未来人アニメOVAランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの未来人成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月08日の時点で一番の未来人アニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.4 1 未来人アニメランキング1位
時空の旅人(OVA)

1986年12月20日
★★★★☆ 3.4 (34)
106人が棚に入れました
17歳の女子高生、早坂哲子はカメラマンの兄の撮影につき合うため、ロケ用のマイクロバスに乗り込んでいた。兄が車を離れたすきに、奇妙な少年が運転席に駆け込んで、持っていた機械をバスにセットしスイッチを入れた。たまたま居合わせた哲子の同級生、信夫、真一、教師の北もバスに乗り込み、タイムトリップしてしまう。彼らは1945年の東京大空襲のまっ只中に到着した。哲子は戦火の中で救ってくれた学生服の若者に心魅かれた。バスは再び超時空に飛び出した。少年はアギノ・ジロと名乗り、自分の住んでいた未来が嫌になり、過去へ逃亡してきた未来人だと告げた。しかも、バスに仕掛けたタイムマシンは過去にしか行けず、二度と逆戻りはできないと言う。その時バスのエネルギーが切れかかり、江戸幕末に不時着。燃料を補給してホッとした彼らを、未来からジロを追って来た逃亡者ハンター、クタジマ・トシトが急襲してきた。

声優・キャラクター
村田博美、戸田恵子、岩田光央、熊谷誠二、青野武、津嘉山正種、井上真樹夫、堀川りょう、阪脩、金内吉男

◎TARGET さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

【SF】タイムスリップした先は1945年東京大空襲の真っ只中だった…

❏総評

 1986年の作品。正直古いし期待してなかったのだが楽しめた。

 ジャンルはSF。

 ネタバレしない程度に、あらすじ。(導入部分)

 時は未来、場所はNEO TOKYO、少年アギノ・ジロはとある追手から
 逃げていた。しかし逃げても逃げても追手をふりきれず、
 時間調整装置を使って過去へ逃げたのだった。

 時は現代、17歳の女子高生、早坂哲子と同級生と先生がたまたま
 居合わせたマイクロバスに、突如、奇妙な少年が乗り込んできた。
 その少年(アギノ・ジロ)は持っていた機械をバスに取り付け、
 スイッチを入れた。

 そしてバスは
 1945年、東京大空襲の真っ只中にタイムスリップしてしまう…

 追手は何故ジロを追っているのか?
 少年アギノ・ジロの真の目的は?
 そしてジロと追手に巻き込まれた哲子たちの運命は?

 そして最後に衝撃の事実が…


❏戸田恵子

 ジロは男の子なのだが、声優はなんとあの戸田恵子さん。
 ジロ以外の主役級のキャラが軒並み残念なので、
 タダでさえイケてる戸田さんの巧さが際立ちまくり。
 (先生役の青野武さんもよかったけどね。)

 その他マイクロバスチーム以外の脇役の声優さんは
 言うことなしかな。


❏1986年の割にはイケてるサントラ

 サウンドトラックは中々よかった。同時代の作品でいうと
 坂本龍一の「オネアミスの翼」のサントラとまでは言わないが
 単体でも聞けるレベルの音が創られてる。

 通常のBGMトラックだけでなく挿入歌とエンディングテーマも
 力が入っている。なんと80年代を代表するシンガー
 「竹内まりや」が歌ってる。

 結構アニメの挿入歌とか正直微妙なのばっかりなのだが
 ばっちりハマっててよかった。


❏惜しい

 ・音楽に予算取られて、声優に金がまわらなかったのかな?
 ・もうちょいマイクロバス組のキャラを生かして欲しかった。
 ・ストーリーの骨格はいいけど、ディティールの詰めが粗い。


❏最後に

 こんなにレビューが少ないのが意外。

 80年代の作品なので最近のアニメよりは粗いとこもあるが
 しょーもない作品とかではない。

 見ても損はしないと思う。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

そら飛ぶ○○がタイムマシンだった…(絶句)

タイトルは一応ネタバレ回避(笑)
つか、そのまんま飛ばなくても良いじゃないか…せめて変形してくれよ…ちなみに自動車の事ではありませんぞ!

