格闘で銃撃戦なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの格闘で銃撃戦な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月20日の時点で一番の格闘で銃撃戦なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

62.4 1 格闘で銃撃戦なアニメランキング1位
GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-ガンスリンガー・ガール イル・テアトリーノ(TVアニメ動画)

2008年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (364)
1846人が棚に入れました
戦いに踊る人形、復讐に駆られた大人たち…廻る舞台。(イル・テアトリーノ)
舞台はとあるヨーロッパ。公益法人”社会福祉公社”
障害者支援のための首相府主催事業を表向きとするこの組織の実態は、瀕死の少女たちに機械の体を与え「条件付け」を施し、その少女たちを使って政府に敵対する勢力を秘密裏に排除する諜報機関であった。
生きることと引き換えに「義体」となった少女たち。それぞれに一人ずつ担当官がつき、いつも行動を共にしていることから、兄妹(フラテッロ)と呼ばれている。
「条件付け」により生身の頃の記憶が封印された少女たちにとっては、担当官の命令に従い、銃を持ち戦うことが何よりも幸せなのだった。
義体や担当官など社会福祉公社の側の人間、そして敵対する五共和国派側、それぞれの過去や想いが複雑に糸のように絡み合う群像劇は、否応なく悲しきクライマックスの舞台へと向かっていく。

だる☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2期は失敗作と言われてますが…

2期よりも1期の方が人気で、2期はネット上でもなんかぼろくそに言われてます。

でも、私は1期よりも2期の方が好きなんですよね…。
完成度的にはどちらも同じくらいな気がしますし、好みの問題でしょうか。

比較しながら進めますと、

まず2期観てびっくりしたのが、思い切ったなと言うほどの作画(絵柄?)の変更ですよね(笑)
ホントにびっくりしました(笑)
私的には、原作としては1期の方が近いですが、アニメとしては2期の絵の方が見やすかったです。まぁそれでも、素晴らしいとまではいきませんが。
基本的に、作画にこだわる方にはおすすめできません。

アクションシーンは1期と同じくらい迫力とか躍動感足りないです。
私的にはガンアクションの評価はできません。

やはりこの作品の面白さは、社会(時代)背景を取り入れた、酷設定の倫理問題や道徳的な葛藤とかその辺です。
ココが1期2期で微妙に雰囲気の違いが出てきます。

ガンスリは、身体が不自由な女の子を義体という人工的な優れた身体に改造して、過去の記憶を消し、担当官の命令を聞く様に洗脳し、殺し屋にするという設定です。

1期ではなんというか…義体の女の子にスポットライトを当てるというか、前面に女の子の過酷さや辛さを出す感じです。
2期は大人たちにスポットライトを当てたという感じですかね…。

なんかうまく表現できませんが…。

私が1期より2期の方が好きなのは、1期のように不幸感を前面に出されるのが嫌いだからです。
2期では過酷な状況の女の子たちの明るく頑張ってる所が見えるので、2期の方が好きですね。
特にジャン&リコペアは大好きです!

2期の評判があまりにも酷いので、あまり自信持って言えませんが、
倫理的な問題が好きな方、考えさせられるようなアニメがお好きな方にはおすすめだと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

310 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

ゴールデンタイム・アニメ =うん、

『テレビの視聴者』という表現があるが、これは誰を指しているのか?
日中~21時は高校生、主婦をターゲットとしており、
23時~は仕事帰りの社会人や帰宅後の大学生をターゲットとしている。(テレビ局友人曰く)

 だからゴールデンタイムは男女共にアイドル・王道系が強い。
逆に23時以降は、アクの強い俳優を起用したり企画&ドラマも結構自由度の高いものが多い。

これは『ゴールデンタイム』のアニメ。
①筋の通ったシナリオで進み、
②説明や描写が的確で、
③可愛らしい少女が登場し、
④作画も綺麗。
 非常に掴み易い話で2期からでも全然観れると思います。
まだ観ている最中ですが、そのうち文化祭と水着の話がでてくるに違いない!




