格闘で友情なおすすめアニメランキング 8

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早速見ていきましょう!

78.2 1 格闘で友情なアニメランキング1位
劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(アニメ映画)

2015年1月9日
★★★★★ 4.1 (1105)
6887人が棚に入れました
世界は禁断の平和(システム)に手を伸ばす。
2116年――常守朱が厚生省公安局刑事課に配属されて約4年が過ぎた。
日本政府はついに世界へシビュラシステムとドローンの輸出を開始する。長期の内戦状態下にあったSEAUn(東南アジア連合/シーアン)のハン議長は、首都シャンバラフロートにシビュラシステムを採用。銃弾が飛び交う紛争地帯の中心部にありながらも、水上都市シャンバラフロートはつかの間の平和を手に入れることに成功した。シビュラシステムの実験は上手くいっている――ように見えた。
そのとき、日本に武装した密入国者が侵入する。彼らは日本の警備体制を知り尽くしており、シビュラシステムの監視を潜り抜けてテロ行為に及ぼうとしていた。シビュラシステム施行以後、前代未聞の密入国事件に、監視官・常守朱は公安局刑事課一係を率いて出動。その密入国者たちと対峙する。やがて、そのテロリストたちの侵入を手引きしているらしき人物が浮上する。
その人物は―― 公安局刑事課一係の執行官だった男。そして常守朱のかつての仲間。
朱は単身、シャンバラフロートへ捜査に向かう。自分が信じていた男の真意を知るために。
男の信じる正義を見定めるために。

声優・キャラクター
花澤香菜、野島健児、佐倉綾音、伊藤静、櫻井孝宏、沢城みゆき、東地宏樹、山路和弘、日髙のり子、神谷浩史、石塚運昇、関智一
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

英語字幕は戸田奈津子さん

1期2期視聴済


うーん・・・
犯罪係数ってとどのつまり、“手汗多い”“脈拍上がる”とアウト!みたいなもんかしら。

ストレス係数上がりそうな局面でみんな犯罪係数上がってますものね。100年後の日本人は心の平静を保つよう努めてるうちにアドレナリン上がる機会が失われていき、喜怒哀楽でいえば“怒”と“哀”の表現に乏しい。“怒”に触れなければ普段の生活で恐怖を感じることはないものです。

たおやかににこにこしながら生きていれば色相をクリアに保てるけれども、ストレス耐性がないためふとしたことで“犯罪係数”急上昇。ガラスの橋を渡るかのような緊張感は内在していて、たがが外れれば2期の酒々井監視官みたいなのも容易に出てきそうです。やっぱり嫌な社会ですね。


TVで好評を博し1期2期の放送経ての劇場版オリジナルアニメ。アクションだけ楽しむなら一見さん可。ただしあまりそのような方はいないでしょう。TV版視聴が前提となります。

すでにシビュラ導入されて久しい日本と違って今度の『PSYCHO-PASS』は海外が舞台です。
日本以外は戦乱のさなかとTV版で説明がありました。その具体的なお話。
戦火の中で生き抜くには色相が曇りまくってないと無理だと思いますね。
そんな私の心配を知ってか知らずか!?日本政府が輸出したシビュラシステムを内戦状態のSEAUn(東南アジア連合)が実験的に導入する、というところから始まる物語でした。


 シンプルなバトルムービー
 娯楽大作 


といった感じでしょうか。
頭使ったTV版と違ってそのまま画面の中で繰り広げられるアクションに身を委ねてしまえば良さそうな劇場版らしい劇場版です。

実は日本人には現代戦を描けないだろうと高をくくってたところがありました。でも違いましたね。一歩も二歩も先取りしてる未来の話だとはいえ、現在実用段階にある無人機戦闘の描写が素晴らしい。
迫力あるよねーと劇場で観るべき作品だったでしょう。もちろん今となっては自宅で鑑賞せねばならんというのが非常に残念です。

{netabare}また戦闘地域がアンコールっぽい寺院(ワット)近辺というのも個人的にはツボです。実写映画では戦争ものをけっこう好んで鑑賞してました。ベトナム戦争ものしかり。ちょっと懐かしく感じるくらいに良く出来た戦闘描写でした。{/netabare}


バトルやアクションだけでも観る価値あり!・・・と思います。
そのくせ『PSYCHO-PASS』らしいシビュラと常守朱との対峙についてこの劇場版でも用意されてますのでしっかり深みというかとろみは出ております。


{netabare}「法が人を守るんじゃない、人が法を守るんです。」(1期)
「社会が人の未来を選ぶんじゃない。人が社会の未来を選ぶの。」(2期){/netabare}


判断はあくまで人間が下す。このブレなさが彼女のカッコよさ。主人公たる所以ではないでしょうか。

{netabare}ハン議長言われたとおりに辞任したのもなかなか朱の無双ぶりが際立ってました。{/netabare}



さらに今回の劇場版での隠し味。シビュラを

 “恣意的に運用できちゃうこと”

これですよこれ!
時間をかけ合意形成を重ねシステムを導入しただろう日本と違って、外枠だけを導入しようとすればこういうことが起こらないわけありません。
人間は過ちを犯すもの。それでも判断と決定権を人間の手に収めることについての重みをしかと受け止めた我々視聴者一同です。
物語上新たな視点を吹き込んでくれたことに感謝ですね。


 『PSYCHO-PASS』らしからぬわかりやすいストーリー
 『PSYCHO-PASS』らしいシビュラへの受容と否認を描いたストーリー


総監督に本広克行氏。脚本に虚淵玄氏。1期のメンバーが出戻ったのか2期よりも深くコミットしてきた影響もあるのでしょう。
地味にすごいのが英語シーンの字幕を戸田奈津子さん。・・・ちょっとやり過ぎではないかしら。

劇場版アニメとしては至極満足のいくレベルの作品でした。良作です。




※余談

■日本強くね?

国防どうしてるんだろう?がちょっとひっかかってました。戦乱に明け暮れる周辺諸国の侵攻をいかに防ぐのか心配です。

{netabare}杞憂。

高性能な戦闘ドローンって日本製だったんですね。これまで高度な衛星持ってるから成立するような技術はTV版でもあったのも思い出して、ミサイル飛んでこようが戦闘機こようが、速攻で探知して無力化できそうな技術力を有しております。
制空権取れなきゃ地上侵攻の難度も上がるうえに、きたところでドミネーターやドローンで瞬殺でしょう。じゃあスパイ忍ばせて内部攪乱と思っても、サイマティックスキャンの網でけっこう引っかけられそうです。

パワーバランスが歪なくらいに日本無双状態なので攻める気にもならないだろうことはわかりました。国防・外交面では憂いがなさそうです。{/netabare}


■タイ語?マレー語?

日本人CVさんらの下手っぴ英語にちょっと痒くなりましたが、そこに隠れてたまに東南アジア圏の言語混じってませんでした?
それと東南アジア訛りの英語もです。こういったこだわりは大歓迎。リアリティを感じる演出でした。

{netabare}アンコールのアジトのシーンで映されてた小道具の中に『Angkor』ビールを発見。缶のデザインも実物のまんま。これ飲みやすくて美味いです。現地だと1本100円しないくらい。

私がカンボジア行ったのは20年くらい前でして、ポル・ポト派の残党がそこそこ鎮圧され、ちょうど陸路でのタイ~カンボジア国境通過が可能になった直後くらいの時でした。
せっかくだから陸路で横断しようと思い、ベトナムのホーチミンシティを起点にカンボジアのプノンペン入り。湖を北上してシェムリアップ(アンコール)に長居し、それから西方のタイ国境を抜けるルートを辿りました。北部は行ってません。理由は死ぬから。
警察がいちゃもんつけて賄賂を請求してくるくらいはかわいいもんで、乗り合いトラックの同乗者がズボンのポケットに銃を無造作に入れてるわ、警備の人間が重火器で武装してるわ、挙句にはラリッてるやつのポッケにも銃が見えたり。とかく人の命が軽そうなことをいやでも見せつけられます。

映画の中でのカンボジアを拠点とする反政府ゲリラの連中を見ながら、そんなカンボジアで実際出会った面々や往時の治安状況を思い出しました。

そして、戦火が絶えない地において、治安維持装置シビュラシステム導入による有用性について考えさせられましたね。

 {netabare}それでもシビュラはいれちゃあかんよ!{/netabare}{/netabare}


地域に対する思い入れ補正が働いてる気もしますがご容赦願いたく。
作品の舞台が未踏のツンドラ地帯とかならどうだったかは知る由もなし。



それと常守監視官。短期間で殺傷能力高そうなコンバット技術を身につけておりました。
そっち方面の素質ありますよ。



視聴時期:2019年10月  

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2019.11.02 初稿
2020.02.14 タイトル修正
2020.07.31 修正

投稿 : 2024/11/02
♥ : 43
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

踊らされる捜査線上のサイコパス

時系列は2期の後とされている意見が散見されますが、それだといないはずの人がいたり、シビュラのバージョンアップ(ダウン)が無かった事になったりしてしまうので、恐らくサイコパス1期終了時~2期までに起きた事件。(ギノさんの髪の長さを見れば2期の外伝では無い事も分かる。)東南アジア連合/シーアンに試験的に導入されたシビュラシステム、それを牛耳る官僚、その支配に抵抗する人々の姿などが描かれます。

テレビ版と比べて残酷シーン(主にドミネーターによる執行)の描写があからさまになっているので苦手な人は注意が必要です。

一係のメンバーは1期エピローグで顔見せのあったメンバー通り。朱とギノさん、六合塚さん、霜月監視官と東金、雛河執行官の6名。雑賀先生と唐之杜さんも少しだけ登場します。

独白からの狙撃シーン、捕物アクションと、冒頭はいかにも映画という展開。

アクションシーンについては劇場版ならではの作画の美麗さとスピード感がありましたが、ドミネーターが鈍重。犯罪者を追う攻勢の立場にある場合はともかく、乱戦において犯罪係数の測定と形態の変形を待ってから反撃というのにはリアリティが欠けていました。アクションの流れが止まってしまう印象を受けてしまうのでした。

続く朱の友人の佳織の結婚のお話のシーン。シビュラの正体を知っているか否かに係わらず(知ってたら尚更)マシーンが決める恋人適正とかは私なら御免被りたいです。1期の槙島の言葉を借りれば「家畜扱い」にも等しい気がします。

テクノロジーについて
{netabare}
スパイドローン"ダンゴムシ"。現代でも実用化されている技術の延長上にあるものという印象ですが、半自立型で超小型、超高性能にという印象。カメラや触手状の端末を備えたカニみたいな形状のロボです。

スーパーボールみたいに弾むスタングレネードについては通路の曲がり角とか遮蔽物に隠れている相手に対しては何らかの有用性があるかも知れませんが、本作でこれが用いられる場面には全く合理性を見出せませんでした。それに外見をホロで偽装出来るなら、駐車場の地面の色に似せて転がすか、せいぜい動作の挙動が似ているスーパーボールとかカラーボールにすべきで、公安局のマスコットキャラ"コミッサちゃん"にするなど最悪の選択なのでは?という感想を抱いた次第。非常に残念な演出でした。

強襲型ドミネーターについて。元々可動部分が過度に多いドミネーターですが、2期でも登場した強襲型ドミネーターはさらにガチャガチャと変形しまくります。マシンとしての耐久性への疑問と、けれん味を加えているだけなのではないかという少し嫌な印象が残りました。設定上では壁越しから射的が可能なドミネーターとの事ですが、本作で使用された状況はそれに該当せず‥。ならばドミネーター+光学照準器+ストックの方がスマートでリアルな気がします。あんなにゴチャゴチャした形状のライフルなんて持ち辛くて敵わない。姿勢制御が大変そうです。片腕サイボーグのギノさんだから扱えたのかも知れません(笑)

言語翻訳機については作中では詳細な説明はありませんでした。1フレーズ聞き取ってから始めて翻訳可能になるタイプの様です。これについては手前味噌ながら「 タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~」にテクノロジーのそれらしい説明がありますので、ご興味を持たれた方は御一読されてもよろしいかと思います。
{/netabare}
本編について
{netabare}
狡噛と傭兵のリーダーデスモンドの会話はいかにもサイコパス風味なのですが、填島とか雑賀先生とかの会話と比べると物足りない印象。まぁこういう衒学的な会話は映画には向かないのかも知れません。仕方なし‥。

朱の身の回りを世話をしていた給仕の人、色相が一定以上曇ると神経毒が体内に流れ込み死に至らしめる首輪をしていましたが、街頭スキャンやドミネーターで犯罪係数を計られるよりも遥かに無情な印象を受けました。人の手を介さない裁きという所に残酷さがあるのです。

朱の判断も軽率。非合法に首輪を外せば良くない事が起こるに決まっているのに情にほだされたのかやってしまいました。後の事情を知れば給仕の少女の死は免れなかったとも言えますが、いつでも法を遵守する傾向にある朱にしては思慮の足りない行動だったのでは思います。

朱は1期の時と比べて、より狡噛を倣っている様にも見え、心身ともに格段に強くなりましたが、上の様な未熟な面もまだあるとは少し意外でした。

クライマックス、狡噛のピンチにギノさんが駆けつけて共闘という流れには、少なからぬあざとさを感じましたが、同時に心躍るシーンでもありました。二人の息がぴったり合った戦いぶりを見ると、その良コンビ振りに感慨深いものを覚えます。

そして続く名シーン?ギノさんのお仕置きパンチ。当然そうなると予測していながら、この映画では貴重な笑えるシーンでした。狡噛傷だらけなのにフルスイングとかちょっと心配になりましたが、ギノさん左腕使ってないし大丈夫だよね(笑)

全体を通して、支配者をくぐつにして祭り上げ、権力を掌握させた後に奪い取るという物語は古典的過ぎる色合いが強く、面白みが感じられませんでした。それだったらシビュラという※SF設定を無視しても物語が成立してしまう気がするのです。SFならではのテーマの提示を怠った作品になってしまっていたのではないでしょうか?

