると思います。何がしたかったのかが不明でした。

 結局全部が中途半端で、ポテンシャルは強く感じる主人公とロクサーヌちゃんですが、何も始まらないまま終わってしまいました。アニメのエロで釣られた勢は続きが見たいから小説、コミックどっちかしりませんが、原作に手が伸びるものなのか。


 エロシーンも、行為の場面を隠すのが「見せられないよ」的なメタギャグになっているわけでもなく、単なる円盤用の販促です。もう業界のやり方であきらめていますが、サブスクの再生回数には響くのでは?そうなると円盤が売れなくなっているご時世で正しいやり方なんでしょうか?

 キャラ造形は悪くないし、ストーリーも他の異世界に比べても冒頭の引きは良かったと思います。EDなどの音楽も面白い試みでした。ただ、すべてが中途半端なので、パーツパーツで評価できても、全体で価値が相当下がっていると思います。

 実際は評価点ほどの印象にはなりません。期待させる分の失速感があるので、意味のないスローライフよりも視聴後感は良くないです。




 

投稿 : 2025/04/19
♥ : 16

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

Roxanne You don't have to put on the red light

2023/01/03 初投稿
2023/01/09 加筆

「エロ枠でしょ?あんまり興味ないけど冷やかしで見てみようか。」って感じで見てみました。

正直,認めたくないのですが・・・面白かったです^^;
すごく短く感じました。気がついたら全12話見終わっていた・・・
感覚的には半分くらいにしか感じませんでした。
いったい何が面白かったのか考えてみると
恐らくなのですが,自分は結構ゲームをやるのですが,ゲームに近い感覚だった事かなと思います。あ!もちろんエロゲじゃなく,RPGですよ!!w
ゲームだとかなり時間を要します。
それに比較してなんとなくゲームをやっているようなストーリー展開で全12話OP,EDカットすれば正味約4時間というお手軽さです。タイパかなりいいです。

一方面白かっただけにエロ要素はむしろ不要と感じました。そういう関係になるのは全く不自然では無いというか,むしろ当然の流れだったとは感じるのですが・・・結構な尺を使い描かなくてもいいのでは?てかウィンドウ並んでいるカットを見せられても・・・(突起エラーや割れ目エラーにはちょっと笑っちゃいましたが^^;)その分本編に時間を割いて欲しかったw

一応申し訳程度ではあるのですが,主人公が現在の日本での価値観と異世界の価値観の狭間で葛藤する様子も描かれていて良かったと思います。エンタメ振りなので突き詰めず触れる程度で十分かとも思いました。

あとは,ハーレム物のように見せかけてハーレム要素は臭わせたくらいなのも悪くありませんでした。

OP 曲は普通ですがロクサーヌが素晴らしいです。
EDはヤバいです!!一回聞いただけで「お魚天国」のように脳内で反復されます。
「絵画より!ダイヤより!!美しい夢の逸品!!!・・・」無限ループ。油断していると口ずさみそうになりますf^^;

まとめると
ま,なんか分からなかったけど面白かったのです(笑)

でも。これの直前に見た「黒の召還士」と脳内で混ざり合っているような気がしますf^^;


2023/01/09 加筆
レビュータイトル
「Roxanne You don't have to put on the red light」
検索してもらえると嬉しいです(^0^)/

投稿 : 2025/04/19
♥ : 15

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

このエロには意志がある!(お見合い夫婦の距離感)

AT-Xにて「超ハーレム ver.」での視聴でした。地上波放送の方が時間帯的に後だったこともあり、たまに規制シーンがどうなっていたのかを録画で確認したくらいで規制版はほとんど観ていません。

本作はコミカライズからの流れでいわゆる「エロシーン」が評判になったアニメですが、意外にもラノベなどにありがちないわゆる「ラッキースケベ」的な描写はまったくありません。

迷宮(ダンジョン)での戦闘シーンにおいて女性キャラが粘液まみれになる、グルグル巻きに糸で縛り上げられる、下着や肌が露わになる、服が溶けるといった他作品でありがちなエロ描写は一切なく、翻ってエロシーンは必ずそれを始める意志が伴って始まる点が特徴的です。

さて本作主人公の加賀道夫ですが、転移先の異世界において特に「世界としての役割」を負わされていません。なろう異世界ものでお馴染みの転生担当女神みたいなのもいませんし、魔王を倒す勇者としての役割を負わされたりもしていません。

状況としてはオープンワールドRPG的な世界でただただ生き延びて明日を無事に迎えることが直接的な目標になってしまっている、ある意味で「志の低い」ストーリーです。

そんな中で始まりの村的なところでゲームイベントとして盗賊を殺し、生計を立てる手段として迷宮探索を選び、ソロ攻略は辛いからという理由で奴隷としてロクサーヌを買い、生き延びるために地味に迷宮や世界自体のルール把握に努めます。

奴隷商のアランからは「獣人で戦闘力は高いが、人間との性行為では子供ができないし性行為に応じることにも同意している」ということでロクサーヌを紹介されますが、道夫はロクサーヌの意思を探りそれを尊重しながら徐々に深い信頼関係を結んでいく点がなかなかに興味深いところです。

二人目の奴隷セリーが登場するのは終盤2話だけであり、道夫とロクサーヌの関係が深まってゆく感じはまるでお見合い夫婦のそれのようでした。

「エロシーン」が単に「裸を見せるため」というところにとどまっておらず、かなり面白かったです。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 21

68.8 8 異世界で異種族なアニメランキング8位
異世界のんびり農家(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (240)
803人が棚に入れました
ブラック企業で体を酷使し闘病の末に命を落とした青年・火楽(ヒラク)が神様に授けられた「万能農具」を手に、異世界で吸血鬼や天使、エルフなどと出会いながら、第二の人生を送る農業ファンタジー。

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

頭空っぽにして見るアニメ

異世界で農業しながら楽しく生活するアニメ
村って言うなら美少女ばっかりよりも、いろんな人がいたほうが温かみがあって好き
お話も設定も農業もテキトーで、すっごくお気楽だから見ているとたまに現実に帰ってきて「いったい何を見てるんだろう・・・」ってむなしくなったりするけど、村の人達がみんなのんびりまったりしていて、とにかく楽しそうで雰囲気がいいから、細かいことはまーいっかってなるアニメ

頭空っぽにして気軽にまったり見るのがいいかな

投稿 : 2025/04/19
♥ : 19

easy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

原作者出身18禁ゲームブランド【ソフトハウスキャラ】企画書そのままの構成

指摘している方もいらっしゃいますが、
これ、原作者が所属したソフトハウスキャラ企画書まんまです。まんま。
なろうからアニメ化でゲーム画面風に処理しているのも意図的でしょう。
おそらくはなろう段階でゆるく魔界や種族など世界観も寄せています。

 【共通項】
 ・見取り図画面でオブジェ配置、物語舞台は移動無し
 ・主人公、実力者(クロ→ザブトン→ルー)を取り込む
 ・実力者→知人(ティア)引き入れる
 ・知人→女性陣(ハイエルフ勢、のちに鬼人族)大量流入
 ・ハーレム構築後、子供が生まれ更に増えていく

 ・結果、わらしべ長者で大勢力
 ・大勢力となり外部の大物が警戒→接触→人脈拡大or敵対
 ・一見ハーレムだが、中身は女性主体のコミュニティ(※)

※ 例として、6話で天使族ティアが「自分は村の少数派?」と焦り、
  天使族女性を大量流入させる思考と同じく『女性が多くなる』ため、
  表向きハーレム、実際は女性主体という設定が本ライターの特徴
  作中クロ、娘に弱い原初神のように、要は『かかあ天下』というやつ

原作者代表作はSLG「巣作りドラゴン」(上記かかあ種族代表)等ですが、
見取り図、建築物が徐々に増えて行く映像などはまさにソレ。
あと、表現としては私の大っ嫌いな『空中にステータス画面』が薄い、
無いわけではないが、短絡的なあの絵ヅラが薄いのは良かった。
相変わらず手抜き臭の漂うデフォルメ3頭身は鬱陶しいですけど。

何より、最初に主人公が幼児になっていたりしないだけマシで
成人のまま転移するご都合設定なので「はわわわぁ~」とか、
中身オッサンによる気持ち悪い言動行動が無いだけでも安心しますよ…


 補足:本作とソフトハウスキャラ作品で異なる箇所


【本作主人公「のんびり」を維持するため、薄すぎる警戒心】
 
 7話『獣人男達:村侵入画策→バレる→嘘に謝罪無し→酒を飲み騒ぐ』
 一服盛られる事すら警戒しないこのようなバカ面下げた蛮族相手でも、
 外敵害意に対して非常に楽観的な思考で『客人』扱い

 この無知蒙昧な輩達は『女性が大半である資源豊富な村』を狙うような、
 言うなれば『男は殺し女を犯し奪う野蛮な輩』疑いが濃厚、
 田舎の情報弱者として定石から外れ、力量差も把握出来ていないため、
 無謀な行動・子供を人質に取りかねない等と想定出来る相手なのに、
 村長としての警戒の役割を、強者女性陣・周囲のみに割り振る作風
 端的に言えば斥候の疑いがある者を村の中に入れるなど話にならない
 留学と称した者にブランド苗や種が盗まれるのも時間の問題であろうか


【創造神曰く「綺麗な魂」主人公キャラ付けのため描かれる傲慢他種族】

 ・主人公「どうして(嘘をついて)隠れてた?」「当然だろ」強者トップにタメ口獣人
 ・他人の家へ飲食のため訪問し続ける、同族内では弱者の竜族
 ・「永住 "してやってもいい" 」頼むどころか上から目線ドワーフ
 ・接待戦闘の強制→村女性へ求婚→村長へガンクレ→移住要求する魔族四天王
 ・魔族vs人間の戦争最前線から魔族領側の難民を後先考えず受け入れる
 ・「住まわせなければ暴動を起こす」勧誘者を脅迫した住民も受け入れる
 ・10年後には主人公の威光を利用し猛獣の背に乗り、貯水池で泳ぐ獣人児童
 

 ドワーフに関しては、トップの許可も取らず、
 酒作りのために住み着かせる女性陣の描き方も相当におかしい
 10年後には村長である主人公も知らぬうちに50人も移住している始末
 リアルで例えると密入国者の地域が生まれているわけだ
 10年後の段階でようやく村民の名簿すら取っていない事に気付く
 最初の斥候獣人歓待で「あれ?」と思った主人公の妙な思考はその後も続く


 獣人はアニメ範囲後4年も主人公との力量格差に気付かない真性であり、
 アニメ範囲で描かれているように、礼儀を知らない蛮族のため、
 のちの原作では礼儀知らずを原因とした争いを既に起こしており、
 戦から逃げ獣人村を捨てる寸前でようやく仲介、難を逃れる事となる


 「ハーレムと見せかけて女性上位の世界」と同様、
 ライターの特徴として、トップ、村長でも常時扱いが良いわけでもなく
 アニメ版で匂わせていた、原作最初の村拡張でその部分が明確に表れる
 住まわせていただく立場の貧窮難民もいきなりタメ口をきく
 
 
 村へ別荘まで作らせるご近所ドラゴンは災難まで呼び寄せ、
 妻子が浮気と誤解・確認もせず村を本気で強襲→返り討ちとなる
 生まれたばかりの赤ん坊諸共、警告なく皆×しされかけたにも関わらず、
 コメディとしてなあなあで許す感覚が私には理解出来なかった
 娘「ごめんなさい」で済むかボケ、妻「愛です」じゃねえよボケ、である
 
 
 昼、空飛ぶ城で村へ強襲、光の槍で貫かれて速攻降伏する魔族
 夕、「謝罪したので許す、夕食へ同席させる」???
 『のんびり』善人描写に合わせた、ちょっと頭おかしいレベル
 成人作品においては、身内に攻撃をする者にここまで緩い対応は無い


 強者の立場を理解せず(※ライターは理解している)頭を下げ、
 強者女性陣から「ダメですよ村長」と注意をされたりするのだが、
 上記、竜の強襲騒動にて『世界最強種族・竜族の長』を含め、
 近隣竜族全員に土下座をさせており、非常に不自然な『善人描写』となる


 「のんびり(奇麗な魂)」を表現するための不自然な『善人』描写、
 『自らへの無礼・殺人未遂もなあなあで済ます』は、アニメ範囲後(2巻-)も続き、
 『図々しい輩もなあなあで済ます』作風である事が次第に分かってゆく
 

【害意・悪意に対する処理】

 8話『魔王国幹部の娘』が村への斥候として登場
 先ほど書いた「斥候を村の中に入れて情報を盗ませる」回だ
 どういうわけか監視も付けず盗まれ放題という意味不明な扱い
 それが終わると、10話『魔王国の無能姫+貴族3バカ娘』登場
 無能姫、3バカの目論見通り独断約300名使い敵対行為を試みるも失敗

 礼儀の概念すらない蛮族:獣人男達
 敵対者として内部を探る:魔王国幹部娘
 安易に村民×害を試みる:魔王国無能姫+貴族3バカ娘

 以上、外部勢の所業
 騙され・探られ・敵対行為、外部からの負の連鎖が始まるも、
 『のんびり』を維持するため、アニメにおいて都合よく処理される
 300人の侵攻など、完全に村民×害目的であっても主人公は『のんびり』

 加え、移民・帰化・居住権等、現実においても大問題を起こす要素だが、
 汚臭には決して触れない「ひとがふえたらいいなあ」甘い世界観
 犯罪やスラム等は存在せず、夢想のみで構築される嘘コミュニティ
 後先考えず難民引き入れなど、最終話の無警戒ぶりには寒気がした
 第9地区のんびり農家

   
【最初に生まれ扱われる子供が男】

 原作者が書いていたジャンルにおいてメインの子供はほぼ娘であり、
 例えば娘が1000人いても決して嫁にするような事こそ無かったが、
 ファザコン、夢オチ18禁など、要素としてギリギリ扱いにはされていた
 息子はといえば産まれてもテキストのみ、絵が用意されない程度の扱い
 本作品は「のんびり」「村」であるため息子先行としたのだろう
 

投稿 : 2025/04/19
♥ : 7
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

将来を読み取らせる結末が良かった。農業=女性=産みの喜びも感じました。

2話 究極のなろう系農業スローライフは、村づくりシミュレーションゲーム妻付という気付き。

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4話 私小説ではなく物語性を排除した自然主義文学。設定と経過だけしかありません。

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第11話 異世界スローライフの究極の純化。面白くはないけど不思議なことに見られます。

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最終話 将来に向かって希望が持てる終わり方が良い。終わってみれば面白かったかもしれません。

 出産と農業というテーマとあいまって「産み出す」という話になっていました。そして、もう1つ村を作るような続編へのつなぎと言うより、これで結末だけどまだまだこの村は続いて行くんだよ、と取れる終わり方は良かったですね。

 もちろん続編でもいいんですけど「終われないアニメ」が多い中、結末を見たことと、その結末に希望が持てるのが素晴らしかったと思います。

 ゲーム的ラノベ的楽ちん農業俺TUEEEハーレムということで、あまりといえばあまりのご都合主義でしたが、それを淡々と描くことでかえって行間に彼らの私生活を垣間見ることもできますし、それぞれのキャラに自分を乗せて感情移入することも出来るでしょう。中途半端な物語がないのがかえって面白い効果を生んでいたと思います。

(追記 感情移入は違うなあ。感情移入が出来ないのが良かったのかも。むしろキャラではなく「村」そのものに感情移入したと言えばいいのかもしれません)

 ということで、量産型異世界スローライフとして初めは評価低かったですが、なんとなくですが脳みそ停止型として癒されつつも、農業=女性=生み出す=発展と豊かさということで少子化が昨今話題になっている中、ちょっとプリミティブな部分で人間てなんだろうと考えさせられる要素があったと思います。過大評価はしませんが、過小評価をしてもまずい作品だなあと思います。

 作画音楽など評価はできないし、物語性もないので点数は低いですが、主観的にはもうちょっとレベルが高く感じました。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 14

66.6 9 異世界で異種族なアニメランキング9位
モンスター娘のお医者さん(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (195)
743人が棚に入れました
ここは魔族と人が共に暮らす街“リンド・ヴルム"。新米医師のグレン先生、今日もキワドイ診察中――!?マーメイドのエラを奥まで診察したりフレッシュゴーレムの太ももを縫合したりハーピーの産卵をお手伝いしたりドラゴンの鱗を隅々まで触診したり見た目も構造も性質も異なる彼女達を救うため、全力で診察しているだけなのに、なぜかいつもアブナイ♥雰囲気に……?でも大丈夫、100%医療行為だから問題なし!ラミア族の助手・サーフェの尻尾の締め付けに窒息しかける時もあるけれど、今日も診療所は開かれる!史上初!モンスター娘の生態に迫る、メディカルファンタジー開幕!!