『GUNSLINGER GIRL』を冠する(=1期を知っている)と…

深夜のドラマや企画がゴールデンに進出した途端に
つまらなくなるのはよくある話です。
 例えるなら、1期は深夜枠のシナリオで、
話題に上がり2期はゴールデン進出した感じ。
 前作は多面性のある興味深い話だけど、今回は平均的で「うん、普通。っつーかロリ臭」。

『GUNSLINGER GIRL』の銘を引き継いでおいてこれだとガッカリした人も多いと理解できます。
 別のアニメなら、逆に評価も低くないはず。

「1期のストーリーが重い/理解できない」なら、2期を見れば分かりやすく馴染めると思う
ま、大体の人は「1期が面白いから2期も見る」人かと…

独特の世界観を除去して王道・視聴率路線なら周りの評価は順当。
タグおかしいw 


原作は読んでないのであくまで『アニメ』のみの評価ですが
むしろアニメに原作の要素で評価を加減したら
 いかに原作を再現したか?
 自分のイメージとキャラの調和性
等、それってアニメの評価じゃないよね

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

トリエラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

批判する人は見ないでいただきたい

確かにアニメーション会社が変わり声優さんも変わり残念なことが多いアニメです。
でも原作の大ファンの私はそんなの関係ありません。
さすがに作画はひいきにして☆4が精一杯ですが^^;
キャラの性格まで変わってしまいました。
特にリコですね。
全くの別人になっています。
1期は担当官がチームリーダーという事もあり
笑顔など見せないクールな少女でした。
2期は仲間とはしゃいだりする可愛い少女になってます。
まあ声優さんまでもが全て変わってしまったので
キャラすべて別人の印象になってしまいますが。
私は大ファンなので批判している訳ではありません。
結局私は何が言いたいかというと
そのことにより批判する人は見るなという事!
批判されるぐらいなら見ないでいただきたい!
あにこれの方は批判する方があまりいないので嬉しいです。
他のアニメサイトでは叩かれまくりなのでムカつきますね。
批判されてない方がめずらしいです。
最後にOPはKOKIAさんが歌う神曲です。
本人が原作を読んで作詞作曲をし製作なさったそうです。
その為か特に詞が物語にあう素晴らしい曲になっています。





投稿 : 2024/11/16
♥ : 21

78.2 2 格闘で銃撃戦なアニメランキング2位
劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(アニメ映画)

2015年1月9日
★★★★★ 4.1 (1105)
6892人が棚に入れました
世界は禁断の平和(システム)に手を伸ばす。
2116年――常守朱が厚生省公安局刑事課に配属されて約4年が過ぎた。
日本政府はついに世界へシビュラシステムとドローンの輸出を開始する。長期の内戦状態下にあったSEAUn(東南アジア連合/シーアン)のハン議長は、首都シャンバラフロートにシビュラシステムを採用。銃弾が飛び交う紛争地帯の中心部にありながらも、水上都市シャンバラフロートはつかの間の平和を手に入れることに成功した。シビュラシステムの実験は上手くいっている――ように見えた。
そのとき、日本に武装した密入国者が侵入する。彼らは日本の警備体制を知り尽くしており、シビュラシステムの監視を潜り抜けてテロ行為に及ぼうとしていた。シビュラシステム施行以後、前代未聞の密入国事件に、監視官・常守朱は公安局刑事課一係を率いて出動。その密入国者たちと対峙する。やがて、そのテロリストたちの侵入を手引きしているらしき人物が浮上する。
その人物は―― 公安局刑事課一係の執行官だった男。そして常守朱のかつての仲間。
朱は単身、シャンバラフロートへ捜査に向かう。自分が信じていた男の真意を知るために。
男の信じる正義を見定めるために。

