教会で騎士団なTVアニメ動画ランキング 5

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早速見ていきましょう!

64.3 1 教会で騎士団なアニメランキング1位
ノケモノたちの夜(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (110)
292人が棚に入れました
傍にいる悪魔が、救い。
傍にある少女が、暇潰し。
19世紀末、大英帝国の片隅での2人の出会いが
居場所を求め彷徨う物語を紡ぎ出す。
孤独を分かつ者たちに囁く
悪魔と少女の常夜奇譚。
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

「テンプル騎士団」の正体を示す暴露系!?

「悪魔契約」を前提とした物語としては非常によくできている作品でありました。

悪魔について適切に表現されており、ある意味「真実の暴露」をしているとも考えられ
従いまして、個人的には物語評価を加点して「4.0」にしたいくらいであります。

映像表現としては異能力バトルという形式に則っていますが、{netabare}悪魔と契約者との絆
みたいなものの方を重視していますので、考えようによっては契約者はバトルの足を
引っ張っているだけの存在とも言えるわけであります。

バトルの作画が良ければ本作の評価はもっと上がったでしょうか?

いいえ、本質的に異能力バトルを重視してる物語ではないので作画はおまけみたいな
ものでありまして、「ダークファンタジー作品」に慣れていない人が本作を見ても
感覚としてついて行けないものを感じるかと思います。

ダークファンタジーについては「ベルセルク」の原作を読めばそれで十分であり
本作にしても「メイドインアビス」も見る必要ないと個人的には考えています。

大事なことは【等価交換の原則】でありまして、それさえ理解したらならばこのジャンルは
用済みと言っていいのかもしれません。

すべての元凶は【等価交換の原則】であり、その制約に囚われなければパターン化した
お約束の犠牲者は出なくて済んだのでありますが、この原則を頑なに守るのが
「ダークファンタジー」というジャンルでありますから、従いまして「予定調和」の
悲劇がお約束のように起こり、その「悲劇性」に酔いしれるのがダークファンタジー作品
の特徴であるというわけであります。

予定調和の悲劇性については「デウスエクスマキナ」=「機械仕掛けの神」
という言葉で示されるものでありますが、「絶望」展開からの揺り返しの反動として
「希望」を示すというある種のパターン化されたものであり、例えば最大のピンチに
間一髪のタイミングで「救援」が来るみたいな感じで、今ではあらゆる物語の常套手段
ともなっている手法であったりします。

「異能力バトル」<「ダークファンタジー」というのが本作の作品傾向でありますから
「異能力バトル」作品として見たら全然面白くないということになるのは必然と言えるでしょう。

「作画中心主義」という観点の最大の弱点が何なのかと言えば、物語のジャンルの選別が
曖昧になりがちになることであると個人的には考えておりますが、例えばサイバーパンク作品
とスチームパンク作品の違いやファンタジー作品とスチームパンク作品の違いなど
作品がどのジャンルに属するかで、読み取り解釈の方もその影響を受けますので
物語解釈上は、作風カテゴライズの成否がかなり重要なポイントになるような気がします。{/netabare}

●「悪魔の名前」をバラす!?

「アスタロト」という悪魔の名前の語源は{netabare}【アスタルト】と言う女神の名前であります。

「アスタロッテのおもちゃ」の「アスタロット」の由来は当然【アスタルト】でありますが
【イシュタル・イナンナ・アフロディーテ】と言った【女神】たちと同類
であると考えられています。

「天空の城ラピタ」の「シータ」の名前の由来は【イシター】=【イシュタル】であり、
【アフロディーテ】は「ローマ神話」の【ヴィーナス】に一致します。
【イナンナ】と言えば【八芒星】の【イナンナスター】のルーツでありまして
【金星の女神】ということになります。

【アスタルト】は【バアル】と言う【鬼神】の妻でありまして、【鬼神】は頭に角が生えた
【鬼族】ですから【デーモン族】ということになり、女神は【デーモン族の妻】という
立ち位置になるわけであります。

【バアル】という【鬼神】は【須佐之男命】と一致しますので、鬼滅の刃の主人公の元ネタも
【バアル】ということになりますが、【バアル】には【バアルゼブブ】という
異名があったりもします。

【明けの明星】は【ルシフェル】であり【ルシファー】でありますから
【金星】からも【鬼神族】からも女神が【デーモン族】に属するという図式が成り立ちます。
「異世界飯」にも登場した「加護を与える【女神】」とは【アスタルト】と同じく
【悪魔族】であるというのが結論であります。

「貪欲な【女神】」たちは「契約」の際に「【供物】を対価として要求」します。
これが【等価交換の原則】であり【悪魔契約】の本質であるわけであります。

「バルス」は滅びの言葉ですが、【イシュタル】はその「災い」を発動します。
「対価」として奪ったのは「ムスカ大佐」の「視力」でありました。
力を求め権力欲に溺れた「大佐」は「女神の力」=「魔石」に憑りつかれて
その代償を支払わされたのであります。

【クババ】=【キュベレイ】も【アスタルト】と同類の女神でありますが
【クババ】とは「キューブ」とも言いまして、「聖地メッカ」にある【ブラックキューブ】の
由来は【土星】でもあり、「女神のキューブ」であるとも言われています。

死闘の末に力尽きた「ダンタリオン」は最期には【リング】の姿に成れ果てまして
相方のルーサーがこのリングを拾い上げ太陽に向かって掲げます。

【リングの輪っか】の中心に「太陽」が収まる構図が示されますが、それで何を表現
したいのかと言えば「太陽」を【土星】に見立てた【黒い太陽信仰】というやつであります。

眼帯と言い、武器と言い、徹底的なまでに【プロビデンスの目】だらけの契約者ルーサーは
【土星】塗れの【土星信者】なのでありましょう。

【キュベレイ】と言えばモビルアーマーにもありますが、「まどマギ」の「Qベイ」
その正体は【キュベレイ】であります。

「僕と契約して魔法少女になってよ」というのは「貪欲な女神」による【悪魔契約】
まさにそのものを表しているわけであります。

「剣十字騎士団」の拠点を襲撃した際に副長の自爆テロ攻撃でダンタリオンと契約者は
生き埋めになり、力を使い果たした影響なのか?ダンタリオンが一時「石化」
したような感じになりますが、この「石化」は「Dr.ストーン」や「進撃の巨人」にも繋がる
秘密が隠されていまして、典型的な「裏設定」というやつであります。

「悪魔契約」を前提とした物語というのはある意味「裏設定」が最強レベルとも言えますので
解釈し甲斐がありますが、これを知らないならば意味不明な表現に当惑するだけで
終わり兼ねませんので、注意が必要であるように思います。

初代「ブラック【ベル】」卿は悪魔と取引しその結果、「直系男子」は悪魔が見える目を
持って生まれるようにという願いが叶えられたということでありますが、
男子でない「レディ・ダイアナ・ブラック【ベル】」は偶然に?
「悪魔の目」を持っていたとかいう話では、矛盾しているようにも思えます。

【悪魔契約】とはそもそも絶対であるはずでありますから、矛盾する
ことはあり得ないということになるはずであります。

つまり【悪魔契約】のお約束通りに「ダイアナ」は「男子」であり、
LGBTの類ということになります。

これもある種の裏設定を前提にした解釈法でありますが、例えば「レディガガ」の
性別について疑惑がもたれているというのも理由は同じでありまして
「レディガガ」の「奇抜なファッション」などに典型的に表れていますが、
彼氏?彼女?の事情、その思想的な特徴を端的にしますならば【サタニスト】
ということになります。

【サタニスト】にとっては「同性愛」=【ソドミー】こそが正義なのであります。

本作は【悪魔契約】を前提にした物語ですから【サタニズム】に異常なまでに
精通しているのも当然なわけなのであります。{/netabare}

●戦闘バカの夢の後

「ヴィンランド・サガ」の主人公トルフィンは{netabare}復讐のために戦闘バカに成り下がり
そして時が経ち、自分の過去を振り返り、自分の人生に激しく後悔します。

戦闘バカは先を見ずただそのシーンだけに身を任せ狂気のバトルを繰り返します。
もしかしたら異能力バトルものとはそんな戦闘バカをただ描写した作品なのかもしれません。

マルバスは戦闘バカの悪魔と対峙します。
彼もバトルジャンキーと同じく戦に興じ、その際に出る脳内麻薬を味わうことに
生き甲斐を感じているということでしょうか?

マルバスが戦闘バカの悪魔と対峙するのはむしろ、戦闘バカとは違う信念、生き様があり
それを通そうとするからこそ戦わなければならないということになるのでしょう。

戦闘バカはバトルに熱量を求めるものであります。

しかしウィスにしてもマルバスにしても基本的に戦闘バカには興味がないので
必要最小限度のカロリーで{/netabare}十分ということになるようであります。

●「右脳力」バトルもの

本作は異能力バトル系であるものの{netabare}悪魔付きを前提としており、
必殺技が炸裂して敵を圧倒するようなタイプのものではないようであります。

敵を倒す爽快感みたいなものもなく、バトルの熱量もほどほどで、と言うのも
マルバスの契約者ウィステリアがそもそもバトルなど望んでないからであります。

本作においてはバトルは単なる手段であり目的ではないという意味ではバトルシーンを
最大の見せ場とするジャンプ系の異能力バトルとは別タイプの代物ということになり
異能力バトルを期待する人にとっては全く心に刺さらない可能性が濃厚であります。

バトルアクションよりも物語に重きが置かれ、キャラの心理描写に焦点があてられますので
見て楽しむというよりは、読み取り感じることにある程度慣れている人向きの作品と言えます。

例えば契約者ウィスの葛藤や苦悩、それを感じ取ることができるか否かで、評価は人によってまちまちとなるのかもしれません。


ワトソン&ホームズに更なる出番があるのか、ないのかは不明ですが
出番なしだとしたら、非常に微妙なゲスト出演ということになりそうです。

剣十字の団長がやたら強く人間の域を軽く超えていますが、元ネタが【テンプルテンプル騎士団】
だとしたら団長は悪魔付きということになるのかもしれません。

悪魔ではなく神の加護、例えば「聖母マリア」とか言い出すとしたら
恐らくボロが出ますので神の加護という線は薄いように思います。

「【ベル】の第一法則」すなわち「死亡フラグ」がいつ発動するのか考えてみましたが
これは「ブラック【ベル】」の兄妹が皆殺しにあったという過去の時点ですでに成就しており
よって将来発動するものではないという可能性が濃厚であるということなのかもしれません。

それでも【ベル】がまたしても波乱を起こすような予感も相応にいたします。
【ベル】は{/netabare}忘れた頃にやって来るでしょう。


●ミリヲタ君登場の巻

今回予想外なまでに異能力バトル的な展開が繰り広げられ、 {netabare} 少々面を食らいましたが
ようやくここで物語が大きく動き出したように思います。

軍服姿のミリヲタ君はやばい感じのバトルジャンキーであり、いかにもと言う感じの悪魔契約者
でありますが、悪魔契約とは本来頭がイカレタ人が行うものでありますから筋は通っている
と言うことになるかと思います。

