2025年度の沖縄おすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2025年度の沖縄成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月19日の時点で一番の2025年度の沖縄おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

61.5 1 2025年度の沖縄アニメランキング1位
沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (53)
180人が棚に入れました
沖縄に転校した中村照秋(てーるー)は、同じクラスの喜屋武さんを好きになった。 これで夢の高校生活が始まる…!と思いきや、彼女の話すうちなーぐち(方言)がさっぱり理解できない!! そんな彼女の方言を訳してくれる比嘉さんには、いつも助けられてばかりいるのだが…… 実は比嘉さんは、てーるーに片想い中!? 東京とはまったく違う南の島で、ちょっぴり変わった異文化恋愛スタート!!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

6話 ソーキそばって美味しいか?

1話 言葉がわからないのに好きになるのは自然な事なのか?

{netabare} 言葉が通じないのに好きになるって、ルッキズムじゃん、と思わなくはないです。気になって「国際結婚、言葉が通じない」で検索したら「言葉が通じなくて結婚後困っている」という意見は沢山あっても「深い意思疎通が無いのになぜ愛情を持てるのか?」という疑問にたどり着いていない回答がほとんどでした。しかも女性側からの回答がほぼ100%でした。

 つまり、外人と結婚するのは女性がほとんどで(追記 フィリピン人との結婚があるので総数は男性が上でした。女性はアメリカ系の人との結婚が多いみたいです)、しかも、意思疎通に不自由があっても恋愛できるみたいですね。見た目なのか態度なのかわかりませんが。この辺は本当に不思議でした。
 本作に関して言えばその点はどうなんでしょう?典型的な日本人の男としては相手が理解できないのに好きになるのは、ちょっと不自然に感じなくはないです。憧れならわかりますけど。

 ただまあ、話を見ている内に喜屋武さんは沖縄の素朴な可愛い人という記号であって、むしろ比嘉さんに焦点が当たる感じですね。比嘉さんとの恋愛関係を描きたいなら、わからなくはない設定かなと思います。

 全体的に作画がキレイなので見ごたえはあります。キャラ描写が丁寧です。沖縄人気質は本当なんでしょうか?以前沖縄の諸島部の知り合いがいましたが、目が美しく素朴な人で確かに常識のズレがあったので、誇張はあるでしょうけど正しいのでしょう。そして、この部分がコメディなんでしょうね。

 沖縄の風景の描写は「アクアトープ」「デージミーツガール」などで、自然や観光地、昔の家屋は描けても、住宅地や生活圏の描写が薄かったかなと思う部分が、描けてるのがいいですね。
 一方、私が沖縄に行ったときに住宅で一番気になったのは、屋根の上に貯水タンクがほぼ全戸にあったことでした。そのタンクは描けてないのかな?背景美術は内地人なんでしょうか。

 なお、サーターアンダーギーは正直、甘いだけのドーナッツであまり私は好きではありませんでした。{/netabare}


2話 悪くないけどいつの間に見なくなっていた…という類の作品かも。

{netabare} 想像はしていましたが、タイトルのテーマに関しては1話出落ちです。恋愛ストーリーもどこかで進むかもしれませんが、そこは超スローペースでしょう。

 沖縄あるあるを楽しむという点では第2話ではかなり機能していると思います。最近あった北海道の作品よりも文化・風習に違いがあるのでその点は興味深くみられます。オジサンは関西以西、特に九州でも良く食べられている魚です(最近は千葉でも取れる)ので、沖縄あるあるじゃないとは思いました。

 風景は綺麗なのはいいんですけど、同じような場所が多いのでもっといろんなものを見せてほしいです。花鳥風月…自然と動物を意味なくてもいいからもっと描写してほしいかな。

 音楽もアレンジで沖縄風にするんじゃなくて、沖縄の曲をそのまま使ってほしい気もします。

 女の子も可愛いんですけど、非常に記号的な可愛さで、デザインセンスにオリジナリティがありません。悪く言えばエロ漫画の登場人物のキャラデザに見えます。

 総合評価として、作品の構造として、方言のテロップと風景などで画面に集中していないとこれらの沖縄の事が機能しません。「ながら」をしていると意味がないし、その割にストーリーが薄いのでちょっと辛いかもしれません。もうちょっと情報量、テンポを上げてくれると助かるんですけど、沖縄的にいえばこののんびり感は崩したくないんでしょう。

