災害で姉妹なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの災害で姉妹な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月27日の時点で一番の災害で姉妹なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

89.3 1 災害で姉妹なアニメランキング1位
ひぐらしのなく頃に解(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (2915)
13645人が棚に入れました
昭和58年の夏、都会から遠く離れた鹿骨(ししぼね)市にある寒村・雛見沢の夕暮れ時にはひぐらしの合唱が木霊していた。
圭一達いつもの部活メンバーは、他愛のない日常を過ごしていた。ただ、その平穏な日常を一変させるあの日が近づいて来ていた。
毎年6月に行われる祭「綿流し」。過去4年続く、祭りの日に繰り返される惨劇…。はたして、惨劇は今年も繰り返されるのだろうか?それとも…。

声優・キャラクター
保志総一朗、中原麻衣、ゆきのさつき、かないみか、田村ゆかり、堀江由衣、茶風林、大川透、伊藤美紀、関俊彦、折笠富美子

mymyW さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

泣けた。これはさいごまでみるとわかる

これは最後まで見るべきだと思った。最後まで行くとひぐらしのなくころにの時とまたちがう、感動が味わえた。     見はじめはくだらない、くだらないとおもっていたけど、何々編とかの後半グロくてびっくりしたけど、話しの最後になるとものすごく泣ける作品だと思った。
ちなみに観るときはくだらないっと思わないでまず最後まで見てください。
きっとあなたも感動して泣いてしまいますよ。
歌も最高です。イメージと合っていていいと思いました。
それと、姉に言われてみたんですが姉もこれはかんどうしたーーと絶賛しています。
あっでもある程度の年になってからみてくださいね。
結構りあるだからこわいのが苦手な人は注意してください。
また、新しいキャラクターも出てきます。
私としてはそのキャラクターはけっこう好きです。
また、話は変わるのですが、
皆さんもみたらレビューを書いたりしてはいかが?
見た人も見てない人も友達におすすめだよってすすめてはどうでしょうか。
こんなに怖くて、感動して泣けるアニメはなかなかないとおもいます。
これは、なかでも私が気にいってお勧めするさくひんの1つです。
みなさんもぜひみてください。







































































おすすめです!

投稿 : 2024/06/22
♥ : 14
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

解は解決の解

原作未プレイ。
1期である「ひぐらしのなく頃に」の続編にあたります。

1期のレビューはこちら↓
http://www.anikore.jp/review/388764


1期と比べての印象は、

・絵がキレイになった
・猟奇的表現が控えめになった
・ミステリーっぽくなった

つまり、あまり怖くなくなりました。

さて、「解」とは「問題に対する解答」を表すのではありません。
「問題を解決するにはどうすればいいのか」という意味の「解」です。
「解答」ではなく「解決」の「解」なんですね。

物語を通してのテーマは「信頼」でしょう。
{netabare}
今まで起きてきた事件のすべては、人を「信頼」しきれなかったがゆえの惨劇。
惨劇を回避するチャンスが与えられ、何度繰り返しても、どこかでほころびが生じてしまう。

「どうしてそこで『最後のひと押し』ができないんだ!」

何度そう思ったことか……。
{/netabare}
だからこそ、すべてが解決した時は感動でした。

正直、最終エピソードは、それほど緊張感がありません。
単発で見ると、なんだこれは? という印象になると思います。
しかし、そこにたどり着くまでの50話があったこその感動。

設定とそれを生かしたストーリーは、文句なしに良いです。
だからこそ、1期での過剰な残酷表現がもったいないです。
2期を見る前に、ドロップアウトする方がいると思うので……。

投稿 : 2024/06/22
♥ : 86
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「私たちは運命を打ち破るっ!」

2007年2クール 原作 竜騎士07 / 07th Expansion  
監督 今千秋  制作 スタジオディーン 

原作未体験、パチンコ初見(←オイっ)
ひぐらしシリーズ二期にあたる本作、
二期という事は当然一期もあるのです~、
一期未視聴なよい子の皆さんはそちらを先に、
見やがれなのです~♪(梨花病)
一期観ないとダメなのかな~?かな?(←レナ病)

