海でバトルなアニメ映画ランキング 1

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67.3 1 海でバトルなアニメランキング1位
劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕(アニメ映画)

1999年7月17日
★★★★☆ 3.6 (194)
1293人が棚に入れました
サトシ達一行は女船長のみっちゃんの船に乗せてもらい、オレンジ諸島を巡っていた。しかし嵐に見舞われ、オレンジ諸島の海の果て「アーシア島」にたどり着く。島は年に1度の祭りの日であり、サトシ達は島民から歓迎を受ける。時を同じくして、世界中の珍しい物を集めているコレクターのジラルダンが自らの飛行宮を使い、炎の神であるファイヤーを捕らえる。それを察知した雷の神サンダーと氷の神フリーザーが現れるが、ジラルダンの真の目的は海の神「ルギア」を捕獲し、自分のコレクションに加えることであった。

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

謎のポケモンX

今さらポケモンのしかも2作目!?と思う方もいるでしょうけど、最近ポケモンの映画にはまりました♪
タイトルに書いてある謎のポケモンXとは表紙のルギアの文字の後ろにある×印から思い出しました。 まだルギア爆誕が上映される以前、ルギアの名称は伏せてあったために後ろが×印=謎のポケモンXとされていたのです。

もともとテレビというものを見なかった私が、生まれて始めてみたアニメは、戦隊モノやヒーローモノ(アンパンマン)、ディズニー系ではなくポケモンでした。
この映画も小さい頃の私の思い出の一部です♪


さてさて、この映画は公開日が1999年であるにも拘らず、物凄いハイクオリティな作画です。 特にジラルダンが乗っていた飛行宮です。よくあの当時であそこまで壮大な作画であるなぁと。 あの飛行宮は当時の子供たちの心をつかんだでありましょう。まぁあの円柱形飛行物体が飛んでいるのは異常ですけど・・・。

この作品は、前作のように小難しいことはほとんどなく、迫力のあるアクションシーンが多い、どちらかといえば子供受けする映画であったでしょう。
この頃のポケモンの映画には、社会的命題が含まれていたそうです。ちなみに本作ではどういった社会的命題が提示されていたのかと言うと、「他者の共生」「大人たちの行き過ぎた個人主義の功罪」だそうです。
そう言われて思い返してみると確かにそれらのことが言えます。ただ単に、カッコい良さや、ちょっとした乙女心を表したモノではなかったのです。

ルギアが目覚めた原因はジラルダンによってサンダー・ファイアー・フリーザーが捕縛され、争わせ、世界のバランスが崩れたことがきっかけ。ジラルダンの目的はあの3匹ではなく、ルギアを捕獲することであり、世界の崩壊なんてどーでもよかったのでしょう。流石は生粋のコレクターです。
あの3匹が暴走することによって世界のバランスが崩れるとは、随分と壮大な設定です。ポケモンの世界ではサンダー・ファイアー・フリーザーをそれぞれ雷の神・火の神・氷の神と称するくらいですから、本当にポケモンなのですね。 ちなみにルギアは海の神。海の神が一番強いそうです。ギリシア神話のポセイドン様様です♪
ポケモンの動向で世界に影響を与えるとは、伝説のポケモンは天災と考えても間違いじゃないかもしれません。今回ではジラルダンがあのポケモンたちに余計なことをしたために天災発生。これは現代で人間が自然を破壊・化学物質の自然界への放出による天災と同じことが言えます。 『触らぬ神に祟りなし』ということです。

この映画において、サトシは大きく成長します。そして無謀度も大幅上昇しますw カスミはデレます。ツンデレ度が増してます。 ケンジはいつも通り。 ロケット団は今回良い人たちです。どこだかで聞いた、『いつもはいじめっこ(悪役)でも、映画で良い事をするといっそう良く見える、ジャイアンの法則』がここでも言えます。

あと、ヤドキングの声は浜田雅功さんがピッタリでした。
この間、5作目である『水の都の護神 ラティアスとラティオス』を見ていて、最後の方において、とある雑誌の写真にジラルダンが載っているのを見て少しビックリ。 まさか再び出てくるとは・・・。 ただのポッと出の敵役ではなかったのです。


まさかこの年になってポケモンを再び見だすとは・・・。まぁ全年齢対象だそうですから。

ポケモンのレビューであるのに、随分と長々とした文章になってしまいました。ここまで見てくださってありがとうございます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「世界を救いに行くぜ!」「ピッピカチュー!」

ポケモンの映画の感動傑作といえばやはり「ミュウツーの逆襲」
いやはやしかし、その辺は皆さんご承知のところと思いますので、いまさらオイラが何か書くこともないでしょうね


では娯楽としての観点からポケモン映画を見ると・・・この「ルギア爆誕」こそがポケモンエンターティメントの頂点ではないかと?


とにかくお話のスケールがデカイ、圧巻のバトルシーンもたっぷりで申し分ない出来栄え


さてさて、肝心のお話ですがまずポケモンの世界観において世界に一匹ずつしかいないという伝説のポケモンである、ファイヤー、サンダー、フリーザーという三匹の怪鳥が登場します(劇中では神様扱い)
しかしこの世界に一匹ずつしかいるはずのない三種のポケモンが、今回の物語の舞台となるアーシア島においては全く別の固体が存在している、という設定で原作をハデにぶち壊してくれます
これはかえって潔い
ソレをいいことに伝説の三匹が一同に会してしまう、という子供たちの憧れ的シチュエーションをやってのけ、子供心をくすぐります


そして当時全く未発表だった新種のポケモンであるルギアの登場
さらにこのルギアが伝説の三匹をねじ伏せてしまう、というポケモンバトルファンにはたまらないカタルシスが展開されちまうのです


やがてルギアと伝説の三匹の争いが世界全体の生態系を歪めてしまいセカンドインパクト的事態に発展
主人公サトシと相棒ピカチューは世界の危機を救うべく奮闘する、、、







前作ミュウツーが子供向けにしては少し難しい内容だったことへの反省として、今作はとにかく派手に、強いポケモンが大暴れし、サトシがカッコイイこと言っちゃたり、カスミやロケット団にまで見せ場がある


今作で黒幕となるジラルダン(cv鹿賀丈史)の空中要塞なども当時にしては迫力のあるCGで描かれていたり見所は沢山


そしてなによりフローラちゃんが可愛いw
サトシをめぐってカスミとの絡みもあったりと、ゲストキャラとしての存在感は歴代でもトップクラスではないかと?


ちなみに脚本はミュウツーと同じく首藤剛志さん
首藤さんが亡くなられていたことを今し方知ったこともありご冥福を祈りつつ、このレビューを書かせていただきました

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

感想?

幼き頃に見た記憶がうっすらと残っているが

どこまで覚えているのかわからないので、

書いてることが変かもしれません。

対象年齢が低いので、その当時の感性で

述べると一応よかった作品だったと

言えます。良かったと言える点は

サトシが命を賭けけてでもポケモンを

救おうとするところです。※いつもそうなんですけど

(あくまで当時すなわち3~6才の頃感性で言うと・・・)

まあ、とりあえずそんなところだと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9
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