2022年度の生徒会TVアニメ動画ランキング 5

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2022年度の生徒会成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月05日の時点で一番の2022年度の生徒会TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.6 1 2022年度の生徒会アニメランキング1位
かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★★ 4.1 (599)
2016人が棚に入れました
秀才たちが集うエリート校・秀知院学園 その生徒会で出会った副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行 誰もがお似合いだと認める2人の天才は、すぐに結ばれるのかと思いきや高すぎるプライドが邪魔して告白できずにいた!! “如何にして相手を告白させるか”という恋愛頭脳戦に知略を尽くしてきた歴戦の2人は各々、心の内にとある決心を固める…… 秀知院高等部の文化祭“奉心祭”の最終日までに、2人の恋愛模様は大きく動き出す事に!? 恋が天才をアホにする!! 新感覚“頭脳戦”? ウルトラロマンティックなラブコメ、再々始動!!


声優・キャラクター
四宮かぐや:古賀葵
白銀御行:古川慎
藤原千花:小原好美
石上 優:鈴木崚汰
伊井野ミコ:富田美憂
早坂 愛:花守ゆみり
柏木 渚:麻倉もも
大仏こばち:日高里菜
柏木の彼氏:八代拓
ナレーション:青山穣
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

UR-ハーサカ・愛

【物語 4.0点】
「恋愛は告白した方が負けである」と逡巡するうちに、
ライバル候補?が増えたり、周囲で他の色恋が花開いたりして、
{netabare}恋愛自粛ムードの懸念{/netabare}など、事態がさらにややこしくなっていく3期目。

前作、打ち消し線で消滅の危機に瀕したサブタイトル『〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』も
『-ウルトラロマンティック-』に取って代わられ、
白銀会長の{netabare}スタンフォード大学合格{/netabare}という区切りにより決着に向け動き出すが……。


前半戦はいつも通り生徒会周辺で方々に脱線して色々グダグダやってる感w
が新キャラや、既存キャラの新形態?などを、笑って楽しんでいるうちに、
恋は盲目。例えば藤原書記から見たら{netabare}死んだアルパカ{/netabare}みたいにダメダメな白銀会長でも、
恋に落ちた、かぐやには良い所ばかり見えるなど。
いつの間にか恋愛に関する視点の補強が下味として仕込まれて、
終盤、最終回1時間SPにはコクのある美味しい紅茶を頂ける。

徹底的な伏線の管理。目的のあるネタの扱い。
恋バナの上で悶え踊るような乙女心。ムズキュンな一言を絞り出す創意工夫。
作品に染み付いた愛ある仕事。間違いない。これは一流のラブコメだ。
(文化祭ネタ拝借。失礼致しましたw)

この辺りが、安定して面白い本作の隠し味でしょうか。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・A-1 Pictures

毎度、キャラ1体につき、何パターンのデザイン用意するんだ?
というくらい多彩なタッチを使い分けるギャグ対応力は健在。
最後の『サザエさん』タッチも交えたオチもズッコケポイント高しw

表情別に様々な形態が発見されて来たヒロイン・かぐや。
恋により豊かになってきた彼女の心模様を逆に実感するのが、
終盤前9話に挟まれた過去話「1年生 春」
“氷のかぐや姫”と評されていた頃の無表情。

赤~紫系の光による撮影処理も引き続きムード向上に貢献。
肌色率が高いわけじゃないのにドキドキするのは、
光源がエロいのもあるかと思いますw


【キャラ 4.5点】
四宮家の従者・早坂愛。
かぐやとの主従関係も含めた秘密保持のため、
校内ではクール系JKに擬態するなど、涙ぐましい努力で滅私奉公して来た早坂。
そんな彼女が見せた普通の乙女心が、前半戦で私のガードを崩した先制パンチでした。
これがあったからこそ終盤、かぐや様を応援する早坂の当たり前の忠誠心も映える。

成績学年3位のモブから、かぐやの周辺に出没し、準レギュラー格に浮上して来た、遠い親戚の四条眞妃。
(再従祖叔母(はとこおおおば)とか初めて見ましたw)
“おば様”のかぐやと似て高飛車?と警戒する間もなく、
秒でデレて自己完結する、不完全なツンデレw

一方で2期の過去話でキャラが立った石上の元には、子安つばめ先輩という春の予感が?
かぐや同様、竹取物語(「燕の子安貝」)がモチーフの学園のマドンナは高嶺の花ですが、
かぐや&白銀会長のロマンスと並行、共鳴するラブコメの波動でクライマックスを彩る。


【声優 4.0点】
恋愛頭脳戦を実況、解説するベテラン・青山 穣さん。
『かぐや様』?3期?もういいでしょう?と躊躇していても、
「ウソである(含み笑い)」などと抑揚が巧みな青山さんのナレーションを聴くと、
安心して結局、完走してしまいますw

早坂愛役の花守 ゆみりさん。
かぐや役の古賀 葵さん並に諸形態への対応力が求められた3期でしたが、
対F仕様の{netabare}ハーサカ君{/netabare}も含めてお見事でした。

出番がわずかでも、要所と見れば実力者をキャスティングする本気度も高ポイント。
白銀会長を生徒会に引き込んだ前会長役にも島﨑 信長さんを起用し、転機を印象付ける。

チョイ役に人気声優と言えば、
{netabare}伊井野ミコが“癒しBGM”として聴いていたイケメンボイスに
梅原 裕一郎さん&斉藤 壮馬さんをねじ込んで来たのもゴージャス。
両耳をイケボで挟まれて「君は偉いよ。とても頑張ってる」などと囁かれたら
男の私も危うく堕ちそうになりますw{/netabare}


【音楽 4.0点】
劇伴担当は1期以来の羽岡 佳氏。
相変わらず往年のトレンディードラマや科捜研?情熱大陸?
と想起させられるパロディぶりで多彩なギャグを追撃。

本音を中々言えない本編とは対照的に、
主題歌では昭和歌謡曲風のメロディに乗せて、
先攻・白銀、後攻・かぐやで心情を吐露する構成も恒例。

OPは鈴木 雅之 feat.すぅ「GIRL GIRL」
“愛を 愛を 愛を 打ち明けてくれ"
"GE・N・KA・I・DA!DA!DA!DA!”
と語句を反復強調して熱を込めていく歌唱が熟練の味。

EDは鈴木 愛理さんの「ハートはお手上げ」
内容は素朴なラブソングなのに、流れるED映像は壮大なスペース・オペラw
『かぐや様』アニメも劇場版実現の暁には是非、
幕前10分で良いので短編冒険アニメとして制作上映しましょうよ。


5話特殊EDにまでエスカレートしたラップバトルも印象的。
ただ白銀会長。いくら歌が下手だからって、ラップでボエボエとはならんでしょうw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 38
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

最終回ですべて持って行った。

{netabare}
昔一期を見てギャグが合わなくて途中切りしたけど、暇だった時期があったので3期を見ながら裏で2期まで一気見。

元からギャグが合わなかったとはいえ、3期の序盤は1期2期と比べても面白くなかったと思う。ギャグなのに少し話が小難しかったりして、一期のような分かりやすいギャグではなかった気がするし、そもそもそんな派手なギャグがなかった印象。正直序盤の話はほぼ覚えてない。

前半はそんな感じで悪い要素は特になかったので凡作ぐらいかなと思って見ていたが、後半になるにつれて石上や生徒会長の恋愛要素が増してきて面白くなった。
ここまではラブコメだったけど、最後の方は各キャラの内面描写がしっかりしていて、純粋な恋愛モノのような真面目な雰囲気だったのが印象良かったかな。

石上パートは高校卒業までに告白しなければ、と期限が迫っていることへの焦燥感に共感できたし、不器用なキャラだからこそ共感できる面もあった。そんな石上に四宮が自分を重ねアドバイスをするのは心境が理解出来るし、このシーンの最中に所々に漫画風の絵を差し込む演出もハマっていてより感情移入しやすくなっており、話演出含め良かった。

