戦闘で恋愛なTVアニメ動画ランキング 50

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の戦闘で恋愛な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月24日の時点で一番の戦闘で恋愛なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

79.9 1 戦闘で恋愛なアニメランキング1位
寄生獣 セイの格率(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1617)
7781人が棚に入れました
ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。その生物は鼻腔や耳介から人間の頭に侵入し、脳に寄生して全身を支配し、他の人間を捕食するという性質を持っていた。寄生後も見た目は人間そっくりに擬態する、彼ら「パラサイト」は、高い学習能力から急速に知識や言葉を獲得し、人間社会に紛れ込んでいった。
平凡な高校生である泉新一は、一匹のパラサイトの襲撃を受ける。間一髪で脳の乗っ取りは免れたものの、パラサイトは新一の右腕に寄生、同化してしまう。右手にちなんで「ミギー」と自ら名乗るパラサイトと人間の奇妙な共生生活の幕開けである。

声優・キャラクター
平野綾、島﨑信長、花澤香菜、沢城みゆき、安野希世乃、前田玲奈、田中敦子、吉野裕行、KENN、芹澤優、鈴木琢磨、村瀬歩、石田彰、水島裕、二又一成、井上和彦、青柳尊哉、浪川大輔

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

きっと「生」には意味がある

黒沢清監督の「散歩する侵略者」2017年を観て、まんま寄生獣だったので少し拍子抜けしてしまったんですが、

映画の寄生獣はまあまあといった出来で、アニメの寄生獣はすごく面白いんですが、ちょっと2010代後半の現代にしては無理矢理な設定だと思いました。

原作はもう20年くらい前に読んだのですが、その頃からベルセルクや富江、冨樫義博などのグロテスク系の漫画を読んでいたのでそこまで驚きはせず、逆に言うとこの年代の漫画家はことごとく「デビルマン」の影響下にあるのかと思うと目新しさよりも世代的な傾向の方が目に付く気がします。

人間そのものの「相対化」という意味では、やはりその後の「デスノート」も同じかもしれません。

アニメもほとんど原作をなぞる形で制作されていたので、特質したものはないですが、戦闘シーンの迫力だけは漫画以上の面白さがあった気がします。

ただ、前述したとおりエイリアンとのコミュニケーションどころか、もはや人間同士の関係の複雑さの方が昨今のトレンドだと思うので、「進撃の巨人」のようなモンスター=人間という方が2010年代的な解釈だと思います。既に外部の敵など存在せず、敵や根本的な問題は「身内」だと思うのです。

しかし、いくら人生でひどい目にあったとして、絶望の淵にいたとしても。。。

必ず「生」には意味があるという前向きな気持ちは、見ている人に勇気を与えることができたのではないでしょうか?

投稿 : 2025/02/22
♥ : 16

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

寄生虫(;゚д゚)!?⇒寄生獣(*´∀`)=3

原作未読 全24話

原作は20数年前の大人気コミックながら
様々な事情で20年以上もの間映像化が実現されていない名作!!

それが今回、待望のアニメ化!!!!

とのことで
寄生獣て・・・寄生虫? みたいなのに取り憑かれるお話?
虫さんだけは(人д<)カンベン

まー大の大人で虫好きという方も聞いたこともありませんが・・・w

私は大の"虫さんNG属性"がついている為、
本作にそんな不安を抱きながらも
前知識ほぼ0で果敢に視聴に挑んでいったのであります(*`・ω・)ゞ


結果
虫ではありませんネ!!
獣ですから!! あー良かった♪
虫さんNGの方!! 大丈夫ですよ~ヽ(*´∀`)ノW

でも最初のパラサイト(ミギー)が主人公のベットにそわそわ~て
はいよってきたシーンだけはゾワゾワ~っとしましたよ(;´Д`)ウウ


そんな私の諸事情はさておき
観はじめてみると、コレが実に面白い!! ですねぇ(*>ω<)b

相方『ミギー』との友情、ヒロイン『里美』との恋愛絡み
主人公のお母さんの話や、新一へ想いを募らす『加奈』のお話と、
『田宮良子』のシリアスな描写と愛、
『後藤』とのバトルにそしてあのおばあちゃん・・・

グロ、バトルでハラハラョ゚Д゚;))))ドキドキ、そして涙、涙・・と
正に心を”ガシッ”っと鷲掴みにされたような感覚を覚えました!!!

毎週先が気になって気になって、
原作を知らない私にとってはとにかく”-衝撃-”の連続でした!!


そして今作ではふと、深く、壮大なテーマを投げかけられます―

命、自然、摂理、とても深く深く、考えさせれらます

私たちが今こうして生を授かっていること・・・
様々な生物と共存しているこの世界・・・
犠牲となる命への感謝の気持ちを忘れずに・・・
この一瞬一瞬を強く噛みしめて・・・


これからも素敵なこのアニメの時間、アニメライフを・・・
心の余裕(ヒマ)のある私たちは大切に、大切に楽しんでいきたいですね♪



それでは最後におなじみのコーナー✩

(o*゚∀゚)oお気に入りのキャラ~

はい! これはもう完全に『ミギー』の一択であります(*`・ω・)ゞ
しれーと笑いをブチ込む可愛いキャラで、まさに本作の顔!!
新一との友情物語に何度も涙、涙(つω;)ウッ…
とくに23、24話、私の涙は全て『ミギー』に持っていかれました゚(゚´Д`゚)゚ミギー
CV:平野綾さんの演技も最高でした!!


という訳で!!
グロイの全く持って受け付けません(;ω;乂)
という方以外はぜひとも観て頂きたい作品ですヽ(*´∀`)ノ

投稿 : 2025/02/22
♥ : 70
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作読んだ?

 全24話。マンガ原作。原作既読。

 この作品に限った話ではありませんが、私はもともとアニメ派ではなくて、マンガ派です。マンガ版寄生獣にももちろん注目していました。マンガ版寄生獣は、連載物の宿命か右往左往してしまったところはあるんですが、それでもマンガとしての完成度は極めて高いです。構成力は素晴らしく、無駄なコマもありません。歴史に残る一作と言っても決して過言ではないと思います。

 アニメを見るようになって痛感するのは、やはりマンガとアニメはメディアとして違うということ。マンガとしての面白さが、アニメとしての面白さにリンクしないところがある。その点では、私は必ずしも寄生獣のアニメ化を期待していたわけではありません。実写映画化もしかりです。
 ただ、映像化権が米国にあり、どんなキワモノが出てくるのか分からなかった期間を考えると…。時を経て日本に権利が戻り、実写映画化され、メディアミックスとしてアニメ化されたこの現状の方が良いのかもしれないな、なんてことも思いますけどね。

 以下、長文になってしまったので、お暇なときにどうぞ。


環境問題?:ネタバレレビューを読む

人間とは似て非なるもの:ネタバレレビューを読む

人間:ネタバレレビューを読む

 ここまでが前提の話です。
 寄生獣では、対比のシフトが行われ、「人間」の話にスライドしました。そして、その過程において、「生物とは何か」にまで踏み込みが行われています。
 このシフトの起因と踏み込みの原因というのは、同じところに答えがあります。それが、第三部の主題となっていた「母子関係」です。


四部構成:ネタバレレビューを読む

第三部のオープニング:ネタバレレビューを読む

第三部のエンディング:ネタバレレビューを読む

おわりにかえて:ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/22
♥ : 14

72.2 2 戦闘で恋愛なアニメランキング2位
フルメタル・パニック!Invisible Victory(IV)(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (283)
1324人が棚に入れました
相良宗介たち「ミスリル」に、敵「アマルガム」が逆襲!
今度は本気の闘いだ!!

敵<アマルガム>のガウルン、ゲイツといった強敵を倒し、いつもの平和な日常が戻った「陣代高校」。
しかし、そんな日々は長くは続かなかった・・・。
失態続きの<アマルガム>は、本気で相良宗介たちに襲いかかってくる。
世界各地の<ミスリル>の基地が強襲される!
テッサ率いるトゥアハー・デ・ダナンが格納されている「メリダ島」もたくさんのミサイル、アームスレイブによって攻撃される。
一方、日本の宗介、かなめにも魔の手が追っていた!!

再び、宗介、かなめ、テッサたちに試練が訪れる!!!

声優・キャラクター
関智一、ゆきのさつき、木村郁絵、森川智之、夏樹リオ、ゆかな、三木眞一郎、根谷美智子、大塚明夫、西村知道、浪川大輔、山路和弘、杉田智和、てらそままさき、井上麻里奈、内田彩、茅原実里、津田健次郎、玄田哲章、速水奨、山口勝平、遠藤大智、斉藤次郎、代永翼、櫻井トオル

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

最終エピソード(11、12話)が、ひっそりと延期に…。最速はAT-Xで7/18、その他MX、サンテレビ、BS11で順次放送予定。

「Invisible Victory」の頭文字を取るとローマ数字のⅣ(4)になるという、なかなかにオシャレなタイトルを冠しての登場だった<フルメタルパニック!>シリーズの最新作。

今作ではミスリル的にはけっこう受難、アマルガム的にはしてやったりな展開になりました。

前作から間が空いたこともあり放送前にはシリーズの前の作品を再放送するなど、盛り上げにはそこそこ力を入れていたと思うのですが途中で製作が遅れてしまうなどして総集編をちょくちょく挟み、結局は放送予定の話数を6月いっぱいで使い果たしてしまったために10話が放送された時点で残りの2話の放送が延期となってしまいました。

幸い、残りの2話についても7月中に放送されることにはなったようです。けっこう面白かったけど、2018年春クールのベスト10には絶対に入れてやらない(笑)。

2018.7.25追記:
観終わってたけど更新し忘れ。面白かったです。1クールですけど、作中時間はけっこう経ってましたね。ナムサク編がエピソード的にもスケジュール的にもいろいろと辛かった…。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 26
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

今回のフルメタは死者・怪我人続出の本気戦闘モード!

本シリーズに関しては、サブヒロインのテッサ隊長が可愛いだけの、温(ぬる)くて展開の散漫な「なんちゃってロボット&学園ラブコメ」アニメとばかり思っていて、この新作の視聴前はほとんど期待していなかっただけに、第1話から・・・ちょービックリ!!!!
前作まで(1~3期+OVAの計50話)は、長~い前座だった!?

何か見続けているうちに、主人公=宗介君が『装甲騎兵ボトムズ』のキリコ君に見えてきた!
これは、《リアル志向ロボット&軍事アニメ》の思わぬ拾い物でした。

チンタラしてなかなか話の進まなかった前作までを余り確り見ていない私が、この新作はこれだけ楽しめたということは、コレ単独で新規に見始めてもいい作品なのかも?
というか、私の場合、この新作を見終えて、初めて前作の方をじっくり再視聴してみたくなりました。
原作の方は、さらにこの後シリアスな展開が続くそうなので、何とか最後までアニメ化して欲しいところです。


◆制作情報
ネタバレレビューを読む


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

======== フルメタル・パニック! Invisible Vicrory (2018年4-7月) ========
ネタバレレビューを読む

 - - - - - - - - - - - シナリオの切れ目 - - - - - - - - - - -
ネタバレレビューを読む

 - - - - - - - - - - - シナリオの切れ目 - - - - - - - - - - -
ネタバレレビューを読む
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)7、★(良回)4、☆(並回)1、×(疑問回)0 個人評価 ★ 4.3

OP 「Even...if」
ED 「yes」

投稿 : 2025/02/22
♥ : 16

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

千鳥かなめ(が)かっこいいじゃないか!

正直中盤の闇バトルの物語は何の作品か分からなくなりましたが
最後まで観ていると繋がりとして必要なのですね。
この4期、最後4話からすっごくかっこいいです
テッサの回。楽しめました。
そして、かなめと宗介。お互いの思いを伝える場面はいまどき無いセリフですよ。
いいね直球!!ストレート!!
わかりやすいシチュエーションは大好きです!
テッサの恋心がなんとなく可愛そうですが。。。

次期
Ⅴ期待ちますよ。でも、なるべく早く観たいですね。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 23

71.4 3 戦闘で恋愛なアニメランキング3位
シャングリラ・フロンティア(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (240)
774人が棚に入れました
「クソゲー以外をプレイするなんて、いつ以来だろうな」 ディスプレイを使用するゲームが、レトロゲームに分類されるようになった、少しだけ未来の世界。 この世界では、最新のVR技術に内容が追いついていない、いわゆる“クソゲー”と呼ばれる作品が大量にリリースされていた。 そんな数多のクソゲーをクリアすることに情熱を捧げてきた1人の“クソゲーハンター”陽務楽郎。 彼が次に挑んだのはクソゲーの対極、総プレイヤー数3000万人の“神ゲー”『シャングリラ・フロンティア』だった。 集う仲間、広がる世界。そして“宿敵”との出会いが、彼の、全てのプレイヤーの運命を変えていく!! 最強クソゲーマーによる最高のゲーム冒険譚、ここに開幕!!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜

この作品の原作は未読です。
完走後にレビューを書こうとwikiをチラ見してビックリ…
原作は未書籍化ながら、2023年7月現在で881話まで執筆されているそうです。

普段小説を読まないので詳しいことは分かりませんが、1巻10話で換算すると、80巻分くらい発刊されていることになります。
相当なストックを有している作品、と認識して良いのでしょうか!?


数多の作品を生み出してきた小説投稿サイト「小説家になろう」にて、
2017年より連載中の硬梨菜による大人気WEB小説。

小説の書籍化を待たずしてコミカライズ化された本作は、
第47回講談社漫画賞の少年部門を受賞し、
「週刊少年マガジン」の読者アンケートでは史上初の四冠達成!

誰もが持ちうるゲーム体験を通じ、新感覚の冒険を描く本作は、
かつての思い出に浸る大人たちと、テクノロジーの最先端で生きる若者たちに、
新たな冒険の興奮を呼び覚ましている。

1人のクソゲーハンターが、神ゲーに挑む、至高のゲーム×ファンタジー冒険譚、開幕!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

「葬送のフリーレン」や「薬屋のひとりごと」の様な圧倒的強さを誇る連続2クールの作品が放送される中、個人的には本作品も相当頑張った作品だと思っています。

神ゲーム、クソゲームに関わらず、ゲームで遊ぶのは、それなりの金銭の出費を伴うことになります。
本作品の主人公であるサンラクは、これまで数多くのクソゲーをプレイしてきたとのこと…

そのクソゲーにいくら突っ込んだのかは分かりませんが、相当のお金持ちじゃなければそんな潤沢なプレイは出来ないと思います。
これは自分にも思い当たる節が…

最近ハマっているソシャゲのイベントで、ガチャを回すために気が付いたら結構な金額を課金していたんですよね。
カードの明細見て明らかに遊びの域を超えていたのにビックリ( ノД`)シクシク…
相当自分を戒める必要があると思っていたというのに…

まぁ、金銭の出費という下世話な現実は置いといて、サンラクはクソゲーをやり込んでプレイヤースキルを高めてきました。
この作品における「クソゲー」の定義は、どうやらバグがあることの様です。
バグがあるということは、未完成品なのでは…とツッコミたくなりますけれど…
個人的なクソゲーの定義って面白さが基準だったんですけど、ゲームの世界ではどうやら違っているようです。

ですが、サンラクのゲームスタイルは格好良いの一言…
ぺらっぺらの防御でスピードや力に全振りしているのですから。
このゲームの世界では防御は自身の能力で唯一補うことのできるステータスですから、自身を鍛えるのは理にかなっているんですよね。

また、サンラクはなまじゲームをやり込んでいるので、他のプレイヤーと同じルートを辿らないのも彼の魅力の一つだと思います。
まぁ、傍からみたら滅茶苦茶なんでしょうけれど、視聴する側のワクワク感は間違いなく跳ね上がりましたから。

加えて、日笠さん演じるアーサー・ペンシルゴンと、小市さん演じるオイカッツォと3人でユニークモンスターに挑んでいく構成も鳥肌が立つくらい格好良かったと思います。
サンラクは、とてもじゃないけど人間技とは思えない様な動きをしていましたが、人間の反射の限界を超えている様にしか見えませんでした^^;

後は、サイガゼロの想いが届くことを願ってやみませんが、そちらは未だ相当時間かかりそうですね。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、FZMZさんによる「BROKEN GAMES」と、FZMZ feat. icyさんによる「Danger Danger」
エンディングテーマは、CHiCOさんによる「エース」と、ReoNaさんによる「ガジュマル 〜Heaven in the Rain〜」
ReoNaさんの楽曲が大好きで通勤中に聴いていました。

2クール全25話の物語でした。
本作品は既に続編の放送が決定しており、2024年10月から2nd seasonが放送されるそうです。
今度も2クールだったら全4クールもの大作になります。
きっとこれまで以上に見どころが満載なんでしょうね。
2nd seasonの放送が楽しみで仕方ありません。
しっかり堪能させて頂きました!

投稿 : 2025/02/22
♥ : 12

わさびっくり さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

純粋なゲームプレイをする物語

昨今の異世界や超能力に目覚めた主人公が無双したりデスゲームが始まったりするのではなく、一人の少年が世界一の神ゲーである「シャングリラ・フロンティア」をプレイする物語です。

当方は原作も最新話まで読んでいるので、この「シャングリラ・フロンティア」というゲームの設定の膨大さを知っています。正直アニメの尺的にちょっと規模が小さく見えてしまうのが残念なところですが、ストーリー進行に間違いはないので仕方ないですね。

2期も大体どの辺まで行くのか予想できますが、これで終わるのも勿体無いと思える作品です。(むしろこの先が面白いのに・・・)

まだ2期もやってませんが最低でも5期+アニメ映画まで観たいですね。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 0

凍奈 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

良い意味で思ってたのと違う

主人公が他のシャンフロプレイヤーと過度な干渉をしたがらず一匹狼な感じがあり、お陰でNPCがとても魅力的です。
普通に主人公サンラクが神ゲーを楽しむ作品と聞いていたので緊張感やハラハラ感は楽しめないと思っていましたが、序盤に語られた「NPCはkillされると復活しない」と「魅力的なNPCの性格」という要素で想像より緊張感を感じました。
そしてクソゲー大好きと言う設定がプレイスキルはもちろん、"サンラクだから出来た事"に多く繋がったりしています。防具無しの半裸でレベルも低いが、プレイスキルが高いサンラクと、ゴッツイ防具に最強の攻撃力だがクソゲー未経験者で今の所パワーゴリ押しスタイルのサイガ0が上手く対比されていて、クソゲー経験という設定がとても生きている様に感じます。
まだユニークモンスターやシャンフロの全容については語られてる部分が少ないので続きが楽しみです。

ただ個人的にはリアルの生活の描写や、クソゲーをプレイしている様子はあまり必要性を感じませんでした。
サイガ0の恋愛要素もギャグとしてしか働いて無いように思います。ギャグにしても他のギャグの質が高い故に目立ちませんでした。
せっかく現状リアルでもシャンフロでも直接関わりが描かれている唯一のキャラクターなだけに、サンラクと緊張でほぼ話せないと言うのはとても勿体ないと感じてしまいます。
その辺は2期以降に期待と言う感じですね。。

作画はかなり気合いが入っていてとても見やすいです。戦闘シーンも神ですが、日常会話の時も沢山動いていて見ていて飽きないです

サントラや効果音はとても好みでした、ゲームがテーマなだけあって曲数が多いです。場面転換が激しく多ジャンルの曲が流れます。常にストーリが新鮮に感じてワクワクするのは音楽の影響かなぁと感じました。
OPやEDは完全に好みの話になりそうですが、EDのガジュマル〜Heaven in the Rain〜はこの作品のテイストでこの曲が出てくるのかと最初は驚きましたがウェザエモンとセツナの話を視聴してとても納得しました。二人の心情は作中で多く語られていませんでしたが、別れに付随した後悔がテーマのこの曲がセツナとウェザエモンの心情を語ってるのかなと感じました。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 0

87.0 4 戦闘で恋愛なアニメランキング4位
GOSICK[ゴシック](TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (2850)
14837人が棚に入れました
聖マルグリット学園の図書館塔の上の上、緑に覆われたその部屋で、妖精のような少女―ヴィクトリカは待っている。自らの退屈を満たしてくれるような、世界の混沌を―。その少女は語るのだ。パイプをくゆらせながら。「混沌の欠片を再構成しよう」そして、たちどころにそのどんな謎をも暴く…いや、〈言語化〉してしまうのだ…という。西欧の小国・ソヴュールに留学した少年・久城一弥。彼はふとしたことから知り合った少女・ヴィクトリカとともに、郊外に住む占い師殺人の謎に挑む。しかし、それはある大きな謎の欠片でしかなかった。囚われの姫と、彼女を護る死に神が、幽霊の現われる呪われた船の謎に挑む。白と黒の物語の幕が今、開きます。

声優・キャラクター
悠木碧、江口拓也、下屋則子、木内秀信、鹿野優以、沢城みゆき、大川透、根谷美智子

たけいひさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

今期期待NO.1アニメ

正直最初はあまり期待していなかったのだがこれがなかなか面白いですね。
音楽面の評価はOPとEDによるところが大きい。特にED。

推理パートが弱いといわれているが、見易さ重視のストーリーであると捉えているので自分はそこまで気にならない。
ただ、「推理ものアニメ」と決め付けて視ている方には少々合わないところがあるのも事実なのかも知れない。

確かにヴィクトリカの可愛らしさが反則なのは認めますが
今のところヴィクトリカ1人だけが目立ちすぎて他のキャラがあまり立ってないところがあるのでキャラクター評価が若干低めになってます。

この作品でヴィクトリカ役の悠木碧さんに対する評価がかなり変わりました。ここでの声優評価に大きく貢献していることを付け加えておきます。

2クールものということでこれからどういう展開や見せ方をしていくのか非常に楽しみな作品です。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 22

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

か弱き雄弁な灰色狼は愚かな子栗鼠と出逢い愛を知る  【ねこ's満足度:83pts】

舞台は20世紀初頭、近代ヨーロッパ。
人類の歴史上、最も世界の様相が変化した頃のお話です。

この作品は単純にヴィクトリカに萌えるアニメではないと思います。
かと言って、彼女の推理を楽しむミステリー物でもありません。
基本的に古典的なトリックが多いですし、
彼女の頭の中でしかわかってないことも多く、推理物と呼ぶにはあまりにもアンフェアだからです。
ただし物語の重要な鍵を握る部分であり、
彼女の有能さを表す指標にもなっているので、作中の大切な要素ではあります。

ではこの物語の本質、作家が表現したかったものとは何か。
個人的には、娘を想う母の壮絶な「愛」と母娘の哀しき「宿命」、
さらには娘がその宿命を乗り越え掴んだ「絆」であると感じました。
終盤そこに至るまでに、一話一話丁寧にエピソードを積み上げていっている印象です。

もちろん、ヴィクトリカに萌えるだけでも十分楽しめます。そのくらい彼女は可愛いし魅力的。
中盤からはあからさまに”九条大好き光線”出しまくりで、彼女を見てるだけで嬉しくなってきます。
特にテンポ外れの歌声と、独特な乾いた笑い声には大いに笑わせてもらいました。
ただしそこばかりにとらわれていると物語序盤のカオスの欠片(伏線)を取り逃がし、
終盤になってから話の全体像が掴めなくなる恐れがありますのでご注意を。

決して難解なストーリではないですが、難解にみえる構造にはなっています。
少なくとも『オカルト省』と『科学アカデミー』の関係性、
それぞれの関係者とその目的くらいは見失わないようにして観てみてください。
最終話、全容を理解できた時にはこの作品への評価が一段階上がっているはずです。

OPED曲はともに作風にマッチしていてよかったです。
世界観もわたし好み。個人的にはかなり満足できる作品でした♪

投稿 : 2025/02/22
♥ : 86

ligame さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

金色の妖精

舞台は中世ヨーロッパ。
悲しい過去を持つ少女ヴィクトリカと日本人の少年久城一弥との物語です。
ミステリー・推理ものということですが、実際はちょっと違う感じがしました。
前半は事件が中心の推理もので、あまり中身がないなぁってのが正直な感想でした。
しかし、後半になるにつれてただの推理ものとは違うストーリー重視の展開になっていき、なかなかの見応えでした。
特にヴィクトリカの母コルデリアの登場からの展開はよかったと思います。
彼女のヴィクトリカに対する愛がすごく感じられました。
悲痛な運命にありながらも最後まで娘を愛したコルデリア…
真の親子愛というものをそこに感じました。
そしてヴィクトリカと久城の出会いから最終回に至るまでの2人の関係や触れ合い。
辛い過去を持つヴィクトリカにとって久城の存在は本当に大きな存在となっていたんだと思います。
時にはぶつかり合ったりもしたけど、やはり2人の愛は永遠なんだと感じました。
最終回は本当に感動しました!