※:例えば王権争いで勝利した後に、王でなくその側近が権力を掌握するとか、あるいは王を殺してその側近がその地位につくとか、古今東西これに似た話は無数にあります。作中のハン議長を模した義体についてもアレクサンドル・デュマの古典ダルタニャン物語の一つ「鉄仮面」における双子を利用した陰謀と類似性が見られます。陰謀では無いけれど、入れ替え物語としてはマーク・トウェインの王様と乞食とかも‥。

最後に英会話について、冒頭の物語の舞台が海外であるという印象を与える場面を除き、必要なかったのではと思われました。私はあまり英語に堪能なやつではありませんが、殆どの英語台詞にネイティブのものとはかけ離れた印象を受けました。(英語圏にいる人が観たらがっかりしてしまうのでは?)
{/netabare}
1期の槙島や2期の鹿矛囲の様な魅力ある人物が現れるわけでもなく、霜月監視官はまだしも、六合塚さん、東金、雛河執行官、の出番も冒頭以外殆ど無し。典型的かつ派手目のアクション映画として凡庸に収まった感のある劇場版でした。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 29
ネタバレ

N0TT0N さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

シビュラ総選挙。

注)1期2期のネタバレあり。

かなり見応え十分の作品でした。
シビュラシステムの設定の秀逸さは相変わらずで、今回視点が世界の中のシビュラという位置付けだったので、自分の中での認識が新しく更新された感じがあります。
どういう部分かというと、今まではシビュラ内部からの視点でしか描かれてこなかったので、シビュラの是非を考えるとき、外部の情勢を今の世界情勢に当てはめて考えていました。
だけど、時代設定は今から100年後の世界。劇場版では今とは若干違った世界情勢を匂わせていて、それを考慮すると個人的には多少シビュラを肯定する方向にシフトした感じになりました。

そもそもどんなシステムも一長一短な部分を持ち合わせていると思うので、外側との相対的な関係によって優れたものにも劣ったものにもなってしまう面があると思います。

そういう意味で、今回提示された世界との関係を考慮するとやや肯定的な印象に変わったということです。

それに、作画、演出効果のクオリティがかなり凄かった。
アクション、武器、航空機、未来都市、のデザインや挙動、効果音にいたるまでどこを切っても説得力のある安定のハイクオリティでした。
実在しないアイテムの数もかなりあった‥というかほぼ実在しない物だらけでしたが、1つ1つのアイテムのディテールまで妥協なく描かれていて、これらの仕事に作品の質が支えられているんだろうな‥と思わされました。

常守朱。
2期同様今回も聡明さが全面に出てましたが、作画が1期同様の丸みのあるデザインだったので、とんがった印象にならず、「見かけによらず意志が強い」的な印象になってた。
些細なことだけど「とんがってる」より「意志が強い」の方が色相がクリアな朱らしい。

それにしても‥精神状態をクリアに保てる朱の精神的特徴が未だに解らない。。強さ、柔軟さ、信念、純粋さ。そういうものを総合的に持ってるということなんでしょうかね。
雰囲気としては解る感じなんですが。

でも、ストレス溜まってそう。


物語。
内容を進展させながらハラハラどきどき感長持ち!というスリリングで中身のある展開でよく出来ていたと思います。
オチも含め、驚きの展開とかはそこまで無かったですが上手くまとまっていたとおもいます。


以下、シビュラシステムについて。(個人メモ的ネタバレ)

{netabare}

シビュラの考え方『最大多数、最大幸福。』
なんとも魅力的な言葉ですね。
この言葉だけ聞くと何が悪いんだ!と思ってしまいます。
「管理社会」という言葉も「サポート社会」と言ってしまえばなんかいい感じに聞こえるかも?

今回劇場版を見終えても、シビュラの全貌は解らなかったけど、2期レビューで書いた疑問点が少しだけ解消されました。
シビュラ社会でも選挙はあるみたいです。

ですが、

やはりというか、選挙に勝ったのはシビュラでした。
このことが是か非かというとおそらく公職選挙法なるものが存在するのであれば非だといえる事態でしょう。
そりゃそうです、ハン議長は本人ではないうえ、暗殺まで絡んでいるんだから。

ですが、

国民は多分平和に近い状態を勝ち取ったといえます。

この辺がこの作品の奥の深さであり、ジレンマといえる部分だと思います。
もうこのことを指して「シビュラのジレンマ」と呼んでもいいくらいです。

そして、これも2期で疑問に思ったことだけど、民意は最終的にはシビュラの意志に染められる。
最適な暮らしを選んでくれるシビュラが最終的には最適の政治を選んでくれることになっても何の不思議もない。
過渡期としては民意は必要であっても一旦シビュラ管理
がスタートすると、シビュラが選んだ「絵に描いた民意」になってしまうのかもしれない。

そしてもう1つ、
最大多数には但し書きがあって、実際は、最大多数(犯罪係数の高い人を除く)って解釈でしょうか。現時点では。
可能性としては、メンタルケアの向上等によって最大多数=ほとんど全人類になる日がくるかもしれないですね。

最大幸福。
正直、ここも大きな疑問がある。
今、現状ではイメージできないんだけど間違いなくこちらにも但し書きが付いてるでしょう。最大幸福(選ぶ権利(楽しみ)はありません。)
この状態の感じ方によってはシビュラを受け入れられるかもしれない。
果たして「選ぶ」という権利を放棄した幸福は存在するのでしょうか?

犠牲の上に成り立っているということ。
これもかなり難しい問題だけど、
誰かの犠牲の上に成り立っている幸せならいらない。という思いと、そうこうしてる間にも犠牲は出ている。という現実があって、シビュラの場合長期的幸福のためであれば直近の犠牲はやむなしという思想のような気がする。
つまり、結果重視、過程軽視な思想。
犯罪係数が高い人限定の犠牲であるとはいえドラスティックな印象は拭えないですね。
正論ではあるけど心情的にはどうだろう?って部分でしょうか。

まあ、身も蓋もない感じだけど1番の問題は維持、管理、そして物理的、システム的なセキュリティーでしょうか。。
これだけ一極集中させた管理システムに世界のほぼ全てを任せるのは流石にリスクが高すぎるでしょうね。。
劇中「可及的速やかに~」なんて言ってたけど、最も可及的速やか改善しなくてはいけないのはシステムの分散でしょう。


最後に2期で疑問だった「集団的サイコパス」
多分こちらも劇場版ではノータッチだったでしょうか?
戦争と関係した問題にもなりそうだけど、はたして?という感じです。

いろいろ、考察しようと思えばいくらでもできそうですが、ぜひ!続編期待しております(`v´)ゞ!


{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17

65.1 2 格闘で友情なアニメランキング2位
ふたりはプリキュア(TVアニメ動画)

2004年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (171)
999人が棚に入れました
勉強嫌いで無鉄砲だけどスポーツ万能、人一倍正義感が強くクラスでも人気者の美墨なぎさ、成績優秀でお嬢様育ちのおっとりとした性格の雪城ほのか、ふたりは同じベローネ学院女子中等部の2年生。2人は邪悪なドツクゾーンが光の園を襲撃し、地球に逃れてきたという不思議な生き物メップルとミップルに出会う。そして、メップルとミップルによってなぎさとほのかは変身する能力を与えられ、力を合わせてドツクゾーンから送り込まれてくる邪悪な敵と戦うことに…!?

声優・キャラクター
本名陽子、ゆかな、関智一、矢島晶子
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

シナリオ単調だけど、ダブル・ヒロインは好印象な《初代プリキュア》

2004年制作/放送の本作を第1作とし、2019年現在、第16作『スター☆トゥインクルプリキュア』が絶賛放送中の《女児向けアニメ》最長にして最大の人気シリーズ《プリキュア》。

私はこれまで『ハートキャッチプリキュア!』(2010年)、『スマイルプリキュア!』(2012年)の2本のみ完走(※レビュー済み)で、この初代はいまいち作品世界に入り込めず長らく視聴を中断していましたが、ようやく完走できたのでレビューを上げておきます。

◆ダブルヒロインが“根性”で「肉弾戦」を繰り広げるマッチョ?な作風

 なぎさ「お待たせ。ヒーロー登場ってね。」
 ほのか「ヒロインでしょ。」
 なぎさ「え?・・・さあ、片づけましょ。」(第17話より)←だいたいこんな感じ笑。

私の場合は、本作の視聴以前に『魔法少女リリカルなのは』シリーズを何度も見ていることもあってか、本作のその手の展開にはさほど感銘を受けなかったのですが、考えてみれば放送時期は『なのは(第1作)』(2004年10-12月)よりも本作の方が少し早かった(2004年2月~放送)んですね。

なるほど、それならば放送当時、本来のターゲット視聴者である“ちっちゃい子達”のみならず、“大きなお友達”層にも評判になって、《プリキュア》が現在に至るまで続く人気シリーズに成長していった理由が少し分かるような気がします。

レビュータイトルに書いたとおり、私みたいに今から見始めると、“根性”で何でもかんでも突破してしまう本作の展開は流石に退屈に感じるかも知れませんが、それでも我慢して見続けていくと、私みたいにダブル・ヒロイン・・特に体育会系のオレンジ髪ヒロインの方への好感度が次第に増していって「これはこれで良いかな?」という気持ちに変化していくかも知れません(※あるいは、人によっては、お婆ちゃん子の長髪ヒロインの方への好感度が増すかも)。

《まとめ》
本作のような長編「変身(魔法)少女」アニメについては、視聴済みの作品について、別途BEST10をまとめています。
本作を取り敢えず完走した感想としては、それらのBEST10選定作品にはシナリオ面では遠く及ばないと思いますし、同じ《プリキュア》シリーズ作品でも、後から作られた『ハトプリ』にもシナリオ面では遠く及ばないとは思いますが、それでも主にダブル・ヒロインへの感情移入を通じて、放送当時の人気ぶりを偲ばせる出来と思いました。