メインの生徒会長と四宮の話は完璧。
「告白した方が負け」という作品の決め文句や、ここまでの「どうやって相手を先に告白させるか」など、言ってしまえばしょうもない争いをやってグダグダと告白を引き延ばしてたから(悪い意味で言っているのではない)こそカタルシスが増していた最終回の告白だった。
1期2期があってこその感動で、3期から見ればいいやと思ってたけど、ちゃんと1期と2期も追ったのは正解だった。

最後のタワーでの告白時のシチュエーションはタイトルに恥じぬロマンティックさで告白の舞台として申し分なかった。
気流の動きの計算や、怪盗の謎解きクイズなど含め、あんな演出を思いつくあたり、設定どおり生徒会長は天才だなと。
ここまでの風船などの話も全部最終回につながるもので、最後まで見たら中盤までの話も悪くなかったように思えた。
告白時の間の取り方や途中に文字を挟む演出も、よりシーンを映える物にしてたかな。最終回が完璧だった。
完璧すぎて4期がこれを超えられる気がしないのが不安。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
一期で切ってしまったんだけど、一応見るか。
やっぱあまり合わないな。Discordw あざとい。

2話 ☆6
喧嘩するほど仲がいい。不倫。

3話 ☆8
探偵雇う人ってガチでいるんかw 下見かもしれないだろ。
完全に浮気。前回とつなげるの上手いなw マジで痛そう。
壁ドン最強説
そういや元号書かれてるなw 欠陥ゲームじゃねーか。
昭和56年よくそんなにあったな。そうなるわなw
ここからシリアスに持っていくのも結構いいな。

4話 ☆7
あほくさw アニメ脳
石神君このアニメの男キャラで一番いいと思うけどな()
レズ堕ち。なんか酔ってない?w

5話 ☆5
これもラップかw 早坂韻踏めてねえ。オタク特有の早口。

6話 ☆6
急に真面目になる父。ホモ。いったのかよw
なんだかんだ男同士の方が楽しい説はある。俯瞰しろ。心理。

7話 ☆4
文句だけいえるやつw やっぱこのアニメのノリあんまり合わないな。
トモダチゲーム始まりそう。この風船つくるのむずいよな。

8話 ☆9
今回面白い説。心臓を捧げよ。恋愛のことになるとちょろい。
日本人の精神。今回演出頑張ってんな。
恋愛作品としての心情描写もしっかりしてる。

9話 ☆9
過去と今の雰囲気が違いすぎるw
恋愛要素強めな回のほうが面白いな。賢い版のアーニャ。
怪しい組織。高すぎだろw 
石上達もいい感じだな。噛みすぎてる。

10話 ☆5
やっぱギャグは面白くないよな。石上が振られる前提w
成功体験(意味深)

11話 ☆6
悪役感。ぼったくりかよw はよ告白しろ。

12話 ☆10
あざとい。怪盗の流れいる? なるほど邪魔者の排除かw
やっぱこいつら天才だわ SPYっぽいな。やっぱ天才だわ。
内面描写もしっかりしてていいね。いや、モブ生徒も頭良すぎだろw
スタンフォードには行くのか。3期が一番面白かった。
ほんとに良かった。

曲評価(好み)
OP「GIRI GIRI」☆7
ED「ハートはお手上げ」☆7.5
5話ED「My Nonfiction」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7
ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「ささ~げよ ささ~げよ! 心臓を捧げよ♪」

2022/09/10 初投稿
同日 お気に入りに追加
2022/09/12 ちょい足し
2022/10/01 さらにちょい足し

3期です!色々積み上げてきた物がさらに深化・拡充した感じです。
まず,キャラクターが出来上がってきて,各自生き生きと動き青春群像劇を描き始めました。数の上でも,適度にキャラクターが増えてそれぞれ活躍していました。欲を言えば男のキャラクターがもう一人くらい活躍してもいいかと思いました。意外と白銀と石上のハーレムっぽく無くも無いのでw
舞台的な広がりも見られ1期では生徒会室のシーンが中心でしたが,3期は校内のいろいろなところが舞台になっていました。特に校舎を外から描いたシーンと弓道場は美術的に,夜の町並みや校舎,キャンプファイヤーは演出的に美しいと感じました。

あとは,自分のちょっと苦手なナレーションは少し減って,登場人物の心中でのツッコミによって補完される場面も多く,いくらか見やすくなったと感じた反面,若干のキャラクターのぶれにも感じました^^;

ストーリー面では
伊井野がキャンプファイヤー実現のため奔走する話は率直に青春物として感動的でした。
また,第8話「四宮かぐやについて②」の終盤で{netabare}かぐやが白銀への思いを早坂に伝える場面の後は13話終了まで全編クライマックスに感じました。{/netabare}
全体的にほぼ,甘酸っぱい青春群像劇という路線でした。
いやー,高校時代懐かしい♪
自分の所はキャンプファイヤーは体育祭の後だったなぁ~(*´д`*)
文化祭はクラスの出し物以外は,いくつかの出し物に頭を突っ込んでいたけど,全部男子だけだった^^;

音楽・OP・ED的な面
後半ストーリーの盛り上がりに合わせてエモイ曲が多くなって良かったです。
挿入歌も昔のアイドルソング的(?)な「わたしのきもち」とかツボでした。
5話の特殊EDはとにかく,口角が自然に上がりまくります。アニメーション的にも元ネタは分かりませんが,アメコミ調の全然似ていないけど誰だか分かるwキャラクターデザインが秀逸でした。

通常EDのアニメーション既視感があると思ったら「スターシップ トゥルーパーズ」なんですねwそれと1期から登場している羽の生えたかぐやはスタジオジブリ制作のChage & Aska の「On Your Mark」のPVネタかと思っていたのですが単に秀智院の屋根に乗っている彫刻なのかも知れませんね^^;

マスメディア部取材終盤のナレーションからTG部までの流れなど,ちょいちょい押井守の影響を強く感じる場面が見られます。自分は好きですw

気になった点
やはりナレーション自分はこのナレーションがどうにも合わないのです。
そして謎のトレス線周りの白い部分。昔のダビングを重ねたビデオテープのような感じです。「86」でも気になったんですけど同じA-1Picturesですよね。CGなどでの技術的問題なのか?社内の流行なのか?とにかく自分はすごく見難く感じました。
この二つで0.5ポイント減点です。

突っ込み。作中かぐやが我慢したと思われる突っ込みの一つ
奉心伝説について
秀智院学園は東京都港区三田付近(つまり周知院は慶應義塾ですね。)だと言われているらしいのですが,「風土記」には東京に当たる部分は残っていません。念のためググると


現存するものは全て写本で、『出雲国風土記』がほぼ完本、『播磨国風土記』、『肥前国風土記』、『常陸国風土記』、『豊後国風土記』が一部欠損した状態で残る[4]。その他の国の風土記も存在したと考えられているが、現在は後世の書物に逸文として引用されるのみである。ただし、逸文とされるものの中にも、本当にオリジナルの風土記の記述であるか疑問が持たれているものも存在する。
ウィキペディア日本語版より
つまり,奉心伝説は誰かの創作ですよねw
そして,心臓を捧げるって・・・「進撃の巨人」を元ネタとして創作されたなんちゃって伝承では?w

2022/09/12 ちょい足し部分
5話 ラップ回に出てきた 「Mother 〇uker」 って言葉ラップぽすぎてすごく笑っちゃいました(笑)

2022/10/01 さらにちょい足し部分
後夜祭の時の白銀会長
「死神坊ちゃんと黒メイド」を見た後だと,坊ちゃんにしか見えない(笑)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 33

64.2 2 2022年度の生徒会アニメランキング2位
金装のヴェルメイユ~崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む~(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (172)
551人が棚に入れました
王立オルティギア魔法学院――。 召喚魔術が成功せず留年の危機に瀕していた学院生のアルトは、偶然見つけた古びた召喚魔術の本から魔法陣を描き、封印されていた悪魔ヴェルメイを召喚してしまう。彼女は古来より恐れられる“悪魔”であり、厄災をもたらす強大な力を持っていた。 使い魔となったヴェルメイには定期的に魔力を供給する必要があり、その方法は濃厚なキスをすること。そんな2人の関係にやきもきする幼馴染みのリリア、そして前代未聞の使い魔に呆然とする生徒たち。 最強の使い魔と契約したアルトは、目標である偉大な魔法使い“魔導を極めし者”(プラチナスクエア)を目指す。 崖っぷち魔術師と不健全な悪魔のお姉さんの王道ファンタジー開幕!
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