主題歌はOPもEDも素晴らしいと思います。
OPの『Destin Histoire』はすごくいい曲で自分は大好きです!
OPを歌う吉木りささんはグラビアアイドルでもあるのにすごく歌がうまいです。
EDは2曲ともコミネリサさんが歌っていますがすごく壮大な曲で聴き入ってしまいます。

キャラについてですが、ヴィクトリカがかわいすぎます!
こんなにアニメキャラがかわいいと思ったのは久しぶりです。
服装や表情もいろいろ変わりますが、自分は風邪を引いた時のヴィクトリカが1番好きです。
すごくシリアスな展開にも関わらずヴィクトリカのかわいさで癒されます。
でも病んでるヴィクトリカはあまり見たくないです…
容姿、声、服装、言動、行動、そのすべてがかわいいです。
ヴィクトリカは声優の悠木碧さんが好きになったきっかけでもあります。
でも、ヴィクトリカだけが目立ちすぎて他のキャラの影が薄かったのは残念でした。
アブリルとかアブリルとか…

ヴィクトリカのかわいさが視聴を継続した理由でもあったわけですが、完走してみると作品としてもとても素晴らしい作品で個人的には非常に満足できました。
この作品はけっこう頭を使う作品という印象です。
決してヴィクトリカのかわいさだけが魅力の作品ではありません。
ストーリーもとてもしっかりしています。
しかし、途中で少し話が難しくなってしまい全てを理解することは自分にはできませんでした。
全てを理解できた人は本当に素晴らしい作品だと思えるでしょう。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 50

85.0 5 戦闘で恋愛なアニメランキング5位
ダーリン・イン・ザ・フランキス(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1083)
4737人が棚に入れました
遠い未来。人類が荒廃した地上で生き抜くために作り上げた巨大移動要塞都市では、名前のないコドモたちが戦うことだけを教え込まれながら、毎日を過ごしていた。コドモたちの1人であるヒロは、角が生えた謎の少女ゼロツーとの出会いを機に彼女のパートナーとなり、命を懸けた戦いに身を投じることとなる。

声優・キャラクター
上村祐翔、戸松遥、梅原裕一郎、市ノ瀬加那、田村睦心、山下七海、後藤ヒロキ、早見沙織、市川蒼、石上静香、小西克幸、井上麻里奈、堀内賢雄
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

男と女

環境汚染が進み、土地が荒廃した終末的な世界。
人類は万能なマグマ燃料に頼り、地上移動要塞都市の
プランテーションと呼ばれる街で暮らしていた。
しかし、突然、巨大生命体である叫竜が
現れるようになり、コドモの男女1組で起動できる
フランクスというロボットで対抗していた。
主人公のヒロは、ある日、鬼の女の子のゼロツーと出会い、
一緒にフランクスに乗って叫竜と戦うことになる。

アニメーション製作:TRIGGER・A-1 Pictures、
監督:錦織敦史、シリーズ構成:錦織敦史、林直孝、
キャラクターデザイン:田中将賀

個人的には、視聴中に評価が乱高下する作品だった。
回によっては感動的な話もあったし、
雑といえる設定や人間関係にうんざりすることもあった。

そもそも始まりから「オマージュ」というよりは
「コラージュ」と言ってしまえるほど
過去作を引用した設定のオンパレード。
世界観からロボットのデザイン、呼び名に至るまで
徹底的に引っ張り出している。

ロボットの造形は、「STAR DRIVER」にそっくりで、
物語の世界観はエヴァに似通っている。
「ダーリン」と「鬼」というのは、うる星やつらだし、
各キャラの関係性は、これまでの岡田磨里作品と酷似している。
新海誠を彷彿とさせるところもある。
なんとなく観ていると、そういう既視感や共通項ばかりが
目についてしまう。

ただ、ヒロとゼロツー、ミツルとココロに視点を置けば、
分かりやすく収斂していくようなストーリーになっている。
SF要素や背景、群像劇についても、
全て、この2組のカップルを補うための
要素でしかない気がする。

ネタバレレビューを読む

永遠の時間が続く凪のような快楽。
限りある時間内での燃え上がるような煌めき。
どちらがより幸せな生き方なのだろうか。
作品のテーマは、今の時代をよく反映している。

音楽はエンディングや挿入歌を
レコード大賞・作曲賞の受賞経験もある
杉山勝彦が担当しており、物語の躍動感を増幅させる
良質な歌謡曲を聞かせてくれた。
これは作品の質を一段引き上げたといえるほど、
良い仕事をしていると思う。

色々な欠点があるものの、それを補って余りあるだけの
作り手のこだわりや執念が滲み出ている。
2クール分を存分にやり切り、
心に確実に何かを残してくれた作品だった。
(2018年7月14日初投稿)

投稿 : 2025/02/22
♥ : 83
ネタバレ

Seven_7G3A さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

評価の分水嶺はストーリーの3/4以降にあるような...

全話視聴後の感想
『うーん。結構面白かった。グレンラガン※と関連のある制作会社「トリガーの作品です!!」というカラーがよく出た作品ですね。それにA-1ピクチャーズとの合同制作のため「あの花」「WORKING!!」などの恋愛群像劇が加味されたような作品。まぁ、何となく例えるとエヴァ+アクエリオン+グレンラガン+あの花、な作品でしょうか。配分はエヴァ:アクエリ:グレン:あの花=1:3.5:5:0.5な感じです。20話以降は特にグレンラガン色が濃くなっていましたねー。ネタバレレビューを読む
キャラデザが魅力的なので、ロボものでありながら人間ドラマも心に入って来やすかったです。」

トリガー関連作品(キルラキル、リトルウィッチアカデミア、グレンラガン※)に、キャラデザ+総作画監督に田中将賀(あの花、君の名は)を迎え、今風なキャッチーなテイストを加えたSFロボットアニメ。
テーマは「愛」でしょうか。ロボ+男女複数キャラ+恋愛群像劇、そこんところがアクエリオン・シリーズっぽい所です。ロボにも男女1組で搭乗します。
しかし、アクエリオン・シリーズにはないネタバレレビューを読む
ストーリー的には、グレンラガンをベースに思春期・ラブ成分多めで、今風テイストを加えた感じです。
世界観設定や主人公たちの人間関係の説明も1話使って回想したりするので、話の流れも段々分かってきて、引き込まれていきます。
ただ、ネタバレレビューを読む

個人的には、この話どうなるの?とはなりましたが、それほどキャラに感情移入していけず「感動!!」まではいけませんでした。...が、まぁ良くできた作品だとは思います。20話目以降がもっとわかりやすくハッピーエンドの方が「比翼の鳥」を表現できて評価は高かったと思います。

グレンラガンを楽しめた方にはお勧めいたします!

※グレンラガンはガイナックス作品ですが、監督の今石洋之氏がその後にガイナックスを退社しトリガーを立ち上げており、フランキスの監督(ガイナックス系)もグレンラガンの作画監督なので、後のトリガー作品に大きく関連しているのです。

◆追記◆
ダリフラ、賛否が分かれる作品ですね~。酷評も目立ちます。
なので、もう少し掘り下げたいなー、と思います。

≪個人的に良かった点≫
「作画」
これは良かったです。本当に。ロボバトルに多少癖はありますが。

「キャラデザ」
売れっ子の田中将賀さんですから、まぁハズレなし。特に002は良かったです。幼少期も込みで。

「ストーリー上の主要キャラの魅力」
ヒロインの002が特に良かったです。幼少期も込みで。
主人公のヒロもネタバレレビューを読む好感が持てました。
13部隊の面々もそれぞれ良かったと思います。(この辺が[あの花]的好感度)

「ベースのストーリー」
ネタバレレビューを読む

≪個人的に悪かった点≫
基本的に本作品に限らずアニメ全作品に言える事だとは思うのですが、「アニメにツッコミどころは満載してる」と思っているので、ツッコミたくないのですが、あえてツッコミ入れさせて頂きます。

「ストーリー構成」
ネタバレレビューを読む

「世界観設定への愛情のなさ」
ネタバレレビューを読む

「周辺キャラへの愛情のなさ」ネタバレレビューを読む

≪個人的にどちらでもない点≫
「ロボのデザイン」
カッコカワイイのでしょうか。ロボに執着心がないのでプラマイゼロ。

「他作品のオマージュ」
個人的にロボアニメはあまり見ないのですが、僕が知ってるだけでも上記の作品が見て取れるので、詳しい方はもっと色んな作品が入っている事に気付くのでしょう。
まぁ、でもそこは良いです。楽しませてくれるなら焼き直しでもなんでも個人的にはOKです。(あまりにあからさまな場合は、そもそも楽しめないので。)


長々と駄文を失礼いたしましたが、結論。
≪良かった点≫≪悪かった点≫のバランスで評価が決まると思うのですが、≪悪かった点≫はグレンラガン注射を先に打っていたので、毒性を半減させてくれたため、≪良かった点≫が上回りました。楽しめました!!
たぶん見てなかったら≪悪かった点≫が上回っていたと思います。

なので、視聴を考えている人は「グレンラガン」を先に見ましょう!
とにかく熱い物語です。おススメ! グレンラガンを楽しめない人は本作も楽しめないと思います。たぶん...。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 16
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

観終わりました。

最後まで観ました
最後は ネタバレレビューを読むと思ってしまいます。
ネタバレレビューを読む

以下途中レビュー
1話見て、この作品エロ作品かと思いました。
でも、3話以降観ているうちに物語が気になってきましたよ。
7話は水着回だけど、しっかり物語をすすめていていますので、
最近は次週が気になるアニメの一つです。
TRIGGERのロボットは反返ったり踏ん張ったりしてあんまりカッコよくないけど、ロボット要素少な目作品なのでしょうか。
やはりそれぞれの恋が基礎になるのかな。
それと別れ ネタバレレビューを読むとの向き合い方。
子ども達の知らないところで大人たちの不気味な本流が動いているところに興味を惹いています。さて、どんな物語へとなるのでしょうか。

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」 表題も意味深ナリ。

キャスト
ヒロ   ・・・じんたん
ゴロー  ・・・ゆきあつ
ココロ  ・・・めんま
フトシ  ・・・ぽっぽ
ミク   ・・・あなる

なぜか「あの花」に見えてしまいます。。。(笑)

投稿 : 2025/02/22
♥ : 51

76.2 6 戦闘で恋愛なアニメランキング6位
SSSS.DYNAZENON(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (361)
1149人が棚に入れました
「SSSS.DYNAZENON」は、2019年12月14日(土)、15日(日)の2日間にわたって東京ドームシティで開催された「TSUBURAYA CONVENTION 2019」オープニングセレモニーにて、制作が決定したことが発表されていた、「円谷プロダクション」と「TRIGGER」がおくる完全新作アニメーション。2018年10月から放送された「SSSS.GRIDMAN」(グリッドマン)と同じく、原作を「グリッドマン」とし、監督は雨宮哲さん、脚本を長谷川圭一さん、キャラクターデザインを坂本勝さん、そして音楽を鷺巣詩郎さんが担当する。

声優・キャラクター
濱野大輝、榎木淳弥、若山詩音、梅原裕一郎、安済知佳、神谷浩史、内田雄馬、諏訪彩花、内山昂輝、伊瀬茉莉也、田所あずさ、小笠原仁、梶原岳人、土屋李央、遠野ひかる

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

以前はそれほどでも無かったですが、ユメに着目したら非常に面白かったです。

 1回目、本作はSSSSグリッドマンという名作の後継だったので、何か仕掛けがあると思い込んで視聴したのが良くなくて途中で断念しています。再視聴しましたが、やっぱり思わせぶりでよくわからず低評価とはいいませんが、それほど高い評価ではありませんでした。

 で、今回3回目ですが、視点をユメとカナの問題に集中して見たところとても奥行がある話でした。他のキャラの問題も同時に見えてきた気がしました。
 そして、本作については、他の作品とのつながりや、オマージュなどで楽しむ要素が盛りだくさんらしいですが、そういうところをほぼ無視して見たら本当に面白かったです。

 ユニバースをまだ見てないので、的外れな考えもあるかもしれません。

 グリッドマンとのつながりでは、ナイト君はまあわかりますが、それと水門と学校だけ着目しました。

 で、ユメとカナの問題ですけど、結局ユメは「カナとはどういう人だったのか」が知りたかった、という事だと思います。結果的に死の真相を追うような形になりました。が、本当はカナについて分からないことがユメにとっては納得できなかったのでしょう。
 これは見ている方からすると、ユメもよくわからないということにも通じます。
 結果的に10話で、この2人の本音の部分は解決します。が、死因ですね。こちらはグレー…というよりは…だと思いました。

 10話でコヨミと稲本さん、怪獣に見せられた過去の世界ではお金を持ってデートしていました。確かコヨミは逃げているので、これは無かった過去ということですよね。ですから、IFか願望だろうなと思いました。

 で、カナの水門での死はグリッドマンのアカネと重なるかなあという部分です。2つの作品で、非常に象徴的な場所である水門にいること。そして屋上を歩ける渡り廊下とか判断して、学校は2つの作品で同じ学校に見えます。
 つまり、アカネという女性のIFではカナだったのかなあ、という気はしました。ここは正直妄想に近い部分です。

 ユメの約束すっぽかしは、なんなんでしょうね?そこがまだ納得しきれていない部分はあります。自己承認が弱いので他人の承認が欲しいのでしょうか?ここが読み解けるともうちょっとすっきりするんですけど。
 あのメガネの親友が脳内親友だとするとものすごく納得感があったんですけどあえて、12話では実存させました。これはそういうミスリードをしていた気がします。2人の関係とユメのキャラの解読はしたいと思っています。
 ユメとメガネの娘、ヨモギと4人の友達たちは関係性の対比なんでしょうか?

 あとは、いろんなヒューマンドラマがあり、それぞれ妙なリアリティがあって共感はできるんですけど、それほど深い意味性は感じられなかった気がします。
 例えば、稲本さんとコヨミの関係も、ムジナを加えたとしても面白いしよく描けてはいましたが、じゃあ、何かテーマ性があったかと言えば、それほどでも…と思います。

 怪獣思想というのが、人間の解放と過去からの因縁です。あるいは生きる意味もありました。初めは人間社会のアナロジーかと思いましたが、どうもそこは読み取れません。
 ダイナゼノンサイドが過去のしがらみを持っている人ばかりだったので、面白くはありますが、しかし、ここに深いテーマ性を見すぎるのは牽強付会な気がします。
 搭乗した人物に成長と救済がありました。そこが本作で描きたかった事なんだと思いますが、不思議なことに新しい仲間たちによるヒューマンドラマでの成長なんですよね。決して戦いそのものによる成長ではないのが、新鮮でした。

 後はやはり、ユメとヨモギです。この恋愛は良かったし、とって付けた感があるわけではないんですけど、どちらかと言えばユメその人のパーソナリティーの方に興味が行ってしまいました。

 まあ、いずれにせよ10話がポイントでしょう。10話はOPを省略していましたので、そこが重要だよというサインでしょうし。


 ということで、視点が全然違って、21年6月までに書いた1回目2回目のレビューはかなり適当で的外れだと思います。したがって削除。23年7月に全面的に修正しています。
 続いてグリッドマンももう一度見たい気がします。

 評価は3.5でしたが→4.3に変更です。特にキャラ描写と言う点では、ユメは非常に興味深かったです。もうちょっと深掘りして、彼女についてまだ残っている謎の部分は理解したいです。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 9
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

鬱屈した令和の現代人が変形合体

往年の実写特撮ヒーローを元ネタに展開する『GRIDMAN UNIVERSE』2作目の1クールTVアニメ。

【物語 4.0点】
特撮あるあるとして、予算の都合上、最後の派手なバトルシーンにソースを集約するため、
それまでは子供が見ても退屈な日常ドラマが延々と続くという構成が挙げられます。

本シリーズは、“退屈な日常”→対巨大怪獣バトルによる解放という各話構成でオマージュ。
それが作品テーマにもなっています。

私の場合、その“退屈な日常”とやらに、バトル以上に惹き付けられました。

『DYNAZENON』では退屈を越えて、鬱屈から情動を掘り起こす濃厚な人間ドラマが展開。

日常のキャラ心理とバトルのパフォーマンスが相互に影響し合うのは典型的な設定ですが、
決してロボで怪獣を殴った余勢を駆って日常の鬱憤も晴らす乱暴なプロットではない。
登場人物各々が知恵の輪みたいに割り切れない自分や仲間の心理としっかり向き合って前に進んでいく、綿密なシナリオが渋くて好感しました。
終盤の(※わりと重大なネタバレ)ネタバレレビューを読む

ただし、人間心理だけでなく、敵勢力「怪獣優生思想」もまた各メンバー信条がバラバラで割り切れないためか、
倒してもスッキリ感はもうひとつ。
そこは看板だけでも掴みやすい統一イメージがもっと欲しかったかもです。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・TRIGGER

新設の“メカニックシークエンスディレクター”が巨大ロボの変形合体バンクを磨き上げる。
(上空に光の道を敷いてまで空中合体にこだわるエネルギーの無駄遣い感こそが様式美w)

車やビルがミニチュアと化しひっくり返るバトルシーンの迫力も相変わらず。
本作は怪獣VSロボの被害が消えない設定となっており、爪痕の描写も印象的。
大量の壊れたビニール傘が遺棄されたカットが妙に脳裏に焼き付いています。

日常の心理描写についても、顔は無表情が多いので読み辛いですが、演出には力が入っており上々。
ネタバレレビューを読む件などはゾクッとしました。


【キャラ 4.0点】
一応の主人公で怪獣使いのガウマ。
この現代社会では目立つ(浮きまくる)5000年来の熱血ヤンキー属性で、
高校生の蓬(よもぎ)&夢芽、ニートの暦+ちせ等、気だるげな現代人共を率いて、合体ロボ活動の中核を成す。
感情のもつれを引きずってやる気なくすは、ネタバレレビューを読む
頼りない現代人だけでは合体維持など無理ゲーですw

ガウマさんを裏切り者と罵る敵勢力「怪獣優生思想」の面々。
自力では怪獣を創造できず、破壊活動は怪獣の発生頼み。
怪獣の種である人間心理の情動にアンテナを張る中で、敵対する「ダイナゼノン」乗組員たちとも交流。
蓬たちの深層心理を引き出すトリガーともなる。
ネタバレレビューを読むがグダグダで結構好きw


前作とは直接の繋がりがない中で、シリーズファンにとってはネタバレレビューを読むとの再会が望外の喜び。
来年劇場公開予定の『グリッドマン ユニバース』でも作品世界を繋ぐキーキャラクターとなるのでしょうか?


