幼なじみで親友なTVアニメ動画ランキング 6

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の幼なじみで親友な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月24日の時点で一番の幼なじみで親友なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.4 1 幼なじみで親友なアニメランキング1位
ハナヤマタ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1078)
5111人が棚に入れました
容姿も普通、頭も普通、美術や体育……何だって普通。そんなフツウだらけのぱっとしない14歳、関谷なる。おとぎばなしに出てくるような“ヒロイン”に憧れて、いつかこんな世界から連れ去ってくれる誰かを待っていたが、中学2年生になった今も、あいかわらずフツウの毎日。そんなある日、なるは月光の下に和装で舞う金髪の少女に出逢う。「私と一緒に、よさこいしませんか?」 突然の出来事に戸惑うなるだが、異国の少女ハナに導かれ、次第に『よさこい』という非日常の世界へと踏み出していく。まだ子供だけれど、ちょっぴり大人。花々しい少女達の物語が今、幕を開ける――。

声優・キャラクター
上田麗奈、田中美海、奥野香耶、大坪由佳、沼倉愛美、豊口めぐみ、小山剛志
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

いろはにほ♪ぱーっとぱーっと晴れやかに♪

OPがいい!!^^
そして、よさこい踊るために、目標に向かって動いていく
なる達にとてもワクワクします。

ハルの声いいなぁ^^

■なんで「ハナヤマタ」?
{netabare}
・・・って思ったけど、主要なメンバーが

・ハナ・N・フォンテーンスタンド
・関谷なる
・笹目ヤヤ
・常盤真智
・西御門多美

・・・で、それぞれの名前を一文字ずつ取ると・・・

・ハナ・N・フォンテーンスタンド→ハ
・関谷なる→ナ
・笹目ヤヤ→ヤ
・常盤真智→マ
・西御門多美→タ

ってことなんですかね??これって仲間が増えていく順番にもなるのかな??
{/netabare}

■第3話
{netabare}
店長さんノリがいいですね~^^
後半の見どころは、ハナ×ヤヤでした。
生徒会長さんは・・・DQNですね(笑)
{/netabare}

■第4話
{netabare}
これ、もう完全に告白(笑)
もう結婚しちゃえよ~^^

セリフはもっとシンプルな方がいいですね
今回は結構クサイセリフオンパレードでした(笑)
{/netabare}

■第11話
{netabare}
コミュニケーションしなさすぎ・・・
ちゃんと話せば解決できるのに
というツッコミが満載でしたが、ハナちゃんがいない状態で
来週一体どうなる!?どきどきです。
{/netabare}

■第12話
{netabare}
最終回はOPなし
よさこいでOP回収してました^^
ナルが合流するタイミング、EXCELLENTでした♪

ストーリーは茶番ちっくなところは否めませんね。
とくに第11話はナルが普通に親と会話してればこういう展開はまず
あり得ないし。

部員集めも話数を取りすぎてしまいました。。。
肝心のよさこいは、OPでの踊りシーンが一番GOODで
残念ながら本編ではOP以上の踊りは観ることができず。。。

とはいえ、OP、EDはぶっちぎりで今季No.1でした^^
DLできるのが何か月も前から楽しみでした。
歴代でも、かな~り良いOP、EDです♪
サビ部分は超アツイ!
{/netabare}

投稿 : 2025/01/18
♥ : 58

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ぱぁーっと♪ぱぁーっと♪晴れやかに♪ハイ!ハイ!

原作もよさこい踊りも事前情報無しで、何となく見てました。

よさこいの踊りって事だったので、てっきり高知が舞台のバリバリ土佐弁アニメ…
「おんしゃら~よさこい、やろうぜょ」的な…「極妻」か「鬼龍院花子」学生
かと思いきゃ鎌倉舞台、普通の学生でしたw

話はサクサク進んで見やすい、まんがきらら的な百合要素はあるけど変に笑に振ってない。
真面目によさこい踊りに取り組んで感動出来る場面もあって良かったです。

成分要素の1位が神OP
OP動画のよさこい踊りのシーンと曲があっていてクセになる感じ良いです。

イチオシのキャラはアメリカからの留学生ハナちゃんかな。
小学生みたいなキンキン声で印象にのこります、ちなみに今期の賭ケグルイの早乙女芽亜里役、田中美海さんが演じてますね。

NEWGAMEやろこどる、ろんぐらいだぁす等の真面目な萌え?アニメ好きならお勧めかも。

いかにもマイナーB級感ありますが、萌えと和の融合アニメ楽しめました。


追記
ノーゲームノーライフ、宇宙よりも遠い場所のいしづかあつこさん監督作品
何見ようかとお探しの方にお試しにどうぞ~です。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 32

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

演出そこそこ頑張ってるのに報われない(?)アニメ…

いわゆる「きらら系」、マンガ原作があるお話です。原作は読んでいません。

舞台は中学校(女子校)で、出てくる先生も女性です。「あなたもよさこいしませんか?」ということで身も蓋もない言い方をすると、少なくともテレビアニメ化された範囲では「メインキャラ5人がよさこい部を作って、地元開催のコンテストに出る話」です。

男性でまともに出てくるのはよさこいグッズを売っているショップのおっちゃんくらいのもので、ひたすら女の子推しなのは昨今の深夜アニメにありがちですね。

ただストーリーとしては「熱血スポ根もの」のフォーマットにそって、ある意味無難に、ある意味熱くきっちり仕上げている感じですね。

作中の中の人が実際にチーム“ハナヤマタ”というユニットで、作中キャラの衣装で主題歌(OP)「花ハ踊レヤいろはにほ」を歌い踊るのも今風です。あ、この曲の出来はかなり良いと思いますよ。

で、本作ですがよく見るとメインキャラ5人にはその人のシンボルになる花が割り当てられているのですよ。見間違いでなければ:

関谷なる(主人公): 桜(サクラ)
ハナ・N・フォンテーンスタンド: ブルースター
笹目ヤヤ: 薔薇(バラ)
西御門多美: 百合(ユリ)
常盤真智: 向日葵(ヒマワリ)

終盤に羽織るよさこいの衣装は上記の花をあしらったものなのですが、実は序盤の冒頭にそれぞれのシンボルの花がアップで写ることで、誰メインの話かわかるようになっていたのです(観返せる方はどうぞ)。

まあわかりやすいのは上記の例ですけれども、演出は各キャラの設定を踏まえて、意外と丁寧にやっている印象です。でもそれは地味だしわかりやすくないので、誰のレビューを観ても特にそれに言及するようなものがありません。ちょっと可哀想…。
(ざっと見た限りなので、見落としがあったらごめんなさい。)

あと、作画は地味に良いです。「キャラが崩れた」とか「動きが変」とかは思わないで観ていた記憶があるので…。

ということで、このアニメが放送されたクールの中ではけっこう好きだった作品なので、ちょっとしたレビューを書かせていただきました。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 38

66.4 2 幼なじみで親友なアニメランキング2位
ステラのまほう(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (414)
1803人が棚に入れました
高校の入学式の日、夢中になれることを探して部活PRの展示を見て回る新1年生の珠輝。幼なじみのクラスメイト・裕美音はイラスト部に入部して楽しそうだけれど、珠輝は何をしたいかわからなくて……。
同人ゲームを作る部活「SNS(死んだ魚の目・日照不足・シャトルラン)部」の机でパズルゲームをプレイした珠輝。迷った末、新入部員になることを決めます!プログラマで部長の2年生・椎奈、シナリオ担当の2年生・あやめ、BGMと効果音の担当、2年生・歌夜の3人と一緒に、ゲームを作る日々が始まります。

声優・キャラクター
長縄まりあ、村川梨衣、小澤亜李、悠木碧、前川涼子
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

デジタルなかわいさ

正直今期のアニメの中でダントツに好きです。
誰かのために考え行動する優しさ、辛い時の心の動き、人の優しさを察し感じる言葉、関係性。そのどれもが、私の心に響いてきます。