王道を行く悪魔契約者と規格外の悪魔契約者である主人公たちとの対立が今後
どのような展開を迎えるのかについてはとても興味深いものを感じます。

バトルジャンキーのミリヲタ君の願いは失われた自分の記憶を取り戻すことでありますが
これこそまさに「悪魔の契約」と言うやつでありまして、待ち受ける結末は恐らく{/netabare}
言葉では表し難い類のものとなるのでありましょう…

●裏設定だけはなんだかもの凄い作品!?
「魔眼」の主の名は「レディ・ダイアナ・ブラック【ベル】」、
{netabare}そして当主の名が「【ノア】・ブラック【ベル】」でありますから
この関係性から「剣十字騎士団」を考えた時に導き出される方程式の答えは、
一択しかないように思います。

「剣十字騎士団」の「十字」とは「十字架」が由来であるはずですから、十字架刑という
残虐な刑罰が趣味のローマ帝国並びにローマカトリック教会と関係性が深い
騎士団、即ち【テンプル騎士団】を暗示しているのだということになるでしょう。

テンプル騎士団のルーツはそれこそ冒険者ギルドに所属する騎士団のように聖地エルサレムへ
巡礼の旅をする巡礼者を庇護することを使命として随伴した宗教的色彩の強い騎士団でありました。

聖地エルサレムに辿り着くまで巡礼者の資産を騎士団が預かるわけですが
危険な旅路故に命を落とす巡礼者が後を絶たず、一説によれば60%の資産は返還不能となり、
結果騎士団が接収することとなって、ボロ儲けができてしまったという話であります。

最終的に拝金主義者となり堕落していった騎士団は、世にも悍ましい(変態性癖のある?)
宗教的思想に染まり、告発された挙句異端認定され総長ジャック・ド・モレーなど主要な団員は
火刑に処せられ騎士団は解体されたというのが結末であります。

一説によればテンプル騎士団に対する嫌疑はフランス王フィリップ4世の言い掛かりであり
資産狙いの陰謀であるという説もありますが、テンプル騎士団がある種の異端思想に
染まっていたのは事実であり、そもそもローマカトリック教会から一目置かれ税制免除の
優遇措置を受けていた時点で、清廉潔白の宗教騎士団という線はあり得ないという結論になります。

ローマカトリック教会、フランス王フィリップ4世、テンプル騎士団とういう
「3者はそれぞれ嘘をつく」そして
それぞれの思惑で動くパワーゲーム合戦でうっかり足元すくわれたのがテンプル騎士団であり
上手いことしてやったのがフィリップ4世であったというだけの話のように思います。

巡礼者の命よりも資産を増やすことに必死になり現代の銀行システムの礎を構築したような
テンプル騎士団が純粋無垢で敬虔な宗教的な組織とするのには無理があり、
むしろ拝金主義者であるからこそ、莫大な財産を{/netabare}所有できたということになるでしょう。




●誰がために【ベル】はある?

1話の出来映えは大変好ましいものを感じましたが、{netabare}残念ながら2話で失速したようであります。

ヒロインと兄との関係性や契約した悪魔と兄の対立などもっと時間をかけて
じっくり描くのかと期待していましたが、あっさりさっぱり2話で解決…
ということは裏設定を分析することがメインの物語になりそうであります。

「SPYファミリー」でも登場した「ブラック【ベル】」という名の貴族が
本作においても出てまいりましたが、{/netabare}やはり何かしらの意味合いがあるのでありましょう。


美女と野獣とデビルハンターのトライアングルスクランブル!?
≪倫敦≫という切り裂きジャックの聖地を舞台としたリアルな「悪魔設定」が炸裂する物語。

そういう意味では至極≪王道≫?
初回の印象はすこぶる良好であります。

初回でピークアウトの可能性も全否定はできないものの、
取り敢えず「裏設定」は機能しており、ということはつまり初回での伏線も
いずれの果てに機能するだろうという見込みが見事成り立つわけであります。

終盤戦の怒涛の伏線回収により≪倫敦≫ならではの≪王道≫物語が再現されるなら
それは即ち「隠れた名作」の堂々完成を意味するわけでございます。


●英国紳士は変態プレイがお好き?
本作同様「アカメが斬る!」でも「拷問 {netabare}器具」を隠し持つやんごとなき種族の描写があります。
なお「アカメが斬る!」は中々に優良の作品なので本作が気に入り、ダークファンタジーに
耐性がある心臓の持ち主の方には推奨するに値する作品であるとご提言申し上げます。

「倫敦」すなわち【シティ・オブ・ロンドン】とは世界随一の金融街であります。

この金融街を作ったと言われる「伝説の男」の名は【ネイサン・ロスチャイルド】と言いまして
「陰の実力者」どころの騒ぎではなく世界中の人々が思い知る超有名人であり、
今の資本主義経済の形を作ったのはこの一族であると言われるほど、金融の世界では
絶大なる実力、権力、影響力を持ち、そして今に至ると言われるほどの超特権階級であります。

一説によりますと英国債券市場におけるインサイダー取引を駆使したペテン行為により
英国国債の暴落を誘導し、安値で買い占めてぼろ儲けしたという逸話が伝説として語られる
腐れ守銭奴であり、目的のためには手段を択ばない超拝金主義者であります。
(この事例からも【666】が守銭奴を表す数字というのは真実であると言えます。)

元々は独逸の【ゲットー自治区】という貧民街出身の家柄から出た卑しい身分の子孫たちが
見事「闇の金融街」で天地がひっくり返る下剋上を果たし貴族民分に這い上がったわけですから
世に与えたインパクトは計り知れず、それに伴いこの種族に対する悪評もそれに見合う形で
世間に広く轟くということになるわけであります。

独逸の【ゲットー】出身でありますから当然【ユダヤ人】ということになりますが、
欧州において【ユダヤ人】と言うのは評判が悪く、特に金融に携わるものなどは
「守銭奴」的イメージから差別を受け、ある意味マッチ売りの少女のような
待遇を受けていたと言えるのかもしれません。

【ローマカトリック教会】主導による【ユダヤ人】に対する迫害誘導の話をしたら取集不能の
カオスになりますので自重しますが、「神父」とか「司教」とか言う肩書の者がいたら概ね
ろくでもない人種と考えて間違いないように思います。

悪いのは【ユダヤ人】か?【ローマカトリック教会】か?と言うような二者択一的な簡単な話に
ならないのが【ユダヤ人】にまつわる話の厄介なところでありまして、【ユダヤ人】の中にも
より善良な普通の庶民がいる一方で、【ローマカトリック教会】の聖職者に負けず劣らずの
超極悪人も中にはいるというのが真相であります。

ユダヤ人の中でも【ゲットー】出身などの白人系【ユダヤ人】のことを
【アシュケナージ系ユダヤ人】と言いますが、この人種こそが「謎のユダヤ人」?として
世界中から疑惑の目で見られる実力者というのがざっくりした結論であります。
(【アシュケナージ系ユダヤ人】として世間をお騒がせしている代表格の一人に
【ビル・ゲイツ】という伝説的人物もいます。)

金のためには何でもやる守銭奴であり、しかももの凄い権力を握るが故に
ある意味「悪魔と契約」していると噂されるのもおかしくないわけでありまして
これを「悪魔の種族」と誰かが比喩的に言ったとしても何ら疑問が無いと言えるでしょう。

金融街で成り上がった種族にしても、由緒正しい生まれの貴族にしても欧州の貴族とは
【優性思想】に毒されているが故に奴隷を使役することは当然であり、貴族の命と
それ以下の卑しい身分の命との価値に大いなる差があるのも当然と考えています。

「貴族に非ずは人に非ず」でありますから、例えば英国東インド会社による奴隷貿易、
【人身売買】というビジネスに出資し一儲けして何が悪い?という結論に至るわけでございます。

かくして、片や【英国東インド会社】の株主様は有益な投資家として大成功を収め
片や莫大な富を得た貴族様は、人身売買の顧客として勝ち組人生を満喫しつつ
拝金主義者の世界システムは盤石な形なものと仕上がるわけであります。

一昔前の貴族でありますが、もう一人の伝説の人として、その名が
【エリザベート・バートリ】と言う麗しのやんごとなきご婦人がおわしました。
この方は【鉄の処女】【アイアンメイデン】を考案した「リアル吸血鬼」として
世界的に有名なスーパーセレブにございます。

美白ケアのために若い娘を拉致して殺傷し血を浴びる行為を繰り返すという中々に猟奇的な
ご趣味を持ちのリアル悪役令嬢でございまして、その犯行形態は倫敦の猟奇的殺人鬼
「切り裂きジャック」と大変似通っております。

このような蛮行は庶民には理解不能な怪異でありますが、恐らくは
彼らの【優性思想】故に成せる業と言えるのかもしれません。

一説のよればこの「血の伯爵婦人」の叔父は【悪魔崇拝者】とも噂され、
話が長くなってしまいましたが、要するに本作に登場する「変態紳士」
そのまんまの実際にあった事実と見事につながるというお話でございました。

世にも奇妙な話でありますが、【アシュケナージ系ユダヤ人】あるいは【偽ユダヤ人】の歴史
を辿るとどういうわけか悪魔のルーツに行き当たります。

「進撃の巨人」の主人公の父親は明らかに【ゲットー自治区】みたいなところの出身ですが
【巨人族】の{/netabare}秘密とも恐らくは関係してくるのだと推測できるわけであります。
そしてこの奇妙な話は「約束のネバーランド」その他にも繋がるミステリーにございます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

あなたとの出会いが世界を変えた。

この作品の原作は未読です。
週刊少年サンデーで連載していた作品で2021年に全8巻全76話で原作は完結しているようです。

最近、週刊サンデーの作品が結構アニメ化されていますね。
現在放送されている「葬送のフリーレン」をはじめ、「よふかしのうた」「トニカクカワイイ/FLY ME TO THE MOON」「古見さんは、コミュ症です。」「魔王城でおやすみ」など…
毎期アニメを沢山視聴されている方なら、視聴されている作品ばかりだと思います。


傍にいる悪魔が、救い。

傍にある少女が、暇潰し。

19世紀末、大英帝国の片隅での2人の出会いが
居場所を求め彷徨う物語を紡ぎ出す。

孤独を分かつ者たちに囁く
悪魔と少女の常夜奇譚(ダ-クナイトストーリー)。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

ざっくりあらすじを記載すると、あやち演じる主人公のウィステリアが、マルナバスという不老不死の悪魔に視力を対価に契約し、一緒に色々なものを見る旅に出る物語です。

この作品において契約と対価って意外と重要でした。
私たちだったら、仲間に手を貸す際にいちいち対価なんて要求しませんよね。
仕事の同僚との関係だって一緒です。

ところが、悪魔には対価と引き換えにしなければならないルールが存在し、これを破ると、最悪自身の崩壊に繋がりかねないんです。

だからといって、年端のいかない少女が視力を差し出すなんて、これからの楽しみを一切奪われたと言っても過言では無い所業だと思います。
もっと、髪の毛とか爪とか、よく対価として用いられるのがあるじゃないですか…
どうしてそういうモノにすれば良かったのにと心底思います。

