フルーツポンチ侍G さんの感想・評価
3.5
普通は劉備が主役で曹操が悪役というのが主流ですが、この作品は曹操とその臣下たちが主役で人間関係や帝王学について細かく描写されてます。
絵もとてもキレイで自分のお気に入りはカコウトンという片目の武将です。
呂布も表現の仕方が独特で好きですね。
一風変わった歴史モノアニメですが、ロボットものとかに飽きたときに是非どうぞ。
アニメの方は若干中途半端でこれから・・・っていうときで終わっちゃいますが・・・
場違いですが、コミックの方はもっと面白いですよw
AIR さんの感想・評価
3.5
物語 237/300点
マイナス評価はひとえに終わり方によるもの。話数を短くして呂布で区切った方がまだ幾分かマシ。ただし、その中でも面白さはしっかりと表現出来ている。
本作は正史、演義とも一風変わった描かれ方をしている。とはいえそれは明らかに正史から飛躍するものでもなく、文献の記載がない部分を作者が想像で繋いでいるものであり、明らかに戦争の結果を変えたりはしていない。
キャラ 39/50点
良くも悪くも、一風変わったキャラ性を持つ。
特に良い改変だと感じたのは董卓だろうか。残虐という面を残しつつ、それでも董卓に覇王のような威厳を持たせたのは、後にも先にも蒼天航路だけであろう。
作画 41/50点
声優 29/50点
若干イメージと違う人がちらほら。
音楽 31/50点
総評 387/500点
恐らく大人の都合であり、しょうがないことだが、やはり終わり方に難ありと言ったところ。最後までとても面白いので、是非原作も読んでもらいたい。特に演義、正史が好きな人には勧めたい。これは第三の三国志とも言える、とにかく素晴らしい視点で書かれた作品である。