戦いで精霊なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの戦いで精霊な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月19日の時点で一番の戦いで精霊なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

82.5 1 戦いで精霊なアニメランキング1位
マギ(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1687)
9794人が棚に入れました
秘宝が眠るとされる謎の遺跡「迷宮(ダンジョン)」が出現する不思議な大陸を旅している少年・アラジン。
彼は旅の中で出会ったアリババと共に秘宝を手にするため、「迷宮(ダンジョン)」攻略を目指す。
その中で生じる様々な出会いと別れを繰り返す中で、アラジンは自らの宿命を知ることになる。

声優・キャラクター
石原夏織、梶裕貴、戸松遥、小野大輔、木村良平、櫻井孝宏、細谷佳正、森久保祥太郎、堀江由衣、大久保瑠美、羽多野渉、杉田智和、藤原啓治、水樹奈々、瀬戸麻沙美、花澤香菜、小野賢章、福山潤、森川智之

qwertr さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

原作を駄目にしたクソつまんないアニメ

原作から見てた自分にはまったく良さが伝わりませんでした。
声優も合ってないし、掛け持ちだからかおざなり感。作画も崩壊やらミスやら消し忘れやら多くてどうして逆に評価できる?と言うような仕上がり
動かないし。迫力ないし。
監督も監督でやる気が無いのがヒシヒシと伝わって来るし。
展開がまずおかしい。序盤でえっ何でここでこれ出したし…とかありまくり。そのくせ後の話のもっていき方が下手糞
折角王道の少年漫画!って感じがあっておもしろかったのに画面も明るすぎだし今風過ぎて合わない。そもそも日曜の5時からってのがおかしいと思う、元々は結構グロくてちょっとだけエロ入ってる漫画なんだからさ
原作の方も段々早く終わらそう…みたいな雰囲気が出てきてる、展開が早くなってきて鬱展開。最初はおもしろかったのにアニメ一期中盤あたりからこれ
大体一期でコケてるのに無理矢理盛り上げようとし過ぎ
ティトスや練紅覇やら新しいキャラの声優やら腐女子釣ろうと必死だなーって思いました。原作ではそうでも無かったのに
男ファンも欲しかったのかモルさん推すし

あと何よりマギファンって低年齢の子供な人(大人でも精神的に子供)が多く、モラルが無くてボカロファンみたいな人が多い。あ、これディスってますから
アニメが終わった後にその枠に入ってくるアニメを叩く人って偶に見るけどマギファンは圧倒的に多い。逆にマギをディスってるにわかのよう

兎に角原作好きだった分全部台無しって感じでショックでした。
切りたかったけど最後まで見ないと一概に文句言えないなーっと思い見ましたけどね、我慢しながら。
じゃあ見なきゃいいじゃんって思った人は文章読解能力が足りないと思いますよ、自分は「原作が好きな分アニメの欠点を言いたかった」訳ですから。「全部見ないで欠点を指摘しても説得力無い」と思ったんですね
いや何でここまで説明してるかっていうと消防厨房工房の脳味噌を持った人が居るからです。
此処まで偉そうに言いましたが所詮は素人目から見た感想です。
見るだけ損、原作だけで良いです

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

惚れ惚れするほど陳腐な設定&シナリオの《ショタ萌え》人気作?

1-2期ともに25話で併せて50話もあり、放送終了後にはOVA(13話、事前譚)も制作された人気作なので、いつか面白くなるのかも?と淡い期待を抱いて見続けたのですが・・・第2期の第3-4話くらいで流石に集中力が途切れてしまい、あとはダラダラと「ながら見」になってしまいました。

作画は良いです、作画はね(天下のA1-pictures制作ですし)。
ただ、第1期の途中から思ったけど、世界観設定が余りにも適当過ぎる・・・
序盤に登場するキャラ名が、アラジン/アリババ/シンドバッドときたら、誰だって『アラビアン・ナイト』モチーフと思うじゃないですか、普通。
だから、きっとそういう世界観で、あの有名な『アラビアン・ナイト』の物語を本家取りしながらシナリオが進行していくのだろう、と期待して見ていったら、第4話から{netabare}モンゴルやら中国っぽいキャラ{/netabare}がどんどん出てきて、え????と思ってしまいました。

それでも第1期は我慢して何とかシナリオを追いましたが、第2期の途中から今度は{netabare}古代ギリシャ・ローマ風のキャラ{/netabare}がどんどん出てきて、ガッカリ。
『アラビアン・ナイト』の世界はせいぜいアラビア・シリア・ペルシャなど中近東からどれだけ広がっても北アフリカ~インド洋程度のはずで、古代中国や古代ギリシャ・ローマ風の設定を無造作に混入させては駄目でしょう・・・。

そしてシナリオも、アラジン/アリババ/シンドバッドそれぞれ元々の『アラビアン・ナイト』の物語との関連性が希薄過ぎる上に、作品タイトルの「マギ Magi」というのは『新約聖書』に登場する「東方の三賢者(三博士)」のことですが、ただ単に「{netabare}マギは3人いて王の選定者である{/netabare}」という表面的な設定を借りているだけで、それ以上のシナリオの捻りとか奥深さとかは全く感じ取れませんでした。

《まとめ》
ここまで批判的なことばかり書きましたが、それでも本作は私が気になるくらいの人気作だったということは、きっと単に私が本作のターゲット層ではなかった、ということでしょうし、そして、そのターゲット層というのは、多分、主人公アラジン少年の愛苦しさにキュンときた人たちだったのではないでしょうか?(※誰か詳しい人、教えて下さい)
あと、第2期から登場する某国のリーダーが、容姿的にも性格的にも『機動戦士ガンダムAGE』の敵側リーダー(イゼルカント様)に割と似ていると思うので、同作が好きな人は頑張ってそこまで見ると少し報われた気分になれるかも知れません。


