文化祭で仲良しなおすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの文化祭で仲良しな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年08月21日の時点で一番の文化祭で仲良しなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.5 1 文化祭で仲良しなアニメランキング1位
BanG Dream!(バンドリ!) 2nd Season(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (220)
824人が棚に入れました
高校2年生になった香澄たちPoppin'Partyは、生徒会や家の手伝い、塾やバイトで大忙し。5人で一緒に居られる時間が少なくなり、拠点である蔵にもなかなか集まれない。そんな彼女たちのもとへ、1人の少女が現れて――。新たな出会い。変わらぬキズナ。Afterglow、Pastel*Palettes、Roselia、ハロー、ハッピーワールド!も登場し、個性豊かなバンドメンバー達がキラキラドキドキなステージを魅せる!「また、みんなでライブしたい」音楽が今、走りだす!

声優・キャラクター
愛美、大塚紗英、西本りみ、大橋彩香、伊藤彩沙、佐倉綾音、前島亜美、相羽あいな、伊藤美来
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ゲームファンとアニメファンの二兎を追う

1期視聴済 そして相変わらずゲームはしてない


2018年始特番で1期の一挙放送と武道館Liveなどのコンテンツを合わせて鑑賞したのが始まり。
アニメは周囲が言うくらいこき下ろすほどでは無かったと思ってますし、声のお仕事しながら楽器もこなす声優さん達に感銘を受けてもいました。

“そこそこのアニメ”&“頑張れ声優さん”

私のバンドリへの評価はこの2つの要素で出来てます。そしてこれはおそらくレアケース。ゲームの要素が抜けてるのです。
ゲームはスマホ音ゲーのお化けコンテンツで、むしろこっちからのユーザーが流れてくるほうが多かろうもん。1期で匙投げた方が多かろうアニメのみメンバーズは絶滅危惧種じゃなかろうかと邪推してます。

この前フリで何が言いたいかというと、、、


「ゲームユーザー向けの作品にがらっとリニューアルしちゃって戸惑ってます」


■戸惑い1 いつの間にか綺麗になって・・・
この2年(1期の放送からの意)ですっかり綺麗になっての再会。めっちゃCGです。ポピパの誰かは髪の色でやっと判別できました。それと第1話で5人集めての尺を取ってくれたのでなんとか。
演奏シーンで止め絵がないのはCGさまのおかげと思えば、慣れればOKということなんでしょう。


■戸惑い2 人多すぎ
ゲームオリジナルキャラを投入!って知らんがな。ざっと5ピースバンド×4組なので一挙女子20名追加です。Roseliaは1期にも登場してますが覚えてません。とはいえ総勢25名の顔と髪型と髪の色と制服の組み合わせで判別可能ではありました。さすがゲーム原作なのかスタッフ頑張ってたと思います。
なお4組とは以下、しっかり第1話で全員集合してたりします。

 『Roselia』 (ロゼリア)
 『Pastel*Palettes』 (パスパレ)
 『ハロー、ハッピーワールド!』 (ハロハピ)
 『Afterglow』 (アフターグロウ)

{netabare}さらに1組『RAISE A SUILEN』。試験勉強並に覚えることが多いのです。{/netabare}


■戸惑い3 曲多すぎ
1話1曲+one more 次から次へと右から左へ。思い入れがないのでほぼスルーです。


軽い疎外感はありますね。ゲームユーザー向けコンテンツになれ果てたのか?と。
結局のところ序盤の構成は「ゲームユーザー向けのコンテンツ」の体裁を取りながら「アニメ作品」としての二兎を追っていて、バランスは悪くなかったと思います。

1兎.バンドと曲紹介
2兎.ポピパを軸にしながらの筋を通したストーリーライン

ざっくりAパート日常描写。Bパート後半に演奏シーンで新規4組を取り上げてました。
{netabare}2話ロゼリア回。ポピパと双璧のロゼリアをまずもってきたのは正解です。
4話ハロハピ回。ファンタジーですね。↑↑↓↓←→←→BAとは粋なことをしてくれます。
5話パスパレ回。雨降って地固まる。三軒茶屋駅と生田スタジオの再現性がハンパないです。リアルの三茶はミュージシャン多い。
6話アフロ回。夕日と青春との相性の良さよ。そしてこちらも雨降って地固まる。{/netabare}

バンド紹介と並行してるのは、{netabare}“目指せ!ポピパの単独ライブ開催”、と{/netabare}ポピパを軸にしながらのストーリーラインでそこは崩しません。
そして折り返しの後半戦、{netabare}第7話から{/netabare}アニメらしく物語が動き出します。やっとだよ。。。



と、ボヤキはここまで。ここからV字回復。本格的に二兎めを追いだしてからがすこぶる良かったのです。軽く1期を凌駕する出来でした。
これならゲーム組もアニメ組も双方幸せになれるひとときを過ごせたのではないかと思うほど。


想像するにアイドルもの(バンドだけど・・・)の定番。後半トラブル発生→解決→大団円の流儀を守るなどお作法順守という安心感と、トラブル内容の濃さとが両立してたんじゃないでしょうか。

{netabare}1期は紗彩の加入騒動と香澄の声が出ない騒動。そこそこエモい仕上がりでした。
2期のトラブルと比較すると、1期より関係者の数の多さ、規模が拡大しているのがわかります。いわゆるステークホルダーが多い状態。収拾するにも関係各先の調整なり思惑が複雑に交差し、1バンド内のゴタゴタとは桁違いのレベルで重さが変わってきます。
第9話以降の{/netabare}後半はそこそこエモいではなく“エモい”でした。

{netabare}10話11話OPはRoselia『BRAVE JEWEL』。唐突な感じがしますし、これだけ作中の楽曲が多いと流して聴いても不思議ではありません。

『自分を責めないで 抱きしめなさい
 弱さを知る者は 強さを宿す
 貴方は手にしてるから』

傷つき折れそうな心を奮い立たせるような歌詞。おたえとその先のポピパへのエールとしか思えません。またこれが友希那んとこのバンドというのがエモい。ユキナは曲と背中で語るのです。{netabare}ついでに文化祭で猫カフェをしたがるおちゃめな娘さんです。{/netabare}{/netabare}

いろんな人の思惑が交差します。そして誰も悪くない。引っ掻き回し役の“ルー大柴”風JKプロデューサーもしかりです。こんな時に試されるのがバンドの結束力ですね。展開はわかっちゃいるけど、掌の上で踊りたくなるのです。

※ほんとにネタバレ
{netabare}11話が秀逸。揺れに揺れてるポピパメンバーの中で香澄が壁を越えておたえの懐に飛び込みます。さすがきらきら星メンタル保持の主人公です。
「ポピパはポピパだよ。おたえはポピパ。ギター弾こう!おたえ」→そして『STAR BEAT!~ホシノコドウ~』へ。はぁ~1期観ていて良かった。

そしてポピパはやっぱりポピパ。
おたえ「私ポピパが好き」
ありさ「いつか武道館とか行くのも悪くねェなと」
さあや「おたえ、行かないで」
りみ「おたえちゃんがポピパ大好きなこと知ってるもん」「ポピパでいてくれてありがと」{/netabare}

そして名曲が生まれました。続きは本編で。


楽曲に支えられ、仲間に支えられ、「あー音楽っていいな」と思える良作でした。



■■アニソン雑感

巷で神曲と言われようが作品を視聴してないとそうは感じられない私です。
経験上、楽曲単体でハマることは稀有で、未視聴作品のCVさんが担当する曲に限ってはハマったのは後にも先にも『回レ!雪月花』のみ。それもネタの性格が強い。
一言で言えばタイアップ。
作中繰り返し流れる。キャラの心情が投影されてる。作品世界を表わしている。

巷で流行っている曲よりもアニソンのほうを覚えているくらいになった現在でも変わりません。
本作バンドリ2期の前半で大量投入された曲は一過性でピクリとも食指は動かず、作品世界とリンクした後半の「Returns」「BRAVE JEWEL」「キズナミュージック♪」には心が震えます。
本作で作品とのリンク有無が大事なのだと再認識しました。みんなそうなのかな?