ただのエロアニメと見せかけて…

結論として、本作はラブコメです。

魔法系バトルあり若干のダークファンタジー展開ありますがそれも{netabare}気休め{/netabare}にございます。

故に当方のように{netabare}ダークファンタジー展開を期待し、エロ&{/netabare}ラブコメを敬遠するような人には
全くもってお奨めできません。ご注意下さい。

最終話は{netabare}他の方が指摘している通り「俺たたエンド」で突然の打ち切り、
すべてが不完全燃焼で期待感ごと尽きてしまいました。
そして無事ブロンズ試験に合格してラブラブのハッピー{/netabare}エンドを迎えます。

エロアニブーメラン{netabare}が戻ってきて痛恨の一撃!ライフポイントはゼロで終了。
最終評価としては下方修正{/netabare}というオチでございます。

●気になる髪型はSPYヘアー
某キャラ「アーニャ」と本作ヒロインの {netabare}幼少期{/netabare}の髪型が似たような感じです。
これは恐らく「裏設定みたいなもの」だと思われますが、「酢パイ家族」ファンの方々に
あの髪型について問題提起したく思います。

●気になるワードや描写について
本作のヒロインの名は「ヴェルメイ」ですが、個人的にはリコリコの「リリベル」と
何かしらの{netabare}関係性があるのではないかと勘繰っております。

「ヴェ」と「べ」では発音もスペルも違うというご意見はごもっともですが
日本語の話ということになると発音に違いはほとんどないと言えるのではないでしょうか?
仮に「ベル・メイ」と書き直してそこにどのような意味があるのかということになりますが
それについてはより多くのデータを集め最終的にご披露できればと考えています。

「ベル」という名のキャラはたくさんいますが、
「メイ」というキャラも結構います。
代表例は隣のトロロの「メイ」と姉の「サツキ」です。
「サツキ」は「五月」で、「メイ」も「五月」という意味で同じであります。
更に言うと実は「メイ」と「エミ」も同じ?で「五月」に繋がります。(何故??)

サツキの父親は「タツオ」ですが、もしも「タツ」が「竜」という表記なら
「竜」と「ベル」ということで、どこぞの映画の話と繋がります。

「ベル」と「五月」も恐らく繋がります。当然「竜」とも…
もしも将来にこの話をより詳細に行う時には{/netabare}「まどマギ」についても触れるでしょう。

リコリコの主人公千束の{netabare}心臓{/netabare}が人工物であったように
本作においては主人公の少年の{netabare}心臓も悪魔のヒロインによって作られたものであります。

主人公が力を得てハッピーエンドを迎えることができた最大の要因は
心臓を悪魔に捧げた結果であると推測いたします。
本作とエンキスには悪魔(の契約){/netabare}というものが共通項として見出されますが、
リコリコでは契約の相手は{netabare}吉松氏=アラン機関{/netabare}ということになるかと思います。

一見関係がない「リコリコ」と本作に相通じる要素を見出し、掘って掘って
掘りまくるというのがアンチの最大の拘りですが、そのようなある種の仮説に
説得力を持たせることこそが最大の難解であり最大の試練であります。
とは言え、日々の地道な作業を積み重ねそれを実現可能なものとするまでには、
アニメアンチの憂鬱はもうしばらく続くのであります…

●11話のドテン傾向
{netabare}11話は要するに「魔女狩り」展開全開でしたが
もの凄くざっくり言いますと「月とライカと吸血鬼」と大して変わらないお決まりのパターンを
魔女狩りというわかりやすいテーマをあから様に設定することによりとてもわかりやすく描いた
だけの話ですが、一瞬だけシリアス方向への期待感が生まれました。

とは言え、それも一瞬のことでしかありませんでしたが・・・{/netabare}

「魔女狩り」の主犯格
本作においても鮮明に描写されていた魔女狩りという虐殺行為を積極推進していたのは
{netabare}実はイエズス会であり、ローマカトリック教会の陰謀によるものでありました。

イエズス会とは世界最凶で最狂の陰謀機関であり諜報機関であります。
イエズス会及びローマカトリック教会とはローマ帝国あるいは神聖ローマ帝国の残党であり、
滅び損ねた古代人の野蛮な文明と血統を受け継ぐ誇大妄想主義者たちの群れであります。

ローマカトリック教会が行ってきた野蛮なる極悪非道の犯罪行為と言えば【人身売買】であります。
日本を訪れた宣教師たちは日本人の少年少女を拉致して海外で売りさばくという蛮行を繰り返しましたが、これに業を煮やした豊臣秀吉がバテレン追放令を発令して外国人宣教師を処刑するなどし、
彼らの狼藉に対する取締りを強化した事案について記録が残されております。

更に全世界的に問題となっているのがローマカトリック教会の聖職者による修道士や修道女などに対する性的虐待事案でありますが、{/netabare}あまりに発生件数が多すぎてネットで調べるだけでげっそりしてしまうくらい枚挙に暇がございません。

現実世界の話とフィクションの話を混同してるのか?と訝しげに思う人もおられるかもしれませんが、
現実世界のつながりや世界の広がりの仕組みについて考察することと
その世界の在り方が反映される創作物の世界についても同様に考察することは
密接な関係性があり、両者には連動する要素があると確信するが故に
一定の合理的な根拠などを提示することにより両者の関係性や
双方の本質について明確に示す努力を今後も続けて参る所存にございます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

もう,あなたを一人にしない――

今回は厳しめのレビューです。

タイトルに惹かれたのだけど,サブタイトルに引っかかったので観るか否か決めかねて調べてみたらキャラデザや物語の場景が良さそうだったので観てみることにしました。

でも,ヴェルメイさんが出てきてすぐに「あー。こんな感じのアニメか。やっぱりね。」ってなりました。
サブタイトルの時点でラノベ感は感じていたのだけど,「こういうアニメ未だにあったんだ。。」というのがこのアニメにおける主だった感想です。
因みに原作はラノベではなく漫画だそうです。

魔法学校の学生アルトは偶然見つけた魔術の本から悪魔であるヴェルメイさんを召喚してしまいます。
使い魔を探していたアルトはヴェルメイさんに使い魔になってもらうのでした。
―ってとこから物語は始まっていきます。

わたしが「こういうアニメ」と言ったのは,やたら巨乳の女の人が登場するとか,主人公が謎にモテるとか,その主人公を好きな女の子たちが何故か発情して主人公にせまったり,ラッキースケベな設定や展開があったりするアニメ(大抵ファンタジー)のことです。
昔石鹸枠と呼ばれるアニメがあって,そういったアニメがまさにこんな感じだったのです。
ひと言で言えばハーレム系ラブコメってやつかな??
主観ではありますが,そういったお話は物語の作りがとても陳腐で設定や展開に無理矢理感があったり,キャラクターに魅力がないなど好きではなかったんですね。
でも,最近放送しているアニメでそういうものを見かけていなかったので「未だにあったんだ」という感想になったわけです(^▽^;)

主人公のキャラデザは悪くないと思います。
だけど,なんか真面目で優しいってだけでつまらないです。
ヴェルメイさんに翻弄されているだけのキャラ。
元々品行方正な性格である彼がヴェルメイさんという強大な力を持つ使い魔を手に入れてやる気を出しました。―って感じかな(^-^;
そのヴェルメイさんは巨乳を超えて爆乳のキャラです。
セクシーなお姉さんキャラなんだけど,声が合っていないと思いました。
彼女も彼女で魔力を供給するという名目でアルトにキスをせまります。
(魔力を授受するためにキスをするっていうシーン,少し前に観たラノベ系アニメにもあったな。。)
あとはアルトに恋をする幼馴染とか,アルトの引き立たせ役のクラスメイトとか登場します。