【物語】
女子高校生がゲーム制作サークルに入部し同人ゲームの制作をしていくお話。
好きなことを出来なかった・見つけられなかった人には響く1話でした。
【作画】
やわらかくて良いですね。
【声優】
村川梨衣さん、悠木碧さん、小澤亜季さんなど、若者向きに人気な方がそろってます。
そして主役は長縄まりあさん。私は六畳間の侵略者が大好きなんですが、ほんとうれしいなあ(涙)
【音楽】
音楽というよりはOPEDの映像の話なんですがOPのドットキャラ絵が可愛すぎる!
EDの映像も曲とかけてドットが浮かんでいるデジタルな海なのか、デジタルな宇宙または空を表現しているように見えました。(四角いドットから星に変わるのも星空という感じです)EDの曲は長縄まりあさんが歌っています。
海の中に漂う浮遊感、大きな海の中で少し切なさを感じる孤独感。海の中で灯りのように光るデジタルな海の中の星が、転調によりキラキラと輝く星へかわり輝きだす高揚感。いやあ、見返すほど味がある。
たまきの様々な感情をイメージさせるようなところがありますね。5話を観た後にじわじわと効いてきました。お話の余韻を響かせるようないい曲です。


【キャラ】
どのキャラもみんな好きですね。
その中でも関あやめちゃんがなんとなく好きです。
いやでも、ゲーム音楽に詳しそうな藤川歌夜ちゃんも良い!

【ゲームを制作するアニメといえば?】

ゲームを劇中で制作する作品といえば、「涼宮ハルヒ」では少し触れてますよね。
負のベクトルを持った作品なら「NHKにようこそ」とか笑
最近では「少女達は荒野を目指す」「NEW GAME!」でしょうか。
私は見たことが無いのですが「ディーふらぐ!」「 冴えない彼女の育てかた」「 さくら荘のペットな彼女」「 超次元ゲイム ネプテューヌ」等もゲーム制作をしているようです。

【ゲーム音楽は聞きますか?】

ゲームにおいて、音楽はとても大事ですよね。
オーケストラでの壮大な曲や、チップチューンの色あせない名曲、様々なゲーム音楽がありますよね。
チップチューンの原曲をアレンジでオーケストラでの演奏がされたりしますが、「原曲のほうがいいなあ」なんて思うことが多いです。

【本田たまき】
{netabare}
今作品の主人公ですね。
5話で歌夜と音信不通になった時のセリフが印象に残っています。
『どうして…部長さん…関先輩…藤川先輩を信じてあげないんですか』
『私たちみんなで楽しく一つのもの作ってきたじゃないですか…』
(あれ…なぜ藤川先輩だって頑張ってるはずだって確信できるの?みんなで楽しく作ってきたってほんとに言えるの…?)
『それでも…それでも私は藤川先輩を信じたいです…』
辛い状況下で歌夜がBGMを作れず逃げてしまったと思う先輩たちに対して、
たまきは不安の混じった疑問をなげかけました。ゲーム制作はいつも楽しいという幻想的なイメージがあったかもしれない。たのしく一緒にやってきた仲間に疑うことはないと思っていたかもしれない。たまきの理想と現実の乖離ですね。それでもたまきは歌夜を信じたかった。それはたまきの弱さでもあり、たまきの根本的な部分に存在するやさしさの現れかもしれません。(人を疑うことを知らないというのは、弱さでもあり、優しさでもあるのかもしれません)
{/netabare}

【即売会、いったことないなあ】
{netabare}

同人音楽や、同人漫画の即売会って行った事ないなあ。クリエイターの最前線?やマニアックな世界を見たことのない人にとって、そういう面白さもこの作品にはあるかもしれませんね。

でも周りが皆上手くて、自分の作品が小さく見えて、この場に居ていいんだろうか?早く帰りたいなんて思うことはだれでも経験した事のある気持ちかも知れません。だからこそ、たまきが会場で気落ちしたことがすっと分かるのかも。

いわゆるジャケ買いというやつでしょうか?ゲームのイラストを見て買っていく人は。私も、一般ゲームでジャケ買いをすることがよくあります。という事で雰囲気で買ってくれる人には、仲間意識を感じます。しかも同人ゲームの会場となれば、お宝を発掘するような、もしくは未開の地を開拓する楽しさがあるんだろうなあと羨ましさを感じます。

今週(6話)も情感を感じれて良かったです。藤川さんの「私の事、かばってくれたんだって?」に茶化した感じのない雰囲気を感じて、グッと来るセリフです。

部長さんが元部長さんとの日々をどう思っているのかも感じれたし。(そしてあえて言葉にしないのも素敵です)

たまきがこの部活に感じる楽しさというのを最高のきらきらとした笑顔で表現したあのシーンも良かった。

{/netabare}

【ボードゲーム】
{netabare}

ボードゲームは将棋やオセロも入るのですね。
私は人生ゲームを、テレビゲームでプレイしたことがあるくらいです。モノポリーを持っているんですがルールを知っている人がいない(笑)
人狼ゲームや、お邪魔物はボードゲームに入るだろうか?

作中では幼き頃のたまきが、ゆみねと遊ぶ為にボードゲームを作ります。ゲームを遊んでもらえて楽しんでもらえることが素敵だ思う気持ち、SNS部に入ろうと思った時の気持ちのきっかけの話でした。

私には、たまきがゆみねと友達になる為に頑張って、ゆみねを笑えるように変えてくれて、外との繋がりを作れるようになり、そして一度中学は別々になっても高校生になった今でもずっと友達で居る二人に涙。特別な親友ってたまきは言っているけど、より強くそう思っているのはゆみねのほうかもって感じました。

今週は藤川さん可愛かったなー。

もうこれが今期の私の一番好きなアニメです。6話までこんなに楽しめたのは今までにないくらいです。

{/netabare}

投稿 : 2025/01/18
♥ : 42
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

OPのドット絵でワクワクしたことで、年齢を痛感したw

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
きらら系らしいほんわかとした絵柄やストーリー。ゲーム作りを題材にはしているが、あくまで部活レベルなので、決して難しくない。ぼ~っと眺めるのに適したアニメです。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ただ懐古的なだけですが、ドット絵のゲームは好きです。要は、「足りない分は想像力で補え!」という感じで、小説的な広がりがあるんですよね、ドット絵には。漫画と小説の中間な感じ。もちろん、華麗なグラフィックのゲームを否定するつもりはないですが、共に良さはあるということで。復刻版のファミコンも売れてるみたいですしね♪

ゲーム制作アニメ、といっても「NEW GAME」のようにプロの現場を見せるのではなく、高校の部活動で「同人ゲーム」を作るという話。設定的には「少女たちは荒野を目指す」に近いけど、「しょこめざ」はガチの商業目的でしたが、「ステラのまほう」は、もっと真っ直ぐに、爽やか?にw「あくまで部活」の範囲内で頑張る感じが良かったです。

ゲームのクオリティも、「あくまで部活」という趣旨から外れないもの。初めて作ったゲームがノベルゲームというのも現実的で、それは「しょこめざ」と一緒でしたが、動機が全く違うのがおもしろい。

この「あくまで部活」感は、作品を通して徹底していたと思います。部活の傍ら、バイトや塾に通ったり、授業中にキャラデザしてたら普通に注意されたり、制作日程にテスト週間考慮したり。

そんな中でも、「ステラのまほう」完成間際のドタバタには緊迫感があったし、マスターアップの瞬間には感動もありました。

きらら原作なんで、当然、日常系によっていますし、基本はキャラを見せるアニメなんでしょう。

個人的に好きなのは、椎奈です。ネガティブゾーンに入った時は鉄板で笑えましたw というか、珠輝、あやめ、歌夜、裕美音も含め、すべての人物に「ちょっとした闇(病み)」の部分があるのは、本作の特徴でしょうね。勿論、笑える範囲のものですが。

構成的にも、山場を1つ越えマンネリしそうな辺り(8話)で爆弾を投下(水葉を登場)させるなど、構成としても良かった。原作連載中ですし、これは2期を期待できるかな?

