怪盗アニメ映画ランキング 12

あにこれの全ユーザーがアニメ映画の怪盗成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月12日の時点で一番の怪盗アニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.5 1 怪盗アニメランキング1位
名探偵コナン 紺青の拳(アニメ映画)

2019年4月12日
★★★★☆ 3.7 (105)
658人が棚に入れました
19世紀末に海賊船と共にシンガポール近海に沈んだとされる、世界最大のブルーサファイア“紺青の拳"。現地の富豪が回収を目論み、表舞台にその姿を現した時、マリーナベイ・サンズにて殺人事件が発生。現場には、怪盗キッドの血塗られた予告状が残されていた──。一方、シンガポールで開催される空手トーナメントを観戦する為、蘭と園子は現地を訪れていた。パスポートを持っていないので海外渡航できないコナンは留守番のはずだったが、彼を利用しようとするキッドの奇術的な方法により、強制的にシンガポールへ連れてこられてしまう。キッドに従わなければ日本に帰ることすらできないコナンは、メガネ、腕時計、服などすべて奪われ変装することに。その正体に気付いていない蘭に名前を聞かれ、とっさにアーサー・ヒライ(!?)と名乗る。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、山崎育三郎、河北麻友子

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

劇場版コナン23作目。青い宝石をめぐるシンガポールでのミステリーにコナンが挑む。

劇場版コナンの23作目です。今回はコナン君とキッドがメインになり、舞台はシンガポールで、紺青の拳(フィスト)と呼ばれる青い宝石をめぐっての色々な人物の陰謀が展開され、コナン君がキッドと対決しながら、時に協力しながら真実に迫っていきます。また、新キャラの京極真の活躍も見逃せません。
京極真が恋人である鈴木園子のために活躍します。
キッドの活躍シーンも多めで、また今回は灰原さんの出番が割と多いのも良いです。探偵団、博士の出番は少なめです。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 12

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

テレビ版を一切見ていないけど

視聴理由 友人に誘われ

視聴前 テレビ版見てないけど大丈夫かな

視聴後 んんんん?

青山剛昌!それでいいのか!
この話はシンガポールで行われた「空手(という名の総合格闘)大会」の開催中に起こった事件の話
流石「コナンが歩けば事件に当たる」とはよく言ったものだ
まず友人には軽く私の知らないキャラについて見る前に紹介されたが…されてなかったら何が何だか
でも軽くで良かったっぽい。てか前にも戦ったことあるんかーい
そして内容的には…あれ?なんか薄く感じる…恋愛要素入ってんのかよ…いや恋愛要素っていうよりイチャイチャ要素か?
そしてやはり答えありきの推理!物理法則ガン無視のアクション!そして人間を辞めた人達!

正直期待はしてなかった周りの評判で良いものを聞かなかったからね(悪いのも聞かなかったけど)
それでもガッカリかなぁ

主題歌は登坂広臣さんの「blue sapphire」
作画は普通かな。戦闘シーンはちょっとすごかったけど

まぁ良いんじゃない?悪くは全然無いと思うよ
オススメはしないだけであって

投稿 : 2025/02/08
♥ : 7

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

園子の彼氏・京極真が劇場版初登場

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第23作目。

シンガポールのマリーナベイ・サンズを舞台に、コナンと怪盗キッドの凸凹コンビが大活躍する話です。

海外が舞台になるのは初。
園子の彼氏・京極真も初登場の本作。

コナンとキッドのコンビは鉄壁ですね。
安定・安心です(笑)。

空手の達人の京極真とコナンと怪盗キッド、そして蘭ちゃん・・・。
ここまでそろえばアクションは派手になっちゃいますよね。
各々にしっかり見せ場があります。

事件の謎解き要素もしっかりしていて、そちらも面白かった。

そんな中でも一番の好評価は、髪を下した園子の可愛さ。
これは意外な発見だった(笑)。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 6

68.7 2 怪盗アニメランキング2位
劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス(アニメ映画)

2002年7月13日
★★★★☆ 3.9 (187)
1296人が棚に入れました
「こころのしずく」が伝説のポケモンを呼びさます…。
世界で一番美しく歴史のある水の都 <アルトマーレ>。そこでサトシたちは、ポケモン水上レースに参加する。レースの最中にサトシに興味をもって近づく「ラティアス」。「カノン」に変身したラティアスに導かれ、サトシたちは秘密の庭へ。「ラティオス」や「ボンゴレ」、本物のカノンと出会い、この庭と秘宝こころのしずくの話を聞かされる。この秘宝を狙うおしゃれな怪盗「ザンナー」と「リオン」。怪盗姉妹はラティオスをとらえ、こころのしずくを奪ってしまう。アルトマーレに隠された封印は解かれ、町は封鎖され、水路は枯れはて、やがて大津波が押し寄せてくる。サトシとピカチュウは、ラティアスとラティオスは、この危機をどう乗り越えるのか!?

声優・キャラクター
松本梨香、大谷育江、飯塚雅弓、うえだゆうじ、こおろぎさとみ、折笠富美子、江原正士、林原めぐみ、三木眞一郎、犬山イヌコ、山寺宏一、石塚運昇、広川太一郎、神田うの、釈由美子、グッチ裕三
ネタバレ

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ポケモンも水も侮れない。

ポケットモンスター略してポケモン。私、これでもポケモンマスターを目指しておりまして、(過去形)それはそれは熱い情熱を注いでいる時期がございました。通信対戦で数々の強敵手と対戦する数云百回。対戦レートは1900超えて、ポケモン大好き倶楽部主催の大会にも出場、正直サトシなんて1ターンで倒せる自信ありw

え、そんなの黒歴史?すみませんwつい夢中だった気持ちが。

とまぁ、そんなわけでポケモンにはそれなりの思い入れがあります。本作『劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス』はポケモン映画5作目。自分の中では、本作、「ミュウツーの逆襲」「劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI」が三種の神器だと勝手に思っております。


{netabare} ~舞台は水の都アルトマーレ。水の町のモチーフはお馴染みヴェネツィア。ARIAでも有名な景観。本作もポケモン風に彩られております。そこに登場するのが、ラティ兄妹。ドラゴンポケモンの中でもガブリアスを抜く素早さと、技のポテンシャルは凄まじく、ポケモン第6世代では、多くの人愛用。かくゆう私も結構使っていました。

このラティ兄妹は町を護る神のような存在であり、「こころのしずく」という秘宝を代々守ってもいた。そんな所にお決まりロケット団?みたいな奴らが盗もうとする流れ。本作で特筆すべきは、①景観を使った作画演出と、②ラストシーン。

①景観を使ったシーンにおいては
元々水上スキー大会に出場していたサトシ達が、追い詰めるシーンでもその活躍っぷりを披露すると共に、ラティ兄妹もサトシに協力するんだけど、その協力に至るまでの過程が丁寧で、ラティは人の姿にもなれる「ゆめうつし」という技を使います。その技で日常シーンにおいて、外から来たサトシ一向を信用に値する人物か、見極める。その時のラティアス(妹、人間の姿)が可愛いw

ラティ兄妹の「ゆめうつし」によって、水の都の内部をサトシ達に魅せてくれる。この「ゆめうつし」はラティ達が観てるものを、誰かに写し魅せることも出来る。その写しによる作画演出は正直、感服。劇中「こころのしずく」が盗まれ、さらに色々あって犠牲になるラティオス。

で、このしずくを悪しき者が使うと、大津波が起こり町が水没してしまうのですが、ここからが圧巻。3Dによる津波の演出は大迫力。なお、この大津波が街を襲うというシーンだが、やはり震災を連想させる可能性があるため、今作は地上波ではしばらく視聴できそうにない。ファンの間でも人気が高く、あの震災直後に勇気を与えた「絆」が描かれている今作が、またテレビで見られる日を望みたい。

②ラストシーンにおいては、
大津波に命を懸けて突っ込むラティオス。そのおかげで水の町は救われ、ラティオスが亡くなった事により、「こころのしずく」が頭上から降ってくるんだけど…このラストにおける特筆すべきは、「こころのしずく」の在り方。

悪しき者が使うと、というくだりもありますが、元々この水の町自体が、エネルギーとして利用していたりする。この点悪しき者を成敗するといった勧善懲悪を示すものでもないので、町も悪しき者であるのかもと言った含みが残された点が、深いい。

