悪の組織でファンタジーなおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの悪の組織でファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月09日の時点で一番の悪の組織でファンタジーなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.8 1 悪の組織でファンタジーなアニメランキング1位
かつて魔法少女と悪は敵対していた。(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (103)
327人が棚に入れました
悪の組織――あらゆるものを侵略し、あらゆるものを滅ぼす。 残忍にして狡猾なその組織のブレーンには、王の片腕たる悪の参謀がいた。 地上侵略の危機に立ち上がる、薄幸の魔法少女・白夜。 彼女と対峙した悪の参謀・ミラは、なんと一目ボレしてしまい……。 魔法少女と悪が敵対していたのは、かつての話。 殺し愛(あ)わない、ふたりの行く末は――?

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

参謀さんは恋の病

素晴らしい15分癒しアニメ
いぬぼくの作者のかたですが、本作品を連載中に若くしてお亡くなりになったため遺作にして未完の作品となっております・・・
ステキな作品をありがとうございました。

ミラさんがお気に入り
ミラさんも白夜も、戦闘員の皆さんもみんなかわいかった

この作品に限らないけど、悪の組織が悪の組織してないのが笑える
悪の組織とはいったい・・・

この世界観もっと見ていたいな

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これぞ至高の15分アニメ

とても平和で優雅で微笑ましい作品。

何よりヒロインの白夜が可愛い。いわゆる貧乏で薄幸な魔法少女なんだけど、その神秘的かつ愛らしい見た目におっとりとふわふわした感じの性格ゆえに、悪の組織の参謀さんであるミラが一目惚れしてしまうのも分かるし、色々美味しい物とかを贈り物したり会いに行くのも分かる気がする。

また、そんな二人の周りの人達も中には多少の癖のありながらも良い人ばかりといった印象で、しいていうと作中で小悪党と感じられたのはごく一部のモブキャラ(第一話冒頭で未成年で酒買おうとしてた客とか)ぐらいかなぁ汗。

一応、他の魔法少女だったり、使い魔も登場して物語に絡んだりしますが、それでも白夜とミラの二人の間には必要以上に干渉することはなく、あくまでも二人の逢瀬をメインに毎回楽しむ事が出来る。二人のやりとりもとても微笑ましく、それでいて尊いものでいつまでもこの時間が流れてたらいいのになと思わされる15分✖️12話でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

魔法少女は全てをパリンする

魔法少女を見るのは久しぶりだ。
リソースを重点配分し、変身バンクに全集中!
まどマギに加え、プロット、キャラの関係性は『こばと。』と言ったところか。遡ってハチクロの観覧車成分までも注入、限りないリスペクトを感じる演出が嬉しい。
もちろん、そんな重いお話ではない^ ^。
                (2024/07/22)
ファ〜〜〜〜⭐︎ク!!!
8頭身モナーだけでも事件の香りがプンプンなのに、
今度はゴリゴリのめんトリさんまで^^;
火花ちゃんの変身バンクも必見、保存版であります^ ^
                (2024/08/27)

ところで、貴方はどちらサイドの住人かな?

気がつけば、穏やかで、切なくて、今一度、もう一度、エンドレス…。
かけがえのない日々は続くのだ。
そう、彼女の笑顔はプライスレス。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

72.2 2 悪の組織でファンタジーなアニメランキング2位
STAR DRIVER輝きのタクト-スタードライバー(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (937)
5123人が棚に入れました
日本南方に浮かぶ島・南十字島。ある夜、島の海辺にツナシ・タクトという少年が流れ着く。本土から身一つで泳いできたタクトは島の学校・南十字学園高等部へ入学し、その明るく前向きな性格で、アゲマキ・ワコやシンドウ・スガタら学園の生徒たちと交流を深めていく。だが学園の地下には、「サイバディ」と呼ばれる人型の巨大な像が多数眠っており、生徒たちはそれぞれサイバディにまつわる秘密を抱えていた。そしてそれは、タクト自身も例外ではなく…。
ネタバレ

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

σ(o・ω・o)のスタドラ愛は本物のようです。(さらにさらに追記あり)

【はじめに】
 一部で評価が突出して高いものの、
 全体的に見れば「ネタアニメ」的に認知されているのかな?。
 かく言う自分も、はじめてこの作品に触れた時は
 「何だコレは!?wwww」的に軽く見ていましたが、
 見れば見るほど惹きこまれてさらに見たくなる・・という謎の中毒性。。
 結論としては自分がアニメに求めているものが
 ほぼすべて詰まった素晴らしい作品だったことに最近気付いてきました。
 ということで、気合を入れてレビュー全書き直しです^^。


【ジャンル】
 まず最初に、このアニメのジャンルは何だろう?って考えてみましたが
 「学園もの」
 コレが自分的には一番しっくりきます。自分が一番好きなジャンルかもです。
 えっ?ロボットものなんじゃないの?って未見の方は思うかもしれませんが、
 ロボットはおまけ要素だと思います。
 なんというか、ロボットというよりは
 そのキャラの現実世界の延長線上にあるものが具現化されたもの?
 ・・みたいな感じのものだと自分は思っています。

 こういった代替のものを使って表現されているものとしては
 演劇部による演劇や、某キャラが語り聞かせる物語、もそうですね。
 物語の核心を”別のカタチ”をとって抽象的に示唆しているのかな?。
 謎めいた表現っぽく感じられて、好奇心そそられますね。


【印象的な言葉】
 あとこの作品には忘れようとしても忘れられない「印象的な言葉」が多々あります!。
 全部は書ききれないし、ネタバレにもなってしまうので、いくつかだけ紹介します。
①「銀河美少年」
 美少年なんて言葉を聞いたのはパタリロ以来ですw。それに「銀河」をくっつけるなんてw。
②「アプリボワゼ」
 ずっと造語だと思っていたのですが、ちゃんと意味があったのですね!。
 『星の王子様』という本を読めばわかるそうです(自分は未読ですがいつか読みたい)。
   {netabare} “きずなをむすぶ”、”関係を築く”、”能動的に仲良くなろうと働きかけること” {/netabare}
  他にも解釈はたくさんあるのでしょうが、とても美しい言葉の響きだと思います。
③「やりたいこととやるべきことが{netabare} 一致する時、セカイの声が聞こえる {/netabare}」
 これ、すごくグッときた言葉ですっ。σ(o・ω・o)がタクト君を好きな理由の1つでもあります。
④「何が○○○○○だ、○○○○○○」
 すごくツボに入った言葉でした。いろんな捉え方のできる素晴らしいセリフだと思います。


【登場キャラ+声優さん】
 自分がアニメ作品を好きになれるかどうかの1つ目安として、
 ”どれだけ好きなキャラがいるか?”というのをいつも考えるのですが、
 本作でもほぼ全員好きになってしまいました。
 本作は”かなり登場人物が多い作品”と言っていいんじゃないかな?。
 ・・正直、細かいところは今でも全部覚えきれてない部分もありますが(名前や担当声優さんとか)。
 特筆すべきは「どのキャラもすごくキャラが立っているのに全くイヤミがない!」というところです!。

 全員は書ききれない(全員書きたいが)ので、自分が特に惹かれたキャラを数人だけ紹介します。
①主人公
 このキャラに出会ってはじめて声優の宮野さんのことを知り、どちらも好きになりました。
 主人公のことは、とにかく本編をみて感じ取ってください^^。
 宮野さんって演じるキャラの年齢や性格とかをホントに上手く意識して演じられてると思います。
 あと、ファンや視聴者に対するサービス精神が群を抜いて素晴らしいと思いました!!。
②おとな銀行頭取
 物語全体の中で、すごく重要な位置にいるキャラだと思います。
③保健の先生
 完全におバカなネタキャラですよね。でもそこがいい!^^。


【挿入歌、OP/ED曲】
①サカナちゃんの歌
 四方の巫女の歌はどれも素晴らしく、一般的なキャラソンの枠にはとても納まりきりません!。
 中でも気多の巫女(戸松遥さん)の歌「モノクローム」は最高ですね♪。
 吸込まれるように神秘的な歌声だと思います。
 この曲のおかげ(せい)で本作を好きになったともいえます!!。
 また、サカナちゃんの語りに耳を傾けるヘッドの姿も印象的でした。
①1クール目のED曲
 同立の1位で、9nine「Cross Over」がハズせません。
 何気なくEDに流れてくる主人公3人の仕草とこの歌声、歌詞。
 気付くと、この曲のせい(おかげ)で本作を好きになっていました。


