心温まるで女子高生なおすすめアニメランキング 19

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの心温まるで女子高生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月31日の時点で一番の心温まるで女子高生なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

93.9 1 心温まるで女子高生なアニメランキング1位
宇宙よりも遠い場所(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★★ 4.2 (2822)
9845人が棚に入れました
いつだってボクらの一歩は好奇心から始まった。
見たことのない風景を、
聞いたことのない音を、
嗅いだことのない香りを、
触れたことのない質感を、
味わったことのない食物を、
そして感じたことのない胸の高鳴りを、
いつの間にか忘れてしまった欠片を、
置き去りにしてきた感動を拾い集める旅。
そこにたどり着いたとき、
ボクたちは何を思うのだろう。
吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度、
荒れる海原を超えた先にある原生地域。
地球の天辺にある文明を遠く離れた遥か南の果て。
これは《南極》[宇宙よりも遠い場所]に向かう
4人の女の子たちの旅の物語。
ボクらは彼女たちを通して、
明日を生きるキラメキを思い出す。

声優・キャラクター
水瀬いのり、花澤香菜、井口裕香、早見沙織、能登麻美子、日笠陽子、Lynn、金元寿子、本渡楓、大原さやか
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

会話のテンポやキャラの動きが抜群!

最終話まで視聴しました。
この作品はマジでヤバいです。
軽く死ねます(笑)。

物語として抜群に面白い。
背景は綺麗。
登場人物は表情豊か。
良く動くキャラ。
そして、何と言ってもこの作品の1番の魅力は女子高生4人組のテンポの良い会話。
さすがの豪華声優陣。

こんな作品に出会えるから、アニメは止められない!

OPの曲と画だけで引き込まれる作品。
OPの4人の女子高生の笑顔が眩しい。
OPだけでも思わず泣きそうになってしまう。

見ているだけで心が躍る名作。
未来に語り継ぐべき名作。
誰にでも安心して勧められる名作。

お気に入りの棚へ直行です!

【以下は、各話レビュー的な「何か」です】(笑)
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 239
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

NYタイムズ紙が選ぶ2018年ベストTVショー・国際部門に選出(それぞれが一歩踏み出す物語)

女子高生が南極に行くという突拍子もない話を丁寧に描ききった名作。
1話目を初めて見たときから、これは良い作品になるのではないかと感じていたが、その通りに、最初から最後まで夢中にさせてくれる優れた作品だった。

様々な悩みを抱える多感な高校生たちが、何かを変えるために南極を目指すというストーリーが新鮮だったし、ほかにはないオリジナリティをもっている。そして、主人公の4人たちがお互いを思いやり、自分たちの悩みを昇華させていく各話の見せどころがしっかりと描かれており、胸に迫ってくるものがある。

見終わったあとに、自分も何かに挑戦してみたくなる素晴らしい作品だ。
(2018年3月29日初投稿)

(2018年5月17日追記)
ネタバレレビューを読む

(2018年12月10日追記)
NYタイムズ紙が選ぶ2018年ベストTVショー・国際部門の10本に選出

12月4日のニュースなので、もう知っている人も多いかもしれないが、よりもいがNYタイムズ紙が選ぶ2018年ベストTVショー・国際部門の10本に選出された。これはドラマも含まれた中からというから大したものだと思う。選評の訳文は以下のもの。

日本の南極の研究機関への科学的探検に参加した4人の10代の少女についての、大胆で楽しいアニメシリーズは、かなり特定の視聴者向けの番組に思えるかもしれません。しかし、脚本の花田十輝、監督のいしづかあつこによる『宇宙よりも遠い場所』は、年齢や文化の境界を越えて翻訳されるべき面白く感動的な成長物語です。この作品は、友情がどのように青年期の不安や悲しみを克服できるのかということについての絶対的に本物の描写をしています。

選出された10本には、ヒュー・グラント主演のイギリスの実話ドラマ『英国スキャンダル』や2011年から続くスウェーデン・デンマーク合作の『ザ・ブリッジ』、世界的に評価されているスペイン・ドラマ『ペーパー・ハウス』などの人気作が名を連ねている。全体で600本を超える作品のなかから厳選されたとのことで、アニメは、よりもいだけだ。NYタイムズは世界的に知られる新聞だけに、これをきっかけにより多くの人々に視聴されれば嬉しい。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 181
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

青い空はつながっている

いしづかあつこ監督、構成花田十輝。

高校時代に素敵な想い出を残したいと、
好奇心旺盛なマリは日々を憂いている。
とあることから南極を目指すしらせと出会い、
彼女の熱意に心動かされたマリは、
共に南極を目指すことを誓う。
やがて仲間も集まり4人の女の子の旅が始まる。

想像も出来ない世界に物語は動き始める。
可愛い女の子が元気一杯の作品です。
人気声優を起用し、キャラデザインも良し。

メッセージが徹底していて好感です。
若さとは好奇心と力ですから、
勇気を持って、一歩踏み出すこと、
その一歩が未来に繋がるのでしょう。

コミックリリーフ的なキャラが重なり、
私としては高カロリーなアニメで、
得意な設定ではないのですが、
想いは海を越え、過去を乗り越え、
素敵な風景がそこにあることを期待したい。

最終話視聴追記。
ネタバレレビューを読む

輝かしい青春がここにあります。
たくさんの素敵な出会いを経験し成長する。

この道はきっと彼方まで続いている。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 137

81.2 2 心温まるで女子高生なアニメランキング2位
花咲くいろは HOME SWEET HOME(アニメ映画)

2013年3月30日
★★★★★ 4.1 (1290)
7277人が棚に入れました
美しい北陸の四季を背景に、祖母の経営する温泉旅館に住み込みで働くことになった東京生まれの女子高生の成長を描いたTVアニメ「花咲くいろは」(2011年4~9月放送)の劇場版。温泉旅館「喜翆荘(きっすいそう)」での住み込み生活にも慣れた松前緒花は、次第に変化していく自分に気づきはじめていた。そんなある日、緒花のクラスメイトでライバル旅館「福屋」のひとり娘・和倉結名が、女将修行のため喜翆荘にやってくる。自由奔放な結名に振り回されながらも、面倒をみていた緒花だったが、物置の中であるものを見つけて……。監督の安藤真裕、脚本の岡田麿里、アニメーション制作を担うP.A.WORKSほか、TVシリーズのスタッフが再結集。

声優・キャラクター
伊藤かな恵、小見川千明、豊崎愛生、戸松遥、能登麻美子、梶裕貴、本田貴子、久保田民絵、浜田賢二、間島淳司、山口太郎、恒松あゆみ、諏訪部順一、チョー
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

親の心子知らず 

本編 67分

アニメ版を観てからの視聴をオススメします

総集編ではなくて、緒花の母 皐月が高校生だった頃~のエピソード等を含む、完全新作です。



ネタバレ感想
ネタバレレビューを読む


自分が この作品を見終わって感じたのは、「家族愛」

自分は子供もいるので、どうしても親目線でした
女将の気持ちも分かるし、
菜子と、菜子の妹が泣く所は 堪らなく切なかったです 
(仕事も大切だけど、家庭が第一だよね)

観る人によって、見方、感じ方は様々だろうけど、
自分はTV版も良かったけど、こっちの話のが好きかな・・・?


心が暖まり、ぼんぼりたくなれた作品でした。(@´ー`@)
オススメです!


主題歌
「影踏み」 歌 - nano.RIPE


PS:喜翆荘の様な、お客を大切にする老舗旅館なら行ってみたいですね!
(*´ー`*) 

投稿 : 2025/03/29
♥ : 76

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

HOME SWEET HOME ( ,,ÒωÓ,, )

P.A.WORKSによる、TVアニメ『花咲くいろは』の劇場版。
アニメ本編をチェックしてからの視聴をオススメします。

キャッチコピーになっている『私、もっと輝きたいんです……!』
これを約60分でギュッとまとめた作品です(´ー`)
本編と変わらずの丁寧で綺麗な風景、背景をバックに
いつものキャラクターが生き生きと描かれていました。

メインストーリーは母娘愛。
緒花が母・皐月の過去を知ることからお話が展開します。
緒花と皐月、皐月とスイ、それぞれの母と娘の想いが
交差していく様子が描かれています。
親の心、子知らずとはよく言ったものですが
親も子供の本心を理解できている訳ではありません。
そんな揺れる母と娘の想い、関係が上手に描かれていました。

また、メインヒロインの1人である押水菜子の家族愛を
扱った作品でもあり、見所の一つになっています。

それにしても60分は短か過ぎると思いますw
よくまとまってはいるものの、せめて90分でしょ( >_<)
というのが1ファンのワガママ、正直な感想ですかねw
若かれし頃の綾人と皐月の出会いや緒花の出生に関わる
お話が見れたのは良かったです♪


本編を視聴済みの方にはぜひ視聴して貰いたい1本です。
視聴後、温かい満足感を得られると思います!


《キャスト》

松前 緒花(CV.伊藤かなえ)
鶴来 民子(CV.小見川千明)
押水 菜子(CV.豊崎愛生)
和倉 結名(CV.戸松遥)
輪島 巴(CV.能登麻美子)
四十万 スイ(CV.久保田 民絵)
四十万 縁(CV.浜田 賢二)
宮岸 徹(CV.間島淳司)
助川 電六(CV.チョー)
次郎丸 太郎(CV.諏訪部順一)
松前 皐月(CV.本田貴子)
松前 綾人(CV.竹内良太)


《主題歌》

『影踏み』/nano.RIPE


【2014 08/17 レビュー投稿】
【2017 05/12 レビュー加筆】

投稿 : 2025/03/29
♥ : 65
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

佃煮プリティ~!

時系列はTV版20話~21話の間の話。

この劇場版では緒花の母・皐月の過去話が主軸として描かれます。
「花咲くいろは」という作品は
皆が何かに向かって一生懸命、悩んで迷って成長していく物語であるわけですが
皐月に関しては、TV版ではそういうキャラとして描かれていなかったので
今回あの皐月にもこんな過去が・・・といった感じで掘り下げてくれたのが良かった。
初登場となる父との馴れ初めや、緒花の名前の由来なども明らかに。

ネタバレレビューを読む
本作の象徴とも言える「走る」シーンは、劇場版でも健在でしたね。
上手く言葉にできない感情の発露。見ていて気持ちがいいし、テンション上がります。

皐月-緒花の話と並行して描かれる、ミンチや菜子のエピソードも良かったです。
66分という短い尺の中で多くのキャラの見せ場をしっかり作って
それぞれ中途半端になることなく、きっちり纏め切っています。
各エピをリンクさせて最終的に一大テーマへと昇華させていく構成も見事。
ラストでTV版のOPのシーンが出てくるとこも良かった。こういう演出には弱いですホントw

生々しいエロネタも健在で、冒頭シーンからやってくれました。
良くも悪くも岡田麿里脚本。そういう意味でやはりTARITARIとは違いますねw

TV版をリアルタイムで観て以来、久々に本作の雰囲気に触れたことで
「花咲くいろは」ってこんな作品だったよな~って見ながら思い出しました。
パンフにも書いてあったけど、それがスタッフの狙いでもあるようです。
というわけで、本作は完全にTVシリーズのファン向けに作られていますが
ファンなら観て損はなし!非常に満足できる内容に仕上がっていると思います。


※余談
上映前の「変態仮面」の宣伝うぜええええええ
劇場マナーCMでも迷惑行為や違法行為の禁止を訴えていたけど
まずはお前の変態を禁止するべきだ、と突っ込みたくてしょうがなかった。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 65

74.9 3 心温まるで女子高生なアニメランキング3位
アイの歌声を聴かせて(アニメ映画)

2021年10月1日
★★★★☆ 3.9 (121)
395人が棚に入れました
長編オリジナルアニメーション映画『アイの歌声を聴かせて』

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

幸せを呼び寄せる歌声

愉快に笑いながらも、とても感動する物語です。
見終わった後、しばらく席を立ちたくないほど、感動の余韻が沸き起こります。
もしかして、2021年で一番感動したアニメかもしれません。
それほど私のツボに、はまってました。


主人公は天野サトミ。
彼女は以前、上級生の屋上での喫煙を先生に報告したことがきっかけで、教室内で少し浮いた存在でした。
そして彼女の母は、AIロボット・シオンの製作リーダです。
そのシオンが、サトミのいる高校に転入してくるのです。

シオンは美人で明るいAIです。
但しシオンは、いつも変なことをしでかします。ポンコツAIのようです。
転入初日の自己紹介の際に、いきなりサトミに「今、幸せ?」と尋ねたり、教室で歌を歌ったり…、
周りの人たちが驚くようなことばかりです。

でも、それはサトミを幸せにするためにシオンなりに考えてやったこと。
なぜかシオンは、いつもサトミの幸せを願っています。

そしてシオンが変なことをして歌を歌うたびに、
少しずつ幸せになる人が増えてきます。
そして、サトミのまわりには親しい友達が増えてきます。それはシオンのおかげ。

しかし、あることが起こり、物語は急展開します。
そして、シオンがサトミの幸せを願う理由が明らかになります。
それは、とてもとても心温まる理由でした。

土屋太鳳さんが、シオンの声優をされています。
そしてシオンの歌声も土屋太鳳さんの熱唱です。迫力ある美しい歌でした。

最後はハッピーエンドとなりますので、ぜひ劇場へ足を運んでください。
「見てよかった」と、きっと思いますよ。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 30

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

吉浦監督作品の現時点での最高傑作

全くノーマークでしたが、
あにこれでの評価が高かったので、
SAOと悩んでこちらを観に行きました。

吉浦監督作品は、イヴの時間とパテナを視聴済み。
どちらの作品もSFジャンルではおススメできますが、
難点としては、設定が凝りすぎて
初見では分かりにくいという点と、
どっちもなぜか酔ってしまうという点ですw

本作は、この両者がなくなり、
SF青春モノとして劇場で観る価値が充分にあります。
映像はJCスタッフなので安定していて見ごたえがあり、
劇中歌も土屋太鳳さんの伸びのある歌声を
大音量で聞くことができました。

視聴前は、ヒロインの二人が声優ではなかったので
心配な部分もありましたが、見終わってみれば
むしろ二人の演技が光っていましたね。
福原さんってこんなに演技上手かったっけ、
というぐらいキャラに合っていました。

一つ注文を付けるとすれば、
シナリオにちょっとぶつ切り感があった点ですかね。
脚本に大河内先生が加わっているようなので、
2時間うなぎ上りのシナリオを期待しましたが、
最後は少しまとまりがなかったので
涙することができなかった点が惜しいです。
それでも十分に感動できる良い作品でした。
吉浦監督の次回作にも期待です。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 25
ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

幸せ

かなり楽しみにしていたアニメ映画です。
私はこの作品を知りませんが、Sunny boyだったかな?
アニメを見終わって必ずCMが流れてて、AIとか歌とか私の好きな題材のキーポイントが多くて凄く期待したってのが、この作品を見ようと決めたポイントです!