【声優 4.5点】
ガウマ役の濱野 大輝さんが「怪獣優生思想」ジュウガ役の神谷 浩史さん辺りとやかましくイキり合ったりする他は、
地声寄りのアンニュイボイスによるゆる~い掛け合いが繰り広げられる。

が、無気力に見えて、現代社会の病理に鋭く斬り込んでいるのが本作の凄い所。
特に夢芽の姉の死因を探る中で、“イジメ”と“イジり”の中間の掴み所のないグレーゾーンを演技で再現したのは白眉。

最近の若者は感情表現が苦手なのではなく、
平坦ボイスで、杭を打たれないように包み隠して防衛しているのだ。

ある世代から下の人間と接したことがあれば、非常に心当たりのある演技をしてくる。
私が本作でバトルより日常シーンに惹かれた主要因。

蓬(よもぎ)役の榎木 淳弥さんが、
ネタバレレビューを読む演技も繊細でグッと来ました。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は鷺巣 詩郎氏の続投。
“退屈な日常”から解放される怪獣VSロボバトルを音楽でも演出するため、
日常シーンでは基本BGMなし、バトルシーンでは勇壮な金管、コーラスで盛り上げるという極端な音響方針を貫く本シリーズ。
たまに挿入されるピアノの心情曲も良好なだけに贅沢な使い方だなとも(苦笑)

OP主題歌はオーイシマサヨシ「インパーフェクト」
バトルシーンの挿入歌としても映える明快なメロディに、
世界の憂鬱をひっくり返すなどと、核心を捉えた歌詞を乗せた優秀なアニソン。

ED主題歌は内田 真礼さんの「ストロボメモリー」
どんだけ低音域に沈んで俯くんだ?って位の歌い出しの“タメ”から、
高音域のサビへと疾走していく解放感が心地よい一曲。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 32
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ゆる系日常ものと円谷式『様式美』の素晴らしい変形合体

はじめに懺悔しておきますが、
僕はロボや怪獣系がけっこう『苦手』です。
合体ロボを「かっこいい」と思ったことは一度もないし、
ガンダム系の作品だって、
モビルスーツ同士のバトルシーンは、たいていよそ見しています。

それは「ロボがよくない」と言っているわけではなく、
あくまでも僕個人の嗜好として、です。
トマトが嫌いと駄々をこねる、がきんちょと同じです。

そんなどうしようもない偏食家のワタクシですが、
本作と前作『SSSS.GRIDMAN』は、最後まで楽しく観ることができました。
というか、かなりお気に入りの作品です。

と言っても、バトルや合体シ-ンはやっぱよそ見してましたが……。


前作の『SSSS.GRIDMAN』は、
合体ものに『萌え』や『ゆるさ』を加味して評判になりましたが、
本作では、さらに一回り二回りネジをゆるめています。
ネタバレレビューを読む

そういう、ゆるゆるの『日常』を過ごしている主人公たちですが、
怪獣とのバトルという『非日常』と対峙することによって、
少しずつ、日常に向き合う姿勢が変化していきます。

このあたりはいわゆる日常ドラマ系、
ぐだぐだな日常の中で『出会い』や『葛藤』『気づき』を繰り返し、
自分自身と対峙する機会を与えられて
一歩ずつ人間的な成長を遂げていくという構成と全く同じです。

  その機会が『怪獣』というのがシュールですが、そこがまたいい。

ネタバレレビューを読む

この『人間的な振り幅』というのは、
前作『グリッドマン』にはほとんど見られなかった要素であり、
日常のドラマ性をパワーアップさせたいという監督の熱意が伝わってきます。



おすすめ度としては、かなり広範囲に向けたAランクです。
前作との関連度がけっこう密なので、
未視聴の方はそっちを先に見た方がいいと思います。
ネタバレレビューを読む
日常パートがまったりしっかり、そしてコミカルに描けているので、
僕みたく「あ~、ロボとか怪獣はちょっと……」という方も、
くすくす笑いながら、ゆるやかに感情移入していけるのでは、と愚考いたします。

ラノベ系妄想アニメみたいなご都合展開や人格破綻もなく、
一つ一つの言葉にちゃんと『体温』がありますし。

そしてバトルパートは、がっつりしっかり。
尺が短いので、僕みたくバトルが苦手な方でも大丈夫です。
というか、これがあるから、ゆる日常とのメリハリがついてる、みたいな。

  戦いの描写・演出はかなりの迫力です(たぶん)。
  円谷演出も、しっかりと踏襲しています(たぶん)。
  次々と変形合体してシャキ-ンと見栄を切る、
  というお約束もちゃんと果たしております(これは確か)。

戦いながらの会話もどこか力が抜けていて楽しく、
夢芽の「なんとかビームっ!」なんて小ネタも随所にはさまっています。

もちろん、会話時だの合体時だのには攻撃しないという、
こうした作品になくてはなない『様式美』も、
怪獣くんたちがきっちり守っています。いやあ、所作が美しい。

  ていうか、そもそも合体シ-ンというのは、
    ロボファンが喜ぶ
    尺と動画枚数が稼げて制作も喜ぶ
  というウインウインの関係なので、さすがに崩せないかと。


というわけで、日常好きでもロボ怪獣好きでもどんとこい、
両方好きなら一粒で二度おいしい、
という守備範囲のかなり広い作品となっております。

ただし、前作の新条アカネみたいに、
まったりかわいいくせに強烈な『毒』を持つような、
キレッキレのキャラがいないので、
女の子目当ての方にはちょっと物足りないかも知れません。

ネタバレレビューを読む

いずれにいたしましても見て損はない、おすすめの一本です。
人生における大切な何か、
みたいものはまるっきり見当たりませんが、
退屈しのぎにはもってこいの逸品です。

最終回のラスト、
いかにも『次』がありそうな演出でしたので、
ほんとうにあったらすごくうれしいですよね。


****************************************************************

ええと、あとは製作・制作目線のつぶやきです。
本編の評価にはほとんど関係ありませんから、
ネタバレで隠しておきます。

ご興味のある方、おひまつぶしにどうぞ♪

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/22
♥ : 24

78.9 7 戦闘で恋愛なアニメランキング7位
七つの大罪(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1472)
8718人が棚に入れました
いまだ人と、人ならざるものの世界が、分かれてはいなかった時代。絶大なる魔力を有し、人々から敬われ、時に恐れられる存在<聖騎士>に守られた『リオネス王国』。王国の王女エリザベスは、たった一人国を離れ、
ある者たちを探す旅に出ていた。それは最強最悪の騎士団として恐れられ、国を裏切り、全聖騎士を敵に回した罪人たち──<七つの大罪>。たどり着いた一軒の酒場で、エリザベスは店主を名乗る少年・メリオダスに出会う。それは、彼女と<七つの大罪>たち、そして世界の命運を一変させるとびきりの冒険の始まりであった――!

てんてん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

七つの大罪のセクハラシーンについて

2期まで全部観終わった。素直に面白い。3000年という時間や天使、魔神、妖精、巨人、聖騎士などファンタジーのワクワク要素がまさにてんこ盛り。これでもかというほど楽しませてくれる。
またキャラ作りが素晴らしい。登場人物それぞれのパーソナリティーや背景がしっかりと描かれており単なるファンタジー以上に骨太な内容になっている。

特に主役の七人はそれぞれにファンがつくと思わせるほど魅力的だ。ビジュアル面からはディアンヌの存在が大きい。巨人の女の子の存在は、七人のグループショットになった時とても楽しい絵柄になる。このアニメが魅力的な大きな要素になっていると思う。

そうした中、実に残念なのは主人公のセクハラ。せっかく感情移入しても肝心なところで出てくるセクハラシーンが夢をぶち壊す。ドキドキしているところを一気に不快な気持ちにさせられるのには正直参った。

3000年という時をかけてエリザベスを愛するという壮大なロマンもオヤジ臭く薄汚いセクハラ行為のおかげで台無し。このキャラ設定は極めて下賎なセンスだと言わざるを得ない。

想像だが、原作者と編集者に「少年漫画だから少年が喜ぶシーンを盛ろう」という意識があったのではないか。セクハラで少年が喜ぶだろうという作り手の意識が卑しい。女の子が好きな少年は健康だ。しかしセクハラが好きな少年は不健康だ。

そもそもセクハラが気持ちがいいのはやっている本人だけであり、観ているのは気分が悪いだけだ、創作側はなぜそんなことがわからないのだろうか。

日本のアニメは世界クオリティーだと思う。7つの大罪も十分そのレベルに達している。
世界中の少年達に勧めたいと思うのだが主役をセクハラキャラにしてしまったせいでそれが叶わないのが実に残念である。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 4
ネタバレ

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

侮りがたし日5|ョ∀・´)…感動スペクタクル大作!!!

◆原作コミック 全24話 原作未読
◆ジャンル アクション ファンタジー


絶大なる"魔力"を有し、人々から敬われ、時には恐れられる
存在(聖騎士)に守られた国「リオネス王国」
王国の王女『エリザベス』はたった一人国を離れ、ある物たちを探す旅に出ていた!
それは最強最悪の騎士団として恐れられ、国を裏切り、
全騎士団を敵に回した罪人たち―〈七つの大罪〉
たどり着いた一軒の酒場で、『エリザベス』は
店主を名乗る一人の少年『メリオダス』に出会う!
それは彼女と〈七つの大罪〉たち、そして世界の命運を一変させる
"とびきりの冒険"の始まりであった― (あらすじ公式サイト引用)


簡単な相関図_((Ф(・ω・`)コンナカンジカナァ!???w
スマホだと変なんなるかも´・ω・)ω・`):

          
           凸リオネス王国凸
     
       【§聖騎士§】(甲冑着た強いヒト達)
        (民衆から敬われ、恐れられる存在)
   探してる                 魔神の力を利用!?
    ↙                         ↘
 王国王女        ↑↑↑         〈∮魔神族∮〉(滅びた!?)
『エリザベス』      【VS】     不思議な魔力を有した怪物?
  探してる       ↓↓↓          ↗
(一緒に旅をする) ↘            魔神の力と関係あり!?
            【†七つの大罪†】       
         かつて王国を裏切った!? 者たち   
       『メリオダス』『ディアンヌ』『バン』
      『キング』『ゴーセル』他 +『ホーク』(豚)



14年10月~15年3月まで放送された王道アクションファンタジー
作品ですが私も毎週楽しみに視聴させて頂きました!!

というかここ最近のこの日曜5時枠作品は侮りがたしΣヾ(゚Д゚;)ノ

中々の超感動スペクタクル大作に仕上っており
私大変夢中になってしまいました(๑→‿ฺ←๑) ♪

どこか中世ヨーロッパの景観を描いた様な世界観に
魔力や、魔法などのファンタジー要素が加わって
コレぞ王道たる魅力の所以と言いますか…

そこに息をもつかせぬ熱いバトルアクションに
それぞれのキャラの想いが重なって
この戦いは負けられない!! 仲間を救う!!
大切な…大切な存在(ヒト)の為に…

そう…その幾多となくおとずれる感動秘話に胸熱必死!!!
なのであります。゚(゚´ω`゚)゚。


そんな中でも私がとても胸熱で大好きになったキャラ、及び彼(彼女)らの
エピソードをまじえてBEST③形式で書きしるしてみました!!



*・゚゚・*ヽ(*゚∀゚)ノ*【このキャラ良かったよ!! BEST③】*ヘ(゚∀゚*)ノ*・゚゚・*:

―第③位―

『ディアンヌ』

巨人族の『ディアンヌ』はその可愛らしい容姿と気取らない
真っ直ぐな性格が好印象✩
だけども、と、とても体が、その… で、でっかい(*/ω\*) でも~
それがまたいい味出していて、ホント、ピュア(嫉妬深いw)で魅力的な女のコ♡
CV:悠木碧さんの声、演技もピッタリでした♪
彼女の優しさとういか人柄の良さには多くの方が共鳴したことと思います!

なんといってもあのネタバレレビューを読む



―第②位― 

『キング』

妖精王 ハーレクインこと『キング』はその純心で一途な性格と
見てくれが変化するギャップや、常に眠たげな表情で枕を抱いて宙に浮いている
癒し系な雰囲気もさることながら、やはりその優しすぎる彼の
魅力にコレまた夢中になった方も多勢いらっしゃる事かと思います!!

なんといっても、 ネタバレレビューを読む




―第①位―

『ホーク』ちゃん (豚’`ゥ(*´(00)`)’`ゥ)

残飯処理騎士団 団長こと『ホーク』ちゃんは
本作のマスコット&イメージキャラクター トコトコトコ(((っ´(00)`)っ♪

残飯の量を増やしてもらうことに日々命をかけている―w

戦闘能力は皆無だが…
なぜか!?w 自分のコトを”最強の戦士”と思い込んでいるw
喋る豚として本作では基本ツッコミ担当!?
『バン』からはこれまたなぜか!? 師匠と仰がれる存在!!
何かと上から目線で口は粗いが全く持って憎めない、
愛嬌が抜群の魅力的キャラ♪*

ハラハラバトルの合間に終始、笑いをもたらしてくれる点も◎!!

というか、私途中まで、ずっと『ポーク』ちゃん(pork)かと思ってましたが…
『ホーク』ちゃんだったのですね(ノ∀`;)w

そんな『ホーク』ちゃんに、 ネタバレレビューを読む



他キャラの皆さまも大変、個性的かつ魅力的でしたが(*>ω<)b
今回は私のツボによりハマった3名(匹)を抜粋しご紹介させて頂きました!!


ただ『団長』『バン』『ゴーセル』の3人はどこか…
不死身過ぎでw バトル中もなんだか、まだ全然本気出してない感が強く
特に『団長』&『バン』は常に余裕感(隙)が出ているというか…w
元より『バン』は不死身属性を持っているせいか…

大事なバトルシーンにてやや緊迫感が損なわれてしまった感が…・ω・*) ソーッ

ただその”強さの底を見せない”雰囲気というか…
そこが本作の特徴であり、興味を注がれる面白さであるゆえ
後々恐らく色々と解き明かされる上で大事な
要素の一つなのであろうと私は勝手に思っております✩

それでも最後の方の局面は ハラハラ|ョ゚Д゚。))))ドキドキで
最高の盛り上がりを見せてくれました!!

とにかく視聴前、私が期待していた以上に大いに楽しむことができました!!

終わり方も、続編に期待を含ませた見事な締め!!でしたので、
さらなる彼らの冒険の続きが描かれる日を心待ちにしたいと思いますヽ(*´∀`)ノ

投稿 : 2025/02/22
♥ : 52
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

だから、ファンタジーはやめられない♡

豪快かつ爽快な冒険ファンタジーはいかがですか…?

世界をまたにかけた冒険
繰り出される派手な特殊攻撃!
バトルは目が追いつかないほどのスピード!
そして、何でもありの大乱闘~
私の胸の心拍数「ドキドキ」…とまりませんでした♡

「王道」って言葉がピタリ!
旅をして、仲間と乗りこえて、ちょと…恋があったりして…?
単純明快だけどやっぱりワクワクしてしまうんです…
…わたしは好き…ですね♪


これは…古(いにしえ)の物語…
この世界には『七つの大罪』という七人のお尋ね者がいました。

王国を取り戻すため、世界にバラバラになってしまった七つの大罪を、主人公とヒロインが探しだす冒険ファンタジーです。

旅の先に待ち受けている様々な謎が衝撃の連鎖となり、回を追うごとに目が離せなくなるのです!

私はもう大人ですが「旅、冒険」という言葉を聞くと今でも心が踊ります…

物語には冒険で味わえるドキドキワクワク成分がいっぱいです♡

また、私がこの作品の一番の魅力だと思っているのはキャラクター+マスコット(ブタのホーク)です。
アニメマスコットNo.1になりました♡
ネタバレレビューを読む

最後にOPいきものがかり「熱情のスペクトラム」
大好きになりました!

鳴りやまぬ 愛をさけぶよ

すべてを抱いて ここにいるんだ ひかりはそこにあるよ

ゆずれない 想いを架けて 希望の果てを 僕は生きるよ

夢をつないだ 君と…

投稿 : 2025/02/22
♥ : 78

71.9 8 戦闘で恋愛なアニメランキング8位
正解するカド(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (575)
2473人が棚に入れました
羽田空港上空に突如、正体不明の巨大な立方体が出現する。そこに出発予定だった飛行機が取り込まれてしまう。偶然その飛行機に乗りあわせていた外務省の外交官が、立方体の中でヤハクイザシュクナと呼ばれる正体不明の人?と出会い、日本政府と交渉をはじめるが、、、。

スタッフとして作家・野崎まど、アニメ演出家・村田和也、イラストレーター・有坂あこ、そして『楽園追放』のプロデューサーである野口光一の名前が並んでいる。

声優・キャラクター
三浦祥朗、寺島拓篤、M・A・O、斉藤壮馬、赤羽根健治、伊藤静、釘宮理恵、中博史、斎藤志郎、菊池正美、桐本拓哉、菅沼久義、阪口大助、後藤哲夫、小山剛志、半田裕典、甲斐田裕子、白石涼子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

真の道(正解)を見つけた、異方と人類

[文量→大盛り・内容→考察系]

【総括】
近年観ることがめっきり減った、本格派のSF作品。しかも、アニオリ作品のため、リアルタイム視聴ならネタバレがなく、かなり楽しめました。絵はCGの利点がよく活かされ、かなり綺麗な出来に。ストーリーは重厚で、様々なことを考えさせられます。

色々賛否あるでしょうが、私はわりと好きでした。

【視聴終了(レビュー)】
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【余談 ~真道とは、真の道。道の文化論~】
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【各話感想(アニオリのため、ここも本論)】
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投稿 : 2025/02/22
♥ : 57
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sumiyaki さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

中盤まではもとより、結末が面白かった。

中盤・終盤からの展開について多くの批判がある本作品。私にはとても面白かった。特に最終回はたまに思い出して、何度か繰り返し観ている。

本作品の解釈について。

異方や異方存在とはなんなのか?
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投稿 : 2025/02/22
♥ : 3
ネタバレ

ももも さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

オチにものすごく賛否あった作品

突如地球に降り立った異星人は、地球人に未知のテクノロジーを教えてくれると言う。
その意図について世界各国で議論となる中、当事国日本で選ばれた交渉担当官「真道幸路朗」が交渉を始める…という物語。
いわゆるセンス・オブ・ワンダー満載で、続きが気になってしょうがないタイプの作品です。

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投稿 : 2025/02/22
♥ : 9

74.5 9 戦闘で恋愛なアニメランキング9位
落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (1380)
7472人が棚に入れました
魂を魔剣に変えて戦う現代の魔法使い“魔導騎士”。

その学園に通う黒鉄一輝は魔法の才能がなく落ちこぼれた“落第騎士”だ。

だがある日、異国の皇女にして“A級騎士”のステラから『敗者は一生服従』という決闘を一方的に挑まれ―勝ってしまう!

一輝は魔法の代わりに剣技を極めた異端の実力者だったのだ!

「なんでもいうことをきかせればいいじゃない!えっち!」

悔しがりながらも一輝に惹かれ始めるステラ。

そして騎士の頂点を争う戦いの中、かつての“落第騎士”は“無冠の剣王”としてすべての騎士からも注目され始める!

最底辺から並み居る強敵をなぎ倒して駆け上がる学園ソードアクション開幕!!

声優・キャラクター
逢坂良太、石上静香、東山奈央、浅沼晋太郎、小林ゆう、金元寿子、東内マリ子、相坂優歌、井口裕香、橘田いずみ、M・A・O、潘めぐみ、松岡禎丞、細谷佳正、有本欽隆
ネタバレ

愛花 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

個人的には秋アニメ1のダークホース*\(^o^)/*

このアニメ、最初は見るつもりもなかったんです。
アスタリスク観るしいいやって。。
でも落第騎士とアスタリスクに第1話が似すぎているという評判を聞いてどんなものかって観てみると。。

まずOPから惹きつけられました。。
ちょっとかっこいい入り出しで男性の方が歌っていて、アニメーションも白黒に赤が映えてクールで、お、これは何か違うぞ!という予感がしました。
曲は酒井ミキオさんの『アイデンティティ』です。

EDは久方ぶりのアリプロさんでしたね。
アニメーションはこれどうなの、って感じでしたが歌は良かったです♪
というか彼女おいくつなんでしょう。。
相変わらずの歌声でした(@_@)‼︎

第3話あたりからとても面白くなってきました。
バトルシーンは動きがとても細かくて迫力があってかっこいい!
主人公最強系と違って、主人公がボロボロの血だらけになりながら勝っていく様もめちゃめちゃかっこいい!!