第11話は、問題提起をぶつけてくる良回。ここまで「あくまで部活」を貫いた本作に、「部活なんかやってどうすんの?」という、どストレートの質問をぶつけてくるなんて、素敵w 「私が絵を描くことに何の意味があるんだろう?」ってなんか、アイデンティティーの確立という、どストレートなテーマですね。結局その問題提起は明確な答えを出さず、あいまいに流しましたね。でも、そんなもんでしょう。答えがでないからこそ、楽しめるんだしね。

最終回、コミケにはリアルでは一回も行ったことないけど、数多のアニメで観ているから、初めて行っても何とかなるかも……って、甘いか(笑) ラストはまさかの水着回w 椎奈の水着姿に、珍しく普通に萌えた(笑) なるほど、絵を描くだけでなく、ゲームを作りたいって、なんか良いな。これはある意味で、完全分業化されたプロの世界である「NEW GAME」にはなかった発想。未完成で不完全で発展途上の「部活動」だからこそ描ける世界。うん、続きを観たいな。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/18
♥ : 42
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

一つだって欠けてはならない大切な5つのピース

「まんがタイムきららMAX」で連載中の4コマ漫画が原作のアニメ。原作者のくろば・U氏は東大のゲーム製作サークルにいた事がある人。上記サークルの運営するサイト「Nonlinear」にはフリーゲームの公開もあります。

そんななので「ステラのまほう」は生粋のゲーム製作アニメとなりそうです。

部活とかサークルとかバンドとか、人が集まって何かをする時には必ず意見の齟齬が生まれます。他にも、やる気のない人がいたり、逃げてしまう人がいたり、人が多くなればなる程、色々な問題が生じるものです。いいチームが出来上がると言うのは奇跡に近い事なのかも知れません。

本作に登場する※1SNS部には既に結束の固まった(少なくともゲームを一本作っているので)3人の先輩がいます。そこに飛び込んだのが主人公の珠輝。

以下は各話の感想。

1話
{netabare}
部員の勧誘に励む?SNS部の場面。部長の椎奈さんが「大変ですよ‥」と釘を刺す一方で「そう気負う事も無いんですが‥」と誘う台詞の連なりは一見不可解なんですが、「大変ですよ」は多分やる気の無い人を切り捨てる為で、後の台詞は、それでも本当は仲間が欲しいと切望する椎奈さんの気持ちの表れの様に感じます。珠輝の返事を聞いて椎奈さんの死んだ魚の目(笑)に光が差した様でした。もしかしたらSNS部は元来もっと多くの人たちを擁していた部活だったのかも知れません。

一方で、自身を過小評価する珠輝ですが、その経歴はなかなかのもの? 以下に羅列。

幼児:すごろく製作
小1:昆虫の研究
小3:落書きの研究
小5:漫画を読みふける
中1:漫画の絵を模写
中2:古本を読みふける
中3:カードゲームの※ソリティアを研究

本人は趣味に一貫性が無さ過ぎると嘆いていますが、"なかなかの経歴"なんて控えめな表現でした。素養は完璧でした(笑)

※:一人遊びの事。トランプではクロンダイクが有名ですが、15パズルとか「カウボーイ・ビバップ 天国の扉」に出ていたボール・ソリティアもソリティアの一種。鎮静効果があります。(個人的経験から)
{/netabare}
2話
{netabare}
1話ではちょっと厳しい印象を残した椎奈部長でしたが、その事を珠輝に謝ってしがらみを解消してくれました。こんな素敵な先輩がいたら良いですね。

あやめと歌夜ともすぐに打ち解けた感じで3人+1人が着々と4人へと近づいていきます。

PCに不慣れな珠輝の補佐として、珠輝の幼馴染の裕美音もゲーム作りのお手伝いをする事に‥。裕美音というより"ゆみねぇ"という感じ‥珠輝を可愛がるお姉さんキャラでした(笑)
{/netabare}
3話
{netabare}
今回は合宿と称して珠輝の家でゲーム作りというお話。椎奈部長の気遣いで珠輝のお絵描き環境が充実。裕美音(この人、もはや部員同然‥)のアドバイスの元、ペンタブでお絵かきの練習してました。椎奈部長の「スキャナが必要かも知れません‥」とか、歌夜の※サンプリング作業とか、台詞ほか、描写が細かくて、ゲーム作りの土台を構築している様子が良く描かれている印象を受けました。

タイトル「ステラのまほう」の意味も分かります。5人の主人公達が以心伝心出来るまでの成長の過程を描く様なイメージでしょうか?

珠輝のお母さん、おばあちゃんも登場。二人とも優しいんだけど‥「ししおどしで遊んどるのは、だれじゃ~~!」はわたしだったら確実にトラウマになっているシーンですね‥。現実にその場に居合わせたら、縮み上がるであろう事請け合いなホラーなシーンでした(苦笑)

全体的に見れば、今回も5人の仲がより深まった様で、温かい気持ちになれるお話だったと思います。

次回も楽しみです。

※:色々な音を録音して、それをDTMソフトとかシンセサイザーとかの音源に利用する事。
{/netabare}
4話
{netabare}
今回は多くの新キャラが登場します。
人数少し多いので分かりやすく以下にまとめ。

飯野夏さん‥「のんのんびより」のかずねえみたいな糸目の人。
清水マリカさん‥天真爛漫ハーフの子。
百武照さん、SNS部のOGで初代部長。猫耳の人。
春馬君‥あやめの弟。小学生。珠輝に手ほどき出来るほど絵が上手い。
信人君‥春馬君の弟。

キャラ紹介の意味合いの強いお話だった所為か、物語にはあまり動きはありませんでした。(珠輝が春馬君に絵を教わって恋心?を抱かれたくらい‥)

ですが今回のお話を以って私は、SNS部は裕美音だけでなく、多くの人の助力に支えられてゲーム完成に漕ぎ着けるのでは?という予想を抱いた次第。

原作者のくろば・Uさんの所属する同人ゲームサークル「ノンリニア」もメンバーは40人以上、個性豊かな方々が時によって参加したり参加しなかったり、のんびりとゲーム作りしている模様。漫画とかアニメではさすがに40人は多過ぎますが「ステラのまほう」でも小規模ながら似た様な光景が描かれる事になるのかも知れません。
{/netabare}
5話
{netabare}
今回ではステラのまほうという言葉に込められたもう一つの意味も分かります。ゲームキャラの持つ魔法を意味する言葉の他に、ステラ=スターのまほうという意味があるらしい‥。五芒星のそれぞれの頂点にそれぞれの担当が収まるというのは見て分かるんですが、椎奈部長が二役以上務めているし、いまいちピンときませんでした‥。ゆみねぇは部外者だからやっぱり外れているんですねぇ(涙)テル先輩、雑用とかスケジュール管理ダメだったのかな‥。何でも出来そうなイメージだったけど‥。

あれこれあって、今回を以ってついに「ステラのまほう」が完成。は、早い‥。次回を最終回としてもおかしくない、やや急ぎがちな展開でしたが、この先はもう一本新作を作るお話とか、修正版を作るお話とかになってくるのでしょうか?

