2024年度の幼女アニメ映画ランキング 1

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計測不能 1 2024年度の幼女アニメランキング1位
映画ドラえもん のび太の地球交響楽(アニメ映画)

2024年3月1日
★★★★☆ 4.0 (5)
20人が棚に入れました
藤子・F・不二雄の生誕90周年記念作品で、「ドラえもん」長編映画シリーズ第43作。苦手なリコーダーの練習をしているのび太。その前に不思議な少女ミッカが現れる。のび太が吹く音を気に入ったミッカは、音楽がエネルギーになる惑星で作られた“音楽の殿堂”にドラえもんとのび太たちを招き入れる。ミッカは殿堂を救うため、一緒に演奏する音楽の達人を探す。ドラえもんたちはひみつ道具「音楽家ライセンス」を使い、殿堂復活のため演奏するが、世界から音楽を消してしまう不気味な生命体が迫る。

CfrzK48306 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

映画館で見てこそ輝く作品・・・とはいえヒロインは圧倒的に魅力的

映画館とブルーレイの両方で視聴しました。
他のレビュアーの方も書いてますが、まさに音楽映画です。
なんでも音楽収録は本格的そのものでサントリーホールで「コバケンとその仲間たちオーケストラ」が演奏したものを使っているそうです。
ちなみに演奏に番組で公募された楽器を嗜んだ子供たちも参加してる点も良いですね。

ただ逆に言えば、映画館の高度な音響施設と巨大スクリーンだからこそ輝く作品でブルーレイ・DVDで視聴するとかなり面白さや感動が半減してしまう作品です。
ブルーレイ・DVDで視聴する場合、出来れば大画面テレビやホームシアターで見て欲しい作品ですね。

他に良い部分としてゲストヒロインの「ミッカ」は非常に魅力的なヒロインです。
ドラ映画は毎回、魅力的ゲストヒロインを持ってくるようになりましたが、わたし的には涙あり笑いあり健気さあり美声あり踊りありでドラ映画でもトップクラスの魅力的ヒロインです。
ただ声優が子役の平野莉亜菜さんという方で「演技は棒読み」という手厳しい意見も巷ではあるようですが、まあ幼女キャラだから下手に慣れたうまい声優を起用するより、むしろ子役のやや拙い演技も味があって良いですね。
ばらかもんのなるちゃんとかジブリ作品の千尋とか拙い演技が良い方向に作用する事もあります。
なんでも、アフレコの時に平野さんの横にドラえもん役の水田わさびさんとのび太役の大原めぐみさんが付きっきりで居てアドバイスしたそうです。

それと、この作品はなんだか、ラストの方で一抹の寂しさや喪失感も感じます。夏休みを舞台としたドラ映画ではいつも感じる事かもしれませんが。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

すごい凝ってる。

こどもと観に行きました。

ドラえもんはかなり久しぶりしたが、
最近のドラえもん映画は泣き要素が強めなイメージがあって、
ちょっと身構えてました。

観終わってみると、そんなに泣き要素押しではなく、
旧ドラえもん映画の雰囲気を感じる壮大な話でした。
SF要素が強めで、前半に伏線を張って、後半で回収する感じです。
(旧ドラえもん映画のブラック要素までは復活していませんw)

話の展開はけっこう良かったと思います。
コンセプトにワクワク感があったし、のび太の成長も見られるし、
ラストにかけてちゃんと盛り上がります。

音楽が題材の作品なので、映画館との音響との相性はばっちりですね。
低音がしっかり響くのは大事です。

一番びっくりしたのは、作画のクオリティです。
最初から最後までハイクオリティで、深夜アニメの高クオリティ作品に
負けないぐらい気合が入ってました。
こんなきれいな作画の映画を観て育つ日本のこどもたちは、
そりゃ目が肥えるわけですねw

ということで、大人の私は、思った以上に楽しめました。
一方、低学年の私のこどもには、少し話が難しかったみたいです。
お互いのバランスをとるというのは、なかなか難しいものですね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8
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