1-4話
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5-8話
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9~12話
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こんなに面白い作品になるとは思っていませんでした‼︎
2期に期待してしまいます(*σ´ω`*)σ

投稿 : 2025/02/22
♥ : 42

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「落第」は嘘ではないが、「弱い」とは言っていない(笑)。

同タイトルのライトノベル(GA文庫刊)が原作。視聴開始時には原作未読でしたが、2話目くらいで追いついて以下既刊分既読。3話以降は原作を読んだ状態で観ていました。

本作の世界は現実とどこで分岐したのか良くわかりませんが、架空の歴史を経ております。作品世界では自分の魂の力を武器に変えて戦うことができる伐刀者(ブレイザー)という存在がおり、主人公の黒鉄一輝はその養成学校の一つである破軍学園に通っております。

伐刀者(ブレイザー)はその存在自体が実戦戦力と考えられており、日本を始めとして各国で「魔導騎士」として登録・管理されています。

日本にはこのような魔導騎士の養成学校が破軍学園を含めて計7つあり、それぞれに北斗七星の星の名前(破軍/武曲/廉貞/文曲/禄存/巨門/貪狼)がつけられています。

そこでタイトルの「落第」ですが、どこぞの名ばかり劣等生とは違い主人公は物語冒頭で実際に落第、留年して2度目の1年生をやっております。

ただその落第の理由ですが主人公は魔力のレベルが低く、魔力を武器に具現化する最低限の力は持っていますがある事情により進級評価の基準の一つに魔力のレベルが設けられ、2年生に進級することができなかったというものです。

ただ主人公黒鉄一輝の特徴は、決して戦闘力が無いわけではなく単に「魔力を基準にするとレベルが低い」というあたりです。

逆にヒロインのステラ・ヴァーミリオン(ヴァーミリオン皇国というヨーロッパの小国かの第二皇女で新入生として日本に留学)は魔力が最強レベルという対極のようなキャラです。

この二人がそれぞれの目的のために、7校の代表が出場してその頂点をかけて戦う七星剣舞祭での優勝を目指すお話です。

本作でアニメ化された部分では、破軍学園の代表者を決定するための校内戦が描かれます。

まあヒロインの設定(皇女)とかラッキースケベとかブラコン気味の主人公の実妹(雫珠(しずく)ちゃん)とか眼鏡っ娘とかのテンプレ満載の「良くあるバトルアニメ」と言ってしまえばそれまでなんですが、少年マンガ的な妙な熱さのある作品です。

OP曲とその背景アニメもカッコ良いです。学園バトルものが好きな方にはお勧め。

そういえばこの手の作品にしては珍しく本作には主人公の妹以外の肉親が何人かまともに出てくるなあ…。

#2016/06/06 誤字修正

2017.10.18追記:
原作13巻が出ました(まだ読んでいます)。最近BD-BOXのテレビCMを良く観ますが、生徒会長との決戦は超カッコいいですね。

『学園都市アスタリスク』とかぶったとかよく言われますけど、かなり毛色の違う話だと思いますね。

ちなみにアニメから生まれた「夜の一刀修羅」というフレーズは、原作に逆輸入されました。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 54
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

綾辻さんのエピソードが特に好きでした

学園純愛ものかと軽く思っていて、なかなか3話目から
見るのが進まなかった作品ですが、キャラデザが好みだし
戦闘描写も悪くないし、もう少しいい話があるのかな・・・
と思って残りを一気見してみました。
 
思った以上にストーリーの構成が良くて、いい話が多かった
ので、もっと早く見てれば良かったと思いました。
ネタバレレビューを読む

戦闘シーンもよく作れていたと思うし、後半の描写も迫力が
あって、よくできていたと思う。

キャラクターの振り分けもバランスがよく、有栖院さんはとて
も重要なキャラでした。先生では寧音先生がピカ一でしたね。
ああいうキャラは大好きです。
 
2期があったら必ず見ます。戦闘があるストーリーにしては
とてもほんわかした後味のある好感のもてる作品でした♪

投稿 : 2025/02/22
♥ : 24

75.3 10 戦闘で恋愛なアニメランキング10位
六畳間の侵略者!?(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1178)
7109人が棚に入れました
高校入学から一人暮らしを始めることになった苦学生、里見孝太郎が見つけた家賃五千円の格安物件。その部屋“こころな荘一〇六号室”は…狙われていた!意外なところからつぎつぎ現れる可愛い侵略者たちと、孝太郎との壮絶な(?)闘いの火花が、たった六畳の空間に散りまくる!健速が紡ぐ急転直下のドタバトルラブコメ、ぎゅぎゅっと始まります。

声優・キャラクター
中村悠一、鈴木絵理、大森日雅、田澤茉純、長縄まりあ、鈴木達央、竹達彩奈、悠木碧、早見沙織、高本めぐみ、洲崎綾、田村ゆかり、鬼頭明里
ネタバレ

ketano さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ハーレム物だけど、意外と良かったかな。

全話みた感想です。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/22
♥ : 15

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

多種多様な人物が六畳間を巡って織り成すドタバタコメディー

主人公をはじめとして、幽霊、地底人、魔法使い、未来人(とその部下)、ギャグ的に強い主人公の同級生の大家さんが織り成すドタバタコメディー。1話で一気にこれらが揃うので、最初はキャラの多さに面食らうが、少なくともアニメではこれ以降レギュラーキャラは増えない。魔法使いと主人公の先輩(女)との友情も良い。基本はコメディーだが、主人公がヒロインを救う話もある。正直幽霊の早苗と未来人救う話はあまり面白くなかったが、地底人と魔法使いのユリカちゃんを救う話は良かった。憑依されたり操られる埴輪を見たりしているからか、早苗や地底人、未来人についてはあっさりと受け入れる癖に、いくらユリカが抜けっぽいとはいえ魔法使いだけは頑なに認めない主人公にはイラッとした。明確な理由もなくギャグで魔法使いは認めませんと流されると辟易する。
女キャラは可愛い。幽霊の早苗が主人公に憑依している時が可愛い。憑依と聞くと体が乗っ取られるのを想像するが、この作品での憑依とは、早苗が主人公に抱き付くだけである。はっきり言って羨ましい。地底人は有能でインテリっぽく、おっぱいがでかい。良い大和撫子。未来人は若干横暴だが、部下が冷静で可愛い。ただし、カブトムシに対してヒステリックを起こすのが難点。魔法使いのユリカはツインテールが似合っているしアホ可愛い。大家さんは基本的に優しくてかわいい。主人公の先輩も病弱で可愛い。主人公も、魔法使いを認めない頑固さ以外は、好青年で印象は良い。
声優は、中村悠一と早見沙織、高本めぐみが好きなのと、二つの埴輪が竹達と悠木だったこと、敵役に忠芳が出ていた事、ユリカ役の人がハマっていたので、それなりに評価。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 10

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

侵略恋♪バトル

なんか面白そうな設定だなって思って観てみたハイテンションハーレムラブコメ。

でもハーレム物って感じしなかったなぁ、、、どっちかって言うと家族物に近い感じ?
観てて微笑ましい気持ちになりました。

とりあえずハーレム物なので女の子いっぱい。
でも普通の女の子はいないんだよね~w
幽霊とか宇宙人とか地底人とかコスプレしょ…げふんげふん魔法少女とかとか。
でもみんな可愛い!
一番はゆりかふぁいおーことレインボーゆりかちゃん!
声が好きだなー、脳みそが蕩けますw

メインヒロインの声優、新人さんばっかしだったみたいだけどみんなはまってたね。
上手いとか下手とかじゃなくはまってた。

その四人が歌ってたOPあれ好き。
これからも頑張ってほしいです!応援してます!!

なんか原作は7巻からが面白くてこれは7巻までの内容だったみたいだから二期あるといいな。
楽しみに待ってます!

、、、長い年月が経った。二期はさすがに厳しいか?
原作読もうにも既刊37巻って、、、頼む!二期を作ってくれぇ!

投稿 : 2025/02/22
♥ : 29

75.4 11 戦闘で恋愛なアニメランキング11位
機動戦士ガンダムSEED DESTINY[シードデスティニー](TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (1320)
6585人が棚に入れました
舞台は前作『機動戦士ガンダムSEED』での第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦(コズミック・イラ71年)から2年後。
プラント最高評議会議長 ギルバート・デュランダルとの非公式会見の為、新造艦ミネルバの進水式の準備が進むアーモリーワンを訪れたカガリとアスラン。
だがその最中、ザフト軍が開発した新型MS(モビルスーツ) カオス、ガイア、アビスが何者かに強奪され、周囲は混乱に陥る。これを阻止すべく、ミネルバからも新型機インパルスが出撃。そのパイロットは、プラントに渡り、エリートとしてザフト軍に入隊したシン・アスカであった。
新型機を強奪した謎の部隊を追い、ミネルバは出撃するが混乱の中、安定軌道にあったはずのユニウスセブンが地球に落下し始めたという報せが入る。それはナチュラルへの憎しみを募らせ続けるザフト軍脱走兵達の仕組んだもので、この事件を利用しようとする者達も動き始め、世界は再び混乱と戦火に包まれるのだった…。

チヒロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

SEEDの続編。賛否両論ある問題作。

SEEDの続編です。前回の主人公だったキラとアスランがサブにまわり、シン・アスカが主人公?になっています。

物語は純粋におもしろい。
というか、SEEDで出来上がったこの世界観や設定がおもしろいので、おもしろくないはずがないって感じです。

でも、行き当たりばったりだったのでしょうか。
なんとも微妙な展開があったり、
後半になるとアレっ?と思うような物語の流れになったり、
賛否両論ある問題作かと。

でもね。普通に見る分には十分おもしろい!
さすがガンダムシリーズ。力の入り方が違います。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 3

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

オーブ海軍のトダカ一佐が地味に好きです∑(゚ロ゚〃)

■「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」という作品の位置づけってなんでしょうね?(*゚・゚)
「機動戦士ガンダムSEED」の続編に位置づけられている本作品「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」(以降DESTINY)は、前作を視聴していないとまったく楽しめない内容になってますね!
かなり酷評の多い本作品なのですけど、視聴者がどう捉えるかによって見方がだいぶ違ってくるような気がします。

たとえば、前作「SEED」と本作品の「DESTINY」を一つの作品の前編・後編と捉えて考えた場合、そんなに出来の悪い作品には思えないのです!
「宇宙世紀シリーズ」を手本にしたようなフローや演出に、キラ・アスラン・シンの3人を主軸のキャラクターとしてキャスティングすることで、必然的に多角的な心理描写や人間関係が展開・構築されるので、宇宙世紀の遺伝子を継承しつつもSEEDとしての個性の確立はなされたんじゃないかなって思ってます。
ただシンについては、「DESTINY」からの登場で一見主人公の様な扱いになってましたけど、最後まで過去に囚われ、自らの意思で戦いの大儀を見出すことが出来ずに、「DESTINY(運命)」に翻弄されてしまったキャラとして描かれていたような印象を受けたので、「SEED」シリーズとして考えた場合「サイドストーリーの中の主人公」でしかなかったような気がします♪

また、「DESTINY」を「SEED」の流れを汲んだ単体の作品と考えるなら、シンの扱いにはやっぱり疑問を抱かずにはいられないですね(/∇≦\)アチャ-!ミテランナイ
やっぱりいつまでも考え方が稚拙で成長のないキャラ設定は見ていて面白くないし、主人公と位置づけるにはちょっと無理がありますよね!
それにアークエンジェルのメンバー達はすでに「SEED」で自らの理念を確立しているので、「SEED」というタイトルを引継いでいるのならばどうしても比較対象としてみてしまうし、前作のキャラが出てくるのは嬉しいのですけど、「DESTINY」からの新キャラの個性を一部打ち消してしまっているようにも感じちゃいました(/□≦、)

■総評
個人的には「SEED」シリーズとして8クール分を一つの作品として捉えてます♪
ガンダムを見たって気持ちになれましたし、感動して(。>0<。)ビェェン ってなったシーンもいくつもあったし、楽しく最後まで観ることが出来ました(*´∇`*)
でも観て良かったなぁって思う反面まったく不満が無かった訳ではないのですよ∑('◇'*)エェッ!?

まず残念だったのは「DESTINY」の制作に対する作品へ注がれる愛情が「SEED」の時と明らかに違っているって作品からも伝わってきました・・・
とある「あにこれ」仲間から監督の福田さんと脚本家の両澤さんは夫婦だって聞いて知ったので色々調べてみると・・・
夫婦でやるのは良いけど、監督の迷言の数々を見てしまったら、ちょっとひどくないですかって思ってしまいましたw

デスティニープランに関する描写がうまく視聴者に伝わらなかったのは、自分が組んだ演出がスタッフやキャストに伝わらなかったから・・・(゚ロ゚;)エェッ!?
それって監督の仕事でしょ・・・(;´Д`)× ダァメ!ダァメ!
それに「劇場版では、TVシリーズのことは忘れてほしい」・・・∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?
最終話でもバンク(動画の使いまわし)を多様しないといけないほど多忙で悲惨な現場にも関わらず、夫婦でラジオ番組の観覧って・・・認めちゃってるし・・・(;`O´)oコラー!
両澤さんの体調が悪くて作業が遅れるのは目をつむるとしても、プロとして作品に対する情熱をもっと持って欲しいところですね!
まぁどこまで本当かわからないのですけど、その後2人の仕事の功績がめっきり減ったというよりも殆ど無い所を見ると・・・

回想シーンやバンク技法は他の作品でも多く見受けられるのですけど、ここまで多用されると正直手抜きとしか思えなくなってしまいます。
それとオマージュ!?いやいやパクリでしょ!!って言われてもおかしくない演出の数々 o(*≧д≦)o″ンモォー!!
あっでも、過去の「宇宙世紀」シリーズを知ってる人ならそんな演出を見つけるのも楽しいかもしれませんねw
私もゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイって突っ込みながら呆れながらも楽しんでたかもしれません(・-・*)ヌフフ♪

また、キャラとして一番残念に思ったのはルナ・マリアでした!
とっても良い立ち位置だった彼女を見事に使いこなせず台無しにしてしまった印象です(>o<")
隠密行動で知ってしまった事実からストーリーをかき回してくれると期待してたのですけどね・・・
それと、ストーリー後半のルナとシンの関係はσ(-_-)ワタシには理解不能でした・・・

とまぁ不満は多いのですけど、のびしろが大きく感じられただけに本当にもったいないなぁって思っちゃうのです♪
SEEDを本気で愛することが出来るスタッフ達だけで本気でリメイクして欲しいなぁって思った作品でした!


2011.12.12・第一の手記

投稿 : 2025/02/22
♥ : 42
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

“愚行の自由”と“パターナリズム”の相克を描いた良作かも?

HDリマスターになって作画が良くなっただけでなく、評判の悪かった一部シナリオが手直しされて見易くなったようです。

◆予(あらかじ)め本作の難点を述べておくと・・・

①ヒロインのひとりカガリ・ユラ・アスハが、
ネタバレレビューを読む、見るに忍びないお馬鹿キャラである。

②キラ&アスランに次く第三のSEED発動者シン・アスカが、
ネタバレレビューを読むで、ときどき見ていて胸糞悪くなる。

・・・という2点がまず挙げられると思います。


◆逆に本作の良い点をいくつか挙げると・・・

①ガンダム・シリーズの中では相対的に敵が好人物で目的も確りしている。

無印ガンダムのジオン公国の指導者を始め、一般にガンダムシリーズの敵役たちは口では何か信念のようなことを唱えても実際のところは只の権勢欲に取りつかれ陰謀に走るクソキャラばっかり・・・という印象がありますが、
本作の敵役ネタバレレビューを読むは高潔さが目立つ人物であり、むしろネタバレレビューを読む、という点が本作の一つの見どころとなっています。

②前作『SEED』に引き続き、シナリオがドラマチックで先が気になる展開。

・・・ということで前作『機動戦士ガンダムSEED』が楽しめた方ならば、引き続き視聴をお薦めしたい作品です。


因みに、レビュータイトルに掲げた“パターナリズム”とは
--------------------------------------------------------------
(WIKIPEDIAよりコピー)
ネタバレレビューを読む
---------------------------------------------------------------
・・・ということで、こうしたパターナリズムが行き過ぎた社会では、人々の“愚行の自由”が大きく毀損されてしまいます。

そういう社会では、カガリ・ユラ・アスハやシン・アスカが犯したような愚行(※これは極端な例ですが)も起きないでしょうが、それで果たして人々は本当に幸福といえるのか?(多分「言えない」という方がほとんどでしょう)

⇒ポイントは「パターナリズムを行おうとする方も、その心情から言えば全くの善意からだった」ということで、まさに

「地獄への道は善意で舗装されている」
(イギリスの箴言:原文“The road to Hell is paved with good intentions.”)

ということを過不足なく描き出した点で、本作は意外にも個人的に見所のある作品、という感想になりました。
(そのため、本作の個人評価 ★ 4.1 と『SEED』の ☆ 3.7 よりもかなり高めの点数を付けました)。


◆視聴メモ
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◆制作情報
ネタバレレビューを読む


◆パート別評価

(1) 第1~13話(PHASE-01~13) (13話) ★ 4.0
(2) 第14~25話(PHASE-15~25) (12話) ★ 4.0
(3) 第26~37話(PHASE-26~37) (12話) ★ 4.1
(4) 第38~49話(PHASE-38~50) (12話) ★ 4.2
(5) TV未放送話(FINAL PHASE)  (1話) ★ 4.2
-----------------------------------------------
  総合      (計49話+未放送1話) ★ 4.1


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


========== 機動戦士ガンダムSEED DESTINY (2004年10月-2005年10月) =========

  - - - - - - - - OP「ignited-イグナイテッド-」、ED「Reason」 - - - - - - - -
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  - - - - - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「Result」 - - - - - - - - - - -
ネタバレレビューを読む

  - - - - - - - OP「PRIDE」、ED「Life Goes On〜ReMix2013」 - - - - - - -
ネタバレレビューを読む 

  - - - - - - - - - - OP「僕たちの行方」、ED(変わらず) - - - - - - - - -
ネタバレレビューを読む 

  - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「I Wanna Go To Place」 - - - - - - -
ネタバレレビューを読む

  - OP「vestige -ヴェスティージ-」、ED「君は僕に似ている〜ReMix2013」 -
ネタバレレビューを読む
-------------------------------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)5、★(良回)28、☆(並回)16、×(疑問回)1 ※個人評価 ★ 4.1

投稿 : 2025/02/22
♥ : 12

72.0 12 戦闘で恋愛なアニメランキング12位
ログ・ホライズン 第2シリーズ(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (984)
5741人が棚に入れました
シロエたち「冒険者」が、ゲーム「エルダー・テイル」の世界に閉じ込められて、はや半年。
当初は混乱が広がっていたアキバの街も、自治組織「円卓会議」の結成を経て、活気と平穏を取り戻していた。
もともとのゲーム世界の住人であった「大地人」とも、ザントリーフ半島でのゴブリン防衛戦を経て信頼が深まり、大地人貴族の筆頭格であるコーウェン家の令嬢レイネシアは、アキバの街に大使として赴任することとなった
季節はまもなく冬、冒険者たちは、この異世界でいかに行動するか、何を目指すかを、それぞれ模索している。
アキバの街で、西の都で、北の大地で、あるいは遠い異国で、冒険者たちの思惑はぶつかり、交錯する―。
「ログ・ホライズン」第2シリーズ。はたして、シロエと仲間たちにはどのような冒険が待ち受けているのか!?

声優・キャラクター
寺島拓篤、前野智昭、加藤英美里、中田譲治、山下大輝、田村奈央、松井恵理子、柿原徹也、藤井ゆきよ、原由実、高垣彩陽、久野美咲、逢坂良太、梶川翔平、井上麻里奈、下野紘、名塚佳織、櫻井孝宏、村川梨衣、後藤ヒロキ、岡本信彦、日野聡、西田雅一、中村悠一、てらそままさき、白熊寛嗣、伊瀬茉莉也、藤原啓治、代永翼

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

2期も安定の面白さ

原作未読。多くのキャッチさんからの紹介で第1期に引き続き視聴。
紹介して下さった多くのキャッチさんに感謝です。

視聴される方は必ず第1期を先に視聴して下さいね!


第2期でようやく主人公の本気、『全力管制戦闘(フルコントロールエンカウント)」が披露されます。
この手の作品は、バトルシーンが重要だと再確認。やはり燃えます。

アカツキが可愛かった~!
作品中もさるとこながら、EDはヤバくないですか?
EDが一番の見どころというと語弊があるかな?
でも、そのくらい可愛かったです。

第1期に引き続き登場人物が個性派揃いで良かったです。
第2期から登場の面々も面白かったです。
声優さんも違和感なかったし、作画も見やすくて良かったです。

まだまだ物語が続きそうな雰囲気だったので第3期を楽しみにしているのですが・・・。
脱税✖NHKでは厳しいのかなぁ?

2020.02.01追記
第3期、決定しましたね!
楽しみでしかありません!
半分諦めていただけに、喜びも倍増です!