声優・キャラクター
花澤香菜、野島健児、佐倉綾音、伊藤静、櫻井孝宏、沢城みゆき、東地宏樹、山路和弘、日髙のり子、神谷浩史、石塚運昇、関智一

suggest@休止 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

シビュラの導入はいよいよ世界へ

日本よりもっと治安の悪い外国がシビュラシステムを導入した。
一見シビュラシステムのおかげで一部地域が安全地帯になった様に見えたが...
そんな国に朱が送り込まれた話。


やっぱ面白かったです。設定も分かりやすくて入りやすかった。

今回は朱ちゃん一人での活動が多かったけどしっかりしてて、成長してた!(時期的には一期と二期の間だっけ)

そして期待してた狡噛さん登場シーンだけど、朱と手合わせして朱の成長を感じている様な雰囲気がよかった^ ^あそこのシーンの作画はとても安定してた。


"主題歌" 『Who What Who What』凛として時雨
予告観てる時にこれを聞いた時はもう興奮しまくりでした。こらのおかげで期待も一層膨らみました(^^)



ただ一つ思ったのは劇場版ということで仕方ないのですが、途中で気持ち駆け足に見えたので少々内容についていけないとこがあったかなぁという印象。

それでもサイコパスはやっぱスートーリーが面白いな。今作は世界が舞台でスケールも大きいし日本とは違った問題も出てきて見応え抜群!サイコパス好きな方は絶対観ると思いますが、本当に良かったです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 31
ネタバレ

にゃんぴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

政権!

下関条約:清国は遼東半島、「台湾」!、澎湖諸島など付属諸島嶼の主権ならびに該地方にある城塁、兵器製造所及び官有物を永遠に日本に割与する。

皆の評価は高い、大ファンの私としては
ますます超見てェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェΣ(゜Д゜ノ)ノ

いよいよ、お目にかかりました、

難解なストーリーで2回も見てしまった、
一期と同様、哲学な会話だらけですねー
特に最後は常守朱とシビュラのやりとり、満喫です~

日本式の英語はちょっと残念...

作画は綺麗だ!!!
戦闘のシーンもなかなか迫力がある。
{netabare}狡噛はひどくやられたよね......{/netabare}

{netabare}一体テロリストを日本に送り込んだのは誰だろー?{/netabare}

最後のシーン、続編があるかな!?

{netabare}正義(システム)の世界は進化する。{/netabare}

{netabare}いずれ、このシステムの真価が試される。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 99
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

シャンバラに響く銃声

ProductionI.G制作、SF×サスペンス。

人の深層心理を数値化できる世界。
犯罪係数が規定値を超えれば、
潜在犯として逮捕・隔離される。
潜在犯の摘発とメンタルケアを行う、
巨大監視ネットワーク「シビュラシステム」

2116年、舞台は世界へ。
政府はシビュラシステムの輸出を開始。
長期の内戦により疲弊した、
東南アジア「シーアン」の首都シャンバラフロートに、
シビュラシステムを実験稼働させた。
紛争国に平和と秩序を。

1期から劇場版へ。
{netabare}システムの内側で正義を遂行する常守と、
システムの外側で正義を遂行する狡噛との対比。
反政府ゲリラの指導者として浮かび上がる、
狡噛を追って常守はシャンバラへと向かう。{/netabare}

常守を動かしたもの、
自らの価値基準で運命を切り開く意志と行動力、
未来を選び取る狡噛の正義の行く末を、
彼女は見定めなければならないのでしょう。
地獄の黙示録へのオマージュもありましたが、
狡噛がカーツ大佐になる可能性もあったわけですね。
法と正義への考察、
劇場版で一区切り付いたのではと思います。

シャンバラフロートに希望の灯りを。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 53

65.4 3 格闘で銃撃戦なアニメランキング3位
名探偵コナン 漆黒の追跡者 (チェイサー)(アニメ映画)

