手紙で学園なおすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの手紙で学園な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月18日の時点で一番の手紙で学園なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

87.5 1 手紙で学園なアニメランキング1位
色づく世界の明日から(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1145)
4900人が棚に入れました
物語の始まりは数⼗後の⻑崎。⽇常の中に⼩さな魔法が残るちょっと不思議な世界。主⼈公の⽉白瞳美は17歳。魔法使い⼀族の末裔。幼い頃に⾊覚を失い、感情の乏しい⼦になった。そんな瞳美の将来を憂えた⼤魔法使いの祖⺟・⽉白琥珀は魔法で瞳美を2018年へ送り出す。突然、⾒知らぬ場所に現れとまどう瞳美の視界に鮮烈な⾊彩が⾶び込んでくる…。

声優・キャラクター
石原夏織、本渡楓、千葉翔也、市ノ瀬加那、東山奈央、前田誠ニ、村瀬歩

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

もし既視感があったとしても

率直な感想は綺麗でPAらしい作品で観て良かったです。
ただ、本作は青春らしさを感じさせるには少し恰好付けすぎな部分も否めませんが、
これがPAの作風だと構えていたのでそれはそれでアリなんではないかと思います。

本来このような物語はもう少し均等にキャラを描写したり、思いのたけを青春らしく真っ直ぐ伝える作風が好ましいのではないか、とも思いますが、観ている最中はそこまで気になりませんでした。それは本作の登場人物がとても繊細である意味奥ゆかしいというか、まあ陰キャラなわけです。そのようなキャラ設定から生じる陰にこもってしまうかぜも、本作の味なんだと思います。

グラスリップでのSF要素は中途半端に放置されていたので、あまり好印象ではありませんが、今回のそれはしっかりと物語に汲みされていたので、私は概ね満足ですし、魔法などといった要素は物語のアイテムにすぎないPA風といったところで、観る前の視聴情報で本作の受け取り方が大きく変わってくるとすごく思います。それが観た時に良しとなるか、どうかは作品次第になりますが、最近は特にPAだけに限らず、アニメ会社を意識して観るようになっていますが、観る前に情報を入れなくても、ああこの会社か、と分かるくらいに、アニメーション会社の作風が固まってきている気がします。それと同時に似たような作品になってきてしまっている感が、私の中では否めません。

それでも新しい作品は次々と生まれているのは実感しますし、似ているからといって、それを悪いことだとは思いません。0から1を作れる時代ではありませんし、1´や2を創造し視聴者に魅せることも容易いことではないと感じます。アニメ単体の話題から逸れてしまいましたが、本作の色づきの受け取り方は、キャラクターの性格から鑑みれば妥当な行動で、それが求めていたものと少し違っても、他の作画なりの項目で多くの人が完走できたと考えると、色づく世界であったのだと感じます。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 44
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

こぼれたあの色

P.A.WORKS制作。

色彩を知覚できずモノクロの世界で生きる少女。
彼女は自分に魔法をかけた、
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魔法が日常に存在する青春ファンタジー。

この物語には、小さな魔法があり、
心のサプリや探し物を見つけたりと、
日常にそっと寄り添う形で存在しています。
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夕焼け、朝露、夜空の花火と、
色彩の世界を描くだけに風景は美しい。
美しいものを美しいままに描く、
こぼれたことば、こぼれたあの色。
色の溢れる世界を取り戻す、
世界を肯定する物語になればと思います。

最終話視聴追記。
言葉より絵や色彩で魅了する作品です。
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美麗なOPが記憶に残りますね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 93
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

アズライト

色が見えない少女がタイムスリップするお話。

1話
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2話【モノクロ】
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3話【暗示】
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【魔法が解けるとき】
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4話【世界】

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5話【魚】
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6話【写真】

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7話【好き】
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8話【光】
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9話【時間】
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10話【友達】
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11話【琥珀】
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【幸せ】
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13話 【色】
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まとめ
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投稿 : 2025/02/15
♥ : 60

67.4 2 手紙で学園なアニメランキング2位
orange(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (623)
2911人が棚に入れました
長野県松本市に住む女子高校生・高宮菜穂は2年生になった4月の始業式の日、差出人が自分の名前になっている手紙を受け取る。その手紙には、26歳になった10年後の自分が後悔をしていて、その後悔を16歳の自分には味わってほしくないこと、菜穂に今後起きること、それに対して菜穂にしてほしい行動が書かれていた。菜穂は、初めは誰かのいたずらと思っていたが、手紙に書かれていた通り、成瀬翔が東京から転校してくる。手紙には、5月に成瀬翔を好きになること、翔が17歳の冬に事故で亡くなること、その事故は防ぐことが出来たと書かれていた。

声優・キャラクター
花澤香菜、高森奈津美、衣川里佳、山下誠一郎、古川慎、興津和幸、佐倉綾音
ネタバレ

おんみょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

名作の予感していたアニメ

OPED共に優秀。高橋優いいっすね。1話の時点では期待値大です。

2話見ての感想。作画と声優があっていない。作画負けしている。そのせいか、違和感を感じるシーンが何点かあった。物語のペースはまあこんなもんか。一貫して「夏」っぽさは出てていいと思った。

3話見ての感想。ここまでの話の中で不明な点は2点。1つ目は ネタバレレビューを読むもう1つは、 ネタバレレビューを読む
この2点に関して詳しく語られることはあるのでしょうか・・・そういう不思議は全部うやむやで終わらなければいいのですが。ちゃんと伏線回収してくれよな~頼むよ~。

4話見て。これはきっと名作になると思う。割と面白い恋愛やってますね。β世界線から来る手紙に従って未来を変えようと奮闘するなほちゃんがかわいい。菜穂ちゃんたちはシュタインズ・ゲートにたどり着けるのでしょうか?
ただひとつ、キャラデザが好みじゃないです。

5話
この女はいつまで手紙に従順なんですかね。ネタバレレビューを読むやはり5話の魅力は ネタバレレビューを読む少女漫画風のキャラデザを除いては傑作。

6話
ラスト鳥肌立った。 ネタバレレビューを読む

7話
神回。生と死。男と女。そんな対比が目立つ作風。
ネタバレレビューを読む

8話、9話見て
翔めんどくさいやつだな~。作画wwwww
ネタバレレビューを読む

10話見て
作画安定しないな・・・近距離の顔はすごい決まってるのになw
ゴール直後の菜穂の表情が印象的だった。
ネタバレレビューを読む

11話
翔がいつまでも過去のコンプ克服できず、そのくせ八つ当たりって屑すぎるだろ。なんで菜穂は翔のことが好きなんすかねえ・・・。須和かわいそす


最終話見ました。ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/15
♥ : 19
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

