日中共同制作アニメでスタジオディーンなおすすめアニメランキング 2

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61.7 1 日中共同制作アニメでスタジオディーンなアニメランキング1位
霊剣山 叡智への資格(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (74)
400人が棚に入れました
王陸が霊剣派の仙人を目指す修行を始めてから2年の月日が経った。
新弟子たちに「下界に降りて俗世と触れるという試練を与えられ、王陸は自分の生まれ故郷に向かう。彼はたどり着いた故郷の村で、七星門の仙人が資質のないものでも仙人になれる「聖水」をお布施と引き換えに配っていることを知った。

声優・キャラクター
代永翼、山口由里子、中村繪里子、林大地

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

バトル中心?(キャラの絵が変わりました…)

霊剣山の2期目。1期目はちょうど1年前に放送していました。中国のオンライン小説が原作らしいですが、もちろん(?)読んだことないです。

主人公の王陸は仙人になることを目指していて、1期目ではその為に「霊剣派」と呼ばれる仙術修行のグループの修士(修行をする門弟)になるための試験(昇仙大会)と、合格後の霊剣山での修行の様子が描かれていました。

修行の過程のひとつで下界(人里)に降りて人間や社会について学ぶというものがあるらしく、2期目は故郷の村へ王陸が帰ったところから始まります。

村の空気がおかしいと思った王陸は村人に尋ねたり村長から話を聞いたりしてみたところ、別の門派の仙人が村にいるという話を聞いて…、といった感じのお話のようです。

王陸が故郷のために戦う話になりそうですが、どうなることか…。

2話目: 当面は玲ちゃん(霊剣山の麓の村にある宿屋の女将)と聞宝(ぶんぽう: 同期で霊剣山に入門した修士)が行動を共にするようですね。

2017.3.28追記:
全話無事に視聴終了。評点が各項目3.0なのは、評価したくないわけじゃなくて本当にそんな感じ(笑)。

1期目を観ていなかったら今期も観ていなかったでしょうね。1期目と違って本当にただの「異能バトルアニメ」になってしまった感があり、そこは残念。

別の門派出身者が作った「新興宗教」的なものへの対抗手段が「斜め上」だったのは、評価ポイント…?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「俺は間違ってはいない!!」

中国の原作webコミック及び小説は未読。

1期放送時、主人公の凄い策略!とか壮大な世界観!とか売り込まれて、
持ち上げすぎだろうw……と言うより、異文化過ぎてよく分からんw
と嘆きつつ、土台となる設定の足腰の強さ等は感じていたので、
懲りずに2期視聴に挑みましたが、私にとっては当り。
相変わらず日本人として思考様式の違いは感じますが(苦笑)
確かに主人公の知略とスケール感が伝わってくる。
なるほど原作が中国でヒットしているのも頷ける内容を感じました。


{netabare} 邪教に誑(たぶら)かされている庶民がいる。
ならば俺が彼ら愚民共を導く新興宗教の教祖となって感化してやろう。
という主人公による斜め上の行動に大陸のスケールを感じますw{/netabare}


まぁ……そもそも今期のこのエピソード自体、仙人を目指す修行の一環。
主人公の策略により、結構、天下を掻き回しておきながら、
メインストーリーの大河のほんの支流に過ぎない?(苦笑)
そう思わせてくれた部分に、エンタメとしての幅の広さを感じられた点が、
私にとっては最大の満足ポイント。


一説には、当初より分割3クールの予定だと言う本アニメ。
現在3期のアナウンスは特にされてはいませんがw
続きがあるなら、またぞろ懲りずに昇仙修行に挑みたい作品です。



作画面ではOPアニメーションが謎w

仙人の修行により超高速で走り続けられる心肺機能を獲得したはずの主人公が、
作中には当然、不要で登場しない馬に跨がり疾走する勇姿を披露w
結局、下馬した主人公が、限界蹴飛ばして、馬を追い越してみたりw
そして、サビで、左、右へと反転しながら、
主人公が画面にアップして迫ってくる謎の構図w

で、OPアニメでは、ほぼその馬と主人公以外は登場せず、
その上、終始、作画レベルは低空飛行とw
作中バトルシーンでの動きはそんなに悪くなかっただけに、
毎回流すOPはちゃんと描きましょうよ~wとの突っ込みの衝動抑え難く、
私はつい全回飛ばさずに見てしまいましたw




【一話感想】1期の苦行が報われる予感?継続視聴者限定ながら今季のダークホースか?