声優・キャラクター
土岐隼一、大西沙織、ブリドカットセーラ恵美、藤井ゆきよ、嶋村侑
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

モンスター娘のお医者さんのいる日常

1話感想ネタバレレビューを読む

2話感想ネタバレレビューを読む

3話感想ネタバレレビューを読む

4話感想ネタバレレビューを読む

7話までの感想ネタバレレビューを読む

8話感想ネタバレレビューを読む

総評(これだけ読めばいいかも)ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/19
♥ : 12
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

先生、気持ち悪いです。

原作知らず。

見終えたあとずっと放置していた。
片付けるため、簡素に感想。

最後まで視聴できた。
でも、あまり印象に残る作品ではないかな。
「~のいる日常」と比較されるのは覚悟の上、という作品と思うが、僕としては「日常」の方が楽しめたと思う。

物語:
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作画:
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声優:
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音楽:
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キャラ:
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投稿 : 2025/04/19
♥ : 14

taketake4 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

一部の人から大激怒の予感

6話まで

正しい行為かどうか現代人には判断しにくいファンタジー世界で、医療行為と称して若いファンタジー娘にセクハラしまくる話
ぶっちゃけ普通にセクハラ医師の手口そのまんまじゃないんだろうか
終始シリアス気取りの主人公がよけいにガチっぽくも見える
その気がないとしてもそっち方面の配慮が皆無というのは現代であれば間違いなく訴えられるだろうね

最近の漫画、アニメは何でもかんでもエロに結びつけて釣ろうというのが多すぎる
以前はもうちょっと微エロでジャンルも絞られてたと思うんだが
フェミさんが怒ってもしょうがないかなというのも多々

投稿 : 2025/04/19
♥ : 2

70.6 10 異世界で異種族なアニメランキング10位
コップクラフト(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (324)
1184人が棚に入れました
一五年前、太平洋上に未知の超空間ゲートが出現した。その向こうに存在したのは、妖精や魔物のすむ奇妙な異世界「レト・セマーニ」だった。「サンテレサ市」。二〇〇万を越える両世界の移民が住む都市。雑多な民族と多彩な文化。そして持てる者と、持たざる者。ここは世界で最も新しい『夢の街』。だがその混沌の影には、数々の犯罪がうごめいていた。麻薬、売春、武器密売。それら凶悪犯罪に立ち向かう刑事たちが、サンテレサ市警察に存在していた……。刑事マトバ・ケイと異世界人の騎士ティラナ、性別も性格もそして「生まれた世界」も違う二人が出会うとき、事件は起きる。二つの世界 二つの正義 その先に-バディポリスアクション開幕!

声優・キャラクター
津田健次郎、吉岡茉祐、折笠富美子、浜田賢二、高橋良輔、鶴岡聡、中原麻衣、井上麻里奈、高木渉、ボルケーノ太田、大塚芳忠
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

良きバディものの足を引っ張るなにか

原作未読

既刊複数の小説が元ネタ。全12話(+閑話休題的な1話)通してみて筋の通った脚本であったと思います。

視聴動機を思い返したところ、今期(2019年夏期)は“なろう”(の異世界転生系)と距離を置くと決めてたものの、蓋を開けてみたらなろうもの花盛り(笑)
観るものが無くなってたところに雰囲気良さげな本作に白羽の矢があたった、みたいな動機でした。


 期待してなかったわりにはけっこう面白い

 悪くはないんだけどいまいちしっくりこない


中途半端な感じがするんですよね。
ある日太平洋上にぽっかり異世界の扉が開いちゃってドンパチが起こり、以後日向に陰に人的交流が生じてしばらく経った後の世界。こっち(地球)の刑事さんであるケイ・マトバ(CV津田健次郎)とあっちからとある案件を追ってやってきたティラナ・エクセディリカ(CV吉岡茉祐)のバディものです。


 設定は好きです
 キャラも好みです
 OPはルパンのばったもんみたいなイントロがちょっと嫌
 二人の関係も悪くないむしろ楽しい
 作画は基本気にしない人

 
バディを組む主役ら関係の変化はすこぶる良いです。はじめはぶつかりあっていた二人が次第に信頼度合いを深めていった王道展開。 性格の凸凹はもちろんのこと、そもそも住む世界が違うわけですから両者の文化風習の違いなんかも衝突理由になったりして新鮮味もあったのでした。

お互いの考え方の背景となるようなキャラ掘り下げもされていて、それで相手をより深く知るといった描写もあったり手堅い部分もありました。渋みのある枯れたおっさん上司を含めて同僚にも恵まれていたと思います。そして切りのいいところで終幕。ですから、


 期待してなかったわりにはけっこう面白い


となるわけです。ただしどうももやっとしたものが晴れません。
理由を考えてみたらけっこうシンプルで、あっさり物事が片付きすぎてたからなんですね。

 ネタバレレビューを読む
 ネタバレレビューを読む

煽りに煽ったわりにはあっさり片付いちゃって消化不良を起こします。
前段の盛り上げが良くいい空気を引っ張ってきたのに見せ場を省くか無くしちゃってto be continuedみたいな回が複数ありました。
例えるなら、印籠出すシーンが無くて気づいたらみんな平伏している水戸黄門。居眠り小五郎パートを省いたコナン君みたいな収まりの悪さと言って間違いはありません。作画カロリー削って動画の手を抜いたからかしら?の弊害を感じます。よって、


 悪くはないんだけどいまいちしっくりこない


答え合わせです。
ヒロインの作画は終始安定してたりもするので、この作品の大幅に落ち込んでる部分を流せる方であれば私のように楽しめるんじゃないかと思われた佳作です。




※異文化との付き合い方に関する雑談

昨今のトレンドでしょうか? 移民問題を扱っている作品が散見されます。
本作は異世界の “ セマーニ ” 人をメタに用い、もともと住まう地球人とセマーニ人との軋轢を描いてました。政治的な内容を多分に含んでおります。
興味が薄ければスルーでしょう。敏感ネタなので料理の仕方を間違うと視聴者の反感を食らいます。このへん作品のメッセージ内容に絞るとしたら、私は肯定的な立場です。


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作中ですと、あくまで市レベルなので矮小化されてます。実生活の県政や市政(区)だと人となりがわからないことが多いでしょうから、WEB検索ちらっとしてから投票に向かえば良いと思います。
「こいつはダメだからこっちよろしく!」な人に対して「じゃあお前はどうなんだ?」と考える習慣はついてる方多いのではないでしょうか?


ネタバレレビューを読む


あくまで自国の国益が最優先。無自覚な受け入れは将来的にはさらに大きな衝突を生みます。ヨーロッパはその繰り返し。学習してるようでしてません。

アンジーみたいに養子もらいまくりならその思想信条は置いといて傾聴に値しますが、多くは「自分のとこで雇わない」「自分の居住区近辺には入れない」言行不一致ポジショントークで安全なところから適当に耳障りの良いことを言って濁しております。差別だとかヘイトだとか言っとけばそれ以上ツッコまれないのです。


ドナルド・キーンだったか誰だったか


「日本人がしっかり日本人してればいくら来ようが問題ねーよ」


一定数超えてしまえば無理です。「郷に入ったら郷“が”従え」の連中相手に全て受容したら溶けて無くなるでしょう。あまり考えないかそれでもよいと考えてる方にとっては些細な話でしょうが、私はご免こうむりたい。

とは言いつつ“日本人がしっかり日本人してれば”の箇所は一利ある発言です。要はポリコレの変なのを潰しとけばそれ自体が抑止力になって増長できないのです。
そのようにして、一度開いた扉とはお付き合いを続けていかなければならず、じゃあやーめたとするには撤退戦略を練って実践する必要があるのだと私は思うのです。




さてさて、いつも通り脱線しましたが、最後に話を作品に戻して、、、
終盤のメタ移民問題に対する作品のスタンスは私が思う限り真っ当でした。手を取り合う未来目指して試行錯誤しながらお互い頑張りましょう!ってところです。

ネタバレレビューを読む


だからこそもったいないんですよね~
好きなんですよこういうの。。。



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

-------
2020.04.13 追記

上記【※異文化との付き合い方に関する雑談】ではお隣の半島を想定してます。


2019.10.06 初稿
2020.04.13 追記

投稿 : 2025/04/19
♥ : 53

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ちょっと勿体ない

<2019/10/6 初投稿>
原作未読です。
とりあえず最終12話まで観終えました。

賀東招二さんが原作・構成・脚本も
キャラクター原案は村田蓮爾さん

ということでハードル上げすぎたかも。
というわけで辛口レビューです。

異世界と現実社会がつながったとある都市での警察バディもの。
主人公は地球人の警察官ケイ・マトバ(♂)と異世界の騎士ティラナ・エクセデリカ(少女)

とある事件で行動を共にすることとなった二人が価値観の相違からぶつかりながら〜という感じです。
ところで、最初から仲良しのバディものって最近のアニメじゃ本当に見かけないなー(´・_・`)

設定や雰囲気、音楽や声優さん、そして村田蓮爾的絵柄は好みでした。
村田蓮爾のキャラクター原案で今期もう一つ「BEM」という作品がありましたが、本作の方が村田蓮爾の良さが出てる感じ。
物語もあらすじだけ読んだら大好物。

なのになんか物足りない。

正直、絵はお安いです。
ティラナが可愛いだけ。
あとは手抜き言われても仕方ないかも。
手抜きといっても手間暇かけてないんじゃなくて、なんて言えばいいかな。
そう。
絵の美しさが感じられない。

アニメの製作工程はよく知らないけど色合いがなんか単調。
例えばも少しセピア調にするだけでも雰囲気よくなるのに。
なんならモノクロの方が良いくらい。

あとこれは演出なんでしょうか。
こういうちょい渋めの作品ってわかりきってるシナリオをどうハラハラワクワク見せるかが全てな気がするのですが。
なんかハラハラもワクワクもあんまりしない。
もしかしたらシナリオの方か?
いや構成?
賀東招二なのにこれ?という残念感。

上に挙げた2点以外は好みです。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 33

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ケイのラケバイ

異世界との交流の玄関口となり、
ファンタジー風世界絡みの貿易だけでなく犯罪も多発する都市・サンテレサ。
地球のやさぐれ刑事&異世界のキマジメ女騎士がバディとなって事件に挑む、
ライトノベル(未読)のアニメ化作品。

【物語 4.0点】
脚本、構成は原作・賀東 招二氏が自ら担当。

ラノベのアニメ化においては、
活字だと“専門用語”含めて理解できるが、映像にしたら意味不明になる、
独りよがりが懸念事項だが、氏においては杞憂。

むしろ映像で喋らせると現実にはない言い回しになる
“吹き替え時空”にまで配慮したという脚本。
リアリティよりエンタメ性を重視した“翻訳”で
移住したばかりの視聴者もサンテレサ市に巧みにナビゲート。

但しペースは黒幕との一定の決着まで描くことを
優先したそうで、飛ばし気味。


【作画 3.0点】
全体的に作画カロリー不足。そのほか能面の平行移動や物体の伸縮等も散見。

戦闘シーンでもキャラデザ村田 蓮爾氏(『LASTEXILE』など)
の絵を動かそうと奮闘するも枚数不足。

ただ構図選択には地球&異世界交流都市の混沌を再現しようというセンスはあり。

そこまで酷くはないけど、ソース不足が惜しい、勿体ない作画。


【声優 4.0点】
原作者脚本により実現した地球語&“セマーニ語”のバイリンガルなアフレコが
作品世界ならではの掛け合いを好表現。

刑事ケイ・マトバ役の津田 健次郎さん、
主任ビル・ジマー役の辻 親八さんが警察ドラマの毒気を、
ビズ・オニール役の高木 渉さんやゼラーダ役の大塚 芳忠氏が狂気を、
ベテラン勢の渋味が効いたボイスが、汚れを知らない異世界騎士様をお出迎え。

はぐらかすバディ刑事にいきり立つ騎士ティラナ役・吉岡 茉祐さんの
「ケイのアホ、バカ、ラケバイ」は、2019私の萌え殺しボイス賞にノミネート。

※因みに「ラケバイ」は“セマーニ語”でバカの意。


【音楽 4.0点】
劇伴、オーイシマサヨシさんのOP「楽園都市」共に、
適宜ジャズやクラブ成分も添加して都市の猥雑を表現。

その闇を真っ直ぐに駆け抜けるヒロインの意志を
EDのティラナ・エクセディリカのキャラソン「Connected」及び「Nonfiction」が
ロック風サウンドで貫き通す。


【キャラ 4.5点】
語尾や言い回しでキャラ立てするラノベの伝統芸。

本作ではさらに踏み込んで、捻くれハードボイルド風のブラックジョークと、
高潔なファンタジー風女騎士の真っ直ぐな言動を掛け合わせることで、
地球&異世界交流都市の縮図を象徴。

“セマーニ人”への差別的言動にらしくないストレートな怒りをぶつけるケイや、
徐々に“嘆かわしい”地球の暴言も体得していくティラナが、
社会風刺も交えたバディの絆と高度なデレ?を提供。


【感想】
板垣 伸監督×制作ミルパンセ。
私にとっては『Wake Up, Girls! 新章』の大荒れ作画が懸念材料になっていまして……。

本作には興味はありつつも、徐々に聞こえてきた作画崩壊の噂にもビビって、
リアルタイムでは飛び込むのを躊躇していました。

遅れて視聴となった私ですが、予め“受け身”が取れていたのか、
作画については、思ったよりはマシだったという感想が残りました。
むしろ、ちゃんとソースさえあれば
良い仕事をされる方々なのだろうなと確認できたので、
今後、興味がある作品を担当された際は、怯まずに視聴しようと思い直しました。


オーディションで本作ヒロイン役を射止めた吉岡 茉祐さんもまた、
私にとっては「Wake Up, Girls!」の島田 真夢役の印象が強い声優。

不可解な形で「WUG!」の活動にピリオドを打ったまゆしぃですが、
こうして『WUG!新章』のスタッフさん等も参加した本作でアフレコして、
歌声も聴かせてくれて、無事キャリアを継続されているようで一安心しました。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 34

65.1 11 異世界で異種族なアニメランキング11位
勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (224)
693人が棚に入れました
「――レイン。君はクビだ」 勇者と共に魔王討伐を目指すビーストテイマーのレイン。 ところがある日、仲間から役立たずと罵られ、勇者パーティーを追放されてしまう。 自由に生きようと冒険者の道を選んだレインは、試験の最中、魔物に襲われている少女カナデに遭遇。 カナデを逃すために身を挺すが、彼女は魔物を一撃で倒してしまう。 カナデこそ規格外の力を持つ「最強種」の一つ、猫霊族の少女だった! レインの才能と優しさに惹かれたカナデが告げる。 「私を、使役してみる?」 最強の猫耳少女と契約し、冒険者として新たな人生を歩み始めるレイン。 だが、レインを追放した勇者たち、そして別の「最強種」がその力に気づき――。

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

なんだこれわぁ~~~~!!\(゚Д゚)/~~~~

2023/02/02 初投稿

めっさ面白いのです!!