ストーリーも上記のようなテンプレ的な感じで主人公のアルトが凄いってところを見せられるだけの話でした。
{netabare}ヴェルメイさんは初めからアルトが好きっぽかったけど,アルトはヴェルメイさんのお色気に及び腰になりながらもなんか好きになっていきます。
わたしはアルトもヴェルメイさんも魅力的に思えなかったので何でこの2人がお互いを好きになるのかも,周りからモテるのかもよく分かりませんでした。
なので,観ていてイライラするとかももはやなく「何かやってるなー」って感じで視聴していました。
オブシディアン先生なんか,主人公以外で周りからモテているという時点ですぐに「こいつ悪役だな」って登場時に既に先が読めてしまいました(^▽^;){/netabare}
あとは「悪魔とは?」って思いました。
ヴェルメイさんに悪魔な要素がまるでなく,ただ角がついてるだけ…。
人に害を及ぼす存在だからそれを悪魔と呼ぶのであって,ヴェルメイさんは別に悪魔じゃなのでは…!?
ただヴェルメイさんの種族に悪魔と名付けているだけな気がして,悪魔を使い魔にするという設定に中身がないと感じました。
キャラデザでいえばエレナが1番可愛いと思います。
{netabare}なのに中身が“やべー奴”です。
で“やべー奴”ではあるのだけど,そのやばさをイマイチ発揮することなくアニメは終わってしまいます。{/netabare}

あと思ったのは登場人物と背景に描かれている世界が一致していないと感じました。
こういうアニメに細かいこと言っても仕方ないとは分かっていますが…。
舞台は中世とか近世のヨーロッパ風です。
灯りがランプだったり学校や寮も古いヨーロッパの建築という感じで近代的な機器などは一切出てこないファンタジーです。
なのに登場人物の髪型や服装は現代風で女の子はコルセットではなくブラをつけているしなんかちぐはぐな印象を受けました。
―というか,学院の制服のデザインがただただ変!!

でも場景はとてもきれいです。
彼が通う王立オルティギア魔法学院も素敵だけど,寮も雰囲気があって良いなと思いました。
っていうか,アルトがヴェルメイさんとイチャイチャしてる部屋,寮だったんですね。
自宅かと思ってました。

あと良いなと思ったのはエンディングテーマですかね。
Miliは「処刑少女の生きる道」で知ったアーティストです。
こういうアニメの割にラノベアニメ系の主題歌って感じがしなくて良かったと思いました。
ただ,わたしだけかな。
なんか英語の発音が気になる。。

物語はまだまだこれからって感じだったけど,一応区切りが良いところで終われたと思うし続きは作らなくても(観なくても)いいかなとわたしは思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

一昔前のアニメの雰囲気

{netabare}
久々な気がする、転生要素の無い学園魔法ハーレムもの。
最近なろうばかりだったのもあって、そんなはずはないんだけど少し新鮮さが感じられて結構好きな作品だった。
タイトル見た時点では転生賢者と並んで期待してなかった作品だったけど、その期待は大きく上回ってくれた。

ただ、展開は正直ほぼずっと予想通りに進む。
良く言えば王道、悪く言えばありきたり。
自分はなろう系主人公みたいに主人公が冷めてさえいなければ、こういう王道物は楽しめるので、これも例にもれず。
俺TUEEEEじゃないのでちょっと少年漫画らしさもあって良かったと思います。
段々敵がインフレしていく感じもまさに王道漫画らしい。さすがにインフレが速すぎだろとは思いましたがw

最後の方のヴェルメイさんの過去回もありきたりな話ではあったけど、まあその過去を後ろめたく思ってるヴェルメイを主人公が支えてあげるのは二人の関係性がより強固になった感があったし、友情・努力・勝利というか、1クールの盛り上がりは作れていて良かったと思います。

1話の時はエロアニメかと思ってたけど、エロ要素は案外最初だけ。
元々ヴェルメイさんみたいなお姉さん系ビッチキャラは好きじゃなかったので、エロ要素はむしろいらないなぐらいに思ってたので、これはこれで良し。
ただ、リリアちゃんは可愛かったし、服脱いで透明化する回は面白かったかなw
リリアも相当ビッチキャラな気がするけど、やっぱり苦手と言いつつ結局キャラデザなのか()
リリアと主人公の絡みも面白かったかな。

OPとEDは無難に良く、作画も無難。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆7
クソアニメっぽい。ゼロの使い魔かな? シャミ子が悪いんだよ…。
Fateなら…。姉どんな服来てたんだよw 魔力(隠語) ピンクの方が可愛い。
負けたらピンク陵辱されろ。は?
おばさんじゃなくてピンクのエロ展開やれや。無能。思ったより悪くない。

2話 ☆8
ピンクほんと可愛い。原作者も知らないドラゴン
メインヒロインが一番かわいくないじゃん。
ちゃんと服脱がないといけない透明能力って珍しいのではw
視聴者には見える。嫌がる割に普通に行動する当たりやっぱビッチでは。

3話 ☆8
作画ちょっと怪しい? やはりピンクは淫乱...。
この金髪の子かわいいな。こいつら味方になるのかよw
普通に戦闘すんなw わっかりやすいフラグやめろ。
パンツ見えてんぞ。普通にバトルアニメしてて草。

4話 ☆7
からの不意打ちは無いよなさすがに。戦闘面白かったな普通に。
黒曜石先生。おじさんじゃん。
金髪とこいつが普通に仲直りしてんのは意味不明だ。
なんか裏ありそうな声してんな。
けど別に好きになるまでの過程が丁寧とか言うことは無いんだよな。
唐突。氷漬け最高。謎のウテナパロ。また透明飲むのかよw
てかpv見た時は主人公の声やばいと思ったけど全く気にならんな。
ピンクは淫乱。
強敵の次はそれを超える強敵が現れてってほんとに王道展開だな、好き。

5話 ☆7
クリスこの頃に戻して。インフレが激しい。エッッ
まあそりゃ人災だろうなw 倦怠期でしょ。てーきゅう 媚薬か?
姿変わりすぎやろ。召喚者が真っ先に殺されるテンプレは?

6話 ☆7
こんな深刻そうな見せ方されても初めての事件起きたのが前回だから重みがないw 00年代のアニメにありそうな展開。タイトル回収。
とりあえずこういう役子安にやらせる脳死キャストやめない?
冷静になれるのは偉い。心臓枠だったか...。あるあるな展開だなw

7話 ☆6
めっちゃ弱気になってるじゃん。よふかしのうたかな?
イチャイチャすんな。

8話 ☆7
闇深そうな生徒会長。古臭いラッキースケベ展開
ビッチしかいねえ。この徐々な王道感好き。タイトル回収来るか?
死人出そう。

9話 ☆7
舐めプやめろw なろうあるある。通り魔かよかわいそう。
替え玉受験。こいつが律儀に筆記試験受けるのシュールだな。

10話 ☆8
ホモの声してんな。このアニメ結構普通にバンバン死人出るな。
インフレが激しい。やっぱこういう王道作品好きだわ。
ハンマーで壊そう。ロリに戻して。

11話 ☆8
ロリの方が可愛い。どうせ教会の奴が殺される。仙台民。
映像視聴とか異世界おじさんかな? ファルマ君がいたら…。
知ってた。泣かせようとしすぎかな?