さて、物語は試験中のポンコツAIのシオンが転校してきてから始まります。
5日間の短く長い物語の始まり。

1日目

AIと言えば完璧なイメージがありますが何故AIの彼女はポンコツなのか……

1つは極秘実験なのに力加減を一切しない。

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2つ目は転校初日にシオンはミサトに「幸せ?」と聞く。
彼女はAIで「幸せ」とは何か解らないけど幸せ?と聞いてくる。
彼女には幸せはわからず、自分で調べた幸せを実行していく。
ミサトに幸せになって貰いたくて。

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実は実験の責任者はサトミの母なので密かに行われた実験でシオンがAIだとバレてはダメなのですが……

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ミサトは母がどれだけAIに力を入れてきたか知っているから、密かに知ったこの実験を成功させてあげたくて……
そうして、5人の秘密がはじまる。

2日目

ごっちゃんとアヤのすれ違い。
2人は恋人同士なのですが、いつしかすれ違っていた。
この理由がまた学生らしくて、あるよなぁ〜ってなりますww
思春期だから悩みも不安も沢山ある、相手の何でもない言葉や態度に不安になり、どうすればいいのか解らなくなる……

でも。
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3日目

サンダーの試合の話
試合本番に弱くて負けてばかりのサンダー
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4日目

サンダーの初勝利パーティーとし学校を抜け出す6人
しかし、このパーティーが結果的に……

シオンは新しい幸せの形を見つける。
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告白の舞台としては最高です⸜(๑⃙⃘'ᗜ'๑⃙⃘)⸝

そんな告白の最中、シオンを初め全員捉えられてしまう。
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5日目

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彼女にとって実験なんて関係なくてミサトに幸せになってもらいたくて勝手に考え行動した。

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危険を考えたらそれは仕方ないかもしれない…………って思うけど……

それは違うって思います。
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確かに彼女は間違えた事もありました。
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だから、きっと彼女はその辺も解っていた。

彼女達の中でシオンはAIではなく友達なんです!

シオンの本当の正体には涙がボロボロでました。
シオンの試験内容に「誰かを幸せにする」なんて課題もなければ、何故、ミサトと母の1日が始まる前の掛け声を知っていたりした秘密も明かされましたし、シオンが昔からミサトを知っていた様なセリフがありましたが、それも明かされました。

シオンのミサトが大好きな気持ちに私は映画館でボロボロ涙が出てきて鼻水まで出そうになるし、鼻をジュルジュル言わせたら隣の人に「コイツ泣いてんな〜」って思われそうだったので、我慢しました‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬
それほどにシオンのミサトへの想いや気持ちの強さが心にグッときました。

シオンの正体を知ったミサト達は……

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シオンは嬉し涙は知らなくて、最後も嬉し涙を流すミサトの涙の意味はわからなかった。

だって、悲しいから涙がでるって認識なんだもん‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬
ネタバレレビューを読む

シオンは沢山の幸せを皆に与えたけど、シオンも知らずのうちに幸せを貰っていた事に気が付いた(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

ネタバレレビューを読む

さて、最後の三太夫の顔に貼られて居た物が凄かったですねw
劇場では笑いが漏れてたけど私は感極まって涙を拭うのが必死でしたw

サンダーは愛は重いなぁ〜
愛を拗らせるタイプですねww
ネタバレレビューを読む
恋の形って人の数あって全然違う形をしてる気がしますꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ

全体的な感想としては……

物語に無駄がなくテンポも凄く良かったと思います。
歌も演出が少しミュージカル風な感じで、普通に飽きることなく楽しめました。
凄く面白い作品ですし時間ある人は是非見てもらいたい作品です(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

投稿 : 2025/03/29
♥ : 21

88.3 4 心温まるで女子高生なアニメランキング4位
ガールズ&パンツァー(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (3207)
14110人が棚に入れました
『ガールズ&パンツァー』は“美少女と戦車が織りなす、ひと夏のハートフル・タンク・ストーリー!”がキャッチフレーズのTVアニメーション。物語は戦車を使った武道「戦車道」が華道や茶道と並んで大和撫子のたしなみとされている世界が舞台。県立大洗女子学園にやってきた転校生・西住みほ(声・渕上舞)は戦車道が嫌いで、戦車道のない大洗女子を選んだが、転校早々生徒会長に呼び出され、必修選択科目における戦車道の選択と戦車道全国大会出場を強要される。しかも、集まったメンバーは個性派ばかり。華道家元の娘の五十鈴華(声・尾崎真実)、恋に恋する武部沙織(声・茅野愛衣)、戦車マニアの秋山優花里(中上育実)、朝に弱い優等生の冷泉麻子(声・井口裕香)らに囲まれたみほの、友達とのフツーの女子高生活というささやかな願いの行方は…。

声優・キャラクター
渕上舞、茅野愛衣、尾崎真実、中上育実、井口裕香、福圓美里、高橋美佳子、植田佳奈、菊地美香、吉岡麻耶、桐村まり、中村桜、仙台エリ、森谷里美、井上優佳、大橋歩夕、竹内仁美、中里望、多田このみ、山岡ゆり、秋奈、井澤詩織、山本希望、椎名へきる、喜多村英梨、石原舞、川澄綾子、伊瀬茉莉也、平野綾、金元寿子、上坂すみれ、田中理恵、生天目仁美、倉田雅世、愛河里花子、冬馬由美
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

これが日本のハイブリッドアニメなのです! Ver.1.0

ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ

監督 - 水島努
シリーズ構成・脚本 - 吉田玲子
キャラクターデザイン・総作画監督 - 杉本功
キャラクター原案 - 島田フミカネ
キャラクター原案協力 - 野上武志
ミリタリーワークス - 伊藤岳史
企画 - 川城和実、井上俊次、小崎宏
設定考証・スーパーバイザー - 鈴木貴昭
プロップデザイン - 竹上貴雄小倉典子牧内ももこ鈴木勘太
美術設定 - 比留間崇
美術監督 - 大西穣
色彩設計 - 原田幸子
撮影監督 - 大庭直之
編集 - たぐまじゅん
モデリング原案 - 原田敬至
3D監督 - 柳野啓一郎
3Dチーフモデラー - 後藤岳
3Dプロデューサー - 向田善弘
3D制作 - グラフィニカ
音響監督 - 岩浪美和
音響効果 - 小山恭正
音楽 - 浜口史郎
音楽プロデューサー - 小池克実
音楽制作 - ランティス
アニメーション制作 - アクタス
放送期間 - 2012年10月 - 12月(第1話 - 第10.5話)
2013年3月(第11話・第12話)
話数 - 全12話 + 総集編2話

(以上Wikipediaより引用)

ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ

麗しきミニスカの乙女達が戦車に乗って
バァーっと動かして、ダァーと操作して、ドンって撃つ!

凄いんです!
その名も「戦車道」

華道や茶道と並ぶ大和撫子の崇高な嗜みとされ、
全国大会はおろか世界大会まで開催されるという設定に
プチミリオタな私の心は完全撃破されました。

多分、リアルで戦車道なるものがあれば私は絶対にやって
ると思います。
いや日本代表になってたかもしれません。
My戦車買ってると思います!

ちょっと調子に乗りました、ゴメンなさい。

でもこのお話考えた人、ひょっとして天才じゃ…
とさえ思えました。本当に!

この作品の魅力の1つ目として萌えキャラ+ミリタリーの
要素に日常さらには熱血スポ根要素が加わり、お話が進む
につれて盛り上がっていく展開に私の心には幾度となく熱
いものが込み上げてきました。

そう、可愛い見た目や一瞬「えっ〜」と思っちゃう設定
以上に物語がしっかりとしているんです。

彼女達の操る戦車の砲塔から放たれる戦車道への
熱き情熱の砲弾。
心の奥深くに突き刺さるバンカーバスター並みの破壊力!
(バンカーバスターについてはwiki参照をお願いします。)

徐々に変化していく戦車道への思い。
仲間を思う気持ち。勝負に勝つ為の分析力、決断力。
リーダーとしてどうあるべきか、その資質とは?
さりげなくわかりやすく表現してあり、可愛いキャラから
のギャップが魅力的です。

そしてこの作品の大きな魅力の2つ目として戦車道という
ものの描き方がとても素敵。
武道の精神に繋がる、礼に始まって礼に終わる。
勝負の終わった後のお互いを認め合う爽快感が気持ちいい
です。

さらにこの作品の3つ目の魅力としてもう1人のの主役とも
言える数々の戦車達。
日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、旧ソ連の歴代の戦車達がふんだんに登場してきます。

緻密に描かれた車体はもちろんですが、発車、停車、
走行、砲撃の際の挙動、操縦席、照準器からの視界、
効果音、BGMと競技としての戦車道を大いに盛り上げて
くれます。

女性の方とか戦車なんて…ちょっと…とか思われるかも
しれませんが、女の子らしい戦車のアレンジとか色々出て
きますのでそこも魅力の1つ。
女性の方でもいつの間にか色んな戦車が気になる?
気がつけば色んな戦車の事を調べているなんて事もある
かもです。

戦車道というこれまでに類を見ない設定だけに、つっこみ
どころも豊富ですが、そんな事気にならないくらい彼女達
の戦車道楽しめると思います。

市街戦では実際にある茨城県のある街が舞台になり話題
にもなりました。
私にとってはアニメの醍醐味が詰まった奇跡の作品。

彼女達の熱き戦車道、楽しんで頂ける事を願って、

パンツァーフォー‼︎


【mio's café】
視聴済みの方限定ですよぉ♪
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 118

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

アニメーションの醍醐味をこれでもかってぐらい魅せつけた快作

戦車という題材
戦車が「戦車道」という架空の競技として扱われる斬新な世界観
可愛らしい少女が無骨な戦車を乗り回して戦う(試合をする)ギャップ

視聴者の興味を引くには十分な設定ですが、それだけで作品がヒットした理由にはなり得ない。
何と言っても戦車戦の圧倒的クオリティ!もう凄すぎて鳥肌立ちまくりでしたね。

私は戦車に無知なので、戦車の描写にリアリティがあるかどうかはよく分かりません。
が、そんなことは大して重要じゃないんですw
リアリティの有無は関係なしに、視覚的な「快」を妥協なく追求してるように思えました。
当たり前ですが、アニメってのは絵が動くんです。
そんなアニメーションの醍醐味を、本作はこれでもかってぐらい魅せつけてくれました。

まあ実際に見てもらうのが一番で、映像の魅力を言葉で伝えるのは野暮ったいんですが・・・
・戦車の重量感を見事に表現(どうしても軽さが目立ってしまうCGにも関わらず)
・戦車が向きを変える際の慣性を感じさせる緻密な動き
・カメラワークの良さ(操縦士視点での圧倒的臨場感)

などといったところですかね。今までたくさんアニメを見てきましたが
これ程映像から受ける「快」を強く感じた作品は正直ないです。
作画を最重要視してたわけじゃないのに、それだけで大満足って作品もこれが初めて。
というわけで、作画評価は文句なしの☆5つ。
これが☆5じゃなきゃ他に何を☆5にすりゃいいんだってレベル。


映像面以外でも、ド迫力の砲撃や岩が砕け散るシーンの「音」の作り込みも半端ない。
明るい曲調の軍歌が多用されるBGMも、作風にとても合っています。
このBGM、打ち込みではなく生演奏ってところが良いですね。
久々にサントラ買っちゃいましたよw(今このレビュー書きながら聴いてます)

ストーリーに関しても、スポ根の定番をきっちり抑えた展開でテンポ良く進行。
実にそつのない作りです。チームワークの素晴らしさを改めて実感。
試合時のキャラの会話もテンポ良いし、セリフのセンスも秀逸で笑えますw

唯一不満だったのが、キャラの掘り下げがイマイチ足りなかった点でしょうか。
主人公チームの各キャラのエピソードは一応触れられますが、非常に薄味。
まあテンポを重視した結果なんでしょうけどね。


最後に、戦車戦の異常なクオリティを維持しようした結果
1クールにも関わらず総集編2回、最終2話が放送延期になってしまった件について。
スケジュールに穴を開けてしまったことを擁護するつもりはないですが
これだけのものを見せてくれた以上、あまり文句も言えないという複雑な心境です。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 97
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

MISSION COMPLETE

水島努監督作品、脚本吉田玲子。

戦車道を学べば健やかで美しい女性になれる。
それは華道や書道と並ぶ乙女のたしなみ。
女性向けの戦車競技が武道として認知された世界。

この荒唐無稽さに嫌味がなく、
これはミリタリー+萌えと言うより、
爽快で心躍るスポーツエンタメである。
全国大会優勝を目指す女子高生たち、
夢中になって、応援出来ました。
万人に向けた娯楽性の高い作品だと思います。

大洗女子学園へ転校してきた西住みほ。
実家は西住流戦車道の家元。
ネタバレレビューを読む
荒唐無稽な設定ですが指摘するのも野暮ったい。
登場人物が爽快な気持ちの良い作品です。

乙女の行進、心へのゼロ距離射撃。

戦車ってかっこいいですね。
楽しくてすっかり魅了されました。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 89

88.3 5 心温まるで女子高生なアニメランキング5位
THE IDOLM@STER [アイドルマスター](TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (2515)
10770人が棚に入れました
都内某所にある、芸能事務所『765プロダクション』では、
トップアイドルを目指す駆け出しアイドル12人と、新人プロデューサー1人が、
夢に向かって毎日レッスンや地道な営業活動を行っている。
そんな765プロに、密着取材のカメラが入ることになった。
カメラは、輝くアイドル達の姿を撮影する!
――はずだったが、個性豊かな彼女達の取材は一筋縄ではいかず……!?
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

アニメ史上№1ヒロイン天海春香さんの魅力とは?