まったく,期待していなかったのですがw
「農民」に続き2作連続途中リタイアも止むなし,くらいの心づもりでの視聴でしたが,不思議と面白い。かなり面白い!先が気になる!!w

何がいいのかよく分からないけど
メインのキャラクター達がいいのかな?
ハーレム主の主人公にしても,誰かを助けたい,守りたいみたいな動機が前面に出た上での行動だし,勇者PTを追い出されるという挫折を乗り越えての物語だし。割と感情移入できたのかも知れません。
ハーレム構成員の女子達もレインの役に立ちたい,助けたいという動機が明確です。
そしてなにより,絵的にみんな可愛く描けています。
率直に言って,モブの作画とかはかなり手抜きです。イヤ違うか,お金かけていません。結構コストカットしていると思います。しかし,主役級は丁寧に綺麗に描かれています。お金もかけてるし,手間もかけている,制作陣のモチベーションも違うのが明らかです。限られた予算と労働力を最大限生かしていると賞賛に値するかと思います。
とにかく,ストーリー的にも絵的にも最後まで力を抜いて楽しめました。
異世界チートハーレム物の一つの理想型かも知れません。


もちろん,いくつか気になった点はあります。

勇者PTの性格が悪すぎな件。ストーリー上ある程度必然性は感じ納得はしましたがやはりひどすぎかもw

ことばの問題なのですが
tameは自分のイメージでは「飼い慣らす」なのでテイマーは「飼い慣らす人」
beastはたぶん一番しっくりくる日本語は野獣ではないでしょうか。
あと日本語の問題なのですが「使役」とは「何かをさせる事」的な感じ?
ここら辺の設定の根幹に関わる言葉の使い方がでたらめに感じて,ストレスになりました。
心の中で突っ込みまくり?でした。
「いや!それはテイムじゃなく,認め合ったのでは?」とか
「ビースト」じゃ無く人間枠なんじゃない?とか
「使役じゃ無く契約なんじゃ無い?」とか(実際途中から,契約という表現に変わったような?)なんかムズムズ居心地が悪く感じました。

それと,タイトルに縛られたのか変に「最強種」推し
次から次に出て来る最強種,最強が何種類有るの??
それから,最強種縛りがあるので幽霊とは一緒に暮らすけど,テイム?(使役?契約?)しないのかな?最強種意外興味ないみたい^^;

いや,いいんです・・・気にしないで下さい。
自分としては,面白かったのでかなりお勧めですよ~(^0^)b

他の人のレビュー見たら酷評が多い感じ・・・wなので上のかなりお勧めはちょっと自信ないかも^^;

投稿 : 2025/04/19
♥ : 20
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

追放ざまぁもう遅い系とかいうジャンル...

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/19
♥ : 7

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

足手まといだと勇者のパーティーを追い出されたので、魔物使いのチートスキル発動することにしました

【紹介】
「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」っていうアニメとだいたい設定一緒です、こっちは勇者パーティの性格悪すぎて不快感が倍増ですが・・・

【感想】
シナリオは浅い感じで見どころはなかった、困っている人を助けて敵を退治して仲間の美少女と仲良くなってっていう、わかりやすい普通のなろう系チートハーレムアニメ
作画はあんまり動きがないけど絵は綺麗だしキャラクターも可愛いので見て良かったです

せっかくビーストテイマーなのに強くなりすぎて、他のチート系作品と一緒になってるのが残念、これは「転生賢者~」とか「黒の召喚士」も一緒かな?
主人公はサポートに徹したほうが面白い作品になったと思いますけど、そうすると「女の子に守られてる情けないヤツ」って馬鹿にされるのが嫌なのかな?
主人公は強くなくちゃ嫌だってのはわかるんだけどグッと我慢すればもっと戦略的で深みのある作品になるのではないでしょうか?

あとは勇者パーティが魔王の幹部か!ってくらい性格醜すぎてきつい・・・
シナリオに必要だったり、面白さにつながってればいいんですが、ただ不快なだけでした
勇者パーティも何のために旅してるの?レインに嫌がらせするのが目的になってない?

必要以上に主人公に意地悪をさせて、主人公をチートにして周りからチヤホヤされて下剋上っぽいことするアニメって多いけど(特になろう系は)たぶんコレって作者の承認欲求とか憂さ晴らししたい願望なのかな?って思うと、共感はしづらいかな?

でも主人公パーティの雰囲気はいい感じだったので、なろう系が嫌いじゃなければアリだと思います!

投稿 : 2025/04/19
♥ : 24

56.5 12 異世界で異種族なアニメランキング12位
異世界召喚は二度目です(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★☆☆ 2.6 (129)
417人が棚に入れました
かつて異世界エクレールへと召喚され、戦乱を収めて平和をもらたしたセツ。 しかし戦いの後で元の世界へと転生、二度目の人生をやり直すことに。 そして高校生になったセツは再びエクレールへと召喚されてしまう。 エクレールでは五年が経過し、世界は再び戦乱の兆しを見せていた……

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

これは・・・キビシイです、まともに見れません。

これは合う合わないがあった可能性もあるのすが・・・。

まずもっての作品のベースとなる部分が弱く、物語はペラッペラ。
作画も最悪とは言わないまでも光るところがほぼ無い。
声優もしかり、声優さんが悪いのか、声優さんが光るだけのキャラを用意できていないのか・・・。


とにもかくにも、全てが、ペラペラな印象の上に、頼みの綱のキャラクタにも個人的に全く魅力を感じることができず・・・。


「途中で断念した」にしようかとも思ったのですが、何か・・・、何かないかと観たのですが、時間の無駄でした。


私としては、最初からふざけているような作品をボロカスに言ったこともあったかもしれませんが、ちゃんと作ったテイの作品で、ここまでひどいと思った事は無かったかもしれません。



しかし、一人ぐらい、かわいいとか、気に入ったとか、ここだけは好きと、とかいうキャラが出てきそうなものだけれども、残念だったなぁ。


酷評ご無礼します、って感じです。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 10

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

ガバガバ設定は気にするな!ってこと?

 12話(最終話)まで観ました。2023.06.25

 全てトウマが悪いって事で、戦争も終結して平和になりました。

 なんでトウマを倒すと戦争が終るのか?部下が四人しかいないような陰キャですよ?色々牛耳っていたような感じなのに、あんまりです。

 トウマの悪事も呪われてたからって事で解決しました。めでたしめでたし!

 クラスメイトも無事に帰還出来ました。それもスゲー簡単に…。無駄に異世界で命を危険にさらしただけでした。戦力的にも?でしたし…。

 セツさんがもっと早く帰してあげれば良かったのでは?説明が無いので今まで出来なかった理由が不明です。
 
 トウマは少なくても強制送還すべきでは?バトル中はガチで殺し合いしていたのに、赦して良いんでしょうか?また、闇落ちしない保証があるんでしょうか?
 
 夕陽は異世界に残るようです。全然活躍してないのに、ヒロインの座をゲットしていますが、他のヒロインはコレで良いんでしょうか?

 ワンクール観ても、説明不足でガタガタな物語でした。はっきり言って、駄作です。

 ただ、細かい設定なんか全く考えて無いなろうをアニメにするには仕方無いかなとも思います。

 偉大なるテンプレから逸脱した、危険ななろう作品のアニメ化はとても大変だったと思います。関係者の皆様、お疲れ様でした。

 それでも希望はあります。( T∀T)

………………………………………………………………………

 11話まで観ました。2023.06.19

酷いバトルシーンが続きます。トウマ配下のクソ雑魚四天王はやっぱり雑魚でした。

 この四天王、変な実験で虐待され、強化されて化物になってしまったために、世の中に居場所が無いんじゃあ〜とか言っていますが、他のキャラ達も戦闘能力の差以外に特徴など無いので、そのへんのやつらとの違いが良くわかりません。

 制作側に上手くバトルを盛り上げる演出能力が無いため、敵も味方もキャラクターとしての深みが無く、因縁のある相手もあっさり殺します。全員サイコパスなの?

 しかも、キャラが多すぎて画面上に描ききれておらず、リヴァイヤとかもどこかへ行ってしまっています。

 いつの間にか魔族と人間の戦争も有耶無耶になっています。おかしくない?さっきまで殺し合っていませんでした?

 トウマの部下はどちら陣営だったのかも曖昧になっています。そもそもセツも後から登場するため、戦争の最初から参加しているクラスメイトと女騎士達以外、トウマも含めて主要キャラがどちら陣営なのか不明確です。

 原作がそうなのか、アニメ制作の演出が狂っているのか、非常に物語の流れが悪いです。

 最終話、どんなクソ展開になるのかとても楽しみです。

………………………………………………………………………

 8話まで観ました。2023.06.02

 やっとボスキャラ登場!「梨花」さんや「たくすけ」さんが書かれているように、ヤバいサイコ野郎です。

 異種族は滅ぼすぞコラ!と、イキっていますが、部下が人外ばっかりだったような?

 転生チート主人公が異世界の体制側に加担する話、「賢者の孫」とかでもそうですが、敵が革命勢力だったりして主張に一理あったりすると、テンプレ頼みで世界観設定を真面目に考えていない、なろう系原作者の実力では、上手く処理出来ません。

 チート主人公が革命勢力を叩き潰す話では、鬱展開すぎるので、反体制派の敵対者はだいたい話の通じない魔物か、サイコパスな悪者に設定されがちです。

 所詮テンプレなので、魅力的な悪者にはなりません。残虐で、皆殺しだ!とか言うだけの悪ボスに誰がついていくのか…。

 どうせしょうもないことになるでしょうが、クソすぎて目が離せません。

………………………………………………………………………

 6話まで観ました。2023.05.16

 皆様のレビューにあるように、ある意味衝撃の6話でした。私、あまり作画を気にしない方ですが、かなりヤバくなっているのは分かります。

 顔見知りにそのへんで遭う展開は、一回目の出がらしを観ているような感じです。

 もっと、一回目の人脈を活かせば、効率良く立ち回れそうですが、なんか…主人公の思慮が浅いです。

 もう、挽回は不可能でしょうが後半に期待します…。

……………………………………………………………………… 

 4話まで観てのレビューです。2023.05.04

 主人公の昔の知り合いがそこら中にいる中で冒険します。せっかく二度目の人生プラス異世界なのに、意味があるのか不明です。

 1から異世界で人間関係を築いていくのに耐えられない、早く俺tueeeeeeeeee!を観たいせっかちさん向けなのかな?

 今の所、1から関係を築いていくよりも、キャラクターの情報が少ないため、主人公もあまり大活躍してない様な…。

 5話以降も旧知の人物を訪ねる旅を続けるようですが、全然俺tueeeee!ショートカットになっていません。

 普通に一回目から作った方が面白い様な気がします。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 6

レオン博士 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

人生に二度目はありません

面白いところが見つけられませんでした
思いついた設定をとりあえず詰め込んだだけって感じ

仲間との出会いは2周目だから雪と相手で勝手に盛り上がってるから置いてけぼりになるし、あんまり意味のない設定多いし、掘り下げたほうがいいキャラクターを放置してどんどんキャラクター増やすし、会話のやりとりとか戦闘の展開とかがなんか雑というか、ちゃちゃっと終わらせて話を無理やり先に進めようとしている感じがして、1クールで完結しているから尺の関係でいろいろ削ったのかな?

召喚は雪と夕陽だけでいいような
クラスメイトなのにまったく絡みなくて、何のために出したの?
これって、クラスメイトみんなから「雪君、すごーい」って思われたいだけじゃないのかな?
仲がいい人他にいなさそうだし、この作品はクラスメイトとろくにコミュニケーションとらない人の承認欲求が形になったものなのかなって思うと、話がつまらないのも仕方ないかなって思いました

人生に二度目はありません、異世界召喚を夢見るよりも、今の自分を大事にしたほうがいいと思います

投稿 : 2025/04/19
♥ : 16

66.4 13 異世界で異種族なアニメランキング13位
ピーチボーイリバーサイド(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (257)
706人が棚に入れました
昔々のお話です。ある所におじいさんとおばあさんがおりました。おじいさんは山へ芝刈りにおばあさんは川へ洗濯に──(中略)ついには鬼を退治しましたが、外国にも鬼がいるようなので…桃太郎は海を渡りました。すごいのは倒したこと 喜ぶべきは救ったこと ただ一つ…駄目だったことは……────楽しんだことこれはもしもの話だが……もし流れてきた大きな桃が一つではないとしたら…日本に流れてきた桃が複数あるうちの一つに過ぎないとしたら…

声優・キャラクター
白石晴香、東山奈央、M・A・O、増田俊樹、戸田めぐみ、斉藤次郎

ボンゴレ11代目 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

オンエア版の意味 原作観てる

設定はシンプルで気軽に観やすい!だがオンエア版(テレビ放送)は本当に意味を感じない、まずこの作品はオンエア版とdアニメストア限定の時系列版があるがオンエア版は1話から視聴者を逃がさない工夫としていきなり盛り上がりシーンの時系列2話を1話として放送されている。(時系列版は原作通りの順番)なので説明もいきなりなしでいきなり始まる、制作してる側は意味があってのことだろうが本当に無駄だ、まずオンエア版から入ると2話からなので内容が頭に入って来ない盛り上がりシーンをいきなり見せたら視聴者がハマるとでも思っているのだろうか?
大間違いだ、現に話についていけないって言っている人達はオンエア版勢ばかり
それに比べてdアニメストアの時系列しっかり1話から放送されているので内容も入って来やすいので2話目の盛り上がりがしっかり伝わってきて良い
本当に原作も面白くアニメも作画悪くないのでオンエア版が本当に残念です。なのでdアニメストア入ってない人はオンエア版を時系列で辿ると面白いと思います。オンエア版での放送は確実に失敗している。
時系列版星4オンエア版星2くらいが自分の評価

投稿 : 2025/04/19
♥ : 4
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

Shake Your Booty

原作未読


へーすごい。同時期に『小林さんちのメイドラゴンS(2期)』『ピーチボーイリバーサイド』『平穏世代の韋駄天達』と同一作家さんの3作品がアニメ化してたようですね。食べ比べしてみるのも一興です。

これBEACHじゃなくPEACHなんです。蓋開けたら「ふーん桃太郎インスパイア系ね」とわかりますがタイトルだけだと混同しそう。ソースは私。“川縁(かわべり)のビーチボーイ”って何?と。
江の島海岸の境川河口付近みたいな喧騒離れた地元民御用達エリアか?みたいな映像が浮かんでみたり、海でも川でもない汽水域でしか生きられない半端者の哀歌か?と深読みしてみたりしましたがなんてことはありません。

 桃です

桃太郎をモチーフにしたアナザーストーリーということなんでしょう。
お爺さんが山へ芝刈りにお婆さんが川へ洗濯に行くみたいな基本線は押さえつつ、鬼と人のみならず亜人なども登場し、魔法もどきみたいな描写もある故異世界ものの一種と位置づけても良さそうです。
そして桃太郎といえば“勧善懲悪”のお手本みたいな物語ですが本作はややズレがある。肝心の桃太郎のモデルと思しきキビツミコト(CV東山奈央)は鬼退治というより鬼を殺めることに快楽すら覚えているちょっと危ない感じの人。ちょっと待てよとなるわけであります。そして彼が主人公というわけでもなく、メインはサルトリーヌ・アルダレイク(CV白石晴香)なる小国のお姫様が本作の主人公。酔狂で旅に出て仲間が集ってくるむしろこっちが桃太郎らしい展開。

で、集まってくるのが人間・鬼・亜人と見事なまでに同じ種族がいないパーティでこのことが今後に含みを持たせる展開となってます。要は
 
 異種族同士は交わらない

RPGでパーティを組む時は単純にアビリティの組み合わせで最適化するもんですが、この世界だともひとつ“相性”ってパラメータがあって同種族でないと数値ゼロかマイナスになっちゃうから同種族同士でパーティ組まないと知らないよってな世界観。人は鬼を恐れ鬼は人を憎み、亜人は人との接触を避け人は亜人を蔑む。そんな世界だから異種族同士のパーティがなにかしら意味を持ってきます。

 我、異種族間の架け橋とならん

本作のテーマは異なる種族同士の和解に重きを置いてました。平たく言うと鬼と仲良くみたいなやつです。それを“桃太郎”インスパイア系でどうやって料理するのか面白がれればよろしいかと思います。
自分はそこそこ楽しめました。こういう多文化共生系って料理の仕方を間違えると単なるお花畑に見えてしまって現実味が失せてくるもんですがギリ踏みとどまってる感ありの佳作です。



※ネタバレ所感

■ギリ踏みとどまれた理由

ネタバレレビューを読む


■ミッドナイトシャッフル

視聴中は全く気付かずレビュー書こうとして知ったのですが時系列をシャッフルしたバージョンをTV放送して時系列整ったのを配信で流してたみたいです。これがすこぶる評判が悪く“愚か者”との評価が大半を占めてる模様です。
ただ当方そんなに気にならずこういうもんかと思って全12話完走できちゃいました。これからの場合は下手にバイアスかけずにフラットな気持ちで臨まれることを推奨します。
なんだろね…円盤に替わる再生増や配信誘導みたいな新手のマーケティングかしら?知らんけど…


■どうでもいい余談(ややピンク…桃だけに)

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視聴時期:2021年7月~9月 リアタイ   

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2020.09.18 初稿

投稿 : 2025/04/19
♥ : 40
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

いやぁ。。。監督さん、賛同できないです。

原作知らず。
評点はオンエア版に対するもの。

この作品で監督さんが施した手法が方々で話題になっているようですが、その是非を確認するという意味では視聴の価値があるかもしれません。

僕は原作の改編・改変を無条件に否定はしません。むしろ、必要ならばどんどんやって欲しいと思う側です。ただし、それが「必要」であり、かつ、その結果としてしっかりと「物語」が語られることが大前提です。