【演出・その他】
・全体的にテンポがよくて、キャラの描写が明るい(性格的に)。
 適度なデフォルメ描写、言葉選びや、間のとり方等も絶妙です^^。
・”お色気の表現”がお洒落で素晴らしい!!。
 BGMだったり、声優さんの熱演だったり、シチェーションの妙だったり、間接的な映像だったり・・
 ワコの妄想だったり^^、
 想像をかきたてることで、よりいっそう臨場感を高めていますよね。


【背景の描写】
 背景の描写、素晴らしいですね。
 星空に流れ星が流れるところなんて、ワクワクさせられてしまいます。^ヾヾ☆ヾ
 他にも海面の水のゆらぎ、夕日に照らされる木々やその他もろもろ。
 舞台が南の島でホントによかったです!。
 そういえばつい最近、田舎の描写が素晴らしい某アニメ作品がありましたよね。
 それに通じるものがあるんじゃないかな?って自分は思ってるのん。
 後の”本作の劇場版”で都会が背景になったのを見た時、正直自分にとっては魅力が激減しました><。
 やっぱ南の島でこそ見れる自然あふれる風景、
 澄んだ空気でなければ決して見ることができない、目を奪われるほど美しい星空(ゼロ時間の星空にも通じてると思う)。
 これは本作の大きな特徴の1つだと思っています。


【ヘッドの描く絵】
 寮に飾られているあの絵、素敵だなあ。描いてる人の感情まで映し込まれている気がします。
 うちの部屋にも飾りたいなあ。


【結論】
 気合入れて全文書き直したのに、ぜんぜんまったく書ききれていませんっ><。
 とにかく書ききれないほど、この作品はいろんな輝きに満ち溢れています!。
 1度見ただけではなかなか見えてこなかったり、
 時間が経って改めて見ると全く違う見え方をしたりする作品だと思います。
 とにかく現時点での”自分のお気に入り”、”人へのオススメ”
 ともにNo.1の作品なのです☆。

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※懲りずに早くも追記。。

【全25話】
 「イタいw」「馬鹿馬鹿しいw」「くだらないw」「どうかしてるw」「ネタアニメ」
 いろいろ評される本作ですが、どの言葉も実際その通りなんですよねww。
 でもほんのちょっと角度を変えたら、それがすごく魅力的に映る”稀な作品”なのだと思います。
 間違いなく”人を選ぶ作品”ですが、でもやっぱり多くの人にこの作品の良さを知ってもらいたいです^^。

 自分にとっては他作では替わりのできない”かけがえのない傑作”だと思っています。
 1話から25話まで全話が素晴らしい出来で、それぞれに意味がありつながっています。
 (・・あ、劇場版はなかったことにしてる自分です)。


【キャラへの思い入れ追記】
 タクトくんの幼馴染2人、これは欠かせません><。あの話が一番好きかもです。


【結末】
 ワコのモノローグで締めくくられる本作ですが、自分にとっては最高のエンディングでした!!。
 {netabare} 2人の間でどちらも選べず、どっちつかずで残念だったとガッカリされる方も多いようですが、
3人にとっては、まだまだこれから物語が続いていくわけですから、こういう形がベストだったと思います。
それに作品が終わってしまってからも、視聴者に妄想する楽しみを残しておいてくれるなんて、
なんともうれしい最後の贈り物だったと思っています^^。 {/netabare}


【タクトくんの第一フェーズ】
 ワコのモノローグで語られます。これはぜひぜひ実際に本編見てから聞いてほしいですね(∩.∩)。

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※またまた追記><。

【魅力】
やっぱり最高の作品です!。何周でも観られます。というか見る度に理解が深まって愛着が倍増します。
登場キャラそれぞれの人間性がとても魅力的なんです。
「秘めた想い」「ふと見せる表情」「負けを認められる潔さ」「秘めた優しさ」etc,
ぜひぜひ、作品を見て感じてほしいです。


【3人という関係】
主人公組はもちろんですが、他にもいろんな組み合わせの”3人という関係”が物語の中に多々出てきます。
同じ3人でも、その関係のカタチはいろいろさまざまでその対比がとても面白い(興味深い)です。


【デザインや色使い】
キャラデザインは自分にとっては満点です!。感情の微妙な変化まで、すごく巧みに表現しています。
色はありとあらゆる色彩すべて使ってるんじゃないかな?。
でもそれぞれの色が主張しすぎず見事にやさしく調和しています。
野球エピソードの色使いが特によかった。


【やっぱりキャラが好き^^】
(スガタ)優しく見守る笑顔が最高です。
(演劇部部長)7話でタクトに言った言葉が強く強く印象に残ってます。
(ヘッド)憎めない人だし、やっぱり魅力あふれる人だなあ。
     マスクの三角目と口元だけ見てるとシャアに見えてくるww。
(リョウスケさん)若い時のエピソードにグッときました。
(マリノ )呪文のセリフと、野球のシーンがお気に入り。
(ケイト)カラオケシーンは誰もが魅了されましたよね^^。
     あと、野球のシーンも超お気に入りです♪。
(ベニオ)超絶好きなキャラのうちの1人です。主役回が特によかった。
(ホンダ・ジョージ)12話、最高に((o・д・)bグッジョブ♪。
          顔アップのデフォルメ目が最高でしたっ。
(サカナちゃん)天使です^^。
(ハナ)実はかなり好きなキャラです!。声もいい演技だったと思います。
(ナツオ)タクトの○○ですよね。笑顔とあのセリフが最高でした。

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※またまたまた追記。。

【五十嵐さんx榎戸さん対談記事読んで】
対談形式で、作品に込められたテーマが語られていて、
あそこのこれはこういうことでって、ちょっとだけ明かしてくれてとても感動しました。
「タクトは1度、○○している」
なるほどー、たしかにたしかに^^。これすっごく大事なポイントですよね。
「この物語は主人公が○○○○○○に○○○○○○○○○もらうまでの物語」
って語ってたことに、なるほどー、そうそうそう^^。って感激。

【何周も見てさらに追記】
もう何周も見てるんですが、ホント1話1話、最初の1コマから最後の1コマまで、
ちょっと目を離したら見落としてしまいそうなところに
フッと各キャラの心情描写が描かれていたりして、
後で繰り返し見る事でそれらの理由が徐々に理解できて、それらがつながって、
その想いの強さだったり深い心情に、すごくすごく満足感が満たされるんです!!。

なんというか、1つの長編映画を見てるような気分にさせてくれる作品だなあ。
やはり現時点で自分の中で「最高傑作な作品」なのです^^。

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※またまたまたまた追記。。

★最も好きな回は?
はい。正直いって全部です!。全部の回が1位といってもいい。順番なんて意味がありません!!。
しかし、その中でも特に!というのをあげてみます。
①第16話「タクトの○○○」:
 幼なじみとのエピソードが描かれるこの回が一番好きかもです。
①第22話「神話前夜」:
 素晴らしいタイトル^^。物語の核心に触れるエピソードでしたね。
①第19話「3人の日曜日」:
 タクトとスガタの優しさがあふれ出てる回。2人がいかにワコのことを大切に想っているか、またワコがどれだけ2人のことを想っているかがにじみ出ています。
①第8話「いつだって流星のように」:
タクトとスガタのぶつかり合いですね。最後のゼロ時間の雲が○○○演出は2人の心を同時にあらわしていて、ほんとうに素晴らしかった!。
①第21話「リビドーなお年頃」:
 最期のワンシーンでワタナベカナコがシモーヌに言った言葉が最高にシビれます!。かっこいい!!。
 σ(o・ω・o)もそういう本当に強い人間になれたらなって思いました。
①第12話「ガラス越しのキス」:
 最期のシーンでワタナベカナコがポロッと自分自身に言い聞かせる言葉が、もうたまりませんでした!。これは反則レベルでキュンときました^^。


