東映アニメーションで百合なおすすめアニメランキング 2

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早速見ていきましょう!

65.1 1 東映アニメーションで百合なアニメランキング1位
ふたりはプリキュア(TVアニメ動画)

2004年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (171)
999人が棚に入れました
勉強嫌いで無鉄砲だけどスポーツ万能、人一倍正義感が強くクラスでも人気者の美墨なぎさ、成績優秀でお嬢様育ちのおっとりとした性格の雪城ほのか、ふたりは同じベローネ学院女子中等部の2年生。2人は邪悪なドツクゾーンが光の園を襲撃し、地球に逃れてきたという不思議な生き物メップルとミップルに出会う。そして、メップルとミップルによってなぎさとほのかは変身する能力を与えられ、力を合わせてドツクゾーンから送り込まれてくる邪悪な敵と戦うことに…!?

声優・キャラクター
本名陽子、ゆかな、関智一、矢島晶子
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

シナリオ単調だけど、ダブル・ヒロインは好印象な《初代プリキュア》

2004年制作/放送の本作を第1作とし、2019年現在、第16作『スター☆トゥインクルプリキュア』が絶賛放送中の《女児向けアニメ》最長にして最大の人気シリーズ《プリキュア》。

私はこれまで『ハートキャッチプリキュア!』(2010年)、『スマイルプリキュア!』(2012年)の2本のみ完走(※レビュー済み)で、この初代はいまいち作品世界に入り込めず長らく視聴を中断していましたが、ようやく完走できたのでレビューを上げておきます。

◆ダブルヒロインが“根性”で「肉弾戦」を繰り広げるマッチョ?な作風

 なぎさ「お待たせ。ヒーロー登場ってね。」
 ほのか「ヒロインでしょ。」
 なぎさ「え?・・・さあ、片づけましょ。」(第17話より)←だいたいこんな感じ笑。

私の場合は、本作の視聴以前に『魔法少女リリカルなのは』シリーズを何度も見ていることもあってか、本作のその手の展開にはさほど感銘を受けなかったのですが、考えてみれば放送時期は『なのは(第1作)』(2004年10-12月)よりも本作の方が少し早かった(2004年2月~放送)んですね。

なるほど、それならば放送当時、本来のターゲット視聴者である“ちっちゃい子達”のみならず、“大きなお友達”層にも評判になって、《プリキュア》が現在に至るまで続く人気シリーズに成長していった理由が少し分かるような気がします。

レビュータイトルに書いたとおり、私みたいに今から見始めると、“根性”で何でもかんでも突破してしまう本作の展開は流石に退屈に感じるかも知れませんが、それでも我慢して見続けていくと、私みたいにダブル・ヒロイン・・特に体育会系のオレンジ髪ヒロインの方への好感度が次第に増していって「これはこれで良いかな?」という気持ちに変化していくかも知れません(※あるいは、人によっては、お婆ちゃん子の長髪ヒロインの方への好感度が増すかも)。

《まとめ》
本作のような長編「変身(魔法)少女」アニメについては、視聴済みの作品について、別途BEST10をまとめています。
本作を取り敢えず完走した感想としては、それらのBEST10選定作品にはシナリオ面では遠く及ばないと思いますし、同じ《プリキュア》シリーズ作品でも、後から作られた『ハトプリ』にもシナリオ面では遠く及ばないとは思いますが、それでも主にダブル・ヒロインへの感情移入を通じて、放送当時の人気ぶりを偲ばせる出来と思いました。

