救世主で仲間なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの救世主で仲間な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月09日の時点で一番の救世主で仲間なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.6 1 救世主で仲間なアニメランキング1位
revisions リヴィジョンズ(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (309)
1134人が棚に入れました
「これは予言よ。あなたたち五人に、いつか大変な危機が訪れるの。そのときみんなを守れるのはあなた」幼いころ誘拐された過去をもつ高校2年生・堂島大介は、幼なじみのガイ、ルウ、マリマリ、慶作とともに、不可思議な現象──「渋谷漂流」に巻き込まれる。渋谷の中心部が跳ばされたのは300年以上先の「未来」。そこで待っていたのは、広大無辺な荒野と森、点在する廃墟……そして、未来人「リヴィジョンズ」と彼らが操る巨大な機械の化け物だった。理由もわからぬまま化け物に蹂躙されていく渋谷を助けようと現れたのは、誘拐事件の大介の恩人と同名で瓜二つの少女・ミロ。彼女は、大介たちだけが操縦できる人形兵器「ストリング・パペット」を提供し、渋谷を守れと促す。誘拐事件の恩人──ミロによる予言「仲間を守る運命」を信じて生きてきた大介は、ついに訪れた危機と手に入れた力に歓喜する。しかし、幼なじみ5人の絆は誘拐事件の影響でバラバラとなっていた。孤立した街。未知の敵。未確定な過去と運命の予言。

声優・キャラクター
内山昂輝、小松未可子、島﨑信長、高橋李依、石見舞菜香、斉藤壮馬、日笠陽子、田村ゆかり、櫻井孝宏、遠藤綾、てらそままさき、飛田展男、寺崎裕香、大塚芳忠

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

主人公の言動を許容できるか否か?

この作品の評価は、この1点に尽きると思います。

登場人物の中に『不愉快な人物』が描かれる作品は、たくさんあります。
この作品にも、不愉快な言動を繰り返す人物が、主人公以外にも登場します。

問題点は『不愉快な人物を、主人公に抜擢すること』の意味。
ゴールは『主人公の成長』しかない。
そのために重要なのは、『成長のきっかけ』。

この作品は、タイムリープも含めて、この点が上手く描かれていたと思います。

だけど、物語の評価は☆3が限界。
前半から中盤の主人公の不愉快な言動の数々が、マイナス評価になってしまう。
主人公の姿を目にしただけでも生じてしまう嫌悪感がどうしても拭い切れない。

『不愉快な言動を繰り返す人物を、主人公に抜擢すること』のリスクを感じさせてくれた作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 53
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

僕と君との我慢比べ

オリジナルアニメ


とりあえず初回を観て、馴染みの渋谷だし、思ったよりCGのカクカク感も薄いし、ロボットは置いといて巻き込まれパニックものとして引き込みも良かったので視聴を決めてます。
後から、監督さんが『コードギアス』作られた方と知った感じ。あらすじは省略。
とにかく主人公がウザいで有名な本作。どんだけウザいか覗いてみよう!と野次馬根性丸出しのきっかけでよろしいかと思います。そして、できるだけ心に余裕のある時期に視聴することを推奨します。


主人公についてはなんかもう書くのも嫌(笑)
そこで、

1.主人公がどうしようもなく魅力のない場合の身の処し方

私の場合こうである。

 A こんな奴でも受け入れるキャパの広い俺氏!をきどるために観る
 B さようなら

このAとBの境界に明確な基準を設けられたら良いのに、たいていは気分だったりします。それと心の余裕。踏ん張りの一つ指標になるのは、主人公のマイナスを他のキャラのプラスで補うことです。
{netabare}しかしながらまりまりがダメでした。1話で同級生殺されてるのに、第6話で「化け物が元人間だから戦えない」と号泣。いやいや手を打たなきゃこちらがやられますから(゜o゜)
そしてそんなどうでもよい理由で揺れるゆかいな仲間たち。どうせギリギリになって覚悟決めるんでしょ?だったら手遅れになる前にやりなさいよ、と。{/netabare}
そんなわけで他のキャラもダメでした。

{netabare}ところが・・・ “ヒーロー気取りのバカw” 落書きの内容が視聴者の声を代弁します。{/netabare}

ここまでのキャラ設定にした意図を勘ぐりたくなってきます。ちょっと様子見しよっかな。マイナス×マイナスがプラスに転じるところを期待しました。


2.見せてもらおうか!この者らの末路を・・・

なんか良いお話で終幕しました。むしろクールアニメ平均点よりちょい上くらいの面白さです。
堂島大介くんとゆかいな仲間たちについても、「これを機会に立派な人生を送ってほしい」とエールを送りたい気分。我ながら見事な掌返しです。
終わりよければなんとやら…という作品に見えますので、「いつこの子が鼻っ柱を折られるんだろう?わくわく」くらい余裕をもって臨まれるとよろしいかと思います。

{netabare}転機は第8話。{/netabare}大介くんへの我慢の臨界点に達する頃合いで転機が訪れます。その後、やられた→反省した→改心した、のありきたりな展開とも少し違っていたのが好感でした。
最初から許容できる方はともかく、