2009年4月18日
★★★★☆ 3.7 (258)
1594人が棚に入れました
東京・神奈川・静岡・長野で計6人が殺害される事件が起こった。どの現場にもアルファベットが刻まれた麻雀牌が残されていたことから、同一犯もしくは同一 組織による広域連続殺人事件と認定される。警視庁で各県警の刑事を集めて合同捜査会議が開かれ、特別顧問として小五郎も参加する事になった。事件は麻雀牌 の意味、6人目の犠牲者が残した言葉「七夕…きょう…」の意味、被害者の共通点、被害者から1つずつ所持品を持ち去った理由と多くの謎を残していた。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、DAIGO、茶風林、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、山口勝平

AKIRA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

黒の組織とコナンのアクションシーンが中心 推理は二の次w

ロードショーにて視聴

序盤は黒の組織を出してきたのもあり緊張感のある引き締まった始まりでしたが

蓋を開けてみればいつもの劇場版コナンでしたw

相変わらずの犯人の動機のひどさ… 被害者の7人もあれじゃあうかばれませんて

まぁ後ゲスト声優を起用するのはいいんですが今回のDAIGOなんて結構重要な役どころですよね 
これじゃあ雰囲気ぶち壊しですよw

最近のコナンは薄っぺらい推理と強引なアクションオチが多い気がしますなぁ…

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

近年の作品の中では秀逸

本作は天国へのカウントダウン以来2回目の黒の組織がメインで登場する映画で、新一と蘭との恋愛や、少年探偵団の活動は抑えられ、コナンと黒の組織の対決に主軸がおかれている。
近年の蛇足塗れで内容の無い作品と比較すると非常に出来が良いが、まだこだま監督時代のクオリティには至らない。
しかし、興行収入は35億円と歴代1位で、第33回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞等、実績を残した。
また、神谷明が演じる毛利小五郎は本作が最後。
本作の著名人によるゲストはDAIGOが出演。前作に比較して重要な役だった。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
東京・神奈川・静岡・長野で計6人が殺害される事件が起こった。どの現場にもアルファ­ベットが刻まれた麻雀牌が残されていたことから、同一犯もしくは同一組織による広域連­続殺人事件と認定される。警視庁で各県警の刑事を集めて合同捜査会議が開かれ、特別顧­問として小五郎も参加する事になった。事件は麻雀牌の意味、6人目の犠牲者が残した言­葉「七夕、きょう」の意味、被害者の共通点、犯人が被害者の所持品を1つずつ持ち去った理由­と多くの謎を残していた。

会議終了後、コナンは山村警部から、「七つの子」に聞こえるプッシュ音(黒の組織のボ­スのメールアドレス)でメールを打っていた刑事がいたことを聞く。コナンは血相を変えてその­刑事の後を追うが、問題の刑事はジンの車「ポルシェ356A」に乗って去ってしまう。

七夕前日の7月6日、米花町に現れた容疑者の1人がコナンの機転により逮捕された。そ­の現場にはベルモットも変装して来ていた。コナンはそれを見抜き、ベルモットに組織­が今回の殺人事件を追う理由を追求する。実は、広域連続殺人の被害者の中に一般人を装った組織の­工作員がおり、犯人に持ち去られた所持品の中に工作員のリストが収められたメモリーカー­ドが入っていた。組織は、警察より早く犯人を押さえてそのメモリーカードを取り戻すため­、事件の捜査員の中に組織の一員「アイリッシュ」を潜入させていた。

一方、捜査員の中に潜入したアイリッシュは刑事達の話の中に出てきた江戸川コナンを工­藤新一ではと疑う。そしてコナンと新一が通う学校から二人の指紋がついたものを盗み出し、警­視庁のコンピュータでそれを照合し確信を得る。翌日、コナンは自分の指紋がついたもの­が帝丹高校と帝丹小学校から盗まれたことを知り、危機感を強める。

