ぺー さんの感想・評価
3.2
洗い髪 芯まで冷えない 神田川
PS4でのゲーム展開を見越したメディアミックスアニメ
うーん、、、R12指定くらいかな。おおっぴらに「好きだ!」と言いづらい作品。
もし作品愛に溢れたレビューを見かけたらきっと「サンキュー」10個押したくなると思います。
理由は“特定の方向に尖りまくってるから”。潔いと感じて誰が何と言おうとブレない愛を語れる方いたら尊敬します。自分はムリっす。
特定の方向とは?
露骨にエロで釣ってくるスタイル
徹底してます。
監督の金子ひらく氏の紹介にはこうありました。
ムチムチした女体や乳揺れに定評があり…
そういう方なんですね (;^_^A 高木謙一郎プロデューサーも同類とのこと。特定の方向に秀でた面々が集結している模様です。
一応水上のスポーツものらしく、二人一組ペアを組んでのジェットスキーを用いたレースを題材にしてたりもしますが説明は割愛。冒頭第1話~2話説明が入ります。
せっかくなのでエロにポイント絞ってどんな作品かというとこんな感じ↓
・.胸と尻をいかに自然にアップで見せるか?に全力投球!
⇒走って揺らす。着替えて揺らす。欄干に乗せる。露出度は説明不要。波の煽りで…以下同文。
・こだわりを感じるカットをけっこうな頻度で挟んでくる
・そもそも公式からして『爆乳爆走アクションエンタテイメント』だし
ご想像の通り品性の欠片も感じませんので、3話待たずとも合う合わないは判別可能。1話切りも止む無しの分かりやすさも売りの一つでしょう。
なお、そうは言いつつ評価する点もあります。
1. 第1話がしっかり作られてます
⇒主人公の背景や行動目的の説明が自然
⇒Aパートでおそらくライバルになるような登場人物全員集合。Bパートで実際のレース(ルール説明込み)描写。詰め込んだ印象はなく過不足なく収めてます。
⇒少しだけフィクションの入った世界観の説明もなされてる。
日髙のり子さんのナレーションだけに頼ることなく、画とセリフで視聴者に分かるような仕掛けをしているのは良いです。エロ全振りに見えて手堅い構成で下支え。
2. 個人的に気になるCVさんが出演されてます
・ジェニファー・ピーチ(CVLynn)とエミリー・オレンジ(CVファイルーズあい)
⇒カリフォルニア出身来日中の外人ペアにこの配置w ナイスバルクです。
・波黄 凛(CV篠原侑)と蒼井 ミサ(CV小原莉子)の主役ペア
⇒篠原さんは『となりの吸血鬼さん(天野灯役)』以来。小原さんは『バンドリ2期(朝日六花役)』以来。どちらも主要な役どころで印象的なキャラだったこともあり、お元気そうで何よりです。
・その他お元気そうで何より枠の方々
⇒吉徳 キリコ(CV河瀬茉希)。『ゾンビランドサガ』の昭和のアイドル紺野純子役で見せた歌唱力。鮮明に記憶に残ってます。この方もゾンサガ以来ですね。
⇒他、主人公の父親役で立木文彦さんのお名前も。
それにアニメとは関係なく、このご時世で据え置き型ゲームで頑張ります!の姿勢も応援してます。
ですが、私は第4話の翌週に放送した総集編的第4.5話までの区切りの良いところをもって撤退。
「そもそも二次元にエロは求めてない」 身も蓋もない理由と
「家族いる中でこのゲームしないな」 販促にも乗らんだろう、と。
特定方向へ振り切ったスパイキーさを感じる作品。
各要素平均点または平均以下の作品を視聴するよりは心に刻まれること請け合いです。
■視聴された方に問いたい
{netabare}「安全のために?」
「安全のために」 ※カメラ目線のキメ顔で!
今期(2019年秋期)屈指の名言だと思います。{/netabare}
視聴時期:2019年10月~2019年12月
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2019.11.11 初稿
2020.07.03 修正