方言で姉妹なTVアニメ動画ランキング 3

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月14日の時点で一番の方言で姉妹なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

95.3 1 方言で姉妹なアニメランキング1位
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (1853)
7878人が棚に入れました
思春期症候群―― 多感で不安定な思春期だけに起こると噂される、不思議な現象。 たとえばそれは、 梓川咲太の目の前に現れた野生のバニーガール。 彼女の正体は、高校の上級生にして活動休止中の女優、桜島麻衣先輩だった。 魅惑的な彼女の姿は、何故か周囲の人間の目には映らない。 謎の解決に乗り出した咲太は、 麻衣と過ごす時間の中で、彼女の秘める想いを知って...... 次々と咲太の周囲に現れる、“思春期症候群”を抱えたヒロインたち。 空と海が輝く町で、心揺れる不思議な物語が始まる。


声優・キャラクター
石川界人、瀬戸麻沙美、東山奈央、種﨑敦美、内田真礼、久保ユリカ、水瀬いのり
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「もてあましてるフラストレーション」の具象化 

2019.01.05記


原作未読


You've got an easy day …と直ぐ脳裏に浮かんだ方は立派な“かつての青少年”です。

前評判の高さが視聴動機。
ラノベってもう少しタイトルなんとかなりません?家族共有HDDに2018年秋期に並んだタイトル…
「青春ブタ野郎・・・」
「エロマンガ先生(地上波再放送)」
「幼女戦記(同じく地上波再放送)」
言い訳するのがたいへんなのです。


峰ヶ原高校に通う2年生、梓川咲太(CV石川界人)が目を覚まし、自分では見覚えのない一冊のノートに目を向けると、そこには信じられない事が記されていた――。
「5月6日、野生のバニーガールに出会った。」

で始まる本編。思春期特有の不安定な精神状態が引き起こす不思議な現象“思春期症候群”が引き起こすトラブルを巡り繰り広げられる青春ドラマです。
『思春期症候群』もちろん架空の現象です。クラスメイトや家族など人間関係のひび割れ、本人の内なる心の葛藤、確かに思春期にぶつかりそうな問題を引用してヘンテコな現象を仕立てあげてます。その理論的支柱役を咲太の同級生リケジョ双葉理央(CV種崎敦美)が担います。支柱といってもTHE中二感を出すための柱。「人と話すのが嫌い。性格も暗いし、中学の頃は友達もできなくて、一人でずっといた」ような子ですが、彼女の口から「ブタ野郎」と言われるとご褒美以外のなにものでもないですね。
そして先述の野生のバニーガールが本作のヒロイン桜島麻衣(CV瀬戸麻沙美)さん。「桜島麻衣の桜島に、桜島麻衣の麻衣」と自己紹介するくらい自分に自信をもってますが、けっこうな頻度で咲太に赤面したり恥じらったりする典型的!?ツンデレさん。年不相応・年相応な振る舞い、両面性ある魅力的な女子です。なにより咲太をすごい好きなのが良い。

鴨志田一原作で手堅く、数話ひとまとまりのオムニバスで進むストーリーはテンポもよく見易いです。原作1巻につき数話を使い、、、こんな感じ↓

{netabare}1-3話  第1巻「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」
4-6話  第2巻「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」
7-8話  第3巻「青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない」
9-10話  第4巻「青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない」
11-13話 第5巻「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」{/netabare}

各エピソード毎に別のヒロインを立てる仕様となっており各々これがまた魅力的です。手堅い作風はなにかしら既視感を生むようですが、ベタなものとはそんなもんでしょう。
どのエピソードも、当番ヒロインの魅力とほどよくエモい脚本で飽きません。むしろいい話ばかりなり。ED「不可思議のカルテ」を当番ヒロインが務めたりとこのへんも鉄板でありベタな演出です。
ベタについて、その昔『くりぃむ○ちゅーのたりらリラ~ン』という番組で“クイズよくあるパターン ベタの世界”という名物コーナーがありました。アンケートに基づいて作られたベタなドラマを観ながら次の展開を予想するクイズコーナーです。
そのドラマの完成度がこれまた高くて、ベタとはわかりつつ涙腺が緩む回答者多数。TVの向こう側のこちらも似たようなものでした。私の既視感を挙げるとしたらこんな感じです。