ウィステリアはこれから成長して大人になるにつれ、もっと綺麗になると思います。
化粧して、素敵な服で自分を着飾って、これからもし恋をしたらもっともっと魅力的になるかもしれない。
そういう自身の変化を自分で確認できないのって、寂しすぎると思いませんか。

それでもウィステリアは、そんなの素振りは微塵も見せませんけどね。
あやちは、「優しくて、真っ直ぐで、一生懸命な性格の女の子」と言っていますが、正にその通りだと思います。

そんな悪魔と契約しているのは、ウィステリアとマルバスだけではありません。
代々悪魔が見えるというブラックベル家の令嬢であるダイアナもマルバスと同格の大悪魔であるナベリウスと契約しています。

ウィステリアとダイアナは元から悪魔が見えていたようですが、普通は契約して初めて見えるようになるんだとか…

1クールの作品ですが、物語はしっかり構成されていたと思います。
基本的にウィステリアとマルバスは、特定の目的を持たずに旅をしているのですが、その旅先で騒動に巻き込まれる感じ…

一番の物語は、ブラックベル家に代々託された仕事に纏わること…
ダイアナは貴族として家の誇りを必死に守ってきました。

例え家族を失って心が折れそうになっても、誇りを守るために毅然と立ち向かうんです。
この作品に登場するヒロインは、大切なモノを守るために必死で、どんなに窮地に立たされたとしても決して自分の危険を顧みないんです。

不老不死の大悪魔が人間と契約したのだって、ほんの暇つぶしや気まぐれだったのかもしれません。
事実、最初はどちらもそんな感じだったと思います。
悪魔にとっては小指の指先程度の時間しか一緒に過ごしていないのかもしれませんが、そんな矜持を持つ契約者の事を割と気に入ってるんですよね。

だから契約者を守るし、契約者に万一の事でもあったら激高するんです。
大悪魔ともなると、怒るとメッチャ怖いですよ~
軽く街の一つや二つは吹っ飛んでしまうくらいですので…
でも、これって契約者の事を想っていることの、まんま裏返しですよね。

だから、契約者と大悪魔の関係がどんどん魅力を増していくんです。
旅は苦しいことの連続ですが、それはウィステリアが自分から望んで足を向けたから…
契約者にもしもの事があっても、本来なら大悪魔には助ける義理は無いのですが、この作品に登場する大悪魔は、もしかすると人間以上に情が深いのかもしれません。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、あやちによる「明日のカタチ」
エンディングテーマは、Hakubiさんによる「Rewrite」

1クール全13話の物語でした。
想像以上に面白い作品でした。
視聴が遅れている作品の中には、この作品の様に「リアタイで見ておけば良かった」と後悔する作品が沢山あるんだろうな…
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

悪魔との関係性にはほっこりする

{netabare}
美少女x獣系のバトル作品。

当時の環境で理不尽な目に合うウィステリアとそんなウィステリアに手を差し伸べる悪魔のマルバス。
救いのない世界で救世主的存在だったマルバスとの双方向性のある関係性や、身体の一部を犠牲にしてでも愛する一途さは魅力的だった。
ウィステリアとマルバスの関係性に限らず、ナベリウスやダンタリオンなど、悪魔と人との間の絆にほっこりさせられる作品で結構好きだった。契約者と騎士団の間はバチバチ燃えているけど、契約者と悪魔の仲はどの組も良好なのが良い。
契約者側の二人を通じて、マルバスとナベリウスの仲が回復していく感じも良かったかな。

ただ、兄との話はもっとちゃんとやって欲しかった感がある。
ウィステリアの兄が騎士団所属と言う設定は面白かったけど、兄があっさりとマルバスを認めて終わってしまったのは残念だった。
そして、兄の話が終わった後は普通のバトル作品になってしまった。
バトル作品として出来が良いかと言われると普通。
団長の目的も良く分からず、いつの間にか共闘できる間柄になっていたりどこに向かっているのかが不明瞭だった。
団長最初はめっちゃ無敵感ある雰囲気で出てきたのに、いつの間にか軽くあしらわれる程度の存在になっていて不憫笑
あと、寒いギャグが所かまわず挟まれるのは勘弁して欲しかったかな。

色々あったのち最後はハッピーエンド。
最後は良かったけど、ピークは前半かなぁ。
1話時点では冬アニメ一好きな作品だった。

私的評価:60点
私的ベスト回:1話

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆10
可愛い。誰か恵んでやれよ可愛いのに。クソ神父。
女みたいなキャラデザだな。リョナラーさぁ。
なんかめっちゃ好きだわこの作品。
ウィステリア目見えなくなったの?
今期1か2に良かった1話。

2話 ☆9
目潰されたからウィステリアの顔拝めないじゃん。
ギャグアニメになった。貴族とうち溶け合いすぎだw
目見えなかったら気づくのきついか。
展開早い気がするけど、結構長い間マルバスと会ってたか。
説明ゼリフが多い。死なんやんw
仲悪いけど2人ともウィステリアが好きなのは伝わってきた。
良い最終回だった。
目を失ってるとはいえ、様々な出会いのおかげか明るさがあるのがいい。

3話 ☆5
体を売れ。マルバスが出てこなかったらバレなかったのに。
日本刀持ち上げマジで寒いからやめろや。
これでモリー死んだらちょっと安っぽいぞ。
いや、死んでることぐらい気づけや。
結局なんで池に行った? 水に近寄らなければ粘着されないのでは?
てかあいつ一人狙い打ちなら変わり身意味無くない?
今回の話はちょっとあんまりだ。ちょっと露骨。

4話 ☆7
こいつ悪い奴ではないのか? こいつらとの再会早くね?
そういや契約者であることはバレてなかったな。
前殺しまくってたよね。敵前で喧嘩するな。

5話 ☆8
一瞬で交渉決裂してて草。結局共闘するんかい。ざっこww
言うほどマシか? 失ったもの同士。ダイアナ辛いな。
家族からの主にで家柄大切にしてたのか。

6話 ☆7
急に和解して草。こいつらこうなること予想出来んかったんか。
バーニング猫パンチじゃねーよ。ギャグを挟むな。生きてて草。
死の世界シュール。人間なのか?
これ系のキャラがちゃんと部下を大事にしてるの珍しいなw

7話 ☆7
これロンドン舞台だったんかよ。
ヨーロッパ舞台の作品で日本を出すの嫌い。死んじゃった?

8話 ☆7
お前のおかげで成長できたんだろw ロンドンだからホームズかw
あっさりとやられてて草。それ人間側ってことでは。興奮してて草。
やっぱり悪魔にされてるか。

9話 ☆7
なんでこいつらで戦ってんの。
ルーサーとダンタリオンの間にもちゃんとした絆があっていいね。
なんで最初の場所に来た。昔の人格しか求められてないのね。
ネルソンは凄いからな。これで鬱陶しい団長倒してくれるな。

10話 ☆7
シスコン。敵側だけどこのコンビ一番好き。作者fate好きそうw
団長最初強そうだったのに噛ませになったな。
これウィステリアの親?

11話 ☆8
おばあちゃんかやっぱ。タイトル回収。おばさん死にそう。
爆破オチなんてサイテー! けど敵は生きてそう。
兄いつの間にこいつと一緒になった。

12話 ☆7
それがありえるかも。意味わからん能力で草。
この展開やりたいだけだろ。戻して。

13話 ☆7
かいりん何回出来るんだよw 内輪もめやめろ。集団いじめ。
団長はどうなったん。対価か。

曲評価(好み)
OP「明日のカタチ」☆4
ED「Rewrite」☆4.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

65.8 2 教会で騎士団なアニメランキング2位
ブラッククローバー(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (252)
1200人が棚に入れました
かつて世界が魔神とよばれる存在によって滅ぼされようとした時、1人の魔導士が現れて魔神を打倒し、世界を救った。後にその魔導士は伝説となり、魔法帝と呼ばれた。

それから時は過ぎ、クローバー王国は代々の魔法帝とその下に存在する9つの魔導士集団「魔法騎士団」によって、平和を謳歌していた。そこに住む貧民の孤児の少年・アスタは、同じ孤児である少年・ユノと共に、魔法帝を目指して日夜鍛錬を続けていたが、魔法の才能溢れるユノとは正反対に、アスタは全く魔法を使えずにいた。

やがて15歳になり、魔導書(グリモワール)が授与される日、ユノをはじめとする周囲の者達へ魔導書が与えられるが、アスタだけには与えられなかった。その後、ユノの魔導書を狙う盗賊によって、アスタは自分が生まれながらに魔力を一切持たない人間であることを知る。アスタは絶望して夢を諦めかけるが、ユノの「アスタは俺のライバルだ」という言葉に闘志を再び滾らせ、魔法を無効化する力を宿した「五つ葉の魔導書」を手に入れ、盗賊を撃退する。

改めて魔法帝を目指すことを決意したアスタは、半年後、最低最悪の魔法騎士団と言われる「黒の暴牛」に、ユノは最強の魔法騎士団「金色の夜明け」にそれぞれ入団する。2人の魔法帝を目指すための一歩が、ここから始まる。

声優・キャラクター
梶原岳人、島﨑信長、諏訪部順一、優木かな、福山潤、室元気、村瀬歩、日野聡、水樹奈々、安野希世乃、松田健一郎、森川智之、鳥海浩輔、小西克幸、小林ゆう、浪川大輔、小野大輔、寺島拓篤、西明日香、逢坂良太、中尾一貴、久保田未夢
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

1話感想
{netabare}第一話は恐ろしいくらい世界観の説明をしてくれて、親切というよりしつこいと思うくらい。
特に「この世界では魔法が全て~」って台詞が連呼され、まるで「別の世界」があるかのような錯覚さえ覚える。
けど…そんなことは無いんだよね?
とてもその世界で暮らしてるキャラクターの言葉ではなく、作者や制作に喋らされてる感がバリバリだったが…仕方ないのかなぁ?

で、話としては主人公がデルフィングの代わりに5つ葉のクロニクルを手にして物語スタート、のための設定紹介ってところでしょうか、1話は。
優秀な幼馴染が居たり目標は魔法帝になることだったり、物凄く分かりやすいというかシンプル。
ここから複雑になっていくのか、キャラメインで行くのか、原作知らんので展開サッパリ知らないけど入りとしては悪くないんじゃないかな?