投稿 : 2025/02/22
♥ : 59
ネタバレ

toshi1015 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

16話視聴 原作、web版カナミ;ゴー・イースト、既読

訳もわからず巻き込まれたMMOの世界、今の現実と捉えその世界に住むNPCをちゃんとした人として共存を模索しながら、自分の置かれている状況を少しずつ解き明かし、登場人物ひとりひとりが成長していく。2期楽しみ。


1話「北国のシロエ」
ネタバレレビューを読む

2話「無法者とミスリルアイズ」
ネタバレレビューを読む

3話「奈落の参道」
ネタバレレビューを読む

4話「ひび割れた翼」
ネタバレレビューを読む

5話「クリスマス・イブ」
ネタバレレビューを読む

6話「夜明けの迷い子」
ネタバレレビューを読む

7話「水楓(すいふう)の乙女たち」
ネタバレレビューを読む

8話「アキバレイド」
ネタバレレビューを読む

9話「変わりゆく戦場」
ネタバレレビューを読む



原作でも判明して無い、オチを妄想…
ネタバレレビューを読む

~~~~~ 追記 ~~~~~

14話「カナミゴーイースト」
ネタバレレビューを読む


15話「旅立ち」
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16話「真昼の吸血鬼」
ネタバレレビューを読む


時系列(ex竜吼山脈編部分も追記)
物語が始まる以前の話
ネタバレレビューを読む

1期
5月 【大災害】《第三森羅変転》、拡張パックLv上限100になる。
ネタバレレビューを読む

6月 《円卓会議》結成。
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7月〈自由都市同盟イスタール〉から〈円卓会議〉に書状。

8月 クエスト「ゴブリン王の帰還」発動。
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9月 マイハマで条約締結の祭典。 ※14話部分追記
ネタバレレビューを読む

10月『天秤祭』開催。
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2期
11月パルムの深き場所 新レイド
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12月 アキバレイド
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~~~~~ 追 記 ~~~~~
2月 アニメオリジナルep。2.14甘いワナ

3月 
【年少組】
・魔法の鞄の素材を求め、トウヤ、ミノリ、五十鈴、ルディ、セララ達だけの旅開始。(3月1日の4日前)
・木こりがモンスターに襲われてるのを救出、護衛。
・ロエ2に助けてもらう。

【ミナミの街】
・冒険者が作って飽きてしまった鋼鉄列車に十席の一人で大地人ミズファ、お目付役にカズ彦。


あくまでも個人的な意見です┏○ペコリ
ログホラ大好きな作品。(14.10.06)
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/22
♥ : 5
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

心の壁を突き崩すレイド

【物語 4.5点】
ついに詳述される<冒険者>が体験する“死後”の世界。
現実世界への帰還方法の手掛かり?

解決に向けた可能性も提示される一方、
<異邦人>や<典災>など新たな要素も追加され、
謎解き面では、<ミナミ>や大陸にまで大風呂敷が広がり、
スッキリしないまま終わる2期。


だが、テーマ面では、この異世界で生きることを問うた
群像劇として充実の一途。

前半、シロエやアカツキが大規模レイド戦闘に挑む中で、
現実、異世界通じて、初めて他者に心を開き、仲間と前向きに生きる希望を探求。

シロエがネタバレレビューを読むなどが印象的。

一方で中盤以降、ネタバレレビューを読む
<オデュッセイア騎士団>の狂気を通じて、
こんな異世界で生きることへの反論も提示されテーマは深化。

ネタバレレビューを読むに<冒険者>の葛藤が凝縮。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・スタジオディーン(1期・サテライトから変更)

引き続き、作画カロリーを落す所は落しつつ要所を押さえる配分。

が、背景美術は大陸などの新規ロケーション、
さらには異なるデザインで描く現実世界にいた頃の追憶シーンなど、
決して楽な使い回しではない。

大規模戦闘も続く中、バトルシーンでは、
群衆描写、エフェクト等の演出で作画要求に応える。


主人公・シロエもより、つり目が強調されるなど、
デザイン変化に戸惑う方もいるかもしれませんw

因みに、シロエの肩にのしかかる重荷も、
<アキバ>→<ヤマト>から世界規模に拡大したためか?
思案して眼鏡を押さえるカットが1期より増加w

ここはネタバレレビューを読む


【キャラ 4.5点】
ヒロインズ掘り下げターンでもあった前半の“アキバレイド”
上辺だけの萌えキャラじゃないことを証明後も収まらない乙女心は、
バレンタインで開花♪この世界の“女子力”は凄いのだぞw

その最中、大陸では噂のカナミが本格的に登場♪
アカツキ&ミノリ、シロエと三角を形成する両ヒロインも気になって仕方が無い、
巨乳の天敵候補は現実では、まさかのネタバレレビューを読む
だが、シロエがカナミを語る表情は他とは明らかに違う。
今後もシロエ三角周辺は波乱含みですw


他には街の銀行業務、衛兵システム管理を担う供贄(くにえ)一族。
ネタバレレビューを読むという特殊なポジションのロエ2(ツー)。
キーパーソンが、ゲーム→リアル異世界へと変貌していく世界観を補強。


【声優 4.0点】
新キャラの自称美少女アイドルで男の娘の、てとら役・藤井ゆきよさん。
自慢のウザボイスで直継に絡むなどムードを盛り上げるw


ウィリアム役の中村 悠一さんによる、ネトゲ・ギルドマスターの誇りを賭けて、
レイド仲間に発破をかける長演説も印象的。

私は、大学時代、研究室の後輩を廃人にしたMMOは
一生食わず嫌いで行くと決めているので、
相容れない部分も多い内容でしたが、
真剣に生きるというテーマに沿った、想いの熱量は伝わって来ました。

ネトゲも中途半端に投げ出せば元・廃人の負け組。
だが突き抜ければプロゲーマーとして輝いたりもする昨今。
彼らが半端者で終わらないことを祈ります。


一方、ここまで軽い中にも知性が滲む口調で、
この異世界の本質に迫る重大な見解を示してきた、
<大地人>リ=ガン役の藤原 啓治さんは2期が聞き納め……。

3期以降の多田野 曜平さんのいぶし銀に期待しましょう♪


【音楽 4.5点】
劇伴は高梨 康治氏の続投。特色のシンフォニックロックはより洗練。
特に「~メインテーマ 2014 ver」はその完成形と言える逸品♪

OPもMAN WITH A MISSION「database feat.TAKUMI(10-FEET)」の継続。
OP映像も引き続きストーリーダイジェスト型。
概要をネタバレしても面白いのは中身が詰まっている証拠。

EDはYun*chi「Wonderful Wonder World*」
“で、で、で、で、出掛けよう”と弾けてサビに突入する元気ソング♪
相変わらずED映像のアカツキちゃんはデレデレですがw
2期ではシロエ以外の周りも見え、賑やかになった印象。


何より、五十鈴の挿入歌。
現実世界の頃から燻っていた彼女自身の想いの発露であるだけでなく、
語り尽くされていたと思っていた
<大地人>の価値観を発掘するトリガーにもなりました。

ネタバレレビューを読む


【感想】
来年1月からの3期放送に向けて展望を語るスタッフたち。
恐ろしいのは、1期には3期の伏線がたくさん詰まっているという発言。
まだ未回収ネタが潜んでいるのか?と戦慄しますw

ですが、振り返れば1期→2期でも
フレーバーテキストの現実化など思いも寄らない伏線回収があった訳で、
3期では、そんな所が重要だったのか!
と驚かされる期待も持って視聴に挑みたいと思います♪

投稿 : 2025/02/22
♥ : 25

65.8 13 戦闘で恋愛なアニメランキング13位
ブラック★ロックシューター(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (969)
5184人が棚に入れました
中学校へ進学した黒衣マトは、同じクラスの小鳥遊ヨミと親しくなる。1年間を通じて友情を深めあった2人だったが、2年生になって違うクラスに分かれ、マトに友人が増え始めた頃から、2人は少しずつすれ違うようになっていく。ある日、ヨミが学校を欠席していることを気にかけたマトはメールや電話をしてみるが、一向に通じない。落ち込むマトの携帯に一通のメールが入るが、それはヨミからではなく母からのものだった。「小鳥遊さんが行方不明になり、警察が事情を聞きに来ている。すぐ帰ってきなさい」と…

同じ頃。この世界とは違うどこかの世界で、左目に青い炎を灯し、大型の砲を左腕に装着した謎の少女が、何者かと戦いを繰り広げていた。

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

恐怖のマカロンのお話です(゚ロ゚*;)エェッ!?

■ブラック★ロックシューターってこんなアニメです ρ( ̄∇ ̄*)
『ブラック★ロックシューター』はOVA先に発売されているのですが、TVアニメ版はOVAとストーリー上とくに繋がっていないようですね♪
って事なのでOVAを観ないでTVアニメ版を観ることにしたのです(ノ´∀`*)
ジャンル的にはhukeさんの独創的なイラストを独特の世界観で描いた学園・異空間アクションアニメです。
それにシナリオ構成が岡田麿里さんとなってるのでさらにエキセントリックな印象に仕上がっている感じですw
この世界観にどこまでついて行けるかが楽しめるかどうかのポイントかも知れませんね♪
舞台は主人公でヒロインの黒衣マトちゃんが通う中学校で、小鳥遊ヨミちゃんと出逢うことから物語が動いていきます。
マトちゃんが夢で見る不思議な世界、ブラック★ロックシューターが戦う世界とはいったい…
思春期の不安定な感情を見事に描いたこの作品はちょっと鬱な展開もあるので見る人を選ぶ作品かもしれませんね♪


■総評
この作品ってただのアクションアニメかな?って思ってたので軽い気持ちで見始めたんですけど…油断してると話についていけなくなる可能性がありますね(〃´o`)=3 フゥ
けっこう頭フル回転で1クール8話を一気に駆け抜けた感じでしたw≡≡≡ヘ(*--)ノ
現実世界と精神世界を並行して描いていく中で、「感情」を「色」で表現したり、「心の葛藤」を「バトル」で表現したりと独特な世界観で作品を彩っていましたね♪
精神世界も異空間的な造形美と色彩感覚が満載で「まどマギ」や「夢喰いメリー」や「Persona4」とはまた違った異空間の色を見せてくれてました。
そんな中でのバトルシーンは凄惨な描写はあるのですけど、躍動感があって心の葛藤をとっても良く表現してたとも思います!
不安や心の痛みなどの負の感情を無意識に処理している映像が精神世界なんですよね♪(* ̄  ̄)b

もちろんキャラの「感情」や「表情」が誇張気味に表現されてはいますが、スピード感ある展開と感情の起伏がこの作品の最大の魅力なのかなって思います☆彡
それと精神的に未熟で不安定な年頃の少女達を中心に描いているのもポイントでしたね♪
「今まで出会ったことのない感情や痛みを知り、傷つけ傷つけられながら大人になってゆく…」
マトにとってのことりとり、マトにとってのブラック★ロックシューター、色んなメッセージが込められた作品でした d(-_^)
OVAも今度見てみようかなぁ(^ー^* )フフ♪


■MUSIC♫
OP曲『ブラック★ロックシューター』
 【作詞・作曲・編曲】ryo【歌】初音ミク
 個人的にはTVアニメなので普段VOCALOIDに馴染みがない人には敷居が高かったんじゃないかなって思います。
 歌詞や楽曲はryoさんらしい納得のデジタルチューンナンバーですね♪
 声優さんとのタイアップでも面白かったかも、supercellとしてはそうはしたくないのでしょうけどねw
 

ED曲『僕らのあしあと』
 【作詞・作曲・編曲】ryo【歌】supercell(こゑだ)
 こゑだちゃんの歌声の魅力は物憂い中にも力強さを感じることが出来るところ♪
 特に低音域の安定感は抜群で、とっても心地良く感じられます!
 こゑだちゃんの魅力をめいいっぱい表現できたローテンポなバラードナンバーです(゚∇^d) グッ!!


2012.09.02・第一の手記

投稿 : 2025/02/22
♥ : 52
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

1曲の歌から作られた「心のつながり」を扱った物語。十分な出来じゃないか!

OVA視聴済み。

「ブラック★ロックシューター」というボーカロイドの曲から作られた物語です。

主人公の黒衣マト(くろいまと)は、中学生活を始めたが、同じクラスの小鳥遊ヨミ(たかなしよみ)と親しくなることで、周囲の環境が変化していく。
その頃、どこか別の世界ではブラック★ロックシューターが何者かと戦い続けていた。
通常世界のキャラクターと、精神世界のキャラクターが密接にリンクするストーリー。


十分な出来じゃないか!

迫力のあるキャラクターの動き、色鮮やかな世界、スピード感あふれるアクション。
映像作品としてだけでも楽しめました。

ただ、精神世界での戦いと日常の作画に差がありすぎたのがちょっと残念。

設定に関していえば、世界観の説明不足があります。
しかし、何でもかんでも説明し尽くしてしまうと、キャラクターの行動に矛盾が生じたり、ご都合主義な展開が目立ってしまうんですよね。
世界観を小出しにしていったのは、プラスに働いたと思います。

そして、要所要所に歌詞と全く同じセリフが出てくるのも、忘れちゃいけないポイントです。
視聴前に歌詞を見ておくといいかもしれません。
内容、セリフともに歌詞と上手に繋がっています。

たった1曲の歌から作られたアニメとしては、ストーリーも演出も満足のいく仕上がり。


テーマは「心のつながり」です。
人間はそれぞれ自分の「色」を持っている。
しかし、他人と触れ合うことでその色は混じり合い、やがて濁ってしまう。
そんな真理を「コトリトリ」という本のエピソードを通して表現しています。

また、中学生という多感な時期の少女の心。
ちょっとしたことで、心が大きく傷ついてしまいます。
それが、異世界での激しく、そして痛々しい戦いとして描かれています。


みなさんのレビューを読むと、「意味が分からない」という意見が多いようですね。
世界観が明らかになるのは後半ですし、前半は抽象的な表現を使っているので、流し見していると、たしかに意味が分からないと思います。

↓分からなかった方はこちら(私の解釈です)↓
ネタバレレビューを読む

8話という短さですが、内容は濃いです。
もっともっと評価されてもいい作品だと思います。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 44

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

(感情=色)+異世界+友情=先進国専用アニメ

傑作というより秀作。

まぁまず、OVAとはまったく違う設定で、内容も異なるものでした。それはそれで全然良いのですが、この作品を本編とするならばOVAはちょっと問題が色々ありますね。
とは言いつつも、ここは本編の感想を書く場所なのでOVAについてはスルーで。

声優は目を疑う程の豪華メンバー。
花澤香菜、沢城みゆき、阿澄佳奈、能登麻美子、喜多村英梨など。
なんでこんなに豪華なんでしょうねw

作画は見てもらえば一番早い。戦闘シーンも迫力があって素晴らしいですが、私としては異世界の世界観そのものが圧巻です。


この作品を視聴して一番に感じるのは「感情」と「色」、そして「異世界」でしょう。これらは、実はそれ程珍しい設定ではありません。しかし、この作品程これらの要素を密接に繋げているアニメも少ないのは確かです。

アニメでのキャラの感情は言葉、キャラの表情、BGM、そして背景の色で表現すことが出来ます。多分一番効果的なのはキャラの表情とBGMです。しかし、背景の色も同じぐらい効果的であり、それがあまり認識されていないのは視聴者に無意識下で影響を与えるからです。
どんなアニメでも感動のシーンの背景に黒や紫は使わない。使ったとしても、それは夜だったり密室だったりと条件が追加されている筈。同じく、強い敵が出現して主人公を圧倒するという場面で光が差し込んだり、空の青さを強調したりはしない。
そういう背景の表現とは当たり前だからこそ気付かないけだけで、常に重要な役割を果たしています。

今作品は絵本とその色の世界を関連付けていました。そして、その色は色々な感情と同じ。感情を色で表現する、そんな当たり前の事を再認識させてくれる作品です。

さらに、異世界が凄かった。あの世界観は中々出そうと思って出せるもんじゃ無いと思います。
異世界が人間の負担となる感情を戦いで解消してくれる。どこかで見た事がある様な設定でしたが、重要なのはその世界観をどう描くか、です。感情という個々によって違う世界を大衆に理解できるような描写が必要になってくるんですが、この作品ではその世界を上手くキャラの心情と関連付けることで素晴らしく表現していました。

特に良かったのは小鳥遊ヨミが狂って行くシーンでした。生生しい愛情と裏切り。こういうタイプの展開が嫌いな私でも引き込まれる程の憎悪と悲しみの連鎖を上手く表現出来ていたと思います。

さらに記憶が無くなる、という特殊なケースが今作品の見所を増やしていたと思います。現実的には記憶を無くすほどの悩みがあるのかは判りませんが、これはアニメとして感動を誘う展開だったと思います。「過剰」な展開は感動を呼ぶ、の法則ですw


今作品を視聴しての一番の感想はこれぞ「日本」ということです。友達同士で自分の存在を重要視して欲しい、という感情が今回の展開の大本なんですが、これは多分先進国にしか通用しないテーマであると思います。
近年中国人やインド人の新興国や発展途上国の人たちの「やる気」が日本の産業を押している現状からも判るように彼らには日本人にない競争心を持っています。その競争心の前では如何に他者から認められるか、ではなく如何に他者を出し抜くかが重要視されます。確かに友情や知人同士のコネクションが己のさらなる発展、進化に繫がることもあります(革命など)。しかし、今作品の様に他者に認められなければ生命活動もできないやわな人間は先進国民だけではないでしょうか。

そういう意味で今作品は日本人の様な平等性、友情を社会的成功よりも重視する人間にしか共感されない作品かもしれませんね。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 31

71.3 14 戦闘で恋愛なアニメランキング14位
最弱無敗の神装機竜《バハムート》(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (824)
4915人が棚に入れました
遺跡から発掘された、古代兵器・機竜。亡国の王子、ルクスは何故か、機竜使い育成の女学園に入学することに……!? 王立士官学園の貴族子女たちに囲まれた、"最強"の学園ファンタジーバトルがはじまる!

声優・キャラクター
田村睦心、Lynn、藤井ゆきよ、久保ユリカ、種田梨沙、小澤亜李
ネタバレ

赤羽 和人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

リロード・オン・ファイア

最初はISのパクリかよと思っていましたがストーリー内容は全く違ってすごく面白い今季なら上位だと思う。

最後まで観てまあよくあるハレームバトルアニメではあるがルクスを
中心した恋はあまり無く面白い内容であった
たとえばルクス本人はきずいていないこれはまあよくあるが
女の子の方が色々なタイプの人がいる
ルクスの彼女紹介
ネタバレレビューを読む

恋愛もあるがメインはやぱりドラグライドでのバトルであるアーカディア旧帝国の復興を企んでいる敵に対してアティスマータ新王国

なかなかよくできているアニメだ

投稿 : 2025/02/22
♥ : 11
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あの娘のあきれ顔がキュート

無敗はいいにしても、最弱って何?
ネタバレレビューを読む
アニメタイトルに最後まで納得が行きませんでした。

ファンタジーバトルハーレムラブコメアニメって感じかな。
主人公ルクス君の前に次々と現れるカワイイ女の子たち。
その性格と行動で、意図せず彼女らの心を鷲掴み。
全く罪作りの鈍感男ルクス君なのです。

この男、男と言ってもカワイイです。
はっきり言って、この作品で一番といってもいいじゃないのかな。
強くてカワイイ、その上優しいと来たもんだ。
そりゃ、ハーレムになりますよ。

ヒロインの中で最も目立ってたのは、リーシャ様。
お姫様だけあって、メインヒロインの座に君臨します。
ネタバレレビューを読む

しかし、私の好きな娘は妹のアイリなのです。
カワイイ系主人公の妹だけあって、超カワイイ。
ヒロインズを余裕で超えてます。
銀髪ショートを振り乱し、天然ボケの兄をあきれ顔でたしなめる。
その一方で、しっかり者で兄を心底理解してくれる。
こんな妹が欲しいものです。
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/22
♥ : 15

こっくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

最強の主人公は元王族?

滅亡したアーカディア帝国の元王子であるルクスはある日、事故で王立士官学園 女子寮の大浴場に飛び込み、アティスマータ新王国の王女であるリーズシャルテを押し倒してしまう。

彼女の怒りを買ったルクスは装甲機竜での決闘を挑まれる。

装甲機竜、それは世界に七つ発見された遺跡から発掘された古代兵器、伝説の竜を模した機械装甲である。

「無敗の最弱」と呼ばれる機竜使いのルクスはその決闘で実力を示したことで今度は一転してリーズシャルテに気に入られ、貴族子女ばかりが通う王立士官学園に編入することになる。


まあ主人公最強モノのハーレムですね。
最弱と言ってはいるものの最弱要素はみじんもなく、バトルは基本主人公が夢想して終わりです。

女の子たちも基本主人公を認めていて、いろんな女の子たちから取り合いされてます。

キャラデザがかわいいので見てます!
主人公最強モノ+ハーレム+キャラデザ良し

で自分的には最高ですが、話の内容は脈絡がないので、ふーん・・・って感じかな(笑)

投稿 : 2025/02/22
♥ : 3

73.8 15 戦闘で恋愛なアニメランキング15位
最終兵器彼女(TVアニメ動画)

2002年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (762)
4702人が棚に入れました
北海道の田舎町で暮らすシュウジとちせ。
ちせは以前から興味を持っていたシュウジに度胸試しとして告白、そのぎこちない交際は交換日記から始まった。
そんなある日、謎の敵に札幌市が空襲される。攻撃から逃げるシュウジが見た物、それは腕を巨大な武器に変え、背から鋼鉄の羽根を生やした兵器と化して敵と戦うちせの姿であった。
国籍不明の軍隊との戦争が激化していくにつれちせは兵器としての性能が向上していくが、故障をきっかけに肉体も精神も人間とは程遠いものとなってしまった。
二人のクラスメイトのアツシは、以前から想いを寄せていたアケミを守る為に自衛隊に入隊。戦場へ赴いていた。
TVアニメオリジナルエピソードで、ちせの親友四人組の一人のゆかりは自警団の白人兵狩りに参加。銃を持ってタケの仇を討つ為、山狩りへ向かう。
そんな中、アケミは大地震に巻き込まれて大怪我をし、シュウジの目の前で死んでしまう。歪んでいく日常。シュウジは再度姿を見せたちせを連れて町を出るが…。

声優・キャラクター
石母田史朗、折笠富美子、三木眞一郎、伊藤美紀

阿紫カービィ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

何もかもが曖昧でも 何もかも 正しい

鬱アニメとして
必ずあがるこの作品。


はるか前に、漫画で読んだのですが、

その頃の私は…心が爛れていたのでしょうか?(笑)
特に何も感じなかった…ので

ずっとスルーしてました。


縁あって視聴。

…びっくりしました。


ファンタジー(AI)、戦争、高校生の恋愛、生死観。


異なる要素が
巧く絡み合って、もうひとつの『現実』を見た気がします。

(某、東京大震災のアニメがありますが、この作品の方がよっぽどリアルだと感じました。)



どんどん兵器化していく、ちせちゃん。

その姿に
恐怖を感じてゆく、シュウジ。

その恐怖から逃れたいためか、他の女性に安息を求め、余計に罪悪を感じる、

誰にでもある、現実からの逃避、負の連鎖。



自分に