好きなもん聴けばいーじゃん、という話ですが、「これ良い曲だよ」がなかなか非ヲタ一般人の方には通じません。映像(物語)と音楽がリンクしてこその良曲。私にとってのアニソンです。



視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴

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2019.04.01 初稿
2019.09.20 追記
2020.10.19 修正

投稿 : 2024/08/17
♥ : 34

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

他作品から出遅れた1期目の反省からか、2期目は1/3スタート! 2019年9月公開予定の『BanG Dream! FILM LIVE』は、超楽しみなんですけど!?

== [放送前にレビュー記載、第1話視聴後レビュー、第2話視聴以降の追記あり] ==
この作品にはセールス的にまったく貢献していませんが、実は1期目もそこそこ好きだったので内容に関しては密かに期待しています。

== [第1回視聴後レビュー(2019.1.4)] ==
前作については「一応観てた方が良いけど観てなくても致命的ではない」くらいの感じでしょうか。作画はCGになって、ゲームとの齟齬が減ったかも?

作中世界では「大ガールズバンド時代到来!」らしいです。現実にちょっとブームがあったのは2000年頃(ZONE、Whiteberryなど)ですかね?(← 「大」ではなかったですが(笑)。)

という話は置いといて、ライブシーンは多めでしたね。それと今後のストーリーでメインになりそうなキャラクターたちの現況がわかる初回でした。Glitter Greenは活動してないっぽいです。

ロッカーの頭のオカシさを体現する二大巨頭、戸山香澄(とやま かすみ)と花園たえとそれにいい感じで振り回されてる市ヶ谷有咲(いちがや ありさ)が健在のようなので視聴継続は決定です。

特に花園たえ、学生バンドに居るよな、ああいう誰もいないうちからいつの間にか好き勝手にギター弾き始めているかと思えばみんなで何かやろうっていうときに「バイトだ」とか言って来ない奴(笑)!
== [第1回視聴時レビュー、ここまで] ==

2019.1.11追記:
第2話を視聴しました。主宰ライブの面倒くささとかチケットノルマの話が、リアルっぽくて良かったです。チューニングの音やリハとかの場面も気分が上がります。

アマチュアバンドならではの運営っぽい話が今後も出てくるなら、期待大!

OP/EDともにRoseliaの楽曲でしたが、これはもしかして週毎に変わるんでしょうか?

それと、六花ちゃんが「影の主人公」って感じで良いですね。今後も目立ちそうです。

2018.1.18追記:
第3話を視聴終了。

練習場所である倉で、雑談中もツインギターがギターを持ったままとか、会話の最中にいきなり香澄がギターを鳴らしたりとか、おたえのギターリフから唐突に演奏に入ったりとか、ロッカーの生態としてムダにリアルで2nd Seasonはサイコーです。

そして、六花がんばれ(笑)!

余談: ノベライズ版のあとがきによると、香澄が星(STAR)を見つける話だというtweatをした方がいらっしゃるそうです。

S: 沙綾
T: たえ
A: 有咲
R: りみ

2019.1.25追記:
第4話を視聴終了。せっかくAパートはそこそこ良い感じで進んでいたのに、ライブパートがアカンかった…。

(勝手に私が思い込んでいるだけかもしれないけど)この2nd Seasonはもうちょっと地に足が着いた感じで進んで欲しいです。いくらこころんでハロハピであっても「お金さえかければ出来る!」と信じるに足るパフォーマンスを見せて欲しいです。

「足からジェット噴射して飛行」はやりすぎなんです。そういうのはやるにしても『ガルパ☆ピコ』でやってください…。

2019.2.8追記:
第5話はPastel*Palette回。アイドルが事務所の都合でバンドを組まされ、最初はロクに演奏できずに当て振りとか、アイドルバンドあるある過ぎる…。

デビュー時のトラウマを乗り越え、自力で演奏するパスパレの皆さんでした。

第6話はAfterglow回。Afterglowの、とてもアマチュアバンドらしい結成秘話が披露されました。

しかし個人的には一番グッときたのは蔵でのポピパの、パンを選ぶときの「せ~の!」からの流れ。おたえのギターからの「パンを買うなら~ やまぶきベーカリー♪」は最高でした。こういう「遊び」のシーンが入るだけでリアルっぽさがグッと増すのです!

2019.3.1追記:
第7話、第8話の溜め回からの激動の第9話を視聴終了。起承転結でいえば「転」、それも大暗転…(笑)。とはいえアバン、Aパートは穏やかなもの。文化祭回でした。そして内容にふさわしくEDはいつものポピパ「Jumpin'」ではなくRoseliaの曲だったのでした。

そんな激動回ですが、演奏はありませんでしたがメンバーが女子大生となった先輩バンドGlitter*Green(中の人はミルキィホームズ)の面々がほっこりと登場。ステージ衣装でなく学校の制服で演奏するRoseliaとかいうレアなシーンもあったのでした。

その他、単純にシーンとしての見どころとして六花のギター・ソロが冴えわたって、めっちゃカッコよかったです!(そのあとでポンコツになってましたが…。)

2019.3.22追記:
第12話まで視聴終了。ポピパ主催ライブの準備で大忙し。参加する各バンドのセットリストに個性があふれ出ています。ハロハピのそれは、いったい…。今後「他バンドからのスカウト」っていうのはネタ化するのでしょうか?

ポピパの新曲「Returns」はとても良い曲ですね。ポピパさん、カッコいいです!(六花並感)

最終回の第13話はポピパ主催ライブで、大ライブ映像回でしょうか。楽しみですね!

2019.4.1追記:
3/18深夜の放送当日に最終回まで観終わっていたのですが、レビュー更新がすっかり遅れてしまいました。

あの最終回のライブ状況で、PA卓についてオペしてた六花ちゃんはヤバ過ぎる…。この人はギター演奏といい、超高校生級(笑)!

新曲「Dreamers, Go!」も名曲でした。CDでは「Returns」のカップリング曲なんですね。そして主題歌をサブタイトルにしたあたりはEDで見事に回収。

Raise A Suilenがリアルでのライブメンバーになるのは3rd season(2020年1月放送予定)までおあずけみたいです。

そして9月予定の劇場版『BanG Dream! FILM LIVE』って何ですか、超楽しみなんですけど!?

投稿 : 2024/08/17
♥ : 38

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

キズナミュージック

1話視聴
一期から比べたらキャラデザまてCGに変わって明らかに違和感が…
今期からけっこうCGアニメ増えた印象ですが、バンドリ2期はその中でも出来は悪い印象。

他のCGアニメ作品も人物動きがカクカクするけど、ゴム製品人形劇。
ん~バンドリ2期の人物動きは、木製人形劇…カクカク感が一番酷いかも。

ブシロードさんバンドリのソーシャルゲーム売上凄かったはずですよね、何十億?何百億?
今期でも資金力ならNo.1のはず、アニメに還元する気は無しですか。

1話目から演奏シーンが増えた姿勢は評価出来るのでもう少し視聴。


10話まで視聴
ごめんなさい~1話であれだけネガティブレビューでしたが…
全然いいです

話がテンポ良く見易い、ライヴシーンを増やして熱いですね。
ロゼリア&RASともすればキャラかぶりがちなのに存在感が良いです、カッコいい。


視聴完了
ストーリー性やフルCGにそんなにこだわらず音楽ガッツリ聞きたい人にはお勧めでした。
私もライブシーン増えたので楽しめました♪

フルCGに代えた事は結果的には成功だったのでは。

まだまだ表情なさやカクカクした動きとかCGには改善の余地あるけど、これからの技術革新で低予算でも複雑な動きのアニメも増えてくるのかも。

投稿 : 2024/08/17
♥ : 26

70.0 2 文化祭で仲良しなアニメランキング2位
4人はそれぞれウソをつく(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (200)
609人が棚に入れました
リッカ、千代、関根、翼は、同じ女子校に通うなかよし4人組。 普通の中学2年生に見える彼女たちだけど、じつはみんな誰にも言えない秘密があって……。 宇宙人×抜け忍×超能力者×女装男子!? “うっかり”で、教室が、地球が、滅びちゃう!? 曲者だらけ、秘密だらけの4人だけど、ウソのおかげで一緒にいられる―― ウソつきは“なかよし”の始まり…!?な、新感覚“カオス”学園コメディ!