変えたい過去…それを考える青春もの

原作未読ですが、この始まりは間違いなく良い青春ものになると思いました。1話ですでに涙目…コブクロの曲も卑怯だ(良い意味で)。最後までじっくり見ました。

3話まで…出だしだけでうるうる
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4話…グサッ、グサッ、グサッ…
ネタバレレビューを読む

5話…地味な子ほどモテる
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6話…心の闇
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7話…え~と…須和がイケメンすぎる
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8話…みんなで救おう
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9話…付き合いそうで…
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10話…これが本当の伝言リレー、翔が駆ける!!
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11話…もうね、翔も須和も不憫すぎる
ネタバレレビューを読む

12話…重い、重いよ…
ネタバレレビューを読む

最終話…生きる、それが一番大事
ネタバレレビューを読む

さすがは少女マンガが土台というところでしょうか。男から見て、翔がどうしようもないくらいあまちゃんにしかみえないのが少々残念でした。でも、12話があったお陰で翔の見方が変わったので、そこは救いでした。あれは高校男子にはキツすぎる出来事です。翔を救うには魂ごと救わないといけなかったわけで、最後の最後に救えた、それも積み重ねてきたみんなの気持ちが届いたということだったと思います。本当によくまとめていたと思います。

でも、やっぱり須和が切なかったっですね。あまりにもイケメン、ナイスガイ過ぎました。ちょっとはひねてくれよとも思ったのですが、最後の最後までイケメンでした。同情する気持ちもよくわかります。

物語は可もなく不可もなくだったと思います。OP、EDは最高です。毎回コブクロが流れて泣きそうになってました。作画、途中どうしちゃったのかと思うくらいひどいときがありました。違和感あってネットで調べたら場面転換したさいに座る位置が逆だったとかあったのでびっくりしましたし。当然DVDでは修正すると思いますが。最後はきれいになっていたので、中の問題だったのでしょうね。

映画が決まりました。オリジナルストーリーが入るらしいですが、TVの総集編の方が強そう。あのはなと同じ感じになるかな?見てみたい気はしますが、二週間限定?大規模公開ではないのね…円盤まで待ちますか…。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 51
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

感情の起伏が激しい男と、恋に恋する一途でじれったい女の恋愛話がお好みならいいかも・・・

最後は上手くまとめた感じがしますが、菜穂と翔の恋が成就するまでの
過程がちょっと酷かったため、『なんでそこまでして・・・』という
感情が先に立ってしまい、ほんとに良かったね~という気持ちにまで
高揚できなかった自分がいます。
これはストーリーの作り方と菜穂と翔の一連のやりとり(過程)が男向き
じゃなかったということなのでしょうか?
萩田とあずさの関係がとても良くて、唯一の楽しいひとときを与えてく
れました。この二人をメインしたorangeの方が観たいね。
ぶっちゃけ、菜穂と翔は、自分の好きなタイプじゃないんだよね。それ
がイマイチ感の大きな原因だったと思う。でも、こういうのが好きな
方もいらっしゃるだろうと思います。評価は分かれそうな作品ですね。
 
最終話ネタバレレビューを読む
12話ネタバレレビューを読む
11話ネタバレレビューを読む
10話ネタバレレビューを読む
9話ネタバレレビューを読む
8話ネタバレレビューを読む
7話ネタバレレビューを読む
6話ネタバレレビューを読む
5話ネタバレレビューを読む
4話ネタバレレビューを読む
3話ネタバレレビューを読む
2話ネタバレレビューを読む
1話ネタバレレビューを読む
こういう雰囲気の作品は好きです。最後まで見ます。
作中のBGMもとてもセンスがいいです。今後がとても楽しみです!!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 37

87.3 3 手紙で学園なアニメランキング3位
妖狐×僕SS(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (3045)
15331人が棚に入れました
旧家・白鬼院家の令嬢として生まれた少女凜々蝶は大人に守ってもらわないと生きて行けない無力な自分や、常に家名の由緒が優先される環境に息苦しさを感じ、家を出て一人暮らしをすることにした。家族は凜々蝶が家を出ることには反対しなかったが、条件として街の郊外にある「妖館(あやかしかん)」の異名を持つマンションであるメゾン・ド・章樫(あやかし)への居住を命じる。妖館は厳重な審査をクリアした者しか入居を許されない高級マンションで、入居者には必ず1名のシークレットサービス (SS) が割り当てられることになっている。凜々蝶はSSの割り当てを拒否したが、いざ入居してみると御狐神双熾が凜々蝶の専属SSとして待ち受けていた。

声優・キャラクター
日高里菜、中村悠一、細谷佳正、日笠陽子、江口拓也、宮野真守、杉田智和、花澤香菜
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

気付いてくれたのはあなたです(*´・ω・)σ σ(///o///)ゞイヤー

■「妖狐×僕SS」ってこんな雰囲気のアニメです(❀╹◡╹)つ
(*'ω'*)......ん?「いぬxぼくしーくれっとさーびす」って読むんですねw
先祖が妖怪と交わったことで生まれてくる者が集う場所があるのです!
通称「妖館(アヤカシカン)」。一見ただの高級マンションなんですけど、実は対純血妖怪のセキュリティーが施された先祖返り者専用マンションなのでした(*^。^*)
先祖返りとはいえ戦闘に長けている者ばかりではないので、住人には同じ先祖返りのSS(シークレットサービス)が付いてボディーガードがつくのですよ(・0・*)ホ,(゚0゚*)ホ--ッッ!!!