ラスト手前の第24話『夢』のワンシーン
銀座の街角の巨大モニターから呼びかける765プロのアイドル達

 美希「待ってるよ」
 千早「私たちの、場所で」
 春香「うん」

ここで流れる『まっすぐ』の一節

・・・胸の奥に 複雑な気持ちが生まれるの

が何度聴いても絶妙です。

目を潤ませてうなずく春香。
2次元の子に不覚にも「か、可愛い」と唸ってしまう。
これがアニメ史上№1ヒロインの破壊力か、と納得(※注記)。

この第24話のキーシーンで使われる2曲の歌詞をここでチェックしておこう。

『まっすぐ』
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『さよならをありがとう』
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《1回目視聴後の感想》

あるプロダクションに所属する12人の少女が、それぞれアイドルとして成長していく話です。
少女たちの個性が、かなり確り描き分けられていて、全員の名前を直ぐに覚えられます。
この作品はアイドルものなのに、意外にも少女たちが売れ出すまでのどちらかというと下積み時代の話が長く、とくに前半は結構地味です。
またこの作品は、あくまで現実の世界で起こり得る出来事を扱っており、僅かに沖縄出身の少女がハムスターや飼い犬などの動物と意思疎通が可能な風に描かれている点が例外です。

で、TV版全25話+劇場版があるのですが、中には正直、結構つまらない回もあります。
ただ、このTV版を第1話から端折らず通しで見続けるからこそ、第20話以降~ラストまでの畳み掛けるような感動が生まれるのだと思います。
そしてそれに続く劇場版も、TV版ラストに劣らぬ素晴らしさ。

きっと第20話までの間に、12人の少女たちや、先輩の律子さん・プロデューサーさんに少しづつ感情移入していってたんですね、私は。

劇場版までを含めて、名作だと思います。

※以上、1回目視聴時の感想です(この時点での個人評価★4.1)。
※このあと、2回目視聴時に、1回目では見えなかった作中の様々な伏線が見えてきて評価が急上昇します(下記)。

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《2回目以降の感想》※ほとんど内容分析です。

【作品の概要】 ※主にwikipediaよりコピー

ジャンル アイドル、青春、群像劇
アニメ 原作 バンダイナムコゲームス
監督 錦織敦史
シリーズ構成 待田堂子、錦織敦史
キャラクターデザイン 窪岡俊之(原案)、錦織敦史
音楽 高田龍一
アニメーション制作 A-1 Pictures

放送期間 2011年7月7日 - 12月22日
話数 全25話 + 特別編1話

『THE IDOLM@STER』(アイドルマスター)は、A-1 Pictures制作の日本のアニメ。
バンダイナムコゲームスが発売した同名のコンピューターゲーム『THE IDOLM@STER』シリーズを原作としたアニメ化作品。
テレビアニメが2011年7月より同年12月までTBSほかで全25話が放送され、特別編1話が映像ソフト収録作品の先行放送としてBS-TBSで放送された。
2014年1月25日には映画『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』が公開された。

※コピー終り

【見どころ】

この作品は、シナリオ構成に当って次の諸点が考慮されたものと推測します。

ネタバレレビューを読む

従って、私たちが、このアニメを視聴するに当っては、

①アイドルたちの成長ないし成功ストーリーを追いかける、という楽しみ方と併せて、
②アイドルたち(とくに春香および千早・美希)の心の揺れ動きをプロデューサー目線で見守っていく、

という楽しみ方が可能となります。
(むしろ②の方がずっと楽しい・・・と個人的には思います)

※以下、②春香および千早・美希の心の揺れ動きに注目して各回をチェックしていきます。


【各回の評価】

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に大きな疑問を感じた失敗回

ネタバレレビューを読む
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★★★(神回)4、★★(優秀回)2、★(良回)9、☆(並回)9、×(疑問回)2 ※個人評価 ★★ 4.7


【TV本編25話の構成】

 (1)生っすか!?司会の3人=計8話(春香メイン4話、千早メイン3話、美希メイン1話)
 (2)他のアイドル回=計8話(雪歩、やよい、あずさ、亜美&真美、響、真、律子、貴音・・・各1回)
 (3)メインなしの全員回=計9話

【なぜ春香がいつも中心にいるのか】

春香のみ→親和動機に従って行動。常に他の11人のアイドル達を見ており、彼女らの心を気遣っている。
他の11人→個々の達成動機に従って行動。

一人ひとりが強い個性をもって輝いているアイドル達だからこそ、彼女らの輝きが互いにバッテングして曇らないように常に配慮する人が必要であり、一義的にはその役割はプロデューサーが負うが、彼一人の働きではそうした役割を全部果たすには無理がある。

→そのため、別に自分の仕事でもないのに、そうした役割を自然に果たしてしまう春香の存在が貴重になってくる。
→TV本編をじっくり見てみると、春香とプロデューサーの考えや行動がよく一致していることに気づく。
→プロデューサーは雪歩・千早・美希らを励ましサポートしているが、彼が困難に陥り意気消沈している場面では、春香が彼を励ましている。
→そして春香も、表には出さなくとも実はプロデューサーを心の支えにしていて(第20話)、それがラスト手前の本作品中最もドラマチックな展開につながってしまう(第23話)。

【結局、アイマスの魅力とは?】

①アイマスが、このTV版の制作時点で既にゲーム稼働から6年目に入っていた長寿コンテンツで、新人アイドル12人+先輩アイドル1人の13人のひとり一人が、制作期間の短い単発のアニメ作品ではあり得ないレベルの明確な個性(あるいはアニメながらに人格といってよいようなもの)を持つ存在としてキャラ自体が育っていて、その感情描写や心理推移が的確で説得力が高いものとなっているばかりでなく、

②彼女らひとり一人を活かし成長させていくには、一体どのような周囲のサポート(※プロデューサーや事務員の小鳥さんらの貢献etc.)や彼女達アイドル内部の条件が必要なのか(※春香のような常に親和動機を優先する隠れたリーダーの存在ec.)という、アイドルに限らずスポーツ・部活ものなど一般に「成長もの」とされるアニメ・ジャンルに潜伏する普遍的なテーマについて、「一人ないし数人の絶対的なヒーローorヒロインの成長」だけを描き出したり、あるいは「チームワークや友情をただ単にスローガン的に強調する」だけの月並みな作風の作品よりも、論理的にも情緒的にも一段も二段も高い視点に立って作品が構成されている点

に、実はこの作品の本当の魅力があるのではないか。

⇒この②の点は、続編映画「輝きの向こう側へ!」の方でより明瞭に具体的に描き出されているので、本作のラスト手前3話(第22-24話)がどこか心に引っ掛かる方は、引き続きそちらを視聴することをお勧めします。

(この項さらに考察が必要)

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※注記(2014.12.30)

NHKラジオ第1(カウントダウン・アニメヒロイン:2014年12月29日放送)の結果

1位:天海春香(アイドルマスター)
2位:浅倉南(タッチ)
3位:キャンディ(キャンディ・キャンディ)
4位:ハイジ(アルプスの少女ハイジ)
5位:ナウシカ(風の谷のナウシカ)
6位:オスカル(ベルサイユのばら)
7位:メーテル(銀河鉄道999)
8位:木之本桜(カードキャプターさくら)
    マミ(クリィミーマミ)
10位:ラム(うる星やつら)
    岡ひろみ(エースをねらえ)
    サリー(魔法使いサリー)

NHKラジオ番組『渋谷アニメランド』一般参加の人気投票の結果
http://blog.livedoor.jp/aatyu/archives/1838797.html

◇「わたしの大好きなヒロインたち」の順位(2013/01/02)
 ※カッコ内は作品名と得票率。

1位 天海春香(アイドルマスター 44%)
2位 暁美ほむら(魔法少女まどか☆マギカ 14%)
3位 フェイト・テスタロッサ(魔法少女リリカルなのは 12%)
4位 木之本桜(カードキャプターさくら 10%)
5位 平沢唯(けいおん! 5%)
6位 御坂美琴(とある魔術の超電磁砲 4%)
7位 鹿目まどか(魔法少女まどか☆マギカ 4%)
8位 朽木ルキア(BLEACH 3%)
9位 涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒの憂鬱 2%)
10位 綾波レイ(新世紀エヴァンゲリオン 1%)

投稿 : 2025/03/29
♥ : 81
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

765プロ!ファイト!オー!(76.5点)

全25話。
ゲーム原作。原作にストーリーはない?のでほぼオリジナル。

個人的満足点:76.5点
アニメ系統:アイドル青春群像劇

13人の女の子がアイドルを目指す。
今期期待のくぎゅ枠。
ただただくぎゅう見たさに見始めたわけではあるが、なかなかのアニメ。
始めはもっとくぎゅうを出せと思っていたのではあるが、
いつの間にかどうでも良くなっていたw
皆なかなか魅力的なキャラたちだった。

ただキャラが多すぎて覚えるのが大変なのが玉に瑕。
そして、どうしてもキャラの掘り下げに時間がかかるので前半は少々退屈な回もある。

しかしながら11話以降ぐんと話が盛り上がってくる。
ここからは、いよいよアイドル活動が本格化。
アイドルを目指しながら、色々な障害を乗り越えていく。
そんな中で事務所のメンバーとの友情などが描かれていて涙腺を刺激する。
おっさんも最近涙腺がゆるいのか最終話付近は泣きながら観てたw

音楽は前期後期ともOPが良曲。
毎話色々なキャラソンも出てきて贅沢な作り。
作画もダンスシーンなど秀逸。
カメラワークなどは絶妙。
演出もなかなかの出来。

全体的にレベルの高いアニメだった。
青春群像劇のような物がお好きな方にはお勧めできる作品。


と、簡潔にまとめてみたが
つまり、何が言いたいかというと

いつの間にか、はるかに釘付けだったw


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以下、各話の感想
ネタバレを含む場合があるので
未視聴の方はスルー推奨


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ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 67

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

映画が始まるので予習として見直してきました♪

ストーリーのあらすじは
弱小事務所に所属するアイドルの卵たちの
サクセスストーリー。
とにかく登場人物が多く原作を知らない人には
キャラを把握するまでが大変です。
人数を絞ってもっと掘り下げるやり方も
あったかとは思いますが、
恐らく制作サイドの意図としては、
原作ファンを幅広く取り込む為に
あえてこのやり方にしたのでしょう。

第2話以降特定の人物にスポットを当てた
ストーリーで構成していきますが、
話によってはちょっと退屈に感じるところもありました。
恐らくその時メインのキャラが好きな人には
楽しめたのかもしれませんが、
キャラに思い入れがない人には
ちょっとつまらないときがあるかもしれません。

原作のゲームだとプロデューサーと
恋愛的なイベントがあったり
さまざまな困難をアイドルとプロデューサーが
協力して乗り越えていくみたいな感じなんですが
アニメの方は仲間のアイドル同士で
困難に立ち向かうって感じみたいです

僕としてはプロデューサーが
もっと活躍してもいいかなとは思いましたが
アニメとゲームは別物として
アニメはアイドル達の活躍を
見て楽しむのが正解なんでしょうね

音楽に関してはEDの音楽と映像が
毎回違っていたところにスタッフの思い入れが
伝わってきました。
第23話のインスト曲+静止画(最後春香アップ)
という演出は素晴らしかったです。
ライブシーンも見どころの1つで沢山の作中歌があります。全曲良作とまでは言い切れませんが、
贅沢な作りだったと思います。

予備知識なくアニメを視聴した人でも、
丁寧な作りで、初見でも入りやすいような構成だった。

特筆すべきは作画、演出の細かさ。
監督、スタッフがキャラクターに関して
深い理解があってこそ生まれる演出、表情があり、
非常に丁寧に作り込まれている。
更に、アイドルマスターの重要な要素の歌が
絶妙なタイミングで挿入歌として流れるのも心地いい。
またライブシーンもCGに頼らず絵で表現されていることで、それまでの雰囲気を壊すことなく見ることができた。
特に第25話のライブシーンは出来は圧巻。

ただキャラクターによっては、
当番回(そのキャラにスポットを当てた回)の活躍、
出番に差があったりと、
人数が多いのである程度は仕方ないが、
気になった点ではあった

あとアイドルマスターに詳しいファンの人だけ
わかるような細かいネタもあって
(中の人である声優ネタとかも)
結構凄いなって思った
本当にこの作品が愛されて作られているのが
わかる程の出来であった

個人的に僕は千早が一番好きなんですが
20話と21話の千早の歌と話が
めちゃくちゃ好きだった
ファンとしても満足できる出来だった

最後に映画化おめでとう!
僕も一応観に行く予定なので
映画も楽しみです♪
映画の方も観たら感想を
書きたいと思います!

投稿 : 2025/03/29
♥ : 63

77.1 6 心温まるで女子高生なアニメランキング6位
貧乏神が!(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1410)
7502人が棚に入れました
才色兼備だがタカビーで自分勝手な超絶ラッキーガールの市子と、その彼女に取り憑いた脱力系の貧乏神・紅葉。幸か不幸はふたりは出会ってしまった!! 愛も友情も信じない孤独な女子高生の市子は、様々な出会いを経て“本当の幸福”をゲットできるのか――?

声優・キャラクター
花澤香菜、内山夕実、内山昂輝、戸松遥、下野紘、川原慶久
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ただのハイテンションパロディーアニメと思いきや、ちょっと深イイ話じゃないの!

原作未読です。

主人公の市子(いちこ)は、超が付くラッキーガールなうえに、周囲から幸福エナジーを吸い取ってしまうという特異体質の持ち主だった。
そのままでは周囲の人がどんどん不幸になってしまう。
そこに貧乏神の紅葉(もみじ)が現れる。
市子からあり余る幸福エナジーを奪い、あるべき所へ返すのが彼女の目的。
そして、それに対抗する市子。
このふたりが、周囲の人を巻き込んで織りなすハイテンションコメディーです。


見ていて元気になれました。

とにかくテンションが高く、躍動感がいっぱいです。
キャラクターも個性がたっぷりです。
ネタバレレビューを読む

いたるところにパロディが使われているのもポイント。
パロディの選択は有名がほとんどなので、アニメ初心者の私でも十分理解できました。
ブ○ックジャック、ドラ○もんやド○ゴンボール……まだまだたくさんあります。

アニメに限らず、映画やテレビ番組のネタも出てきます。
嵐のようなギャグと数々のパロディ、あまりの勢いの良さに、あっという間に1話が終わります。

OPテーマ「Make My Day!」も、勢いがあって耳に残る印象的な曲でした。
しかも、男性が歌っていると聞いて驚きです!


しかし、ただ勢いがいいだけのギャグアニメではありません。

「もし、周りの人間の幸せを奪い取ることができたなら、本当に幸せになれるのか?」

そんなテーマがこめられています。


ちょっと、人口100人の村を想像してみてください。
村の外との出入りはできないとします。

あなたは、その村の大地主です。
食べるものも住むところも遊ぶものも、すでに一生分持っています。
したがって、お金を使う必要はありません。

しかし、あなたは地主。
土地代として、村の住人からお金を巻き上げていきます。
……そうするとどうなるか?

