怪談おすすめアニメランキング 11

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの怪談成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月24日の時点で一番の怪談おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

87.8 1 怪談アニメランキング1位
蟲師(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (1967)
10550人が棚に入れました
「蟲」(むし)は作者の創作であり、我々が一般的に知っている「虫」いわゆる「昆虫」ではない。「蟲」とは、我々の世界でいえば幽霊や妖怪のような存在がそれにあたり、霊能力者を「蟲師」(むしし)という「蟲」専門の医者、かつ研究者、退治者としている。
時代設定については「鎖国を続けた日本」、もしくは「江戸期と明治期の間にある架空の時代」といった所との事。ゆえに作中においては、登場人物は主人公を除いて全員和装をしており、登場する風景も日本の原風景を思い起こさせるようなノスタルジックなものとなっている。
本作は、「蟲師」である主人公ギンコが「蟲」により引き起こされる様々な謎を解き明かしていく物語であり、基本的に一話完結で物語が構成されている。

声優・キャラクター
中野裕斗、うえだゆうじ、土井美加

pniblue さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

蟲の世界がきれい。

蟲という妖怪とか精霊のような、より生命の源流に一番近い存在と人や動物。
人間に寄生して害を及ぼす蟲もいれば、上手く共存している蟲もいる。蟲師でもどうしようもない蟲もいて、人は害蟲は排除したいと思うかもしれないけど、蟲だけが必ずしも悪いわけじゃない。現代では人が圧倒的に強いけど、物語中では人は必ずしも蟲より優位な存在ではなく犠牲になる場面も多い。生について考えさせられる話。
作画、音楽もきれい。ストーリーは全体的にシリアスで切ないというか、より本来の生命界のしくみに近い奥までつっこんだ話。蟲という独特の世界観で、そういうのもありだなと思える。主人公のギンコは、蟲を排除するのではなく、うまく共存できる方法を探している。だいたい1話完結型だけど、夢中になって全部観てしまいました。なんでもっと早くに観てなかったんだろうと(笑)もう一度みてじっくり考えてみたいアニメです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 20

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

疑いの余地なく名作。全話秀逸!もっと評価されるべき!

まず、この作品を見る前に実写映画版を見ていた私ですが、実写映画には酷く失望させられたものでした...しかしながら、このアニメは本当に素晴らしかった。出会えたことに感謝すら覚えるような出来でした。


まず、このアニメの評価ポイントのひとつに、映像、特に背景にあると思います。テレビアニメでここまでの完成度を誇るものはそうないと思います。
毎回毎回短編の映画作品を見ているような感覚を得られるような出来で、たとえるなら、ジブリ作品のクオリティが毎回続くような感覚だと思ってください^^古き日本のノスタルジックな雰囲気が随所に感じられます。

私の勝手な憶測ですが、夏目友人帳が好きな人は絶対はまれる気がします。夏目ほどギンコのビジュアルは良くないですが、そこがいいのです^^w
もちろんそのほかの方にもオススメしたい!


ここでいう"蟲"とは、現実の"虫"のことではなく、精霊や妖怪、生命の根源にあたるもので、簡単に言ってしまえば怪異の類です<世界観が深いので一口にそうは言い切れないのが苦しいところですが>
そして、今までに存在した怪異もののアニメとは多少異なる新しい創作物だと私は感じました。


そして"蟲師"とは"蟲"の医者かつ退治者、研究者といった意味合いで使われますが、主人公のギンコは研究者側に位置しているのかなと思います。
異端である"蟲"を悪しきものとせず、隣人として共存しようとするギンコの懐の深さに魅力を感じ、共感でき、癒されました。
そして声優さんの雰囲気も非常に合っていると思います。


軸として1話完結で物語が展開されていきますが、1話1話丁寧にテーマを持って描写がなされており、感動する話からやるせない話など話のギャップがとても良く、1話から26話までハズレの回が1回たりともなかった。
バリエーションの豊富さがハンパじゃないです。心をえぐるようなメッセージが1話1話こめられています。
ここまで全話のクオリティが全て高い作品は他に私は知りません。全体ランキングで1ページ目にきてもいいくらいの出来だと思っています。


実写版の蟲師は正直言ってがっかりですが、アニメ版は違います!見るたびに静かな癒しを頂いていました。


評価は文句なしの星5つで^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 51

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

素晴らしい再現度

私は原作の大ファンですが
上記の点数は原作と切り離しての評価
原作好きの方なら+αしてよい出来栄えです

原作ファンの中にはアニメ化など不要と考えている方や
実写化された映画を見て懲りてしまった方などもいらっしゃるでしょう
しかし、この作品は原作ファンのために作られたものだと思ってよいです

通常原作物のアニメといっても尺の関係などもあり
原作の一部をカットしたり設定を変更したり
あるいはアニメオリジナルのものを付け加えたり
といった改変が加えられるのが当然ですが
この作品は見事なまでに原作そのままです
原作にない(あるいは一部しかない)要素である
音声・色使い・動きといったものも
原作の雰囲気を損なわないものになっています
特に「緑」の使い方が実に素晴らしい
原作のファンの方にはこの色の持つ重要性を理解してもらえることでしょう
スタッフの原作への愛情が感じられる作品です

とはいえ問題点もいくつか

一話完結形式で50話ある原作の1~26話を放映しているため
最後まで見ても一つの作品を観終わったという満足感が得られません
地上波放映の最終話にあたる20話はラストにふさわしい内容だと思いますが
BS放送最終話の26話はどうも最後の締めに持ってくる話という気がせず
どうせならここで終わらせず2期をやってくれないものかと思いもしますが
原作完結からずいぶん経ちますしそれも望めそうにありませんね
(注:2011年当時の話です)

もう一つはキャラの書き分けに関して
ギンコやその周辺の数人を除いて
どの人物も一つの話にしか出てこないため
登場人物の合計人数がすごいことになっています
ちゃんと名前のある役だけでも3ケタ近いのではないでしょうか
結果、非常に似通った造形の人物がたくさんいます
別の話に出てくるだけなので話の混乱などが起こるわけではありませんが
後半になるほどどっかで見たような人が増えていきます
もともと原作も一話限りの登場人物を
あまり特徴的に描き分けようとしていないきらいがありますが
アニメ版ではどうしても動かせるレベルにしなくてはいけないため
それが一層顕著になってしまっているのでしょう

