犯罪者で組織なTVアニメ動画ランキング 3

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月24日の時点で一番の犯罪者で組織なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.4 1 犯罪者で組織なアニメランキング1位
アクティヴレイド -機動強襲室第八係-(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (380)
1799人が棚に入れました
第三次流砂現象によりその一部が泥濘に沈んだ東京。復興作業用に作られた、 高出力・強化外骨格<ウィルウェア>を使った犯罪の増加に対処すべく、警察庁警備局は、 その吉祥寺分室に第五特別公安課第三機動強襲室第八係──通称<ダイハチ>を新設した。 様々な法的制約としがらみに縛られながら、 知恵と勇気と口八丁で凶悪事件に挑む若者達(一部を除く)! 決裁完了、出動せよ!!

声優・キャラクター
島﨑信長、櫻井孝宏、小澤亜李、石上静香、倉田雅世、村田太志、相坂優歌、花江夏樹、大川透、大西沙織、鳥海浩輔、緑川光、大原さやか、山下大輝、黒沢ともよ

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

老若男女問わずお勧めできる貴重なアニメ

(用語間違えていたので訂正(^_^;))主人公達は警察。個人的な主人公と言うより第八という組織が主人公という感じです。キャラデザもちょっと大人びた感じです、女性向けっぽいかな?
近代化された犯罪に対しパワードスーツ(ウィルウェア)を着て毎回違う事件に対応していく話です。どちらかと言うと戦隊ヒーロー物みたいな感じですね。人が死んだりしないし、ひねくれたなぞもなくドタバタ明るい話が多いです。警察故に管轄に縛りがあったり、行動に制限があるため都知事の許可が降りずに闘えなかったりするシーンはこのアニメの特徴ですね。
第八のキャラはみんな個性的で、イケメン、おじ様、ツンデレ、ロリと一人一人がキャラが立っていて魅力的です。このキャラ達ならどんな物語も楽しくしてくれそう(o^^o)ファンタジーでもありかも。
キャラ一人一人のキャラ回も用意されており、作画もとても綺麗で、丁寧に作られた作品です。ウィルウェアへの変身シーンは毎回イケメンのパンイチか美女の下着姿(くっ…)が観れて必見ですよ

投稿 : 2025/03/22
♥ : 3

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「機動強襲指揮車両」萌え

オリジナルTVアニメ。

2期目が始まったのでレビューを書こうと思い、1期目のレビューを書いていないことに気付く…。

本作に出てくる装甲強化服的な「ウィルウェア」は、かなり特撮ヒーローものを意識した感じになっています。

近未来のお話で、各種作業などに便利に使用されていたウィルウェアが広く普及し、犯罪に使われるるようになってしまったため取り締まる警察の側にもウィルウェアを装備した部隊(「機動強襲室第八係」(通称・ダイハチ))が必要になってしまった、という感じのお話。

実際はウィルウェアだけが問題ではなくサイバーテロとか、ウィルウェアのシステムがハックされるとか起きる事件はシリアス。でも描写はいちいちコミカル。

個人的にはウィルウェアよりも、鉄道車両に牽かれて移動する「機動強襲指揮車両」(ダイハチの指揮車両: 使用するウィルウェアも積んでいる)が絵的に好きです。

あと、本作はともよ様(黒沢ともよ)のムダ使い(笑)。ともよ様がLikoというハッカドール的な作中のPC上で動くエージェントソフトウェアの声をやっていて、次回予告もLikoの担当です。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 18

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

再トライでハマりました^^。

予備知識ほとんどナシでの視聴です。

>1話まで視聴して
放送前のPVをチラッと観て
勝手に「未来警察ウラシマン」の現代版を期待してみたのですが
どうもそんな感じではないようです。

谷口悟朗さんということでも大きく期待してたのですが
1話での会話シーンを観ていても、どんどん途中で遮られるような会話が続くし
登場人物達の行動判断材料とその結果も、どうも腑に落ちない。
○能そうに思わせといて実は○○・・とかも白ける。
アクションによる爽快感もほとんど感じなかった・・。
う~ん、自分にはあまり楽しめる要素なさそうです・・。