本作以上に人気があったという続編『ふたりはプリキュア Max Heart』の方も・・・いつか視聴してみたいです。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1-7話視聴終了時点
ここまでは平々凡々たる展開で、そこまで頑張って見る価値があるのか疑問。
・第8話視聴終了時点
ダブル・ヒロインの間に片方の恋心が原因で行き違いが発生してしまう初めての注目回で★(良回)。
・第17話視聴終了時点
なぎさがほのかの後押しを得て発奮する回だけど、同時にダークファイブ(敵の中ボス)の一人で人間を馬鹿にしきっていたキリヤが、ほのかの何気ない好意に思いがけず戸惑ってしまい、姉ポイズニーの攻撃でキュアホワイト(ほのか)が絶対絶命のピンチに思わず助け船を出してしまう注目回(★)。
・第49(最終)話視聴終了時点
ラストはキリヤで締めてきたのか。
4クールもかけた割にショボイ終わり方だとも言えるけど、とりあえず「ほのか」推しファンには希望の繋がる良い終わり方だったんだろうな。
逆に「なぎさ」推しファンには微妙な終わり方だけど、続編あるし・・・{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作         東堂いづみ
シリーズディレクター 西尾大介
シリーズ構成     川崎良
キャラクターデザイン 稲上晃
音楽         佐藤直紀
アニメーション制作  東映アニメーション{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============== ふたりはプリキュア (2004年2月-2005年1月) ============
{netabare}
第1話 私たちが変身!? ありえない! ☆ 美墨なぎさ&雪城ほのか(私立ベローネ学院女子中等部2年桜組)光の使者プリキュアになる(キュアブラック&キュアホワイト)、ザケンナー撃破
第2話 カンベンして! 闇に狙われた街 ☆ 闇の帝王ジャアクキングの狙い、歌舞伎怪人ピーサードの卑劣な攻撃、エレベータ落とし回避、ふたりの友情アワー炸裂
第3話 イケてる実習生に気をつけろ! ☆ 風間竜一(ピーサード)学内潜入、担任・よし美先生の災難 
第4話 ミラクル!? 生きている美術館 ☆ 100年前の妖精ミップルと画家ピッカリーニの縁、美術館の戦
第5話 マジヤバ! 捨て身のピーサード ☆ 雪城大ピンチ、ピーサード消滅・ピリズムストーン3つ目回収
第6話 新たな闇! 危険な森のクマさん ☆ 巨体怪人ゲキドラーゴ撃破、プリズムホービッシュ回収、プリキュア手帳入手
第7話 熱闘ラクロス! 乙女心は超ビミョー! ☆ 教頭先生の災難、ラスロス地区予選(なぎさ奮闘)
第8話 プリキュア解散! ぶっちゃけ早すぎ!? ★ サッカー部主将・藤村省吾先輩(中3)へのなぎさの恋心、幼馴染ほのかとの行き違い、正反対の二人のパワー
第9話 取り返せ! メポメポ大作戦 ☆ 教頭先生の携帯没収、メップル高熱騒動
第10話 ほのか炸裂! 素敵な誕生日 ☆ ほのかの父親帰国、宝石店強盗事件
第11話 亮太を救え! ゲキドラーゴ・パニック ☆ なぎさの弟・亮太(小5)大ピンチ、なぎさの怒り爆裂、ゲキドラーゴ消滅・プリズムストーン4つ目回収
第12話 悪の華・ポイズニー参上!って誰? ☆ ポイズニーの卑劣な罠、ほのかの祖母(雪城さなえ)活躍
第13話 ご用心! 年下の転校生 ☆ 入澤キリヤ(ポイズニー弟)転入、科学研究発表会の騒動、雷実験装置YURIKOⅠ号発表
第14話 ウソホント!? にせプリキュア大暴れ ★ クラスメイト(夏子&京子)のプリキュア遊びと災難
第15話 メッチャ危ない家族旅行 ☆ 美墨家温泉旅行中のなぎさ抜けだし事件
第16話 ストレス全開! マドンナはつらいよ ☆ 小田島友華先輩(中3)の災難
第17話 ハートをゲット! トキメキ農作業 ★ 農作業手伝い(藤村先輩・キリヤ他参加)、なぎさのプリズムラブチャッカー、キリヤの戸惑い(対ほのか)
第18話 ドキドキ! 中間テストは恋の迷宮 ★ 続き、ミラーに閉じ込められた二人、謎の脱出
第19話 こわすぎ! ドックゾーン最後の切り札 ☆ 怪人イルクーボの光の力吸収、ミップル奮闘、イルクーボ撃退
第20話 どっちが本物? ふたりのほのか ☆ ポイズニー消滅、プリズムストーン5つ目回収
第21話 衝撃デート! キリヤの真実 ★ キリヤ消滅、、プリズムストーン6つ目回収
第22話 ウッソー! 忠太郎がママになる!? ☆ 雪城家の飼い犬(忠太郎)の迷子の子犬(モコ)の飼い主捜し、プラネタリウムでの敵襲
第23話 危うし! 夏合宿の悪夢 ☆ イルクーボの石の番人ウィズダム&プリズムホービッシュ奪取
第24話 決戦! プリキュアVSイルクーボ ☆ イルクーボ消滅、7つ目のプリズムストーン回収、光の王子ポルン登場、光の園への招待
第25話 いざ光の園へポポ! 私たちも!? ☆ 光の園へ、長老&クィーンとの面会、闇のエネルギー体化イルクーボ出現、プリキュア闇の世界へ
第26話 さよならメップルミップル!? やだー! ★ 強大化イルクーボ消滅、ジャアクキングとクィーンの対峙、ジャクキング消滅(クィーンの助力)、光の園回復、二人の帰還(さなえ婆さんのねぎらい)、メップルら再登場{/netabare}