しかし、それでも原作ファンならばこれを観ない手はありません
なんとなく敬遠している方は是非視聴してみてください
原作を知らない方は割と好みが分かれる作品だと思いますが
文化庁メディア芸術祭10周年企画展「日本の表現力」にて紹介上映された
第一話「緑の座」
アフタヌーン四季賞の四季大賞を受賞し、商業誌デビューのきっかけとなった
第二話「瞼の光」(原題「蟲師」)
の二つくらいを見て合うかどうかを決めてみるとよいと思います

追記:
巷で酷評されっぱなしの実写版を視聴
うん・・・これはひどい
アニメ版からはスタッフの愛が伝わってきますね

追記2:
ついに続章開始しました!
一体何年待たされたことか・・・

投稿 : 2024/11/23
♥ : 53

64.6 2 怪談アニメランキング2位
放課後少年花子くん(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (19)
104人が棚に入れました
「ねえ知ってる?この学園の七不思議にまつわる奇妙な噂」 旧校舎3階女子トイレの3番目には『トイレの花子さん』がいて、大切なものと引き替えに願いを叶えてくれるという。 かもめ学園の七不思議・トイレの花子くんと、その助手になったオカルト少女・八尋寧々。 怪異事件ばかりが起こるこの学園で、彼らは平和な日をどう過ごしているのか。 これは本編では描かれない、ゆる~い放課後のひととき。

72.3 3 怪談アニメランキング3位
xxxHOLiC ホリック(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (727)
4726人が棚に入れました
アヤカシに好かれてしまう高校生・四月一日君尋は、願いを叶えるミセの女主人・壱原侑子と出会う。アヤカシが寄り付かない体にしてもらう為、その対価として彼女の下で半ば強制的にバイトをしている間に、悩みを抱えた人間や人でない者等の不思議な客と出会い、奇怪な出来事に遭遇していく。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

《物語シリーズ》より、個人的にはこっちの方が好き・・・

原作マンガは今も少年誌に続編が断続的ながら連載中で、2年前には実写TV番組も作られた人気作。
そしてアニメの方は、2005年夏に公開された劇場版を皮切りに、2006年/2008年とTV版が制作され、その後も2009-2010-2011年とOVAが制作されています。

で、その劇場版・TVアニメ・OVAが全て、監督(水島努氏)+制作(Production I.G)の組み合わせで、劇場版を除いて、シナリオ構成および脚本に原作者CLAMPの大川七瀬氏が深く関わっており、原作マンガとアニメの世界観が揃っていて、『ツバサ』の時のような違和感を余り持たずに楽しめました。

※但し、一番最初に作られた劇場版『真夏ノ夜ノ夢』だけは、原作マンガやTVアニメと全く繋がりのないオリジナル・シナリオ(担当スタッフを確認すると、CLAMP大川氏が全く関わっていないようです)で、他のシリーズ作品とは異質な内容なので要注意です(この劇場版はOVAまで見終わったあとに、ついでに見とけば十分と思います)。


◆シリーズ別評価

劇場版(真夏ノ夜ノ夢) ☆   並 3.5 (70点相当)
第1期         ☆  並 3.8 (76点相当)
第2期(継)      ★  良 4.2 (84点相当)
OVA(春夢記)     ★  良 4.3 (86点相当)
OVA(籠)       ★★ 優 4.5 (90点相当)
OVA(籠 あだゆめ)   ★  良 4.2 (84点相当)
---------------------------------------------
総合         ★  良 4.2 (84点相当)

※因みに 原作マンガ ★★  優 4.7 (94点相当)


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


=============== 劇場版 xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢 (2005年8月) ==============

{netabare}全1話 ☆ コレクター達への招待状、xxxHOLiCの意味(=何々中毒者){/netabare}

主題歌 「サナギ 〜theme from xxxHOLiC the movie〜」

※同時上映された『ツバサクロニクル鳥かごの国の姫君』と内容がリンクしていますが、xxxHOLiCの他作品とは余り繋がりがなく浮いた作品(脚本担当がCLAMPではなく、只のドタバタ喜劇に終わってしまっている印象)


====================== xxxHOLiC (2006年4-10月) ======================

{netabare}- - - - - - - OP 「19才」、ED 「Reason」 - - - - - - -

第1話 ヒツゼン ★ アヤカシを引き寄せる性(さが)、願いの叶う店
第2話 キョゲン ★ 幸運の女神?それとも・・・(九軒(くのぎ)ひまわり)、小指の呪い
第3話 エンゼル ★ 百目鬼(ドウメキ)との相性、コックリさん
第4話 ウラナイ ★ 偽者占い師、本物占い師
第5話 シリトリ ★ 狐のおでん屋  
第6話 タンデキ ☆ ネット中毒
第7話 アジサイ ☆ 雨童女(アメワラシ)、彼の岸と此の岸の境
第8話 ケイヤク ☆ サルの手
第9話 ユビキリ ☆ クダ狐、運命の赤い糸
第10話 トモシビ ☆ 百目鬼(ドウメキ)の寺での百物語(怪談)
第11話 コクハク ★ 座敷童(ザシキワラシ)、烏天狗(カラステング)
第12話 ナツカゲ ☆ 避暑先の幽霊
第13話 ヘンボウ ☆ 背中に羽根の生えた少女、餌(エ)

- - - - - OP 「19才」、ED 「蜉蝣 -かげろう-」 - - - - -

第14話 フウイン ☆ 双子姉妹、※初の2話続きもの
第15話 カイホウ ★ (続き)、言霊(ことだま)、言葉の縛り
第16話 サイカイ ★ クダ狐、座敷童へのお返し
第17話 ジショウ ☆ 幸せを受けとらない人
第18話 ホオズキ ★★ 百鬼夜行、座敷童、おでん屋の子狐、甘露、「全ては必然」
第19話 リフジン ☆ 年の瀬、雪合戦、願ったものが出てくる箱 
第20話 アガナイ ☆ 過去を映し出す写真、※脚本がやや安直
第21話 ツメキリ ★ 迷信・言い伝え、四月一日(ワタヌキ)の回想
第22話 ユウワク ★ 四月一日の心に忍び寄る婦人、※2話続きもの
第23話 センタク ☆ (続き)
外伝   ツイオク ★ 四月一日(ワタヌキ)の小学生時代の話、神隠し、誕生日{/netabare}
------------------------------------------------------------------
★★★(神回)、★★(優秀回)1、★(良回)11、☆(並回)12、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.8