{netabare} 昇仙に挑む主人公が外の世界での修行のため、
いきなり下山して故郷に戻るという事前予告。

1期であれだけ中華ギャグのノリにつんのめりながら、
延々と続く修行回を耐え忍んできたのに、
2期で横道に逸らされたwこれお話進むのかwといった感じで、
げんなりしながらの視聴開始となりましたがw
意外や意外。初回から引き込まれました♪

1期は伏線でもありましたが、
この作品の世界観に浸るのに最低限必要な
思考回路を視聴者に構築してもらうための試練でもあったようです。


例えば2期からいきなり見た人にとっては、
{netabare} 主人公の怪物ぶりなんかは訳が分からないでしょうが、
1期から苦行を積んだ視聴者ならば、
それが霊剣山での身体の組織、気脈の流れの根本から作り直すレベルの、
凄まじい修行の成果であると分かりニヤニヤできるはず。

(と言うより、{netabare} あのゲテモノ料理の数々も、毒攻撃を無効化するための試練だったとはw
昼食すらも修行!霊剣山恐るべしw{/netabare})


加えて“末法”の世がせまる下界に下りたことで、
修行を積んで昇仙しようとする主人公等と、
“誠意”を見せれば誰もが仙人になれると豪語する新興勢力との対立構図。

これを見ていて1期視聴時、一度は無関係だったか?としまい込んだ私の視点。
日本における“末法時代”とその後の旧仏教と新仏教対立の構図。
それらと本作を比較する楽しみも蘇ってきました。

旧仏教はよく教典を読み込み、修行に励み、悟りに近付くが、
新仏教にすがる庶民から見れば自分だけ先に行こうとするいけ好かない輩。

一方で旧仏教側から見れば、ろくに教典も読まず、苦行せず、
誰もが念仏だけ唱えて極楽に行こうとする新仏教など正気の沙汰じゃない。


自分だけ仙人になればそれでいいのか?
堕落した弱者を救うこともまた昇仙の道なのか?
“末法”の世が迫る時、修行者はどうあるべきなのか?{/netabare}

色々、思索に耽りながら味わえる作品になりそうです。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

下界で門下生の為すべき事とは…?

この作品は「霊剣山 星屑たちの宴」の続編となっています。
物語の内容に繋がりがあるので、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

中国発のアニメといえば枠化された「ハオライナーズ」が頭に浮かびますが、この作品は「テンセント」という中国に本社を持ち様々なメディアに出資しており、今やゲームの売上高は世界トップという会社がバックについている作品です。

ハオライナーズとの違いは、ハオライナーズは制作陣も地元志向ですがテンセントはそこに拘りがある感じではありません。
この作品も原作こそ中国ですが、制作陣はほぼ日本人で日本のクオリティを中国に逆輸入しているんです。
日本アニメのクオリティが世界で抜きん出ている証だと思います。
でも原作は中国発の作品らしい無双系主人公の物語です。

1期では霊剣派の門下生となり、そこでの修行に勤しんでいる様が描かれていましたが、今回門下生に課せられた課題は、「下界に降りて俗世と触れる」というものでした。
王陸は自分の生まれ故郷に向かい…物語が動いていきます。

今回は山での修行ではないため、王陸の師匠である王舞の出番は少な目ですが、代わりに大活躍するのは旅館の女将の玲ちゃんです。
玲ちゃん…1期から王陸の修行の手伝いをしていましたが、彼女の可愛らしさは当時から折り紙付き…
彼女の魅力に触れられるのは、きっとこの作品がMADE IN JAPANだから…
玲ちゃんはちっぱいである事を気にしていましたが…でも全然問題ありません!
ちっぱいの需要だってちゃんとあるんですから…