 “主人公のウザさとの我慢比べ”

という新しい価値観を提示してくれる作品ではないでしょうか。
内容ほとんど触れずにごめんなさい。それなりに考察しがいのあるストーリーだよというのだけ触れときます。
自分にとってはキャラアニメでした。退屈ということはなくしばらく心がざわつき続けますので興味本位で手に取って良い佳作だと思います。



※レビューは以上でおしまい。以下長めの余談。

3.あっち系の人への挽歌

谷口悟朗氏の『コードギアス』はあにこれでの評価も高い作品で、とくに違和感なく楽しみました。
一方で、作品設定その他政治臭が強いとの声もあり、右だ左だの意見も散見する作品だったみたいです。そんな付帯情報が頭の隅にあってとうに忘れてたのですが、その記憶を呼び覚ますナイスな人物がおりました。そうなると、あれもこれもと繋がってきて、本作を鑑賞する裏の楽しみにもなってたのでご紹介します。

{netabare}その方は渋谷区長:牟田誠一郎

彼と渋谷警察署長黒岩との対比も興味深いものでした。{/netabare}


※政治色強めのネタなのでつまんないですよ。開陳ご注意!
{netabare}やめるなら今のうちですよ。いいですね?忠告しましたからね?{/netabare}


{netabare}リアルでの渋谷区長もポリコレ傾倒していて、条例で憲法違反の同性婚認めちゃうような方です。あれ知り合いのホモ・レズ・バイも軒並み迷惑がってるからね。頼むから掘っ・・・いや放っといてくれというものらしい。
そしてアニメの渋谷区長牟田誠一郎は小者感が際立つキャラで、さっそく第2話から腐臭をさらしてくれてました。言行録で辿ります。

■「君。本部って付けてよ。」「みなさん。我々災害対策本部はここに渋谷臨時政府の樹立を宣言します!」

小者であるが故に肩書にこだわる。そして権力志向が強い。いつぞやか箔をつけさせる目的で大臣の交代サイクルが異様に速かった3年間が日本にもありました。代議士なら大臣目指すことは悪いと思いませんがGOサイン出す内閣が全く制御できてませんでした。某党の元大臣・元副大臣の多さはもはやギャグのレベルです。
「書いたらもうその社は終わりだから」と踏ん反り返った大臣もいました。これ自〇党の政治家だったら社会的抹殺だけでは済まされなかったことでしょう。“偉ぶりたい”が根っこにある者に権力を渡すとろくなことがありません。


■黒岩「問題は覚悟無き主義者共。人権とか戦争反対とか愛とかそんなものは平和時の祭りに過ぎない。そいつらを黙らせ内部の守りを固めたいですね」
牟田「あ…私リベラルでして…」

あ、自己紹介してくれました。この瞬間、牟田に対しての“実は老獪な人物かも?”のセンが完全に消えます。
天賦人権説は夢想論。枠組み(国家)なきゃ無理でしょう。シリアとかどこぞの半島で同じこと言ってください。黒岩のこのセリフは正しい。
そして゛リベラル”という単語。゛左翼”がネガティブ語になってリベラルと呼び変えるようになって久しい現在。逆側も右翼と言われるのを嫌って保守と言ってます。お互い「パヨク」「ネトウヨ」と罵り合ってる状態です。まあ一般人にはどうでもよいことですね。
最近はリベラルを自称するにも息苦しくなって、立件…いや立憲〇〇党の党首が我こそは保守だと言い出す始末。いやあんたら社〇党からの流れでしょうに。左翼受難の時代です。


■「これは極めて高度な政治判断というものですよ」

と言いつつ何も考えてないですね。これは左右問わずかな?
同義語に「もっと話し合いをもって」があります。何を?がなければ問題外です。


■「これにより全渋谷被災者が元の時代、2017年へ帰還するための交渉のテーブルに着けることになったのです!」

判断材料が乏しい時に敵性勢力から与えられたエサに飛びつくのでは交渉にならない。材料が無いなら無いで出来得る限りの仮説を立てる必要があるものの牟田にはその形跡が皆無。せめて自陣の現有戦力なら把握可能でしょうに。人を使う立場にいてはダメな人物というかもうこれは知性の問題と言ってよろしいかと。


■「ま…待ってください!必ず来ますから!約束通りリストにあった人だけは元の時代に戻してくれるんでしょうね!?私は戻れるんですよね!?」

結局これ。
・根拠なく自分だけは大丈夫、と思ってる。保身第一。
・交渉できない相手との交渉にこだわる{/netabare}


モデルとかはいるんでしょうか?お遍路行ってたあの人かな!?
露骨にあっち系(のとりわけ政治家)をこき下ろしてるため、スラップ訴訟が大好きなあっち系の人から「差別を助長するな」と訴えられないか心配です。
こうやって主人公のウザさの影で、裏の楽しみを堪能してたので飽きることはありませんでした。