※ここまで視聴しただけだと「ちょっと物足りない人情噺」という感想になってしまうかも。


===================== xxxHOLiC◆継 (2008年4-6月) ====================

{netabare}第1話 蜘蛛 クモノス ★ 四月一日・百目鬼の失敗、※第2期は続きもの
第2話 左眸 ヒダリメ ★ 本の虫、猫娘、烏天狗の懇願
第3話 朋分 ハンブン ★★ 座敷童、女郎蜘蛛、片目の半分
第4話 夢買 ユメカイ ★ 夢の矢、異世(コトヨ)、夢カイ
第5話 由縁 コハネ ★ 霊能師の少女(五月七日小羽(つゆり・こはね))、桜の霊
第6話 平和 コノハナ ☆ 麻雀回、桜の霊の昇天
第7話 水猫 ミズクミ ★ 猫娘との井戸水汲み、指切り、小指の痛み
第8話 鈴音 ササヤキ ★ 増えていく鈴、その場に居てはいけない者
第9話 流噂 フウヒョウ ★ 小羽の家庭事情、霊能師のTV特番出演
第10話 不戻 キヅキ ★★ (続き)
第11話 秘事 ヒトリ ★★ 小指の悪化、怪我、ひまわりの秘密
第12話 真実 ホントウ ★★ (続き)
外伝  報恩 オカエシ ☆ 狐のおでん屋に主要キャラ集合{/netabare}
------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)4、★(良回)7、☆(並回)2、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.2


OP 「NOBODY KNOWS」
ED 「Honey Honey feat. AYUSE KOZUE」

※第2期は、一話完結回がほとんどだった第1期とはガラっと変わった続き物になっており、見違えるほどの面白さでした。


================ xxxHOLiC 春夢記 (OVA) (2009年2-6月) ================

{netabare}前編 ★ 百目鬼(ドウメキ)の祖父(遥さん)の依頼、※小狼・サクラ初登場
後編 ★★ 夢の中の世界、夢の世界でのサクラとの出遭い、「侑子さんの願いは何ですか」{/netabare}
------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)1、☆(並回)、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.3


OP 「sofa」
ED 「CHERISH」

※前編はCLAMP原作OVA 『ツバサTOKYO REVELATIONS』、後編も同じく『ツバサ春雷記』とリンクした内容なので、両OVAを先に視聴しておくことをお勧めします。


==================== xxxHOLiC 籠 (OVA) (2010年4月) ==================

{netabare}全1話 ★★ 侑子との別れ、10年後、飯縄(イズナ)使いからの依頼と対価{/netabare}

ED 「風(かざ)なぎ」

※前OVA『春夢記』そして本OVA『籠』で、ようやく物語が大きく動くので、xxxHOLiCの視聴を開始した方は、何とかここまで頑張って視聴を続けて欲しいところです。


================ xxxHOLiC 籠 あだゆめ (OVA) (2011年3月) ==============

{netabare}全1話 ★ 夢違え(ゆめたがえ){/netabare}

OP 「あだゆめ」
ED 「「ごめんね。」」

※第1期の第1話以来の様々なエピソードが回想されるアニメ版の事実上の最終回らしい良い出来と思いました。


◆総評

CLAMP原作作品は、

(1)前半で一見しただけだと詰まらないと感じてしまうようなエピソードを小出しして、視聴者にしだい次第に主要キャラへの愛着を持たせていき、
(2)後半のどこかのタイミングで一気にストーリーを動かして、視聴者のその愛着を強い感情移入へと転化させてしまう、

という王道の感動パターンを踏襲した良作が多いと思いますが、本作も第2期そしてOVAまで確り視聴すれば、そうした期待にまたしても応えてくれる作品に仕上がっているのではないでしょうか。

同じアヤカシ(怪異)を扱ったアニメ作品でも、内容に余り一貫性のない西尾維新氏原作の《物語シリーズ》より、個人的にはこちらの方により好感を持ちました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 33

クチナシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

コトバの強さ

原作が好きだったので、アニメもちょこっと観てみました。

「あやかし」を引きつけてしまう体質の主人公が、ある日惹きつけられるように一軒の家に入る。
そこは、それ相応の対価を払えばどんな願いでも叶えるというお店で、主人公は自分の体質を治してもらう代わりに、その店でアルバイトをすることになる……という所から物語は始まります。

妖怪モノのアニメというよりも、不思議な現象に悩まされたり、自分の性格を直したいというお客がやって来て、その原因を解明し、その人が心の奥に抱えている心理を明らかにするという感じ。
それを妖怪や昔からの日本の習わしと関連づけているので、とても面白いです。
何より、それぞれのエピソードで教訓めいたセリフがある所が好き。
例えば15話の「カイホウ」という話が良かったです。
いつも自分に自信がなく、「どうせ自分はできない」が口癖の女性の話ですが、言葉の持つ力がテーマになっています。
「コトバは人の生き筋さえ縛る」ということを改めて実感できました。
この話を観た後は、なるべく自分にも他人にも「できない」という言葉を使わないようにしようと心がけています。

日本文化やちょっと不思議なものが好きな人、アニメを通してちょっと知識を得たい人にはオススメ

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

偶然じゃないわ~必然よ

おのれーどうめきの分際でー!
と言ったのは主人公の四月一日(わたぬき)君ですw
百目鬼(どうめき)、九軒(くのぎ)と最初はみんな名字が読めませんでしたw

原作未読 CLAMP作品 全23話+外伝1話
ミステリーホラーコメディ作品

お話は、主人公 四月一日君尋(わたぬき きみひろ)は、霊能力が強いために妖が嫌でも集まってくる体質です。ある日いつものように妖に追われていてなんとか撒いた主人公は、ある家に意志とは関係なく家に引き込まれ、その家の主人でもうひとりの主人公 壱原侑子(いちはら ゆうこ)に悩みを見透かされ、願いを叶えるために対価としてバイトすることになりました。その家を中心に色々な不思議なことや悩みを解決するお話です。

