生徒会で部活なTVアニメ動画ランキング 10

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の生徒会で部活な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月06日の時点で一番の生徒会で部活なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

79.6 1 生徒会で部活なアニメランキング1位
ゆるゆり♪♪(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1643)
8582人が棚に入れました
七森中の「娯楽部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子たち。彼女たちの時に笑いあり、時に百合ありのまったりとした日常生活を描く。個性的な登場人物たちの中にあって存在感の薄さを理由にいじられる主人公を据え、軽い同性愛にも見えてしまう女子校の気風の中のちょっとした笑いや、片想いが連鎖する人間関係、たまに起こる本気度の高い同性愛感情によるハプニングなどが、緩やかな空気感の中で扱われている。

声優・キャラクター
三上枝織、大坪由佳、津田美波、大久保瑠美、藤田咲、豊崎愛生、加藤英美里、三森すずこ、竹達彩奈、斎藤千和、日高里菜

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ゆるゆり さん☆ハイ!放送開始記念 第12話「さらば主人公、また会う日まで」視聴。

もう一回笑われればいいと思うよ。

旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続ける4人組。
それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。
愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリー。

第1話「帰って来た主人公」
アッカリ~ン♪
たくさんの熱い声援にこたえて……あかりたち、帰ってきました~!
わ~い、会いたかったよ、みんな~。
思えば、前にアニメ化した時はいろいろあったよね。
ふふふ、あかりってば1話から存在感がなくなったり、ちなつちゃんにキ、キキ……キ……されたり、タイトルコールしか出番がなかったり、ドラム缶で山道を転がった……り……して……。
…………………………。
こ、今度はきっと大丈夫!
だって1話からちゃんと主人公してるもん! ね? ねっ!?

第2話「ゆるゆりなる日々なるなり」
聞いてくれ、みんな!
なんと『ゆるゆり♪♪』は、2話にして早くも世界中で話題独占の大人気らしいぞ!
いや、ホントか知らんけど。
でも、こういうのは先に言ったもん勝ちだって偉い人が言ってた!
そんなわけで2話あらすじ担当、歳納京子だよ~ん!
けど、あらすじってのもタイミングが大切だよな。
放送前に詳しく言い過ぎるとネタバレになるし、放送後だと何を今さらって感じだし……そこんとこどうなの、担当者?
とか言ってる間にもうあらすじ終わりじゃん。
う~む、こうなったら……ちゃんとしたあらすじは3話からってことでひとつ!

第3話「チョコと涙と女と女と磯辺揚げ」
こっち見るな、3話あらすじ担当。
えー、船見結衣です。
なんかアニメ2期が始まっても、私のポジションって全然変化ないなあ。
まあ、そんなことより、3話はチョコレートや磯部揚げの話みたいだね。
………………………………どんな話だ?
もしかして、チョコレートを磯部揚げにするとか?
いや、さすがにそれはない……とは言い切れないか。
なんせ私の身近には、ラムレーズンアイスを餃子の具にしようとした奴もいたし……。
ええと……ごめん、とりあえず自分で見てもらった方が確実かな……。

第4話「ひっちゅ」
吉川ちなつ、2期こそ結衣先輩のハートをゲットしちゃいます!
いや~ん、もう結衣先輩好き好きすぎてどうしよう~。
さて、バレンタインっていう一大イベントも終わって、私たちはいつも通りふんわりゆるゆるな毎日。
だけど、生徒会の杉浦先輩は花粉症でなんだかとっても大変みたい。
ふふっ、普段はキリッとしてるぶん、くしゃみばっかりする姿はちょっと可愛いです。
そういう所を見せられちゃうと……なんだか、キュンとしちゃうかも? ――な~んてね。
うふふ、私が浮気なんかするわけないじゃないですか。
そう、2期になっても私の本命は結衣先輩ただひとり!
L・O・V・E! 結衣せんぱ~~~~~い!

第5話「日本の夏 ゆるめの夏」
いつの間にやらもう夏休みなのね。
それにしても、歳納京子は何をやってるのかしら?
船見さんや赤座さんや吉川さんに迷惑ばかりかけて……もう、いくら夏休みだからって少したるみすぎよ。
しょうがないわね、ここは私がビシッと言ってあげなくっちゃ!
た、たまたま、そう本当にたまたま、歳納京子たちと一緒にプールに行く約束もあるわけだし!
……えっ? べ、べつに顔とかにやけてなんかないんだからね!
言い遅れましたけど、生徒会副会長の杉浦綾乃です。
皆さんも夏休みだからって、気の抜けた生活は駄目ですからね。
夏休みのない人は……と、とにかく頑張って!

第6話「【速報】ゆるゆり完売」
ふう……どうやらまた、今年も熱い夏がやってきたみたいやね。
思えば、一年前のうちはまだまだ未熟やった……。
まさか、うちの妄想力のさらに上をいく妄想力の持ち主があんなにも……しかも、日本全国から集まってくるなんて思いもせえへんかったわ。
せやけど、うちも一年前のうちとは違う。
綾乃ちゃんと歳納さんで鍛え上げたこの妄想力があれば、何があろうとも決して折れることはあらへん!
それでは、一路東京へ!池田千歳、いっくで~!
あっ、歳納さんのスペースにも顔出すんでよろしくな~。

第7話「姉妹事情あれこれそれどれ」
生徒会次期副会長、大室櫻子とは私のことだー!
……ん? なんか一年前もそんなこと言ってたような……。
よし! 細かいことは気にしないぞ!
それより聞いてよ~。
うちのねーちゃんと妹が私に厳しくてさ。
これはきっと、私のほとばしるびぼうとちせいにしっとしてるに違いないね!
しかし、どこの家も姉とか妹ってこんななの?
あっ、でも向日葵んとこの楓はすごくできた妹だっけ。
姉とは違って! うん、姉とは違って!
楓、私の妹になんない?
向日葵が冷蔵庫の上から三段目の奥の豆腐の陰に隠してるプリンあげるから。

第8話「ちなつ無双」
ちょっと、なんで櫻子が我が家の冷蔵庫の中身を把握していますの!?
まったくもう、昔から全然変わっていないのですから……。
コホン……お見苦しいところをお見せしてしまいましたわね。
私が真の生徒会次期副会長、古谷向日葵ですわ。
それにしても、何やら街が賑わっていると思いましたら、もうクリスマスなんですのね。
我々生徒会は今年も歳納先輩のお誘いで、ごらく部の方々と一緒にクリスマスを過ごすことになりました。
カラオケボックスでクリスマスパーティとのことですが……私、歌は少しばかり自信がありませんの。
はあ……。
あっ、私はもう選曲を済ませたので、どうぞ皆さんも遠慮なく。

第9話「何かありそうで何もなさそうな日」
『生徒会長の松本りせ、あらすじやります。
今回は、一人で頑張る。
大丈夫、会長だから。
むん。
ええと、9話も楽しそう、みんな。
楽しいのはいいね、好き。
うん、楽しいのが一番。
ふう……いっぱい喋って疲労困憊。
じゃあ、西垣先生と爆発してくるね。』

第10話「修学旅行R」
久しぶりだな諸君。
理科教師の西垣奈々だ。
しかし、どうしたものか……。
実は前回募集してからというもの、誰一人として爆友が増えないんだ。
そもそも、私にとって爆発とは何か?
そう、爆発は様々な実験の結果にすぎず、私の目的はあくまでも実験のはずだった。
だが、いつしか爆発は私の中で大きくなっていた。
はたして、爆発のための実験なのか、実験のための爆発なのか……難しいな。っと、すまない、あらすじを忘れていた。
確か、また修学旅行に行く2年生と、留守番組の1年生の話のはずだ……ん?そうか、わかったぞ。
修学旅行も爆発と一緒で、つまり何度やってもいいということか!
よし、これで今後も安心して爆発ができドッカアァァァァァァァァァァン!

第11話「時をかけるあかり」
あらすじでははじめまして、あかりのお姉ちゃんをやってる赤座あかねです。
アニメも2期になってせっかく登場できたっていうのに、あと2回で終わるなんてちょっと残念。
でも、あかりの登場シーンは全部まとめて編集してあるし、ブルーレイもDVDも全巻予約済みだから安心ね。
サブタイトルでもうわかっちゃうと思うから言うけど、今回、なんとあかりは過去の世界に行ってしまうの。
もう、過去に行くなんてあかりってば本当におっちょこちょいさんなんだから。
けどまあ、そういうところが可愛いのよね。
お姉ちゃんが応援してるから頑張るのよ、あかり。
いつ、どこでも、あかりのこと見守っているからね。
うふふ。

第12話「さらば主人公、また会う日まで」
アッカリ~ン♪
気づいたら『ゆるゆり♪♪』もこれで最終回か……なんだかあっという間だったね。
2期も1期に負けないぐらい色々なことがあったなあ。
その中であかりも、主人公としてひとまわり成長できたような気がするよ!
最終回、ごらく部は生徒会のみんなと一緒に演劇をやるんだよ。
あかり、今まで木の役しかやったことないから、台詞のある役とかうまくできるかなあ……。
ううん、みんな一緒ならきっと大丈夫!
だからあかりたちの活躍、最後までちゃんと見ててね。
涙、涙の、大感動のクライマックスが待ってるよ!……って、京子ちゃん? 『あ~あ、フラグ立てちゃった……』ってどういう意味?
それに結衣ちゃんやちなつちゃんまで、なんでそんな悲しい目であかりを見るの?ねえ? ねえっ!?

9月17日『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2』放送 アニメ第3期の放送情報もお届け
10月から放送開始となる待望の第3期『ゆるゆり さん☆ハイ!』。この放送に先駆けて、特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2」が、9月17日深夜2時35分からテレビ東京にて放送となります!

◆「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2」
夏休みの宿題をしていた向日葵と櫻子。突然櫻子が「先輩たちに日頃の感謝を伝えたい!」と話し始めた。驚く向日葵であったが、櫻子は先輩たちを家によんでもてなす話をはじめる。櫻子はいったいどんなおもてなしをするのか・・・?

TVアニメ本編のその後を描いた限定4コマ「ゆるゆり はっぴーごーらっきー」が公開決定!
第1弾は「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +1」のその後を描きます!

TVアニメ本編のその後を描いた限定4コマ映像「ゆるゆり はっぴーごーらっきー」の第2弾が公開!
こちらの映像はなもり先生の描き下ろしです!
今回は「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2」のその後を描きます!

\アッカリーン/ ゆるゆり、特別編「なちゅやちゅみ!+」の第2弾は9月17日に放送! 10月からはTVアニメ第3期
「ゆるゆり」より、特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+」第2弾の放送日時が発表された。

「ゆるゆり」は、コミック百合姫にて連載中の百合マンガを原作としたアニメ作品。七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と生徒会一同を中心にした学園ラブコメで、ゆるーい日常や存在感の薄い主人公のギャグ描写で人気を博している。これまで、TVアニメ第1期「ゆるゆり」、TVアニメ第2期「ゆるゆり♪♪」、OVA「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」の3作が制作され、2015年10月にはTVアニメ第3期「ゆるゆり さん☆ハイ!」がスタートする。

7月より、新作となる特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+(ぷらす)」を追加してOVAの地上波初放送を行っているが、新作第2弾「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+(ぷらす)+2」の放送日が決定。9月17日深夜2時35分からテレビ東京で放送される。

<ストーリー>
キャンプから帰ってきたあかり・京子・結衣・ちなつのごらく部4人。夏休みはまだまだ終わらない!ある日、みんなを公園に呼び出した京子が取り出したものは・・・。

『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』主題歌CDよりジャケ写到着!
8月19日(水)、『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』主題歌OP「ゆりしゅらしゅしゅしゅ」/ED「おひるねゆにばーす」がリリース! ジャケット写真が到着しました!

◆「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +1」放送情報
★「コミック百合姫」にて好評連載中の「ゆるゆり」。2011年にTVアニメ「ゆるゆり」(第1期)が放送され、続けて2012年にTVアニメ「ゆるゆり♪♪」(第2期)が放送、そして2014年にOVA「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」が劇場上映され、人気を博した「ゆるゆり」シリーズ。ついに2015年秋にTVシリーズ第3期「ゆるゆり さん☆ハイ!」放送決定!さらにそれに先駆け「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+」が8月・9月に放送決定!

夏には『なちゅやちゅみ!』続編も! アニメ『ゆるゆり』第三期が2015年10月スタート決定
2008年に発表され、現在も『コミック百合姫』(一迅社)で連載中、テレビアニメも2011年と翌2012年に放送されたなもりさん原作『ゆるゆり』。OVA『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』がテレビ東京で2015年7月25日の3:35~4:45にオンエアされるほか、続編に当たる完全新作『ゆるゆり なちゅやちゅみ!+』が8月、9月に1回ずつスペシャル放送。さらには、第三期となる『ゆるゆり さん☆ハイ!』が10月よりスタートすることが決定となりました。

2015年6月6日に日比谷公園大音楽堂で開催され、“七森中☆ごらく部”の三上枝織さん、大坪由佳さん、津田美波さん、大久保瑠美さんが出演した『七森中♪やがいふぇす』で発表された今回の3大告知。

『なちゅやちゅみ!+』は、新作OP「ゆりしゅらしゅしゅしゅ」とED「おひるねゆにばーす」収録のCDが2015年8月19日にリリース。初回限定盤(税込1650円)はOPのミュージックビデオDVD付き。通常盤は1350円(税込)。

また、トーク&ミニライブが2015年10月11日に開催されることも発表に。場所はまだ「都内某所」としか明らかにされていませんが、“その1”から"その3”まで3部構成で、アニメイト全店、ゲーマーズ全店、とらのあな全店舗、HMV、きゃにめ.jpで、OP&EDテーマCD初回限定盤を購入した人を対象にイベント応募抽選券が1枚ついてくるとのこと。

あらすじ(なちゅやちゅみ!+)
ちょっとだけ何かが変わったような、それでいて変わらない毎日。のつづき・・・
みんな、ゆるゆりの主人公・赤座あかりだよ!
今年の夏休みにみんなでキャンプに行ったんだ!みんなでお料理したり、肝試しにいったり・・・すごく楽しかったんだ!
でもまだまだ夏休みは終わらない!みんなで遊んでもっとたのしい思い出作るんだ!

待望の第三期となる『ゆるゆり さん☆ハイ!』は2015年秋アニメとしての放送。まだ詳細は明らかにはなっていませんが、ファンにとっては7月からずっと『ゆるゆり』三昧となることは間違いなさそうです。

あらすじ(さん☆ハイ!)
変わらない毎日がまだまだ続くんだ!
赤座あかり・歳納京子・船見結衣・吉川ちなつの4人が行っている部活動「ごらく部」。それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。 愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリーが、テレビに帰ってくる!

【動画工房】大注目のアニメ制作会社、その人気の秘密とは?
昨今では、季節毎に物凄い数の新作アニメが放映されています。その際に作品をチェックする取っ掛かり的なポイントがアニメファンには色々あります。

原作漫画や小説のファンであるとか、好きな監督の新作であるとか、大ファンの声優さんが出演しているとか、そういう作品に着目するきっかけになる各要素。そうした中で、ファンにとって特に重要なポイントになっているのが、アニメ作品を作る<製作会社>です。

『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』といったメジャー作を世に送り出した京都アニメーションや、斬新な映像表現を武器に『ひだまりスケッチ』シリーズや『魔法少女まどか☆マギカ』をクリエイトしたシャフト、硬派な雰囲気とスピード感のあるアクションシーンに定評のあるBONESなどなど、アニメファンから熱狂的な支持を受けている人気会社が沢山あり、一種のブランドとなっています。

この会社が作っているから観てみる。この会社ならば作画も出来も期待ができる。アニメファンにとっては、製作会社ってとっても大事なものなのです。

そうした中でも、近年大きな注目を集めている人気急上昇中のアニメ制作会社が、「動画工房」です。

その美しいアニメーションでアニメファンを楽しませてくれる優れた作品をリリースし続けている動画工房。その魅力を探っていきたいと思います!

■動画工房の名前を広く知らしめた『ゆるゆり』シリーズ
元々は、大手アニメーション会社の下請け業を中心にアニメ製作を行っていた動画工房。注目度が急激にアップした近年になって、その名前を知った方も多いかと思いますが(恥ずかしながら、私もそのひとりです……)、実は長い歴史を持つ会社さんなんです。

そんな動画工房は、2000年代に入って本格的にTVアニメーションの自社製作をスタート。当初は、PCの美少女ゲームを原作としたアニメを中心に製作を行っていました。そんな動画工房の名前が広く知れ渡るきっかけとなったのが『ゆるゆり』シリーズです。

『コミック百合姫』誌上で連載されている、なもり先生の漫画作品をアニメ化した『ゆるゆり』は、そのタイトル通り女子中学生のゆるい学生生活を綴ったコメディ作品。そんな原作を、動画工房は凄まじい映像表現でアニメにしました。

何がどう凄まじいかというと、とにかくキャラクターが動きまくる!  それも、その動きというのが非常に密度が濃いのです。そして、物凄く絵が綺麗!! 

滑らかに、美しく動くキャラクターたちが時にダイナミックに、時に繊細に動きまわるアニメーションは、原作の可愛らしさや、かしましい雰囲気を見事に表現すると共に、その高いクオリティはファンを一気に魅了することとなりました。

更に凄いのが、この『ゆるゆり』、2011年にテレビ放映されたファーストシーズンが上記のような好評を得たために、翌年放映された第2期の『ゆるゆり♪♪』では、更にその動きがパワーアップ。

興味がある方は、是非とも1期と2期のオープニングを観比べてみてください。1期の時点でも十分綺麗でよく動いているのですが、これが2期になると更にカメラが激しく動くは、キャラクターは踊るはで、何だかもうトンデモないことになっています。ポップなエフェクトの数々も含めて、アニメーションのおもしろさがギュッと詰まった映像となっています。

【アニメキャラの魅力】始まりと終わりを司る主人公!随一の不憫キャラ「赤座あかり」の魅力とは?
女の子同士の恋愛マンガを専門とした雑誌『百合姫』。その連載作品の中からまさかの初テレビアニメ化をされたのが、女子中学生たちのゆるーい日常を描いた『ゆるゆり』です。あまりガチに寄らず、いわゆる日常系アニメに連なる作風は、百合好き以外の視聴者も入りやすいこともあり、人気作となりました。
「赤座あかり」は中学1年生の女の子。ゆるいとはいえ百合アニメの主人公(?)なのに特定のカップリング対象がいないという不憫な子です。

■主人公(?)
『ゆるゆり』は、あかりの中学校への初登校の日から始まります。幼馴染で1年年上の京子と結衣に迎えに来てもらいながら、制服ではなく私服を着てランドセルをしょってきてしまうというドジっ娘ぶりを炸裂させ、その出だしはまさに主人公としての風格をかもしだしていました。

しかし、それが揺るぎだすのが教室での自己紹介。「次は濃いめのネタで」という京子のリクエストをなぜか思い出し、「みんなのハートにどっきゅーん。はじめまして、赤座あかりだぴょん!」とやらかして、教室を凍りつかせた時にあかりの運命は決まってしまったのかもしれません。

京子が作った「ごらく部」に、押しが強いちなつが参加するようになると、なぜかその存在が希薄になって、第1話にして「いたんだ」とまで言われる始末。主人公らしさが薄れる中、アニメの各話予告ではそれぞれのキャラクターが「主人公」を名乗るという主人公乱立状態となりました。

■アッカリ~ン
あかりの影の薄さに気付いた京子。あかりのためにみんなで新しい特徴を考えてあげました。結衣が考えたのが「効果音が全部アッカリ~ン」。京子が考えたのが「おっぱいミサイル」。ちなつが考えたのが「とうめいにんげん」。この3つを合わせた結果、逆に「アッカリ~ン」が透明化の効果音ということになり、かえってあかりの影の薄さを助長することになってしまいました・・・。

その後もあかりの影の薄さはエスカレートし、海ではあかりの存在を忘れられたまま、みんなで楽しく花火が行われたり、校内合宿でドラム缶風呂に入ったままどこかに転がっていっても気づかれなかったりと、とにかく不憫なのです。

■いじられ体質
いつも無防備なあかりはいじられ体質。ちなつには練習と称して濃厚なキスをされたり、近所の公園で櫻子にいたずらされたりと散々です。ちなつにキスされたときはさすがに目から光が失われましたが、それでもすぐに明るいいつものあかりにもどるのは、彼女の素敵なところです。

■そのままの自分で
アニメオリジナル回で、あかりはタイムマシーンで中学校の初登校の日に行ってしまいます。そこであかりは、その機会を利用して、不憫な自分の境遇を改変しようとします。しかし、様々な策を弄しつつ失敗していくうちにあかりは気づきます。それまでごらく部や生徒会のみんなと過ごしてきた日々は、とっても大切な宝物だと。だからあかりは改変をあきらめるのではなく、前向きな心でやめて元の時間に帰って行きました。

あかりは意図的に不憫に作られているキャラクターです。しかし、同時に与えられているのが天真爛漫で誰からも好かれる性格。影が薄くてもあかりに陰は似合いません。だから、そのままのあかりでいてほしい。そして、あかりのことが大好きなお姉ちゃんに・・・(自主規制)。

【アニメキャラの魅力】物語の真の主人公!?ごらく部創始者「歳納京子」の魅力とは?
女の子同士の恋愛「百合」を描いたマンガの専門雑誌『百合姫』にあって、異色な存在である『ゆるゆり』。タイトルの通りゆるい百合。確かに女の子に恋する女の子は出てくるのですが、むしろギャグのほうがメインとなっています。あまりガチではないところがよかったのか、『ゆるゆり』は『百合姫』初のテレビアニメ作品に選ばれる事になります。
「歳納京子」は中学2年生の女の子で、一見主人公と誤解されるような中心的立場にあります。実は原作者のなもり先生も主人公は京子だと思っていたようです。

■ごらく部創始者
京子は中学1年生のときは音楽の成績が1のくせに吹奏楽部に入っていました。「楽譜とわかりあえない」という理由で1カ月で退部していますが。その後、茶道部が廃部になったために放置されていた茶室をみつけ、そこを無断使用して非公認の「ごらく部」を設立。ごらく部の活動は「好きにだらだらする」こと。幼馴染の結衣と2人でだらだら過ごしていました。しかし、2年生になってあかりとちなつが入ってからは、大喜利的なネタ振りをしてみんなで楽しむことが活動の中心となっています。

■西京極ラム子先生
京子は中学2年生ながら、西京極ラム子というペンネームで活躍する同人作家で、劇中劇『魔女っ娘ミラクるん♪』をネタにした同人誌や同人アニメを作成しており、固定ファンがついているほどです。夏の同人誌の祭典にはごらく部や生徒会のメンバーを駆りだして売り子を手伝ってもらっています。京子が作った同人アニメはプロ並みの出来で、かなりの才能がある作家のようです。ちなみに「ラム子」というのは、往年のアニメの鬼娘ではなく、京子の大好物であるラムレーズンアイスから来ているものと思われます。

■ボケずにはいられない
京子は常にネタを忘れないボケ体質。隙あらばボケようとします。しかし、よく見てみるとそれはその場にいる友達たちを楽しませてあげたいというサービス精神から来ているように思えます。好き勝手にふるまっているようでいて、きちんと場の空気を読むのが上手。ボケはかましても誰かを傷つけるようなことは言わないですしやりません。ただ、例外的にあかりに対してはきついネタでいじることもあります。

■限定的小悪魔
京子は、女の子に対して抱きついたりキスを迫ったりとスキンシップが多いです。京子に恋する綾乃にとって、京子のスキンシップは特別なもの。京子のほうは綾乃の気持ちに気づいていない様子で、他の子にするのと同じようにふれるのですが、綾乃はそのたびにドキドキしてしまいます。結果的に綾乃に対しては小悪魔的なアプローチとなって、綾乃の心を惑わせています。

■本命はやっぱり結衣?
京子は女の子好き。大好きなミラクるんにそっくりなちなつに抱きついたり添い寝しようとしたり、千鶴に唇を突き出して迫ってみたり。しかし、本当に好きなのはやっぱり結衣なのだと思います。京子は、なんとなく他の女の子には踏み込んでいいラインを引いているようなイメージがありますが、結衣に対してはそういったラインがなく、心から気を許して甘えているように見えます。

とはいえ、京子×綾乃というのもまたよいものだとは思うんですけどね。いろんなパターンのカップリングが妄想できるのも『ゆるゆり』のいいところです。

【アニメキャラの魅力】影の主人公!?貴重なツッコミ役「船見結衣」の魅力!
百合オタぐらいしか知らなかった、知る人ぞ知る百合マンガ専門雑誌『百合姫』。そこからまさかのテレビアニメ化を果たしたのが『ゆるゆり』です。わりと真剣な女の子同士の恋愛を描いた作品が多い『百合姫』の中で、ギャグ主体のこの作品は異色の存在。しかし、それがかえって一般受けして2期まで作られる結果に。
「船見結衣」は、「歳納京子」と幼馴染で同級生の中学2年生の女の子。作品が始まった時点から「サザエさん時空」に入っているので永遠の中2です。

■信頼のツッコミ
ボケを生かすも殺すもツッコミ次第。あらゆる場面でボケをかます京子に対し、結衣のツッコミはタイミングといい的確さといい最高です。まさに作中最高のツッコミ役。

そもそもボケ揃いのこの作品ですが、結衣がビシっとツッコミを入れるのは京子だけです(例外的に千歳と綾乃にツッコんだこともありましたが)。これは幼いころから培ってきた信頼の証。京子の方も、結衣がちゃんとツッコミを入れてくれると信じているからこそ安心してボケられるんですね。

■綾乃のダジャレがツボ
京子のボケに対しては笑うよりツッコミを入れるのに忙しい結衣。しかし、なぜか綾乃が作った「罰金バッキンガムよ」「どうしよう東照宮」や「安心アンコールワット」「余裕ありま温泉」などの地名ダジャレはツボに入るようで、聞くと吹いてしまいます。これは綾乃本人が言わず、京子が言っても効果があります。しかし、京子が真似して作った「メソメソメソポタミア」にはまったく反応しないあたり、何か特殊な基準があるのかもしれませんね。

■ちょっとさびしがり屋
結衣は中学生ながら親戚が持っているアパートで独り暮らしをしています。それを知って以降、京子はちょくちょく結衣の部屋に遊びに行き、ご飯をねだったり泊まったりしています。半分はただ遊びに行ってるだけ、半分は実は結衣がさびしがり屋なのを知っているからです。結衣のほうも、表面的には京子が来るのをウザがったりすることもありますが、ちゃんと感謝もしています。良い関係ですね。

■やっぱり本命は京子?
大好きなアニメのミラクるんにそっくりということで京子にちょっかい出されるちなつをかばった結衣。そのかっこよさにちなつは恋に落ち、激しく結衣にアタックします。結衣はとまどいながらも、ちなつが結衣とキスをしたいと短冊に書いた時には、おでこにちゅっとしてあげたことも。しかし、それはちなつの恋心まで受け入れたわけではなく、かわいい後輩に優しくしてあげたという感じです。

一方京子に対しては、常にツッコミを入れつつも京子がやることにつき合ってあげたり、ラムレーズンアイスをねだる京子のためにハーゲ○ダッツのアイスを買ってあげたり、深いところで京子を受け止めてあげている印象があります。やはり、どっちが本命かといったら、やっぱり京子なんだろうと思うわけです。

■ちゃんと女の子
外見も口調もボーイッシュな結衣ですが、男の子っぽくなったのは、幼い頃に泣き虫だった京子を守ってあげるため。実は料理上手で思いやりがある女の子らしい一面もちゃんと持っています。その両面性が結衣にとってバランスのよい人格を作り上げ、さらに彼女を魅力的にしてくれます。ちなつも、そういう部分に魅力を感じているのかもしれません。

本命は京子だったとしても、ちなつのことは愛人として、仲良く幸せに3人でいちゃいちゃすればいいのです。

【アニメキャラの魅力】遅れてきた主人公!?がちゆり少女「吉川ちなつ」の魅力とは?
百合マンガ専門という、わりと特殊な雑誌『百合姫』。多くの腐女子の皆様に支えられた一大ジャンル・BLと比べるとあまりにもマイナーな世界で、コアな百合好きに細々と読まれていただけの雑誌でした。そこからまさかのテレビアニメ化を果たしたのが『ゆるゆり』です。「吉川ちなつ」はごらく部の1年生。「ゆるい百合」が持ち味のこの作品にあって、「ガチ」寄りの恋する少女です。