{netabare}「いつか来るその時のためだけに過ごしてきた」と猛省するのは牟田ではなく大介です。{/netabare}

{netabare}その時が来て浮かれる気持ちはわからなくもありませんが、高揚感だけで具体的なことは考えてない。彼は手段と目的を取り違えていたのです。ただしその過ちに大介は気づいて行動を変えました。
手段の目的化について現実世界では、ノーアイディアなのに「一度私達に犯らせてください」で「政権後退」してしまった事例がまだ生々しい。
これ以上多くは言いませんが、有権者は学習したのに当人たちがね、1ミリも変わってませんね。長くなったのでこの辺で止めときます。{/netabare}


こうなるとリアルの彼らは大介未満という結論に落ち着きます。そりゃ票は取れません。
事実は『revisions』より奇なり。そんな変態的な捉え方をして遊んでました。繰り返しになりますが、キャラクター以外で特筆すべきものはない作品。


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2019.09.01追記
≪配点を修正≫ -0.1

視聴時期:2019年1月~2019年3月地上波放送

もともと地上波に先駆けてNetflixで先行配信してたものらしいです。

ついでにオマケで言っとくと、民〇党系列ど左翼の知人がリアルで県議会議員やってます。話の通じるあっち系の方は大歓迎ですよ。


2019.03.29 初稿
2019.09.01 追記/配点修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 47
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

うわ~、アイツめっちゃイキッてますやん by小籔千豊さん

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
って、言われそうな主人公だったので(笑)

わりと考察したくなるような、ロボアニメ。

アニオリ作品ということで、視聴中は、予想などを楽しませてもらった(大概、外れたけどw)。それだけで感謝。でも、そういう要素を抜いたとき、純粋に楽しめるアニメかと言われれば微妙な感じですね。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
意外と人が死なないな、と思った。もっと鬱展開になるかと思い、準備してたんだけど、なんでもわりと平和に解決。やや、肩透かし。本作の設定からすると、もっとドロドロな感じでも良かったかもね。渋谷の住人、めちゃ良い人過ぎて(汗)

「リビジョンズ」は、人間なのか。いや、人間とはなんなのか。

大介達は多分、心の根っ子の部分では、リビジョンズを人間とは思ってないよね。それが、自我の無さ故か、単なる、外見だけを見ているのか。

その辺の葛藤を生み出すには、リビジョンズの一般兵達に、もっと(外見上の)個体差をつければ良かったんだろうけど、CGだし、作画カロリーの都合上厳しかったのかな。であれば、動きで個体差(微妙に残る自我)を表現してほしかった。例えば、「子供だけは襲わない個体」や、「サボってうろちょろしてる個体」などがいても面白かった気がする。S.D.S.の面々の銃口が少しブレる。もっとそんなシーンを観たかった(なんか、特撮ヒーローものの、敵の幹部怪人と、前座の戦闘員みたいな感じに見えたw)。

閑話休題。

本作がなんとも中途半端な感じになったのは、1クールという尺の中に、何でもかんでも詰め込んだからだと思う。

世界観は非常に重厚で複雑。はっきり言って、その説明だけに12話をかけても良いレベルだった。

にも関わらず、本作が最も時間かけて表現したのは、「大介の成長」。

色々話題になった、「好感度が抜群に低い主人公、堂嶋大介」だが、個人的にはそんなに嫌いじゃなかった。そもそも、アムロ・レイにしろ、碇シンジにしろ、私が好きなロボアニメの主人公は、結構ロクデナシが多い(笑)

まあ、そんな「アニメ史に残る英雄」と比べると、随分ちっぽけな存在だが、ここまで厨2病をこじらせ、英雄願望、承認欲求の強い主人公は初めてで、なかなか興味深い存在であった。むしろ、終盤に成長を見せ、大介が「まとも」になった時は、一抹の寂しさを覚えたくらいだ。(ジャイアンが湖に落ちて、綺麗なジャイアンになった時、「それはもうジャイアンじゃないよ」という気持ちになったのに似ているw)

閑話休題。

堂嶋大介は、「興味深い存在」であった(良い人とか好きとは言わない)。だから、彼の成長をじっくり描きたい気持ちは、よく分かるし、それが失敗とも思えない。

なんだけど、「だったら作品世界をここまで複雑にする必要はない」し、「むしろ邪魔」になった感がある。例えば、リビジョンズが、正体不明の人類の敵的な感じで現代に現れたとしても、十分に大介はダメ人間として活躍、成長できただろう。

色々複雑にした結果、「アーヴの実体はよく分からず」「(本来一人一人が個性をもつ)渋谷の住人達も、渋谷の住人というひとくくりにされ」「マリマリやルウは思ったよりも活躍せず」と、色々中途半端に。リビジョンズにしても、「組織」「種族」というくくりよりも、ニコラス・サトウという個人がフォーカスされた。

私も、道場で子供達に剣道を教えていますが、大事なこと、教えるべきことを全部教えれば、強くなるとも限らず、むしろ、ポイントをしぼって(あとは教えるのを我慢して)教えた方が、相手は聞いてくれる。それに近いかな。

予算や放送日程が決まっているなら、思いきって削る勇気、をもってほしかった。個人的には、大介の成長とかより、この世界のことを、深く知りたかったし、渋谷の人達の、利己的な様子や人間の闇を観たかったですかね。
{/netabare}