さて、今作の"シャッフル"に対して僕は全面的否定派です。結果としてできあがった作品も、シャッフルに対する制作サイド(主として監督)の気構えも、どちらも評価に値しないと考えます。

作画:ネタバレレビューを読む

声優:ネタバレレビューを読む

キャラ:ネタバレレビューを読む

音楽:ネタバレレビューを読む


物語とシャッフルの是非:ネタバレレビューを読む

[2021/09/22 v1]
[2021/09/23 v1.1] なんか微妙な並びを形成してしまったのでタイトルプチ修正

投稿 : 2025/04/19
♥ : 29

64.3 14 異世界で異種族なアニメランキング14位
金装のヴェルメイユ~崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む~(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (177)
568人が棚に入れました
王立オルティギア魔法学院――。 召喚魔術が成功せず留年の危機に瀕していた学院生のアルトは、偶然見つけた古びた召喚魔術の本から魔法陣を描き、封印されていた悪魔ヴェルメイを召喚してしまう。彼女は古来より恐れられる“悪魔”であり、厄災をもたらす強大な力を持っていた。 使い魔となったヴェルメイには定期的に魔力を供給する必要があり、その方法は濃厚なキスをすること。そんな2人の関係にやきもきする幼馴染みのリリア、そして前代未聞の使い魔に呆然とする生徒たち。 最強の使い魔と契約したアルトは、目標である偉大な魔法使い“魔導を極めし者”(プラチナスクエア)を目指す。 崖っぷち魔術師と不健全な悪魔のお姉さんの王道ファンタジー開幕!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

一昔前のアニメの雰囲気

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/19
♥ : 13
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

昔懐かしのラノベって雰囲気

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
可もなく不可もなく。

エロ要素はあれど、不快な感じはないし、主人公はずっと優しくて安定感がある。

前半は普通に観られたし、後半はそこそこ見処もあった。中盤の展開がややスローで、評価を落としたかも。

最初の1、2話で観るのを止めようと思った人は、まず11話を観て、作品の背景を知った上で、観るか決めても良いかもしれない。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/19
♥ : 17

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

照れ隠しがエロとは恐れ入る(笑)

1クール12話の間で起承転結が3周くらい回っていて、ちょっとあわただしい感じもしますが原作から意外とエピソードは削られていないので、結局は原作漫画のテンポが速めということなんでしょうね。

自身の傾向として異種族恋愛系の話はわりと好む傾向があるので、そういう意味では本作はそこそこ楽しく観ていました。

大雑把には魔法とか使い魔の召喚とかがアリなファンタジー的な世界にある学園を舞台にしたラブコメディってことになるんだと思いますが、主人公のアルトくんには特に転生設定とかはありません。

メインヒロインのヴェルメイさんは悪魔であり、人間に対しては長命種ということになります。また作中世界で過去に悪魔がもたらした災厄などもあって、悪魔であることを公にするにはリスクが伴います。

また幼馴染みのリリアとしては、自身がアルトくんに恋心を抱いていることもあり悪魔のヴェルメイさんがアルトくんと親密になることは快く思えません。

このあたりのドタバタを楽しめるか、あるいはヴェルメイさんの過去の境遇に関して一定以上の共感・同情心が芽生えるかというのは本作の視聴の上での重要要素の一つと言えると思います。

あとはヴェルメイさんが奔放そうな見た目に反してかなり純情キャラである点、逆にリリアが常識人ぽく見えてアルトくん絡みになるととんでもない暴走をする点が人情面での見どころかと思われます。

個人的にはヴェルメイさんのエロいシーンよりは、リリアの暴走の方がエロ的には目に余る感じでした。リリアはある意味で本作の被害者と言って良いキャラかもしれませんが…。

今クール最終決戦でのヴェルメイさんの過去が明かされる回については、人間のえげつなさが出ていて良かったと思います。風評って怖い…。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 17

72.7 15 異世界で異種族なアニメランキング15位
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 新章 迷宮篇(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (278)
1112人が棚に入れました
迷宮都市オラリオ―― 『ダンジョン』と通称される、壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。この街で、一柱の小さな女神と出会った冒険者志望の少年は、 仲間をつくり、ダンジョンに挑み、多くの死地をくぐり抜け、 さらなる<昇格ランクアップ>を遂げていた。そんな彼のもとにもたらされた一通の書状。 書かれていたのは、ダンジョン未到達階層への遠征任務。 未知なる冒険へ向けて、仲間たちと共に、少年は新たな一歩を踏み出す。これは、少年が歩み、女神が記す、――【眷族の物語ファミリア・ミィス】――

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

後編を見終えた後、4期全体の感想ですが…

 この内容的に重く、爽快感の無いしんどい話を2クールですか。本作はシリアスとコミカルな部分がいいバランスで入っているのが面白いシリーズの1部ですが、このパートはそれが無いんですよね。

 作画は奇麗だし、丁寧に作っているのは好感がもてますが、シリーズ4期5クール+オラトリアで、2クールをこのパートに割いている構成になりますが、それは正しいでしょうか?アニメの人気が出たので予算はつくのでしょうけど、アニメ作品としてテンポを変えるというのは、非常に大きな雰囲気というか楽しみ方の変更になると思います。

 だったら、内容的に見せ場が沢山ある3期にもっと時間をかけて欲しかったと思います。このブツ切れで制作せざるを得ない制作委員会方式がネックになって、アニメシリーズ全体の構成がおかしくなっています。

 さて、本作についてはリューの過去と恋心の自覚と言う点で面白いし、盛り上がりは無くはないですが、所詮シリーズで言えばサブキャラの話なんですよねえ。本シリーズのヒロインはもちろん表はアイズですが、真のヒロインはフレイヤ様です。その2人が中心からズレた本作のパートは、スピンオフと呼んでもいいくらいです。それを2クールもとなると、やっぱりダレます。戦闘シーンが異常に長いし。


 ということで、アニメの出来そのものはいいんですけど、シリーズ全体の構成と4期2クールの間延び感がちょっとなあという感じでした。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 13
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ベル君とその他大勢

【感想】
分割2クールで変なとこで終わるので、続きが放送される直前にまとめて見るのがいいかも

とりあえず前半クールだけでの評価

作画とても綺麗だし相変わらずダンジョンの構造にこだわりがあってダンジョン設定の解説が凝っていて良かった
面白かったけど尺稼ぎなのか、特にリリとかカサンドラのシーンがぐだぐだ悩んでいる時間長すぎて引きのばしている感じがしました

さらに分割2クールみたいで変なところで終わるし最終話で次回予告されていたけど続きいつやるの?って感じで間が空くと状況わからなくなりそう

前半終了時点ではシリーズをここまで追ってきたファンならなんとか見れるけど、今クールだけに限っていえばベルくん+その他大勢って感じになってるのが残念

【シナリオ】 ネタバレレビューを読む
【微妙だったところ】 ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/19
♥ : 24

hidehide さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ベル君のレベルが気になる

初期はポップに見れていた本作。

3期辺りから、今の世の『人』にも通じる内容。
そして、
4期には、より過酷な状況に置かれる冒険者達。

成長、進化、展開、イイですね。
ヒヤッとする場面は、ちゃんとヒヤりとしますし。
シリアスな場面も、より大人向けっぽくなりましたし。

…ただ、途中、カサンドラ

マジ イライラしっぱなしでした。
予言なのか、予知夢か知りませんが
人に言わない、助けを求めない上に、ネガで。
で、
『どうせ、助からない』みたいな1人フラグを立て、
それを回収…

お気にの枕を抱えて、寝ていてほしい存在でした。

あんな凄い冒険を終え帰還したベル君ですが、
レベル、上がっていなかったのでしょうかね?
やはり、今でもバレンなにがしには及ばないのでしょうか。
気になります。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 4

70.7 16 異世界で異種族なアニメランキング16位
平穏世代の韋駄天達(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (189)
574人が棚に入れました
“韋駄天" × “魔族" × “人類"、何が起こるか誰にもわからない禁断のバトルロワイアルがいま始まる―!! 壮絶な戦いの末、圧倒的な速さと強さを誇る戦いの神々「韋駄天」が世界を破滅に導く「魔族」を封じ込めてから800年。今や“あの戦い"は遠い神話の中の昔話でしかない。生まれてから一度も戦ったことのない「平穏世代の韋駄天達」が平和ボケしている中、何者かにより、再び魔族が長い眠りから復活させられた―!? 武力、智略、政治、陰謀、使えるものはとにかく何でも持ってこい! ノールール&ノーリミットな三つ巴のバトルロワイアルがいま始まる!!
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

お手軽にハイブリッド戦争

原作未読


キービジュアル/サムネや作品タイトルから少年誌でもさらに子供向けな内容を想像してさほど期待してませんでしたがところがどっこいでした。紛れもなくクール(2021夏)トップの面白さです。

韋駄天≒神様と魔物が対立する設定。強力な魔物を封印し平和が訪れ800年経過した世界が舞台です。脅威が去って久しいため、いい加減平和ボケしてるよの趣旨で“平穏世代の韋駄天達”なんでしょう。
半端な幕切れは原作との兼ね合いみたく、ならばと韋駄天が如く駆け抜けた疾風怒濤の全11話でした。


原作者クール教信者さんの同クール3連発。『小林さんちのメイドラゴンS(2期)』『ピーチボーイリバーサイド』『平穏世代の韋駄天達』のうち一つになります。食べ比べしてみるのも一興ぐらいの構えでしたが、なかなかどうして共通したテーマが見え隠れするのもお楽しみポイントです。余力があれば他のもどーぞ!
と褒めまくりなのですが一点。俺たたエンドでもないぶつ切りエンドが減点材料ですかね。だがネガティブ要素はこれくらい。というわけで中身なんですがあらすじ抜きでエッセンスを以下ご紹介↓

パワーゲームが上手いこと描かれてます。韋駄天VS魔物の構図はもとより第3極人間の立ち位置が趣深い。魔物に使役されるのは想像つきますが韋駄天にとって必ずしも守るべき存在ではありません。第一優先は魔物の殲滅であり人間保護は副次的なもの。
国家に例えるとわかりやすい。友好だなんだのというのはホームグラウンドの安全が担保されてこそ成立すること。一昔前は韓国、今だと台湾。あくまでロシアの南下や赤化勢力の橋頭保としての半島であり、沖縄防衛・シーレーン確保のための台湾であるのが地政学の常道です。“友好”は副次的で自国の国益優先で考えるのが筋なため「○○が親日だから」は要素であって不可欠な条件ではありません。
本作での人間は“プレイヤー”とはならず大国の都合で右往左往する〝傍観者”であり、言い方悪いですけど駒。それがうまいこと出てます。二項対立なプレイヤーと流動的な第三者という大枠部分がシンプルでわかりやすい。

そんなパワーゲームを下支えするのがややエログロな表現手法が取り入れられていること。なかなかお目にかかる機会がありませんが本作では特長となってます。
そりゃ胸糞に蓋できればいいんでしょうけど敗者がどんな目にあうかは自明の理ですからね。ウィグルとかどうなん?って話です。話せばわかるは絵空事。こと世界は残酷で不条理なのです。
た・だ・し…アニメでそれ見たいかどうかは人によるでしょう。私は抵抗のない人。むしろそれっぽい作風でしたらメタでも表現されてないと冷めるかもしれません。

 平穏世代=平和ボケ

かどうかは観てのお楽しみですがほぼ答え言ってるようなもんですね。
最後にインテリジェンス。情報戦です。ウォーポテンシャル=戦力も強い上で情報戦に強ければ万事安泰ですが、たいていは弱いところこそ情報戦に力を入れるものです。
ネタバレ無しではここまでですが、きちんと弱いほうが必死で情報戦仕掛けてきます。火力よりも情報戦がどれだけ大事かわかるような作品となってるんですよね。不思議なことに『三国志』で諸葛亮や司馬懿ら軍師の計略の威力をまざまざと見せつけられて知っているくせに、現実社会に置き換えると途端に感覚マヒしちゃって影響力工作の威力やどんなものかが分かんなくなることが多い。スパイ天国という単語は知ってても具体的にどんな工作があるか指摘できる人は少ないものです。


となんやかんや堅苦しいネタですんませんでした。実際は脱力系と言っていいくらい小難しさとは無縁なのでご安心を。この手の作風での教科書は『進撃の巨人』あたりかと思いますが、その『進撃の巨人』の設定を荒くしておふざけ増やして原型留めてはないんですけど旨味成分が遺伝子レベルでは一緒みたいな感じ。

ぶつ切りエンドだけはポカーンなるかもわかりません。11話と短めですから、サムネ/キービジュアルでイマイチ食指が動かん方もちょい重い腰をあげてもらって損はないと思える良作でした。
途中区切りのつけ方が綺麗だったらさらに点数上げてるのでもったいないですね。



※ネタバレ所感

■食べ比べ

言うまでもなく他のクール教信者作品との比較です。
ネタバレレビューを読む


このアニメ観てまともな情報機関が欲しくなりました。
あまり性差を言わない私ですがこのアニメはパワーゲームに鼻の利く男連中が好きな気がします。



視聴時期:2021年7月~9月 リアタイ   

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2021.10.14 初稿
2021.12.04 タイトル修正/配点修正 -0.2

投稿 : 2025/04/19
♥ : 28

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「面白かったけど、ここで終わるの?」という感じですね。

読んでないのでわかりませんが、「ここで終わる」に関しては原作事情によるものみたいで仕方がないようです。

ストーリーはいろいろとありますが、ぶっちゃけて言えば「超頑丈な異能者」(韋駄天)と「そこそこ頑丈な異能者」(魔族)によるバトル的なお話ですね。

韋駄天も魔族もその存在の維持は人類の存続に依存している一方で、どちらも人間は生存に必要な分だけ生きていれば良いという点で人類とは別の倫理観を持っていて、本当の意味で人類には与しない存在になっている点が面白いです。

韋駄天と魔族は不倶戴天の敵であり、普通に戦えば韋駄天が勝つであろう状況で、しかし頭を使うことで魔族側も韋駄天に対抗しうるという構図になっています。

韋駄天側の頭脳担当イースリイと魔族側の頭脳担当ミクの心理戦と、不倶戴天という状況自体をなんとかして人類も含めた三者の共存が図れないかと悩むギルといったあたりのキャラクターたちが本作を面白いものにしてくれていると思います。

ということで終始面白く観ることができたんですが、最終回が「え、ここで終わるの?」的なものだったのでそこは残念ですね。続編があればきっと観ますけど、いつのことになるのだろう…?

投稿 : 2025/04/19
♥ : 22

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

絵は子供向け、内容はエログロ

神である韋駄天達が魔族と戦う話。他の方も言っておられる様に、私も絵や戦闘などドラゴンボールみたいなノリだなぁと思いました。

韋駄天が強すぎる、人間を助ける気があまり無い、魔族に残酷な事をする等、変わった設定で面白いです。
そして、後半は韋駄天と魔族の心理戦に。これも斬新で特に魔族側の作戦が良かったです。

血しぶき等普通で結構グロいです。そして、シスターに対するエロ。第1話であり鬼畜なんで切った方が多いようです(他のアニメサイトを見る限り)。こう言うシーンはゴブリンスレイヤーを思い出しますが、あの作品はゴブリンの習性を描いておりありなんですが、この作品は入れる意味が分からなかったです。

子供向けの絵で、エログロだからターゲット層狭めてしまったのではないでしょうか。それと、結末がひどい終わり方。当然2期あるんだと思ったら、原作ストックが無いらしく、アニメ化早すぎたのでは?物語の評価を下げました。

面白いのに、いろいろ惜しい作品だと思いました。
EDナナヲアカリは良かったです。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 12

64.2 17 異世界で異種族なアニメランキング17位
ピーター・グリルと賢者の時間(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (157)
645人が棚に入れました
ここは、剣と魔法の世界――ヤケッパチ戦士ギルド所属のピーター・グリルは、見事に武闘祭を勝ち抜き、地上最強の男の称号を手に入れた!これで、恋人ルヴェリアとの結婚も認めてもらえるだろう。しかし、大いなる力には大いなる代償がともなう…。オーガ。エルフ。オーク。地上最強の遺伝子を狙う様々な異種族の女たちが、ピーターの子種を狙い、今まさに蠢きだそうとしていた。なぜ人は、事が終わってからこんなにも冷静になるのだろうか。かつて誰も見た事がない、地上最強の賢者タイムがやってくる!