女性キャラの目って、
最近のアニメは特に大きく描かれるようになってきてる気がするのですが
そういう流行りなのでしょうか?。
個人的には、扱う題材から基本シリアス寄りな展開を期待してたので
こういう描写だとそういう雰囲気にはなりにくいですね・・。
ちょっと”萌え”寄り、且つ”アキバ系”寄りといった感じに見えてしまいました。
(そういうのが好みな方にはとてもよい描写だと思います)

期待してたのですが、一応断念ということにしておきます。

あ、OPでのAKINOさんの歌声にはシビれました!!♪。
うーん、勿体ない!!。

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>最終話まで視聴して
1話で”媚びが強い作品”に感じてしまって断念してしまっていたのですが、キャッチさせてもらってる方の影響でもう一度チャレンジしてみたところ
3話あたり以降、いろいろなキャラに焦点があてられていったので
だんだん本作品の良さが理解でき、中盤以降は一気見してしまうほどハマってしまいました。

これもやっぱりお仕事アニメの1つといってもいいかもです。
部署内でのいろんな個性が影響しあって化学反応おこしていますね♪。
1話ではちょっとギスギスしてるんじゃないかと感じてしまったのですが
2話以降どんどん変化していくので未見の人は楽しみにしてもらっていいと思います。
某ちょっと年配のあの方も、意外に活躍される場面が多くて面白かったです。

事件にはなぜかというかスタッフの意図的に?アニメ制作関連のネタが
頻繁にぶっ込まれてて、普通ありえないだろと素直に楽しめました♪。

ユーフォ2を観終えたあとに本作みると、Licoちゃんへの愛着が増してしまいますね^^。
声優さんって凄いですね。

1期見終わった時点では、2期をみたくてたまらない状態でしたw(もちろん即見ました!)。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 18

76.7 2 犯罪者で組織なアニメランキング2位
ID:INVADED イド:インヴェイデッド(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (433)
1559人が棚に入れました
殺意を感知するシステム「ミヅハノメ」を用いて、犯罪事件を捜査する組織、通称「蔵」。そして、「ミヅハノメ」のパイロットとして犯人の深層心理「殺意の世界(イド)」に入り、事件を推理する名探偵・酒井戸。頻発する凶悪かつ謎多き事件と、そこに見え隠れする連続殺人鬼メイカー「ジョンウォーカー」の影を追っていく。

声優・キャラクター
津田健次郎、細谷佳正、M・A・O、ブリドカットセーラ恵美、村治学、近藤隆、岩瀬周平、榎木淳弥、加藤渉、落合福嗣、西凜太朗、遠藤綾、島袋美由利、平川大輔、宮本侑芽、日笠陽子、蓮岳大、佐倉綾音、小林親弘

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

『ミズハノメ』=「サイコメトリー&サイコダイブ」? を駆使した殺人事件捜査とジョンウォーカーの影

== [下記は第6話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第6話まで視聴終了時点で、このレビューを書いています。

コミカライズ展開はありますが、基本的にはオリジナル作品ということのようで、監督: あおきえい、シリーズ構成・脚本: 舞城王太郎というなかなかやる気を感じる制作体制の作品です。

殺人現場に残された「殺意」の残滓を読み取り、それを元に殺人者の深層心理を可視化した「イド」と呼ばれる世界にパイロットをダイブさせ、情報を収集する『ミズハノメ』と呼ばれるシステムを使用して殺人事件の捜査を行う『蔵』と呼ばれる警察の特殊セクション。

『蔵』がを捜査を進めていると、そこには複数の殺人事件に「ジョンウォーカー」と呼ばれる存在が関与していると推定され、その特定が『蔵』の重要な任務となっていきます。

『ミズハノメ』中で「名探偵・酒井戸(さかいど)」として謎を解く、パイロットの鳴瓢秋人(なりひさご あきと)、「イド」を観察してそこで得られた情報から俯瞰的に事件を捜査する「井戸端」のメンバーたち、そして現場を捜索や聞き込みなどを行い、思念粒子を採取する外部分析官のメンバーたち。

深層心理の可視化であるため、ときに一見不条理であったり物理法則を無視していたりといったビジュアル的な面白さ、殺人犯の心理や動機を巡るサスペンス的な面白さ、『ミズハノメ』自体の謎など複合的な面白さが楽しめます。