そんな怪しいw「妖館」に一人の少女が新しく入居することになったのです!
彼女の名は「白鬼院凜々蝶(しらきいん りりちよ)」。
由緒ある家柄が故の孤独な人生を歩んできた彼女は、いつの間にか虚勢を張り悪態をついてしまう様になってしまっていたのです!
そんな自分を変えるため、そして人と真っ当に関われるようになるまで一人でいる事にしたりりちよちゃんなのでした(^▽^)/
そんな「妖館」でりりちよちゃんにとって決して忘れることのできない出逢いや出来事が今始まろうとしていたのでした""ハ(^▽^*) パチパチ♪


■「妖狐×僕SS」と出逢った日の日記 (#^^#)
1話だけ見た印象としては、色んな要素が入り乱れているんですけど、芯はしっかししている感じがしました(^▽^)/
さりげない演出や粋な構図、ちょくちょく入ってくるテロップワークやデフォルメ描写がギャグパートにインパクトとリズム感を与えている印象で、個々のキャラの性格や心理描写をうまく表現できてるなぁーって関心しました♪
ヒロインで主人公のりりちよちゃんの ツン(。゚ー゚)σ(_ _。)・・・シュン な性格が妖館の住人と関わることで変化していく心理描写が一つの見所かなぁって思ってます(*^▽^*)
また、りりちよちゃんのSSになった双熾(そうし)くんはなにやら訳ありの様な雰囲気でしたので、彼の過去とりりちよちゃんの関係もとっても気になりますね♪

ストーリの方も、先祖返りを妖怪とうまく組み合わせた事で、半妖の様な中途半端なイメージではなくって、人間としての立ち位置がしっかり確立できているので、新鮮な感じを受けました♪
住人とSSとの関係がストーリーにどんなアクセントを与えてくれるのかとっても楽しみですね(#^^#)
最後まで楽しめそうな印象の第一話でしたよー(^ー^* )フフ♪


■総評
予想通り最後まで楽しく観させて頂きましたo(*^▽^*)o~♪
σ( ̄∇ ̄*)アタシが感じたこの作品のキーワードは「ギャップ」です!
凛々蝶ちゃんを筆頭にキャラ毎の性格上のギャップや、デフォルメキャラ描写などの技術的なギャップなどなど、いろんなシーンでギャップが作りだす面白さを感じることができました♪
一歩間違えれば「違和感」となり得るのですけど、この作品のバランスの良さや魅力のベースとなっているような気がします(´∀`*)
ストーリーの方は前半から中盤にかけては基本1話完結で特に急展開はなくストーリーが展開されていくので見る人によっては物足りなさを感じる人もいるかもしれませんね。
とはいっても、適度に笑いが散りばめられていて、エンディングにかけては程よく心温まるストーリーに仕上がっているので個人的には丁度良い印象です♪
また凛々蝶ちゃんや双熾くんの心情を段階的に理解していけるようなストーリとなっているので、後半の布石ともなってましたね!

後半は普段見せることのない予想外の態度や本音が ┬┴┬┴┤_・) チラリッっと見られるようになっていきます!
不器用で繊細で律儀な凛々蝶ちゃんがやっと言えたこの一言ネタバレレビューを読む

そして、自分を律し箍を外さないように務めていた双熾くんの一言ネタバレレビューを読む

。・゚・(ノ∀`)・゚・。とっても心に残るに名シーンでした♪

他人を傷つけ、他人に傷つけられ付くスキルがあるって野ばらちゃんが言ってましたけど、人を思いやる気持ちって大事にしていきたいものです!
そんな事を思わせてくれる作品でした (●´ω`●)ゞ

最期に、アニメではとっても綺麗な幕引きでしたけど、どうやらまだ続きがあるみたいですね c(・ω・`c⌒っ
かなりの急展開のようなので是非続きを観てみたいものです♪


■MUSIC♬
OP曲『ニルヴァーナ』
 【歌】ムック
 エレクトロニカを軸にストリングスを取り入れたロックチューンナンバー♪
 複雑に絡み合うメロディーラインが独特の世界観と疾走感を感じさせてくれますね(*^_^*)

ED曲『太陽と月』(第7話)
 【歌】反ノ塚連勝(細谷佳正)、雪小路野ばら(日笠陽子)
 とってもお気に入りのデュエットナンバー(゚∇^d) グッ!!
 日笠さんの伸びやかで艶のある歌声と、甘く優しい細谷さんの落ち着いた歌声が
 とっても心地よいです♪
 楽しく元気にさせてくれるアップテンポのデジタルサウンドです(*^▽^*)

劇中曲『COMME AU PREMIER JOUR』
 【作曲】Andre Gagnon
 この作品で一番名シーンで使われた癒しの1曲 d(*´ω`*)
 でも近くにいた子供が「大人がエロいことしてる~(゚ロ゚;)」って叫んでても~台無しw
 ピアノ好きならご存知の名曲!ひと時の癒しを是非♪

ED曲『楽園のPhotograph』(第2話、第9話)
 【歌】御狐神双熾(中村悠一)
 妖艶でムーディーな雰囲気の曲調が作品のイメージにぴったりですね♪

ED曲『君は』(第3話、第8話)
 【歌】白鬼院凜々蝶(日高里菜)
 ローテンポのバラードにあどけなさの残る歌声がとっても愛らしいナンバーです♪

ED曲『one way』(第4話)
 【歌】渡狸卍里(江口拓也)、夏目残夏(宮野真守)
 江口さんにもちゃんと歌って欲しかったですw
 宮野さんの変貌振りが♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!
 キャラソンならではの演出ですね♪

ED曲『sweets parade』(第6話)
 【歌】髏々宮カルタ(花澤香菜)
 カルタちゃんと花澤さんのキャラを前面に押し出したファン必聴のナンバーですねw
 甘い物が食べたくなっちゃいますね♪

ED曲『SM判定フォーラム』(第5話、第10話)
 【歌】青鬼院蜻蛉(杉田智和)
 ノーコメントw


2012.02.19・第一の手記
2012.07.04・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC♬)

投稿 : 2025/02/15
♥ : 103

みずたま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

観られるか、観られないかが問題です。

アニメにはやはり、視聴者を限定してしまいがちになる作品があります。直感的に生理的に受け付けないような気がすると感じるものは、やっぱりちょっと観てすぐ挫折してしまうし、偏った何かを感じるけれど、それはそれで楽しめるだろうと思うときは、結局最終回まで観てしっかり楽しんでしまっています。(でも観ていたことを誰かに口外することは決して無いみたいな)

私は、この作品も上記の部類に入ると思っています。
直感です。本当に直感で判断できます。しかもこの作品はこの手のジャンルにおいても、非常に選別しやすいです。
作品名ですが、「妖狐×僕SS」と表記して「いぬぼくしーくれっとさーびす」と読みます。
ここでひっかかってしまう人は、間違いなくアウトです。
入り口も入り口で判断できるのですから、安心です。

しかし!視聴者(あるいは読者)を限定するからと言って、それが駄作であるとはもちろん思ってはいません。
毎回欠かさず観ている身としては、楽しめる人にはとことん楽しめるように作られている、サービス精神に溢れた作品と断言できるでしょう。

とくに楽しいのは、毎回違うエンディングです。
通常、エンディングが始まると、「あぁもう終わりなのかぁ」って少しサミシイ気持ちになるものですが、「今週は?今週は?」とワクワクするのが、この作品。
ここまでエンディングを楽しみにさえてくれた作品は、他にはありません。