声優・キャラクター
下野紘、浅水健太朗、二ノ宮ゆい、竹達彩奈、山村響、上原あかり、千本木彩花

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

15分アニメじゃなかったらきつい・・・と思う

原作未読(2021.1)
簡単にいうとこの異世界最強の男ピーターがなし崩し的な望まぬハーレム状態を描く作品。性的描写もそこそこありますが、「異世界レビューアーズ」のような性処理目的という底辺作品とは違うと思います(ワンギリ・・・色々無理だった)。あれは自称下品な自分が観ても不快でした。下品の中にも越えてはいけない部分ってのは各々違うのかも知れませんがアニメとして放送しようと思った製作サイドには呆れるばかりです。
といってこの作品も褒めれる所は正直・・・”な・い”のが感想です。ほんと15分モノじゃなかったら完走は厳しかったかも知れません。


私のツボ:賢者タイムっていつ頃から言われはじめたっけ?

投稿 : 2025/04/19
♥ : 3
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

賢者の時間⇒鬼畜の所業

ルヴェリア先輩という、父の教育から「性」に関する知識がない美人騎士を
婚約者に持ちながら…

異世界レビュワーズと違い対策はキチントしている模様

2話ごとにネタバレレビューを読む

9話で、ネタバレレビューを読む

2期予告があったけど、円盤売れているの???

投稿 : 2025/04/19
♥ : 5
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

1話感想ネタバレレビューを読む

3話までの感想ネタバレレビューを読む

6話までの感想ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/19
♥ : 7

65.7 18 異世界で異種族なアニメランキング18位
聖剣学院の魔剣使い(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (136)
462人が棚に入れました
最強の魔王レオニスは、来たるべき決戦に備え自らの存在を封印した。 だが、1000年の時を超えて目覚めたとき、彼はなんと10歳の少年の姿に戻っていた! 「なんでだ!?」「君、どうしてここに閉じ込められていたの? もう大丈夫よ。お姉さんが守ってあげる」 <聖剣学院>に所属する美少女リーセリアに保護されたレオニスは、変わり果てた世界に愕然。 未知なる敵<ヴォイド>、<第〇七戦術都市>、武器の形をとる異能の力———<聖剣>。 聞き慣れない言葉に戸惑いつつも、彼は<聖剣学院>に入学することに。 魔術の失われた未来世界で、最強魔王と美少女たちの織りなす聖剣と魔剣の学園ソード・ファンタジーが幕を開ける!

U-yan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

2期はどうでしょう・・・

1000年前、魔王に堕ちた勇者が他の勇者に追い詰められ逃げるように自ら転生を選択。
生まれ変わって魔王国再建だ!と思ったら人間の少年ですやん!?ってアニメです。
こういうテンプレも多いですよね〜。
10歳の少年だから綺麗なお姉さん達に可愛がられてお風呂も一緒に入るというどっちかと言うとハーレムと言うよりラッキースケベなのかな?
キャラデザが可愛いから観れますw
音楽や声優さんはまぁまぁ良かったかな。
原作ストックは十分あるみたいです。
独占アニメは続編ありがち?
2期はどうでしょうね〜。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 3

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

惜しい。もう少し工夫すれば人気が出たと思います

魔王が千年の時を経た後、少年の体になって復活し、活躍する物語です。

但し、周りは美女ばかりでハーレム要素がふんだんにあるし、お楽しみのシーンも毎回あります。
男性の視聴者には、それはそれで嬉しいのですが、逆にそれが本来は感動するであろう物語の質を落としているような気がします。

主人公は確かに魔王のレオニスです。
しかし、ヒロインのリーセリアのほうが主役のように感じます。なぜならば、リーセリアは心優しい女性だし、挫折を克服しようと懸命に頑張っています。
そして、リーセリアが指揮する第18小隊の女性たちは皆リーセリアを尊敬しています。また第18小隊の女性たちは皆、深い過去の傷を引きずっているようです。

リーセリアは聖剣学院にいるのに聖剣が使えない女性でした。でも、レオニスと出会ったことで、挫折を克服し、聖剣が使えるようになります。
ほかの女性たちについても焦点を当てて物語が展開されたならば、きっと感動できたのではないかと思います。

Opは 藤川千愛が歌う「1000年愛」 とても良い歌でした。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 19

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

「ヴィジュアル系なろう」かなぁ・・・。

この手の作品だと「魔王学院の不適合者~」シリーズの方が格上な感じかなぁ、私自身が好きなのもあるかもしれないけれども。

物語の厚み、キャラの濃さ、決めゼリフなどなどね。
突き抜けたもの、継続したもの勝ちってところもあると言えばあるかもだけど。


今作は、少し物語が薄味な印象です。
その分、魔王が子どもになっていて、おねいさん方との絡みなどの要素でかさ増しをしているように思います。
世界観も、統一感が無く、悪い意味でのFF臭がします。
あとは色々と厨二小僧がよろこびそうな設定やツール、ネーミング、セリフなどを散りばめてあるのですが、私の印象では半スベリ気味です。

そして、ビジュアル系と評したように、キャラ容姿は頑張ってはいると思うのですが、こちらも「私自身の好み」の問題で「~不適合者」の方に軍配を上げたいと思っています。
厳しく言うとデザインもキャラクタのチーム構成も、いわゆるテンプレの域を出ていませんし・・・。

ただ、視聴し続けていく上で、キャラに馴染んでいく事を考慮すると、もう少し興味度がアップしていく可能性はあるような気がしています。
配下のメイドさんなどはもう少しスポットライトを当ててあげれば面白いような気がするのですが、あの不遇な感じが売りなんでしょうかね。
そう言えば、最後にミニコーナー的なものがあったのであちらでカバーしているっていう事なのかな。


総合的には物足りないところも多いんだけれども、いろいろと視聴者をくすぐるポイントはかろうじて持っている作品との評価です。
そこらへんが刺さる方には、私以上に楽しめるとは思います。

私自身としては、もう少し熟成が欲しいところの評価になります。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 16

72.0 19 異世界で異種族なアニメランキング19位
SHUFFLE! シャッフル(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (801)
5543人が棚に入れました
人間が生活する「人間界」に突然扉が現れ、神族が住む「神界」と魔族が住む「魔界」とが繋がって人間界に「魔法」がもたらされてから10年。
人族、神族、魔族の通う国立バーベナ学園に通うため、幼馴染みの同居人、芙蓉楓に、朝、起こされる主人公、土見稟・高校2年生。
いつものように登校し、いつものように授業が始まるはずだった…。しかし、そんないつもの日常を一変させるような出会いが、彼を待ち受けていた!?

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ヤンデレ(空鍋)で有名な作品

このアニメは見る人をかなり選ぶ作品ですね。
王道の恋愛展開を求める人や、イライラする展開が嫌いな人にはお勧めできないです。
まず1話目を見た時、主人公役に「杉田智和」、同居しているヒロイン役に「後藤邑子」と「涼宮ハルヒの憂鬱」が好きな人にとっては嬉しいキャスティングでした。
この二人の共同生活から始まり、神族や魔族のヒロインが登場して物語が進むのですが・・・。
私が調べたところ、この作品と「School Days」がきっかけで「ヤンデレ」という言葉ができたらしいです。
そしてそのヤンデレを演じた人物・・・それがなんと「後藤邑子」。
これには驚きました。
「後藤邑子」といえば、「涼宮ハルヒの憂鬱の朝比奈みくる」のぽわーんとしたイメージが強いのですが、この作品での「後藤邑子」の演技がすごく怖いです。
もちろん声だけでなく映像の演出による怖さもあります。
はじめは普通の日常アニメで少し退屈感すら感じられますが、中盤の鬱展開からかなり重くなり、19話で一気にゾッとさせられます。
わずかなシーンですが「空鍋」は有名なネタなのでそれを知る為にこの作品を見てみるのもいいかもしれません。
この作品を見たなら、この作品に対する反響などの裏話もぜひとも知って頂きたいものです。
個人的にはこのアニメの主人公は今まで見てきたアニメの中で最も嫌なタイプ、この主人公一人が物語とキャラの評価をガクっと下げました。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 16

color さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ヤンデレさん怖いね

気になる言葉"空鍋"を知るため。ヤンデレがどのくらいヤンでるか知るため視聴。

なんかイラッとする主人公はどのルートに進むのか、
そして誰がヤンでしまうのかと結構ハラハラして観れました。
ハーレムアニメにしてはまとまりがあって、展開的にも珍しいのでその分物語は高評価。

ただキャラの顔がみんな同じに見えたり声優の力量がなさすぎて感情移入とかはできません。
ヤンデレはいい感じで怖かったので観て損はなしだと思います。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

予想だにしない展開が待ち受けている作品でした^^

物語の舞台は、人間、神族、魔族が共存する・・・日本ぽい場所です。主人公は、高校2年生の土見 稟(つちみ りん)。両親を事故で亡くしたことから、ヒロインで幼馴染の芙蓉 楓(ふよう かえで)の家に引き取られて暮らしています。
そんなある日、神王と魔王の娘が転校してきて主人公は突如許嫁候補になってしまうのです・・・
主人公が誰を選ぶのか・・・まさにハーレムの王道を行く作品で人間界、神界、魔界のたくさんの美少女が登場します。

全般的にシリアス基調のストーリーで、それぞれのヒロインに対して、丁寧にスポットが当てられながら物語は進んでいくのですが・・・
登場するヒロインが背負っている過去が回数を重ねる毎にあからさまになっていきます・・・どれも辛く哀しい思い出です・・・でも、登場人物が自分の置かれた立場と過去に向き合い・・・成長していく様を見ることができます^^

そして、主人公が選んだ相手・・・まさかね・・・と思っていたのと、個人的には結ばれて欲しいヒロインが他にいただけにビックリでした^^;

複数の人が一人を好きになって・・・その一人が誰かを選ばなくちゃならない時・・・選ばれなかった人は自分の気持ちの向け先を見失って・・・苦しい思いをする事になるのですが・・・この作品はその苦しみに対する心理描写が抜群である上、急展開でもあったせいか・・・本気であるが故の一挙手一投足から目が離せませんでした^^:

展開がシリアスなハーレム系の作品ですが、私はのめり込んで視聴することができました。
この作品の後にオリジナル+ディレクターズカット版で構成された『SHUFFLE! MEMORIES』が制作されています・・・
機会があれば、そちらも視聴してみたいと思います。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 35

64.2 20 異世界で異種族なアニメランキング20位
ドラゴン、家を買う。(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (165)
554人が棚に入れました
一族から勘当された臆病なドラゴンの子・レティ。多種多様な種族が暮らす広大な世界で生き抜くために、弱い自分でも安心して住める家を探して旅に出ることに。その最中、勇者一行と遭遇したレティの危機を救ったのは不動産屋を名乗るエルフ・ディアリアだった…。共に旅をすることになった2人。果たして、レティは無事に安住の地へ辿り着くことができるのか――。ドラゴンと魔王による新感覚ファンタジーがここに開幕!

声優・キャラクター
堀江瞬、石川界人、井澤詩織、福圓美里、伊東健人、たかはし智秋、平川大輔、西山宏太朗、M・A・O、近藤隆
ネタバレ

sukasuka さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

賃貸物件はないのか?

糞つまんねーとボヤきながらも、ここまで何となく観てきたわけですよ。
4話目でようやく面白いと思えるエピソードに出会えた。
ネタバレレビューを読む

■10話目
いや、あのですね・・・・・
ネタバレレビューを読む

■最終話まで
やっぱあれだよな~、ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/04/19
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

最弱ドラゴン×最強エルフ 壮大な内見がはじまる!!

この作品の原作は未読です。
実は第2話~第3話くらいで、視聴が滞ってしまった作品でした。

最弱なドラゴンという設定は悪く無いと思います。
それはドラゴン種族の中における最弱という意味なら理解できます。
ですが、人間に対してまで尻尾を巻いて逃げ出す貧弱さは如何なものかと…
強すぎる人間の設定も有り得ませんが、弱すぎるドラゴンの設定も無いと思ったのは私だけでしょうか。


一族から勘当された臆病なドラゴンの子・レティ。
多種多様な種族がクラス広大な世界で生き抜くために、
弱い自分でも安心して住める家を探して旅に出ることに。

その最中、勇者一行と遭遇したレティの危機を救ったのは
不動産屋を名乗るエルフ・ディアリアだった…。

共に旅をすることになった2人。

果たして、レティは無事に安住の地へ
辿り着くことができるのか――。
ドラゴンと魔王による新感覚ファンタジーがここに開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

記載の通り、確かに「新感覚」な作品だと思います。
あまりにも「新感覚」過ぎて最初はついていけませんでしたけれど…

ドラゴンの家って、洞窟とか、火山の噴火口など相場が決まっているのでは…!?
という先入観があったので、マイホームを欲しがる理由が最初は分かりませんでした。

だから序盤の家探しは退屈感が否めなかったかもしれません。
まぁ、レティの貧弱さにも次第に慣れていくのですが、この作品を支えるのはレティを取り巻くサブキャラたちの魅力にほかなりません。
時折…ほんの少し格好良さを覗かせるレティも及第点でしたけれど…

レティは自分の身を守るためにマイホームが欲しいと言って、家探しの旅を始めました。
ですが、マイホームには自身を守る以外の効能があることを、この作品では教えてくれています。
大切な人を守るため…
自分の居場所を作るため…
だから、レティの着想のみでこの作品を視聴すると少し勿体ないです。

現実の我が家の大切さを何気に感じさせてくれる作品だったのではないでしょうか。
個人的には、マイホームには興味もこだわりもありませんでした。
自分自身が幼少のころ、マイホームに住んでいなかったので、マイホームの良さが分かっていなかったのだと思います。

家を持つって多額の借金を背負うことになりますし、通勤だってより時間がかかるようになるので、実質的に感じられるメリットなんて殆ど無いんじゃないかと思います。
それに、実際には仕事で殆ど家に居ませんしね…

だけど、家を持つってこんな直接的なことばかりじゃないんですよね。
改めてそんなことを感じさせて貰った気がします。

しかも、中盤以降になると面白さが巻き返されてきたと思います。
特に福圓さん演じるネルが登場してからは如実に面白くなりました。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、オーイシマサヨシさんによる「ロールプレイング」
エンディングテーマは、Non Stop Rabbitさんによる「静かな風」

1クール全12話の物語でした。
序盤は視聴意欲が下がり気味になりましたが、中盤以降の面白さを実感できて良かったと思っています。
これからもレティの家探しの旅は続いていくと思いますが、再びネルがレティの旅に同行できる日がくるのを願ってやみません。
その頃には、レティの貧弱さが少しでも解消されていることも併せて祈念しています。
しっかり堪能させて貰いました。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 13
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

もうちょっと楽しく出来た気がしてならない

原作知らず。

結構好き。でも正直物足りない。
それでも毎週欠かさず見ていました。

物語:
ネタバレレビューを読む

声優:
ネタバレレビューを読む

キャラ:
ネタバレレビューを読む

作画:
ネタバレレビューを読む

音楽:
ネタバレレビューを読む

[2021/09/22 v1]
[2021/09/25 v1.1 一部修正・配点調整]

投稿 : 2025/04/19
♥ : 18

71.7 21 異世界で異種族なアニメランキング21位
Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆(アニメ映画)

2019年11月8日
★★★★☆ 3.6 (250)
1323人が棚に入れました
かつて世界を滅ぼしかけ、四百年を過ぎた今なお人々にとっての恐怖の対象であり、忌み嫌われ続ける存在である《嫉妬の魔女》。伝説によれば、彼女は紫紺の瞳を持つ銀髪のハーフエルフであったという。雪と氷に覆われたエリオール大森林に、たった一人で暮らすエミリアは、嫉妬の魔女に瓜二つという理由から、魔女と恐れられていた。誤解され、傷つき、それでも小さな希望を持って、孤独を生きていたエミリアの前に現れたのは、小さな猫の姿をした精霊だった。

声優・キャラクター
高橋李依、内山夕実、小林裕介、水瀬いのり、村川梨衣、子安武人
ネタバレ

てんぷら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ギルティラウさんが何をしたって言うのだ。

これが馴染みある人なら大変楽しめる作品です。原作ファンにフォーカスが向きすぎていて、読者に対する感謝、愛まで伝わってきた気がします(狂信者)。自分の想像でしかなかった話が絵になり動いているだけで価値があり、私は冒頭30秒で心の中で狂喜乱舞しました。あと超シリアスなシーン(ネタバレレビューを読む )で1人だけ声出して笑ってしまってめっちゃ恥ずかしい。