2020再鑑。
いやぁ往年の角川映画だなぁと懐かしむしかない(笑)

「えっ?」と思わせるOPから、全編に渡って繰り出される隙の無い画作りは流石のマッドハウス。
タイトルの「旅人」からうかがえる通り、主人公たちは様々な時代を行き来するのだが、それぞれの時代の画が良いんだ、これが。

クオリティの高い画に対して、数冊分を詰め込んだ物語は90分の尺に対して明らかに過積載でうーん。
クライマックスは敵味方の関係がくるくる変わるギミックを活かせずに消化不良気味。
まあ、当時のアニメ映画、OVAには珍しくないという気はするが…(笑)

結局のところ、竹内まりやの歌が最も印象的だったというのが、ン十年たって見直しても変わらぬ感想。
リアタイで見に行った時は、「信長は本能寺で死んだのか⁈」というCMに反して、信長が中盤まで出ない事に文句を言っていたのも良い(?)想い出よ。

あ、子供の頃は気が付かなかったが、本能寺の変における明智光秀の動機について、本作なりの「仮説」を提示してるのは「へえ」と思いました。
あとは島左近な。ガキの頃はその名も知らんかっただよ(笑)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

古い作品には古い作品の良さがある。

タイムマシンで逃れてきた未来人。
それに巻き込まれ、現代人がともに過去へ。
東京大空襲→幕末?→関ケ原の戦い→本能寺の変。
シンプル&ベタな時間遡行もの古典的アニメです。

80年代の作品だから、古いです。
絵柄もストーリーも声優さんの演技も。
ヒロインの娘なんて、今のアニメで慣れている眼にはほぼ化石状態。
ツッコミ所は多々ありますが、ストレートな物語には好感がもてました。

{netabare}未来は究極の管理社会。
ゆえに、それを変えたい気持ちが過去への干渉を決意させるんでしょう。
過去は過去で使命に燃えた人々がいたり。
その化学反応を興味深く感じました。{/netabare}

SF小説界の大物眉村卓さん原作。
有名漫画家萩尾望都さんキャラデザ。
未来からの少年のc.vが戸田恵子さん。
と歴史掛っていますが、意外と楽しめました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

64.1 2 未来人アニメランキング2位
涼宮ハルヒちゃんの憂鬱(OVA)

2009年2月14日
★★★★☆ 3.6 (427)
2041人が棚に入れました
ぷよによる4コマ漫画とショートギャグ形式、通常のコマ割りの漫画がセットになっている、「涼宮ハルヒシリーズ」のパロディギャグ漫画である。

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

SOS団の日常は何か問題が無くてもいつもカオス。でもそのカオスがおもしろい!!(みくるちゃんをお持ち帰りしたいざます。)

ストーリー

主人公のキョンは宇宙人、未来人、異世界人、超能力者や悪の組織などの存在をまったく信じていませんでたが、高校に通い始たとたんある人物のせいでその考えは180度変えられ、キョンの周りには、

情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース、
遥か未来から来た未来人、
ハルヒの能力によって突如覚醒した超能力者 や、
ジョン・スミス
どんな非常識な事でも思ったことを実現させる神

などの特殊な人間ばかり集まりました。
この物語はSOS団の奇妙な日常を描いた作品です。

私の感想。

どのキャラクターもユルキャラになっていて超可愛かったです。 けれど、どれだけユルキャラになろうと、キャラクターの魅力はかなり出ていました。私がとくに気に入っていたはキョンの妹です。原作とまったく違いました。本当に原型をとどめていませんでした。ある意味。すべての台詞の「です」が「DEATH」になるだなんて・・・ キョンの妹じゃねぇ・・

そして、この作品のキャラクターデザインはたまに「らき☆すた」に似ている所がありました。流石、京都アニメーションですね~

この作品を一言でたとえると「SOS団の日常」を描いた作品です。色々とキャラクターと世界観は多少変わっていますが、(長門の趣味とか、あちゃくらりょうことか、森さんとか・・)かなり充実した日常です。
(この作品の朝比奈 みくるは結構変わっていましたが、その変わっている所が私にとってつぼでした。泣き声は「ぴぃぃぃぃぃ〜」。足音は「よちよち」。驚く時の声は「ほにゃー」。一生懸命書く時は「もちもち」。 かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい なんだこの生命体は!! お持ちかえり~~~~~~)

この作品は色々とカオスな所がおもしろかったです。まず、一番初めに思った所はこの作品の始まり方です。宇宙から地球をみて、そして、日本、それでハルヒがいてハルヒが
「始ま」
って言った瞬間カメラに当たってカメラが壊れるだなんて・・・
いきなりカオスすぎる・・・

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品は大きく二つに分かれると思います。かなりこの作品を好きになる人とかなり嫌いな人ができると思います。涼宮ハルヒ好きにはSOS団の日常を見る事もできますが、原作とは少し違うのでそこが嫌いになってしまう所かもしれません。私はこの作品はかなり気に入りました。あなたはどっちですか?