■がちゆり
もともと茶道をたしなむ清楚なお姉さんに憧れて、中学生になったら茶道部に入ろうと思っていたちなつ。しかし、訪れた茶室にいたのは京子たち「ごらく部」でした。茶道部は廃部になっており、使われていなかった茶室を京子たちが勝手に使っていたのです。

ちなつは落胆しますが、ちなつが、大好きなアニメのヒロイン「ミラクるん」に似ていることで一目で気に入った京子は、茶道の道具は残っているからとちなつを引きとめ、半ば強引にごらく部に引き入れました。ちなつに対して抱きついたりキスを迫ったりと暴走気味になった京子から、ちなつをかばってあげたのが船見結衣。ちなつはちょっとボーイッシュな結衣が王子様のように見えて恋に落ちます。

それからのちなつは結衣にべったり。京子に迫られた時に逃げるふりをして結衣に抱きついたりなど、積極的にアピールします。七夕のときは短冊に「ゆい先ぱいとキスしてみたい」と書いて本人に見せる貪欲さ。そして優しい結衣はおでこにキスしてくれました。

結衣とのそれ以上の関係を望むちなつは、キスの練習をしたいと友達のあかりの唇を奪ったりもしています。最初は結衣の表面的なかっこよさにだけ憧れていたちなつですが、ごらく部でいっしょに過ごすうちに結衣の人柄にも惹かれるようになっているようです。

ともすればギャグのみで走っていきがちな『ゆるゆり』の中で、百合描写のシーンを増やしてくれる貴重な存在と言えます。

■画伯
アニメの世界では独特な(強烈な)絵を描いてしまうキャラクターや声優を「画伯」と呼びますが、ちなつはまさにその「画伯」です。ちなつの内面のカオスを表したような絵柄は、原作では黒い線だけでしたが、アニメではダークな色遣いの中に血を思わせる赤が入る恐ろしい彩色も追加されて、他のメンバーたちにたいへん恐れられています。

アニメ2期8話の特殊エンディングでは、結衣とちなつのさわやかな百合ソング『ガールズパワーで』に乗って、大量のちなつの絵がエンディングアニメになるという凄惨な事件が起こりました。ちなつの絵を知った以降、京子の同人誌をごらく部で手伝ってもらうときなどには、決してちなつに関与させないような苦労が見られます。

■四次元ツインテ
ちなつはピンク色の髪をツインテールにしています。そのツインテールにしている部分の髪は、触れたものを中に引き込むという謎の存在。卓球のボールなどを大量に飲み込んだこともありますが、飲み込まれたものは髪の中に収納されているらしく何かの機会にボトっと落ちることも。つまりどこかの空間につながっているというわけではなさそうです。

■本妻の座を勝ち取れるのか?
ちなつが好きな結衣の本命はおそらく京子。結衣はちなつに対して優しく、まとわりついても邪険にしたりはしませんが、京子に対するように遠慮なく接することもありません。しかし、京子のほうはわりと浮気性なので、いずれ本妻になるチャンスもあるはず!?あきらめずに貪欲にアタックし続けてほしいものです。

【アニメキャラの魅力】生徒会サイドの主人公!?恋する乙女「杉浦綾乃」の魅力とは?
『ゆるゆり』は「ゆるい百合」をテーマにしつつ百合の皮をかぶったギャグアニメです。ただし、原作が百合雑誌掲載ということもあり、読者のニーズに合わせてそれなりに百合的表現も描かれており、ちょっと百合を匂わせた「きらら系」日常アニメよりは百合寄りで、さりとて『桜Trick』ほどはガチではないという絶妙なバランスのもとに成り立っています。そういったゆるさが2期まで制作された人気の原因かもしれません。今回ご紹介する「杉浦綾乃」は中学2年生で生徒会副会長。ちょっと空回り気味なポニテ少女です。

■恋する少女
綾乃は同じ2年生の歳納京子に密かな恋心を抱いています。生徒会役員の立場を利用して注意にしにいくという口実で、ごらく部が不法使用している茶室によく行きますが、それは京子に会いたいがため。大好きな京子には、ついツンモードで対応してしまいがちですが、京子が花粉症のときにはティッシュをあげたり、映画にさそってもらったときなどは素直にデレるツンデレです。

自分でもその恋心をもてあましているところはありますが、もっと素直になって京子と仲良くなりたいと言う気持ちを持っています。七夕のときには、その願いがたんざくに書かれていました。そんな綾乃の気持ちに感づいているのは、友達で同じ生徒会役員の千歳だけ。しかし、千歳にそのことを指摘されると真っ赤になって否定します。そういう反応だけはとても素直で正直です。

■ダジャレ好き
綾乃は中学2年生の女の子のくせにオヤジっぽいダジャレを連発します。そのほとんどは歴史的建造物や地名とかけたもの。「罰金バッキンガムよ」や、「安心アンコールワット」「余裕ありま温泉」「必要ないないナイアガラ」など、数々の名ダジャレを生みだしています。ただ、それに反応して笑ってくれるのは結衣だけです。

■なぜかまわってくる貧乏くじ
なぜか貧乏くじをひきがちな綾乃。京子に会えるとわくわくしながら茶室に行くものの、当の京子は入れ違いで生徒会室に行っていたり、生徒会室の冷蔵庫に大切にしまっておいたプリンを京子や後輩の櫻子にとられたり・・・。成績優秀にもかかわらず、テストではいつも一夜漬けで済ませる、ある意味天才の京子に負けて万年2位。茶室の明け渡しをかけ、京子にテストの勝負を仕掛け、いつも以上に寝食を惜しんで勉強し、やっと1位をとれたと思ったら、京子がマンガの原稿で忙しく一夜漬けをしていなかっただけとオチ。あかりとは違った意味で不憫な役回りです。

■いつか想いが届くように
京子に対する想いにしても、素直になれないために京子に伝わっていないというのもちょっと不憫。そのうえ京子は、ちなつや千歳の妹の千鶴にちょっかいかけたりと浮気性で、京子が一番仲がいい結衣の存在も気になるところです。唯一の救いは、たまに京子が優しくしてくれること。しかし、そんな立場に甘んじることなく、もっと素直になって気持ちを伝えればその想いは通じるかもしれません。

実は『ゆるゆり』ファンの間でも京子×綾乃というカップリングは人気があります。それだけ、一途な綾乃の気持ちを応援したい人が多いのでしょうね。いざとなれば結衣から略奪するぐらいの気概でがんばってもらいたいものです。

【アニメキャラの魅力】人呼んで真っ赤な主人公!妄想少女「池田千歳」の魅力とは?
ガチではないゆるさですが、日常アニメよりはちょっと百合寄り。そんな立ち位置でそれまで百合作品に目を向けなかった層にも受け、人気アニメとなったのが『ゆるゆり』です。舞台は中学校。女の子同士でキャッキャウフフ、時には恋愛要素もありますが、高校生にはない未成熟さが、かえって受け入れやすかったのかもしれません。「池田千歳」は中学2年生の生徒会役員。関西弁なまりのおっとりメガネ少女です。

■キス魔
原作ではお酒入りチョコレートでよっぱらっていましたが、アニメでは各方面に気を使ったのか、改変されてチョコレート酔いするという設定に変わっていました。どちらにせよ、千歳は酔うとキス魔に変貌します。その相手は誰でもおかまいなし。生徒会とごらく部の合同合宿では、酔った千歳によって、綾乃、りせ、結衣、千鶴、ちなつ、あかりに加え、西垣先生の唇まで奪われてしまいました。なお、京子は自ら受け入れていました。

■妄想鼻血少女
千歳はちょっとおませな百合妄想癖があります。親友の綾乃が同級生の歳納京子に恋をしていることを見抜いており、綾乃と京子が一緒にいる場面では、綾乃が踏み込めないその先まで妄想しては鼻血を流しています。

その妄想はメガネをはずして視界がぼやけることで強化。出てくる鼻血の量も増え、時には部屋中血だらけになることもある壮絶さです。京子が誤ってメガネを壊してしまったときは、制御が効かず鼻血を出し続けました。

千歳は妄想するだけではなく、綾乃の恋が成就するように応援もしています。しかし、当の綾乃は指摘されても照れて否定するばかり。しかし、もし綾乃の恋が実って目の前で京子といちゃいちゃしたら、千歳はどうなってしまうのでしょうか?

なお、千歳がなにをネタに妄想しているかはわりと周りに知られているようで、修学旅行のまくら投げで京子に悪用されたり、キス魔モードを解除するために、綾乃が京子のほっぺにキスして大量出血させたりなどしています。

■やさしい「おばあちゃん」
おっとり少女でやさしい口調の関西弁の千歳。その雰囲気や、漬物を漬けるのが趣味で、ティッシュをくれたあかりに自作のたくあんをお礼にあげたりなど、あかりから「おばあちゃんみたいでかわいい人」と思われています。双子の妹の千鶴に対しても、姉というよりはお母さんのような優しさで包んであげている印象です。

■千歳の本心はどこに?
自分の本心はあまり外には出さない千歳。しかし、実は綾乃のことが好きなのではと思わせられることがあります。妄想趣味では綾乃と京子がくっつくことを考えていますが、それは自分の綾乃の気持ちへの代償行為かも?綾乃のことを応援するために自分の恋心を抑えつけているのなら、もうちょっと解放してもいいんじゃないかなと思いますよ。

【アニメキャラの魅力】私こそが次期(副)主人公!?愛されるアホキャラ「大室櫻子」の魅力とは?
女子中学生たちのキャッキャウフフと、割ときついギャグを両立させてしまった奇跡のアニメ『ゆるゆり』。特に百合に興味がない層にも笑えるアニメとして歓迎され、元からの原作ファンを上回るような新規ファンを獲得しました。「大室櫻子」は主人公(?)赤座あかりのクラスメイトの中学1年生。年齢より言動が幼いアホの子です。とっても人気があるキャラクターであり、櫻子と姉と妹の3姉妹を主人公にしたスピンオフ作品『大室家』まで出ているほどです。

■アホかわいい
櫻子は、勉強が苦手で一部日本語も危うい子です。時に行動が唐突で、思いつきをすぐ実行しようとするところは京子と似ていると言われることもありますが、京子が場の空気を読んでふざけているのに対して、櫻子は場の空気など一切おかまいなしです。集中力がなくいたずら大好き。あかりはよく櫻子のいたずらの被害にあっています。生徒会室の冷蔵庫にある綾乃のプリンを食べてしまうことも・・・。

ただ、わりと長幼の序はわきまえているらしく、先輩に対する言葉づかいは丁寧です。幼馴染の向日葵にはいつも叱られていますが、無邪気でアホ全開のキャラクターは、周囲を困惑させつつも温かく受け入れられているようです。

■向日葵への独占欲
櫻子は、幼馴染の向日葵と常にいがみあっています。生徒会に入ったのも、向日葵が一人だけ生徒会役員になるのが悔しかったから。と、表面的にはそうなのですが、学校の帰りはいつも一緒ですし、なにかというと向日葵の家に行って、勉強を教えろだの何か食べさせろだのと甘えます。櫻子がそうやって甘えたり駄々をこねたりするのは向日葵に対してだけです。2人でファミレスに入った時は、向日葵の苦手なにんじんを食べるかわりに自分の苦手なピーマンを食べてもらったりしています。お互いあーんして!

向日葵が、ちなつにマフラーの編み方を教えてあげるために、櫻子といっしょに帰ったりかまったりしてくれなくなった時期がありました。櫻子はその間胸がむかむかしていましたが、まだ心の幼い櫻子にはそれが嫉妬であることが理解できずにいました。しかし、マフラーを作り終えて、向日葵が自分のために編んだマフラーをくれ、また一緒に帰れることがわかったときは、満足そうな最高の笑顔を浮かべていました。本人たちは忘れていますが、幼い頃に婚姻届にお互いの名前を書いた2人。実は今でもそのときの気持ちは変わっていないのです。

■おっぱいコンプレックス
原作のキャラ紹介には「ツンデレ1年生のちっぱいの方」と書かれるほど、ぺったんな櫻子。中1にしては過剰な向日葵の巨乳にコンプレックスをもっていて、そのおっぱいにパンチをするなど過激な行動に出ることも。しかし、まだ中1ですし、これから成長の可能性はまだまだあります。もっとも、年齢が進まないということを作中キャラクターが明言している作品なので、ずっと中1のままなんですけどね。まあ、小さいままなら小さいままで、向日葵のおっぱいを揉ませてもらえばよろしい!

今はお互いツンモードですが、お互いの気持ちに気づいたらきっとべたべたのカップルになるはず!そんな未来も見てみたいものです。

【アニメキャラの魅力】後藤沙緒里の無駄遣い!?一歩進んだ百合関係「松本りせ」の魅力とは?
「ゆるい百合」というコンセプトのギャグアニメ『ゆるゆり』。女子中学生たちのゆるーい日常を描いた作品で、中学生レベルのキャッキャウフフが繰り広げられています。そんな中、ひとりだけ少し「大人」な百合関係を匂わせてくれるのが、中学3年生で生徒会長の「松本りせ」です。今回はそんな「松本りせ」の魅力について紹介してみたいと思います。

■インビジブルガール
主人公(おそらく)の赤座あかりが“影が薄い”と言われながらも、それなりに話にからんでくるのに対し、生徒会長りせの影の薄さは全く比較になりません。りせは、生徒会長という役職ゆえに、放課後は常に生徒会室で仕事にいそしんでいます。その全身が画面に現れたのはアニメ1期の9話・・・。

実は、初登場は1期の4話で、生徒会とごらく部が一緒に海で遊んだ時に、妄想で鼻血を出した千歳にティッシュを差しだす彼女の手が映ったり、上空からの絵で海に走っていくメンバーたちの一番右端に一瞬だけ映ったりしています。もっと言うと、2話の時点で櫻子が向日葵に見せた生徒会メンバーの写真の中央に写っていたのですが、りせの顔の上にだけ光の帯がかかっていて見えていませんでした。

生徒会メンバーは、当然りせの存在をわかっていましたが、京子たちはずっと生徒会室にいたことも、海でいっしょに遊んでいたことすらも気づいていません。京子たちが、訪れた生徒会室で初めてりせの存在に気付いた時に、たまたま怪談をしていたことから、りせのことを幽霊だと勘違いしてしまう始末・・・。

■小声!
りせは原作では「・・・」というセリフ(?)しかありません。アニメではそれが異常な小声でしゃべっているという演出になりました。りせのCVは後藤(弱)こと後藤沙緒里さん。しかし、通常の音量では後藤さんの声はまったく聞こえません・・・。ところが、音量をものすごく上げると、ちゃんとしゃべっているのが聞こえるのです。なぜかただ一人だけ、そんなりせの小声をちゃんと聞く事ができるのが理科教師の西垣先生。りせと普通に会話が成り立ち、りせの声が聞こえない綾乃たちに、彼女が言ったことを伝えてあげたりしています。

■イケナイ関係
そんなりせと西垣先生、実は「イケナイ関係」なのです。そう、西垣先生がやらかす“常に爆発が伴う実験”や“体に変調をきたす薬の試験”に付き合わされる関係です。その実験の内容とは、りせが赤面して照れてしまうようなもの・・・。色々とひどい目にあっているはずなのに、りせは自ら望んで協力しているようです。

2人の関係は、西垣先生がりせの髪を切ってあげたり、爆発でついた西垣先生のよごれをふいてあげたりと、単なる実験だけのつながりではないと思われます。無茶な実験案ばかりの西垣先生を心配するりせの目から、恋する人への気づかいを感じたのは私だけではないはず。スピンオフとして、少し大人な2人の百合関係を描いてほしいな・・・なんて思ったり思わなかったり思ったり。

2014年2月9日に開催された「冬なのに、ごらく部☆なちゅまつり」にて、新作アニメーションの制作が決定し、後にOVAで制作し劇場上映を予定していることが発表され。またその後、AnimeJapan 2014にて開催された『ゆるゆり スペシャルステージ』において、スタッフやキービジュアルなどの詳細が公表され、タイトルは『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』となることが発表された。OVA発売に先行して、2014年11月29日より劇場上映が実施される予定である。

『夏だ!まつりだ!!!全員集合└(б∇б)┘ごらく部☆なちゅまつり』(なつだ!まつりだ!ぜんいんしゅうごう ごらくぶなちゅまつり)は、2013年7月7日に中野サンプラザ、同年7月21日にNHK大阪ホールで開催された。
2013年2月24日にパシフィコ横浜国立大ホールにて開催された七森中♪ふぇすてぃばるで本公演の開催を発表。詳細については同年3月21日に放送のラジオ番組『ゆりゆららららゆるゆり放送室・帰ってきました!生公開録音おまけ』の中で発表された。

七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子たち。彼女たちの時に笑いあり、時に百合ありのまったりとした日常生活を描く。個性的な登場人物たちの中にあって存在感の薄さを理由にいじられる主人公を据え、軽い同性愛にも見えてしまう女子校の気風の中のちょっとした笑いや、片想いが連鎖する人間関係、たまに起こる本気度の高い同性愛感情によるハプニングなどが、緩やかな空気感の中で扱われている。

『コミック百合姫S』連載当時、同誌掲載作品の中では百合色が薄い作品にもかかわらず、当初から読者アンケートではダントツの1位だったという。また、1話12ページながら、一誌で3話 - 8話掲載しており、さらにはアニメ化決定後の2011年5月から7月にかけては、3か月連続で単行本の刊行がなされた。

作中において登場人物は年をとらない設定で、次の年になっても進級しないが出来事は引き継がれる。

オープニングテーマ
「いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪」
(第1話 - 第5話、第7話 - 第10話、第12話)
「よんでミラクるん!」(第6話)
「ゆりゆららららゆるゆり大事件」(第11話)

エンディングテーマ
「100%ちゅ〜学生」(第1話 - 第7話、第9話 - 第12話)
「ガールズパワーで」(第8話)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 50
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

タイトルなし

1話でついに主人公として覚醒したか?と思われたあかり。{netabare}安定の夢オチ。この作品では主人公として扱う気一切なし。{/netabare}

話の大半はとりとめのない感じで見終えた直後から忘れてしまうのだが、クソガキみたいな嫉妬わがままのシーンがあり、そこは見ていて辛いものが…。

基本はとれとめのない安定した内容。最終話もとりとめないネタだったし。
常に気になるのは、食べ物を見ると見境なく手を付けること。なんなん?

実質最終回と説明されていた11話でまさかのシリアス展開。サブタイトル通りタイムトラベル。 {netabare}あかりがばっちり主人公だった。何故か部室にあった機械にうっかり乗ってしまい、1年前へ。すぐに元の時間に戻ろうとするが、動かない。修理してもらう間に存在感が薄れるきっかけになったことを改変しようとする。ことごとく失敗して迎えた最後のチャンスで今までの思い出が消えることから思いとどまる。無事に帰ると存在感が薄いとの自己評価を覆す周囲の心配ぶり。僕も思わず涙が。結局、爆発させるし、紙芝居なんだけど。{/netabare}
とりあえず、お姉ちゃんの妹愛半端じゃないな。


OP
いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪ 歌 七森中☆ごらく部
よんでミラクるん! 歌 魔女っ娘ミラクるん(竹達彩奈)
ゆりゆららららゆるゆり大事件 歌 七森中☆ごらく部
ED
100%ちゅ〜学生 歌 七森中☆ごらく部
ガールズパワーで 歌 結衣(津田美波)&ちなつ(大久保瑠美)
挿入歌
魔女っ娘ミラクるん♪ 歌 魔女っ娘ミラクるん(竹達彩奈)
ぴゅあぴゅあミラクるん 歌 魔女っ娘ミラクるん(竹達彩奈)
みんなだいすきのうた 歌 赤座あかり(三上枝織)


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
もう1回、笑われればいいと思うよ。 旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続ける4人組。それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリーが、 2011年夏に放送された第1期よりさらにゆる~いゆりになって(?)帰ってくる!

1. 帰って来た主人公
アッカリ~ン♪たくさんの熱い声援にこたえて……あかりたち、帰ってきました~!わ~い、会いたかったよ、みんな~。思えば、前にアニメ化した時はいろいろあったよね。ふふふ、あかりってば1話から存在感がなくなったり、ちなつちゃんにキ、キキ……キ……されたり、タイトルコールしか出番がなかったり、ドラム缶で山道を転がった……り……して……。…………………………。こ、今度はきっと大丈夫!だって1話からちゃんと主人公してるもん!ね?ねっ!?

2. ゆるゆりなる日々なるなり
聞いてくれ、みんな!なんと『ゆるゆり♪♪』は、2話にして早くも世界中で話題独占の大人気らしいぞ!いや、ホントか知らんけど。でも、こういうのは先に言ったもん勝ちだって偉い人が言ってた!そんなわけで2話あらすじ担当、歳納京子だよ~ん!けど、あらすじってのもタイミングが大切だよな。放送前に詳しく言い過ぎるとネタバレになるし、放送後だと何を今さらって感じだし……そこんとこどうなの、担当者?とか言ってる間にもうあらすじ終わりじゃん。う~む、こうなったら……ちゃんとしたあらすじは3話からってことでひとつ!

3. チョコと涙と女と女と磯辺揚げ
こっち見るな、2話あらすじ担当。えー、船見結衣です。なんかアニメ2期が始まっても、私のポジションって全然変化ないなあ。まあ、そんなことより、3話はチョコレートや磯部揚げの話みたいだね。………………………………どんな話だ?もしかして、チョコレートを磯部揚げにするとか?いや、さすがにそれはない……とは言い切れないか。なんせ私の身近には、ラムレーズンアイスを餃子の具にしようとした奴もいたし……。ええと……ごめん、とりあえず自分で見てもらった方が確実かな……。

4. ひっちゅ
吉川ちなつ、2期こそ結衣先輩のハートをゲットしちゃいます!いや~ん、もう結衣先輩好き好きすぎてどうしよう~。さて、バレンタインっていう一大イベントも終わって、私たちはいつも通りふんわりゆるゆるな毎日。だけど、生徒会の杉浦先輩は花粉症でなんだかとっても大変みたい。ふふっ、普段はキリッとしてるぶん、くしゃみばっかりする姿はちょっと可愛いです。そういう所を見せられちゃうと……なんだか、キュンとしちゃうかも?――な~んてね。うふふ、私が浮気なんかするわけないじゃないですか。そう、2期になっても私の本命は結衣先輩ただひとり!L・O・V・E!結衣せんぱ~~~~~い!

5. 日本の夏 ゆるめの夏
いつの間にやらもう夏休みなのね。それにしても、歳納京子は何をやってるのかしら?船見さんや赤座さんや吉川さんに迷惑ばかりかけて……もう、いくら夏休みだからって少したるみすぎよ。しょうがないわね、ここは私がビシッと言ってあげなくっちゃ!た、たまたま、そう本当にたまたま、歳納京子たちと一緒にプールに行く約束もあるわけだし!……えっ?べ、べつに顔とかにやけてなんかないんだからね!言い遅れましたけど、生徒会副会長の杉浦綾乃です。皆さんも夏休みだからって、気の抜けた生活は駄目ですからね。夏休みのない人は……と、とにかく頑張って!

6. 【速報】ゆるゆり完売
ふう……どうやらまた、今年も熱い夏がやってきたみたいやね。思えば、一年前のうちはまだまだ未熟やった……。まさか、うちの妄想力のさらに上をいく妄想力の持ち主があんなにも……しかも、日本全国から集まってくるなんて思いもせえへんかったわ。せやけど、うちも一年前のうちとは違う。綾乃ちゃんと歳納さんで鍛え上げたこの妄想力があれば、何があろうとも決して折れることはあらへん!それでは、一路東京へ!池田千歳、いっくで~!あっ、歳納さんのスペースにも顔出すんでよろしくな~。

7. 姉妹事情あれこれそれどれ
生徒会次期副会長、大室櫻子とは私のことだー! ……ん? なんか一年前もそんなこと言ってたような……。よし! 細かいことは気にしないぞ!それより聞いてよ~。うちのねーちゃんと妹が私に厳しくてさ。これはきっと、私のほとばしるびぼうとちせいにしっとしてるに違いないね!しかし、どこの家も姉とか妹ってこんななの? あっ、でも向日葵んとこの楓はすごくできた妹だっけ。姉とは違って! うん、姉とは違って!楓、私の妹になんない? 向日葵が冷蔵庫の上から三段目の奥の豆腐の陰に隠してるプリンあげるから。

8. ちなつ無双
ちょっと、なんで櫻子が我が家の冷蔵庫の中身を把握していますの!?まったくもう、昔から全然変わっていないのですから……。コホン……お見苦しいところをお見せしてしまいましたわね。私が真の生徒会次期副会長、古谷向日葵ですわ。それにしても、何やら街が賑わっていると思いましたら、もうクリスマスなんですのね。我々生徒会は今年も歳納先輩のお誘いで、ごらく部の方々と一緒にクリスマスを過ごすことになりました。カラオケボックスでクリスマスパーティとのことですが……私、歌は少しばかり自信がありませんの。はあ……。あっ、私はもう選曲を済ませたので、どうぞ皆さんも遠慮なく。

9. 何かありそうで何もなさそうな日
………………………、……………………。………、………………。………、……………。……。………、…………………、………。……………………、……。……、…………………。………………………………………。………、………………………………。『生徒会長の松本りせ、あらすじやります。今回は、一人で頑張る。大丈夫、会長だから。むん。ええと、9話も楽しそう、みんな。楽しいのはいいね、好き。うん、楽しいのが一番。ふう……いっぱい喋って疲労困憊。じゃあ、西垣先生と爆発してくるね。』

10. 修学旅行R
久しぶりだな諸君。理科教師の西垣奈々だ。しかし、どうしたものか……。実は前回募集してからというもの、誰一人として爆友が増えないんだ。そもそも、私にとって爆発とは何か? そう、爆発は様々な実験の結果にすぎず、私の目的はあくまでも実験のはずだった。だが、いつしか爆発は私の中で大きくなっていた。はたして、爆発のための実験なのか、実験のための爆発なのか……難しいな。っと、すまない、あらすじを忘れていた。確か、また修学旅行に行く2年生と、留守番組の1年生の話のはずだ……ん?そうか、わかったぞ。修学旅行も爆発と一緒で、つまり何度やってもいいということか!よし、これで今後も安心して爆発ができドッカアァァァァァァァァァァン!

11. 時をかけるあかり
あらすじでははじめまして、あかりのお姉ちゃんをやってる赤座あかねです。アニメも2期になってせっかく登場できたっていうのに、あと2回で終わるなんてちょっと残念。でも、あかりの登場シーンは全部まとめて編集してあるし、ブルーレイもDVDも全巻予約済みだから安心ね。サブタイトルでもうわかっちゃうと思うから言うけど、今回、なんとあかりは過去の世界に行ってしまうの。もう、過去に行くなんてあかりってば本当におっちょこちょいさんなんだから。けどまあ、そういうところが可愛いのよね。お姉ちゃんが応援してるから頑張るのよ、あかり。いつ、どこでも、あかりのこと見守っているからね。うふふ。

12. さらば主人公、また会う日まで
アッカリ~ン♪気づいたら『ゆるゆり♪♪』もこれで最終回か……なんだかあっという間だったね。2期も1期に負けないぐらい色々なことがあったなあ。その中であかりも、主人公としてひとまわり成長できたような気がするよ!最終回、ごらく部は生徒会のみんなと一緒に演劇をやるんだよ。あかり、今まで木の役しかやったことないから、台詞のある役とかうまくできるかなあ……。ううん、みんな一緒ならきっと大丈夫! だからあかりたちの活躍、最後までちゃんと見ててね。涙、涙の、大感動のクライマックスが待ってるよ!……って、京子ちゃん? 『あ~あ、フラグ立てちゃった……』ってどういう意味? それに結衣ちゃんやちなつちゃんまで、なんでそんな悲しい目であかりを見るの?ねえ? ねえっ!?

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

2期だったからか!?千夏の絵ついに解禁!!そして…!?

帰ってきた主人公!あかり!
みんなの大好きが全てあかりに!!!
でも確かに主人公っぽいけど...なんか違う!!!
そんな第1話でした♪

そして第1話だからか!あかりのオープニングコール!
すごかったです〜(笑)

3期→1期→2期という変な見方をしてしまいましたがついに繋がりました(笑)
やっぱりゆるっとしてて、ギャグありでおもしろいですね(๑´∀`๑)


〜話ごとにおもしろかった場面〜
{netabare}
第1話にて千夏の、髪にピンポン玉がのみこれてるところ!
こわい(笑)千夏恐るべきですね…!
んでしかもそれがお風呂で出てくるとか(笑)
おもしろかったです♪

そして第2話からいつも通りに?
タイトルコールはやっぱり途中で切れましたね(笑)
やっぱゆいの突っ込みいいですよね!ナイスです♪最高です♪
お笑いも面白ろかったです(笑)
全てにおけて笑えました!!