最終的には、村の全財産を持っているあなたひとりが残りますよね。
しかし、あなたはお金を使わなくても生きていけます。

この場合、誰かがあなたにムリヤリにでもお金を使わせなければ、あなたひとりを残して村は滅びてしまいます。
そして、村が滅びれば、お金は全く無意味なものに変わります。

お金の総量が一定なら使うからこそ価値がある。

同様に、幸せの総量が一定だと考えれば与えるからこそ価値がある。
そのために遣わされたのが貧乏神の紅葉と考えれば、彼女のとる行動に納得がいくと思います。


肩の力を抜いて笑える作品なのですが、設定が面白いです。
じっくり見れば、深い考察ができそうな作品です。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 69
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

<最終話まで視聴完了> きっとパロディに頼らなくとも面白い物語にできた 

<最終話まで観ての感想>

拾いきれないほどのパロディ満載で素直に大笑いして観ていた。
最初のうちはそのハイテンションぶりに、ついていけるか不安だったけれど
感動できるエピもあったりで、どんどん惹き込まれた。

観終えてみると、笑った後のすっきり感はあるものの、
何かが足りないような気もして。
それはもしかしたら、パロディに笑いを頼りすぎてしまって
本題の物語が少々薄くなってしまってたからなのかもしれない。
でも、市子と紅葉の距離感というか向き合い方は、2人きりのときより
嵐丸が入った3人でのほうがより色濃いものとなり
おもしろいと思ったし、他の貧乏神仲間もキャラが濃くて楽しかった。

で、個人的にはやはり、紅葉のほうが好みかなw

ネタバレレビューを読む

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<9話の感想>

テニプリ、エースをねらえ、ジャイアントロボ、ベルばら、
ワンピースのルフィにそれから・・まだまだあったぞw
あのゴリラはFateのバーサーカーを匂わしてたりもするし
試合中も、もうパロディ満載。
どんどんやっちゃって~と遠巻きに大笑い。
2部では料理対決。ジャッジは紅葉の働き振りを監視するよう
仰せつかった黒百合という貧乏神。
ストーリー展開としては特に進展がなかったけれど
相変わらずの面白さだった。
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<8話の感想>

トラウマは少なからず誰にでもあることかもしれない。
でも、それを人に言えてしまう人と、言えない人がいる。
前者は比較的もう立ち直れていて、心もオープン。
後者はまだ引きずっていて、心に鍵をかけている。
傍から観ている印象とはまるで違う過去や傷痕を持つ人の
その印象と中身のギャップが大きいほど、傷も大きいということ。

今回はそんな市子を全面的に受け入れ守ろうとする嵐丸の友情が
とても清々しくて良かったし、2人ともに共感する部分があって泣けた。

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<7話までの感想>

いろんなアイテムのおかげで市子が幼少化したり、
同級生が助かったり。
相変わらずのハイテンションでバカバカしくも面白い展開の中
時々ほろっとさせられてしまう。
気楽に、心全開で観てるからなおさら敏感になるのかも。
登場人物もだいぶ揃ってきたようで・・
今後どう展開していくのか、原作も知らないからまったく読めてません~
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<4話までの感想> 幸福エナジーと性格は無関係

視聴を始めたばかりなので☆評価は触らずに未定。

天が2物も3物も与えたのだとしか思えないような人物って確かにいる。
だけど本当にそうだろうか?外見も良く教養もあり、品性も高く
会話上手な人がもし、本性を表した性格は最悪で腹黒かったら。
むしろそのほうが真実味があって、人間らしいと思う人も多いかも。
人間というものの愚かさと憎めなさはそこにあるような気もする。
人類のすべてが幸福ならそれが一番なのだろうけれど
幸福感や不幸感というものは、あまりに個人の価値の差があって
一概に推し量れるものではない。

そんな想いを踏まえた上で、このアニメ作品を視聴してみると
なかなか興味深くて面白い。

幸運で恵まれすぎている桜市子という高校生のもとへ、
世間の幸福エナジーバランスを乱す彼女を普通の人間にするために
貧乏神界からやってきた貧乏神・紅葉が出会ったことにより
さまざまな騒動が巻き起こされる物語のようなのだが、
ただそれだけの単純なものではなさそう。

貧乏神も仕事という視点から外れ、自分自身の目で市子の日常を
見てみたとき、きっと何らかの心変わりがあるはずだし
厄介者扱いしていた貧乏神・紅葉の何らかを知ることで、市子の心にも
おそらく何かが生じていくはずだ。
だって、幸福エナジーを吸い取れば世間の幸福が均等になるなんて道理、
実際はそれもまた、偏見のひとつに過ぎないからね。

隣の芝生は青い・・・傍から見てすごく幸せそうに見える人、家族、カップル。
でも内情はすごく冷え切ったものがあったり、計算があったり、
真相は本人たちでさえわからない部分があるほどなのだ。
逆に、自分は不幸だと思い込んでいる人も、実際は日々色々なところで
誰かに助けられていたり、命すら救われていることがあるわけで、
そのことに気づけているかどうか、で大きく価値が変わるしね。

そういう意味で、市子の周囲のいろいろな人間たちが登場し、
人生の裏表、悲喜こもごもを今後見せてくれつつ、
ほんとうの幸せとはどういうものなのか、
ほんとうの貧乏というもはどういうことを指すのか、
面白いギャグを投入しながら解き明かしてくれたらいいなぁと期待している。

ただ、今のところ観た限りでは、市子の幸福エナジーが多いからといって
彼女の性格が悪いというわけではなく、お嬢様にありがちな言動はあるものの、
実はとても人情に厚い部分があったり、やさしさも垣間見えていて
今後も何か起きそうな予感・・っというのが好感触。

でも、もしかして1クールなのかな?そうなると描ききれるか心配だ。

ところでこの作品、けっこうわかりやすいパロディーが面白い。
アニメに限らず、人気のTV番組やCMだったり、さまざまだけど
じっくり思い出せば思い出すほど、意外に奥が深く描かれていて
ちょっと感心してしまう。

ちなみにキャラデザは、市子のかわいさよりも、
貧乏神のクールな顔立ちのほうが個人的には好み。
ただ、あの服装は・・・「ないわ。。」だけどね(笑)

ということで今後も視聴続行。毎回の感想は書かないつもりだけど、
自分が記憶しきれないこともあるので、何話かに一度まとめてみたいと思う。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 64

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

終始、笑い・楽しませてくれる作品でした♪♪

1話見た時から、これは面白いかもって感じてて結局最後まで見てしまいました(*´∀`*)

特に花澤さんがいきいきと声を演じていらしたので
それも面白いさをアップさせたかな??♪

物語は貧乏神の紅葉が、一際幸福エナジーを持ち、周りを不幸にしてしまう市子から幸福エナジーを集めるといった話なのですが、その趣旨を忘れた展開が多くて、しかもそれが笑えたりできるので、そこはジャンプ作品でした♪♪

あと、サブキャラが面白すぎてどうしようかと思いました(笑)

てか裏紅葉ちゃん凄く良かったですねヽ(^。^)ノ!

投稿 : 2025/03/29
♥ : 53

94.5 7 心温まるで女子高生なアニメランキング7位
ゆるキャン△(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1853)
7392人が棚に入れました
1人でキャンプをするのが好きな女子・リンと、キャンプ初心者・なでしこの出会いからはじまるアウトドアコメディ。本格的なキャンプのノウハウをゆるく楽しげに描く。

声優・キャラクター
花守ゆみり、東山奈央、原紗友里、豊崎愛生、高橋李依、井上麻里奈、大塚明夫
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アーユーハングリー!?

きららフォワード連載、
女子×アウトドアの日常系ストーリー。

山梨県近郊を舞台として、
女子高生たちがアウトドア生活を送る様を、
緩やかに描いています。

焚火をして、お鍋をして、
満点の星空を眺め、友達と夜更かしをする。
サイクリング、ソロキャンプも楽しそうだ。
街の喧騒を離れ、気忙しい毎日を忘れ、
日頃の疲れを癒してくれるのでしょう。
主題歌が爽快で素敵な楽曲ですね。

冬キャンプは空気が澄んでいるので、
景色が遠くまで綺麗に見えるのです。
賑やかな夏も好きだけど落ち着いた冬もいい。
ネタバレレビューを読む

泰然自若と生きる、なんて素敵な時間でしょう。

最終話視聴追記。
彼女たちと旅を楽しむ緩やかな時間、
時間とは相対的なものなのでしょう。
ネタバレレビューを読む

秋の紅葉、雪景色、満点の星、
どんな言葉より、一杯の珈琲には敵うまい。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 131
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

日常ほのぼの系のキャンプ+飯テロアニメ

原作未読。最終話まで視聴。

私のような、キャンプ未経験者にはキャンプの魅力を分かり易く教えてくれる作品。
キャンプ大好きな人にはあるある系の作品になるのかな?

あと、”かなりの”飯テロアニメでもある。

ゆる~く、まったり。それでいて心が温まる作品です。

背景良し、キャラデザ良し。
OP・EDとも作品の雰囲気にピッタリです。

特筆すべきは、声優陣のテンポの良さでしょうか。
会話のテンポが軽妙で、視聴していてとても心地良かったです。

『いつまでも見ていたい』
『いつまでも見ていられる』
そんな作品です。

迷わず、お気に入りの棚へ直行です(笑)

【以下は、各話レビュー的な「何か」です】(笑)
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 120
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

“冬はつとめて” 変わらず続く美意識の発露

原作未読


メセボでもご推薦いただいたり、皆さんの2018年BEST10も拝見しながら視聴に至った作品です。2期やることも決定しましたしね。

個人的にはきらら系は2018年夏の『はるかなレシーブ』に続き2作目。『けいおん』『ひだまりスケッチ』『がっこうぐらし』等々視聴の優先順位は未だ上がっていない・・・そんな私です。
なお、アウトドアはみんなでわいわいが基本。そこそこの資材揃えて家族でGO。もしソロならフェス込みのアウトドアイベントに足を運ぶでしょう。

アウトドア経験の有無やスタンス、日常系空気系の嗜好度合いなどによって捉え方が変わりそうな題材にもかかわらず多くの支持を集めたのってなんだったんでしょうね?
タイトル『ゆるキャン△』そのまんまの、タイトル詐欺なし、看板に偽りなし、の良作でした。
高校生がキャンプをするだけの話なのですが、きらりと光るポイントが複数あり、まったく飽きることなく完走です。


1.冬キャンプとそれに自然体で臨む彼女たちとの組み合わせの妙
この作品の魅力の最たるもの。夏だと台無しだったんじゃないかな。冬は防寒対策等で備品購入費用が跳ね上がるため手つかずでしたが、本作を観ると行きたくなりますね。冬枯れの景色と雑踏とは無縁の静謐さがもたらす魅力といったらいいのでしょうか。とりわけ早朝の描写が素敵です。彼女らの目を通して私たちも擬似体験ができました。
また冬だからこそ、温かいご飯や温泉のありがたみが伝わってきます。ネタバレレビューを読む
そして冬イコール厳しい環境であることはキャンパーの数からわかるように想像に難くありません。それなのに主要キャラの面々が構えることなく極めて自然体で向き合っています。ギリギリ「冬なめんな!」と言われる手前の準備をしてです。
厳しくも美しい冬景色と自然体な彼女らの組み合わせが醸し出す空気は深夜まったり観るのに最適だったと思います。

2.各務原なでしこ(CV花守ゆみり)、志摩リン(CV東山奈央)、犬山あおい(CV豊崎愛生)、大垣千明(CV原紗友里)、斉藤恵那(CV高橋李依)の距離感が良い
適度な距離感なんです。キャラ毎の性格を散らしていることはもちろんなのですが、自分の意見を抑えることなく相手に伝えることは伝え、利益相反ありそうならそれ以上いかない。
“ゆるふわ”一辺倒ではなく、相手のことわかってるなぁ・思ってるなぁと感じられる心地よい会話のやりとりになってます。
ネタバレレビューを読む

3.演出特に音楽が良い
OPの「SHINY DAYS」イントロがJackson5の「I Want You Back」インスパイア系ですね。モータウン系列楽曲のグルーブには血が騒ぎます。
劇伴をすごい良いと感じたのは久々かもしれません。バグパイプ使ってると思うのですが、ケルト系の香りがする劇伴がめちゃくちゃ合ってます。特に朝。その他ギター一本、ちょっとだけハーモニカ。練られてそうでシンプルに聞こえる優しい音楽が全編流れてます。

4.志摩リンに味わいがある
だいぶモノローグ多めだったと思います。少なめの掛け合いでのボケツッコミも素晴らしいのですが、こういった無口なキャラってたまにデレてくれればOK!で終っちゃうじゃないですか。
それが回を重ねるにつれて、いろんな顔を見せてきます。寡黙な女の子として処理されなかったこと、予定調和のキャラ設定内に留まらなかった意外性などなど、本作でのお気に入りキャラNO.1です。

概ねこんなところが自分には刺さりました。

その他、1,000円の攻防など身の丈にあった関わりぶり、あおいの「嘘やで~」、ネタバレレビューを読むメッセのゆるいやりとり等ほっこりポイントは日常系の強みでしょう。
アウトドアのチュートリアルを大塚明夫さんのナレーションで語る演出も作品に合ってましたね。


ネタバレレビューを読む

美しいことはいいことだ。癒されるってこういうことなんですね。観て良かったと思えた作品です。



※閑話休題
どうやら癒しを求められる日常系空気系と呼ばれる作品群のなかでも、“ゆるふわ”+αのα部分で光るものがあると自分もイケるようです。
ちょっときらら系の食わず嫌いは改めようかと思う今日この頃です。




視聴時期:2019年1月

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2020.03.24追記

スピンオフ『へやキャン△』放送。最終話放送日に2期について告知あり。
2021年1月開始とのこと。
そういえば実写もなかなかでした。しばらくこのコンテンツ楽しめそうです。


2019.01.18 初稿
2020.03.24 追記 
2020.10.18 修正

投稿 : 2025/03/29
♥ : 117

82.2 8 心温まるで女子高生なアニメランキング8位
ふらいんぐうぃっち(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1301)
6008人が棚に入れました
青森の親戚の家で居候をすることになった15歳の魔女・真琴と、彼女を取り巻く少年少女の日常をコミカルに描く物語。

声優・キャラクター
篠田みなみ、鈴木絵理、菅原慎介、葵井歌菜、三上枝織、日野まり、井口裕香、佐倉綾音、茅野愛衣、小澤亜李
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

魔女のいる日常

原作未読。

個人的には今期一押しかも・・・。

日常ほのぼの系。
ちょっと異色なのは主人公が魔女で、主人公の周りの人たちが魔女に寛容であること。

物語の舞台が『青森』っていうのも面白い。

特筆すべきは声優さんの贅沢遣いでしょう。
ネタバレレビューを読む
ちなみに3人とも、セリフは『鳴き声』だけです・・・。
主人公の声優さんはアニメ初主演なのに、脇役でこの贅沢遣いとは、恐るべし。

OP、EDとも良曲。
作画は非常に綺麗で、最後まで一切乱れず、視聴しやすい。
それに登場人物が全員可愛い。
物語も最後まで安定して面白い。

日常ほのぼの系がお好きな方には、おススメです!

投稿 : 2025/03/29
♥ : 115

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

既に早朝アニメ、だがそれが合っている…?(← 本放送時の話です)

原作未読です。

放送時間帯ですが、もはや深夜を通り越して早朝と言って良い時間帯に放送されています。

最終回は1話前が放送休止で1週跳び、最終回は11、12話1時間スペシャルとなり、しかも野球の放送延長で放送時間が遅れました。この作品らしい状況でしたがめでたく最終回を迎え無事視聴終了。

個人的にはとても面白く観ていましたが、どこが面白いのかとても説明がしにくい感じです。

主人公が魔女なので魔法絡みのエピソードもあるわけですが、単なる「東北の田舎の日常」的なエピソードも多々あります。

ただ、魔法絡みのエピソードも「魔女にとっての日常」というスタンスで描かれるのが本作の特徴かもしれません。

例えば主人公の真琴を含め魔女は黒猫のチトなどの使い魔と会話しますが、魔女サイドの言葉は聞けても使い魔側が何をしゃべったのかは視聴者には直接はわかりません。

返事から内容を想像したり、他の人物が何を言ったか訊いたときに魔女側が説明するのを聞かないといけないのです。

あるいは普通の人間には魔法で不思議なことが起きていることになるのですが、魔女には当たり前のことだったりします。

これが千夏ちゃんをはじめとする作中キャラたちへの共感を生んでいる気がします。

魔法以外の要素は人間や動物たちの行動を観察した結果なのか、登場人物たちの行動に妙なリアリティがあるのが面白く感じます。

追記:
1: 『さまよえるオランダ人』(Flying Dutchman)からの連想で、タイトルは「さまよえる魔女」の意と取れなくもない。

2: 「真琴と千夏のダブル主人公」と考えた方が良いのかもしれない。

[変更履歴]
2016.5.24:
作画の評価を5にupします。猫のチトさんの動きとか田舎の風景とか、もう神レベル。あとこれは本来演出面の評価かもしれないけど、登場人物の私服に手抜きがなくて素晴らしい。

2016.6.27追記:
けっこう食事を作るシーンが出てくる作品でしたが、食べ物はどれもおいしそうでした。

2017.7.3追記:
tvkでの放送情報追加: 2017/7/7(金) 25:00~25:30

2017.9.6追記:
9/8に原作6巻が出ます!