 ------------- ストーリーの切れ目 ----------
{netabare}
第27話 新たな闇が迫る! 迷子のポルンを救え ☆ ジャアクキングの撒いた種、闇の戦士ジュナ覚醒
第28話 レギーネ登場! ってもう来ないで! ☆ さなえ婆さんの昔話、絶望と希望の背中合わせ、闇の戦士レギーネ覚醒
第29話 嵐の夏祭り! カミナリ様は超コワイ!? ☆ 闇の戦士ベルゼイ・ガートルード覚醒、闇の三戦士集合
第30話 炸裂! プリキュアレインボーストーム ☆ 闇の三戦士来襲、7つの石のボルンへの付託、さらわれた石の番人
第31話 マジ家出? ポルンは一体どこ~!? ☆ ポルンから与えられた新しい力、ジャアクキング復活
第32話 ポルンを励ませ! とっておきのカーニバル ☆ レギーネ撃破
第33話 Vゲット! 心でつなげ光のパスライン!! ☆ なぎさの親友(志穂)のラクロス自信喪失騒動
第34話 なぎさぶっちぎり! 炎のガチンコリレー ☆ 運動会リレー中の敵襲 
第35話 これってデート? 怒涛のハッピーバースデー ☆ なぎさ告白される(2年バスケ部支倉)、支倉君との栗拾いデートの波乱
第36話 自由を掴め! 番人決死の大脱走 ☆ ベルゼイ・ガートルード撃破、番人ウィズダム救出失敗
第37話 いざ初舞台!! 負けるなロミオとジュリエット ☆ 学園祭でのロミジュリ発表中の敵襲
第38話 ガッツでGO! 亮太のおつかい大作戦 ☆ なぎさの弟(亮太、小5)の父親へのお使い途中の敵襲
第39話 涙キラ! 汗がタラ! 結婚式は大騒動!! ☆ 担任・よし美先生の結婚式
第40話 夢の世界へご招待!? 一泊二日闇の旅 ★ 雪城家お泊り女子会、夢の中への敵襲
第41話 負けないってばー!! 闇の力をぶっとばせ! ☆ ラクロス決勝戦中の敵襲、ジュナ自滅(全てを食い尽くす力発現)、全てを生み出す7つの石の力
第42話 ふたりはひとつ! なぎさとほのか最強の絆 ★ 闇に飲み込まれたほのか、取り残されたなぎさ、なぎさ激闘・ほのか救出、闇の戦士のジャアクキングへの反逆の決意 ※バトル回として○
第43話 激揺れまくり! 藤P先輩に届けこの想い ★ なぎさの親友(唯)の藤村先輩への恋のサポート、千々に乱れるなぎさの心
第44話 最高ハッピー!? なぎさのホワイトクリスマス ☆ 続き、キリヤからのメッセージ、なぎさ&藤村先輩の進展
第45話 歌えさくら組! 合唱は勇気を乗せて ★ 合唱コンクール中の敵襲
第46話 サイアク~! 石の力が奪われた~!? ☆ 闇の戦士に奪われたポルンの7つの石の力
第47話 最強戦士登場! っても~ありえない!! ☆ 続き、闇の3戦士のジャアクキング叛逆、闇の3戦士一体化、二人の救出者(キリヤ)
第48話 史上最大の決戦! プリキュア最後の日!! ☆ ジャアクキングvs.闇の戦士、ジャアクキングの闇の戦士吸収、最終決戦 
第49話 未来を信じて! 明日を信じて! さよならなんて言わせない!! ☆ 続き、学院卒業式の送辞(ほのか)・キリヤとの再会 ※最終盤のシナリオの雑さは残念×{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)10、☆(並回)39、×(疑問回)0 個人評価 ☆ 3.6