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      大高忍(『週刊少年サンデー』2009-2017年連載)
監督         舛成孝二
シリーズ構成     吉野弘幸
脚本         吉野弘幸、加藤陽一、柿村イサナ、横谷昌宏、花田十輝
キャラクターデザイン 赤井俊文
音楽         鷺巣詩郎
アニメーション制作  A-1 Pictures{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

======= マギ The labyrinth of magic (第1期) (2012年10月-2013年3月) =====

 - - - - - - - - - - OP「V.I.P.」、ED「指望遠鏡」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第1夜 アラジンとアリババ ★ 二人の出遭い、奴隷の少女モルジアナ救出
第2夜 迷宮組曲 ☆ ダンジョン(第7迷宮)攻略開始、領主ジャミルの追跡
第3夜 創世の魔法使い ★ 迷宮の主アモン、マギ(王の選定者)、迷宮崩壊
第4夜 草原の民 ☆ 奴隷解放、黄牙一族のアラジン保護、煌帝国第一皇女・練白瑛軍の侵攻 ※シナリオやや微妙△
第5夜 迷宮攻略者 ★ 黄牙一族の降伏、ババ様の死、アラジンの練白瑛救助、精霊パイモン出現
第6夜 戦闘民族ファナリス ☆ モルジアナのバルバッド道中(盗賊、奴隷商人、アラジンとの再会) ※サーベルタイガーがいる世界なのか笑 
第7夜 その名はシンドバッド ★ 七海の覇王・シンドリア国王シンドバッドとの出遭い、海洋王国バルバット到着、義賊「霧の団」リーダー(カシム)と怪傑アリババ
第8夜 守れない約束 ☆ 半年ぶりの再会、アリババとカシムの過去(スアム育ち、バルバッド第三王子アリババ、カシムとの再会と裏切り)
第9夜 王子の責任 ★ 続き(国の乱れ、霧の団への参加)、カシムのホテル襲撃、アリババvs.シンドバッド、シンドバッドの提案、兄王との対面
第10夜 その名はジュダル ★ 交渉決裂、銀行屋マルキオ登場、もう一人のマギ(煌帝国神官ジュダル)、王候補アリババ、マギ同士の戦い(魔法戦)、ウーゴ暴走
第11夜 新たなる来訪者 ☆ 煌帝国第八皇女・練紅玉のジン軍団、副王サルマッドの告白(バルバッド王国疲弊の原因、愚王の国民奴隷化計画)
第12夜 決意と決別 ☆ 煌帝国の脅威増大、カシムの叛乱煽動の企て、アリババの単身王宮乗り込み{/netabare}

 - - - - - - - OP「瞬く星の下で」、ED「The Bravery」 - - - - - - -
{netabare}
第13夜 反逆の王子 ★ 煌帝国の像兵士vs.アリババ(アモンの剣)、モルジアナ加勢、兄王との対峙、副王サブマッド国王親衛隊制止
第14夜 アリババの答え ★ クーデター(国王廃位)、国王婚約者(練紅玉)との対峙(条約破棄交渉)、七海連合使節来訪・バルバッド加盟宣言、練紅玉帰国、アリババの王制廃止・民主共和制宣言、アラジン危篤?
第15夜 カシムの答え ★ カシムの煽動・民衆暴動勃発、ウーゴとの別れ、アリババvs.カシム、運命の逆流(黒き器の持ち主・カシム魔人化)
第16夜 ソロモンの知恵 ★ 暴力革命の意思をもった黒いジン、シンドバッドの助勢・アリババ奮闘、ジュダル再来襲、アラジン復活、ジンの錬成術
第17夜 笑顔 ★ カシムの憎悪、憎悪を煽る者、カシムの憎悪氷解(アリババとの別れ)、4人目の「ソロモンの智慧」を得たマギ、闇の組織アル・サーメン
第18夜 シンドリア王国 ☆ 南海の王国へ、蛇の噛み傷(アリババ)、八人将による修行開始 ※ここから新展開
第19夜 ホシの名はシンドバッド ☆ バルバッド先王のナイフ、煌帝国第四皇子(練白龍)&第八皇女(練紅玉)来駕、皇子の留学と目的
第20夜 王子と皇子 ☆ アリババの異変、死の呪縛(シンドバッド)、第61迷宮へ、トランの民
第21夜 迷宮ザガン ☆ 人間嫌いのジン、白龍の抱える問題、アラジンと白龍の握手
第22夜 炎の眷属 ☆ ジュダルのシンドリア侵入、モルジアナの金属器初使用、アル・サーメン幹部イスナーン来襲
第23夜 鬨の声 ☆ 亡国ムスタシム王女ドゥニア魔人化、闇の全身魔装、闇の軍勢シンドリア侵攻
第24夜 堕転 ☆ イサーク消滅、全身魔装ドゥニア撃破、アラジン闇落ち
第25夜 アリババとアラジン ☆ 精霊サガン召喚(練白龍)、アラジン回復、ドゥニア浄化、闇の軍団撃退、イスナーン浄化{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)11、☆(並回)14、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.5