余計な場面があまり無くて、台詞にも無理なく情報が詰まっているし、キャラの優しさも丁寧に描かれているので、見ていて心地良くなるアニメです。3話の例の場面は別だけど(笑)

次回も楽しみです。
{/netabare}
6話
{netabare}
今回は、即売会のお話が半分、打ち上げ会のお話が半分。

自分が作ったものを見られたり、評価されたり、このレビューにしても、私もアップする時たまに緊張するので珠輝の気持ち分かります。あと売り物をタダであげたくなってしまう気持ちも(笑)こういうのは慣れと割り切りで乗り切るしか無いんでしょうね。多分‥。

後半の打ち上げ会のパートは反省会とか、裕美音のお約束な話とか、恋バナとか、小休止の意味合いも兼ねたこれまでのまとめ的なお話でした。

地味ながらキャラの魅力が増しましたし、「ステラのまほう」完成と初販売成功という一章の終わりを飾るに相応しい円満な内容だったと思います。
2話続けて珠輝と裕美音、新キャラの飯野 水葉(いいの みなは)さんも交えてゆる~い百合話。
{/netabare}
7話・8話
{netabare}
珠輝と裕美音が友達になるお話。友達の為なら普段考え付かない事が出来るというのも、すごろくがゲーム作りに興味を持つきっかけになった事にも納得でしたが、2人の同級生だったのぞみちゃんという子、小学生低学年?なのに落ち着きがあり過ぎて、助言も的確なので違和感が‥。今の珠輝よりもずっと大人なんじゃなかろうか‥(笑)

ゲーム作りのお話が2週連続でお休みだったので物足りない印象でした。

来週に期待。
{/netabare}
9話
{netabare}
今回のサブタイトルは「スキルアップその2」。新作ゲームの企画、夏コミの話も出ましたが、ゲーム作りに関しての内容はかなり薄い印象。

「ステラのまほう」即売会の終了以降はテンプレに従った百合話ばかりで楽しめていない様な‥。椎名部長のコミュニケーションLv.0(Lv.1とかになっていると思う)なところが可愛かったり、あやの男前振りがカッコ良かったりするんですけど‥‥。たまきは小学生にしか見えない(笑

次回に期待したいと思います。
{/netabare}
10話
{netabare}
前半はたまきが椎名部長を泣かしちゃう話。

たまきの自信の無さや心配性は椎名部長に通ずるところがありますが、部長の方がやや打たれ弱い‥。言いたい事を言う所は一緒ですけど、どちらも言った後で思い悩んでしまいます。程度の差こそあれ誰でもそうかも知れませんが‥。でも二人とも回復は早い。羨ましい‥。

後半はさらに椎名部長から借りたパソコンをたまきが落として壊してしまうという話。ある用途に特化したマシンを持ってる人とかでなければありそうに無い話ですね。でもやってしまったらどうしようという気持ちは伝わってきました。友達から借りたゲームのデータを消してしまったらという恐れと似ています。ハードは買い替え可能ですが、完全に消去されたり壊れたりしたデータは修復不可能。重みが違います。

おきのどくですが ぼうけんのしょ1ばんは きえてしまいました‥とか(汗

落としたパソコンが壊れるなんて稀にしかない事だと思いますけど、ハードディスク(HDD)がやられる事はあるかも知れません。セーフモードから起動してみてダメなら、OSの入ってるディスクから起動するか、HDDを他の健康なPCに外付けして、運良く読見込めたら必要なデータをコピーするとか、あれこれ手がありますが、最悪の場合でもHDDを初期化するか買い換えれば使える事が多いと思います。PC自体は結構丈夫なので壊れたと思って捨ててしまうのは勿体無い‥試す価値はあると思います。
{/netabare}
11話
{netabare}
夏コミに向けてのゲーム製作のお話の続き。

アグレッシヴ少女"はーちゃん"こと水葉さんのお姉さんは糸目の飯野夏さんでした。
ゲーム製作と勉強が両立出来ない水葉さんに夏さんから(おばあちゃんの代弁者として)待ったの声が‥。

自分にしか出来ない事があると主張する水葉さんに、夏さんはそれを自惚れと断じ、彼女にとって本当に必要な事は何かと問います。

必要な事と言うと、単純に考えれば、社会人なら食べる為に必要な仕事とか、学生なら、なるだけ自分の望む仕事に就ける様にする勉強とか‥でも必要な事ってそれだけじゃないですよね‥? 作中であやが言っていた様にご飯食べたり息したりするのと同じく、精神的な支えは人間にとって必要です。自分自身にひとかけらの誇りも持てなくなったらその時は多分おしまいなので‥。仕事や勉強に誇りを見出せるのなら一石二鳥ですが、人生って望めば叶う様にそうそう上手く出来ていないものです。

評価や意味じゃない‥あやの一喝はそんな一番大切な事を思い起こさせる青天の霹靂の如き言葉でした。これは女子じゃなくても惚れ惚れしてしまいますね。おおっと、逆でしたね(笑)

ゲームの事、新作ゲームのジャンルはまたしてもサウンドノベル。原作はあやによる中二病全開小説「星屑の※インテンツィオーネ」。OPムービーの※bドット絵を見て、初回からRPGとかアクションゲームの製作風景が見れるかも?と期待していたのですが‥残念。

でも高校生が部活で作るゲームジャンルとしては、製作難易度の観点から判断すればサウンドノベルの方がリアリティがある気はします。そうした小さな成功を積み重ねながら段々とスキルアップしていき自信をつけていくのでしょう‥先の話との兼ね合いで納得。アニメとしての派手さには欠けますが、その方が嘘っぽくなくて私は好きです。

それはそれとして、ぷよぷよのアレンジと間違えられてしまったとは言え、第1話の部活勧誘の話に出ていたパズルゲームは何気にスゴかった気はします。対戦なのか協力なのか、ゲームパッド二つ使ってプレイ出来る仕様だったみたいなので。てる先輩以外はみんな1年生だったわけだし‥。

「ステラのまほう」完成からは長~い中だるみが続いているという印象でしたが、OPムービーにも微妙な変化(レベルアップ!)があり、今回のエピソードでそれを脱却した感があります。

ラストに向けての熱~い展開に期待してます。熱~いと言っても、事ある毎にハグする様な百合描写はもうおなか一杯なので遠慮しときますケド(笑)

※:イタリア語の女性名詞で意図や意向の他に、印象、心証なども示す言葉だそうです。「星屑の意向」とかだと硬過ぎるので「星屑の願い」という感じに訳すときれいな感じはします。
{/netabare}
11話
{netabare}
ゲーム完成から夏コミ、水着回と急ぎ足でまとめた様な最終話でした。

とんでもない数の人の集まるコミケ会場の風景が描かれましたが、映像などを見ると何ともまあ、毎年すごい熱意ですね。話には聞いた事はありますが、私は現地に出向いた事はありません。椎名部長並みに人ごみが苦手なので(汗)ちなみにサークル参加費は8000円なり。参加する人は1本1000円のソフトを出来れば8本くらいは売りましょう(笑)

最終話に至るまであまりレビュー内で触れなかった歌夜について、これまでも常々思っていた事ですが、歌夜は他のSNSメンバーと比べ、プロ意識が既に芽生え始めている様で、時間に忠実、掛け持ちしてても身を削って仕事をこなすところなど、最後まで底知れぬ天才性が伺えるキャラでした。OPで表示されるステータス画面でもスキルが役に立つものばかりでレベルもかなり高めだし‥。頼もしいキャラである一方、割と乾いた性格をしていて、百合話にもあまり絡まないので、他のメンバーと比べると陰の薄い印象がありましたが、それでも、縁の下の力持ちとしての大事な役割があり、さらに椎名部長とともにSNS部の熱冷まし役を兼ねるという、やはり欠けてはならない大切なピースの一つでした。

義務に忠実な歌夜や椎名部長を描く一方で、たまきやあや、はーちゃん(あとゆみねも)の様な情熱的なキャラも描き、それぞれの視点にもかなりのずれがあり(ノンリニアにモデルがいたりして)行き違いや衝突を経て、ただの馴れ合いの仲良しグループには決して生まれる事の無い絆を描いている点はこのアニメの美点の一つに数えられると思います。

後半の海での打ち上げの話は、はっきり言ってSNS部っぽくない‥。日光足り過ぎ、元気一杯でみんな堂々としてるし‥椎名部長以外は(笑)

ゲームの製作から完成、販売まで一貫して描かれているのも、このアニメの良いところではありますが、百合成分とパパ大好き(笑)成分が過分に含まれていたためそれに隠れ、肝心のゲーム製作部分の描写が中盤~後半にかけて淡白になってしまっていたのはちょっと残念でした。

最近のアニメでは何故か、女子ばかり登場するアニメだと百合に、男子ばかり登場するアニメだとBLになってしまう傾向がありますが、展開がワンパターンになりがちだし、ちょっと現実離れし過ぎな気もするので少し控えて欲しい気もします。