ダメなところも同じく、原作ファンにフォーカスが向きすぎている事です。80分なのに紙芝居並みに展開せず、内容もアニメまでだと全く触れられていないところなので、アニメ勢にはちんぷんかんぷん。とてもしんどいと思います。
特にエミリアのネタバレレビューを読む には作中全く触れておらず、2期にあたるであろう4章を読んでいなければ強く違和感を感じる点です。

総括として、
リゼロをどこまで知ってるかで面白さが段違いとなる作品です。最低でもラノベを読んでいる必要があります。エミリアの私情を事細かく裏づけしていて、セリフの重みがずっしりと変わります。
さらにリゼロを好きになれるので是非とも見るべき。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 3
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

そういえばエルフでした

シリーズは異世界アニメランキング堂々の一位だそうです。その劇場公開もしてるOVAが本作。

 しょせん異世界ものなんて! とか
 ヒロイン見た目が萌え萌えしてね? とか

そんな苦手意識を軽く飛び越えてくる作品との評価がわりと一般的でして私もそう思ってる一人。
それはまるで長らくおっさんらが独占していた焼酎。タカラ『缶チューハイ』でも越えられなかった壁を乗り越えたあの金字塔を彷彿とさせます。というわけでサブタイトル↓

 ネタバレレビューを読む

…すみません本題に戻ります。

ちょうど1stシリーズの前日談に該当し、森に住まうエミリアとパックとの関係性に焦点をあてた内容。
その後を知ってますのでエミリアが森を出ようと決意するまでの話と聞いても驚きはないでしょう。
観なくても本編視聴に支障はないが、本編を観てないと理解し難いTHEサブストーリーになってます。
また本編の主要キャストはほとんど登場せず、です。


『死に戻り』『レム』のキラーコンテンツがないためわりと地味め。というか多かれ少なかれ『リゼロ』で視聴者が想定しているネタがないので肩透かしはあるでしょう。
ここはもう好き好きで、むしろ劇場版らしい閉鎖空間といいますかエミリアとパックの二人に集中できたかな、と私は好意的に受け取ってます。

たまたまの地上波放送のきっかけがなければ視聴に至ってなかったでしょう。正直ラッキーでした。

 ネタバレレビューを読む

知ってはいたけど肉付けされてました。

 ネタバレレビューを読む

むしろこの裏付けがとれたことが自分には収穫でした。


※ネタバレ所感

■エルフという生き物

架空の生物なんですけどイメージってありますよね。自分は以下の通り。皆さんはいかがでしょうか?

 ① 長命(あくまでイメージ)
 ② 森に居住(これまたイメージ)
 ③ 耳長で細身で美形(むしろ願望)
 ⓸ プライド高い(経験則)

出会ってきた作品によって誤差はありましょうがだいたいこんなで合ってます?
エミリアって⓸がない分イメージ像から微妙に外れていて、そのことでうっかり“ハーフエルフ”って設定を忘れがちな私です。
ただ今回は②スタートでとってもエルフらしい。やや悠長に構えてる感じも①が影響してると思われしっくりくるのでした。

ネタバレレビューを読む


『死に戻り』という設定の妙
『スバル』『レム』という突出したキャラ

作品の魅力となってる主要成分それはそれとして、例えばこんなとこでもエルフをネタに半歩ずらしを加えてきてたりと抜け目ないなぁとも思った劇場版でした。
そもそも森出ないと物語が始まりませんもんね。

エミリアたんが百年の孤独を気取ったりしなくて良かったです。



視聴時期:2021年1月

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2021.03.17 初稿
2021.10.26 修正
2022.01.26 修正

投稿 : 2025/04/19
♥ : 44
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

内山さん素晴らしい

視聴前 対して期待は

視聴後 うん

この話はパックとエミリアちゃんが契約するまでの話
ジャンルは魔女・魔法
まぁ回想編です。前回の映画の続きからとなっていますが基本は無視でいいです。別に前作を見なくても特にどころか気になりません。
内容です。回想編なので語り(ナレーション)が入るかと思ったら入らない、完全な回想です。これによりどういう経緯で契約したか、謎多きパックの正体の片鱗を知ることが出来ますが、正直面白い!と感じることはありませんでした。
全体的にまとまっていましたが、主題となる「経緯」を説明しただけ、という印象が大きいです。回想編なので大体の結末(死ぬか死なないか)は知ってるし、葛藤も本人からすればネタバレレビューを読む。正直微妙。

本作の主人公はエミリアちゃんです。なつきすばるとかいうゴミはいませんので、ファンの方・アンチの方はそこら編ご注意を。

賞賛をしたいのは声優さんの演技力です。エミリア役の高橋李依さんもそうですがパック役の内山夕実さんが非常に素晴らしかったです。シリアスシーン的な場面にて言葉では表現しにくい絶妙な声で見ている人に感覚的に心情を理解させる技術は本当に素晴らしい

監督は渡邊政治さん。同
シナリオは横谷昌宏さん。同
キャラクターデザイン・総作画監督は坂井久太さん。同
劇伴は末廣健一郎さん。同
アニメーション制作はWHITE FOXさん。同

作画は良く、戦闘シーンなどは丁寧に描かれている印象でした
主題歌はカラスヤサボウさん作詞、ヒゲドライバーさん作曲、nonocさん歌唱の「雪の果てに君の名を」
声優さんは先ほども言ったように素晴らしいものでした

総合評価 声優さんのすばらしさがわかる話

投稿 : 2025/04/19
♥ : 15

68.8 22 異世界で異種族なアニメランキング22位
異修羅(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (193)
387人が棚に入れました
地平のすべてを恐怖させた魔王が打ち倒され、破滅に怯える必要がなくなった時代。 未来に夢を見ることができるようになった今、少女は理不尽な暴力の渦中にいた。 素晴らしかった景色はもはやなく、都市も、草花も、全てが燃えている。 生きながら解体されていく親友の苦悶の断末魔を聞きながら、少女は逃げ出した。 親しい誰かが死にゆくとき、自分が無力でいること以上の絶望があるだろうか。 しかし、少女の前にふらりと現れた一人の剣士が、絶望を、抗うことのできなかった理不尽を、たった一振りのなまくらで、いともたやすく斬り伏せてしまった。 「――柳生宗次朗。このオレが、地球最後の柳生だ」 この世界には、あらゆる“力”の頂点を極め、「最強」の名を戴く者たちがいる。 剣士もまた地平に蠢く無数の、“修羅”の一人。 魔王亡きこの世界で、なおも闘争を求める、その一人目に過ぎない。 ――そうか、私はこの男が、“強者”が許せないんだ。 幾度も命を救われたにも関わらず、少女に芽生えた見当違いな感情。 しかし、すべてを失った少女には自分自身を支えていく理由が必要だった。 ――この男を殺す。この世界には、それができる“強者”がいる。 理不尽な“強者”たちへの憎悪を支えに、少女は剣士と共に歩き出す。 「最強」を殺す旅路は、そうして始まりを告げた。


声優・キャラクター
柳の剣のソウジロウ:梶裕貴
遠い鉤爪のユノ:上田麗奈
星馳せアルス:福山潤
静寂なるハルゲント:大塚明夫
警めのタレン:朴璐美
鵲のダカイ:保志総一朗
夕暉の翼レグネジィ:森久保祥太郎
晴天のカーテ:雨宮天
世界詞のキア:悠木碧
赤い紙箋のエレア:能登麻美子
濫回凌轢ニヒロ:高橋李依
音斬りシャルク:山寺宏一
鎹のヒドウ:岡本信彦
速き墨ジェルキ:子安武人
海たるヒグアレ:杉田智和
月嵐のラナ:花守ゆみり
通り禍のクゼ:三木眞一郎
静かに歌うナスティーク:堀江由衣

こま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

1話切り。最初の方で体を引っ張るグロあるので観る人は注意を。

巨大ロボの襲撃により都市は壊滅。ロボの中から小さいロボが。

まず腕をちぎります。次は足を。またまた足を腕を最後は体をぐちゃぐちゃに。
ちなみに最初ヒロインと交流があった女の子でしたとさ。

アレを見る限り人の悲鳴泣き叫ぶ声が大好き拷問が好きなタイプ。
命が消えるその瞬間まで苦しむのを見ながら殺してる。
その後の他の個体がやったと思われる死体が散乱しているが、千切られた様子もないので多分個体によって違うのかも。そしてこのロボの説明文で心があり喋れるとあるので確定。
まあ喋りながら殺されるよりかはマシかもしれない。見た目ロボなのもあるが。

ヒロインは主人公の理不尽な強さを妬み憎み、この主人公を殺せる人間?を探す為に主人公と一緒に案内役として行く事になる。全員が通り名持ちで強いのかもしれない。
幾つかの作品で最強!とか言われてたキャラが、瞬殺されるのもあったのでどうなるか。

巨大ロボをボロボロの刀で倒して終わり。
もっと早く来てくれたら…!で憎むでは無かったのは初めてみたけど、それだけで続きが気になるかっていうとね…。
2話次第かな。

2話見逃したのでマンガ見た感想を。
その前に。
アニメ最初のグロシーン。マンガは腕を1本千切って終わってる。
何故ならヒロインはこの時点で逃げてたから。
ちなみにヒロインはスカートなので…確かアニメでは無かったはず。

マンガ冒頭。魔王を殺した勇者が誰なのか?が分からないから最強の全員でバトル!
果たして16人の中にホンモノの勇者はいるのか!?みたいな?
マンガだとこんな感じ。コレが必要かと言われるとあってもなくてもかな。

アニメ2話からの部分読んだけど別キャラに変わってた。ワイバーンかな?

自分の手柄のために弱ってるドラゴン倒す算段たったよ!おじさん→部下が全員殺され一騎打ち!→そこにドラゴンに深傷を負わせたワイバーン登場。
コレで終わり…と言うか無料だとここまでしか読めなかった。

よく分からない少年がロボを倒したら場面変わって、次は知らないおじさんとドラゴン出て来て、最後に見た目からして喋りそうなワイバーンて…。
コレで続きが気になるかと言われるとね…。
面白そう!とはならなかった。

いくつか感想見た感じキャラ紹介が長い作品とか言われてた。
コレを信じるならそう言う事なんだろうね。

マンガは少しだけしか読めないのがホント致命的。
これだとマンガまで買おうとは個人的には思わない。
そしてもちろんアニメも気にならない。
1話切り。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 2
ネタバレ

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ここまで全て地区予選の予選です。

キャラの話やってから本編でトーナメントおっぱじめるのか?話の内容はまだなんとも言えないが、バトルシーンはハイクオリティ。CG演出も迫力があっていいね。

キャラが好きになれるかどうかで言えば…ヒロインの逆恨みムーブが謎すぎて…シナリオ面もこれ不安要素の方が大きいな…

脳死で見るタイプの厨二バトル群像劇って感じ、見たことありつつも目が離せないので今後の展開次第かな?(追記:1話にでてきたあの二人は別に主人公とヒロインって訳ではなさそう、なんなら主人公やヒロインって概念があるかすら怪しい)

2話追記

今回は新しく出てきたオッサンとワイバーンの奇妙な縁の話。やっぱり違う話を少しづつ繋げてからトーナメントに臨ませる構成なのか。あとオープニングエンディング劇伴どれも良かったので加点しました。

3話追記
バトルだらけだった1話2話から一転して世界観掘り下げやキャラ描写主軸の話に。今までと違って思考がわかりやすいキャラが多くなってきて良くなった感はある。世界観が分かりやすくなってすんなり入ってきたけど説明は多少はあるけどもう少し分かりづらいので分かりやすくまとめた資料的な何かが欲しい。少なくとも1クール目は序章みたいな感じで終わるのか、中途半端な所で切られないどころかキャラ紹介が終わってない段階で1クール完走はご勘弁を…

4話追記
ウダウダ話すだけの世界観説明をおねロリ百合展開を挟むことで目の保養になる場面として昇華させるテクニックには恐れ入った。とはいえバトルがないのは物足りない…それとキャラ紹介はそろそろ終わるのか?次回でメインの修羅達の話切りそうなんだが…バトルの面白さや世界観、キャラの良さで持ってるけどそろそろ本筋始めないとキツイ。

5話追記
狂気的な杉田智和、いそうであんまいないけど見られて満足、三木眞一郎の気だるげで飄々とした感じは良かったな。そして6話、ようやく修羅同士の激突が始まる予感!トーナメント入るにせよ入らないにせよ面白くなることを期待。

6話追記
ついに各キャラの思惑が交差する展開に!こういう諜報メインの頭脳戦は見ててハラハラする。どのキャラも一枚岩じゃないからあぁいう引き込み方が出来るのかな。ただ惜しむらくは本格的なバトルは7話まで持ち越されそうになるのがなぁ…

7話追記
ついに修羅同士、ふたつの大勢力が激突し始める。大会始まる前に破壊!?どうなるのかいよいよ読めなくなってきた。

8話追記
修羅の交戦が始まり軍略的にもバトル的な意味でもまさしく混戦状態!大会始まる前で街一つ壊滅する規模の戦いとか今後大会やるとしたらスケールダウンするかしないか分からんな、ってかネタバレレビューを読む

10話追記
9話はレグネジィとアルスのワイバーン同士の因縁対決。背景に何があったのかはあまりベラベラ語らないが、とにかく空中戦の迫力と勢いが凄まじい。
10話はニヒロVSダカイ。ニヒロはあれであっさり死ぬとは思えないが本当に死んでしまったのだろうか?にしても先行きがいい意味で読めないアニメだな…
ラナの発狂と暴走を止めたいキアの純粋さは心打たれた。切に生き残って欲しい。

最終話追記
まだまだ戦いは始まったばかり…どころかまだ始まってすらいないという、スケール感がヤバすぎるな…今後の修羅の登場で色々と情緒が爆発しそう。
あと2期決定おめでとうございます。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 7

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「厨二病・なろう原作者の思い付きを詰め込んだような作品」ながらも破綻なくみせているのは凄い

【レビューNo.164】(初回登録:2025/1/5)
ラノベ原作(カクヨム・なろう発)で2023年作品。全12話。
これも2025冬アニメから2期が始まるので、放置していた1期のレビューをと。


(ストーリー)
本物の魔王が死んだ。
しかし魔王を倒した一人の勇者は、今だその名も実在もしれぬままであった。
恐怖の時代が終息した今、その一人を決める必要があった。

遠い鉤爪のユノは、突如起動した迷宮機魔(ダンジョンゴーレム)により故郷
や友人を失ってしまったところを、異世界から来た剣豪・柳の剣のソウジロウ
に命を救われる。
彼女はソウジロウに黄都で開催される”勇者を決める”上覧試合に参加すること
を提案する。
その頃リチアの警めのタレンが黄都に対し反乱を起こし、各陣営に強者どもが
集結しつつあった。


(評 価)
・多種多様な強者キャラが入り乱れ!?
 本作に登場する主要キャラですが
 ・柳の剣のソウジロウ: 梶裕貴
 ・遠い鉤爪のユノ: 上田麗奈
 ・星馳せアルス: 福山潤
 ・静寂なるハルゲント: 大塚明夫
 ・警めのタレン: 朴璐美
 ・鵲のダカイ: 保志総一朗
 ・夕暉の翼レグネジィ:森久保祥太郎
 ・晴天のカーテ:雨宮天
 ・世界詞のキア: 悠木碧
 ・赤い紙箋のエレア: 能登麻美子
 ・濫回凌轢ニヒロ: 高橋李依
 ・音斬りシャルク: 山寺宏一
 ・鎹のヒドウ: 岡本信彦
 ・速き墨ジェルキ: 子安武人
 ・海たるヒグアレ:杉田智和
 ・月嵐のラナ:花守ゆみり
 ・通り禍のクゼ: 三木眞一郎
 ・静かに歌うナスティーク:堀江由

 香ばしい二つ名を持つ個性的なキャラを豪華声優陣が演じるというなかなか
 の贅沢仕様になっています。
 (彼らは決して厨ニ病でなく、この世界では「二つ目の名」までを含めて正式
  な名称とされるらしい)
 1話を観た感じでは
 「ソウジロウやユノが主役となり上覧試合を勝ち上がっていくストーリー!?」
 かと思ったのですが、2話でいきなりタレンが黄都に対し戦争をおっぱじめる
 ので、1期では上覧試合の前哨戦を描いて終わるという感じですね。
 