======= マギ The kingdom of magic (第2期) (2013年10月-2014年3月) =====

 - - - - - - - - OP「ANNIVERSARY」、ED「エデン」 - - - - - - - -
{netabare}
第1話 旅立ちの予感 ☆ 戦勝祝い、ドゥニア王女の一時回復と危機、アラジンの決意(マグノシュタット行き)
第2話 旅立ち ☆ ドゥニア死亡、
第3話 出航 ☆ アラジン/モルジアナ/錬王龍の出航、アリババ合流、海賊来襲
第4話 海賊 ☆ オームマドーラ、海賊の島
第5話 母 ☆ ※ここで視聴時の集中力が途切れてしまったので以降は☆評価のみ
第6話 優しい人 ☆
第7話 練紅覇登場 ☆
第8話 特訓の日々 ☆
第9話 レーム帝国 ☆
第10話 最高司祭 ☆
第11話 大峡谷 ☆
第12話 新たなる皇帝 ☆ 煌帝国の新帝
第13話 ティトス・アレキウス ☆{/netabare}

 - - - - - - OP「光-HIKARI-」、ED「With You/With Me」 - - - - - -
{netabare}
第14話 隠された民 ☆ ※ガンダムAGEみたいな展開(モガメットはイゼルカント様か?)
第15話 魔導士の国 ☆
第16話 残された命 ☆
第17話 宣戦布告 ☆ 
第18話 レームの脅威 ★ マグノシュタットのレーム帝国への開戦
第19話 本物のマギ ☆ ※ようやく第1話冒頭につながる
第20話 再会 ★ ファナリス兵団団長ムー・アレキウスの魔装(バルバトス)、アラジンとアリババの再会、シェヘラザードとの洋上会見、煌帝国軍出現
第21話 王の器 ☆ モガメット堕転
第22話 守りたいもの ☆
第23話 魔装戦士たち ☆
第24話 滅亡の時 ☆
第25話 おかえりなさい ☆{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※個人評価 × 3.4


============ マギ シンドバッドの冒険 (OVA) (2016年4-6月) ===========
{netabare}
第1話 運命の子
第2話 船乗りシンドバッド
第3話 迷宮バアル
第4話 ひとつめの海
第5話 王の資質
第6話 居場所
第7話 商人シンドバッド
第8話 眷属器
第9話 清浄の地ササン
第10話 世界を変える力
第11話 天空都市アルテミュラ
第12話 魔装vs魔装
第13話 マギ{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※個人評価 ※未視聴

投稿 : 2024/11/16
♥ : 20

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

冒険ファンタジーアニメってワクワクしますね♪♪

このアニメの元になったのは、あの有名な物語集「アラビアンナイト」(千夜一夜物語)です!ヾ(*゚∇^*)ノ

主人公は不思議な笛を持つ小柄な少年アラジン!
もちろん「アラジンと魔法のランプ」から!

もう一人の主人公の迷宮攻略を目指している少年アリババは「アリババと40人の盗賊」から!

その他にも「船乗りシンドバードの物語」のシンドバッドなどアラビアンナイトの世界の登場人物が個性豊かに登場してきます!!

物語もこれぞ冒険ファンタジーと言えるぐらいなストーリーです!!

朝アニメなのでお子様向けと思い気や大人も楽しめちゃうのが良いです d(⌒o⌒)b♪

アラビアンナイトは完全大人向けな映画に出来る物語もあればアラジンのようにアニメ化して楽しめる物語もあったりで、原作も物語次第で更に面白くなると思うのでそっちにも期待です♪

2期制作決定しているのでまた楽しみが増えました♪

投稿 : 2024/11/16
♥ : 56

79.3 2 戦いで精霊なアニメランキング2位
天鏡のアルデラミン(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (904)
5021人が棚に入れました
隣接するキオカ共和国と戦争状態にある大国、カトヴァーナ帝国。その片隅で一人の青年が戦乱に巻き込まれようとしていた。名はイクタ・ソローク。戦争嫌いの怠け者で女好きという、およそ軍人とはかけ離れた人物だ。幼馴染であるヤトリシノ・イグセムとともに高等士官試験を受けた彼は、二次試験への送迎船で、看護学校出身のハローマ・ベッケル、旧軍閥名家のマシュー・テトジリチ、そしてヤトリと同じく忠義の御三家の一角、レミオン家のトルウェイ・レミオンと出会うこととなる。道中、彼らと賑やかな時間を過ごしていたその時、突如船が座礁する。総員退艦となり脱出する5人……だが、そこで一人の少女が船から海へ落ちる姿が目に入る。ためらわず、大荒れの海に飛び込むイクタ。そして、彼は少女の小さな手を握った。時に帝歴905年。それが後に常怠常勝の智将と呼ばれた男と、帝国最後の皇女と呼ばれた女の初めての邂逅。“約束された敗北"へと向かう、物語の発端である――。

声優・キャラクター
岡本信彦、種田梨沙、水瀬いのり、金本涼輔、間島淳司、千菅春香

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

転生したら盾の幼女の孫だった件

「まるで将棋だな」。甘い戦術考察、ぶれる時代軸、有明の干潟のごとく浅いカガク、何も残らないファンタジー戦記。


優れた戦術、掌握術を会得しながらも嫌みったらしくしているためになかなか正当に能力を評価してもらえない主人公が不利な戦争をしまくりつつ結局俺の味方TUEEEE頼み。

私はアニメはフィクションで絵空事と重々承知してるしその空想を楽しむようにはしているし楽しみたいと願望もある。しかし物語の内容がいくつか破綻してしまえば多くが瓦解しつまらなく感じてしまうのも私で悪い癖だと思っている。単純にそして素直に「すげー!カッケー!」とだけ感じることができればどれだけ有意義な時間となるのだろうかと心底自身のアホさを残念に思う。