い、いや二期解単独でも面白いかもですが、、
例えばっ、
風呂上りの一杯のビール、美味いですよね、
渇いた身体に浸み込むからですね、
物語把握的意味合いのみならず、
謎解き勿論(私の場合渇き飢えそして怒りでしたが)
欲すれば欲するほど解は美味しいし、
感情移入もできるのです、
二パ~ヽ(^^)ノ

という事で、とにかく物語性質上一切のネタバレご法度な本作、
いつもならネタバレタグ貼りつつも、、
役にたって無いんじゃね?
的いいかげんな過去私レビュー反省してるうち、
論点訳わからない痛いレビューになってるやもですが(←イツモノ事ダ)
ご容赦<(_ _)>、

エロともかくグロには全く耐性ない私メでありますが、
かなり頑張って一期を一気観した訳であります、
結論から言うと、
物凄い飢餓感、精神的渇きに襲われました、
どの様な渇きかと申しますと、
「何でそ~なるのっ!?」(←コント55号調×シリアス調〇)
誰が悪いの!?何が悪いの!?諸悪の根源は!?
こうした謎そのものに対する渇飢餓感さることながら、
それよりもとにかく厄介だったのが、

怒りです、

こんな幼気(イタイケ)な少年少女が、
なんでこんな酷い目に遭わなきゃならねえんだ!
観てるうち萌えだのグロだのともすれば謎さえ、
もうどうでもよくなって、これは感情、怒りですね、

誰だろうが何だろうが許せん!
「オメ~ら○×じゃネー叩き切ってやるっ!」
この時既に私は破れ傘ならぬ、
精神的に{netabare}立派な雛見沢村住民状態、
レベル4~5くらいの {/netabare}
やばい状態だったのかも知れません、
このままじゃまずい何とかせねば、、、
渇きとか言ってたら喉も乾いてきた、
掻き毟りたい~バットないかバット、、
ヤバいっ!

{netabare} ワクチンとか無いし助けて女王梨花ちゃん~{/netabare}
という事で、
一期終了後即二期解に移行という有様でございます。

私のような本作遭遇アニメが初な方々というのも、
本作放送当時も多々おられた事でしょう、
一期観て私同様な飢餓感に襲われた方も少なくないはずで、
それ想うと即二期に行ける私など幸せな部類?
当時の皆様はどのように飢餓を克服しておられたのかな?かな?
等要らぬ心配(←好奇心)から当時の文献紐解くと(←wiki見ただけ)
ナント!
「ひぐらしのなく頃に解」が「諸般の事情?」で、
12話打ち切りな地方もあったとか、、、
酷いね~解12話ってそれじゃ~まるで、
私みたいな症状呈する人間にとっては生殺しだよ、
「諸般の事情」ってのは当時起きたとある事件らしいんだけど、
ストレス貯まってかえって逆効果じゃね?
アニメだけじゃなく原作原本含めこの物語きちんと検証すれば、
文字通り解の意味解る事だと想うし視聴者バカにした安易な手段、

まあしかし隠されれば尚更観たくなる!
というのが人の性(←サガって読んでね~AVのモザイクじゃないのです~ニパッ)
加えこれだけ飢餓感与える作品だし、
まあこういう事象も水面下口コミ侮るなかれ同様、
話題性含めこの作品の人気の起爆剤になったのかもしれないけど、

さてさてこの二期解だけど、解という文字から、
物語(ミステリー)の答え、解答?という意味で受け止められかねず、
それも間違えではありませんがあえて言います、
この二期解の根幹は、

運命に抗い未来切り開こうとする者たちの物語、
幾度繰り返し酷い目に遭い続けた運命の檻、
そこからの解脱がテーマです。
{netabare}
原作が同人ゲームという事で、当初アドベンチャー型、
(主人公なりが会話等選択枝選び望むエンディングに辿りつくみたいな)
なのかなとも想ったのですが、
そうでもなかったようで、
ただアニメ観ててそれに近い感覚はありました、
チクショウー悔しいークソクソ言いながら、
XBOで岡部になりきりヒロインなり救おうとしてた、
シュタインズゲートに近い感覚とでも言うのかな、
ネタバレになってないかな?かな?(←レナちゃん病)
気をつけやがれなのです~にぱ~っ♪(←梨花ちゃん病)
{/netabare}
そう、一期各章及び二期前半等で、