本作以上に人気があったという続編『ふたりはプリキュア Max Heart』の方も・・・いつか視聴してみたいです。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1-7話視聴終了時点
ここまでは平々凡々たる展開で、そこまで頑張って見る価値があるのか疑問。
・第8話視聴終了時点
ダブル・ヒロインの間に片方の恋心が原因で行き違いが発生してしまう初めての注目回で★(良回)。
・第17話視聴終了時点
なぎさがほのかの後押しを得て発奮する回だけど、同時にダークファイブ(敵の中ボス)の一人で人間を馬鹿にしきっていたキリヤが、ほのかの何気ない好意に思いがけず戸惑ってしまい、姉ポイズニーの攻撃でキュアホワイト(ほのか)が絶対絶命のピンチに思わず助け船を出してしまう注目回(★)。
・第49(最終)話視聴終了時点
ラストはキリヤで締めてきたのか。
4クールもかけた割にショボイ終わり方だとも言えるけど、とりあえず「ほのか」推しファンには希望の繋がる良い終わり方だったんだろうな。
逆に「なぎさ」推しファンには微妙な終わり方だけど、続編あるし・・・{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作         東堂いづみ
シリーズディレクター 西尾大介
シリーズ構成     川崎良
キャラクターデザイン 稲上晃
音楽         佐藤直紀
アニメーション制作  東映アニメーション{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============== ふたりはプリキュア (2004年2月-2005年1月) ============
{netabare}
第1話 私たちが変身!? ありえない! ☆ 美墨なぎさ&雪城ほのか(私立ベローネ学院女子中等部2年桜組)光の使者プリキュアになる(キュアブラック&キュアホワイト)、ザケンナー撃破
第2話 カンベンして! 闇に狙われた街 ☆ 闇の帝王ジャアクキングの狙い、歌舞伎怪人ピーサードの卑劣な攻撃、エレベータ落とし回避、ふたりの友情アワー炸裂
第3話 イケてる実習生に気をつけろ! ☆ 風間竜一(ピーサード)学内潜入、担任・よし美先生の災難 
第4話 ミラクル!? 生きている美術館 ☆ 100年前の妖精ミップルと画家ピッカリーニの縁、美術館の戦
第5話 マジヤバ! 捨て身のピーサード ☆ 雪城大ピンチ、ピーサード消滅・ピリズムストーン3つ目回収
第6話 新たな闇! 危険な森のクマさん ☆ 巨体怪人ゲキドラーゴ撃破、プリズムホービッシュ回収、プリキュア手帳入手
第7話 熱闘ラクロス! 乙女心は超ビミョー! ☆ 教頭先生の災難、ラスロス地区予選(なぎさ奮闘)
第8話 プリキュア解散! ぶっちゃけ早すぎ!? ★ サッカー部主将・藤村省吾先輩(中3)へのなぎさの恋心、幼馴染ほのかとの行き違い、正反対の二人のパワー
第9話 取り返せ! メポメポ大作戦 ☆ 教頭先生の携帯没収、メップル高熱騒動
第10話 ほのか炸裂! 素敵な誕生日 ☆ ほのかの父親帰国、宝石店強盗事件
第11話 亮太を救え! ゲキドラーゴ・パニック ☆ なぎさの弟・亮太(小5)大ピンチ、なぎさの怒り爆裂、ゲキドラーゴ消滅・プリズムストーン4つ目回収
第12話 悪の華・ポイズニー参上!って誰? ☆ ポイズニーの卑劣な罠、ほのかの祖母(雪城さなえ)活躍
第13話 ご用心! 年下の転校生 ☆ 入澤キリヤ(ポイズニー弟)転入、科学研究発表会の騒動、雷実験装置YURIKOⅠ号発表
第14話 ウソホント!? にせプリキュア大暴れ ★ クラスメイト(夏子&京子)のプリキュア遊びと災難
第15話 メッチャ危ない家族旅行 ☆ 美墨家温泉旅行中のなぎさ抜けだし事件
第16話 ストレス全開! マドンナはつらいよ ☆ 小田島友華先輩(中3)の災難
第17話 ハートをゲット! トキメキ農作業 ★ 農作業手伝い(藤村先輩・キリヤ他参加)、なぎさのプリズムラブチャッカー、キリヤの戸惑い(対ほのか)
第18話 ドキドキ! 中間テストは恋の迷宮 ★ 続き、ミラーに閉じ込められた二人、謎の脱出
第19話 こわすぎ! ドックゾーン最後の切り札 ☆ 怪人イルクーボの光の力吸収、ミップル奮闘、イルクーボ撃退
第20話 どっちが本物? ふたりのほのか ☆ ポイズニー消滅、プリズムストーン5つ目回収
第21話 衝撃デート! キリヤの真実 ★ キリヤ消滅、、プリズムストーン6つ目回収
第22話 ウッソー! 忠太郎がママになる!? ☆ 雪城家の飼い犬(忠太郎)の迷子の子犬(モコ)の飼い主捜し、プラネタリウムでの敵襲
第23話 危うし! 夏合宿の悪夢 ☆ イルクーボの石の番人ウィズダム&プリズムホービッシュ奪取
第24話 決戦! プリキュアVSイルクーボ ☆ イルクーボ消滅、7つ目のプリズムストーン回収、光の王子ポルン登場、光の園への招待
第25話 いざ光の園へポポ! 私たちも!? ☆ 光の園へ、長老&クィーンとの面会、闇のエネルギー体化イルクーボ出現、プリキュア闇の世界へ
第26話 さよならメップルミップル!? やだー! ★ 強大化イルクーボ消滅、ジャアクキングとクィーンの対峙、ジャクキング消滅(クィーンの助力)、光の園回復、二人の帰還(さなえ婆さんのねぎらい)、メップルら再登場{/netabare}

 ------------- ストーリーの切れ目 ----------
{netabare}
第27話 新たな闇が迫る! 迷子のポルンを救え ☆ ジャアクキングの撒いた種、闇の戦士ジュナ覚醒
第28話 レギーネ登場! ってもう来ないで! ☆ さなえ婆さんの昔話、絶望と希望の背中合わせ、闇の戦士レギーネ覚醒
第29話 嵐の夏祭り! カミナリ様は超コワイ!? ☆ 闇の戦士ベルゼイ・ガートルード覚醒、闇の三戦士集合
第30話 炸裂! プリキュアレインボーストーム ☆ 闇の三戦士来襲、7つの石のボルンへの付託、さらわれた石の番人
第31話 マジ家出? ポルンは一体どこ~!? ☆ ポルンから与えられた新しい力、ジャアクキング復活
第32話 ポルンを励ませ! とっておきのカーニバル ☆ レギーネ撃破
第33話 Vゲット! 心でつなげ光のパスライン!! ☆ なぎさの親友(志穂)のラクロス自信喪失騒動
第34話 なぎさぶっちぎり! 炎のガチンコリレー ☆ 運動会リレー中の敵襲 
第35話 これってデート? 怒涛のハッピーバースデー ☆ なぎさ告白される(2年バスケ部支倉)、支倉君との栗拾いデートの波乱
第36話 自由を掴め! 番人決死の大脱走 ☆ ベルゼイ・ガートルード撃破、番人ウィズダム救出失敗
第37話 いざ初舞台!! 負けるなロミオとジュリエット ☆ 学園祭でのロミジュリ発表中の敵襲
第38話 ガッツでGO! 亮太のおつかい大作戦 ☆ なぎさの弟(亮太、小5)の父親へのお使い途中の敵襲
第39話 涙キラ! 汗がタラ! 結婚式は大騒動!! ☆ 担任・よし美先生の結婚式
第40話 夢の世界へご招待!? 一泊二日闇の旅 ★ 雪城家お泊り女子会、夢の中への敵襲
第41話 負けないってばー!! 闇の力をぶっとばせ! ☆ ラクロス決勝戦中の敵襲、ジュナ自滅(全てを食い尽くす力発現)、全てを生み出す7つの石の力
第42話 ふたりはひとつ! なぎさとほのか最強の絆 ★ 闇に飲み込まれたほのか、取り残されたなぎさ、なぎさ激闘・ほのか救出、闇の戦士のジャアクキングへの反逆の決意 ※バトル回として○
第43話 激揺れまくり! 藤P先輩に届けこの想い ★ なぎさの親友(唯)の藤村先輩への恋のサポート、千々に乱れるなぎさの心
第44話 最高ハッピー!? なぎさのホワイトクリスマス ☆ 続き、キリヤからのメッセージ、なぎさ&藤村先輩の進展
第45話 歌えさくら組! 合唱は勇気を乗せて ★ 合唱コンクール中の敵襲
第46話 サイアク~! 石の力が奪われた~!? ☆ 闇の戦士に奪われたポルンの7つの石の力
第47話 最強戦士登場! っても~ありえない!! ☆ 続き、闇の3戦士のジャアクキング叛逆、闇の3戦士一体化、二人の救出者(キリヤ)
第48話 史上最大の決戦! プリキュア最後の日!! ☆ ジャアクキングvs.闇の戦士、ジャアクキングの闇の戦士吸収、最終決戦 
第49話 未来を信じて! 明日を信じて! さよならなんて言わせない!! ☆ 続き、学院卒業式の送辞(ほのか)・キリヤとの再会 ※最終盤のシナリオの雑さは残念×{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)10、☆(並回)39、×(疑問回)0 個人評価 ☆ 3.6

OP 「DANZEN! ふたりはプリキュア」
ED 「ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!」

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

卒業後も再視聴で愉しめる♪

TV放送2004年2月1日 - 2005年1月30日 全49話。

東京アニメアワード2005年優秀作品賞受賞。

女児向け(園児~小学高学年)で大人も一緒に愉しめる作品
で、幅広い視聴層を獲得した先駆け的シリーズ化の原点?

女児向けアニメの常識を覆した作品の代表格。
商業的にも「美少女戦士~」を凌ぐ大ヒットをしている。
少女が魔法・変身・戦闘というロマンティック全開作品。

基本コメディタッチで等身大の中学生らしい言動が多い。
いきなり巻き込まれ理不尽な戦いに巻込まれるパターン。
1話めを視たら解る♪魔法少女モノでは掟破りの近接格闘。
女児向け魔法少女もので近接格闘戦は可也レア路線かな。
主人公の「ふたり」は初めから仲良しではない所も良い♪

キャラデザは如何にも中学生でデフォルメも柔かい感じ。
キャラの個性も解りやすく親近感や好感を持ち易い。
OP/EDも明るいノリで可愛いけど大人が聴いても可愛い。
ダークな雰囲気も伏線として確り描いてる感じもする。
ラブコメ要素も強くコミカルな描写も多いのが特徴かな?

あらすじ

世界を闇に染め様とする悪の勢力「ドツクゾーン」の侵略
から世界を守る為にプリズムストーンを奪還する戦いに
挑むこととなった少女達の成長を描いている。

1話目は掴みでインパクト重視。2話目で世界観説明。
序盤は特にシンプルで「ふたり」のプリキュアコンビ結成
迄の経緯や心理の変化等の描写が丁寧に描かれている。

映像的にも非常に分かり易く盛り上げて、臨場感のある
格闘が繰広げられ、最後にスカッと必殺技風に退ける♪
動きがとても可愛い♪戦闘中の足元の踏ん張りとか・・
空中での姿勢制御などがとても柔らかだったり臨場感が
あって、ついつい魅入ったり応援したくなるのですよ・・


声優も徐々に馴染んで一緒に成長していく感じでした。
「ふたり」の趣味趣向、好きな食べ物等徹底的に相反する
エピソードがとても楽しく描かれている♪そういうのが
コンビの魅力に活かされて高めている。

何故白黒にしたのかとても興味ある。私はブラック好き♪
常識的に正義は白、熱血は赤ですよね?そこ黒で惚れた♥
普通黒は悪キャラというのが女児向けの常識かなぁ~・・

私にとっては女児向けでNo1の誰にでもお勧めできる作品。
2位は「しゅごキャラ!」どちらもシリーズあって楽しい♪

視聴レベルを越えて女児向けを卒業しても切欠が有れば
再視聴して又楽しめる感じかな~子供と見たいとか♪


キャスト

美墨なぎさ/キュアブラック(本名陽子)
ベローネ学院女子中等部2年桜組。ラクロス部のエース。
男勝りでやや破天荒な行動とそのボーイッシュな雰囲気。
スポーツ万能で同性に慕われラブレターを貰う程の人気。
快活でやや無鉄砲な性格と裏腹に、乙女チックで繊細。

メップル(関智一)プリズムストーンを守護する「勇者」
なぎさの前に現れた精霊。我儘で大食いで軽口。

雪城ほのか/キュアホワイト(ゆかな)
ベローネ学院女子中等部2年桜組。科学部で実験大好き?
大らかで真っ直ぐな分やや天然ボケな一面もある。
周囲から「薀蓄女王」と徒名される程の博学で好奇心旺盛。
礼儀正しいお嬢様育ちのおっとりした性格だが芯が強い。

ミップル(矢島晶子)光の園からやってきた「希望の姫君」
ほのかの前に現れた妖精。確り者だが母性が強くあまい。

ポルン    池澤春菜
藤田 アカネ 藤田美歌子
雪城 さなえ 野沢雅子
高清水 莉奈 徳光由禾
久保田 志穂 仙台エリ
藤村 省吾  岸尾だいすけ
クイーン   松谷彼哉
長老 中博史
ウィズダム 松野太紀
ジャアクキング 小野健一
ピーサード 高橋広樹
ゲキドラーゴ 石井康嗣
ポイズニー 雨蘭咲木子
キリヤ     木内レイコ
イルクーボ   二又一成
ジュナ / 角澤 竜一郎 松本保典
レギーネ / 小山 翔子 深見梨加
ベルゼイ・ガートルード / 結城 玄武 西村知道
ザケンナー第1-22話第上別府仁資15話、28話以降滝知史

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2
ネタバレ

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ファイターより乙女ちっくに

日曜の朝がどんなに楽しみだったでしょう。
この作品の魅力は、子どもも大人でも楽しめるところだと思います。
そしてなにより「女の子」が詰まってるのです。

初代プリキュアをみてから私はプリキュアが好きになりました。
闘う女の子、魔法、変身、恋、友情、少女、制服、ほどよくミックスです。

変身シーンのかわいさと決め台詞。
「闇の力のしもべたちよ。とっととお家へ帰りなさいっ!」

ふたりはプリキュア、なのでふたり手をつないで変身するんですよ。
頑張れ闘う女の子!なのです。

戦闘シーン、身体を張った闘いは迫力満点勇ましいです。
バトルにロマンが漂ってます。
でも…あんなにもかわいい子が、傷つく姿は見ていてハラハラしてしまう。
特に叩きつけられるシーンが苦手です。細い身体が壊れてしまうよ。


なぎさ キュアブラック
元気いっぱいではじけるような女の子
男の子勝りに見えるけど実は繊細でオクテ。
藤村先輩に恋するなぎさは、とっても可愛らしいです。

ほのか キュアホワイト
普段おとなしそうにみえますね。でも芯の強い女の子なのです。
穏やかで静かに話すのですけど、闘うときは頑張っちゃいますよ!
足も手もくるくる回しながらぶっ飛びます。

妖精
メップル・ミッポル
ポルン・ルルン

こういう小さなお友達がいつも肩にいたら幸せ感じてしまうな。
ちょっとした悩みを相談したり、話に突っ込んでくれたり、そして時には励まされたりしたい。
そしたら頑張らなくっちゃ!って2倍くらい頑張れそうだよ。
いいなぁ~♪
突然お部屋の窓からやってきたりしないかな。


物語が進むうちに重要な人物が登場します。

キリヤ
プリキュアに近づき弱点を探るためにきた少年。

人間をとても弱いと思っていた、大嫌いだった。
ひとりでは何もできないのだから、と。
{netabare}
ほのかの優しさを感じているうちに、
人を思う気持ち、そんな当たり前のことを彼は考えはじめます
「心ってなんだ? 僕の心っていったい何だ? 」

乾いた心にほのかがそっと触れる。
彼の心に数え切れない程の感情が生まれはじめます。
そうして苦しみがはじまる。
…「僕の事すら何にも分からない奴が偉そうな事を言うな!!」

知らなかった感情を知っていく。葛藤し続けます。
目をつぶりたくなるでしょう。痛くて痛くて堪えられない日もある。
求めても求めてもうまくできないキリヤ。
穏やかになんていられないのです。



キリヤとの戦闘で流れていた挿入歌
彼の心の叫びですね。
下のは私の解釈です。
歌詞、載せられないので。


君に触れるたび、秘密の扉が開く。
勝手に開いてしまう。
記憶も心も決して閉ざすことができない。

魂の共有、そして共鳴。
影が支える光。
もうひとりの僕 君という命。

時さえ味方にして君と出会う。
どんなに別の道を歩いていても同じ空の下。

白や黒、光や闇
そんなものなど超えていく。

僕が泣くたび君が傷つく。
僕が喜ぶと君は満たされる。

深い処にある繋がり、決して誰にも触れさせない。
この想いは僕と君だけのもの。
ずっと知らなかった。けれど、それが愛だ。



「ずっと、光と闇の狭間を彷徨っていた」
ありがとう、僕はやっとわかりました。僕のいる場所が……、いたい場所が──
キリヤの言葉です。
光に包まれながらどこへいったのでしょうか。
{/netabare}


大人な内容書きましたが、とても素直な物語です。
ピュアな乙女パワー感じました。
見てるとうずうずして飛び出したくなっちゃいますよ♪

OPとED

DANZEN!ふたりはプリキュア
ゲッチュウ!らぶらぶ?!