主人公は知略に秀で(風)て口もたち更には科学に対しても博学(風)の本当は善行大好きなキャラクター。それに腕のたつ忠実な味方もたくさん居て、中世後期から第一次世界大戦の科学技術をぐちゃぐちゃに混ぜ騎士道やら精霊を利用した異能やらまでこねくり回したもんだからトンカツ海鮮オイスターソースがけブイヨン茶漬け丼状態。それぞれに独立性と合わさった旨味があれば面白い作品なのだろうがそうではないと闇丼でしかない。

序盤の物語については破綻なく面白かったのだがクソゲーになるのは中盤以降。精霊の力を使う銃の射程は40mと非常に短いのに対して火薬を用い大きなエネルギーが必要となる大砲と裂薬弾の存在が科学技術のアンバランスを発生させる。銃の考察をする上で火薬、信管、薬莢や弾丸などの金属加工技術こそが非常に密接なものなのだが主人公を引き立たせるためのこじつけが酷い。ライフリングとバレル延長で得られるものは直進安定性でありそれが大きいエネルギーを産み出す物でもないし弾丸、薬莢の進化無しには有効射程は劇的に延びない。
技術力が「対等」であるという無茶苦茶な設定を押し付けてしまっている意味も分からない。というか不要でしょ。しかも気球が高価ってwww主人公の頻繁に言う「カガク」ってイミフー(笑)

山岳民族蜂起の物語も最初から他国の干渉ありきなのは世の常でありながらそれすら念頭に置かずゴリゴリ自慰的に進めていく戦闘。がけの上に足場がありながらそれを用いず行われるゲリラ戦、情報戦を頻繁にアピールするくせに敵情の不明瞭と把握不足。双方にライフルの脅威がありながら「竜虎相搏つ」演出欲しさに前線で参謀が平然とチャンバラする稚拙な最終話などなど、これこそカオス。主人公の大好きな目隠し将棋が酷すぎて戦術と呼べる戦術でも無いのは嫌味なしにネタでしかない。


ぐちゃぐちゃな主人公のいう「カガク」が無ければ少なくとも楽しめる要素はあるのだが闇丼状態の物語で拒否反応を起こしてしまった。浅はかで短絡的なこじつけするならば精霊技術の進化による戦争形態の変化とそれを他者より上手く使う主人公って構図のファンタジーでええやんけ・・・などと不粋な思念に囚われてしまった。
弾丸もさぁ、貫通するような形状じゃないしさぁ、ペイント弾もどれだけの進化が要るのか。アニメって砲弾が簡単に爆発するよねぇ、何でもかんでも爆発しないんだけどさぁ。主人公持ち上げるために他の軍関係者の脳ミソをすんごい持ち下げて主人公だけまともにしてもそれって誰が騙されるんだよぉ。
ブラックラグーンほど銃器の描写に重きもおかず3DCGもショボいしなんだかなぁなラノベ販促作品。原作準拠ならばまさにラノベらしい作品だし制作サイドも兵器や戦争などの掘り下げての描写はさらさらする気が無かったのだろう。

岡本先生って笑う演技って一方通行縛りでもしてるんですかね?
そんなこんなな作品でもお耳に優しい種田ボイスはたまらんのです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

悪くないかな…。→ まともな戦記物で、面白い!(…ので原作買った。)

ライトノベル原作(電撃文庫刊)。既刊10巻なので不人気ではないはずですが、私は未読です。
→ 面白いので原作を買って読み始めました。現在既刊10巻すべて読了。(2016.10.1)

契約した精霊がパートナーとして各キャラについています。主人公のイクタは、同郷で名家の娘っぽいヤトリが仕官のために都へ上るにあたって、試験でヤトリを助けたり引き立て役になったりするために同行します。

途中で同じ試験を受けに行く人たちと一緒に乗った船が難破して…、ということで後は書きませんが、とりあえず主人公は軍師・参謀タイプです。

そういう設定で1話目から有能そうに見える主人公はなかなかいない気がしますが、イクタはちゃんと有能そうだったので視聴継続して完走しました。

かなりちゃんとした戦記ものです。

本作は主人公のイクタ以外の、「騎士団」を始めとする周辺キャラが魅力的です。原作では敵方も魅力的ですが、アニメ化範囲では顔見せ程度の感じで「続きが知りたければ原作で」になってしまいますね。

…作画は、崩れというよりは動きの点でちょいちょいダメっぽいですが(笑)。
2016.07.30追記: 力の入れ処をわかっているようです。これは大丈夫そう。

全13話で原作3巻まで+後の巻からの幼少期回想エピソードを消化しました。

原作はかなり長い話になりそうで、アニメ化部分はいわばプロローグみたいなものです。

2017.12.12追記:
原作は13巻に到達。もうすぐ終わるっぽいあとがきでした。そういえば原作ではわりと重要人物である気がするトリスナイ(カトヴァーナ帝国宰相)って、アニメではキャスティングされていないどころか、ロクに名前も出てこないですね…。

続編が作られれば登場するとは思うんですけど、まあアニメ化された範囲では名前は出ていても事実上出番はなかったですからね…。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 59
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

内容の詰まった戦記物でキャラクターを見るのも楽しい

2016年夏アニメ。ライトノベル原作、全13話の戦記物です。
原作は2巻途中まで読了。ペースとしては原作3巻までのアニメ化のようですね。
原作より全体的に地味な印象に作られたアニメというのも珍しいかも。