キャラクター・デザインにクセがあったり、人によっては作画的に馴染まないところもあるかとは思いますが、ストーリー性の高さではかなりお勧めできる作品だと思います。

物語の着地点まで、見守りたいです。

余談: 元々外見的な可愛らしさもあるとは思うのですが、特に見慣れてきたせいなのか本作ヒロインと目される本堂町小春(ほんどうまち こはる)さんがとても可愛く見えてきました。でも「人は見かけによらない」な感じのキャラでもあって、注目ですね。

余談その2:「頭に穴」といえば、『ホムンクルス』って漫画(ビッグコミック・スピリッツ連載)があったんですがあんまり有名じゃないからみんな知らないかも…。
== [第6話まで視聴時のレビュー、ここまで。] ==

2020.3.2追記:
第10話まで視聴終了。しばらく出てきていなかった小春ちゃんが登場して、いよいよ佳境っぽくなってきました。

しかし、鳴瓢に対するこの罠を計画していたとしたら(いや、きっとしてたに違いないんだけど)なかなかに気の長い話だなあ。

2020.3.23追記:
第13話(最終話)まで視聴終了。ジョン・ウォーカーの正体について予定調和な部分はありましたが、その動機や作中でどうやって正体を突き止めるか、また正体判明後の追跡や対決にも見応えはあってとても面白かったと思います。

ストーリー的にも「ジョン・ウォーカー事件」の顛末としてはきちんと綺麗に終わり、かつ続編を作る余地も残せたと思います。私は充分に満足できました。

人によってはキャラクターデザインに難があると感じるかもしれませんが、小春ちゃんがカワイイからこれでいいのだ(笑)!

投稿 : 2025/03/22
♥ : 43
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

欠損した世界で生きる者たち

アニメーション制作:NAZ、監督:あおきえい、
副監督:久保田雄大、シリーズ構成・脚本:舞城王太郎
キャラクター原案:小玉有起、
キャラクターデザイン/総作画監督:碇谷敦、
音楽:U/S、原作:The Detectives United

無意識下の心の領域を示す精神機能のひとつを
フロイトは「イド」と名付けた。
つまり、本能的な欲求や生理的な衝動のことで、
「エス」ともいわれる。
この作品では「殺意」を生じさせた
無意識の世界を「イド」と呼び、
選ばれた人間が「ミヅハノメ」という機器に、
搭乗して探査する。
イドの世界では、搭乗者は「名探偵」となり、
殺人者のイドの情報を集めることで、逮捕につなげる。
イドを構築するためには、殺人現場などに漂っている、
殺意の思念粒子を「ワクムスビ」という機器で
採取しなければならない。
捜査を担当するのは、警察の内部組織「蔵」だ。

作品の土台となっている世界観に
それほど目新しさはない。
他者の思念に入り込んで探偵となる作品は、
筒井康隆原作の『パプリカ』が思い浮かぶし、
映画なら『インセプション』に通じる部分もある。
夢に潜ったり思念を感知するというだけなら、
扱っている作品は大量に存在する。
ホラー映画の『エルム街の悪夢』や『悪夢探偵』、
それを電脳に転化すれば『攻殻機動隊』や
『RD 潜脳調査室』も類似している。
残留思念なら漫画『サイコメトラーEIJI』もある。
しかし、そういう題材を用いながらも、
この作品の物語世界は、最初から最後まで
完全なオリジナリティにあふれている。

ミヅハノメによって殺意の世界に入り込んだ者は、
殺されている身元不明の「カエルちゃん」を目撃することで、
自分の名前と名探偵としての役割を思い出す。
イドに入った元刑事・鳴瓢(なりひさご)秋人は、
名探偵・酒井戸へと変わり、
カエルちゃんの死の真相を探る。
その様子を外部から観察する捜査員たちが、
酒井戸の思考やイド内での出来事から、
犯人につながる情報を掴んでいくのだ。

鳴瓢は過去に起こった事件で
心に大きな傷を負ったことが原因となり、
イドに入れるようになった。
イドに入るためのひとつの条件は、
殺意を持って人を殺したことがあることだった。

1話目から最終回までのシリーズ構成と脚本を
作家の舞城王太郎が担当していることもあり、
伏線などを含め、全体の完成度は高い。
謎が少しずつ視聴者に提示され、回を追うごとに
明らかになっていく。いくつもの展開の波が
計算されて用意されているのは見事。
ミステリーの要素があるので、犯人が誰かという
興味もあるが、この作品の面白さはそんな単純な部分ではない。
殺人鬼たちの心の問題と被害者たちの悲しみを
きちんと掘り下げて描いており、
その感情の一つひとつが心に響いてくる。