作品名でとくにひっかかりを感じなかったかたは、必見のアニメです!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 13
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

胸がかきむしられるほどのふたりの想い

旧家・白鬼院家の令嬢として生まれた少女白鬼院凜々蝶が主人公。
1人暮らしを始めたのは「妖館(あやかしかん)」の異名を持つマンション
メゾン・ド・章樫(あやかし)。
そこで出逢う個性豊かな住人やシークレットサービスの面々。
彼らとの日常の中で、心の成長を遂げていく凜々蝶を時にはシリアスに
また時にはコミカルに描いた作品。

観始めた当初、1クールで終わるのかどうかも知らず、
どうまとめていくのだろう?と少々不安に思っていたのだけれど、
あちこちに個人的なツボが満載で、凛々蝶にも
彼女のシークレットサービス(ボディーガード兼執事のようなもの)である御狐神にも
すごく感情移入できる部分があったため、最終回までがあっという間だった。

また、登場人物のすべてのキャラが濃くて、ほんとうに面白かった。
キャラデザだけを見ると、別のアニメに出てたよね?と思うような
どこかで見覚えのある人たちばかりだったのも、
EDがそれぞれのキャラソンだったのも、作り手さんの遊び心が
とても伝わってきて楽しかった。

でも、単なるラブコメではない奥深さが
凛々蝶と御狐神の2人から滲み出ていたし
物語の後半、特に11話と最終回である12話には、
アンドレイ・ギャニオンの懐かしいピアノのメロディーとともに、
胸が掻きむしられるような想いに焦がれ、ほんと・・まいった。
とにかくこの作品は、11話12話を観なければ意味がない。
なぜなら、この2話にすべてが凝縮されているから。

幾度となく交わした手紙が心の支えになることや、
手紙を書くという行為によって、今まで閉ざされていた感動や感情、
感性の視野を広げてくれるものがあったら、
距離を置いて冷静な覚悟をしていたとしても、
その時間が長くなればなるほど、想いは漏れてしまうもので。

しかし恐れていてはいけない。
自分のことがどれほど嫌いで、他人と関わることがどれほどイヤで、
自分をどれほど偽ったとしても、そして相手を疑うことがあっても。
逃げてはいけない。恐れず本質を見極めればいいのだ。
他人を傷つけたり、自分が傷ついたりしても、
必ずそこで身につくスキルがある。
人を愛するその気持ちにこそ偽りがなければ、
表現がどんなに不器用であっても、ちゃんと伝わるはず。

時間は重みなのだ。
ひとりひとり、それぞれが紡ぎ出していく時間。
今世も、来世でも、きっと前世から繋がっている何かがある。
たとえ、前世での記憶が消えてしまったとしても。。

痛みを分かち合える、理解し合える相手は、大切にしたい。
誰でもいいわけじゃない、その人とだから大切にしたい。
周囲に何と言われても、信じたいものがある。
信頼とはそういうものなのだし、信頼あっての甘えや恋愛だと思う。

御狐神くんが言ったネタバレレビューを読むという言葉の重み。
彼の幼少からのこれまでを想うと、その切なる願いが
あたたかく、そして凛々蝶に伝えたことが嬉しかった。

春から夏へと、どうやら2期決定のようなので、
これから先の話も、とても楽しみだ。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 105

87.0 4 手紙で学園なアニメランキング4位
からかい上手の高木さん(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1105)
5040人が棚に入れました
「今日こそは必ず高木さんをからかって恥ずかしがらせてやる!」
とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。
高木さんをからかい返そうと日々奮闘するが…?
そんな高木さんと西片の、全力“からかい”青春バトルがスタート!

声優・キャラクター
高橋李依、梶裕貴、小原好美、M・A・O、小倉唯、内田雄馬、小岩井ことり、岡本信彦、落合福嗣、田所陽向
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

この首の角度を狙ってできる中学生の娘

2018.12.24記

断念→ここでの評価高めで再開→完走


なるほど!そうきましたか(^^)
中学生の他愛もないやりとりが続く中盤までの展開を単調と感じるか微笑ましいと感じるかで評価が別れそうですね。
完走してみたものの私はどちらかというと前者寄り。実際に中学生の子供を持つ親としての立場がニヤニヤさせるのに待ったをかけたような気がしないでもない。裏を返せば中学校一年生の生態(特に西片くん)がほどよく描けてたのだと思います。思い当たる節ありますもん。

そんなマイナスを差し引いても、後半ネタバレレビューを読むはなかなかの見ものです。からかう高木さんと翻弄される西片くんの関係というものがしっかりと収まるところに収まる良い構成でした。
高木さんが上手なのは同年代の精神年齢のアンバランスさ(女子が大人っぽい)を超えて、以下の点で突出したコミュニケーション力を発揮するところ。

・男の自尊心を傷つけるラインまでは絶対いかない
 がんがん攻めてきますが、絶対防衛圏(としか言いようがない)には立ち入りません。だから“からかい”止まりなんですね。
 ネタバレレビューを読む

人を不快にさせるような描写は一切ないので、安心して観れる良作だと思います。
一方で私のように、“退屈”と感じる方も少なからずいらっしゃるでしょう。物語の山は後半なので日常系への耐性の有無が岐路かもしれません。


■終盤のしかけに好感 ※視聴済の方向け
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ネタバレレビューを読む


■EDの選曲が心憎い
全12話で7曲用意しており、アコースティックな編曲を施した往年のJ-POPを高橋李依さんがカバー。

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10年以上前の曲ばかりで、ファンの認知度高いけれども的な曲が入ってることにセンスを感じます。
例えば「自転車」は大ヒットナンバー「Over Drive」手前のリリースで恩ちゃん作曲ながら疾走感があり、その後のジュディマリの布石となった隠れた名曲。ヒットしてからはほぼTAKUYAが曲作ってたりする背景を考えると貴重です。
「気まぐれロマンティック」も他の大ヒット曲に隠れているが、ライブでは超盛り上がるファンのための楽曲の色が強いです。
総じて前半は軽快なナンバーが続き、終盤は誰もが口ずさめるTHE愛の歌。