ところで自分は何故か“牙”が頭をよぎったのだけど(多分幼馴染のせい?)、あんな展開になったら神アニメだけど、そんなことは無いよねぇ?{/netabare}

3話までの感想
{netabare}2話は殆ど回想シーン。
この作品全何話か知らないけど、ひょっとして長くやる予定?
話数多いんだったらこのくらいのペースは気にしない。
が、次の3話。
1・2話で出た“追放されて悪さしてた魔法騎士”の暴れっぷりを見て村の騎士志願者が尻込みしてしまい、結果的に村からはアスタとユノの2人だけしか王都へは向かわない。
ってのは余計なキャラ出さずに絞り込む手段として上手く追放騎士ネタを落とし込んだなぁと思ってたのだけど、肝心の2人の王都までの旅路が…なーーーんもこれといったイベント無し。
あっれー?
山賊に襲われるとか魔物(居るのか?)に遭遇するとかナシ。
とはいえ、出立を出送る教会の人達とかのシーンもあることだし、これ以上イベント挿入したら3話はかなり詰め込まなきゃいけないことになってた?
一方で何もアクシデント無しで旅が終わってしまうのはこれはこれで物足りないというか…なんか帯に短し襷に長し状態。
とりあえず、ここまでがプロローグですかね。{/netabare}

6話までの感想
{netabare}↑で「ここまでがプロローグかな?」と書いたが、まだまだでした。
6話まで進んだのに未だ王都が何と戦ってるか分からない、騎士団の業務内容が分からない。
それが分からないから騎士団入団試験も意味が分からない(戦力だけが重要なのか?等)。
これまた↑で書いた感想にかかってくるけど、最果ての村から王都までの道中トラブルも無かったし治安も良いみたいだし…。
凶作に見舞われて貧困にあえぐ村から年貢の取り立てをするとか、貴族と平民を天秤にかける事態に陥って貴族救うために平民見殺しにするとか…まさかそんなのはあるまい。
ハテ、他国にでも侵略してんのかね?
騎士団の志願者を募るのも、魔法が使えなきゃ価値が無いってのも、何かを想定してのことだと思うのだが…まぁ今後明かされるんだろうけど、そこまでやってくれないとプロローグまで至ってない気分。
えらくスローペースだなぁ、1年以上放送する予定なのかな?
こうなったら、むしろ暫くは王都が何と戦ってるかは見せずに、雑用をこなしつつ段々と世間が見えてくるって方向のが面白そうな気がする。
折角国の裏側・汚い部分の処理担当と思われる暴牛団入ったんだし雑用シーン描かないのは勿体無い気がするが…ジャンプマンガでそれを期待していいものかどうか。

ところで主人公の声だけど、個人的にはボンバーマンジェッターズのガング(アメリカザリガニの柳原哲也)みたいに感じる。
そこまで不快には感じないが、変っちゃあ変よね。{/netabare}

82話までの感想{netabare}
自分は大抵こういうの(ジャンプ系の話数の多いアニメ)って途中で脱落するのだけど、ブラッククローバーは未だ何故かずっと見続けてます。
といっても凄く面白いワケでもなし、新章開始の頃は何度も脱落しかけてるんですけどね、海底都市編の始まりの頃はかなりヤバかった。
で、感想も「いつものジャンプアニメだな」ってだけで特段語ることもないのですが、ひとつ気になってることがあって。

チャーミーウゼェ

王都襲撃編では他の連中が大わらわだった中コイツだけ余裕ぶっこいて暴食の限りを尽くすわ、海底都市編でも食っちゃ寝で大して苦労してないわ、それでいて「どう、カワイイでしょ?」ってな振る舞い(アニメ上での扱い)はなかなかにイラっと来ます。
「モッチャリモッチャリ」とか聞く度に殺意が沸く。
死ねとまでは言わんけど(本音としては死んで欲しい)、ちょっとはギャフンなりトホホと言うような描写が無いとヘイトばかりが溜まります(※)。
とはいえこれってなーんか既視感があって、原作未読なので原作ではどういう扱いなのかは知りませんが、ひょっとしてこれって…尺稼ぎでアニオリのキャラ付けがされてる?
キン肉マンの与作や五部刈りの小芝居って当時スゲー嫌いでした、当時見てたガキは誰も不満に感じてなかったと思ったら大間違いでっせ。
もうちょい新しいのでいえばドラゴンボールZの「一方そのころ──」とナレが入ってカメハウスで始まるど~~~でもいい茶番、あれでガクっと来た経験のある方は多いんじゃない?多くない??
ブラクロのチャーミーってそれに相当するポジなのかな?とは思ってて。
アニメが原作に追いついちゃうのは仕方のないことで、尺稼ぎの苦肉の策としてチャーミーの要らない活躍を挟んでるとするならウザがるのも悪いかなぁ、と(とはいってももうちょいヘイト貯めない描写できんのか?とは思うが)。
数話に渡ってまるまるアニオリ展開されるのとどっちがマシなんでしょうね?
因みにブリーチやナルトはアニオリ展開(多分)で脱落しました。

恐らく「フッハ」も似たようなものだと思うのだけど、こっちは※印で書いたようなギャフンやトホホがあるんですよね。
なぜチャーミーで同じことができない?と不思議に思えたり…ここら辺が「どう、カワイイでしょ?と扱ってる」と感じる部分なのかな。

なーんてことを思ってたら、82話がチャーミースペシャル。
ひえええと身構えてたら実際はプチットクローバースペシャル…見覚えのあるものだったり無いものだったりの混在で1話まるまるプチクロ。
「それ本編のずっと前のネタじゃん」と突っ込み入れたくなるのもあったけど、それ以前にプチクロって人気あるのか?たまに笑えるのもあるけど。
で、結局そこでも「どう?チャーミーカワイイでしょ?」推しされててアニメスタッフの認識がよーく分かった。
扱いが下手だと推せば推すほどヘイトが溜まるだけだと思うのだが…。{/netabare}

85話までの感想{netabare}
あしまった、すっかり忘れてた。
ナルトが有名だけどこの系統って作画は基本イマイチで、だけどたまーに凄い回があって。
で、凄い回だけでも話数メモっておこうと始まった頃思ってたのに、すっかり忘れてたー!

ということで84話は作画良いです。
但しキャラの描き込みを極力抑えてアクションを派手にした系ね、方向性としてはガイキングの13話的な。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm60536
瓦礫が立方体だと自分はどうしてもコレ思い浮かべちゃうのよねー。
最近キャラの描き込み省略してると「作画がヘボい」と言う人が居るらしいので一応。

当然現在までに他でも作画良かった回あったのだけど、何話だか忘れちゃったなぁ。
とりあえず今からでもメモ残すようにしときます。

内容は、主人公のアスタ戦じゃなくてユノ戦でコレなのには笑った。
82話でプチクロ回挟んだのはこれの布石だったか。
制作が同じぴえろ製の“パズドラ”では毎回驚くくらい安定して作画(キャラの絵)が良くて、だけどあんまり動かない。
果たしてブラクロ方式とパズドラ方式、どっちが良いんだろうか。{/netabare}

95話までの感想{netabare}
一時期…といっても結構長い期間作画が酷かったけど、実は最近良くなってます。
おや?どうした?と思って調べてみたらどうやら砂川貴哉と赤坂俊士って方がこのアニメのメインアニメーターらしい。
で、酷かった時期はこのお二方が抜けてる時期で──かといって他の作品に借り出されてたとかでもなくスコンと抜けてる時期があって…具体的には53話~71話の間──長期休暇してたのかずっと先の担当を決めてそっちに注力してたのかちょっと分からない。
まぁ抜けるなら抜けるで代わりのちゃんとした人付けろよって話で、作画が酷いという評価には文句無いけど72話超えてからは随分マシになります。
そこまで耐えろって言う気も無いし、またいつ長期離れるか分かったもんでもないけどねー。
最近のにしても、トーナメントの決勝と魔法帝vsリヒトが続いたので注力しただけで、次からは再び低カロリーモードに移るかも知れない。
関わってる時期であっても所詮飛び飛びなのでどうしても回によってのバラつきはあります。
ということで魔法帝vsリヒト戦の93話は作画良いです。
94話も上記のお二方居ないっぽいのだけどソコソコ。
但し最新の95話は…う~ん。

作画ばかりの話をしても何なので内容について。
結構序盤の頃から引っ張ってた「魔石」の謎、もっと具体的には「魔石集めたらどうなるのん?」が遂に明かされる…っぽい。
またこれまで殆どスルーで触れられずに居たアスタとユノの出生にも迫りそう。
原作読んでないけどクライマックスなのかな?
ってかこっちでも転生ネタやってるのはクスっと来た。
元々色んな作品の寄せ集め臭い作品ではあったけど転生まで取り入れるかぁ。
そうそう、最新の95話は9割以上が回想シーンです、そりゃあもうドーンと回想。
ぶっちゃけ作画よりも回想の多さが「うわぁ」ってなります。
しかもここで回想入れちゃうと「アスタ含め知らない人間に事情を知らせる」シーンで繰り返しになりそうでナンとも嫌な予感…。{/netabare}

100話までの感想{netabare}
100話、キーアニメーター参加の作画良い回。
但し担当してないと思われる「戦闘以外の部分」の作画は平均値で、同じ回の中で落差が激しいw
記念すべき第100回ってことでこだわりとかあったのかな?
非常に懐かしい初代のOPが流れたり本編がエンディングに食い込んでたりプチクロが無かったり。

初代OPが流れたのが一番そう思わせるんだろうけど、「いい最終回だった」と言いたくなってしまう…が、イヤ待て待て、気になることが山積みでここで終わられても困るw
「原作読めば良いじゃん」って言われそうだけど、他の国…ダイヤモンド王国や魔女の国は今回の騒動でどうなってるの?転生魔法の範囲なの?が一番気になるかな。
転生を解除する方法はファナの件がヒントになりそう。
また、フエゴレオンにサラマンダーが宿ったことといい、ファナの件に意識が向くように仕掛けてる気がする。
で、そうなるとダイヤモンド王国も絡んでこない?マルスは現在スパイとして潜入してるんだよね?
エルフが強く恨んでるのは王族で、そいつらを血祭りに上げるために転生は王族を避けてる気がするのだけど、魔女王はどういう扱い?
100話で影響受けてないバネッサが登場したが関係あるのかなぁ?{/netabare}

113話までの感想{netabare}
あはは、誉めたと思ったらこれだもんなぁwまぁいいけど。
101話以降、キーアニメーターの砂川&赤坂が再びスコンと居なくなっちゃって…ずっと先の回に取り掛かってるのだろうか?
別にこの2人以外でもちゃんと描ける人が居てもおかしくないと思うのだけど、なんでこうもクオリティが低くなるのか不思議なレベル。
話数の多い長い作品なので「この回は見せ場」ってのが隔離分布してて、それの繋ぎの回が正直しんどいワケだけど、101話以降ずっとそれが続いてる。
ってか本当にチャーミーが出るとガクっとつまらなくなるねぇ、いい加減コイツに痛い目見させようよ。
MP無限回復ってのもど-なん?緊張感が一気に削がれた気がするのだが。

で、文句ばっかりも何なので一応内容的に興味ある部分を。
↑でクローバー王国以外は今回の騒動どうなってるのか気になる旨を書いたけど、それっぽい情報はチョロチョロ出てきてる、のか?
エルフの記憶には魔女の国は存在してるみたい、バネッサは人間に与してるから粛清対象ではあるけど魔女の国そのものには攻め入るつもりは無い?
ダイヤモンド王国についてもファナクローンで僅かに触れたようなそうでないような。{/netabare}

139話までの感想{netabare}
久々の途中感想。
砂川&赤坂の担当回が来たら書こうと思ってたら、101話からずっと…無い!
あれー?もう後進の指導役にでも回っちゃってる?