何ができるのか、何をしたら良いのか、解らず苦悩するシュウジ。


一方、親友のアツシは、『好きな人を護るため』軍に入ることを志願します。


その時
シュウジがアツシに言った言葉は、とても重く、心に残りました。

戦争は
死にに行くのではない、人を殺しにいく事だ…



恥ずかしながら私にはない考えだったので。



戦争で、震災で、最期をむかえる人達
無念を残して 涙を流しながら…



どうも、ひっかかったのは
ちせちゃんの親友の アケミの行動。

彼女はズルい と思う私は、間違ってるのかな?


私は
拗れた(?)女性の気持ちに鈍感なんですよ…



ラストに向かっての流れはとても好きでした。

最愛の人と
二人だけの生活。。憧れます。

ちせちゃんとシュウジの蜜月は
とても短く…切なくて切なくて。




観て本当に良かった。
一人でも多くの方に観て頂きたい作品です。

きっと何かを得られるはずです





観るきっかけをくれた、貴方に、感謝とお礼を。



ありがとう。



後日

原作読み直しました。
素晴らしい、の一言に尽きる!

ぜひ、原作も読んでください。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 48
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

世界スケールの「主観体験」

原作既読。

バトル……ではなく、恋愛ものです。
世界観は地球規模と、とてつもなく大きいです。

それだけスケールの大きな話なのに、わかるのは、自分の恋人のことだけ。
それも断片的なものです。

何か大変なことが起こっているのはわかる。
いつの間にか、どこか遠く、見えないところで変わっていく恋人。
しかし主人公にできるのは、そんな彼女を見守り、声をかけ続けることだけ。

つまり、主人公が見えている世界≒視聴者が見えている世界、主人公ができること≒視聴者ができること、というわけです。

そういう「主観体験」ができるお話です。
そこが最終兵器彼女の最大の魅力だと思っています。


その魅力を引き出す替わりに捨てたのが、世界観の説明や事件の解決。
よく「セカイ系」とカテゴライズされますが、誰にもどうしようもない、ほとんど選択肢のない状況であるため、主人公や身の回りの人間の行動が世界の運命を左右する「セカイ系」とは少し違う気がします。

残された少ない時間の中で、少しずつはぐくんでいく、「純愛ストーリー」として捉えるのがいいのではないでしょうか。

したがって、大きくストーリーを追ったり謎を解明しようとするのではなく、シュウジ≒自分と、ヒロインちせ、サブキャラクターの感情変化に注目して視聴すると楽しめると思います。

正直、サブキャラクターも出さなくてよかった気がするんですが……そこは、視聴者の分身の一部だと考えましょう。

ネタバレレビューを読む

……あ、実写映画版は正直全然違う話なので、原作やアニメと切り離して考えてください。

趣旨をはき違えている気がします。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 59

blackwolf さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

作画に少々不満点がありましたが、
見ているうちに気にならなくなりました。
ストーリーは非常に現実離れしていて主題はいまいちよくわかりませんが、内容自体は非常に面白かったです。
特に作品後半、脇役が次から次へと死んでいく描写は非常に写実的で心に響きました。
また、全般的に涙を誘う部分が多くありましたが、そこまで感動した部分はありませんでした。

因みにこの作品は実写映画化されています。
しかし作品が作品なので明らかにアニメより描写力が落ちています。
また、かなり内容が変わってしまっていて最後の大切なクライマックスの部分が大きく変更されていました。
少し残念です。
実写版はおすすめできません。

人の心の温かさ戦争の残酷さと同時に映画にはないアニメの描写力に気付いた作品でした。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 3

69.0 16 戦闘で恋愛なアニメランキング16位
アクエリオンEVOL(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (829)
4197人が棚に入れました
アクエリオンのかつての激戦から1万2千年後――次元ゲートを超えた「異次元」からのアブダクターが人間を拉致し、その襲来に人々はおびえて暮らしていた。これに対抗できるのは「アクエリア」と呼ばれる合体兵器のみ。構成する3機のベクターマシンに乗り込むのは、学園「ネオ・ディーバ」に集められた若きエレメント候補生たちである。だが学園の男女間は恋愛できないよう障壁で隔てられ、男女間の合体もかたく禁止されていた。ある日、エレメント能力を隠して孤独に生きてきた少年アマタは、少女ミコノと運命の出逢いをはたす。危機を目前にして彼女を抱いたままベクターマシンに乗りこんだアマタは、無意識に叫んだ!――永らく禁じられた、その言葉を・・・。その真の姿が明らかになったとき、敵味方のすべてが変わり始める。恋愛禁止、男女合体禁止の状況で、《終わりを抱いた神話》が、いまここに起動する!

声優・キャラクター
梶裕貴、茅野愛衣、花澤香菜、内山昂輝、福島潤、中村悠一、安元洋貴、浪川大輔、鈴村健一、鳥海浩輔、藤村歩、中島愛、佐藤健輔、諏訪部順一、小林沙苗

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ツッコミ入れながら気楽に楽しんだ

物語は、あの「創聖合体」から1万2000年が過ぎた世界。
っていっても、実は前作を視聴していないのだけれど、
いろいろと笑い含めてツボな部分が多いので、充分楽しかったり。

アルテア界 と呼ばれる異界から侵略を受け、人々を拉致する
謎の巨大兵器アブダクター によって危機に瀕していた地球が舞台。
人類はアブダクターと戦うために伝説の機械天使「アクエリア」に
乗り込むが、男女によるアクエリアの合体は固く禁じられていた。
というところからこの物語はスタートする。

アクエリアのパイロットを育成する、ネオ・ディーバ学園は
男女合体禁止の掟を受けて男子・女子の交流をも完全に断つべく、
それぞれの寮には、ジェリコの壁やベルリンの壁的な
越えがたい壁まで作られているのだが、
そもそも男女合体禁止っていうのがもう、
その言葉だけでも笑ってしまう。

そんな中、出会った少年・アマタと少女・ミコノが主人公。
彼らの周囲を固める登場人物も、それぞれ特徴のあるキャラで面白いし、
毎回、そのキャラの組み合わせごとに合体を披露してくれて、
大げさなリアクションにも、バラエティ感覚で笑えるので、
当初の「途中で断念するかも」といった不安はすっかり消えてしまった。

全26話中、中盤あたりで男女合体禁止という掟も、
アマタやミコノを中心に、学園も世界もいろいろ変化を見せ
かすかな期待をさせる展開になった。

と言いつつ、個人的に一番楽しんでいるのは音楽であって。
物語の内容は2の次だったりするw
とにかく、菅野よう子さんによるこの作品のOP、ED、挿入曲が
たまらなく好きだった。特に1期のEDは、フルで聴くとすごくいい!
高音の爽快感、重厚ながら透明感のあるメロディー。
聴くたびにいつも指が自然に動いてしまい、
物語そっちのけでピアノを弾き始めたくなる(えっ)

いやいや、ちゃんと展開も追ってましたよ~?
中盤から登場したユノハがかわいくてたまらなかったり、
彼女にピュアな恋をしてしまうジン君にはけっこう感情移入できたり。

とにかく、ツッコミ入れながら楽しんでいた。
それは決して、不真面目な態度で見ていたという意味ではなく
次は何が出るだろう?っていう素直な、楽しみ。

だからか、最終回までの2話には少し、物足りなさを感じてしまった。
実はこっそり、期待しすぎてたのかもしれないけれど。

とはいえ、楽しいキャラがいっぱいで、
普段はあまりキャラ萌えしない自分でも、キュンときてたりしたしw
そのあたりで許しておこう(笑)

投稿 : 2025/02/22
♥ : 42

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キャッチコピーは「それは、禁じられた合体─」

この作品は、「創聖のアクエリオン」の続編に位置付けられる作品です。1期と直接的な繋がりは薄くこの作品から視聴しても入っていけると思いますが、1期を視聴していた方が設定や物語の背景をより深く理解できると思います。

1期では、アポロニアスが人間であるセリアンと恋に落ち堕天使を裏切ってから1万と2千年後の世界で、アポロ、シルヴィアらが堕天使である頭翅と激アツな展開を繰り広げ、地球を守るためにとんでもないラストが待ち受けていました・・・

この物語の舞台は、アポロやシルヴィアが活躍し地球を護った時代から1万と2千年後の世界です。
この世界の地球は、アルテア界と呼ばれる異世界から襲ってくる「アダプター」の襲撃を受けていました。
そのアダプターの襲撃に対抗するため、人類は「機械天使アクエリア」を駆使して防衛するのですが、アルテア界の攻撃と人をさらっていく行為を止められずにいました。

一方、この物語の主人公であるアマタは空飛ぶエレメント能力者なのですが、普段は能力を隠し映画館で働いていました。
スクリーンにはアマタが館長に頼み込んで上映して貰っている「アクエリアの舞う空」が流れています。
ある日、いつもの様に上映後の館内清掃をしていたところ、アマタはこの作品に涙するミコノという一人の少女と出会うのです。
ミコノに一目惚れしたアマタはデートにさそう事に成功するのですが、最初のデートの時にアダプターとアクエリアの戦闘に巻き込まれてしまいます。激しい戦闘の中、危機に陥ったミコノを助けるためアラタがエレメント能力を解放し窮地を脱することに成功するのですが、紆余曲折の後、2人でアクエリアに乗り込むこととなり・・・物語が動いていきます。

これまでの作品以上に設定により捻りが加えられた作品でした^^
伏線は全て回収されますが、男女エレメント同士の合体が禁じられていたり、1期における驚愕の事実が判明したり・・・
この様な展開が物語を面白くする要素になっているのですが、完走後の感想を一言で纏めると
「最後までとてもヤキモキしました」という表現が適切かと思います。

主人公はアマタ、メインヒロインはミコノです。
アマタはミコノに一目惚れしてますし、ミコノもまんざらじゃない様子・・・
この立ち位置はラブコメの王道を予感させますが、そうは問屋が卸しません^^;
1万と2千年・・・この悠久の時間がもたらす運命の輪廻が二人の間に大きな障壁として立ち塞がるのです。

この障壁は、極限まで凝縮した一途な思いと圧倒的な強さと激しさを併せ持っていて、自分の想いを貫き通すまでは何があっても諦めません・・・
この障壁にアマタは何度も挑むのですが、圧倒的な力の差に弾かれてしまうのです・・・
身体もボロボロ・・・心だって折れそうです^^;

それでもアマタは諦めません・・・
今ここで諦めてしまったら最愛の人を見送ることになる・・・
彼は幼い頃、運命を見送るしかできなかった自分に激しい後悔の念があったから・・・
アマタとミコノが迎える顛末・・・きになる方は是非本編を視聴して下さい^^

でもこの作品で揺れ動くのは2人だけではありません。
登場するたくさんの主要キャラの思いはそれぞれ絡み合っています。
本懐を遂げることの出来た人・・・志半ばだった人・・・様々な心模様を見ることができます。

あまり触れませんでしたが、アルテア界が地球を襲撃する理由・・・これも本編で明らかになるのですが、悲しい運命が背景に隠れていましたし、戦闘時においてはアクエリオンの技も多数見る事ができます。
こうして振り返ってみると設定が1期より盛り沢山だったようですね^^;
でも1期から変わっていない点もあります・・・きっとこの作品の肝であろう「激アツな展開」です^^
激アツな展開に触発されたからでしょう・・・1日で完走してしまいました(//∇//)

メインヒロインのミコノ(CV:茅野愛衣さん)、ボーイッシュなゼシカ(CV:花澤香菜さん)、生真面目なMIX(CV:藤村歩さん)、恥ずかしがり屋なゆのは(CV:小倉唯さん)など個性溢れる女性が登場しました。透明感のある茅野さん演じるミコノの圧倒的な存在感は大きかったと思いますが、それぞれの女性にスポットを当てて描かれていて、そのどれもが心に訴えてくる内容なので甲乙は付け難かったですね^^;

オープニングテーマ
「君の神話〜アクエリオン第二章」
「パラドキシカルZOO」
どちらもAKINO with bless4さんが歌っています。
エンディングテーマ
「月光シンフォニア」AKINO&AIKI from bless4
「ユノハノモリ」ユノハ・スルール(小倉唯)

2クール26話の作品です。
本レビューでは書ききれない事がたくさんありました。その位しっかり練られた作品だったと思います。
視聴して良かったと思える作品でした。
2015年の夏アニメで放送が予定されている「アクエリオンロゴス」の視聴が楽しみです♪

投稿 : 2025/02/22
♥ : 17

mjUVW33714 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

3DCGで闘うロボット

3DCGが大迫力の戦闘シーンに加え
オープニングや戦闘シーン以外の尺でもメカが常にCGであり、かっこいい。
メカデザインを担当されているロマン・トマさんやブリュネスタニスラスさんが最近自分のツボなのでかなり好きです。
キャラクター達の青春姿も観ていて楽しく、アクエリオンらしい物語の世界観やテーマをそのままに全く新たな作品になっていてとても素敵です。
最終話の挿入歌ZEROが流れるシーンなんか特によかったですよ。皆さんも是非。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 0

68.2 17 戦闘で恋愛なアニメランキング17位
バディ・コンプレックス(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (719)
3744人が棚に入れました
何気ない日常を送っていた高校生・渡瀬青葉は夏休み明けの始業式の日に、隼鷹・ディオ・ウェインバーグという少年と出会う。2人の出会いは、世界の運命を大きく変えることに……。


声優・キャラクター
松岡禎丞、内山昂輝、早見沙織、速水奨、藤村歩、杉田智和、吉野裕行、佐藤利奈、花澤香菜、井上麻里奈、森川智之、櫻井孝宏、島﨑信長、田村睦心、内山夕実、木村良平、ランズベリー・アーサー、宮下栄治、白石稔、こぶしのぶゆき
ネタバレ

ketano さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

いがいとおもしろい。

全話みた感想です。


ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/22
♥ : 11

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

twist of fate

搭乗型のロボットバトル作品です。

都内の高校生である主人公、渡瀬青葉(わたせあおば)は、突然、巨大な搭乗型ロボット(ヴァリアンサー)に襲撃され、未来から来たという同級生の弓原 雛(ゆみはらひな)という少女に救われます。彼女が未来から乗ってきた別のヴァリアンサーに同乗して襲撃者と戦い、自爆を目論む敵機と共に光のトンネルに飲み込まれた青葉は、「ディオが待ってる」と言い残した雛とはぐれ、自由条約連合と大ゾギリア共和国が争う未来へタイムリープ。単身、自由条約連合のヴァリアンサーのコックピットで目覚めた青葉は、戦乱の渦中に巻き込まれていきます。

搭乗型のロボット作品である限り、主人公に操縦技術を習得させる方法と、どのように主人公以外を操縦席から排除するかという搭乗型の宿命ともいえる問題をいかにクリアするかが問われます。
この作品では2体のヴァリアンサーで、2人の操縦者の脳波のマッチング率が高ければカップリングシステムの起動が可能になり、本来の性能を遥かに上回る機動力や攻撃力を発揮できるという設定で、青葉とディオはいきなりナイスカップリング^^
加えて、一度カップリングに成功すれば、もう一人のパイロットの操縦のノウハウを自動的に習得できるという荒技で問題を一発クリアしてくれました。男同士でカップリングというネーミングは萎えますけど^^

いかに冒頭のシーンにつながるのか興味深く視聴を始めましたが、ぶつかり合いながらも深まっていく絆、家族関係の修復、キャラの精神面の成長などバトル以外にも見どころが多く、1クールでは綺麗にまとめた方だと思います。突っ込みどころがいくらでもあるのですが、かなりお薦めです^^

以下余談です^^
アニメのTV放送が始まった頃、ロボット作品と言えば鉄腕アトムと鉄人28号で、どちらも自社製品にシールやおまけをつけて販売促進を図る菓子メーカーがスポンサーになる事で、放送が実現しました。
前者は主人公が意志を持ったロボットなのですが、極端な話、ロボットである必要はまったくありません。以降、元は人間であったサイボーグや未来人、宇宙人、海底人やら妖怪人間など、戦う主人公が人間でない作品が量産されますが、視聴者がより感情移入しやすいであろう特殊能力を使える人間が主人公である作品が主流となり、ロボット作品とは別のジャンルになっていますね。
後者は遠隔操作で巨大ロボットを操縦して悪と戦う作品ですが、操縦器を持っているだけの主人公では魅力に乏しく、操縦される側にも意志があるようなロボットとはかけ離れた召喚型バトル作品と、マジンガーZに始まる搭乗型バトル作品に分かれていったように思います。ロボットアニメは苦手な方も少なくないようですが、ガンダムの商業的な成功から本格的にひとつのジャンルとして確立され、プラモデルや玩具の売上がアニメ業界を支えてきた事を思うと「ロボットアニメ=長い販促PV」などと一蹴せず、許容範囲を少しでも広げてくだされば嬉しく思います。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 31

あおちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

アツい

サンライズのロボットものはやはりクオリティが高いですね。作画も声優もストーリーもレベルが高かったです。
主人公は困った人をほっとけない明るい男の子で、相方のディオはクールで自分にも他人にも厳しいという、よくあるキャラクターのタイプなのですがストーリーはそうではありません。ネタバレになるので詳しくは言いませんが展開が秀逸で面白かったです。続編まだみてないのでわくわくしています。
戦闘シーンもクオリティ高いのでいろいろな面でおすすめする作品です。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 2

73.3 18 戦闘で恋愛なアニメランキング18位
クロムクロ(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (700)
3400人が棚に入れました
ダム建設時に偶然発見された謎の遺物、アーティファクトの研究を行うために設立された国際連合黒部研究所。
世界各国の頭脳が集う研究所員の子女が通う立山国際高校には、研究所の娘、白羽由希奈も通っていた。

時は2016年、夏。
ひとりのサムライが、ふたたび目を覚ます。

声優・キャラクター
阿座上洋平、M・A・O、上田麗奈、瀬戸麻沙美、石川界人、小林裕介、武内駿輔、杉平真奈美、麻倉もも、東條加那子、木村良平、植田ひかる、楠大典、小西克幸、Lynn、木村珠莉、巻島康一、手塚ヒロミチ、佐藤利奈、木内秀信、後藤哲夫
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

PAの15周年記念作品…お見事でした

ヒロインを見た瞬間にPAの作品と分かりますね。美海っぽいというか、どっかで見たキャラデザインですが、可愛いのは相変わらずなPAのヒロイン。

やっぱり舞台は北陸方面なんですね。記念作品だし、それはそうかと。でもやっぱりPAの作画は安定感あります。特に山の絵。キレイすぎて見とれました。どんなストーリーだったのか、それは懐かしいロボットアニメの雰囲気を醸しつつ、PA得意の青春群像っぽいところも交えて、面白かったです。

3話…おや?
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4話…まだまだこれから
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6話…戦闘
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7話…やっぱり失踪は付き物
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8話…敵が現れた、動きだした
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9話…「乗ってください」
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10話…過去が少しづつ明らかに
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11話…おにぎり、でかっ!!
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12話…特訓と日常
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13話…この作品はラブコメだったっけ? そして彼女が現れた
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14話…二期開始、そういや、ロボットアニメだった!!
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15話…そんな薄い衣で成層圏突破出来ません!!
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16話…自由とは何ぞや?
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17話…スクランダークロス!
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18話…日常回でした…と思わせておいて!!
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19話…一気に佳境に入った!!
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20話…30分があっという間
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21話…セバスチャァァァァァン!!
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22話…白羽パパ~
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23話…ムエッタが微笑んだぞ!!
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24話…ボスロボは大きいのだ
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25話…青春に別れはつきものだ
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最終回…大団円じゃないけど、なぜかすっきり
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全体的に面白かったです。二期、見事にまとめたと思います。前半は日常多くて話が進まず、どうかなと心配もしましたが、二期後半からの展開は見ごたえがありすぎて、毎週楽しみにしてました。
その前半も、いろんな伏線張っていて、綺麗に回収されていたので、見続けて良かったと思います。

キャラは徐々に掴めていったように思います。最後まで見て、高校生たちがどんな成長していったのかを知ることができます。剣乃介とユキナの恋模様もキャラに合わせた展開だったように思います。ほどよい両想いと切ない話。なにより、ぶれない二人の気持ちが見ていて良かったです。

PAが記念作品なのに青春ものでなく、ロボットものだったのが驚いたし、大丈夫かと思ったのですが、杞憂でした。内容的に、けっこう高い年齢層の人が見て楽しめるものだったように思います。敵は宇宙人、ロボットの乗組員は一癖も二癖もあり、基地があって、敵に好きな人が奪われ奪還しに行く等々、子どもの頃に見たアニメの感覚でした。ですので見やすく、溶け込みやすかったです。

作画はPAですのでもちろん問題なしです。山、雪景色、綺麗でした。また、クロムクロなどメカの動きも良かったです。