【1話ごとの感想】
1話目「渋谷転送」☆3
{netabare}
ロボですね。作画は良いし、テンポも良い。先生が閉め出すところとか、なんかリアルで良かった。なぜ、過去人を戦力に頼るのかが謎かな。

《今後の展望》
とりあえず、5話くらいまでは、現状の説明と戦いが続くんでしょうね。7話か8話目くらいで、過去人を戦力に頼る理由、主にリスクが明かされるのかな? あと、敵が人間を生きたまま捕獲したから、宇宙人かなんかなのかな?
{/netabare}

2話目「勇者願望」☆3
{netabare}
大人達の対応は、違和感なく受け入れられる。ちょっと変わったタイプの主人公だけど、1話目の流れがあるから納得できる。

《今後の展望》
主要キャラ五人に対して、パペットは3機。一人か二人(多分、慶作あたり)が死ぬのかな?
{/netabare}

3話目「守護者たち」☆3
{netabare}
なるほど、ミロは5回、同じ時間に跳んで、5人それぞれに「必要なこと」を吹き込んだと。大人達の汚さ、大介の成長、両陣営の思惑、見所は多そうだな。

《今後の展望》
「アーヴ」は(金持ち連中が)例えば深海や宇宙など隔離空間に移動し、生存し(ウイルスが落ち着いた後に帰還した)た人類、「リヴィジョンズ」は、ウイルスに対する抗体を注入(あるいは遺伝子操作など)し、体を改造した人類なのかな。それぞれにそれぞれの「人類救済計画」があって。5人の中で(ガイとか)誰かがリビジョンズ側に行ったりするのかな。
{/netabare}

4話目「第一次帰還計画」☆3
{netabare}
リヴィジョンズは、やはり人間になりたい。もっと両陣営の引っ張りあいをすると思ったけど、わりとあっさり。大介のうすら笑いよ(苦笑)

《今後の展望》
これ多分、ミロも一緒に、アーヴに裏切られる?
{/netabare}

5話目「未来の姿」☆3
{netabare}
電気の復活は、大きいよな、インフラ的に。ヒーロー扱い。絶対、悪役扱いされるよな、そのうち。シビリアンも人間。だろうな。

《今後の展望》
ガイの命令を無視した大介のせいで、誰かが死んで、ガイが離脱するのかな? もしくは、大介が離脱するか。
{/netabare}

6話目「だって、人だから…」☆3
{netabare}
大介が、メンタル抉られてたな。それも、的確に(笑) それでもまだ、気づかない大介。

《今後の展望》
叔父さん、なんらかの取引をしてきたのかな? 謎の敵はなんだろう?
{/netabare}

7話目「真夜中の狂詩曲」☆3
{netabare}
全員戦っている。大介、マジでガキだが、なんか、日本社会に閉じ込められているからって感じもする。パペット、再構成、早いな~。これなら、量産も楽勝じゃね?

《今後の展望》
これ、人工量子脳破壊したら渋谷が戻るなら、救出組は取り残されるんじゃ?
{/netabare}

8話目「オペレーション・ネフィリム」☆4
{netabare}
あの死に様は、トラウマになるよな。ここで、親玉交代? やっぱり、ケンサクは死ぬよな。無条件で良い奴の運命、、、。

《今後の展望》
次は、双子のどちらか(多分ルウ)が死ぬ流れ? もしくは、(明確に死に様が描かれてないから)ケンサクがリヴィジョンズに改造されて、敵として登場かな? その場合は、マリマリが死にそう、、、。
{/netabare}

9話目「消失の運命」☆3
{netabare}
大介が「自分が死ぬかも」「自分が達成できないかも」と考える思考は、キャラを徹底しているな。あのタックルは、一か八かだな。ここで黒岩の死。ある意味で、親離れ、自立。黒岩、良い奴過ぎるだろ。

《今後の展望》
大介がまともになった(大介の成長ほぼ完了という)ことで、いよいよ「世界のナゾ」に迫っていく展開かな。
{/netabare}

10話目「みんなの街」☆3
{netabare}
子供達の自立、を見せたいのですね。リビジョンズが、攻撃までの猶予を設けたのはなぜだろう? 普通に奇襲の方が良さそうなもんだけど。ケンサクの再登場は予想してたけど、ミロに暗殺命令か。

《今後の展望》
ミロはまあ、暗殺はしないでしょうね。んで、命令違反により、組織を脱退。渋谷側につくと。やはり、最後は皆で現代に帰還して、新薬の開発ですかね。
{/netabare}

11話目「最後の希望」☆3
{netabare}
ダイスケ、ようやく格好良くなってきたけど、なんか、寂しいな(笑)