そして内容。
とりたてて面白いってワケでもなくダラダラ見てるのだけど、じゃあ何で見続けられてるのかといったら一応気になる部分があるから。
前の感想でも書いた様に、他の国はどうなってる?というのが個人的な興味ポイントでして。
エルフの一件は世界を揺るがす大騒動じゃん?その後の悪魔やスペードの侵攻とかも。
クローバー王国に攻め込むチャンスとか人間同士で諍い合ってる場合じゃないとか、政治的な思惑が交錯するのを期待したのだけど…。
サクっとダイヤモンド王国は崩壊(崩壊度合いは不明)って明かされた時は正直ガックリした、アスタもマルスやファナクローンのこともっと心配してやれよ。
と思ったらハート王国に赴いて多少「おおっ?」とはなったり。
付かず離れずというか生かさず殺さずというか、ギリギリのラインで興味の糸を繋いでる感じ。

そして最新話、どの勢力にも属さない永世中立的な魔女の国が舞台とあって、魔女王は政治的にどう動くつもりなのか前回予告された段階から期待してたら──。
あれ?これアニオリ??
シナリオ的にやりたいことは分かるのだけど妙にお粗末、二種類の魔法が紹介された瞬間に組み合わせるオチはモロバレ。
キッズ向けと思えばそれ自体は構わない、とはいえ人形ショーを子供に見せて感動話みたいにするパートは、要る?
魔獣との戦闘最中に閃くって展開だとアクションシーンが大変なので、ローコスト化するために無理やり捏ねくり出したのかなぁ?
まぁなによりも、折角他の国のトップを登場させといて、もっとネタを仕込めるところをこんな話で消費しちゃっていいの?
どうなってるんだろう、本気で我関せずでお終いなのかな。
意図的に政治的な話は避けてるのかなー、けどだったら魔法帝と王様で最高権力を二分するような設定は要らないような…。

また、アスタの師匠夫妻は無事だった模様。
えっマリエラも?
ダイヤモンド王国、実は結構平和だったりして。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

魔法帝はオレの夢だから(苦笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
これが現在のジャンプの主力のひとつと聞き、元ジャンプ少年として、頑張って27話まで観ましたが、力尽きましたw (てか、2クールでも十分すぎた気がする)。

ジャンプ系列らしい、王道能力バトルもので、少年のサクセスストーリー。「NARUTO」「青の祓魔師」に近いかな。

それはつまり、大外れにはならないということ。まあ、大外れはしないんですけどねぇ、、、。

どこかで見たキャラが、どこかで見た能力を使い、どこかで聞いた台詞を叫び、どこかで知っているストーリーをこなす。

多分このアニメ、我々(あにこれ住人)のような、たくさんのアニメを観てきた層には高評価されないと思います。が、「既視感」に目をつぶれるなら、シンプルに楽しめるの「かも」しれませんね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
うずまきナルトがFAIRY TAILに入団してたら、こんなアニメになるんだろうね(苦笑)

「ちきしょう、それなりにはおもしれぇじゃねぇか! てやんでぇ」

というのが、(序盤の)感想。ウルトラテンプレで、これ以上ない既視感なのに、展開は全部予想つくのに、そこそこ面白い(後半はかなりダレたけど)。

やっぱり自分は少年漫画が好きなんだな~と思った。

アニメとしては、時に語ることはない。強いて言えば、ツンデレ界の革命的名言「あんたが勝手に私の下にいるのよ」が良かったかなw ただ、ノエルの可愛さ以外は、あまりにもシンプル過ぎて、真っ直ぐすぎて、何を言えば良いのか分からない。

もしかしたら、現役の少年は、心を踊らせ、真っ直ぐに楽しめるのかも。でも、少年OBのオッサンである私は、過去に心を踊らせてきた名作達が脳裏をかすめ、真っ直ぐには楽しめない。

とはいえ、少年の大先輩たる更に上の世代の方々に言わせれば、私が少年時代にハマった名作達も、過去の作品に似ていたのかもしれない。

歴史は繰り返す。

ピラミッドの壁画にも、「近頃の若者は……」的な嘆き書いてあったらしいし。まあ、年寄りが現役世代に色々文句をつけたがるのは、何千年も変わらない、人間の性みたいなもんだろうけど、あんまり、格好良い年の取り方ではないかな。自戒を込めて。

(でも、「既視感」を理由にしなくても、能力バトルものとしてはかなり低レベルだと思います。折角、各キャラに固有の魔法があるのに、「どの属性でも何でも出来ちゃう」から、つまらなくなるんですよね。例えば、ミモザの植物創成魔法は、現実にはない植物を創成できちゃうので、超ご都合主義魔法になっています。普通に、回復や毒など、薬系の効果だけで良いのに。と思ったら、マルスが炎回復魔法って、おい。ミモザの個性を殺してるし。じゃあ、風回復魔法でも煙回復魔法でもなんでも良くなるし。ロータスの煙魔法も、煙の性質を活かしてるやつは良いけど、乗り物作って移動するとか、だからなぜユノ(風魔法)の個性を殺しにいくのさ。。。NARUTOなんて、限られた能力の組み合わせや応用が本当に上手だし、勢いだけで誤魔化してる感のあるFAIRY TAILにしたって、もっと色んな魔法があってそれなりに差別化はできています。これに関してはアニメの問題じゃなく、原作者の力量の問題だと思います。ヒドイ、、、。)
{/netabare}

【余談~ これが今のジャンプのエース格と聞いたので、ちょっと原作読んでみた。 ~】
{netabare}
結果→そこまでは面白くないけれど、アニメよりはずっと面白かった。

違いはテンポと勢い。原作はわりとテンポが早く、サクサク進むから、なんか雰囲気で熱くなれる。絵も、上手いとは思わないけど線に勢いもあるし、背景もわりとちゃんと細かく描いているから、迫力があった。

アニメでテンポが落ちている一番の理由は、アスタの叫び声(汗) うるさく感じるとかだけじゃなく、シーンが間延びしている(まあ、原作を忠実に再現しているとも言えるけど、文字と声の違いを計算しないとね)。他のキャラも、わりとモッタリ話すキャラ多いし。あと、キャラにセリフ話させる時に、動かしながらではなく、棒立ちで話させる演出ばかりだからテンポが落ちるんだよね。

あと、アニメだと魔法のエフェクトがいちいち長い。原作では、わりと一コマを大きくとって、一気に魔法の全容を見せているシーンが多いけど、アニメだと結構長々見せている。この原作の魔法が、個性的で面白い魔法が多いなら、「魔法そのもの」をたっぷり見せても良いだろうけど、そもそも原作からして、魔法が単なる一装置にすぎない。(ドラゴンボール系というか、「必殺技(ドラゴンボール)」と「能力バトル(HUNTER×HUNTER)」の違いだよね)だから、ノリと勢い重視なんだから、アニメもそれに準じても良かったと思うけど(キャラは良いから、それを生かす方向で)。

もっとも、アニメ化されてる辺りをサラッと読んだだけだから、今現在はどうかは分からないけど(作者も成長するし。それ言ったら、私のNo.1少年漫画のSLAM DUNKも、最初はヒドイし笑)。

まあとにかく、以上のような理由で、アニメが原作よりつまらなくなっている気がします。だってこのアニメ、毎回「実質8分くらいしか中身ないよね」って感じてましたし(苦笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
醜いアヒルの子パターンだね。皆が魔法使える世界で唯一魔法使えない少年と、魔法の天才少年のダブル主人公? まあ、ナルトとサスケだよね。こういうのって、性格逆に出来ないのかな? 少年漫画らしい王道だね。

2話目
魔法使いが当たり前の世界で唯一魔法が使えない主人公の能力が、魔法無効化って、これだけ以上ない定番。動く漫画というような映像表現。アリか?

3話目
修行、別れ、王都への道中と、わりと丁寧。

4話目○
黒の暴牛? 守った額より被害額が多い変態の集まり? うん、FAIRY TAIL(苦笑) 主人公、入団決定w クソ~。分かってる展開なのに、やはり胸熱だな。

5話目
つまんないw 設定やキャラはNARUTOだけど、バトルの面白さ、キャラの深さで、圧倒的な差がある。これっていわば中忍試験なんだろうけど、NARUTOでは負けた相手も含めて、その後に大活躍だけど、アスタとユノ以外目立ってないし、勝ち方もパワープレイ。これは、アニメじゃなく原作のせいでしょ。これ、いつかヤミ団長、死ぬでしょ(汗)

6話目
王族の落ちこぼれ。メインヒロインでしょうね。落ちこぼれと落ちこぼれのカップルは、意外と珍しいかも。デレるの、早いな(汗)。

7話目
マグナ、かわいいな~。

8話目○
ツンデレ界の革命的名言「あんだが勝手に私の下にいるのよ」(笑)

9話目
このアニメって、超展開遅いよね。中身的には、10分ないくらいな気がする。

10話目
剣も氷も、刺さらないのね。部下達は、なぜ見ているだけなんだろう? その反射のやつも、どっかで見たな。いや、アスタは確かに努力してるけど、ある意味天才だから、あまり参考にならないでしょ。

11話目
フアつくてw 悪い意味で、あっという間に時間が過ぎるな。内容がすごく少ない気がする。

12話目
魔法帝の性格も、NARUTOっぽいな。ホントにあっという間に終わるなw

13話目
サリム、分かりやすいよね、小物っぷり。植物創成って、現実にない植物を創成できて特殊能力を付加できるから、ご都合主義になるんだよね。

14話目
新OP、なかなか格好良かった。RPG感w 展開に、セリフに、全然新鮮さがない(笑)

15話目
だから、モクモクの実だろ? 植物回復魔法とか、じゃあ煙回復魔法でも風回復魔法でも、何でも良いじゃん。いや、入り口が1ヶ所で、数的優位な状況で、何かを持ち帰る任務なんだから、敵を倒す方が優先されるでしょ。退路に敵がいるわけだし。アホか。パートまたぎで、同じシーン流しすぎ。

16話目
だから、煙で乗り物とか作るなって、何でもありになっちゃうから。強化人間か。強いヤツ殺し合いって、最後の一人までやるのは、勿体なくない? 戦力的に(仲間を殺せば魔力の上限が上がるからいざしらず)。