本作が好感なのは、野生のバニーガールが物語の進行上必然性があって“タイトル詐欺”になってないこと。それに咲太と麻衣のカップリングの柱に揺るぎがなく安易なハーレムになってないこと。当番ヒロインに流れることなく作太は麻衣さんが好きで、麻衣さんも埋没せずに要所で顔を出してきます。
ベタな中にも筋を通していることで、数多の類似作品より頭一つ抜けてる感がします。変態的なタイトルは置いといて、サクッと観ることができる良作です。
なんやかんやで桜島麻衣のヒロイン力の高さを満喫した全13話でした。


■余談
{netabare}お前とこのグラウンドで高校生が大声で叫ぶアニメだぞ、とモデルとなった七里ヶ浜高校出身の知人に{/netabare}

{netabare}お前とこが毎度破壊されるアニメだぞ、とグリッドマンでのモデルとなった都立井草高校出身の知人に{/netabare}

このクールは知人の出身高が相次いで登場しました。ウチの母校もそのうち出ないかしら。敷地の広さと雰囲気なら「やがて君になる」の舞台とそう変わらないと自負しとります。



視聴時期:2018年10月~12月 リアタイ視聴

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2020.03.27
《配点を修正》+0.1 麻衣先輩が最強だから(リピート視聴後修正)

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2020.09.22追記
劇場版視聴済み。TV版を気に入った方はわりと必見だと思われる。


2019.01.05 初稿
2020.03.27 配点修正
2020.09.22 追記

投稿 : 2025/02/08
♥ : 118
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

君のせいで

「さくら荘」の鴨志田一、
CLOVERWORKS制作。

思春期症候群なる不思議な現象に、
心揺れる少年少女の青春ファンタジー。

抜群に面白いです。
美少女アニメと見せかけて、
初回は量子論の思考実験が骨子になっている。
{netabare}シュレディンガーの猫は私ですら聞く、
生きていると同時に、死んでもいる猫。
重なり合った世界、存在の話、
観測者によって、変化する世界。{/netabare}
どこかサスペンスフルで好印象です。

キャラ良し、音楽良し、構成良し。
心に傷を抱えた女の子たちの葛藤と、
咲太と麻衣の甘酸っぱいラブストーリー。
もちろんブタ野郎としても楽しめるのだ。

最終話視聴追記。
物理法則を逸脱した思春期症候群を軸に、
設定がどこか変化球な青春恋愛物語でしょう。
{netabare}七里ヶ浜の少女翔子や咲太の傷跡、
大きな謎を残したまま映画へと続いていきます。{/netabare}

見える世界は人の数だけ存在している。
世界とは「現象」そのものなのでしょう。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 113

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

何でこんな避けられそうなタイトルにしたかと思っていましたが…。(「おるすばん妹」の破壊力、原作既読でもヤバい…。劇場版も楽しみです!)

原作がシリーズを重ねていくうちに「まあ、これで良かったのかも」と思えてくる、そんなタイトルですよね。

OP主題歌で、いくつかの原作タイトルに使用されている文字の組み合わせがランダムっぽくチカチカと入れ替わって表示された上で最終的にアニメとしてのタイトル『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』となります。

ということで、ここでタイトルの使われた原作は全部アニメ化されるのかもしれません。
(↑え、マジで…!?)

アニメでは、「バニーガール先輩」以外のシリーズのヒロインも早めにわりと多く画面には出していく感じに見えます。

……と、2話まで観たところでこの後は2話くらい放送時には観られない予定なので取り急ぎ書いておきます。このアニメ化には期待しています!