《今後の展望》
ラストはやはり、現実世界に戻り、未来を改善するために、各自が奮闘かな。
{/netabare}

12話目「revert」☆3
{netabare}
つまり、最後にダイスケが戻れたのは、マリマリ達に観測された(認められた)ということか。

《今後の展望》
2期やるの? 劇場版かな?
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38

64.7 2 救世主で仲間なアニメランキング2位
異世界失格(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (97)
299人が棚に入れました
とある文豪と、その愛人がこの世を去った。 憂い多き人生の如く渦を巻く激流へと身を投げ...るよりも早く、猛スピードで突っ込んできた〝例のトラック〟によって。 文豪が目を覚ますとそこは、異世界の教会。案内人は、慈愛に満ちた瞳で微笑みかける。 「ようこそ冒険者よ。あなたは選ばれ、転移したのです」 御多分に洩れず、勇者の使命を背負わされてしまう文豪。だが、彼は転移者の誰もが与えられる〝あるもの〟を持たなかった......。 「...ふふ。恥の多い生涯だ」 この世でも、異世界(あの世)でも <失格者>の烙印を押された文豪(センセー)の冒険が幕を開ける。 きっと、どこかにいるはずの「さっちゃん」を見つけ出し、今度こそ、あの日の本懐——心中を遂げるために。

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

面白いつまらないというより続きが気になる作品

作品のタイトルや愛人と心中するくだりでモデルはあの異形の天才作家太宰治その人なんでしょうけれども、自分は主な著作を読んだだけで彼の人となりをよく知らない事もあってか素直に楽しめたかなと思います。

何よりネガティブな感じのを上手くギャグに昇華していたのが大きかったかな。また、1話完結ではなく、一つのエピソードを2話ぐらいかけて描いていた事もあり、普通に続きが気になって次の回が待ち遠しく感じてしまうほど。

もっとも、各エピソードのオチは後味がちょっと良くないといいますか、扱っている題材が人の抱える闇、もっと噛み砕いた表現をするなら普通の人なら、つい目を背けたくなる暗い現実をメインとしている事もあり、気分が落ち込んでる時に観るのはオススメ出来ないかな、EDも入りが暗すぎて個人的には苦手。

各エピソードはときに寓話っぽい内容があったり、おいしい所でキッチリ活躍するセンセーもさることながら他のキャラにもしっかりスポットライトを当てたり掘り下げもされていたりで1クールながら何気に良作なんじゃ?と思ったところで最終回が詰め込み気味といいますか、あと1話ぐらい欲しかったのが正直なところですね。

個人的には今期アニメのダークホースと言ってもいいくらい印象が良く魔王様リトライ!みたいな感じで二期があるといいなぁ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

先生は言った…

先生は自らの足で歩まない。
ポンコツ聖女とタマが引く棺桶。
『Django』(続・荒野の用心棒)ばりの演出は前世の生き様を映すがごとく。
ワンショット・ワンキル。
散りばめられた先生の言葉が世界を…、救う!?
秘めごとを、愛の在り方を探す先生の旅は始まったばかりだ^ ^。
                (2024/07/21)
毎話とても楽しみにしていた作品。
神谷浩史さん、どちらかと言えば、声色のテンションを上げてのツッコミが目立った方でありましたが、今作は新境地でありましょうか。ダウナー神谷センセーのシュールなボケにたらし込まれっ放し、あっという間の最終話。
と言うか、新キャラ(可愛い!)、謎キャラ(赤い人)、やっと顔出しの面々等々、2期が無い方がおかしいと思うのですよね。

カルモチンエターナル、棺桶四駆でレッツ&ゴー!!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

世界樹と妖精王が主人公に期待したものは何か、が見たかった。

 これからだエンドですね。導入が終わりましたという感じです。全体的には俺TUEEEの中でも珍しい感じが新鮮だったのと、後半の単発のエピソードは結構面白かったです…細かいことを言わなければ。正直何を描きたいかわからない作品でした。

 あえて言語化すれば、この作品自体と同じく違う価値観の主人公がもたらす世界のバランスの変化による現状打破なんでしょう。異世界ものにしては、どこに向かうのかを考えているような感じだったので、中途半端ですが作品として成立したのかなと思います。

 キャラは8話の世界樹に出てきた酒場の女主人と12話の妖精の女王様は良かったと思います。この辺の主人公に対するこの世界の超自然的なものが期待するものは何かの線で描かれば面白かったのにと思います。さっちゃんがそこにどう絡むか含めてですね。エピソード自体も膨らみそうですし。
 一方でパーティー一行がちょっと役割を果たさない感じですね。無駄な話が多かった気がします。

 という感じで、異世界ものとしては見られました。面白かったです…まあまあですけど。



1話 太宰というより爆乳アニメ?想像の100倍軽い感じでした。

{netabare} どうでしょうね?出落ち感がすごいですけど…ちょっと「不徳のギルド」的な表現がなければ考えてしまったかもしれません。この作者はおっぱいフェチですよね。はじめのエルフも爆乳だったし。

 さっちゃんというのが誰をさしているのかわかりません。玉川上水の相手は富江さんだったことはあまりに有名ですから。架空のだれかなんでしょうか?