OP 「DANZEN! ふたりはプリキュア」
ED 「ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!」

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

卒業後も再視聴で愉しめる♪

TV放送2004年2月1日 - 2005年1月30日 全49話。

東京アニメアワード2005年優秀作品賞受賞。

女児向け(園児~小学高学年)で大人も一緒に愉しめる作品
で、幅広い視聴層を獲得した先駆け的シリーズ化の原点?

女児向けアニメの常識を覆した作品の代表格。
商業的にも「美少女戦士~」を凌ぐ大ヒットをしている。
少女が魔法・変身・戦闘というロマンティック全開作品。

基本コメディタッチで等身大の中学生らしい言動が多い。
いきなり巻き込まれ理不尽な戦いに巻込まれるパターン。
1話めを視たら解る♪魔法少女モノでは掟破りの近接格闘。
女児向け魔法少女もので近接格闘戦は可也レア路線かな。
主人公の「ふたり」は初めから仲良しではない所も良い♪

キャラデザは如何にも中学生でデフォルメも柔かい感じ。
キャラの個性も解りやすく親近感や好感を持ち易い。
OP/EDも明るいノリで可愛いけど大人が聴いても可愛い。
ダークな雰囲気も伏線として確り描いてる感じもする。
ラブコメ要素も強くコミカルな描写も多いのが特徴かな?

あらすじ

世界を闇に染め様とする悪の勢力「ドツクゾーン」の侵略
から世界を守る為にプリズムストーンを奪還する戦いに
挑むこととなった少女達の成長を描いている。

1話目は掴みでインパクト重視。2話目で世界観説明。
序盤は特にシンプルで「ふたり」のプリキュアコンビ結成
迄の経緯や心理の変化等の描写が丁寧に描かれている。

映像的にも非常に分かり易く盛り上げて、臨場感のある
格闘が繰広げられ、最後にスカッと必殺技風に退ける♪
動きがとても可愛い♪戦闘中の足元の踏ん張りとか・・
空中での姿勢制御などがとても柔らかだったり臨場感が
あって、ついつい魅入ったり応援したくなるのですよ・・


声優も徐々に馴染んで一緒に成長していく感じでした。
「ふたり」の趣味趣向、好きな食べ物等徹底的に相反する
エピソードがとても楽しく描かれている♪そういうのが
コンビの魅力に活かされて高めている。

