2018年度の爺さんTVアニメ動画ランキング 1

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月01日の時点で一番の2018年度の爺さんTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.8 1 2018年度の爺さんアニメランキング1位
刻刻(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (430)
1702人が棚に入れました
佑河家に代々伝わる止界術
止界術を使うと、森羅万象が止まった“止界”に入る事が出来る。
ある日、主人公樹里の甥と兄が、誘拐犯にさらわれてしまう。
救出の為にやむを得ず“止界術”を使うが、
そこにいるはずのない自分以外の“動く”人間たちに急襲される。
彼らは、止界術を崇める「真純実愛会」。
止界術を使用する際に必要な“石”をめぐり、
止界の謎、佑河家の謎が徐々に解明されてゆく…

声優・キャラクター
安済知佳、瀬戸麻沙美、山路和弘、郷田ほづみ、辻谷耕史、野島裕史、内田夕夜、吉野裕行、岩田龍門
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

知っていること、出来ること、やりたいことの範囲内でしっかりと息をするキャラクター達

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
「亜人」に似たダークな雰囲気の中で行われる、わりと本格的なSF作品。

能力バトルの側面もありますが、しっかり練られていて無理がなく、原作者の高い力量が伺えます。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【視聴終了(要約バージョン小盛りレビュー)】
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【各話感想(自分用メモ)】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 36
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

この風呂敷を畳めるか、君が視聴して決めてくれ

【あらすじ】
ゆるやかに衰退する家庭で、22歳の樹里は、それでも甥の真だけはまっとうに育ってほしいと、職を探していた。そんな時、その真が誘拐される。多額の身代金に混乱する家族。そして祖父がこの家に伝わる秘術を打ち明ける……。

【成分表】
笑い★☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛☆☆☆☆☆ 感動★★☆☆☆
頭脳★★★★☆ 深い★☆☆☆☆

【ジャンル】
SF、ホラー、異能、時間停止

【こういう人におすすめ】
SF好きな人。異能バトルものとはちょっと一味違う……と思います多分。

【あにこれ評価(おおよそ)】
55.0点。終了直後。評価いまいち。

【個人的評価】
1作品分は十分楽しめました。が、まあ、おすすめしたり見返したりするほどではないかなあ。あ、エンディング曲が最高でした。

【他なんか書きたかったこと】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 30
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

永遠と遺伝子。優れた要素もありますがエンタメ不足でした。

 25年夏にヴァージンパンクが公開される(予定)なので梅津泰臣氏の作画・キャラデザを味わう意味で本作を視聴しました。21年11月にレビューしていましたが、再視聴再レビューです。
 以前思ったよりも含意が読みとれた気がしました。最後の2話が謎展開で以前は見逃しというか思考停止したんだと思います。

 時間を自由に扱えることと生命観かなと思います。生命観とは、家族と赤ちゃんつまり次世代に遺伝子を伝えることと、永遠に生きることの比較です。

 また、自分の遺伝子ではないにせよ、人間が存在するとは赤んぼ=次世代を育て、貢献するということ。だから、ヒロイン樹里が赤んぼを時間の流れに戻したときに、存在価値を失ったと言う結論になりました。人間が正気を保つというのは、つまり人間の営みを行うということかな、と取れます。

 刻一刻と時を刻む死へのカウントダウンの中、人間は生きています。その人間が無限の時に入り込んだとき、つまり、人の営みを放棄した時に正気を失います。
 家族、爺さん、父親から始まって、佑河家一族を中心に活躍するのは、その次世代のために、家族のために、生きることが人間だという表現ということでしょう。

 とまあ、テーマ性は非常によくできているし、話のパズル性も面白いと思います。中にでてくる異形の恐怖も感じます。ただ、なんか物足りないんですよね。演出というよりも多分ストーリーかなあと思います。

 正直言えば、テーマ性に関してはありきたりと言えばありきたりです。バンパイヤものや人魚伝説や「火の鳥」など枚挙に暇はないです。家族と赤ちゃんにフォーカスしたのは面白いんですけど、その家族のヒューマンドラマが薄いので「情」の部分が伝わってこないんですよね。テーマ性、パズル性、恐怖表現の要素要素はいいんですけど、セリフのシーンが多いし、頭でっかちで物語に落とし込むには下ごしらえが足りない気がしました。結果、エンタメ性が不足したんだと思います。

 もちろん、梅津氏のEDの下着のヒロインは非常にいいんですけどね。でも、12話見るのがちょっとかったるい気がしました。8話程度に上手くまとめてエンタメ要素をもっと意識すれば秀作になった気がします。

 以前は、最後の2話がちょっとポカーンでしたが、今回は意味性は拾えたので3.1だった評価を3.5まで上げます。



以下 21年11月に書いたレビューです。

初期設定とEDが良かったくらいですね。退屈でした。

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 12
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