ワドルディ隊員 さんの感想・評価
4.5
任天堂のゲームを原作とした名作アニメ
ご存知の方も多いと思うが
このアニメは任天堂のゲーム「星のカービィ」をベースに
作られたアニメである。
基本的な流れとしては
デデデ大王がカービィを倒すためにナイトメアから魔獣を
ダウンロードする。魔獣がカービィを求め町を襲撃するため
住民は大パニック。ピンチに陥るものの、敵の武器や味方の支援を元に
コピー能力をゲットし魔獣を退治するというもの。
だが、このアニメがすごいところは
王道的なストーリーの中に社会問題を取り入れていることである。
環境問題、教育問題、メディア問題、食糧問題、動物問題といったように
様々である。当然アニメに関する話も2回程作られている。
「アニメ新番組・星のデデデ」と「オタアニメ!星のフームたん」
である。この2つはカービィアニメの中でも相当カオスな回
のため視聴の際は覚悟を決めるべし。
それに加え、登場人物における名言も心に刺さるものがある。
「歴史はスタジオで作られる~♪」
「環境破壊は気持ちいいZOY」が有名だろうか。
他にも色々あるが多すぎるので2つにした。
CGやBGMもクオリティが高く、スタッフの作品愛がすごく伝わってくる。
「新春!カービィ・クイズショー」や
「ワープスターの危機!後編」はサービス精神旺盛である。
100話もあるため、人を選ぶ作品ではあるが
大人になったからこそ意味が深く理解できるアニメだと思う。