17話目
だから、まんまナルトvs我愛羅なんだよな。

18話目
だから、水が蛇になってれば、なぜ強いんだろ? ややBLEACH風味。ネクロマンサーね。定番だね。高笑いキャラが飽和状態。

19話目
最初の「魔法帝と呼ばれた~」から、OP飛ばそうとして1分半早送りしたら、まだ先週の復習をやっていて、逆に笑えたw

20話目
相変わらず、ストーリーが薄いな~。

21話目
空間転移させた魔導師の中に、空間転移が出来る騎士団員が一人もいないという、ご都合主義。風系統はマナ感知が得意とか、初耳w 植物でマナ感知してたやん。「俺は死ぬほど負けず嫌いなんだよ!」は、熱くて良かった。

22話目
だからそのモフモフパンチが、魔法である必要って、あったのかな? ただの、「スゲェパンチ」と同じダメージだよね。

腕もげて、止血もなにも。生まれた時から逆境、は良かった。

26話目
暫く感想書くの忘れてたw 魔法帝なのに、思ったより強くない(笑)

27話目
組織を大きくする(人数を多くする)と、秘密組織なんてやってられない。その辺、NARUTOの暁は上手かったと思う。たがらその「並んで戦えるくらい強く」って、ヒナタじゃん。

、、、力尽きました(苦笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 26

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

師弟共闘

この作品の原作は未読です。
元々は2017年の秋アニメとして放送が始まり、それから3年半もの間放送が続けられた作品です。
全170話もの超大作ですが、原作の連載は未だ続いているみたいですね。

レビューのタイトルにした「師弟共闘」は公式サイトのトップページに記載されていた文言です。
物語の序盤なら意味がチンプンカンプンですが、全170話を視聴して改めてこの文言を目にするととても感慨深いモノがあります。


週刊少年ジャンプ50周年を迎えた2017年―。

話題沸騰中の人気コミックを、数々のジャンプ作品のアニメ化を手掛けてきた
「スタジオぴえろ」×「超豪華声優」で完全アニメ化。
圧倒的かつ唯一無二の創成魔法ファンタジーが誕生。

「夢に向かってあきらめない」ということをテーマに、
僕が構想した「ブラッククローバー」のすべてがアニメでは描かれています。
アニメという映像表現は、僕の想像していた「魔法の凄さ」を具現化してくれました。
子供から大人まで、みんなが楽しめる、魔法ファンタジーを体感してもらいたいです!!
原作:田畠裕基


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

原作者の方が言っているように、この作品は基本的に原作に準拠しているのですが、所々にオリジナル要素が加えられているそうです。
何でも原作ではサラッとしか触れられなかった部分もしっかり掘り下げてあるんだとか…

原作を端折りすぎるアニメ作品には何度かお目見えしましたが、原作をアニメで補完するという神対応がこの作品では取られていたんです。
これってとても珍しいことだと思いませんか。

一方、物語の方ですが、辺境の村の教会に同じ日に捨てられていたアスタとユノが魔法帝目指して研鑽を積んでいく、という感じです。
ユノは元々魔法の資質が高かったのですが、アスタは全く魔法が使えませんでした。

それでも、魔法帝への夢を諦めきれないアスタは、魔法を無効化する力を宿した「五つ葉の魔導書」を手に入れるのです。

そして、アスタは最低最悪の魔法騎士団と言われる「黒の暴牛」に、ユノは最強の魔法騎士団「金色の夜明け」にそれぞれ入団して物語が動いていきます。

INTRODUCTIONに「超豪華声優」と記載がありましたが、その言葉に嘘はありませんでした。
最初から凄い声優陣とは思っていましたが、物語の進展に合わせて次々と旬な声優さんが投入されていくんです。
週刊少年ジャンプ50周年という節目の作品だから…なんでしょうか。
これがジャンプの底力なんでしょうね。

そして続編は劇場版との事です。
このTVアニメ版→劇場版というパターンは、もう常套手段になってしまったのでしょうか。
「鬼滅の刃」はたまたま劇場版の尺に合った物語が存在したから実現できたと思うんですが、この作品は現在スペード王国との決戦の真っ只中ではありませんか。
これまでの話の展開を踏まえると、とても劇場版の尺で収まるとは思えません。

もしかすると最終話が劇場版の布石になっているのかな、なんてことも考えられるかも。
スペード王国に乗り込むあと2日間が劇場版で描かれるとか…?
アスタはユノに続く唯一無二の親友との絆を深めて更なる強さを手に入れて…
ユノも、そして今にも飛び出しそうだったノエルだってこのままじゃいられない…
でも、そうなると「これからスペード王国に乗り込むぞ!」エンドになるのですが、この幕の引き方はあんまりですよね^^;
どんな作品を視聴できるのか、今から楽しみです。

オープニングテーマとエンディングテーマは、どちらも13曲の楽曲が使用されました。
多いので記載は割愛します。

全170話の物語でした。
こういう作品を「骨太の作品」と言うのでしょうね。
物語は完結していませんが、3年半もの間、作品を提供し続けてくれた作り手の皆さまに感謝します。
そしてラストまでアニメ化されることを期待しています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

61.1 3 教会で騎士団なアニメランキング3位
トリニティ・ブラッド(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (98)
760人が棚に入れました
世界すべてを巻き込み核兵器、細菌兵器などが飛び交った大災厄(アルマゲドン)の後、人類の文明はほぼ破壊され、人類の生存圏はヨーロッパ周辺にまで狭められ、文化・生活水準は中世まで後退した。更に追い討ちを掛けるように現れた吸血鬼(ヴァンパイア)との戦いに人類は教皇庁を中心として辛うじて勝利した。しかし、彼らを完全に滅ぼした訳ではなく、ヴァンパイア達は真人類帝国を築き小競り合いを続けていた。そして長い時の後、教皇庁と帝国の境、イシュトヴァーンに一人の巡回神父が降り立った時、時流は再び流れ出した。人類の遥か未来を描く遠未来黙示録。

声優・キャラクター
東地宏樹、能登麻美子、中井和哉、本田貴子、大川透、生天目仁美、松岡由貴

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

我願う…汝、異なる者たちを繋ぐ“星”とならんことを…

-これは遠い未来の話だけど、僕達以上の文明の進化はみられない。

-ただ僕がいる世界と違うのは、人類と(どこからやって来たのかは知らないけど)吸血鬼が同じ地球上、
それもなんでか知らんがヨーロッパ付近でなにやらいがみ合っている、ということ…

-そしてさらには“吸血鬼の血を吸う吸血鬼”の存在。

-種族間の争いの果てとは…?


吸血鬼たちは自分たちを【メトセラ】と呼ぶ。
どう間違っても“ヴァンパイア”とは言わない。差別的意味合いになるそう。
ちなみにヴァンパイア退治でお馴染みのニンニクとか十字架は彼らを退治する道具とはならないので注意w
日光は苦手のようだけど…

そんな吸血鬼たちは人類を【テラン】と呼ぶ(やはり差別的意味を含む)

そして吸血鬼の血を吸う吸血鬼は【クルースニク】と呼ばれ、今作の主人公【アベル・ナイトロード】はここに属する

人類と吸血鬼はそれぞれ独自の国家を築いており、
【アベル・ナイトロード】は表向きは“神父”だが、【教皇庁:人類側】の派遣執行官として国家間の裏のお仕事をしている。

そして、普段はちょっとお間抜けさんでお人よしな彼ですが、秘めた力【クルースニク】の状態になると、
恐ろしや…恐ろしや…(`・д´・;)

そんな彼が神父として各地を巡回する任務についていて、出会ったのが今作のヒロイン、シスターの【エステル・ブランシェ】

そして見た目によらず、なかなか強情で、気の強いしっかり者エステル嬢に心奪われたのが、【真人類帝国:ヴァンパイア側】の伯爵さま、【イオン・フォルトゥナ】
伯爵さまといってもパッと見はなんとも可愛い少年。

柚稀はこのイオン×エステルの恋模様が気になっちゃったのですがwイオンが可愛すぎる(*゚∀゚)=3ハァハァ
もう、血が欲しいのなら思う存分吸ってくれ、の領域ww
種族を超えた恋は成就するのか!?┣¨キ(*´ェ`*)┣¨キ

ただ、ヴァンパイアは人類よりも遥かに長生き・・・・・
彼は老いるまでにウン百年かかるから、いつまで経ってもピチピチなのに、
自分だけシワッシワのおばあちゃんになるなんて・・・、
乙女としては耐えられないわ!ギャァ────(艸Д<ll)────ァァ!!

・・・と、どーでもいいであろう心配をしてしまったのでしたww

まだまだ続きがありそうな本作-。
しかしながら、作者がもうこの世にはいないそうで、
続きはあの世に逝ってから直接教えてもらうしかなさそうです…。
てか、あの世で会えるでしょうか??(`・д´・;)
執筆していてくれるのを願って-。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

color さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ヴァンパイアこわ~い

それより神父とシスターの方がよっぽど怖い
ヴァンパイア真っ二つですもん(´∀`*)ウフフ

人間とヴァンパイアのスプラッターバトルもありますが政治的駆け引きもみどころ
仲間を裏切るなんて朝飯前だぜ(`・ω・´)キリッ

世界を壊滅させたアルマゲドンの後
人類はヨーロッパでしか生きれなくなったらしく
なぜか文化も中世まで後退するというおいしい設定(笑)

雰囲気重視の世界観でそれはまぁいいんですけど、
重要なのは教皇庁と帝国の対立という構図
これはあからさまに、教皇庁(人間)=キリスト教 帝国(ヴァンパイア)=イスラム教
ヴァンパイアといっても外見は人間と同じで
吸血も絶対しないと生きれないってわけじゃない
そういう相手との対立なので冷静にみれば「なんで争ってるの?」という皮肉とも取れます

どちらの組織にもお互いの共存を望む穏健派と
自分たち以外の種族を殲滅させようとする強硬派があって
内部での権力抗争に辟易してる面も描かれます

そんなふたつの組織が数百年ひっきりなしに小競り合いをしていたところに
第三勢力が現れて戦局に変化が起き
それは教皇庁側の神父アベルの秘密とリンクし
世界の未来に影響を与える戦いへと変化していきます

いい材料が揃ってるわりに、各エピソードはそれほど戦略的なはなしがなくてちょっと残念
しかも困ったらけっこう単純にバトルしちゃいます(笑)
神の御心のままに殺しまくりなので
宗教観とかを深く考察するのはご法度です(ノ∀`*)ンフフ♪

帝国から教皇庁に来た勅使イオン(ヴァンパイア)が
本作のヒロイン、シスター・エステル(人間)に恋するはなしがすごくよかった
イオンが可愛すぎて困る(*´Д`)ハァハァ
だが男だ。
美少年!
だが男だ。
一瞬百合展開かと思ったわ~(・∀・)ニヤニヤ
べ、別に期待してなんかないんだからね!