そして、ついに7人目の被害者が出てしまった。コナンは平次の力を借りて捜査を進め、­被害者の共通点を見つけ出すが、警察と黒ずくめの男達も、コナンの後を追う形で真­相に迫る。そして、犯人が東都タワーでもう1人殺すつもりでいることが判明する。

コナン、警察、連続殺人犯、組織の四つ巴のデスゲームが東都タワーで繰り広げられる。
{/netabare}

本作はいままでの映画と違い、原作乃至アニメを予め視聴していないと理解が非常に困難である。
よって、ファンとしては作品の深いところまで関わってくる点が評価できた。(逆に原作への影響はどうなのだろうか)
しかし、期待が大変高かった為に予想以下の展開に半ば失望したことも事実である。序盤のコナン無双も相変わらず無理が・・・。あともう少し細部に拘ってくれれば。{netabare}東都タワーの爆撃とか三面記事飾る事を黒の組織がしてしまうのは・・・ ファンサービスだろうか{/netabare}

総評としては近年稀に見る良作。だからこそもう少し頑張って欲しかった。見知った刑事の中に黒の組織のメンバーがいるというスリル・緊張感、昨今カットされがちな推理もふんだんに盛り込まれコナンの活躍が堪能出来る。
主題歌の倉木麻衣の「PUZZE」は最高。
天国へのカウントダウンと同じくらい面白くして欲しかった。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

黒ずくめの連中が視聴時のポイント B

正月のキッズステーションはアニメ映画が多いですな・・・。

本作は前半と後半では雰囲気が一変します。前半は非常に地味(というか地道)で、後半は派手なアクションが目立ちます。地味に事件を紐解いていくコナンもなかなか良いなと思ったのですが、映画のコナンはやはり派手なアクションも欲しいですよね。蘭ちゃんが凄すぎっていうのはひとまず置いておいて^^;

もう一つ、黒ずくめの連中の暗躍が物語に関ってくるのが特徴です。コナンをよく見ている人には説明不要でしょうが、工藤新一に薬を飲ませて体を小さくしたた連中です。映画として見たときには、この連中の物語への関り方には功罪があるように思います。

アニメを余り見たことがない人でも、この黒ずくめの連中の存在は知っているとは思いますが、詳しくは分からないというのが正直なところでしょう。アニメ未見の人にとっても、冒頭でコナンが小さくなるに至ったいきさつが紹介されますが、詳細が分からないのは同様だと思います。

かくいう私自身も余り詳しくはないので、アニメに精通している人と情報量の差があり、それが物語を楽しむことへの阻害要因となっているのではないか、と思いつつ見ていました。もし、他の多くの人にも同じような思いを抱かせているとすれば、黒ずくめの連中を出したことはマイナスに働いていると思います。映画単体で物語が成り立つように登場人物を出す方がスマートだし、誰も違和感を持たずに楽しめるのではないかと考えます。

とはいえ、黒ずくめの連中を出すことは、特に物語終盤に緊迫感のあるアクションシーンを出す必要性に大きく寄与していると思います。ぱっと出のキャラクターでは、派手なアクションは演ずることはできても、そうなることの必然性を視聴者に納得させることは難しいでしょう。こうした意味からは、出したことに意味があると捉えることができると思います。

このレビューでは物語面は殆ど触れていませんが、私自身が感じた、楽しむためのポイントとして黒ずくめの連中を取り上げてみました。彼らについては、犯罪の目撃者は抹殺すること、特にコナン(工藤新一)については正体がバレると命を狙われるという理由がことを了解した上で、単純にアクションを楽しむのが吉だと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16

57.6 4 格闘で銃撃戦なアニメランキング4位
BAYONETTA Bloody Fate(アニメ映画)

2013年11月23日
★★★★☆ 3.4 (63)
310人が棚に入れました
自分が魔女であること以外、記憶を持たない女がいた。彼女の名はベヨネッタ。襲い来る天使を狩る日々を送っていたが、突如舞い込んだ情報により、失われた記憶を求めて、宗教都市ヴィグリッドへと旅立つこととなる。過去の記憶を呼びさます数奇なる出会い。ベヨネッタの過去を仄めかす妖しい女、父の仇と追ってくるジャーナリストの男。そして彼女をマミーと呼び、慕う幼い少女。ベヨネッタの失われた記憶には、一体なにが隠されているのか。その先に待ち受けている、彼女の運命とは・・・?