xokNW04341 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

実は私は

シュールギャグの皮を被ったタイムリープSF()。
期待値からのギャップは不徳のギルドレベル。

ボケとツッコミもテンポ良く密度の高いコメディ詰め合わせ。4コマ漫画のテンポ感を失わないという希少なアニメ。パロディネタは古めで味わい尽くすにはお約束の教養も必要だが、わからないならスルーでなんら問題ないギャグ密度。人外キャラでインモラルギャグさえ扱えるが毒気は皆無でさわやかな後味。自身の身バレよりもお互いの身を案じる彼女たちの姿にグッとくる、似た設定の「実は私は」を連想させるような笑いあり涙ありの優しさと暖かさに溢れた美しく儚い青春友情物語。

物語・ガバい設定を最大限活用する設計には唸るばかり
作画・それなり。ここを楽しむ作品ではない
声優・抜群の貢献度。ここが危ういと微妙だったかも
音楽・邪魔にならない上手さはある
キャラ・テンプレの使いこなしが抜群に上手い

荒唐無稽な自由さがアニメの醍醐味。いいアニメでした。

投稿 : 2024/08/17
♥ : 7

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Lie:ウソから始める異文化交流

【感想】
正体隠し×女子学生の日常アニメ
あんまり笑える感じじゃなかったけど雰囲気やテンポが良くて楽しいアニメ
4人の認識の違いからくるすれ違いコント的な面白さがありました
大塚さんのナレーションツッコミもいいですね

ギャグアニメなのに結構細かいところまでこだわって作画していて遊び心が感じられる作りでとても良かった

4人とも隠し事は打ち明けないけど友達想いなのは一緒で、嘘で塗り固められた虚構の友情っていう印象がまったくなくて、友達でいたいから秘密を守っているっていう感じが一貫して出ていて、4人の友情が尊い!

ストーリー性はあまりないけど気軽に見れる良いコメディアニメでした!

投稿 : 2024/08/17
♥ : 29
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

出落ち感はあるが大きく失速せず完走

【レビューNo.4】(初回登録:2022/12/31)
コミック原作の2022年作品。全11話。

「4人はそれぞれウソをつく」のタイトル通り、登場人物にはそれぞれ
{netabare}
「宇宙人」「抜け忍」「超能力者」「男の子」
{/netabare}
というぶっ飛んだ秘密がある。
それぞれの秘密を隠しながら、平和な学園生活を守るためにドタバタを
繰り広げるコメディ作品になります。

このぶっ飛んだ設定を生かしたテンポのいいギャグ展開に1,2話は
引き込まれ、「これは大当たりか!」と期待したのですが・・・
結局3話以降も基本同じことの繰り返しで伸び悩んだって感じですかね。

・基本4人で回すのでどうしてもマンネリ化してしまう。
 でサブキャラで局面打開を図りたいが、出てくるサブキャラは少なく出番
 自体も少ない。それに4人の個性に比べ大分見劣りしそこまで魅力がない
 ので大きな展開に発展しない。
 (たまにアクセントになって面白いシーンもあるが)
・4人の関係性や成長等にストーリー性が見られない。
 例えば同じ4コマ原作の「まちカドまそく」なら主人公の成長やライバル
 との関係性の変化や絆の深まり等の過程を楽しむことができるが、本作は
 友情を再確認するようなエピソードはあるが、スタート時点からある程度
 友情はしっかりしてるので、大きくなにか変化があるわけでもない。
・4人の秘密の露見は・・・
 この作品の見どころのひとつが「それぞれの秘密」がいつ露見するかと
 いうドキドキ感だと思うのですが・・・
 {netabare}
 最終回にあっさり露見するも「宇宙人」の特殊能力で解決という禁じ手
 で何もなかったかのように大円団で終わってしまったので、いささか
 拍子抜けだった。原作がどうなっているかはわからないが、これ多分
 2期作る気ないんだろうな(笑)
 {/netabare}

個人的にはスタートダッシュが素晴らしかったので、期待値が高く少し
残念なところがあったが、
「パンチの効いたギャグを挟んでくる、JCの緩い日常系アニメ」
と考えれば、毎回わちゃわちゃしつつそれなりのレベルの面白さでしっかり
作られたので、最後まで楽しむことはできたかなと思います。
あと中毒性のあるOPも個人的にはツボ。

(2023/1/21追記)
・予定調和の4人だけのクローズされた世界
 同様の日常系ギャグアニメに「女子高生の無駄づかい」という名作がある
 が、こちらは主要キャラ3人+サブキャラ5人の8人体制で話を広げやすい
 というのもあるのですが、こちらは個性がぶつかりつつも「相手の良さを
 引き出す」という巧さがあり、化学反応で「10×10×10=1000」の面白さ
 を生み出しています。片や本作は4人の関係が強固で役割分担が固定して
 しまっているというか、お約束的に予定調和で終わる感じなので、安定感
 はあるが「10+10+10+10=40」以上の笑いには発展しないという印象です
 ね。それに「女子無駄」の方は担任の先生も絡んできて更に作品に奥行を
 与えていますが、本作は4人の世界をぶっ壊す魅力的なサブキャラもいない
 ので、あと一歩殻を破れずに終わってしまったというイメージですね。

(2023/1/27追記)
【レビューNo.24】「女子高生の無駄づかい」のレビュー追加。
今作に興味を持たれた方はそちらを参照下さい。

投稿 : 2024/08/17
♥ : 15

85.4 3 文化祭で仲良しなアニメランキング3位
女子高生の無駄づかい(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (835)
3340人が棚に入れました
ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校を舞台に、とてつもないバカ・田中(通称:バカ)、アニメや漫画を愛するオタク女子・菊池(通称:ヲタ)、いつも無表情でロボットのような少女・鷺宮(通称:ロボ)を中心に、個性豊かで魅力的な仲間たちが、女子高生というキラめきに溢れた青春を無駄に浪費していく抱腹絶倒のJK学園コメディが今、幕を開ける!

声優・キャラクター
赤﨑千夏、戸松遥、豊崎愛生、長縄まりあ、富田美憂、高橋李依、佐藤聡美、M・A・O、興津和幸
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ひらひらと神が舞い降りた第七話

<2019/7/6 初投稿>
原作未読。
観始めなので評価はデフォルトの3.0

今1話観ました。
モテたい、彼氏を作りたい
そんなことばかり考えてる女子高生が主人公。
ボケ役です。

つまりコントアニメ。
主人公のボケ役の子は個人的には好感度高く、割と面白い。

しかし。
おしむらくはツッコミが弱い。
ツッコミは大事。

ヒナまつりの新田さん並みのツッコミ役がいれば化けるのにな。

<2019/7/16 追記>
錦織を圧倒したフェデラーを
最後の最後、精神力だけで打ち倒すジョコビッチ
ジョコのメンタルはどうなってるんだろう?

というわけで2話観ました。

今週のツボ
「足が曲がらない病気」
なんか昔、そんな話聞いたことある 笑
下手な少女漫画あるあるだったかな

ところで作者はヲタに自己投影してますね。
ヲタのエピソードの時、やたら生き生きしてました( ・∇・)

<2019/8/5 追記>
5話まで見たんですけど。
主人公のバカ、割と好きなキャラなんですけどねえ。
笑いがつまらない。

周囲のキャラの方が面白いんだよなー。

ところで毎回出てくる公園とか通学路、妙に雰囲気が良いっすね。
実在なんでしょうか。

<2019/8/16 追記>
第7話
街ブラ番組なんかで定番の顔を嵌める観光地の"あれ"
実際やってみるとさして面白いわけでもない"あれ"

そんな"あれ"で奇蹟的に笑いに包まれてしまった。
それは笑いの神がひらひらと舞い降りた瞬間。

このアニメ、たまに一発入る。
侮れないっす。

<2019/8/24 追記>
8話、水着回。

確かに水着回だったけど、笑いのツボはフジツボでした。

秋田だったか青森だったか
食用フジツボの養殖やってますね。
食用は結構でかい。
高級和食店で出されてるそうです。
一説では精力剤だとか。

まあでもフジツボと言えばやはり
「膝の皿の裏側にびっしり」
の都市伝説が定番で私はちょー苦手です。
群体恐怖症の気があるのかも

<2019/9/16 追記>
11話

今回はぴーなっつPの話(ウソ)笑
それにしても落合福嗣さんはモグゾウといい凡田夏之介といい、良い味出してます。

今回は「何も知らない{netabare} お父さんが突然客で来てうろたえるキャバ嬢{/netabare}」みたいな話・・・であってますか( ・∇・)?