 ですので、出来は悪くないんですけど、いつの間にか見なくなっていた、という類の作品になる気もします。ダラダラ最後まで見続けた、にはならない気がします。{/netabare}


3話 音楽と踊り…その裏に見える村社会。喜屋武さんの人物像。面白い回でした。

{netabare} 今回はシーサーと音楽・踊り×2でした。特に音楽と踊りはもっとやってほしかったので興味深かったし、学校で全員踊り出すのは面白かったです。後半の方の踊りがちょっと出来の悪いCGだったので、非常にもったいなかったです。あのシーンをもっと丁寧に作っていればなあ…

 文化・風俗としても、踊りをいつの間にか覚えているとか青年会が踊りの単位である、というのはなかなか示唆があります。裏返せば村社会、親族中心の閉鎖的な沖縄文化が見えてきます。沖縄の親族だけの飲み会や互助組合などの強い連帯は、古き良きコミュニティーの機能をいまだに残しているともいえるし、逆にそれに参加しない人間に対して厳しい社会だと聞いたことがあります。そういうところを感じられるリアリティがありました。

 あと、踊りで中心的役割を担っている、喜屋武さんがいいですね。言葉が通じないから馬鹿に見えるけど、本当はリーダーシップがあり対人能力が高い…という意味も描けていました。そういう表層と実情のギャップを感じられるのは、コミュニケーションがテーマの作品としてのキャラの描き方としては素晴らしいと思います。

 で、もう1点。恋愛のきっかけですね。これが描かれたのは良かったし、納得感のある理由でした。よくある勘違い男の構図ですけどね。

 今回は比嘉さんの気持ちが全面に出ているだけに、最後の展開はモヤモヤが残りました。ギャグで終わらせるのか本当にラブの部分が動き出すのかはとても気になります。


 第2話までは、沖縄あるあるの表層だけだし、恋愛に切り込めてないなと思っていましたが、第3話の音楽・踊りと沖縄社会、それと絡めて恋愛のきっかけや喜屋武さんの人物像が見られて良い出来だったと思います。{/netabare}


4話 舌見せ羞恥プレイとロリ。性癖全開ですね。

{netabare}  恋愛に関しては、そんな感じだろうなあという冒頭でした。まだ、4話なのでそれでいいと思います。

 で、今回は舌を見られる羞恥プレイとロリ。性癖全開でした。作画がいいだけに余計画面の迫力がありました。比嘉さんはキャラの性格的にMが似合いますね…原作者の素性は調べてませんが、ロリ同人とかやっててもおかしくないですよね。まあ、そういう回でした。最後の指笛のコーナーがなんともまた…{/netabare}


5話 3話以降どんどん面白くなってきたかも。字幕は読まない方がいいです。

{netabare} 本作は3話目くらいから面白く感じてきました。これは原作それ自体が作品の描き方がこなれてきて安定感がでてくるとか、導入が終わるからとかあるのかもしれません。

 話の内容が良くなってきたのはあります。「あるある」がエピソードに上手く結びついてきたなあという印象です。5話は本作本来の言葉がテーマで「いこう」問題が一緒にお出かけするという、イベントに繋がったのが上手かったと思います。

 見方としては、喜屋武さんの言っていることを全部分かろうとして字幕(5話は原稿用紙風の)を追うのではなく、ただ聞いているだけにしているのがいいかもしれません。そのほが話に集中できます。

 そうなってくると、沖縄あるあるとか、景色の作画とか、楽しめるようになってくると思います。ということで、3~5話は尻上がりに良くなってきているので、視聴継続はほぼ確定です。

 1点作画で気になったのが、5話4分5秒くらいの比嘉さんの口の中の作画で歯というか舌が円形に見えました。あれは不思議な作画でしたねえ。どういうことなんでしょうか。{/netabare}


6話 ソーキそばって美味しいか?