キャラ物と戦記物のバランスの良さが良いですね。これは原作の良さでもあり、きちんとアニメにも反映されていると思います。
原作からのカットや短縮が沢山あるだろうと思っていたのですが、原作の内容もかなり詰まっているのであまりカットしていませんね。全13話でストーリーをキリの良い所まで進めるためにどうしても詰め込み気味になってしまった印象。
カトヴァーナ帝国の斜陽ぶりがわかりにくくなっていることと精霊の活躍が少なくなっていること、軍事関係のシーンが少なめになっているのも勿体無い点ですが、原作の進み具合からしてここしか切りようがなかったと思われます。
必要な情報を言葉での説明に頼らない(あるいは尺のために削らざるを得ない)ため、繰り返し視聴する人向きだと思います。

キャラクターは全体的に個性がわかりやすくイクタ以外のメインキャラクターが皆常識的なので、かなり見やすいと思います。人間関係もさっぱりしていてとても印象がいいです。
イクタは女たらしだったりと癖のある性格で、何話か進まないと良い所がはっきりと出てこないので苦手な人は苦手だったようですが、私はとても好きですね。{netabare}「人材の適材適所」という考えがイクタ本人にあるため、汚れ役を引き受けることが多くて痛々しいシーンもあるのですが、そこが良いバランスになっています。{/netabare}

キャラクターの配置も上手で、完璧系キャラと成長型キャラの両方が味方におり、それぞれに抱える問題・はっきりした美点欠点が設定されているため、誰にも感情移入できるし、好みのキャラクターは見つけやすいと思われます。

精霊も可愛くて好きですね!
見た目はちょっと癖がありますが動きや仕草が可愛らしく、主人に対する献身が健気ですし、物語に必要な存在として大切に描写されマスコット然としていないのが好印象です。……ねじまき要素は原作でも大分後にならないと出てこないという話。それはちょっと残念です。

キャラクターデザインに原作イラストよりずっと地味な絵柄を選択したのはチャレンジだったと思います。
でも堅実な世界観を作るという明確な意図が感じられて面白いですし、それぞれ良し悪しはありますが、個人的にはマシューのキャラクターがしっかり嵌っているのはアニメ版の絵柄だと思います。

戦闘シーンに作画全力投球というのが徹底していて素晴らしいです。接近戦に力が入るのは勿論ですが、長距離狙撃のシーンも本当に丁寧な作画ですし。
他の部分も常にきちんとしていて、コンテ演出も常に安定していて映像面で違和感は全くありませんでした。

OPは絵と歌詞の意味が物語が進むにつれ分かって行く作りで、最後まで見るととても感慨深かったです。じわじわ嵌って行きました。

{netabare}
第5話で子ども時代のイクタのヤトリに対する「君がいないと僕怪物に食べられちゃう」の台詞が色々想像させられますね…怪物とは狼の群れなのか、他の何かなのか。
むしろ人間を襲撃したものの返り討ちにあい、群れを崩壊させられた狼達のほうが喰われた側という描写なのが意味深です。
狼たちも幼少のイクタとヤトリも、戦った理由は生き残るため。弱肉強食ならぬ弱肉弱食とでもいうべき構図がやりきれない。
(※「弱肉弱食」という言葉は何年も前にどなたかのブログで見かけました。ブロガーさんのことも内容のことも今ではうろ覚えなのですが、酷く象徴的なこの言葉が忘れられません。)

人間もまた、正常な感性を持ち泥を被ってでも誰かを守ろうとする人(リカン中将、トァック少佐、カンナ、デインクーン)ほど腐った国に、あるいは周囲の大きな意思に喰われ飲み込まれていきました。
主人公であるイクタでさえ相手を納得させる言葉を用意することで自分の意志に他人を巻き込んでいくのですが、そこに理性と誠意があるからやりきれないものにはならずに済む。
他者と関わり合いながら生きていく上で人は「喰らわずにいられない存在」なのかも知れませんが、喰うか喰われるかの関係にならずに済む方法も、イクタの生き方によって明示されているのが良いなと思います。

第9話「ささやかな面目の行方」での食堂のシーンは正直その時は笑って見ていたんですが、「戦士」「勇者」にさらには「騎士」と次話で「ケダモノ」という言葉が飛び出したことで、人間のサガと理性、第5話で示された喰うものと喰われるもの、第8話「いつか、三度目に」から繋がる守りたいものと守れないもの、と明確にテーマ性が纏まっていく興味深い構成になっていると感じました。
……まさか伏線なんて思わなかったよ、あの猥談シーンw 考えてみれば尺がカツカツなんだから無意味なシーン入れるわけ無いですねw

「戦士」と「勇者」を飾らない自分だとすれば、「騎士」は他者にいかに誠実に向き合うかという理想を自分自身に課す在り方なのではないかと思います。
そして「ケダモノ」は自分のために他者を食い荒らすことに抵抗感を持たない存在。それは仔のために人間を襲った狼にさえ劣る在り方です。

シャミーユが願う国の在り方は、国を人に見立てるならば「騎士」に近いものなのでしょうね。しかし、シャミーユは自身の目的のためにイクタを喰らい飲み込もうとしています。敗戦国の軍事最高責任者なんて、正しく“すり減らされて捨てられる英雄”であるのは間違いないのですから。
イクタにとっては大事な存在(ヤトリ)を喰われないために逃げ出すか、人を喰らうばかりでない国を作るかという二択になるわけですが、どちらにせよ、仲間や身近な人が喰らわれる可能性は非常に高い酷な選択です。

イクタとヤトリの信頼関係を象徴する演出として二人の背中合わせの構図が一貫して強調されてきましたが、向かい合うシャミーユとイクタは全く正反対の関係性なのですよね。喰うか喰われるかという緊張状態にさえ見えてしまう。
第1話からずっと見て来たこのOP、本当によく出来ているなと思います。
{/netabare}