2期無さそうですが、もしあれば、すごろくからの叩き上げのゲームクリエイターたまきの第一歩、是非見てみたいものです。

SNS部に祝福を!
{/netabare}

OPはパラパラ漫画とか※2ドット絵とか、キャラ紹介のLv.~とか仮装とか、見ると楽しくなる映像も相まって、とても完成度の高いムービーに仕上がっている印象。下地紫野さんの明るく透明感のある歌声も素晴らしい。「God Save The Girls」聴くと元気がもらえる曲です。

下地紫野(しもじ しの)さんは作中ゲーム内キャラ、ステラの声の他に、4話から登場のマリカと茶道部員の人も演じていらっしゃるそうです。きちんと声色を使い分けていて、声優としての技量の高さも感じました。

ゲーム作りを主題としたアニメには前期の「NEW GAME!」がありましたが、この「ステラのまほう」ではたった5人?でゲーム製作。規模はずっと小さいものの、一人一人が決して欠けてはならない重要なお仕事を担うため、"なんとかなるさ"感が全くありません。(お互いの仕事の性質が違う為なかなかフォローし合えない点で)

ですが、4話見終えた時点では上記の様な厳しい印象は和らいで、かなりゆる~い雰囲気に‥。もしかしたら部員以外の多くの人に支えられて一つのゲームを作り上げる物語になるのかも知れません。

それぞれの個性を持った人たちが、それぞれにしか出来ない役割をへこたれずに全うするのは大変な事。それでも一丸となって一つのものを完成させた時の喜びは何ものにも代えがたいはず‥。

彼女たちの作り上げるゲームに期待です。


※1:SNS部=死んだ魚の目・日照不足・シャトルラン部、ヒドイ‥(笑)

※2:原作のくろば・Uさん自ら描いたもの。さすが現役ゲームクリエーター。お見事な出来栄えです。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 29

81.8 3 幼なじみで親友なアニメランキング3位
BTOOOM!(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (2114)
11167人が棚に入れました
全世界で300万本以上売れているこのゲームの武器に、銃の類はない。
BIMと呼ばれる爆弾のみだ。
レーダーで相手を見つけ、8種類のBIMを戦略的に駆使して敵を爆殺する。
それが、このゲームで勝つためのポイントだ。

22歳になっても職に就けず、さえない日々を送るだけの人生。
それが俺、坂本竜太(さかもとりょうた)の人生――。
だが、この【BTOOOM!】というネットゲームの世界では、
俺は誰よりも強く、
誰よりも尊敬され、
そして、誰よりも偉かった――。

しかし今、俺がしているゲームは仮想(バーチャル)ではない。
現実(リアル)だ。
無人島で、BIMを持たされ、戦う意味すらわからないまま、人殺しを強要される。

理由もわからず連れてこられたプレイヤーたちによる、生き残り(サバイバル)ゲーム。

現実世界で行われる【BTOOOM!】(殺し合い)。

生への渇望。
失われていくモラル。
侵食する狂気。
肥大化していく欲望。

全てが混ざり合い、粉々に砕け、

爆殺遊戯の幕が上がる――。

声優・キャラクター
本郷奏多、三森すずこ、大川透、沢城みゆき、中村悠一、高橋名人

oxPGx85958 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

物語の序盤で終わったという点を差し引いてもつまらない

追記
その後、原作のマンガを(途中までですが)読んでみました。アニメを見たときに感じたどうしようもないつまらなさは感じなかったので、これはアニメ化にあたっての問題だったと言ってよさそうです。マンガであるがゆえに誇張されている表現を、アニメ化にあたっては抑えめにするべきだったのに、逆に行ってしまった、ということなのではないか、と。

-----

原作のマンガは未読。2018年に連載が終了したようで、2012年に作られたこのアニメは話の序盤しかカバーしていないと思われます。しかし、それを考慮に入れても、本作は物語の導入に成功しているとは言いがたいと感じました。

訳ありの登場人物たちが無人島に送り込まれて殺し合いをさせられるという話は手垢のついたもので、それへのプラス・アルファが、このアニメ・シリーズの範囲では特になかったため、作品の地力だけで勝負ということになるわけですが、そうなると特に強みはなく、演出・演技の陳腐さだけが目立ちました。

登場人物たちにバカな行動を取らせることでサスペンスを醸成するタイプの作品でもありました。現実の人間はバカな行動を取るものだから、それがリアリズムだみたいな論もありますが、そのバカさに現実味が感じられないから白けるわけです。

ただ、その説得力のなさが原作由来なのか、アニメ化の問題なのかを確かめるために、原作のマンガを読んでみようかなと思ったのはたしかなので、マンガのプロモーション・ツールとしてのアニメという機能は果たしているのかもしれません。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 4
ネタバレ

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

爆弾型バトルロワイアル!

話の設定がすごく好きです。
キャラデザはあまり好みではないのですが、爆弾を使ってのバトルシーンの作画は迫力があって良かったです。

1話感想
{netabare}
敵があんだけ爆弾投げまくって死ななかったのに、こっちが一個爆弾しかけただけなのに殺せるってどーいうことなの?
圧倒的主人公補正ですねw{/netabare}

2話感想
{netabare}
今回はヒミコサイドの話ですね。
てかヒミコかわいそすぎんだろ・・・
ヒミコがあの部屋から逃げ出せたんだから事件が解決されたといってもいいのに、それで島送りにされるってどんなだよ。
てか先輩の部屋に行きたがったの友達の方じゃねーか!
理不尽すぎんだろ!

てことは主人公が島に連れてこられたのはお母さんのせいなんだろねきっと。
いや、お母さんは悪くないのか?
働かないのがだめなんだし・・・
まぁなんでもいいやw{/netabare}

3話感想
{netabare}
ついに本格バトル始動です!
にしても平のおっちゃんはいいキャラしてるわ。
普段頼りなさそうに見える人がいざという時には超キレる、そういう人は結構好きです。
でも、坂本も伊達に主人公やってないねw
武器持ってる奴らがいるのに動じないなんて、やっぱ主人公はこうでないと。
てか、部屋で引きこもっている時とのギャップがすごいなw{/netabare}

4話感想
{netabare}
何か危ない子が出てきたよ!?
親父の方は中々エグイ死にざまでしたね。
てか、親子なのに顔似てなさすぎw

あの近距離で爆弾受けても死ななかったってことはあの子も主要人物なのかな?
主人公並みの補正がかかってますねw
あのモブっぽい弁護士のおっさんは今頃どっかであっさり死んでるんでしょうか?(;゚∀゚)

ちょっと原作が読みたくなってきましたw{/netabare}

5話感想
{netabare}
ようやく正ヒロインと行動することになりましたね。
準ヒロインはおっちゃんってことでw
バトルというほどのバトルはなかったけど、たまにはまったり?と話をしてもいいじゃないか!
中々エグイアニメだしねw

てか、オオトカゲって何ぞ!?
あんなのが普通に生息してたら殺し合いをするとか以前にみんな食われてしまうんじゃないか?
実際爆弾とか関係なく死んでしまう人とかもこれから出てきそうですね(;゚∀゚){/netabare}

6話感想
{netabare}
坂本いいね!
やっぱ主役はこうでなくては!
まぁわざわざはしごに上らずとも、普通にとっとと爆弾投げてりゃいいような気もしますがねw

ところで仕事中のおっちゃん、悪い顔してたね~。
あんないい人なのに、信じられないです(;゚∀゚){/netabare}

7話感想
{netabare}
坂本の運動神経おかしいだろ!?
引きこもりですよね!?
毒ガスからの逃げ方がすごすぎんだろ!
一体どこにあんな力が・・・?