何故白黒にしたのかとても興味ある。私はブラック好き♪
常識的に正義は白、熱血は赤ですよね?そこ黒で惚れた♥
普通黒は悪キャラというのが女児向けの常識かなぁ~・・

私にとっては女児向けでNo1の誰にでもお勧めできる作品。
2位は「しゅごキャラ!」どちらもシリーズあって楽しい♪

視聴レベルを越えて女児向けを卒業しても切欠が有れば
再視聴して又楽しめる感じかな~子供と見たいとか♪


キャスト

美墨なぎさ/キュアブラック(本名陽子)
ベローネ学院女子中等部2年桜組。ラクロス部のエース。
男勝りでやや破天荒な行動とそのボーイッシュな雰囲気。
スポーツ万能で同性に慕われラブレターを貰う程の人気。
快活でやや無鉄砲な性格と裏腹に、乙女チックで繊細。

メップル(関智一)プリズムストーンを守護する「勇者」
なぎさの前に現れた精霊。我儘で大食いで軽口。

雪城ほのか/キュアホワイト(ゆかな)
ベローネ学院女子中等部2年桜組。科学部で実験大好き?
大らかで真っ直ぐな分やや天然ボケな一面もある。
周囲から「薀蓄女王」と徒名される程の博学で好奇心旺盛。
礼儀正しいお嬢様育ちのおっとりした性格だが芯が強い。

ミップル(矢島晶子)光の園からやってきた「希望の姫君」
ほのかの前に現れた妖精。確り者だが母性が強くあまい。

ポルン    池澤春菜
藤田 アカネ 藤田美歌子
雪城 さなえ 野沢雅子
高清水 莉奈 徳光由禾
久保田 志穂 仙台エリ
藤村 省吾  岸尾だいすけ
クイーン   松谷彼哉
長老 中博史
ウィズダム 松野太紀
ジャアクキング 小野健一
ピーサード 高橋広樹
ゲキドラーゴ 石井康嗣
ポイズニー 雨蘭咲木子
キリヤ     木内レイコ
イルクーボ   二又一成
ジュナ / 角澤 竜一郎 松本保典
レギーネ / 小山 翔子 深見梨加
ベルゼイ・ガートルード / 結城 玄武 西村知道
ザケンナー第1-22話第上別府仁資15話、28話以降滝知史

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2
ネタバレ

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ファイターより乙女ちっくに

日曜の朝がどんなに楽しみだったでしょう。
この作品の魅力は、子どもも大人でも楽しめるところだと思います。
そしてなにより「女の子」が詰まってるのです。

初代プリキュアをみてから私はプリキュアが好きになりました。
闘う女の子、魔法、変身、恋、友情、少女、制服、ほどよくミックスです。

変身シーンのかわいさと決め台詞。
「闇の力のしもべたちよ。とっととお家へ帰りなさいっ!」

ふたりはプリキュア、なのでふたり手をつないで変身するんですよ。
頑張れ闘う女の子!なのです。

戦闘シーン、身体を張った闘いは迫力満点勇ましいです。
バトルにロマンが漂ってます。
でも…あんなにもかわいい子が、傷つく姿は見ていてハラハラしてしまう。
特に叩きつけられるシーンが苦手です。細い身体が壊れてしまうよ。


なぎさ キュアブラック
元気いっぱいではじけるような女の子
男の子勝りに見えるけど実は繊細でオクテ。
藤村先輩に恋するなぎさは、とっても可愛らしいです。

ほのか キュアホワイト
普段おとなしそうにみえますね。でも芯の強い女の子なのです。
穏やかで静かに話すのですけど、闘うときは頑張っちゃいますよ!
足も手もくるくる回しながらぶっ飛びます。

妖精
メップル・ミッポル
ポルン・ルルン

こういう小さなお友達がいつも肩にいたら幸せ感じてしまうな。
ちょっとした悩みを相談したり、話に突っ込んでくれたり、そして時には励まされたりしたい。
そしたら頑張らなくっちゃ!って2倍くらい頑張れそうだよ。
いいなぁ~♪
突然お部屋の窓からやってきたりしないかな。