2017.10.24追記:
*tvkでの再放送はとっくに終わっていたので、レビュータイトルを変更。

原作6巻、面白かったです。ちなみにアニメでは原作4巻途中くらいまでのエピソードを使っています。仮に2期目があるとしても、原作7巻くらいまで出ないと無理ですかね…。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 110
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

コンクルシオ

<2022/2/27 追記>
一期はからもう6年近く経ってるんですねぇ。
アニメ一期は原作4巻ぐらいまでだったはず。
そして今は10巻まで出てます。
そろそろ2期欲しいですよね。
6年間、正座して待ってるけどそろそろ足が痺れてきましたよ。
また朝4時の放送でもいいからなんとか。。

<2019/10/31 追記>
原作8巻読んだのですが。
のんびりの雰囲気はそのままに魔法要素増えてました。
やはり面白いっすよ、これ。
杏子の通う学校が意外すぎる!

ところで前から薄々感じてたんですが
この作品、「アタゴオル・シリーズ」になんか似てるなー。
雰囲気というか空気感というか世界観というか。
アタゴオルはコテコテのファンタジーですがでもある意味日常ものですし。

ふらいんぐうぃっち気に入った方はアタゴオルシリーズもおすすめかも。

<2019/5/3 追記>
昨日、ドトールでぼーっとコーヒー飲んでた時のこと

ふと横を見ると隣席を隔てる衝立にナナホシテントウが・・・
自分の顔から20cmくらいの衝立の表面をトコトコトコトコと

奴は可愛いですね。

喫茶コンクルシオ思い出しました。。


<2017/9 初投稿>
魔女の女子高生が修行のために青森県弘前市の親戚の家に
居候する話です。

魔法少女とか魔女っ子ではなく、ケルト風な自然信仰っぽいかなりオーソドックスでレトロな方の魔女。


いわゆる日常系。ほのぼの。
物語の起伏は恐ろしいまでに乏しいのですがそれがまたいい。

そして・・・ネタバレレビューを読む

さらに、風景の一つ一つ、エピソードの一つ一つが全て安心。
音楽も、アコースティックな優しい音色が耳に心地よい。

弘前市の田舎の描き方もいいですね。
うっかり住みたくなります。
青森の西側の豪雪っぷり考えたら住んだら大変なんでしょうけど。

ところで。
これだけ癒し系なのに女性にはあまり人気ないんですよね。
例えば真琴のボディラインが妙に強調されてるような気がするのだけど、やっぱりそういうの女性にはあまりウケがよくないんでしょうか。
あんだけキャラがぼーっと平坦なんだから、体型ぐらい凹凸あってもいいじゃない、とも思うんですが笑。

「明日も仕事だ嫌だな」という時にちょっと観るのに最適な作品です。

<2017/9/25追記>
今日うっかり原作大人買いしてしまいました。
原作はさらにさらっとしてますね。

<2018/4/21追記>
女性からの人気が少ない理由、男性がほとんど出てこないからですね。
原作でモツ焼きパーティするシーンがあるんですが、そこでお母さんの「あら!女の子ばっかり」という台詞でようやく気がつきました。
そりゃそーだわ。と納得。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 89

78.0 9 心温まるで女子高生なアニメランキング9位
甘々と稲妻(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (930)
4638人が棚に入れました
ひとり娘と二人で暮らす高校教師が、ふとしたきっかけから教え子の女子高生と三人でごはんを作って食べることに。三人とも料理はまったくできないけれど、美味しいごはんはとっても大好き! あったかくって楽しいひとときが、きっとあなたを夢中にさせる!

声優・キャラクター
中村悠一、遠藤璃菜、早見沙織、戸松遥、関智一、新井里美、茅野愛衣、久我心麦、安藤紗彩、鶴翔麒
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

名作の予感しかしない!

原作未読。

日常ほのぼの系に料理をミックスさせた、見ているだけでほっこりして、お腹が空いてしまう作品です。

つむぎちゃんの「おとさん、おとさん」を聞くだけでもほっこりしてしまいます。
個人的な神回は第7話。ネタバレレビューを読む

声優陣も神がかり。
特につむぎちゃん役の遠藤璃菜ちゃんの見事な演技は必見です。

というわけで、お気に入りの棚に直行です。


最後に、最後まで意味が分からなかったタイトルの『甘々と稲妻』
優しいおとさん(甘々)と怒ったおとさん(稲妻)って解釈でもいいのかなぁ?

投稿 : 2025/03/29
♥ : 68
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

萌えはなくとも癒しがある! OPは2016夏アニメ屈指の中毒性♪

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
料理アニメというより、料理をひとつの触媒にした、あったかホームドラマ。今までにないタイプのすごく素敵な、心あったまるアニメでした♪ なんか、子供がほしくなるな(苦笑)

タイトルだけ観たときは、「エクレア(パティシエ)アニメ?」と思いましたが、全く違いましたね(笑)
私は料理(主に独り呑み用のつまみw)が趣味なんで、料理が出るアニメは好きです♪ OPは耳に残る可愛い感じで、脳内再生率は2016夏アニメ一番ですね♪

[2016夏 個人内ランキング 5位]

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む


【料理の蛇足だらけの各話感想w】
ネタバレレビューを読む

【蛇足2 相田みつを】
ネタバレレビューを読む

【超蛇足3 原作者の名前ってw】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 59
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

親不在の教え子宅を夜な夜な訪ねる独身教師の話

原作未読


そこそこ話題に上り、評価も一定数あって気になってた作品。
しかーし、、、サムネを一瞥し「幼女もんか~!?微妙」と敬遠もしていた作品。
積極的にはいかなかったかも。ケーブルテレビの再放送がきっかけです。

あらすじは省略。


 ・ごはんおいしそう&おいしそうに食べてて素敵

 ・小っちゃい子かわいいな~


これだけでシロ飯三杯いけ…いや満足できそうなところメインディッシュは以下、


 ・親子の絆を描く


まあその通りです。それでもちょっと足りない気がします。
絆の背景にあるものが各々抱えてる痛みであったりと現実感のあるものでした。
絆の種類が痛みの共有そしてそこからの回復であったことで深みが増しているような物語です。


■三者のリアル

・犬塚公平(CV中村悠一)
男やもめの子育てでその局面ではそう考え行動するだろうにいちいち納得。

・犬塚つむぎ(CV遠藤璃菜)
未就学児の生態そのまんま。現役子役でもあるCVさんの演技が秀逸。

・飯田小鳥(CV早見沙織)
ほんとは実母と食卓を囲みたかろうにおくびにも出さないその慎ましさに敬服。


やや小鳥がアニメ的デフォルメキャラっぽいのはあるものの、全12話通して繰り広げられたやりとりに違和感はありませんでした。

そしてこの三名が醸し出す空気感が良いのです。見方を変えれば変な話、


 親が留守にしている教え子♀宅に独身教師♂が夜な夜な出かける話


と言っても嘘ではありません。なにも事情を知らなければ誤解生じまくりなわけであります。
実態はもちろん違います。当人たちでしかわからない関係性のようなものがあって、それが視聴者に伝わってくる。

まさに“観てみないとよくわからん”作品です。
サムネ幼女目当ての方はそのままLet's go!
むしろNGな方こそ、幼女全面推しではない作品ですしイケると思いますよ。サムネ無視しましょう。
ちなみに私にとっては“おいしそうな食事”“つむぎ”もしかすると“小鳥やしのぶ(CV戸松遥)らJK”“それと関さん”はメインディッシュにはなり得ませんでした。



■ぶっちゃけ“おとさん”しか見てなかったかも

“おとさん”犬塚公平の娘つむぎへの接し方がいちいち刺さりました。

ネタバレレビューを読む

それ以降も子供と向き合わなければならない局面での戸惑いや抱く感情や葛藤の種類。順を追って描かれてたり、公平もつむぎも小鳥も各々徐々に変化していくさまも無理なく追っていたり、視聴中は心地よい時間が流れておりました。
ややおとさん視点での展開はざっくり後述の通りかも。※ネタバレで畳みます


ネタバレレビューを読む



わりと地味めの作品かとは思います。
三人が醸し出す心地よい空気感とちょっぴり胸が痛くなる親子のやりとり。サムネで誤解しちゃってすみません、な良作でした。

OP「晴れ晴れファンファーレ」ED「Maybe」。陽気なOPとしっとりEDの組み合わせも奇をてらったものではありませんね。手堅いです。



※オマケ

■声優さんのお仕事

1.え!?早見さん二役じゃないの?

劇中アニメの“マジカル”さん役はてっきり早見さんだと思ってました。山口立花子さんという方らしいです。


2.小学生のお子さんがいるご家庭には

小鳥の同級生役で戸松遥さん。公平の友人役で関智一さん。
「これってケータくんとウィスパーなんだぜー」
とドヤするとわりと反応があります。
ネタバレレビューを読む



視聴時期:2019年7月~2019年9月 再放送

-----


2019.08.24 初稿
2019.09.27 追記
2020.03.09 修正

投稿 : 2025/03/29
♥ : 57

69.7 10 心温まるで女子高生なアニメランキング10位
BAMBOO BLADE バンブーブレード(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (645)
3816人が棚に入れました
室江高校の剣道部顧問、「コジロー」こと石田虎侍は、その日の食事にも困る貧乏生活の日々を送っていた。そんなある日、高校時代の先輩である石橋賢三郎から練習試合の話を持ちかけられる。それも、石橋が顧問を務める町戸高校剣道部に勝ったら、石橋の実家の寿司屋で「1年間寿司食べ放題」という条件付で。即諾したコジローだが、5対5の練習試合をするには、室江側は部長の千葉紀梨乃以外は受験引退したか幽霊部員という有様だった。

コジローは翌日から早速、5名の女子部員を揃えようとアテを探していたところ、ある女生徒が竹ぼうきで難無く複数のボール(と教頭)を打ち返すのを目撃。何としてでもその女生徒を剣道部に入部させようと試みる。

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

剣道少女

スポコン一直線ではないけど、某バンドアニメみたいに練習しないでお茶飲んでばかりでもない。
悪く言えば中途半端。ただ個人的には、適度なユルさと真剣味・熱血のバランスは絶妙でした。
部員集め、練習、他校との練習試合に合同合宿、大会での試合・・・などを通じて
キャラの成長が描かれます。部活モノとして真っ当なストーリーと言えるでしょう。

原作では顧問のコジローが主人公ですが、アニメの主役は5人の剣道少女。
コジローのドラマもありますが、アニメでは5人を見守る立場にいる事が多いです。
動きのあるアニメで少女5人を全面に押し出すのは良い判断。華やかですもんね^^

声優のキャスティングも良かったです。
タマちゃん役の広橋涼の熱演、ダンくん役の石田彰のフリーダムな演技などは見所。
一番驚かされたのはキリノ役の豊口めぐみですね。
ブラックラグーンのレヴィの印象が強かったもので・・・これぞプロ。声の幅ホント広いですわ。

珠姫「ブレイバーは・・・家族です(キリッ 」
タマちゃんマジオタク少女w 谷口悟朗監督を尊敬してるなんて好感持てますねw
なお、これはアニメ版のみの設定(谷口監督と縁のあるスタッフが多いので。原作では宮崎駿)
まあタマちゃんはアニオタというより、特撮オタなんですけどね。
それにしても劇中劇「ブレイドブレイバー」がプッシュされまくり。ちょっとしつこかったかなw

物語後半はオリジナル展開。あまり評判は良くないんですが、個人的には違和感なかったです。
特に24話の内容は素晴らしいの一言。聡莉のミヤミヤへの台詞には感動させられました。


剣道シーンでは迫力ある掛け声もあって、剣道の魅力はそれなりに伝わって来るし
何よりキャラがとても魅力的な作品です。部活モノとしても間違いなく良作の部類。



・余談、本編とは関係ない話

そうそう、放送当時に本作の制作会社であるAICの内部資料が流出する事件がありました。
各話スタッフ編成表、各話予算とその内訳、キャスト選びの際の声優に対する評価・・・
などが詳細に記されており、なんとも生々しさ全開でございます。
スタッフや声優の評価欄で酷評されてる方もいましたし・・・

ちなみに資料によれば、バンブーブレードの1話の制作費は955万。
割りと平均的ではあるんですが、この平均自体が安いんですよね。
役職によって格差は当然ありますが、特に原画・動画担当(アニメーター)は悲惨。
アニメーターは薄給だと言われますが、改めて非情な現実を思い知らされました。
DVDがヒットしても中間搾取が酷く、アニメーターにはほとんど還元されないようですし。

この流出事件は、視聴者に業界の過酷な現実を知って欲しいがために
スタッフが意図的に流出させたんじゃないかと勘繰ってしまいますね。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 32

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

剣道をとおして

剣道が中心の物語です
いわゆるスポ根ですね
青春って感じで観てて気持ちのいい作品となっています
この剣道というスポーツをとおして、
登場人物たちの様々な面での成長が
わりと丁寧に描かれていた印象です

・味方にかなりの実力者がいる
・日本伝統の競技
・青春系
などという意味では少しだけちはやふるに似てるかもです


この成長していく登場人物たちですが、
かなりの個性派集団です
剣道部の面々は顧問含め(というか主人公格)、
観てて楽しい連中で視聴者を飽きさせないはずです
キャラデザがかわいらしいところも魅力的ですね

キリノ可愛いよキリノ


EDの「STAR RISE」は
歌詞の『I'm calling the Star Rise』が
『あんこ入りパスタライス』と聞こえることで
アニソン好きの人にはけっこう有名ですね

そのせいで陰に隠れがちなOPですが、
こちらもなかなかの良曲だと思っています


なかなか楽しめた作品でした
普通に感動できて普通以上に盛り上がる展開
いい話でした


追伸
私もあんこ入りパスタライス食べてみました
結果。。残念ながら普通に美味しい

投稿 : 2025/03/29
♥ : 32
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

勧善懲悪?スポコンコメディー

スポコンコメディー時々戦隊ものアニメ。
要は、たまちゃん超可愛いアニメです。
たまちゃん、最強。
たまちゃん、淡々。
たまちゃん、熱血。
声が広橋涼さんというのも高ポイントです。

5人の女子部員が徐々に集結。
でも、ネタバレレビューを読む

OP曲は女子部員5人で歌われています。
私の大好きな広橋さんが歌うとは希少価値。
あの歌唱力で・・・プッ・・・
失礼しました。
でも安心して下さい、広橋さんの声は聞こえてきません。
消されているのかな?
ED曲は・・・あんこ入りパスタライス・・・もたれそうです。

次回予告は必見。
必ずクスッときますよ。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 31

72.7 11 心温まるで女子高生なアニメランキング11位
ヤマノススメ セカンドシーズン(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (814)
3656人が棚に入れました
インドア趣味で高所恐怖症の主人公・あおいと、
山が大好きで常に人を振り回す・ひなた。
幼馴染の二人は、
幼いころ一緒に見た山頂の朝日をもう一度見る為に、
登山に挑戦することに。
登山を通じてできた仲間に助けられながら、あの時見た山頂を目指す…。

声優・キャラクター
井口裕香、阿澄佳奈、日笠陽子、小倉唯、牧野由依、東山奈央、儀武ゆう子、久川綾、荻野晴朗

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヤマノススメ!