12話 ☆7
陳腐だけどまあいいと思うよ。そしてなにより、速さが足りない!
隙あらばヤる。リリアの出番増やせ。

曲評価(好み)
OP「abracada-Boo」☆8
ED「Mortal With You」 ☆7
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

68.2 3 2022年度の生徒会アニメランキング3位
賭ケグルイ双(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (66)
399人が棚に入れました
ごく普通の家庭に生まれた少女・芽亜里が、政財界の子女たちが通う、ギャンブルの強さが全てを決める私立百花王学園に編入し、ギャンブルに翻弄されながらも仲間と共に奮闘する。 「賭ケグルイ」の主人公・蛇喰夢子(じゃばみ・ゆめこ)が学園に転校してくる1年前を描いた前日譚となる。

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

本編を飛ばして今作から・・・の視聴です。

他のレビュワーさんのレビューにて興味を持ったので観てみました。

半クールという事で、
合わなかった場合でも負担が軽くていいかな・・・と言うw打算もありましたかねw。


粗々のお話は聞いたことがあったので、「ギャンブルで全てを決めるような学園を舞台にした・・・」という事くらいの知識での視聴でした。

カイジ、嘘喰い、LIAR GAME系のニュアンスを含む作品なんだろうなと。

ちなみに、この辺の作品は好きなジャンルではあるのですが、勝負の内容が複雑になるにつれ、内容を考察するのに疲れていく自分がいるのと、頭脳戦や化かし合いをこなしていく主人公たちを「すげぇ~、へぇ~」と思う自分と同時に化かされて負けていく側に自分をイメージしてしまう事が多いのでwww、疲れている時は避けることもあるんですよ。


で、今回はコンパクトなスピンオフの方から観てみたと言う訳です。


物語は、先に述べたとおり学園内でギャンブルをメインにしてのあれやこれやが描かれています。

主人公:早乙女芽亜里を中心に、仲間になった花手毬つづらと戸隠雪見がチーム的なものとなって、相手方のギャンブラーと対峙していきます。
話数的に半クールなのとスピンオフという事なのか、コンパクトなエピソードで構成されていました。
大筋のお話が進むというよりは、エッセンスを見せるという方が正しいかもしれません。
ただし、主人公サイド相手サイド共に、個性的なキャラクターがそれなりに活躍するので見ごたえはありました。

作画がしっかりとしていたという点もこの見ごたえと言う点にしっかりと貢献していたと思います。
シャープできれいな作画で、普段はそれなりに美形キャラとして観ていられるのに、時にキャラクタの歪んだ内面を描くように怪しく描かれる様はこの手の作品としては常套手段ですが、効果的でした。
それに、主人公の芽亜里が二枚目と言うよりも、二枚目半的に描かれていたのも逆に親近感がわきましたね。スーパーギャンブラーと言うよりも、たまに負けちゃう的なところと言うか。

私的にはサブキャラのつづらと巻き添えチックに組み込まれていった雪見もしっかりとお気に入りのキャラになりました。

声優さんんも特に何か言うことは無かったと思います。

音楽は、そうですねEDが何だか気に入りました。
なんだか特徴的なバック絵とあいまって印象に残りましたね。

キャラクタは主人公サイドの3人の今後が気になるくらいには愛着が湧きました。
あとは・・・仲間感が私のお好みでしたねー。
その他のサブキャラもしっかりとキレイに描かれていたので好印象でした。
何なら、主人公、相手以外の市井の学生さんたちのギャンブル学園生活も観てみたい気分になりました。


さて、総合的には面白かったですね。
主人公が女性という事で、観ていて華やかでしたしね。
(この表現「正義の味方」に見つかりませんように・・・w)

うーん、本編をどの機会に観ようか・・・。
ゆっくり見ることが出来そうなのはゴールデンウィークあたりな予感だけど、隙間時間を何とか見つけてみるか・・・悩ましい。(2023.2.27記)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

信じるな 疑え! 群れない! 媚びない! 靡かない! 共に、未来を切り拓け。

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期と第2期は視聴済です。
普段は旨味をあまり感じませんが、こういう時にNETFLIXに入っていて良かったと心底思います。

「賭ケグルイ」と言えば、はやみん演じる蛇喰 夢子が真っ先に脳裏に浮かぶと思います。
そりゃ、第1期と第2期の主人公だったんですから当然と言えば当然ですよね。

ですが、この作品は蛇喰 夢子ではなく早乙女 芽亜里が主人公なんですよね。
そう、主人公が蛇喰 夢子では無いことで逆に新鮮さが感じられたと思います。


黒髪の美少女・蛇喰夢子が転校してくる1年前。
ごく普通の家庭に生まれた早乙女芽亜里(CV.みにゃみ)は、
政財界の子女が多数集う名門・私立百花王学園に特待生として編入してくる。

しかし、この学園には絶対的な階級制度が存在していた。
その階級を決めるのは“ギャンブル”。

この学園では、勉強やスポーツの成績は評価されず、
最も重要なのはギャンブルの強さだった。
ギャンブルで借金を背負うと“家畜”して学園生活を
過ごさなければならない。

早乙女芽亜里は、ギャンブルによって
支配される学園で
未来を切り拓くことができるのか。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

そう、今回の物語は蛇喰 夢子が私立百花王学園に転校してくる前のお話なんです。
これまで私の中の早乙女 芽亜里のイメージは、正直無印の序盤の頃はあまり良くありませんでした。
でも夢子への第1番目の挑戦者で敗北した後、今度は夢子とタッグを組んでからは、結構良い人という印象に変わったという記憶があります。

そして、今回の物語における早乙女 芽亜里の立ち位置はズバリ「良い人」です。
思い返してみると芽亜里は夢子が転校してくるまでは2年生のクラスを牛耳っていた訳ですから、容姿同様基本的にスペックが高いんですよね。

そのスペックの高さを思う存分堪能できる構成になっているので、本編同様激アツなギャンブルを視聴することができると思います。

主題歌(エンディングテーマ)は、i☆Risさんによる「Queens Bluff」
個人的にはジャズ風のオープニングテーマも気になるところですが、
ググっても見つからないんですよね~^^;

全6話の物語でした。
0.5クールという尺の短さが唯一の難点の作品でした。
ここから夢子の快進撃に繋がるかと思うと、第1期と第2期をもう一度視聴したくなります。
時間無いんだけどな~^^;

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

自分の中では、まさかの”本編超え”でした♪。

原作未読。アニメ1期2期視聴済です。
アニメ1期・2期ともに、お気に入りの素晴らしい作品でした!!。


アニメ1期・2期での早乙女メアリの印象は・・
正直あまりいいものが残ってなかった(正直、忘れてしまってたw)のですが
本作に出会えて本当によかった!!。
本作の早乙女メアリは最高でした!!。

賭ケグルイ本編の主人公もモチロン最高なのですが
あまりにモンスターすぎるので
それよりは少し身近に感じられる早乙女メアリの物語は
より親しみやすいのかもしれません(・・あくまで比較した場合デス)。


いろんな制作の都合なのか大人の事情なのか
本作は初めから”6話縛り”で作られたのかな?。
結果的にはそれがよかったように思います。

ギュッと高濃度に濃縮された
素晴らしいクオリティ!!。

・・6話構成で素晴らしい作品といえば
はい、そうです。トップをねらえ!シリーズですね!(1と2)。

ということで、”6話構成のアニメ”
本気で作るのであれば、大アリだと思います!!。


まあとにかく、本作の作画は超絶美麗だと思います!!。

・・ただ1点惜しかったのは
6話クライマックスの某2シーンでのメアリの表情作画です。
狙いはなんとなくわかるのですが
どちらかといえば作画崩壊気味になってしまってた印象です・・><。
願わくばブルーレイでは、修正入れてほしいかもです。。

物語の展開は、しっかり意外性も持たせてくれつつ
グッと惹き込まれ、最後にはしっかりとココロを満たしてもらえました^^。


各話各話でのEDへの入りがとにかく素晴らしいですね!!。
ED曲はK-POPっぽい雰囲気??でしたが
本作にピッタリの最高の楽曲だったように思います♪。


・・今後の続編って期待してもいいのでしょうか?。
原作ではまだちゃんとストックがあるのでしょうか??(読みたい衝動アリ)。

勝手な個人的願望としては
1年後?に賭ケグルイ本編の1話にきっちりつながらなくてもいいので
本作はあくまで本編とは別世界線のifとしてでもいいので
自由にスピンオフ展開してもらえたらいいな♪。

まあ、なにはともあれ続編制作を信じて待たせてもらいます^^。

今期は個人的にかなり不作シーズンに感じてしまっていましたが
本作のおかげで、すっかりココロ晴れやかになれました♪。
 
 

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

59.7 4 2022年度の生徒会アニメランキング4位
ラブライブ!スーパースター!! 第2期(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★☆☆ 2.8 (181)
288人が棚に入れました
澁谷かのん:伊達さゆり
唐 可可:Liyuu
嵐 千砂都:岬なこ
平安名すみれ:ペイトン尚未
葉月 恋:青山なぎさ
桜小路きな子:鈴原希実
米女メイ:薮島朱音
若菜四季:大熊和奏
鬼塚夏美:絵森彩
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「私を叶える物語」