第3話にて
礒辺揚げ多っ(笑)
まあそれはさて置き…(笑)
さくらこは何だかんだ言って、やっぱりひまわりのこと好きなんですね♪2人の組み合わせ好きです♪

そしてここでも千夏!!
やっぱこわい~(笑)適当の方が上手いとか謎ですね(笑)毎回手を抜いてもらうとか(笑)

第4話にて
マスク(笑)しゅこ~しゅこ~って何気に怖かったです(笑)

帰り道あかりだけ濡れないとかすごいなと思いました(笑)
「アッカリーン」パワー??

そしてそして!なんと予告でりせちゃんしゃべったんです!!!相変わらず声はほぼ聞こえないけど…超うれしかったです!

第6話にて
歌が本格的(笑)しかも続きっていうのがすごい!
敵役の声は京子なんですね(笑)
動画を見てる設定か!
なるほど…!ここの話おもしろかったです!

でも綾乃がかわいそうだなぁと思いました(;>_<;)
そして京子作のミラクるんファン多いんですね
すごい…!私も少し興味出ました(笑)

第8話
姉妹編!どの姉妹も個性的ですよね(笑)おもしろかったです(笑)

みんなでカラオケ♪
京子含む衣装がかわいくてかわいくてオンここの話もお気に入りです♪

そして、EDは千夏の絵ついに解禁!!
ともかく怖すぎて怖すぎてヤバかったです!!
むしろトラウマになりかねませんね…

第9話
そしてオーブニングコールもちなつのホラー絵でしたね

京子のパン食べてる顔かわかったのが印象的でした♪
桜子と千夏って何気に合うなぁ〜って思いました!

千夏!今回ばかりはかわいそうでした…
そしてせっかく、作ったパウンドケーキ一人で食べちゃったなんえかわいそうに…
ってかずっと押し入れの中いたのがすごいなぁと思いました(笑)よくバレませんでしたね(笑)

あかり、相変わらず寝るの早いですよね!
9時って小学生かよ!ってツッコミたくなりました
千夏怖かったですが、それと同じくらいあかりの半目怖かった(笑)
しかもガチで霊いるとか笑笑
そしてそれがお姉ちゃんだと気づかなかったなんて笑
怖くない怖くない、いやそれが1番怖かった(笑)
けっきょく二人とも寝れないっていう(笑)
お泊りあるあるなんですかね??(笑)


第10話
オーブニングコール
ンーリカッアで透明から戻るとか(笑)そしてからのカット笑

11話
この話はあかりが主役?(常に主役はあかりです)
最終回っぽかったです!
{netabare}
あかりが転生ではなくガチで消えた!?
まさかのタイムリープ!?
しかも時をかけるあかりって笑笑
小学生時代に戻った!?
信じてくれるんだ!?
最初は驚きの連発でした!!
でも、お姉さんはあかりの言ったことに信じてくれて、はげましてくれたり…♪
一緒に寝れてよかったですよね♪優しいお姉さん♪

そしてあかりは1週間もいなかったんですね…
みんなガチで心配してて少し感動しました♪

って思ったらこれは京子が作ったものだったんですよね
でもすごい感動しました♪一番好きかもです!
{/netabare}

12話
最終回なのに名前も呼ばれなかったとか(笑)
最後らしい終わり方でよかったです♪
11話が、印象強すぎました(笑)
最後には全キャラ出てきたし、千夏の絵も再びでしたがよかったです♪
そして最後の落ちは爆発〜
{/netabare}

次は続編のなちゅやちゅみ!も見たいなと思いました♪

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14

77.7 2 生徒会で部活なアニメランキング2位
宙のまにまに(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1345)
7787人が棚に入れました
主人公・大八木朔は、かつて暮らしていた町に引っ越してきた高校生。朔は読書好きで、静かで平凡な学園生活を望んでいた。\\nしかし、そんな朔の前に現れたのは、過去にこの町に住んでいた時の幼なじみ、明野美星。朔にとって美星との過去はトラウマになっていた。\\nそんな中、美星が作った天文部に入ることになった朔。そして、天文部を舞台にしたドタバタラブコメディが、いま始まる。

声優・キャラクター
前野智昭、伊藤かな恵、戸松遥、小清水亜美、早見沙織、高木礼子、間島淳司、チャン・リーメイ、松風雅也
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「あれがデネブ、アルタイル、ベガ」君は指さす夏の大三角♪

原作は未読で視聴しました

ジャンルは学園ラブコメ
舞台となるのはとある高校の天文部です

天文部で思い出されるアニメ作品といえば
他には
「えびてん」くらいでしょうか

そこで早速
本サイトの売り(?)である成分タグで"天文部"タグを見てみました・・・
・・・?
・・・ま~置いといて^^!
※「えびてん」は「天悶部」でした^^

かなりマイナーなジャンルですね^^!

登場人物は
主人公で高校1年生の大八木朔(おおやぎさく)くん
高校2年生の明野美星(あけのみほし)ちゃん
朔くんと同じクラスの蒔田姫(まきたひめ)ちゃん
そして
"その他もろもろ"・・・(ちょっと多め)


さくくんはメガネをかけたちょっとイケメン
みほしちゃんに対する幼い頃のトラウマが残っています

みほしちゃんはさくくんが小学校2年生までのお友達の・・・
そう
恋愛作品では定番の「幼なじみ」

ひめちゃんはというと
さくくんラブの可愛い女の子
さくくんにいつもまとわり付いてるみほしちゃんにちょっと嫉妬ぎみ

さらに作品を構成する要素が
学園・・・
高校生・・・
部活動・・・
星・・・
夜・・・(^^!
プラネタリウム・・・
暗闇・・・(--!

このなんとなく意味深なシチュエーションで考えられるとしたら・・・!!
青春真っ只中の熱いラブストーリー!?
それとも
ドロドロドロロ君の"修羅場"展開!?
キャ~~~!!(ホラーじゃないよ^^)

って
絶叫覚悟で
期待して最後まで観てたのですが

ラブ・・・ほとんどありません

終始
みほしちゃんと"その他もろもろ"のハイテンションコメディ
後半はみほしちゃんがちょっとウザいくらいで
私のテンションが持ちませんでした^^

ただ
最終回では
{netabare}"その他もろもろ"の中の二人に恋が芽生えてしまって
なんだかちょっとだけ照れましたよ^^{/netabare}

それより
この作品
デザインがとても良かったですね
特に星空の描写がすご~く綺麗でした

ちなみに
作品名でググってみると
「星空の作画は通常のアニメではスパッタリングなどの手法により適当に星をちりばめることが多いが、本作では原作者の柏原麻実と制作スタッフが実際に天体観測を幾度も敢行して時間帯、方角、星の位置関係などを研究したという。加えて、アストロアーツの全面協力を得たことで、劇中で取り扱われる星空に限らず、背景イラストに及ぶまで手の込んだものとなっている」(wikipediaよりコピペ)
※スパッタリング・・・塗料などを小さな粒子として飛ばし付着させる手法

という具合に(手を抜いてゴメンナサ~イ)
星空の作画にはかなり力が入っているようです

天文部が舞台の作品だけあって
部活動での天体観測では星空が映し出されるシーンが多く
実際に
私が小学生の頃に使っていた星座板(まだ充分使用に耐えうる程ですよ(汗)
を引っ張り出してきて
見比べてみたのですが
星の位置などがとても正確に描写されていました

それに加えて
作中での天体観測の説明がとても分かりやすかったですね

印象的だったのは
第5話「言葉の星」の
天文部と文芸部の合同合宿でのお話です

{netabare}天文部がある理由で文芸部のみんなを急遽天体観測に招待したのですが
まだ星座初心者であるひめちゃんの最小限の説明を聞いただけで
文芸部員のみんなが星座板もなしに星座を言い当てしまいます
実は天文部が事前に配った
観測のためのチラシに書かれていた星座にまつわる「物語」から
星座を頭のなかにイメージ出来たんですね{/netabare}

ま~
{netabare}文芸部だから言葉をイメージ化することに長けているという
前提もあるのですが{/netabare}

そして
そのときのさくくんと
琴塚文江(ことづかふみえ)ちゃん(愛称:フーミン)
(生徒会長・文芸部員・メガネっ娘・ちょっと堅物)
の会話がステキでした

{netabare}(さ:さくくん、ふ:ふみえちゃん)
{netabare}さ:星座ってはじめに物語があって
  あとでそれを当てはめたものが多いんです
{netabare}ふ:"言葉の星"ね・・・
  伏線が回収されていく感じ・・・
  言葉はパズルのピース・・・
  組み合わされるのをまっている・・・
  知らずに見聞きした言葉が私の内に溜まって
  こうして空を見上げるのを待っていたのね
(全部書いちゃった^^)

かっけ~!!
これ本当に高校生どうしの会話かよっ!?{/netabare}{/netabare}{/netabare}

ていうか
{netabare}このあたりから
この二人の関係も
結構気になりだしたのですが
それはこの作品を観てのお楽しみです{/netabare}


ラブコメはともかく
天文学や星座を扱うジャンルとして
新鮮な感覚で見られた作品でした


最後に・・・
もうすぐ七夕(レビュー投稿日:7月1日)
せっかくだから
引っ張り出してきた星座板片手に(もう片方はチューハイ^^)
一人寂しく星空にお願いしてやる~(T_T

{netabare}そこのモテナイ君
お目当ての女の子を落としたいなら
お星様にお願いしてみては?{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 23
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

君といっしょに観る星空は、ずっとずっときれいだよ(※作品紹介レビューとして更新)

「夏に見たくなるアニメ」シリーズの第2弾です。星を観る。そんな何気ない行為の奥にある、本当の魅力を味わっていただけたらと思います。

※この作品については以前レビューを書きましたが、この度大幅に加筆修正してあります。


◆作品情報◆

ジャンル、原作、監督、話数、放送期間、アニメーション制作会社の紹介です。(wiki参照)

{netabare}ジャンル:学園、ラブコメ、天体
原作:柏原麻実さん(漫画、月刊アフタヌーン)
監督:高松信司さん
話数:全12話
放送期間:2009年7月~9月
アニメーション制作会社:スタジオコメット{/netabare}


◆キャラ&声優さん紹介◆

キャラ名、(声優さん名)、二言紹介、で書いてあります。(wiki参照)

{netabare}大八木朔(前野智昭さん)・・・本作の主人公。本当は本が好きなのに、天文部に籍を置いているイケメンメガネ。
明野美星(伊藤かな恵さん)・・・本作のヒロインで、朔の幼馴染。ただ真っ直ぐに、星が大好きな女の子。
矢来小夜(早見沙織さん)・・・美星と同級生で、小学校からの親友。美星のよき理解者で、黒髪ロング美人。
蒔田姫(戸松遥さん)・・・朔のクラスメイト。朔のことが大好きで、近づこうと天文部に入った健気な女の子。
路万健康(間島淳司さん)・・・天文部部長。本当は、熱い気持ちを内に秘めている病弱メガネ。
江戸川正志(高木礼子さん)・・・朔のクラスメイト。本当は写真部だけど、なぜか参加しているお調子者。{/netabare}


◆あらすじ◆

みんなで星を観に行く、本格的な天文部のアニメです。7年ぶりに、小学生の頃に住んでいた街に戻ってきた主人公の朔(さく)。彼が幼馴染で星が大好きな美星(みほし)と高校で再会し、天文部に勧誘されるところから物語は始まります。


◆オススメポイント◆

① 誰かと星を観に行きたくなる

ふと空を見上げて星を見ることってよくありますけど、一人で見る星はどこか切ないような寂しいような、そんな感じがしますよね。でも、誰かといっしょに観る星空はとても感動的で、なんだかいつもより輝いて見える。この作品では、天文部のみんなで星を観に行くシーンが何回もあるわけですが、いっしょに星を観る楽しさがとてもよく伝わってきます。私はこの作品を見る度に、「私も誰かと星を観に行きたいな」と思ってしまいます。


② 星座がきれいでわかりやすい

星の描写はとても美しく表現されていて、思わず見入ってしまいます。またそれと同時に、星座の解説がわかりやすくて、とても勉強になります。「このアニメでもっと勉強して、実際に星を観に行きたい」と素直に感じました。(ただし本当に星座の知識を身につけるためには、別に本か何かで勉強する必要があるかとは)


③ 仲間との楽しくてちょっと切ない青春物語

仲間といっしょに星を観たり、部員の勧誘をしたり、文化祭を頑張ったり。どれも派手なものではありませんが、なんだか楽しそうで心地よく感じました。高校生らしい気持ちのすれ違いもよかったです。


④ 音楽が素敵

主題歌や挿入歌はもちろん、星空を観察している時のBGMもとてもいい。特に、OPの「Super Noisy Nova」がよかったです。全12話を一気に観ましたが、OPは飛ばさずに全部見てしまったくらいです。ちなみに、高垣彩陽さん、寿美菜子さん、戸松遥さん、豊崎愛生さんの4人の声優さんたちからなる「スフィア」というグループが歌っています。


◆注意点◆

① 派手なストーリー展開はありません

基本的に、天文部のみんなが星を観に行くお話なので、派手な展開はほとんどありません。季節によって変化する、星空と人の心を楽しんでもらえたらいいんじゃないかと思います。


② ギャグシーンは好み次第

星を観るシーンはとてもきれいで幻想的。その一方で、日常シーンではメリハリをつけるために、ギャグやパロディが多用されています。なんとなく、君嘘のそれに似た感じです。私は好きなのでいいですが、人によっては合わないかもしれません。


◆感想&まとめ◆

おそらくこの作品が伝えたかったのは、「みんなで星を観るのは楽しいよ」ということだと思います。

そして、星座には物語があって、それを知るともっと楽しむことができる。そんなこともちゃんと届けてくれる作品です。難しいことを考えずに見ていただいて、みなさんが「星の魅力」を少しでも感じ取れればいいのかなと思います。

何故だろう。夏になると、無性に星を観に行きたくなります。今年の夏は、行けるといいな。(たぶん、私は無理でしょう)


~友と観た 星降る夜よ 胸の中~


最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。


オススメ度 ★★★★★★★☆☆☆



◇余談◇

『プロフィール、更新しました』

※どうでもいい情報かもしれませんが、私のプロフィールを更新しました。アニメ以外の趣味なども書いたので、興味のある方はご覧ください。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 47

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

忘れ物を思い出させてくれるような素敵な作品です(-ω☆)キラリ☆彡

■「宙のまにまに」ってこんなアニメなんです☆彡
月刊アフタヌーンで連載していた柏原麻実さんの漫画をアニメ化した作品なのです☆
この作品のテーマはずばり『星』なんですよ☆彡
 
主人公の大八木 朔[ooyagi saku]くんは読書好きで目立たない・・・いや、目立ちたくない高校生活を送ろうとしていたのですけど、そんな彼の平穏な日常を見事に打ち破ってくれる存在がいたのですw
その存在とは・・・明野 美星[akeno mihoshi]ちゃんなのです!
実は朔くんの1つ先輩で幼馴染なのですけど、星空を見られないと衰弱してしまうほどの「星」大好きっ子でもあるのですよ♪
美星ちゃんはかなりの暴走列車っぷり&トラブルメーカーなので、朔くんの理想だった平穏な日常は彼女に振り回されてサヨーナラー(_´Д`)ノ~~.。・:*:・゚`☆、。・:*:・゚`★* なのでしたw
そんな2人が所属している天文部を通して、繰り広げられるほのぼの青春ラブコメディーなのです♪
しかも、星の魅力をたっぷり堪能できちゃう『癒し』のおまけ付きなので、アタシσ(゚-^*)の大好物な作品であることは間違いありませんでした(o^∇^o)ノ
 
 
■総評
この作品は見る人の感性によって評価が分かれるんじゃないかなって思ってます!
評価目線が萌えとか、ラブストーリーとかだとちょっと物足りなく感じるかもしれませんね♪
でもこの作品の最大の魅力は、普段忘れがちな「星」という素敵な存在を思い出させてくれた事なんじゃないかなってかってに思っちゃってるのです(´- `)フッ(´ー `)フフッ(´ー+`)キラッ
 
古今東西、四季折々に変わらない表情を見せてくれる夜空に輝く満点の星達☆彡
街の明かりにその美しい表情をみる事が出来なくなってきている今日この頃でですけど、きっと誰もが星空をながめてその美しさに酔ったことがあるんじゃないかな?って思うのです♪
忙しない日常が、そんな綺麗な星空を眺める事さえ忘れさせてしまってるんですよね・・・!!
そんな忘れてた感動や感情を思い出させてくれたのがこの「宙のまにまに」でした♪
 
ラブコメ主体のストーリーの方もとっても爽やかで好印象でした!
特にお気に入りのキャラは姫ちゃんですね(*^o^*)
くせっ毛で湿気が天敵でドライヤーにこだわりを持っている姫ちゃんには共感しまくりですw
アタシσ(゚-^*)もちょっとくせっ毛なのでマイナスイオン発生装置付きじゃないと・・・とかのこだわりがあるんですよ(*'ー'*)ふふっ♪
美空ちゃんと朔くんがまだ付き合ってないって事だけで前向きにがんばっている姿や好きな人に少しでも可愛く見られたいって言う気持ちや表情がとっても良く描かれていてとっても可愛かったです♪
 
それと、後半登場のキャラが近江 あゆみ[oumi -]ちゃんの存在は爽やかな印象を与えてくれました♪
積極的なお嬢様キャラなんですけど、嫌味がなくってそれでいて一途な彼女のサイドストーリーは見ていて清々しさを感じました!まだ見てない人は必見です♪
 
お笑い担当の江戸川君も大好きなキャラの一人です♪
ちょっとエッチな写真部の男子なんですけど、朔くんよりも頼りになるし天文部には欠かせない存在になってて何故もてないのかなぁ・・・身長低いとか・・・エロイとか・・・暴走するとか・・・w
 
この作品はもっとたくさんの人に見てもらいたいなって思います♪
天文学なんか全然わからなくっても楽しめるし、今度星空でも見に行ってみようかなって思ったり、星座からギリシャ神話を覚えてみようかなって思ってもらえたらいいなって思います♪
美星ちゃんも言ってたように、たくさんの人達と星の魅力を「共有」できたら素敵ですよね☆彡
 
 
2011.11.05・第一の手記

投稿 : 2024/11/02
♥ : 52

93.1 3 生徒会で部活なアニメランキング3位
かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★★ 4.1 (978)
4525人が棚に入れました
秀才たちが集うエリート校・秀知院学園その生徒会で出会った副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行誰もがお似合いだと認める2人の天才は、すぐに結ばれるのかと思いきや高すぎるプライドが邪魔して告白できずにいた!!“如何にして相手を告白させるか"という恋愛頭脳戦に知略を尽くす2人…その類い稀な知性が熱暴走!!もはやコントロール不可能!!恋が天才をアホにする!!新感覚“頭脳戦"?ラブコメ、再び!!秀才たちが集うエリート校・秀知院学園その生徒会で出会った副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行誰もがお似合いだと認める2人の天才は、すぐに結ばれるのかと思いきや高すぎるプライドが邪魔して告白できずにいた!!“如何にして相手を告白させるか"という恋愛頭脳戦に知略を尽くす2人…その類い稀な知性が熱暴走!!もはやコントロール不可能!!恋が天才をアホにする!!新感覚“頭脳戦"?ラブコメ、再び!!

声優・キャラクター
古賀葵、古川慎、小原好美、鈴木崚汰、富田美憂、花守ゆみり、麻倉もも、日高里菜、八代拓、青山穣
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

久々の可愛さと思わず涙

前作と変わらず千花を目の敵にするかぐやさん。
嫉妬が可愛い。そして、お互い意識しすぎるあまり、より一層ポンコツに。特にかぐやさんのポンコツっぷりが発揮されてしまいます。
あれ?今作は全然駆け引きしてないな。

伊井野ミコの登場や石上君の切ない過去を掘り下げるなども面白かった。
同級生の女の子に恨まれつつもその娘の平和を守った石上君とどん底に落とされた石上君を助けた生徒会もかっこよかった。

あと、どうでもいいけれど、クリムくんではサキュ嬢にシコられ、ミコちゃんでは風船をシコる富田実憂って一体?
古賀葵と小原好美の演技も相変わらず最高です。


OP
DADDY! DADDY! DO! feat. 鈴木愛理 鈴木雅之
ED
風に吹かれて 福原遥
挿入歌
やさしさの記憶 maimie
またもOPは鈴木雅之。豪華だなあ。大型新人すぎる。
EDはまいんちゃん。作中でもちょっと出てる。可愛らしい歌声。



1話感想
{netabare}
いきなり早坂愛が活躍するのだが、かぐやさん会長を眠らせたのに肩に頭を乗せられて緊張で何もできない。もう可愛い。

続いてのろけに来るあいつ。なんやねん。さらに、謎のトーマスパロ。

新作ゲームを千花が持ってきて生徒会で楽しむけど、石上君真っ先に死んじゃうし、かぐやさんはお目当ての結婚はできず、お金だけは稼いで空しい気持ちに。
誕生日を祝わないとか1年前に言ってしまったばかりに葛藤が生じる。
{/netabare}

2話感想
{netabare}
会長の誕生日プレゼントに何が良いのか探ることも兼ねて白銀の妹・圭、藤原姉妹とウィンドウショッピング。藤原妹の抱える闇が怖いわ。
圭が兄に似すぎて思わずドキドキするかぐやさん可愛い。それに、血迷ってウエディングケーキを作ってしまう。恥ずかしさのあまり、脳内裁判。プレゼントをなんとか渡して頑張った。
さらには、兄妹揃ってかぐやさん好きすぎてマウント合戦の始末。
{/netabare}

3話感想
{netabare}
お月見回は月に夢中になるあまり、白銀がかぐやさんの想像を先回りした行動を無意識に行ってしまう。もう付き合ってしまえ。
感傷に浸った後生徒会解散してから名前をどう呼ぶか問題。でも白銀は続投を決めてドヤ顔。生徒会長になれば将来が約束されるなんて良いなあ。
{/netabare}

4話感想
{netabare}
かぐやさんの挑発により早坂は会長をオとすことに。パソコン作成に精通していたり、物を破壊している謎動画を見ていたりするのに、教えて作戦や可愛い動画を見ていると装う。さらには寝たふり。普通の男なら簡単にオちるテクニックを駆使する。会長の固い意志には勝てなかったようでほっとするかぐやさん。そして、好きではなくても振られると悔しい早坂。
続いて生徒会の選挙活動。
白銀はかぐやさんに演説を頼みに行くわけだが、学校中で謎の噂が立ち、全校生徒が見守る中、告白する流れに。かぐやさんも期待していたのに、白銀は迷った挙句、演説依頼のみ。せっかくの雰囲気だから告白しろよ。と思わずにはいられない。
常に学年一位を貫く伊井野ミコに対して白銀は劣等感を抱くし、伊井野ミコが千花を副会長にしたいとかいうから、千花が寝返ろうとする。結局、公約が男子坊主頭、女子おさげとか時代錯誤甚だしいもので白銀は勝利を確信してしまう。石上君はライバル視してるのかしてないのかわからん。
{/netabare}

5話感想
{netabare}
寝不足が解消され、隈がすっきりなくなり、寝癖も消えて優しいイケメンの生まれ変わった白銀。普段は話かけられないのに、挨拶されたりカラオケに誘われたりとモテ期到来。しかし、かぐやさんには響かない。そして、柏木にトゥルーラブについて相談する始末。結局、翌日選挙活動で眠れなかった白銀は元通りになってしまい、それに興奮するかぐやさんの性癖が露呈されただけであった。
白銀が校歌を口パクしているところを千花に目撃されてしまう。歌が下手でそうしているようだ。ここで過去白銀にバレーボールの指導をした辛い過去を思い出す。躊躇うが、少し下手なだけという言葉を信じ、案の定後悔する。上手にできたことにほっとして指揮しながら思わず泣き崩れる千花。お疲れ様です。
白銀を会長にするため、根回しをするかぐやさん。ライバルのミコにも協力を要請する。ミコはずるいという点でお似合いだと言ったのに、かぐやさんはお似合いという言葉しか頭に入らず、嬉しくて照れちゃう。
{/netabare}

6話感想
{netabare}
ついに選挙演説。かぐやさんの過去の実績を示す完璧なプレゼンとは対照的に家庭の事情もあり、兎に角真面目で常に人間を注意するせいで周囲と敵対してしまったミコは普段口うるさいのに、大勢の人間を前にするとほとんど声が出なくなる。それを普段敵対する人間たちが笑いものにしている。石上君は努力している人間を笑う奴らが許せないし、白銀も悪役に徹して彼女にナイスアシストをする。その優しさにかぐやさんは思わず嫉妬。
最終的に白銀が当選したものの、めっちゃ僅差やん。
{/netabare}

7話感想
{netabare}
お着替えシーンで始まる。やったぜ!と思ったら、石上君かよ。しかも、ブリーフ派。それを千花とかぐやさんに見られてしまう。千花はブリーフを馬鹿にする。それに対して石上君は女子が好きなボクサーパンツはヤリ○ンだと主張する。これを聞いたかぐやさんは白銀がどんなパンツを履いているのか猛烈に気になる。紅茶をわざとこぼして「やったパンツ見えたー」というお馬鹿思考が一瞬駆け巡るものの、冷静にどんなパンツが好きか訊いてみることに。白銀は女性のパンツの好みを質問されたと勘違いしてしまうが、かぐやさんと話が噛み合わず、白銀がボクサー派=ヤリ○ン認定されてしまう。生徒会室に入ろうとしたミコはドン引き。石上君はあれだけ熱く語ったのに、速攻でブリーフ辞めるというオチも。
次に、白銀がヤリ○ンだと勘違いしたかぐやさんは浮気しないようにする方法を早坂に相談する。ホルモンが大切だと聞き、マッサージをすることに。一心不乱に行うマッサージが滅茶苦茶痛いのだが、耐えているところをミコが目撃したところ、行為をしていると勘違いしてドン引き。
最後は圭が漫画を読んで号泣。馬鹿にする白銀だったが、自身も読んで号泣し、良い恋がしたいと考える。後日、かぐやさんに読ませてラブラブ作戦を
実行することにした。まず、石上君に読ませる。感動させようとしていると冷めた感じで読み始めるのだが、やはり感動。第三者を利用してかぐやさんに読ませる作戦。千花も愛読しており、いけないネタバレをするため、口封じでガムテープを口に貼られる。ミコが悪いタイミングで入室したため、勘違い。武器?を持ってミコが再度入室した際はかぐやさんを除く3人がガムテープを口に貼っており、ドン引き。漫画を読まないと言っていたかぐやさんは結局、早坂と一緒に読んで恋愛脳に。EDの後は少女漫画風の作画に様変わりし、乙女なかぐや様は告らせたいシンドロームが始まる。白銀と石上君と恋愛模様を繰り広げ、プリンに水族館の入場券を仕込む作戦をちゃっかり行う。千花だけには適用されないみたいで空気ぶち壊し、しかも一人でプリンを完食。見かねた白銀はかぐやさんを連れて水族館へと誘うのだが、「ここが水族館」というよく分からない理由で断られて素に戻り、ショックを受ける白銀とドキドキして純粋なかぐやさんがすれ違ってる。男2人の水族館も楽しくて良かったね。
{/netabare}

8話感想
{netabare}
相変わらず千花信者のミコは生徒会メンバーは千花を見習うべきだとか言い出す。思想が偏ってるぞ。それを利用して千花はミコに何があっても怒らない練習をするように言う。石上君の平常運転にも我慢し、写真加工アプリで遊ばれる。かぐやさんもついでに変顔させられるのだが、男性陣の反応が酷い。優しくしてあげて。かぐやさんは白銀とお似合いと言ってくれるミコのこと気に入っているみたい。
そして、青春ものにはつきものである体育倉庫イベント。お約束の扉が開かない展開だが、お互いに策略を張り巡らしていると勘違いしてしまうせいで、深刻さ皆無。本当はやばいぞ。いろいろあって白銀がかぐやさんを押し倒したところをミコが扉を開けて目撃してしまう。言い逃れできんな。さらに、ミコから誤解されてしまう。
最後は髪に付いた糸くずを白銀に取ってもらった直後に倒れたかぐやさん。元から体が弱かったということで心配され、大学病院の有名かつ四宮家専属の医師である外科教授の診察を受ける。結果はなんと恋の病。認めたくないのか最新の機械で検査。完全なる健康体でした。早坂は恥ずかしくてたまらない。心臓に穴空いてたら死んでるぞい。
{/netabare}