 2話以降も前半は上述キャラを順次紹介していく展開がメインになっているの
 で、「点と点を見せられているような」モヤモヤした感じが残るという印象
 です。
 両陣営の面子が出そろった7話から交戦開始、「修羅」と呼ばれる強者どもの
 バトルを中心に戦争が激化していきます。
 バトルの作画レベルは非常に高く見応えがあります。
 「この『修羅』同士の戦い、勝つのはどっちだ!!」
 という緊迫感がありますし、また
 「紙一重の戦いの中で何故決着がついたのか」
 という説得力や納得感もありますし。

 ただこの「修羅」という存在、ソウジロウのような人間の剣士だけでなく
 ・知性を持つワイバーンやマンドレイクにスケルトン
 ・巨大メカを操る屍魔(レヴナント)の少女(生物兵器的な)
 ・果ては「『死の牙』を持つ天使」に守られた始末屋や
  「思うだけであらゆる現象を引き起こす」謎のチート能力少女
 まで「何でもありの”ちゃんぽん感”」が凄いんですよね。
 そういう意味では、シラケさせずちゃんと面白く魅せているのはなかなか
 凄いなと素直に感心。


・キャラ描写も細やかでよいがやっぱ多すぎw
 上述のように表面は結構荒っぽいですが、各キャラの背景や人物像といった
 細かい描写がしっかりしているのも本作の特徴。
 各キャラを魅力的に描いています。
 ただ1クールの中で3つ位の軸を描きながら、多数のキャラが登場し皆それな
 りに出番があるので、やはりキャラに感情移入しにくいのかなあという印象
 はありますね。

 また「修羅」といった強者にスポットが当たりがちですが、本作のテーマは
 意外と彼らに生存権を握られても何も抗えない、ユノやラナのような
 「(自分の無力さに苛まれる)弱者の叫び」
 でもあるんですよね。
 (後述する最終話に繋がる部分でもありますし)
 この辺は「人間の”性”をしっかり描いているな」と評価したいところ。
 ただこの辺も少しヒステリックで過剰演出かなと感じるところはあるので、
 好みは別れそうです。 


一見すると
「厨二病・なろう原作者の思い付きを詰め込んだような作品」
で、ともすれば空中分解しそうな危うさもあるのですが
・キャラ描写の細やかさ
・上手いストーリー構成
で破綻なくみせているなという印象ですね。
(まあ交戦開始まで「ちょっと長げーよ!」と感じるところもありますがw)
それでもまだ
「すっきりしないモヤモヤ感」
が残るのですが、最終話で今回のカラクリが明かされ
「全ては繋がった!そういう物語だったのか!!」
というカタルシスを得て終われるようになっています。
(幾分ガバガバ感はありますがw)

個人的には原作をよく理解して、レベルの高い作画で仕上げた「パッショーネ」
の大健闘といえるのでは。
(いうても原作は知らんけどw)


(追 記1)
ただ上覧試合を始めるにはまだ「修羅」の数が足りてない感じなので、2期も変
わらず新展開からの新キャラ投入という流れが予想されます。
・更なる面白さを提供できるか(1期の劣化版で終わらないか)
・既出キャラとのバランスは上手く保てるのか
1期は上手く捌きましたが、2期は結構ハードルが高そうなので、上覧試合まで
失速せずに繋げられるのかに注目ですね。
そういう意味では3期位までの制作は決まっていたりするのかも。
最近割と「コレ3期もやってくれるの!!」みたいなパターン増えてますし。

(追 記2)
ソウジロウを初めてみた時
「ん!?こいつの羽織ってるモノって、もしかしてジャージ?」
って目が一瞬点になったわ。
異世界でジャージをかっこよく着こなしているのは、こいつとリゼロのスバル
位だろw

投稿 : 2025/04/19
♥ : 15

57.9 23 異世界で異種族なアニメランキング23位
モブから始まる探索英雄譚(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★☆☆ 2.7 (97)
240人が棚に入れました
モブな男子高校生の成り上がり英雄譚!ステータスも低くいわゆるモブキャラである高校生・高木海斗は、日本に現れたダンジョンで毎日スライムを狩り、クラスのマドンナである幼馴染に憧れながらせっせと小遣稼ぎをするふつうの探索者だった。ある日そんな彼の前に、見たこともない金色のスライムが現れる。困惑しつつも倒すと、神話の存在を呼び出せるサーバントカードと呼ばれる時価数億の激レアアイテムが!!覚悟を決めて召喚するとそこにはこの世のものとも思えぬ美しさの戦乙女(ヴァルキリー)が現れ――。モブな探索者から成り上がれ! 現代バトルファンタジー開幕!

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

1話に全振りされると1話切り勢としては困ってしまうな

1話 4.1 現代ダンジョンもの。作画が良好でキャラに共感できるので十分面白い
現代ダンジョンものですね。
なろうか… と警戒して見ましたが、いや結構良いですよ。
私は気に入りました。

まず作画。十分良好ですね。絵柄も良く、主人公も格好良いですし、ヒロイン達も可愛いです。
アクションは今のところは殺虫剤かけてるだけですが、まあ魔法の演出なども十分では。

で、内容ですね。内容も気に入りました。

主人公はヒロインの父にあこがれて冒険者を目指していると。
なろう系にしてはしっかり目的が描かれていましたね。

超レアなサーヴァント召喚カードをたまたま手に入れて、そこから始まる出世話という感じですね。
レアアイテムをたまたまゲットするというのは、誰にでも起こり得て、誰かに起こり得るものなので、チート能力をゲットする理由として全く問題ないのでは。
理不尽感は無いです。
主人公はスライムを倒し続けて2年、1000匹狩り続けていたわけですから、ちゃんと努力もしていましたからね。

このレアカードは売れば10億円。現代物だから価値がわかりやすいですね。10億あれば大抵の人の生涯年収を上回っているわけで、人生上がりみたいなものです。
それを自分で使うか、売るか、しっかり悩んだ上で、自分で使うと選んだ。

憧れを優先したわけですね。
もちろんそうしなければ始まらないわけですが、主人公の選択の結果としてチート能力を得たわけですから、これもいいかと。
10億円分の課金アイテムだから、強力なのも当たり前ですし。

ダンジョンができて冒険者は高額収入を得たり英雄として評価される世界観なので、最高に価値のあるアイテムが10億というのも私は納得しました。

で、シルフィーが登場した時に幼女でがっかり、という対応も良いと思いました。
幼女だヒャッホーと喜ばれたら流石にドン引きですし、普通に頼りなさそうに思えますよね。カードのイラストと違うし。
だからって10億でこれかよ、みたいな見下した態度は一切とらず、庇護対象とみなしてちゃんと優し接して、実際戦わせたら自分より遥かに強いから、逆に女神として敬意を払ったり…。

なんか、すごくいい感じの主人公です。
自分もそう思う、という感じの自然さがあります。

主人公が気に入ってしっかり共感できたので、ここからの出世街道を楽しみに見ていきたいと思えました。

今期はいい感じのなろう系が多くないですかね? こうやっていい感じなら、なろう系は本来好きなジャンルなんですよ。
こうして楽しめるなら嬉しい限りです。

2話 3.7(作画減点)現代ダンジョンもの。作画が良好でキャラに共感できるので十分面白い→2話で作画崩壊とか…

作画酷い… いや2話で作画崩壊ってどういうこと?

ありがちなのは、8~11話あたりね。このあたりで力尽きるのは、まだわかる。で、最終話だけちょっと頑張ったり。
また途中のグロス回だけおかしいとかもよくある。
最初から力不足なら1話から作画崩壊と言われる場合もあるけれど。

でも2話って。
そのあたりって最初に納品しておくんじゃないの?
そんな早く崩壊するなら期をずらすなりなんとかしてくれ。

1話でこの作画だったら切ったんですが…。
どうなんでしょうね。おかしいのはここだけで、今後マシになるのでしょうか。今後どんどんひどくなる可能性もありますかね。
かなり不安です。

全話感想 
うーん、まあクオリティ低かったですね。
1話に全振りしたのか以降作画は低調で、これならあまり見る必要は無かったです。
1話切り勢からすると、1話に全振りして高クオリティ、以後グダグダってのは本当に困ります。
2話以降の品質が見えていたら1話切りできたのに…。

とはいえ、本気でつまらないなら2話以降でも切れば良かったのですが、一応、本気でつまらない、まではいかなかったんですよね。
いやどのアニメもそれなりに面白い部分はあるので、当然かもしれませんが。

なろう系ってのは基本的には好きな話なんですよ。
現代にダンジョンができてそこを探索して成り上がっていく話、普通に好きです。

クオリティが低すぎて楽しめないのが問題なのであって、ほどほど楽しめるなら、好きなタイプの話はできれば見たいのです。

本作は一応主人公の動機が悪くなく共感でき、普通に冒険している話なので普通には見られる。
主人公は馬鹿ですけど、単に馬鹿なだけで不快では無いですからね。

だから、見ようと思えば見られる作品でした。なので最後まで見ちゃいましたが。
ヒカリン助かって良かったね、程度は思いました。

でもまあクオリティは低く、クソアニメだと言われていても否定する気は全く無いです。


後、Web原作、コミカライズも見てみました。
Web原作は… 案外悪くないですね。テンポ良くサクサク見ることができました。ただこれくらいでそこまで人気が出るのかは不思議でしたが…。
でもサクサク読めるだけで実はクオリティ高いってことなんですよね。
なので評価されたのもわかる話です。

しかしコミカライズはクオリティ高い。非常に良かったです。
でも設定や展開などかなり改変していて、それでぐっと面白さが増していると思いました。
アニメ化したのはこっちの功績が大きいのでは?

近年、なろうのアニメ化は多いですが、コミカライズで人気を博してアニメ化って例も多いと思うのですよね。

コミカライズでずっこけたけどアニメ化したってケースありますかね。
後で考えてみよう。

だというのに、原作→コミカライズ→アニメ化 ではなく
原作→コミカライズ
原作→アニメ化
という流れしか、基本的には無いというのは本当にどうなんでしょう。

それって一番の功労者である、コミカライズの実績をなくしてしまうのでは…。

本作もコミカライズのクオリティが高いですし、
誰も僕の世界を… もコミカライズは面白いのにアニメはゴミだったり、なんでコミカライズをちゃんと生かさないのかなー?

他は仕方ないですが、チー付与だけは絶対にコミカライズ版をアニメ化して欲しいものです。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 3
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

【評価辛目】ダンジョンのエンタメ化がリスク警戒心をバグらせる?

原作小説はweb版、ラノベ版共に未読。コミカライズも未見。

【物語 2.5点】
量産型の異世界転生物?と思いきや、舞台は現代社会。
ダンジョンの方が現世に出現したことで、ダンジョン攻略文化が根付いたパラレルな日本にて、
万年スライム狩りのモブ探索者である主人公少年が、激レアサーヴァントカードを入手し、
戦乙女シルフィーを召喚することで、ダンジョン深層へと足を踏み入れていく。

クオリティだけ見ると初回で視聴切る内容だったのですが、
私がズルズルと完走してしまったのは、
この世界におけるダンジョンの位置付けの異様さと言いましょうか、シュールさと言いましょうか。

ダンジョンの魔物は攻略に来た現代人をガチで殺しに来ていますし、
実際、主人公の高校生少年が憧れる学園の“マドンナ”の父親は、
ダンジョン探索中に失踪しており、
マドンナは主人公少年が危険なダンジョンに行くことを良しとしていません。

にも関わらず、この世界の人々は老若男女誰もが、
放課後ちょっとカラオケにでも行くような感覚で、
気軽にダンジョン探索を楽しんでいる。

如何にレアアイテムで一攫千金のチャンスもあるとは言え、
とかくリスクに過剰なアレルギー反応を示す現代社会が、
身の危険を顧みないダンジョン探索を許容するというのが、
私には腑に落ちなくもあり、どういう仕組みなのか気になる点でもあり。

人々のダンジョンに対するリスク警戒心を和らげたのは、
ダンジョンのエンタメ化でしょうか。
主人公が通うダンジョンは周辺に遊戯施設も有しテーマパーク化。
アトラクションの一種みたいにダンジョンを取り扱うことで、人々の感覚を麻痺。

さらにはダンジョン探索者の奮闘を題材にした人気ドラマが制作されたり、
テレビのニュースもダンジョン探索隊を英雄視して取り上げたり。
メディアによるある種の洗脳も、ダンジョンのリスク許容に貢献。

この辺りは、我々の社会における自動車などと似ているかもとも思いました。
現代日本でも事故で毎年2000~3000人の命を奪っている自動車ですが、
CMやモータスポーツ等で、車はカッコイイとのイメージ刷り込みが成され、
今日もドライバーたちは制御を失えば吹っ飛んでいく金属の棺桶に乗り込んでいるみたいな。


以上、長々と屁理屈をこねて来ましたが、
ハッキリ言って、多くの視聴者にとって、こんな物は興味深い視聴動機にはなり得ない、ツッコミどころw

基本設定から、ここまで紙幅を費やさねば、擁護できない時点で、
基準点3.0点から上乗せできる要素はないわけですが。

今回、私が、さらに基準点を下回ったのは、終盤の展開。
モブ主人公が英雄に憧れる気持ちを抑えられずに、ダンジョンに立ち向かっていく。
ダンジョン探索に懐疑的なマドンナともちゃんと向き合う。
といった感じで、主人公少年が作品テーマの真正面から問題を解決するかと思いきや、
ネタバレレビューを読む ために深層に向かうという、
脇道からなし崩し的にダンジョン探索継続が強行されたこと。

流されるからこそ主人公はモブなのでしょうが、
ダンジョン探索者の芯の部分まで他力本願なのは、私にはちょっと頂けませんでした。


それでも私が完走できたのは、シリーズ構成・筆安 一幸氏との相性としか言いようがありません。
TVアニメ版『邪神ちゃん』、最近はTVアニメ版『シャンフロ』などでも お世話になって来た同氏の構成。
道中、退屈する回があっても、何故か居心地が良くて許せてしまうんですよね(苦笑)


【作画 1.5点】
アニメーション制作・月虹

かねがね私は各所で、ダンジョン物でモンスターデザイン、作画に気合を入れない作品はダメだと申し上げておりますが、
本作はダメでしたね~。
単純に生き物を巨大にしただけの物体など、もはや魔物でもモンスターでもないんですよ。

ある階層で、出てきた敵が単なるネタバレレビューを読む だった時はやる気あんのかー!
とテレビに殺虫剤噴射しそうになりましたw
まぁ、逃げ惑うシルフィー&ルシェ、ちょっとだけ面白かったですが。

あと、脱線しますが、モブ主人公の殺虫スプレー二刀流、モブ感半端なかったですねw


ここまでならまだ作画2点台なのですが、
今回1点台に沈んだのは、第7話「青春のオープンキャンパス」

パーティメンバーの女子3人が通う大学を舞台にした日常回なのですが、
この回、なんと主人公少年グループとマドンナ、女子3人の他に、オープンキャンパス見学者が一人もいませんでしたw
学生まで含めても、主人公らの所にボールを蹴り入れてしまったサッカーサークルの4人のみという閑散ぶり。
主人公がこの大学に合格できるか以前に、
私はこの大学、人気なさすぎて閉鎖にならないかが心配ですw

何か描こうと頑張って絵が崩れたまでなら、まだ2点。
が、そもそも描く気がないのは一線を越えています。
黒山でも、へのへのもへじでも何でも良いから、何か置いて欲しい。
それすらもできないなら、こんな日常回なんて放送休止でいいですから。

悲痛な作画トラウマと共に評点1.5で。


【キャラ 3.0点】
主人公のモブ男子高校生・高木海斗。

“マドンナ”葛城春香とは幼馴染で、海斗自身は鈍感で気付いていないようですが両想い。
のみならず、幼女な出で立ちのレアサーヴァントを次々と引き当てたり、
美人な大学生令嬢パーティとお近づきになったり。

優しいくらいで取り柄のなかった少年が労せずしてハーレム状態になっていく、
この手のストーリーにありがちなキャラ相関図。

本作のある意味凄いところは、好いた惚れたの理由を詳述する気がほぼ無い所。
それどころか、幼女サーヴァントの従属といったレアな出来事が続くのは、
主人公が引き寄せ体質だからとの開き直りすら見せる。

ダンジョン探索において運(LUCK)は重要ですし、
取って付けたような理由で、男女関係を深堀りしても、墓穴を掘るだけなので、
安全策という意味では無難なのでしょうが。