最初に感じたのが、キャラクターの体型です。みんな異常に手足が長くて胴体とアンバランスなので、すごい違和感がありました。慣れるまで2~3話かかりましたねw

でもキャラクターはすごい魅力的でした。ミステリアスでどこか浮世離れしてますが、大酒のみでちょっとお茶目なところがある侑子さんと、几帳面で料理が得意でいつも散々な目に合う四月一日との対比が面白いですねw{netabare}(通信機とか言ってちょびっツのちぃと同じ耳を付けたときは噴いてしまいましたw){/netabare}
他にもレギュラーで出ている、友人じゃないのにw友人の百目鬼静(どうめき しずか) 、主人公が恋い焦がれている九軒ひまわり(くのぎ ひまわり)さん、CLAMP作品と言えばよく出てくる黒モコナ、舘にいる可愛いお調子者のお手伝いさん2人マル&モロ(フルネームは書けませんw)、など中々面白い個性的な人々が集まっています。

日常を題材にしているお話が多く、結構身につまされますね~
{netabare}(嘘、占い、キューピットさん(こっくりさん)、しりとり、パソコン依存症などなど){/netabare}
ギャグ展開の話の中にもピリリと辛いスパイスの聞いた日常の不思議なお話となってます。メリハリが効いていていいですね。1話完結が多いので観やすいです。侑子の一言一言が胸に沁みました。
最後は少ししんみりしましたね。

侑子さん役の大原さやかさんの魅力的な声と四月一日役の福山潤さんのはじけぶりが見れる作品ですw
レンタルDVDで観たのですが、1枚に3話入ってますのでお財布にもやさしくなってますね。ミステリアスなお話が好きで、この作品の独特の世界観が気に入れば好きになれる作品だと思いますので、もし興味がありましたら観てくださいね。オススメです。

OP スガシカオさんが歌ってます。スガさんらしい曲ですね。
ED 2曲ありましたが、後半は{netabare}BUCK-TICK{/netabare}この作品に合う合わないは別として、びっくりしましたw

最後に、印象に残った言葉は「だってわたぬきなんだもん~」じゃなくてw 「あなたの願い叶えましょう」ですね^^

まだまだ分からないことばかりです。それでは2期を観てみますね。
{netabare}CLAMPさんはマカロニほうれん荘が好きなんですね~私も好きですw{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 37

67.4 4 怪談アニメランキング4位
魍魎の匣(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (398)
2081人が棚に入れました
元映画女優・美波絹子の妹・加菜子が何者かにさらわれた。その背景には、八王子で起こった連続バラバラ殺人事件と、「御筥様」を祀る宗教の奇妙な噂、箱型の建物とのつながりがあり…。
憑き物落としの京極堂、小説家の関口、刑事の木場、探偵の榎木津らが事件を追う!

声優・キャラクター
平田広明、森川智之、木内秀信、関貴昭、浪川大輔、高橋美佳子、戸松遥、久川綾、桑島法子、津田匠子、本田貴子、古谷徹、田中正彦、檜山修之、三木眞一郎、うえだゆうじ、諏訪部順一、小山力也、宇垣秀成

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

文学の香り漂う上質のミステリーホラー

京極夏彦の長編推理小説・妖怪小説である百鬼夜行シリーズの
第2弾を原作に制作されたアニメ作品。

中央線の人身事故を発端としてストーリーが進むのだが
被害者と一緒にいた少女、その事故現場に居合わせた刑事という
登場人物から想像できるありふれた展開ではなく、
物語は思いがけない方向へと廻り始めていく。

僕としては、ずっと観ていたくなる演出と物語だった。
でもまず結論から言って、主人公は1話から登場する少女達ではない。
全13話の中、4話までは5話から次々と解決の一途をたどって行く事件の
謎をあちこち振り撒きながら展開していくに留まっている。
なので何がなんだか・・・と少々不満に思ったとしても、
5話からは必ずストーリーがぐんと動き出して見応えも充分あるので、
途中難解に感じてしまっても、できたら最後まで観ていただきたいと思う。

個人的な感想としては、想像以上に上質で素晴らしい作品だったということ。
ほんとうに、実写映画よりずっと良かった。

物語自体にも序盤で引き込まれたけれど、とにかくまず演出が好み。
ぼんやりと明るい陽射しが入る喫茶店や、桜の花びらが舞う小道、
文学的な香りの映像と語り口や背景の美しさ、
戦後まだそんなに経っていない時代のちょっと鬱な雰囲気や、
女子高生独特の、相手を束縛しあってしまうような友情の描き方などなど。

ただ、初めて観た時はどういう視点で観るべきなのか
少々戸惑ったので、何度も公式サイトを往復しながら観ていた。
それでも後半でどんどん真相が暴かれ、納得していけるのが、
すごく心地良かったし、京極堂と呼ばれている中禅寺氏が語る言葉には、
深く共感できるものがあり、一言一句もらさずメモを取りたくなるほどで。

ただ、欲を言えばOPとEDがもう少し
内容に合わせた古風な雰囲気だと、もっと魅力が増したのではないだろうか。
作中での音楽がとても良かっただけに、ちょっと残念。

それでも、中野で古本屋「京極堂」を営む一方で拝み屋の中禅寺秋彦、
うつ病の小説家 関口巽、警視庁捜査一課の刑事である木場修太郎、
「薔薇十字探偵社」の私立探偵で中禅寺と関口の旧制高等学校の一期先輩であり、
木場の幼馴染でもある榎木戸礼二郎、
そして雑誌編集記者兼カメラマンの鳥口。
この5人のキャラがとても良いし、彼らの会話が面白く興味深いので、
ぜひ、多くの方に観ていただきたいし、もっと評価されてもいい作品だと思う。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 72

08261216 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

魍魎の意味が明確なのに、何故評価されない?

今までこのサイトを参考に色々見てきましたが・・・

huluで初めてみました。
ド嵌りして3回位繰り返し観ました。


この作品が評価されない意味がわからないです。
考えれるに・・・

小説好きな人が引き込まれる冒頭⇒伏線⇒伏線回収の見事さ
伏線の多さ
2008年アニメ
ノスタルジックさ
戦争もの好きな人は大好物な戦後もの
ちと難しい内容
本格陰陽師
(アニメは似非ものが多いですから魍魎の意味が明確すぎる)
・・・とは思います。

因みに原作は読んでいませんが、本屋で冒頭を確認するに
アニメの方が演出が上手いと思いました。

まだの方は是非観て欲しいです。

因みに3話まで辛抱して下さい。主人公は少女達ではありません。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