9話感想
{netabare}
スクール・ウォーズと色々混ざったパロ。さらに、さすがにまずいぞピーナッツのパロ。そして、こばちの説明により、ミコの中での生徒会に対する誤解が解けたと見せかけて誰かを悪者にしないと気が済まないのか、かぐやさんが諸悪の根源という扱いに。「白銀会長のことどう思っているんですか」と罵声のつもりで放った言葉がかぐやさんは勘違いして、複雑な乙女心を見せるのであった。
会長のことを意識しすぎて上手に話せなくなったかぐやさんは早坂の勧めによりルーティーンを身につけることに。頬に右手を当てることでどんな状態であっても一瞬でリラックスする術を身につけるも、かぐやさんとどうにかして会話したい会長に右手を握られ、何が何でもルーティーンを行うために合気道2段柔道2段が炸裂してしまう。勝負に勝ったけれど、負けてしまった。
続いて石上君が勇気を出して応援団に入り、普段なら絶対に交流することのない陽な人種と交流する。応援のテーマが男女で制服を入れ替えるというもの。当然?借りるあてのない石上君だったが、意外にもかぐやさんが優しく、貸してくれると言う。かぐやさんは石上君が自分の制服を着たことを面白がって、石上君にメイクを施して遊びだす。それを白銀が羨ましそうに隠れて見ている。なんだこれ?
{/netabare}

10話感想
{netabare}
かぐやさんに避けられていることに落ち込む白銀。妹の圭は非常に気になるのだが、ふだん圭のためを思ってかガミガミ五月蠅いため、絶賛反抗期。勿論、上手に訊けないので、罵倒風質問。丁度帰ってきた父親はストレートに訊く。これもパパとしての活動略してパパ活らしい。違うもの想像するわ。
続いて白銀があまりにも酷いソーラン節を踊っているシーン。千花はまたも指導するハメに。エクソシストもびっくりな踊りに匙を投げるのだが、かぐやさんが代わりに指導しているところを見て不貞腐れる複雑もとい面倒臭い乙女心。芸術に対するスタンスの違いも相まって大岡越前の逸話顔負けの腕引っ張り合いをする。結果、引っ張られる気持ちを理解した白銀の踊りが上達するという。
{/netabare}

11話感想
{netabare}
応援団としての役割を全うしてちょっぴり陽キャの仲間入りした気分だった石上君だったが、石上君の過去に大きく関わる大友京子に「ずいぶん楽しそうになってるんだね?」と声をかけられたことから一気に地の底に落とされた気分になってしまい、周囲がどんなに話しかけても上の空となってしまう。
石上君の過去回想へ。近寄り難い雰囲気を醸し出して友達が少ない学生生活を送っていた石上君だったが、そんなことを気にせず大友京子は気さくに話しかける。そんな彼女の優しさが少し嬉しい石上君であった。
そんな折、大友京子に演劇部部長の荻野コウという彼氏ができた。そして、石上君は偶然、影で悪さをしている様子の荻野に気付いてしまう。彼の妙に中二病じみた正義感が悪を許せず、特に優しい大友京子を守りたいという気持ちから、証拠を突き出して交渉するも、京子のリベンジポルノ?写真をネタに口封じを迫られ、正義感からさらに激高し殴ってしまう。
その状況をクラスメイトに見られた上に、石上君は京子のことを好きだったわけではないのに、荻野が演劇の強みを生かした芝居により、一方的に悪者にされ、荻野に嫉妬して一方的に殴ったストーカー扱いされてしまう。京子にも蔑まれ、停学処分を言い渡された。高校に進級できない可能性もあったが、ミコが実はファインプレーしてたんだよなあ。停学処分期間中に反省文を書くように教師に指示されるも、自分の気持ちや京子の気持ちを考えると、どう頑張っても書くことができない。さらに、先生も荻野のほうの肩を持つことが余計に許せない。そして、反省文さえ書けば、停学処分が解除されるはずなのに、それをせず、ひたすら引きこもっていたところを白銀が颯爽と救いの手を差し伸べに家にやって来る。しっかり石上君について調べて石上君の気持ちを代弁してくれる「うるせぇ、バァカ!!」と。思わず泣いてしまう石上君は本当に胸熱だった。白銀のかっこよさよ。僕自身もこのシーンには泣いてしまった。それを思い出して吹っ切れた石上君は京子にむかって「うるせぇ、バァカ!!」と言ってのける。かっこいい。これまた胸熱。団長のピンチヒッターで出場したリレーでは惜しくも勝つことはできなかったが、応援団の仲間が駆け寄って励ましたり、褒めてくれたりする。真の陽キャの優しさを実感するとともに今まで描写されていなかった仲間の顔がしっかり描写される。石上君の心の傷も少しは癒えたんだなあ。にしても、つばめちゃんは本当に良い娘。泣いて駆け寄って来るのが可愛い。
そして、最後まで京子は荻野と付き合えてたのにと呑気なことを友人と話している。彼女の平和を石上君が守ったことを知らないなんて。なんだかなあですよ。ていうか転校したのは純粋に学力が足りなくて進級できなかっただけかよ。バカを否定できんやんけ。友人も否定してないのは草。荻野も実は転校していてかぐやさんが手を回したのかもしれん。
{/netabare}

12話感想
{netabare}
学園のパンフレットを作ろうというお話。最初は嫌がりつつも、学園長の口車に乗せられて段々とノリノリになって写真をたくさん撮影されるミコ。この娘簡単に騙されそうやな。そして、石上君と一緒に写真を撮ろうとなると一転して険悪に。でも、髪を下ろしてかっこよく決まってる。一方、かちこちな白銀と千花。かぐやさんは家庭の方針で写真に写ってはいけないというので、学園長は白銀とかぐやさんの代わりに千花が恋人みたいな雰囲気を作って写真を撮ろうとする。かぐやさんは学園長に怒り心頭だったが、本当はかぐやさんが恋人役に最適だったのにという嘆きでむしろ感激。やっぱり全員で集合写真撮影しようとしたその時、長年使い続けたガラケーを落として壊してしまう。思い出がたくさん詰まったガラケーが壊れたことにショックを受けるかぐやさん。スマホを買いに行くかぐやさんだが、白銀とおそろいがいいと言い出し、それをネタに白銀にイジられると早坂は言い出すのだが、彼女は乗ろうとしない。翌日、スマホを持って生徒会室へとやってきた
普段と違って素直にラインのIDを交換する彼女に様子がおかしいと感じる生徒会役員。変だからこそ、いつもどおりで接しようと決める。今までスマホを持っていなかったかぐやさんを仲間外れにしないようにと作っていなかった生徒会役員のライングループを作ってこれまで撮ってきた写真をクラウドにあげようと提案する千花。その写真につながりを感じるかぐやさん。失ったのは携帯ではなく、そのことだったことに気がつく彼女は感動しきり。
「何回でもシコシコしてよくって、でも、最低一回はシコっとしなきゃいけなくて、限界に達した人が負けってゲームしませんか?」最後は千花のこんな一言。てっきりエッチなゲームだと思いこみ、俄然ヤル気の男ども。ミコまでもがそう思い込んでしまうくらい。狙って言っているのか?しかし、シコる相手が風船だと知らされてテンションダダ下がりの二人。参加すると言ってしまった手前、思っていたことには触れずに渋々参加する白銀たち。
順番に空気入れで風船をシコるが、膨らんでいくごとに恐怖も膨らんでしまう。ルーティーンで平静を保とうとするかぐやさんだが、それでは空気を入れることができない。千花を恨みながら1シコで逃げ出すかぐやさん。石上君も大見得を切るも1シコ。かぐやさんは千花にミカンを勧めて、リモネンのゴムの融解作用で破裂させようとするも回避されちゃう。そして、その藤原書記もミコちゃんを使って激シコさせるクズっぷりを発揮。それに乗っかる生徒会役員共。それでも、ミコは破裂寸前でギブ。即席の吹き矢を使って自分の順番が回ってくる前に風船をわろうとするかぐやさんだが、またも作戦失敗。かぐやさんがビビっていることに気がつき、幼少期に父親から大切な人を守れる人間になるように言われた記憶が蘇る白銀だったが、恐怖が上回り、結局はかぐやさんにこれまた1シコで順番を回す。回想の意味なし。そんな中で千花が空気を読まずにミカンをむいて大爆発。そのままエンディングへ。
{/netabare}


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
秀才たちが集うエリート校・秀知院学園その生徒会で出会った副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行誰もがお似合いだと認める2人の天才は、すぐに結ばれるのかと思いきや高すぎるプライドが邪魔して告白できずにいた!!“如何にして相手を告白させるか”という恋愛頭脳戦に知略を尽くす2人…その類い稀な知性が熱暴走!!もはやコントロール不可能!!恋が天才をアホにする!!新感覚“頭脳戦”?ラブコメ、再び!!


1. 「早坂愛は防ぎたい」「生徒会は神ってない」「かぐや様は結婚したい」「かぐや様は祝いたい」
白銀のアドバイスのおかげで柏木とカップルになった男子生徒が、またまた恋愛相談にやってきたものの、以前とは印象がまるで違う。夏休みを終えた彼は、身も心もチャラ男に成り果てていたのだ。相談とは名ばかりのノロケ話を聞かされた白銀と石上は、その自信満々な振る舞いから、すでに彼女と“神聖な行い”をしてしまったのではないかと訝しむ。そこで柏木と二人っきりにして様子を覗き見してみると、恋人同士でムードが高まってきたらしく……。

2. 「かぐや様は聞き出したい」「かぐや様は贈りたい」「藤原千花は確かめたい」
待望のウィンドウショッピングに出かけたかぐやは、白銀の妹・圭と仲良くなるチャンスを虎視眈々とうかがっていた。一緒にやってきた藤原姉妹に邪魔されながらもようやく圭と隣同士になれたかぐやは、その横顔に白銀の面影を感じてドキドキが止まらない。さらに白銀の誕生日プレゼントに何を贈ればいいのかを探ってみると、「兄とはそんな仲良くないですよ」と不満げな表情に。圭の口から暴露される白銀の知られざるエピソードとは!?

3. 「白銀御行は見上げたい」「第67期生徒会」「かぐや様は呼びたくない」
秀知院学園第67期生徒会の活動最終日、4人が生徒会室を片付けていると、思い出の品が次々と見つかった。フランス校との交流会の看板、神経衰弱で使ったイカサマトランプ、NGワードゲームのカード、コスプレ用のネコミミ、生徒から没収した不健全な雑誌、「とっとり鳥の助」の映画チケット……。それぞれの胸に懐かしい記憶がよみがえり、話題は尽きることがない。そして4人は空になった生徒会室を後にする。

4. 「早坂愛はオトしたい」「かぐや様は告ら“れ”たい」「伊井野ミコは正したい」
生徒会選挙の予測速報ではトップを独走中の白銀だったが、それを追う1年の女子生徒・伊井野ミコのことが気になっていた。選挙運動中のミコと話をしてみると、学年1位の才女だけあって弁が立ち、白銀のライバル心がメラメラと沸き上がっていく。一触即発の空気を感じて仲裁に入る藤原だったが、そんな彼女にミコは予想外の言葉を投げかける。「私が生徒会長になった暁には、藤原先輩が副会長になって頂けませんか!」。

5. 「白銀御行はモテたい」「柏木渚は慰めたい」「白銀御行は歌いたい」「かぐや様は蹴落としたい」
勉学において右に出るものはいないが音楽にはちょっと自信のない白銀は、学園の校歌斉唱を口パクで誤魔化していた。その事実を藤原に見破られてしまったが、もし音痴であることが他の生徒にバレてしまえば完璧な元生徒会長というイメージが崩れてしまう。そこで白銀の運動音痴を直した実績のある藤原が、今度は歌のレッスンに付き合ってあげることに……。ところが白銀の音痴は“ちょっと”どころのレベルではなかった!

6. 「伊井野ミコを笑わせない」「伊井野ミコを笑わせたい」「かぐや様は呼ばれない」
ついに生徒会選挙当日を迎えたが、ミコの努力もむなしく、元生徒会長としての手腕を誇る白銀の当選はほぼ確実。さらにかぐやも完璧な応援演説を披露して、ミコ陣営との格の違いを見せ付けた。だが石上の表情はなぜか浮かない。上がり性のミコが演説で上手くしゃべれずに、生徒たちの笑い者になるのが耐えられないからだ。怒りを露わにした石上に対し、白銀は「伊井野ミコを笑わせない勝ち方をすればいいんだな?」と言い壇上へ登っていく……。

7. 「かぐや様は脱がせたい」「かぐや様は出させたい」「白銀御行は読ませたい」「かぐや様♡アクアリウム」
「ボクサーパンツを穿いてる奴は全員ヤリチン」という石上の偏見を真に受けたかぐやは、白銀のパンツを確認したくてたまらない。どうすれば自然にパンツを見られるのか策略を巡らせるが、思い浮かぶアイデアはどれもアブナイものばかりだった。もうストレートに聞いてしまおうと、どんなパンツが好きなのかを尋ねるが、白銀はランジェリーの好みを聞かれたものだと勘違い。かぐやに穿いてほしいパンツを想像し始める。

8. 第8話 伊井野ミコは抑えたい/かぐや様は怯えない/かぐや様は診られたい
ミコを会計監査に迎えた新生徒会がスタートしたものの、なぜか生徒会室はギスギスとした空気に包まれていた。ルールに厳しいミコは、学園で不健全なことをしている(ように見える)かぐやと白銀や、校則を無視してゲームで遊んでいる石上が許せず、ついついキツく怒ってしまうからだ。「時には優しさも必要」という尊敬する藤原のアドバイスを受けて、「何があっても絶対に怒らない」という訓練をすることになったものの……。

9. 第9話 そして石上優は目を閉じた②/かぐや様は触りたい/かぐや様は断らない
根暗な性格を変えてリア充の仲間入りを果たすため、体育祭の応援団に立候補した石上だったが、団員たちはウェイ系のパリピだらけ。石上の戸惑いをよそに、会議はノリとテンションだけでどんどん進んでいき、男子は女子の制服を着て応援することになってしまった。しかし、陰キャの石上には制服を気軽に貸してくれるような女友だちが思い浮かばない。もう応援団を辞退した方がいいのだろうかと悩んでいたところに、かぐやが現れて……。

10. 「白銀圭は話せない」「白銀御行は踊りたい」「大仏こばちは取り締まりたい」「白銀父は聞き出したい」
勉学において右に出るものはいないがダンスはうまく踊れない白銀は、体育祭に向けて藤原と三度目の猛特訓を繰り広げていた。しかし仏の顔も三度まで。出来の悪い白銀に愛想を尽かした藤原は怒って出て行ってしまう。それでも一人黙々と練習を続ける白銀のもとに、今度はかぐやがやってきてレッスンをすることに。ところが様子を見に戻った藤原との間で、指導方針を巡りバトルが勃発! はたして上手く教えられるのはどっちなのか?

11. 「そして石上優は目を閉じた③」「白銀御行と石上優」「大友京子は気づかない」
体育祭もいよいよ中盤戦、応援団のパフォーマンスは大盛況で、石上の心はこれまで味わったことのない充実感に包まれていく。だが中等部のときのクラスメイト・大友京子に話しかけられたことで表情が一変。動揺を隠せない中、怪我をした応援団団長の代わりに、対抗リレーにアンカーとして出場することになってしまう。真っ青な顔のままトラックに立った石上は、かつて自分が学園で起こしたある事件のことを思い出していた。

12. 第12話 生徒会は撮られたい/生徒会は撮らせたい/藤原千花は膨らませたい
学園案内のパンフレットのモデルに選ばれた生徒会だが、かぐやは家の方針でメディアに顔を出すことを禁じられていた。屋上での撮影の様子を羨ましげに見つめていると、最後に携帯電話のカメラでプライベートの集合写真を撮ろうという提案が。喜ぶかぐやだったが、その瞬間、突風が吹いて携帯を屋上から落としてしまう。地上でバラバラに壊れた携帯を拾い上げるかぐや。これまで皆と一緒に撮った写真が消えてしまったことを思うと、悲しくてたまらない……。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

和を以て貴しとなす

種明かしは後半で! 原作は未読です。

面白いと感じる作品には4.0点以上つけていて、自分レビューした作品の5割弱が“面白い”に該当します。『かぐや様』の1期は4.0点ちょうど。
なによりも脇役の藤原書記・石上会計・早坂・そして柏木カップルが良い仕事をするコメディと評価しました。アニソン界の大型新人や劇伴含めた演出のコテコテ感も好感。ただし主役二人はパンチ不足なので4.0点どまり。そんな1期の評価です。

 とにかく場を荒らしまくる藤原
 気軽に地雷を踏み抜く石上
 この作品唯一まともな人早坂
 主役以上にラブしてる柏木夫妻

名バイプレイヤーがいる作品は安心して見ていられる。好評だった1期からそのまま大きく外すことはないだろうとの期待を裏切らず無事完走。1期と同じく全12話の物語。
1期を受けての2期となるお作法について本作は視聴前から方向性は分かるようになってます。
作品サブタイトル~天才たちの恋愛頭脳戦~には取り消し線が引かれ、メインタイトル『かぐや様は告らせたい?』と“?”を追加。
頭脳戦そっちのけで四宮かぐや(または白銀御行)が権謀術数はりめぐらせて相手から告白を引き出したい。もうそれすらどうなのかもはやわかんない。そんな展開が見て取れるタイトルをきちんと踏まえた物語展開をしておりました。こういう細かいところで小粋な仕掛けが光る良品だと思ってます。
キャラでいえば新キャラ伊井野ミコ(CV富田美憂)を追加。真面目で融通が利かずアガリ症という基本スペックがまずありきで、ことごとくタイミングが悪かったり妄想癖が強力にドライブしたりのギャグ仕様。初期メンバーが偉大過ぎるのでやや埋没している感は否めないものの、この作品にはこれまでいなかったタイプのキャラなのでハマれば化けるでしょう。


ここまで書いといてなんですが1期観てからにしてくださいね。元は取れます。
おそらく1期から流れてきた方がこのレビューを読んで頂いていると思います。みなさん評価のUP↑DOWN↓はあれど乱高下してる感じはなく良くも悪くも安定しているなぁというところに落ち着くのではないでしょうか。自分は若干2期の評価を高くしました。
新キャラ増えてもバランスが壊れてないという最低限をクリアしている点。そして思った以上に主役二人のキャラとしての魅力が上昇したことが判断の決め手です。劇伴・主題歌・演出は誤差の範囲としてほぼ1期と同等水準でした。



※ネタバレ所感

■終盤のあのエピソードは示唆に富む?

体育祭がピークの第2期でした。そのピークをピックアップ。

{netabare}もちろん石上がメインディッシュではありますが、その裏で動き回る生徒会メンバーが小粋なのです。

持ちあがりなのに停学が解けてない生徒を調査しビンゴな解を導き出した会長
おそらく裏から手を回しマグロ漁船的などこかへ演劇部荻野を飛ばした剛腕かぐや
もしかするとOB説得プレゼン資料として使われたかもしれないレポート作成の裏方藤原
先生に掛け合いもしかすると高等部進学できないのが濃厚だった石上を救った伊井野

石上を通じてこの5人が5人である意味/必要性みたいなものが生まれたエピソードにも見えました。ギャグやコメディでここまでやる必要はありません。もちろん褒め言葉です。

その上で、、、
会長マジでかっこいい…と惚れる理由がわかります。
かぐやは財閥令嬢だった…と帝王学を身につけた才媛であることを思い出します。
だから書記なのね…とレポート作成スキルの高さを藤原に垣間見ます。
似た者同士じゃ…「過剰なまでの正義感を抱えていた」独白する石上とミコが被ります。

各々の個性も浮き彫りになってたなぁと感じた次第。悪くない。
強い個があってそれが有機的に結びついたことがなにより素敵と感じる第11話でした。これこそがジーコがやりたかったサッカーだったんだと思います(謎)。
とりわけ白銀とかぐやがとったアクションが石上の意向を汲んだものになっていることがレビュー冒頭で主役二人の評価を上げた理由となります。つくづくアタッカー陣とディフェンス陣との意思疎通が取れてればと後悔せざるをえないドイツでもありました(さらに謎)。

{netabare}「何より秀知院には楽しい思い出ばっかだから!」{/netabare}

大友京子のこの笑顔で不覚にも目から汗を流した私です。{/netabare}


■陽キャに光を!

アニメって陽キャに厳しいですよね。陰キャが活躍すれば拍手喝采。アレが肌に合いませんというかリアリティを感じない。某間違ってるかもしれないラブコメアニメなんかもその気あり。面白いんだけどリア充敵視しすぎなのがどうも引っかかる私です。
コミュ障非モテ陰キャラが無双するのがありえないって気持ちもないわけではないのですが本質はそこではありません。そもそも陰と陽は表裏一体。人間だれしも両面持ってるところをことさらにどちらかをデフォルメして、陽キャ=リア充とする風潮が嫌だとぼやいてます。控えめな性格でも本人なりにリアルが充実してる奴なんていっぱいいるだろうに。

{netabare}そして本作。陽キャウエイ系応援団がものすごくいいやつらに描かれている。ここに感動した!誰がなんと言おうとも感動した!だいたい明るかろうが暗かろうが真のリア充はいい奴がほとんどです。{/netabare}

{netabare}そこにちなんで一点。リレーでゴールした石上に駆け寄ろうとするミコと藤原を制止する会長というちょっとした一コマ覚えてます?
生徒会ではなく応援団の面々が駆け寄る間(ま)を作ります。次々と石上に声をかける応援団のみんながほんといいやつだったこともあって、闇落ちしていた石上目線では“表情(目)”が消されていた周囲の人々に顔が戻ってきます。『聾の形』でも使われた演出ですね。
残される後輩のために生徒会以外の居場所を!との想いが白銀にあったとすれば更なるイケメンの証拠固めですがそれはわかりません。白銀のイケメンぶりもさることながら陽キャ=敵とまで思ってたかもしれない陰キャの星石上の心に変化が生じたことがなにより尊い。陰と陽が融合した感が色濃くて素敵なシーンでした。{/netabare}


陽キャも陰キャもなく当人の心だよね心!
…コメディという本筋を充分楽しみながら、不覚にも別領域に心を奪われた私でした。



視聴時期:2020年4月~6月 リアタイ視聴

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2020.08.08 初稿
2021.03.13 修正

投稿 : 2024/11/02
♥ : 66
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

1期(中1くらいの恋愛脳)から、2期は中2くらいにレベルアップした(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ジャンルは学園ラブコメ。コメディ寄り。

安定の2期。このジャンルでは、ここ1、2年では一番成功した作品かなと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
1期と変わらない安定感ある笑いと、時折見せる爆発的な萌え、その良さは変わらないまま、さらにシリアスまで使いこなすとは、脱帽です。

笑いの部分では、藤原書記は相変わらず面白いけど、2期に関しては早坂にだいぶ笑わせてもらいました(笑) 冷静で大人っぽいところと、年相応の可愛らしさを併せ持っていて、本当に良いキャラだと思います。多分、誰よりも良い奧さんになるなw

恋愛に関しては、自分の恋心をキチンと自覚した後のかぐやが可愛かった♪ なんか、中2くらいの恋愛脳に進化したなと(笑)

シリアス面では、石上のシリアス話を、よく1話でまとめきったなと感心。他にも、選挙を通して、生徒会メンバーの優秀さや格好良さ、絆の深かさも表現でき、更にキャラに厚みが出てきました。

唯一の問題点としては、新キャラの伊井野ミコがイマイチ溶け込んでなかったことかな。むしろ、敵役の時の方が良い感じだったなと。仲間になってからは、なんていうか「こち亀の部長」的なオチ要員としての役割しかなくて。石上とのラブコメが深まってきたら、もっとキャラが出てくるかな?と。

まあ、この作品のクオリティ見ていると、「不十分なところ」は、短所ではなく、「伸び代」と思えてきます。もし、3期があったら、きっと鮮やかにミコちゃんを生かすんでしょうね♪ 楽しみです!

(しっかし、1期もそうだったけど、この作品って、☆5つけてるのに、ほんっとうに、書くことないw 勿論、良い意味で!)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
早坂の苦労(笑) 老いてなお(笑) 誰も幸せになってねぇ(笑)

2話目 ☆4
ゲス(笑) どんどんアホに(笑) 最後は、素直に。早坂、ケーキ食ったのか(笑) 久々に頭脳戦(笑)

3話目 ☆5
会長、スター(無敵)状態じゃないっすか(笑) かぐや、弱い(笑) なんじゃその、素敵な竹取物語の解釈は(笑) 知らない石上(笑) 藤原書記はズルいな~。昭和のトレンディドラマの曲の入り方じゃねぇか(笑)

4話目 ☆5
早坂、強い(笑) プレス機で潰す(笑) 早坂、泣く(笑) 藤原書記の自己評価(笑) 藤原書記、状況をややこしく(笑) 久々に声出して笑ったわw かぐや、かわいいな~。

5話目 ☆4
なんかの呪いが解けた(笑) 主語を誤魔化す余裕がない(笑) まさかのロマンチスト、石上(笑) かぐやの趣味が特殊(笑) デスボイス(笑) ナマコの内臓のような良さ(笑) ソがレ(笑) 悪かぐやだ。そこで照れるなよ(笑)

6話目 ☆5
選挙。真面目は長所。それが受け入れられないのは、周囲のレベルの問題。白銀、男前だな~。ミコ、新キャラとして頑張ったな~。良い話だ。「めっちゃ僅差やん」(笑) 弱ったかぐやは、安定して可愛い(笑) これは、石上とのラブコメが楽しみ♪

7話目 ☆4
すげぇ偏見(笑) でも、真面目な話、ボクサーパンツは良くないって説があるよね。現代では、世界的に見ても男性の無精症が増えていて、それがボクサーパンツで熱がこもるのも一因だという人もいる。玉袋がぶら下がってるのも、放熱だしな。白銀は、黒が好き(笑) ヤリチン(笑) セッ!(笑) 痛い痛い(笑) 肩軽い(笑) ネタバレ祭り(笑) ミコ、オチ要員?

8話目 ☆5
藤原書記が楽しそう(笑) 体育倉庫。ミコ、部長みたいだな。早坂、恥ずかしそう(笑) 最先端技術を使って主人の気持ちを暴くのはやめて(笑) まな板の恋(笑) これが、かぐやの貧乳にもかけていたら、天才だな(笑)

9話目 ☆4
ミコが活きていない中で、ちゃんとミコが辞めたい話か。うまいな。映画かよ(笑) 今度は縦の比率が(笑) どんな格ゲー(笑) 一本(笑) 石上、ウェイ系(笑) 僕にも分かりません(笑) ミコ、そっと閉める(笑) 会長、嫉妬(笑)

10話目 ☆4
反抗期をそんなにハッキリと(笑) ケイもかぐやと似たようなことやってる(笑) パパ活(笑) 本場の恋ばな、キツイ(笑) ルーティン生きてたんかい(笑) 藤原書記、目が死んでる(笑) エクソシスト気分(笑) ソーラン節踊ったことあるけど、そんな気持ちは入れてない(笑) 怒る藤原書記(笑) かぐやの応援、めっちゃ可愛い(笑) 会長に惚れた理由が、めっちゃしっかりしてる(笑)

11話目 ☆4
石上、ドシリアスだな。らしくない展開をどうまとめるか。普通に怖すぎる、確かに、刺されるかもとか思うよな。白銀、格好良いな~。世の中結構、良い人が多い。真のリア充は性格も良いってのは、わりと真実。

12話目 ☆5
変態カメラマンじゃねぇか(笑) かぐや、チョロい(笑) 弱りかぐや、安定感ある萌え。クラウドを雲で表現(笑) 写真増えた。スマホをかなりうまく使った1話だな~。その後の、クソ下ネタ(笑) 謎のミラクル属性(笑) よく見たらめっちゃ怖い(笑) こいつクズだなからの、全員が乗った(笑) 父の言葉をガン無視した(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 34

85.4 4 生徒会で部活なアニメランキング4位
あそびあそばせ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (924)
4083人が棚に入れました
『あそびあそばせ』の原作は、涼川りんが「ヤングアニマル」(白泉社)にて連載中のJCガールズコメディ。
日本生まれ日本育ちのため全く英語ができない金髪碧眼の美少女・オリヴィア、真面目で知的な雰囲気を漂わせながら英語が全くできない眼鏡っ娘・香純、明るいけれどリア充になれないおさげ髪の少女・華子という3人の女子中学生たちによる、最高に可愛くて最高に楽しいお遊戯を描く作品だ。

声優・キャラクター
木野日菜、長江里加、小原好美、置鮎龍太郎、井上ほの花、金澤まい、戸田めぐみ、悠木碧、前川涼子、増谷康紀、斎賀みつき、筆村栄心、伊沢磨紀
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

頭おかしいアニメ選手権ならメダル圏内

<2018/5/6 初投稿>
まだ始まってもいないので評価はデフォルトの3です。

原作既読なんですが、あにこれの紹介文だけ読むと中身が全然伝わってこない、まさに紹介文詐欺 笑。
アニメの絵柄も普通のアニメっぽいし。
わざとか?

