泣き虫で笑いなおすすめアニメランキング 2

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早速見ていきましょう!

66.9 1 泣き虫で笑いなアニメランキング1位
テガミバチ(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (414)
2853人が棚に入れました
夜が明けることのない星に、「アンバーグラウンド」という名の地がある。首都を照らす人工太陽の光が届かない、暗く危険な地域を旅する国家公務があった。彼らの仕事はその地で生きる人々の「こころ」が込められた「テガミ」を届けること。命を賭して「こころ」を届ける彼らを人々は「テガミバチ」と呼んだ。

声優・キャラクター
沢城みゆき、藤村歩、永澤菜教、小西克幸、小清水亜美、水樹奈々、菅沼久義、岸尾だいすけ、石川英郎、中井和哉、福山潤、堀江由衣、遊佐浩二

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ストーリーも良かったと思いますけど、沢城みゆきさんの魅力が溢れている作品です・・・やっぱ沢城さんは凄い声優さんです♪

物語の舞台は、夜が明けることのない地「アンバーグラウンド」。そこには人工太陽があるのですが、その太陽が照らしているのは一部の特権階級のみが居住を許された首都だけで、首都以外には光が届かず、大多数の民は暗い場所で暮らしています。

そんな世界の職業の一つに、「テガミバチ」という国家公務があります。テガミバチは、その地で生きる人の「こころ」が込められた「テガミ」を、どんな場所にでもどんな危険も顧みず命懸けで届ける・・・そんな職業です。

この物語は主人公は、ラグ・シーイングという少年です。彼は、7歳の頃にテガミバチであるゴーシュ・スエードという青年と運命的な出会いを果たすのです。そして、テガミバチの仕事に対する誇りと情熱を目の当たりにしたラグは、憧れのゴーシュのように自分もいつか必ずテガミバチになる事を心に誓い・・・大きく物語が動いていきます。

この主人公のラグですが、優しく礼儀正しく、悪事を見逃せない性格の持ち主であると同時に、とても泣き虫で・・・少年だからか喜怒哀楽がコロコロ変わります。

このラグを演じているのが、沢城みゆきさんです。
そして、沢城さんの演技は「凄い」・・・この一言に尽きると思います^^;

ラグを演じている沢城さんの声は、まるで本物の少年のよう・・・そして、物語が始まった直後から、物語にぐいぐい引き込む力を持っていて・・・
ふと気がつくと1話目からラグの喜怒哀楽にすっかり同調していました。特に、ラグの涙・・・もちろん物語の展開上の感動もあるのですが、それ以上に沢城さんの演技に反応して勝手に涙が溢れてくるのです・・・(;_;)
振り返って見ると、滅多に出来ない貴重な経験をさせて貰ったように思います。

主人公のラグは感受性が豊かなので、演じるのは大変だったかと思いますが、私としては、様々な沢城さんの演技に触れる事ができて本当に良かったと思っています^^)v
これだけでは沢城さんの演技の「凄さ」を伝えきれていないかもですが、そこはご了承願います^^;

この作品も沢山の人物が登場するのですが、ラグの周りの人間は優しく温かい人ばかりなので、安心して視聴ができました^^
そして、ラグには大きな目標があります。普段の仲間や支えてくれる人達との掛け合いから一人でできる事の限界や仲間の大切さを感じる事ができるのですが、ラグが目標に向かってどのように突き進んでいくか・・・この作品の最大の見どころだと思います^^

前評判で「感動する」「泣ける」と聞いていましたが、まさしく評判通りの作品だと思います。
この作品には続きがあります。1期のラストも続きが物凄く気になるところで終わっているので、引き続き2期を視聴したいと思います^^

2クール25話の作品なので、視聴するために時間を作る必要のある作品ですが、この作品の世界観や沢城さんの演技が気になる方には、是非視聴をお薦めしたいと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 25

M&M さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

1話目ですでに涙目・・・

1話目ですでに泣いてしまいました。

ラグの声(沢城さん)が私の涙を誘うのです!ww

何度泣いたかわかりません・・・(笑


でも、ただ泣けるだけじゃなく、内容としてもすごく心に残るアニメです!

テガミバチが人の心を届けるため、命をかけて、その心が入っているテガミを届けます。

主人公(ラグ)の言葉一つ一つが出会った人々の心を動かしていきます。

笑ったり泣いたり、このアニメを見終わったあと、心があったかくなった感じです(笑

2期では、またちょっと違ったテガミバチが見れて面白かったです!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12

かおぴー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

たくさん感動させられたー(;_;)

テガミバチ・・ぜひ見てくださいm(__)m
たくさん泣いたっ!主人公の性格がとっても優しいから、いつも涙がこぼれてきて、あーー。いい子だなーー。って思った!