★タクトと宮野さん
レビューを追記すれば追記するほど、再視聴を繰り返せば繰り返すほど、
タクト役が宮野さんで本当によかったと思ってしまいます。
・・というか宮野さんじゃなかったらこんなに本作を好きになることはなかっただろうし、
繰り返しみることもできないでしょう(何度も見ると飽きてしまって)。
何回もみてストーリー展開わかってるハズなのに、
何度見ても(さすがに連続周回は飽きるので、1周したらしばらく時間おいて)
新たな新鮮な気持ちで何かしらの驚きと喜びを感じてしまうのです。
他作品でも「変態役をやらせたら右にでる者はいない!」という意見をよくみかけますよね。
実際σ(o・ω・o)も以前からそう思ってたし、それはそれでいつもほんと期待してるし楽しませてもらってます。
しかし!、自分が思う宮野さんの神髄は、なんといっても「ポジティブな精神」を
キャラに吹き込むことだと思うのです。そして、それはまさにタクト君の第一フェーズに通じる
ものがどこかあると思います。
あ、そうか!。宮野さんはタクト君と同じ第一フェーズをきっと持ってるんだと思います!。
いまこうやって書いてて初めて納得しました^^。


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※さらにさらに追記。

8か月ぶりのレビュー追記です^^。
・・よく8か月も追記せずに我慢できたなと自分をほめてあげたいくらいw。

・・何回も再視聴していますが
「飽きてしまわないか??」という以前からのσ(o・ω・o)自身の心配をも跳ね返して
毎回毎回そのクオリティーの高さに酔いしれてしまうんです・・。

このサイトではあまりレビューが上がってこないですよね・・(寂)。

そりゃあ、放送当時はかなり話題になってましたが
それももう何年も前の話だし
最近アニメを観始めた方にとっては
まず知る機会もそんなにない作品なのかな??って
少し勿体ない気がしてしまいます。

あと、”本作が誤解されやすい要素”として

「よくあるハーレム作品じゃないの?」

ってのが危惧されるのですが
自分にとってはまったくそれはあてはまりません!!。

・・だって”魅力ある人物”に多くの異性が惹かれてしまうのは
ごくごく当然のことであるし
本作はそういった”主人公の魅力”がしっかり描かれ演技された作品であることを
納得させられてしまったからです!!。

主人公以外の全ての登場人物も
それぞれに”それぞれの輝き”(それぞれの銀河の綺羅星)
を見せてくれる他にはなかなか見られない素晴らしい作品ですので
何かの機会があればぜひ試しに観てみてほしい作品なのであります。

自分にとっては本作が”何より人に薦めたい作品”なのです!!!。

追伸:最近SHIROBAKOの影響を受けて本作の原画集を購入しました!。

改めて本作を作り上げてくださった全てのスタッフ様、アニメーター様、その他もろもろの方々に

感謝感謝なのですペコリ(o_ _)o))。


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放送開始、祝10周年!・・とかで何かお祝いみたいなのないかな~?と思っていましたが
まさかの緊急事態宣言が発令される現在の情勢・・。

こんな厳しい現実の中ですが
自分は本作をまたまた再視聴し、結果、たくさんの元気と喜びと勇気をいただきました!。


さすがにもう飽きて観れないんじゃないか・・と毎回おそるおそる再視聴開始するのですが
不思議なことに、観れば観るほどさらに好きにさせられてしまいます!。いまだに発見も^^。
そしてまた追記したくなってしまいましたw。


実は数か月前にTVを買い換えました。4K対応でそこそこの画面サイズです。
ということで、今回は今までの視聴よりも大きいサイズ・高精細な画面での視聴でした。
所有BD BOXのフルハイビジョンの映像が最大限発揮されていて
画面から伝わる構図や動き・発色の素晴らしさ等が何倍にも倍増しまくりました!!。

自分は画質至上主義ではありませんが
できればやはり本作は大画面・高解像度で観てもらったほうが
より伝わるものが大きいと確信しました^^。


本作の絵の構図、ホント素晴らしいです!。

あと、手書きとCGも絶妙にいいとこどりで融合してると感じます♪。
キャラクターはしっかり手書きで
でも水面のゆらぎやゼロ時間に入る直前のシーンなど、目を奪われます^^。

あと、やっぱ夕日の輝きの美しさと輝きの強さ・やさしさです!!。


ストーリーの状況や謎のほのめかしも
キャラ同士の自然な会話で見事に成立させている。


ワンパターンとよく評される序盤の戦闘シーンも
実は毎回バリエーション違いの工夫がすごいですよね!
戦闘から帰ってきたドライバーに対するかけあいも最高!。


あと、次回予告のバリエーション工夫!!!。
これはエウレカセブンTV版でも感心した工夫でしたが
いろんなキャラを巧みに組み合わせて、感情芝居もしっかりつけている!。


あと、単純なパクりではなく、本気の素晴らしきオマージュリスペクトの数々!!。
本作の完全な一部として機能し、原作とはまた違った次元で昇華させている!!!。

わかりやすい例)
 ・ジョジョ  スタープラチナVSザ・ワールドのラストシーン
        ノトーリアスBIGほか
 ・ガンダム  シャアの名セリフ(○せてもらおうか(以下略))ほか
 ・Zガンダム  カミーユの名セリフ(○○○にはわからないよ)ほか
・マクロス  ブリタイの名セリフ(我々にも失われた○○が(以下略))ほか
        最終話のあの爆発シーン
        あのキスシーンでも一条君と○のシーン思い出すw
        喫茶店での夕日バックは一条君と○のシーン思い出す^^
 ・エヴァ   同一声優さんの名セリフ(○ってのはいいねえ(以下略))ほか


音楽・音に関してもこだわりがハンパないですよね!。
例のあの目覚まし時計の音が使われる場面の対(複数場面)。
水滴が一滴落ちるシーンの対(複数場面)。
BGMの音の差し引きが素晴らしい。無音込みで。


セリフも似たセリフを
影響された別キャラが違うシチュエーションで使う破壊力!!。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 59
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

きらぼし☆レボリューション

ボンズ制作、シリーズ構成榎戸洋司。
ロボ+青春+銀河美少年の宝塚演劇アニメ。

広大な青い空と青い海、
豊かな自然に恵まれた南十字島。
ひとりの少年が南十字学園に入学する。
持ち前の明るさで人気者となるのですが、
この学園には大きな秘密が隠されていた。
{netabare}学園地下で研究実験を行う「綺羅星十字団」
地下に眠る巨大な人型兵器「サイバディ」{/netabare}

笑顔ウルトラZの青春綺羅星パワー全開、
演出としてインサートされるBL的妄想、
引き返すのなら今じゃないのか!?ですが、
お気に入りは人妻女子高生ミセスワタナベ。
声までエロいです。

物語は至ってシンプルです。
{netabare}古代銀河文明の兵器サイバディを巡る攻防。
サイバディを通常時間で動かせれば、
軍事的、経済的にも世界を支配できる。
そして封印を守る4人の巫女の悲哀。{/netabare}

終始「演劇的」演出で、
不思議な印象を残す作品ですが、
風景も美しく何よりキャラが良く動きます。
視聴をためらっている方には、
劇中の言葉を伝えなくてはいけません。
君の銀河はきっと輝くと。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 37
ネタバレ

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

一緒に走って!