前向きで元気になれます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 23

58.9 3 格闘で友情なアニメランキング3位
魔法少女リリカルなのはViVid(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (225)
1270人が棚に入れました
「JS事件」から4年、高町なのはの娘となった高町ヴィヴィオは、ごく普通に学校に通い、魔法の勉強をしていた。

魔法の基礎もできてきたと判断したなのはとフェイトは、ヴィヴィオに専用のデバイス、「セイクリッド・ハート」、通称「クリス」を与えた。いたずらに使わないという条件で大人モード(聖王モード)になることができる。

一方、そのころ、ミッドでは、覇王を自称するイングヴァルトという謎の人物が強い人物に試合を申し込み、徹底的に叩きのめす事件が頻発していた。

声優・キャラクター
水橋かおり、能登麻美子、喜多村英梨、福圓美里、田村ゆかり、水樹奈々

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

【アニメキャラの魅力】ただの妹から主人公へ!?成長する魔法少女「高町なのは」の魅力とは?

『魔法少女リリカルなのは』は原作がパソコンゲームであり、サブキャラであった「高町なのは」のスピンアウト作品として誕生したものです。途中からは完全にアニメオリジナルのキャラクターばかりとなり、今では多くのファンを獲得しています。さらに「Strikers」では、10歳成長したなのは達の姿を見ることができます。

なのはの声をあてているのは「田村ゆかり」さん、ファンの方ならもはや説明不要ですね。なお、本文中では簡略化のために「As」を第2期、「Strikers」を第3期、「VIVID」を第4期と表現させて頂きます。

■[第1期]はじめは普通の少女だったなのは
高町家の次女で私立聖祥大附属小学校3年生(9歳)。父、母、兄、姉との5人家族です。自称「平凡な小学3年生」は、予告やイントロでもよく使われていました。困っている人を放っておけない性格で、クラスメイトの「すずか」と「アリサ」の喧嘩を止めに入り友達になるなど大人な一面もありながらも、至って普通の小学生でした。

第1期の序盤に小動物の姿になった「ユーノ君」と出会い、魔法少女となったなのは。はじめは日常の延長で起こる事件を解決していくうちに「フェイト」と出会います。突然手に入れた魔法の力にとまどいながらも、それをフェイトのために使います。フェイトを救ったのは間違いなくなのはであり、第1期の彼女の行動や姿勢に感銘を受けたファンも多いのではないでしょうか。

■[第2期]登場人物の増加に伴い・・・
『リリカルなのはAs』が始まり、散々な目に合う事の多かったなのは。ヴィータにフルボッコにされボロボロになったり、シャマルに魔力を奪われしばらく戦闘不能になったり・・・。ただ、それ以上に登場人物が大幅に増え、とくに「八神はやて」と守護騎士たちと闇の書に物語の主眼が移り、やや出番を減らした感は否めません。

■[第3期]残念ながらユーノ君とのフラグは成立せず・・・
『Strikers』で10歳成長したなのはは、フェイトにこそ少し負けていますが、身長、体ともにしっかりと成長しました。なのはは一時期はユーノくんに信頼を置いていたようですが、残念ながら、ユーノくんはなのはの心を掴みきれなかったのでしょう。あるいは、なのはがあまりにも忙しすぎて、すれ違ってしまったのかもしれません・・・。

ちなみにユーノ君と第4期で「ヴィヴィオ」の声をあてているのは、同じ「水橋かおり」さんです。ますますユーノ君の立ち位置が微妙なものになっていく気がしてなりません・・・。また、クロノ君もいい立ち位置にいたと思うのですが、フラグは成立しませんでした・・・。

さらに言えば、第3期では「リリカルなのは」と言いながらも、多くの新鋭が登場し、しかも魔力に出力リミッターをかけられいることなどから、彼女の立ち位置は、主人公というより、後輩を見守るお姉さん(というよりお母さん)になった印象です(と言ったら怒られますね・・・)。

■[第4期]なのはママ爆誕!
そして、ヴィヴィオの育ての親として、名実ともにママになってしまったなのは。親子の絆を生み出すものは戦いなのでしょうか(笑)。非常に斬新な親子の形だと思いますが、なのはだからこそ、このような形でも問題なく暮らしていけるのでしょう。

『魔法少女リリカルなのはシリーズ』は、なのは達が10歳成長する所がとても魅力的で面白い部分だと思います。ただ、(個人的には)なのははやはり、第1期の悩めるフェイトを救ってあげるところこそが、もっとも輝いているのではないかとも思います。ぜひ一度ご自身の目で、作品の魅力、そして彼女の魅力、成長をお確かめ下さい。

【アニメキャラの魅力】激動の魔法少女「フェイト・テスタロッサ」の魅力とは?
『魔法少女リリカルなのは』は、原作がパソコンゲームであり、サブキャラであった「高町なのは」のスピンアウト作品として誕生した作品です。途中からは完全にアニメオリジナルのキャラクターばかりとなり、今では多くのファンを獲得しています。

さらに、『魔法少女リリカルなのはStrikerS』では、「フェイト」をはじめ、主役が10歳成長します。「フェイト」の声をあてているのは水樹奈々さん。ファンの方ならもはや説明不要ですし、ファンでなくとも知名度は高いでしょう。なお、本文中では簡略化のために「As」を第2期、「Strikers」を第3期、「VIVID」を第4期と表現いたします。

■[第1期]「クール」のち・・・
第1期では、なのはとユーノの目の前に立ち塞がるポジションだったフェイト。外見は黒ベースの服に赤黒のマントがトレードマークで、長い金髪とのコントラストが印象的です。愛用のデバイスである「バルディッシュ」は無口で渋い感じでフェイトをサポートします。

遠距離魔法中心のなのはと対照的に、遠近両方の魔法を使いこなす卓越した戦闘センスを持つフェイト。母親であるプレシアによって作り出された、いわゆる人工生命体であり、はじめは母親の目的である「ジュエルシード」の入手に暗躍し、プレシアと使い魔のアルフ以外の言葉を聞き入れませんでしたが、最終的になのはの声を聞き入れ、なのはのことを唯一無二の存在として受け入れます。母親に裏切られ、失意の底にあったフェイトを救ったのはなのはだけではなく彼女自身であるともいえるでしょう。

■[第2期]は一転して、人懐っこさが・・・
第2期では、フェイトが一段と成長し活躍します。母親であるプレシアが起こした事件に加担していましたが実質無罪に。保護観察を受けるなど行動に多少の制限はあるものの、途中からは留学生という形で私立聖祥大附属小学校(なのはと同じ学校)へ通うことになります。(実際になのはと同じ年齢であるかどうかは諸説あるようです)

第1期では敵対する側であった時空管理局のリンディから養子縁組の申し出をされており、当初は保留していたものの事件終結後にそれを受け入れ、以後「フェイト・T・ハラオウン」を名乗るように。戦闘になれば卓越した戦闘技術を発揮し、守護騎士のシグナムとの初戦ではシグナムをうならせるほどの実力を発揮(敗れてしまいますが)。一番のフェイトの成長は、闇の書にとりこまれたフェイトが見た夢をふりきり、現実へと戻る決意をしたことでしょう。

■[第3期以降]なのは、はやてと同様、見守る立場へ・・・
10歳成長したフェイト。なのはを遥かに超える身体の成長ぶりを見せます。なのは、はやてと同様に魔力リミッターがかかり、もっぱら後進の育成に励むフェイト。とはいえ、黒幕と交戦したり、その実力はさらに向上しているようです。また、ヴィヴィオから「フェイトママ」とよばれるなど、なのはとも親友であり続けています。

リリカルなのはの登場人物の中でもっとも激動の人生を歩んでいるのが「フェイト・テスタロッサ(フェイト・T・ハラオウン)」ではないでしょうか?まだ作品を観たことがないという方は是非、『魔法少女リリカルなのはシリーズ』をご覧になって頂き、ご自身の目で「フェイト・テスタロッサ」の魅力をご堪能下さい。

声優「田村ゆかり」が演じる人気アニメキャラクターランキング
「ゆかり姫」や「ゆかりん」の愛称で親しまれている声優の田村ゆかり。自称永遠の17歳という彼女は、声優としての活躍はもちろんのこと、歌手としても精力的に活動しています。今回は、さまざまなキャラクターの声を使い分ける人気声優・田村ゆかりが演じるアニメキャラクターのランキングを調査してみました。

■声優「田村ゆかり」が演じる人気アニメキャラクターランキング
1位:高町なのは(魔法少女リリカルなのは)
2位:テンテン(NARUTO)
3位:古手梨花(ひぐらしのなく頃に)

1位は《高町なのは(魔法少女リリカルなのは)》がランク・イン。「全力全開」が決め台詞のキャラクターで、本シリーズ序盤の主人公でもあります。もともと幅広いキャラクターを演じ分けることの多い田村ゆかりですが、この物語では9歳の《高町なのは(魔法少女リリカルなのは)》、そして19歳の《高町なのは(魔法少女リリカルなのは)》を見事に演じ分けています。

2位は《テンテン(NARUTO)》がランク・イン。しっかり者の《テンテン(NARUTO)》は、くノ一になるべく日々努力している姿が印象的なキャラクターです。実は台湾の女優シャドウ・リュウをモデルとしたキャラクターで、《テンテン(NARUTO)》という名前は彼女の昔の芸名でもあります。

3位は《古手梨花(ひぐらしのなく頃に)》がランク・イン。数奇な運命を背負った少女《古手梨花(ひぐらしのなく頃に)》は、《高町なのは(魔法少女リリカルなのは)》や《テンテン(NARUTO)》とはまた違った味を持つキャラクターです。子供っぽい面を見せることもあれば、時に大人のような冷静な面を見せることもあるため、田村ゆかりの持ち味が十分発揮されたキャラクターの一人だと言えそうです。

この他にもさまざまなキャラクターを演じ分けている田村ゆかり。1997年の「吸血姫美夕」以降、多くのキャラクターで経験を積んできた彼女の活躍は、今後も見逃せませんね!