物語が進むうちに重要な人物が登場します。

キリヤ
プリキュアに近づき弱点を探るためにきた少年。

人間をとても弱いと思っていた、大嫌いだった。
ひとりでは何もできないのだから、と。
{netabare}
ほのかの優しさを感じているうちに、
人を思う気持ち、そんな当たり前のことを彼は考えはじめます
「心ってなんだ? 僕の心っていったい何だ? 」

乾いた心にほのかがそっと触れる。
彼の心に数え切れない程の感情が生まれはじめます。
そうして苦しみがはじまる。
…「僕の事すら何にも分からない奴が偉そうな事を言うな!!」

知らなかった感情を知っていく。葛藤し続けます。
目をつぶりたくなるでしょう。痛くて痛くて堪えられない日もある。
求めても求めてもうまくできないキリヤ。
穏やかになんていられないのです。



キリヤとの戦闘で流れていた挿入歌
彼の心の叫びですね。
下のは私の解釈です。
歌詞、載せられないので。


君に触れるたび、秘密の扉が開く。
勝手に開いてしまう。
記憶も心も決して閉ざすことができない。

魂の共有、そして共鳴。
影が支える光。
もうひとりの僕 君という命。

時さえ味方にして君と出会う。
どんなに別の道を歩いていても同じ空の下。

白や黒、光や闇
そんなものなど超えていく。

僕が泣くたび君が傷つく。
僕が喜ぶと君は満たされる。

深い処にある繋がり、決して誰にも触れさせない。
この想いは僕と君だけのもの。
ずっと知らなかった。けれど、それが愛だ。



「ずっと、光と闇の狭間を彷徨っていた」
ありがとう、僕はやっとわかりました。僕のいる場所が……、いたい場所が──
キリヤの言葉です。
光に包まれながらどこへいったのでしょうか。
{/netabare}


大人な内容書きましたが、とても素直な物語です。
ピュアな乙女パワー感じました。
見てるとうずうずして飛び出したくなっちゃいますよ♪

OPとED

DANZEN!ふたりはプリキュア
ゲッチュウ!らぶらぶ?!

前向きで元気になれます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 23

62.6 2 東映アニメーションで百合なアニメランキング2位
ふたりはプリキュア Max Heart(TVアニメ動画)

2005年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (75)
552人が棚に入れました
新学期、なぎさとほのかもいよいよベローネ学院女子中等部の最上級生になり、普通の女の子として、部活や勉強に大忙しの学校生活を送っていた。そんな折、なぎさとほのかの前に現れた不思議な少女・九条ひかりが現れる。
そのころ「光の園」では、ジャアクキングとの戦いで傷ついたクイーンが分裂し、どこかへ消え去ってしまった。時を同じくして、撃退されたはずの邪悪な闇の力「ザケンナー」がなぎさとほのかを襲う…。
バージョンアップした「コミューン」にハートのカードを差し込むと、再びふたりはプリキュアに変身して迎え撃つ!
はたしてプリキュアはクイーンを元の姿にもどすことができるのか…!?

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ぶっちゃけ、ありえな~い大人

2014.01.12
本日
『プリキュアオールスターズがやってくる!33人が大集合!!』
のグリーディング&パレードに“ひとり”で行って来たので
何となく『ふたりはプリキュアMH』の
えこひいきなレビューを・・・

前作『ふたりはプリキュア』の続編です。
OPや容姿や変身バンクや歌舞伎みたいな見得など
全てがパワーアップ!!
マックスハートってカッコイイ名前です。

そしてネタバレと言うかOPに出ちゃってる
新キャラの味方登場です。
『ふたり』じゃ無ぇじゃん!!
とツッコミを入れようかと思わせといて、
プリキュアじゃないからタイトルは問題無いと言う
「お・・・おう・・・・ほな・・・・ええんやけどな・・・」
的な気分が味わえます。(もう無理ですけど)