始終キラキラしてるイメージの作品。とてもキレイです。

学園恋愛の要素に、ロボットものを足したような、
今までにない、クセになるような要素をたくさんもっているアニメです。

南十字島という小さな島が舞台。普通とは少し違った学園生活と風景が素敵。

*3度観たら変わりました。

それぞれが皆、精いっぱい輝きながら物語を紡いでいくのです。
流れ星みたいに。

キラめいては消えて。
そして、また煌く。

登場人物たちが眩しいです。


☆主人公タクト☆
機体とアプリボワゼ(結ぶ)するときに

「颯爽登場っ!銀河美少年 タウバーーン!!」

自分で美少年、言っちゃってます。しかも銀河!
確かに白い衣装が私のツボだけど。すごいセリフ。
(是非、少年たちに言ってもらいたい。)
変身シーンとても格好いいですよ。

☆スガタ☆
ワコとは幼馴染かつ許婚。見守る系イケメン。
地球や大切な人を守るために、自分を犠牲にしたりする。
{netabare}ワコを守るためにいつもナイフをもっているんです。{/netabare}
冷静そうに見えて、スガタも熱い魂を抱いているのです。


☆ヒロイン ワコ☆
封印を担う皆水の巫女
ふたりのタイプの違う男の子に、全力で守られる女の子。
実際三角関係はとても苦しいですけど、
ワコはとてもいい子なので、3人で居ることができるのですね。

ちょ、最後 {netabare}スガタとタクト両方のことを同じくらい好きって、{/netabare}
何てことだっ ガタガタ

でも、青春真っ只中なんだから、選ばなくてもいいと思います。


★「綺羅星十字団」を名乗る組織★
皆仮面を付けています。
私からみたらどうみても正体バレバレなんだけど、なぜか物語上ではバレてないみたいです。
衣装・・そして、何と言っても謎の決め挨拶、
「綺羅星ッ!!」
親指・人差し指・中指を立てた手を目元に活きよい良く俊敏にかざす(と書いてありました)


ちょっと私も鏡の前でやってみたり・・
アニメ観たみんなも絶対やったよね?
これリアルで使ってみたいけど、これっぽっちも勇気ないです。

戦闘シーンは、ガンダムシリーズをほとんど観てきた私でも、今までにない斬新さで見入りました。

タクトが、ドンッと胸にこぶしを当てながら剣を出すんです。
「スターソード!エルロード」
「スターソード!サフィール」
は格好いいですよ。

最後は、純粋で真っ直ぐなタクトに感動してしまいました。
{netabare}ヘッドに全力パンチを繰り出すとこなんか鳥肌ですよ。
私がパンチされたかと錯覚するほどの、心に響くパンチです。

「僕にはみえている!」
この場面号泣です。
タクトにはみえているんですね。

最後にタクトがスガタくんに言ったセリフ
「これとは違う、もっとすごいそらをきっとみるさ!」
私の目で、まだ輝けるものを見つめることができるのでしょうか。
{/netabare}

「君の銀河は輝いている」
泣けます…心に届いてやまない作品です。


私にとって、何とも言いがたいような特別な魅力のある作品です。
これから観る方は
置いてけぼりにされないように、全力で走っちゃってください!

OP、ED良かったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 30

70.6 3 悪の組織でファンタジーなアニメランキング3位
魔法少女にあこがれて(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (199)
583人が棚に入れました
わたし、柊うてなは魔法少女が大好きなごく普通の女の子☆ある日、変身する力を与えてくれそうなマスコット的なやつに出会って不思議な魔法をかけられちゃった! これでわたしも魔法少女に――と思ったらえ? なにこの格好?悪の組織の女幹部ってどういうこと!?これからわたしどうなっちゃうの~~~!!?魔法少女ファンの心優しい内気な少女がサディスティックに大変身!!?正義と悪の激しい SM プレイ(!?)スタートです!!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

オリジナルのないエロ2次創作が生み出したオリジナリティ。

 最終回が一番面白かったのが意外でした。ツボに入って声を出して笑い転げました。
(追記 12話で終わりと勘違いしていました。13話がありました。この作品に水着回が意味があるのかわかりませんが、マジアアズールの覚醒が明言されていました。やはり、マジアアズールが真の主役でした。伏線はずっとありましたから、一応これで伏線回収ということで)

 この手の作品は出落ちが多いので本作もそうかなと思っていたら、どんどん面白くなってゆきました。原作未読なので、アニメの制作の力なのか原作の出来の良さなのかはわかりませんが、エロと面白さの相性の良さを最大に引き出した秀作と言えるでしょう。

 それと本作をメタ的に俯瞰した場合、本作はちゃんと構造上「魔法少女もの」の物語になっているのが素晴らしかった。魔法少女に憧れている少女が闇墜ちして、悪役に回る。悪に取り込まれそうになるけど、悪のやり方が気に入らず、3つ巴の対立構造になる。そして、真の悪役である異質な悪意(ヴェナリータ)が次の展開をにおわせる。

 これをシリアスにやろうと思えばそのままダークヒロインものにもなりそうだし、原点ともいえる女児向け魔法もの(プリキュア等)にもなりそうです。つまり本作はプロットがしっかりあります。

 キャラのコンプレックスを使えばテーマの深堀りもできます。悪と正義の仲良しごっこは魔法少女モノそのままです。本作はそれをエロに持って行ったということですね。

 出来がいいので、テーマ的なものを牽強付会できなくはないです。が、それは視点を間違ってしまう気がします。
 本作の優れているところは「魔法少女」というカテゴリーのエッセンスを抽出して、そこにエロのガワをかぶせることによって作品を仕上げているということです。
 オリジナルのない「魔法少女もの」という概念に対する2次創作が、結果的にどんな作品よりもオリジナリティを産み出したという評価が正しいかもしれません。要するに本質を見抜く目を持った人が作り出した作品と言えるでしょう。

 最後のエピソードが特撮怪獣ものの視点でも描けるよ、というのを見せてくれたのもいいですよね。シンウルトラマンでみんなが思った事をそのままやっている感じです。
 いろんなカテゴリーのエッセンスを抽出して、是非、特撮もの、戦隊もの…と続けて欲しいものです。


 作画の評価4が高すぎるのは分かりますが…しかし、ここまで攻めた作品をやり遂げたスタッフへの敬意も込めて。

 



1話 化けたらすごい作品になるかも。推し活の深層にあるリビドーを描いている?

{netabare}  可能性を感じる作品です。明らかにまどマギのオマージュですが、力と引き換えの自らの選択を試されているわけでなく、強制的に魔法少女…のアンチとされてしまうところが秀逸です。

 少女の憧れだった魔法少女をまどマギで少女の欲望・ダークサイドとして描きました。その後「魔法少女特殊戦あすか」「間違った子を魔法少女にしてしまった」等過激さは増して行きますが、いずれも魔法少女側です。この作品はその点で視点が非常にいいです。

 そして、その逆転構造にエロス・リビドー・性癖を入れてきています。これはメタ的な視点で 2次元の魔法少女を愛でるマインドとは?理屈をつけてもエロだろう?という意図が見えます。少女の性の切り売りというのはまどマギのテーマの一つでもあると思いますが、あまりそこは注目されませんでした。

 また丁度今やっている「SHY」のヒロインのメンタルに非常に近いので、正義・悪というよりも、コンプレックスと2面性、承認と立場のような構造になるのかな?という気もします。

 ウテナという名前にも何か意図があるのか?柊の意味は?マギアレコードの方には出てくる苗字みたいですが見てないのでわかりません。花言葉というより棘があるのと冬の字が入るのが重要なのでしょう。

 とにかく1話面白かったです。これは期待枠…と言いながらも、アニメは結構安っぽいので、ほどほどの期待にしておきます。今のところ可能性ですが、化けたら面白そうだなあ、とは思います。出落ち、パターン化ではないことを祈ります。そして、謎の光いる? {/netabare}


2話 放送事故並みの止め絵も、やっぱり面白い。演出力でしょうか。

{netabare}  地上波でもやってるんですよね?今回は随分攻めてましたけど大丈夫か?と思ったら、ATXの他はサンテレビ、KBS、BS11ですか。一応選んでるんですねえ…

 巫女に面…そして○○○○とはマニアックな…古き良き日本の緊縛ですね。

 で、なかなか面白い展開でした。一方的な蹂躙だと飽きるかなと思っていたら、まさかでしたね。ヒロイン?のコンプレックスをエピソードでもっと描いてくれると奥行が増すのですが、まあ、過剰な期待はしませんが、おバカな作品に見えて、妙な何かに引っかかりがありますので、展開に期待します。テーマ的なものが見えてくるのでしょうか?

 それにしても面白さは作画じゃないということでしょうか?ファミレスのアップシーンとか放送事故か?と思うレベルでしいた。5,6秒は動かなかったと思います。一番力が入っていたのがSM雑誌だった気もします。それでも面白いのは演出力なんでしょうか?