そして宮本・・・
今回は中々のグロ映像でしたね(;゚∀゚)
あいつ結構いいキャラしてるからもっと最後まで残っていて欲しかったのに・・・

弁護士のオヤジ?
ああ、いたね~そんなのも。(興味なし){/netabare}

8話
{netabare}
手が吹っ飛んでも生きていられるものなのか?
即死はないだろうが普通は出血多量とかでお陀仏な気がするんだが・・・(;゚∀゚)

伊達って奴はひどい奴だねほんと。
でもおっちゃんの治療をしてくれてたっぽいよね。
何が目的なのか・・・

あとは出てきていきなり裏切りおった女ですね。
もうこの島では裏切りがあたりまえなんだね。
俺がもしBTOOOMに参加させられたらどうなるんだろう。
誰か仲間を作ってもやっぱり裏切ってしまうのだろうか・・・
それ以前にビムの使い方を誤って自爆したり、オオトカゲに食われて人知れず死んでしまいそうな気がしますねw
我ながら情けない(;゚∀゚){/netabare}

9話感想
{netabare}
史上最強のニート、それが坂本だ!
とは言ってもさすがにここまでの主人公補正はやりすぎなんじゃないかなぁ・・・?
ファイヤーを使ってたオッサンは一個のビムであっさり死んだのに坂本は三個ぐらい一気にくらったのに生きてたよ!?
いやまぁくらってないから生きてるんだけど、あの状況でくらわないのはさすがに無理があると思うんだ俺は(;゚∀゚){/netabare}

10話感想
{netabare}
坂本さん、マジすみませんでした!
前回は主人公補正で生き残れたとかなんとかほざいてしまって本当にもうしわけございませんでした(;゚∀゚)
ちゃんと坂本は考えてたんだね。
今回もまたピンチな感じで終わったが坂本ならまぁ大丈夫だよねw
結果として坂本は織田に負けてしまったが、ほんとに良い戦いで、これからの二人の対決が楽しみです。
{/netabare}

11話感想
{netabare}
ヒミコ自重しろw
ヒミコが胸でビムを跳ね返した時に変な声を出しやがったせいでおもわず吹いちまったじゃねえかw
シリアス展開台無しだよ(;゚∀゚)

村崎さんは伊達を許してしまったのか。
どこまでいい人なんだよ。
俺にはいまいち理解できないが、ほんとに伊達のことが好きだったということだけはよくわかるよ。
てか、村崎さんも坂本に負けず劣らずの生命力を持ってますよねw
腕なくなったのに生きてるし、伊達のビムくらっても復活するしw

次回最終話か・・・
ほんとに最後のは平さんなんかな・・・{/netabare}

12話感想
{netabare}
まさか平さんが死んでしまうとは思わなかったよ(T_T)
てかその後すぐにラブコメってる二人ってどーなの?
大事な仲間が死んでしまったら普通はしばらく立ち直れないと思うんだが(;゚∀゚)

最後だけOPが変わってましたね。
なかなかカッコいい曲だと思いました。
変える必要があったのかいまいちわからんがw
流れてきた映像もこれまでの戦いの総集編って感じで中々良かったです。{/netabare}

総評

かなり楽しめたバトルアニメでした!
終わり方からしてこれは2期あるでしょうね。
大いに期待して待ちましょう!

投稿 : 2025/01/18
♥ : 62

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

生き残るための、人間の本質が問われるゲーム

拉致された老若男女が
とある無人島で脱出を懸けてサバイバルゲームを行う。
ゲームのルールは端的に言うと
他の人を最低7人以上殺すこと
ただし武器は「爆弾」のみ。

このアニメの見どころは
・さまざまなタイプの爆弾を駆使した戦闘シーン。
・サバイバル且つ殺し合いという過酷極まりない状況下で
 人間の心理状態がどのように変化するのか
 というところです。

爆弾にはさまざまなタイプがあるので
戦闘のバリエーションが豊富でとても見ごたえがありました。

そしてこういう窮地に立たされると
人間は自身のより本質的な部分を晒すことがわかりました。
社会に対してのモラルや人の倫理観などの縛りが
この無人島では一気に解放され
どんな悪逆無道も善悪を問わずにひたすら殺し合う。
まさに地獄ですね。

こういう時こそ人は助け合うべきだ、という者。
またその逆もしかり。
人の協調性を逆手にとり利用し、裏切る者。
さらにはこの状況をゲームがごとく楽しむ者。

自分はもしこのような状況に陥った場合
はたしてどのような選択をするのか…
と心の中で問いかけながら見ると
より面白いかもしれません。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 67

72.8 4 幼なじみで親友なアニメランキング4位
ちおちゃんの通学路(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (435)
1825人が棚に入れました
「普通に学校へ到着する」のはもはや奇跡! 道路工事に暴走族、突然の尿意まで、大小さまざまなトラブルが“中の下”な女子高生・三谷裳ちおに襲いかかる! 波瀾万丈のエクストリーム登校コメディ開幕!

声優・キャラクター
大空直美、小見川千明、本渡楓、大地葉、篠田みなみ、皆口裕子、間島淳司、飛田展男

〇ojima さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2018夏アニメ。JC、JK対決は(私的に)こちら(笑)

副題「エロを感じないパンチラを見たことがありますか」

物語は JKちおちゃんの日々の通学途中。
巻き込まれ体質+ドツボにハマってしまう性格で
毎回、空気読めないキャラたちに引っ張り回されるお話です。
もしくは、みずからややこしくするお話です。

特に親友のまななとはお互いのかるーく足を引っ張り合って
現状の「中の下ランク」から脱出させないやり取りがとても面白かったです。

夏アニメ「あそびあそばせ」と比較してしまいましたが、こちらの方が素直に笑えました。
どちらも脇の匂いの物語がありましたけれど、
JCの方は「スパイシー」(刺激臭)
JKの方は「ジビエ」(野生臭)でした。作品の爽やかさの違いですね。

爽やかをそれ程求めないのであれば是非(笑)

投稿 : 2025/01/18
♥ : 39

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ゲーム『アサ〇ン△リード』に染まった女子高生のエクストリーム登校コメディ。

第1話を視聴。漫画原作は読んだことないのですが、ギャグ作品のようです。

第1話とその次回予告を見た限りでは、30分の放送枠内で2~3エピソードを消化していく、『この美術部には問題がある!』や『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』などと似たような形式になるようです。

内容的には作品タイトル通り、主人公の三谷裳ちおが登校するときに見舞われる様々なトラブルをネタにしたギャグ作品です。

ちおちゃんのモットーが「クラスで悪目立ちをせず、中の下あたりのポジションをキープしてひっそりと高校生活を送りたい」ということらしいのですが、目立つこと不可避ではと思われる様々なトラブルに時に自ら飛び込み、時に巻き込まれトラブル回避に四苦八苦するという感じのお話のようです。

またゲームをやり込んで夜更かしをしているようで、そのせいで登校時間が遅刻ギリギリになったり、現実には難しいゲームキャラの動きを想像して試そうとしてみたりといったことにもなるようです。

自爆、自虐系のギャグが大丈夫そうならけっこう楽しく観られそうですね。

2018.9.27追記:
自ら「エクストリーム登校コメディ」と銘打つだけあってほとんどのシーンが登校時のものでしたが、稀に自宅の自室のシーンなどもありました。

タイトルに含まれるちおちゃんだけではなく野々村真奈菜(ののむら まなな)とのコンビで主人公みたいなところもあり、またそこに外見ではそうとわからない非常識人である細川雪(ほそかわ ゆき)、ヤンキーの安藤とその妹、久志取先輩、篠塚先輩などが加わってシリアス要素ゼロの徹底したコメディ作品としては知り切った感じです。

作画の評点は3.0になっていますがそこはもう割り切った感じで、作品には合っていると思います。

<余談>
最終話EDでクレジットの背景に流れているアニメを観ていて『ミニモニ。THE(じゃ) ムービー お菓子な大冒険』を思い出したのは私だけに違いない…。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 43

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ブラッディ・バタフライ

原作未読。最終話まで視聴。

第1話の前半の話は、正直、”微妙”だと思った。
第2話、安藤が登場した話は、腹を抱えて笑った。

という感じで、面白い話とそうでもない話が入り混じっている印象でした。
これが、合う・合わないということなんでしょうけど・・・。

ただ、想像していたよりも面白い作品だったと思います。

登場人物が痛々しい曲者揃いで、こちらも合う・合わないがある気がします。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 33