声優・キャラクター
田中敦子、園崎未恵、浪川大輔、沢城みゆき、玄田哲章、高木渉、若本規夫

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「CARR-MMA BOWE- COOW!」 アダルティーでスタイリッシュでバイオレンスなアクションゲームの傑作、“まんまアニメ化”の成功に拍手

『バイオハザード』、『デビルメイクライ』、『ビューティフルジョー』、『大神』等数々の名作ゲームを手掛けた神谷英樹によるノンストップクライマックスアクションゲームを忠実にアニメ化した映画


天使と手を取り合う存在である「賢者」と悪魔に通じる存在である「魔女」との間に生まれた禁断の子、ベヨネッタ(以下、ベヨ姉さん)
彼女に隠された失われた記憶の謎と世界の命運を握る秘宝「レフトアイ」の秘密を巡るスペクタクルアクション作品です


公式に言及されたわけではないが『デビルメイクライ』と共通した世界観を持つという作品ですが、アニメ版DMCがハードボイルドを前面に押し出しているのに対し、こちらは耽美でダークネスな原作の雰囲気を追求
主人公ベヨ姉さんの妖艶な魅力、挑発的な言葉使い、一見するとギャグにも見えてしまう前衛的過ぎる乱舞(笑)
これらをまんまそのままにアニメ化したと言えます


基本的にゲームの内容に準拠したものでほぼ全体に渡って戦闘シーンが大部分を占めています
違うのはボスキャラの役割をしている「四元徳」を省略したこと、アニメオリジナルの愛銃「エルフィンナイト」の登場とゲームでの愛銃「スカボロウフェア」の入手方法、それとラスボスの倒し方ぐらい


重力や慣性を無視したベヨ姉さんのアクション、壁に張り付く走り方、両手足に装着された拳銃を用いた独特の格闘術など・・・
ゲームの動きを見事に再現してみせたのは『バジリスク』を手掛けた木崎文智監督とGONZOのタッグ


さらに肝心のベヨ姉さん役にはこれ以上に無い適役ってことで『田中敦子』さんを起用
エノク語の発音もゲームのイメージ通り、ちゃんと「かーまぼーこ」って言うとる(笑)
脇を固める声優陣も超豪華
ロダンに玄田哲章、ルカに浪川大輔、ジャンヌに園崎未恵、バルドルに若本規夫
極め付けはセレッサ(幼女)にみゆきち


BGMもゲームのモノは一切用いていないものの、作品世界観を意識したバロック調がベースのノリのいい曲ばかりでこちらも聞き逃したくない


もう少しオリジナルストーリーで攻めてくるのかと思いきや、純粋に名作ゲームのアニメ化という感じでした
ゲームの雰囲気やアツイ部分(特にセレッサ)がご理解いただける方には是非ご覧になっていただきたい

投稿 : 2024/11/16
♥ : 17
ネタバレ

アイコン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アニメでもかーまぼーこー!!は健在。

ベヨネッタ。デビルメイクライと同じ製作で
作ったスタイリッシュアクションゲーム。
原作をプレイして、
そのアクションの爽快さと設定とは裏腹な
ギャグチックな展開で、
デビルメイクライよりも
大好きになった作品でした。

まぁ、それがアニメになるということで
正直そんなに期待していませんでした(笑)
明らかにあの映像美よりは劣るだろうと
思っていたし、尺が映画枠な分もあり、
急ピッチで話が進んでいくんだろうな、
と思っていましたが、やはりそうでした(笑)