 で、1話のあこがれverも見ましたが、謎の光があった方が見やすいかも。どうせこのレベルの作画ですからね。想像を掻き立てられる分で変な効果が出ていると思います。{/netabare}

3話 アニメは予算じゃない。センスと工夫だ。

{netabare} 面白い作品は予算じゃなくてセンスなんだろうなあ…と。本当に面白いです。ストーリーやキャラが秀逸なのはもちろんですしプレイのシーンが秀逸なのはもちろんです。謎の光があっても…というかあったほうが面白いのはすごいですね。
 それだけではなくて、金髪の娘の髪のハイライトが白抜きではなくピンクになっていたり、EDの歌詞がしっとりとSの目覚めについて歌ってたりで、アニメ作りに関していろんなところの工夫がいいですね。

 あるいは原作×制作会社の奇跡のマリアージュかもしれません。

 というか、これが予算があっていい作画だとつまらなくなる気がします。作画のB級感が脱力系の面白さにつながっています。その点では「おにまい」と似て非なる面白さですね。

 3話はちょっと電気ショックプレイだと物足りないかな…と思ってたらアズール…最高です。「うてな×アズール」がいい感じなのが伏線なんでしょうか。

 レオパルトが承認欲求キャラでうてなとの対比で、結構キャラがちゃんとあるんですよね。これが物語の面白さを引き出しています。ところでレオパルトはベットの上で何をしてたんでしょう?自家発電ではなく、エロ系の写真アップでいいねを貰おうとしていた…と見えたんですけど、スマホとかが描かれていなかったので確信がもてませんでした。 {/netabare}


8話 笑いの感情とサディズムは相性がいい。境界線上だから面白い。

{netabare} いわゆる一般と成人の線引きって、考えてみればかなり恣意的ですよね。性癖の多様性を考えれば、単にどこまで見せているのかで考えるのはかなり乱暴です。その線引きに挑戦しているのが本作かなあという気がします。

 変な言い方出すが、大人が見ればこの作品はギャグです。決してアダルトには見えません。魔法少女もののパロディとしてギャグ要素をエロにする、というだけの話です。薄い本の様なニーズでは決してないと思います。

 こういう面白さを表面上の裸体表現の有無で安易に判断することで、どこかでクオリティを犠牲にしているのではないのか?という気がしなくはないです。「お兄ちゃんはおしまい」でも、ある意味本作のベクトルのチャレンジはありましたが、そのコンセプトは本作においてもっと先鋭的です。

「笑い」はサディスティックな感情と相性がいいのは漫才・コントで良く知られています。みっともない、醜い、痛い、そして裸…蔑む心が笑いを誘います。

 なんとなく本作を見ていると「笑いの構造」「エロとギャグ」「ジャンル・規制とは何ぞや?」などと考えてしまいます。見ているときはもちろん普通に楽しんでますけどね。
 要するに本作の「ジャンル」は境界線上ぎりぎりだと思いますが、その境界線が生み出す面白さだなあ、と思います。そこに人間の感情が一番動くポイントがあるのかもしれません。

 それとマジアアズールだけ、妙に内面の深掘りが丁寧ですよね。このキャラがいることで深みがあるように感じているのは錯覚でしょうか?7話最高でした。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

憧れと似た、このどうしようもないキモチ

DアニであこがれVerを視聴、あまり隠れてなくてビックリ
ゆ、湯気がにゃい(*´ -`)
悪の女幹部に焦点当てた話で、元々は善人なのにだんだん悪に目覚めていくコンセプトは面白いと思うけど、魔法少女アニメの本来のターゲットである、女性向けでこのコンセプトの話が見てみたい
黒猫のマスコットがかわいい

プリキュアなど女の子が変身して戦う話でヒロインサイドがピンチになるのは最大の見せ場だと思うんですよ、追い詰められて酷い目にあうからこそ、頑張って!!って応援したくなるんです
男だったらボロボロになって立ち上がればいいんだけど、女子が殴られて傷ついてボロボロになるところはあんまり見たくない、でもかわいそうな目に合うのを見ると共感して応援したくなるのが女子なので、だから魔法少女は怪人の変な能力にやられてピンチになるのがちょうどいいのだと思うし、心のどこかにピンチになるのを期待している気持ちありますよね?
だからドSなのはともかく、ウテナの魔法少女に対する倒錯した気持ちはそこまで特殊なわけじゃないと思うんです

残念なのは、ウテナが悪に堕ちていく過程が雑なところ、例えば魔法少女アニメを見ていてヒロインがピンチになるとドキドキして期待しちゃうような描写とか、元々あった狂気の片鱗とか、魔法少女との友情と興奮する気持ちの葛藤とか、サディスティックに目覚めていく過程をじっくり描けばもっと面白い作品になったと思う
魔法少女3人ともっとウテナとがっつり絡ませて、大好きなみんなに酷いことをして興奮する私、どうかしてる・・・って言いながらもはまっていく、そういった倒錯していく気持ちをねっとり描けばよかったかな?
エロのほうに力入れちゃったのは残念だけど、面白い作品だと思う

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

やはり魔法少女は素晴らしい…byマジヤベーゼ。久々に「謎の光」が輝くとき。

 主役の名前がうてなで、ネイチャこと前田さんが出ている時点で期待作。もこっちっぽい陰キャデザインをここまで良くしたのは素晴らしい。


 アリス登場くらいから作画もテンションも下がっちゃったけど、7話終盤から持ち直しましたね。声優さんもノリノリで、イジり辛い感じに下手とか、アリスちゃんとキウイちゃんの仲良しぶりも良い。こっからの展開が楽しみでワクワクしてきた。


「ラブリーロコ」が聞けただけでこの作品見た甲斐がありました。「イジり辛い感じに絶妙に下手くそだなお前…」byキウイちゃん。それにしても、ウテナ役の和泉さん新人ぽいが才能あるなぁ〜。こんな汚れで才能開花させちゃうと、一発で終わっちゃうか、大輪の花を咲かせるか2つに一つやでぇ。


 全体的に作画が平均的に良しとされがちな退屈な優等生感ある昨今のアニメ業界で、本作は平均より重要なポイントで作画開放するというどちらかというと昔ながらな姿勢で臨んでいて好感がもてる。なにより魔法少女の敵という道に矜持を見せるマジヤベーゼという主役が一本筋が通っているからやる気のない単なるネタエロに堕していない。


 薄っぺらい弱肉強食論を説いてるロードに対して、マジつまんねぇーこの人なに言っての?というマジヤベーゼの姿勢には、昨今現実にも跋扈しているイキリ逆張り小賢しい勢に対する良いカウンターで心地よい。ロード、実は正体は本当にイキってる小学生とかでも良かったなぁ。久々に2期が欲しくてオラわくわくしてきたぞ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12

70.8 4 悪の組織でファンタジーなアニメランキング4位
戦闘員、派遣します!(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (404)
1350人が棚に入れました
秘密結社キサラギ。今や地球上の誰もが知る大企業は、自ら悪の組織と名乗ってさまざまな悪事に手を染め、ヒーローたちを打ち倒し、ついに世界征服を成し遂げようとしていた。しかし、世界を手に入れれば大勢の戦闘員たちは不要になってしまう。このリストラ問題を解決すべく、キサラギの最高幹部たちは新たな侵略先として宇宙に狙いを定める。そして地球によく似た環境の惑星へ、「戦闘員六号」と美少女型アンドロイドの「キサラギ=アリス」を派遣するが、現地の人々は“魔王軍"の侵略を受けていて――。

声優・キャラクター
白井悠介、富田美憂、菊池紗矢香、村上奈津実、髙橋ミナミ
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

好き者のコンピテンシー

暁なつめ氏の原作は未読


この御方は作品によって、大きく作風が変わらないため良くも悪くも想像しやすい。アニメ化は『このすば』『けものみち』に続いてってことになるのかしら?