67.1 5 幼なじみで親友なアニメランキング5位
いつだって僕らの恋は10センチだった。(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (175)
855人が棚に入れました
桜丘高校の入学式。合田美桜と芹沢春輝は桜の樹の下で出会う。 「美しい桜って書いて、美桜」 「俺は春輝。春が輝く」 春生まれの二人は親近感を覚える。 それ以来、気づいたらお互いは目で追うようになっていた。 美術部の美桜は大人しく、映画研究部の春輝は快活で周りにはいつも誰かがいた。 二人は全く違うタイプだが、いつの間にか一緒に下校する仲になっていた。 付き合っていると勘違いされることもあるが、ずっと友達以上恋人未満の関係。 本当はお互いに「好き」という気持ちを抱えながら―。 いつも帰り道に寄る高台の階段に腰をかける二人。 「春輝君って、好きな人とか、いる?」 思わず聞いてしまった美桜に答える春輝。 「好きなやつ、いるよ。…美桜は?」 二人のその手の距離は 10 センチ。 たった 10 センチなのに、その距離が縮まらない―。

声優・キャラクター
鈴村健一、豊崎愛生、神谷浩史、戸松遥、梶裕貴、阿澄佳奈、緑川光

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「恋愛系少女漫画のアニメ版」的な何か(告白実行委員会シリーズ)

HoneyWorksっていうボカロ楽曲の動画を投稿しているユニットがあって、その楽曲の一つに『初恋の絵本』というのがあるということですね。

一方、HoneyWorksの世界観に基づいて<告白予行練習>シリーズっていうのが角川ビーンズ文庫からいわゆる「ボカロ小説」的なものとして出版されていて、その中の一冊にも『初恋の絵本』っていうのがあります。

キャラクターデザインは前作(劇場版:『ずっと前から好きでした』←観てません、ごめんなさい)同様に角川ビーンズの『告白予行練習』準拠のようです。主人公カップル(あえてこう書きます)が変わりますが、メインキャラも共通です。

ビーンズというレーベルのメインターゲットは小学校高学年から中学生くらいの女の子だと思う(わからん、高校生も読むのか?)のですが、まあそんな感じの恋愛ストーリーですね。

そのわりに深夜アニメなんですけど、時間帯的に中学生ならセーフ?

お話的には高校入学早々の桜の木の下で出会ってしまった、ともに「春に生まれて春っぽい名前を付けられた」美術部の女の子と映研の男の子のお話であります。

全6話で、尺的には劇場版1本に近いものがあります。

2017.12.30追記:
見終わりました。90年代前半くらいの少女マンガを見ているようで懐かしい感じ。キャラクターデザインも好みだったし、作画は安定していたので観やすかったです。

適当に評点付けていったら以外と高いじゃん。まあ、世間でこんな高評価は望めないでしょう。あくまでも「私好みだった」ということで評価についてはご勘弁を。

でも、『コンビニカレシ』もこれくらいのレベルの話にまとめられていたら良かったのに…(笑)。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 38
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

お前らなあ・・・

私の大好きな学園恋愛アニメ。
ちょっと短め、ハーフクール作品です。
私の記憶が確かならばハニーワークス系。
って、ハニーワークスって何者?
少しの不安を抱えつつワクワクしながら視聴開始です。

3組の仲良しカップルが登場します。
しかし、2組はほぼ放置状態。
それなりのドラマがあると思うので、1話完結で観てみたい。
 ※他レビューみてたら、映画があるみたい。今度観よっと。

さて、メインカップルといえば、どったんばったん状態。
これもすべて、ヒロインの自信のなさと罪悪感が原因。
おかげで、3~4話は正直観てられない。
{netabare}5話あたりで持ち直し、最終話ではもちろんハッピーエンド。
当然、お二人の恋は0センチメートルに。
なんでもやって下さいませませ状態です。{/netabare}

思わず感動、そして極度に気恥ずかしい。
期待を裏切らない作りに私の評価は高いです。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 21

四文字屋 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

恋愛モノならディテールがもっと、ラブコメに振るならテンポがもっと、どっちに行くにもキャラ立ちがもっと欲しいのに、どれも足りなくて、U18状態な半端感がハンパなくて、

全6話で完結っていう短さなんでとりあえず視聴継続するつもりでいるが、
なんか中途半端な感じは、
放送開始時期だけじゃなくて
作品そのものが「それだよ」と、
初回見ながらひとり突っ込んでしまった。。

この制作スタンスでも、
これが18歳未満なら、
楽しく鑑賞できるのかもって意味で
「U18=逆18禁」と書いたんだけど、
キャラでも空気感でもエピソードでも何でもいいから、
「ここは攻めてるゾ!」と
制作が自信もって言い切れるポイントが
どこかに見つけられないと、
18歳以上には、いやいやいまどきなら15歳以上にだって、
退屈なだけになってしまう。

と、
18歳を遥かに越えた恋愛・ラブコメ好きのひとりとして、
完走するかどうかを2話目に保留しつつの感想でした。

あ。そうか、ターゲットが妄想系女子オンリーなのね、
それなら解る。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 25

59.8 6 幼なじみで親友なアニメランキング6位
逆転裁判 その「真実」、異議あり!(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (224)
854人が棚に入れました
奇想天外な事件に巻き込まれた依頼人たち。主人公の新人弁護士、成歩堂龍一が彼らの容疑を晴らすために立ち上がる。被告人は有罪なのか、無罪なのか…。成歩堂は依頼人を信じ、ライバル判事らと法廷で熱いバトルを繰り広げる。絶体絶命のピンチに追い込まれ、万事休すかという瞬間、「異議あり!」の言葉と共にわずかな証拠から、ムジュンを突き、華麗なる逆転劇を巻き起こす!

声優・キャラクター
梶裕貴、悠木碧、玉木雅士、中村千絵、岩崎征実、奈良徹

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

1クール目と2クール目の面白さが天地ほども違うという稀有なアニメ

1クール目と2クール目の面白さが天地ほども違うという稀有なアニメ

名作ゲームをほぼ忠実にアニメ化した感じです。
1クール目は正直、無理にゲームに合わそうとして非常につまらない作りになりましたが、
なにか事情や方針転換があったのか2クール目は見違えるほど面白いです。

しかし、これだけ1クール目と2クール目の面白さが天地ほども違うアニメも珍しいです。
1クール目のつまらなさは相当なものでした。
ところが、2クール目、つまりゲームでいう「逆転裁判2」の部分に入ってから突如として猛然と面白くなり、
某大手匿名掲示板では「監督が変わったんだろうかというレベルの違い」とか言われてました。

まあ、狩魔冥や春美ちゃんといったキャラが加わって華やかになったのも一因でしょうけど。

ですので正直な評価として
1クール目、おおむねオール1.5
2クール目、おおむるオール4.0
という感じです。

なお、声優は全般的に原作ゲームならびにパチンコ盤の方が合ってたと思います。
主役の成歩堂に梶裕貴、ヒロインの真宵に悠木碧を使ったのは
完全に人気声優で数字を取ろうという魂胆がミエミエすぎました。
二人とも人気実力兼ね備えた声優なので無難以上に演じてはくれたのはそれはそれで良かったですが、
長年、親しまれた原作ゲームやPVでの声優が成歩堂が近藤孝行、真宵が花村怜美が一般層には知名度の低い声優だったので数字が取れないと判断したのでしょう。
久野美咲が演じた春美ちゃんはまあ良かったです。

音楽は2クール目のEDの歌が個人的に好きなので・・・
とても明るいいい曲です。

追加
原作ゲームは本当に名作なんですよ・・・
ただ、ゲームをアニメ化しても面白くなるとは限らないってことです・・・
1クール目と2クール目の面白さの違いを考慮すればそれはよくわかります。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 12
ネタバレ

ちっち さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

原作ゲームの面白さを消しさった駄作

先に結論から申しますと、ゲームの面白さ、特に演出と音響が改悪された作品です。特に追求の曲はゲームを楽しまれてる皆さんは、とても好きな方はかなり多いと思います。私も追求の曲を聞くだけで、テンションあがりまくります。アニメでは最初のほう以外、ほとんど使われておりません!
2も見まして、シナリオは省略されたものの、全体としてはよいのですが、ゲームでのハラハラドキドキが全くない駄作です。2で終わって、ホッとしてますが、3はぜひ、監督や製作会社変えてほしいです。
いまのままのクオリティーなら、逆転裁判のBlu-rayとか、出してもたぶん売れませんよ。
ちなみに、原作のゲーム逆転裁判はとても面白いです。