主役はヲタですが
ヲタ回はやっぱり作者の情感こもってる気がするなー。

もうすぐ終わりなのでとりあえず評点つけてみました。

ワセダとミロの区別がつかなくなりつつあるのは私だけでしょうか?

<2019/9/22 追記>
最終12話

最終話は初心に戻って「バカのボケ」と「ヲタのツッコミ」そして「ロボの放置プレイ」

こう書くとこの3人、
最近人気のお笑いトリオ「四千頭身」と同じ構成なんですね、
ということに気がつきました。

それはさておきネタ自体はかなり面白かった。
原作だったらおそらく大爆笑してたと思う
読んでないから想像だけど

ところが自分にはヲタの声がどうもダメでした。
ツッコミのリズムもさることながら、「元は綺麗な声した女性が無理矢理低い声出してる」感がどうも苦手。
普通のトーンの女性の声でも十分だったのにな

原作が大好きな場合を別にすると、「声優の声が合わなくて困る」って自分はほとんどないんですよ。
記憶にない。
もしかしたら過去レビューでどっかの作品にそんなこと書いてるかもしれないけど少なくとも今は思い出せない、くらいない。

↑の方で「バカのキャラは好きだけどボケがつまらない」なんてこと書きましたけど、バカのボケがどうこうというより、ボケへのツッコミの方がどうも自分の中ではハマってなかったようです。

それがなければ評価プラス0.3ぐらい上がってたかも。

でも他の方のレビューではヲタの声×って全くないからたぶん自分が合わないだけなんでしょう。

<2019/9/24 補足>
ヲタの声が苦手、というのは正確に言うと「ヲタのツッコミの時の声が苦手」というかなりマニアックな苦手です。

投稿 : 2024/08/17
♥ : 61

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

1話切りした人もったいないですヨ

2019夏アニメ開始早々
「女子高生の無駄づかい」1話観て視聴断念してました。

あにこれも途中まで今期ナンバーワンの地位を走っていたので
ずっと自分には合わない作品だと思っていました。。。。

後日、たまたま
11話を観て「あれ、面白いぞ」と感じてしまい、
10話を観て「えっ、面白いぞ」と感じてしまい、
 2話を観て「うわ、面白いぞ」と感じてしまい、
 3話を観て久しぶり声を出して笑ってしまいました
 4話5話6話7話8話9話観た後に改めて
 1話をみて「あぁ、やっぱいちばんおもしろくない」でした。

1話切りした人もったいないですヨ

投稿 : 2024/08/17
♥ : 50

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

他愛もないから残らない

だらだら日常コメディー。
とりたてて、ストーリーはありません。
濃い個性のごった煮を楽しむアニメです。

中心人物は、バカ、ヲタ、ロボ。
バカは文字通りバカ。
ヲタはヲタの割には常識ツッコミ人。
ロボは無機質マイペースな変人。
三人のやり取りはトリオ漫才といえるでしょう。

脇を固める、ロリ、マジメ、リリィ、ヤマイ、マジョ。
皆それぞれのポジションで光っています。
あと、ロリ婆、マジョ妹、担任ワセダ(男)もツッコミ担当で加えておこう。
なかでもワセダのツッコミは一流。
その間髪入れない的確な技術は是非習得したいです。

私のお気に入りはヤマイ。
どうしても中二病患者を見ると楽しくて。
彼女の唯我独尊的な言動が微笑ましくて仕方ありません。

時々ツボに入る瞬間があって、笑いが止まらなくなります。
でも、どこだっけ?と今は思い出せません。
瞬間的突発的に笑ってストレスを解消する作品だから、まあいっか。

投稿 : 2024/08/17
♥ : 39

74.4 4 文化祭で仲良しなアニメランキング4位
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第2期(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (176)
392人が棚に入れました
高咲 侑:矢野妃菜喜
上原歩夢:大西亜玖璃
中須かすみ:相良茉優
桜坂しずく:前田佳織里
朝香果林:久保田未夢
宮下 愛:村上奈津実
近江彼方:鬼頭明里
優木せつ菜:楠木ともり
エマ・ヴェルデ:指出毬亜
天王寺璃奈:田中ちえ美
三船栞子:小泉萌香
ミア・テイラー:内田秀
鐘 嵐珠:法元明菜
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ゆるく、やさしく、勘は鋭く、たおやかに

【物語 3.5点】
基本線は「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の方向性と存在意義の再確認。

「ラブライブ!」大会は目指さない。
ソロ活動がメインだけど緩くまとまる。
好きなことを好きなときに好きなだけやる。

こうした信条を、価値観の異なる新キャラ3人をぶつけたり、
同化したりすることで鍛え上げていく。

新キャラを中心に過去からの重たい悩みも処理されたりもしますが、特に深刻化することもない。
むしろ大会スケジュールや部活の根性論などに切迫されなくとも、
“好き”を動力源に願望を叶えてしまう同好会の柔軟性に包み込まれるノンストレス枠。

中盤には、{netabare}5校合同によるスクールアイドルフェスティバルの開催。
優木せつ菜の{netabare}スクールアイドル活動は内緒にしている生徒会長という縛りを撤廃する。{/netabare}{/netabare}
など、〇〇すべき、〇〇だから夢を追えない。
といったしがらみになり得る残された枠を、さらに徹底的に除去していく純化路線で視界は良好。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・サンライズ

無印、『サンシャイン』とは異なるメンバーの主要スタッフが続投。
過度な紅潮は控え目にして感情の振れ幅を抑制する中でも繊細に心情を読み取らせていく。
自由なカメラアングルが演出するCGライブ動画。
作画カロリー自体も控え目。(最終回のライブはもうチョット動いて欲しかったかも)
など良くも悪くも1期からの作風を継続。

現実→MVの境界を軽快に飛び越えるフリーダムな音楽演出も相変わらず。
吹き抜けの校舎が瞬時にきらびやかに発光するライブ会場に昇華するなど、
校風も相変わらずフリーダム。

が、何より度肝を抜かれた映像は文化祭。
{netabare}学園にウォータースライダーを張り巡らせ“ニジガク号”を完走させた
監修“流しそうめん同好会”の謎の技術力w{/netabare}


【キャラ 4.5点】
同好会に挑戦的な言動を重ねる孤高のソロアイドル・鐘 嵐珠。
が、それに対して柔和な表情を崩さず、ゆる~く受け止めつつ、
嵐珠の裏にある本音もしっかり見抜いちゃってる。
この懐の深さこそが『ニジガク』の極意。

特に3話にてユニットで嵐珠に自分たちのスクールアイドルの形を示した
QU4RTZ(クォーツ)の4人(かすみ、璃奈、エマ、彼方)は、
{netabare}パジャマパーティーで合宿するw{/netabare}など、ゆる過ぎて脳が溶けるかと思いましたw
けれど、関わる人間の本質は見えていて、決める時はきっちり決める。

優しさだけじゃ強くなれないってよく言いますが、
優しさも極めればマッチョとは違ったしなやかさを体得できるのではないか。
ゆるいけど芯は強い彼女たちに諭された気分です。


『ラブライブ!』ゲームアプリにおける“あなた”に当たる高咲侑。
同好会を応援し、楽曲提供するけど、パフォーマンスはしない。
作曲コンクールという道を前に、同好会との向き合い方を再考。
侑もまた嵐珠の作曲担当・ミア・テイラーに接触する中で鍛えられたキャラ。
『ラブライブ!』が夢なのではなく、『ラブライブ!』をキッカケに夢を見つけて追いかけて欲しい。
“あなた”に語りかける役回りも洗練。

もう一人の新キャラ・三船栞子と優木せつなの関係性もそうですが、
従来キャラを刺激した新キャラが、
同好会に恩返しされるように夢に素直になっていく流れは分かっていても心地良かったです。

その観点からマイベスト・エピソードは9話の{netabare}ミア・テイラー。{/netabare}


【声優 3.5点】
鐘 嵐珠役の法元 明菜さん、ミア・テイラー役の内田 秀さん、三船栞子役の小泉 萌香さん。
いつの間にか12人+1人に増殖していた『ニジガク』
法元さんは中国在住経験、内田さんは豪州在住経験も生かした外国系キャラ作りが光るものの、
前半中心にちょっと演技が固いと思うことも。
ただ後半はキャラと共に吹っ切れたのか徐々に良化。