・♂の異世界転生
・主人公♂が性的欲望に忠実
・ハーレムでわりと♀がひどい目に合う

○○のほうが優れている云々は置いといて、原作者の手癖みたいな会話の間やテンポ、そして交わされる会話の内容はやはりこの人とわかりますし、原作の良さ(読んでないけど)を踏襲するようスタッフが腐心したのだろうとは思います。 

どうやら地球から転送された(らしい)主人公の過去話はカットされてます。物語の進行に支障はございません。その戦闘員六号(CV白井悠介)が主人公です。Youtubeでたまにお見かけしていたしらいむさんの作品まともに観るのはこれが初。
世界征服を企む大企業「キサラギ」の従業員がとある星に転送されてのすったもんだです。ハーレム構成メンバーは以下

■6号のチーム:日々寝食を共にしてる
 キサラギ=アリス(CV富田美憂) アンドロイド/低体温ツッコミ役
 スノウ(CV菊池紗矢香) 近衛騎士団隊長/剣持ってる人
 ロゼ(CV村上奈津実) 戦闘用キメラ/大食の人
 グリム(CV髙橋ミナミ) 大司教/車椅子で呪う人

■キサラギ:上司に相当
 アスタロト(CV渡部紗弓) 氷結の人/チョロイン
 ベリアル(CV日高里菜) 業火の人/印象にない
 リリス(CV石原夏織) 科学者/人気投票の際バイデンしてたね

■グレイス王国:転送先のウォッチ対象其の一
 ティリス(CV前田佳織里) 王女/腹黒サディスティック

■魔王軍:転送先のウォッチ対象其の二
 ハイネ(CV瀬戸麻沙美) 魔王軍四天王の片割れ/たぶんドM
 ラッセル(CV伊藤美来) 魔王軍四天王の片割れ/うーん…美少年枠!?

チームメンバーとの日常劇をベースにその他愉快な仲間たちと組んずほぐれつします。多彩なので退屈はしません。完走への吸引力になりました。ハーレムの話はここまで。それこそハーレム+αの部分、“暁節”といえる会話劇が付加価値となります。
あらすじの通りで一言で言うとこのすば的サラリーマンのお話です。意外と実社会で使えるかもしれない!って視点で観るとより楽しめるかもしれません。



※余談

■コンピテンシー(有能社員の行動特性)

 「悪行ポイントが加算されました」

パワーワードです(笑) 
悪いことやると評価されインセンティブが溜まる明快な仕組み。営業なら売上いくらとか、人事採用なら採用者何名とか、工場なら生産量とか、開発なら納期遵守/安定品質とか、なにをもとに評価するかって指標がありますよね。

業種:商社?人材派遣業?
理念:世界をわが手に!
職種:戦闘員

他にも挙げれば細かくいろいろ出てくるでしょうが、従業員の行動規範があって、上司と1on1して目標設定したり、雇用契約にインセンティブ詳細があるのかもしれません。

それに沿って主人公は行動しているわけで、アニメの中で繰り広げられてる下衆なあれやこれやもそれが職務内容となってるのならしょうがないよね、普通よね、と考えてしまうのは骨の髄までサラリーマンだからかもしれません。
{netabare}あわよくばキサラギ社の新卒面接で志望動機を聞いてみたいものです。大喜利楽しそう…{/netabare}



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

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2021.06.30 初稿
2022.05.24 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 48

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

下品な主人公を軽蔑しつつも共感してしまう男心の弱さを突いた作品

この物語の原作は、「この素晴らしい世界に祝福を!」の著者である暁なつめさんが作家デビューする前に「小説家になろう」に投稿されていた小説です。
つまり「この素晴らしい世界に祝福を!」よりも前に書かれていたようです。
だから内容は、あのアニメと同じく、下ネタたっぷりのお笑いアニメです。


このアニメもまた、下品な主人公を軽蔑しつつ、ダラダラと結局最後まで見てしまいました。

著者の暁なつめさんは、いやらしいほどに男心の弱点をしっかりと突いてきます。
健全な男であれば誰でも下ネタが大好きであり、まるで麻薬のようについつい下ネタ話を知りたくなります。
こんな下品なアニメを見ている自分を”情けない”と思いつつ、男の本能には勝てずに、ついダラダラと見てしまう自分がむなしい…。
皆さんもそうですよね。(^_^;)


物語の内容は…、語る迄もありません。
暁なつめさん原作のアニメには、物語の内容などどうでも良いのです。
愉快な仲間が集まって下品なことを笑いながら楽しくやっていればそれでいいのです。


悪行ポイントを積み重ねることで自動車や武器が手に入るのであれば、私も主人公と同じことをしたい。
でも実際にそれを行ったら間違いなく警察に捕まってしまいますね。
女性のパ〇ツをいきなり脱がしてパンチ一発で許してもらえるほど世の中は甘くありませんので…。
それと、どんなに酔っていても先輩や上司の頭に「ちょんまげ」はしないでくださいね。その瞬間に人生が終わるかもしれませんので…。
視聴者の皆さんは注意してくださいね(*^_^*)

最後に私はアンドロイドのアリスが大好きです。(^_^)
外見は幼い美少女ですが、口調は大人びており、辛辣な言葉で主人公をいたぶっているところがたまりません。
そして主人公が意識不明で入院中に下の世話をしてくれた意外な優しさが嬉しいです。
貴方は意識不明の友達の排せつ物の処理を3日間することができますか?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 44

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

何だ、これってやっぱりSFなんじゃん…。

原作は読んでないけど、最終話最後の1カットの夜空でサラっと大きなネタを分かりやすくぶち込んできましたね!



……って、いきなり最終話を観てない人には意味不明な話で始めてすみません。一応ストーリーとしては、悪の秘密結社キサラギが世界征服を目前にして、征服後の組織維持のために宇宙の彼方に見つけた居住可能惑星を新たな征服地と定め、そこに組織古参の戦闘員六号と高性能美少女型アンドロイドであるアリスを先兵として派遣するというお話ですね。

侵略を目指した惑星には人間そっくりの知的生命体の他、魔族と呼ばれる存在がいて、自分たちが持ち込んだ科学技術とは別の「魔法」が存在するといった感じになっています。別の惑星上にある文明社会という意味では「異世界」ではありますが、人間や物が技術によって転送できている時点でいわゆる「異世界ファンタジー」ではありません。
(意思疎通も謎の能力ではなく翻訳装置的な物によってなされています。)

六号やアリス、そして二人が拠点とすることになったグレイス王国の王女ティリスなど人間的な外見の方が腹黒なキャラが多く、敵味方問わず「人外」キャラの方が純真な性格設定になっているのが特徴的です。

基本ゲスかったり腹黒だったりするキャラたちが時折見せる「悪に徹しきれない」ところや、逆に基本純真なロゼやハイネのようなキャラが欲望に正直すぎるあまり時々腹黒い連中をやり込めたりするドタバタ劇を楽しんでいた感じで、軽く流して観るような作品ですが、文物に関して軽い考察要素を入れることで設定に関して想いを巡らせる感じでもあります。

気付くと面白かったり気になったりする小ネタはちょくちょくあるので、そういうのを追いかけるのが好きな人には案外お勧めできる作品かもしれません。しかしニッチな需要とも言えるので、そんなに人気は出ないような気もします。

あと、ある意味古典的なアリスのツンデレはけっこうカワイイと思いました。

余談その1: 次回予告でキサラギ女三幹部が喋ってる内容に、案外情報量が多かった気もするしたいしたことなかったような気もします。とりあえずリリス様は非道い奴です(笑)。

余談その2: OP主題歌「No.6」のラテンっぽいアレンジが意外とハマります。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 40

71.9 5 悪の組織でファンタジーなアニメランキング5位
炎炎ノ消防隊 弐ノ章(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (253)
1223人が棚に入れました
この「国」は、何かを隠している──。〝地下(ネザー)〟での激戦を終え、シンラたちは「伝導者」の野望を知る。その目的は、特殊な炎「アドラバースト」の使い手を集めて弐佰伍拾年前の大災害を再び起こし、世界を滅ぼすことだった。自らもアドラバーストを持つシンラは、伝導者に追われる身ながら、その策略を潰すべく奔走を続ける。新たなアドラバーストを持つ少女との出会い、そして、ひた隠しにされてきた皇国の要たる天照<アマテラス>の大いなる秘密。炎に狂わされ、炎に導かれし少年は、一歩ずつ、真実へと近づいていく。