ちっぱいだって彼女の魅力の一つ…
でも玲ちゃんはそれだけじゃありません。
竹を割ったような性格…
旅館の仕事があるのに、何だかんだ言いながらしっかり王陸を手助けする優しさ…
そして整った顔立ちなど、きっとまだ彼女の魅力を探すことができると思います。

一方主人公の王陸…
何か異人さんになっちゃったみたい…そんな印象を受けました。
キャラデザが変わったのも大きな理由ですが、だいぶ大人びている上、
修行の成果が著しく他の修行者とは既に一線画しているような感じがしました。

繰り出す技?…が常軌を逸したモノばかり…
それが仙人…と言ってしまえばそれまでですが、言葉で表現し辛い凄さ…オーラがあるんですよね。
俗世で王陸は確かに活躍します。
確かに凄いです…
でもどの様に凄いか気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
ごめんなさい…私には上手く表現できませんでした。

オープニングテーマ「限界蹴飛ばして」
エンディングテーマ「力に変えて」

1クール12話の物語でした。
最終話のタイトルは「新たなる旅立ち」でしたが、仙人の道を究めるにはまだまだ長い道のりがありそうです。
続編…制作されるのでしょうか?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

58.0 2 日中共同制作アニメでスタジオディーンなアニメランキング2位
霊剣山 星屑たちの宴(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (157)
823人が棚に入れました
落下した彗星によってもたらされる運命の子を選ぶために、長い歴史をもつ霊剣派一族は門下の入門試験を再開することに。そして、その試験に挑もうとする少年が主人公の王陸です。

試験が難題であるほど、奇抜な戦術や機転が利く洞察力を発揮して簡単に解いてしまう王陸の痛快さが高い支持を集めている物語は、シリアスとギャグがほどよいバランスで散りばめられています。

声優・キャラクター
代永翼、山口由里子、西田雅一、小林大紀、松田健一郎、江口菜子
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

【第1クール感想】三重苦の中国原作アニメ化作品

中国原作のwebコミックは未読。

外国の人気コンテンツが海洋を越え島国に乗り込む困難性を、
我々はこれまで幾度となく体験していますがw
本作もその苦しさを痛感するアニメ化作品でした。

本作がトンチを交えた古風な作りが、時代の壁を越える。
加えて中国の古典ネタや陰陽五行説を絡めたストーリーを日本人に伝える。
双子の困難性を抱えていると、私は一話感想にて吐露しました。

さらに視聴し続けると、
独自のネット文化圏であり、ネトゲ大国でもある中国のノリ。
という第三の困難性が露呈されて来ました。

ログイン、スキル獲得、イベントクリアといった、
ネットゲームの要素が、中国人独自の間合いで差し込まれますが、
それらで日本人の笑いのツボを突く翻訳力は、
残念ながら本作にはなかったようですw

さらには酔拳の如き独特のリズムで繰り出される下ネタw
おや……いつの間にか苦しみが四重にw


とまぁ、いち日本人にとっては崖をよじ登るが如き、
難行苦行を強いられた昇仙修行でしたがw
アニメから得られた物、心に残った物の多さに関しては、
個人的に豊作だった2016冬アニメの中でも、実は上位に位置します。

特に修行について。体系化された従来の霊剣派の修行カリキュラムとは違う
独自のアプローチで主人公の天才的な素質の開花を試みる。
その先に大局的な見地から末法の到来も意識しつつ、
昇仙の王道を模索していく……。
そこには医食同源な肉体形成、気脈を意識した強化法など、
中国5000年の積み重ねが感じられ、大変興味深く視聴させて頂きました。


修行ばっかりでつまらんwという感想もごもっともw
……ただ、幼少期より往年のジャンプ原作アニメ何かを観て来た私としては、
1クールほぼ丸々、修行に費やしてしまう、
本作の構成はどこか懐かしくもありました。

“三話切り”“一話切り”が横行する、
とかく早急な現世利益を求める本作の新興宗教の如き深夜アニメよりも、
夕方やニチアサタイム、或いはNHK教育の日中友好ナントカ記念なんかで、
まったりと長期放送した方が良かったのかもしれません。

……ただ、それだと今度はいらん下ネタがネックにwう~~む……(苦笑)