ラティ兄妹はポケモン図鑑で無限ポケモンという部類で、そういった押井作みたいな永遠性というテーマが根底にあるのも侮れないし、最後に人間の女の子がサトシにキスをしてくれる。これがラティアスだったのかは観る人の「ゆめうつし」(想像力)次第ですかね。最後にラティオスが亡くなった風ではあるが、これまた含みがある描写で、いつまでも水の護身である夢が写される、複数に至る余韻のあるラストはウツクスィ{/netabare}

投稿 : 2025/02/08
♥ : 22

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

背景が良い

ポケモン映画の中でも一際評価の高いラティアスとラティオス。
しかし、どんな話だったか思い出せない。
以前観たときは平凡なタイトルだったなという感想だだったが、これだけ評価されている作品なのだから、きっと気づいていない面白さがあるはず。
そんなこんなで、3か4回目の再視聴です。

背景のグラフィック◎
街並みを観ているだけで見ごたえのある映像になっています。残念なのは、舞台を見せる事にこだわるあまり、物語の密度が薄かったこと。スカスカ内容という事ではありません。心情面をきっと大切にしているのだと思います。
また、走っているシーンが多く、絵としての面白みがやや薄いように感じました。

キャラのインパクト△
魅力的な敵、絶対の悪、絶対的な主人公、守るべきヒロインが不在で、正直地味です。
主人公のサトシは基本ラティアスの後ろについて走っており、目立ったバトルシーンは無し。事件解決はラティアスとラティオスのみで解決してしまった為、影の薄い主人公になっています。
敵のザンナーとリオンはキャラがロケット団と丸被り。
今回のロケット団は水に濡らされているだけだったので、ロケット団がその役割でも良かったと思います。
カスミとタケシに限っては、短編のポケモンのトレーナー並の活躍頻度でした。
大人なら新鮮味もありますし、楽しめると思うのですが、子供はどう感じるのか…というところはありますね。

ラティアスのマスコット・ヒロイン性について△
ラティアスはマスコットとするには大きすぎますね。ヒロインとしても、子供向けのヒロインより年齢が高く共感を得にくいヒロインだったかなと思います。

ゲスト声優◯
釈由美子さんが最高でした。またやって欲しいです。

音楽◯
ポケモンの主題歌ランキングでも、ラティアスラティオスの「ひとりぼっちじゃない」は上ランクに挙げられます。割と好きな曲です。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 8

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ラティアスなのかカノンなのか・・・そこが重要だ

無印シリーズの映画としては5作目にしてラスト

以降はAG~ダイパ~BWと続くわけですが、
今作で初めて海外の街並みをモチーフにする試みがされた作品でもある

湯山監督が海外に行きたいという理由だけでロケハンをしている気もするが(爆)
そのモチーフとは水の都ベネチア

劇中で水路を所狭しと駆け抜けるシーンは圧巻
音楽は東欧音楽を意識してかアコーディオニストのcobaさんが参加するなど過去作とは一線を画する雰囲気作りへの徹底振り

ゲストの一人、神田うのが何気に上手いw

そしてなによりラストシーンであるw
どう考えてもラティアスなのだがw
カノンちゃんであってほしいと願うオイラなのだったw

投稿 : 2025/02/08
♥ : 7

65.8 3 怪盗アニメランキング3位
ルパン三世 DEAD OR ALIVE[デッドオアアライブ](アニメ映画)

1996年4月20日
★★★★☆ 3.6 (84)
511人が棚に入れました
ズフ共和国は国王と王子パニシュが殺害されて以来、首狩り将軍によって乗っ取られていた。将軍は国王が漂流島に隠したといわれる財宝を狙っていたが、今まで軍隊をもってしてもその財宝を手に入れることが出来なかった。無数の白骨の転がるこの島にルパン達も足を踏み入れたが、島に備えられた驚異的な防御システムを前に撤退を余儀なくされたのだった。この島の防御システムの正体は何なのか。ルパン達はその鍵を握るとされる将軍の娘エメラに接近するが、銭形が仕掛けたおとり作戦にはまってしまう。今やルパンには懸賞金がかけられ、銭形やズフ国家警察長官クライシスだけでなく、賞金稼ぎにも追われる身となる。

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

モンキー・パンチが監督

とある王国の財宝を争奪するストーリー。
この作品は作画が従来のルパンアニメとは違うので違和感がかなりあります。
しかしこれは当然の事。
この作品の監督が原作者の「モンキー・パンチ」なので作画が原作に近い感じで描かれています。
そう考えると本来あるべき姿のルパンの絵という風に楽しめば違和感も気にしなく楽しめるのではと思います。
またルパンの作品は毎回有名な声優がゲストキャラとしてキャスティングされていますが、この作品は特に豪華。
「高山みなみ」「古谷徹」「横山智佐」などが声優陣に加わっています。
躍動感あるアクションと、いつもと違ってかっこいい銭形警部が見どころです。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 4

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

シリアス色の強いルパン

原作者が監督を務めたこともあってか、ルパン達が渋くキリッとした顔立ちで、内容もコメディー色は弱く、常に張り詰めた緊張感があり、まさにデッドオアアライブのタイトル通りの内容になっておりました。

序盤から狭い場所めがけて戦闘機のミサイルが飛び込んできて、それを生身で避けるといった展開。ルパン達一行はもちろんのこと、ライバルの銭形警部の見事な活躍ぶりもあったりと、それぞれに見せ場を発揮していたのも良かったです。

悪役の将軍との決戦は一度でも避け損ねたら誰もが惨殺されるであろうハラハラ感があり、物凄い強敵感はないですが、普通に獰猛なモンスターと戦っているような感覚。それもラスト辺りのサプライズで納得でしたね。

普段より大人向けという印象でしたが、なおかつアクションが多く、娯楽性の高い内容に仕上がっていました。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 3

ぼろーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

DEAD OR ALIVE[デッドオアアライブ]

内容よし!!
なんでみんなこんな濃い顔なのwwwwwwwって感じの作品です!

投稿 : 2025/02/08
♥ : 1

69.5 4 怪盗アニメランキング4位
ルパン三世 ルパンVS複製人間(アニメ映画)

1978年12月16日
★★★★☆ 3.7 (242)
1360人が棚に入れました
一人の男が処刑された。その男がルパン三世であることは、鑑識の結果確実だったが、当然銭形が信じるはずがない。銭形はルパンが埋葬されているドラキュラ城へと赴き、そこでルパンの生存を確認する。銭形はルパンを捕まえようとするが逃げられてしまう。ルパンはエジプトでピラミッドから「石」を盗み出した。それは不二子の依頼だったが、不二子もまたマモーなる人物に依頼されていた。その石は人間に永遠の生命を与えるとの言い伝えがある「賢者の石」と呼ばれるものだった。マモーはルパンを使って不老不死に関する品物を集めていたのだ。しかし、ルパンは偽物を渡したため、マモーに狙われることとなる。

声優・キャラクター
山田康雄、増山江威子、小林清志、井上真樹夫、納谷悟朗、西村晃

keylove さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

昔観たので思い出しながらですが、レビューしておきます。

意外と、深夜アニメとかラノベから入ってる人が多いと思うので、レビューしておきます。

まず、ルパンシリーズは全部観てます。
が、リアルタイムでしか観てないので(カリオストロ以外は)なかなかどれがどれだったかわからないんで、レビューしてないんですよね。

あにこれの評価は低いですけど、それって今の作品に評価が偏っていて、昔のアニメ作品は観ていない世代が多いからかな?って思ったりします。

昔からアニメファンなので、かなりの数を観てますけど、あえてレビューしていないものも多くて、ある意味でそれはもったいないので少しずつ挟んでいこうと思います。

逸れましたが、この作品はキャラデザとかは秀でているわけではなくて、テレビシリーズに近い感じですね。
実際にテレビシリーズすべてを書いている人が手がけているようです。

でも、この物語はなかなか息がつけないと言うか、かなり引き込まれる内容だと思います。
ルパンが窮地に追い込まれるってのは毎回のことなんだけど、これはしょっぱなから急展開(超設定)なので、格段に面白かったです。

それと、この作品のラストは最高でした!
これはカリオストロの次に良かったラストだと思います。

すべてを含めるとこれより上はまだありますけど。


で、ルパンに関しては登場人物の紹介はしません。

サザエさんの登場人物を紹介するようなものなので(笑)