全巻揃ったらDVD一気見したいです。それと、特別編で良いので、剣乃介とユキナの再会、作ってくれないかな…続き見たいです。

とにかく二期全話、見て楽しめた作品でした。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 63

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

宇宙からの侵略者と富山県民が戦う 県立地球防衛SFロボアニメ

2016年放送のテレビアニメ 全26話 オリジナルアニメ

監督 岡村天斎 構成 檜垣亮 総作画監督 石井百合子 西畑あゆみ メカデザ 岡田有章
制作 P.A.WORKS

「P.A.WORKS 15周年記念アニメーション作品」

ロボットアニメではありますが、P.A.WORKSということで、あまり緊張感はありません。
Anotherや凪のあすからのキャラデザの石井百合子さんのキャラデザの印象が強く、
青春シリーズと考えてもよさそうな作風でした。

ただ、設定はかなり練りこんでいるようで科学的な破綻はあまり見当たらない、
本格SF作品の側面もあります。
過去のロボットアニメの研究の成果を出してはいますが、特徴はあまり感じられず、
ロボット、SF、青春、恋愛、富山、という総合で判断すべき作品のようです。

マジンガーZ、コンバトラーⅤ、トップをねらえ、エヴァンゲリオン、∀ガンダム、ゼーガペイン、
などの設定を取り入れ、バランスの良いSF青春劇になっています。
問題は全体を包むゆるさというか緊張感のなさですが、
これが女性向けロボットアニメとして非常に優れた作品となった理由だと思います。

まあ、とにかく次回予告に緊張感がない。
エヴァも無かっただろ、とか、それは分かっていませんよ。

舞台はほぼ富山県内だけ、たまに成層圏外という感じです。
総作画監督二人が女性ということで登場人物の作画はロボアニメとは思えないほど落ち着きがあります。
「花咲くいろは」や「TARI TARI」が好きだった女性ならロボットと避けずに観る価値があります。
SF設定だけではなく人間関係、人物描写も非常に優れた作品で、
物語も破綻はなく、P.Aにしてはわかりやすい流れでラストへ向かいます。

15周年記念にしては挑戦的な作風ではなく、こじんまりとした物語ですが、
わかりやすく、キャラに感情移入しやすい日常系ロボットアニメでした。

声優は若い人がほとんどで新しい時代を感じさせてくれます。

SFロボアニメとしては難しい単語も少なく、高校生活に重点を置いた、
ゼーガペインの前半を思い出させるような気楽な作品でした。
これは視点が主人公の女子高生であるからであって、おバカ作品というわけではないです。

ロボットアニメを敬遠していた方、特に女性におすすめするP.Aらしい繊細な作品です。
宇宙からの侵略者の謎も興味深く、最後まで楽しんで見れました。

侵略者の巨大宇宙船が常に富山県を狙っているというのは・・・
ギャグの一種として許してあげましょう。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 38

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「P.A.WORKS 15周年記念」2クール作品。すごく良かったです。← 個人の感想です

原作無しのオリジナルTVアニメ作品。

「P.A.WORKS 15周年記念」を看板に掲げるだけに、なかなか頑張っている印象。終盤までダレず、個人的には大変お気に入りの話になりました。(← たぶん少数派(笑))

で、気に入った要因を考えてみたのですが本作は「ロボットアニメ」というよりはSF作品として私は観ていた気がします。

本作のSF要素:
1)アーティファクトの発見
人知を超えた何かに遭遇するのは、古典SFの基本ですよね。

2)異星人との遭遇
本作では「侵略」という形をとりましたが、これも基本です。

3)オーバーテクノロジーの獲得
異星人の遺物から既存の技術では解決出来なかった課題(重力制御)を克服する。これも…。

4)異文化コミュニケーション
一部の異星人とは文化的な理解を深め合い、共闘したり和解したりする。

そしてこれはSF要素という訳ではありませんが本作では人間関係を描くためにいわゆる「日常パート」にかなりの尺を割いています。

…って、並べてて思ったのですがこれって初代マクロスから歌要素を除いたものですね。マクロスを「SF作品」として気に入っている私が本作を気に入るのはとても納得です。

物語: 敵であるエフィドルグの幹部の会議とかちょいちょい古臭い演出はあるものの、ストーリー的に大きな破綻はなく好印象。重力制御も含めてオーバーテクノロジー的なものは基本的に敵側の技術で、地球側は400年前の敵のものと思われる遺物や鹵獲機などから得ているっぽい設定も悪くないです。

由希奈と剣之介を中心とした日常パートはキャラの掘り下げになっていてすごく良いと思います。

中盤~後半に向けて明らかになってきた敵の正体や関連するエピソードもなかなか良いです。

作画: 人物は手描きでメカはCGという穏当な使い分け。基本的に人物作画は良いと言える。メカについても基本的には人型兵器であっても多腕だったり多脚だったり、関節の動きなどもスムーズでなかなか面白い。動きにも「重力制御」感があってよろしい。「あんなモッサリした動きの、どこが?」って思う方も多いかもしれませんが、個人的には「重力制御っぽさ」をとても感じました。グロングル、めっちゃカッコいい!

人物も年齢/性別による描き分けとかができているし、動くところはちゃんと動くしかなり満足しています。

声優: とりあえず全配役とも水準以上。「チェンジ!」って言いたくなるダメな配役は無いと思います。

音楽: OPがかのGLAY。普通にカッコ良い。EDも作品に合っていると思われ、特に問題なし。作中のBGMも気になるような変な使われ方はしていないと思うので、合格点。

キャラ: 少なくとも主人公(って由希奈だよね? 剣之介とダブル主人公?)サイドは学校の同級生も含めて好人物が多く、キャラも立っていると思う。エフィドルグ側で顔出ししてきた各キャラも個性があって良いです。ミラーサやムエッタは良いポンコツ具合で、本作を観ていた人にはそこそこ人気はあったみたいですね。

OVAとかで続編は作れる終わり方でしたがどうなんでしょう。個人的には観たい気もしますけど、人気的に難しいのかな…。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 57

72.0 19 戦闘で恋愛なアニメランキング19位
マクロスΔ(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (666)
3062人が棚に入れました
西暦2067年、人間が我を失い凶暴化する奇病「ヴァールシンドローム」が猛威をふるう銀牙辺境の地。
対抗手段として結成された戦術音楽ユニット「ワルキューレ」は、「ヴァールシンドローム」の症状を歌で鎮めるため、星星を駆けめぐり、ライブ活動を展開していた。
一方、時を同じくして「空中騎士団」と呼ばれる「風の王国」バルキリー部隊がうごきはじめ…。
プロトカルチャーの遺産の謎が絡み合い、星系を超える熱きチームワークと恋の物語が幕をあげる。

声優・キャラクター
内田雄馬、鈴木みのり、瀬戸麻沙美、小清水亜美、安野希世乃、東山奈央、西田望見、森川智之、内山昂輝、川田紳司、石塚運昇、石川界人、木村良平、KENN、遠藤大智、拝真之介、峰岸佳、てらそままさき、寺崎裕香

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これは私が求めているマクロスではないようです

マクロスシリーズのテーマは「歌で戦争を終わらせることができる。歌は人を幸せにできる」ですが
この作品はそれと違うようです。

物語は、なんでも中途半端で仕事をクビになったハヤテと歌手を目指して密入国して来たフレイアとが、ひょんなことから出会います。
ハヤテはやがてΔ小隊の隊員となり、フレイアは歌声ユニット・ワルキューレのメンバーとなり、お互いに助け合って活躍します。

物語の最初では、人々が自我を失い凶暴化する謎の奇病「ヴァールシンドローム」を鎮静化するために、ワルキューレの歌の力が使われていました。
それはそれでよいのですが…、
しかし、
途中からヒロインであるフレイアの歌の力で主人公ハヤテの戦闘機操縦能力が飛躍的に向上したり、ハインツ王子の歌の力で惑星の人たちを洗脳してヴァール化させたりと、歌の力を戦争に利用しているのは、今までのマクロスシリーズのテーマからずれているようです。


こんな状況を仮にマクロス7のバサラが知ったら、おそらく…
「ふざけんな。歌の力を人を殺すために使うんじゃねえ!」と、言うでしょう。

それに、懸命に歌うことでウィンダミア星人であるフレイアやハインツ王子が老化していくのは、またしてもマクロスシリーズのテーマに反しています。
これだと心がひいてしまいます。自分の体をいたわってほしい。頼むから歌わないでほしい。と、思わず叫んでしまいたくなります。

唄うことでエネルギーが満ちてくるとか、心が活性化されて若返るとかであればマクロスシリーズのテーマに沿っているのですが…


物語としては、それなりに楽しめました。
主人公ハヤテのひたむきにまっすぐなところとか…
ヒロインのフレイアの無邪気な笑顔とか…
もう一人のヒロイン ミラージュの清い心とか…

でも、これは私が求めているマクロスではないようです。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 23
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

作画秀逸&キャラ好印象なだけに、シナリオもうちょっと頑張って欲しかった。

(2018.12.18再視聴後、レビューを改訂)

『マクロスF』(2008年TV版制作・放送)以来、8年ぶりとなるマクロスシリーズの4本目のTV作品で、2016年春期アニメでは『Re:ゼロから始める異世界生活』と並ぶ人気作、ということなので多少の期待をもって視聴してみました。

◆総評

ロボットと戦闘機の両形態に機体がスイッチする「バルキリー Valkyrie」と呼ばれる可変戦闘機と、同様の機能を持つ敵戦闘機とのバトルシーンは流石の大迫力で、とくにミサイルが一直線ではなくランダムな軌道を描きながら一斉に飛び出していくシーンなどは、毎度のことながら思わず見蕩れてしまう格好良さでした。

また、本作の二人の歌姫(美雲&フレイア)も、前作『マクロスF』の二枚看板(シェリル&ランカ・リー)に勝るとも劣らぬ格好良さ&可愛さ!に加えて、全体的に作画技術がパワーアップしていることもあり、ヒロインの相手を務める男性キャラや脇役の歌い手たちもそれぞれ前作よりも数段格好良く&可愛く描き出されていることも好印象でした。

・・・が、しかし。

本作って、何でこんなに全体シナリオが適当なのでしょうか?
一話一話はそれなりに良く出来ているのに、最後まで見終わっての感動がイマイチ少ない気が・・・私がマクロスシリーズに多くのものを期待すぎてしまっていた、ということなのでしょうか?

《まとめ》
前作『マクロスF』を楽しめた人ならば、まずまず楽しめる作品ではないかと。
でも、次回作では作画・音楽だけでなく、やっぱりシナリオの方ももう少し頑張って下さいね、サテライトさん。


◆視聴メモ
ネタバレレビューを読む


◆制作情報
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◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=================== マクロスΔ (2016年4-9月) ===================

 - - - - - OP「一度だけの恋なら」、ED「ルンがピカッと光ったら」 - - - - -
ネタバレレビューを読む

 - - - - - - OP「絶対零度θノヴァティック」、ED「破滅の純情」 - - - - - -
ネタバレレビューを読む
--------------------------------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)4、★(良回)14、☆(並回)7、×(疑問回)1 ※個人評価 ★ 4.0


=========== 劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ (2018年2月) ==========

全1話 ☆ 3.8 同一世界観&キャラによるアナザー・ストーリー ※120分

主題歌 「ワルキューレは裏切らない」

投稿 : 2025/02/22
♥ : 27
ネタバレ

にゃーん。@のんびり さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

好きな作品です✲゚。.(✿╹◡╹)ノ☆.。₀:*゚✲゚*:₀。

ああ終わってしまった…ちょっとさみしい。

デルタはマクロスの3大テーマ、
歌×三角関係×戦闘をもれなく網羅している作品です。

マクロスシリーズはFからのファンになりますが、
特にシリーズを観ていなくても単独で楽しめると思いますo(^-^)o
シリーズを観ている人にはちょっと嬉しいシーンもあったりします。

<おすすめ点>
・良曲が多い♪
・主人公のフレイアが可愛い(>ω<)歌も綺麗!
(美雲さんは迫力ボイスです!^^)
・戦闘シーンが丁寧に描かれていて、見ごたえがあります。
・作画がとても良いです(20話、21話の作画のみよくないです)
・ストーリーは王道です。安心して見られます。

<ここはちょっと残念…な点>
・主要キャラクターが多い。
・色々ライト。もう少しドロドロしたりしてもよかったかな。
・1つの曲を歌うキャラは固定してほしかった。
 数曲ですが、同じ曲を回によって違うキャラで歌うシーンがあります。
 曲によってそれぞれの声質にあうあわないがあるかと…(^_^;

★★1~25話感想★★
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★★最終話感想★★
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★★2016/8/14 ワルキューレ 1stライブ in Zeppなんば大阪 レポ★★
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投稿 : 2025/02/22
♥ : 30

71.9 20 戦闘で恋愛なアニメランキング20位
薄桜鬼 碧血録[へっけつろく] 第2期(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (557)
2911人が棚に入れました
幕末、文久三年から物語は始まる。主人公・雪村千鶴は江戸育ちの蘭学医の娘。父・綱道は京で仕事をしており離れて生活をしていた。ある日、父との連絡が取れなくなり心配になった千鶴は、男装をして京の町を訪れる。そこで千鶴はある衝撃的な場面に遭遇し、新選組と出会い、父の行方を共に捜すこととなる。新選組隊士達の間で起こる出来事、自身の出生、交わる新撰組の隠された秘密。幕末を駆け抜ける男達の生きるための闘いが繰り広げられる。

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

勢いが落ちてしまった…。

薄桜鬼は一期はとても好きな作品として紹介させて頂きました♪
しかし、碧血録に関しては、一期の勢いが失われていたのがとても残念…。
歴史を忠実に再現したこともあって、この二期では新撰組の良さがほとんど見れなかったのがマイナス評価。

個人的にはこの二期の最大の見所は、沖田にあったと思います!!
ただ、相変わらず使用曲はカッコいいし、絵も綺麗なところは評価できるかと!!
もう少し、オリジナリティを追求すれば、かなりの良作になったであろう、少し心残りな作品!

投稿 : 2025/02/22
♥ : 12

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

隊士達の信念はよく描かれていますが・・・

史実でいうところの新撰組が京都から離れた後の話。

◆1期と比べて・・・
1期で強引な展開にし過ぎたのでしょうか?
史実に無理にでも合わせようとする意向が感じられ、オリジナル要素があまりいかされていないように思えます。
せっかく面白そうな設定で登場した鬼一族との絡みは、はっきりいって中途半端。
このアニメのターゲット層が女性という事だからか、主人公のはずの千鶴の存在感が薄く、副長の土方が主人公みたいな扱いになり、キャラ達の魅力に頼り過ぎてる感が感じられ、その反面ストーリーに面白みが欠けてしまっていると思いました。
もともと女性向けですが、それでも1期は男性も楽しめる内容だったのに対し、この2期は男性には物足りない内容かもしれません。

◆2期の見どころ・・・
この2期ではオリジナルの展開も含めて新選組隊士達の過酷な行く末が描かれていました。
特に心に深く残ったのが、沖田総司。
彼のその姿は衝撃的でしたね!
そして本来史実とは違った展開設定のあの隊士達の姿も・・・。

◆OP、ED曲が・・・
1期同様にこの2期の曲も素晴らしいです。
OP曲の「舞風」は太鼓の軽快なリズムと共にテンポ良く流れ、ED曲の「茜空に願ふ」はとても切ないロマンを感じる曲。
1期のOP・ED曲と合わせて、この4曲は私一押しの曲です!

投稿 : 2025/02/22
♥ : 11

Anna さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

感動!この作品はもっと評価されるべきです!

この作品は美形キャラを売りにしてるだけだと、正直なめてかかっていました。
私は原作ゲームや新撰組についての知識がまったくない上で見させていただいたのですが、逆にそこがよかったのかもしれません・・・。ひとつのアニメ作品として、純粋に心動かされました!
幕末にかけて、次々と仲間が命を落としてしまう。自分は何のために戦うのか?誰を信じて生きてゆくのか?自分の知りえないところで、すでに時代は大渦を巻いて流れ始めてしまった・・・。新撰組やここに描かれた人々が、時代に翻弄されながらも自分のやるべきことを強く志し、仲間への想いや誠の誇りを胸に戦い抜いた姿には、涙が止まりませんでした。死に行くシーンが、本当に美しくて感動的で・・・。

もちろん映像や音楽も素敵で、とくに最終話EDテーマ曲からは、なんともいえないぐらい切なくて・・・。

まだ見られてないかた!予備知識はちょっと隣においておいて、純粋に、切なくも心打たれるアニメ作品とし見ていただければ幸いです。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 5

62.2 21 戦闘で恋愛なアニメランキング21位
アスラクライン(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (370)
2435人が棚に入れました
高校1年生を期に一人暮らしを始めることにした主人公・夏目智春。彼は3年前から自称守護霊で幼馴染の美少女水無神操緒に取り憑かれていた。
智春の兄、夏目直貴が暮らしていたオンボロ屋敷・鳴桜邸(めいおうてい)に引越した日、鳴桜邸に二人の美女が来た。兄、直貴から託されたという銀色のトランクを届けにきた黒のスーツの美女・黒崎朱理、そしてその晩、トランクを奪いに鳴桜邸へ忍び込んだ巫女装束の美少女・嵩月奏。この銀色のトランク「イクストラクタ」を手にした事を契機に、智春は世界の隠された真実と向かい合う。(

声優・キャラクター
入野自由、戸松遥、野中藍、田中理恵、森久保祥太郎、佐藤聡美、矢作紗友里、下野紘、豊崎愛生、こやまきみこ、石住昭彦、日笠陽子、甲斐田裕子、間島淳司、喜多村英梨、中井和哉、大原さやか、石塚さより、高木礼子、織田圭祐

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

世界の隠された真実と向き合う物語・・・登場人物の心意気に感動した作品でした^^;

この作品は、分割2クールの前半に相当するものです。
この作品の主人公は、この春高校に入学する夏目智春(なつめ ともはる)。彼は所謂普通の学生なのですが、3年前の飛行機事故で、同乗していた幼馴染の水無神 操緒(みなかみ みさお)を亡くしてしまい・・・それ以来、彼女は守護霊と称して智春に取り憑き、色々とツッコミを入れる明るい性格の幽霊と一緒に暮らしています。

高校入学直前、突然一人暮らしを余儀無くされた彼がオンボロ屋敷に引っ越してくると、智春の兄から預かったという銀色のトランクを、大切な物だから・・・と言って渡されるのです。
しかし、そのトランクには蓋がなく開け方が分からなかったので取り敢えず片付けておくのですが、その夜、巫女装束の侵入者が奪いに押し入ってきたのです。
ですが、トランクを奪いに来たのは巫女装束の彼女だけではありませんでした・・・
こうして銀色のトランクをめぐり物語が動いていきます。

そのトランクは機巧魔神(アスラ・マキーナ)と呼ばれるもので、動かすためには副葬処女(ベリアル・ドール)という生贄が必要となります。副葬処女は実体を持たない射影体・・・智春の場合は操緒ちゃんになるので、「生贄」という表現は適切じゃありませんけど・・・^^;
副葬処女は、演操者(ハンドラー)と呼ばれる機巧魔神を召喚できる人間の願いを叶え続けるのですが、機巧魔神を動かす対価として支払わなければならないのは、決して無くしも減らしもしたくないモノでした・・・
だから、機巧魔神は決して容易く動かせるモノではないのです・・・

もう一つ、この世界には悪魔が存在します。決して人間に害を与える存在ではなく、魔力が使える存在・・・という言い方の方が合っているような気がします。
悪魔は魔力を使えるのですが、こちらにも使用に伴う代償を支払う必要があるのです・・・
契約者と契約している場合は、魔力の使用によって契約者が契約悪魔への愛情を徐々に失ってしまいます・・・
そして、誰とも契約せずに魔力を使い続けると、非在化という現象が発生します。
軽度な非在化はそれほどでもないのですが、重度に進行すると身体が硝子の結晶のように変化してしまい、やがて消滅・・・死亡に至ってしまいます。
この魔力も出来れば使いたくない力です・・・^^;

強い力があります・・・でも、その力を使うには対価が必要です・・・
それじゃ、そこまでして本当に強い力を使わなければいけないのでしょうか・・・

主人公で機巧魔神の演操者である夏目智春には、副葬処女として水無神 操緒が、そして悪魔である嵩月 奏(たかつき かなで)が、智春のために自らを顧みることなく身体を張る姿を沢山見る事ができるのですが・・・
頑張っている分だけ、対価が彼女達から削り取られていると思うと、正直だいぶ心が痛みました^^;

心が痛む原因として2人のヒロインが良すぎた事・・・があったと思います。
操緒ちゃんのCVは戸松遥さんでした。操緒ちゃんのキャラの立ち位置はSAOのアスカ・・・キリトと仲の良い時のアスナによく似ていると思いました・・・戸松さんがこの立ち位置のキャラを演じたら完璧だと思っていましたが、まさに期待以上でした^^
流石戸松さんです♪
そして、奏ちゃんのCVは野中藍さんでした。奏ちゃんのキャラは人見知りで話しが苦手な性格の持ち主なのですが、一本筋の通った性格の彼女がうまく表現されていたと思いました。

でも、心が痛むのは主人公に対してだけじゃありません。
物語の中には、機巧魔神も悪魔もたくさん出てきます・・・それぞれが、それぞれの想いを胸に秘めて闘いが繰り広げられたり、仲間を助けようとします・・・
本当に失いたくないモノに対する後悔にならない後悔・・・大切なモノが掌からこぼれ落ちる様・・・そして2度と戻ってこない過去・・・
振り返ってみると、悲しみに満ち溢れた作品だったように思います。

それでも、「守りたいから・・・」という理由で自分の身に何が起こるかを知っていながらも頑張る彼女達の姿は、もう涙無しでは見れませんでした^^;

この作品は1期13話でしたが、分割2クールの後半が楽しみで仕方ありません。
もし、後半も面白かったら「お気に入りの棚」に是非入れたい作品になると思います^^

投稿 : 2025/02/22
♥ : 28

チュウ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

インパクトには欠けるが、非常にバランスの取れた作品

ん??意外と面白いぞ♪♪
シナリオ・キャラ・設定ともにグンを抜いた良さはないものの、どれも結構良い味を出していますね☆★
少し説明不足が否めないところ、話につじつまが合わないところ、などのマイナス要素もありますが、笑いアリ、泣きアリのバランスが取れていた作品だと思います!!

主人公の夏目智春は、何故かいろんな女性キャラにモテまくるギャルゲーの主人公的要素を兼ねていますねww
主人公にいろいろな人が慕ってくれ、みんなで力を合わせてといった王道的なところも個人的は結構好きですね♪♪

音楽に関しては【angela】は流石ですね♪
ファフナーを始め、こういうシリアスが入ったバトルものと相性は抜群♪♪