 内容はいいんですけど、ソーキそばはまずいよね?現地人に聞いておいしいという店にいきましたけど…うーん。ゴム?肉はまあまあだけど。ヨモギみたいのも口に合わないし。
 らふてい単体なら美味しいですけど。沖縄でおいしかったのって…豚しゃぶとアメリカ的なハンバーガーくらいだったかなあ。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 12

薄雪草 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今季の楽しみの一つ

原作発刊から追いかけていてアニメ化を楽しみにしていました。
とは言え、想像していた以上に会話のやり取りが早くて、聞き取りどころか話にすら追いつけませんでした。
1話目でこの調子だと、2話以降も容赦ないんじゃないかと思います。

不肖ながら、コミックを左手に、リモコンを右手に、見比べ聞き比べつつ、なんとか補完するというシマツです。
なかなか漫画のせりふを読み込むみたいなペースでいかないのが玉に瑕です。
なんとか「もう無理~!」にならないように頑張りたいです。

原作組から言うと、ストーリーに少し改編が見られます。
今後の展開がオリジナルと違っていても楽しみしかありません。
恋バナオンリーの作品ではなく、沖縄特有の風土や風習、文化や習慣などもふんだんに盛り込まれているのもポイントです。

カルチャーの相違というか、ジェネレーションの格差というか、そんなギャップを大いに楽しみながら、元気いっぱいな沖縄ガールズ(&ボーイズ)の日常に心を寄せて鑑賞するのがいいのでは?と思います。

登場するキャラクターはみんないい子、いい人たちで、好感度は抜群です。
南国ならでは青い空と碧い海に囲まれていると、誰もがフレンドリーな人柄に育つのかな?って感じてしまいます。

コミックでは、巻頭や巻末で、作者の空えぐみさんのコメントが読めて、丁寧に取材をされているなぁと感心しますし、地元の方々の協力もいっぱいあるみたいです。

沖縄知らずが、沖縄あるあるに触れるとてもいい作品です。
皆さんもぜひご覧になってみてくださいね。
そしていつか(また)沖縄に行けたら、なんてのもいいですね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 8

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

悪くは無かった。でも比嘉さんの方が可愛いのですが

沖縄方言のわかりにくさをネタにした作品ですが、沖縄への愛は感じられて悪くは無かったです。

主人公も悪い奴じゃないですし、ヒロインも確かに可愛らしい。
でも比嘉さんの方が可愛いですね。
というわけでキャラもちょっとは気に入りました。
一応見たい、の条件は満たしますね。

ただ…。
正直、その一発ネタですね。
これで1クール見続けるレベルのネタがあるかと言われると苦しい気がします。
悪くは無かったので見ればそれなりに面白いのかと思いましたが。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

61.5 2 2025年度の沖縄アニメランキング2位
日本へようこそエルフさん。(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (26)
157人が棚に入れました
エルフさんは日本の文化に興味津々!? 社会人の北瀬一廣の趣味はとにかく寝ること。 彼は、幼い頃からいつも夢で見る不思議な異世界で、胸躍る冒険をしていた。 ある時、仲良くなったエルフの少女と古代遺跡を探索していた時に、運悪く出くわした魔導竜にブレスで焼かれてしまう。 夢から覚めると、部屋にいるはずのないエルフの少女が隣で眠っていて――

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

異世界転移の仕方に独自性があり、エルフも可愛い

異世界転移の仕方がありふれていなくて良いですね。

夜眠ったら異世界の夢を見ている、と思ったら異世界転移していたと。
死んでも現実に戻って目を覚ますだけ、また眠ったら続きが見られる…
なら、まあ夢だと思いますな。

弁当がちゃんとなくなっているなら夢遊病になった自分が食べているのかとか気になると思いますが。
まあ良いか。

そして日本に来ることになったエルフさんが可愛いですね。
日本、そして異世界での2人の冒険が今後も楽しみです。


…どうでもいいですが、主人公めっちゃ上級国民ですね。
25歳で、スカイツリーが見える都内1LDK以上の高層マンションに1人暮らしで住んでいて。買えば億、賃貸なら月20万くらいでしょうか。
車も結構でかいですよね。
年収は一千万程度ですかね。それで毎日定時退社か。親の金かもしれませんが。
お前こんなことなくても結婚相手には困らないだろう、と思いました。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ストロング・ストレングス