声優・キャラクター
梶原岳人、小林裕介、中井和哉、鈴村健一、上條沙恵子、M・A・O、悠木碧、八代拓、阪口大助、楠大典、興津和幸、日野聡、宝亀克寿、土師孝也、小西克幸、チョー、Lynn、河西健吾、大原さやか、金元寿子、宮野真守、前野智昭、赤尾ひかる、坂本真綾、内山夕実、釘宮理恵、松岡禎丞、乃村健次、千葉進歩、小林親弘、青山穣、安元洋貴、山本格、関智一、津田健次郎、島袋美由利、朝井彩加、千葉翔也、伊藤健太郎、速水奨
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

マガジンでジャンプをやらんと欲すれば

JUMPっぽいネタをマガジンでやるとこうなった的な異能バトル

1期24話と同様に2期も24話です。続きですので1期からどーぞ。以下1期のネタバレは隠してません。

 {netabare}終わってません 清々しいまでのぶつ切りエンドです{/netabare}

連載が継続してる作品。完結まで至らないにせよ、ある程度ひと盛り上がりして区切りをつけさせるかは大事では? ここまで50話近く費やしてるのでなおさら。
2期までひとまず観終わった作品に対して余韻が残らないと感じさせたのはなにより残念な気がします。そのことが他にも波及して冗長な印象を残す全24話でした。消火途中ということで評価は保留。


中身にも触れときます。
そうはいってもジャンプっぽいネタをマガジンでやる意義はあったかも。掲載誌よりも作家性の問題かもしれませんが「こうなるだろう」とは少しズレたところで勝負しててそれがなかなか楽しいのです。
※直下のタグはがっつりネタバレです。

{netabare}「アーグ大隊長の死は ドMということもあり 自殺として処理されることになった」{/netabare}

普通に考えたらツッコミどころ満載…否!ツッコミだらけで、これに限らずそんなのが方々から噴出してまいります。それでも許せちゃう謎の説得力。
そもそもモチーフにしている“火”の利用範囲が広すぎで、ゆりかごから墓場まで火さえあればなんとかなりそうな極端な世界観です。設定自体がなんでもありなのはさることながら、

A どうやってこの難敵を倒そうか?
  ⇒{netabare}その敵が全力でこっちを守ってくれたり{/netabare}
B どんなバトルが繰り広げられるのだろう?
  ⇒{netabare}開始前に首ちょんぱされて死亡退場{/netabare}

文字にすると陳腐ですが、邪悪な連中の一人ネジゆるんでたあの人が邪悪でない行動をしたAの違和感。それにもう少しそこ引っ張っといてもよいのではと思うところをばっさり切るBを英断と取るかもったいないと取るか。ストーリーの山と谷、いわば強弱ゆるめで平坦気味なクセになかなかどうして興味が離れず、ダラダラと観れちゃうとこありました。ダークな雰囲気も好物です。

① は!?ありえん(怒)
② は!?ありえん(笑)

文言は同じでも幸福なのは当然ながら後者②。そこでギャグ入れるか?ってところでぶっこんできたりするのをどうとるかが作品評価に直結しそうです。
ラッキースケベられは1期のインパクトが薄れて・・・仕方ないからと過激化する一方でした。その傍らであれほど鬱陶しいと思ってたアーサーをまんざらでも無いと感じてきたり収穫もありました。

ギャグ多いくせにダーク寄りな一見して水と油の世界観には浸れます。苺と大福。ゾンビとアイドルみたいな組み合わせの化学反応は良い方向にいってるとあえて断言しとく。
ただしやっぱり…50話近く終わってストーリーのメリハリに乏しいと感じると、これから視聴検討される方はハードル高くなるのでは?と危惧もしております。

 不協和音

王道っぽいわりにそのお作法に唯々諾々と従っていない世界観を面白がれるかは、この作品を楽しめるか否かの分水嶺な気がします。繰り返しになりますが評価は保留です。ごめんなさいね。



※交通整理

■これまでのあらすじ

伝道者が黒幕っぽくて、森羅の生き別れ弟が伝道者となって現れすったもんだしたところで1期終了。
2期は世界の謎を解き明かすあれやこれやを複数ルートから追及。場所も拡大、人も増加傾向でした。
要は迷子になりそうな続編でもあったのです。そんな時はキャラ相関を整理すればわりとすっきり。今回は第8まである特殊消防隊のバックボーンを押さえておくと良いでしょう。

・第1:聖陽教会。片目でいかついレオナルド・バーンズ(CV楠大典)大隊長。環の元所属
・第2:皇国軍直属
・第3:灰島重工。職人ヴァルカンと一悶着ありのジョヴァンニ(CV青山穣)大隊長の元いたところ
・第4:消防庁管轄。みんな大好きアーグ(CVチョー)大隊長
・第5:灰島重工。プリンセス火華(CVLynn)大隊長
・第6:医療部隊。火代子黄(CV大原さやか)大隊長。アーグの孫も在籍
・第7:原国主義。新門紅丸(CV宮野真守)大隊長。
・第8:独立リーグ

さすが灰島は2つのグループ押さえているな。産官協業らしく研究開発主体の組織は納得だな。ファイヤーマンの心得を色濃く表してたのはアーグだったな。等々…
どこもスポンサーの意向に沿った行動力学が働いてるため同じ特殊消防隊という枠の中でもヴァリエーションは多い。そして一通り出揃った感のある2期でしたよ。


{netabare}Aimerさんが唄う前期OP。冒頭of冒頭の一柱目アマテラス(アイリスと外見そっくりなあの人)が腕ふるふるしながら登場するコンマ数秒のカット。

{netabare}森三中黒沢氏の腰振りながら手を下からたくし上げるあの踊りそっくり…(汗){/netabare}{/netabare}



視聴時期:2020年7月~12月 リアタイ視聴

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2020.12.16 初稿
2021.10.08 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

好き嫌い分かれてますね♪

<2020/12/16 初投稿>
原作漫画は未読です。

あらすじは一期のレビューとそこまで変わらないので(というか変わった部分書くとネタバレなので)割愛。

本作の楽しみ方について少し書こうと思います。
本作は理屈じゃなく感性で楽しむ。
此れに尽きます。

もともとソウルイーターの頃からその傾向はありました。
すなわち「Don't think! Feel!(考えるな!感じろ!)」

大久保篤さんの作風はそういうところがあります。
誰とも似ていないオンリーワンなデザインと世界観で繰り広げられる物語には常にどこか狂気を孕んでいます。
その狂気の正体についてロジカルな説明はされません。
読者と視聴者を不安の渦に追い込んでいく表現が秀逸。

この不安感に浸ることができるか?
理論的な説明のない心理描写や物語展開を許せるか?

この質問の答えがYesかNoかは完全に受け手の好みの問題だと思います。
ジャンプのH×H、デスノ、呪術廻戦などのロジカルで明快な物語の系譜とは真逆。

だから当然ながら賛否真っ二つ。

正直、ソウルイーターに比べると作者の魅力と力量があまり発揮しきれてない感じはしますが。

それでも本作、私は結構好きです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

えりりん908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

なんだか、ちょっと… 炎炎なのに、熱が足りない感じ?