2018.10.26追記:
第3話目まで視聴完了。原作でいうと1巻目の終わりだったのと話数から考えると、原作1巻に対して3話のペースで1クール=原作4巻分のアニメ化でしょうか。

劇場版『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』のアナウンスもありましたね。こちらも楽しみです。

2018.10.29追記:
劇場版のタイトルと円盤の収録話数も踏まえて、おそらく下記のようなシリーズ構成になるっぽいです。

※話数が進んだので対応する原作の全タイトルをを記載
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない: 1~3話(先輩:桜島麻衣)
青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない: 4~6話(後輩:古賀朋絵)
青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない: 7~8話(ウィッチ:双葉理央)
青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない: 9~10話
青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない: 11~13話

なお、劇場版『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』は原作シリーズ6、7作目の内容になることは公式にアナウンスされていますね。原作は以降も続いていますが内容的にもここでひと区切りという感じなので、シリーズ構成的には妥当だと思います。

2018.12.10追記:
第9、10話でシスコンアイドル編終了。づっきー(広川卯月(ひろかわ うづき))役に雨宮天さんがキャスティングされてました。

公開予定の劇場版以降がさらにアニメ化された場合、そこそこ重要なサブキャラになるはずなのであんまりいい加減なキャスティングはできないとは思いましたが、天ちゃんでしたか…。

残る「おるすばん妹」編は原作でもかなり好きなエピソードなので、楽しみです!

2018.12.23追記:
原作既読であの展開を知っていてももヤバかった、12話ラストのシーン。視聴者(読者)も、ここまで時を積み重ねてあのキャラクターへの愛着が生まれていますからね。

思春期症候群的なエピソードは抑え気味でも、原作の『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』は、読んでて終盤はけっこう泣きそうになってました。

…ということで、最終回を待て(笑)!

2018.12.30追記:
第13話(最終回)まで視聴終了。これまた本編からシームレスに劇場版の予告があったのですが、この作品については劇場版まで込みのシリーズ構成だったと思うので、まあこれもアリだな。モハメド・アリだ。(邪神ちゃん並感)

咲太くんは高校生としてはかなり大人で良い人なんですけど、その咲太くんも麻衣さんの助け、支えがないと誰も救えないんですよ。そして翔子さんも…。

原作通りなら劇場版で翔子さんの正体について衝撃の事実が明らかになりますので、こちらについても乞う、ご期待!

しかし、1クールで良くここまでアニメ化しましたね。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 100

77.8 2 方言で姉妹なアニメランキング2位
Aチャンネル(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1556)
8093人が棚に入れました
「Aチャンネル」は学園コメディ。天然かつドジッ子のるん、その幼馴染でるんが大好きなトオル、弱気な関西娘ユー子、ツッコミ役のナギの個性的な4人が織り成すハイスクールライフが描かれている。

声優・キャラクター
福原香織、悠木碧、内山夕実、寿美菜子、又吉愛、斎藤桃子、茅原実里、沢城みゆき、小野大輔

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

4人の女子高生のほのぼの~とした日常生活

4人の女子高生のほのぼの~とした日常生活アニメ
物語としては展開の起伏がすごくゆるやかだけど
そこがこのアニメの醍醐味だと思う。
ほのぼの好きや最近忙しいと思ってる方におすすめ
トオルとてもかわいいです^^

ほのぼのの王道「ARIAシリーズ」や「夏目友人帳」等の
ファンタジー要素は無く
「みなみけ」や「らきすた」等のコメディー要素も
比較的少ないが、萌え要素に関しては
ピカイチであるので
ほのぼのと萌えを同時に楽しめる。

毎話違う挿入歌がながれるため音楽についてはよいと思った

キャラの魅力は十分に伝わったので
お気に入りを見つけるとより楽しめると思います^^

投稿 : 2025/02/08
♥ : 65

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

これがホントの「日常系」

制作はStudio五組で原作は漫画です。
ジャンルは萌え・日常系です。
私が知る限りでは「ひだまりスケッチ」に一番近い雰囲気の作品ですね。


るん、トオル、ユー子、ナギの女子高生4人の日常を描いた作品。


何かを目的として部活をやっている(「けいおん」「ゆゆ式」とかね)わけでなく、特別な学校に通っている(「ひだまり」「GA」とかね)わけでもなく、特別な設定がある(「キルミー」「きんモザ」とかね)わけでもなく、これぞまさに学園日常系といった感じです。
本当に何も起きない。
お決まりイベントはありますがあとは何も起きない。
何も考えずぼーっと見てて癒される、清涼剤的なものを感じます。