上質な本格ミステリーホラー

京極夏彦原作の本格ミステリーホラー。
原作は読んでませんが、非常にいい出来です
時代設定は昭和初期?ぐらいで、それもまたアニメでは新鮮でいいです

アニメらしからぬストーリー構成なので、序盤はちょっと視聴に及び腰になると思いますが
伏線をしっかり張っているので、最後まで見ることをおすすめします
ワンクールでさっくり見れる割に、内容が濃いので見応えは十分です

アニメでミステリーやホラーを表現するのはとても難しいことです
アニメで映像化した途端、雰囲気をぶち壊してしまうのが常なので
本格ミステリーはアニメには向いていないと思ってましたが
「魍魎の匣」はその点、実に演出が巧みです
現実性と非現実性を上手く混ぜ合わせているので、
よくあるサスペンスドラマより刺激的で、
よくあるホラーアニメよりは、完成度は高く大人向きです
癖のある文学的表現が、さらにミステリーとしての魅力を押し上げています

一つ残念なのはOPやEDが作品に合ってないということ
そこまで酷くはないですが、内容がいいのだからもうちょっと選曲考えて欲しかったです
まぁ内容は悪くないので、是非見て欲しいです

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12

70.1 5 怪談アニメランキング5位
地獄先生ぬ~べ~(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (322)
1959人が棚に入れました
童守小学校に赴任してきた5年3組担任の鵺野鳴介(通称・ぬ~べ~)。
普段の彼は、ドジでおっちょこちょいなところはあるが、どこか憎めない愛すべき先生として生徒たちに親しまれている。
しかしぬ~べ~には、日本でただ一人の霊能力教師という、もう一つの顔があった。常に黒い手袋で覆われている彼の左手には、この世ならざる存在――悪霊や妖怪などに直接触れて、浄化することのできる最強の力「鬼の手」が封印されているのだ。その力は、かつてある生徒を救うため、わが身を賭して封じ込めた地獄の鬼のものだった。子供たちが〈闇の住人〉に襲われ、危機にさらされた時、ぬ~べ~必殺の「鬼の手」が闇を切り裂き、魔を祓う!

声優・キャラクター
置鮎龍太郎、藤田淑子、笠原留美、冨永みーな、根谷美智子、田中一成、浦和めぐみ、本多知恵子、白鳥由里、森川智之
ネタバレ

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

細川美樹の乳揺れに並々ならぬこだわりを感じる ★4.545点

1996年4月 土曜日19:30~ テレビ朝日系で放送された作品
全49話


原作にあった男子生徒が女子生徒の下着になっちゃって汗と涎と鼻血でグショグショになりながら股間をべろべろ舐める話が強烈すぎてアニメの方は印象が薄かったのですが、全話見返してみたらすっごい良かったです。


やっぱり鬼の手のデザインが秀逸です。
骨ばった外郭に筋肉の繊維を思わせる表面がグロテスクと格好良さを併せ持っていて好きです。
最近だと進撃の巨人の50m級巨人みたいなデザインって言ったほうが分かりやすいのかもしれません。
他の妖怪のビジュアルもよかったです。特に「はたもんば」は個人的グッドデザイン賞でした。


あとは主人公、鵺野鳴介のキャラクターがよかったです。
これが教師の理想像、とまではいきませんが「生徒を守る」という確固たる決意にブレが無く、自分より圧倒的に強大な神にすら臆すること無く立ち向かう姿勢がカッコ良かった。それに至るバックボーンもいい話でした。


【総評】
全体的には、基本1話完結のエピソードをTVアニメという枠組みで上手く構成していて作画も年代を考えればかなり安定していた印象。
原作と比べて演出や表現方法はかなりマイルドになってはいるが作品の世界やメッセージ性を損なうほどではなかったと思います。
アニメでは鬼の力を開放するとき手袋に「鬼」の字をモチーフにしたマークが出ているんですがカッコイイ演出だと思いました。


以下、好きなエピソード

第2話 トイレの花子さんが出たぁ〜っ!
{netabare}学校の怪談定番のトイレの花子さん回
戦争で亡くなった哀しみからさまよい続ける話はありきたりながらもいい話だった。実は地縛霊と浮遊霊の2人いたっていう2段落ちもよかった。
あとヒロインの郷子ちゃんのパンツ!パンツがみえるんですよ!!!{/netabare}

第13話 教室が凶器に変身!?妖刀はたもんばの呪い
{netabare}上記でも少し話した「はたもんば」の回
とにかくはたもんばのビジュアルが怖くていい!原作ではもっとエグい絵でトラウマになった人も多いはず。
最強の鬼の手が一回敗れてしまうのも印象的でした。{/netabare}

第15話 ゆきめリターンズ!真夏の冷凍大作戦
{netabare}No.1ヒロインゆきめちゃんメイン回
ゆきめちゃんのぬ~べ~Loveが全面に出ててとってもかわいかったです。
自分のせいでゆきめを消してしまったと勘違いしたぬ~べ~が号泣してしまうシーンもぬ~べ~のどうしようもない人の良さが出ていてよかった。{/netabare}

第25話 しあわせパニック!涙に消えた座敷わらし
{netabare}みんなに幸運を運ぶ座敷わらし回
座敷わらしのマスコット的な可愛さとほっこりとするような話は物騒な話の多いぬ~べ~では珍しい回だったのではと思います。{/netabare}

第34話 今明かされる禁断の過去!鬼の手誕生の秘密!!
{netabare}一生のうち一番霊力が下がってしまう日に鬼の封印が解けかけてしまう回
生徒を助けるためにかつての恩師を鬼とともに封じ込めざる得なかった過去。なぜ生徒を助けるのにここまで執着するのかが分かるいい回だった。{/netabare}

第39話 死の底からの復讐!出るか?鬼と妖狐の合体奥義!!
{netabare}ライバルとの共闘は定番だけどやっぱりいいね回
鵺野に勝つためには愛の力が必要だと思った玉藻は生徒一人を犠牲にして街を救い人々の愛を得ようとした。すぐに間違いとわかり生徒を救うためにぬ~べ~と協力する展開が熱くてよかった。かなり作画がいい回で迫力もあった。
あと前半の健康診断のシーン、でっけぇな・・・{/netabare}


あっ!タイトルに言及するのを忘れていましたw
隙あらば美樹の胸を揺らしていましたねwww作画陣に美樹好きがいたんでしょうか。とってもいいと思います(ニッコリ) 

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ドジで金欠なオカルト男は、鬼の手を持つ頼れる先生!!