1期から分割してのつづきで、
2期も2クールのボリュームで、
1期と合わせると合計48話の贅沢な尺の使い方でしたね。

でも惰性でなんとか観続けたようなもので、
中身はちょっと厳しかったかなっていうのが、正直な感想です。


1期のときは、人類がほとんど絶滅した世界で、
わずかに生き残った人々の、
存続をかけた絶望的な営みを描きつつ、
世界の裏に潜む伝道者の存在を次第に明らかにして、
特殊消防隊と伝道者との戦いに至る。
そんな物語になる流れだったのが、
2期に入ってみたらバラバラと、
立場も所属も異なる登場人物が異常に増えてしまって、分りづらい!
せっかくキャラが立って面白かった第8特殊消防隊のメンバーや、
主人公の森羅と絡む個性的なキャラクターの存在感が、
変な感じに薄まってしまったと思われて、がっかりでした。


お話自体も、
ネザアとか、中華半島とかに行ったり来たりw


ダーク系のバトルファンタジーとして、
JOKERが出てきたときや、紅丸隊長が出てきたときは、
そこそこ緊張感があって楽しめるんですけど、
肝心の森羅やアーサーの戦いが、
観終わってみたら、なんだかとっても影が薄くて、記憶にも印象にも残っていないです。

1期の時の、
シリアス展開とギャグパートの混じり方のリズムも壊れてしまっている感じで、
シリアス展開はシリアスなまま、ぼんやりと進んで行っちゃうし、
ギャグは、たんなるギャグアニメって感じで終わり。


2期序盤で「柱候補」として出てきた女の子も、
すんなり伝道者に組み込まれてそれっきりだったり、
森羅君の弟も顔見せ程度にしか出てこなかったり、
ドミニヨンズのお姉さんも、
灰島重工の子供虐待係の人も、
そのほかのたくさんのキャラクターも、
唐突に出て来てそれっきり。



なんかどんどん、話の密度も謎の楽しさも薄くなってきて、
最初の頃に面白く感じていた世界観の描かれ方から、
離れていってしまっているようにしか見えないのが残念です。

3期の放送もきっとあるのでしょうけれど、
登場人物たちの炎自体の出力は上がっているのだとしても
このまま求心力のない群像劇になるのだったら、
1期の出だしの頃にはあった、私の視聴への熱は失われて、
観続けるかどうか、ちょっと微妙になりそうです・・・

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

65.3 6 悪の組織でファンタジーなアニメランキング6位
エクセルサーガへっぽこ実験アニメーション (TVアニメ動画)

1999年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (68)
481人が棚に入れました
F県F市の地下。世界征服のために市街征服を目指す秘密結社アクロスに、二人の美少女構成員・エクセルとハイアットがいた。二人は総帥イルパラッツォの元で市街征服の事業をこなしつつ、安アパートに暮らしてバイトで生活費を稼ぐという貧困生活に喘ぐ。一方、彼らの陰謀を察知した市政の黒幕(?)蒲腐博士は…。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「実験」と「大宇宙の大いなる意思」。あらゆる免罪符を手に入れたアニメ

副題に「へっぽこ実験アニメーション」と付いているとうりです。
実験と称して、毎回ムチャクチャ好き勝手をやっているバカアニメ。そりゃもう「実験」なんですから失敗することもあります。大スベリしようが、どこかから抗議が来る様な内容だろうが、とりあえずやっちゃいます。
原作もへったくれも無いような暴走ぶりですが、いいんです。原作者が許可してるんですからw


都市征服を目指す悪の組織「アクロス」の構成員である主人公のエクセルが、毎回指令を受けて活動するというがの基本設定ですが、そこは「実験」ですから、毎回作り方が違います。
スポ根風にしたり、ラブコメ風にしたり、アメコミ風にしたり、ロボットアニメ風にしたり・・・と、色々な試みをします。
まぁ、どんな風にしようが荒唐無稽なバカアニメであることに変わりはありません。
ノリと勢いに任せたギャグが炸裂しています。

まともなストーリーはありません。
一応、アクロスと市街安全保障局の対立構造みたいのはありますが全然絡まないし、最終回でちょっと進展があったぐらい。
むしろアニメオリジナルで作った、監督自身が出演して演じる「ナベシン」のサイドストーリーの方がサマになっていますw

正直2クールは長すぎでした。
序盤はそれなりにノリノリでしたが、中盤以降のネタが尽きたあたりからのグダグダっぷりが半端なかったですw
こういう作品なので、そのグダグダも特色になってしまっているのが救いですが。


とにもかくにも、アホ。
人が死のうが、街が壊滅しようが「大宇宙の大いなる意思」でリセットしてしまうチカラ技をガンガン使って好き放題をやっています。
普通は「これができりゃ苦労はせんわ」とクリエイターの自制心が働く製作者側のタブーを、”実験”の名の下に犯しまくる問題作。
ただのギャグアニメだと思って見たら気が狂います。
こういうカオスな作品を笑い飛ばせる方にはオススメですが、万人ウケは難しいでしょう。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

うぃず さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

侵略、おふくろ様

一言でいえば「カオス」。

無秩序
無責任
無慈悲
無節操
無鉄砲

まさに悪夢の五重奏です。
ただし「クソアニメ」って訳じゃないんですよ。
だって「あいまいみー」を初めて観た時にも近似した印象を持ったし。笑
とはいえ、今では絶対にO.A.出来ない内容かと思います。
最初で最後の「へっぽこ実験アニメ」ですね。

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え、声優の無駄遣い?

エクセル(CV:三石琴乃さん)
ハイアット(CV:南央美さん)
イルパラッツォ(CV:子安武人さん)

と軽くメインを挙げただけでもお判り頂けたかと....。笑

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「ちょっと観るの躊躇しちゃうな....でも..でも」

そんな恐れを知らぬ貴方には某動画サイトにて次回予告をまとめた動画がありますのでちょこっと検索してみましょ。思いがけず「声優の本気」(主に三石琴乃さんの)に触れる事が出来ます。いっそ「予告が本編」って事にしちゃいましょうよ。(暴論)

本編は「面白い」のベクトルが未だ見ぬ果ての方向を指しているので、
正直なところお薦めはしません。
不条理の宝石箱。

寧ろ時間のムd....ううん、なんでもない。


だから絶対に観ちゃダメ。
絶対だからね。
絶対。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

へっぽこ実験アニメーション!ハーイル!イルパラッツォ!!

最近だと「紅殻のパンドラ」の六道神士原作のアニメ。

第1話「六道神士殺害計画」

↑1話から作者の六道神士の部屋に忍び込んで、主人公のエクセルが青龍刀で殺そうとします。原作から狂ってる漫画
なのでアニメ版はぜんぜん違う楽しさがあって良かった。作者側はアニメがどんな出来になっても訴訟しないという
アニメ制作側しか得をしない誓約書を読み上げ一話が始まるナベシン(ワタナベシンイチ)の代表作。

ナベシンといえば日本で一番アニメに登場する出たがり監督。ルパンの格好したアフロ、そいつがナベシンだーっ!

『ルパン三世 GREEN vs RED』のアフロルパンは笑いました。

何度死んでも大宇宙の意志で復活するヒロイン“エクセル”が愛するイルパラッツォ様の為にメチャクチャする。
相棒のもう一人のヒロイン“ハイアット”が貧弱でいつも死にそうになっています。ファンの間では、

「反発しつつも相思相愛」

なんていう謎の言葉が生まれるほど原作と違うのに「エクセル・サーガ」アニメ化するとこうなると、何故か納得して
しまいました。ちなみに最終回まで作者と監督が出てきます・・なんでじゃ!メタフィクションも大盛りですね。

最終回だけはシリアスに行くぞなんて言っておきながらシリアスになったらなったで嫌に役者の演技の巧さが際立ち
逆にギャグ度が増します。アニメ最終回でやった設定が原作でも採用され、重要な設定になるなどの逆輸入もあり、
「エクセル・サーガ」ファンならアニメは必見ですね(?)(そもそもこのサイトに何人いるのか知らないけど)

まあ、原作と別物なので原作至上主義の方にはすこぶる評判の悪いアニメでもあります。ナベシンのせいです。

EDをメンチ(非常食用に飼われている犬)がマイクスタンドで歌う「メンチ・哀愁のボレロ~食すのね」はシュール。
“食すなら一思いに、お肉が硬くならないように”と歌詞もブラックユーモアに満ち満ちています。切ない。
ラストで幕が引かれてメンチが連れて行かれるのも、途中に塩で味付けされてるのも悲しいw強く生きろメンチ。

原作は昔持ってました。六道神士の漫画好きなんで、全部集めてましたね。オススメは「Holy Brownie」です。

原作の最終回、このはてしなく遠い男坂をよ!と言わんばかりのENDには、15年間連載してこれかよ!(笑)と
笑うしかありませんでした。六道神士はブレねえなあ。


あとエクセルの声優、「三石琴乃」さんが超絶早口で次回予告するまとめは一見の価値ありですよ。

昔やってた「なんでもQ」のキャラクター「うらら」みたいな流暢な喋りで素敵。
私は市立戦隊ダイテンジンとペドロさんの単語で笑う体になってしまいましたwww

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13
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