脱線?してないよ(ヾノ・∀・`)ナイナイ

オープニングはBUCK-TICKの「ドレス(BLOODY TRINITY MIX)」
最初のつかみはバッチリです
この曲が気にいれば本編も好きになる素質ありだと思います

ちょっと暗い雰囲気でちょっと政治のはなしがあってちょっとグロいヴァンパイアものです
ちょっと中途半端なところもあるけど良い掘り出し物でした♪

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12

りんのす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

中嶋敦子

原作は作者が亡くなってしまったので未完。
とても素敵な作品なので吉田直さんの書かれる最後が読みたかった…。

放送当時、中嶋敦子さんの絵が大好きで、原作もすきだったので迷わず視聴。

GONZO制作なのでメカの表現はさすがだったし、細部までこだわった美麗な絵だった。ただキャラの顔が回(作画担当)によってかなり変化してしまうのは残念な点。

原作を読んでいる身としてはアニメオリジナルストーリー、登場しないはずのキャラクターの登場や続投にはやはり違和感を覚えてしまった。
特にラストは仕方ないなという気持ちもあるがやはり納得できない未完ならではの残念な終わり方だった。

ラストへの展開も話数が圧倒的に足りていないのか、消化不順で見る側を置いていっている。原作者追悼の意も込めて制作されたアニメではあるが、原作未読者は見るなと言わんばかりの展開だったと言わざる終えない。

それ以外は素敵な作品だと思う。
絵が綺麗なこともさることながら、私がこの作品で一番評価しているのは音楽。OPは苦手だが、他、ED,BGMは大好きでOSTを聴くだけで盛り上がるし感動する。この作品のOSTは数あるOSTの中でも私の中では1、2を争う大好きな音楽がつまっている。

題材や、絵、声優、その他が苦手で見たくない人にはOSTだけでも聞いて欲しい。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

63.0 4 教会で騎士団なアニメランキング4位
転生貴族の異世界冒険録 ~自重を知らない神々の使徒~(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (176)
517人が棚に入れました
偶然居合わせたコンビニで、少女をかばい死んでしまった椎名和也。気づくとそこは、夢にまで見た剣と魔法の世界だった! 貴族の三男カイン・フォン・シルフォードとして、転生していた彼は、早速様々なものに興味を持つ。そして迎える五歳の誕生日、慣習に倣い教会で洗礼を受けてみると…… 神々から与えられていたのは数々の加護、更には規格外としか言いようのないとんでもステータスだった! 転生生活はバトルに恋に勉強に、やりすぎくらいが丁度いい!? きっちり頑張るのになぜかきっちり怒られる、カインの異世界はちゃめちゃライフ、始まります!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

考えなしに力を振りかざすクソガキの話

{netabare}
いつもの奴。春アニメの個人的ワースト作品。

なぜか主人公にだけ破格の魔力を授ける神様たち。
そして偶然手に入れたその力で俺TUEEEをする、オーソドックスななろう系。イキることがないのはまだマシな点かな...?
ストーリーはダメななろう系のテンプレをそのまま引っ張っているので、オリジナリティの欠片もなく、凝った設定も一切ない。

そこはまだ平均的な駄目なろうと同じとして、
何よりこのアニメのやばい点は主人公が自分の能力が他人に比べて抜きんでているため、自分の力を公にしてはいけないことを把握していながら、その力をコントロールする気が全くなく、内緒にしないといけないはずの力を数多の場面で振り翳しまくる点。
そしてそのたびに叱責を受けるという。
転生ではなく本当に現地の子供とかなら、自己判断ができないんだなと納得はできるけど、元日本の高校生(か大人)がこれをやっているのは違和感しかないし気持ち悪かった。
コメディ感を出して誤魔化そうとしているけど、それでも効果がないぐらいに不快だった。

良かった点は、家庭教師たちの子が可愛かったこと。
緑の子の声好き。

私的評価:18点
私的ベスト回:10話

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆1
いつもの導入。異世界転生RTA 説明が長すぎる何も頭に入ってこない。
独自の要素が0。ステータスオープン嫌い。
神様いっつも手違いで殺してんな。勝手に呼び出して勝手に倒すなw

2話 ☆7
早速会話がキモイ。2人かよ。どうせ隠す気なさそう。
OPサビの走り方好き。ニーナ好き。声もデザインも。
早速隠してなくて草。ひっくw チート過ぎてマジでつまらん。
ゲーム脳作品多すぎ。ニーナ虐助かる。いつものチンピラ。
抜きましたね。ニーナもう出ないとかこの作品の価値なくなった。
3年も経ったんかよ。大した活躍無しなのかなc もっと出してくれ。

3話 ☆3
内緒にしろよ。家庭教師ちゃん出して。
スマホ太郎を思い出すきっついノリ。自作自演疑われそう。

4話 ☆3
なろう主人公いっつもリバーシ作ってんな。
この時代にこれ量産するの大変そう。謎システムで草。
分かりやすい悪役顔。
王女と一緒にいるような奴に嫌味言う思考はどうなってるのか。
わっかりやすいなぁ。カインフォンシルフォード男爵何回言うんだよ。
頭が高い!

5話 ☆3
魔法万能すぎるだろ。また俺なんかやっちゃいました?
なんで同じ材料あるねん。もうこの流れ飽きた。

6話 ☆6
実力隠せよ。このレベルに来るとSランククラスだろうと同じようなもんだろ。木刀丈夫すぎる。堕ちるのはえーよw 王女自ら戦ってるのかw
低級じゃなくて帝級か。国にとって驚異でしかないだろそのステータス。

7話 ☆1
こいつの転生方法書かれてもだから何だって話。いつものギルド。
ギルドとか入らんくてももう冒険者らしいことやってるよな。
家庭教師ちゃんたちもう一回出して。またこのパターン?
冒険者のマナーどうなってんの? 冰剣?
ランクとかゲームじゃねーんだぞ。
けどこいつより主人公の方が強いんでしょ?
てか王様直々に面会できるような貴族がこんな雑用仕事って...。
おめでとう。家庭教師っちゃんキター。やっぱこの子ら可愛い。
こいつ目立ちたいのか目立ちたくないのかどっちだよ。
またこういうわっかりやすい悪役か。頭悪すぎるキャラ出すのやめろ。
こいつ不敬罪すら知らないとかほんとに転生者か?
結局カインだから力を与えたとかでは任意に与えられただけって言うね。
生んで強くなっただけに過ぎない。

8話 ☆1
清々しいほどのテンプレ。こいつ転生者なのになんで常識ないの?
なんでこいつ力見せつけてんの? また俺なんかやっちゃいました?
てかこいつが学校行く意味ある?
既に権力者から認められてんのに。唐突な自分語り。
出た、テンプレ差別。かっる

9話 ☆5
上には上がいる。急に俺TUEEEEで無くなった。時と精神の部屋かな?
所詮井の中の蛙だったって訳ね。声高いままで草。放浪メシかな?
向こうで別の家族作るのはどうなのw
結局教えてもらったの? 謎のデスゲーム設定ワロタ。
前世と何の関係が? 声が高すぎる。

10話 ☆8
精神は5年経っても変わらんのな。家庭教師ちゃん可愛い。
世界狭くて草。学校行く意味ある? 冒険科で草。お前らのせいやろw
これ厄災やろ。この流れ前も見た。

11話 ☆1
ゼロ魔でもこんなんあったな。この流れ飽きたわ。あほくさ。
トン好きで見た展開。こいつ一人でいいじゃん。

12話 ☆3
召喚獣が召喚できるのかw 絶対助けいらんやろ。なんで同時に言うねんw
もしかしてもう最終回? ハーレム作ってるお前が言うなや。

曲評価(好み)
OP「Preview」☆6.5
ED「七色の絵の具で」☆7.5
12話IN「Endless roll」☆6
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

なろうの映像化など、愚民相手の商売よ!という、割り切りが潔い。かなりヤバいやつ。

 12話(最終話)まで観ました。2023.06.19

 最後までカイン様ゴイスー!ゴイスー!でした。転生なろう系の中でも随一のゴイスー成分過多でした。

 神々も絡んできているようなそうでも無いような半端な奴らばかりで、ラストの悪い神もやっつけたのか何なのか良く分かりませんでした。

 雑に主人公の取り巻きが増えるのも、キャラの無駄使いでした。

 こいつは一期で終わっておくやつですね!そして、早々に忘却するのが良さそうです。

……………………………………………………………………… 

 7話まで観ました。2023.05.17

 冒険者になって許嫁がまた一人増えました。成人したエルフ族の発情した雌犬です…。気持ち悪いですね。ショタに発情する痛い異常性欲者ですが、異世界ならOKなようです。

 6話で転生者だとカミングアウトしましたが、やっぱり皆んなゴイスー!ゴイスー!としか言いません。

 親からしたら、息子に産まれた頃から記憶があるなんて、すげぇ気持ち悪いと思うんですが…。

 奥さん…母乳ご馳走様でしたーゲヘヘ〜。乳母の方が大っきくて美味かったッスヨ〜てな感じで、まさに悪夢なんですが…。

 周りの人間の反応に人間性が感じられない所が良いですね。王様も、主人公に王位を譲るなんて軽口をたたきますが、この国は大丈夫なんでしょうか?

 何か、神々も恐れる凄い悪い奴がいるそうですが、登場人物全員頭がパーなので、緊張感のかけらもありません。物語がどこに漂着するのか、とても楽しみです。
………………………………………………………………………

 5話まで観ました…。2023.05.01
 
 これ、歴代なろうの中でも最低な部類なのでは…。ある意味スマホ太郎以下です。

 5話でカイン君は屋敷を貰います。おもてなしの大宴会だ!

 荒れた屋敷を魔法で浄化アンド修復!ガラス製のグラスも魔法で作り、炭酸シュワシュワのお酒も用意!

 メインディッシュはハンバーグ!トイレはウォッシュレット!ゴイスー!ゴイスー!

 馬鹿なの?

 魔法で何でもやれるんだったら、もっと凄いことが出来るのでは?

 ナーロッパの貴族は普段どんな生活しているんですか?馬鹿にしすぎてません?

 ハンバーグなんてクズ肉こねただけだろ!とか、酒の醸造過程で発泡性の酒くらい出来るだろ!とか、ウォッシュレットでケツの糞を流すなんて!とかのツッコミのひとつも入りません。

 何故か現代人が使っているものを大絶賛します。まさに、ナーロッパで白人様に認められたい、仕組みは良く分からないけど、現代日本のものサイコーな、日本ゴイスーポルノです。

 何でも魔法で作るため、他のなろうより質が悪いです。現代の技術へのリスペクトも全くありません。

 視聴者なんて、世の中の仕組みに興味すらない、無能なエンドユーザーに過ぎず、この程度の話で大喜びする知能しか持っていない愚民だろ?という、制作者側の思惑が見え隠れします。

 どこまで視聴者を馬鹿にした話を作れるのか、目が離せません。

………………………………………………………………………
 2話まで観てのレビューです。2023.04.10

 全ての設定がどこかで観たやつです。以前観たなろうを2Pカラーでまたやっているような感じがします。

 まだ、主人公の子供時代ですが、自重しなさ爆発の俺tueeeeee!です。大きくなったらハーレム形成でしょうか。

 冴えない時代の冴えない社会で生きている我々ですが、欲望の代替がいつものやつで良いのでしょうか?