逆転裁判1から6、逆転検事など原作がとても好きだっただけに、非常に残念な作品。監督は宇宙兄弟やドラえもんといった爽やかあっさりなアニメが得意な方なので、内容が濃い作品の演出が難しいのは仕方ないことかもしれないかなと。ただ、こんなにも駄作になるなら、他の監督のほうが良かったかと。

逆転裁判はキャラクターの名前からもわかりますが、銀魂のように、ふざけたところとシリアスなところが共存しているゲームなんです。
ゲームをやったことない方には、普通のアニメに見えるかもしれませんが、本来のゲームの中での白熱する裁判バトル、ぶっとんだ面白キャラクターの持ち味の良さを見事にイレイザーしてます。
中でも特に音響と演出が最悪で非常に淡々とした、とても面白みのない仕上がりになっています(逆転、そしてさよならの2ndは、なぜかとても演出が改善されてますが)、逆に反面教師的にみると良いでしょう(笑)
声優キャスティングはゲームと違ったところから、嫌な予感はしてましたが、裁判バトルではなく、ドラマの裁判を見ているような感覚で、小さい子どもやお年寄り向けなアニメを意識しているようです。ある程度の劣化は仕方ないとしても、バックミュージックがミスマッチで、特に見せ場の追求の音楽が全くいかされてなく、ひとえに監督は逆転裁判のゲームを楽しんでやったことない人なんだと思う作品です。ゲームをやったことない人に、全く面白さが伝わらない非常に残念な作品でした。
脚本は再現性はそこそこ、だけど、許せない改変もあります。もともとゲームはとても良い脚本で、よい改変もあるのは少しは評価できますし、声優さんはとてもうまいのでミスマッチを越えて、慣れれば気になりません。作画は酷いですが。
個人的には銀魂の製作陣なら、歴史に残る作品になり、カプコンも株をあげたでしょうが、この作品はゲームの良さを消す駄作なので、カプコンの製作のかたはもっと残念なのではと思います。願わくは、カプコンさんがこのレビューがみて、逆転裁判2アニメ製作は別の製作陣に変えてほしい、、一ファンとしては、切実な願いです。残念ながら、良くなるかなと期待して見るたびに溜め息がでる駄作でした。

追記
御剣編でのカルマとの初裁判の回は意外に良かったです。追求の音楽がきちんと使われていて、指パッチン、ボケ突っ込み、解説が分かりやすい、間の取り方やテンポも、他もいろいろ細かいですが演出がちゃんとして、え、どうした?と驚いてます、、もうどうせなら指突きつけて、謎の風が起こる演出そのものも変えても良かったんじゃと(笑)
これまでの違和感が少なくなって、素直に見ることが初めてできたかもしれない、、この回は良かったと思いますので、少し点を上げましたが、カルマの最後かあまりにあっけない、盛り上がらない、原作と違い、最後の証拠品の扱いが雑、エピローグも雑、音楽はダメダメ、原作知らなければ、もう少し点は上げたかもですが、あまりに酷い出来なので、どうなんでしょ、、
ちなみに、演出が良かった回は演出が山内東生雄という方でした。逆転裁判って演出かわるとけっこう変わるのかも?、、そしてダメだしした回の演出調べていくと、アニメにあまり関わってない人が演出してたり、、そりゃこうなるわって監督仕事してなかったの?、、アニメの世界はわからないですが、、なんかほんとに監督交代してほしいと思います。 ちなみに逆転裁判6は、、5くらいの面白さでした。オチが案外分かりやすかったので、ハラハラ感はちょっと低めです。これまでと全く違う裁判でしたね。私は2が一番好きで、次に3、1、あとは同じくらいです(笑)
{netabare} 演出や音楽もさることながら、一番残念を通り越して、腹が立ったのは、トノサマン編の最後。犯人の動機が語られないまま、単なる悪のおばちゃんが犯人で終わったこと。ゲームやったとき、こんなになんともいえないやりきれない感じのシナリオはゲームながら素晴らしいと思ったものです。

アニメしか見てない方は、なぜ憎むほど、イブクロに対しヒメガミが酷い仕打ちをしたかがわからなかったでしょう。最後にヒメガミがすっきりした顔になったかがわからなかったでしょう。
そもそもたんにお金儲けのために、脅迫してまで、イブクロをただ同然で、しかも悪役ばかりをやらせて働かせていたわけじゃない。そこには愛する人を失った悲しみと怒りを抱えながら、イブクロを憎むことでしか解消できなかった、なんともいえない物語が存在したんじゃないかと邪推できるような、エピソードが存在しています(そんなに長いエピソードじゃないのにこれを飛ばす理由がわからないです。ゲームでは自白タイミングの前に挿入されてます)。
あと、ニボシにイブクロがなぜ罪をきせようとしたのか(この事件は本来、ヒメガミをイブクロが殺してニボシに罪をきせる事件になるはずでした。つまりイブクロはそれだけ悪意と嫉妬があり、人物像としては良くないです、、おばちゃんのなかでは美化されまくりですが)。
これらエピソードをいれない監督には、これから先の素晴らしいシナリオをアニメ化してほしくないなと思いました。
ミツルギ編(さよなら逆転)でも相変わらず描写、演出が薄いです。ミツルギはナルホドウには知ってほしくないことがたくさんあり、心境としては、ナルホドウに助けてほしい反面、恥ずかしさや後悔というトラウマなんかが邪魔して、とても悩んでいて素直になれないツンデレなところが、だんだん変わっていくところが見所で、そういう演出が薄すぎる気がします、、
ゲームではそのあたりのミツルギの可愛さとジレンマで悩む、セリフにタメがでていて、そこでミツルギが悪いやつではないというのがわかるのですが、アニメでは終始冷静すぎで可愛いげがないのです。ゲーム内では冷静に見えて、いわゆるバカ真面目で天然なところが漏れだしてハートフルになってます。…笑いたければ、笑うがいい! どうした、、とか(笑) カルマとの狂気的でスリリングな戦いがあっさりとした演出で終わりそうな予感してましたが、、一回目バトルは意外に良かったですが二回目バトルは説明だらけの流すような感じで盛り上がりにかけます、、時間ないのは分かりますが、探偵パートや余計な指パッチンで風起こすとことかも少し削って、裁判バトルをちゃんと作ってほしい、、
カルマを倒す最後の証拠品は、原作はすべての証拠品がカルマに奪われる前に、マヨイちゃんが唯一守
った証拠品で、決して、盗みに入るようなシーンはありません、、盗みはダメでしょ、、

追加のシナリオもですが、矢張は爽やかすぎて、、、やつは女好きが際立つ節操なし残念バカな事件の影にやっぱり矢張なやつです。いわゆるイレギュラー的なジョーカーキャラクター、憎めない馬鹿キャラなんですが、アニメではかなりおとなしい善人キャラクターなのが、残念です。{/netabare}

投稿 : 2025/01/18
♥ : 16

Britannia さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

なるほど~?やっぱり!いとのこぎり?!

ゲームが好きだったので視聴中
作品は何個かやってます。

1話の内容は
初代、逆転裁判の1話ですね

作中に公衆電話が出て来たので調べてみた(間違ってるかもしれません)

1994年以前はトランシーバー、ショルダーホン、車載電話、ポケベル
1995年~PHS
1997年~携帯電話
2004年以降、スマートフォン時代な様です。

う~ん懐かしいw

初代、逆転裁判が(GBA 2001年10月12日発売)なので携帯はあったけど
犯人は持ってなかったって事か。

2話で携帯出てきたw

24話完
ゲームした事ある人ならそれなりに楽しめたのじゃないだろうか
内容は同じなので自分には★3評価。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 14
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