でも騙されてはいけません。
中身は身も蓋もタブーもないコントです。

原作はこんな風にも言われてます。
「画力を無駄遣いしている作家No.1」(出典Wikipedia)
ヒント:{netabare} 漫☆画太郎{/netabare} 先生

女性にも人気のこの作品(作者は女性)。
原作通りなら電波に乗っけにくいシーンもあるし、なによりあのおかしなテンション。
うまくアニメ化できるのか?

原作の破壊力を失なわなければ、今夏イチオシです!

<2018/7/8追記>
第1話観ました。
意外と(と言っては失礼でしょうか)原作の良さが出てました。
話はこれからもっとバカになってくので・・・

<2018/7/13さらに追記>
ネットでは早速「OP詐欺」「顔芸」が評判になってるようです。制作側の思惑通り 笑。

ところでこの漫画の本領は、個人的には顔芸よりも笑いの質だと思ってます。
目のつけどこや発想が変でためらいも遠慮もない。
「ついてこれる人だけついてきなさい」
監獄学園や古くは稲中と同じニオイがプンプンするやつ。
こういうのがたまらない。

<2018/7/17追記>
第2話観ました。
会長登場とオリビアの英語、お化粧、軟テの4本。
まだ割と大人しい話ばかりですね。
会長の心のツッコミも弱々しい。
あと、華子は腕とセンスの両方が試される役なんだなと実感。声優さん頑張れ。

<2018/7/22追記>
第3話観ました。
今日はアポクリン汗腺と顧問、将棋は{netabare} お尻{/netabare} から{netabare} ビーム{/netabare} 出すゲームの3本
だんだん本性が漏れ出てきてていい感じ。

<2018/7/29追記>
4話です。
ようやく登場ですね。
前多。
{netabare} ゴブ×ドワ{/netabare}
そして数少ないまともでナイスなツッコミする華子の弟くんも出てきて、これでようやく「頭おかしい漫画」らしくなりひと安心。
前多笑える。
まだ4話ですが中間評価で点付けてみました。
4.5点。

<2018/8/6追記>
5話です。
今回は
・オートクチュールから{netabare} 火事{/netabare}
・つぐみ登場
・岡さん登場
・箱根彫刻の森美術館
の4本です。
でも好きなのは4本目。
失速せず安定飛行に移った感じ。
下ネタに躊躇ないです。

<2018/8/12追記>
6話観ました。
前多は便利だな。
出しとけばとりあえず笑い取れる。

<2018/8/19追記>
7話観ました。
クワガタとかガムテとか家庭科とか。
笑えた。
5話と同じくらいに。
また少しバカが加速しました。

<2019/9/2追記>
9話まで観ました。
オリビアのエセ英語の話だったのでもしやと思ったら{netabare} ダッチなワイフ{/netabare} そのままやってくれました。
めちゃくちゃだなー 笑。
ネットでの「海外の感想」読むのが楽しみです。
あと、オリビアの{netabare} 兄ちゃん{/netabare} と藤原さん。
期待の変キャラがまた出てきました 笑。

藤原さんはまだほんの顔見せですが、やっぱり強烈キャラ。好きだわ。
オリビアの兄ちゃんなかなか吹っ切れてます 笑

<2018/9/3補足>
・Wikiによるとリンコス語とは1960年にハンス・フロイデンタール博士が宇宙人との交信のために作った人工言語だそうです 笑。
・9話の{netabare} ダッチなワイフのクソ汚い英語{/netabare}、やはり海外の感想サイトでオリビアの兄ちゃんと共に高評価でした 笑

<2018/9/9追記>
10話
香純が大変な回ですが、藤原さん掘り下げてくれた。
目覚める藤原さん最高 笑!
そして名言「テンポよく回します」
・・・バカすぎる 笑
9,10話と緩まず来てますね。

<2018/9/16追記>
11話
「副会長」と「オカ研」と「副会長」の話
三つ目が特に酷い(褒め言葉)
オールスターキャスト風な。
ダメな感じのパロディも健在ですが、個人的には副会長の名言とやっぱり前多がツボでした。
ただひたすらカオス!
ここに来てさらにバカがブースト加速してます 笑

<2018/9/23追記>
最終話の最終エピソードを「あれ」で締めるんですか。
原作で「読者から送られてきたオリジナル・ゲームのアイデア」を元にしたオマケ漫画がありました。
作者自身が「わけわからん」と言ってたゲーム。
まさかこれで締めるとか原作知らない人は「ネタ切れで切羽詰まってわけわからんオリジナルでもぶっ込んで来たのか?」と心配になるでしょう 笑

総評としては「よくここまでやったよなぁ」というのが感想。
4話くらいから11話くらいまで実力を遺憾なく発揮してましたね。

好きなキャラは、前多(CV置鮎龍太郎)、藤原さん、オリビア兄(CV森川智之)、✳︎とその婆ちゃん、済南先生です。

頭おかしいアニメ選手権やったら充分メダル狙える実力のある作品。
(同時に作者のメンタルも少々心配です)

華子の声がもっと聞き取りやすかったら最高だったんだけどな。

<2018/9/26追記>
最終話観直しました。
よく見たら{netabare} EDテーマ「インキャインパルス」{/netabare}の三人の頭に前多作の"最強の魔物"が・・・{netabare} エンドカード{/netabare} には大量発生してるんじゃん。

何がしたいんだろう?笑

投稿 : 2024/11/02
♥ : 74

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

遊ばれるな。遊べ、私たち。

この作品の原作は未読です。
2018年夏アニメでオープニングテーマの雰囲気と作風のギャップという切り口で見た時、この作品ほど上位に食い込む作品は無いのではないでしょうか。

この作品は、「美少女×お遊戯コメディ」をコンセプトに「遊び人研究会」で活動する3人の女子中学生たちの日常を描いたモノです。

オープニングアニメは曲調も相まってとても綺麗で、可愛らしいとうい言葉がきっと適切だと思います。
でも、物語が始まると雰囲気はそのままで、目の前で起こる出来事のレベルが一変します。
可愛らしいという言葉が凡そ相応しくない顔芸とシュールなギャグが私たちに襲い掛かるのです。

主要登場人物は3人の女の子…
キャラと一緒に演じる声優さんと合わせて紹介したいと思います。

本田 華子:黒髪ロングの二つ結びおさげと貧乳が特徴の女の子です。家には執事がいるほどのお金持ちのお嬢さんです。
CVは木野日菜さん:魔装学園H×Hのシルヴィア・シルクカット、刀使ノ巫女の糸見沙耶香

オリヴィア:ロングウェーブヘアで、金髪碧眼の美少女です。両親は外国人ですが、日本でしか生活したことがないため、英語が全く話せません。
CVは長江里加さん:フレームアームズ・ガールのバーゼラルド

野村 香純:ボブカットと眼鏡、大きい胸が特徴の美少女です。基本的に真面目で礼儀正しい恥ずかしがりな女の子です。
CVは小原好美さん:月がきれいの水野茜、魔法陣グルグルのククリ、はねバド!の藤沢エレナ

この作品はプレスコ方式で収録されていて、原作コミックを参照しながら声優さんは演技していたんだそうです(wikiより)
感想してまず最初に思ったこと…3人を演じた声優さん、お疲れ様でした。

3人の普段の状況はさて置き、顔芸モードに入った時のノリは、これまで演じてきたどのキャラとも違う異質とも言えるノリでしたから…
野村 香純を演じた小原好美さんですが、通常モードのトークは水野茜やククルちゃんをイメージすることができました。
オリヴィアを演じた長江里加さんも、通常モードでバーゼラルドを何とかイメージできるレベル…
ですが、本田 華子を演じた木野日菜さん…シルヴィアや糸見沙耶香が全くイメージできませんでした。
きっとこれって凄いことなんだと思います。
特に喜怒哀楽の一番激しかった本田 華子…声優さんが喉を傷めるんじゃないかと不安にもなりましたよ。

しかもプレスコ方式なので、台詞と表情のタイミングもバッチリ…
この声優さんの熱演と作り手のこだわりがマッチした結果がこの作品の出した答えなのでしょう…
正直、相当面白かったし、しっかり笑わせて貰いましたよ^^

監督は岸誠二さん…これまで「Angel Beats!」「蒼き鋼のアルペジオ」「結城友奈は勇者である」「暗殺教室」「月がきれい」などを手がけられてきました。
今回ピックアップした作品は、どの作品も号泣した作品ばかり…
てっきり監督業には向き不向きがあると勝手に思っていたのですが、岸監督はこんなシュールな作品もイケたんですね。
自分的に新たな発見です。
岸監督だったから、ここまで面白い作品になったのかもしれませんね。

シュールなギャグが苦手じゃなければ、万人受けする作品なのではないでしょうか?
気になる方は、是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは「スリピス」
エンディングテーマは、「インキャインパルス」
どちらも主人公の3人組が歌っています。
喉を傷めると言えば、エンディングの曲も相当激しかったです。
仕事って身体が資本なので、無理して故障しなければ良いんですけどね…

1クール全12話の物語でした。
本田 華子とオリヴィアに時折可哀想という気持ちを抱きながらも、他の二人と微妙に立ち位置の異なる野村 香純推しで見ていた感があります。
二人の激しさに後れを取ったというか、何というか…
それと、何気に執事の前多も面白いので、これから視聴する方は要チェックです。
もし、続編が放送されるなら、絶対視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 35

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

一緒に遊びましょ♪みんなで遊べば仲が深まる♪よね…?

サムネやOPで「女の子可愛いな…」とホイホイされて見ると、
痛い目を見る作品ですw

私は先に評判を聞いてたのですがOPを見てみると違ったので、
「あれ?いい話なアニメ?」と期待したら、見事に騙されましたw

そう、みんな普通にしてたら可愛いのよ。
普通にしてたら…。

全12話です。


● ストーリー
オリヴィアは、本当は日本育ちで英語が話せないのに、
片言の日本語しか話せないふりをしていて、

本田華子(ほんだ はなこ)は、
リア充になりたくて、

野村香純(のむら かすみ)は、
英語が苦手で。

同じクラスの3人は、
“遊び人研究会”、通称“あそ研”を作った。

放課後は空き教室で、
おしゃべりしたり遊んだり。


1話が3つほどのショートストーリーで構成された作品。

OPに騙されましたが、
内容はギャグです。残念女子です。笑

3人とも普通にしていたら可愛いのに、
言動がおかしくて、キャラが濃いw顔芸も強烈ですw

手押し相撲や靴飛ばしなどのオーソドックスな遊びをすることもあれば、
(ただしキャラの濃さでクセの強い遊びとなっていますw)

オリジナルな遊びをしていることもあります。
(まるで負けたら何かが終わってしまうかのような必死さでw)

個性的なキャラも多いため、
ネタは飽きずに楽しめました。

しかし、やや下品なところも多く、
(主に華子のせいだけど)

好みは分かれる作品かもしれません。

よい意味でも悪い意味でも、みんな素なんですよね。
絶対男子の前では見せない、素の女子の姿なんだよ。笑

あえてそれをやることでギャグにしてるんだと思う。
女の子としても人としても残念。だけどそこが笑える面白さ。笑

これは女子校という設定も後押ししていますね。
女子校が舞台だからこそ許される行為だと思いますw

だって3人の行動って、同性の前だから笑って済ませられるけど、
男子がいたらさすがにドン引きされちゃうでしょう…?笑

この作品の下品なところは私の好みではありませんでしたが、
キャラの可愛さと強烈な顔芸など、楽しめたところもありました^^


● キャラクター
メインは3人ですが、
その他のキャラも濃い人が多かったです。

1回きりの登場の子もいますが、
繰り返し登場する子が多いのが嬉しいです^^

顔芸もすごいですが、それに合わせた声を出すのも大変だったと思います…。
声優さん、うまかったです。すごかったです。面白かったです。笑

私のお気に入りは、オリヴィアと香純でした♪

オリヴィアは単純に可愛くて好き。
香純は、照れているときのもじもじ顔がたまりませんでした(*´ω`*)

華子は暴走レベルが桁違いだったので、
彼女がもう少しまともだったら、
この作品全体ももっと落ち着いていたと思います。笑

そう考えると、この作品を良い意味でも悪い意味でも壊している犯人は華子なのかな…。笑


● 音楽
【 OP「スリピス」/ 本田華子(木野日菜)、オリヴィア(長江里加)、野村香純(小原好美) 】

この曲に騙されたんだよな~!

いい曲だし、映像の3人はめっちゃ可愛いし。笑

好きなOPです^^
 

【 ED「インキャインパルス」/ 本田華子(木野日菜)、オリヴィア(長江里加)、野村香純(小原好美)feat. Ikepy & KSKN 】

えっと、こっちはこっちで強烈すぎるんですけど…。笑

OPはとても可憐で可愛いのに、
EDはとても気性の激しいヘビメタw

同じ作品の主題歌だと思えない並びの2曲ですw


● まとめ
初めは好みの作品ではないなーと思っていたけど、時には女の子らしくきゃっきゃと、時には暴走して、の笑いは嫌いではありませんでした。

でもこの3人にしつこく絡まれたら、すごくやだ。笑

意味不明な勢いも多いので、
好みは分かれそうです。

その代わり、好きな人にとっては
唯一無二の作品となるでしょうね^^

投稿 : 2024/11/02
♥ : 24

67.6 5 生徒会で部活なアニメランキング5位
ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (710)
3238人が棚に入れました
青春にはいつも、解き明かせないたくさんの謎が溢れてる!

「原作シリーズ累計55万部突破」初野晴の大人気・吹奏楽青春ミステリ<ハルチカ>シリーズ、待望のTVアニメ化!
原作はシリーズ累計55万部を突破した大人気・吹奏楽青春ミステリ<ハルチカ>シリーズ。廃部寸前の弱小吹奏楽部で、吹奏楽の甲子園と呼ばれる"普門館"を目指す、幼なじみ同士のチカとハルタ。
部員集めに翻弄する日々と、仲間たちと交わす友情、そして次々に現れる謎(ミステリ)。チカとハルタの奏でる音楽がいま、遠く高らかに鳴り響く!

声優・キャラクター
ブリドカットセーラ恵美、斉藤壮馬、花江夏樹、山下誠一郎、千菅春香、島﨑信長、瀬戸麻沙美、岡本信彦、山田悠希
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ユーフォ以下の吹奏楽部を舞台に氷菓以下の謎解きをする。しかし、だからといって、つまらないアニメではないと思ふ。(レビュー最後に算数アリw)

【櫻子さんの足元には死体が埋まっている】【GOSICK】などが好きな方は合うかもしれません♪

どんなアニメかと問われれば、レビュータイトル通りです(笑)

《以下ネタバレ》
{netabare}
第1話
「響けユーフォニアム」系かと思ったら、「氷菓」系? てか、黒板の音符、「さよならドビュッシー(中山七里さんのミステリー小説)」まんまやん^_^; いきなり、普門館を目指す、って言っても、吹奏楽の知識が0の方にも通じるのかな? 個人的には、小見川さんの出る作品にほとんど外れなしなので、楽しみです♪

全話、視聴終了。

個人的に、P.A.WORKSさんは、京アニさんと双璧を成す、否、むしろ一番好きな制作会社さんですが、これは京アニさんに軍配ですね。(無彩限と比べると、辛勝かもw)

まず最初に思ったのは、「これ、吹奏楽部でやる必要あるか?」です。まあ、終盤に思い出したように吹奏楽をやってましたが(でも、県大会の描写くらい欲しかった)。

私の母校は吹部が強く(全国レベルで)、その吹部の友達から聞いた話ですが、

吹部あるある~♪
{netabare}
・練習の半分は(言い過ぎだけど)ミーティング(笑)
・楽器に名前をつける人がいる(主に外人名)。
・下手な運動部よりも体育会系な挨拶、礼儀。
・午前午後ぶっとうされる練習。
・編成によっては、希望しない楽器をやらなくてはいけない、葛藤。そしてそれを「違う楽器をやることで幅が広がる」と諭されること。
・オーディションのガチ感と、その後の人間関係の難しさ。
・はたから見るとユリすら感じる、同パートの先輩への敬愛(か、憎悪か恐怖)。
・顧問の影響力が異常にでかい。
・男子に発言権がない(カッコいい男子はすくないし、居たら居たで抜けがけできない)。
・楽器運搬がきつく、意外に腕力がある(この時だけ、男子がチヤホヤされる)。
{/netabare}
などです。「響けユーフォ」では、この辺を結構うまく押さえてた印象ですが、「ハルチカ」では、ほとんどなかったですね。

ミステリーと割りきっても、吹奏楽である必要はほぼなかったし。どうせなら(パクりですが)第1話の音符みたいに、音楽関連のミステリーが観たかったです。それに、謎解きも、あまりにもヒントが少なく、視聴者が考える間もなくハルタが謎をバンバン解いていくので、ミステリーの醍醐味である「謎解き→答え合わせの快感(や、一本とられた感)」がなかったです。草壁先生の謎解きスキルにいたっては、もう教師なんか辞めてFBIにでも就職したら? と思いました(笑)

んじゃ、キャラや、ラブコメか? と思っても、(悪くはないけど)秀でたものはなし。唯一、チカはウザイイ味w出してましたけど。もちろん、背景や楽器など、絵はきれいですね。
{/netabare}
さて、なんだかんだ酷評してますが、これはあくまで、「響けユーフォニアム」「氷菓」という名作が頭にあるから、ですかね。もし、上記の2作品を視聴していなかったとしたら……普通に、平均以上に楽しめる作品だと思うんです。私自身、少なくとも途中で切ろうとは思いませんでした。

あにこれでレビューを書く方は、かなりアニメ観てる方が多いから、(自分を含め)どうしても他作品と比べ、相対的に評価を下げるのはしょうがないけどね(^.^)

と、いうことで、作品単体としては、普通にそこそこ楽しいアニメですから、時間があるなら視聴をオススメしますよ♪

一番の好評価としては、OPが、大好きな「河合荘」を思わせる素敵なものだったことかな! {netabare}あと、花巻に来てくれたことかな、駅前だけだけど(笑){/netabare}

【蛇足】
第4話の500円玉の金額が気になったので、計算してみよう! 少なく見積もっての、概算だか。(私は文学部だったので、計算ミスがあったら指摘してほしい♪)
{netabare}
草壁先生の身長を180㎝とすると、画面上、縦に約4人分(720㎝)、横に約6人分(1080㎝)入るから、500円玉の全体の面積は777,600平方㎝。500円玉の面積は、5.5平方㎝(wiki調べ)。単純に割ると(円と四角形だから単純に割れないけど)、141,382枚の500円玉があることになるから、一面当たりの金額は70,691,000円。それが、登場人物(靴あり)の足首以上まで積まれている描写があるので、地上からの高さを10㎝とすると、500円玉の高さが1.8㎜(0.18㎝)だから、55枚重なっていることになる。ただ、隙間もあるだろうから、50枚にしよう。

結果、3,534,550,000円(約35億3455万円)。になりました。

計算、合ってるかな?(小学生レベルの公式しか使っていないから、馬鹿がバレたw)

ぱっと見、数億円かな? と思ったけど、意外と多かった(笑) ただまあ、完全に(相続税の)脱税ですから、税務署に追徴課税とられた後、(遺言に500円玉の表記がないので)親族で新たに取り分を決めるのかな? すると、甥っ子はさほど貰えないんじゃ? それとも、「家の一部」という解釈になるのかな? わかんないや。

誰か、法律か骨肉の争いに詳しい方、計算してみて下さい(笑){/netabare}

ちょっと、「空想科学読本」感を出してみました(笑)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 38
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

こんな三角関係絶対に認めな~い!!!!

☆原作未読☆

清楚で乙女なキュートガールの穂村チカ…
いえ、元気で運動神経抜群な天然な穂村千夏(チカ)と
天才と呼べるほど頭の回転がいい上条春太(ハルタ)の

吹奏楽×青春×ミステリーです

舞台は静岡県清水市、吹奏楽が背景となっていて
吹奏楽に関する謎や事件ををハルタ(と チカ)が解いていく…そういう物語です
なので、吹奏楽はメインではなく、オマケ?というような感じでしょうか?響け!ユーフォニアムとはまた違う感じになっています☆

絵がとってもキレイで目が特に
こってるなと思いました☆

{netabare}
チカwwww始めの登場、思わず笑ってしまいました(*´∀`)
{netabare}結局最後までキュートガールになれませんでしたねwwww {/netabare}

ってかネコ飼ってるのに好かれてないんですねw
千夏ちゃん可哀想w  
{netabare} 結局最後まで好かれなかったんですよねw  {/netabare}

…というか、なんですかあれ!
第1話の最後、ビックリでした!!!
{netabare}
チカが草壁先生のこと好きならまだ分かりますが
ハルタまで好きとか…
「男だからって手加減しないよ?」
って…え…
しかもなんかほんとに草壁先生のこと好きなんですね…(´д`|||)
こんな三角関係絶対に認めな~~い!
そりゃあそうだと思います…チカ…お気の毒に…(´;ω;`)

でも…ハルタとチカ、なかなかお似合いですよね♪
まあ草壁先生が好きということで最後まで二人がくっつくということはありませんでしたが…(´・ω・`)
ナイスコンビだなと思いますww
2人がくっつけばいいのにな~とも思います☆
まあその可能性は無さそうですが…(´・ω・`)
{/netabare}

第1話の1番始めの場面、いかにもミステリーですねw
本当に始めだけでしたがww
第1話はアニメオリジナルみたいですね☆
とってもよかったです♪

その他のミステリーも、とっても面白くて
あ~なるほど!と思えたところが多かったです
{netabare}特に、第5話の エレファンツ・ブレス
のミステリーがお気に入りです☆
{/netabare}
ってか、ハルタ頭良すぎじゃないですか?w
普通はあんな考え思い付かないと思いますw
{netabare}それに第2話のルービックキューブも一瞬で完成させちゃうし…w {/netabare}
ハルタすごいw

チカも鈍そうですがハルタにヒントを与えていてすごいなと思いました♪

{netabare}
第5話のお金、あれすごいですね!
大金ですね!物語ならではですごいなと思いました☆
一体いくらあるんでしょう…
{/netabare}
後、第9話の他校にお邪魔?する場面…
{netabare}あの制服かわいいですね♪
特にチカかわい~♡
レアですね♪
{/netabare}

そして次期部長… {netabare}チカになる!?と思ったらマレンでしたね☆
けっこう意外でした…
私はてっきりハルタかと思いました☆ {/netabare}
それで終わりって……
な~んか物足りない感じがしました(>_<)
最終回以外はすごくよかったんですが……なんか残念です(>_<)無理矢理終わらせた感がありました
でも、他の話を見直すとやっぱり面白くて何度も見たくなります!
{netabare}
金賞取れませんでしたね…
いつか金賞取れるといいですよね♪
{/netabare}
原作はまだ続いてるようなので
2期があれば絶対に見たいな~と思います♪
原作や2期に期待ですね☆
{/netabare}


~お気に入りキャラクター~
やっぱり、1番はチカです♪
なんと言ってもかわいい!特に目がお気に入り♡
それに、超運動神経バツグン!
羨ましいです♪

芹沢さんもお気に入りです♪
何だかんだ言って…チカとすごい仲いいですよね♪
{netabare}最終話では芹沢さん、吹奏楽に入ってくれましたね♪よかったです(*´∀`)♪
{/netabare}
成島さん、第2話では正直嫌いでしたが…
第3話ではすごくチカと仲良くなっていたし、明るくなっていたのでよかったです♪

部長wwww
キレイな人好きとかwなんかアニメキャラに1人はいそうなキャラですよねw

双子の朝比奈 香恵&紗恵
最後まで見分けはつきませんでしたが…w
(一応、ピンとゴムの色が違います)
二人がハモるところとかかわいくてお気に入りです♪

あれ?ハルタは?
と思った人もいるでしょうかw
正直ハルタはなんか生意気?であまり好きじゃないかもです…(>_<)

界雄(かいゆう)はラジオのパーソナリティーやっていて、すごいなと思いました☆
声が意外と好きです☆


~オープニング曲~
歌の最後は部員の集合写真で部員が加入するたびに写真を撮り直していましたね
あそこはこってるなぁと思いました☆

この曲は、初めはBGMみたいに流れるような曲であまり頭の中に残らないような感じでしたが、何回も聞くとじわじわハマり
今ではお気に入りの曲です!
とってもいい曲なのでぜひぜひ聞いてみて下さいね♪

タイトル 虹を編めたら


アニメは全体的に見ると面白かったので
原作(小説)やオリジナルの漫画もぜひぜひ見てみたいなと思います(*´∀`)
オススメですよ♪

投稿 : 2024/11/02
♥ : 23
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

素敵な回りくどさ

高校入学を機に心機一転フルートを買い清楚で乙女なキュートガールになるため
青春ポイントを稼ぎたくて吹奏楽部に入部しようとするが口を開くとすぐ地金を晒しちゃう元気いっぱいの
穂村 千夏と博識で冷静沈着、頼れるが社会的に公にできないある秘密を抱える
上条 春太の二人が中心となり部員達にかかわる様々な謎を解き明かしながら
普門館を目指す学園ミステリー。

{netabare}少し前にやっていた京アニのユーフォも吹奏楽を主題にしていたのもありやはり作画に定評のあるPA
ライバル的作品といいますかこちらも生々しく苦みを伴った濃密な青春が香る王道的な部活物を期待しましたが
いい意味で裏切られました、こちらは一話完結が多く謎解きミステリーを
主題としていて謎解きというと犯罪を隠すためとか物騒なイメージがついて回ったり
しがちですが本作は人情話が多く謎に込められた伝えたいが伝えたくない、矛盾する想いを主題とし
そんな素敵な回りくどさが謎という形に姿を変える、社会的マイノリティーや身障者など重めな話も多いけど
演出的にも工夫されていて後味がさわやかな印象。

春太が博識で老成すぎて学生離れしすぎてるような気がしないでもないが
千夏が視聴者と同じ視点に立ち疑問を投げかけたり持ち前の人懐こい性格で
一癖ある登場人物たちと絡みながら春太が締める、バディ物としてはありだと思います。

しかし見ていて惜しいと思う所も多々あり、まず人数の少ない吹奏楽部の仲間集め
謎解き、そして心棒として普門館を目指す、これを1クール中にやりきるには
窮屈すぎると感じたし1話1話見ても部員になるキャラたちの背景の説明と
謎解き、解決からの吹奏楽部入部といろんなことを並行してやりすぎ、あらすじをなぞっただけで
終わってしまう回もあった印象で話それ自体はもっとけれんみやタメを作って
じっくりやればもっと面白くなったのにな~と何度も思ったので実に惜しい!
9話の「初恋ソムリエ」の回にそれが一番顕著に出てておばあさんの年代を鑑みるに
多分関わってた組織は左翼とかアカだったのかな?思い出となり輪郭がぼやけていたとしても
デリケートな問題だと思うしそれを学生がしかも30分1話完結でやるには
あまりに手に余る主題。

それに二人の目標であり吹奏楽部での目標でもある普門館を目指すための練習パートも
仲間集めと謎解きに忙殺されていて描写不足な印象、これは自分がもっと見たかったという
好みの問題でなく作中で何度も普門館や練習に言及されていたのでやっぱりちぐはぐに感じてしまうし
各話導入も少々強引すぎな印象、謎解きミステリーならそこらへんはご愛敬と思いたいんだけど
誰もが学生である、あった学校を舞台にするのであれば共感を感じる要素を盛り込まないのは
惜しいと思ったし自分はミステリーの魅力って日常から徐々に非日常へと足を踏み入れるときの
ゾクゾク感も大事だと思ってるので導入が強引だと最初から非日常に思えてしまうんですよね

好きなアニメのはずなのに文句が多めになってしまいましたが素材はいいはずなんだけどな~
今度原作読んでみようかな
{/netabare}

以下特に好きな回を書いていきます

第1話「メロディアスな暗号」
{netabare}凄い良かったです
知られたくない、でも想いを届けたい、そんなもどかしさが謎という形に変わって
それを解いた瞬間醸成された想いがふわっと花開く、生徒の姿かたちはおろか性別さえ
わからないですが強烈に記憶に焼き付かれました、そして音になったラブレターが
そのまま2人の草壁先生の恋心とリンクする、オチはちょっとどういうテンションで
見たらいいか戸惑いましたがやっぱりいい話だしよくできてたと思います。
{/netabare}

第3話「脱出ゲーム」
{netabare}マレンの誰にも言えない悩みをもっとじっくりなぞって前後編に分ければもっと
よかったのにな~ダイジェスト気味でもったいない{/netabare}


第5話「エレファンツ・ブレス」
{netabare}一つ目の謎の奥にもう一つ謎がある二重底の構造、孫娘に誤解されながらそれでも明るくふるまう祖父。
重い話ですが像の親子の物語が現実の2人にもなぞらえており最後祖父の姿をあえて映さない
倒置法的演出が余韻を誘いEDの入り方も素晴らしいです。{/netabare}


第7話「周波数は77.4MHz」
{netabare}無許可で老人ホームみたいなのをやってるのは設定的に非現実的かな
でも光の見え方に関するアドバイスが宝石とつながり彼女の生き方にもつながる
強引ですがそれでも伝えたい思いというのが伝わってきました。{/netabare}


ED「空想トライアングル」
ピアノの軽やかな独走がリズムを刻みボーカルのChouChoさんのさわやかで
学園を舞台にしたアニメにとてもあってる歌声が軽やかな余韻を一層高めてます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 28

67.3 6 生徒会で部活なアニメランキング6位
SHOW BY ROCK!!(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (419)
2465人が棚に入れました
音楽都市【MIDICITY】。ゴスロリ好きなネコの女の子【シアン】は、通りすがの怪しい音楽事務所社長【有栖川メイプル】にスカウトされる。優等生ウサギの【チュチュ】、ネットギークイヌの【レトリー】、宇宙ヒツジ?の【モア】、3人の仲間と出会い、ガールズバンド【Plasmagica(プラズマジカ)】を結成。バンドで世界の頂点を目指す事になる。
だが、トップバンドへの道は長く険しく、ノリが大事。数々のクセのあるアーティスト達と対バンし、Plasmagicaは少しずつ成長して行く。やがてMIDICITYの音楽シーンを牽引する存在にまで上り詰める・・・かも?
Gonna be a music millionaire!(音楽で億万長者になってやる!)