90年代を代表するジャンプアニメの一つで、劇場版やOVAもたくさん出ている人気作『地獄先生ぬ~べ~』

劇場版で「ゲゲゲの鬼太郎」と抱き合わせ…こほん。オカルト・妖怪合わせで同時上映されていたようです。
近所の学校では夕方から夜にかけてお祭りがあって、毎年暗くなるとバックネットにスクリーンを張り、
子供向けの映画を放映していました。確かこれもあったはず。その時期だとデジモン、ポケモン、ワンピース
なんかもあった気がしますね。近くなので毎年行ってたのですが、子供たちがキャッキャと楽しそうでした^^

格好いい先生キャラクターは沢山いますが、そんな中でも彼を一番に挙げる方は多いんじゃないでしょうか。

主人公「鵺野鳴介」は霊能があるオカルトめいた変人で、事あるごとに生徒におごり金欠で苦しむ計画性のなさや
同僚の美人でセクシーなボディコン先生にメロメロだったり(学校にそんな風紀を乱す人が居るのは置いといて)
オッチョコチョイでだらしない所があったりと、生徒にも少し馬鹿にされながら友達感覚で親しまれています。

でもいざという時は危険を顧みず生徒たちの前に立ち勇敢に戦い、親身になりアドバイスをくれる、そんな先生。

原作からの変更点や放送時間に合わせた残酷描写やお色気シーンの軽減こそあるものの概ね原作順守でした。
原作より明るい雰囲気でギャグの量も多かったですね。メインのターゲット層が小学生だったのが大きいかな。


原作の妖怪や表現は怖かったですね~

七人ミサキ、海難坊子、逆さ学校、怪人A、ハタモンバ、人喰いモナリザ、てけてけ、メリーさん、疫病神、
赤いちゃんちゃんこ、くだん、死神、寄生虫、麒麟、木登り幽霊、枕返し、口裂け女、千鬼姫、などなど…。

鬼の手にまつわる話がかなりシリアスなのですが、全48話+SPで終わりなので、OVAや劇場版で補完します。
放送では無いですが鬼の兄妹が出てくる話など、原作でも人気が高いキャラにまつわるエピソードがあり、
テレビ放送の佳境にあたる話や要所要所で雪女の「ゆきめ」は大活躍でした。流石メインヒロイン(笑)

他にも人気が高い「玉藻京介」や「葉月いずな」が目立つものの、この作品の凄いところは通常回である
“生徒のお悩み解決回”が秀逸だということ。実は印象に残るエピソードはほとんどこっちだったりします。
レギュラーキャラである5人の小学生含め、生徒たちは魅力的な子ばかり。私は美樹より郷子がエロいと思う。

好きなヒロインはアニメ第31話「誰にも言えない目玉の恐怖!!天才バイオリニストの大罪」の篠崎愛ちゃん!!

んっ? 篠崎愛!? はぇ~…こんな名前だったっけ。確かに「あいちゃん」って言ってた気がするのだ~。


『地獄先生ぬ~べ~』は今でも生徒の世代になり続編が続いているので(スピンオフ『霊媒師いずな』も)
懐かしい方は記憶を呼び覚まして『地獄先生ぬ~べ~NEO』まで追いかけるのもオツなんじゃないでしょうか。

.
.
.
.
.


この世には、

目には見えない
闇の住人達がいる。

奴らは時として牙をむき、
 君達を襲ってくる。

彼は、そんな奴らから
 君達を守る為、
地獄の底からやって来た、

―正義の使者―


…なのかもしれない。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 23

負け猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

こういうのも名作だと思う

OPが一度聞くと中々忘れないテンポの良いもろに子供向け!
といった感じでしたね^^
EDはまさかのB'zが歌ってるしwww


主人公は左手に鬼を封印しており、教師で霊能力者という変わった設定w

どの世代にも通用するであろう、
妖怪や幽霊をメインにした現代風怪談のストーリーはかなり面白い。
(ホラーものとして今見ても面白いと思いますよ^^)

コメディ風に語られる話もあれば、本気で怖い話もあり
妖怪、幽霊、神様と幅も広い。
(妖刀はたもんば は結構トラウマだったなー)

原作がジャンプで連載していた事もあり、
しっかりとライバルも存在しバトルものでもあったりするwww

原作では結構エロいシーンが多かったけど、
アニメは子供向けに作られているのでかなり抑えている。

お気に入りキャラはもちろん
ゆきめ ですよー^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

64.9 6 怪談アニメランキング6位
瀬戸の花嫁 義(OVA)

2009年1月30日
★★★★☆ 3.7 (314)
1749人が棚に入れました
瀬戸内の祖母の実家に遊びに行った満潮永澄は、海水浴中に溺れた所を人魚の少女・瀬戸燦に助けられたのだが、人魚にはある掟があった。それは「身内以外の人間に人魚の姿を見られた場合、どちらかが死ぬ、または人魚の正体を知った人間が人魚の身内となる」というもの。そのため、死ぬか身内になるかを選択した永澄と燦は結婚する事になる。しかし、それに反対する燦の父であり瀬戸内魚類連合「瀬戸内組」の組長・豪三郎や燦の護衛である巻き貝の巻はそれを阻止すべく永澄を殺そうと様々な攻撃を仕掛けてくる。そんな命懸けの日々を瀬戸内で過ごしている内に夏休みは終わり、永澄は燦と共に埼玉にある満潮家に帰ることになった。しかし、燦の事が気がかりで追ってきて、強引な方法で永澄の通う磯野第三中学校(アニメ版では磯野第八中学校)の関係者となった「瀬戸内組」の面々に、元々埼玉にいた人達は振り回されていく。

うらキング さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

学年が1つ上がってます。

仁と義の2本立てでそれぞれ2話づつ、
計4話。


前半の1話・2話は相変わらずのノリ。

TV版の終盤に向けてどんどん上昇した
主人公の超人的能力は相変わらず健在。

つーか、DVDで
更に上がったような気もしましたが…

気のせいかな…
使いこなせるようになっただけか?(汗

どちらにせよ彼は人間のはずなんだが。


後半の3話・4話は…

3話はファンサービスも含めてるのかな?

4話は特に趣向が違うように思います、
いやでも、ちゃんとオチはついてますが^^


まぁでも、全てを通して
画面の中は『やりたい放題』になってますw


TV版が楽しめたなら
問題なくこちらも楽しめると思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

めじな さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

感想

全2話。15分☓2

萌え・ラブコメ・ギャグもの。

この「義」は1話目が最高でした。
新キャラ登場で絡みがあり、また、サービスシーンもある渾身のギャグ回ですw
セリフが最高でしたw必見です!