他の人の感想にもあるとおり、先がすごく気になる作品になってしまいましたが、本作単品でも十分に楽しめるようにはなっています。
色んな理由で1クールでの構成が難しい作品だったと思われますが、ヤスカワショウゴさんのシリーズ構成凄く良かったです。
物語の入り口という形にはなってしまいますが、気になる人にはオススメします。(2016.11.17)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 20

60.3 3 戦いで精霊なアニメランキング3位
新妹魔王の契約者 BURST(バースト)(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (377)
2836人が棚に入れました
角川スニーカー文庫の同名ライトノベル(作:上栖綴人)が原作。澪の持つ先代魔王の力を狙ってきたゾルギアを倒し、刃更たちは平穏を取り戻したかに見えた。ところがある日、突如魔法で操られた人間たちに襲われる。家族を守るため、ますます淫らに激しく主従契約を強める刃更たち。バトルもエロスもパワーアップした「新妹魔王の契約者」の第2期!

声優・キャラクター
中村悠一、朝井彩加、ブリドカットセーラ恵美、福原香織、野水伊織、杉田智和、吉田聖子、浅川悠、津田健次郎、藤原啓治、興津和幸、玄田哲章、山村響、井上喜久子
ネタバレ

NEOたちばな さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

「いま助けてやるからな」←えっ(°Д°)?

1期の魅力であった「エロ」がデフォルメされすぎて、ストーリーの中身はスカスカ
この作品の最大の売りである「エロ」には必然性がなくなり無意味でくだらないものに成り下がった
1期は好きだったので残念でならない
このとりあえず作りました感、きらいだ

ダメになった要因考察(愚痴に近い)
{netabare}
1.未回収が多すぎる
挙げればキリがないが特に気になったところ
東城迅がレオハルトとの戦闘で助けたキャラは最後まで誰か不明
刃更の2人いる母親が結局分からず。長谷川先生はOVAで伏線あるからいいとしてもう1人は都合よく魔王関係の人?
吸血鬼の同級生と神族のくだりがその後に何もなかったかのように
あえて言うなら枢機院の一人が「来る神族との決闘なんちゃらこんちゃら」って言ってたくらい
2.無意味なエロ
主従契約設定がおざなりとなり、とにかくエロをぶっこみすぎたせいでエロの必然性がなくなってしまった
ただのエロアニメじゃねーか!
3.安っぽい家族愛
1期でも気になってはいたが、2期でさらに拍車がかかってしまった
ことあるごとに「家族」を連発し言葉に重みがない
刃更にとって妹のおっぱいをいじくりまわすのが家族の究極形なんですかね(白目)
「いま助けてやるからな」の破壊力が悪いほうにパワーアップw
4.主人公ヒャッハー化
迅とガチンコ稽古したり主従契約でさんざんエロいことして強化してきたのに、フリスクみたいな粒ひとつでそのくだりが必要ないくらい強化され覚醒しちゃうという
5.最後の切り札?最強の魔神ケイオスが適当すぎる
デザインから設定から攻撃のビームからすべてが適当、虹色ビームってパチンコの確定演出かよ笑
6.その他もろもろ
思い返せば、そもそも澪が穏健派の招待に応じなかったら物語が終わってたと思うと笑える
枢機院の瞬殺ワロタ
最後の最後で澪の「暖めて」からの服ガバッーって脱がしたのは最高のネタでしかない
{/netabare}

-OP考察-
OP曲
「Over The Testament」
歌:Metamorphose
そんなに印象に残らない曲
OP映像の戦闘シーンでアタック入れてるけどあれ邪魔
最後のコマ送りの「これから出てきますよー!」的なところに出てくる登場キャラの中に、最後までどこの誰か分からないやつが堂々といるけど!
誰!!!

すべてが適当で何も魅力のない作品
唯一良かったのは1期よりモザイクの面積が気持ちだけ小さくなったことくらい笑

新作OVA『新妹魔王の契約者 DEPARTURES』
2018年1月27日より2週間限定イベント上映
2018年3月28日に発売予定、R15+指定
まじかよ、いまのところ見る気なし(見ないとは言ってない)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13
ネタバレ

01oinaris さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

今、楽にしてやる  という名の淫夢

主人公・東城刃更の義妹となった先代魔王の娘・成瀬澪(CV-朝井彩加)
澪の従者・ロリエロサキュバスこと成瀬万理亜(CV-福原香織)
刃更の幼馴染である勇者一族の娘・野中柚希(CV-ブリドカットセーラ恵美)
柚希の妹である勇者一族の娘・野中胡桃(CV-野水伊織)
この4人に加えて新たなハーレム要員も追加され、ますます酒池肉林に磨きがかかった本作。
ストーリーとしてはよくある、主人公最強系のバトルハーレムエロアニメ。

「待ってろ!今、楽にしてやる!」

この言葉がえっちぃシーンスタートの合言葉。
普通だったら悪党を成敗する前の常套句…のはずなのですがw
まさに水戸◯門の決め台詞「この紋所が目に入らぬか!」に匹敵。
※注)◯は{netabare}菊や月工{/netabare}ではありません。

いやはや、1期とコンセプトは変わらず、ごっつーえっちぃ作品でした。
おらの魔剣ブリュンヒルド({netabare}という名の短剣{/netabare}{netabare}しかも鞘付き{/netabare})も覚醒寸前。