どうも私がラブライブ声優にぎこちなさを感じるのは、
概ね色々抱えてツンツンしている演技の不自然さからが多い気がします。
中の人も本質的に優しい人だからなのかもしれません。
後でデレるのバレバレじゃん(笑)


高咲侑役の矢野 妃菜喜さん。
1期と2期の間には『セレプロ』にて2.5次元アイドルのセンター力も見せた元・アイドル経験者。
この方にパフォーマンスしない役をやらせるのが凄く贅沢なことに思えて来ました。
『ウマ娘』キタサンブラック編のアニメ化実現の願を改めて飛ばしておきますw


【音楽 4.0点】
劇伴担当は遠藤 ナオキ氏が続投。
アコースティックギターの優しい音色や、ゆる~いキーボード音源を
邪魔にならないバックグラウンドにささやかに流す。
金管、ストリングスを前面に押し出す無印、『サンシャイン』とは一線を画した方針を継続。

その一方で、嵐珠が孤高を貫くシーンでは刺々しいテクノ、EDM風で割って入るなど、個別対応も良好。
同様のアレンジがクールな嵐珠、ミアの挿入歌には新鮮さを感じました。


主題歌も同好会の12人が引き続き担当。
OP主題歌は「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」
しがらみが取り払われた大空に、色とりどりの夢が、
サビで、やまびこ風に、どこまでも響き渡っていく構成が素敵♪

ED主題歌は「夢が僕らの太陽さ」
“概念”畑亜貴氏の歌詞がテーマをまとめる盤石のED。
めばち氏によるイラストタッチのED映像も安定。
1期同様、最終回も特殊EDで変に力まず、いつも通りのEDで締めるのも『ニジガク』らしいです。

投稿 : 2024/08/17
♥ : 19

白湯 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

炎上キャラを改善できただけでも好印象

スクスタのあの3人を改善して良キャラに仕上げてるだけでも十二分によく出来てると思います。

最終回分まで追記
13話で13人メインキャラだから深堀りまでは行けなかったけどキャラの扱い方は上手かったと思う。話も盛り上げるまでの順序立ても上手いし。
前の作品のスパスタが脚本もキャラも大きく難がある作品だったからかそれと比べるとこっちは脚本や描写の丁寧さが目立つ。(2期8話みたいに勢いやエモ重視回もあるが)スパスタもこれくらい描写出来れば批判されなかったろうになんでそれが出来んかなぁ…

投稿 : 2024/08/17
♥ : 4
ネタバレ

いこ〜る さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

今期は侑の物語

1話
敵役登場?
今までのライバル関係と言っても考え方は同じな仲良し同好会から、このクールでは思想の違う明快なライバルを出して関係性のギアを一段上げてきた!{netabare}
初回の登場シーンを見ている限り、そのライバル的な二人の感じ悪くて(ヒール的に描かれていて)ストレスが溜まるややリスキーなスタートを切ったと思う。

ただ前期と同じことをしてもしょうがないし、想像するにこのクールでは我々のアバターでもある侑の自己実現がテーマになりそうなのを思えば、「お前はここで何をするのだ?」と問う役割を嵐珠が担ったのは全く妥当だ。{/netabare}

風はいつも外から吹くのだ。

その風に飛ばされるのか追い風とするのか。
という初回だったと思うのは穿ち過ぎだろうか?

ーーーーーー

2話
なんか前回と感じが違うなと思ってみていたら{netabare}『個人回』の必要がないことに気がついた。なるほど1クール目と違いその縛りがないから当然話の作り方も違ってくるわけだ。
好きなシリーズを見ているとどうしても同じものを求めがちで、この2クール目も同じものを潜在的に期待してたわけだ私は。

で、今回は明快に違いを見せてくれてマインドリセットさせてくれた回だった。
さらに、かすみ・りな・かなた・エマってチームもいい!これが自然発生的に出来上がる流れなど素晴らしいと思う。
いいね!{/netabare}

ーーーーーー

3話
新キャラ組は皆優秀で他人を頼る必要がない。だから常に一人だ。{netabare}
対して新ユニットの四人は四人である必然に悩んでいる。いったいどうしたら皆んなが合うのか?
という対比の面白い回だった。
で、そこにもう一人、今まで誰にも頼らずにやってきた侑のエピソードを重ねてくるのが憎いところだ。
このあたりの答えの出し方がおそらく作品のトーンを決めていくだろう。特に新規組!
さてどうなるのか?楽しみ。{/netabare}

ーーーーーー

4話
自己実現とはなんと難しいことか。
それに比べれば他人の夢を応援することの易しさは言うまでもないと思う。{netabare}

だから、この回は愛とお姉さんの葛藤を借りた、侑のこれから・彼女の未来予想図であったのかもしれない。{/netabare}
深いな!虹ヶ咲。

ーーーーーー

5話
ラブライブシリーズ恒例の尾行回、今期二度目(変装はしていないのでこれはノーカン?)。{netabare}
歩夢とせつ菜のちょっとズレたコンビが侑としずくを追う珍しい構図のコント回、と見せかけて後半はこれぞ虹ヶ咲という展開に持っていくのは凄い。

新規組の合流が中盤のドラマかな?と思っていたら、それをおいて侑の物語をずっと続けているのもまた凄い構成だ。
(ところで新規組、合流するんですよね?){/netabare}

==========

見終わった!
新規組予想よりタタタッて駆け足で参加したけど、変な軋轢をドラマ化されるよりみんなが各々自己実現するその道の過程を描いてくれる方が、見ていてハッピーで良い。
最終話なんかほぼ歌唱シーンで終わったけど謎の感動があって、それはつまり実現された(されつつある)夢の形がそこにあるからに他ならない。りなちゃんボード無しでステージに立つ璃奈の姿などその最たるもので、だからお父さんは涙無しでは見れないのだ。

さてこの2ndシーズンは立ち位置の定まらなかった(曖昧だった)侑が自分の行く道を見つけるまでの物語が根底に常にあった。

思えば侑の存在は初めからかなり異質だったのだ。
応援するだけの人って?なんだ?という疑問は常にあり、ゲームにおけるプレーヤーのアニメ内キャラだとなんとかメタ的に容認していたものの、収まりが悪い感じは拭えなかった。

そう、1stシーズンでは彼女は仲間はずれだったのだ。だから歩夢が思いきり絡むドラマを立てて、そう見えないように工夫されていた。でも物語も2ndシーズンとなれば、そんなそんな鬼ごっこの『みそ』みたいな有りようではもういられなく、それは我々のモラトリアムがいつか終了するのと同じで、生きる術を道を見出さなければならない。そういうシーズンだった。

だから新規組の3人はその為の要員でもあったのだ。
嵐珠には同好会での存在意味を問われ
栞子は抑圧した思いからの解放を
ミアからは作曲≒自己表現を教わった。

ニジガクはソリストの集合であるが、孤独の人の集まりではない。必ず仲間が支えてくれる。
一人アイドル活動の外にいた侑も多くの人に支えられ、また支え、頼り、頼られ、そして愛されていた。そのようにこのシーズンを終わらせたのがとても素晴らしいと思う。

さあ侑の道も定まった!
3rdシーズンでは何が語られるのだろう。ラブライブ初の3期を切に待つ。

投稿 : 2024/08/17
♥ : 10

71.4 5 文化祭で仲良しなアニメランキング5位
スローループ(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (270)
790人が棚に入れました
海辺でひとり、亡き父に教えてもらったフライフィッシングを嗜む少女・ひより。 いつもどおりに釣りをしていると、いきなり海に入ろうとする天真爛漫な少女・小春と出会います。 一緒に釣りをする事になった2人でしたが、実は親の再婚相手の娘どうしで…? ひょんな出会いから「姉妹」になったひよりと小春と一緒に、「釣り」をしながらスローに過ごしてみませんか?
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

初めは偏見で過小評価してましたね。日常+ノウハウの良作でした。

 総括ですね。スク水女子がいきなり海に飛び込んだり、釣り針をひっかけたり、再婚同居とか鬱まっしぐらな設定で驚きましたし、ちょっと「アレアレ…おかしいですよ?」という感じでマイナスイメージが先行してしまいました。「また日常系かあ」という偏見も確かにあったと思います。が、結果的にレベルの高い日常モノ+ノウハウものだったと思います。