オープニング

「いままでのあらすじ」
リズム  よし。
キャラクター説明 よし。
曲 よし。
ネタバレ まあまあよし。
脳内侵食度 高!!

っと言うわけでこの曲なかなり超脳内侵食度が高いです。なんだか笑えますし、そしてなにより可愛いです。私的にはキョンが一番可愛かったです。

エンディング

「あとがきのようなもの」
なんだかさわやかな曲が流れながらスタッフロールが流れます。曲は始まっていません。ってか流せよ!!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

朝倉涼子とサブキャラが魅力的。本当に面白い作品でした。

 本作を見て思うのは、涼宮ハルヒの憂鬱は涼宮ハルヒは舞台設定でしかない、ということです。そしてもう一人の主役キョンが狂言回し。サブキャラの魅力が面白さの多くを占めるということだと思います。

 もちろん本編の「涼宮ハルヒの憂鬱」の初めの6回分はキョンとハルヒを中心に話は展開しますが、そこですらハルヒの内面は薄い気がします。それ以降は長門有希と未来のみくるちゃんなどに感情移入するような構造になってきます。

 そして本作を見てつくづく思うのは、キャラとしては長門有希、朝倉涼子、鶴屋さん…この3人がいかに魅力的なのか。森さんを含めてもいいですが、逆説的にいえば、ハルヒ、ミクルの薄さですね。
 ただ、朝倉涼子って本編では、おせっかい焼の優等生キャラっていうキャラ付け、消失で長門有希への異常な執着があるヤンデレがあったくらいで、スピンオフのような設定はあまり明確ではないですけど。

 本作です。あちゃくらとして朝倉涼子が復活するわけですが、これがいいですよね。このキャラのおかげで本作は本当に面白かったです。面白いということに関しては本編よりも圧倒的に面白いです。

 この設定が本編では消失だけで終わってしまったのは。本当にもったいないです。
 むろん、シリーズものの宿命でしょう。シリーズ1作目でどれだけ続きかわからないですからね。「憂鬱」を優れたものにするためにはああいう扱いにせざるを得ないし、消失も同様です。朝倉が何度も復活してはSFとしては安易で浅い物になる可能性もありますので難しいと思います。ですが、殺人者としてのブラック朝倉涼子に対するホワイト朝倉涼子の魅力はファンとしては捨てがたいですね。

 このキャラをもっと見たいという読者の要望を満たしたのが「長門有希ちゃんの憂鬱」であり、本作なのでしょう。そして長門有希、鶴屋さんという感情移入しやすいキャラに注目した点、そして謎おおき美少女メイドキャラ森さんが活躍した点など、非常に読者の要望に応えていると思います(きみどりはちょっと「日常」のカラスを思い出しました)。

 その点ではハルヒやみくるちゃんも魅力という点では本編よりも魅力的でした。要するに内面が見える、とまでは言いませんが、少なくとも本編の舞台設定感よりも感情があり人間に見えます。

 ショートアニメでさらっと見られますし、キャラが魅力的で面白いです。涼宮ハルヒの憂鬱の視聴が前提となると思いますが、見て良かったと思える作品です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

とれびあ~ん

ハルヒシリーズのギャグ路線のアニメです。

はっきり言って、このアニメは最初から最後まで暴走してますw
原作の内容とは毛ほども合っていないのでこっちを先に見ることができますが、やはり普通のハルヒアニメをまず見てからではないとわからない内容(キャラクターの性質・性格など)も中には含まれているので、最初にあっちから見て、キャラの性格などを理解しておいてください!

まぁ、ハルヒちゃんのほうから見る人はいないと思いますが・・・。


このアニメではキョンのツッコミが際立っており、登場する回は常にツッコミしていますw
そして、ハルヒはボケと長門に対するツッコミ役です。
ハルヒがツッコミ役とは思いもよりませんでした。
長門は常にボケキャラに徹してますw
こちらも普段の長門からは考えられないんですが、またそのギャップがおもしろいのです!

古泉はボケで、朝比奈さんはボケを際立たせる役。

他にもボケ役はたくさんいますので、キョンが忙しそうです。ヘ( ̄  ̄;ヘ)))。。。フラフラァ

朝倉も出てくるのですが・・・。



あともう一つ、
OPの今までのあらすじの歌詞がカオスですw
曲名の『今までのあらすじ』も何のあらすじだか歌詞を見てもわかりませんしw
そしてテンポが良くリズミカルで、歌詞がめちゃめちゃなので意外と笑えます♪

平均4分30秒ほどのショートギャグアニメですから、暇な時にでも見てみてください♪

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12
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