声優・キャラクター
稲川英里、上坂すみれ、佐倉綾音、沼倉愛美、谷山紀章、内山昂輝、柿原徹也、細谷佳正、潘めぐみ、早見沙織、松井恵理子、宮野真守、逢坂良太、村瀬歩、日高里菜、茅野愛衣、村川梨衣、五十嵐裕美

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

3DCGによる驚異のクオリティのライブパートは必見!(追記アリ

視聴前レビュー

サンリオの音ゲーSHOW BY ROCK!!のアニメ化です
サンリオというと女性向け子供向けというようなイメージが強いですが
サンリオ社内で男性をターゲットにした作品を作ろうという形でスタートしたのがこの企画

しかし出来上がったスマホ向け音ゲーは
音ゲーマニアからすればゆるすぎる代物で
結局居ついたのは元々のサンリオの顧客だった女性客が中心のようです

私自身はアニメ化の話が持ち上がった頃に
アニメ化されるくらいだから面白いのかな?
と少し気になって始めた感じなのですが
音ゲーとしてはちょっと物足りない感じでした

しかし、オリジナルのバンドと
実在ミュージシャンとのコラボバンドと
合わせて20組にも及ぶバンドの奏でる
100曲近い多彩な音楽に強く惹かれて
そのまま継続して遊んでいます

オリジナルバンドの中では
「徒然なる操り霧幻庵」が推しバンド
もともと和ロック大好きなんです

タイアップバンドの中では
植田真梨恵さんとコラボした
「しにものぐるい」が好み

一昔前の音ゲーは曲追加ごとにお金をせびられるものでしたが
全楽曲が無料で遊べるスクフェスのヒット以降
ゲーム内楽曲は客寄せのために無料にして
それ以外のところで稼ぐスタイルの音ゲーが増えています
コレもその一つでガチャを無視すれば
基本無料でだいぶ遊び倒せます

ほんとに多彩なバンドが揃っているので
多分誰でも一つか二つかは琴線に触れるバンドがあるんじゃないでしょうか?
という事でシステムが若干微妙ですが
曲はガチなのでゲームとしては十分お勧めできます

まぁでもそれとアニメが期待できるかってのとはまったくの別問題ですよね
そもそもゲーム内にストーリーと呼べるほどのものは無いので
PVには原作:サンリオなんて書いてありますが
ゲーム原作というよりはゲームキャラを使ったオリジナルアニメだと思っていいでしょう
アニメとして面白くなりそうなのかどうかは
正直全くわかりません

なので個人的な興味はアニメ化によって追加される楽曲にあります
ただし一部ゲーム版とキャスト変更があるようなので
その辺ちょっと心配です

キービジュアルにあるバンド「プラズマジカ」が
OPEDと挿入歌を発売することが発表されています
シアン:稲川英里
チュチュ:上坂すみれ
モア:佐倉綾音
レトリー:喜多村英梨⇒沼倉愛美
レトリーのキャラソン好きだったので
キャスト変更はちょっと残念に思っていましたが
アニメジャパンのレトリーコスのぬーぬーがかわいかったので
なんかどうでもよくなりました(何
まぁぬーも歌唱力の高さは文句ないですしね

中二病バンド「シンガンクリムゾン」は挿入歌一曲発表
クロウ:谷山紀章
アイオーン:柳田淳一⇒内山昂輝
ヤイバ:市来光弘⇒柿原徹也
ロム:丹沢晃之⇒細谷佳正
こちらは大幅にキャスト変更されていますが
ヴォーカルはクロウのみなので特に問題はなさそう

個人的イチオシ「徒然なる操り霧幻庵」も挿入歌一曲
阿:?⇒早見沙織
吽:松井恵理子
ダル太夫:潘めぐみ
ヴォーカルは阿ですが
今まで歌ってたのははやみんではない(と思う)
ので歌手自体が変更になるのか
演技部分と楽曲部分で分ける形で行くのか気になります

シンガンと腐女子人気を二分するゲームの稼ぎ頭「トライクロニカ」
シュウ☆ゾー粕谷大介⇒宮野真守
カイ:逢坂良太
リク:村瀬歩
こちらもヴォーカル変更なのか
演技と歌で分けるのか気になるところ

ゲーム内未実装のアニオリバンド「クリティクリスタ」
ロージア:日高里菜
ツキノ:茅野愛衣
ホルミー:五十嵐裕美
ジャクリン:村川梨衣
ゲームがいまいち男性層の囲い込みに失敗しているので
テコ入れで別路線のバンドを投入という事なんでしょうかw
睦月あるいは延珠
めんまあるいは白
ひなだお!あるいは杏
りえしょんだけは一条蛍くらいしか思いつかないけど
幼女役で名を馳せた声優を集めました!
って感じのユニットなのはわかりますw

プラマジの挿入歌は両A面であるそうなので
OPED+挿入歌6曲?
結構豪華な感じですね
アニメジャパンのステージ観に行った時の話だと
「ライブシーンも結構多い」ということでした
その辺も少し気になりますね

アニメがどんな感じになるのかは
とりあえず来週末の先行上映会行ってみてきますn(・x・

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

一話視聴後レビュー

一話上映会に行ってきました

2等身のミューモン体の3DCGによるバトルシーンと
擬人化verをメインに使った作画で構成される日常シーン
元々のゲームPV内の説明だとテンションが上がると擬人化体になる
という話だったような気がするけどまぁどうでもいいや

第一話なので当り前ではありますが
CGパートも作画パートもクオリティ高いです
でもふたつセットにして説明なく出したら
ご新規さんは混乱するだけだと思うんだよね
なにしろゲームプレイヤーでも展開に置いて行かれそうになったので

今回のアニメ化の目的は男性客層の開拓にある
というような話がアニメジャパンであったので
新規層にやさしい導入が必要だったと思うんだけど
その辺かなり強引な印象を受けました

あとキャスト変更のあったバンドは
歌も変更後のキャストにやらせるみたいですね
元のバンドよりもアニメのキャラソンっぽさが増してる感じ
開拓したい客層を考えるとまぁコレはこれでいいのかな?
しかし今は音楽を題材にしたアニメで溢れているうえ
そうでないアニメからもキャラソンなんかがガンガン出ている時代です
アニオタの嗜好に合わせてしまうと他の作品との差別化が難しくなるので
元のゲームが曲の多彩さ幅広さが売りなのを考えると
そのままの路線を貫いた方がオンリーワンなアピールができた気もするんだよねぇ

とりあえず2話以降も継続して観ていきますが
他人に勧めるならアニメより先にゲームかな?

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

最終話視聴後レビュー

話の大筋は深夜アニメというよりは
夕方に放送される子供向けアニメです
そこに原作ゲーム組や大友向けのネタを
ちょいちょい差し込んだような作りになっています
実際深夜に最速放送されているだけで
そのあと夕方にリピート放送されているので
深夜の客層にちょっと配慮しつつも
基本は夕方アニメだと思えば良いでしょう

純粋に深夜放送のオリジナルアニメとしてみた場合
キャラが多すぎる分掘り下げが足りないとか
何だかよくわからないバトル展開から
なし崩し的にすべて解決する
おおざっぱなストーリー展開とか
色々気になる点は多かったです

ただ3DCGシーンのクオリティだけは異常に高かったです
綺麗にデフォルメされたミューモン体の豊かな表情と滑らかな動きは
3DCGアニメーションとしては最高峰クラスだと思います
制作費の桁が一つか、下手したら二つくらい違うディズニーアニメと遜色ないレベル
これみてるとなんか他の国産CGアニメ(劇場版除く)がものすごく粗悪に見えてきます

あとはOP/EDから挿入歌の数々まで
中々クオリティが高かったのでゲーム組としても満足です
特にED曲のhave a nice music
挿入歌の迷宮Destiny&流星ドリームライン
とプラズマ絡みの曲はミューモンCGによる演奏付きで
すごく良いPV映像だったと思います
挿入曲2種に関しては最終回での使われ方もバッチリ!
あれはバンド演奏シーンで使った曲を
最終回で使いまわしたというよりも
最終回のクライマックスシーンに合わせて作った曲に
あとからCGアニメーションをつけてライブシーンを作ったのかもしれませんね

一応(?)音楽を題材にしたアニメですし
音楽部分がしっかりしていないと話にならないんですが
ゲーム内でもしばらくはアニメ曲がプレイできる形になっていたので
楽曲でアピールして本家の音ゲーへユーザーを呼び込むのにはまぁまぁ成功していたようです

ゲームユーザーの中には
アニメ化によるボーカル変更に抵抗のある方もいるようですが
宮野版シュウ☆ゾー(通称宮ゾー)以外は違和感ありませんでした
宮ゾーもまぁあれはあれで別物と割り切れさえすれば悪くないと思います

一番心配していたのは徒然なる操り霧幻庵でしたが
はやみんの歌唱力が尋常じゃないことを再確認させられて終りました

沼倉レトリーも悪くなかったですね
ちなみに沼倉さんはオーディションで選ばれたそうなのですが
最初呼ばれたのはクリティクリスタのオーディションだったそうで
自分に中学生役ができるか悩んでたところに
後からレトリー枠が追加されたんだそうな
おそらくその間にキタエリからNGが出たんでしょうねw
スケジュール合わなかったのかな?

シンガンに関してはVo変更ではなく追加だったこともあって
こちらは全く違和感なしでした
ちなみにシンガンの曲を作ってるのはボカロPのマチゲリータさん
ボカロ界では割と知られた鬼才ですね
かなりぶっ飛んだ曲を作ってるイメージしかなかったので
正直同じアーティストが作ったものとは思えませんでしたw

アニメではライブパートをもらえなかった
それ以外のグループもちょこちょこ出てきていたのが
ゲーム組には嬉しい演出でしたね
楽屋で一緒になる雫シークレットマインド
MIDICITYの音楽イベント情報を視聴者に伝える
チョイ役の田舎者集団ウワサノペタルズ
トライクロニカの追っかけでライブの最前列にいた豚は
ゲーム組以外はただのモブにしか見えなかったと思いますが
実はドーリィドルチというガールズバンドのメンバーですw

しかし一番優遇されていたのはしにものぐるい
ゲーム内でも特に人気の高いバンドです
アニメに出てきた中では唯一
ゲームオリジナルではない
実在アーティストとのコラボユニットなので
たぶん大人の事情でライブ披露とはいかなかったんだと思いますが
なんと個別回をもらう程の厚遇ぶり
さらにゲームでもまだ出てきていない「つぎはぎ」の擬人化Verが
緑髪のショタキャラとしてお披露目されて驚きました

そんな感じにゲーム組視点でみると
ファンサービスに溢れたいいアニメでした
あくまで純粋にアニメとして評価したので
ストーリーの☆評価は高くしませんでしたが
ゲームの販促映像としてはとてもよくできていました

アニメからのファンをゲームへ誘導し
ゲームからのファンへのサービスも欠かさず
さらに従来のサンリオファンにもアピールできるような
深夜アニメとしては相当マイルドなつくりで
老若男女問わず楽しめる作品になりました
これはスマホゲー原作のアニメとしては
大成功だったんじゃないでしょうか?

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

11月8日に行われたガールズバンドフェスティバル
昼の部&夜の部ともに参加してまいりました
歌える人気声優がずらりと並ぶ姿は壮観でした

対バンニコニャマの出張版も楽しかったし
各バンドの楽曲が生で聴けて最高でしたが
まぁそれはアニメとはあまり関係ないので割愛するとして

夜の部のラストに今後の展開についての新発表がありました
アニメと関係あるものだけ上げておくと
各バンドをフィーチャーしたショートアニメと
そしてTVアニメ2期の制作が決定しました

キービジュ一枚とキャッチフレーズのみの発表でしたが
その場にいたキャストさんたちにもサプライズだったようで
みなさん驚いていました

これは今後の追加情報に期待ですね!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 30

nk225 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

サンリオキャラに異変?6頭身のアニメ調キャラが人気!“萌え”に本腰

サンリオキャラクターの人気投票企画「2015年サンリオキャラクター大賞」の結果が27日に発表され、ハローキティなどの人気2頭身キャラクターを生み出してきたサンリオのイメージを覆すような、等身&デザインのキャラクターがトップ10の4割を占めていることが注目を浴びている。

その代表格が、18年ぶりの1位に輝いたポムポムプリン(獲得票数:27万837票)に続いて2位に入った「シンガンクリムゾンズ」(獲得票数:27万802票)だ。イラストには、ハイライトや影などの表現や色を多用したアニメ調で、少なくとも6頭身以上ある男性4人組が描かれている。彼らからはほかのサンリオキャラが醸し出す、ゆるさはみられない。そんな「シンガンクリムゾンズ」は、トップ10で同じく異彩を放っている「プラズマジカ」「トライクロニカ」「徒然なる操り霧幻庵」と同じキャラクタープロジェクト「SHOW BY ROCK!!」によって誕生した。

「SHOW BY ROCK!!」は、サンリオ初のゲーム・アニメファン向けのプロジェクトとしてスタート。音楽とバンドをテーマに、キャラクターたちが世界一のバンドを目指す過程が描かれている。2013年7月にはリズムアクションとキャラクター育成ゲームの要素を組み合わせたスマートフォン向けゲームアプリを配信し、2015年4月にはテレビアニメの放送を開始した。そして「サンリオキャラクター大賞」の上位を占めるほどの人気を誇ることになるが、グッズはサンリオの公式オンラインショップで検索しても見当たらない。ここに子供や女性を中心に人気を集めてきた従来のサンリオキャラクターとの違いがある。

ゲームアプリは、音楽に合わせて三つのボタンをタッチするという子供や女性を含むライトユーザーも取り込みやすいつくりになっているが、テレビアニメは基本的に夜22時や27時の「深夜アニメ」として放送。子供向けの朝・夕方ではなく、コアなアニメユーザーを取り込める時間帯に設定された。限定グッズも、ゲーマーズやアニメイトなどアニメファン御用達の店で販売。これにより、子供や女性を中心とした幅広い客層を対象とするほかのサンリオキャラと一線を画し、「SHOW BY ROCK!!」は層を絞り、ニッチなファンの声にも対応しやすいキャラとして差別化した。

以前、ハローキティのファン「キティラー」をキャラクター化した「ハローキティといっしょ!」が、“オタクの祭典” コミックマーケットに出展したことが話題を集めたが、こちらはサンリオの子会社であるサンリオウェーブが展開。そのため、「SHOW BY ROCK!!」は、サンリオが“萌え”路線に本腰を入れた作品ともいえる。また今回「サンリオキャラクター大賞」の上位に入ったことにより、マクドナルドのハッピーセットのおもちゃになることも決定。よりサンリオキャラとして周知されることで、サンリオにどのような変革がもたらすのかにも注目だ。

【サンリオ大賞2015】ポムポムプリン18年ぶり1位 キティ19年ぶりTOP3圏外
今年で30回目を迎えるサンリオの人気キャラクター投票企画『2015年サンリオキャラクター大賞』の最終結果が27日、東京・サンリオピューロランドで発表され、27万837票を獲得したポムポムプリンが大賞に輝いた。デビュー翌年の1997年に初参加した際に大賞と新人賞をダブル受賞して以来、18年ぶり2回目の快挙。また、ハローキティは他キャラクターの躍進を受けて7位にランクインし、19年ぶりにTOP3圏外となった。

初日速報5位、中間発表3位とじわじわ順位を上げて、ラストスパートをかけたポムポムプリンが、2位のシンガンクリムゾンズとの大接戦をわずか35票差で制し、大逆転劇を繰り広げた。3位はシナモロール、4位にはぐでたま、5位にマイメロディがランクイン。

20位から順にランキングが発表され会場が大いにざわつくなか、最後に1位の大賞として名前を呼ばれて登場したポムポムプリンは小さな手を大きく振って喜びを表現。感想を求められると「はい! 僕、プリンです。みーんなが応援してくれたおかげで1位になれました。これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします! 本当にありがとうございました! 僕、プリンでした」とファンに感謝を伝えた。

『サンリオキャラクター大賞』は1986年にサンリオの月刊『いちご新聞』誌上でスタート。節目の30回となった今年も総勢100組のキャラクターがエントリーし、投票数は歴代最多の376万5250票を記録した。5月10日の初日速報から波乱が巻き起こり、音楽ゲーム&アニメファン向けキャラクタープロジェクト『SHOW BY ROCK!!』のシンガンクリムゾンズが暫定首位に。続く中間発表でも暫定首位を独走していた。

バンドをテーマにした『SHOW BY ROCK!!』は、今年4月にテレビアニメがスタートしてキャラクターの認知度が上昇。大人のアニメ・ゲームファンの投票により票が伸びていたとみられ、最終的にはエントリーした5組中4組がTOP10にランクインする大健闘をみせた。

『SHOW BY ROCK!!』のランクインを受け、シンガンクリムゾンズ(2位)のギター&ボーカル・クロウの声優を務める谷山紀章、プラズマジカ(6位)からギター&ボーカル・シアン役の稲川英里がサプライズゲストとしてステージに登場。イベント後、取材に応じた稲川は「たくさんのキャラクター、伝説的に有名なキャラクターもいる中、6位という栄えある順位をいただいて本当に嬉しく思います」と喜んだ。また、7位のハローキティのひとつ上という順位には「ありがたい気持ちと、キティ先輩すいませんという気持ちとで複雑です」と恐縮しきりだった。

▼『2015年サンリオキャラクター大賞』TOP10
1位 ポムポムプリン(27万837票)
2位 シンガンクリムゾンズ(27万802票)
3位 シナモロール (26万2274票)
4位 ぐでたま(22万3336票)
5位 マイメロディ(20万3883票)
6位 プラズマジカ(18万5381票)
7位 ハローキティ(14万3342票)
8位 トライクロニカ(14万2673票)
9位 リトルツインスターズ(13万8926票)
10位 徒然なる操り霧幻庵(12万7936票)

世界観など大きな点はゲーム設定をそのまま使用、TVアニメ用にオリジナルストーリーとして制作され、プラズマジカのシアンの設定、各バンドのミューモンの担当声優など、一部変更点がある。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

オレのギターが真っ赤に燃える、おまえに届けと火を噴き叫ぶぅ、響けぇひぃ~っさつのぉおレーーーーーッドトマホゥーーーーーク! Beat END!!

ただ、これ(出来は38点のタイトル)を言いたかっただけなんだ。

さて、萌え燃えもえもえキャラアニメなのでキャラ紹介だけします。
※公式と異なるかも知れませんが悪しからず


♡シアン♡{netabare}
私、ひじりかわしあん♪
入学したばかりのごくごく普通の女子高生☆ ギターが好きなメガネっこ♯
軽音部に入ろうと思ったんだけど、もう4月も終わっちゃう!
GWには合宿もあるっていうし早く入らなくちゃ!!
・・・でも勇気が出ない、人見知りの小猫ちゃん、
もうビビリかわダメやん!!!

そんなこんなで自分の部屋でスマホゲームしてたら、あれあれ、
怖い画像が現れて喋ってきた!
えっ、どこに連れていくの!!!!!

なんだかんだでゴスロリファッションのスーパーギタリストとして、
プラズマジカでギターを奏でるにゃん♪

あと、なんかゴスロリファッション好きとか誰かが言ってるけど、
好きだけど、そういう服は1つも持ってないです☆

女の子がマリスミゼルみたいな恰好は好きだけど、男はやめてほしいにゃん!
{/netabare}

うさこ
プラスマジカのギターでリーダー、バニー服は夏に快適ですの♪

ぴるみ
プラスマジカのドラマー「ぴる」じゃなくて「ぴゅる」だぴゅる~!

めがつー
プラスマジカのベーシスト、ネット(だけ)は友達♯

社長{netabare}
ドMの覗き魔{/netabare}

秘書
セクシー


以下、Shingancrimsonz{netabare}

クロコリン
聞こえるぜ、家畜共の叫び声、
ギターで響かせて、声で震わせて、歌で燃え上がらせて!
・・・待つ必要はない、オレならいつでもココにいる!!
その渇きを炎で、この赤で、この魂で満たしてやる!!!
叫べ、喚け、求めろ、
おまえたちが望むのなら何度でも奏でてやる、この紅蓮の轟きを!!!!
さあ、オレのギターが真っ赤に燃える・・・!!!!!

アイオーン
我、闇の太陽神は聖なる太陽と交わらぬ、
唯一無二にして絶対なる存在。
さ、最近、プラスマジカもメンバー増えて、その、
我が禁じられた黒衣の波動を纏うホーリーアークにその身を焦がさぬよう、
はな、離れるがよい。
おい、か弱き小動物よ。
昏き玉座に傅くのは其方だけで十分過ぎる。
まずは100mから、と伝えてこい。

この対なす鏡が見るは真の闇。内なる黒き影に染まりし毒蛇。
その邪悪さ故にか弱き背丈の小さなものは下がるがよい。
磨かれしこの肉体、この魂を共にするは故に、
拙者の得物は森羅万象を司る真髄 
龍虎無双神威流 故に龍剣伝 刃 参上

労務
・・・音楽を続けるとは、そういうことだ。

{/netabare}以上

あと、その他いろいろ。


そう、何を隠そう、
シンガンクリムゾンズとシアンが好きだ!!!!!
wikiとかセリフ集とか見ずにイメージだけだと、
シンガンのカッコよさが伝わらないな。
ロム、ちゃんとカッコイイです。

この作品はシンガンのカッコよさとかわいさと、
シアンのかわいさだけで出来ていると言っても過言ではない。

シアンの声がええ☆
あのちょっと籠ったちょっと低めのちょっとハスキーで
一言に高低さがある、なんだろ、
アニメ声って言うのかな?
あの独特の声と、
猫耳と特に髪が湿ったときの巻き毛伸び伸びヘアーがええ。

あとベリーさん書き忘れたけど、{netabare}
おねえ言葉やめて欲しかったな。別に面白くも何ともなかったし。
普通にカッコよかったのになぁ。{/netabare}

別にケモナーではない。というかこれだけは覚えてほしい。
かわいい女の子がケモ耳や尻尾を付けているからかわいいのであって、
獣がケモ耳と尻尾を付けたところで、獣は獣だ。
つまり、
人間の女の子がケモ耳を付けた姿を見たいのであって、
マスコットを見たいわけではない、断じて。
そこのところ勘違いしないでよね。

素晴らしい3Dを見せてくれたが、
あの滑らかなピン○ーみたいなのは2Dと合わない気がする。
何より人間の面影が何一つない。
猫耳王国め!

さて、サン○オは活き活きとこの作品を作ってたんだろうな。
最近規制が煩い中、漆黒の闇を悠々自適に飛び回る梟のように!!!!!


というわけで、
シンガンクリムゾンズかシアンが好きになったら最後まで割と楽しめると思います♪


音楽も結構いいけど、
対バンにこ生を見ると{netabare}「ロックをぐぐれ」と萎える。
ロックのことを有名どころしか知らない自分でも思うよ。{/netabare}
そもそもニコ生って面白いのあんまないかも。ものすごいファンよりの作品。

変化するOPから分かるように萌え燃えキャラアニメなので、
ストーリーには期待しないでね、
それじゃあみんなBooDooKanでオレサマたちに握手!しに行こうぜ♪

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14

74.5 7 生徒会で部活なアニメランキング7位
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (485)
2172人が棚に入れました
彼女いない歴=年齢な普通の高校生、桐生慧輝に宛てられた突然のラブレター。遂に彼女ができると喜んだものの、そこに差出人の名前はなく、しかも何故だか純白のパンツまで添えられていて……???彼をとりまく可愛い女の子たちは誰もが怪しく、そしてちょっぴりワケあり風味!?果たして“パンツを落としたシンデレラ"は誰なのか?謎が謎を呼び、変態まで呼び寄せてしまう、新感覚変態湧いてくる系ラブコメがはじまる……!!

声優・キャラクター
下野紘、竹達彩奈、日高里菜、野水伊織、本渡楓、大橋彩香、春野杏、河本啓佑
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

大変な変態略して大変態

女性は好意を持った相手にしか性癖曝露しないと思うというか男性もそうじゃない?好意持ってない相手から性的な視線を向けられるのはきつい人が大半だろう。
という考えが僕の中にあるから、主人公の状況が羨ましくてしょうがない。変態な女の子好きなんです。相当ハードコアでない限りは受け入れられる自信がある。自分で何言ってんだという感じだけども。
なので、あのハーレムを拒絶してしまう主人公にいらっとさせられてしまった。

ラブレターだけでなく、パンツまで置いているとびっくりするよね。ちょっとしたミステリー作品。周囲にいる女性の誰がパンツの持ち主か探しまわる。こういうノリの作品は個人的に好みなんです。共感できるという方は少なそうなのが残念ではあるが。

ヒロインはどの娘も個人的には好きだけど、一人だけ選ぶなら紗雪先輩かなあ。なんだかんだ趣味を隠していれば、一番まとも。
{netabare}主人公の周囲にはドMな朱鷺原紗雪。ドSな古賀唯花。主人公とその友人である翔馬を実は腐った目で見ている(多少の照れ隠しぽい様子で描写されている気はする)南条真緒。翔馬のことをストーキングしている小春。匂いフェチな藤本彩乃。そして、妹。モテモテですなあ。{/netabare}

純粋に翔馬がロリコンっていうところが一番気持ち悪い。
{netabare}ロリコン故に年齢にこだわりすぎ。一学年の違いがなんやねん。小春可哀想やった。でも、翔馬が友達からお願いしますと言った直後に教室中に貼られたストーキング写真を発見してしまったシーンは笑えた。結局、受け入れてるし、行動を逐一記したメモ見つけて恐怖を感じても仲良し。お似合いのカップル。{/netabare}

ミステリーも11話でついに決着が。謎の本格ミステリー感を出すのはいらないです。
{netabare}回収パンツを履くかどうかで見分けるとは。やはり妹。途中からそうだろうなという予感があって、その通りだった。血縁関係でなかったのか。主人公に救われたわけだから、好きになるのは当然だよなあ。最後に露出癖があるというカミングアウトにはびっくりした。まともと見せかけて変態だった。最後まで隙なし。紗雪先輩のノーパンに実は共感していたという。地味な伏線回収?{/netabare}

カミングアウト後とかに流れBGMが凄いぴったりで頭に残るし、好きだった。
あれを常に流していたい。

OP
ダイスキ。 歌 大橋彩香
ED
無謬の花 歌 Mia REGINA
ステラ 歌 TRUE
挿入歌
流星 歌 Mia REGINA
ダイスキ。のリズムが意外と癖になる。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
第1話 パンツを落としたシンデレラ!?
部長命令で書道部の掃除をする桐生慧輝は彼女いない歴イコール年齢の高校生。女の子に囲まれつつも、自分に好意を持つ者は誰もいない……と思われた放課後、部室に一人残った慧輝を待っていたのは自分宛てのラブレターだった。しかし、そこには肝心の差出人の名前がない。しかもなぜかパンツが添えられていて……?? 友人翔馬のアドバイスを受け、かくして“パンツを落としたシンデレラ”探しの日々がはじまった!怪しいのはあの日掃除に参加していた女の子たち!!手はじめに書道部部長、朱鷺原紗雪に探りを入れてみると、予想通り彼女には秘めた想いがあるらしかったが、彼女の告白は、慧輝の想像を超えるものであった……。

第2話 優柔不断な王子様!?
図書委員も兼任する慧輝には、古賀唯花という小柄で金髪クォーターの可愛い後輩がいた。紗雪先輩にかき回されながらも図書委員の仕事をこなす二人だったが、この日はなんだか唯花の機嫌が悪い。どうにか機嫌を直してもらおうと悩む慧輝は、ひょんなことから唯花と初デートをすることになる。ウインドウショッピングに映画、会話の弾む食事……。楽しい時間の中で見せる彼女の態度は、彼女こそがシンデレラなのではないかとも思わせる。妹、瑞葉のアドバイスもありなんとかデートを終えた慧輝は後日、唯花からの呼び出しを受ける。ついにシンデレラからの告白なのか!?待ち合わせ先で見せられた唯花の本性とは……!?