 まあ、太宰の本質に迫る話ではないだろうな、と思っていたのでその辺はいいでしょう。ですが、想像の100倍くらい軽いですね。かえって感心しました。

 で、太宰についてですが、そもそも太宰の自殺は何かうまくいかないことがあったときに、周囲を動かすための狂言だったという話も聞きます。5回と言ってましたけどウィキでは9回になってましたし、8回という説もあるみたいです。それくらい常習犯だったようで、最期も太宰は本気じゃなかったけど富江に引きずり込まれた…という話もあります。その狂言として見せるのか、本気なのかですけど本気みたいですね。絶望先生的な死ぬ死ぬ詐欺?

 アニメそのものは…話は結構普通な感じでしたが、どう展開するんでしょうね?小説と毒でうまく話を回しきれるのでしょうか。ボーダーギリギリで2回目視聴ですね。脳みそ停止枠でおっぱいアニメとしてはいいかもしれません。作画は悪くないと思います…異世界としては。{/netabare}


2話 なんちゃって厭世ギャグが感性に合わないかなあ…キャラ萌え勢からするとキャラが記号的すぎるし。

{netabare} キャラがものすごく記号的なんですけど、これは制作者あるいは原作者が意識的にしているんでしょうか?ゲストの王や王女さまはまだわかるのですが、2人のヒロインに魅力を全く感じないのですが…それはコミカルだからというのではなく、この2人は主役の太宰をストーリーとして回すだけのコマの気がします。

 私はどちらかと言えばキャラ萌えの方なので、キャラ造形が見えてこないと入り込めません。今回の最後の方でちょっと次回でアネットの深堀りがありそうな感じもありましたが、この1、2回を見る限り、話は展開しても似たような感じで進むのかなあ。

 そして、肝心の太宰ですけど、彼は完全に出落ちですよね。死を望んでいる以上、同じ展開しかできないはずです。そこを担保するために「さっちゃん」を置いたんでしょうけど、結局結論は同じでなんちゃって厭世ギャグの反復になる気がします。

 話的には王女さまが吟遊詩人か兵隊と結婚するとかありえないだろう?という無茶も、自覚的なギャグだとは思うのですが、流れ的にやっぱり記号的でコマなんですよね?4コマ漫画なのかな、と思うくらいです。1話で収めたせいもあるでしょうけど、2話で言えばゲストキャラの深堀りは少なくとも考えていない、ということだと思います。

 王城のゲストが3人ビジネスホテルみたいな部屋で寝ることはないだろう、とかその辺は自覚的なんでしょうか?そこがギャグなのかどうかもわかりませんでした。

 うーん、コメディあるいはギャグなだけに感性が合わないのはなあ、と思います。この感じが好きな人には面白いかも…と思わなくはないですが、早めの撤退かなあ…

 一応アネットで展開するのか、見て考えます。気持ち的には断念のボーダー線上ですね。{/netabare}


3話 やっと独自性が見えてきました。これならちょっと期待できます。

{netabare} 工夫はしたけど異世界転生のちょっとした変化球でしかなく、結局テンプレかなと思いましたが、ここにきてちょっと独特な感じが出てきました。対転生者ですか。

 そして、太宰も小説を書くようです。薬屋?みたいなところで毒の一気飲みで不覚にも笑ってしまったので、もうちょっと見ます。

 作画がちょっと残念な気もしてきましたけど。逆にBGMの交響曲的な感じはちょっといいです。平凡と言えば平凡な曲なんですけど妙に耳につきます。太宰の小説が書けないと嘆くシーンは演歌みたいなメロディだし。{/netabare}


4話 珍しいパタンの展開で面白いと思います。ただ笑いが少ないです。

{netabare} 転生とスキルに関係があってそれゆえに異世界において闇落ちするというパターンなら、なかなか珍しい設定のような気がします。エピソードそのものにそれほど深みがあるとも思えませんが、2話で1つのエピドードとしては、まあまあ面白かったと思います。

 同じようなエピソードが続くのか、さらに工夫してくるのかわかりませんが4話時点でこの方向性を提示できたのはいいのではないでしょうか。作画も丁寧だし、異世界ものと割り切れば水準は十分満たしていると思います。

 ただ、大きな欠点はコメディの割に笑うポイントが少ないことかなと思います。ヒロインたちの造形からエロを入れてくると思ったらそっちは来ないんですね。それはそれでよいのですが、笑いをどう作ってゆくのでしょう?{/netabare}


5話 準備と説明の回。やっと展開しそうですが…

{netabare} 前回の対転生者という話の進め方の説明が具体的にされた感じです。準備回、説明回という感じで、新キャラを出しつつ世界観の説明があらためてされたような感じです。

 当然、そういう回ですから話としてはあまり面白くありませんでした。さっちゃんの話が全然始まりませんので、序の口なんでしょう。
 現状まあまあ面白いというラインで見続けている感じですが、一気見だったら見続けてないかもしれない微妙なラインではあります。今後2話くらいの展開しだいで、期待もできるしがっかりな気がします。{/netabare}


6話 なんか普通の異世界ものになってきました?