『魔法少女リリカルなのは第4期シリーズ』として『魔法戦記リリカルなのはForce』と共に発表された。

時間軸としては、『StrikerS サウンドステージX』と『Force』の間で、『Force』の2年前である。 『-THE GEARS OF DESTINY-』で登場するヴィヴィオとアインハルトはこの時間軸上から飛ばされてきている。

主人公「高町ヴィヴィオ」と「アインハルト・ストラトス」の2人の関係を軸に描く、「今までのなのはシリーズよりももう少しゆるめで、もう少し魔法少女っぽい物語」として企画された。重い展開の戦いでなくても、心のあり方、悲しみに立ち向かう強さを描くことはきっとできる、という主旨のもとつくられたスポーツ格闘魔法少女まんがである。ほのぼのとした明るい日常をメインに描かれており、風呂や変身シーン等、ファンサービスが豊富であることも特徴。特に第11話(単行本2巻掲載)は、『コンプエース』連載作品としては珍しい乳首の描写があることで話題になった。また、ストライクアーツ、模擬戦等、スポーツとしての格闘シーンも多い。

2014年8月15日にテレビアニメ化が発表され、2015年4月から6月まで放送された。全12話。

本作以前の『魔法少女リリカルなのはシリーズ』のテレビアニメシリーズから一部の担当声優は続投しているが、スタッフは一新されており、制作は同シリーズを担当したセブン・アークスからA-1 Picturesに変更され、製作はキングレコードに加え、劇場版シリーズと同じくアニプレックスが参加している。なお、同シリーズのテレビアニメとしては初めてBS放送局・BS11でもネット。

テレビアニメ第3期『魔法少女リリカルなのはStrikerS』同様、1人で複数役を担当する声優も多かった。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 32

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

己の強さを証明するため。守りたいから。格闘技が好きだから。私たちは戦うの。

「魔法少女リリカルなのは」シリーズの4期にあたります。

これまで、
無印(1期) → A's(2期) → StrikerS(3期)
と順番に見てきました。

キャラの相関性はありますが、
ストーリーは別物なので、vividからの視聴でも問題ありません。

が、私なら4期よりも
1期や2期を観ることをおすすめします。笑

ちなみに、これまでのなのはシリーズでは、
(一応)なのはが主人公でしたが、

今回から完全に主人公交代です。
なのはの養女・ヴィヴィオが主人公です。

なのはにロリが帰ってきたよ!笑

全12話です。


● ストーリー
高町ヴィヴィオ、小学4年生。
魔法学院に通いながら、格闘技の練習に一生懸命な毎日。

道端で腕利きの格闘家に試合を申し込んでくる武闘家の噂が持ち上がる。

実際に試合を申し込まれたノーヴェ(ヴィヴィオたちのコーチ)は、
武闘家を追い込み、力になりたいと申し出る。

武闘家である彼女の名は、アインハルト・ストラトス。
己の強さを証明するために戦っていた。


タイトルに「魔法少女」という名がついている通り、
今までは魔法メインだった作品。

そこに“格闘技”という要素が加わりました。

というか、序盤は格闘技メインで、
「魔法少女どこいったww」状態でしたw

さらに、これまでのなのはシリーズでは、
なのはvs敵な構図がはっきりしていましたが、

今回は敵というものが存在しません。

平和な世界で、
純粋に格闘技を楽しんでいます。

ヴィヴィオとアインハルトの関係のような、
ライバルや仲間と呼ぶのがふさわしいキャラばかりです。

これまでのなのはシリーズとは変わって、
終始平和で明るい雰囲気。

続編というより、
スピンオフと呼ぶのがふさわしいのではないかな、と思いました。

私が一番楽しめたのは、
大人チームも子どもチームも入り混じった合宿編(4~7話)。

特に6話~の模擬戦は、
全員の魔法格闘戦が同時に楽しめて、一番盛り上がりました♪

8話以降はヴィヴィオの活躍がガクッと減り。

いよいよ次がヴィヴィオの見せ場か…
というところで終わってしまいました。

次作「ViVid Strike!」に続くのかな?と
思ったらそういうわけでもなさそうで、
とても中途半端な最終回でした^^;


≪ 登場する、様々な魔法 ≫

3期分の積み重ねでキャラが豊富になり、
魔法の種類も豊富。

12話視聴を終えた今でも、
全然名前がわかっていませんw

キャラによって魔法にも個性があるのは確かで、
いろんな戦い方を楽しむことができました^^


≪ お色気も ≫

魔法少女ものには付き物?な
変身シーンもありますし、

なのはたち大人チームには
アダルトなお色気も。笑

それ必要?なタイミングで、
ふとお色気シーンが放り込まれていましたw


● キャラクター
主人公とライバル主人公のキャラ関係は、
今までのなのはシリーズとよく似ています。

主人公・ヴィヴィオが陽なら、
ライバル主人公・アインハルトは陰。

陽のヴィヴィオと陰のアインハルト、
タイプが違うからこそ惹かれあう二人。

今回からの主人公・ヴィヴィオ(cv.水橋かおり)は、
明るくて優しくて元気いっぱいの、
まさに主人公な女の子です。

さすがなのはが育てているだけあって、
とてもまっすぐな良い子です^^

水橋さんの声もクセになる可愛さです♪

アインハルト(cv.能登麻美子)は、暗くて重い雰囲気ですが、
目標だけに囚われがちな自分を省みることのできる、
強くて優しい女の子です。

だけど、これまでのライバル主人公と比べると、
暗いだけであまり魅力を感じられませんでした。

初期のなのは&フェイトと立ち位置が似ているようにも思いますが、
いまひとつ魅力的に思えなかったんだよなー。

途中で新たなライバル主人公が登場したのは、
そのせいのテコ入れなのかしら?笑


● 音楽
【 OP「Angel Blossom」/ 水樹奈々(作中ではフェイト役) 】
【 ED「Pleasure treasure」/ 田村ゆかり(作中ではなのは役) 】

初代から変わらないコンビですね♪

OPは切なくかっこよく、EDは可愛く。
やはりなのははこうでないと♪

今回はOPの方が好きです^^


● まとめ
魔法少女ものとして人気だったシリーズも迷走中…?

確かに同じテーマ&内容だったら飽きられてしまいますが、
この方向性なら、続編は見なくてもいいかな。

勝者と敗者それぞれがやるべきことなど、
スポーツにおける葛藤や強さを見せてくれたのは、よかったです。

ただ、ストーリーの終わりが中途半端だったのが、
特に大きなマイナスでした。

少女バトルものが好きな人なら、
最後まで楽しめると思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「StrikerS」キャラ総登場の前半は楽しめたが・・・後半ブツギリの《迷作》

『魔法少女リリカルなのは』シリーズのTV作品としては『StrikerS』(2007年4-9月)以来8年ぶりとなる新作で、それなりの期待を背負って放送された作品でしたが・・・

(1) タイトルに書いたとおり{netabare}『なのはStrikerS』の敵・味方双方のキャラが総登場し、それに新キャラも加えての激しいバトル・トレーニングが繰り返される前半(第1-7話前半まで){/netabare}は、個人的になかなか楽しめたのですが、
(2) {netabare}彼女らの目標となる格闘競技大会がアナウンスされる{/netabare}第7話後半からの展開はまさに「どうしてこうなった???」

◆実は分割2期の前半だったのでは?

上記のとおり、本作は第7話途中まで(前半)と、それ以降(後半)とで、明らかに作品内容がブツギリ状態になっており、それぞれに個人評価を付けるとすれば、(前半) ★ 4.3 (後半) ☆ 3.7 で、全体としてギリギリ ★ 4.0 で合格点、といったところでしょう(※私が個人的に『なのは』シリーズが好きなこともあって高めの評価にしていますが、一般的な評価はもう少し低くなると思います)。

原作マンガのシナリオどおりだったのかも知れませんが、アニメとしては実に中途半端なところで終わってしまって、これでは視聴者は困惑するだけでしょう(序盤に色々出てきた{netabare}古代ベルカから続く因縁{/netabare}も全然回収されていないし)。

本作の後しばらくして、本作からのスピンオフ作品『ViVid Strike!』が制作・放送されているので、本来ならば、ここで本作の続編が制作・放送される予定だったのかも知れませんね。

いずれにせよ、この終わり方では、なのはファンも全然納得しないと思うので、何とか続編を制作して欲しいものです。

◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

※作品舞台は、{netabare}『なのはStrikerS』に描かれた「JS事件」から4年後、新暦0079年の春(なのは&フェイト23歳、ヴィヴィオ10歳(小学4年生に進級))。{/netabare}
※なので、前作『なのはStrikerS』の視聴はやはり必要だと思います。

============= 魔法少女リリカルなのはViVid (2015年4-6月) ===========
{netabare}
Memory;01 セイクリッド・ハート ☆ ベルカ聖王戦争の伝承、ヴィヴィオ大人モード
Memory;02 アインハルト・ストラトス ★ 覇王イングヴァルト(アインハルト、中等部1年)vs.ノーヴェ、記憶継承者
Memory;03 本気の気持ち ★★ ストライクアーツ(ヴィヴイオvs.アインハルト)、大人モードの再戦
Memory;04 ブランニュー・ハート ★ 高原合宿(ルーテシア経営ホテル)
Memory;05 サプライズ・アタック ☆ 続き、温泉回 ※『なのはStrikerS』を見てないとちょっと厳しいかも?
Memory;06 マッチアップ・デュエル ★★ 模擬戦
Memory;07 ニュー・ステージ! ★ 続き、魔法戦競技への誘い、参戦者紹介
Memory;08 ライバル! ☆ それぞれの特訓、選考会(ヴィヴィオ、ミウラ)
Memory;09 インターミドル・チャンピオンシップ ★ 予選開始、ミカヤvs.ミウラ
Memory;10 勝利のために! ☆ 続き、雷帝ヴィクトリアvs.シャンテ、アインハルトvs.コロナ
Memory;11 覇王の拳・創主の願い ★ 続き
Memory;12 決着の意味 × 続き ※中途半端なところで時間切れ{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)5、☆(並回)4、×(疑問回)1 ※個人評価 ★ 4.0


OP 「Angel Blossome」
ED 「Pleasure treasure」

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

58.8 4 格闘で友情なアニメランキング4位
一騎当千 XTREME XECUTOR[エクストリームエグゼキューター](TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (156)
921人が棚に入れました
孫策伯符率いる南陽学院と頭首・劉備玄徳の成都学園が同盟を組み、魔王・曹操孟徳の許昌学院に戦いを挑んだ「赤壁の戦い」。それは孫策たちの勝利に終わり、魔王の魂も闇の世界へと消え去った。だが戦いの跡地、誰もいなくなった廃工場に復活するひとつの影――。数日後、許昌学院に上半身ジャージ姿でリュックを背負い、髪をアップに束ねた一人の女子高生が向かっていた。許昌学院に着いた彼女は、たむろしている闘士に尋ねる。「お兄サン、退屈してんの?だったらアタシとヤル?」油断している闘士たちを倒し、曹操のもとへ案内するよう詰め寄る少女。次々と現れる許昌の闘士を薙ぎ倒しながら放送室を占拠した彼女は名乗った。「ボクは涼州高校一年、馬超孟起! ボクと勝負しろ、曹操孟徳!!」闘士たちの運命の歯車が再び動き始めた今、新たな戦いの幕が上がる――!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

いよいよ4期目に突入しました^^; 

この作品は、一騎当千の4期目に相当する作品です。作品に繋がりがあるので未視聴の前作作品がある場合は、そちらからの視聴をお薦めします。

第1期『一騎当千』
第2期『一騎当千 Dragon Destiny』
第3期『一騎当千 Great Guardians』
第4期『一騎当千 XTREME XECUTOR』

物語は、これまで三国志上欠かす事のできない中心人物である孫策 伯符(そんさく はくふ)、劉備 玄徳(りゅうび げんとく)、そして曹操 孟徳(そうそう もうとく)が己の秘めたる力に気付き、周囲の勢力を巻き込みながら大きな3国の勢力が確立します。

そして、歴史上実際に起こった「赤壁の戦い」がこの物語でも展開されて大きな争いは一旦幕を引きました。
これが2期までの大まかな物語の流れです。

今振り返ってみると、3期に相当する作品は「嵐の前の静けさ」「争いの小休止」という位置付けだった思います。
バトル中心・・・というより、登場人物の揺れ動く心模様がしっかり描かれていたので、登場人物それぞれの胸に秘める思いをより一層強く感じることができました。
これまでの登場人物のイメージがより掘り下げられたので、これまで抱いていた気持ちが変わってしまうキャラが出るくらい・・・印象に残った作品でした。

こうして4期を迎えた訳ですが・・・
各地で度々起こっていた小競り合い・・・ある小競り合いがきっかけで再び各国の美闘士たちが拳を交えることとなります。
戦いの行方は・・・是非本編をご覧下さい^^
そして、新たに馬超 孟起(ばちょう もうき)が物語に加わってきます。

登場人物もだいぶ増えてきました・・・
だんだん名前も覚えられなくなる頃なのですが、馬超は一度見たら忘れる事はない・・・
と思えるくらい強烈な個性を持ち合わせているので、今回は覚えられない事はありませんでした^^;

4期における馬超の言動には幾つか不思議な点があります・・・
孫策 伯符(そんさく はくふ)の強さに憧れ弟子入りするも、最終的には劉備 玄徳(りゅうび げんとく)のいる成都学園に入るんですよね・・・^^;
個人的には孫策の弟子のままで良かったんじゃ、とも思いましたが・・・
所謂勾玉の運命に導かれた結果・・・つまり、史実である事を後から知りました^^;

そう考えて登場人物を少し調べてみましたが・・・
時代、性別、容姿はまるで違いますが、細かな設定や史実に忠実だったりと
この作品の異なる一面を知ることができました^^;

一報、作画の方ですが・・・予想通り、3期より確実にレベルアップしています(//∇//)
4期目にもなると、個人的に思い入れの強いキャラなんかも出来てくるので、
キャラも内容的にも私にとって見応え十分な作品でした^^

今回4期を視聴しましたが、5期に相当するOVAがあって2014年新作も控えている・・・
これが視聴する上で一番安心させて貰えた事かもしれません^^;