ただ、この時代を完全に黄金時代にした声優さんたちですね。
それは感謝の域に達するはずです。


で、これはちょっと余談ですが、この作品は当時「ルートノベル」という本があって、自分がこの後の展開を選ぶという小説スタイルの書籍があったんですよね。

あれが最高に面白かったんです(笑)

ゲームでルートを選ぶのと同じなんだけど、最悪のルートを選んだ時の喪失感は半端ないものがありました。

今でもあるのか知りませんけど、ラノベとかだとありそうな気もしますけどね。


ということで、ルパンが好きだけど何を観ていいのかわからないな?
って人には一応オススメできる作品だと思います。

レビューというより追憶って感じになりました。
失礼しましたー^^;

投稿 : 2025/02/08
♥ : 17

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ルパン三世史上最高傑作

いままで本作を超えた映画,金曜ロードショーのTVシリーズは無いだろう。本作ほどルパンの良さを引き出した作品は他に無い。
カリオストロの城で見せたようなおじさまルパンの印象とは違い、ルパンの泥棒の美学や、未知への挑戦など本来のルパンらしさが生き生きと出ている。次元と五右ェ門は不二子の事で仲たがいするが、結局は腐れ縁でルパンを助けに行く。
マモーのところへ乗り込もうとするルパンに
次元が「行くな、ルパンっ!」と言ったシーンは良かった。
ルパンの未知への挑戦。銭形のルパンを追う姿。
ルパンと次元・五右ェ門の関係。不二子の謎めいた魅力。
そしてクローンというテーマ。
まさにルパン史上最高傑作と言えよう。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 13

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ルパンの代表作品

不老不死をテーマとした劇場版第1作目の作品。
面白さは他のルパンの作品が上回るかもしれませんが、ルパンアニメとしての完成度はこの作品が間違いなくNO.1。
ルパンの作品は数多くあるのに、TV(地上波)で毎回再放送されるのは、私の記憶上おそらくこの作品とスタジオジブリが制作した「カリオストロの城」のみ。
この事実がこの作品の需要性を示しています。
まさにルパンアニメの真骨頂と呼ぶのに相応しい作品です。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 8

70.3 5 怪盗アニメランキング5位
名探偵コナン 世紀末の魔術師(アニメ映画)

1999年4月17日
★★★★☆ 3.7 (299)
2090人が棚に入れました
鈴木財閥で新たに発見されたロマノフ王朝の遺産「インペリアル・イースター・エッグ」を狙うという怪盗キッドから「黄昏の獅子から暁の乙女へ 秒針のない時計が12番目の文字を刻む時 光る天の楼閣からメモリーズ・エッグをいただきに参上する」という予告状が届き、コナン達はエッグが展示されている大阪へと向かう。依頼主・鈴木会長と面会しその概要を聞くコナンらだが、問題のエッグは数億円かけても手に入れようとする者は大勢いるという。キッドがエッグを狙う目的は金目当てなのかとコナンは考え込むが、今までの盗品は全て返すといった犯行からはとてもそうは思えなかった。予告状はこれまで通り文章による暗号で示され、小五郎にも何日に盗まれるかまでは分かったものの、その時刻や場所についてはあやふやなまま。キッド専任の刑事・中森警部はエッグを手中に収め、ひとまず自分たち警察の手でそれを保護しようとする。

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ロシアより愛をこめて A

名探偵コナンに持っているイメージって何でしょうか。身の回りで次々に起こる殺人事件、阿笠博士が作った非現実的な便利な道具の数々、コナンが例え高校生のままであったとしてもとても無理であろう推理力、などなど、ご都合主義がてんこ盛りのゴールデン向けアニメ、と。とにかく悪いイメージだけを抽出するとそんなところでしょうか。映画にはこれに爆破などの妙に劇的な展開が加わります。

さて、ネガティブなことばかり並べ立ててきましたが、批判したいのかというとそうではありません。コナンの映画を余り見ていない私が言うのは何なのですが、ハリウッド級の映画を作ることが難しい日本において、エンターテインメントとしての存在価値があるのではないかと思うのです。

ストーリー云々はあらすじをご参照願うこととして、物語は怪盗対名探偵というイントロダクションから意外な方向へ展開していきます。それは、国を越え、時代を越えた壮大なロマンです。コナンの見所はいろいろあるとは思うのですが(勿論あの決め台詞とか)、最後に私がこの作品の中に見出したものは「愛」でした。ストーリーが最後にこの一点へと集約されたのを見届けたとき、この種の作品で得られる爽快感よりはむしろ感動がこみ上げてきました。

この映画では、冒頭に主要人物の解説が入りますので、コナンをよく知らない人にとっても入り易いようになっています。実際に見てみれば分かるのですが、上述したとおりコナンの約束事が多数ちりばめられていますので、それらにゲンナリするような人であれば、無理にお勧めはしません。ただ、それをさて置いてでも見る価値がある作品ではないかと思っています。

この作品は史実を元にしたフィクションであり、後日、その創作部分に矛盾が生じる発見があったようです。それでもなお、この作品の存在価値は損なわれないと思います。それほど良く描かれた物語です。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 20

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

蘭ちゃんにコナンの正体がバレちゃう!?

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第3作目。

怪盗キッド、服部平次、遠山和葉、灰原哀らが劇場版に初登場します。
特に怪盗キッドはコナンとともにメインキャラクターの一人として大活躍します。
しっかりと考えられた物語は秀逸。
インペリアル・イースター・エッグに隠された秘密は感動的。
思わず何度も見返したくなる作品です。

コナンが蘭ちゃんを騙し続けることに限界を感じ、正体を明かそうとしたその時、怪盗キッドは・・・。
是非続きは本編でご覧ください。

コナンと怪盗キッドの共演作は、例外なく面白いです。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 14
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

キッドが出てきます。

元々、怪盗キッドは「まじっく快斗」という作品の主人公で、
名探偵コナンにだんだんと登場するようになった。
本作は、そんな怪盗キッドが初めて登場する劇場版である。
また、コナンの劇場版で初めて航海をした作品で、舞台が大阪・豪華客船・古城と変化し、それぞれ緊張感のある演出で物語は進行する。
前述の怪盗キッドの他、服部平次、遠山和葉、灰原哀などが初登場する。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
鈴木財閥で新たに発見されたロマノフ王朝の遺産「インペリアル・イースター・エッグ」を狙うという怪盗キッドから「黄昏の獅子から暁の乙女へ 秒針のない時計が12番目の文字を刻む時 光る天の楼閣からメモリーズ・エッグをいただきに参上する」という予告状が届き、江戸川コナン一行はエッグが展示されている大阪へと向かことになった。

依頼主・鈴木会長と面会しその概要を聞くコナンたちだが、問題のエッグは数億円かけても手に入れようとする者は大勢いるという。キッドがエッグを狙う目的は金目当てなのかとコナンは考えるが、今までの盗品は全て返すといった犯行からはとてもそうは思えなかった。予告状はこれまで通り文章による暗号で示され、毛利小五郎の推理で何日に盗まれるかまでは分かったものの、その時刻や場所についてはあやふやなまま。キッド専任の刑事・中森警部はエッグを手中に収め、ひとまず自分たち警察の手でそれを保護しようとする。

一方のコナンたちは服部平次、遠山和葉と合流。平次と共に大阪の街を歩きながら予告状の暗号を解くコナンだが、それが完全に分かったのは犯行時刻ギリギリ。結局エッグは眠らされた中森警部らから怪盗キッドに奪取されてしまい、キッドはハンググライダーで空に飛び立って逃げようとする。それをバイクで追うコナンと平次だが、肝心の運転手である平次は交通事故を起こし動くことすらできなくなる。コナンは阿笠博士の発明品のスケートボードでキッドを追うが、速度の違いもあり逃がしてしまうことは避けられない状況だった。しかし、逃亡中のキッドは追跡していたコナンの目の前で何者かにモノクル越しに右目を拳銃で狙撃され海に墜落。エッグを取り返すことには成功したもののキッドの安否、そしてその犯人は警察による大規模捜査でも確認できない状態だった。