かわいい女の子たちが山登りを通じて
友情を育みさらに
山の魅力を伝えてくといったアニメ。

山登りといえば、つらい、疲れる、虫多い
など今の女性たちにとっては
マイナスなイメージしか浮かばないと思います。
そこでこのアニメでは
「女の子が登山をする」をモチーフにして

山は実はこんなに素晴らしい場所なんだ!
山登りって実はこんなに奥が深いんだ!

といった山の魅力を老若男女幅広い年齢層に
伝えようという制作側の思いが
この作品に顕著に表現されていると思います。

前期では5分アニメという尺の短さが
多少ネックに感じられましたが
膨大な人気が昂じて前期の3倍の
15分枠で始まったのも
前文に述べたことの証左だと思いますね。

セカンドシーズンでは
今後の期待とともにとても楽しみにしています!

投稿 : 2025/03/29
♥ : 71
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

登山は人生ですね。<追記;おもいでプレゼント>

1期のショートアニメから15分2クールアニメに進化。
雰囲気はそのまま、丁寧そしてソフトに山登りをススメめてくれます。

序盤の富士登山がメインでしょう。
高山病による富士登山の厳しさが表現されていました。
登山は生半可な気持ちではできないですね。
登山は人生と同じ。
それぞれがそれぞれの高さ目指して、マイペースで登ればいいのですよ。
たとえ目標に到達しなくても、その過程で得た経験が貴重なのです。

新キャラ登場。
東山さん演じるほのかはいつ登場?
と思っていたら、最後の方でした。
それも地味っ娘でした。
私の好きなキャラは、あおいのバイト先の大学生ひかりさん!
ダブル八重歯とドヤ口が可愛いですね。
活発で、明るいノリが爽やかです。

<ヤマノリスク>
ネタバレレビューを読む

<追記;おもいでプレゼント>
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 68
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ゆるふわだけじゃなく、人間として大切なことを気づかせてくれる物語

このアニメはゆるふわとして有名です。
主人公たちがとても可愛く、心を癒してくれます。

ですが、それだけじゃありません。
人間として大切なことを何気に気づかせてくれます。
そして、あおい、ひなた、かえで、ここなの性格がとても美しい。
彼女らの行動は、見ていて気持ちが良いです。
さらに、あおいとひなたの関係が凄く良く描かれており、思わず微笑みました。

以下、気になった箇所だけ選んで読んでいただければ幸いです。

■人間として大切なこと ネタバレレビューを読む


■4人の性格について ネタバレレビューを読む


■あおいとひなたの関係について  ネタバレレビューを読む


■余談: 高山病にならないための準備  ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 61

78.5 12 心温まるで女子高生なアニメランキング12位
干物妹!うまるちゃんR(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (722)
3622人が棚に入れました
外では、誰もがうらやむ才色兼備の「美妹」が、
家に帰れば、誰も知らないグータラ三昧の「干物妹」に…!?

グータラを極めた干物妹・うまるが、
コーラとポテイトを片手に、漫画やゲーム、アニメ、ネットサーフィン…、
一緒に暮らす兄・タイヘイを横目に、欲望の赴くままに突き進む!

クラスメイトの海老名、きりえ、シルフィンとの絆も深まり、
うまるの日常はますますにぎやかにっ!!!

うまるの最強で最高な最上の 日常が、再び始まる!

声優・キャラクター
田中あいみ、野島健児、影山灯、白石晴香、古川由利奈、安元洋貴、柿原徹也、小清水亜美
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

うまる、ふっかーつ!

動画工房制作。

才色兼備な女子高生うまると、
家ではぐーたらマイペースこまるの、
にめんせいウラオモテライフ!!
楽しくてかわいい日常系コメディ再び。

初回の入りはこまるパートも少なく、
後半、妙にほっこりする展開でしたが、
次回以降キュートなこまる全開ですね。
小さくて丸くて甘えん坊で口達者なんて、
可愛いに決まっています。
相変わらずの主題歌も効果音まで楽しいです。

純然たるコメディ作品では、
シリーズともに最上位の良品だと思います。
キャラを愛でる作品ではあるのですが、
日常の些細なことだけで物語を演出し、
幸せで温かい気持ちになれる。
これって最高ですよね。

最終話視聴追記。
ネタバレレビューを読む
うまるの宴はまだ終わらないでしょう。
小さなチャップリンはここでも健在でした。

素敵な時間をありがとうございます。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 84
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

タイヘイみたいな男性がモテモテなのは・・・

原作未読。最終話まで視聴。

タイヘイみたいな男性がモテモテなのは、同じ男性として好感が持てる、と感じているのは私だけでしょうか?

第2期も安定の面白さでした。
もちろん、この手の話は『出オチ』のインパクトが生命線。
そういう意味では第1期ほどのインパクトは無くなったかもしれませんが、面白くなくなった訳ではありません。

うまるをはじめ、海老名ちゃんも切絵もシルフィンさんも、みんな少しづつ成長していました。
各々が絡む、感動話がとても良かったです。

新キャラのヒカルも面白可愛かった。
ただし、ネタバレレビューを読む良く分からなかった。少しマイナス評価。

切絵が終始安定して面白く、可愛かった。
やはり、私は切絵推しのようだ(笑)。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 58
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

3期も期待。てか、一生観られる(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
うまる です(笑) 一期と基本は変わらず、でも、いろんな事が少しだけ進展しましたね♪

相変わらず、素晴らしい日常系アニメでした♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む

【余談 ~2017秋は、1期が神OP(ED)だった作品の2期が多かったよね ~】
ネタバレレビューを読む

【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/29
♥ : 46

85.5 13 心温まるで女子高生なアニメランキング13位
女子高生の無駄づかい(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (845)
3393人が棚に入れました
ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校を舞台に、とてつもないバカ・田中(通称:バカ)、アニメや漫画を愛するオタク女子・菊池(通称:ヲタ)、いつも無表情でロボットのような少女・鷺宮(通称:ロボ)を中心に、個性豊かで魅力的な仲間たちが、女子高生というキラめきに溢れた青春を無駄に浪費していく抱腹絶倒のJK学園コメディが今、幕を開ける!

声優・キャラクター
赤﨑千夏、戸松遥、豊崎愛生、長縄まりあ、富田美憂、高橋李依、佐藤聡美、M・A・O、興津和幸
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ひらひらと神が舞い降りた第七話

<2019/7/6 初投稿>
原作未読。
観始めなので評価はデフォルトの3.0

今1話観ました。
モテたい、彼氏を作りたい
そんなことばかり考えてる女子高生が主人公。
ボケ役です。

つまりコントアニメ。
主人公のボケ役の子は個人的には好感度高く、割と面白い。

しかし。
おしむらくはツッコミが弱い。
ツッコミは大事。

ヒナまつりの新田さん並みのツッコミ役がいれば化けるのにな。

<2019/7/16 追記>
錦織を圧倒したフェデラーを
最後の最後、精神力だけで打ち倒すジョコビッチ
ジョコのメンタルはどうなってるんだろう?

というわけで2話観ました。

今週のツボ
「足が曲がらない病気」
なんか昔、そんな話聞いたことある 笑
下手な少女漫画あるあるだったかな

ところで作者はヲタに自己投影してますね。
ヲタのエピソードの時、やたら生き生きしてました( ・∇・)

<2019/8/5 追記>
5話まで見たんですけど。
主人公のバカ、割と好きなキャラなんですけどねえ。
笑いがつまらない。

周囲のキャラの方が面白いんだよなー。

ところで毎回出てくる公園とか通学路、妙に雰囲気が良いっすね。
実在なんでしょうか。

<2019/8/16 追記>
第7話
街ブラ番組なんかで定番の顔を嵌める観光地の"あれ"
実際やってみるとさして面白いわけでもない"あれ"

そんな"あれ"で奇蹟的に笑いに包まれてしまった。
それは笑いの神がひらひらと舞い降りた瞬間。

このアニメ、たまに一発入る。
侮れないっす。

<2019/8/24 追記>
8話、水着回。

確かに水着回だったけど、笑いのツボはフジツボでした。

秋田だったか青森だったか
食用フジツボの養殖やってますね。
食用は結構でかい。
高級和食店で出されてるそうです。
一説では精力剤だとか。

まあでもフジツボと言えばやはり
「膝の皿の裏側にびっしり」
の都市伝説が定番で私はちょー苦手です。
群体恐怖症の気があるのかも

<2019/9/16 追記>
11話

今回はぴーなっつPの話(ウソ)笑
それにしても落合福嗣さんはモグゾウといい凡田夏之介といい、良い味出してます。

今回は「何も知らないネタバレレビューを読む」みたいな話・・・であってますか( ・∇・)?

主役はヲタですが
ヲタ回はやっぱり作者の情感こもってる気がするなー。

もうすぐ終わりなのでとりあえず評点つけてみました。

ワセダとミロの区別がつかなくなりつつあるのは私だけでしょうか?

<2019/9/22 追記>
最終12話

最終話は初心に戻って「バカのボケ」と「ヲタのツッコミ」そして「ロボの放置プレイ」

こう書くとこの3人、
最近人気のお笑いトリオ「四千頭身」と同じ構成なんですね、
ということに気がつきました。

それはさておきネタ自体はかなり面白かった。
原作だったらおそらく大爆笑してたと思う
読んでないから想像だけど

ところが自分にはヲタの声がどうもダメでした。
ツッコミのリズムもさることながら、「元は綺麗な声した女性が無理矢理低い声出してる」感がどうも苦手。
普通のトーンの女性の声でも十分だったのにな

原作が大好きな場合を別にすると、「声優の声が合わなくて困る」って自分はほとんどないんですよ。
記憶にない。
もしかしたら過去レビューでどっかの作品にそんなこと書いてるかもしれないけど少なくとも今は思い出せない、くらいない。

↑の方で「バカのキャラは好きだけどボケがつまらない」なんてこと書きましたけど、バカのボケがどうこうというより、ボケへのツッコミの方がどうも自分の中ではハマってなかったようです。

それがなければ評価プラス0.3ぐらい上がってたかも。

でも他の方のレビューではヲタの声×って全くないからたぶん自分が合わないだけなんでしょう。

<2019/9/24 補足>
ヲタの声が苦手、というのは正確に言うと「ヲタのツッコミの時の声が苦手」というかなりマニアックな苦手です。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 61
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

残念なJKたちのくだらない日常

原作未読。最終話まで視聴。

個性豊かなJK8名と担任教師の、日常系学園コメディ。
少し(?)残念なJKたちの、くだらない日常に、笑いが止まりません。

個人的なお気に入りは、ネタバレレビューを読む点。

豪華声優陣によるテンション高めかつ、テンポの良い演技が本作の魅力です。

あと、ワセダも良いですね。
ヤマイと真面目に向き合っているシーンとか最高です。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 58

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ラブのないコメディ。個人的には好みかも。

==[下記は第2話目まで視聴時レビュー: 以下、追記あり。]==
第1話開始時に別件にハマり視聴スタートしそびれていましたが、続けて第2話まで観終わりました。2話観た限りでは、たぶん漫画原作(未読)を読んでも楽しめそうに思います。

舞台は女子高。小学校が一緒で高校入学を機に再会した田中望(たなか のぞむ: バカ→バカ)、菊池茜(きくち あかね: オタク→オタ)、鷺宮しおり(さぎのみや しおり: 表情が乏しい→ロボ)の三人がメインキャラで、他に一奏(にのまえ かなで: 何事にも生真面目→マジメ)、桃井咲久しい(ももい さく: 外見が幼い→ロリ)、山本美波(やまもと みなみ: 中二病的行動→ヤマイ)といったキャラによる日常系コメディです。

台詞の言葉遣いなどには、伝え聞くところの「女子高の生徒」らしさを感じます。実際のところを知りませんが、作者は女子高出身なのかもしれませんね。

この手のコメディ枠でありがちな「バカキャラがどうやって入試に合格できたのかわからないレベルでバカ」という問題があるのですが、それは作中でも触れられつつサラっと流されていて謎のままです。

作画は、作中キャラの作画をネタにできるレベルで安定はしていると思うのでそんなに悪くはないですね。

会話や人間関係に重きを置く人には向いていて、作中にイベントを求めるタイプの人には向いていないという意味でまさに「日常系コメディ」だと思います。

個人的にはこういう作品は好きなので、今後も期待して観るつもりです。
==[第2話目まで視聴時レビュー、ここまで。]==

2019.9.21追記:
第12話(最終回)視聴終了。シリアスなエピソードを挟んで「良い話」方向に進みかけても、最終的には「続いても続かなくてもいいや」的なテキトーな雰囲気で終わるのはこの作品らしさかも。

ただ、一応「最終回」らしいお話ではありましたね。そして魔女、あんな怪しげな薬を作れるあんた何者だ(笑)。

最後まで面白かったです。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 56

71.4 14 心温まるで女子高生なアニメランキング14位
たまゆら(OVA)

2010年11月17日
★★★★☆ 3.9 (704)
3062人が棚に入れました
写真が大好きな高校1年生、沢渡楓。あだ名は「ぽって」。この春、海と山に囲まれた穏やかな瀬戸内海の町、広島県竹原市に引っ越してきました。そこは亡くなった父親が子供のころに住んでいた町。古い町並み、美しい海と島々、暖かな人々とそして新しくできた素敵な友達…。大好きになったこの町で撮った楓の写真には、ときどきたまゆらが写ります。たまゆらは楓の心がふわふわと舞い上がって幸せな気持ちの時に写るかわいい光。幸せが形になったような不思議な何か…。そして、その写真はみんなをちょっとだけ幸せな気持ちにしてくれるんです。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

やさしさに包まれたOVA

TV版本編を観てとても好きになった作品だったので、
こちらのOVAも迷わず視聴した。
でも実際はこのOVAのほうが、TV版より先に企画制作されたそうで。
原案・監督は佐藤順一氏。1話15分程度の全4話で、
TV版の1話と2話の間に位置するお話。

舞台は本編と同じく、瀬戸内に面した広島県竹原市。
そのノスタルジックな風景を見ているだけで懐かしく感じ、
あまりに平和で温かい物語が、当たり前のように展開されることに
素直に感動してしまう。

さて、このOVAの4話それぞれの内容。
TV版を観たあとだからこそよくわかるというか、
TV版の中で登場した、楓の大切にしている切符のエピソードをはじめ、
仲良し4人組の裏話を垣間見るような感覚で楽しめる。
なので併せて観たほうが、「たまゆら」の世界をより深く理解できると思う。

そしてやはりこちらでも、観終えた後は優しい気持ちが残り、
それがとても心地良く。
久しぶりに自分の古いカメラを取り出したりなんかして。
ふらっとどこかに出かけてみたくなるのだった。

ちなみに、OP。
荒井姓だったころのユーミン作詞作曲の『やさしさにつつまれたなら』を
坂本真綾さんが歌っている。

EDは、1話~3話が『メロディ』 4話のみ『夏鳥』
いずれも中島愛さんが歌っていて、どちらも歌詞がほろりとさせます。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 65

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

「たまゆら」を探してみようかな♪

●たまゆらってどんなアニメ?(^・ω・^).....ンニュニュ?
わたしが観るきっかけとなったのは、ARIAシリーズのスタッフ達が手掛けた作品だからでした♪
そして、サトジュンこと、「佐藤順一」監督の「たまゆら」に課したテーマとは・・・
『なつかしさ』と言っておられましたね♪パチッ☆-(^ー'*)b
 
舞台は瀬戸内の情緒溢れる風景が残った街、広島県竹原市が題材になってましたね♪
忠実にそして優しい色彩で描かれた作画は『なつかしさ』というテーマにぴったりです!!
 