名探偵たちは、複雑な想いを抱えながら、
殺人犯たちの原風景のなかにある謎を
解き明かすために躍動する。

濃密で無駄のない脚本のため、
ちょっとしたシーンにも意味がある。
初見では分からない部分が出てくるかもしれないが、
物語を追っているだけでも十分に楽しめるし、
キャラクターたちが語る言葉の意味を考えるのも興味深い。
例えば本堂町小春が考える「欠損」についての思考は、
観る人によって、さまざまな意味をもつ。
本堂町と共通の感覚を抱える富久田との心の交流は、
マイノリティとしての喜びが表現される。

最も心を動かされたのは10話だった。
分かりやすい回ともいえるのだが、
やはり、そこまでの積み重ねが上手い。
鳴瓢が失ったもの、そして決意。
2度目の幸せを守ろうとすること。
しかし、戻ってこないものがある。
前に進まなければならないときがやってくる。

殺人鬼たちの物語でもありながら、
心地良さや厳しい現実を突きつける。
{netabare}福井県出身の作者が、ミヅハノメのメカニズムで
原発を意識させる設定は、明らかに狙ったものだろう。
飛鳥井木記=燃料棒で水に浸けて制御する。
燃料棒が露出した世界において、
人間は防護服がないと生きられない。
いつかは、なくさないといけないものだ。{/netabare}
世の中のジレンマ、見えない未来。
私たちにとって欠けているもの、
損なってしまったものがある。
しかし、そのなかで生きていかなければならない。
怒りと哀しみ、そして希望。
あらゆる感情があふれた世界に
ほんの少しの喜びがあって欲しいと思う。
(2021年2月27日初投稿)

投稿 : 2025/03/22
♥ : 51

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

物語を完全に理解できた方、いらっしゃいます?

アニオリ作品。最終話まで視聴。

この手の物語って、完全に理解している人がどの程度いるんだろうって思ってしまう。
私も序盤は何度も見返しつつ、少しでも理解しようと勤めたつもりなんだけど、結局よく分からなかった。

例えば、殺人犯じゃないと名探偵になれない件。
人殺しのことは人殺しじゃないと分からないということなのか?
死刑囚なら万が一のトラブル発生時(例えば還ってこられないとか・・・)にも必要以上に良心を痛めないで済むとか?

ここで躓いてしまい、結局最後までのめり込めなかった。

だけど、最後まで楽しめなかったかというと、そういう訳でもなかった。
特に終盤からラストにかけては秀逸だったと思う。
この手の作品にありがちな、無理矢理に風呂敷を畳んだ感じにならなかったのは、さすがだと思います。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 32

64.4 3 犯罪者で組織なアニメランキング3位
BEM(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (126)
408人が棚に入れました
湾港都市「リブラシティ」。政治・経済・文化の中心であり、街の“富"が結集した「アッパータウン」と、汚職や犯罪に溢れ、人々がお互いを疑い合わざるを得ない「アウドサイド」、その両エリアを分かつ巨大な運河と、一本の「橋」。これらにより構成される、まさに人間の“差別意識"が顕在化した様な街である。そんな「アッパー」から「アウドサイド」に赴任してきた、若き女性刑事・ソニアは、数々の事件を追う中で、人間を守るために戦う、醜い姿の3人と出会う。彼らは一体何者なのか・・・?妖怪人間3人は、それぞれの思いを抱えながら、正体を隠し生きていた。人間に仇為す悪を倒すことで、人間になろうとする「ベム」、人間に憧れ、人間と同じ学校に通い、人間を理解することで、人間になることを目指す「ベラ」、人間や世間に達観し、冷めた様子でゲームの世界に没頭する「ベロ」。彼らはいくつもの事件や、人間たちとの触れ合いの中で、傷つき、悩む。人間のために戦っても、その醜い姿から、決して人間に受け入れられることはない…。そんな3人を探す1人の存在がいる。リブラシティを裏で牛耳る「見えざる議会」を操り、ベムたちを確保しようとする彼女の目的は果たして?

声優・キャラクター
小西克幸、M・A・O、小野賢章、内田真礼、乃村健次、西山宏太朗、斉藤壮馬、諏訪部順一、小野大輔、坂本真綾
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