ひとまずエッグを安全な場所へ運ぶことになり、コナン一行、そしてエッグは神奈川へ向かうため豪華客船で移動する。だがその船内では、自室を荒らされ右目から頭を貫かれた寒川竜の銃殺体が西野真人により発見された。すぐさま東京からヘリで警察が到着し、寒川の遺留品から貴重な芸術品が紛失していること、そしてそれが西野の部屋から発見されたことが判明。それに西野自身が第一発見者であることを踏まえると彼が犯人であると疑わせる状況は十分だった。だが荒らされた部屋には布団から出た羽毛が散乱し、西野が重度の羽毛アレルギーであることから、彼は犯人として考えにくい状況に。

そんな中、キッドと寒川の共通点である"右目の狙撃"をキーポイントにコナンは阿笠に電話を掛け、過去にそれを連続して行っているような人物がいないかどうか調べてもらう。阿笠が調査した結果、ICPOのWEBサイトで指名手配中の重罪犯を調べてみたところ、ある一人の人物がそのまま該当したらしい。その人物とは、右目を拳銃で狙撃し殺害するロマノフ王朝の財宝を狙い続ける国際指名手配犯、スコーピオンだという。
{/netabare}


本作は全2作に比較して新たな登場人物が多い作品だった。
残念なのは、服部や少年探偵団の活躍がいまひとつだったこと。
もう少し上手い展開が出来たのではないだろうか。
しかし、近年のゲストキャラが氾濫し、コナン無双で、ストーリーは薄っぺらでトリックも陳腐な作品群とは
比べ物にならない面白さである。何度でも見れる作品だ。
特筆すべきは{netabare}最後のスコーピオンとの対峙だろう。
あの蝶ネクタイ型変声器の使い方は面白かった。
ロシアをネタにしただけあって妙に不気味さが出て、
歴史に精通した人はより楽しめただろう。ルパン三世のテレビシリーズを彷彿させた。
{/netabare}

B'Zの歌う主題歌も本作の魅力のひとつだろう。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 10

65.0 6 怪盗アニメランキング6位
名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 (レクイエム)(アニメ映画)

2006年4月15日
★★★★☆ 3.7 (250)
1556人が棚に入れました
ある人物から調査依頼を受けた小五郎は、コナン・蘭・少年探偵団とともに、横浜に新しくできたテーマパーク「ミラクルランド」を訪れた。その敷地内にある「レッドキャッスルホテル」に着いた一行は、高田と名乗る依頼人の秘書からスイートルームに案内され、ミラクルランドの腕時計型フリーパスIDを配られる。全員がそれを腕に装着し、コナンは大喜びの少年探偵団や蘭たちとミラクルランドに向かおうとするが、高田に部屋に残るように言われる。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、茶風林
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

劇場版第10作目記念作品にしては…?

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第10作。

第10作目にあたり、多少意識をしていたんでしょうけど、ほぼフルメンバーが出演しています。
コナンと平次、白馬{netabare}(キッド){/netabare}がお揃いで謎解きをするあたりが目玉かと思ったんですけど…。

何か盛り上がりに欠けるストーリー。いつも以上に理解不能な犯人の犯行動機。

キッドとコナンの共演は間違いなく面白いはずだったんだけどなぁ…。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 10
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

探偵が集まります

本作は記念すべき第十作で、原作者の要望もあり、全レギュラー出演のオールスター作品となっている。
また、活躍は小五郎、コナン、平次などがメインで、蘭や少年探偵団は活躍しないと言っても過言ではない。
また、円谷光彦役の大谷育江が休業したため代役として折笠愛が光彦の声を演じている。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
ある人物から調査依頼を受けた小五郎は、コナン・蘭・少年探偵団とともに、横浜に新しくできたテーマパーク「ミラクルランド」を訪れた。その敷地内にある「レッドキャッスルホテル」に着いた一行は、高田と名乗る依頼人の秘書からスイートルームに案内され、ミラクルランドの腕時計型フリーパスIDを配られる。全員がそれを腕に装着し、コナンは大喜びの蘭や少年探偵団たちとミラクルランドに向かおうとするが、高田に部屋に残るように言われる。

部屋にはコナンと小五郎だけが残った。高田がリモコンを操作すると、顔を隠した依頼人がモニターに映し出された。依頼人はコナンと小五郎に「私が出すヒントを元に、今から12時間以内にある事件を解決してもらいたい。もしできなかったら、全員のフリーパスIDを爆破する。」と迫る。先ほど配られたフリーパスIDにはプラスチック爆弾が仕掛けられていたのだ。さらに、無理やりはずしたり、一度ミラクルランドに入り再び出ようとすると爆発する仕掛けになっているという。見せしめとして、小五郎の顔なじみの竜阿茶の爆死シーンがモニターに映し出される。依頼人から第一のヒントを受け取ったコナンと小五郎は、レッドキャッスルホテルを飛び出した。

捜査の過程で、コナンは服部平次、白馬探、怪盗キッドらに遭遇する。平次と白馬もまた、爆弾付のIDを付けられてしまったのだ。さらに、怪盗キッドは最近何者かに命を狙われており、その関係で中森警部ら警視庁捜査二課の他に、横溝重悟ら神奈川県警捜査一課も動いていた。

依頼人の正体とその目的、依頼人が解決を迫る事件の真相、怪盗キッドの命を狙って暗躍する怪しい影。様々な謎が絡み合う事件に、探偵たちが一丸となって挑む!!果たして探偵たちは、制限時間内に事件を解決して大切な人たちを救うことができるのか!?
{/netabare}

本作は推理よりもサスペンス要素の強い作品だったが、探偵たちが協力して捜査している点は良かった。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 9

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

コナン劇場版10作目。この時点でのオールスター登場。

今回はコナンたちが遊園地に呼ばれて、腕に爆弾を着けられた蘭たちを人質に取られたコナン、小五郎、平次が事件を解いていく内容です。
推理も面白かったし、アクションも、終盤のドキドキもあってよかったです。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 9

65.1 7 怪盗アニメランキング7位
名探偵コナン 銀翼の奇術師 (マジシャン)(アニメ映画)

2004年4月17日
★★★★☆ 3.6 (241)
1468人が棚に入れました
舞台女優・牧樹里の元に、怪盗キッドから「Romeo Juliet Victor Brabo! 26の文字が飛び交う中 "運命の宝石"をいただきに参上する」という予告状が送り付けられた。彼女は狙われたスター・サファイア「運命の宝石」をキッドから守るよう小五郎に依頼。予告状の暗号から、小五郎は彼女が主演している劇「ジョゼフィーヌ」公演中の舞台上でキッドが宝石を奪うと推理。当日、劇場でコナンはキッドを見つけ、追跡するも取り逃がす。
その翌日、宝石を死守したお礼として函館の牧の別荘に招待されたコナン達。しかし函館へ向かう機中で殺人事件が発生。さらに機長・副操縦士も意識不明の重体に…。

声優・キャラクター
高山みなみ、山口勝平、山崎和佳奈、神谷明

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

コナンVSキッド=名作の予感

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第8作。

怪盗キッドが、最初に新一の姿で皆の前に現れる作戦はお見事。
目の前の新一=怪盗キッドであることを知っているのはのはコナンと阿笠博士、灰原哀のみ。
確実にキッドだと分かっているのに手が出せないコナンの行動が面白かった。

前半はコナンVSキッド。後半はコナンとキッドが阿吽の呼吸で窮地を脱します。

コナンとキッド。2人の天才が織りなす物語が面白くない訳がありません。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 14

ポケモンマスター! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

これはコナンですか?

~ストーリー~
省略。

~感想等~
コナンの劇場版第8作目です!

怪盗キッドが登場しますけど、そこまでハラハラするようなことはありませんでした。

また、この作品はトリックを重視したつくりではなかったです。

犯人は意外にもあっさりとわかってしまいます。

なんといっても後半の飛行機のくだりが長すぎます。

もはやこれは飛行機アニメでしたね(笑)

次の作品に期待して引き続き視聴がんばります。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 9
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

推理要素よりアクション要素の方が強い?