 完全にストレスレス設計ではなく、若干のスパイス的な負の感情があったし、登場人物の年齢層性別に幅があって、それが自然なストーリーになっていたのも、新鮮で良かったですね。で、癒しパートではしっかり癒されますし。

 ノウハウも料理と釣りでどっちつかずじゃね?という心配も大丈夫だったですね。まあやっぱり興味がもてたのは釣りの方かなあ。

 一方できらら系の特性で物語が中途半端でも気になりませんし、伏線とかテーマ性とかそういうのが無くても満足できました。初めの方は集中して見られなかった部分もあるので色眼鏡を外して再視聴してもいいかな、と思ってます。

 釣り版のヤマノススメですかね。日常+ノウハウにちょっと負の感情とスト―リーがある…みたいな面白さがちゃんとある、という良い意味で言ってます。是非ヤマノススメ同様2期が来るといいですね。



以下 視聴時のレビューです。


1話です。{netabare}初め、海で毛バリなんか使うかよ、と思って調べたら最近は使うみたいですね。勉強不足でした。虫を食べる渓流の魚向けだと思ってたらメバルは確かに釣れるみたいです。

 作品です。きらら系ということで、日常な気もしますがヤマノススメみたいに若干ストーリー性を感じます。完全な癒し系ではないということでしょうね。少し暗い要素も入っていますし、いきなり再婚で同い年の姉妹ができるというのは普通メンタル的にハードな設定だと思います。

 ただまあ、あまりシリアスにはならない気がします。コハルとヒヨリで小春日和ですね。これがまあストーリーの性格になるんでしょう。

 ヤマノススメみたいな話だとすればちょっと展開が楽しみです。ただ、1話の様子からして料理も釣りも専門性が中途半端かなあ…まあ、見てみないと分からないですけど。

 キャラデザの横顔、鼻のラインが極端に凹になっているかなり昔の感じですね。髪型は輪郭を隠すような最近の流行ですね。制服がリボンとネクタイなのって普通の高校だと有りなんでしょうか(調べたら選べる高校も多いみたいですね。これも勉強不足でした)。私服のセンスは…うーん…

 とにかく気軽に見られそうですし、なんとなく引っかかりがあるアニメなので今期の視聴候補ですね。

 なお、冒頭のスク水シーンは一応スルーしておきます。つかみ…なんですよね? {/netabare}

2話 ひよりちゃんってコミュ障じゃなかったでしたっけ?

{netabare}  ひよりちゃん、友達のお父さんと気軽に話せたり、積極的に釣りに誘ったりどうもコミュ障には見えませんね。いいですけど。
 キャラデザで睫毛に白いのが混ざるのが気になりますね。光沢なんでしょうけど白髪に見えます。

 思ったよりも釣りの話がありましたが…ちょっと物足りないかなあ…4種類の毛ばりの動きのところとかもっと見せ方が…それと釣りの技術に関してループとは何なのかどういう技術が必要か、釣れるポイントとかウンチクがもっとあってもいいですけど。

 OPで「料理・エフェクト作監」で鷲北恭太とおっしゃる方ががクレジットされていました。食戟のソーマの料理の作画ををやった方らしいですね。ということは料理には力が入るのでしょうか。{/netabare}

3話 ひよりちゃん、語りすぎ?

{netabare}  話そのものは家族の問題に焦点を当てて、かつ、釣りの話、料理の話とあって、そこそこ面白いですし、作品に求めるニーズも満たしていると思います。イワナの作画綺麗でしたね。イワナって湖とか海に降りるとマスになる…と思ってたんですけど湖で釣れるんですね。

 ただ、ひよりちゃん、語りすぎですね。というかそのほかの人たちも内面をセリフで垂れ流している気がします。セリフじゃないにしても分かりやすい表情とか。語るのではなくて演出を使うとか…説明セリフばかりだとやっぱり心情の表現が物足りなくなります。深さのチューニングが中途半端でせっかくの子連れ再婚という設定がかえってノイズになっている気がします。特に父母のキャラが薄っぺらいからなあ…そこがなあ。

 そもそも、家族の問題なら事件…つまりエピソードで見せた方がいいと思うんですけど…あっさりとこれでみんな仲良しならその設定は不要でしたね。仲良しJK同士が料理と釣りに…でいいと思います。設定活かすならこの後何かあるならいいですが。

 なお、梅干しのウンチクは良かったですね。こういう感じが沢山あると面白いと思います。バナナって何があるんでしょうね。気になります。

 まあ、継続視聴…でしょうね。 {/netabare}


9話です。ダーク設定がいい隠し味になっているのかも
 
{netabare} 初めはきらら系の日常に親の再婚とかきついダーク設定いるかなあ、と思ってたんですけど、そのおかげでキャラが描けていて、癒しパートがなかなかいい感じですね。だらだらした日常ものよりも、少しだけの辛さや涙が心の琴線に触れるせいでしょう、いい隠し味になっている感じです。

 話も海にいったり、渓流にいったり、釣り堀だったりと薄く広く話が展開するので飽きない感じですね。ちょこっと入るウンチクもなかなかいいレベルだと思います。キャラも増えちゃったけど、きらら系には珍しく家族…老若男女でてるのもいいですね。ちょっと新しいかもしれません。

 思っていたよりも面白いかもしれません。ちょっと消化枠として、ながらっぽくまとめて流してみてたらいつの間にか集中してみていました。引き込まれる何かはあるのでしょう。それがダーク設定とか家族の部分なのだと思います。9話、面白かったと思います。{/netabare}



11話 再婚と恋のキャラを話として上手く回収しましたね。

 10話のてんからという単語を始めてしりました。そしてやっと毛ばり以外のまともな釣りも出てきましたね。ちょこちょこと面白い知識がはいってきました。1話2話辺りはノウハウものとしてどうかなと思いましたが、なかなか機能していますね。

 イソメきましたね。いや無駄にリアルすぎるでしょう。なんでここだけ作画いいんだよ…そして寄生虫ですか…うーん。食欲が…で、その後釣った生サバの調理とか…胸がいっぱいです。ただ、文化祭回ってシリーズで一番面白い場合と、騒ぐだけ騒いで面白くない場合がありますが、本作は面白いほうでしたね。

 本作は可愛いとかそういう作画ではありませんが、給仕のコスプレのヒヨリちゃん、可愛かったです。


 11話です。あーモヤモヤですね。友情の優先順位的な嫉妬ですね。可愛いエピソードですけど、やっぱり心の闇的な感性が原作者にはあるんでしょうか。これは実際感じたことがある人じゃないと描けない気がします。

 日常系としては、どこかダークな雰囲気が漂いますね。そこが面白いんでしょうね。再婚話、恋ちゃんとの思い出を絡めて上手くまとめました。なかなか良かったですね。

 ここまでは日常系の要素もノウハウとしても面白かったうえに、ちょっとした友情家族のストーリーもなかなか良くできていました。ちょっと新しいですね。
 なお、やっぱり東山奈央さんの声はいいですね。追加声優って…でもOPはとばさず聞いてます。


 

投稿 : 2024/08/17
♥ : 23

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

きららの皮をかぶった軽く闇(やみ)な人間ドラマ(釣りもやってます!)