それでも私としては、何故か決まった二期目も是非、仙山に挑み続けたい作品。
二期目の霊剣山が待っている末法のクールに備えて、
独特な中華ギャグの応酬で凍り付かないように、
尊氏もせいぜい受け身の鍛錬に励みたいと思いますw



【1話感想】日本の末法思想からこの中国原作アニメの見所を探ってみる。

某動画サイトでいきなり酷評が炸裂したので救済の意味も込めてw

長くなるので折りたたみw

{netabare}
はっきり言って、低評価もやむなしだと思いますw
これを面白いと思える人というのは、
国語の漢文の授業で、矛盾や五十歩百歩などの故事成語の元ネタを読んで、
楽しいと思える感性の持ち主くらいw
恐らく日本人が10人見れば9人つまらないと答えるでしょうw

トンチの要素もあるので『一休さん』がイケる方はギリギリ挑戦できると思いますw
でも『一休さん』を楽しめるのは日本人としての文化教養の土台があり、
そこにトンチが乗るから反応できるのであって、
いきなり五行思想絡めて来られたら相当厳しいものがありますw
例えて言うならレ点を付けなきゃ解読できない『一休さん』って感じw
豊作の今期に敢えて、異国の仙山に昇る荒行を選ぶ必要もないとも感じますw

それでも引き続き仙人の道へ挑まんとする同士の存在を信じて、
敢えて個人的な注目点を語ると……。
私は本作の「末法思想」というワードに時めいています。

お釈迦様の教えが正しく伝わり、正しい修行と悟りが行われる時代(正法)
外見だけ教えをなぞって、中身のない修行が行われ悟れない時代(像法)
それを過ぎると教えが失われ、世が乱れる暗黒時代(末法)が訪れる……。

この末法思想は日本でも特に十一世紀に大流行。
この年が末法元年!とマヤやノストラダムスの如き大予言まで飛び出し、
人々はすがりつくように寺社の建立に走りました。

なぜこんな思想がはびこったかというと、
武士が跋扈する平安末期の社会不安だけでなく、
実際に教えを広める組織が、うわべだけのまやかし。
との人々の暗黙の了解、不信感があったと思われます。

実際、末法思想が流行った頃の僧共は、利権でずぶずぶだしw
そのくせお布施しない庶民には冷たいしw
女人禁制の山を指定して女は救われないとかのたまい、やな感じだしw
要求断ると僧兵が神輿担いで都に突入してくるしw

本作の仙人がいる世界における末法前夜の状況も恐らく類似した状況なのでしょう。
恐ろしく体系化され権威化し、多くの人が無批判に畏怖する仙人の組織、試練。
けれど教えの本質からはズレている。
そこを主人公がトンチをぶつけ暴いていく。
そんな展開を勝手に期待して見ています。

私としては今後も主人公に親鸞や日蓮といった、
日本の旧仏教をぶち壊して新時代を切り開いた、
“破戒僧"たちの姿も重ね合わせながら視聴を継続したいと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

仙人を目指すための修行物語(酷評注意)

原作未読 全12話

日中共同作品です。お話はタイトルの通りです。

色々な難しい言葉が飛び交うのでよく分からないことが多いですね。

ナレーションの方が色々説明してくれますが、さらに頭が混乱してしまいましたw

コミカルなところも多いですが、ギャグが合わなかったです。

バトルなどもありましたが、作画も迫力が全然ありませんでした。

1話をとりあえず観たので最後まで観た感じですね。

お話も途中で終わっています。特に良いところ見つけることができなかった作品なので、あまりオススメできません。

最後に、2期があるようですが視聴は微妙です^^;

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

普通に観れてしまった私がおかしいのか…?

…いやまあ、水滸伝とか封神演義とかのおかげなのかも知らんけど。

ぶっちゃけ、「仙道の天才少年である王陸が上位の仙人を目指す話」でしかないわけですが…。(こう書くと大した話じゃないな(笑)。)

みんな用語とかに引っ掛かっているんだろうか。いや、「凄くお奨め」ってわけでもないですけど続きは普通に気になるんで、2期目放送されたらたぶん観ますわ…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21
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