この手の作品の割にはキャラ立ちしまくっているメインキャラがいないのが特徴と言えば特徴です。
ここら辺も日常系を体現しているような気がしなくもない。
(トオルは初めの方はかなり変なキャラみたいに見えましたが)

あと劇中に必ず一回は謎の挿入歌が入ります。
これは見る人によって意見が変わると思いますが、その場の心情や雰囲気を的確に表していたので私は良かったと思いますよ。
流れるとノリノリになったしw
ところどころ謎のタイミングでぶっこんできますけどね。


総括して、私が見た中で一番ど真ん中の日常系だと思います。
ストーリー性とかを求めてはいけません。
ほのぼのとした空気感を楽しんでみてください。
割と万人向けな日常系作品です。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 48

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ゆるい世界観が好きです(´▽`)♪

女子高生4人の日常をこれでもかと言うほど
ゆる~い雰囲気で描いた日常系コメディ作品。
原作は4コマ漫画。 全12話。


個人的にロボットものゾーンに突入してる視聴の
箸休め的なノリで楽しませて貰いました(*´∀`*)♪

ストーリーの中心はるん、トオル、ユー子、ナギの4人。
天然である主人公・るんちゃんのボケを周囲が
回収する流れが基本パターンだと思います。

内容は至ってシンプルな日常系なので気軽に楽しめます。
日常系の中でも更に日常系を行ってますねw
キャラはそれぞれがしっかり立っており魅力的に映りました。
声優さんも含め世界観にあった仕上がりに満足できます。
個人的なお気に入りはトオルです(´∀`)
るんちゃんを追っかける姿が可愛らしかったぁw

作中に流れるキャラソンがこの作品の大きな特徴ですかね。
キャラ各々がシーンに合った歌で楽しませてくれます♬
いわゆる劇中歌というやつですね。
ぜひ視聴の際は注目して貰いたいですね!


大した事書いてないな(´ー`;) …と言うより
大して書く事がない程の日常系と言った作品ですw
ゆる~い気分になれる癒し系の1本だと思います。
次はOVAでも観てみようかな♪
ハイ!忙しいそこのアナタ!!
この作品でちょっとブレイクを(ゝω・)



《キャスト》
百木 るん(CV.福原香織)
一井 透(CV.悠木碧)
西 由宇子(CV.寿美菜子)
天王寺 渚(CV.内山夕実)
今井 豊(CV.又吉愛)
野山 美歩(CV.斎藤桃子)
鬼頭 紀美子(CV.茅原実里)
鎌手 多季(CV.沢城みゆき)
佐藤 幸世(CV.小野大輔)



《主題歌》
OP:『Morning Arch』/河野マリナ
ED:『ハミングガール』/ゆん(CV.福原香織)、トオル(CV.悠木碧)
            ナギ(CV.内山夕実)、ユー子(CV.寿美菜子)

投稿 : 2025/02/08
♥ : 44

65.0 3 方言で姉妹なアニメランキング3位
波打際のむろみさん(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (657)
2955人が棚に入れました
ある日突然、むろみさんが釣れた!! フィッシング部の向島拓朗が釣ったのは‥‥なんと人魚!? 「ミミズうまかっちゃん、喰らいついてしもたら、なんや釣り鉤やったんやね」‥‥こいつ、博多弁話すしー! なぜか博多弁を話す人魚のむろみさんと、釣り好き少年・拓朗の異生物交流コメディ♪