まんがタイムきららフォワードに掲載の漫画原作は、連載は読んでいますが単行本は持っていません。

タイトルの「スローループ」はフライフィッシング(毛針を使った釣り)の用語から。フライ(毛針)のついた釣り糸を目的の場所に向かって送り出す(キャスティング)時の方法ですね。

キャラクターデザインは、原作からかけ離れてはいないものの過去のきららアニメっぽさに寄せた感じになっています。私はアニメのキャラデザの方が好きかもしれないです。

さて、そんな『スローループ』ですが…。

母親を亡くしている小春と父親を亡くしているひよりが親同士の再婚で血のつながらないしまいになってしまうという、ときどきラブコメ(の場合は男女ですけど)で見かけるような設定になっています。二人の名前をつなげると「小春日和」になるのはもちろん狙っているんでしょうけどね。

小春とひよりの他に、ひよりの幼馴染みである恋ちゃんを含めた三人がメインキャラとしてED主題歌でもフィーチャーされています。このときの三人でスクリーンを見ているみたいなアニメーションがけっこう好きです。

本作では基本的には、父から教えてもらったフライフィッシングにこだわりを持つひより、釣り用具店の娘として釣りに詳しい恋ちゃん、そしてそんな二人を通して釣りに興味を持ち元々得意であった料理で釣った魚を捌いてゆく小春、といった構図でほのぼのとしたストーリーが展開していきます。

ですがその裏では三人それぞれになんとなく闇を抱えて生きています。そんな三人がそれぞれの闇と向き合いながらお互いの距離を縮めてゆく、『スローループ』はそんな物語…。

個人的にはネタバレとは思わないのですが、三人の闇については一応改行を多めに挟んだ以下で言及しておきますね。





ひより: 実父にはとても可愛がられて育ち、そんな実父を亡くした傷みから立ち直りきっていません。母の再婚自体は祝福しているものの、再婚相手を自身の父親としては認められていなかった感があります。

小春: こちらも母と弟を亡くした経緯がかなり悲しい物であり、ひより同様父の再婚相手を自身の母親としては認められていなかった感があります。

恋: 父親同士も釣りを通して仲が良く、ひよりとは小さな頃からの長い付き合いであったはずなのに、ぽっと出の小春に「ひよりの隣」というポジションを取られてしまったという嫉妬めいた感情が生まれてしまっています。

投稿 : 2024/08/17
♥ : 22

ねるる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

スパイス要素が響いてこない、日常系釣りハウツーアニメ

原作未読。

釣りハウツー作品。釣りの中でも毛針を使う"フライフィッシング"を題材とした、ゆるゆる日常系アニメ。

物語は、基本的に釣りをして、釣った魚を調理して食べる。という構成になっています。調理した料理は美味しそうで、魚料理が食べたくなります。
ただ、生徒が釣った鯖を文化祭でお客さんに提供するのは衛生的にあかんと思いました。寄生虫怖い。

特徴的なのは、メインキャラ2人が、片親同士の再婚で姉妹になったという設定なことです。物語が進む上で、亡くなった父親への思いや、新しく家族になっていく微妙な気持ちが描かかれますが、鬱っぽく描かれている訳ではないので、物語上のちょっとしたスパイスなのかなと思いながら見ていました。
当の本人たちは会った瞬間からすぐ打ち解けてるので、全然鬱っぽく無いです。むしろ必要なのかな?と思うくらいの明るさです。

日常系の割にはギャグシーンが少なく、ゆるさとほのぼの特化で、スパイス要素である家族についての話も響かなかったので、特に面白いと感じることはありませんでした。Theフツーという印象。

キャラクターについてもメイン2人である、ひよりの抑揚少なく喋る感じや、小春の子供っぽくて陽キャ過ぎる所があまり好みではなかったです。

題材であるフライフィッシングについては、毎話専門的な用語も多くでてきて、丁寧に説明している印象を受けました。ハウツーものとしては良かったと思います。

キャラクターに愛着もてれば、ゆるく見るには良い作品なのかなと思います。

投稿 : 2024/08/17
♥ : 17

74.3 6 文化祭で仲良しなアニメランキング6位
ハナヤマタ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1076)
5103人が棚に入れました
容姿も普通、頭も普通、美術や体育……何だって普通。そんなフツウだらけのぱっとしない14歳、関谷なる。おとぎばなしに出てくるような“ヒロイン”に憧れて、いつかこんな世界から連れ去ってくれる誰かを待っていたが、中学2年生になった今も、あいかわらずフツウの毎日。そんなある日、なるは月光の下に和装で舞う金髪の少女に出逢う。「私と一緒に、よさこいしませんか?」 突然の出来事に戸惑うなるだが、異国の少女ハナに導かれ、次第に『よさこい』という非日常の世界へと踏み出していく。まだ子供だけれど、ちょっぴり大人。花々しい少女達の物語が今、幕を開ける――。

声優・キャラクター
上田麗奈、田中美海、奥野香耶、大坪由佳、沼倉愛美、豊口めぐみ、小山剛志
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

いろはにほ♪ぱーっとぱーっと晴れやかに♪

OPがいい!!^^
そして、よさこい踊るために、目標に向かって動いていく
なる達にとてもワクワクします。

ハルの声いいなぁ^^

■なんで「ハナヤマタ」?
{netabare}
・・・って思ったけど、主要なメンバーが

・ハナ・N・フォンテーンスタンド
・関谷なる
・笹目ヤヤ
・常盤真智
・西御門多美

・・・で、それぞれの名前を一文字ずつ取ると・・・

・ハナ・N・フォンテーンスタンド→ハ
・関谷なる→ナ
・笹目ヤヤ→ヤ
・常盤真智→マ
・西御門多美→タ

ってことなんですかね??これって仲間が増えていく順番にもなるのかな??
{/netabare}

■第3話
{netabare}
店長さんノリがいいですね~^^
後半の見どころは、ハナ×ヤヤでした。
生徒会長さんは・・・DQNですね(笑)
{/netabare}

■第4話
{netabare}
これ、もう完全に告白(笑)
もう結婚しちゃえよ~^^

セリフはもっとシンプルな方がいいですね
今回は結構クサイセリフオンパレードでした(笑)
{/netabare}

■第11話
{netabare}
コミュニケーションしなさすぎ・・・
ちゃんと話せば解決できるのに
というツッコミが満載でしたが、ハナちゃんがいない状態で
来週一体どうなる!?どきどきです。
{/netabare}

■第12話
{netabare}
最終回はOPなし
よさこいでOP回収してました^^
ナルが合流するタイミング、EXCELLENTでした♪

ストーリーは茶番ちっくなところは否めませんね。
とくに第11話はナルが普通に親と会話してればこういう展開はまず
あり得ないし。

部員集めも話数を取りすぎてしまいました。。。
肝心のよさこいは、OPでの踊りシーンが一番GOODで
残念ながら本編ではOP以上の踊りは観ることができず。。。

とはいえ、OP、EDはぶっちぎりで今季No.1でした^^
DLできるのが何か月も前から楽しみでした。
歴代でも、かな~り良いOP、EDです♪
サビ部分は超アツイ!
{/netabare}

投稿 : 2024/08/17
♥ : 58

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ぱぁーっと♪ぱぁーっと♪晴れやかに♪ハイ!ハイ!

原作もよさこい踊りも事前情報無しで、何となく見てました。

よさこいの踊りって事だったので、てっきり高知が舞台のバリバリ土佐弁アニメ…
「おんしゃら~よさこい、やろうぜょ」的な…「極妻」か「鬼龍院花子」学生
かと思いきゃ鎌倉舞台、普通の学生でしたw

話はサクサク進んで見やすい、まんがきらら的な百合要素はあるけど変に笑に振ってない。
真面目によさこい踊りに取り組んで感動出来る場面もあって良かったです。

成分要素の1位が神OP
OP動画のよさこい踊りのシーンと曲があっていてクセになる感じ良いです。

イチオシのキャラはアメリカからの留学生ハナちゃんかな。
小学生みたいなキンキン声で印象にのこります、ちなみに今期の賭ケグルイの早乙女芽亜里役、田中美海さんが演じてますね。

NEWGAMEやろこどる、ろんぐらいだぁす等の真面目な萌え?アニメ好きならお勧めかも。

いかにもマイナーB級感ありますが、萌えと和の融合アニメ楽しめました。


追記
ノーゲームノーライフ、宇宙よりも遠い場所のいしづかあつこさん監督作品
何見ようかとお探しの方にお試しにどうぞ~です。

投稿 : 2024/08/17
♥ : 32

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

演出そこそこ頑張ってるのに報われない(?)アニメ…

いわゆる「きらら系」、マンガ原作があるお話です。原作は読んでいません。

舞台は中学校(女子校)で、出てくる先生も女性です。「あなたもよさこいしませんか?」ということで身も蓋もない言い方をすると、少なくともテレビアニメ化された範囲では「メインキャラ5人がよさこい部を作って、地元開催のコンテストに出る話」です。

男性でまともに出てくるのはよさこいグッズを売っているショップのおっちゃんくらいのもので、ひたすら女の子推しなのは昨今の深夜アニメにありがちですね。

ただストーリーとしては「熱血スポ根もの」のフォーマットにそって、ある意味無難に、ある意味熱くきっちり仕上げている感じですね。

作中の中の人が実際にチーム“ハナヤマタ”というユニットで、作中キャラの衣装で主題歌(OP)「花ハ踊レヤいろはにほ」を歌い踊るのも今風です。あ、この曲の出来はかなり良いと思いますよ。