第3話 恥ずかしがりやのシンデレラ!?
実は慧輝のペットになりたい朱鷺原紗雪、実は慧輝をペットにしたい古賀唯花。本性を見せられて以降、すっかり二人に振り回される慧輝の日常。今日も悪夢で跳ね起き、唯花のいたずらに頭を抱えて一日が始まる。放課後は絵本作家志望の唯花お手製、監禁絵本の読み聞かせ、セルフ拘束バニー姿の紗雪に翻弄され、しまいには唯花による慧輝監禁拘束にまで至り、更にそこへ紗雪まで乱入してきたからもう大混乱。たまたま通りかかった同級生、南条真緒の手により救出された慧輝だったが、その真緒からも意外な告白を受け……。彼女の告白は彼女いない歴への終止符か?それとも更なる波乱の幕開けとなるのか??

第4話 素直になれないシンデレラ!?
クラスメイトの南条真緒は、なんだかこの頃元気がない。元気づけようと声をかける慧輝にもつれない素振りの真緒だったが、それでも翔馬を加え三人でゲームセンターに行くことに。真緒の久しぶりの笑顔にひと安心の慧輝。翔馬とのゲームに白熱するが、そんな二人を見る真緒の目はどこか意味ありげで……。“三人ではなく、これからは二人で進みたい…”翔馬と分かれた帰り道、真緒から出た言葉に戸惑う慧輝。突然の豪雨で雨宿りをする二人はふとしたきっかけで口論となり、すれ違いの日々がはじまってしまう。業を煮やした慧輝が真緒を問い詰めた末、彼女から聞かされた意外な真実は、新たなる恋の幕開けとなるのか……!?

第5話 『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦
度重なる衝撃の告白の末、変態の巣窟と化した書道部。だが慧輝の身にはそれどころではない問題が降りかかっていた。彼と紗雪との痴態写真をネタに呼び出された先に待ち受けていた小さな影。その正体は上級生の鳳小春であった。彼女は翔馬の事が好きで好きでたまらないというが、当の翔馬は年下にしか興味がない。小春に翔馬との仲を取り持つよう頼まれた慧輝は『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦を敢行することとなる……!翔馬との顔合わせは上々。しかし他人の恋路ばかりにかまけてはいられない。そこで新たな相談役、小春から聞かされたのは新たなるシンデレラの可能性だった。そんな折、慧輝の目の前に女の子が落ちてきて……!?

第6話 落ちてきたシンデレラ!?
階段から足を踏み外し慧輝の前に落ちてきた生徒会副会長の藤本彩乃。ちょっと不思議な彼女のふるまいに翻弄される慧輝だったが、恋するストーカー小春の恐るべき調査能力により、その彩乃がシンデレラ候補として急浮上してくる。そんな彩乃から奉仕活動の手伝いを頼まれ、河川敷へと赴いた慧輝は、嫉妬に燃える紗雪の誘惑も機転を利かし乗り切りつつ、ゴミ拾いを進めていった。ハプニングで水に濡れてしまった彩乃に貸したジャージのお礼にと、生徒会室でのおもてなしを受ける慧輝だったが、居心地の良いその環境には彩乃の願いを叶えるための数々の策略が隠されていた。我らが慧輝の貞操が危ない……!?

第7話 『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦 完結篇
見た目は子供だけど、実は年上の鳳小春。一年前、秋山翔馬と運命的な出会いを果たして以降、彼のことを思い続けてきた小春は、慧輝の助けもあって翔馬との仲を順調に近づけていた。次なるステップへ向けてあと一押しが必要と考えた慧輝は、ボウリング場でのダブルデートを提案する。それを機に更に距離の縮まる二人だったが、同時に小春の感じる違和感も募っていくのであった。そしてついに小春はある決意をする。知ってもらおう。偽りのない、本当の自分の姿を。果たして翔馬は小春の本当の姿を目の当たりにした時、それを受け入れることができるだろうか……?二人の恋に決着がつく……!?

第8話 パンツをなくした王子様!?
休日の昼下がり、妹の瑞葉とのんびり過ごす慧輝。しかし、そんな平穏は変態一号朱鷺原紗雪の来訪によって打ち砕かれた。紗雪によるセクシャルなハラスメントを受け、瑞葉にあらぬ誤解を受ける慧輝。紗雪が去ったところに追い打ちをかけるように訪れる変態二号の古賀唯花。彼女もセクシャルなハラスメントを実行し、またしても兄妹の信頼関係は崩れ去っていく……。桐生家にようやく訪れた静寂。風呂上がりの瑞葉に甘えられて髪を乾かしてやる慧輝。慌ただしかった一日が終わるかに思えた慧輝だったが、ベッドの裏に隠していたシンデレラのパンツがいつの間にか消えていた。持ち去った人物こそ、シンデレラだ……!

第9話 『慧輝くんはご主人様だよ★』大作戦!!
一日限定でご主人様となることを決意した慧輝は、紗雪をペットとして遊園地デートを決行する。浮かれ気味の表面とは裏腹に、ちょっとした風に揺れるスカートを気にする紗雪。違和感を持った慧輝は、紗雪がスカートの下にシンデレラのパンツを穿いているのではと疑い始める。様々なアトラクションを駆使し、スカートの中を確認しようとする慧輝。しかしはっきりしないまま時は過ぎ、一日が終わろうとしていた。慧輝は意を決し、ご主人様命令として紗雪にパンツを見せるよう求める。恥ずかしそうにスカートをめくりあげる紗雪。ついにシンデレラの真実が明らかになる……と思われたが、スカートの中身を目にした慧輝は驚愕の表情を浮かべる。

第10話 奴隷になった王子様!?
後輩の唯花に弱みを握られた慧輝は彼女の奴隷になってしまい、無茶な要求に追われる日々を送っていた。慧輝の部屋から盗まれたシンデレラのパンツを彼女が持っていれば不遇な日々に終止符が打てるのだが……。なんとか立場を逆転しようとその時を虎視眈々と狙うある日、慧輝にチャンスが訪れた。バスルームに消えた唯花を尻目に、慧輝がタンスに手を伸ばしたその時、唯花の悲鳴が届く。駆けつけた慧輝はうっかり唯花の裸を見てしまい、さらに立場を悪くしてしまう。その後、偶然の事態により唯花との奴隷生活から解放されるが、その後天文部で目にした一枚の写真から慧輝は、ある真実へとたどり着く……!

第11話 水着を脱いだシンデレラ!?
遂にシンデレラの正体にたどり着いた慧輝。だがそれを立証するためには、その人物がシンデレラのパンツを持っている現場を押さえなくてはならなかった。そこで慧輝は書道部員や妹を交え、突然のプール行きを決行する。ある目的をもって。あいかわらずの変態部員たちに翻弄される慧輝はプールでバイト中の小春と出くわす。彼女は告白大会の参加者が集まらなくて困っているという。かくして、優勝したら「一度だけ慧輝になんでも命令できる権利」をかけて参加を決めた女子たちの、熱のこもった告白大会が繰り広げられる。そして迎える決着の時--。真実を追求するためにとった慧輝の行動とは?そして判明した衝撃の事実とは!?

第12話 可愛ければ××でも〇〇になってくれますか?
“パンツを落としたシンデレラ”の正体に激しく動揺する慧輝。変わっていく彼女との距離に戸惑い、家出を決意し街に飛び出したものの、行く当てもなく彷徨うばかりだった。先々で出会った温かい友人たちの言葉も、根本的な解決には至らない。やがて降りだす雨が彼の身体を濡らす。思案の末ひとつの結論に至り、家へと帰り着いた慧輝だが、高熱を出してそのまま倒れてしまう。入れ替わり立ち代わり看病に訪れる女の子たち。長い一夜が明ける。変わるもの、変わらないもの、それを受け入れるために変わるべきか否か……。果たして慧輝の出した結論は?すべての謎が明かされた時、変態たちの夏が、熱く燃える--!!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

観終わった

1話感想{netabare}
えっ、伊魔崎が30分TVアニメの監督だって!?
あいまいみーからのステップアップってことでいいのかな。
そりゃ“かくりよ”でも下積みやってたけど…だだだ大丈夫なん??

カットがおかしいのはそりゃ当然、パースやアングルがおかしいのもそりゃ当然、だって伊魔崎だもん。
ハーフリータ(ってよりいちご大福?)の頃から知ってるワケだけど…マンガ方面は詳しくは黙っとこう。
アニメでは“メタルジャック”が作画悪くてヒデーヒデー思いながら見てたら突如絵柄がガラっと変わる回があって(内田順久の面影ゼロ)、スタッフ見たら伊魔崎の名前があってビビったのも遠い思い出。
彼が標榜してるのは金田というか山下系で、個人的な印象としては「作画のいい国際映画社」。
なので80年代のノリだと思って見るのが肝要かと。

でもって本編の感想だけど、これはまだ犯人は分かってないってこと?
部長以外の女性キャラも色々変態揃いみたいだけど、変態な内容よりもそれを受けた主人公のリアクションの方が、作品の面白い・つまらないを決定付ける要因な気がしてきた、最近。
ってことで主人公のリアクションに期待、それこそ伊魔崎なんだから派手にやっちゃって良いんじゃないなか。
あんまり大人しい作品は向いてないっしょー。{/netabare}

5話までの感想{netabare}
一人変態美少女を出してそれにスポット当てた話を3・4話くらいかけて、そしたら次の変態少女を出して3・4話かけて…を繰り返す方式「ではない」のねー。
デトアラ方式?青ブタ方式?まぁ呼称はどうあれそういうタイプかなー?と思ったらそうじゃないっぽい。
キャラクターは次々にカミングアウトして、そろそろOPに出てるキャラの登場・紹介が終わりそう。
ひたすら次々に新たな変態が出てくるだけだったら1クールでも辛いところだけど、このペースだと主要キャラが全員出揃ってから何かあるのかな?
お互いの得意ジャンル(変態)を生かした駆け引きが展開されるなら面白そうだけど…一応それの片鱗は出てる?BL本報酬にするとか。
というか、そうでないと一人一人が薄味な予感。
折角デトアラのよしのみたいのが出たと思ったらすぐに次のキャラに話が移って…って、そっちのキャラはレムじゃね?いや“わたてん”のみやこ??
詳しくないからワカンネー、もっと似てるの居るんかね?
とりあえず主人公は変態に振り回されて「トホホ」である限りは楽しめてる、これが「デヘヘ」になると考え物だけど。

ところで年をとっても見た目ロリってのはロリコンには理想なんじゃないのか。
のじゃロリとかロリ先生ってそういう願望の顕れだと思うのだが…年下好きとロリコンを混同してる予感、ひょっとして前フリ?
あと腐といっても実在の近しい人物をモデルにして本出すのは立派な変態じゃないかなぁ。
身内をネタにする場合ナマモノと呼ぶのかどうか知らんけど、それで利益を得ている(同人で評判らしいし)のならモデルにいくらかは還元してやろうよ、とは思う。
ナマモノの何がマズいのか自分も上手く説明できないけど、それとは外れるかもだけど思いついた例ではプリティダービーで一部の馬が居ない理由を考えれば分かり易いかと。
グリッドマンの同人誌でも可。
同性愛だから毛嫌いされてるって方向に話進めたがる勢力が居るけど、本質はそこじゃない…と思う。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
パースが妙なのは監督がそうだからしょうがないってことで気にはならないのだけど、別の方向で気になって仕方ないことがありまして…。
ずっと気にはなってたんだけど、これ言うとそれまで気にしてなかった方も気になり出してしまうかも?と思って最終回まで黙っておこうと思ってたんだけど…もう限界~。

まばたきする度に前髪動いてヘン

元々作画の労力を減らそうという工夫なのか「目」のアップが多い。
それだけだったらスルーできたのだけど、前髪がいちいち動いてると「目と髪は別レイヤーじゃないのか、それって逆に手間じゃね?」と気になって気になって…。
ってかまばたきに要するコマ数もなんか違う気が…これは気のせい?
絵に関してはツッコむことはすまいと思ってたけど、こんなところで引っかかるとは、う~ん。

内容に関しては概ね良好、ケーキショーマ小春で陣営組んで残りの女子を探る感じになるのかな?
ケーキがいちいちドギマギしないで呆れるリアクションをしてくれるのは助かる。
自分(ケーキ)の身に危険の及ぶ変態はカンベンだなぁと思ってたが、一番それに引っかかりそうな唯花も登場時以外は抑え目な感じ?
妹も何か持ってそうな予感を匂わせてるが…どうなんかな。
↑でも書いたがもうちょい女子同士の絡み・駆け引きが見たいが、まだ話数あるしそこら辺は好意的に期待。{/netabare}

総評{netabare}
後半もっと派手なバカ騒ぎになると思ったら予想以上に大人しい展開で…悪くはないのだけど「ふーん」って感じで終了。
序盤で登場した様々な変態キャラの変態性が生かされなかったというか、スタートダッシュは良かったけどすぐに徐行モードになっちゃったというか。
ぶっちゃけキャラの紹介エピソードだけで終わって、そいつらによるイベントが何も無かった、って感じ。
最後妹ネタでしんみりさせるのはもはや見飽きたっていうのもあるかも?
主人公…でなくても登場キャラにツッコミ&受け流しタイプがちゃんと居る作品は好きなので、マイナス印象ではないもののすぐに忘れそう。
…あいや、監督いまざきだったのを覚え続けるか。

で肝心の伊魔崎だけど、金田フォロワーの中で一番下手なのでパースが変とかは当初から気にしないように努めてたけど、↑でも書いた通り「まばたきする度に前髪が動く」のが気になって仕方無い。
1回や2回ではなく全話に渡ってそうなので意図的だと思うのだけど、その狙いが分からない。
例えが古いけど“天使になるもんっ!”では頬が揺れる表現を試みてて、それが果てしなく気持ち悪くて「流行らなくて良かった」と胸をなで下ろしたもんだけど、同じ感じで何か新たな表現でも模索してたんだろうか?

余談
ハーレム系ではお約束なので突っ込むのはヤボかも知れないけど──
「自分は変態だ」と思ってる人間は一般人には言い寄らないと思う、惚れることは無いと思う、もし惚れた相手が一般人だったら自分の変態についてガチ悩みするのが普通だろう。
なのでケーキが言い寄られるのは「同質の匂い」を感じ取ったか、もしくは御し易そうとナメてたか──と睨んでたのだけど、本編見てみた限り前者ではなさそう。
一方で後者を感じさせる描写がチラホラ見受けられた。
ケーキに限らずショーマも、ロリコン矯正は迫られるがコハルのストーカーは野放し(ガマンを迫る)に思える。
要はヒロインズは総じて「私は変態だけど治す気は無い、お前が合わせろ」って態度ばかりで、果たしてそれは変態として正しい姿かどうか疑問。
タイトルではいかにも腰が低そうだがその実は上から目線。
「治せると思って治せるなら変態なんかしてない」と言われそうだけど、だったらノンケに声かけるなと。
そこら辺のジレンマや、いっそケーキも変態性を垣間見せる一面でも描いてくれたら良かったんだけどねぇ…。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

変態の匙加減は、難しい(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
皆さん、「アイドルの、生ぬるい変顔」とか、「モデルの、可愛さを残したスッピン風自撮り」って、どう思います?

逆に、「アイドルの、ガチ引くレベルの変顔」とか、「モデルの、不細工過ぎるガチスッピン自撮り」は、どうですか?

どっちが好きですか?

本作、変態ということを推していますが、良くも悪くも受け入れられる(可愛いと思われる)レベルの変態ばかりでした。

つまり、前者的な変態。

それを良しとするか、生ぬるいとするかは、賛否がわかれるところでしょう。個人的には、あと2歩くらいは踏み込んでほしかったかな。

ちなみに、後者的な変態であり、未だにそれ以上の変態に出会えてないのは、「変ゼミ」という作品です。

まあ、もう出会いたくはないんだけどさ(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
分かりやすいほどのハーレムラブコメ。

コメディの部分は、「緊急家族会議~!」とか、良いフレーズがあり、なかなか楽しめました。紗雪と唯花の口喧嘩や、小春のぶっとんだ発言とか、いくつか良いものはあり、そういう意味でのワードセンスは感じられました。

OPも、明るく楽しく、かなり好きでした。2019夏の中では、トップレベルに良いな~と思っていました。

ただ、ハーレムの要素がな~。

個人的に、ハーレムものを楽しめるかは、

①女性キャラが同レベルで魅力的か。
②それぞれの女性キャラが主人公を好きになる過程に納得いくか。
③主人公がハーレムを築くに足る人物か。

という3点が大きいのですが、その観点から見て、①は及第点でしたが、②③が落第点でしたね(ちなみに、自分の中でこの①②③がバランスよく高いと思っているのが、「俺修羅」)。

さて、本作の①ですが、唯花と彩乃が特に可愛かったかな。唯花はなかなか笑えるというか、声優さんとの相性もよく、早口でたまに本当に可愛らしい時がありました。彩乃は、いちゃつきっぷりが可愛かったし、一番まともでしたし。匂いフェチって、そんなに変態か? 自分の体臭を好いてくれるのは、ただラッキーなだけじゃね? 瑞葉も悪くない。特に恋心をなんとか隠そうとしている前半が良かった。私は、妹を恋愛対象とすること自体が嫌なのでそこだけ気になりましたが、まあ、義理ならギリOKですし、そこを瑞葉が分かった上での行動で、家族としての繋がりも大切にしていたのは、良かったと思います。

でも、②と③がな~。

②なんて、あんなんで惚れてくれるなら、誰でも落とせそうだし、ただの尻軽に思われるだけ。③はハーレムテンプレの鈍感優柔不断フニャチン野郎なだけで、特に何の魅力もなし。あんだけ美少女に言い寄られてるんだから、据え膳食らわば皿までですがな。バカなのかな?

だって、可愛くて変態は、短所ではなく、むしろ、ちょu、、、いや、何でもないっす(汗)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
分かりやすいハーレム。街中で頭撫でてなんて、実際は恋人でもなかなかやらんぞ。キャラデザ的には良いんだけど、いきなり主人公にベタ惚れだからな。最後、ドMオチか。これ、ラブコメに流れるか、エロに流れるか。

2話目 ☆2
ということは、ヒロイン全員が変態なんだね。女王様もいるんだろうし、BL(男の娘)とかもいるんだろうな。これだけイチャコラしてユイカと付き合わないとか、気が狂っているんだろうか。やっぱり、ユイカは女王様か。だろうな、と。あとはなんだろう、痴女とか? 先輩と被るか?

3話目 ☆3
ユイカはまだしも、サユキ先輩は基本的に、ご褒美では? ハーレム全開だな。

4話目 ☆3
まあ、BLだろうな。これは予想通り。次あたり、男の娘、とかかな? もっと、ななめ上の変態がほしいな。

5話目 ☆3
天文部さん、ストーカー、か。まあ、変態というか、可愛らしいよな。新キャラ、匂いフェチ? それって、変態のカテゴリーか?

6話目 ☆1
犬に例えての尻揉み。不快でしかないな。藤本さんは、今までのキャラでは一番可愛らしいかな。

7話目 ☆4
ボーリング、私が苦手なのもあるけど、あんまり楽しめないんだよな~。ロリコンっても、外見がロリっぽいのが好きな人の方が多いんじゃ? 年齢に惚れるロリコンは、まあ、犯罪の気配がするけど、翔馬はたぶん、見た目が好きなだけだろ? じゃなけりゃ、高一を好きにはならんだろ。

とりあえずキープ、その通り(笑) まあでも、小春ちゃんは可愛いし、良いラブコメで、良い最終回だったな♪ 特殊ED。イイね!

8話目 ☆2
妹、典型的な妹キャラだが、まあ、可愛いかな。どこかでみたやりとりだけど。ドMのプライドは良いけど、「なぜ認めているか?」を知りたいな。そんな兄妹はいない。これで、俺を好きだとは思っていないって、頭大丈夫か?

9話目 ☆2
なんともドキドキしないデート回だな。だからもう、ヤれば良いんじゃないかと。これだけコクられまくっているような状況で、シンデレラ探しは意味あるのか?

10話目 ☆3
あそこまでキッパリと乳論を言われると、清々しいな。乳に貴賤はないってのはその通りだが、私はリアルでもアニメでも、巨乳はそんなに好きじゃないです。普通が一番。

11話目 ☆2
水着は、胸小さい方が、むしろエロい(笑) 環太平洋アークだっけ? 水着告白大会ですが、俺修羅場と比べると、いかにレベルが低いかがよく分かる。

12話目 ☆3
家族恋愛ネタは、ちょっと苦手だな~。でも、慧輝の選択には好感が持てる。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 23

61.6 8 生徒会で部活なアニメランキング8位
ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (285)
1360人が棚に入れました
『PSO』15周年記念プロジェクト第8弾として発表。

近未来の地球を舞台とした完全オリジナルストーリーで、『PSO2』をめぐる、あなたの隣にいるかもしれないプレイヤーたちの物語になる。

声優・キャラクター
蒼井翔太、諏訪彩花、M・A・O、島﨑信長、井上喜久子、佐藤拓也、小西克幸、村川梨衣、新田恵海、金田アキ、井上和彦、堀江瞬、高橋広樹、横山ミナミ、高野麻里佳、玄田哲章、小原莉子、高木友梨香、桃井はるこ、榎本温子、会一太郎

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

なぜ「2」なの・・・? 「1」を探しても見つからないんだけれど・・・^^;

この作品の原作ゲームは未プレイですが、キャラデザが好みだったので視聴を決めた作品です。
タイトルにも記載しましたが、この作品の放送が決定した時「なんで「2」なの?」と思っちゃいました^^;
「2」って事は「1」があって、大概物語に関連性があるのが世の常・・・と思って探してみましたが無いんですよね^^;
暫くしてゲームの中の構成でアニメ化されたのはこの「2」が最初だったみたいです。

この物語の主人公は高校2年生の橘イツキ・・・彼は生徒会長から突然生徒会の副会長に任命されてしまうのです。
それだけでもびっくりなのですが、もっとビックリしたのは副会長の仕事です。
何とPSO2をプレイしてレポートに纏めて生徒会長に提出する事だったんです。

こんな生徒会の仕事って有りなの・・・?
生徒会はこの仕事の正当性について色々言っていました。
・学園内のソーシャルネットワークの現状を正確に把握するして報告する。
・学園に相応しいガバナンスを示す事こそ我が生徒会の存在意義そのもの。

そして人選の理由については成績、素行とも問題が無く、何でもそこそこ出来て部活動に所属していないから・・・なんだそうです^^;
いつきが色んな運動部に助っ人をしていて「部活動の便利屋さん」と呼ばれていることまで生徒会は調べ上げていました。
つまり何でもソツなくこなせる暇人・・・として白羽の矢が立ったという事になる訳ですが、当の本人としては微妙な人選理由ですよね^^;
こうしていつきがPSO2をプレイするようになり・・・物語が動いていきます。

私はオンラインゲームに疎いので正直ゲームの事は良く分かりませんが、ゲーム内でキャラを作り、そのキャラで様々なチュートリアルやクエストをこなしていく・・・
そしてオンラインゲームならではの仲間を集めて共闘する・・・こんなところでしょうか^^;?
SAOの様にナーブギアを装着してゲーム内にダイブする・・・という感じでは無さそうです。
まぁ、SAOの世界は近未来でPSO2は現在進行形のゲームなので、違いがあって当然なのですけれど・・・^^;
でも視聴していると、姿かたちは違えど声なんかはキャラそのものなので、アニメで視聴している分には、PSO2もSAOみたいにゲームの中に入り込んでいる様に感じられるのがアニメの醍醐味なんだと思います^^;

生徒会長にレポートを提出するのが目的で始めたPSO2でしたが、人気のあるゲームだけあってイツキも直ぐハマったみたいですが・・・そうなんです、面白いゲームってやっぱりハマりますよね^^;?
「この次の展開が知りたい」、とか「あのセーブポイントまで辿り着きたい」、とか「もう少しレベル上げしたい」など、状況によって続ける理由は色々ですが、これが連鎖するんですよね〜^^;
私も面白いゲームに出会ったら間違いなくハマると思います。
ゲームにハマるとアニメを見る時間が無くなるので、なるべくゲームは遠ざけています^^;

でもいくら面白いゲームとはいえ、アニメの中で延々とプレイされていては偏った作品になってしまいます。
この作品ではそうならない様に日常パートの見応えも中々なんです。

一番のお気に入りは生徒会長の泉澄リナ・・・「10年に1人の逸材」と呼ばれ才色兼備であると共に、多くの人から慕われています。
でも、彼女がお気に入りになったのはそんな肩書きではありません。
きっと本人は無意識だと思いますが、イツキとの距離を徐々に縮めてるんです。
何かに付けて「副会長」「イツキ君」
リナ先輩の熱狂的なファンがいたならイツキ君は間違いなく後ろから刺されている事でしょう・・・^^;

そして色々気にかけているうちに彼女の心境にも変化が・・・
その変化は少しずつでとてもゆっくりです。
でも物語序盤と終盤の生徒会長の言動や仕草を比較すると、違いは明白だと思います。

もう一人アイカというヒロインも登場します。少し影があるような表情が印象的な彼女でしたが、彼女は背負った運命が違いすぎた・・・ただそれだけだと思います。
そんな運命が無かったら年はイツキと同じくらい・・・他の女の子みたいに高校生活や恋だって満喫できるのに・・・
戦場に身を置くことで存在を示してきた彼女・・・イツキとの日常が彼女にとってかけがえのない時間であった事を願ってやみません・・・

こうして物語は終盤に差し掛かるのですが・・・起きた事態は最悪でした。
ある意味SAOやオーバーロードなどのVRMMORPGより状況は悪いと思います。
VRMMORPGは、普通にプレイしている限りゲーム内でどんな事が起こっても、プレイしている本人以外に影響を及ぼしません。
でもPSO2・・・いえ、この作品におけるゲームの位置付けはもっと異質だったんです。
この発想はありませんでした。
そしてここから物語が一気に加速していきます・・・
目の前で起きた出来事はあまりにも非現実的・・・でも事実が最悪の状況を物語っています。
イツキらはその最悪から抜け出せるのでしょうか・・・気になる方は本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、蒼井翔太さんの「絶世スターゲイト」
エンディングテーマは、泉澄リナ、鈴来アイカの「レアドロ☆KOI☆こい!ワンモア!」
蒼井さん・・・何でそんなにハイトーンなんです?
そんな音階は逆立ちしても出ないです・・・格好良い曲なのでカラオケで歌ってみたいと思って断念した曲です。
エンディングの踊りは可愛かったですね^^

1クール12話の作品でした。序盤は静か・・・でも終盤に起こった衝撃の展開以降しっかり盛り上がったと思います。
私の中では今期のダークホース的存在でした。
キャラデザも綺麗でしたし十分に楽しませて頂きました^^

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

レアドロこいこいセブン

{netabare}ファンタシースターはオンラインじゃないやつ、いわゆるアルゴル星系シリーズはやったけど、オンラインは一切やってません。
誘われたこともあるけどなんかデザインが自分好みじゃなかった。

でもって本作。
1stキャラよりサブキャラのほうが強くなってしまうとか、序盤はネトゲあるあるネタが続くけどかなりテンポが早い。
ソロの正体バレはええw
最終回付近に持っていっても良かった気がするが…さすがにそれだと丸分かりすぎて今じゃ引っ張るネタにはならないと判断したのかな?
ってことで後半は「ゲームだと思ったらゲームじゃなかった」「ゲームの世界が現実に溢れてきた」という展開。
このネタも数多あれど、SEGAってことで自分はどうしても“ゴールデンアックス”や“獣王記”を連想してしまってちょっと笑える。
というか自分はゴールデンアックス(初代AC版)のエンディングのその後を描いた作品なんじゃないかなー、と思ってたり。
一応序盤から、ゲーム内の小動物が現実世界で見えたり、素質持ちがキャラメイクすると自分ソックリなのが作れるとか伏線を張ってはあるのだけど、どうにも序盤のネトゲあるあるネタとの2本立てにしたせいか急ぎ足感が…。
特にエンタングル(ゼーガペイン用語、こっちでは何て言ってたっけ?)したのとそうでないのとの違いがよく分からない。
終盤援護に駆けつけた「仲間」はあくまでゲームの一環ってノリだったんだよね?
エンタングルしてないヤツは単なるプレーヤーキャラクターであって、やられてもゲームオーバーになるだけでプレーヤーは死にはしないんじゃない?
って思うとどうにも緊張感が…空手部がどこまで理解しててどう説明したのか曖昧なのがモヤモヤする。
また、ソロの出番が中盤以降全然無くなってしまったのは悲しい…PSO2の設定知らんけど、会長が囚われた時に「バカめ、こっちのキャラのが強いんだよ」とアカウント切り替えネタとかあっても良かった気が。
それ言ったら空手部部長が空手部部長ならではの活躍をしなかったのもそうか。
でもってラスボスは…へぇ、こっちでもダークファルスなんだ。
って、それの攻撃が…天帝レーザー!?しかも友軍が撃ったのはフォトンレーザー?フォノンメーザー?えっフレナってこんなの撃ってたの?
最後は声神谷浩史キャラになにかウラがありそうなことを匂わせつつエンド、ここら辺は「詳しくはゲームをやってね」ってことだろうか。
恋の行方については自分はまぁ、うん…アイカが“デートアライブ”の八舞姉妹(どっちがどっちかは忘れた)に似てるなぁ、くらい。

「ゲームだと思ったら実は現実」や、ヒロインがラスボスに囚われてそれを救う等、お約束──言い方変えればテンプレのオンパレードで、意外性らしい意外性はほぼ無い。
アニメに見慣れた人には退屈なんじゃないかな。
逆に言えば…再び言い方変えれば「教科書みたいな内容」なので、基本を知っておくという意味では見てみてもいいかも?
かくいう自分はなんだかんだいってこういう系って好きで、(それがウケるために)もうちょいハジけた展開があれば良かったのに…とちょっと残念に思ったり。

それはそうと、NPCの双子「パティエンティア」なんだけど、片方の声が阿澄佳奈なのは覚えてたのだけど、もう片方が井口裕香なのは最近(2019放送のエピソードオラクルにて)知った。
あれ、これって…“モンストアニメ”のサンメタ姉妹と一緒じゃーん!
多分こっちが元ネタ…気付かんかったあああ!
モンストって結構パロネタ、というかソシャゲ自体が何かウケたらすぐにパクるのが常みたいなんだけど、「パクられる=メジャー」ってことを考えるとPSO2ってやっぱメジャーなんですかね?