{netabare} なんか…普通? 展開としてはちょっとワクワクするところもありますが、しかし、普通の異世界ものになってきました。全然面白くないとはいいませんが、面白さ・期待感は右肩下がりの気がします。太宰も死にたい死にたい詐欺みたいになってきましたし。

 ごく普通の転生もので強さの変化球の一つでしかないなら、今後どうしようかなあ、と思わなくはないです。タマの行く末が気になるので次回は見ますけどね。{/netabare}


7話 話の構造や設定は感心しますが、内容が弱くて面白さがイマイチに。

{netabare} 本作は、転移者を小説の力でもとの世界にもどすという構造はいいんですけど、肝心のキャラのサブストーリーが弱いですねえ。作画が安っぽい事もあってあまり話に乗れません。ギャグかと思えば真面目に話が進行するし。

 主人公が死にたいのか、良い人なのかよくわからないし。人助けは彼の興味の結果だという読み方はできますけどね。主人公そのものの能力がイマイチはっきりと見えないので、主人公の動機が見えてきません。

 人の人生を俯瞰できる能力ということでいいのでしょうか?創作意欲がどこから湧いているのかが描ければまた違うのでしょうけど。
 また、転移者の力の源泉がコンプレックスや不遇だとすると、いうなればカウンセリングでメンタルケアをするみたいな感じですけど。これも設定は面白いんですけど、やっぱりキャラが弱になあ…と。

 最後の復讐して「気が済んだかね」も、視点はいいんですよね。まあ、はっきり言えば全体的にちょっと飽きてきました。面白さが中途半端です。現時点で中断にはしませんが、来週見る気が起きるかどうかですね。{/netabare}


8話 意外なことにものすごくいい話でした。女主人のキャラ造形が最高です。

{netabare} 今回つまらなかったら、切ろうと思ってたらすごいのが来ましたね。これはかなりレベルが高かった話かと思います。もちろんこの手の「正体を明かさない守り神」と「堕落」の話は数多くあると思います。しかし、本作の中でやられると、意外性があったのはもちろんですけど、設定が上手く生かされましたね。転移者と現地人の本質の同一性が顕著に表現されて、しかも「正義」を名乗る人間の底の浅さが見事に描かれました。

 そして、寓意だけなら陳腐ととられかねない本エピソードを彩ったのが、酒場の女主人でした。あの酒場の女主人の描き方が素晴らしかった。色気と悲哀の両方がきちんと描かれました。キャラ造形としては出色でしょう。話というよりこの人の気持ちを考えると、涙が出そうになりました。この人に寄り添えるという意味で、主人公のキャラも活きましたね。逆に言えば主人公御一行のメインサブキャラが全然活きていないということにもなりましたけど。

 うーん、こういうのを見せられると切れないなあ…非常に、面白いエピソードでした。{/netabare}


9話 いまだに何を描きたいかよくわからない。今回みたいのがやりたいなら早めに。

{netabare}「魔女の旅々」とか「キノの旅」みたいな感じになってきましたね。違うのが街ではなく人に焦点があたっています。ただ、9話は寓意が明確でわかりやすすぎますけど。その点は8話の方がスパイスが効いていて面白かったです。

 この形式でやるならもっと中盤くらいでやった方が良かった気がします。あの黒猫ちゃんの話をカットして1話完結をつづけるならそれはそれで面白かったかも。現状、なんか、ジャンルというか描いているものがゴチャゴチャしていて、いまだに何をやりたいのかよくわかりません。

 まあ、ここまで付き合いましたが、もういいかな…とも思いましたが、結末をどう描くかには興味があるので次回レビューは最終話見た後ですね。{/netabare}


11話 せっかくのいい話なのに感動ポルノどまりになったのは惜しい。

 また、短編的なものを持ってきましたね。転生ものとしては上手く話しを作ったと思います。せっかくですので、ちょっと言いたいことがあるのでレビューしておきます。
 この話、ラノベやアニメの話の落としどころが浅くなる理由が上手くつまっていると思います。感動ポルノという奴ですね。

 姉妹愛の話ですがここで止まるから中途半端な気がします。姉妹の葛藤にクローズアップして、姉は妹がいる苦しみがあって憎かった。そこまではいいですよね。司教のくだらない反省を相対化したのも良いと思います。
 ここで自己顕示欲というか承認欲求ですね。これが出てきたのが唐突でした。この承認欲求をもっと文脈で描ければよかったのにと思います。

 一方で、妹は病気の苦しみに加えて姉への感謝と表裏の何かの感情を描けなかったのか。健康でうらやましい、見下された…何かなかったんでしょうか。そして、姉の消失によって、あるいは健康を取り戻すことで何に気が付いたのか。姉への感謝だけではないと思います。姉に依存せざるを得ない病気の時の感情に嘘はなかったのか。

 そして、お互いが単純に和解するのではなく、もとに戻るのではなく新しい関係性を作れなかったのか。そこに父親がどうかかわってくるのか。さらに父の思惑に、もっと事情がないのか。

 本作本話の姉妹の関係がいわゆるテンプレートという奴です。いい話に落とし込んではいます。でも表層的な感情問題でしかないので、看病とはなにか、姉妹とは、家族の血と愛と義務とは、なにより承認欲求とは、というテーマが存在しなくなります。だから、構造的に感動ポルノにしかなりません。