本作は監督がこだま兼嗣から山本泰一郎に代わった作品で、以前の作品に比べると作風の変化が見られる。
本作は以前の作品に比べて推理要素が少なく、劇場版にしては、死者が少ない(別に多くして欲しいわけではないが)。
また、事件解決後の後半は超絶アクションとなっており、アクション要素の方が強くなっている。
また、本作は「世紀末の魔術師」から2作目のキッド登場作品で、彼は本作のメインキャラの一人である。
英語でmagicianは魔術師、奇術師(手品師)の両方の意味があり、今回はルビをマジシャンにしている。
なお、毎回登場する警視庁捜査一課の刑事らは最後にしか登場しない。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。

{netabare}
舞台女優・牧樹里の元に、怪盗キッドから「Romeo Juliet Victor Bravo! 26の文字が飛び交う中 "運命の宝石"をいただきに参上する」という予告状が送り付けられた。彼女は狙われたスター・サファイア「運命の宝石」をキッドから守るよう小五郎に依頼。予告状の暗号から、小五郎は彼女が主演している舞台「ジョゼフィーヌ」の公演中にキッドは宝石を奪うと推理。一方のコナンは小五郎の推理に引っかかるところがあり、独自に捜査を開始する。そして公演当日、キッド専任の中森警部も捜査に参加する中、キッドは大胆にも新一に変装しコナンを動揺させる。そしてキッドを追跡するも、寸前のところで取り逃がしてしまう。

その翌日、宝石を死守したお礼として函館にある樹里の別荘に招待されたコナン一行。しかし、今度は機内で殺人事件が発生。さらに機長・副操縦士も意識不明の重体となる。
{/netabare}

本作はコナンとキッドの絡みが面白かったが、推理アニメとしてはあまり楽しめなかったと思う。しかし、後半のアクションはスリルがあって、子供向けには良かったのではないかと思った。キャッチコピーになっていた新一と蘭の絡みは、
あまり回収出来ていないが、前作よりは良かった。また、キッドのキザさが中々良かったと思う。
EDの愛内里菜のDream×Dreamは良い曲だった。
しかし、本作は他作以上に疑問点が多く、{netabare}壊れたドアの近くに居ても吹き飛ばされなかったり、女子高生が飛行機の操縦をしたり、キッドがパトカーで滑走路を照らしたりと{/netabare}より"非現実味"が増した。最後は事件よりも事故の要素が強い。

名探偵コナンの映画としては稚拙な要素が多く、疑問点が多い作品だった。構成を上手くすればもう少しマシになったのではないか。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 9

62.7 8 怪盗アニメランキング8位
ミニオンズ [3D](アニメ映画)

2015年7月31日
★★★★☆ 3.8 (35)
148人が棚に入れました
『怪盗グルー』シリーズのミニオンが主役となる。

いしゆう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

可愛いミニオンたちの大冒険♪ 

あらすじ
サムネにある豆のような生き物 ミニオン 
彼らが求めるのは 世界一凶悪なご主人様!!
遥か昔から それを繰り返してきた 彼らの奮闘を描いています 
この物語はのちに怪盗グルーに出会う前のお話です。

恐竜が生きている時代の遥か昔から ご主人様を探しているけど
ミニオンたちのドジのせいなどで みんな死んじゃいます・・・

今回はオークランドで開かれている大悪党大会に
ご主人様を探しに行くのだけど・・・
ただ 正直 これ以上 内容を求められると困ってしまいます
あっ映像は とってもカラフルで ミニオンたちがコミカルに動きます♪

怪盗グルーのようなハートフルな感じは ありませんけど
この作品の 見所は 可愛いミニオンたちが動く!これに尽きます♪
( あくまで個人的なものです 評価も極端になってしまいました )

ミニオンたちの喋る言葉は 世界中の言葉をミックスしています
例えば 移動の掛け声が「 ヤキトリー!! 」だったりします。
みんな 同じように見えますが それぞれ名前もあります。
リーダーのケビン ギター好きのスチュワート やりたがりのボブ

他にもたくさんのミニオンたちがいますが今回はこの3人に絞っています
わたしの おススメは ボブ です 
皆さんの おススメは 何ですか?

最後まで読んで下さり ありがとうございました。 

投稿 : 2025/02/08
♥ : 11

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

グルーと出会う前のミニオンズ!

“怪盗グルー”シリーズ
から派生した、前日譚。

黄色いボディにまんまる目玉の

“ミニオンズ”

ミニオン達は強者が大好き

恐竜が居た時代から自分たちが仕える

“ボス”を探してる。


そんなミニオン達に、

最高のボスが見つかる、少し前のお話し。


シリーズも多く続いてついにミニオンたち単体の作品が出来ました。怪盗グル―のシリーズって、“怪盗”と
言うだけあってなかなかダーティーなことを平気でやるんですよね。あっ!ついうっかり!で済まされないようなw
それに単眼で毛が3本4本生えてるだけのビジュアルだったりするのであんまり可愛くないように思うのに
ミニオン語ともいえるあの声を聞いてると何か可愛い気がしてくる。

楽しい雰囲気にごまかされますが、アニメーション作品のキャラクターデザインにおいてここまで秀逸なものも
あまり他に類を見ないレベルだったりします。動きも細かく、ニュアンスだけで、目線や指先の動きだけで、
感情の動きやコミカルさを表現する。日本のアニメーションでは中々真似できないですし、オーバーリアクション
の文化は日本にあまりないので独自のものとも言えます。

すごいなと思ったのが、ミニオンが主役なので言葉がまったくわからない上に吹き替えも付きませんww
だからはじめはずっとナレーションと映像だけでお送りします。人間が出てくるまでかなり時間を使うはず。

それでもお馬鹿で可愛いミニオンズを見てると癒やされてます。(あと無茶するのでドン引きします(笑))


今日はゆるいコメディアニメ見たいなーって時に見て下さいw

投稿 : 2025/02/08
♥ : 11

風来坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

キャラものだけれどテンポ良し

多少のドタバタはあるものの話のストーリーとしては大したものがあるわけではないストレートなものだと思います。メインはミニオンのコミカルな動きと言動でしょうか。

確かに眼鏡バナナのようなキャラは中々ユニークで可愛くはありますが、それだけで大人がずっと観るには中々退屈であるところ、ミュージカルのようなテンポの良さでそれをカバーしているような印象です。

子ども向けにしては少しはしたない部分もあり、どの世代にオススメできる作品というのは難しい。強いて言うなら中高生以上がキャラが好きで何も考えないような作品を観たいときにオススメ……という感じです。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 2

64.7 9 怪盗アニメランキング9位
名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)(アニメ映画)

2010年4月17日
★★★★☆ 3.7 (269)
1658人が棚に入れました
世界中を股に掛けて宝石を狙う怪盗キッドのところに、彼との対決に執念を燃やす大富豪・鈴木次郎吉からの挑戦状が舞い込む。世界最大の飛行船ベルツリー号の宝石“天空の貴婦人”を盗んでみろという次郎吉の申し出を知らされ、コナンや蘭、小五郎も駆けつけるが……。

声優・キャラクター
高山みなみ、小山力也、山崎和佳奈、山口勝平、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、緒方賢一、松井菜桜子、堀川りょう、宮村優子、永井一郎、石塚運昇、優木まおみ、大橋のぞみ、大友龍三郎、中田浩二、大矢兼臣、小山武宏、小川真司、茶風林、井上和彦、湯屋敦子、千葉一伸

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

空での話です。

名探偵コナンの映画作第14作目として公開

された作品です。

鈴木財閥の飛行船でのキッドとの対決と

謎のテロリストとの二つの物語が交差していて

それを上手くさばいていくコナンが

良かったと思います。

空中での閉ざされた空間での

対決は面白かったと思います。

キッドはいつものように利用されたり、利用したり

と奔走していたように思いました。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 16

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

まじっく快斗ファンには嬉しい作品

一言で例えるならば、コナンに海外ドラマ「24」を取り入れたようなストーリーを展開した作品。

◆この作品のみどころは・・・
やはりコナンと怪盗キッドのコンビでしょう。
従来のコナンアニメに出てくる怪盗キッドはキザでクールな雰囲気を出していましたが、今回は本来の姿である「まじっく快斗」のコミカルなキッドが見られます。
キッドの描写シーンはかなり多めで、主要キャラとの絡みは思わずニヤリな展開。
コナンファンはもちろん、キッドファンには絶対楽しめる内容だと思います。

◆声優について・・・
劇場版の作品では、この作品から毛利小五郎の声優が「神谷明」から「小山力也」に変更されております。
「小山力也」といえば「24のジャック・バウアー」が真っ先に思い浮かびますが、やはり声優交代は違和感がありすぎます。
ただ、この作品ではその事を考慮してか毛利小五郎の出番をかなり少なくしてあり、「声優交代を徐々に慣れさせていこう」という配慮がされているみたいで良かったかと思います。
そういえば、この声優交代の理由って信頼関係を失うような事態が発生したという事らしいですが、こういう事情での声優交代は視聴者としてはやめてもらいたいものですね。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 15
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

えぇっ!蘭ちゃんがキッドと・・・!

