ISSA さんの感想・評価
3.7
外的な要素で日本の思想も変遷する
物凄く政治色の強いアニメ。
日米安保×憲法9条×本当の意味での独立…
この辺からこのアニメを紐解く意味が分かるかも。
今から23年前に今の時代を予言してる、かわぐちかいじ…先見性には脱帽です。
ISSA さんの感想・評価
3.7
物凄く政治色の強いアニメ。
日米安保×憲法9条×本当の意味での独立…
この辺からこのアニメを紐解く意味が分かるかも。
今から23年前に今の時代を予言してる、かわぐちかいじ…先見性には脱帽です。
メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価
3.4
すなおに、続編がみてみたい。アニメも悪くない。
現実の世界情勢や現代史などに興味がないとつまらないでしょうね。フィクションよりもフィクションなのだけれども。
鰺鱒 さんの感想・評価
3.8
原作コミック既読
dアニメで偶然見つけ、OVA2(voyage 2, voyage3)までの3作品を一気に視聴。大人な事情により制作打ち切りを喰らった作品。らしい(調べてみたら、結構しょぼい理由だった・・・)。OVA2本を含めても、原作の3分の1程度までしかカバーしていないですね。映像化に際し、すっ飛ばされた描写も結構ありました。あと、このアニメではロシアが最初っからロシアでした。
古きよきサンライズ感を全面に感じられる絵柄で、世代的には安心感のようなものを感じます。
既になくなられた方も含まれていますが、CV陣も豪華というか重厚にして堅牢。渋い男の世界が展開されます。彼らの演技を聴くだけでも十分楽しめるかも。
「日本人乗員(自衛官)が操船する、極秘裏に日米共同建造された原子力潜水艦。表向きは米軍属とされたままの処女航海において、突如その潜水艦は国家として独立すると宣言する。。。。」
原作を読んだときは「日本に原潜、しかも核武装の可能性あり」という設定にかなりの無理筋を感じたものです。
潜水艦が関わる海戦の(言葉の選び方が難しいんですが)おもしろさがよく描かれていると思います。映像化された部分の先の展開では、非現実的と批判される描写もありますが、もしも映像化されていたらそんなファンタジー含めて楽しめただろうなと、残念に思います。
政治に対して何らかの興味なり不満なりをお持ちの方は、本作品を導入剤として、原作に手を広げて見るのもいいかと思います。「国家とは」、「核を含めた軍事力とは」、「国家が軍事力を持つことの意味・意義とは」、「国家と国民とは」といったあたりのことを、自分なりに考え、解釈するきっかけくらいにはなるかもしれません。本作で語られているそれらが正しいかどうかは知りませんよ、どこまで行ってもアニメ・マンガの話ですから。あくまで、自分なりの解釈へのきっかけとして、です。ただ、マンガに関して言うと、結構タフな作品なので理解しながら読み切るにはページ数以上の時間を要すると思われます。