 MY LOVE IS FOREVER~ あなーたとー

物語とリンクした選曲になってるのも心憎いですね。



※以下は断念時レビュー

ネタバレレビューを読む



視聴時期:2018年12月 

-------


2018.01.24 初稿
2018.09.16 追記
2018.12.24 完走後追記
2020.04.17 タイトル修正

投稿 : 2025/02/15
♥ : 97
ネタバレ

NEOたちばな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

あなたは西方になれる?@声優評価を上方修正しました

簡単3ステップ!
たちばな流「からかい上手の高木さん」楽しみ方
ネタバレレビューを読む
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ネタバレレビューを読む

この作品は「自分が西方になれること」が最大の魅力ではないだろうか
描写もネタバレレビューを読むが多く、そこが作品のミソになっていると思う
時折訪れる高木さんの思わせぶりな言葉と表情
その瞬間に「あっ」と息を飲んでしまうのは、自分が無意識に「西方に感情移入している」からだと思う
これを私は「西方ポイント」と呼んでいる笑
逆ver「高木ポイント」もちょこっとだけあるかも!
もちろん第三者目線で2人のやり取りをみて楽しむこともできる(っていうかほとんどはそれ)

-物語について思うこと-
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-声について-
ネタバレレビューを読む

-各話感想-
1話感想
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2話感想
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3話感想
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4話感想
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5話感想
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6話感想
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7話感想 (性的な意味で)神回の予感…
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8話感想
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9話感想
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10話感想
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11話感想 (キュン死に的な意味で)神回の予感…
ネタバレレビューを読む
12話感想
ネタバレレビューを読む

-OPについて-
OP曲「言わないけどね。」
歌:大原ゆい子
ぶっちゃけ大原さんの歌は上手くない、サビの「言わないけどね」がきつそうだし
けど、歌詞に説得力というか想いはこもってると思う
作詞もしてるからかな? 意外と好印象
THE青春な歌詞・爽やかなメロディ・大原さんの上手すぎないリアルな歌唱力が絶妙
-OPで印象に残った歌詞-
ネタバレレビューを読む

-EDについて-
最初はED7曲あるって聞いてたのにこの感じだと6曲?と思ってたけど、最後にやってくれました笑!
11話と12話は1話ごとなのねー!
ネタバレレビューを読む
どのED曲も良かったがネタバレレビューを読むが1番好きだ!!!
この曲のために12話があると言っても過言ではなかった!

今年は「からかい女子」が流行る!
いや、流行ってほしい(願望)
誰が何と言おうと俺は高木さんが好きだ!!!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 58

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

クリティカル!

お疲れ様です。観る前からこれは良さげと思っていましたが、これはお疲れ様でした。

高木さぁーーーーーーーーーーん!!!!くぁwせdrftgyふじこlp

これはズルいですよぉ。男子心を弄ばないでください!これからどうしたらいいんですか!クリティカル怖いですよーw

高木さんが西方くんをからかってその二人の攻防戦という大まかな構成。こういう高木さんの行動って女子で高木さんだから許されることもあるんだろーけど、高木さんの彼に対する想いの微妙な機微がいいですよね~

西方くんが体調悪い時は無理にからかわないし、イジワルすぎないところから始まり、彼から気を引くための彼女が用意している努力の数々は果てしない。思い通りにいかない時も決して屈せずいつも晴れやかな顔を浮かべる表情。そして彼女にはお見通しなのだろうけども、自分よりも自分を知っていてくれるような安堵さ。あんな涼しい顔をしていても、影でこの想いを成就しようとする努力は並々ならぬ愛。


からかうという行動や小悪魔っぽさはあくまでも手段ではあるのだけども、その行動の裏にある、彼女の純粋な西方くんへの想いが、手段とのギャップによって色濃く演出されていると感じた。彼のような恋に無頓着な人を意識させるために、どれほどの忍耐が必要なのだろうか。また、この年頃の男子と女子の成長速度の違いを顕著に描くことによって、青春作風としてのかほりも醸し出している。あの頃の俺を刺激された大きなお友達がどれだけいたのだろう…かくいう私もクリティカルでしたw

投稿 : 2025/02/15
♥ : 52

64.0 5 手紙で学園なアニメランキング5位
イリヤの空、UFOの夏(OVA)

2005年2月25日
★★★★☆ 3.5 (256)
1403人が棚に入れました
浅羽直之は園原中学校の二年生。
夏休みの間中、裏山にてUFOを探す日々を送っていたがUFOについては結局何の成果も得られなかったため、せめてもの思い出にと浅羽は学校のプールへと忍び込む。が、そこには伊里野加奈と名乗る、見慣れぬ不思議な少女がいた。状況が飲み込めないままに浅羽は伊里野と触れ合うが、すぐに伊里野の兄貴分と自称する謎の男が現れて、その夜はそれでお開きとなった。
そして翌日の始業式の日、浅羽のクラスに伊里野が転校生として編入してきた。ささいな事件がきっかけでクラスから孤立してしまった伊里野と、そんな伊里野のことが気にかかる浅羽と、伊里野の周囲に垣間見える幾つもの奇妙な謎。そんな風にして、浅羽直之のUFOの夏は、その終焉に向けて静かに動き出したのだった――。
ネタバレ

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

気持ち悪い原作をアニメ化しても気持ち悪さは消えない。

原作は当時話題になっていたので読みましたが、
・ラノベ特有の自分に陶酔した文章およびタイトル。
・SF的背景をわざと説明不足にすることにより奥の深い感じを出そうとしているけど結構浅い(誰でも想像できる)設定
・主人公とヒロインの性格の気持ち悪さ
・表紙イラストで、イリヤの体のラインがくっきり出過ぎ。お尻の形が丸わかりのスカートとか、あり得ない。
など、どこを取っても中途半端かつ気持ち悪い作品でした。

まあそういう時代なので仕方がないのでしょうか。
この2年後に出た涼宮ハルヒは同じように謎設定のSFラノベなのに、浅さを感じさせないどころか作者のSFに対する造詣の深さがよく分かります。

で、アニメ。
原作のイメージをほぼ忠実に再現できていたので、原作が好きな人には満足できたのではないでしょうか。

イリヤの乗っているネタバレレビューを読む


あと、この作品を著しく残念なものにしたと感じたところは、イリヤがネタバレレビューを読む
エピローグでも、 ネタバレレビューを読む

しかし、元々が中学生向けのちょっとエッチな淡い恋愛物語だと思うので、自分も中学生の時に読んでいたら名作と思ったでしょうね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 17