【物語 3.5点】
「みんなで叶える物語」……『ラブライブ!』シリーズ伝統のコピー。
加えて『~スーパースター!!』では「私を叶える物語」を提示。
さらにLiella!ライブ開演前の円陣では「ソングフォーミー!ソングフォーユー!ソングフォーオール!」と気勢を上げます。
みんなも大事だけど、まずは私から。これが『~スーパースター!!』の特徴なのです。

従来作ではラブライブ!こそが夢であり、スクールアイドルで結果を出すことこそが夢の実現というシナリオ。
一方で『~スーパースター!!』ではラブライブ!をキッカケに自分の夢を叶えるという傾向も強い。
その象徴が、スクールアイドル活動を通じて、諦めていた音楽の夢を再び追いかけ始めた澁谷かのんなのです。


全体構成は、道中キャラ回に脱線しつつも、終盤まで割りとラブライブ!大会を無難にこなしていく。
で、最終盤に{netabare}かのんのウィーン留学?→{netabare}結局、中止!?{/netabare}{/netabare}と急展開。
面喰らう方もいるとは思いますが、ファンとしては上記コンセプトを押さえていれば、
最終盤も、あぁ、ここで、ラブライブ!と夢、どちらを優先するのか?という核心に踏み込んで来たかと首肯できる内容でした。

ただ、1期を観て、テーマをNHK Eテレ向けに一般層にも噛み砕いていけば、
より普遍的な青春アニメとして化けるポテンシャルも感じていただけに、
ラブライバーむけに内向したような脚本は、少々、勿体ないなという気持ちもあり。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・サンライズ

日めくりカレンダーや落ち葉でワイプして場面切り替え。
各話タイトルは画面切り替えを挟まずに、レタリングを駆使して背景に埋め込み視聴者の興味を持続。
テンポアップのための映像編集の工夫は2期でも継続。

ここはキャラを動かして楽しませると決めた所には、ソースを集中させる配分も相変わらず良好。
その点から面白かったのが『ラブライブ!』恒例の花田脚本カオス回?とも目された第七話「UR 葉月恋」
{netabare}葉月家の大型犬・チビの早送り動作で一日中ゲームにハマる恋を表現し、
Liella!メンバーの顔芸だけでゲームの興奮を伝える。
アバンみたいにゲーム画面を見せようと思えば見せられるのに、
敢えてゲーム画面は描かず魅せる辺りにキャラクターアニメの意地を感じました。{/netabare}

振り返ると今回あんましメインストーリー進まなかったなw
という日でも、満足できたのはテンポの良い映像による部分が大きいです。


【キャラ 4.0点】
Liella!には新メンバーの2期生4人が加わり計9人に。

・桜小路きなこ……素朴な田舎娘。まずは、きなこから新メンバー加入の流れを作る無難な立ち上がり。『ラブライブ!』と北海道の縁も継承。

・米女メイ……{netabare}近視{/netabare}により目つきが悪いが怒っているわけじゃない、さそり座の女。同級の親友・四季だけでなく、高レベル・ラブライバー属性によるクゥメイの共鳴。まさかのメイれんの禁断!?と1期生との絡みも上々。

・若菜四季……多機能ゴーグルや{netabare}二人三脚強制ギプスw{/netabare}など科学部所属という前説明以上の発明王ぶりwメイたち2期生がスクールアイドルに挑戦する背中を押す役。

・鬼塚夏美……自称・株式会社オニナッツCEO。フォロワーとゼニが欲しいハラグロ?動画配信者。{netabare}日経平均全面安{/netabare}くらいしか印象に残らなかった序盤はどうなるかと思いましたがw実はオニナッツが一番、自己実現に飢えた『~スーパースター!!』らしい新キャラでした。{netabare}「初めての一等賞」{/netabare}は感動しましたし。Liella!加入後も炎上芸に闇落ちしそうになる危なっかしさは変わりませんがw

1期で、作詞・かのん、振り付け・千砂都、ステージ&衣装デザイン・可可など、
役割分担含めて5人のLiella!が完成されていたので、ここに割って入るのは難しいのでは?
と思っていましたが、むしろ、1期生と2期生で被る属性を接点に、絡みを展開して溶け込ませる。

2期生一辺倒になるかと思いきや、後半では、恋の意外な趣味、クゥすみの深掘り、そしてかのんと色々覚醒したちぃちゃんと、1期生も結構、掘り下げてバランスを取ってはいましたが……。
スクールアイドルとしては9人がシックリ来ますが、
1クールアイドルアニメとしては、やはり窮屈な印象。


新ライバルキャラとしてウィーン・マルガレーテが出現。
{netabare}ウィーン関連で、かのん{/netabare}と絡む意外性。
前作のライバルユニット・サニパ。よもやの結末に愕然。


μ'sの裏の、ひふみトリオ。Aqoursの裏の、よいつむトリオ。
Liella!の裏の、なやこトリオ。
『ラブライブ!』伝統。スクールアイドルを縁の下で支えるナンバリング優秀モブトリオの系譜。
その内の一人に、ついにフルネーム設定が!
{netabare}新・生徒会会計・七草ナナミ氏。就任{/netabare}おめでとうございます♪


【声優 3.5点】
・桜小路きなこ役・鈴原 のぞみさん……1期生一般公募オーディション落選組からの抜擢。かのん役・伊達 さゆりさんとは接点があり、2期で感動の再会。その点を踏まえて観る序盤。かのきな、尊いです。

・米女メイ役・薮島 朱音さん……嵐千砂都役・岬 なこさんに続く第二のお団子。生放送等では時折ネタにオラオラ~って感じで絡んで来ますが、キャラ同様、怒っているわけではなく、多分緊張しているだけと思われるので、温かく見守りましょう。

・若菜四季役・大熊 和奏さん……生放送で、突如、お団子をドアノブに見立てて回すなど、鮭を捕獲する熊の如くネタに対する喰い付きが俊敏なLiella!の猛獣。

・鬼塚夏美役・絵森 彩さん……元・アイドルグループ経験者。「オニナッツ~♪」と、なこさんとは対照的な四角い顔立ちでネタに絡んで行く振る舞いも手慣れた物。

おっとりした鈴原さんを除けばネタに薪をくべてややこしくする新入りばかりなので、
結局ネタにツッコミを入れて事態を収拾するのは、なこさんだけという構図は変わらずw


作中でも、新人にネタの千本ノックを浴びせる鬼の音響方針は相変わらず。
ライバル・マルガレーテ役の結那さんも元ガールズバンド・ボーカルの歌唱力を期待しての起用で、演技はたどたどしい面も。


【音楽 4.0点】
Liella!の新曲。テクノポップな「ビタミンSUMMER!」
大江戸?お祭りソングの「Chance Day, Chance Way!」
と変化球のインパクトはまずまず。が直球のインパクトはもう一つなのは1期と変わらず。

むしろライバル・マルガレーテによる妖艶なミュージカル風の勝負曲「エーデルシュタイン」の方が直球で良かった印象も。

Liella!の楽曲パワーについて思うに、コロナ禍の影響が挙げられると邪推します。
今、“2.5次元”ライブ会場でも、コールが禁止され、クラップ(手拍子)で代用するヲタ芸が定着。
楽曲もコールを煽るより、合いの手を促す編曲傾向が2期でさらに強まっている感があります。
特にクラップをアレンジしたOP主題歌「WE WILL!!」などは顕著です。

クラップ曲もアガるんですが、やっぱりコール曲のテンションには勝てないんですよね……。

Liella!にも一度で良いからコールで思い切りブチ上がるステージで歌わせてあげて頂きたいです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

"あなた"の私を叶える物語――。

この作品のTVアニメ第1期は、もちろん視聴済です。

この作品は、ラブライブシリーズの第4作目に位置する作品なんだそうです。
「ラブライブ!」、「ラブライブ!サンシャイン!!」、「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」、「ラブライブ!スーパースター!!」がシリーズの変遷になっています。

シリーズ構成は一貫して花田十輝さんが続投していますが、無印の監督だった京極さんがこの作品に再登板してくれたことが個人的に嬉しかったりします。

無印で社会現象が起きました。
サンシャインも悪くはありませんでしたが、悪く言うと、無印の焼き直し感が否めませんでした。
ニジガクにおいては、第2期のラストの落としどころこそラブライブっぽさを感じましたが、そもそもラブライブという冠名が相応しいかの見極めが難しい状況です。

言い方は厳しめですが、私は基本的にラブライブシリーズの作品をしっかり堪能させて貰っていますので、アンチでは決して無いことを予めお断りしておきます。

そして満を持して京極監督の再登板して貰ったこの作品…
個人的にはこれまでのシリーズの中で一番好きかも!