主役がこれでは、例えサーヴァントがロリロリで萌えても、
私には基準点が限界ですね。

ただし、売れば10億円にもなると言うレアカードを、
あっさり召喚で消費して、探索者として飛躍のキッカケにしてしまう。
主人公の冒険者気質と言いましょうか、金持ちにはなれない小市民気質と言いましょうか。
その純朴さは自分には無いものだと感心はしました。


【声優 3.5点】
主演・高木 海斗役の保住 有哉さん。
抑揚をセーブして小物感を出したりするナヨナヨした演技で、
見事なモブムーブを好演出。
海斗くんが勇者だとは思えなくても、モブじゃないと疑う人はほぼいないでしょう。

その他、キャストは中堅、新人が混在する、若手育成型の布陣。
CV.青山 吉能さん率いる女子大生3人組の中で、
田辺 光梨(ひかり)役の 辻森 梓咲(あずさ)さんは本作が初レギュラーの新人。
魔法詠唱の迫力などには、まだまだ課題があるのかなと感じました。
もっとも、ひかりんはネタバレレビューを読む なので塩梅が難しかったのもあるでしょうが。

そんな中、私に癒やしを提供したのはサーヴァント・シルフィー役の花澤 香菜さんのロリ幼女ボイス。
いつも通り、主人公がスライムを倒しただけなのに「流石です!ご主人様!」と褒めそやす。
何でも肯定する甘々ボイスに身を委ねていると、
今日一日、誰も褒めてくれなくても、俺、十分頑張ったんじゃないか?
と錯乱して救われた気分になりますw

後に召喚されたルシェリア役の相良 茉優さんの自己顕示欲強めのツンデレ幼女ボイスも、
ざーさんの甘味成分を中和する辛味といった感じで美味でした。
流石は『ニジガク』かすみんの中の人です。

中盤お二人の幼女ボイス供給が途絶えた時は、私もほぼ心が折れかけましたw


【音楽 3.5点】
劇伴担当は井内 啓二氏。
英雄譚を盛り上げる勇壮なサウンドについては『ダンまち』などでも定評がある同氏。
が、作中目立ったのは、次回予告でも使用された長閑なマーチ。
ダンジョン戦闘が続く中、むしろマーチを流す。
これはこれで和みますが、ちょっともったいない気も。

OP主題歌は天月-あまつき-「Up Start」
力強い男性ボーカルが冒険心を煽るアップテンポナンバー。
結局、私が本作で一番、冒険を感じたのはOP聴いている時だったのかなと(苦笑)

ED主題歌はMay'n「ストロボ・ファンタジー」
シルフィー視点を重視して制作された一曲。
EDアニメの成人モードのシルフィーとルシェ。
本編でも見たかったなぁ~(遠い目)

May'nさんは挿入歌「戦乙女の歌」も提供して、
戦闘シーン盛り上げに一役買っていましたね。

後半には、もう一つのED主題歌・SMILE PRINCESS「MOVE ON BABY」も登場。
冒険も佳境に入って、逆にMONACA提供のユルユル電波ソングで緩めて来る。
これもある意味、作風に合った選曲なのかもしれません。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 15

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

現代のダンジョン攻略

原作未読 全12話

現代に突如として現れたダンジョンを攻略していくお話です。1階層でスライムを殺虫剤で倒している冴えない主人公が、黄金のスライムを発見して倒したらドロップアイテムにレアな召喚カードが出てきてそのカードを使うと強力なサーバントが出現して、そのサーバントと共に深層に行きながら仲間を増やしダンジョンを攻略していきます。

都合の良い展開、雑な作画、殺虫剤を使った魔物を倒すという何ともいえないバトルと、観応えのあるシーンがありませんでした。

ダンジョンの出入り口にはアイテム換金所などあり、ドロップしたアイテムを買ってくるのですが、武器が殺虫剤しかないなら、レアアイテムは売ってしまいそうですねw

キャラ絵やモンスターは雑に描かれており、全話観ましたが最後まで改善することはなかったですね。

主人公にも感情移入できるところは余りないし、他のキャラも深く語られることはないので、よく最後まで完走できたと思いました。

最後は、仲間のある件が解決したところで終わっています。まだまだ攻略には程遠いようですね。

OPは、天月-あまつき-さん、EDはMay'nさん、SMILE PRINCESSさんが歌っています。

最後に、殺虫剤でモンスターを倒すという印象だけが残った作品でしたw

投稿 : 2025/04/19
♥ : 13

53.8 24 異世界で異種族なアニメランキング24位
エンドライド(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (151)
667人が棚に入れました
エンドラと呼ばれる地球の裏側の世界を舞台にしたファンタジー。前向きで明るい普通の中学生・浅永瞬が不思議な水晶の力でエンドラへと迷い込み、エンドラの王子・エミリオと出会ったことから物語は動き出す。

声優・キャラクター
小野賢章、増田俊樹、美山加恋、大橋彩香、高橋広樹、鳥海浩輔、伊藤静、内田雄馬

ポル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

普通に面白かった

主人公二人の少年は頼りなくて魅力があまりなく子供じみたいがみ合いが続くんですが、(何度か視聴やめようかとも思いましたが)後半に色々と急展開があって面白かったです。
キャラデザはいいほうです。が、敵キャラが青いのやら緑の人とか出てきて変な感じがしましたがw
ヒロインはあまり存在感ありませんでしたね。

デメトリオやパスカル博士が主人公だと思って見ておりました(違うだろw)
この二人は魅力あります。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 9

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「思い」の詰まった物語…だったと思います。

この作品はオリジナルアニメだったみたいです。レビューを書くためwikiをチラ見するまで全く知りませんでしたが、初めは何となく視聴を初めて…ヒロインのアリシアの可愛らしさに惹かれて…しばらく視聴していくうちに伊藤静さん、悠木さんも出演されて…振り返ってみると視聴して良かったと思える作品でした。

この物語の主人公は中学3年生の浅永 瞬…両親との3人暮らしで仲の良いごくありふれた家庭で彼は育ってきました。
父親の誕生日を家族で祝うため父親の経営している会社に瞬は迎えにいくのですが、社長室に保管されていた石に触れた途端、全く見覚えのない場所に飛ばされてしまったのです。

そこは暗い洞窟の中の様な場所だったのですが、その中の牢獄に一人の若者が幽閉されていたのです。
その若者の名はエミリオ…この物語のもう一人の主人公でした。
エミリオは投獄されるに値する十分な悪意…現王を憎み復讐するという明確な意志を持っていたのです。
こうして波乱に満ちた幕が上がり…物語が動いていきます。

瞬がエミリオと出会った場所はエンドラという地球の内側に広がる世界でした。
瞬はエンドラで様々な人々と出会います。
エミリオの幼馴染であるヒロインのアリシア…
エミリオの教育係で研究者のパスカル…
革命軍「イグナーツ」を率いるデメトリオとそのメンバーたち…

でも一番びっくりしたのは「ズー族」の存在…
なぜなら彼らにはエンドラの動物の血が混ざっている事が一目で分かる容姿…
確かにパッと見は怖いイメージもあるのですが、実際に話をするとそんな悪いイメージは簡単に払拭できるくらい義と忠に熱い民族でした。

それなのに「ズー族」だからといって蔑められ、過酷な重労働を強いられてきました。
同じエンドラで生きる民なんです…
確かに見た目の違いはありますが、それは彼らに辛く当たる理由にはなりません。
だからこそデメトリオらイグナーツが立ち上がった訳ですが…

でも、地球の裏側に別世界が広がっている…という設定はとても面白いと思います。
昔から「北極には地底に繋がる穴がある」「ナチス・ドイツは地球空洞説を信じていた」
などという話題がありましたから…

中でも個人的に興味を持ったのはアメリカ海軍のリチャード・バード少尉のお話です。
彼は地底の世界で眼下に広がるジャングルを見ただけでなく、写真まで撮ってきていたんです。
その写真には「のどかな田舎の風景」と記されていました。
この世界観…正にこの作品とマッチしているんですよね。

実際に地底に別世界が広がっているかは分かりません。
でも存在の可能性を物語に活かす点が普通のファンタジー作品とは一線を画していて面白いと思いました。

一方で物語の方は結構シビアな展開の連続です。
「復習」「革命」といったキーワードが浮上する時点で決して穏やかではないのですが…
とにかくたくさんの「思い」の溢れている作品でした。
本懐を遂げる事のできた思い…
行き場と一緒に失って…後から想像する事しか出来なかった思い…
本当の事が言えなかった思い…

今は仮初めの状態…でもそれが悪いだけでは無いと思います。
真実を追い求める事だけが幸せじゃない…
だって思いを伝えたら仮初めの状態が終わってしまうかもしれないのだから…
終焉をみんなが望んでいる訳ではないのです…
たくさんの思い…気になる方は是非本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、LUNA SEAさんの「Limit」
エンディングテーマは、藤巻亮太さんの「go my way」と中村一義さんの「世界は変わる」
クロムクロでGLAYが出てきた時にはビックリでしたが、正直LUNA SEAの方がよりビックリでした。
確か解散したんじゃ…と思って調べてみたら、2010年から活動を再開させていたんですね。

2クール計24話の作品でした。しっかり腰を据えた物語の構成は良かったと思いますし、終わり方も個人的には好きでした。
レビューではもう少しアリシアの可愛らしさについて触れようと思っていましたが、結局殆ど触れず終いになってしまいました。アリシアのCVは美山加恋さん…この作品がアニメ声優初挑戦との事でしたが、「ももへの手紙」の主人公である宮浦ももを演じられていたみたいですね。
「ももへの手紙」は未視聴の作品なので、今後視聴するのが楽しみになりました。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 10

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

スマホゲームの宣伝アニメ

ゲームの方は良く知りませんが、たぶん「エンドラ」の世界観だけ共有していてストーリーに直接的な関係はないと思います。

エンドラの世界観はいわゆる「地球空洞説」的なものによって設定されているようです。なので我々のことをエンドラの住民は「地上人」と呼ぶようです。

そして生まれつき使えるキャラと使えないキャラがいるようですが「化宝具」と呼ばれる固有武器があるようです。

アニメの主人公である浅永瞬(あさなが しゅん)とW主人公的な感じのエミリオ(エンドラ人の王子)は化宝具が使用できるキャラです。

エンドラは一応世界全体が統一王国で、物語は王族の内紛をベースに進んでいきます。

最初本作が2クール(全24話)あるのを知らずに1クールだと思って観始めて、10話くらいまできたところで「こりゃ1クールじゃ終わらないな、2クールなの?」と思って1クールちょっと観たところでしばらく放置していましたが、最近全話の視聴を終えました。

結論からいうと、別に時間を作って観なくても良いんじゃないかな…。

どうでもよいことと言えばどうでもよいことですが、提供絵が出てくるのにスポンサーがクレジットされないのがシュールでした。

…ちなみに地球空洞説からアクマイザー3を連想した人はかなりの歳です。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 20

55.8 25 異世界で異種族なアニメランキング25位
異常生物見聞録(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★☆☆ 2.6 (74)
222人が棚に入れました
とある北方の田舎町で、職がない、彼女もいない、ごく普通の23歳の青年・好人(よしひと)は生計を立てるため、自分が住んでいる一軒家の空き部屋を貸すことにした。初の入居者として、ちょっぴりおバカなおてんば娘「莉莉(りり)」を迎え、家まで案内する途中、吸血鬼「ヴィヴィアン」に襲いかかられる。そして、莉莉も人類ではなく「人狼」ということに気づき、二人の異常生物のバカげたやり取りの末、三人のルームシェア生活が始まる。その後、好人はひょんなことで多元宇宙の秩序を維持する希霊帝国にスカウトされ、審査官見習いとなる。様々な異常生物を入居者として迎え、彼らを管理することが好人の仕事となったのだ。好人はひと癖やふた癖もある異常生物の入居者たちとともに、他の次元界と表世界のスペースをさすらい、様々な異文明に遭遇し、宇宙にまつわる謎を解き、事件を解決していくのである。

声優・キャラクター
三上丈、洲崎綾、夏吉ゆうこ、檜山修之、本多真梨子、玄田哲章、諏訪ななか、川田紳司

ブラッキー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

文化の違いやご都合主義展開等等に辟易しそう

主人公がバスで妊婦に席を譲ったが、譲ったこととでバスの中で立つことになり、立ったところでバスが止まる。降りたい人たちに降りてもらうために主人公が一度降りておりたい人たちが降りたところで主人公を下ろしたままバスが発進してしまう。これは無賃乗車では?もし運賃が前払いだとしても問題あると思う。中国はこんなことが日常茶飯事なのだろうか?まあこんな展開日本にはないのでわからないが。この後主人公は産婦人科のチラシ配りをしている女の人にチラシを全部押し付けられて男なのに困ったなどとほざいているが、そんなこと普通にあるのか?そもそもチラシ配りは時給制ではないのか?チラシを誰かに押し付けられれば済むのならそもそも初めに誰かに全部配ってしまえばおしまいだろう。男だからとかそういう次元ではない。
あと猫耳っぽい女の子が犬なのは驚いた。人狼なのだそうだが、彼女の種族設定も正直よくわからなかった。おそらく中国では常識なのだろうか。
その少女と吸血鬼の少女が仲が悪くよく争っているという設定だがそれはなぜなのだろうか?もしかすると中国では常識であり今後説明されなさそうなので書いておく。
最後に思ったが吸血鬼は冷却能力を持っているのだろうか?
これらの伏線はもしかするとのちに回収されるかもしれないが、まあこの作品は今季最悪とも目される魔王なろうと似たにおいがするので鑑賞状態があだがもう見ないかもしれない。

追記
もう見ないっす

投稿 : 2025/04/19
♥ : 5

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

中国人による中国人のための中国舞台のアニメにしたら良かったんじゃ?

OPの曲はなかなか良かったんですが、期待できたのはOPまででした。少なくともOPの曲と作画は悪くないです(但し、???っていうシーンがどんどん挟まれて不安要素は多いですが)。ところが本編がはじまると、90年代の作画で急にストーリーの途中から始まって、ハズレ感が漂います。

そして街並みが…あれ?ここは日本じゃないようです。どうも建物の雰囲気とかがアジアの発展途上国っぽい、と思ったら中国アニメなんですね。それなのに「新宿」とか、無理な日本設定。ああ、でもかつての日本アニメも「憧れのニューヨーク!」とか「素敵なパリ☆」みたいなイマジネーションでとんでもな背景描写してたので、まあわからんではないですね。

ただ、看板もまんま中国語だし、名前も現代中国っぽいネーミングなので、だったらいっそ中国人による中国人のための中国舞台のアニメにしたら良かったんじゃ?それでも、内容が良ければ見る人もいるだろうと思います。むしろ、それで内容が良ければ、中国文化を理解させる一助になると思うし、日本アニメの質の悪い「パクリ」ではなくて、オリジナル作品として胸を張れると思うのです。

で、本作についてですが、残念ながら劣化版日本アニメの印象をぬぐえません。作画も手抜きではなくて精一杯頑張った感じはあるのですが、やはり1990-2000くらいの作画レベルに思えます。屋内もいかにも中国家屋ですし、食事も中国の庶民食っぽい感じでおいしそうではないw キャラデザもあと一歩至らない「コレジャナイ感」。劣化版ロウリィ・マーキュリーと、なんともチープなセンスの人狼。ストーリーも特に斬新なところはなく、もちろん面白さはありません。やり取りも、ただドタバタやってるだけで深みはなく、幼児向けアニメのようです。

変に声優だけハイクオリティなので脳内バグを起こしそうですが、総じて視聴継続する理由を見出せません。トップクオリティ作品の過当競争時代に突入した日本マーケットではとても戦えそうにないですが、中国本国では頑張ってほしいですね。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 6
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

その"異常"は、わたしが思う「異常」と同じでしょうか?

原作知らず。

2話目まで見て、離脱とさせていただきます。

物語自体、あまり新しさは感じません。ですが、ネタとしてはどう転がしてもよさそうな、面白くすることも容易なネタだと思います。

作画はあまり誉めるポイントがないと思います。キャラデザは悪くないのですが「よく見る感じ」。アニメーションとしては、下の上がいいところと思います。FPS低すぎる。OP映像のクオリティを上げられないのは、やはり厳しいです。口の動きも明らかにNot日本語対応。

笑いの感覚が違いすぎていて、着いて行きづらい。なんていうか、、、昔の感じがします。BGMの選択もちょっとな・・・わからないんだよな。

んー。。。なんか惜しい気がするんだ・・・・ネタバレレビューを読む

[2020/07/15]

投稿 : 2025/04/19
♥ : 13
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