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

世に言う【三大セカイ系作品】の一つ 良く言えば王道 悪く言えばアリガチ なSFラブストーリー

ゼロ年代が生み出した「セカイ系」と呼ばれるジャンルの一大ムーブメント

その代表作となる漫画「最終兵器彼女」、アニメ「ほしのこえ」
そしてラノベ代表がこの「イリヤの空、UFOの夏」


転校生の少女イリヤとUFOが目撃される空軍基地の謎を追う主人公


そしてイリヤとUFOに関わる秘密を知ってしまう主人公・・・


正直、なにか目新しいものを追ってこの作品を見るのであればオススメはしません
現代となっては原作の古さを隠しきれないし、特別に郡を抜いてクオリティが高いというわけでもない


その辺りを理解されたうえであくまで「セカイ系」の原点を追うという探究心を持った方だけ見ればいいと思います

投稿 : 2025/02/15
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ひと夏の切ない恋物語でした^^;

この作品を視聴する前情報として「最終兵器彼女」に近い世界観を持った作品だと教えて貰いました^^
「最終兵器彼女」は、お気に入りの棚に入れているとても感動的・・・というか、私にとって完全な涙腺崩壊作品だったので、この作品の視聴をとても楽しみにしていて・・・ようやく視聴する事ができました^^

物語の舞台は、UFO出現の噂で有名な空軍基地のある園原。
主人公は園原中学に通う2年生の浅羽 直之(あさば なおゆき)。
彼は夏休みを通してUFOの研究をしていましたが、思ったような成果が得られませんでした^^;
夏休み最後の夜、思い出作りにと学校のプールに忍び込んだところ、見知らぬ女の子・・・ヒロインの伊里野 加奈(いりや かな)に出会い、夏休み明けに彼女が主人公と同じクラスに転入してきて・・・物語が動き始めます。

OVA全6話なので、視聴はあっという間でした^^
そして、「最終兵器彼女」に近い世界観についても納得でした^^
でも、私の作品の印象として「最終兵器彼女」はとにかく「悲しい」でしたが、この作品は「切ない」という感じを受けました。

主人公とヒロインの距離が近づく度に、彼女のちょっと不可解な行動だったり、良く鼻血をだしたりする理由が少しずつ明らかになっていくのですが、ゆっくり・・・だけど確実に「終焉」に向かっているんです・・・^^;

二人が決して望んでいる訳じゃありません・・・
けれど、方法が一つしかないとしたら・・・?
「受け入れる勇気の大切さ」を感じさせてくれる作品でした。
私だったら同じ選択肢を選べるか、正直自信がありませんけど・・・^^;

でも、もっと違う形で出会えたら間違いなく違ったエンディングが迎えられるのに・・・と思うと、二人に対する切なさが倍増してしまいました。^^;

物語は、綺麗に伏線を回収して終幕します・・・
でも内容から考えると、6話では尺が短かったように思います。もう少し、丁寧な説明や登場人物の心理を掘り下げて描写すると、より一層感動できる作品になっていたと思えただけに、少し勿体無かったような気がします・・・^^;
でも、全体的には良く纏まっている作品だと思いました^^

投稿 : 2025/02/15
♥ : 27

71.6 6 手紙で学園なアニメランキング6位
MIX(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (176)
592人が棚に入れました
舞台は「タッチ」と同じ「明青学園」。「タッチ」の主人公「上杉達也」の伝説から約30年、今、運命の兄弟が物語の扉を開く・・・親の再婚によって、血は繋か?らないが誕生日が同じ、双子?の兄弟となった「立花走一郎」と「立花投馬」は、明青学園・中等部の野球部に所属する 中学2年生。走一郎は捕手、打者として活躍。投馬は「ある理由」から三塁手を務めているが、人並み外れた投手の才能を隠し持っていた。走一郎の実妹て?、投馬とは血の繋か?らない義理の妹「立花音美」も中学に入学し、2人の周囲はなにやら騒か?しい。やか?て高校に進学する2人は、甲子園の土を踏むことが出来るのか・・・

声優・キャラクター
梶裕貴、内田雄馬、内田真礼、花澤香菜、高木渉、井上喜久子

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

SB千賀投手のテイクバックが気になる今日この頃

<2019/5/12 初投稿>
見始めなので評価はデフォルトの3.0です。

原作未読。
第6話まで見終えました。
あの名作青春野球漫画「タッチ」の30年後が舞台なのだそうです。


中学生の立花三兄妹、兄の走一郎、弟の投馬、妹の音美と、そして6話で出てきた大山春香を中心に進む
野球と青春と恋愛と軽いコメディを軸としたお話(たぶん)


と言いましても私。
実はタッチ、よく知りません。
アニメ観てないし、原作は和也が亡くなるところぐらいまでしか読んでない。
顛末はなんとなく想像つくけど、というぐらい。

なので「タッチ」の後継と言われても本作にはあんま興味湧かなかったんですよね。

ところがです。
いざ観始めたら意外や懐かしい既視感がそこかしこに・・・

本作「MIX」はどうやら「あだち充作品の集大成」のようです。

「タッチ」はもちろん、あだち充御大の過去の人気作「みゆき」「陽あたり良好」「ナイン」などを彷彿とさせる設定やエピソード、細かなガジェットなどなどエッセンスが散りばめられてる印象。
(上記の三作は既読です)

それも熟練・洗練され具合良く混ぜられてる。
だから「MIX」なのかな。

三兄弟のキャラクターも関係性もあだち作品らしく丁寧に深掘りされていて、そして魅力的。
ストーリーもゆったり進みながらもメリハリ効いてます。

これは面白くなりそう!!


ところで最近福岡ソフトバンクホークスのエース千賀投手の投球フォームが気になります( ・∇・)

テイクバックの時に右手の甲が三塁側向いてるんですよね。
普通のオーバースローピッチャーと逆。

ちなみに投麻の右手の甲は一塁側向いてました。

気になるわー( ・∇・)

<2019/10/6 追記>
昨晩は千賀投手が打たれて負けちゃいましたね。
ちなソフバンファンというわけじゃないです( ・∇・)

さて最終24話まで観ました。

徹頭徹尾あだち充でしたね。

野球のシーンでの投馬のピッチングの凄みを間接的に演出する他キャラの言動とか
日常の何気ない会話ややりとりにほんのちょっとヒネリを加えるところとか
ラブコメとか
サービスシーンとか 笑

全部30年前と変わらない。
もはや老舗名店の味

ラブコメなんてついつい「◯◯と◯◯」の組み合わせを応援してしまったり
そうしたカップリング(専門用語( ・∇・))を楽しみやすいのも、らしさ満開。

もちろん世代の人には超おススメですし。
そうでない人も絵柄とテンポが大丈夫ならおススメです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 29
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ものすごくいつものあだち充であった