1期でも書きましたが、ストーリーを重視して視聴してはいけません。
ストーリーはハイスクDDなどに見られる、ありきたりの主人公最強系です。
展開の飛躍・ご都合主義展開も満載であり、そこまで引き込まれるものは…ない。
ストーリーやバトルに主眼を置いて視聴すると、無駄にえっちぃシーンの多い駄作になります。

えっちぃシーンを見るために視聴すること!
これが本作を楽しむための最重要事項。
そうすると、えっちぃだけじゃない、ストーリーもそれなりに楽しめるえっちぃアニメに大変身!
1期と相変わらず、刃更くんがどのように御自身を満足させているのかは大いなるナゾですが、
視聴者の皆様は可愛いキャラと可愛い声が喘ぎ乱れてご奉仕するシーンに癒されてくださいませ!
ところで、魔族・魔王の娘は赤髪っていうテンプレートは、一体いつから始まったのだろう?
やはりハイスクDDの影響が大きいのだろうか…?

刃更の謎{netabare}(二人いる母親・時々覚醒する魔剣・死を覚悟した時に放たれる強大な力){/netabare}の種明かしは?
このあたりは原作を買って読め…ってことなのでしょう。
殊勝な商売心に気がつくと嫌気がさしてしまいます。
貴兄の霊刀「咲夜」も魔剣「ブリュンヒルド」も切れ味が鈍ってしまいます。
そうなると「バニシング・シフト」できないので、その点は気にしちゃダメ♡

えっちぃシーンを見るために視聴すること!そこに尽きます。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

えっ・・・全10話だったの^^;?

この作品は、「新妹魔王の契約者」の2期に位置する作品です。物語の内容に繋がりがあるので、1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

最強系主人公と可愛いヒロイン達・・・魔界・・・異能のぶつかり合い・・・恐らく全てがテンプレですが、テンプレであろうと1期から視聴を楽しみにしていた作品です^^
やっぱり私はこの手の作品が好みのようです^^;

大切な妹を必死に守ろうとする兄・・・
兄の言うこと・・・そして運命を受け入れ共に歩もうとする妹・・・
加えて妹は可愛らしい子揃い・・・
この時点で私にはこの作品を視聴しない理由は見つけられません(//∇//)

そして毎回の放送を楽しみにしながら視聴を続けた訳ですが・・・

まさか10話で終わるとは完全に想定外でした^^;
これからのラストスパートで物語がどの様に進んでいくのかを楽しみにしていたのですが・・・
突然テレビの電源が切れたような・・・目の前で梯子を外されたような・・・そんな気持ちで一杯になってしまいました^^;

確かに物語上の展開的には一区切りなのかもしれません。
けれど、その肝心の物語は伏線だらけじゃありませんか・・・^^;
何がどう転がっていくのか・・・現状では全く読めないです。
この展開が読めない状態・・・これが次期への布石になっていれば良いのですが・・・^^;

この様に物語の展開には不透明な部分がありますが、それでも毎週楽しみにせずにはいられないこの作品の魅力・・・

それは、可愛らしいヒロイン達が時折見せる妖艶さ・・・だと思います(//∇//)
サキュバスの魔法のせい・・・なのかもしれませんが、ヒロインの色っぽさは1期から健在です。
そして2期では・・・これもほぼお約束ですがヒロインが増えましたね^^
昨日の敵は今日の友・・・とでも言うのでしょうか^^;?

でも、敵から友に立ち位置が変わっただけなのに、いきなりあんなこ事やこんな事って、いくら何でも早すぎるんじゃ・・・
これもサキュバスの魔法のせい・・・^^;?
それとも心情の変化ですか・・・?

刃更の自宅は完全にハーレム状態・・・
それもかなり過激な部類のハーレムだったように思います^^
・・・ハーレムの状態と羨ましさって比例するんですね^^;
そしてついに出ました刃更の禁断の台詞「・・・」
そう言っちゃいましたかぁ・・・
主人公とヒロイン達のめくるめくひと時に交わされた台詞・・・
気になる方は是非本編でご確認下さい^^

オープニングテーマは、「Over The Testament」
エンディングテーマは、Dual Flareさんの「Temperature」
オープニングは歌い手が変わったりオープニングアンメの効果音が追加されたりとアレンジが加えられていました。
オープニング、エンディング共に格好良い曲だったと思います^^

1期10話の作品でした。今期が10話で終わってしまったのは原作のストックの関係でしょうか^^;?
いずれにしろ物語的にはまだ途中なので、次回続編の情報を楽しみに待っていたいと思います♪

投稿 : 2024/11/16
♥ : 19

69.1 4 戦いで精霊なアニメランキング4位
ロードス島戦記(OVA)

1990年6月1日
★★★★☆ 3.8 (136)
688人が棚に入れました
暗黒皇帝ベルドに率いられたマーモ帝国軍と「至高神ファリス」を奉じる神聖王国ヴァリスを中心とする国々との戦い(英雄戦争)を背景として進む。アラニア王国出身の若き戦士パーンは、亡き父と同じ騎士になる夢を求めて仲間と共に冒険の旅を続けるうちに、英雄戦争の狭間で暗躍する「灰色の魔女」カーラの陰謀に巻き込まれ、「大いなる破壊」を回避するため「光と闇の均等」を説くカーラの言葉に戸惑いつつも誘いを断ってフィアンナ姫を救出し、自らの進むべき道を求めヴァリス王国に向かう。そしてマーモ帝国とヴァリス王国の緊張が高まる中、カーラの考えがロードス島の平和と相容れないものであると悟ったパーンらは、六英雄の一人である大賢者ウォートに助力を求め、遂にカーラの居場所を突き止め魔女に挑む。