優しい風景に包まれた中で、沢渡 楓(さわたり ふう)こと愛称「ぽって」ちゃんがお父さんの事を撮った一枚の写真から物語が展開されていきます。
そう、お父さんとの思い出の場所で撮った最高の一枚の写真、そして、弟のこうちゃんが同時期に思い出の場所で書いたと思われる一枚の絵。
 
そんな2人の思い出の場所を見つける為に、大好きな仲間と共に見つけ出すちょっとした旅が始まるのですね♪
 
●たまゆらの楽しみかた
決して時間がないから短い作品にしておこうかなってバタバタしながら見てはいけませんですよ×( ̄^  ̄ )ダメー ダメーーーーー
寝る前もあまりお勧めしません・・・睡魔には勝てないのです。。。(;ωゞゴシゴシ・・・
「たまゆら」から放出される、ほんわかした、なつかしい感覚を全身から吸収してくださいねー(*^-^)
「たまゆら」のゆったりとした流れに身を任せるように、して感受性を最大限に開放してください!!
 
ほらっそこっ!! 腐のオーラを出しているとぉ・・・うまく吸収できませんよぉ(;`O´)oコラー!
腐のオーラはしまってくださいね~!!
 
だんだんと優しい気持ちになってきましたか~♪
そう、これが癒しというものなのですねw
 
●OP/ED情報
<OP曲>
「やさしさに包まれたなら」ユーミンの曲を坂本真綾が歌ってましたね♪
とっても優しい歌声が「たまゆら」にはぴったりでした!
 
<ED曲>
第1巻 エンディングテーマ:「メロディ」
第2巻 エンディングテーマ:「夏鳥」
第2巻 挿入歌:「ナイショのはなし」
中島愛さんが歌ってくれましたね♪
 
マクロスFコンビが歌姫だったのですね♪
私的にはグッドチョイスでした。(゚∇^d) グッ!!
 
●たまゆらの今後に期待
2011年10月アニメ化放送開始 ^(ノ゚ー゚)ノ☆パチパチ☆ヾ(゚ー゚ヾ)^
ARIAのスタッフによるアニメ化ということでとっても待ち遠しいですし、
竹達彩奈さんが演じるぽってがまた観れるなんて、楽しみです♪
 
2011.07.09・第一の手記
2011.09.13・一部修正

投稿 : 2025/03/29
♥ : 62

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

やさしさに包まれたアニメ、なので

瀬戸内海沿岸、広島県竹原市が舞台の癒し系アニメです。
微笑ましい雰囲気が零れ落ち、いつの間にか感動します。

本作はシリーズ最初のOVAで、TVアニメ版の序盤に当たるようです。
TV版からでも問題なしですが、完全主義者だったら、ここから観ましょう。

ARIAスタッフが再集結したとのこと。
なので、皆さん、性格良いですね。
主要登場人物は、女子高校生四人。
私は、こうたん大好きハイテンション少女、のりえちゃんが好みです。

OP曲は、真綾さん歌う「やさしさに包まれたなら」。
このアニメにはよくあったアコースティックな良曲です。
オリジナルは、70年代のユーミンの曲。
真綾さんのキイが高いので、原曲より明るい曲調に思えます。
やさしさに包まれたときに、幸せのたまゆらが出現するのかな。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 58

69.2 15 心温まるで女子高生なアニメランキング15位
たまゆら ~もあぐれっしぶ~ (第2期)(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (579)
2772人が棚に入れました
写真が大好きな高校生沢渡楓。高校入学を機に、横須賀市汐入から父親との想い出の町、
竹原に引っ越してきてから1 年が経ちこの春高校2年生になります。
写真は心と心を繋ぐもの。そう教えてくれた父親の形見のカメラで新しく出会った友達や­いろんな人たちとたくさんの写真を撮ってきました。そんな写真を通じて、この町で出会­った素敵な想い出の数々・・・、もっともっとそんな想い出を作りたいという思いを胸に­、楓は新たなチャレンジを始めます。それは写真部を作ること。古い町並み、美しい海と­島々、あたたかな人たちに囲まれた高校生たちの生活を描く心温まる優しい時間が流れる­物語。

魔女旅に出る さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

たまゆら2期は娘萌え&部活モノ

OVAと一期は主人公の友達と舞台である竹原の街並みを紹介する話が多いのに対して二期は他界した父との思い出の地を巡る話が多いです。また、身の回りの大人たちが子供たちの成長を見守る場面も多く、親が子の成長を見守る感覚で楽しめるアニメたと思いました。なので「娘萌え作品」と勝手に命名しました。(スタッフの間でも言われているらしい…)

また二期では主人公が写真部を創部します。写真部に入部する新キャラも登場します。その子がどんな子なのかは観てからのお楽しみです。

PS…三期あることを祈る!

投稿 : 2025/03/29
♥ : 51

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

みんながやさしい気持ちになれるお話なので

全12話 + 8.5話

8.5話観ました!
修学旅行のお話です。そのまま本編であっても良い内容でした。今回は口笛ばかりであまりしゃべらない麻音ちゃんがメインのお話です。
ほんのり、ふんわり、ちょっぴりウルウルの癒しのひとときでした。
みんな仲が良いですね^^

以下は以前の内容です〜

キャッチコピーは
「あなたの笑顔が一番のありがとうなので」

1期は高校1年生なったメインキャラ4名、主人公 沢渡 楓(さわたり ふう)通称 ぽってを中心に、塙 かおる(はなわ かおる)、岡崎 のりえ(おかざき のりえ)、桜田 麻音(さくらだ まおん)のそれぞれの事を描いたお話がメインでしたが、2期では高校2年生になったぽってがメインで、他の3人はサポート役に回っていますね。

舞台は1期と同じ広島県竹原市、ぼっては高校2年生なり写真部と作ることに頑張っています。今回は新キャラ高校の先輩の三谷 かなえ(みたに かなえ)さんがキーワードですね。

2年生なった1年間を1クールで色々な出来事を描いてます。
今回も癒されましたね〜ぽってにしてはあぐれっしぶでしたw
最後はじんわり涙が出てしまいましたね。

起伏は少ない作品ですが、心暖まるエピソード満載です。
やさしい気持ちになれると思います。日常の作品が好きな方、是非観てくださいね。
もしお時間があればOVA、1期、2期と観てみるとより分かりやすいと思います。

OPEDともに癒される曲です。どちらもOVAからOP坂本真綾さん、EDは中島愛さんが歌ってます。

最後に、麻音ちゃんの口笛が少しうまくなってましたw(ほんの少しですがw)
ぽっての中の人は竹達彩奈さんですが、私が観た作品の中では結構ツンデレキャラ役ばかりで、ほんわかしたぽって役は貴重ではないでしょうかw

またいつか、少しずつみんなが成長している姿を観れることを楽しみにしてます^^

投稿 : 2025/03/29
♥ : 51
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

来期を早く見たい!(12話まで

本作品はOVA4話が最初にアニメ化されました。
その後1期12話+1話の-hitotose-そして遂に2期開始!
今回も12話なのかな?
物語の時系列は
1期1話→OVA→2-12話→2期
なので順番に見る事をお勧めします。


瀬戸内の広島県竹原市を主な舞台として、写真好きの女子高校生である沢渡楓とその友達が、それぞれのまだおぼろげな「夢」を追いかける物語。


本篇無料配信(毎週水曜日更新、各サイト配信開始より1週間無料配信、7月10日~)
・ニコニコチャンネル http://ch.nicovideo.jp/channel/ch2575837
・バンダイチャンネル http://live.b-ch.com/tamayura
・dアニメストア     http://docomo-animestore.jp/
・楽天ShowTime     http://www.showtime.jp/

公式サイト
http://www.tamayura.info/
公式Twitter
http://twitter.com/tamayura_tweet
ネットワーク竹原
http://www.i-love-takehara.jp/tamayura/
まとめWiki
http://www38.atwiki.jp/animetamayura/
たまゆらじお
http://tamayura.info/tamayuradio/


こういう泣けるアニメは一気見したい方だが…と思って撮り溜めてたら、もう毎話泣かされるとは思わなかった。゚(゚´Д`゚)゚。期待以上だった…


各話感想
ネタバレレビューを読む



1期レビュー
http://www.anikore.jp/review/621461
OVAレビュー
http://www.anikore.jp/review/616357

投稿 : 2025/03/29
♥ : 43

67.3 16 心温まるで女子高生なアニメランキング16位
青い花(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (385)
1962人が棚に入れました
江ノ電沿線などの鎌倉が舞台。それぞれ別の女子高に通う二人の主人公を軸に、女性同士の恋愛と友情が描かれている。

声優・キャラクター
高部あい、儀武ゆう子、石松千恵美、堀江由衣、井口裕香、矢作紗友里、豊崎愛生、緒乃冬華、川田紳司、浅沼晋太郎、浜田賢二
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

最終回のエンドロールの後まで観ないとこの作品の真髄を観たことにならない

原作は志村貴子による漫画作品。
彼女は、女装したい男の子や男子になりたい女の子など
性別と志向に関したテーマを描いた『放浪息子』などで知られている。

で、今作『青い花』は鎌倉にある女子高を舞台に
それぞれ別の高校に通う女子数名の人間関係や恋模様を
丁寧な心理描写で描いた物語。


<おもな登場人物>

万城目ふみ(まんじょうめ ふみ)=おとなしく泣き虫の主人公

杉本恭己(すぎもとやすこ)=ボーイッシュで女子に人気のある、ふみの先輩

奥平あきら(おくだいらあきら)=ふみの幼馴染で親友

井汲京子(いくみきょうこ)=あきらの同級生

そのほか、彼女達の家族や2つの女子高のクラスメイト
演劇部の顧問の先生など


<作品への感想>

まず、鎌倉や横浜、江ノ島や江ノ電、江ノ電沿線のお店など
よく知っている場所の風景がすごく懐かしく、嬉しかった。
水彩画のような淡く優しい作画も、物語の雰囲気にぴったりだったし
百合作品といっても、女性同士が絡み合うような性描写があるわけではなく
リアルな精神性を大切に扱った内容だったのが、とても好感持てた。
そして当事者同士だけでなく、彼女達の家族も描くことで視野が広がり
比較対象もでき、作品として厚みのあるものに仕上がっていたなと思う。

なんて・・堅苦しい書き方になってしまったけれど。

1話からけっこう感情移入してしまうシーンが続き、
しかも自分が学生時代に所属していた演劇部での展開が折り込まれて
いたせいもあって、一気に作品の世界に、はまってしまった。
自分の中の似たような記憶と照らし合わせたり重ねたりしながら
せつなくなってしまったけれど、全11話のうち10話あたりで
なんだこのまま最終回になってしまうのか、と一旦クールダウン。

最終回のエンドロールが入って、あれ~?これで終わっちゃうの?と
少々ガッカリしながら、せつない想いを残したまま
エンドロールが終わるまで画面をみつめていたら、
ラスト2分のシーンが始まって、その内容に意表をつかれ
噴出し笑いをする時みたいに噴出し泣きをしてしまったけれど、
思えばそうだった、そうだよね・・・と納得できた。

つまるところ、この作品はラスト2分のためにある。
だから必ず、エンドロールが始まってもその先を見届けて欲しい。
作中、四季折々の青い花が随所に描かれており、
例えば・・あじさい(花言葉=移り気)や
藤の花(花言葉=あなたの愛に酔う、至福のとき)など、
花言葉を知っていると展開と併せて楽しめたりして、
そういう演出のきめ細かさがすごくいいし、好みだった。
そしてタイトルの「青い花」がどの花を指すのかは観てのお楽しみ。

ところで、ちょっとだけ余談。

共学でももちろんあるわけだけれど、女子高や男子校は特に
独特なものがあるような気がする。
恋に憧れを持つ時期に同性しかいない空間というのは、
人間関係も複雑になりやすく、本来同性愛志向でなくとも
同性に対して擬似的恋愛をする機会が共学よりは多いかも。
大抵それは一時的なもので、すぐに熱が冷めるから
いずれは卒業するものだけれど、熱烈な恋心を体験してしまうと
そのまま同性にしか興味がわかなくなることもある。

ちなみにこの作品の中では、次のように志向が分かれる。
↓作品を観てない人は見ないように。
ネタバレレビューを読む

精神医学では、同性愛と同性愛者は似て非なるものであり
恋愛対象、性愛対象がいつでも同性の場合に限り同性愛者と呼び、
好きになった特定の相手が同性で、他の同性には心惹かれない場合
その人は同性愛者とは呼ばない。
一言に同性愛と言っても色々なのだ。
でもこの作品ではそれらが、ちゃんと描き分けられ
女性同士の恋愛の性描写は極力省き、精神性のほうを重視していたことに
とても好感が持てた。

恋愛も性志向も、気づくことから始まるのだよね。きっと。
さらに、誰の脳も女性脳と男性脳が存在し、そのバランスによって
その人のモノの考え方や志向が決定されるし、バランスは常に
一定ではない、ということも書き加えておきたい。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 45

魔女旅に出る さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

女の子が女の子に恋をするお話

お嬢様高校に入った女の子と、進学高校に入った女の子が主人子です。二人は小学校の幼馴染で高校生になって再び出会うことになります。二人が通う高校はそれぞれ女子高であり男子生徒がいません。それが原因なのかはわかりませんが、女子が女子に恋をする生徒が多く、実際に付き合うケースもあります。ただベタベタいちゃつくわけではなく、ほとんどの登場人物が恋愛について真剣に悩み、苦しみ、成長していく様子が上手く描かれています。ちょっと変わったラブストーリを観たい方にお勧めしたい作品です。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 41

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

眠いアニメ

癒し系ややガチ百合アニメです。
百合は全然大丈夫ですが、自分にはフィットしませんでした。

原因は明らかです。
コメディー要素がないのです。
心理描写が美しく、悪いアニメではないのですが・・・。
それと、淡々ストーリーのため退屈。
幾度となく睡魔に襲われました。


何か素っ気ない感想なんで、ここで余談。
このアニメの舞台は江ノ電沿線ですね。
鎌倉~平塚周辺は、大昔、2週間に1回はツーリング。
それも原付で。
江ノ島に近づくと頭の中で必ずサザンの「勝手にシンドバット」が。
えのし~ま~が見え~てきた~♪
ワイルドな学生時代でした。
余談の方が長くなってしまった。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 32

73.4 17 心温まるで女子高生なアニメランキング17位
へやキャン△ (TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (386)
1591人が棚に入れました
2020年冬は野外活動サークルのメンバーと共に、新たな旅へと出掛けましょう。
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ゆるキャン△塚

