時代劇で泣けるなTVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の時代劇で泣けるな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月19日の時点で一番の時代劇で泣けるなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

81.5 1 時代劇で泣けるなアニメランキング1位
バジリスク~甲賀忍法帖(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (1202)
5947人が棚に入れました
甲賀卍谷と伊賀鍔隠れに潜む一族は、ともに服部半蔵に率いられる忍者群同士でありながら、源平の昔より数百年、互いに憎悪を抱く不倶戴天の敵同士でもあった。服部の統制下、両門争闘の禁制によりかろうじて和平を保っていた。そのような中、甲賀組の首領甲賀弾正の孫弦之介と伊賀組の頭目お幻の孫娘朧は恋仲にあり、両家の縁組がすめば長きに亘った甲賀と伊賀の確執も解けるかと思われた。

そんな事情を知ってか知らずか、慶長19年4月末両首領を駿府城に呼び出した徳川家康と半蔵(二代目)が甲賀・伊賀の忍びに与えた使命は実に戦慄すべきものであった。

ほほほい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

エロいの期待して観てました

忍者もの、ということでエロいの期待して観てました。くノ一登場とのことで一応、期待、裏切らず、笑。テレビ放映というとこの作品のエロ度がギリギリなラインなのだろうか。

ストーリーはありがちそうな甲賀、伊賀の因縁対決ものだが、テンポ良くラストはなんとなく想像できるが上手くまとまってる。忍者対決とあってバトルにもひねりがあってよい。

何やら続編が出たらしいが、ネットで見る限り、こちらは面白くなさそう。。。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 1

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最高傑作!!

次を見たくなる衝動、ストーリーの完成度、そして音楽とまさに完璧の作品!

アニメにおいて、人が死ぬことはそう珍しくない。
そして、バトルものにおいては死など日常茶飯事。

しかし、バジリスクにはその死、すべてにおいて意味がある!
愛・友情・欲望・プライド・譲れぬ想い…。
理由は異なれど、自分の貫いたものを譲らぬ結果の死というものは価値があり、それ故に物語に入り込め共感できます!

間を置かないスピーディーな展開に、白熱のバトル、そして感動の数々!
個人的には今まで見たアニメの中で、最高傑作と言う他のない作品だと思います!!

ちなみに余談ですが、私個人としては蛍火が好きでした♪

投稿 : 2025/01/18
♥ : 72
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

悲しくて、悲しくて…

このアニメは伊賀と甲賀の忍者、双方十人が戦う物語です。

何故戦うのか?
それは偉い人が決めた我儘な理由。実にくだらない理由でした。
忍者の中で悪者は一人しかいません。残りは皆、善人です。

ですが、理不尽な世の中に翻弄されて、{netabare}皆が悲惨な最期を遂げます。 {/netabare}
そして、戦いを企てた本当の悪人は、最後までのうのうと生き続けます。

死んでいった忍者には、皆、ささやかな夢があったのですが…、その夢は決してかなうことはありません。
悲惨で何とも言えません。

私は、蛍火という忍者の純粋な夢が無残にも砕け散っていくさまを見せられて、
悲しくて、悲しくて… 心が痛みました。


小説だから、アニメだから、くだらない理由で戦うと思っている人がいたら
それは大きな間違い。
人類の歴史はいつも、くだらない理由で多くの人が戦ってきました。

その代表的なものが戦争です。

あの国の宗教は異端だから滅ぼそう。とか
あの国は弱いから土地や資源を奪おう。とか
あの国は脅威だから先制攻撃で滅ぼそう。とか
あの国は昔は自国が属していた国の領土だったので併合しよう。とか

子供でもわかる自分勝手な理屈で、いつの世も戦争は起きます。

そして戦争を始めた国の偉い人は、いつも舌先三寸で正当な理由を述べます。

あの国の国民に正しい宗教を教えてあげた。私はあの国を正しく導いたのだ。とか
あの国は外敵から滅ぼされそうだった。我が国は、あの国を守ったのだ。とか
私はあの国の脅威から国民を守ったのだ。とか
あの国の人々を自国の国民とすることで幸せにしてあげた。とか