「何でこの子達がこんな目にあわにゃならんのかいな!?」

この私的怒りが、
運命に抗う主人公達に自然に感情移入を即し、
クライマックスに向け頑張れー頑張れー!
随分酷い目にあわせてくれたじゃネ~か、
只じゃおかね~こんちくしょ~!
キャラ感情移入半端なし(←根が単純)
って事でみんなで観よう二期解祭り囃子編♪

梨花「私たちは運命を打ち破る!」そうだっイテマエ~っ!

だがしかし、敵もさる者一筋縄ではいかない!
こっからのクライマックスも最後まで見事ですね~♪
{netabare}
退路詰まるピンチもあるけど、、
奇跡の起し方?!梨花さまカッケ~っ(ナンカ敬称二ナッテルシ)
葛西ワケ有用心棒も赤坂も永き脇役返上的大活躍いいね~♪
詩音ちゃん♪ここでか~そうだったんか~♪
最後の最後まで諸悪の根源もけっこうシブトイ、
{/netabare}
はたして主人公(達の)運命やいかに?
という事で、

観るのです~♪なのです~♪(←梨花進行型痛い病)
{netabare}
加え例えば児童虐待防止法等の矛盾点、
何か起きるまで動こうとしない、
起きても責任逃ればかりな旧態依然公務員体質等、
社会的問題提起も描かれ興味深いものでした、
或いはアニメ限らず映画やドラマの刑事ものでアリがちな、
腐れ上層部からの圧力やら政治介入等のおヤクソク的エピソード、
乗り込んできた腐れキャリア組一本背負いのたたき上げ老刑事の件は、
気持ちよかったな~♪
{/netabare}
一期ともども二期も音楽いいですね、
世界観シンクロ率抜群の歌詞と共にOP、ED曲もよかった、

加え「ふにゅ~」と「しやがれ~♪なのです~♪」の、
予告編ってより梨花&羽入コーナーもオモシロ楽しかった、

幼女梨花、妖女梨花、瞬時切り替えも見事な中人だった「田村ゆかり嬢」
声萌えでした。にぱ~っ♪


という事で梨花ちゃん羽入ちゃん及び主人公の皆々様方、
久々クライマックス&ラスト気持ちよく、
私{netabare}の病{/netabare} も貴方がたにめでたく?救われた、、、、
のかな~?かな?カナカナカナカナ、、(←ひぐらしの鳴き声)

投稿 : 2024/06/22
♥ : 30

63.3 2 災害で姉妹なアニメランキング2位
RD潜脳調査室 アールディー(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (272)
1687人が棚に入れました
2012年、フリーダイバーの波留真理は、建設中の人工島沖合で観測実験の最中、「海が燃える」現象に遭遇し、49年間も昏睡状態に陥った。2061年、長い眠りから覚醒した波留は81歳の老人となり、車椅子生活を送らざるを得なくなった。そんな中、波留は旧友・久島永一郎によって、メタリアル・ネットワーク(通称:メタル)の情報を調査する、電理研外部委託調査員に任命される。メタルは、安全で人々の欲望を満たす一方、現実世界(リアル)の世界に歪みが生じたからだ。こうして、波留は蒼井ミナモとバディ(英語で『相棒』の意)を組み、メタルとリアルの間で起きる事件や謎を追う事になる。

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あなたにリアルドライブ!