ゴイスーチーレム×日本スゴイ!×飯テロアニメ
それか◯◯さんシリーズの派生か

OP・映像が綺麗で作品へのフィット感が凄い
ED・これも世界観にしっかりマッチしてる

01
ウリが明確で見方を間違えようが無い良質な介護アニメ

夢の世界のアナザーワールドってな真面目なSF設定をゴイスーに応用。ヒロインの逆転移で現実界でイチャイチャする設計。うまく考えましたな。ヒロインのマリーも良くも悪くもクセのない無難なビジュアルで幅広い層にウケそう。思い切りのいい振り切った設計でガツンとハマる人も多そうな作品。市場の需要に答えただけのビジネス介護アニメを真に受けて不快になるピュアな人にはあまりにキモ過ぎて耐えられないでしょう。

ゴイスーには設定を考える必要があったりお膳立てするための尺も必要。その構造上のコストを上手く削減することに成功したコスパタイパ抜群な次世代介護アニメ。見知らぬ世界で時にワクワク時にハラハラ、「ごはんおいしい」でウキウキ、頼れるカズヒホにドキドキなど、マリーが一喜一憂するリアクションだけに特化したうえに、観光番組の情報で「ぼく、知ってる!」までもが出来てしまう非常に優れた設計。

今時誰も物語なんて求めていない。萌えキャラの反応やシチュだけをお手軽に楽しみたい。とにかくマリーの可愛さを楽しむだけではあるが、それでも作画がヘボいと萎えてしまうもの。そんな需要に誠実に応えようとする作品であり、応えられる品質だと思う。ヒロインレースではなくマリーが正妻だろうけど他の女性キャラもいるみたい。どう使うんだろ。チェイサー的な箸休めのための存在かな。こういうところも気が利いている。

マリーがずっと上機嫌でニコニコ楽しそうにしてるので、見ているこちらも釣られてしまいそう。次元超越者には落ち込んだ時に元気を貰える動画としても機能しそう。萌えキャラを観光地に連れてってゴイスーするだけ。だからこそずっと楽しそうにハシャいでる姿をずっと隣で愛でていられる。まるで擬似デート動画のよう。◯◯さんシリーズの正統進化、聖地創造も可能になる擦るべき金脈。海外観光地とタイアップにも応用可能でイケメンアニメにも転用可能。これはもう発明といっても過言では無い。これでは言わずにはいられない。ニホンスゴイ!

元の世界を憂うくらいはするだろうけど、少女虐めてお涙頂戴はしなさそうな雰囲気。「かわいそう!がんばえー!」とか「人間の…本質…ッ」したい人にはゴミでしょう。ギャグも弱いというか、ただそういう需要に応える作品じゃないってだけ。個人的な感想ではもちろん「きっしょ」で終了なのだが、ビジネスとしてはとても優れた作品だと思う。昔でいうなら湯煙り殺人事件とかのエンタメ観光番組の後継かな。演歌がJロックに切り替わったように、娯楽は世代とともにスライドしていくもの。あと必要なのは制作側のツラの皮の厚さだけ。

予想以上。明確でシンプルなコンセプトを貫く力強さ。単純な方が突破力はあるもの。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

八仙花 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

頭を空っぽにしてダラダラと流し見するにはちょうど良いかも

本作を見てると異世界日常系、あるいは異世界イチャラブ系といったジャンルだと感じる。俺最強でも俺ツエーでもなく、物語の本質としては、異世界やエルフという設定はただの「属性」「スパイス」に過ぎず、実際のところは独身男と独身女がイチャイチャしたり、ご飯を食べるだけのシンプルな内容が続き、盛り上がりに欠けている。頭を空っぽにしてダラダラと流し見するにはちょうど良いかもしれない。

一方で、ツッコミどころも多く、細かい部分が気になるところはあるが、全く面白くないわけではなく、アニメ本来の趣旨であろう「ほっこりほのぼのした雰囲気」を楽しむことはできるのは確かだ。しかし、進行がかなり遅く感じられるため、飽きてしまう人も多いのではないかと思う。4話離脱。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0
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