声優・キャラクター
田村ゆかり、水島大宙、野中藍、上坂すみれ、原田ひとみ、中原麻衣、さかいかな、斎藤千和

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

むろみぃぃぃぃぃぃぃぃ!!ここだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

制作はタツノコプロで原作は漫画です。
ジャンルはギャグです。


テンション高めな人魚のむろみさんと、釣り好きな拓朗(たっくん)を中心に描かれるギャグコメディ。


とにかくテンション高めでイケイケな本作。
人魚のみなさんがはっちゃけまくります。
ネタはパロディ、下ネタ何でもアリで入り乱れます。
序盤はそこまでハチャメチャでもなかったような気がしますが、キャラが出そろってからは面白かったです。
川端くんのシュールさには笑ってしまったw

タイトルの通りOPがとても印象的です。
サビが良いですよね。
あの曲を聴くために、私は本作を見ていたのかもしれない…w


総括して、15分でサクッと見れるのでギャグが好きなら見てみるのも良いかも。
個人的には続編希望ですw

投稿 : 2025/02/08
♥ : 32

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

楽しいUMAコメディ

マンガ原作。ギャクアニメ。
愛らしい博多弁で話す人魚のむろみさんと仲間たちによる、海洋生物とUMA(未確認生物)をネタにしたハイテンションコメディ。
突っ込み役は釣りが趣味なだけの普通の少年です。
UMAの方々は人類より遥かに長い年月を経て様々な歴史をみてきた筈なのに、達観しているどころか相当な俗物ぶりが楽しい。
ギャグアニメの老舗、タツノコプロ製作で、そこかしこに微妙なパロディがお遊びで潜んでます^^


掲載が少年誌だということで、あまり期待もしていませんでしたが、さすがにマガジンのショートギャグはパンチが効いてます。
絵は相当クセがありますが萌え要素は薄く、ギャグ色が強いので絵柄が弊害になることはありません。
登場人物はほぼ人外なので体を張ったお笑い。
主役のむろみさん自身、不老不死の高次生物の人魚でありながら、生態系ヒエラルキー的には魚類の位置付けで、鳥類や肉食動物から捕食される立場としてヨゴレ芸を披露してくれます。
下品なシモネタ。
少々辛味の効いた風刺。
ちょっと叱られそうなパロディ。
くっだらないドタバタギャグばっかりかと思えば、色んなパターンのお笑い要素が入っていてかなり楽しめました。
非常に安定的な笑いを供給してくれる作品でした。

絵柄はともかく、田村ゆかりさん(福岡出身)の博多弁の喋りが可愛らしくて、むろみさんというキャラにも好感度大。
まぁ、萌えませんけどねw


俗っぽいけど、そこが愛嬌。
そんなファンタジーキャラたちの、のんきでおバカな人外生物コメディ。
テンポよくわかりやすいギャグは、幅広い層にお楽しみいただけると思います。

1クールで終了してますが未登場キャラもまだまだいるようで・・・
2期が製作されないかなぁと、ちょっぴり期待^^

投稿 : 2025/02/08
♥ : 30

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

クセになる面白さ

原作 漫画 未読

週間少年マガジン 掲載中(2013年7月現在)

1話15分 全13話

新感覚 異性物交流コメディー


主人公が 人魚の むろみ 声 田村ゆかり

もう一人の主人公が、人間の 向島 拓朗  声 水島大宙

この二人を中心に絡めたお話です。
二人の会話のやり取りは、面白かったです。(笑)

むろみさんは、人見知りなんて全く無く、明るい性格なので好感持てるキャラでした。
それに、しゃべりが博多弁なんだけど、何か可愛いです。
自分は中部なので、博多弁がとても新鮮に感じました。


ちょっと特徴あるキャラデザですが、そんなに悪くもなく、むしろ可愛く感じました。

毎週観てましたが、1話15分なので、ちょっと物足りない気もしました。

自分的には面白かったです。
2期があれば また観ます^^


OP:「七つの海よりキミの海」 歌 - 上坂すみれ

中毒性のある歌ですね!
結構、この歌にハマる人、多いのでは? ^^;
自分は大丈夫でしたがw(笑)

投稿 : 2025/02/08
♥ : 28
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