全26話(攻殻機動隊未視聴)

攻殻機動隊の原作者 士郎正宗と制作したプロダクションI.Gの共同原作作品です。
設定は合わせているようですが、内容には接点がないようです。

ネットワークが発達した世界、通称「メタル」での様々な事件や謎を解決するため、電脳ダイバーで主人公 波留真理(はる まさみち)、ヒロインで中学生の波留さんのバディ(相棒)蒼井ミナモやその仲間たちの活躍を描いています。

キーワード「海」ですね。舞台は海が綺麗な人工島で普通にダイビングできそうな感じです。

基本、1話で1つのエピソードですので、観やすいです。
終盤は、連続したお話となります。

主人公が老人という設定はなかなか斬新でした。

キャラはみなさんちょっと太めです。萌え作画ではありません。

自然と科学技術は調和できるのか、対局にあるのか、そう言ったことを考えさせる作品だと思います。

電脳世界といっても基本人間同士のお話なので、人間味溢れるエピソードが多い作品です。楽しめました。オススメです。

OP/ED アニソンとはちょっと違う感じの曲です。アップテンポな曲ですが、儚さを感じました。

最後に、主人公 波留真理さんの声を担当していたのは森 功至さんですが、私には銀河英雄伝説のウォルフガング・ミッターマイヤーのイメージが強いですね。

投稿 : 2024/06/22
♥ : 27

hcdNV25310 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

粘って。粘って。粘った先に。

はじめは予想を、悪い意味で裏切られます。
パンツがみえたり、変態アニメかとおもいきや。
実はこんな清純アニメ他になかろうと思いました。
ただ途中で失速してしまうのは否めません。ここさえクリアすれば他のレビュワーが高評価をつけている理由もわかると思います。
数々のアニメをみてきましたが、ほかと違い感動シーンが、安くありません。
見終わって心が洗われる気持ちになります。
腐った世の中に生きる大人はこれをみてみるべきです。
腐った大人ならわからないとは思いますが。
少年漫画が主に面白いという方にはオススメしません。

投稿 : 2024/06/22
♥ : 6

えんな さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

もうひとつの電脳社会

攻殻機動隊でお馴染みのプロダクションIG、士郎正宗原作の近未来SFモノです
なんとなく攻殻機動隊と似たような世界、共通設定(電脳とか)ありますが別世界みたいですね
けっして二番煎じとは思いませんが、イマイチ影が薄い作品になっているみたいで残念です

主人公はなんと81歳のおじいちゃん!いい味出してます
ヒロインは15歳!オイオイ・・・と思ったら孫と祖父みたいな温かい関係です
主要な登場人物はそんなに多くないので関係性もすぐ把握できます
主人公のcv森功至さんは70年代のタイガーマスク役の方だったんですね
ニュース番組のナレーションで聞き覚えていたので、しっとりとした声で役にあってると思いました

攻殻機動隊とは違った電脳ネット社会を描いてるので楽しめました

個人的に「もっと評価されるべき」

投稿 : 2024/06/22
♥ : 25

66.0 3 災害で姉妹なアニメランキング3位
ウィッチブレイド Witchblade(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (321)
1747人が棚に入れました
近未来、東京。
そこには「最強の武器」を求める二つの巨大組織があった。 最強兵器の開発を目論む導示重工。遺伝子操作により優秀な人間を造り出そうとするNSWF。
彼らが欲するのは、最強の威力を持ち、選ばれた女(モノ)だけが手にすることが出来るという「ウィッチブレイド」と、それを自在に扱うための力。
震災から6年経った東京に、天羽雅音、梨穂子親子の姿があった。二人での暮らしを夢みて児童福祉庁の施設を抜け出してきた二人。
しかし、彼女達を待っていたのは、ウィッチブレイドを取り巻く闇の力と、過酷な運命であった...。

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

お父さん、お母さんは涙なしには見れないアニメだと思う

全24話、アメコミ原作GONZO製作。

このアニメは色んな形の母親と子の愛情がベースとなっております。
確かにバトルシーンも多いのですが、娘の梨穂子(りほこ)に対する母親である雅音(まさね)の愛情や絆、そして母を想う娘の姿が何度も涙腺を刺激し続けました。

戦い続ける雅音の心の描写はリアル且つ丁寧でとても素晴しいものです。
最終話にかけて物語は収束して行きますが、それに伴う雅音の不安や恐れ、娘を思う母親の思いは涙なしには見ることができませんでした。

しぐさや台詞のひとつひとつが何とも言葉では言い表せません。
「おおかみこどもの雨と雪」より泣けました。
破壊力は「AIR」くらいあったように思えます。
アニメに対する好みもありますが、子を持つ親御さんに是非見て欲しいアニメですね。