1クール12話の作品です。
癖のある作品であることは否めませんが、この作品の世界観に慣れればきっと魅入る事のできる作品だと思いました^^

引き続き、5期に相当する「集鍔闘士血風録」を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

画が綺麗^^

XXは馬超孟起が中心となって話が進む。曹操に兄を殺された敵討ちをするために伯符に弟子入りするが、玄徳に助けられた恩から、師匠は伯符だが、玄徳を守りつつ曹操の仇討を目論むという設定だ。
一騎当千はストーリーの作り方が、分かり易くギャグ的要素もそこそこ面白いし、キャラも作品を輝かせている。
とにかく芸術的にエロっぽく洋服が破れるのはこれは芸術と思いましょうwここまで破れると、エロとかの次元じゃなくなるんだよねw作品の一部として楽しめばいいのではないかな(^^)
伯符の馬鹿っぷりもいつも通りだが、ここまで馬鹿だと責める気にもならないってラインを分かってますね。ほんとに心得てる。
馬超は個人的には好きなキャラです。まだ全然強いわけじゃないけど、作品の中でとても魅力的に描かれています。
 
一騎当千は、最初はなんかエロだけのつまらん作品かと思って観るかどうか悩んだアニメでしたが、案外面白いです。XXまで観ると、誰がどんな人かが分かってきて、新しいキャラが入ってきても迎え入れる体制ができあがっています。とにかくキャラが多いけれど、これだけしっかりと描き分けができているので、どのキャラも綺麗で個性的です。

初めての人がXXから観ても十分楽しめる内容だと思いますよ。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

AKIRA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

オリジナルストーリー

馬超はまぁ良かったが、孟獲や孟優のキャラが中途半端ですね

後は惰性で見てしまういつものパターンでしたw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

62.3 5 格闘で友情なアニメランキング5位
えとたま(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (357)
1623人が棚に入れました
干支娘。
動物を模した姿を持つ少女たちであり、その心に清らかなる魂を宿す神の使い。人々と神々を繋げるために生まれた天の架け橋。

干支神。
八百万のえと娘の中から選抜された12匹の神の使い。古来より日本を護ってきた聖なる十二支。60年に一度の干支神選抜祭・通称「ETM12」にて勝ち残った強者であり、えと娘たちの憧れの存在である。

刻は流れて現代。
今年も干支神選抜祭「ETM12」が開催される。日本全土から神在月のごとく東京・秋葉原に集まる数多の干支神候補=えと娘たち。

その中に、一匹の猫が存在した。
その名は、猫のえと娘にゃ~たんもっとも干支神に近いといわれながら、ネズミ属に執拗に狙われ、卑劣な罠により破れ続けてきた不遇のえと娘である。

干支神になる条件はたったひとつ。十二支全員に勝利すること。しかし、干支神の力は強大であり、この二千年間、十二支全員に勝利したえと娘は存在しない。

不遇のえと娘「にゃ~たん」と、普通の高校生「天戸タケル」が出会うとき……物語は始まる!


声優・キャラクター
村川梨衣、大原さやか、松井恵理子、巽悠衣子、相坂優歌、内田真礼、生天目仁美、小澤亜李、渕上舞、戸田めぐみ、佐々木未来、本多真梨子、花守ゆみり、下野紘
ネタバレ

麦茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

タケル 落ち込んでる

【タケル 落ち込んでる】(2015.5/4)

今回はネタバレ回避できそうにないので、ここから先は4話視聴してからオナシャス!


{netabare}良かった・・・本当に良かった・・・。
いやァ~ほんと、ウリたんが出てきたときはマジで涙が出ましたわw

もう何が怖かったって、好きなキャラが死んだままになってることよりも、まるでそれがなかったかのように次の回で登場キャラたちにギャグ満載で話を展開されることですよw
それにいくら上手くシリアス方面に持っていけたとしても、今までのギャグとの温度差というか、この作品の良さや空気感が180度変わっちゃいますからね。もうギャグ作品としてやっていけなくなるという大きなリスクもありました。

つまり、この作品が生き残るためには、どうあってもウリたんを生き返らせる他なかったワケです!

だからもうね、しれっと画面に出てきたときは嬉しさよりも安堵のほうが大きくて・・・
生き返らせたことでギャグとして一貫できていたので本当に安心しました。いやホント、かなり大げさに聞こえるかもしれませんが、私の中では今期1番好きだった作品を切るか切らないかという瀬戸際だったんです(´・ω・`)

でもこういう作品でキャラの死を一話ひっぱるのはどうかと思いますよ。絶対にあれは3話のCパートで生き返ってなきゃダメです。制作側の都合かなにか知りませんが、視聴者を不安にさせないで下さい(半ギレ)

まあ普段なら「あ~次の話でどうせ生き返るんだろうな」って軽く流せるところですけどねw
こないだやってたあのお船のアニメがどうしても脳裏をよぎってしまって・・・w

ともかく、無事同じレールに着陸してくれて安心しました。

また、今回の件では悪いところだけでなく、意外な良い一面も見せてくれたのは収穫でした。
基本ギャグメインの流れは相変わらずですが、にゃーたんが元気のないタケルを笑わせようと突飛なことをしだしたり、4話ラストにあった検索履歴のオチは今までの話にはないホッコリ感をもらえましたね。
こういったギャグの中に少し温かい話も交える展開は、色んな作品を見てきてもなかなかサジ加減の難しそうな印象を受けます。多少もっていき方の粗さは感じましたが、「こういうことも出来るのか」という可能性を見せてくれたのは大きいです。

もしかしたら、意外と真面目な展開もイケるかもしれませんね。
絶望的な3話から一転、これから先の期待も高まる濃い一話だったと思いました。


(追記・・・)
けっこう褒めてばかりの4話でしたが、実はかなりガッカリした部分もありまして・・・。

今回のバトル、かなりショボくなかったですか?w
なんすか「あっち向いてホイ」って。

ウサたんの変身バンクは可愛らしくて文句はないですし、そのあとのテーブルのくだりも特殊な重力が働くギミックのバトルフィールドを使った楽しいバトルが見れそう!って期待感をしっかり煽ってくれました。

したらこれだよ!!!

てかバトルと関係ないなら何のためにテーブルの件を用意したんだwww
まあ、内容的には可愛さをうまく活かせていたのでそこまで悪くはありませんでしたが、これまでの戦闘シーンが凄まじかっただけにかなり肩透かしをくらった形になりました。
(にゃーたんが思いっきり「あっち向けェー」って言ってたのは声出して笑いましたw)

う~ん、次回はどうなるんでしょうね~。まあまだ序盤なので気長にいきますか。{/netabare}


【深呼吸をします】(2015.4/24)

{netabare}あまりのことに前回の投稿で取り乱しちゃったけど・・・ よく考えたらこういう作品でそういう展開はしないよね(´・ω・`) というかもうそう思うことにします。じゃないと気が気じゃなくて一週間生き抜くことができません。

なんだろ・・・こんなに次の話が待ち遠しかったことって今まであったかな・・・。それも先の展開が気になるワクワクとかではなく、作品の行方に対する不安からとかいうマイナス方面の感情で・・・w

私としては、このまま当たり障りのないストーリーと、お惣菜で揃えた夕飯みたいな可もなく不可もないギャグを続けてくれれば良かったんですよね。毎回特に笑いもしないまま真顔でギャグパートを見終わり、でもたまにクスッとできるところもあって、そんな実家で過ごす休日のような、退屈だけど少し安心感のある温かい時間がとても心地よかったんです・・・。
後半にはちゃんとデザードも用意してあって、胃のもたれるようなギャグも圧倒的な3DCGでスカッと爽快してくれる。もうそれだけで本当に満足だったんですよ。

なんか書いてたら泣けてきました・・・。



余談ですが、そもそもこれだけ可愛さを全面に押し出したキャラクターが形だけでも死ぬ描写があるというのは、ほんとにキツイものなんですね・・・大方ギャグで生き返ると思いますけれど。

1話のバトルではまだあまりキャラに思い入れがなかったので気にならなかったのですが、デフォルメされた可愛らしいキャラクターがボコボコに痛めつけられる姿は正直かなりクるものがあります。ぶっちゃけ心が物凄く痛いです。にゃーたんが膝蹴り食らってリョナ顔晒したときとか心臓がドキッてしました。

そんな精神状態からのこの仕打ち。

ウリたんの頭に剣が刺さって、放り投げられた体の脱力感が・・・。
プラーンとしていて・・・。まるで本物の死体みたいで・・・。

青汁プシャーまではギャグだったのですが、いちいち暴力描写が高すぎるクオリティで描かれるので、映像が演出する情報量が「ウリたんの死」を繊細に表現しすぎちゃってるんですよね。
もうちょっとあの場面はギャグ寄りにしてくれないと私の豆腐メンタルにはダメージが大きすぎますよ・・・。クオリティが高すぎる故の弊害というものを初めて見ました。白組はなんてものを作ってしまったんだ。

そんな+αもあって、絶対に誰かが退場する展開はこないと思っていた干支魂でのこの出来事は、私からしたら今期のきんモザで死人が出るレベルのショックでした。なんというか、ある日突然学校のクラスメイトが不慮の事故で亡くなったかのような。そのくらい唐突でえげつなく、正直吐きそうでした。
名作などを見てるときにキャラクターが死んたりして泣くことはありますけど、あれはどちらかというと(不謹慎な上に語弊がありますが)簡単に言えば感動に近い感じだったんです。

こっちは単純に絶望しました。

ショック過ぎて見たあと全く寝れませんでした。
ミンキーモモの最終回並のトラウマでした。

つーかギャグならCパートで生き返らせろやああああああああああああ!!!
追悼EDとか流してんじゃねーぞオラアアアアアアアア!!!

ほんとたのんますよ(´;ω;`)ウッウッ{/netabare}



【はああああああああああああ!?】(2015.4/24)

{netabare}ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ

なんじゃそりゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

ギャグだよね!?次回予告は平穏そうだったしちゃっかり4話も出てくるんだよね!??!!?!??
お願いだよおおおおおおおおおおおおおお艦これみたいにならないでくれええええええええええええ

うわあああああああああああいやだああああああああああああああああああ

本当にお願いします今期1番期待してるんです本当にお願いします今期1番期待してるんです本当にお願いします今期1番期待してるんです本当にお願いします今期1番期待してるんです本当にお願いします今期1番期待してるんです本当にお願いします今期1番期待してるんですお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いします

よろしくお願いしまああああああああああああああああああああす ポチッ{/netabare}


【OPで視聴確定しました】(2016.4/15)

{netabare}ハイ来ちゃいました今期の覇権枠。

キャラデザ原案はたしか化物語とかで有名な渡辺明夫さんだったハズ。
ところどころに言われてみれば~って雰囲気を感じますね。

そんなキュートな十二支の擬人化キャラたちと送る、90年代的なノリのギャグハーレムものって感じになるのかな?1話を見た限りでは、主人公が仏かと思うくらい悟りを開いて煩悩を取り払っているので、恋愛とかそういう方面にはあんまり進展しなさそうですね。

そして肝心の内容なんですが・・・。

正直ギャグはそこまで面白くないです。十二支ネタをいつまでも引っ張っていたのはさすがにくどく感じましたし、町中で中国語?の呼び方を連呼していたのは単純に何がしたいのかわかりませんでした。
他は概ね良い感じなんですけどね。というかテンポがかなり軽快で勢いがあるので、そこまで笑えないハズのギャグも耳に障りません。やっぱりギャグはテンポですよね。そこをしっかりとわかっている演出でした。

では何故私の今作に対する評価がここまで高いのかと言うと・・・。
すべてはこの「白組制作の圧倒的な3DCGアクション」に集約されます!

