ようす さんの感想・評価
4.0
今年のアルバムも、素敵でいっぱいにしていきたいと思っているので♪
たまゆら完結編4部作の第1部。
ぽって達が高校3年生になった春に、
物語はスタートします。
広島県の竹原に来て高校生になったあの日から、
あっという間に2年が過ぎた。
高校生活も残り1年。
今まで以上に大切に抱きしめたい時間を、
これからぽって達は過ごしていくんだなと感じられる第1部。
たまゆらシリーズをご覧になられていない方は、
まずはぜひ1期から(じっくり向き合うならOVAから)ご覧ください♪
50分ほどの作品です。
● ストーリー
高校3年生になった沢渡楓(さわたり ふう)こと、通称ぽって。
相変わらず、
父親の形見のカメラで写真を撮ることが大好き。
写真部には新入部員も入り、
仲良し4人組は進路について語り始める。
お菓子作りが好きな岡崎のりえ(おかざき のりえ)、
作家や演劇、さらには実家の旅館に
想いを巡らせる桜田麻音(さくらだ まおん)、
まだ進路は白紙だという塙かおる(はなわ かおる)、
そして自分の進路を決めたぽって。
残された時間は1年だけど、
あと1年ある。
今は真っ白なアルバムが、
今年も思い出の写真でいっぱいになりますように…。
たまゆらシリーズを見るのは久しぶりですが、
このたまらなく温かい雰囲気は全然変わらない^^
副題に「芽(きざし)」とついているだけあって、
物語はぽってたちがこれから進む道をかすかに見せてくれました。
物語はまだまだこれからですね。
50分なので、
これまでのアニメの2話分しかないからあっという間。
でもちょっとずつ癒しをもらえるから、
4部構成はナイスだと思います(*´ω`)
深く考えずに、
温かくて優しい気持ちになれる作品。
こんな作品、なかなかないよ…!
● キャラクター
主人公の、ぽって。
どこか危なっかしくて、
目を離すのがちょっと心配になる女の子。
そんなぽっては、
温かい人たちに囲まれて成長している。
ぽってが温かい眼差しでカメラのレンズを向けるように、
みんなは温かい目でぽってのことを見守っている。
ストーリー云々より、
キャラがあったかすぎるの。
だから見るだけで癒される。
心がほわっと温かくなる。
こういう街、こういう人たち、いいなあ。
ちなみに私のお気に入りは、
ぽってより1つ年上のかなえ先輩。
「でもでも」「だからだから」など、
ついつい2回言っちゃう言葉が可愛い♪
茅野愛衣さんの可愛い声がまたぴったりで、
ずーっと見ていたくなる(*´ω`*)
そして私のショタアイドル、
こうたん(ぽっての弟)が、
まさか中学生になったなんて…!
なんかイケメンになってて驚いた!
一番驚いたよ、こうたん!!
かおたんも髪切ってイメージ変わったし♪
こういうところでも時間の流れが感じられますね^^
● 音楽
【 主題歌「これから」/ 坂本真綾 】
はい神曲きましたー。笑
これまでたまゆらでずっとOPを歌っていた坂本真綾さんが、
完結編のために書き下ろしたこの曲。
たまゆらシリーズが持つ、
目には見えない優しさが形になったかのような曲。
完璧。
たまゆらってどんな作品?と聞かれると正直難しいけれど、
この曲が「たまゆらってこんな作品」と歌ってくれています。
それぐらい完成度の高い主題歌なんだから…!
大好きな1曲。
BGMも優しくて心地よい曲ばかり♪
● まとめ
完結に向けた第一歩。
自分達の進路を選び始めた4人が、
どういう卒業を迎え、
どういう将来を思い描くのか。
これからの展開に期待が膨らむ、
素敵な第1部でした♪