 何か…絶望しそうです。まぁ、キャラクターのデザインは比較的マシなので、視聴継続です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

カインの異世界はちゃめちゃライフ TVアニメで始まります!

この作品の原作は未読です。
まなてぃ、うっちーが出演すると知り視聴を決めた作品です。

私の中だけかもですが、まなてぃ、こと石見舞菜香さんの快進撃が止まりません。
今年に入り、主要登場キャラを毎クールで2作品は出演されています。
2023年冬アニメでは、「転生王女と天才令嬢の魔法革命」のユフィリア・マゼンタ役、「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」の椎名真昼役など、物語の核になるキャラを演じられています。

そして2023年の春アニメでは、本作品、「ワールドダイスター」の鳳ここな役、そして、「【推しの子】」の黒川あかね役ですよ!
これは快進撃が止まらないと言っても過言ではありませんよね。


偶然居合わせたコンビニで、
少女をかばい死んでしまった椎名和也。
気づくとそこは、夢にまで見た剣と魔法の世界だった!
貴族の三男カイン・フォン・シルフォードとして、
転生した彼は、早速様々なものに興味を持つ。

そして迎える五歳の誕生日、
慣習に倣い教会で洗礼を受けてみると…

神々から与えられていたのは数々の加護、
更には規格外としか言いようのないとんでもステータスだった!

転生生活はバトルに恋に勉強に、やりすぎくらいが丁度いい!?
きっちり頑張るのになぜかきっちり怒られる、
カインの異世界はちゃめちゃライフ始まります!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

最近、よく見かける「チート系転生モノ」の作品です。
その強さは尋常では無く、もはやヒトの成し得る領域を超えているようにも見えますが、本人には全く悪気が無いのでチート系でも個人的には全然許容範囲…

そして、これもまたお約束の様に複数の女性からアツい好意の眼差しを向けられるのですが、そのの圧倒的な強さの前では羨ましいという気持ちすら霞んでしまう…そんな気がしました。

気になるのは今後の展開…
一応ラスボスみたいなのを倒しましたが、元々カインがチートになったのは
このラスボスの脅威から人々を守るためだった筈です。
となると、今後はカインは何を気概に日々を過ごせば良いのでしょう。

こういう冒険モノだと、直ぐにこんな事を考えてしまいますが、好意の眼差しを向けてくれているお相手と仲睦まじく平和な生活を送るのだって、カインにとっては大切な選択肢の一つなのでしょうから。
まぁ、これに物語性があるかと問われると答えに窮してしまいますが…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、内田彩さんによる「Preview」
エンディングテーマは、ナナランドさんによる「七色の絵の具で」

1クール全12話の物語でした。
個人的にはカインの圧倒的な強さとヒロインが可愛らしかったので、それだけで満足できる作品でした。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

63.2 5 教会で騎士団なアニメランキング5位
オルタンシア・サーガ(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (167)
380人が棚に入れました
イエペタス半島に700年の歴史を誇る大国――オルタンシア王国。その豊穣な土地を狙う周辺国によって幾度となく侵略の脅威に晒され続けるも、王国に仕える二大公国――オリヴィエ公国とカメリア公国が剣と盾となり、長きに渡って戦禍を免れてきた。しかし、聖王暦767年12月5日。オルタンシア王国に対し、カメリア公国が突如反旗を翻す。カメリア公国の反逆、そして反乱と時を同じくして現れるようになった魔物によって、オルタンシア王国に混迷の時代が訪れようとしていた……戦乱の世で、様々な運命に翻弄されていく騎士たち。悲劇から始まった宿命の継承と戦いが、動き出す。

声優・キャラクター
細谷佳正、堀江由衣、津田健次郎、上田麗奈、内田彩、梅原裕一郎、小林ゆう、柿原徹也、子安武人、乃村健次、江口拓也、大坪由佳、堀江一眞、池田秀一
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

認めたくないものだな。自分自身が、「○○サーガと○○戦記は、無条件で観てしまう病」だということを(笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
ジャンルはファンタジー。ゲーム原作。

ファイヤーエンブレムとかティアリングサーガみたいな世界観ですかね。

スマホRPG原作ということで、ストーリーが弱く、内容や台詞は安っぽい。作画も良くない。決してオススメできるアニメではありません。

Q:じゃななぜ完走したの? 
A:病気だから仕方がないんです(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
唯一誉めるとしたら、最終話Cパートか。英雄が悪魔として復活。最終話Cパートにして、初めて面白くなるとは。

誉めるの終了(笑)

サーガ、とつく以上、観たいのはRPGより、大河ドラマなんですよね。

スマホゲームは基本的に、ストーリーは弱いと思っています。

①配信が続く限り、継ぎ足し継ぎ足しでストーリーを作っていくから。

②そもそもスマホゲームユーザーが、高いストーリー性を求めていないから。

③ストーリーで売らなくてもガチャで収入を得られるから。

などが理由でしょうか。

本作もそうです。国の存亡をかけた、凄く大きなドラマ(大河)なのに、小さなストーリーをチマチマと繋いでるだけ。国ではなく、個人の話になってるんですよね。最終話も、結局は親子対決。

一万の味方を得るために奔走したり、相手の知謀に負けない戦略を練ったり、そういうのが見たいのに、数人のパーティがチマチマと戦っていて、国なんて救えるのかと。

というか、主人公はアルフレッドなんだろうけど、アリエルの物語に乗ってしまうから、英雄譚としての弱さが出るんだよね。アルフレッドを主人公にするなら、アリエルは助けられる姫君で良いし、アリエルを強き女性にするなら、アリエルの英雄譚にすれば良い。

あ~ぁ、ロードス島戦記は神(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
いきなりクライマックスからのスタート。今のところ、普通のファンタジーゲームアニメって感じ。

2話目 ☆2
なんかもう少し、大河っぽくしてほしいな。

3話目 ☆2
アンデッドの村。王道ファンタジーでちゃんとつまらない(笑)

4話目 ☆


5話目 ☆
このぶつ切り感が、スマホゲームっぽい。

6話目 ☆


7話目 ☆3
こういう騎士の叙任とか、好き。

8話目 ☆


9話目 ☆


10話目☆2
まおゆう。マスケット試し打ちって、情報漏れるデメリットでかすぎだろ。銃に当てられるなら、頭撃ち抜けば良いのに。

11話目 ☆2
普通に考えて、ルーラが使える黒騎士は、アリエルをピンポイントで狙った方が良いよな。

12話目 ☆3
魔神、なんか変なの出てきた(笑) ラストバトル、めっちゃアッサリ(笑) んで、主人公死亡。って、生きてるんか~い。なるほど、悪魔としての復活。最終話にして、少し面白くなるという(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

全て、守り抜け

この作品の原作はゲームみたいですね。
2015年にサービスが開始されたそうですが、こちらは未プレイです。
ほっちゃんと麗奈ちゃんが出演されると知り視聴を決めた作品でした。


イエペタス半島に700年の歴史を誇る大国――
オルタンシア王国

その豊穣な土地を狙う周辺国によって
幾度となく侵略の脅威に晒され続けるも、
王国に仕える二大公国――
オリヴィエ公国とカメリア公国が剣と盾となり、
長きにわたって戦禍を免れてきた。

しかし、聖王歴767年12月5日。
オルタンシア王国に対し、
カメリア公国が突如反旗を翻す。

カメリア公国の反逆、そして反乱と時を同じくして
現れるようになった魔物によって、
オルタンシア王国に混迷の時代が訪れようとしていた…

戦乱の世で、
様々な運命に翻弄されていく騎士たち。

悲劇から始まった宿命の継承と戦いが、動き出す。


公式HPのプロローグを引用させて頂きました。

完走して思ったこと…
キャラデザや作画全般がとても綺麗な作品だと思いました。
アニメーション制作はライデンフィルムさん。
今期4作も制作しているにも関わらず、このクオリティが出せるのは素直に凄いと思いました。

主人公のアルフレッド・オーベル役は細谷さんで、主人公の従者である見習い騎士のマリユス・カステレード役がほっちゃんという配役…

マリユス・カステレードは男の子なのですが、ほっちゃんとの相性が抜群…
もともとほっちゃんは、リトバスでも男の子役を演じて違和感が全くありませんでしたが、今回も違和感を微塵も感じさせない演技は流石としか言いようがありません。

一方、物語の方ですが終わり方以外は展開含めて悪くなかったと思います。
でも、終わり方が…
大きな謎、というか展開が大きく変わったところで物語は終幕するのですが、正直説明して欲しいことが山ほどありました。
ですが説明は一切無く、今後の展開の危うさがサラッと示唆されるに過ぎなかったのです。
きっと「あれっ? これで終わり?」と思った方も多いのではないでしょうか。

続編があるならまだしも、これで終わったら中途半端な感じが否めません。
アニメーションとしてのクオリティが高かっただけに残念に思います。
続きが気になるならゲームで…という感じなのでしょうか^^;?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、MY FIRST STORYさんの「LEADER」
エンディングテーマは、まふまふさんの「夜想と白昼夢」
どちらも格好良い曲です。

1クール全12話の物語でした。
細谷さんとほっちゃんの掛け合いが気持ち良い作品でした。
もし続編が制作されるなら是非視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11

がおー敦煌 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

戦物は好きなので一応見ているが。

これは結構ひどい作品だと思う。
まー個人的に 斧 剣 槍 弓 とか昔の武器だけで戦う漫画アニメゲーム映画は好きなので一応は見ていますが、正直メイン声優が細谷じゃなかったら切っていると思います。

いい所は先ほどもいった昔の武器で戦う事です。
正直近代兵器を使う作品も見ますが、やはり鈍器とかで戦う描写の方が私は好きなのでそこは私の好みです。


悪い点は敵を切る直前に無駄にアングルを見えないようにする。

部下の知力指数が低すぎる。

作画が崩壊。


等々ありますが、部下の教育が余りにもひどい。
主人公は領主で民を一番に考える力をもっていますが、なぜか部下が馬鹿。

戦で戦えるようなので無能ではないのですが、主人公の領土に拾われ家臣になって4年という歳月を暮らしながら学問は何も学ばなかったのか?
っと思う。
一般兵ならわかりますが、領主直属の部下ならば最低限の学問は学んでいるはずです。

なのにこの部下は7話を見てもらえばわかりますが本当にひどい。
全部が自分だけの感情でしか動かない。
この行動をとったら領主の立場、民の立場等々を一切考えない。
言われなくてもわかるだろって言う考えを持ち合わせていない。
など領主の側近なのにペラペラな話の展開でちょっと見てて辛い。

作画もひどい。一話に何回作画崩れるねんって言うレベルで崩れます。

正直見ないことをお勧めします。アニメ見ててストレスはためないほうがいいです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4
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