投稿 : 2024/06/22
♥ : 20
ネタバレ

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

話数がもう少しあれば、神作品になれたと感じました。

この作品は実はアメコミの逆輸入、そして大幅なアレンジ加えた作品です。
基本設定のみで、あとは完全オリジナル作品と言って差し支えないと思います。


ウッチブレイドを一言で表すなら、【報われない親子愛】でしょうか?
キューティーハニーの様なセクシーなキャラクターデザインに目が行きがちで
そういう作品なのかな?と知らない人は印象に残ってしまうとは思いますが
とても丁寧に描かれた親子愛の作品です。


ただ最後の2、3話くらいで一気に足りない尺を取り戻すかの様に
急展開してしまうので、雑に見えてしまうんですね。
24話じゃ足りなかった、あと最低3話くらいあれば違ったのかなと


それでも涙せずに観られない場面が多くありますし
{netabare}実は本当の親子じゃないので、養母の気持ちってこんななのかな?と思いました。{/netabare}
私のお気に入りにも入ってる作品ですので、ぜひ視聴をお勧めしますね✿

投稿 : 2024/06/22
♥ : 16
ネタバレ

uppo さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

母とは、家族とは

とある理由で東京で大震災が発生。
マリ子さんのセリフで「あの、震災で何も失くしてない人はいない」と言ってたように死んだ人間も多数、生き延びたとしても心に傷を持つ人が大勢いたと思われる。
そこから物語は始まり、6年後へと話は進む。
母と子、家族、血の繋がり等がこの作品のテーマだと思う。
この作品は全24話だが、すでに7話の時点でこの物語の結末が薄らと見え始める。そして19話でほぼその結末で確定する事がわかる。
後、残り5話は自分の首を締め上げられるような錯覚を起こしながら見ていた。
後、キャラの話だがサブキャラ良いキャラが多かった。
エロジジイのチョーさん、ビルのオーナーのマリ子さん、後ナォミとマイケル。
そして、なんと言っても斗沢。
{netabare}序盤の嫌な感じのキャラを払拭し、終盤で惚れた女の汚名を返上するためにとった行動は称賛せざるを得ない。
最初はバラバラだったかもしれないが、奈月ビルのみんなが絆で少しずつ結ばれていく感じは見所の一つだと思う。{/netabare}
後はメインキャラの二人。
母の天羽雅音とその娘の天羽梨穂子。
梨穂子は6歳にして家事万能、何があっても最後まで母親を愛した少女。
{netabare}雅音は本名が大原寧夏。
これは勝手な想像だが、利穂子が実の娘でないと分かっても、前と変わらず娘を愛する事が出来たのは、彼女の過去、震災の被害に遭遇し記憶を無くす前にいた孤児院での生活にあるんじゃないかと思った。
孤児院でのシーンは、かなり短かったものの、あのたった一枚の写真が大原寧夏がこの場所を大事に思っていたのは十分わかった。血の繋がらない孤児達の集まりでも本当の家族だと思っていたのかもな。
それが記憶を失っても彼女のベースとして有り、利穂子を変わらず娘と見れたんだと思う。
6年母をやってきたといえ血の繋がらない娘を自分の命を懸けて守ろうとする姿を見ると母ってすごいと思う。
それでも死にたくないと葛藤する姿を見ると目から汗が・・・。
序盤で迷子になったら東京タワーで待ち合わせという約束を思い出させる最後だった。
梨穂子は見えなくなってしまった母に何を思うのか。
そして鷹山澪士は父としてうまくやっていけるのか。
こういう終わり方は嫌いでは無いが、どうしてもこの後が気になってしまう。
あえて欲を言うならば、梨穂子が成人、結婚もしくは子供を産んでその子供が言葉が理解出来るようになる頃に雅音の事を振り返るようなシーンが欲しかった。
{/netabare}

ネタバレが大半になってしまったが、まとめると母と子の絆がメインのSFバトルアニメで感動作。
決してhappy endでは無いが心温まる埋もれた名作としてオススメします。

投稿 : 2024/06/22
♥ : 10
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