いやホント、戦闘シーンだけ見たらFateにも引けを取らない出来だと思うんですよ。
特にキャラの動かし方が圧巻で、本当に3Dモデルかと思うくらいセルルックでヌルヌルと細部までモーションが行き渡り、それをこれまた脱帽するほどセンスの良いカメラワークでキレのあるアクションへと昇華させてるんです!!
もう初めて見たとき笑っちゃいましたよ。なんなんだこれは。 だてに数々の名作でCGムービーの制作を任されてきたワケじゃありませんね。こと3DCGに関しては今期最高峰と言っていいでしょう。

しかも作画が3DCGへ切り替わる際に、変身バンクを挟んでから謎空間に転送されるので、よくある突然手書きの中に3DCGをぶっ込んでくるアニメと違いすんなりと映像が目に馴染んできます。おかげでアニメとして描かれた世界観にまったく違和感を生んでないんですよね。こういう細かな工夫、配慮って大事だと思います。
(余談ですが、SHOW BY ROCK はここが少し弱く感じました)

また、忘れちゃいけないのが今作のオープニング。

ヒロイン役の村川梨衣さんが歌う、今どき珍しい如何にもな感じのアニソン。それがまた作品の雰囲気と完璧にマッチしていて、アニメの導入としての役割をしっかりと果たしてくれています。単体で見てもクオリティはかなり高く、特にサビに入ってからの疾走感が凄いので、あまり興味のない方もまずはOPムービーだけ試しに目を通して欲しいかな~と思います。

ちなみに個人的な評価でいえば今期OPでNo.1です。そのくらいハマってます。
というかりえしょんってこんな歌うまかったんですね。戦闘BGMも格好良く展開をしっかりと盛り上げてくれますし、今作は目だけてなく、耳でも楽しませてくれるのが強みだと思いました。


まあ1話を見た段階ではこんな感じですかね~。

けっこう癖のある作品だとは思うので(特にギャグが)、やっぱり視聴層が限られちゃうのは仕方ないことだとは思いますけども・・・。もう少し人気があってもいいと思うんだけどな~w どこで評判を聞いてもボロksに言われてて泣きそうですよwww

まあ私は応援してますよ白組さん。圧倒的なアクションシーンで見返しちゃってください。
ということで、今回はこのくらいで失礼します。閲覧ありがとうございました。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

紙だ (感想はまだ途中)

ただ・・・バトってくれれば良かったのに。

心がバキバキに折れてしまったので、
今回は特別ゲストに私の思いの丈を代弁してもらいます。
{netabare}
【GUEST】
伸太(のびぶと)、ツインテール萌え・他力本願
ヅラえもん、ケモナー特に猫耳萌え・物を与えるが答えは与えない

【閑話休題して閑話】
D:シアンたんはぁはぁ、シアンたんはぁはぁ、ついでににゃーたんはぁはぁ・・・
N:ヅラえも~ん
D:なんだいノビト君?
N:えとたまが思ったより面白くなかったー!
D:何を言っているんだい、にゃーたんがセーラー服っぽい服装で、
  肌色が多くて、これ以上に何を望むというんだい?
N:1話とぴよたん回ともーたん×ちゅーたん回以外ひどかったー
D:本当にノビト君は我が儘だね。で、どうしたいの?
N:文句言ってくる!タイムマシーン貸して
D:え、文句って制作会社に?
N:そう、ぼくが考えるえとたまにすれば、人気上昇、円盤売れ過ぎてウハウハに違いない!
D:あんまり人に迷惑をかけるのはどうかと思うけど、
  自発的に何かをしたいというのなら止めはしないよ、はい
N:ありがとう、ちょっとガツンと言ってくる

・・・

N:ヅラえもんダメだった~
D:そりゃそうだよ、多くの視聴者が「オレのこの素晴らしい意見を聴いてさえいれば」
  と思ってるけど、まずつまらない、責任もない、お金もない、
  そんな人の話を誰が聞くと思ってるんだい?
N:そんなこと言われても・・・じゃあ『もしもBOX』貸して
D:あのねノビト君、僕の話を聞いてたかい?道具を使って権利を掴んだり、歴史を改ざんしても、
  悪化することはあっても良くはならないよ、それに「監督になりたい」とか限定的なのは無理だから
N:むむむ、よく分かったね僕の考えが・・・じゃあどうすればいいの?
D:この作品のイイところを思い出してごらん?
N:うーん、うりたん?
D:(ちっ、だからツインテール萌えは)
N:何か言った?
D:別に。
  そうだね、声優さんはいいところ揃えてると思うから、
  過去の作品と照らし合わせてギャップを楽しんでみたらどうだい?
N:そんなこと覚えてないよ
D:じゃあ、うーん、キャラデザが○物語の人と同じだから、化物○を見直して、
  ちゃけるが内臓をはみ出してることでも想像したらどうだい?
N:そんなの想像するだけで痛いよ!
D:あれもダメ、これもダメ、本当に君は贅沢だね
  じゃあ、シズクちゃんがあの13人のコスプレしてると思って見てごらん?
N:そうか、ありがとうヅラえもん、ちょっとタイムマシンで見てくる!
D:もう、VHSしか持ってないからって道具の無駄遣いを

・・・

N:・・・これだったらシズクちゃんにコスプレしてもらった方が良かった
D:だろうね
N:もう、役立たず!なんかもっといいものないの!!
D:だまれ小僧! 貴様に猫耳の何が分かる!!!!!
N:あー、ごめん言い過ぎた
  分かったよ、もうちょっとがんばってみる
D:うん、少しはがんばってみる気になったね♪
  それなら楽しめる道具はなくもないかも
N:お、いいモンもってんじゃん
D:あ、ノビト君、説明する前に取らないでよ
N:ん? 何これ、本??
D:それはねbuonというどうしようもないアニオタが愛と時間を無駄に注ぎ込んだプロットだよ
  そう『buonのプロット』
N:これを読めと?
D:ノビト君、苦労をせずに何かを得られることはないよ
  これは心を籠めて読むと映像イメージが頭の中で流れるかも知れない道具なんだ
  プロットが何だか分からない人が書いたこれを読む覚悟はあるかい?
N:いや、あの~
D:やる気を出して、ひとの道具を勝手に奪ってまでがんばろうと思ったんだよね
  まさか使いもせずに返すなんて、臆病者みたいなことはしないよね
  まあ臆病者でビビリでどうしようもないなんて君にはぴったりだけどね
N:ぐぬぬ、ちょっと待っててよ、今に目に物見せてくれるよ!バン!!
D:ふふふ、やっとやる気になったね♪

・・・ゴゴゴゴゴ、buonのプロットは開かれた ※未完
{netabare}
~あらすじ~

にゃーたんは記憶を失っていたが、干支神になる思いだけは残っていた。
そのためには十二の干支神に戦って勝たなければならない。

ETM12はバトルで勝つこと。
ルールは簡単、
①降参を宣言させること ②気を失わせること ③魂が敗北を認めること
の3つ、基本は前者の2つだ。

かわいくも血みどろなキャットファイトが始まる

【作品の流れ】
・基本一話に一回バトる
・にゃーたん、ちゃける、うりたん、とスポットキャラ以外はそんなに出てこない

1話 猫娘揚々 TV版と変わらず
2話 愛縁奇牛
TV版とバトルまでの大筋は変わらない
バトルではもーたんの圧倒的な力の差でにゃーたんにセクハラの限りを尽くす
「こんな可愛らしいキャラにここまで」とBPOに数通苦情が寄せられるような内容。
決め手は必殺『苗球拳(キャットナックル)』
両手を突き出してダイブしてきたもーたんの懐に飛び込みカウンターで顎に決める。
気を失いKO。





{/netabare}

{/netabare}

キングってキャラいたけど、あれ何考えて出したんだろ?
あーいうの絶対良くないよ、ただでさえキャラ多いんだから。
もっとキャラを大切にしてほしい。

結構有名な声優さんが出ている(ちゃけるを含め、5人ぐらい知ってる…wiki見たら6人も知ってた!)
ので、好きな声優さんが出番多かったら見たらいいんじゃないかな。