で、本作ですがよく見るとメインキャラ5人にはその人のシンボルになる花が割り当てられているのですよ。見間違いでなければ:

関谷なる(主人公): 桜(サクラ)
ハナ・N・フォンテーンスタンド: ブルースター
笹目ヤヤ: 薔薇(バラ)
西御門多美: 百合(ユリ)
常盤真智: 向日葵(ヒマワリ)

終盤に羽織るよさこいの衣装は上記の花をあしらったものなのですが、実は序盤の冒頭にそれぞれのシンボルの花がアップで写ることで、誰メインの話かわかるようになっていたのです(観返せる方はどうぞ)。

まあわかりやすいのは上記の例ですけれども、演出は各キャラの設定を踏まえて、意外と丁寧にやっている印象です。でもそれは地味だしわかりやすくないので、誰のレビューを観ても特にそれに言及するようなものがありません。ちょっと可哀想…。
(ざっと見た限りなので、見落としがあったらごめんなさい。)

あと、作画は地味に良いです。「キャラが崩れた」とか「動きが変」とかは思わないで観ていた記憶があるので…。

ということで、このアニメが放送されたクールの中ではけっこう好きだった作品なので、ちょっとしたレビューを書かせていただきました。

投稿 : 2024/08/17
♥ : 38

68.6 7 文化祭で仲良しなアニメランキング7位
可愛いだけじゃない式守さん(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (286)
920人が棚に入れました
最高の“イケメン彼女”現る!不幸体質の男子高校生・和泉くんの彼女は、同級生の式守さん。笑顔が素敵で優しくて、和泉くんと一緒にいるときはいつも幸せそう。可憐で可愛い、愛情たっぷりの彼女だけど、和泉くんがピンチになったりすると……最高にカッコいい、“イケメン彼女”に大変身!可愛い×カッコいいに溢れた式守さんと和泉くんや仲良しフレンズによる楽しい日常は止まらない!尊さ1000%ラブコメ、いよいよスタート!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

3話 恋愛ものが飽和する中、クオリティも独自性も不足です。

1話 告白というストレスとリスクに耐えられない現代のファンタジー

{netabare} 現実世界でありながら異世界よりも非現実的な美少女彼女もの

 恋愛の最大のハードルは付き合い始め、つまり告白だと思います。このストレスやリスクに耐えられないニーズに応えたんでしょう。そこを見事に飛ばしていますね。ある意味では異世界よりもファンタジーで非現実的です。

 高木さん、長瀞さん、宇崎ちゃん、古見さん、阿波連ちゃん…前提抜きの美少女彼女ものというカテゴリーが異世界に喰いこみ始めてきましたね。(ヒゲを剃ったりすると美少女が拾えたりするのもありましたね。同じマインドでしょうけど、あっちの方がまだストレスがありました)

 このカテゴリーの前段として、若干物語があるのが、幼馴染が絶対負けなかったり、超絶美少女をレンタルしてたらいつのまにか彼女になったり、冴えない彼女を育てたり、コスプレするのがありました。
 ロシア美人とか惚れさせようとする少女とかまだまだ弾はありそうですし、異世界もののように更に増殖するんでしょう。

 テーマ性を論じても仕方がないとは思います。ただ話に他の物語を組み込みやすそうなので、何か不運ということと、式守さんのハイスペックにファンタジー的な設定があるんでしょうか?そこに仕掛けがあって工夫があるなら面白くなる可能性はあるでしょう。逆にファンタジーがないなら違和感がすごいですね。


 この手の話は結局はチューニングが合うかでしょう。

 作画はまあ、今時の適当作画ですけど、なんで目の作画があんな感じなんでしょうね。 {/netabare}



2話 可愛いだけの式守さん???

{netabare}  え、まさか、日常系?伏線探したけどみつからない。

 周囲の人との髪と目の違いとか違和感しかないのって異能設定じゃないの?やたら反応速度が速いのファンタジーとかアンドロイドとかじゃないの?不幸体質が呪いとか…

 ED見るとゲーム世界…だけど、ゲーム世界だとストーリーが成立しないし…どうなってるの?

 日常系だとしたら…いや、そんな、まさか…つまらなさすぎです。切りたいけど3話で展開は確認します。けど… {/netabare}


3話 面白いのかもしれませんが、私には理解できませんでした。

{netabare} 残念ながら設定、ギャグセンス、恋愛表現等々どれをとっても琴線に触れません。なによりストーリーのクオリティがちょっと厳しいですね。そして何度もコメントしますが、キャラデザの違和感、カラーリングがすごくてちょっと視聴を続けられませんでした。

 そして、恋愛ものって異世界と違って独自性の出し方が難しいですね。パラメータもなければステータスも魔法もないですもんね。似たような話が多ければどこかで突出しなければ難しいでしょう。 {/netabare}

 ということで断念です。


 
追記 22年8月 1点代の作品はよほどの理由がない限り評価を見直し中です。断念作品については、主にストーリーとキャラ、作画の評価をします。音楽と声優は、言いたい事がない限り3点にします。

 本作については、3話まで見てストーリーやキャラについての面白みのなさ、ラブコメのラブの設定の安易さ、キャラ付けの不可解さ、謎や仕掛け、テーマ性が見えてこなかったので、やはり低くつけざるを得ません。

 それと作画に関しては、キャラデザも作画に含むとなると強烈な違和感があるキャラデザでしたので、ここはかなり低めになります。

投稿 : 2024/08/17
♥ : 14

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

なんだろなー、なにを見せられてるんだろうなー

これ見てどないせいっちゅうんじゃー。


失礼しました、見せられているわけでは無いですね、自分の意志で観ました。
変な言いがかりをつけてゴメンナサイ、大変申し訳ないです。


ただ、合わなかったなーーー。
どうしても、合いませんでした!!申し訳ない。


事細かに合わなかったってことをクドクド述べるとネガティブな事ばかり書くことになってしまうので、ウダウダ書かないことにします。

一言だけにします。


主人公も式守さんにも魅力を感じませんでしたーーーーー。
(個人の大感想です、作品を否定するつもりはありません~~~‼)


唯一、興味が湧いて観察していたのは八満 結です。
八満がからんでくるエピソードは割と面白く観れました。
それと最終盤は少しだけ共感度がUPして視聴できたかな。


あとは、ちょっとイライラしながら、最後までは観よう!という訳の分からない責任感wでの視聴でした。







期間別の作品評価ではそこそこの評価の様子。
やはり、合う合わないが顕著に出たケースだと思います。


あくまでも「※個人の感想です」という事で、悪しからずご了承くださいませ。

投稿 : 2024/08/17
♥ : 18
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

不幸と良縁を引き寄せるのは主人公らしいのかも

【紹介】
不幸が降りかかる体質の守ってあげたい系男子?と強くてカッコいい美少女彼女が守ってあげる優しいゆるラブコメ

【感想】
春アニメは結構面白いアニメが多かったので、同期のアニメと比べて推したいものは特にないですが、ダメなアニメではないと思います

式守さんあまりカッコいい感じじゃないけど、可愛らしくて魅力的なキャラクターです

主人公の不幸を引き寄せる体質がかなり行き過ぎていて気の毒だけど、周りが優しいキャラクターばっかりで嫌な気持ちにならないラブコメ
やはり主人公がちょっとナヨナヨしすぎなのは気になりますが、ただ守ってもらうだけの人じゃないのでだんだん良さがわかってくるタイプの主人公

不幸だけでなく、人の縁も引き寄せるようですね
雰囲気が良くてストレスなく視聴できていいアニメです

【主題歌】
ただ、OPテーマはあまり好きじゃないです

なんか僕よりも彼氏みーたいっ♪

このフレーズがどうにも気になってしまって、彼氏視点の歌詞だと思うのですが彼女がカッコいいってうっとりしてるのがちょっと・・・
もっとしゃきっとしてください

【変なところ】 {netabare}
3話で式守さんを家に送ってたけど、主人公の不幸体質と式守さんの強さ考えれば送ってもらわないといけないのは主人公のほうでしょ。
帰り道一人で帰ってますが、その間に車突っ込んできて死ぬんじゃないですか? {/netabare}

投稿 : 2024/08/17
♥ : 29
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