原作とは違う展開で進んでいく感じは
とても良いと思います。
ファンも飽きずに見れるし、
何より映像も思ったより綺麗で、
アクションシーンも迫力は欠けるものの
よく動いてくれてました。
まぁCGに頼っているところもありましたけど(笑)

ただ、脚本に問題あり。
まず矛盾していたのが、
最初のルカの反応が完全に天使が見えていた
反応だったこと。これは完全にミスってますね。
本当はとある力がないと見えません。

ギャグが完全に抜けきっています。
お前らなんでそんなシリアスなの?(笑)って感じで、
作品の良さでもあったノリの軽さがない。

それと、キャラが微妙に違います。
ベヨネッタはあんなに男を誘いません。
ロダンはあんなに喋りません。
セレッサは原作よりあざとい。
ルカはあんなにかっこよくありません(笑)

でもエンツォとジャンヌはそのままでした。

あと、ジャンヌの声はもっと低くても良かったような。
これは私的なものなので気にせず(笑)

良かったのがダディが原作よりラスボスぽかったところ、
ゲームだと小物臭をぷんぷんさせているので、
まさかあの方が声をやると思ってませんでした(笑)
あの方のおかげもあるかも。

展開も悪くはありません、アクションも多いし。
でもやはりギャグがない。

それでもラストの終わらせ方は原作より好きです。
まさかあの技が最後に来るとは(笑)
{netabare}ジャンヌと協力して戦っていられるのが見られるし、
何よりダディが報われる終わりかた。
小物臭が消えているし何よりママの設定が活かされています。{/netabare}

あと原作の曲が使われているのがなによりいいです!
EDは私的にあまり合ってなかったような感じでしたが(笑)
エノク語も若干のイントネーションの違いがあったものの
ベヨネッタ役の田中敦子さんはよくやってくれてました。
敦子さんのエノク語も好きです。

かーまぼーこー!!(笑)

原作を知っても知らなくても
見られる出来だとは思います。
ひどい出来ではありません。

でもストーリーは単純なものなので、
アクションで見せるのは良かったですが
やはりギャグでも見せてほしかったところ。

でも映画枠の中でよくここまで魅せてくれたなと
思っています。映像はほんとにそれぐらい綺麗です。
娯楽作品として見ればきっとその映像美に絶句します(^^)

なので、何も考えずベヨ姉のアクションを
黙ってみてやってください。
もし興味も出たなら原作をやるというのも。
かなり初見殺しな作品ですがね(笑)

あと最後に個人的に「Let's dance, boys?」は
英語のままでも良かったような気がします。
あとベヨネッタが天使を狩る理由が
その顔がムカつくからよ!!の方が聞きたかった。

それでは、
かーまぼーこー!!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7
ネタバレ

テンガロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

作画は5.0以上のハイクオリティ映像!

ゲーム原作:未プレイ

私は一切この作品の事は知らない状態で視聴しました。

ですので物語は意味不明でした(笑)

全体的なテイストとしては
日本のアニメ会社が作るマーベルコミックアニメという
印象でした。

しかし映像のクオリティはとても素晴らしく
デザインも天野喜孝氏のような独特なイメージがあります。
(どことなくヴァンパイアハンターDを思い出しました)

主人公のベヨネッタ姉さんは
エロチックなSMボンデージ美女で
両手足に拳銃を装備し、
天使という名のEVA量産型のような敵と戦います。

映画「リベリオン」のガンカタのような
近接拳銃バトルのような戦い方はカッコいいです。

個人的にはベヨネッタ姉さんの声は
もっともっと「艶っぽい声」のほうが合ってると
思いました。

この映画を見てからゲームをすると
自分が下手過ぎて「全然違うじゃないか」となりそうなので
やめておきます(笑)

{netabare}
後半のラストバトルは完全に悪ノリです(笑)
木馬が出たときは笑っちゃいました(笑)
こういうエンターテイメント性がある作品は大好きです♪
良いセンスしてますねぇ♪(^^)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 22
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