私立結ヶ丘女子高等学校、
表参道と原宿と青山という3つの街のはざまにある新設校に2回目の春が訪れた。

スクールアイドルグループ Liella!を結成した澁谷かのんたちは新入生を迎え、
新たに4人の少女が"スクールアイドル"として走り出す!!

思ったんだ。新入生と一緒に頑張りたいって――。

新たなメンバーを迎え一番星を目指すかのんたちとの「みんなで叶える物語(スクールアイドルプロジェクト)」。
はばたけ!私たちのラブライブ!


公式HPのストーリーを引用させて頂きました。

実は今まで知らなかったのですが、この作品に出演している「Liella!」のメンバーは、この作品のためだけに声優になった方ばかりだったんですね。
第1期に登場した5人は、殆どこの作品以外の作品には出演していないようなので…

そうは言っても、りーちゃんことLiyuuさんは歌手として既にデビューしていて、「100万の命の上に俺は立っている」のエンディング曲を歌っているので、少し前から知っていましたが、他のメンバーの方は正直知らない方ばかりです。

逆に、そこまで極端だと好感が持てます。
何故なら、歌って踊るアイドルに全力全開で立ち向かっているのですから…
自分の力を全てこの作品に注ぎ込んでいる、と考えると中々勇気のいる判断だと思います。
これは、クオリティが高いのも納得ですよ…

一方、物語の方は苦難の連続です。
一見順調層に見えるのですが、結果に繋がらないのです。
きっとシリーズの中で最も主人公力の低い作品だと言っても過言ではありません。

得てしてこういう作品は、物語の構成上、良い結果が出て次に進むのがお約束です。
所謂これが主人公力…
ですが、この作品ではこの点における甘さは一切無いんです。
それどころか、勝ち上がることの厳しさのハードルを目一杯上げているんです。

でも、この現実っぽさがこの作品の最大の魅力なんだと思います。
優勝とか、一番になるって並大抵のことではありません。
しかも、周りは競争相手だらけで、隙を見せたらあっという間に蹴落とされる世界です。

勝利に対する一切の妥協や常套の無い厳しい点と、可可やすみれを始めとするメンバーが繰り広げる日常とのギャップと、少しずつ見えてきた「Liella!」であり続けるための難しさが絶妙なハーモニーを奏でているので、厳しい世界ながらもギスギス感が全く無いのがこの作品の良きところなんだと思います。

もちろん、学校のみんなの優しさも決して忘れてはいけない要素の一つです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「WE WILL!!」
エンディングテーマは、「追いかける夢の先で」
どちらもLiella!が歌っています。

1クール全12話の物語でした。
ラブライブ!シリーズのテレビアニメ作品で、初回放送がNHKなのはこの作品が初なんだそうです。
だからなんでしょうね…
シリーズ初の第3期に突入するんですから!
これまでのパターンを踏襲しないスタイルに期待大です!
第3期もしっかり堪能させて頂きたいと思っています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

おっと。。定番進行ながら、新キャストが粒ぞろい

一時、オンライン限定ライバーとなった自分ですが、Liella!のとあるライブを観て以降、少し距離を置いていました。

まあ、μ’sからシリーズを観てるんでアニメを観ないという選択肢はないワケで。

■ストーリー
意外性は意識しているようですがさすがに定番化してますねえ。。
Liella!から入る人もいるでしょうし、そこがいいというファンもいるででしょうけど自分にはさすがに新鮮味が。。
でもまあ、ウルっとするシーンはあったかも。
(歳のせいかな。。)

■楽曲
OP曲もED曲もさすがにLoveLive、悪くない。
でも悪くない程度じゃ物足りないのがシリーズファン心理かな。
特に作中曲はあまり刺さるものはなかったような。
(歳のせいかも。。)

■キャラ/キャスト
モレ聞こえてくる情報で、キャストが増えるのは知っていましたが。。
2期全話が配信されたタイミングで視聴を始め、キャストもチェック。。

まあ、皆さんおかわいいことww

伊達ちゃんや青山アナと同じく一般公募オーディションを受けた鈴原さん。
波留さんに似てるカンジで女優でもいけるのではと思えたり。
この三人は所属事務所も一緒のようですね。
演じるキャラは北海道出身。スペシャルウィークを思い出しましたw

一見ギャルなキャラを演じる籔島さんは役に寄せてはいるけど人の良さが滲み出ている感じ。

クール系リケジョを演じる大熊さんは見た目清楚っぽいけど動画を観るとけっこう肝が据わってそうw

で、金髪マウント女子って・・ペイちゃんとキャラかぶるやんw
と思ったのが、絵森さん・・とてもGirly。ふるまいに余裕も感じる。
それもそのはず、元アイドル活動をしていたようで(そこもペイちゃんとかぶるw)、所属は相武紗季さんやAqoursの小宮有紗さんが所属する事務所。

正直、キャラについては刺さるほどのインパクトは感じませんでした。
(きっと歳のせいw)

でもキャストは。。やはり応援したくなるかも。
もう少し動画を観て見極めないとw

既に3期も決定し、一般公募も始まるらしいですね。
う~ん、このコンテンツぐいぐい押してきますね。
個人的にはもっと虹ケ咲に期待したいところですが、それはまた別の話。。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9

69.5 5 2022年度の生徒会アニメランキング5位
かぎなど シーズン2(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (54)
221人が棚に入れました
――これは、小さな奇跡の物語。
本来ならば決して出会うことのなかった、違う世界、違う時間に生きる数多の綺羅星たち。はたしてどんな運命のイタズラか、そんな星々が集うことになった空の名は、『私立かぎなど学園』。
そこで待っていたのは、毎日がお祭りのような、愛と夢と希望がいっぱいの学園生活。
不思議な出会いと交流は、星々に新たな輝きをもたらします。
そして、その輝きの果てにあるものは……?

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

なんだかカオス

相変わらずKeyのキャラクターをかなり大量にぶち込むので、途中誰だったか思い出すのが大変だった。
作品自体は短いので、適当に見ていたらすぐ終わる。

1話2話聞いたことあるぶっ壊す的なオープニングを2回繰り返す。
スタート時の正座でお叱りタイムは謎。
不憫キャラの登場には頭下げるしかない。

作品には全く寄り添わず全く関係ないことして
奏ちゃんの圧倒的な強さを示しただけ?
生徒会選挙して何故か全員同じ票数とかいう結末と見せかけて投票していない奴がいる。というか立候補者が多すぎてよく分からなくなってしまった。
負けヒロインたちの自虐がすぎる。

終わり際は出番少なかったキャラクターを怒涛の出演という。
一番最後も良い感じで終わらそうとしたのに、ぶち壊すというね。
すっきりさせようよ。

最後のゆめみさんの発言は結構、意味深かな。
人気があれば続き作るかもと聞こえてしまう。


主題歌がLiaによるちいさなキセキは変わらず。
1回だけ鳥の詩のハミングバージョンが流れた。見ていたときのことを思い出します。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
--これは、小さな奇跡……を破壊する物語? また異なる世界より『私立かぎなど学園』に現れたのは新たな綺羅星なのか、それともきらめく星々を覆い尽くす暗雲なのか。 彼女たちは否定する--この世界を。 彼女たちは抗う--この世界を作った何者かに。 だが、彼女たちが世界の秘密に触れる時、この世界を愛する者たちが立ちはだかる。 今、世界を揺るがす戦いがはじまる--!?