2話目はこの1話とは全然違い、かなりギャップがありました。
内容は観てからのお楽しみということでw

この義も1話目でかなり笑えましたし、仁・義合わせてとても楽しめました。
でも、私は仁の方が面白かったかな。

しかし、製作者のセンスが良いからこういう面白いギャグものが作れるんでしょうね。
こういう作品もっと観たいですし。2期に期待したいと思います。

1期を観て面白かった人は、「仁・義」ともお勧めです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 19

68.6 7 怪談アニメランキング7位
地縛少年花子くん(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (200)
806人が棚に入れました
ねえ、知ってる? この学園にある七不思議の話……かもめ学園に伝わる一番有名な七不思議の噂。旧校舎3階女子トイレ3番目には花子さんがいて、呼び出した人の願いをなんでも叶えてくれるんだって。呼び出し方は簡単、ノックを3回。それから————「花子さん、花子さん、いらっしゃいますか?」「はーあーい……」自分の願いを叶えてもらうため、花子さんを呼び出したオカルト少女の八尋寧々。しかし、彼女の前に現れたのは男の子の幽霊、“花子くん"だった。おばけなのにドSでちょっとエッチな花子くんに振りまわされて様々な怪談に巻き込まれていく寧々。果たして寧々は無事に学園生活を送れるのか!? 誰も見たことのないハートフル便所コメディが今、始まる——。

声優・キャラクター
緒方恵美、鬼頭明里、千葉翔也

まにゅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

原作のイメージ崩れませんでした

久々にハマった漫画のアニメ化、不安でしたがイメージ通りで感動しました。軽い難聴で高い音が聞き取りにくいので、時々ヤシロの台詞がわからなくなる以外は満足しました。
花子くんの声がエロカッコ良くて、脳内再生で読んだ時より断然いい! 声優さんって凄いかなあと1話から感動しました。祓い屋の少年、源光はもうまんま。漫画のイメージ通りで、この先も放送が楽しめそうだとワクワクしました。おちゃらけてるけど陰があってミステリアスな幽霊、花子君とヤシロの心の変化をどう表現してくれるのか、楽しみです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4
ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

彼岸と此岸

「異性との両想いの成就」という願望があった八尋寧々。
トイレの花子くんに人魚の鱗を貰い、八尋は呪いを受ける。
その呪いの負担を軽くするため、花子はもう1つの鱗を飲み込んだ。

有名な学校の怪談に登場する「花子さん」。
今回は男性版。
でもトイレは女性用。
緒方さんの声だったら性別を簡単に超えますよね。
旧校舎を用意するのは、少しズルい。
都内の校舎だったら土地がないので解体されてしまいますから。

コミカルな笑いと怖い怪談のギャップ。
表現するのは難しいです。
すんなりと作品に入る事ができるのは声優さんの演技力。
やはり緒方さんの演技は神レベルなんだよなぁ。
(語彙力が無くて、すいません><)
八尋役の鬼頭さん、源光役の千葉さん。
若手ですが、実力がありますね。
期待できる新人さん。
これからも出演する作品が楽しみです。

「花子」と言われると、少し古い気がしませんか?
元々、「子」を名前に付けられるのは上級社会の人のみ。
勿論、男性も。
蘇我馬子・小野妹子という実例があります。
ただし、女性に付けられる事が多いです。
現在の皇族で「〇子」という名前が多いのは、古くからの伝統。
最近はキラキラネームというのも流行っています。
私が名前を命名できる立場だったら、女性の場合ですが、「〇子」と名付けますね。
肝心な相手がいませんがorz

八尋の足首が太い?
{netabare}度々、ネタにされています。{/netabare}
足が太いくらいで問題がありますか?
{netabare}足がパンパンなのは浮腫みのせいかも。
解決策はいくつもあります。
まだ学生なので歳も若い筈。
下肢静脈瘤などの病気でなければ大丈夫!{/netabare}
八尋は、顔も可愛いしスタイルも悪くはない。
高望みしなければ、異性の相手なんて簡単に見つけられます。
「大根」と呼ぶ奴は私が叩きますヽ(`Д´)ノプンプン


元々、学校は仲間と一緒に勉学に励む場所。
遊ぶのも結構。
学生(若者)の特権です。
ただし、モラトリアムに守られている事を忘れてはいけません。
面白がって不思議を喧伝する事。
余裕があるうちなら大丈夫。
本気にすると祟りがあるかも。
冗談も、あそびあそばせ……

投稿 : 2024/11/23
♥ : 21

とりッピ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

人気の学園七不思議コメディ

Gファンで連載中のあいだいろ先生の人気作品。
原作既読。
少女漫画の括りではあるけど、ヒロインの恋愛だけでなく学園七不思議にまつわる騒動や謎の少年花子くんの過去などミステリー要素もあるため女性はもちろんのこと男性も観やすいと思う。キャラクターも可愛い。
独特の作画と色彩、世界観なのでアニメ化は不安だったけど作画はもちろん、色彩、声優さん、曲、すべて原作のイメージを壊さずよかった。
特に重要な、花子くん&司くんの声が緒方さんでハマり役だった。
無邪気な一面から狂気が垣間見れるさすがの演技力。
男女問わずおすすめな作品。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

62.1 8 怪談アニメランキング8位
京極夏彦 巷説百物語(TVアニメ動画)

2003年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (79)
517人が棚に入れました
妖怪小説の大家、京極夏彦作品初のアニメ化。
時は幕末、「百物語」の開板を目指す物書き志望の若者、山岡百介は、旅の道中で、又市、おぎん、長耳という妖しげな3人組に出会う。
彼らは、さまざまな罪を犯した者たちをその手で裁く『闇の仕掛け人』だった…。