戦いで死んでいった人のことなど、戦争を始めた国の偉い人は考えません。
2022年には、たった一人の大統領の我儘で、10万人以上の人が亡くなっています。

無関係な人を戦いに巻き込まないでほしい。と、つくづく思います。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 41

71.8 2 時代劇で泣けるなアニメランキング2位
薄桜鬼 碧血録[へっけつろく] 第2期(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (557)
2911人が棚に入れました
幕末、文久三年から物語は始まる。主人公・雪村千鶴は江戸育ちの蘭学医の娘。父・綱道は京で仕事をしており離れて生活をしていた。ある日、父との連絡が取れなくなり心配になった千鶴は、男装をして京の町を訪れる。そこで千鶴はある衝撃的な場面に遭遇し、新選組と出会い、父の行方を共に捜すこととなる。新選組隊士達の間で起こる出来事、自身の出生、交わる新撰組の隠された秘密。幕末を駆け抜ける男達の生きるための闘いが繰り広げられる。

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

勢いが落ちてしまった…。

薄桜鬼は一期はとても好きな作品として紹介させて頂きました♪
しかし、碧血録に関しては、一期の勢いが失われていたのがとても残念…。
歴史を忠実に再現したこともあって、この二期では新撰組の良さがほとんど見れなかったのがマイナス評価。

個人的にはこの二期の最大の見所は、沖田にあったと思います!!
ただ、相変わらず使用曲はカッコいいし、絵も綺麗なところは評価できるかと!!
もう少し、オリジナリティを追求すれば、かなりの良作になったであろう、少し心残りな作品!

投稿 : 2025/01/18
♥ : 12

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

隊士達の信念はよく描かれていますが・・・

史実でいうところの新撰組が京都から離れた後の話。

◆1期と比べて・・・
1期で強引な展開にし過ぎたのでしょうか?
史実に無理にでも合わせようとする意向が感じられ、オリジナル要素があまりいかされていないように思えます。
せっかく面白そうな設定で登場した鬼一族との絡みは、はっきりいって中途半端。
このアニメのターゲット層が女性という事だからか、主人公のはずの千鶴の存在感が薄く、副長の土方が主人公みたいな扱いになり、キャラ達の魅力に頼り過ぎてる感が感じられ、その反面ストーリーに面白みが欠けてしまっていると思いました。
もともと女性向けですが、それでも1期は男性も楽しめる内容だったのに対し、この2期は男性には物足りない内容かもしれません。

◆2期の見どころ・・・
この2期ではオリジナルの展開も含めて新選組隊士達の過酷な行く末が描かれていました。
特に心に深く残ったのが、沖田総司。
彼のその姿は衝撃的でしたね!
そして本来史実とは違った展開設定のあの隊士達の姿も・・・。

◆OP、ED曲が・・・
1期同様にこの2期の曲も素晴らしいです。
OP曲の「舞風」は太鼓の軽快なリズムと共にテンポ良く流れ、ED曲の「茜空に願ふ」はとても切ないロマンを感じる曲。
1期のOP・ED曲と合わせて、この4曲は私一押しの曲です!

投稿 : 2025/01/18
♥ : 11

Anna さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

感動!この作品はもっと評価されるべきです!

この作品は美形キャラを売りにしてるだけだと、正直なめてかかっていました。
私は原作ゲームや新撰組についての知識がまったくない上で見させていただいたのですが、逆にそこがよかったのかもしれません・・・。ひとつのアニメ作品として、純粋に心動かされました!
幕末にかけて、次々と仲間が命を落としてしまう。自分は何のために戦うのか?誰を信じて生きてゆくのか?自分の知りえないところで、すでに時代は大渦を巻いて流れ始めてしまった・・・。新撰組やここに描かれた人々が、時代に翻弄されながらも自分のやるべきことを強く志し、仲間への想いや誠の誇りを胸に戦い抜いた姿には、涙が止まりませんでした。死に行くシーンが、本当に美しくて感動的で・・・。

もちろん映像や音楽も素敵で、とくに最終話EDテーマ曲からは、なんともいえないぐらい切なくて・・・。

まだ見られてないかた!予備知識はちょっと隣においておいて、純粋に、切なくも心打たれるアニメ作品とし見ていただければ幸いです。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 5
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