ヌンサ さんの感想・評価
4.8
燃える!とにかく燃える!("萌える"ではない、決して)
大畑晃一監督はカンフー映画が大好きなようです。どうりで戦闘シーンがカッコ良いわけです。
アクションシーンのカッコ良さはとにかく必見です。今シリーズをただのお色気アニメだと思っている人がいたとしたら、一度でいいから是非この戦闘シーンの迫力を見てもらいたいです。蹴りの入れ方ひとつからでも、監督のこだわりが感じられてきます。
今作をわかりやすく一言で表現するとしたら「女版ドラゴンボールZ」です。何の説明もなく各キャラクターが、手からかめはめ波のような波動拳のようなものを出します。何の説明もなく"気"がどうとか言い始めます。跳躍力も尋常ではありません。ひと飛びで校舎の屋上を軽く越えます。
そして個人的に重要なのが出血するという点です。僕は、美少女が拳で闘い出血するアニメが大好きです(めちゃくちゃ語弊がありますが・・・)。これがないと全然"闘ってる感"がないんですよ。声優さんの演技も本気で痛そうです。どこかのプロレスアニメのようなことはありません。僕が見たいのはこの、血沸き肉躍るバトルなのです。
特に中盤と終盤のバトルシーンは、カッコ良すぎて涙ぐんだほどです。
オープニング曲のカッコ良さもシリーズ一番です。聴いていてここまで燃えてくる曲も少ないと思います。
もう、とにかく大好きすぎます!