追記
ちょっと前の作品なので思い出しながら↑を書いたんだけど、書いた後になって更に思い…出した!
「ゲームだと思ったら現実だった」というメタネタではあるのだけど、そうはいっても原作はしっかりと存在するゲーム。
そのせいか「利用規約に背く行為を推奨する内容」は避けられてて。
この作品で一番それを感じたのは「他人が他人のキャラを操作する」が無い。
主人公がソロを操作するとか、ラスト侍が奥さんのキャラを使うとか。
要は作中すぐ横でスマホでPSO2をプレイしているシーンがちょくちょくあり、「そこは○○するんだよ、ええい見ておれん、ちょっと貸してみろ」みたいなことが起きてもおかしくない状況で。
それやっちゃうと実は規約違反なんだけど、別にそこまで言われないだろと。
この気持ちは何で言えばいいんだろうな、アニメで車を運転する時はシートベルト着用させないといけないみたいな「そこまで気を使わなきゃイカンのか?」という息苦しさと言うか、お行儀のよさが地味さに拍車をかけてた気がする。
それをやっちゃうと垢買いや中華ボット(プレーヤーが交代で鉱石掘り)、レベル上げ代行を認めることになりかねないので避けたのかなぁ、と。
会長が多重起動するくらいはしても良さそうだけどそれも無い。
そこら辺を攻めれば「え、それやっちゃっていいの?」と注目度と言うか面白さは増したんじゃないかな?
逆に言えば、そういうことができない限り「大人しい地味な作品」からは脱却できない気が…ゲーム原作ではないラノベ原作等には勝てない気がする。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメの感想1割。9割は、オンラインゲーム全般に対するアンチテーゼです(笑)

[文量→小盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
ジャンルは、サイエンスファンタジー。

どうせ販促アニメでしょ?って態度で視聴をはじめ、なぜかそのままの態度で完走できました(笑)

でもまあ、特にオススメできるアニメではないですねw


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、アニメの感想。ホンッットウニ、可もなく不可もなくw 良いところは挙げられないけど、悪いところも探せない、かな? 強いて良い部分を挙げれば、販促なのに、リアルに重点を置いた勇気。SAOとかログホライズンと違い、あくまで「ゲームをしている人間の普段」を描いているのは新しかった。あと、安っぽいギャグが逆に笑える時もありました。でもまあひとつ言えることは、どんなゲームであれドハマりすりゃー成績は落ちる(最低でも上がらない)よ、普通にw
{/netabare}


【余談~ オンラインゲームにハマりきれない、オジサンの話w ~】
{netabare}
ここからは、アニメに何にも関係ない、更にはPSO2にすら関係ない、ただ単にオンラインゲーム全般への日頃の疑問を呟くだけ(笑)

まず結論から。オンラインゲームを否定するわけじゃないです。ただ、オフラインゲームにも魅力はあるから、ゲーム会社には、もっと力を入れて欲しいだけです。

私は基本、ネットゲームはやらないです。いや、全キャラが完全無課金のゲームあったらやりたいですけど。なんか、結局は重課金者に勝てないのが、悔しくて。まあ、ただのヒガミですねw

それとは別の理由もあります。亡くなった、女優の淡路恵子さん(ドラクエ好きで有名)の言葉。

「ドラクエがオンラインになって、すごく残念。一人になりたいからゲームしてるのに、ゲームでまで人と繋がりたくない」

という言葉には完全に同意。普段、人と多く接する仕事してるんで、一人の時は、一人になりたい。でも最近、オフラインで面白そうなゲームが、本当に少ない(_ _)

ドラクエ、FFは、オフラインの牙城を守って欲しかったです。同じ内容で良いから、オンラインは別タイトルでやれば良いのに。

あと、オンラインゲームって、基本的に時間と空間を越えられないって思います。

オンラインゲームの良さって「それぞれが自分の物語を楽しめること」にあると思うんですが、逆に言うと、「まったく共通の体験をしている人がいない」とも言えます。

例えば私などは、初対面の同年代の方(男性)と呑む機会があった時、まず好きなゲームを聞いたりします。大抵プレーしてるんで。すると、例えば「ドラクエ5で、ビアンカとフローラどっちを選んだか」とかで大盛り上がりできます。どっちも同じ経験してますから。

あと、オフライン(昔のゲーム)って、プレイ環境に格差がないじゃないですか。みんなが勇者になって、世界を救えるし。でも、オンラインだと、どうしても、費やせる時間やお金、ハードの状況なんかが関係してくるんで、ちょっと生臭くなるんですよね、話が。強いギルドにいたとかいないとかで、それが現実世界でも多少なりとも優劣ついちゃうから、初対面にはフリにくいですし。

ゲームって、本来、現実逃避なわけなんだけど、オンラインゲームって、どうしても現実が反映されるんで、「じゃあ現実で良いじゃん」ってなっちゃうんです、私は(だから私は、興味の中心がゲームからアニメに移ったのかも)。

オンラインゲームにはオンラインゲームの良さがあるから、それはそれで全然良いです。でも、オフラインにはオフラインの良さもあるから、そっちも頑張ってほしい。ホント、それだけなんです。

オフラインの良さはストーリー性です。近年のゲーム作家は、多くのプレイヤーを満足させるシナリオを考えることを放棄し、設定とグラフィックだけを用意し、肝心のストーリーを考える部分はプレイヤーに丸投げしてる気がします。ゲームが、本来の役目である現実逃避の役割を十分に果たしてないから、ゲームにクリアに伴うカタルシスがない(オンラインゲームにはゴールがない)から、ゲームがリアルを侵食している情況が生まれるんですよ、ドンドン(机を叩く音)!

ハッ(゜ロ゜; 若い人たちが引いてるw

でも、ここ10年くらい、思ってたことが言えてスッキリ(笑) とにかく、「ゲームはやりたいんだけど、やりたいゲームがない」生殺し状態なんですよね、ずっと。

好きなゲーム(パッと浮かんだやつ)
・幻想水滸伝1~3
・タクティクスオウガ
・ロマンシングサガ3
・ファイヤーエンブレムシリーズ
・クロノトリガー
・スペクトラルフォースの初期の方
・テイルズオブファンタジア
・ヴァルキリープロファイル
・信長の野望(三國志)
・FFは、4→7→5→9→6→10
・ドラクエは、5→6→4→3


最近(でもないけど)では、「閃の軌跡」シリーズは、なかなか良いゲームでした。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 30

66.8 9 生徒会で部活なアニメランキング9位
セントールの悩み(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (247)
967人が棚に入れました
【姫】こと君原姫乃は、【人馬(ケンタウロス)】の形態をした女子高生。この世界の人類は、現実とは別の進化をたどっており、【翼人】【竜人】【長耳人】【角人】【牧神人】【人魚】【人馬】といった形態に分かれています。そんな様々な形態をしたクラスメイトの少女たちと、楽しい高校生活を送っていく人外娘たちの日常コミックが原作。

声優・キャラクター
桑原由気、深川芹亜、白石晴香、鎌倉有那、綾瀬有、桐生朱音、宮島えみ、黒木ほの香、大泊貴揮、本橋大輔、矢野智也
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

雑草という名前の草はない

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
亜人娘達による日常系アニメ。基本は日常系だけど、どこかにうっすら怖さというか、深みみたいなのは漂っていて、近い系統だと「けものフレンズ」みたいな感じなのかな? とかも思ったり(けもフレほどの深みはないけど)。

設定だけなら、「モンスター娘のいる日常」や「亜人ちゃんは語りたい」に近いけど、似て非なるアニメです。

亜人萌え出来る方、ちょっと色々考えたい方には、オススメです♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ちょっと、ひねくれたレビューになりますm(._.)m

「亜人ちゃんは語りたい」「モンスター娘のいる日常」と、本作との明確な違いは、亜人が少数派ではないということだ。というか、進化の過程で?全人類が亜人化した世界を舞台にしている。

つまり、「普通じゃない」ことが「普通」の世界。それはとても理想的で、皆が「普通じゃない」から差別なんてない世界のはずだ(極端な話、現在の地球上に60億種類以上の種族や民族がいれば、誰が多数派とか、誰が変とかにはならないはずだ)。

が、そんなことにはならない。彼女らを「普通じゃない」と思うのは、我々視聴者(人間)から見た場合で、このセカイの住人も自分達なりの「普通」を作り出し、「普通じゃない」人達を差別をする。南極人を「ヘビ」と言ったり、人魚族に対する妬みであったり。形態差別罪があるというのは、法律で罰さないと差別が起きるからだろうし。

それはまるで、(仮にいるとしたら)宇宙人から見た我々地球人のよう。宇宙人から見れば、多分地球人なんてみんな同じような外見をしているのに、肌の色や生まれた場所、身分なんかで差別する。同じ国で生まれて同じような境遇であろうと、ちょっとした外見の違いや性格の違いで、いじめや差別をする。第9話(戦時下の収容所の話)では、それがはっきりとした描写、言葉で描かれた。

皆が違う姿であっても差別は生まれ、皆が同じ姿であっても差別は生まれる、そんな「詰んだ世界」。

それが、この「世界」。そして多分、私達が暮らす「世界」の負の面を強調した姿。

でも、そんななか、姫、希、羌子、スーの四人は、互いを対等ととらえ、歩み寄ろうとする。ジャン・ルソー氏や、彼を対等と捉える会長など、救いはある。

結局、「総体としては悪」だが、「個としての善はあり得る」と、そんな皮肉な現実を突きつけてくるようなアニメだったのかな。

レビュータイトルだが、これは昭和天皇の言葉。第11話で、姫が「どんな小さな花にも名前がある」と言っていたのを聞いて思い出した。人は勝手に自分の物差しで、「雑草」とか「花」とか、なんでもひとまとめにしてしまう。例えば「チューリップ」といったって、ひとつひとつの花はそれぞれ微妙に色や形、成長速度も違う。「翼人」「人馬」「南極人」などとひとくきりにしているが、同じ人馬でも、姫と綾香は全く違う人格だし、「南極人」の中ではスーは異質なのだろう。

簡単に言えば、「個性の尊重」。それが本作で伝えたい一番のことだろう。

勿論、これらが考えすぎで、普通に「亜人娘達に萌え~」、「日常に癒される~」で良いと思うのだが、私は基本的に、容姿があまりに人からずれると萌えにくくなる(例外は「亜人ちゃん」の「マチ」♪)ので、どうにも他の部分に目がいった感じかな(下半身馬の水着姿に萌えられる境地にはまだ至っていないもようw)。

日常系として観た時、キャラ的には、委員長のお母さん感は良かった。三つ子との絡みは最高! ただ、なぜ途中で、世の中のお父さんと現代美術を殺しにきたのかは謎(笑) あとは、ボーイッシュな「希」が良かった。90年代は主流だったボーイッシュなキャラ、最近はめっきり減ったように思うし(ボクっ娘とは違う)。もう一人の友達の、糸目の「羌子」も理路整然とした普通さが良かった。まあ、やや百合だったが、姫を含めた3人の関係性は良かったと思う。

ライトな感想としては、印象に残ったエピソードとして、3話の希に萌えw 6話で委員長が正論を用いて世の中のお父さんを殺しにいったことw 9話の深い話。10話でなぜか現代芸術にケンカを売りに行った謎w 11話は神回、三つ子の性格に深いメッセージ性、オチもビシッと決まっていて、ここだけは☆5!

ちょっと疑問だったのだが、「(人間にも)セントールにも共通する悩み」を描きたかったのか、「(人間にはなくて)セントールならでは悩み」を描きたかったのかが微妙で分かりにくかったなと。

多分、テーマ面は前者で、エンタメ面は後者で描きたかったのだろう。2期あったら観るかな。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
百合がメインなの?

2話目
人魚族はレア、ということなんですね。

3話目
ユリユリしてますな~。急にバカみたいな展開に。希の下着姿はあざといですな~。嫌いじゃないw

4話目
どエロですなw 鏡を使え、鏡を。

5話目
話が展開しそうだね。南極人に対する潜在的な差別。

6話目
四者四様の家族の在り方。なんだ? 委員長の正論は、世の中のがんばるお父さんの何割かを虐殺したいのか(笑)

7話目
なんか、チアフルしてたな(笑)

8話目
衝撃的に斬新な水着回w

9話目
なるほど、哺乳類人は自分を同等に見てくれているのに、同じ両生類人の方が自分を特別視していると。

10話目
なぜいきなり、現代美術にケンカを売った(笑)

11話目
痛いのいや~→叩いたことないでしょ!→説教もいや~ は、笑ったw「雑草と言う名の草はない」。三つ子、良い性格してる(笑) 今までで一番好きな話。「どうしていつもお説教が入るの?」(爆笑)

12話目
平和な日常回。&ちょいサービス回。なぜこれを最後にしたの? このアニメは日常系ではあるけど、もうちょいなんかの結論出して欲しかったな。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 20
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

割と深くて割と楽しめた

【あらすじ】
文明を持つ生物の外見がより多様化した世界を描く。

【成分表】
笑い★★☆☆☆ ゆる★★☆☆☆
恋愛★☆☆☆☆ 感動★★☆☆☆
頭脳★★☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
獣人、ケモ耳、尻尾、羽、角、ヘビ、ケンタウロス的な

【こういう人におすすめ】
いろいろな要素のオムニバス的作品なので誰におススメするかと言われるとムズイ。少なくともケンタウロス的な女の子が生理的に無理なら無理っぽい。萌えとか恋愛とか設定とか小難しい話とかが混じっているが、それらの要素を単体で好きな人にはおすすめできない。それらが混じったものを受け取ったときに、セルフで噛み砕いて楽しめる人向け。

【あにこれ評価(おおよそ)】
58.4点。注目度も評価も低い。

【個人的評価】
「コメディ少なめな日常系」の皮をかぶっているが、割と深くて割と楽しめた。タイプでいうと「それでも町は廻っている」とか「世紀末オカルト学園」みたいな器用貧乏タイプ。

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 原作未読。
 昨年の作品を観てるんですがデミちゃんとかボールルームとかを断念してたので、これが久々の完走作品。

 「セントール」ってなんか西洋の人馬の魔獣?と思ったらまんま「Centaurus = ケンタウロス」の読み方をネイティブっぽく変えただけっぽい。「s」って消えるんだ。まあ「g」も時々消えるしそんなもんか。英語とか苦手だからまあいいや鵜呑みで。


・浅いとこについて
{netabare}  「人馬の外見無理」って人が多かったらしく、思ったより評価が低かったです。私は大丈夫だったけどなあ。むしろ結構「生物として美しい」感じが。中世の芸術家だったらこの子の裸婦画を描きたいんじゃないかなあ。
 ま、私が実際考えてたのは「横隔膜はどのラインだろう」とかですが。心肺機能も消化器系もめちゃ強そうですよね。燃費は悪そう。

 ツッコみどころは、まあ6本足のうち2本が角になるのは無理やり過ぎだろってとことか。羽はまあアリですが、生存競争だとケンタウロス型かカイリキー型が強そう。あと天使のわっかは「ハリガネ」で浮いてるのかと思いきや「ハリガネのような強靭な髪の毛」で浮いてるらしい。進化の過程で変な遺伝子残ったな(笑)
 と、人魚。足の付け根割れてる(笑)むれて痒くなるぞーあれ。あと上着ない設定はどっから思いついた。あんな画面チカチカする設定やめちまえ(笑)

 あとセントールの服。腰回りの伸縮性がハンパない驚きの新素材でした。Gパンみたいに腰回りはチャックとボタンがいいんじゃないかなあ。それか着ぐるみみたいに背中にジッパーつけると楽そう。トイレとか。 {/netabare}


・深いとこについて
{netabare}  南極人らへんから原作者の変なスイッチ入ったのか割と深い話が混ざるようになりました。この「割と」ってのが大事で、別にそこまで深いわけではないです(笑)
 原作者がその場で思いついたちょっとした「思想」を、他に発表の場がないから、「セントール」という作品に無理やり混ぜ込んで世の中に発信してみましたが何か、みたいなことです多分。

「画家の苦悩」とか「霊媒師は実はこんなこと思ってるんだぜ」とか「不思議な存在ってイイよね」とか「幽霊は自分の記憶にある姿じゃないと~、逆に記憶にないってことは……!」とか「"全体としての個"っていう生命体どうよ?」とか「ここらで"争いの醜さ"ぶっこみます!」とか。脈絡もなにもあったもんじゃないです。

 ただその一つ一つは面白い発想だと思うので、その1つの発想をさらに深めていった結果1つの作品が生まれるような芸術活動をしていただけると……。まあ今は「セントール」という、"見てもらえる作品"にすがるしかないんですよね多分。最近なんでも引き伸ばし引き伸ばし、続編続編ですから。漫画もラノベも売れなくなるまで引き延ばして、売れなくなったら終わるもんだから、どの作品も終わるときには人気ない。名作が生まれるわけもない。

 しかし、「これは取り上げたい」と思うセリフが出てきました。
 それがこれ↓

「しかし、忘れないでほしい。我らは、彼ら哺乳類人とは平和裏に共存していかなくてはならない。そうしなければ滅ぼされるのは我々の方なのだから。そして、我らの神は、我々や彼らと同じく実在する存在であり、ゆえに我々の願いではなく、神自身のために振る舞うのだということを」

 この後半部分。
 一瞬何言ってんのかわからなくて聞きなおしました。

 要するに「俺らに恵みをくれるってことは、神さまはなんか企んでるぜ。気をつけろ」ってことですね。「考えてみりゃ、そりゃそうだ」って感じですけど宗教家には盲点の発想な気がします。
 「神を信じて祈りなさい。そうすれば救われる」「まじか。でもそれ後で高額請求くるやつだよね」みたいな発想ですよ(笑)

 まあこのセリフもその後の伏線になるわけでもなく「良い発想だね」で終わっちゃうんですが。

 このセリフが引っかかったんで最後まで見れました。
 ま、たぶん神様は南極人で漫画ではこの後なんか起きるんでしょう。
{/netabare}
  {/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 23

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「人間だけど人間じゃない」娘たちのキュートな日常…

この作品の原作は未読ですが、キャラデザからモン娘的臭いを感じたので視聴を決めた作品です。
でも放送開始早々、ふと感じたことがありました。

この作品のアニメーション制作はHAOLINERSなんです。
HAOLINERSといえば、「Spiritpact」や「一人之下 the outcast」のような中国発の出生が謎に包まれた無双系…或いは「銀の墓守り」や「縁結びの妖狐ちゃん」のような血の繋がりを大切にする作品を輩出するイメージを強く思っていました。

でもこの作品はこれまでの作品と明らかに毛色が違います。
それだけじゃありません…HAOLINERS枠の放送でもなければキャラデザも悪くないし何より面白いんです。
正直謎だと思っていました。
でも、完走してレビューを書くためにwikiをチラ見してようやくこれまで抱いていた謎が解けました。
この作品…もとは日本のコンテンツでHAOLINERSが制作を請け負っていたんです。
だから総監督は「蒼の彼方のフォーリズム」や「えとたま」を手掛けられた追崎史敏さんでその他のスタッフ陣も日本人が勢揃い…
決して中国発の作品が面白くない訳ではありません。
ですがクオリティは流してきた血と涙の量に比例すると考えているので正直差はあると思っています。
それに日本人ならではの風習や考え方も自分に合っているので…

この物語は女子高生の日常を描いた作品なのですが、ポイントは様々な人種が入り混じって生活していること…
肌の色が違う…というレベルではなく、人馬・竜人・翼人といった根本から違う方々が共生しているんです。
そして人種差別が法律違反になる事から人種間の争いもなく皆平和な日々を謳歌しています。
だから殺伐とした雰囲気は微塵も無く、とてもほのぼのとした雰囲気が感じられる作品です。
そして、このほのぼのとした雰囲気はとても心地よく感じられるのですが、この作品の持っている武器はそれだけではありません。

この作品の盾と矛に匹敵するのが笑いと可愛らしさだと思っています。
登場人物はいつだって一生懸命…だけど、それが逆にクスッと笑える時ってあると思います。
この作品の笑いはそういう類です。
そしてもう一つの可愛らしさ…人馬である主人公の姫を取り囲む高校の友達は皆さんそれなりに可愛いと思いますが、私にとって核爆弾に相当したのが姫の翼人の友人である三つ子の妹たちでした。

別に三つ子の妹…ちぐさ、ちなみ、ちほが保育園児だったから、という事は断じてないんだからねっ…
息のピッタリ合った年相応の言動が堪らなかっただけなんだから…
こんな言い訳が思わず頭をよぎるほどの存在…
好奇心旺盛で、元気一杯で、お姉ちゃんが大好きで…
そういう意味からすると、姫の従妹の紫乃も三つ子の妹と同格だったかも…

何をするにも全力投球で言動が素直で裏表がなくて…
人間幼い頃は誰だってそんな感じだった筈なんですが、年齢を重ねていくうちに幼い頃の面影はどこへ行ってしまったのやら…
生きていくために必要なこと…だと思います。
人は必要に迫られながらどんどん変化していきます。
今の自分はどっちを向いて変化しているかは分かりません。
けれど、願わくば退化ではなく進化であって欲しいと思っています。

声優陣は若手を中止に実績のある方を織り交ぜたような布陣です。
山賊の娘ローニャのローニャ役、あんハピ♪の雲雀丘瑠璃役を演じた白石晴香さん…
灼熱の卓球娘の出雲ほくと役、小林さんちのメイドラゴンのトール役を演じた桑原由気さん…
ハイスクール・フリートの宗谷ましろ役、風夏の秋月風夏役を演じたLynnさん…
因みに三つ子役は大図書館の羊飼いの小太刀凪役、響け! ユーフォニアム2の鎧塚みぞれ役を演じた種崎敦美さんでした。

日常を描いた作品なので展開に抑揚はありませんが、日常ならではの良さがしっかりと感じられる作品だったと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ピュアリーモンスターさんの「教えてダーウィン」
エンディングテーマは、亜咲花さんの「Edelweiss」
どちらの曲も大好きでした。
でもより心を惹かれたのはオープニングでした。
マイナー調のサビのメロディとか私にとってのストライク…
誰が作ったんだろう…と思って調べてみたら志倉千代丸さんでした。
そっか…いとうかなこさんを彷彿させる曲調にも納得です。

1クール12話の物語でした。
物語上、きっと1クールで終わるんだろうな…と思って見ていましたが、いざ実際に終わってしまうと寂しさを感じてしまいました。
毎回の視聴が楽しみでしたから…
もし続きが制作されるなら絶対に視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

58.3 10 生徒会で部活なアニメランキング10位
学園BASARA(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (24)
145人が棚に入れました
今日もBASARA学園では、野球部エースの伊達政宗と、サッカー部エースの真田幸村がアツいバトルを繰り広げている。
更に前生徒会長・豊臣秀吉が停学処分となり、次なる会長の座を巡って群雄割拠の乱世に突入し騒然とする学園。
絆の力を叫ぶ徳川家康と打倒家康に燃える石田三成の、天下分け目の戦いも始まった。
一方でおバカなイベントに恋のさや当ても連日勃発!果たして、このカオス過ぎるBASARA学園に明日はあるのか?!

声優・キャラクター
中井和哉、保志総一朗、森川智之、子安武人、増田俊樹、関智一、森田成一、石野竜三、中原茂、桑谷夏子、能登麻美子、辻谷耕史、朴璐美、玄田哲章、速水奨、若本規夫

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

学園BAKADA!

戦国武将なのに前衛に走って異能剣技で一騎当千をかましまくる「戦国BASARA」の現代学園版。

「戦国BASARA」だけでも名だたる武将のぶっ飛び設定でお腹いっぱいなのに、さらに味付けを濃くした感じ。このバカっぽい設定が好きな方にはタマランでしょうが、ちょっとネェ・・・

キャストCVも「戦国BASARA」と同じく同キャラCV。30名のベテラン揃いを使った贅沢な声優陣。でも内容が『アレ』なので無駄遣いのような気がしないんでもないんですが、コレまでゲームとかの柵(しがらみ)とかで起用せざるおえない事情なんかありそうです。

現代に置き換えた役どころというのは、面白いといえば面白いケースもありますが・・・さすがにコレはちょっとついていけそうにありません。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ギャグネタが合えばいける

ギャグやコメディー作品が好きな自分にとっては、本編より面白いかもしれない。
かもしれないという書き方なのは、ギャグネタが自分の好みとは合っていないため。
でも笑える話もあったので、自分にとっては楽しみにするほどではないが、断念するほどでもなかったレベル。
女性キャラがみんな美人で可愛らしいところはグッド。
ゲームやアニメ本編の絡みで仕方無いけど、声優陣は無駄に豪華でもったいない感じ。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3
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