声優・キャラクター
中尾隆聖、小林沙苗、若本規夫、関俊彦

負け猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今の法律を考えてしまうよね

友人「こんなん誰が読むん(笑)」
私 「・・・・・持ってるねんけど。」
友人「・・・」

となるくらい原作はすごい人を選ぶような雰囲気漂う作品。

それがアニメ化と聞いてすごい楽しみにしていました。

おおまかな流れは、人では裁ききれない罪を、妖怪の仕業に見立てて裁いていくといった内容です。

原作とは結構違う作りになっていましたが、1つ1つの話しの流れはほぼ同じでした。

また独特の作画によりオドロオドロしさをかもしだしています。

地獄少女(←個人的には苦手)が好きなら結構観れると思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

fa101500 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

見るか悩んでいる人に向けて

 原作は、小説でタイトルにある京極夏彦先生が作者です。私は、キャラクターデザインが好きになりアニメから観たのですが面白かったです。怪談の話と共に流れる奇妙な噂からどのような事件になるのか、百介はどのような選択をするのか1話ごとに変化していく百介の揺れる点に注目すると楽しめるのではないかと思います。
下記は、簡単なストーリーのあらすじです。
舞台は、江戸時代末期で、主人公の山岡 百介は、怪談話が好きな青年であり、仕事は物書きである。物書きのアイディアを得るためか一人旅をしていたが、雨が降ってきたので立ち寄った宿先から物語は進んでいく。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

チィ千 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

隠れた異色のホラーアニメ

こちらの作品は約10年前以上のアニメなのですが、独特な世界観がめっちゃいいので涼しくなりたいときに見るのがオススメ。
良い点
・百物語を題材としたホラーアニメ
・独特な世界観が病み付きになる雰囲気
・一話完結で、どれもゾッとするほどの恐怖感を味わえる
・声優陣が豪華でレジェンドが多い
悪い点
・人によっては好き嫌いが別れる(絵的に)
・暗すぎて見にくい
・ホラーなのでゴア描写やグロ描写や後味が悪い話があるのでトラウマになる人もいるかも(全体的に暗いのでそこまできつくない)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

52.8 9 怪談アニメランキング9位
闇芝居 2期(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (120)
501人が棚に入れました
新エピソードがゾクゾクと登場する最恐シリーズとなる。

声優・キャラクター
津田寛治、村井良大、平野良、竹井亮介、田野アサミ、松本若菜、相沢梨紗、中込佐知子、大西礼芳、茉莉邑薫、遠藤瑠香、Sara、増本庄一郎、福士誠治

61.1 10 怪談アニメランキング10位
わすれなぐも(アニメ映画)

2012年3月24日
★★★★☆ 3.5 (98)
454人が棚に入れました
かつて上代に手練れの陰陽師が大蜘蛛を封印したと言われる一冊の本。それを入手した古書店の硯とビルのオーナーの孫娘・瑞紀の前に、身の丈20センチほどの小さな娘蜘蛛が現れた。寂しげに母を求める娘蜘蛛のいたいけな姿に、硯は自分の師匠からヒントをもらって、あるべき場所へ物の怪を返そうと試みる。だが行動をともにする瑞紀からは、硯はすでに娘蜘蛛に取りつかれたようにしか見えなかった……

声優・キャラクター
土田大、下田麻美、金田朋子、星野充昭

chance さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【萌えホラー】蜘蛛とホラーと男と女

古本屋の番頭が開封してしまった妖怪蜘蛛幼女が巻き起こすドタバタほのぼのホラーで、アニメミライ作の1話完結モノです。
本作はぶっちゃけ「レビューは知らず/見ず先入観なく初見」が一番堪能出来ると考えますが・・・ここ見た時点で既に遅し。
よって細々書きませんが、日本妖怪作品はハズレ無いなぁと再度唇を噛み締めさせてくれた良作です。

別な話、オチ系で一番衝撃的だったのは邦画デッドオアアライブ(ヤクザ映画)
映画館でスタンディングオベーションしているオバカな大人達の仲間入りが出来る人だけどうぞ(オススメなんかはしない)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

面妖

万葉の昔、都にて封じられた大蜘蛛妖怪。
その忘れ形見の幼蜘蛛が現代に蘇る。
幼女の形をした蜘蛛の行く末は・・・
22分弱のアニメミライ2012の作品です。

冒頭より、禍々しい討伐シーン。
そして、現代の青空。
その対比に興味をそそられます。
古書屋と女子高生の組み合せもなんともアンバランス。

{netabare}クライマックスは幼蜘蛛を救うために廃村へ。
廃屋での探索の逼迫感をカメラワークで表現。
そして、大蜘蛛の登場・・・
その結末は女子高生の瞳で明らかです。{/netabare}

サスペンス?
ホラー?
萌えコメディー?
短いながらも良くできた作品です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14
ネタバレ

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アニメのたまごを守り抜け

2010年、文化庁の事業として「若手アニメーター等育成プロジェクト」なるものがスタートした。
ようは、審査を通過した制作会社による、制作費支給型のプログラムと言って良い。
「PROJECT A」に始まり、「アニメミライ」と名を変え、今日の「あにめたまご」に至るそうだ。
今は、小規模スタジオや3DCGスタジオにも門戸を大きく開いているそうで、今回のコロナ禍を契機に、大志を抱き業界の門を叩いた若者が使い捨てられるような状況が改善されることを心から望む。
かつて日本の空を彩った国鳥“トキ”のごとく、メイドインジャパンのアニメーターが絶滅する日は見たくない。

“わすれなぐも”である。
B級映ホラーさながらに、萌えとコメディに加え、うるさい程のアングルの動きを多用した屋内シーンがとても楽しく、プロダクションⅠ.Gの心意気、若手育成への熱を感じる。

因みにこのお話、1枚のイラストをもとにイメージを膨らませ、出来上ったものだそうだ。
その原画を見ると、幼女が身に着ける十二単の裾から覗くのはクモの足ではない…。
それは紛れもなく{netabare}“G”のそれである。{/netabare}ギャー‼
 

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

58.6 11 怪談アニメランキング11位
怪談レストラン(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (64)
447人が棚に入れました
東京郊外。開発の波がひと段落し、古い団地と新しいビルが混在する街、山桜市。そこの小さな小学校に通う大空アコのクラスに、ひとりの美少年が転校してきます。彼の名前は甲本ショウ。帰国子女の彼は、世界中の怖い話を集めています。
学校や、古い洋館や、森の中など、アコたちのすぐ近くにも渦巻く、さまざまな怪奇現象。ショウがさっそく行きたいと誘ってきたのは、街はずれの廃墟、通称「怪談レストラン」でした。さてさて、どんなメニューが出てくることやら…。

声優・キャラクター
白石涼子、優希比呂、浅野真澄、矢島悠子、川原慶久、菅沼久義、豊嶋真千子、伊藤健太郎、前田愛、緒乃冬華、平田広明
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