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第14作目。

巨大飛行船を舞台に、コナンと怪盗キッドの凸凹コンビが大活躍する話です。
そして地上では、平次と和葉ちゃんが活躍します。

ネタバレになっちゃいますけど、{netabare}本作では一人の死者も出ません。なので、殺人事件が苦手な人でも{/netabare}安心して視聴する事が出来ると思います。

物語としては謎解き要素より、アクション要素の強い作品です。
コナンとキッドの凸凹コンビは相変わらず面白いです。
平次と和葉ちゃんのコンビも面白いです。

ラストに、蘭ちゃんとキッドの“ドッキリ”シーンがあります。
蘭ちゃんファンなら、誰もが目を覆いたくなるようなシーンなのですが、我慢して必ず最後まで見て下さい。
{netabare}思わず笑ってしまいますから!{/netabare}

しかし、いつも思うんですけど、コナン君、怪盗キッドを捕まえる気はサラサラ無いですよねぇ?
義賊であるキッドを認めているとか、『コナン=工藤新一』である事をバラされたくないとか、たまに新一の真似をして貰って助けて貰っているからとか・・・。どちらかといえば、キッドとの知恵比べを楽しんでいるとしか思えないんだけど・・・。

主題歌はGARNET CROWのOver Drive。名曲です。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 13

62.2 10 怪盗アニメランキング10位
名探偵コナン 業火の向日葵(アニメ映画)

2015年4月18日
★★★★☆ 3.6 (154)
874人が棚に入れました
名探偵コナンの劇場版19作目にしてシリーズ初となる芸術的(アート)ミステリー。

ゴッホが描いた“幻の絵画”を巡って、数々の謎めいた事件が巻き起こるという。

青山剛昌先生が3回描き直したというビジュアルでは、コナンのライバル・怪盗キッドが、今までにない不敵な笑みを浮かべている。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ゲスト声優の使用はほどほどにしましょう。

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版19作目。

怪盗キッドが出ていますが、前半に登場するキッドはいつもの“義賊”とは程遠い、『嫌な感じ』です。
(終盤に理由が明らかになってホッとしますが・・・。)

後半の、コナンとキッド(新一に扮している)と蘭ちゃんが協力して名画を救出する場面が見せ場だったと思いますが、少しインパクトが弱かったか?
蘭ちゃんファンの私にとって、本編ではほとんど見る事がなくなった蘭ちゃんの活躍シーンは、劇場版の見どころの一つですので、もう少し丁寧に扱って欲しかった。

一番ひどいと感じたのは、ゲスト声優の榮○○々。
女優としてはどうか知りませんが、声優としては全くダメ。
登場場面から最後までずっと、1人だけ違和感のある喋り方。
{netabare}
以下、真犯人にまつわるネタバレなので、未視聴の人は見ない方が良いかもです。
{netabare}
しかも、彼女が真犯人って。
コナンの謎解きシーンが台無しです。
{/netabare}
{/netabare}

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版ですから、話題集めのためにゲスト声優の起用も仕方ないと思いますが、使用はほどほどに。
特にストーリーに大きくかかわるような重要な役は、プロの声優さんに任せるべきでは・・・。
そんな私は、ジブリの作品がいまいちハマりません(笑)

プロの声優さんの凄さを今更ながら感じつつ。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 20

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ゴッホのひまわりをめぐる攻防戦。キッドから絵を守れ!

2015年公開の名探偵コナン劇場シリーズ19作目。

今回は「怪盗からお宝を守れるか!?」な、
vs怪盗キッド的側面が強いです。

キッド最強じゃない?と思わずにはいられない数々のシーン、
キッドファンなら見て損はない内容ですよ♪


● ストーリー
日本で焼失されたとされていたゴッホの2番目のひまわりの絵が、
ニューヨークのオークションに出品された。

それを高額で落札した鈴木財閥は、
世界中のゴッホのひまわりの絵を集めた展覧会を開催する計画を発表した。

しかし、
怪盗キッドもゴッホのひまわりを狙ってきた。

鈴木財閥は「7人のサムライ」と名付けたエキスパートたちと共に、
キッドから絵を守り、展覧会の開催を目指す。


ひまわりの絵をかけた攻防戦。

キッドから予告を受け、
キッドから守る…。

でもこれは表の流れであり、
裏には別の物語が隠されていることが、

いつもとどこか様子が違うキッドからも想像できます。

伏線のようなものもいくつか仕込まれていて、
最後にはちゃんと(ちょっと無理な感じもあるけど)ひとつにまとまるのがよかったです。

人が死ぬような事件はないものの、
命が危険にさらされる場面は何度もあります。

そのような事件を起こした犯人の動機がくだらなさすぎて、
腹立たしささえ感じたよ。笑

私には理解できない…。


● キャラクター
メインのコナンキャラクターは安定。

今回は特に怪盗キッドの活躍が満載!

この人は人間か?と疑いたくなるほど、
人間離れした技もたくさんw

飛行機から飛び降りて無事なものなのか…。

いくらパラグライダー常備といっても、
たかがパラグライダーじゃないのか…。

ここまで自由自在だと、
そりゃ誰も彼を捕まえられないわ。笑


劇場オリジナルキャラクターは、
最後まであまり覚えられませんでした(笑)

ゲスト声優は榮倉奈々さん。

…お世辞にもうまいとは言えないですね^^;
違和感ありありでした。


● 音楽
【 主題歌「オー!リバル」/ ポルノグラフィティ 】

コナン映画の主題歌の中では好きな方です♪

キッドのミステリアスなイメージに近い曲かも^^


● まとめ
最後まで真相がわからなくて、
犯人や動機が気になったので、飽きずに観れました。

ただまあ、犯人の動機が私には理解できないので
なんかすっきりしない(笑)


コナンよりもキッドの活躍が目立つので、
主人公はキッドな映画と言えるかも。笑

コナンも頑張ってたのだけどね。
キッドの方がうわてでした。

キッドの活躍が好きな方には楽しめるかな♪

ゴッホの絵を美術館で見たくなりました^^

投稿 : 2025/02/08
♥ : 14
ネタバレ

ほほえみみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

今年もこの季節がやってきた!ぬるい感想。

今年も見てきました業火の向日葵〜!
毎回コナンの映画で一喜一憂する私ですが、(ここの出来いい!哀ちゃん可愛い!ここのシーンあんまりだなぁ・・・、蘭ねえちゃん強ぇ!!!)今年も例に漏れず一喜一憂してきました。

Good ぽいんと!

{netabare}
・空港で泣き崩れる蘭姉ちゃんほんとにかわいい。
新一の事心配で、もしかしたら死ぬんじゃないかって思って、やっと連絡とれたときにほっとして泣き崩れる蘭姉ちゃんがまじで可愛かったです。もう夫婦。あれ夫婦くらいの絆だわ。新一の事を攻めるでも無く、ただただ心配なんです。ええこやな・・・

・絵が綺麗!
いつも青山先生ここ描いたな、ってのが丸わかりなんですが、今年はかなり綺麗で、ここ青山先生・・・?あれここも青山先生・・・!?ってなりました。作画が美しいと映画って楽しいね!

・おばあちゃんと哀ちゃんの会話。
哀ちゃん大好き人間としては哀ちゃんがピックアップされるとめっちゃ嬉しい。本妻(蘭姉ちゃん)がいるので、すこし切ない感じだとより萌えるんですけど今回超萌えました。本妻はプライベートは任せるけど、仕事はあたいが支えてるんや!っていう哀ちゃんが見れてうれしい。哀ちゃんのコナンに対する絶対的信頼感と、私たちお互い解ってますから感ね!!!恋なんかより、愛なんかより、深いつながりがある感じがして、うーんとってもプライスレス。

・キッド様大活躍。
飛行機から飛び降りてお前よく無事だな!!!から始まり、崩れ落ちる鍾乳洞からの脱出超かっこいいです。あと今回キッドがキッドじゃない、悪キッドだ・・・どうしたのキッドぉ・・・!って心配させる感じね。悪いわーかっこいいわー。ゴッホの向日葵を懸命に守ろうとする姿は騎士のようでした。美術品は大事にするキッド超かっけえ!