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日本のファンタジーを語る上では外せない作品

自分の人生に最も影響を与えた本です。アニメ、漫画、ラノベ、全てを通して、自分的No.1は、ロードス島戦記の原作です。

人生で初めて読んだラノベ。学校に持ってく本を探していたら、たまたま本屋で安く束売りされてたんで買っただけ。それがまさか、こんな歴史的な名作だったとは(偶然の出会いに感謝)。

エルフは高慢ちきで耳が長く、動きが素早い。なかなか子孫ができない。ドワーフは大酒のみで力が強いが、手先が器用で装飾品などを作るのに適している。

そんな、ファンタジーの「当たり前」を、日本で初めて紹介したのが、このロードス島戦記。(世界初ではない)

日本の国産ファンタジーとしては、シリーズ累計1000万部を超え、「ドラクエ」「FF」と並び、草分け的な作品です。

(TRPG版は)ラノベの老舗、角川スニーカー文庫の初作品でもあります。

まあ、とにかく、偉大な作品ということです。

さて、アニメですが、原作ファンからすると、やっぱり不満は残ります。(尺が限られてるからしょうがないけど)色々カットしてるし。作画と音楽は素晴らしい。作画は、今見れば古くさいですが、同時期の作品の中では高クオリティー。音楽は、いずれも透明感があり、幻想的で、ロードスの世界観をよく現しています。初めてサントラ買っちゃいましたし♪

とにもかくにも、原作小説を読んでほしい。それだけですな。正統ファンタジーとはこうあるべき、という教科書みたいな作品です。

初代ヒロインのディードリットは、歴史上一番可愛いエルフです! それだけでも、観る価値はある(笑)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 32

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

国産ファンタジー路線の元祖的作品ですが

 雑誌コンプティークのテーブルトークRPGのリプレイ記事から生まれた作品ですね。PCゲーム誌なのに袋とじが付いてるという謎雑誌でしたw
私もそのリプレイ記事が面白くて読んでましたけど、別にストーリーがどうのって代物では無い訳です。ゲームのリプレイ記事ですからね~。
テーブルトークRPGって、こういうモノなんだという紹介として面白かったんです。当時はそういうもの扱ってる雑誌と言うとHJ社のタクティクス誌が有りましたが、ちょっとコアな非電源なゲーム好き向けの専門誌でしたから。
 そのリプレイのキャラ使って小説化されたのがコレですが、正直私は序盤しか楽しめなかったです。カーラがウッドチャックに乗り移るとこ迄。

 この作品って、それまでの西洋のファンタジー物の基礎知識、神話や言い伝えと言う物を熟知した原作者が生真面目に日本風にアレンジした日本人への正統派ファンタジーへの誘い的な作品だったと思うんですよね。当時の私ら世代はそういうモノに飢えてた世代ですから、ロードス島戦記と言う小説もアニメも"新しいもの"だったんですよね。
(もちろんガチのヲタは当時でも知ってたでしょうが)
竜が吐くものは炎じゃなくてブレスなんですよ。赤いドラゴンは他のドラゴンに比べて知能は低いんですよ。そういうファンタジーの基本すら私達普通の人達にゃ「へ~ほ~なるほど~!」って時代だから、この作品の価値は高かったんではないかなと。
ファンタジー物と言う言葉を免罪符にして好き勝手に都合よくアレンジした作品では無いが故、多分今見るとさほど面白くない。西洋の古典ファンタジーこそ正とする生真面目な作品ですので、今の若い方は見てもさほど面白くないと思います。
でも、当時間違いなく価値のあった作品であった事は疑いようも無い事実ですので、日本製ファンタジー物アニメの過去の検証という視点で参考に見られるのは宜しいんじゃないかと。



因みに私は同じ当時のコンプティークからの作品なら「ラプラスの魔」の方が俄然面白いと思いますが、アレはアニメにすらならなかったですね。残念(汗)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

アニメの角川の原点

ものすっごい制作費を投じて豪華スタッフで作った逸品。
角川スニーカー、角川アニメといえばロードスである。
あとガンダムが朝日から移籍してきたんだよね。
スニーカー文庫はこの2作品のイメージ。

OVA全盛期で高い値段で出しても儲けが出た時代、作品の人気がものすごかった。
原作の発表は85年とずいぶんと昔になる。
指輪物語、D&Dをリスペクトしており、
日本だけでなく世界中のファンタジー、RPGのテンプレートになったんで有名な作品です。エルフの耳がああなったのはディードリットのせい。

肝心のアニメですが絵はきれい、話もそのままなんですが、
ケツから勧善懲悪にされてしまっているのが非常に腹立たしい。
ガンダムも角川だし好きだし、それに習ってか原作は勧善懲悪ではない。
ネタ元の指輪物語との最大の違いなんです。
暗黒神と邪神、がいても、その名は善側からの呼び名。本当に司るは自由の神と破壊の神。悪とは、邪悪とはなんなのかというのが大きなテーマのひとつ。破壊は創造の母であり、私欲は人間の生きる原動力ではないか?律されず自由に生きるのは人として当たり前の行動ではないか?という問いが読者に投げかけられます。
そこだけが非常に気に食わない作品です。
作者のほうからネタバラシしてあったそうですが・・
実際に水野さんも苦言を呈しています。なにテーマ変えてんだと。
まぁ作者が遅筆なのもいけないww。
原因は当時『完結してないから』なんですw
あの頃はみんな遅かったけどクオリティは良かった。
いまは消費ペースはやいから大変だね・・・。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12
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