アニメーション制作:C-Station、
監督・コンテ・演出:神保昌登 、
シリーズ構成・脚本:伊藤睦美、
キャラクターデザイン・総作画監督:佐々木睦美、
音楽:立山秋航、原作:あfろ

なでしこの所属する野クル(野外活動サークル)が
梨っ子スタンプラリーの旅に出る。
まるで山梨県の観光案内のような内容だが、
そこで展開される脱力系の会話がなかなか心地良い。

富士山や河口湖周辺は、
仕事やプライベートで頻繁に訪れていたので、
懐かしい気持ちになる。
ただ、富士山センターは行ったことがなかった。
(ちなみに、この場所のモデルは
山梨県立富士山世界遺産センターのことで、
静岡県側にも富士山世界遺産センターがあるそう。
富士山が山梨県と静岡県の両方に
またがっていることが原因)
輝く富士山の模型の絵を見ていると、
ダイヤモンド富士が脳裏に浮かぶ。
日の出や日の入りに太陽と富士山が重なる現象で、
それを撮影できるポイントでは、
連日、プロ、アマ問わず、多くのカメラマンが訪れるという。
実際にダイヤモンド富士を見たわけではないが、
1度、目にすると虜になるものだろうか。
周辺は何度も訪れているのに、
富士山には登ったこともないので、
死ぬまでに挑戦したいものだ。

神体山である富士山は、特に関東近辺では
民衆信仰の対象となっていた。
遠い場所に住んでいて
富士山に直接行くことができない人に対して、
寺や神社は富士山を模した「富士塚」なるものを用意。
要するに土を盛って富士山に見立てたものだ。
そこまでして山に対して畏れ多い気持ちになるというのは、
初めて知ったときは滑稽にも思えた。
世界遺産に登録された理由のひとつが、
山に対する信仰の部分なので、
世界的に珍しい事例ではある。
新宿の成子天神社の鳴子富士を前にしたときは、
奇妙に感じたものだが、
信心とは、そういうものなのだろう。
参った事実によって新たなるパワーを得るわけだ。
今回のへやキャン△にも似たようなものを感じた

3分ほどのショートアニメだが、
何となくゆるキャン△らしさは感じられた。
やっていることがゆるいのはもちろんだが、
友だち同士の関係性もゆるさがあるのが、作品の特徴。
今回、りんはあまり登場しないが、
この距離感が、とても良い。

自然なノリに思える会話が好感。
ネタバレレビューを読む

南部の火祭り、シミュラクラ現象、
マグロの消費量、モキュメンタリ―ホラー、
ほうとうの食べ方、梨っ子スタンプラリーの秘密、
キャンプとはあまり関係ないことが多いが、
さまざまなネタで引っ張っていく。

2期の前振りとしては、
まずまず楽しませてくれた旅だった。
(2020年3月28日初投稿)
(2021年2月19日追記&修正)

投稿 : 2025/03/29
♥ : 64
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

野クルメンバーの日常

1期視聴済 原作は読んでませーん


ファンならどうぞ!ってところでしょうか。
続編が決まった人気作品の箸休め的なショートアニメです。3分×12話ですから通常放送の一本分ということで、お昼休憩中に完走できるレベル。繰り返しになりますが、ファンならどうぞ!です。

なお、ゆるキャン△の魅力を短時間で凝縮してはいないです。

 ゆるキャン△の魅力とは?

・野外活動サークル(野クル)のメンバーの距離感/空気感
・野外メシ
・冬キャンプでも力の抜けてるみなさん
・早朝の空気

これらの作品の魅力は薄まっております。個人的には冬の早朝の空気感が抜きんでて素晴らしかったのでそこがないのが残念。

便宜上“へや”としてるだけかと思いきや、屋内であれやこれやするのに限定してるわけでもないです。テント張ってキャンプをしないくらい。
魅力的な本編に付随した長めのCパート部分。または円盤特典の一つ的ななにか。
共通してるのは各話なにかしら食べたり飲んだりしてることですかね。がっつり食事もあればちょっとしたおやつタイムもあって制約もユルめな感じでした。


 閑話休題


なんだかんだ言っても「トータル30分ちょいならなんでもよくね?」に落ち着いちゃうんですが、そしてあまり多くの期待をしてもってやつなのですが、

  
 ネタバレレビューを読むけっこう良かったです。らしさを取り戻してる感じ。


2期まだかしら。。。



※ネタバレ所感

■待ってました!?

ネタバレレビューを読む


■富士は日本一の山

山梨県民のソウルマウンテン“富士山”でございます。

ネタバレレビューを読む

この野クルメンバーの自然な距離感って良いよね、と再認識した次第です。
当方も高層ビルから望む富士山の遠景を捉えながらきっと今日もあの近くでなでしこたちがーと思ったり思わなかったり。



視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

-----


2020.03.24 初稿
2020.10.18 修正
2022.02.20 修正

投稿 : 2025/03/29
♥ : 54
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

友達がスタンプラリーカードを作ってくれたら貴方はどう感じますか?

これはゆるキャン△の番外編みたいなものです。
一話5分で12話なので気軽に見ることができます。

野外活動サークル(略して野クル)のなでしことあおいと千明がスタンプラリーカードに載っている山梨の有名地を巡回する話です。

なでしこは静岡から引っ越してきたので、山梨の有名なスポットをあまり知りません。
それならばスタンプラリーカードに記載されている場所を旅してまわろうということになり、3人でいろんな場所に行きます。

おかげでなでしこは山梨のいろんな素晴らしい場所を知ることができたのですが…、
実は…、ネタバレレビューを読む
二人は、なでしこに山梨のすばらしさをもっともっと知ってほしかったのでしょう。 ネタバレレビューを読む

仮にあなたが他県へ引っ越したとして、そのときに最初にできた友達があなたのためにスタンプラリーカードやスタンプを作ってくれたならば、
あなたはどう感じますか?

きっと私は、涙が出るほど嬉しく感じるでしょう。
だってスタンプラリーカードをつくるということは、
自分が感じた素晴らしい場所を相手と共有したいという想いの現れです。
あなたは私の大切な友達だよ!と宣言されているのですから

投稿 : 2025/03/29
♥ : 43

65.5 18 心温まるで女子高生なアニメランキング18位
未来のミライ(アニメ映画)

2018年7月20日
★★★★☆ 3.2 (230)
874人が棚に入れました
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊のくんちゃん(4歳)に生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんな時、くんちゃんが出会ったのは、未来からやってきた妹、ミライちゃんでした。このちょっと変わったきょうだいが織りなす物語。それは、誰も観たことのない、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした―

声優・キャラクター
上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、吉原光夫、宮崎美子、役所広司、福山雅治
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

樫の木の記憶

細田守監督作品。

甘えん坊の4歳児くんちゃんに妹が出来る。
両親は赤ん坊に付きっきりで育児に追われ、
くんちゃんは家庭に居場所が見つからない。
疎外感を感じた彼は小さな樫が茂る庭へ飛び出す。
ネタバレレビューを読む

家族の絆を描くどこか啓蒙的な作品です。
ここにも戸惑ったレビューが数多くあります。
たしかに娯楽としては、弱いと思います。

家族とはそもそも偶然性で出来ている。
子供は親を選べないと言うが親も子供を選べない。
ネタバレレビューを読む
家族とは、偶然性が生んだ共同体である。

もしもあの時、懸命に走らなければ。
もしもあの時、懸命に働かなければ。

歴史は選択した小さな出来事の集合である。
家庭を持つ方はきっと感じるものが、
あるのではないでしょうか、そう思います。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 50

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

これから子育てをする人が見るべき映画

おそらく、独身で一人っ子の人がこの映画を見ると、全く好感が持てないかもしれません(間違っていたらごめんなさい)

物語は
今まで両親の愛情を独り占めしていた主人公(くんちゃん)が、突然の妹(赤ちゃんのミライちゃん)の出現により、愛情を奪われたと感じ、嫉妬します。
結果として両親に駄々をこねます。妹を嫌いになります。
でも、不思議な出来事が起こって……

幼子がわがままを言い駄々をこねて泣くシーンが随所にあるので、独身の人が見ると不快に思うことが多いと思います。
でも
幼い頃の嫉妬やわがままは、誰もが経験しているはずです。
『自分は昔、こんなわがままを言って両親を困らせていたのか…』と感じていただければ幸いです。
そして、
これから育児をする方は、こんな時にどうすればよいかを考える良い機会です。

子育ては、親にとっても初心者です。
最初から上手くなんて行きません。
誰もがが苦労し、試行錯誤をし、汗まみれになりながら子育てをします。
だから、うまくいかなくとも落ち込まないでください。

最後に、この映画で福山雅治さんが、何気に登場し、カッコいいセリフを言います。
楽しみにしてください(^_^)。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 31

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

子育てアニメでした・・・

観て来たよ。
えー、このアニメの感想ですが。
ホント「子育てアニメ」なんで独身にはつらい内容かと思います。
細田監督は「サマーウォーズ」からずっと
家族をテーマにしたアニメを制作してきましたが
過去作よりさらに直截的な作品だなと感じました。
ファンタジックなものを期待していると落胆するかもしれません。

親戚が集まって、しばらくしたら子育て話が始まって、
子供が泣くから寝不足だとか
なんやかんや苦労話を聞かされて、
ボクは興味ゼロでも適当に相槌打つしかなくて
でもやっぱり可愛いんだよなと
子供の写真を見せられて
ボクは「あ~可愛いね」と返すしかなくて。
最後は「子供はイイゾ!雀犬お前も結婚したらどうだ!」
みたいな。はぁ。


そういう居心地の悪さを終始味わうことになるかもしれないので
独身の皆さんは覚悟しておいた方が良いかもしれないです。
登場人物とのライフステージの違いは如何せん埋めがたいもの。

ただ家族持ちの方からも「子育ての苦労なんて現実だけで十分です」
といった否定的な感想をちらほら見かけたので
誰のために作ったのかよく分からない作品になってしまったようにも思います。

人物の描写は非常にリアリティー重視で良く出来ていたと思います。
なのでCVに声優を使っていなくても違和感はあまり感じなかったのですが
デフォルメがきいていないぶん
まるでホームビデオを100分見せられているような感覚がありました。

公開後の感想を見聞きした限り、予想以上に否定的な意見が多い。
我が子の成長を見届ける喜びを共有したいという思いに悪意はなくとも
ネットが普及し個人が情報を気軽に発信できる時代になった今、
SNSやBLOG、動画サイトで自らの幸せや充実ぶりをアピールする人が増えており
他人の自己顕示欲というものに皆うんざりしているようにも思います。

国民的アニメを作りうる監督として期待されていた細田さんも
自身の個人的な体験をベースにした作品を作るという
これまでの路線を変更しないと今後は大衆の支持を得られないのかもしれません。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 30

61.5 19 心温まるで女子高生なアニメランキング19位
わんおふ -one off-(OVA)

2012年9月1日
★★★★☆ 3.5 (167)
833人が棚に入れました
折り重なる山に囲まれた高原の朝。麓の学校へと続く道を、いつものように愛車ジョルノを走らせる高校2年生、汐崎春乃。美しい景色に、おいしい空気、新鮮な野菜、近所の人たちもみんな温かくて良い人ばかりだ。良い場所だとは思うけど、華やかな都会にあるものがなんにもない。高校生の春乃にとって、都会は果てしなく遠い気がして夢もしぼみがち…。そんな時、春乃の両親が営むペンションでの新しい出会い。それをきっかけに、ぼんやりとしていた春乃の思いが少しづつ形になっていく。いつもの仲間たちと一緒に、新しい一歩を少しだけ踏み出せるかもしれない。そんな、少女たちが輝く爽やかな初夏の物語。

魔女旅に出る さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ド田舎に住む少女とバイクの物語

このアニメは魔法やタイプスリップなどは一切なく田舎に住む少女たちの日常を描いた物語です。登場人物は山奥に住んでいるため、免許を持っている学生のほとんどはバイクやスクーターで登校しています。また、HONDAが提供のアニメなので登場人物達は実際に存在するバイクに跨っています。バイク好きの方は共感できる場面もあると思います。だがバイクが中心のアニメではありまん。都会や海外から旅行に来た人や地元の友達を通して主人公が少し成長する物語です。一話15分で全4話なのでサラッと観れますので是非ご覧になって下さい。私自身観た後はとても前向きな気持ちになりました。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 52
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

☆☆☆天使の羽♪

オリジナルOVA、全4話、約1時間ほどの作品です。
原案、監督は「ARIA」「たまゆら」の佐藤順一さんです。

主人公 汐崎 春乃は突然妄想する普通の高校生、仲のいい同級生や後輩と過ごしたり、田舎でペンションを経営している両親と一緒に暮らしています。そこにお母さんがネットで知り合ったへんな日本語(定番w)を使う底抜けに明るいオーストラリア人シンシアがお手伝いに来て、春乃は夢について考えます。

HONDAが協賛しているのでやたらとバイクが出てきます。主人公はスクータ ジョルノ、友人はカブなどの原付バイクで通学したり、喫茶店にやたらとバイクが置いてあったり、とにかくバイクが目立ちますね。
ネタバレレビューを読む
私も原付もってます。ホンダじゃなくてヤマハですねw
近所に行く時にしか乗りませんが、たまには遠出したくなる、そんな作品でした^^

バイクの知識がなくても大丈夫ですよ。ちょっとしたエッセンスです。
みんなほっぺが赤くてキャラクターも可愛いし、お話もゆっくりしているので、ほっとひと息つけたい時に観るといいですね。

OPEDは可愛い曲ですね。この作品に合ってます。

主人公春乃のアホ毛が羽に見えたのでタイトルにつけてみましたw

ちょっと思いましたが、今回、声優の儀武ゆう子さんは犬の役をしています。コードプレーカーでも犬役でしたが、私が観た作品の中では「たまゆら」以外、人間の役を見たことがありませんw「たまゆら」2期も楽しみです^^

投稿 : 2025/03/29
♥ : 41

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

月日は百代の過客にして 行きかふ年も又旅人なり

実家がペンションを経営している汐崎春乃(しおざき はるの)。
旅人でありペンションで働く事となったシンシア・B・ロジャースとの出逢いによって、
春乃の新しい世界が広がっていくのであった。

明るい性格のシンシアに引っ張られる形で、
内気な性格であった春乃は一緒に海へ出かけたり歌う事を決意するなど、
自分から積極的に行動することになります。

普段から使っているバイク(原付)でも、自分の意思さえあれば色々な場所へと旅立つ事ができるという作品です。

自分に限界を作って安全な場所しか行かない事よりも、
可能性を信じれば未知の世界へと旅立つ事ができるのだよ、というメッセージがあるように思います。


15分の話が4つあり、約1時間の物語です。
しかし、DVDは2枚・・・
特典映像である「わんおふ らじお」のほうが長いです。
非常に懐に優しくない手段です。

作中のバイクは全てHONDA製です。
テレビで放送するには、世界のHONDA様にスポンサーをお願いしないとダメでしょうね。

作品の監督は佐藤順一さんです。
タイトルロゴが『たまゆら』に似ているのは仕方がないのかな。


普段の生活も大切なのは重々承知していますが、たまには・・・・・

       若者よ 書やアニメを捨てよ バイクで町へ出よう!

投稿 : 2025/03/29
♥ : 30
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