原作未読
放送時間は土曜17:30!久々の深夜外アニメかもしれません。


「タッチと私」という題ならいくらでもいけるのですが我慢!
あの『タッチ』と比べてふんちゃらかんちゃらみたいなレビューにならないよう可能な限り気をつけます。ペコリ


あの上杉達也/和也と朝倉南の物語から30年後。視聴動機は説明不要の世代です。おいっ

・前期後期のOP『イコール』(sumika)『VS』(ポルノグラフィティ)歌詞の端々にあだち作品を彷彿させるワードが!
・各話サブタイトルは作中の登場人物のセリフ。鉄板です。
・ナレーションの天の声に反応できるキャラ達
・お待ちかねの作者いじり


 ものすごくあだち充であり
 安定のあだち充である


あだち作品特有の少し長めにとった会話の間であったり、思わせぶりな言葉のキャッチボールだったりは健在というかよく表現されており、そこはわかってるね~という話でした。
オールドファンには懐かしく、知らない方には新鮮に映ると思います。

なお、ありがたいことに本家『タッチ』の視聴を前提としません。もちろんセルフパロディ満載ですが知らなくてもまたは後追いでも問題ないでしょう。


あらすじ省略。『H2』『クロスゲーム』野球はもちろん『みゆき』『ラフ』『陽あたり良好!』etc

どれか一つでもあだち作品に触れていればすーっと入っていける本編。キャラの名前が変わっても相関が変わっても流れてる空気は一緒でもちろんこれは誉め言葉。この味は先生以外出せないものでしょう。


 ものすごくあだち充であり
 安定のあだち充である


私にとって『タッチ』は昭和でアニメに触れ、平成でコミックをむさぼり読んだ作品です。
連載終了してから数年経ってるとはいえ、部室に置いてある単行本をたまにめくりながら、ガチで甲子園を目指していた球児でした。

あれから20年ちょっと。令和の時代に続きの物語を拝めるのは感謝しかありません。現実の甲子園で応援曲の定番となった岩崎良美『タッチ』。アニメでは逆輸入されて主人公の妹がアルプススタンドで吹いてます。西村勇役の中尾隆聖さん。『タッチ』からの30年越しの継続登板です。ナレーションの日髙のり子さんと合わせて感慨深いものがあったことは想像に難くありません。もう歴史的文化遺産でいいんじゃなかろうかってくらいです。

ネタバレレビューを読む


あの、朝からダラダラ再放送のアニメを見て過ごす夏休み。それと似たようなことを今年の夏は再体験することが出来ました。

ネタバレレビューを読む


『タッチ』ファンは必見。懐古趣味的にもアリ。
深夜アニメに食傷気味な方にも新たな南風を送る全24話です。



視聴時期:2019年4月~9月 リアタイ視聴

-------


2019.09.29 初稿
2020.04.12 タイトル修正/修正

投稿 : 2025/02/15
♥ : 39

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

あだち充はショート好き

あだち充ヒロイン総選挙、ヒロインの顔同じ…
ってちょっと話題だったけど。

ヒロインの基本ヘアースタイルはショートかショートボブ。
妹キャラ、主人公に一途のいじらいし系。
岸本かすみ(陽当たり良好)・若松みゆき(みゆき)・中里美夏(スローステップ)・月島青葉(クロスゲーム)古賀春華(H2)

もう1つのヒロインタイプ
肩まで掛かるセミロング系
お姉さんキャラ、才色兼備系で主人公の面倒見がいいタイプ。
中尾百合(ナイン)・鹿島みゆき(みゆき)・浅倉南(タッチ)・雨宮ひかり(H2)


主人公もだいたいタッチの上杉達也顔で才能が埋もれてるキャラ、出来のいい弟がいて弟に隠れてる…
長男の物悲しさがw

父親はちょび髭、ポンコツ系。
母は天然でおおらかな人が多い。
買ってる犬はポッチャリ、だいたい名前はパンチ。
主人公の友人は太ってるキャッチャーで主人公の良き理解者。
同級生に調子のいいお茶らけ系キャラ、H2の木根タイプ。
主人公のライバルはやたら男前で完璧な男子。

あだち充テンプレに今回どこまで当てはまってる?


視聴完了
他の方のレビューでも触れられてる様に、Theあだち充のアニメ。
アニメとしては途中で終わった…

野球漫画だけど野球描写はファジー(雑)で日常や恋愛描写がメイン。

30年前は日常描写メインのスポーツ漫画が当時は無かったので受け入れられた。
当時無かったラノベなど新しいコンテンツが増えたから、若い人に今のあだち充が受け入れられるか微妙かも。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 23

68.6 7 手紙で学園なアニメランキング7位
ミイラの飼い方(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (222)
840人が棚に入れました
ごく普通の生活を送る男子高校生・柏木空はある日、旅先のエジプトにいる自称"冒険家"の父から突然、ミイラを送りつけられる。「面白いミイラを見つけたからお前に預けることにした!」と書かれた父の手紙におののく空。だが、送られてきた大きな棺から現れたのは、全長12cm!?なんと手のひらサイズのミイラだった・・・。小さい上に、臆病で、泣き虫、でも何ともいえない可愛さのミイラにミーくんと名づけ面倒を見ることになる空。一つ屋根の下、一緒に暮らし始める空とミーくんの共同生活とは・・・・。

声優・キャラクター
田村睦心、河本啓佑、茜屋日海夏、茅野愛衣、山下誠一郎
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ミイラに似たなにか

5話までの感想ネタバレレビューを読む

8話までの感想ネタバレレビューを読む

最終回まで見てネタバレレビューを読む

総評
これから見ようかなと思ってる方は4話から見た方が良いかも?
「4話までガマンしよう」ではなく「4話から」。
もしくは8話から、または11話から。
最初に無茶な設定デッチ上げてしまったのでその言い訳に後付け設定が次から次へと追加されたとしか思えない作りですので(何でアニメがその順番通りに再現してしまったのかは謎)。
なので順番通りに見てくと「あれ、そんな設定なの?」「そんな世界だったの?」と戸惑うことが多数。
まぁなにより「それミイラじゃねーよ」と1話にして戸惑うのが大半だと思いますが…これに関してはミイラではなくミイラモドキだと思えば違和感は緩和されるかと。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 7

ゆーな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

かわいい。ずっとかわいい。

不思議な可愛い生き物を飼っている普通の高校生達の日常を描いた作品ですd(゜ー゜*)

不思議なミイラはもちろん、他の子も可愛いくて癒されますね(*´艸`)

仕草とか動きとか効果音とかがいちいち可愛くて、可愛くて愛おしいです!
どういう動きが可愛くみえるのかちゃんと考えられてます。

でも高校生の日常の中に不思議な可愛い生き物がいるだけなので
ちょっと退屈かもです(´・ω・`)

ミー君可愛いなあo(*^▽^*)o

投稿 : 2025/02/15
♥ : 15

ISSA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

霊長類最強…吉田沙保里、2次元最強 人知を超えた可愛いさ…ミー君

漫画原作アクションコミックス

主要登場人物

ミー君(?)