ただ、声優さんと作品の面白さって、相関関係なさそうだよね~zzz





そういえば、最近は今期のマイランキングを書き忘れてるから久しぶりに書いてみるかな。
ちょこっと変えてみるかな。

2015年春アニメ(2クールものも含む)ランキング
{netabare}
1位 しょくさいのソーマ
2位 俺ガイル2期
3位 てーきゅう4期
4位 てさプル

===楽しかったの壁===

5位 Show by rock
6位 レーカン
7位 俺物語

~~~まあまあの壁~~~

8位 です!
9位 えとたま

/\/\/断念\/\/\

10位 ぷらちっく
11位 ぷれあです

・・・なんだかんだで結構見たなw
{/netabare}

2015年冬に終わったアニメランク{netabare}

続く 中途半端な分は気が向いたら書くかも、てへぺろ♪
{/netabare}





★一和歓送→{netabare}

2015.04.11 03:20 ★★★★☆ 4.6
『神だ』
物語 : 4.5  作画 : 5.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5


・・・え、神アニメ!?





な、なにこれ、名作じゃん!?!?!?

ちょま、落ち着こう。





さて、干支から来ているだろう「えと」が付いてる、ただそれだけの理由で見たこの作品、
まさかのバトルアニメ。
いや、ギャグと萌えとバトルのアニメ。

何がイイって?
テンポ。

あと作画。

あとメタいネタも含めたギャグ。

あと意味不明なのに全然意味不明じゃない。

あと健全なエロス。

あと主人公、男の方が下縁(したぶち)メガネで先入観でイラっとしたのにキャラはええ。

あとね、あとね、もう、なんかええ☆☆☆☆☆



なんか作中のテロップに、
不穏でピンとチンと反応した言葉があったけど、見なかったことにしよう。

っていうか、円盤はやくねwwwww

これ、元ネタゲームかなんかなのかな??

まあ何でもいいけど、今のところ、
新規で一番楽しみ♪



タイトルに載せたくなかったから最初の最後に、これ一話感想ね♪{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

2000年は長いですですw

全12話 オリジナルアニメーション作品

秋葉原のいわくつき物件に引っ越してきた高校生の天戸タケル(あまと タケル)は、そこで前から住みついている干支神を目指している干支娘にゃ~たんと出会いました。他の干支神全員とのバトルに勝利して干支神になれるのか?そしてにゃ~たんを異常に敵視しているチュウたんとの因縁とは何か?というお話を含みつつにゃ~たんを中心に他の干支神との日常を描いたギャク作品です。

制作側が「日本一うるさいアニメを目指す」だけあって、キャラが多すぎてドタバタしているので最初はとまどいました。

何より主人公のにゃ~たんが、わがままで怠け者で堕落した腹黒い(酷い主人公w)キャラを明るく描いていることもあり、うざかわいいキャラとなっています。CVは村川梨衣さん、イベントの舞台や番組で観るハイテンションなところが、にゃ~たんそのままでしたw

※にゃ~たんと闘う干支神を整理してみました。
子 チュウたん CV 大原さやか  十二支最強 異常ににゃ~たんを目の敵にしています。
丑 モ~たん  CV 松井恵理子  異常に何故かにゃ~たんが大好き アメリカナイズされている言葉づかいや格好をしています。
寅 シマたん  CV 巽悠衣子    中国拳法の達人。チャイナドレスを着ています。
卯 ウサたん  CV 相坂優歌   色々な事業を手掛ける野心家 バニーガールの服を着ています。
辰 ドラたん  CV 内田真礼   にゃ~たんの精神的な師匠。
巳 シャアたん CV 生天目仁美   噛まれると石化してしまう。{netabare}(治すのにカレーを頭からかけるというのも笑ってしまいましたw){/netabare}。古代エジプト風の衣装を着ています。
午 ウマたん  CV 小澤亜李   いつもここで詰まってしまうことを悲しんでいる。巫女のような衣装を着ています。
未 メイたん  CV 渕上舞     癒し系でナース服を着ています。
申 キーたん  CV 戸田めぐみ   イヌたんと一緒にいることが多い。
酉 ピヨたん  CV 佐々木未来   3歩歩くと忘れてしまう。でも負の部分は何故か忘れない。
戌 イヌたん  CV 本多真梨子   キーたんと一緒にいること多い。
亥 ウリたん  CV 花守ゆみり   本作品で色々な解説をしてくれる。「~ですです」を語尾につけます。{netabare}(最初、消滅したときウルウルしましたが次の週で普通に復活していたのは笑ってしまいましたw){/netabare}

ちなみに天戸タケルのCVは下野紘さん、GJ部のキャラのような喋り方でした。

キャラデザは化物語で有名な渡辺明夫さん、みなさん可愛い・綺麗なキャラばかりでしたね。

バトルするといってもチュウたん以外はみなさん仲が良かったですね。

また、バトルになると3Dの2頭身キャラとなりますね。なかなかの迫力でよく出来てました。

バトルといっても単に拳や技で闘うものから、競争、頭脳戦まで色々とそのキャラにある程度応じたバトルとなっております。

面白かったのはピヨたんとのバトルでしたね~{netabare}(「将棋は宇宙」は名言でしたw 将棋の修行とは思えなかったですねw){/netabare}

説明もきちんとされていて(ウリたんやアイキャッチの部分で)世界観も何となくわかり、ほとんどコミカルでギャグばかりですが少しはシリアスな部分もあり、最初から根底にあった伏線も最終には綺麗に回収されており{netabare}(チュウたんとにゃ~たんの仲や記憶がないこと){/netabare}、きちんと終わったのも良かったですね。{netabare}(チュウたんのデレ具合が可愛かったですね。にゃ~たんは殴られてばかりですがw){/netabare}

最終話はちょっとウルウルしてしまいました。でも楽しかったですね。

癖がある作品なのでオススメはしませんが、にゃ~たんのうざかわいさ加減w が大丈夫であれば、頭を空っぽにして観ることをオススメします。

OP にゃ~たん役CVの村川さんが元気に歌ってます。この作品らしい曲です。
ED 同じ曲をにゃ~たんと干支神の方が1話ずつ別々で歌ってます。この作品らしくないw 穏やかな曲ですね。好きな曲です^^

最後に、それぞれのお話で中心になったキャラのCV方がエンドカードを描いています。イラストを綺麗に描ける方もいてびっくりしました^^

投稿 : 2024/11/02
♥ : 33

61.0 6 格闘で友情なアニメランキング6位
喧嘩番長乙女 - Girl Beats Boys -(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (97)
459人が棚に入れました
主人公「中山ひなこ」は、高校の入学式に向かう途中、 とあるキッカケから県下一の不良男子校「獅子吼学園」に通う羽目になる。 "これが獅子吼の入学式"という、壮絶な大乱闘を前に驚くばかりのひなこ。 あわやその渦中に巻き込まれるところに、「箕輪斗々丸」と名乗る少年が現れ―――。

声優・キャラクター
山村響、KENN、蒼井翔太、細谷佳正、柿原徹也、前野智昭、代永翼、近藤隆

TAMA さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

全部観なくても良かった。

アーティストを売りたいのか?って感じとストーリーの薄さ、何も残らない感が半端なかったです。
棒読みセリフが聞いてて苦痛…

スパイク・チュンソフトだからゲーム原作なのかな?あまりの酷さに調べる気も失せました。
語りパートをやられてもアニメ観ただけの人には『?』しかないです。

ケンカ描写も酷い、仲間になるきっかけもチープ、歌パートにはしっかり時間を掛けてストーリーは二の次、ガヤさえもチープ…
しかし1番許せないのが最終回!手のひら返し、最終回なのに起承転結のチープさの際立ち、乙女ゲーをバカにしてる…等々散々だと思わされました。
本当に何で観たんだろうと思います。途中断念で良かった。『ダンガンロンパ』の会社だから観たのに。

一応良かった点は作画はキレイでした。

私からはオススメしません。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

<40> これでも乙女ゲー。

女子が男子を喧嘩でぶちのめす学園ものショート。この内容で乙女ゲーってあたりにおかしみ。毎回 OP をバックにストーリーが始まるあたりはイイんだけど、内容はゲームのイベント ムービーに毛が生えた程度。

<45> これでも乙女ゲー。
1 話視聴。
タイトル通り、女子が男子を喧嘩でぶちのめす学園ものショート。この内容で乙女ゲーってあたりにおかしみ。しかも PS Vitaって。
バトル シーン中心のアニメ化なんだと思うけど、さすがに短過ぎて、ダイジェスト感溢れる仕上がり。まぁでもこんなゲームあるんだと分かっただけでも収穫。
観ようかなどうしようかな。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

クローズを乙女ゲーにしてみたら。

[文量→一言 内容→酷評系]

【総評】
もしくは、「藤岡ハルヒ」の喧嘩が強かったら、でしょうか。

多分、細かな設定とかストーリーとか、どうでも良いんでしょうね。とりあえず男どもが格好よくて、それを女子なのに倒せれば。

なんか色々、突っ込んだら負けって感じがしました(苦笑)

【視聴断念(4話)】
{netabare}
勿論燃えられないし、勿論萌えられない。何を楽しみに観れば良いのか分からなかったので、4話で切ります。悪しからず。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11

63.8 7 格闘で友情なアニメランキング7位
ストリートファイター2 V [STREET FIGHTER II V](TVアニメ動画)

1995年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (37)
175人が棚に入れました
日本の南西諸島の中にある海宮内島できこりの手伝いをして生活しているリュウの元にある日、アメリカに住む友人、ケンから手紙が届く。そこには百ドル札とアメリカに来いという短いメッセージだけだった。とまどいながらもリュウは日本を離れる決意を固める。リュウはアメリカへと飛び立つ。アメリカの空港に着くとそこにはケンがリュウを待っていた。ケンに連れられ、ケンの自宅へと向かうリュウ。そこは見たことも無い豪邸だった。家に着き、ケンの部屋に案内されると、そこにはケンが勝ち取った数々のトロフィーが。それに見とれているリュウにケンが見せたいものがあると言う。
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

強靭な格闘家たちの熱い武闘伝!

「強いやつに、会いに行く」(CV:大塚明夫)の通り、

それまで喧嘩では負けなしだったケンとリュウが、ある男とのストリートファイトで敗北を喫したことから、世界中には表舞台に出ない強い男たちがまだまだ居ることを自覚し、強い相手を追い求め世界へ飛び出していく物語です。


原作のゲームは恥ずかしながら一度もプレイしたことがないのですが、ゲームキャラは何人か名前だけは知ってました。(ケン、リュウ、ガイル、春麗、ダルシム、ザンギエフ辺り)


全くゲーム内容を知らない状態で見始めた自分ですが、前述の通り分かりやすいストーリーなので全く問題なく楽しめました。

ケンとリュウが若さゆえ無茶をしすぎたりそのせいで危ない目に遭う様や、己の力を磨くため武道の道へ邁進していく様が、正に王道・正に青春といった感じで、なんだか爽やかな気持ちになれました。
{netabare} なんでも金と権力で解決してしまうケンにはむしろ生々しさを感じてしまいます・・・(笑) {/netabare}


キャラの個性が強烈ですね。春麗、ダルシム、ベガ様辺りが特に良いです。春麗は実に美しく、ダルシムは悟りきった風格があり、ベガ様は素晴らしい悪役ぶりでした。


何より格闘ゲーム原作なので、戦闘シーンは目を見張るものがありました。
キャラの動き、声優さんの演技(ケンの「セイヤ~!サァ!」って掛け声が最高)、効果音どれも凝ってましたね。

音楽もアニメのBGMというよりゲームBGMっぽくて(というか流用?)、普段アニメではあまり聴かないタイプの音楽でした。
大胆で壮大な音楽は、実に物語を盛り上げてくれました。


ただ、全体のストーリー進行に集中するあまり地味な展開が続く所もあったり、中盤(14話~)になってくるとダレてきたり、{netabare} バルログ編長すぎ・・・(笑) {/netabare}
あと作画の使い回しもけっこうありました。そこらへんはTVアニメなのでしょうがないですがちょっと残念です。


という感じで絶賛するには難しいですが、熱さもあってなおかつ暑苦しくなく爽やかな気分になれる、個人的にとても面白いアニメでした。


あとは細かいところで
{netabare} OPは後期(20話~)の「今、明日のために」が好きです。この中の春麗が動くシーンを担当したアニメーターさんは凄いと思う。EDだと前期(~19話)の「cry」が好きです。伸びやかで綺麗な歌だと思います。


戦闘シーン単体で見ると、
2話のガイルvsリュウ・3話のケンvsリュウ、リュウvsダムド・6話の春麗vsローリャン・12話のケンvsリュウ・25話のガイルvsザンギエフ・29話のガイルvs春麗、リュウ&ケンvsベガですね。瞬間的に超作画のときがあります。


好きな回は、

6話「秘伝見参!漲る気、波動の覚醒」
この回の波動の達人老師が良い味出してます。オリキャラみたいですが素晴らしい。

9話「ムエタイの巨星 壮絶、獄中交響曲」
ザガットと拳で語り合い、最後別れのときは無言で視線を交わし合う。この演出素晴らしいです。

12話「幻の真剣勝負 精神と肉体の間に潜む闘神」
ケンとリュウの真剣勝負。死力を尽くした死闘が見応えあります。

18話「美しき暗殺者 緑色の瞳、十字架の恐怖」
キャミィがタイトルですが、春麗vsベガが個人的に見どころ。服を破かれたりパンチラしたりこの回はお色気多いです。流石ベガ様、容赦ない視聴者サービスです。

29話(最終話)「死闘完結 全身全霊をかけたファイナルバトル」
やはり最終話だけあってお互いのフルパワー激突で見ていて楽しいです。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

風来坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

昔懐かしなんとやらという作品

対戦型格闘ゲームの金字塔であるスーパーストリート
ファイターシリーズの一つ、スーパーストリート
ファイタ-IIXを原作としたアニメ(1995年放送)。

ゲームを原作としたアニメということでゲームファンを
対象としたアニメかと思いきやゲームとは異なる設定が
用いられてたりしてやきもき。キャラクターの性格も
イメージとちょっと違うような?

そして極めつけは昔のアニメにありがちな
「おいおい(;・∀・)アリエネー」とツッコミたくなるような
シーンが盛りだくさんwその分BGMや効果音を丁寧に
選んでいるなと思いきやシーンが変わるごとにBGMが
ブチッ!ブチッ!なんてこともw
結構荒い仕事されるのね(;´Д`)

でもストーリーはとってもシンプルで分かり易く
バトルアニメらしい作りになってました。
まだまだアニメ=子供のものという意識の下で子供向けに
作られた作品ですからこのくらいのもんでしょう。
昔観た人が懐かしむ程度に観る作品でした。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

ひげ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

俺より強いヤツに待ちガイル!!

某作品の帯の煽り。マジ秀逸じゃん!!って思ってた。 が・・『おまえのとこ言わなかったの?』っていう興ざめな一言をくらった。考えた出版社の人がどうだかはしらん。でもたしかにガキって暇だからいろいろ考えるからな。でてくるセリフではあるな。あ、この漫画面白いよ。

さて当作品、ちょっと?w話もゲームと違うし年齢もちがうんだっけね。イマイチおもしろくなかった思い出。
羽賀さんの昇竜拳が印象的。案外声が悪くない。飢狼もなかなかデキよかったよね。まぁOPとEDだけ知ってればいいと思うwてか放送前に一回昼間かなんかにスペシャルやったっけ?

個人的には同じ製作陣でも映画版がイチオシ。あっちはちゃんとカプコンが指揮ってるのよね。彼の時代の始まりを告げた意味でもすごかった。カキコしてこよう。
あとはファミマガ?だかの漫画ね。たしかチュンリーのおっぱいみれるよ。あと師匠もあそこからだよね。
平城京何周年ってのもなかったっけ?ww

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

62.2 8 格闘で友情なアニメランキング8位
魁!!男塾(TVアニメ動画)

1988年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (61)
257人が棚に入れました
筆頭・剣桃太郎を始めとする男塾一号生のメンバーが、理不尽な教官や二号生らの強烈なしごきに耐え乗り越えたり、外の世間とのトラブルに巻き込まれ(というより、男塾の面々が騒動の原因の場合が多い)ながらも、知恵や人情、そして男気で解決していく。

声優・キャラクター
堀秀行、山口健、屋良有作、銀河万丈、松田重治、つかせのりこ、平野正人、郷里大輔、千葉繁

セシウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

書店に欲しい☆民明書房コーナー♪

 原作は週刊少年ジャンプ全盛期に読んだことがあります。設定などはある程度原作に忠実に作られているようです。
 この作品については前半はコメディで男塾のメチャクチャな世界観を楽しめます。後半は突然バトルアニメに変化して、バトルを通じて主人公たちに強力な仲間が集まってくる過程を描きます。原作ではひととおり仲間が集まったところで校外の強敵達と戦うはずだったのですが、アニメ版はその前に終了してしまいました。男塾バトルは原作そのままに、武術・武器・戦い方・戦う場所がムチャクチャな上、死んでも死んでも実は死んでいなかった、として再登場するのが気楽で見ていて楽しかったのですが、途中で終わってしまって残念です。

 作画はキャラクターデザインが原作より若干ごつくなっていますが、バトルシーンは漫画に毛が生えた程度の迫力です。
 音楽はこの作品によくマッチしていてOP曲ED曲も作品に良くあった曲だと思います。
 声優はこの異様に濃いキャラクター達をよく演じていたと思いますが、一部に私のイメージとあわないキャラクターがいました。最も肝心な塾長の声は郷里さんでばっちりだったと思います。

 34話と中途半端に長い作品でしたが一気に最後まで見れたのでそれなりに面白かったのだと思います。途中打切りが残念でした。(最終話はVTRのつなぎ合わせで悲惨な状況でした。)

 女性キャラが全く出てこない作品です。男同士の濃くて暑苦しい話を笑いながら見たい時に最適な作品です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

westkage。 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

あれはもしや「阿弐故礼!」よもやこの目で見ることになるとはっ!? なにぃ?知っているのか雷電っ!?

本作は宮下あきらの漫画を原作とした作品です。

1985年から週刊少年ジャンプで連載され、テレビアニメとしては1988年2月から放映がスタートしています。約26年前の作品ですね、懐かしいです。

ストーリーですが、まず全国から来た手のつけられないような不良少年ばかりが通う全寮制の高校「男塾」が舞台となります。男塾は軍隊のような厳しい管理体制をした特殊な学校であり、過激なスパルタ教育が日常のように施されています。主人公「剣 桃太郎(つるぎ ももたろう)」とその仲間たちは男塾に通う中で「笑いあり・戦いあり」の学校生活を送ることになる…といった流れです。

原作は特に色濃く「軍国主義」的な表現が多かった作品ですが、アニメ化するにあたり、過激な描写や発言は控えられています。またアニメはあまり人気が持続しなかったせいか、途中で無理な打ち切りをしています。

当初はギャグがメインの作品でしたが、話が進むにつれて上級生やライバル達との戦いの場面が多くなり、バトル物に変化していった作品です。絵柄も「北斗の拳」を彷彿させるような濃いキャラで、バトルものにもしっかり馴染んでいましたね。

かなり馬鹿馬鹿しい内容のアニメですが、原作の漫画は今見ても笑える作品ですので、もしレトロアニメに興味があるようでしたら漫画をオススメします。恐らく大体の漫画喫茶には置いてあると思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

アメトーークででたので・・

いろいろとパロディされているの作品なのですが知らない人多数。時代なのか・・
鉄拳のあいつはもちろん塾長がモデル。

北斗の拳ぽい絵だが中身はギャグである。シュールな。
到底人気がでるとは思わないが知っておいて欲しい迷作。
アニメ版もかなりのイカレっぷり。

ちなみに魁メモリアルなる超有名同人ゲームがあったのはご存知だろうか。システムをそのままパクっているが台詞が秀逸。
うまく仲良くなれば卒業式に伝説の木の下で・・・・・。




投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
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