OP・EDがこの作品の魅力を引き出していますね☆★

投稿 : 2025/02/22
♥ : 12
ネタバレ

チョコ太郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

主役の横から垂れてる髪の毛を切りたくなる作品^^;

原作は未読です^^;

ギャグとシリアスのバランスがいい感じなのでなかなか楽しめましたよ~^^

ロボ(アスラマキーナ)のデザインと、起動中に時折聞こえる 機械のきしむ効果音は個人的に好きでしたね^^ 
ただ、キャラクターのほうが終始作画崩壊気味なところがもったいなかったです^^;

ネタバレレビューを読む

1期は多くの謎を残したまま終わってしまうので、必ず2期を観ましょうね^^

OP・EDはさすがangelaさん^^ クセがありつつも最高にかっこいい曲でした^^

投稿 : 2025/02/22
♥ : 2

69.1 22 戦闘で恋愛なアニメランキング22位
天空のエスカフローネ(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (277)
1994人が棚に入れました
神崎ひとみは陸上部に所属する占い好きな高校1年生。ある日、憧れの先輩・天野が外国に行ってしまうと知った彼女は、100m走で自己ベストが出せたら自分と付き合って欲しいと天野に告白。ところが、ゴール直前に天から光の柱のが降りると、光の中から竜と甲冑姿の少年が出現し、竜と少年の戦闘に巻き込まれたひとみは、異世界ガイアへと飛ばされてしまう。月と地球を天空に抱くその世界では、人の“想い”が世界を変える力となる。その地で、彼女は自国(ファーネリア)を滅ぼされた若き王、バァンと、彼の乗る人型機械(ガイメレフ)「エスカフローネ」、陰のある騎士アレンたちと共にガイア全土を取り巻く戦いへと巻き込まれていく。

声優・キャラクター
坂本真綾、関智一、三木眞一郎、中田譲治、飯塚雅弓、小杉十郎太、山内雅人

nani-kore さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「鼻」で喰わず嫌いしちゃったら、超もったいな~い(T_T);

あの、ピノキオとゆーか、カイジみたいな「鼻」で喰わず嫌いしてまちた。。なんてもったいな~い(T_T);

制作年は、なんと驚きの1996年!!
この位古いアニメとなると、大半は目に痛い崩れた作画が多いのですが、ソコはご安心めされぃ。
キャラデザはさすがに古い(&あの鼻だしw)ものがあるけれど、作画はとてもきれいです。
さすがサンライズの誇りにかけて、醜い作画崩れは許さないのでしょう。。しかしナゼ、あの鼻を許したのか?

「鼻」はともかくとして、総キャラ乙女好み狙いです。
もうちっとリアル放映に近い時期に観てれば、アレ~ンに萌えられたのになぁ、鼻め~3
大丈夫、まだバァンには萌えられました(#^.^#)
天使の羽はピュアなチェリーボーイにピッタリですね♪
萌えとは離れますが、キレっぷりが半端ないディランドゥ様(側近はみな美少年)とか、ワキを固めるキャラクター達も魅力的。
ディランドゥ様の歪んだ表情の百面相、あの病んだ声(声優さん天才!)、登場する度に鼻血吹きそうな笑いがこみあげましたww
主人公のヒトミも、フツーの女子高生っぽさが爽やかで、好感が持てます。
キャラ立ち過ぎる周りに負けないヒロインとして、そのフツーっぽさが、かえって際立つ存在感です。
ヒトミは浮気モン、ビッチなんてご意見もあるけど、ちょっと可愛いフツーの女子高生なんて、あんなモンだと思う。。揺れる乙女心ってヤツ?

キャラだけ見ると乙女向き?って思っちゃいますが、バトルシーンも半端ないです。
サンライズとくればロボット、迫力ありますよ~
戦闘シーンは迫力ありすぎて、乙女には目を逸らしたくなるシーンも。。けっこーリアルにグチャッと潰れます。
完全に乙女向きにしたいのなら、バトルシーンはイイ加減の方が良いのです。
そう考えると、誰をターゲットにしているのか、ものすごく実験的な作品とも言えるでしょう。
それにしても贅沢な実験です。
「鼻」はともかくとして、作画は当時の最高峰ではないでしょうか。

ストーリーは、今初めて観ても感動を覚える素晴らしさです。
美しい背景と音楽が、ファンタジー世界の雰囲気を盛り上げます。
乙女の胸キュンロマンスとコメディ、戦争の悲惨さと狂気、相反するものが絡み合い、天使の羽と光に象徴される収束へと。。
これが約20年前の作品だなんて、信じられないアニメでした。
この実験的作品は、そこそこの商業的成功を生み出しはしたでしょうが、
さらなる進化を遂げた類似品の量産を今日に繋げていない事実からしてみると、業界的には禁じ手というか、実験の失敗に終わったのかもしれません。
ただ、時代を超える唯一の綺羅星的作品となりえたという意味では、「天空のエスカフローネ」の実験は成功をおさめたとも言えるでしょう。。あの「鼻」以外は。。

さて、乙女なら誰でも感涙する素晴らしいラストですが、「納得いか~ん;;」という乙女も多いかと。
私はもう乙女じゃない(だから早く観たかったんだよ、鼻めっ!)から、泣かずに楽しめました。
ここからはご想像ですが、バァンの性格からして、別れたわけじゃないと思います。
国造りで忙しいから、しばらく恋愛を交えたくなかったのと、ヒトミを一旦彼女の世界に返して、数年ゆっくり将来を考えて欲しかったのでは?
バァンのぶきっちょなストイックさと、相手を思いやる優しさから、そう判断するのは自然でしょう。
だから、バァンはヒトミが成人したら、きっと迎えに来るはずです。
その時ヒトミが、どう彼の気持ちに答えるのか、その方が予測不可能ですね♪
だから乙女たち、泣かないで?
夢の王子様はけっして裏切らないのよ、
裏切るのは現実だけなのよ。。

私はディランドゥ様のラストの方が納得いきましぇん~3
キレた殺人狂らしくイッていただきたかったのに、唐突にあーなるとは。。目が点になっちゃったよ(+o+);

長々と語ってしまいましたが、
要は「鼻で喰わず嫌いしちゃったら、超もったいな~い!」でした~!!

投稿 : 2025/02/22
♥ : 15
ネタバレ

dolce さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

昔風の画が心配だったけれど・・・

結構昔のアニメなので
出だしは画風やリアクションの古さに多少抵抗を感じてしまいましたが、
見始めるとこの世界観に見事にハマってしまいました。

さすがサンライズというか、
重量感のあるガイメレフ同士の闘いは迫力も躍動感もあり大満足です!
スピードだけがアクションシーンの良さではないことを、気付かせてくれました。
またエスカフローネの竜への変形がカッコいい!

少女が異世界に飛ばされるという設定が
鉄板のファンタジーアニメ的展開だったので心配しましたが、
最後まで飽きることなく見ることが出来ました。

メインのキャラクターに限らず
サブキャラや敵にも魅力的なキャラが多数揃っているところも良かったです。

ロボットアニメですが近未来的なロボットというより、
機械仕掛けを含んだ少し原始的なロボットという印象を受けました。
なのでロボットアニメとは言えども、SF寄りではないです。

ロボット+菅野よう子という組み合わせに
「マクロスF」と「ラーゼフォン」を思い出してしまった私ですが、
マクロスFよりストーリー良し、恋愛要素は少なめ。
ラーゼフォンよりアクション良し、複雑過ぎず分かりやすい。
という個人的な感想です。

にしてもさすが菅野よう子さん。
映像と音楽が繰り広げる世界が素晴らしかったです。

設定や展開はどちらかというとお決まりかもしれませんが、
複雑難解なシナリオや手の込んだ伏線を用意したわりに、
回収しきれなくなって中途半端で終わる最近のアニメより断然良かったです。
26話という話数の中でスピードダウンすることなく、
何よりまとまりがあり、ラストともに納得出来る内容でした。

※追記
観終わってからますますエスカフローネが好きになってしまいました!
なので評価を上げたいと思います。
やはりガイメレフの重量感ある戦闘シーンと、
なんといっても高山みなみさん演じるディランドゥがハマり役過ぎます。
何度も見返したくなってしまうところが、このアニメの魅力です。

以下ネタばれ。
ヒロインひとみ、その他の恋の行方について
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/22
♥ : 8
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

思い入れが強すぎて、レビュータイトルが決められない(笑)

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
ロボット×少女漫画×異世界ファンタジーという異色の組み合わせ。(1996年の作品なのに)作画の補助にCGが使われたり、フルオーケストラ(ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団)の音楽を使ったり、声優の「坂本真綾」さんのデビュー作(当時女子高生)など、当時は話題が盛りだくさんだったアニメ。

自分にとっては思い出のアニメ。独特のキャラデザを、よく「鼻が」とか揶揄されますが、そんなのは些事ですよ。(古い)作画が気にならない方は観てほしい♪

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む

【余談~ あなたが好きなのは、「曲」?「歌」? ~】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/22
♥ : 27

63.0 23 戦闘で恋愛なアニメランキング23位
裏切りは僕の名前を知っている(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (304)
1967人が棚に入れました
養護施設で生活する天涯孤独な高校生・桜井夕月。時折、触れた相手の思考が読めてしまう、特殊な能力を持っていた夕月は常に自分の存在する理由を探し続けていた。そんな夕月の前に突然現れた、どこか懐かしさを感じる美貌の青年『ゼス』。ゼスは夕月に、死を招く赤い月の夜“ワルプルギスの夜”には外に出てはならないと告げる。その後、夕月の周囲では不思議な事件が続き、千年以上も昔から続く悪魔(デュラス)との戦いに巻き込まれていく。\\n 前世からの仲間という“戒めの手(ツヴァイルト)”の正体とは?幾度も転生を繰り返し繰り広げられている、悪魔(デュラス)との戦いの行方は――\\nそして、夕月を見守り続けるゼスとの過去には一体何があったのか…!?

声優・キャラクター
保志総一朗、櫻井孝宏、井上麻里奈、福山潤、小野大輔、宮野真守、神谷浩史、日野聡、三木眞一郎、成田剣、岡本信彦、矢作紗友里、浜田賢二、天野由梨、桑島法子、浅沼晋太郎、石川桃子、植田佳奈、皆川純子、黒田崇矢、立花慎之介、ゆかな、子安武人、石田彰

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こんなふうに守られてみたくなる&声優さんたち豪華です

原作は小田切ほたるによる漫画で、通称『裏僕』
最初、タイトルがすごく気になり、公式サイトを見たら
もろ少女マンガな雰囲気で、ほんの少し躊躇しましたが、内容は面白そうだし、
声優陣に好みの声の人が多かったので数ヶ月前に視聴しました。

まず、冒頭で流れるシーン・・・毎回同じなのに、なぜか飛ばせないw
薔薇の花びらが吹雪のように舞う中、見目麗しき男女が切なそうに寄り添い、
意を決したかのような男性がまっすぐこちらを見据えて言うのですよ~

「お前を苦しませるようなことはしない お前は俺が守る」
「俺はお前を裏切らない」

女性だったら(いや女性でなくても)相手からこんなふうに断言されたら、
そしてその約束通り、実際に自分を命がけで守ってくれたとしたら、
グッと来てしまうのは当たり前だと思うし、その絆と想いは本物だなと。
そういうお互いの想いをベースにした物語なら、例えばヤクザものとか、
シリアスな戦争モノ、宇宙戦闘モノにだってあるわけです。
その段階なら、誰も「BL臭がする」とか「腐女子向け」とは思いませんよね。

で、そこにキャラデザが耽美的で登場人物みんなイケメン&美少女。
おまけにいきなり強引なキスに始まるエロシーンがあったら、
それはもう間違いなくBLと言って良いのでしょう。
しかし、この作品はほぼ全員イケメンですが、男子同士のそれはなく、
もっとシェークスピア劇を観ているような感覚の、
心理的に深いところでの愛憎劇が展開されています。

しかも、千年以上もの間、不死身で生き続ける特殊能力を持った人物が、
ある復讐心から、数百年ごとに周囲の人間達を転生させては
敵である悪魔(デュラス)と戦うことを繰り返しながら、生き永らえている・・
それだけでも、すごく興味をそそられる物語ではありました。

主人公はその不死身の人物のほうではなく、養護施設で育った孤独な青年 夕月。
彼が前世で女性だった頃に恋人だった、例の冒頭シーンの人物、ルカ。
この物語の重要な役割を果たす、養護施設で夕月が兄のように慕っていた青年。
また、夕月を守るべく、同じように転生を繰り返してきた、
耳や目、念力などによる特殊能力を持つツヴァイルト達が周囲を固めます。
そして同時に、彼らそれぞれの過去や事情なども描かれ、
やがて来るワルプルギスの夜の決戦へと展開していく・・というお話です。

入り組んだ人物関係と物語はなかなか壮大で良いと思いますし、
人物達の心理的葛藤なんかもよく描かれているけれど、
戦闘シーンは、あともう少し・・・な印象が否めないです。
作画に少々乱れはあるものの、それほど気にならず、
唯一、テンポの良い見せ方ではなかったことが惜しいかな・・という感じ。
全24話・・・別なところを丁寧に描きすぎちゃったかなと思いました。

でも、観る人によっては、すごく好きな世界だろうなと思うし、
戦闘シーンもあのくらいだから良いのだ、という方々も多いかもしれません。

個人的には、みんなに愛されている夕月よりも、
彼が今世で男性になっても「魂に性別は無関係」と言い切って
夕月を静かに、時には激しく守り抜くルカのほうに感情移入はできました。
それと、OPEDだけでなく、サントラもけっこう良くてお気に入りです。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 34

南のエデン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

生涯変わらぬ誓いなのですw

何度生まれ変わっても「俺はお前を裏切らない。」声優陣豪華でしたwwみんな主役できる方達なのですよ。


作品見てシビレ、声でもシビレ、ストーリーでもシビレました^^

ユキちゃんが男でも女でもルカは変わらないずーーと変わらない!
そこが一番良かったかな^^


ちょっと男性陣豪華になりすぎて評価低いのかな?
もっと評価されていい作品だとおもうなーw


ラスト的にまだ終わってないけど、最後はユキちゃん女性にもどってあげてほしいなーでないと、ルカが少しかわいそうな気がしますね。


良作品なのですw^^

投稿 : 2025/02/22
♥ : 6

景音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

みんな強いしカッコイイ*。

まず男性声優陣が凄いです*。w(女性も素敵ですが少ない)

世界観は独特ですが、決して難しいこともないので
さらっと観れました。

主人公(特別な能力を持っている)と、
その仲間たち(それぞれに特殊な能力を持っている)が
協力して、
悪魔(ヒト型っぽいやつ&ドウブツっぽいやつとか)
を倒すという話です。そこに輪廻転生とかが絡んできて
面白いです。*

主人公(男)をひたすら守ってくれる主要人物(男)の
キャラクターがかっこよすぎてたまらないです!!
そしてさらにラスボス的キャラ(これも男)も
カッコイイので、どちらも応援したくなります。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 2

65.1 24 戦闘で恋愛なアニメランキング24位
バディ・コンプレックス 完結編 ―あの空に還る未来で―(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (313)
1863人が棚に入れました
ディオとともにヒナを運命の鎖から解き放ち、新たな未来に生きることを選んだ青葉。

その頃ゾギリアでは、青葉に恨みを抱く謎の男が密かに動き始め――。
ネタバレ

ketano さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

なっとくしました。

完結編ということで、2話だけでしたが、その感想です。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/22
♥ : 12
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1期の14話・15話という感じですね

前半・後半 全2話

ある出来事でロボットに乗り、時空を超え未来に来てしまった主人公の渡瀬 青葉(わたせ あおば)が戦争に巻き込まれ、元の世界に帰るために模索しながら連合軍と行動を共に戦うお話です。

2期と聞いていたので1クールはあるのかなぁと思っていましたが、多分大人の事情で2話しかありませんでしたw

そのため怒涛の展開ですが、最後は綺麗にまとめていましたね。
ネタバレレビューを読む
きちんと終わっていたので良かったです。

未視聴の方は、1期から続けて観ることをオススメします。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 34

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「この絆で、運命を切り拓く。」

バディコンプレックス 続編


~感想~

これからもっと面白くなって、やっと雛が青葉のもとへ。。
あそこから2話でうまく話がまとまるのか
心配だったけど要らない心配だった
短編なのに内容が濃くすっきりした終わり方で納得もいく
だけど、ぜひ2期としてやってほしかったってのが正直なところ
終わるのはすごくもったいない作品

ガンダム排出のサンライズにだけあって
OP・EDはガンダムでよくある作りになってるね!

前回のアニメで青葉と雛の次元トリップの内容に納得していたけど
さらに奥の内容があるとは思わなかった!
雛が青葉と同じ時代の人ってのもびっくりしたけど
もっと驚いたのは青葉と雛はカップリングの研究者で
最初に飛ばされたのが雛で、青葉の位置が雛だったってこと
デュオと雛がカップリング…
青葉とデュオがいい!ジェラシー感じました。笑

なんだかんだ言っても、デュオは青葉のこと好きなんだよね
最後のあの涙に心を持っていかれました


2期として観たかった気持ちがとても大きく残念な気持ちですが
この作品に出会えて本当に良かったです

投稿 : 2025/02/22
♥ : 13

76.8 25 戦闘で恋愛なアニメランキング25位
ケムリクサ(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (532)
1834人が棚に入れました
赤い霧に包まれた、荒廃した建造物に囲まれた人気の無い世界を舞台に3人の姉妹が生き抜く物語。物語の中心的人物でまとめ髪の特徴的なりん、猫耳でいつもおっとりしているお姉さんキャラのりつ、メイド調の服に身を包み天真爛漫なムードメーカーりな。謎多き世界でこの姉妹が目指すものは一体…

声優・キャラクター
小松未可子、清都ありさ、鷲見友美ジェナ、野島健児
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

世界の終末に「好き」を探すロードムービー

アニメーション製作:ヤオヨロズ、
原作・脚本・監督:たつき、
作画監督:伊佐佳久、美術監督:白木優子

赤い霧が漂う暗黒の空間。
廃墟と化した街並みはまるで世界の終末だ。
最初の舞台は長崎の軍艦島。
そこで、異形の化物である赤虫と戦い、
懸命に生きる3人の姉妹がいた。
彼女たちはまるで植物のように、
水を飲むことで生命を維持し、
道具としてケムリクサを駆使していた。

けものフレンズを指揮した、たつき監督が
かつてニコニコ動画に投稿した自主制作アニメを元に
再構築して完成させた作品。
降板したけものフレンズの続編と放映タイミングが重なり、
何かと作品以外の部分でも話題となった。
脚本、演出、監督を全てたつき氏が担当し、
CGを駆使して作り上げている。
制作はたつき監督が属するirodoriの
たつき、伊佐佳久、白水優子を中心に行われた。
キャラの動きや赤と黒をメインにした作画は、
少人数体制を思わせる粗い仕上がりだが、
世界観や巧みな脚本によって、それらの全てが
あまり気にならないように見せている。

私は未視聴なので分からないが、
世界観は、けものフレンズとの共通点があるようだ。
廃墟に囲まれた謎の世界で3人の姉妹が赤虫と戦い、
水を求めながら生きている。
そこに突然、わかばという男が現れる。
謎が解明されないまま、姉妹と男は
旅をすることになる。

スタートが軍艦島(長崎県)でスペースワールド(福岡県・閉園)、
道後温泉(愛媛県)、瀬戸大橋(香川県、岡山県)、
梅田駅(大阪府・泉の広場は撤去予定)、琵琶湖(滋賀県・沖島)、
黒部ダム(富山県)、富士山(静岡県)、
八王子(東京都・日清食品)、中野(東京都)、新宿(東京都)まで。
日本各地をロードムービーのように旅していく。
ネタバレレビューを読む
コラボしていた日清食品も登場。
実際に観ていて、道後温泉や黒部ダムは
分からなかったが、ほかは自分が旅でよく見ていた
場所ということもあって、驚かされることが多かった。
彼らの旅を観ながら、場所を特定する楽しさがある。
サイトでは詳細に比較しているものもあり、
かなり正確に廃墟として再現しているのが分かる。

10話までは少しずつ謎を小出しにしていくだけなので、
観続けるのがなかなか難しいかもしれないが、
11話でこれまでの様々なことが明らかになり、
最終回まで一気に畳みかける展開は見事。
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(2019年4月13日初投稿)

ちょっとした余談(2019年4月14日追記)
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投稿 : 2025/02/22
♥ : 84
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

SF好きなら一見の価値あるかも

<2019/7/26初投稿>
これ、原作あるのかな。

本放送時はスルー。
というのも「けものフレンズ」一通り見てピンとこなかったんですよ。
同じ監督さんで似たような絵柄だったから似たような話かと思って。

ちなみに「けもフレ2」は見てないので因縁ですか?は興味ないです。


そしてケムリクサ。

最近たまたまCS1-298で第2話やってて、なんとはなしに「ながら見」したら・・・

あらやだ!
面白いじゃないのよ( ̄∇ ̄)

そんで11話まで見て。
おお?と盛り上がり、最終回楽しみー♪とか思ってたら、またCS1-298で1話から放送始まったので1話見て

んで今日、最終回見て。

という変則な見方したんですが

やー面白い( ̄∇ ̄)

SFですね。

ネタバレするとネタバレレビューを読む

というお話かな、たぶん。

10話までは上記のネタバレを隠していて、謎が謎を"淡々"と呼ぶという不思議な話の進み方をします。

この"淡々と"謎が増えていく展開にワクワクできるか、飽きちゃうかで賛否両論の作品なのかなーと。

私はワクワクしました。

「クサ」

「リンを始めとする人間を自称する謎の姉妹たち」

「とってつけたような廃墟の街並み」

「ワカバというお人好しの青年の地味な不思議さ」

「ロードムービーのようなのに旅の目的がよくわからない」

ここら辺に興味を持てたらハマると思います。

いずれにせよ見る人を選ぶ作品ですが、純粋なSF好きの人にはオススメしやすいかも。

見逃さなくてよかった、と思えた作品です。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 46
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

1度見終わってからの2巡目視聴が断然面白い

最終話まで視聴。

【この作品の評価は大きく割れそうだなぁ】
ネタバレレビューを読む

【個人的にはハマっちゃいましたね】
ネタバレレビューを読む

視聴前にネタバレしちゃうと、面白さが半減しちゃうので、訳の分からないレビューでゴメンなさい。

【最大の魅力は2巡目視聴が心地良いこと】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/22
♥ : 49
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