テガミバチは、2期まであるんだけど、1期は1話1話完結されているので、ふと癒されたい、泣きたいなってときに見るといいと思う!(2期は1話1話で完結されてないよ^^)

あらすじ>>題名のテガミバチとは、名の通り、手紙を配る職業のこと。
主人公のラグは、初め、テガミとしてゴーシュに運ばれることになる。主人公のラグを目的の場所(宛先の場所)へと連れていくため、ラグとゴーシュは旅をし、その旅の思い出は、ラグにとってかけがいのないものとなる。
その後、ラグはゴーシュに憧れて、勉強してテガミバチになる。
ラグは、ただ手紙を配るだけでなく、
手紙に充てられた心を読んだり、その手紙にこめられた気持ちを他の人に届けたりする能力があり、多くの人を感動させ、助けることになる。

ラグは本当に優しい男の子で、困ってる人を見るとほおっておけないタイプ!!!^^
だから、ラグの能力を使って、いつも手紙の心を届けていくの!
一つ一つの手紙には、想いがつまっており、手紙には嘘のことを書いていても、ラグの能力で本当の気持ちを、たくさんの人に伝えていくんだ♪

テガミバチの話はいつも涙を誘うから、泣かせようとしているのがみえみえと感じて、合わない人もいるかもしれないけど、私は結構、素直に泣いちゃった^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

61.0 2 泣き虫で笑いなアニメランキング2位
ひとひら(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (131)
752人が棚に入れました
麻井麦は、一ノ瀬野乃の強引な勧誘により演劇研究会に入ってしまった。窮屈な部室で活動している演劇研究会は演劇部と対立しており、互いの存続を賭けて演劇公演での対決を控えていた。極度のあがり症から何度と無く挫折しそうになるが先輩たちや中学以来の親友である遠山佳代、高校で親しくなった神奈ちとせや西田甲斐らの支えもあって、麦は大きな成長を遂げていく。

声優・キャラクター
樹元オリエ、川澄綾子、氷上恭子、成田剣、岸尾だいすけ、ゆきのさつき、やぶさきえみ、宮川美保

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

一片の想い。一期一会の出会いを大切に…。

とても面白かったです。
笑ったり感動したりしました。


~簡略的なあらすじ~
熊鷹芸術学院に進学した麻井麦。
無理矢理かつ強引な勧誘により、
極度のあがり症である彼女は演劇研究会に入ってしまう。
そこはわずか5人の、演劇部と対立する部活だった…。
麦と演劇研究会の命運はいかに…?

演劇研究会での活動をとおして麦の成長を描く物語です。
自分には合わない演劇をやることになってしまった麦。。
笑いあり涙ありの青春群像劇。
作品自体の演劇に対する構えも本格的で、
なかなかに観ごたえあるお話でした。
演劇部と演劇研究会、2つに分かれている理由。
これが物語の鍵を握っているようです。


演劇研究会の雰囲気が好きです。
三年生3人と一年生2人で構成されるこの研究会。
部員たった5名ということもあり、
先輩後輩の壁があまり無かったのが大きな要因だと思います。
それでも、楽しくわいわい演劇をやるというわけではなく、
演劇に対する姿勢は本気で、シリアスな展開もあり。
物語に起伏が激しい作品で、観入ってしまいましたね。

失敗と挫折を繰り返す麦。
そんな中、演劇研究会のみんなや友達に支えられ、成長していく麦。
特に研究会代表の野乃の存在はこの先の麦にとって大きな財産となるはずです。
そして、麦の成長がもたらす周囲への影響。
最後まで観ると、登場人物全員が変わったなと感じます。
お互いの存在がお互いを良い方向に導く。
出会いって素晴らしいですね。


キャラも個性があって好きです。
麦、とても可愛かったです。
自分に自信がもてない彼女の表情、行動がいちいち可愛かった。。
守ってあげたいキャラランキング上位に食い込むこと間違いなし。
お気に入りです。
野乃先輩も好きですね。
先輩の猫パーンチッ!を喰らいたい…。

他にも好きなキャラは多く、満足しています。
キャラデザも可愛らしいです。


OP「夢、ひとひら」 歌ー浅見ユウコ
ED「スマイル」 歌ー水橋舞

OPは隠れた良曲だと思います。
素敵なイントロに綺麗な歌声。
作品の雰囲気にも合った曲で、何度聴いても良い曲だなと感じます。
EDもかなり素敵で音楽面もGJ。



想像していた内容とは異なりましたが、
想像していた以上に楽しめました。

キャラの心情描写も巧く、物語も美しい。
(美しいには語弊があるかもしれませんが)
評価したい点は少なくないです。
7話で私は泣きそうになりました。
様々な点からかなり気に入った作品です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 31

jethro さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

「たどたどしさ」が魅せる

高校入りたての麻井 麦(あさい むぎ)は内向的で極度の上がり症
そんな彼女が、ひょんなことで、事もあろうか演劇研究会に入部することになる
たどたどしい言葉と友情讃美の爽やかな青春物語