 文学者の視点からさまざまなテーマについて深掘りできる構造なのに、もったいないですよね。文学をギミックに使うなら、もうちょっと奥行を出してほしかったなと。

 せっかくのいい話だから、もうちょっと工夫すれば…という気がしました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

68.0 3 救世主で仲間なアニメランキング3位
THE UNLIMITED -兵部京介-(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (559)
3243人が棚に入れました
風になびく美しい銀髪、何かを悼むかのようにその身にまとった漆黒の学ランを着た青年……彼の名は兵部京介。
エスパー犯罪組織パンドラを指揮し、超能力者の同胞たちのために革命を起こすまで、その黒い翼は闇の空を羽ばたき続ける。
椎名高志原作「絶対可憐チルドレン」に生まれた偽悪のヒーロー・兵部京介がオリジナルストーリーによるスピンオフ・アニメーションとなって登場!
刻(とき)の運命にあらがって、無限を解き放て…!

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

闇でしか裁けない罪がある

解き放て・・・アンリミテッド!!

「絶対可憐チルドレン」のスピンオフ作品。
絶チルは未視聴ですが、これ単品でも内容は理解できるし、概ね楽しめました。
ただ絶チルの知識があった方が、より楽しめそうな感じはします。

主な見所としては、まず、良質な作画による超能力バトル。
エフェクトを派手に効かせてるのが特徴で、スピード感もあり爽快です。

エスパー犯罪組織「パンドラ」のリーダーである兵部京介
とある事情でパンドラに加入することになったアンディ・ヒノミヤ
この2人のメインキャラの関係性の変化も見所ですね。

普通人(ノーマル)から迫害を受けたり軍事利用される、
そんな理不尽な社会への復讐がパンドラ、そして兵部の行動理念。
人種差別をテーマにしてるわけですが、その辺りはちょっと消化不良でした。
復讐の対象が社会そのもの、というよりも
兵部が個人的に恨みを持つ人物に復讐の焦点が絞られ、話が小じんまりしてしまった感。
せめてそのキャラ(ラスボス)を、もっと初期の段階で匂わせておけば
また印象は違っていたかもしれません。

OPとEDに凄く力が入っていて
特にEDに関しては、物語後半から毎回のように曲や映像が変わります。
その回の内容に適したものになっていて、スタッフの作品への愛情と拘りを感じました。

話題性には乏しかったけど、今期の中では私的TOP3に入る作品。
「厨ニ」「ダークヒーロー」「能力バトル」が好きな方は観て損はないと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 39

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

原作読むなら・・・今でしょ!ヾ(>▽<)o ぶはっ!

絶対可憐チルドレン に出てくる兵部京介を主人公にしたス
ピンオフ作品。
原作者は漫画家の椎名高志氏

異能バトルファンタジー

全12話

絶対可憐チルドレン 視聴済み

あらすじはあにこれを読んで頂いた方が解り易いかと・・・^^;

感想

原作は、週間少年サンデーに連載されてて、現在も連載中です。
途中まで読んでいました。
(個人的には『GS美神』の方がギャグが多いので好きでしたが。。。)

絶対可憐チルドレンは最初、ギャグ路線も多かったですが、最近では兵部がメインになっててスリアス路線になってます。
そんな中で今回の兵部のスピンオフ
タイムリーですね!

なので、絶チルを観てからの方がより楽しめるかもですが、まぁ、観てなくても別段問題はないです・・・


過去の出来事に、復讐に燃える兵部
観ていてちょっと不憫でした。

ESP能力を無効化できるアンディ・ヒノミヤにも焦点をあてたストーリーにも、個人的にも飽きが来なくてよかったです。

兵部&アンディーもだけど、「B.A.B.E.L.」の 皆本光一&賢木修二もカッコよくてナイスガイです。
なので「可憐GUY's」なんだってw (≧▽≦)vぶは!

この 「可憐GUY's」が歌う曲に力を入れてて何曲かEDに使用されてます。
個人的にはそんなに可もなく、不可もなく・・・でしたがw

作品的にはそこそこ面白かったかな?
ユウギリも可愛かったしw ^^

異能バトル、絶チル観てた人には見ても損はないかと思います。
オススメできるかどうかは微妙ですが。。。ウーー( ̄、 ̄*)ーーン…

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

中二要素たっぷりですねw

「絶対可憐チルドレン」に登場する兵部京介を主人公とするスピンオフ作品。
思ったより、シリアスな内容ですね。全12話です。

あまり期待してなかったのですが、予想以上に面白かったですw

本編を全く見た事ないので大丈夫かな!?って思ってたのですが、
見てみると、話の流れで世界観や設定などは理解できるし、
特に困ることなく最後まで見れました。

超能力者が日常的に存在している世界での、エスパーとノーマルの
関係性は面白いですね。 わりと細かく描かれていて良かったです。

ただ、1クールだったので、兵部以外のキャラの掘り下げなどは、
少し物足りなかったかな。

あと、終盤は展開がすごく駆け足だったのが残念。
10話位までは結構面白かったのに . . .

まぁ残念な部分もありましたが、個人的には続きが見たいなって思うし
全体的に見れば結構楽しめたアニメでしたw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26
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