・園子大活躍
今回は園子がお嬢様やってて、さすが鈴木財閥のご令嬢だなというのを感じた。ふだんとのギャップにときめく男性は多いのではないでしょうか。

・チャーリー警部良キャラだった
この映画で使い捨てちゃうのが惜しまれる・・・!

・ゴッホになぞらえてた。
兄弟を殺しちゃうところ(しかも向日葵畑で)なんてまさにゴッホの人生のようで、シンクロさせてて鳥肌たった。ゴッホの事調べて見るとより楽しいと思います。

・オーリバル!神曲
主題歌が今回ほんとにマッチしてます!すっごいいい!暑い日差しとそれにむかって燃え盛るように鮮やかに咲く向日葵が脳内で駆け巡りました。映画見終わってからしばらくこれずっと聞いてた。ポルノ兄さんありがとう!

{/netabare}

Bad ぽいんと。

{netabare}

・犯人の動機がマジで謎
はぁ〜〜〜〜!?!?!?!?鑑定士になるのなんて超超超大変なのに!!!しかも美術の勉強とか歴史とか知ったらお前そんな軽々しくそんなことできねぇよ!!!!絵画を敬う人がつく仕事だろうにそんな思い込みでやってるのが本当に謎、っていうかイラっとした。え、え、え、イミワカンナイ!!!

・いきなり出てくる武者小路先生の名前
これね、ほんとに一瞬なんですけど、ウメノおばあちゃん(向日葵みてる老婦人)と、イケメンの庭師みたいな人が生き別れる瞬間に、武者小路先生のなんちゃらを〜みたいなこと言うんだけど、覚えてる限り武者小路なんて名前出てこないからさ、ぐぐったよね・・・。

・7人のサムライ(笑)
チャーリー一人で事足りた感ある。

・哀ちゃんのフラグ
あんなにおばあちゃんと会話して、このあとなんかあるのかな!?大丈夫かな;;!ってなったのに特に何もなく終わって草生えるwwwwおい!!!哀ちゃんを!!!哀ちゃんをもっと生かしてくださいお願いします!!!

・博士のクイズが簡単すぎた。
でも小学生も見る映画だもんね・・・。

・あんまり人が死ななかった・・・
いやこれ言うとおいお前!ってなるけど、でも言うけど、連続殺人事件がさ、面白いよね・・・。

{/netabare}

前半のわくわく感は相当すごいです。
そして来年はいよいよ酒・・・!!!黒の組織くるー!!!!
毎年一喜一憂しては楽しみにしておりますよ!
総評して、やっぱりコナンは面白かった!

投稿 : 2025/02/08
♥ : 10

63.1 11 怪盗アニメランキング11位
劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ~逆襲のミルキィホームズ~(アニメ映画)

2016年2月27日
★★★★☆ 3.6 (35)
142人が棚に入れました
研修旅行に来ていたミルキィホームズの4人。猿たちに囲まれ温泉につかり、のんびりしているところに警報が鳴り響く!怪盗帝国の4人が宝を狙ってやってきたのだ。ミルキィホームズVS怪盗帝国、双方トイズをフルに使っての激しいバトルが繰り広げられる!さらにGenius4の面々も駆けつけ、三つ巴の激闘に発展!だが、その大激闘の最中に、上空から激しい雷が!!被雷したミルキィホームズの4人はまたしてもトイズを失ってしまい・・・。

声優・キャラクター
三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ、明坂聡美、岸尾だいすけ、寺島拓篤、下野紘、南條愛乃、新谷良子、田村ゆかり、沢城みゆき、真壁刀義、金尾哲夫、伊藤静

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

全てのシリーズの伏線を回収する!たぶんこれが最初で最後の集大成的ファンムービー!!バリツ!!!

2009年からメディアミックス作品としてスタートした『ミルキィホームズ』シリーズの集大成的劇場版


偵都ヨコハマを舞台にトイズと呼ばれる超能力を駆使する探偵学院の少女4人組ミルキィホームズ
それに相対する怪盗帝国、さらに警察組織Genius4を絡めた三つ巴の争いを描いたヒロイックファンタジー
シリーズによって作風が異なるものの、今作は総監督に森脇真琴、監督に桜井弘明、脚本にふでやすかずゆき、キャラデザに沼田誠也、ということでパロディやデフォルメなど不条理コメディ色がメインの作品となっています


まず第2幕で散々【黒幕】っぽい動きを見せていながら結局何一つ正体が明かされなかった森・アーティ(ちゃん?)の正体が明かされる
まあバレバレにも程がありましたがw
さらに黒歴史などと酷評された岩崎版ミルキィこと『Alternative』シリーズからエドガー・モランがメインの敵役として登場
錦織版ミルキィこと『ふたりは~』と『TD』からフェザーズが登場
そしてアイリーンちゃんをはじめとしたゲストキャラが多数登場
モブを含めるとホント凄いことになっています;
つまりこれまで並行していた全てのアニメ作品を【全肯定】しつつ特に各作品を説明する描写やセリフが無いため【ファンムービー】であることが大前提となっているお祭り映画であると言えます


さらっと新日プロレスネタもいくつかありつつwそもそも今作の敵役の一人に真壁刀義が声優で参加していてショートケーキを食べていたのが特に面白かったですねw


森脇版ミルキィと言えば原作ゲームを無視しまくった‟ダメダメなミルキィホームズ”によるポンンコツ不条理コメディですが、それを逆手にとった今作のクライマックスではウルっとさせてくれる泣かせのシークエンスで成長した4人の声優の渾身の芝居が堪能できます


オチは少し弱い・・・というかアルセーヌさんの手の上で転がっていましたーwっていうこれもシリーズではお馴染みの落とし方でしたね;
ただでさえ上級者向けと言われれるシリーズでしかもかなりハイテンポに進む今作ですが、ファンであるなら観ない手は無いでしょうb

投稿 : 2025/02/08
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

何度転んでも立ち上がる! 七転八倒!それがミルキィホームズです!

2016年の大晦日に「探偵オペラ ミルキィホームズ ファンファンパーリーナイト♪ 〜ケンとジャネットの贈り物〜」が放送されました。
このミルキィシリーズはこれまでずっと視聴を続けてきて穴を空けたくなかったので、大晦日の特番前に本作を視聴する事としました。

このシリーズ…短編作品を踏まえると、結構な数の作品が制作されているんです。
時系列で並べると以下の構成になります。

・探偵オペラ ミルキィホームズ:2010年秋アニメ 全12話
・探偵オペラ ミルキィホームズ 特別編:2011年8月 全1話
・探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕:2012年冬アニメ 全12話
・探偵オペラ ミルキィホームズ Alternative ONE & TWO:2012年8,12月 全2話
・ふたりはミルキィホームズ:2013年夏アニメ 全12話
・探偵歌劇ミルキィホームズTD:2015年冬アニメ 全12話
・劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ〜逆襲のミルキィホームズ〜

物語の舞台は「偵都ヨコハマ」
この街には「トイズ」と呼ばれる特殊能力を使って暗躍する「怪盗」と「探偵」が存在しており、日々己のプライドをかけて激しい攻防が繰り広げられ…という下りなら、手に汗握る展開の連続が期待できそうな作品をイメージできますが、この作品は少し趣向が異なっているんです。

物語の中心にはミルキィホームズ…著名な探偵をご先祖様に持つ4人組のチームですが、これまで見てきたところ、彼女たちは「トイズ」の能力の定着がどうも今一つ…
もう今まで何度失ったり復活したりを繰り返してきた事か…

トイズの能力を持たない探偵は怪盗にとって赤子の手をひねるようなモノ…
当然展開もグダグダになりますし、トイズを失って何度も苦い思いを味わってきました。
それでも彼女達は絶対諦めないんです。
例えどんなにボロボロになっても…
このシリーズ…グダグダな展開が数多くありながら、それでもここまで続いているのは根強いファンのお陰だと思っています。

こうして本作の物語が動いていく訳ですが、ミルキィの原点に還ったような…そんな印象を受けた作品でした。
まず本作の大前提として「一見さんお断り」の作品となっています。
まずキャラの説明は一切なく、これまで視聴してきた人には懐かしく感じられる「ボケとツッコミ」についても、何の前触れもありません。