「たどたどしい」

そんな言葉が主人公の麦ちゃんにはぴったり
たどたどしいセリフ
たどたどしい行動
たどたどしい気持ち
何をやるにしても危なっかしい
主体性すらおぼつかない・・・
およそ主人公としてあるまじき性格
ちょっと「型破り」過ぎないか・・・
でも、そんな麦ちゃんを見ていると多くの人が思うはず

「放っておけない」・・・あるいは「ウザイ」と思う人もいるでしょう

残念ながら、本作に出てくる登場人物たちの中に
「ウザイ」と思う側のキャラは出てきませんが
物語を通じて「ウザイ」派の視聴者の方々の意識を大きく変える
「変化」あるいは「成長」を主人公、麦ちゃんの姿に
見出すことが出来るようになります。
つまり、麦ちゃんに対し否定的意見であった人たちこそ
感動の揺れ幅が大きく
例えるなら肯定的に見ていた人が「強風」クラスの感動だとしたら
否定派の人は「台風」クラスの感動を得られるはず
「否定」という言葉を粉々に破壊されるだけでなく
一転して麦ちゃんという女の子が運命的に出会った人々の輪に共感を覚え
彼女に対し「あこがれ」に似た感情を抱くのではないでしょうか

「あこがれ」の対象ともなれば
それは立派な主人公としての資質です。
だから、とても型破り、真正面に型破り
そして、真正面の感動

ここまで発言すると
肯定派「放っておけない」とお考えになられた方々は
実は楽しめない作品なのでは?という逆説が考えられますが
これはまた別問題
先に申し上げた通り、本作の登場人物はすべからく
「放っておけない」方面の人たちです。
全て善意ではありますが
つまり、思いやりや、優しさといったたぐいの
「お節介」なんですが・・・
この「お節介」
たくさんの「お節介」
これが、いちいち涙腺を刺激する「お節介」なんです。
最高の「お節介」
世話焼き好きの方々にとって天国のようです。
だからといって
「お節介」が必ずしも成就されるという訳ではありません
「お節介」に込めた「思い」を受け止めてくれる
麦ちゃんという主人公がそこにいるだけです。

たどたどしい主人公ではありますが
みんなの気持ちを、肯定しながら、共感しながら、あるいは否定しながらも
それをきちんと受け止めてくれる、大きな心の広さがあります。
(周りにはなかなか気づいてもらえないけれど)

たどたどしいがゆえに、その一点の輝きが眩しい、健気に美しい

ひとひらの花びらは風に舞い回転して翻弄される
ひとひらの花びらは一つの想い
この物語は、そんな花びらがたくさん舞います。
春の桜吹雪のよう
それは物悲しくもあり美しい
「散る」ではなく「舞う」ひとひら
そんな息吹きを感じることができる
とても素敵な心温まる佳作です。

レビュー数があまりに少なく
ランキングの下層部に埋もれてしまっているようですが
是非たくさんの人に見てもらいたいと思える作品です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

おみや さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「無理ですー」「無理ですー」、、、、、、、、、、、、、、、、、「できた!?」

いやぁ、結構感情移入しちゃいました!

高1の麻井 麦は人前が苦手でネガティブ100%女子。
入学して早々のある日、ひょんなことから演劇研究会にむりやり
入部させられます。

この演劇研究会とは別に演劇部も存在し、秋の文化祭の公演で
人気が無かった方が廃部という状況になっています。

そんな緊迫した状態なのに麦は主演を命じられ、「無理ですー!」
でも決定は変わりません。はたして自分の言いたい事さえ言えない
麦はどうなっちゃうんでしょう?


感想
正直、この主人公の設定はみていてイライラするかもしれません。
すぐに「ごにょごにょごにょ」ってなりますし、、、。
でもこの作品では研究会のメンバーと関わる事によって、
(加えて演劇部の部員も、特にちとせ⇒同じ1年生、この子は麦を
ライバルと認めてます)少しずつ成長していく姿がわかります。

自分を変えるって難しいですよねぇ、特に自分自身で。
でも仲間がいると、あれっ?いつの間にか変わってないか?
なんか高校時代の自分に少しリンクして、今更ながら仲間の存在
って大きいよなぁ、、、とつくづく感じてしまいました。

部長同士の友情も(敵対関係ながらも実は、、、、)
なかなか感動しました。

エンディング、100点!こういう終わり方最高です!
余韻が残るのはこうだというお手本です。


おまけ
「無理」って言葉が何回出るか数えてみたい位ありました。
数えないけど、、、笑

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17
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