1. 後半戦スタートーーの前になど
『えー、その程度で不憫ですか?』 何事もなかったかのように再開される物語。いつの間にやら実家のような安心感を覚えるこの世界だけど、しかし、そんな世界に不満を覚える者は前期最終回に登場した彼女たち以外にもいたのである。

2. 死後の学園など
『オペレーション--スタート!』 新しい世界のキャラたちも登場し、いよいよ『かぎなど』第2期スタートです。どうか2期もよろしくお願いします。え? 前回の話? ……神の悪戯ではないでしょうか? そんな神に反逆する物語の幕開けです。

3. マスコットなど
『ここに音無さんだけのマスコットがいます』 時に人の心を癒やし、時に作品の象徴となり、時にキャラクターグッズで莫大な収益を生み出す……それがマスコット。無くてはならない存在だけに、それを利用しようとする魔の手も時に伸びる……。

4. トラウマなど
『ありがーとぉー、いわなーいよ~』 学園祭も準備が楽しいように、旅行も目的地につくまでの時間が楽しいもの。海へ向かうかぎなど学園ご一行の道中もきっと楽しいはず……なのだが、その移動手段はバス。そう、Keyの世界でバスというものは決して安全なものではなく……。

5. うみなど
『ちくしょーーーですわーーー!』 青い空、白い砂浜、きらめく海、そして水着! おしゃれで可愛い水着でヒロインたちも着飾ります。しかし、そんな楽しい海で野望に満ちた目をした者たちが……。

6. 歌合戦など
『間違いない……神よ』 時代を超えて語り継がれ、心を震わせる旋律……人はそれを名曲と言う。そして誰もが皆、その域を目指して己の歌声を響かせる。その場所がどんなに高く、遠くとも--。かぎなど歌合戦、開演です。

7. 最強など
『さあ、始まりましたKey1グランプリ!』 人は誰もが最強を夢見る……だがしかし、世界が変われば強者もまた変わる。そしてここは、様々な世界が交わる場所。多くの猛者たちが今、作品という看板を背負って最強への舞台に立つ!

8. ヒロインなど
『そう、秘密の花園です』 パジャマパーティ……それは男子禁制の秘密の花園。ヒロインたちが、身も心も軽くして、 本音を語らう可憐な空間。少し大胆に、でも恥じらいを忘れずに。ヒロインたちが語る出会いや恋心、そして過酷な運命……。

9. 生徒会長は神など
『なるほど、恐怖政治ですね』 前期から地味にネタ振りしていた生徒会長選挙編スタート! フィクションにおいてはまさに神に等しい存在として描かれる生徒会長を目指し、神に抗う者たちが立ち上がる。しかし、当然のようにライバルたちも多くて……。

10. 混迷の生徒会長選挙など
『落ち込むぐらいならやめなさいよ……』 増え続ける候補者たちによって引き起こされる選挙戦は、かぎなど学園の全生徒を巻き込んで、まるでお祭り騒ぎの様相に。そんな中、絶望の淵に追い込まれた少女の元に現れた救世主とは……?

11. 清き一票を君に……など
『お願いだからボクのこと……』 生徒会長選挙編、決着! 一票の重みがのしかかる中、この世界を否定していた少女の心にも変化が? そして、生徒会長の座は誰の手に? 様々な世界の者たちを巻き込んだお祭り騒ぎは、いよいよクライマックス。

12. 奇跡のカタチ……など
『たのしかった』 生徒会長選挙も終わり、普段の日常に戻るかぎなど学園。そう、どんなに楽しいお祭りも、いつかは必ず終わるもの。願わくば、願わくば。その記憶がいつまでも色あせぬ、楽しいものでありつづけますように--

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Keyの20周年メディアミックスプロジェクト作品 パート2

この作品の基になっている原作ゲームは未プレイですが、「Kanon」「AIR」「CLANNAD」「リトルバスターズ!」「Rewrite」「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」は視聴済です。
「planetarian~雪圏球(スノーグローブ)~」と「リトルバスターズ!EX」は滑り込みで視聴したんですけどね^^;


――これは、小さな奇跡……を破壊する物語?

また異なる世界より『私立かぎなど学園』に現れたのは新たな綺羅星なのか、
それともきらめく星々を覆い尽くす暗雲なのか。

彼女たちは否定する――この世界を。
彼女たちは抗う――この世界を作った何者かに。

だが、彼女たちが世界の秘密に触れる時、この世界を愛する者たちが立ちはだかる。
今、世界を揺るがす戦いがはじまる――!?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

物語らしい物語は無いのですが、兎に角登場人物が豪華すぎてカオスの領域に達している感じ…
ただ、それぞれの作品が輩出されてから時間が経過していることを改めて感じずにはいられませんでした。

一番はやっぱり川上とも子さんかなぁ…
「AIR」の神尾観鈴、「少女革命ウテナ」の天上ウテナ、「ヒカルの碁」の進藤ヒカルなど川上さんならではの作品が数多くありました。

そんな川上さんの演じた神尾観鈴役を引き継いだのは、真田アサミさん…
これまで「魔法少女リリカルなのはシリーズ」のヴィータや、「デート・ア・ライブ」の時崎狂三を演じてこられた方です。
個人的にはヴィータも狂三も超が付くほど大好きなキャラですし、この作品でも神尾観鈴の出番は相当多かったですけど違和感はありませんでした。

重度の「鍵っ子」の方なら違和感を感じるのかもしれませんが、私はそこまででは無いので、この作品を視聴して良かったと思うに留めておきたいと思います。

その代わり、物語の中で感じた違和感を挙げておきたいと思います。
それはヒロインのパジャマパーティー回です。
メインヒロインと、準メインヒロイン的な立ち位置の二つに分かれてパジャマパーティーが開催されるのですが、そのメンバー構成に違和感を感じました。

実際、メインヒロインとヒロインの見分けがつかない作品って沢山あると思います。
それに誰を推して視聴するかでも変わってくると思いますし…
視聴した皆さんがこのパジャマパーティーを視聴して感じたことが気になるので、後ほどレビューを拝見させて頂きたいと思います。

それと、「リトルバスターズ!EX」は先に視聴しておいて良かったと思いました。
これだけキャラが揃っているのでEXで描かれたキャラの出番は少ししかありませんでしたが、それでも気付くことが出来たのは個人的に嬉しかったり…^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

1クール全12話の物語でした。
ラストの締め方は抜群だったのではないでしょうか。
もしかすると続きがあるような終わり方も高評価です。

物語はカオスなんですが、それでもキャラを愛でられるのはKey作品ならではだと思います。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ABのキャラが増えた2期

{netabare}
Keyのスピンオフ。
AngelBeats!のキャラが1期に追加で増えて1期よりも面白くなった印象。ギャグ的な部分で言えばABが一番キレ良かった気がするからそれもあってかこの作品のギャグも面白くなったか。
Key作品嫌いだけど、やっぱりキャラの良さはあるのか、見たの結構前だけどほぼ全員印象に残ってるし、個性的なキャラ同士の絡みは面白かった。
ゲームを意識したメタネタなども多くて結構好みな作品でした。
特に他に書くことはないです。

今期もKey作品あるけどどうなるか。
プラメモ臭するので期待してませんが。
↓一話毎メモ
{netabare}
13話 ☆5
AB こいつ誰。原作キャラ分からん()

14話 ☆5
音無とかいうカス。ガバガバ認定。死人多すぎだろ。
これで勝ったと思うなよー。ABキャラ多すぎなんだよ。
ハブられるCharlotte

15話 ☆5
手ブラ 今回結構寒かったな。

16話 ☆5
声優変わってるよな。これは事故フラグ。おとなしだけに

17話 ☆6
水着回のときだけちゃんとした頭身になるの草。
デフォルメ水着はデフォルメ水着で良さがあるだろ。
海で麻婆豆腐w

18話 ☆7
このアニメもラップかよw 音外しすぎだ。

19話 ☆6
演奏下手設定とかあったっけ。本編で見た展開。

20話 ☆8
こういうメタネタでいいんだよ。

21話 ☆6

22話 ☆6
常習犯の方がすぐ釈放されるのか。てか2期結構空気枠だな。

23話 ☆7
現実世界なのに。ゆりって生徒会長ってイメージはないな。
天使でしょ。アイプラ。最終じゃないんかい

24話 ☆8
結構面白かったな。締め方としてはかなりきれい。

曲評価(好み)
ED「ちいさなキセキ」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2
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