でもこの作品はこれで良いんだと思います。劇場版ですから尺に限りがあります。
無駄な説明に時間を割く余裕なんてこれっぽっちも無いんです。
なので、この作品をしっかり楽しみたい方は、過去作品からの視聴をお勧めします。

これまで事件の起きる展開は大体お約束でした。
①怪盗アルセーヌとその一味である怪盗帝国が騒ぎを起こす
②探偵ミルキィホームズが出動~現場に急行し怪盗と対峙
③明智小衣率いる警察組織「Genius4」が現場に駆け付け、良かれと思ってやった事が結果的にミルキィの足を引っ張る
④グダグダな展開に移行…

でも、今回「偵都ヨコハマ」を騒がせる怪盗はアルセーヌではありません。
「偵都ヨコハマ」には暗黙のルールがあるんです…禁忌を犯したモノには鉄槌が下される筈…
しかし、遥か時空を超えた因縁…蓄積された時間と抑圧を糧に立ち塞がる力はとても強大…
「偵都ヨコハマ」を舞台に繰り広げられる捕物帖…決して画面から目が離せません。

何故ならこの作品に出演する登場人物は、これまでそれだけの歴史を刻んできているから…
ミルキィ…いつも明るい4人組ですが、落ち込む事だってあります…
自分達の無力さ…不甲斐なさを本気で攻めた事も一度や二度ではありません。
でも…どん底から這い上がるための4人組…それがミルキィホームズなんだと思います。

そんなミルキィを見守るアンリエットさん…
何だかんだ言いながら窮地には必ず駆け付けるこころちゃん…
それにフェザースだって…
そしてそれらの糸が絡み合ってミルキィの逆襲に繋がっていくのです…
本作でも十分過ぎるくらい、登場するキャラは魅力的に描かれていたと思います。

ワクワクする展開と魅力的なキャラ…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

上映時間約70分の作品です。
完走して振り返ってみると、これまでの主要キャラは全て登場したのではないでしょうか?
ミルキィの活躍を称える新聞記事の下には天城茉莉音ちゃんの名前もありましたし…
久々にミルキィを視聴しましたが、色々と思い出しながら視聴できたので嬉しく思いました。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 5

qwerty さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ミルキアンには◯〜△ 初見さんは×

森脇真琴監督が作るミルキィが帰って来る!と期待していたのですが…
第1幕、第2幕の皮を被った何か得体の知れないものを見た、というのが正直な感想です。
これはおそらく森脇監督が総監督という立場で、実際に制作の中心にいたであろう人は、桜井弘明監督であったことが理由かもしれません。

前半はほとんどギャグパートですが、ネタを詰め込みすぎてわかりにくい上に、みんなテンションが高すぎる。尺が足りないのか?と思っていたが、その割にはトゥエンティが出てきて解説するシーンは長すぎる。そして何よりもTV盤第1幕、第2幕でやったネタを映画でやる。くどいくらいやる。同じネタを繰り返し過ぎて、ギャグが面白いというより「またか…」と思ってしまう。

後半はキャラクターが真面目に現実に向き合うようになり、演出もガラリと変わる。所々にギャグを挟みつつそのままクライマックスへ。
後半は落ち着いていて割と良かった。キャラクター、特にシャロの可愛さと良い子っぷりが十分に感じられてぐっときました。
しかし、前半から急にテンションがかわるので、「さっきまであんなにいい加減だったじゃないか!」と思わずにはいられませんでした。



音楽:TDでも担当していたELEMENTS GARDEN。とても良い曲を作るグループだと思いますが、今回はキャラクターの声にかき消されて聞こえません。
作画:PVで見たそのまま。第1幕のタッチをTDの塗りにした感じです。それと顔芸多し。
ストーリー:そんなものは存在しません
脚本:理性を疑うレベル。
演技:終始テンションが高い。それと、プロレスラーの真壁刀義さんが演じる役がありますが、思っていたよりも悪くない演技でした。もともとセリフは少ないですが。
ギャグ:面白いものもありますが、どんどん流れていくのでその面白さを感じる暇がない。
キャラクター:TVに出てきたレギュラー、準レギュラー、端役に至るまで全員出てきます(一瞬しか出ないこともありますが)。探して見るのも楽しみのひとつです。

良いところ:エリーが今回は結構エロいです。後、変身シーンは思わず笑ってしまいました。G4が久しぶりに全員出てきたたことにもちょっとだけ感動。最初に流れる、「映画を見るときの注意」(シャロ編)も面白かったです。


総評:
ミルキアンにとっては好きなキャラクターがまた見れるということで◯ですが、作品自体の質は良くないので△。

初見さんには絶対にオススメしませんし、見たとしてもミルキィホームズはこんなものなのかとは思わないで欲しい。TV版は本当に名作です。

適度なカオス、そして可愛く魅力的なキャラクター、加えて最後はちょっと良い話で終わる。それがミルキィホームズの魅力で、いまだに第1幕が1番人気が高い所以なのだと思います。
製作者は今後、続編(期待してます!)を作るときはこのことを念頭において作って欲しいです。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 2

67.5 12 怪盗アニメランキング12位
怪盗グルーのミニオン大脱走(アニメ映画)

2017年7月21日
★★★★☆ 3.7 (21)
113人が棚に入れました
晴れて結婚したグルーとルーシーの前に、新たな敵バルタザール・ブラットが現れる。1980年代に子役として人気を博した過去の栄光にすがり、80年代ファッションに身を包んだバルタザールは、様々なガジェットを駆使して犯罪を繰り返し、グルーを反悪党同盟から追い出してしまう。そんな時、グルーにドルーという生き別れになっていた双子の兄弟がいることが判明し、父親から莫大な遺産を相続しているドルーは父の志を受け継ぎ天下の大悪党になることを夢見ていた。一方、グルーの相棒ミニオンたちは、グルーが反悪党同盟をクビになったことで再び悪の道に戻ってくることを期待していたが、グルーにその気がないことを知り、新たなボスを求めて旅に出るのだが…。

声優・キャラクター
スティーヴ・カレル、クリステン・ウィグandトレイ・パーカー、【吹替版】笑福亭鶴瓶、松山ケンイチ、中島美嘉、芦田愛菜、須藤祐実、矢島晶子、いとうあさこ、山寺宏一、宮野真守、福山潤、LiSA

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

思ったほどではないがそれでも楽しい作品

前作には血の繋がりの無い者同士が家族を形作るという大きな流れが貫かれていましたが、今作は最終的には「家族っていいね」ってところに到達するものの、全体的にまとまりに欠けている印象。
 悪党バルタザールとの戦いと反悪党同盟をクビになるグルーとルーシー。突如現れたグルーの双子の兄弟ドルー。母親として認められるために奮闘するルーシー。ユニコーンを探すアグネス。グルーに反抗し家を飛び出し騒動を起こし投獄されるミニオンズ。それぞれが密接に絡み合って1つの映画を高めてゆく、っていう訳にはいかず、バラバラ。
 邦題にある「ミニオン大脱走」は本筋に全く絡まないエピソードで、ミニオン達の大活躍が見たければ『ミニオンズ』の続編に期待しましょう、って感じ。明らかにキャラを広げ過ぎたようで。それを自覚してでしょう、ネファリオ博士なんか作劇上ジャマだとばかりに退場状態にしてしまいますが、ほったらかしなまま映画が終わってしまって唖然。
 ドルーは本当はもっと重要なポジションだった筈でしょうに、立ち位置も性格もハンパ。もっと振り切れたキャラで良かったんじゃないかと思いました。

 それでもグルーと三姉妹(孤児院出身なので本当は血の繋がりは無いと思いますが)とルーシーとミニオンズ、その世界の更なる続きが見られる事は幸せですし、オモチャ箱をひっくり返したような楽しさは健在でした。
 

投稿 : 2025/02/08
♥ : 6

風来坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ミニオン関係ありません。

ミニオンを期待して観ましたが、ほとんど関係ありませんでした。
ミュージカルっぽいテンポの良さで話が進んでいくので一気に最後まで観ることはできましたが、わざわざ「ミニオン」とする意味はないかと。

日本語吹替でキャラの濃い芸能人が役を演じているので、どうしても気になってしまい、集中が途切れるのもマイナスだと思います。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 2
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