柏木空(田村陸心)小林さんちのメイドドラゴン・小林
宝石の国 モルガナイト

神谷他月(河本啓祐)

茂木朝(茜屋日海夏)終末のイゼッタ ・イゼッタ
宝石の国・ジルコン

立秋大地(山下誠一郎)

二話まで視聴
最初タイトル見ただけなら、おぞましいガイコツぽいミイラ飼うのかと思いきや手のひらサイズのちっちゃいミイラ…

視聴すれば分かりますが、ただただミイラのミー君がひたすら可愛いです。

人間では無いので、まんがきらら系のキャラや他の萌えアニメキャラとは次元が違う可愛いさw
パンダの赤ちゃん「シャンシャン」と同種の可愛いさが当てはまる?

ツッコミ担当の主人公、柏木空君もリボーン沢田綱吉思い出す鋭いツッコミなので可愛さが引き立ちます。

これは需要ありそう…
アニメで可愛いの見たいなら一押し、OPED見る限りさらに可愛いキャラ登場するのかな?

投稿 : 2025/02/15
♥ : 15

67.3 8 手紙で学園なアニメランキング8位
私のあしながおじさん(TVアニメ動画)

1990年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (49)
234人が棚に入れました
アメリカ・ジョージア州にあるジョン・グリア孤児院に暮らす13歳のジュディ・アボットは、月に1度やってくるお金持ちの評議員達を接待しなければならない水曜日が嫌でたまらなかった。ジュディが孤児院を出る日も近づいた頃、評議員達が卒業する孤児の中から高校へ進学させる1人を選ぶ選考会があった。俄然はりきるジュディだったが、接待は失敗ばかりで評議員達を怒らせてしまい、しょげかえる。しかし選考会へ遅れてきたある評議員はジュディの書いた反省文を気に入り、ジュディを全寮制高校・リンカーン記念女子学院へと入学させる事を決定する。ジュディは自分を選んでくれた人物の名をリペット院長に聞くが、「ジョン・スミス」という仮名しか教えてもらえず、義務は月1回のお礼の手紙を書くことだと告げられる。ジュディは偶然見かけた後ろ姿の長い足が印象的だったのでスミスを「あしながおじさん」と呼び、彼に宛てて学園生活や学校の勉強内容を報告する手紙を書き始める。こうしてジュディの憧れていたハイスクール生活が始まった。

声優・キャラクター
堀江美都子、田中秀幸、天野由梨、佐藤智恵、藤田淑子

Tnguc さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

【お気に入り】 理解しあう本当の優しさは「思いやり」だということ

~
 孤児院で育った少女・ジュディの学園生活を描いた青春物語。全40話。ジュディは孤児院での貧しい生活から一転、華やかな都会の学校へと移り住む機会を手に入れます。街での暮らし、寮のルームシェア生活、女の子の友情や恋愛、ファッションにショッピング、などなど。初めて体験することばかりのジュディは、毎日を目一杯に満喫します。当時オンタイムで観ていた女の子は、そんなジュディの学園生活にさぞ憧れたのではないのかなと思います。でも、ジュディの明るくて楽しい学園生活の背後には、両親のいない後ろめたさや、孤児院育ちというコンプレックスが常にジュディに纏わりついていました。そのせいで落ち込んだり、あるいは自分を偽ったりすることもありますが、その度に自分自身と向き合い、見つめなおすことでジュディは大人になっていきます。それらの過程がとても濃密に描かれていて、とくに39話のスピーチは必見。堀江美都子(ほりえ・みつこ)の演技も素晴らしいの一言です。世界名作劇場にしては珍しく恋愛要素も取り入れているので、どちらかと言えば女子向きな作品なのかも知れませんが、夢や自立などのテーマ性も含めて、とても見応えのある物語となっています。世界名作劇場の基盤でもある「思いやり」の精神もしっかりと映し出された普遍的な名作だと思います。

個人的評価:★★★★☆ (4.5点)

投稿 : 2025/02/15
♥ : 9

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

シンデレラストーリーのお手本

レビューを書くまでもなくストーリーは大概の人が知ってると思います。
名劇アニメでこれだけはちゃんと最後まで見てました。元々原作が好きだったこともありましたが。

何がいいかって言うと、ジュディの人間的魅力によるところが大きいですね。
孤児院出の強いコンプレックス、それにめげない自立心、そして自分と向き合うことで得られる幸せ、とジュディの成長を強く感じさせる。
女性の自立と幸福追求のシンデレラストーリー。

アメリカの自由と平等を実現する教育の在り方とか、そういうテーマも多分にあるわけですが、名劇はさすがにあまり踏み込んではないはず。それでも他作品よりはやや対象年齢は高めで、笑ってしまうような恋愛劇や「あしながおじさん」が地味に策謀を巡らせているところは、ガキには当然よく分からないところではあったと思う(笑)

最終的には勿論何もかもが上手くいってハッピーエンド。
女性の成長と自立を描いた作品は多々あるけど、最も思い出深いアニメです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 12

ShouyouACL さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

タイトルなし

Particularly a work very well done and with a super charismatic protagonist.

  The story takes place after an orphan was awarded scholarship at a women's school in the States, after which the anime follows the adventures of the protagonist. Being this development based on teen romance, friendship, bullying and happiness. The maxim of the story is the protagonist Judy in her quest to find out who her new father is. The man with the long legs. Great story and good characters.

  The animation is good, very well done and stable, clearly based on American animations the anime is very successful in this regard. Unique segments are rare, but those that are are beautiful.

  Design is something to comment on, character design is pulled into the American style of animation, but still with Japanese features. This aspect leaves the design with a special touch, the scenery is beautiful and very well colored. Well done.

  The music is beautiful, with great influences on Disney classics the anime has shown great potential in this regard. Strong violin in the compositions and calm piano, are the extremes of the composition.

  The voice acting is cool, characterizes the characters well and shows their good acting, a pity not be in all the characters that.

Great anime, I recommend.

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0
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