よく子供向けアニメなど最終回
特に間を空けて第2期とか、あまり無かった時代
「TVの前のみんな、じゃあまた会う日まで」とか
「またどこかで、会えるさ」とか
主人公が言い残して
そのまま一切姿を現さないという
詐欺にあった記憶が、かなりあります。

しかし『プリキュア』は最終回寂しい気持ちになりますが
『オールスターズ』で本当に会えますので
許してあげます。

この頃のプリキュアも一応子供向けには変わり無いですが、
今に比べて、まだ観てる年齢層の幅が
上に広かったと思います。(あくまで女子の年齢層の話)
恋バナもありましたしね。

なので、プリキュアのキャラクターショーに
行ったりしたときマックスハートの曲が
「プリキュア、プリキュア♪」
って流れると、
「ああ、懐かしい」
と言うお母さんをよく目にします。
プリキュアも母子で同じシリーズを観るまでになったか・・・
と時の流れの速さにビビりました。

中には“大きいおともだち”もいてるんですが、
私はチキン野郎なので
ひとりで観に行って
赤の他人の娘さんの近くで、
見様によっては
その娘の『お父さん』とも取れるポジションをキープし
観覧するのが精一杯の愛情表現です。

たまに本物のお父さんが登場して
複雑な家庭環境を演出してしまいますけど・・・

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

正常進化

シリーズ第2作
通称:MH、初代MH


前作の大ヒット受けて予算を惜しみなく投入され制作された続編
もっとも目を引くのはやはり『作画クオリティの向上』ではないでしょうか?
変身バンクひとつとっても気合の入り具合がまるで違う


新キャラクターがいるものの基本的にやっていることは前作と同じ
前作と似たような展開を前作から少しアプローチを変えながらのストーリーには、前作ファンには「期待通り」と取れるでしょうが、
逆に前作を好きになれない方には「退屈」他極まりないでしょう

例えば前作には悪の権化である「ジャアクキング」から生み出されながらも、
ジャアクキングの支配から独立を企てる「悪の三幹部」が登場しました


ところが今作では、前作で滅んだジャアクキングを復活させるべく奮闘する「悪の三幹部」が登場するのです


目的は違えど彼らがすべきことはやはりプリキュアを倒し、光の園の力を手に入れることに共通する


こういった違いはあれど根幹の部分は全く何も変わっていないというのはオイラが前作レビューで挙げた、マンネリ化やファン層の固着化を起こす可能性があると思うのです
単純にクオリティはあがっているからという理由だけでは評価し難い作品だと思います


キャラ評価を前作評価から少し下げたのは初代でのキリヤくん絡みのエピソードを評価したかったので・・・


ちなみに「パワーアップ」と称して衣装デザインが多少変更になり、なぎさ(ブラック)のおへそ出しが封印されます(爆)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

プリキュアシリーズ第二作目

1作目に続き、2作目。
一人増えます!!!(プリキュアじゃないけど)

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ドツクゾーンとの戦いが終わり、普通の女子中学生として3年生に進級したなぎさとほのか。
しかし光の園では先の戦いで傷ついたクイーンが12のハーティエルに分裂して虹の園に散らばってしまうという事件が起こっていた。
一方虹の園ではジャアクキング復活を目論む闇の四天王が集結。

新たな危機になぎさとほのかは再びプリキュアとして戦うことを決意する。
3人目の戦士シャイニールミナスに覚醒した謎多き少女・九条ひかりを新たな仲間に加え、
闇の力と戦いながらクイーンを復活させるためにハーティエル集めをすることとなる。
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相変わらずの、関節技。
殴る蹴るの戦闘模様。

そして、3人目のシャイニールミナス。
戦うことは苦手で、攻撃する技はありません。
敵の攻撃をひたすら避けたり、後方支援に徹しているだけで、
一応、強力なバリアはだせる。

なんだこれw

しかも黄キュア枠だと…!?

まぁ、キュアブラックが桃キュア枠だから仕方ないのかな?

今作品は、新たに登場した妖精「ポルン」がちょっとうっとおしかった。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2
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