少年サンデーで熱いなおすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの少年サンデーで熱いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月24日の時点で一番の少年サンデーで熱いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

82.5 1 少年サンデーで熱いなアニメランキング1位
マギ(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1687)
9794人が棚に入れました
秘宝が眠るとされる謎の遺跡「迷宮(ダンジョン)」が出現する不思議な大陸を旅している少年・アラジン。
彼は旅の中で出会ったアリババと共に秘宝を手にするため、「迷宮(ダンジョン)」攻略を目指す。
その中で生じる様々な出会いと別れを繰り返す中で、アラジンは自らの宿命を知ることになる。

声優・キャラクター
石原夏織、梶裕貴、戸松遥、小野大輔、木村良平、櫻井孝宏、細谷佳正、森久保祥太郎、堀江由衣、大久保瑠美、羽多野渉、杉田智和、藤原啓治、水樹奈々、瀬戸麻沙美、花澤香菜、小野賢章、福山潤、森川智之

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

冒険ファンタジーアニメってワクワクしますね♪♪

このアニメの元になったのは、あの有名な物語集「アラビアンナイト」(千夜一夜物語)です!ヾ(*゚∇^*)ノ

主人公は不思議な笛を持つ小柄な少年アラジン!
もちろん「アラジンと魔法のランプ」から!

もう一人の主人公の迷宮攻略を目指している少年アリババは「アリババと40人の盗賊」から!

その他にも「船乗りシンドバードの物語」のシンドバッドなどアラビアンナイトの世界の登場人物が個性豊かに登場してきます!!

物語もこれぞ冒険ファンタジーと言えるぐらいなストーリーです!!

朝アニメなのでお子様向けと思い気や大人も楽しめちゃうのが良いです d(⌒o⌒)b♪

アラビアンナイトは完全大人向けな映画に出来る物語もあればアラジンのようにアニメ化して楽しめる物語もあったりで、原作も物語次第で更に面白くなると思うのでそっちにも期待です♪

2期制作決定しているのでまた楽しみが増えました♪

投稿 : 2024/11/23
♥ : 56

cross さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

清々しい位に王道な冒険ファンタジー。ここまで王道だと逆に新鮮味すら感じられる。【総合評価:86点】

2012年秋から2013年冬。
全25話、2クールに渡って放送された作品で2013年秋には第二期も決定しています。

放送中には視聴をしていなかったのですが、過去の作品を何本か試しに視聴していてこの作品を見逃していた事に後悔しました。
原作は週刊誌の少年サンデーにて現在も連載中らしく、購入を現在割りと真剣に検討中です。


大まかな概要としては……

『ジンの金属器』と呼ばれる宝を探して大陸を旅をしている少年アラジン。
が出現する不思議な大陸を旅している少年・アラジン。
御者のアルバイトをしながら、宝が眠るとされる謎の遺跡『迷宮(ダンジョン)』を攻略し大富豪になることを夢見ていた青年アリババ。
この二人の主人公が偶然出会い、様々な出会いと別れを繰り返す中で、アラジンは自らの宿命を知り、アリババもまた自分の過去と運命に立ち向かいながら成長していく。

まぁ、大雑把ではありますが、こんな感じです。



この作品の主人公である二人は共に『千夜一夜物語』、俗に言うアラビアン・ナイトの物語から名前が採られている。
そんな些細な所から少しだけ興味を持って、視聴してみると非常に面白くて25話一気に視聴してしまいました。

この作品、世界観は非常に広大で尚且つ設定もしっかりしていますが、正直、目新しさと言うものは無く、悪く言えばありきたりな王道冒険ファンタジーですね。
中途半端に組み込まれた王道は『ベタ』だとマイナスに感じることもありますが、この作品においてはその王道を突き詰めていった感じで逆に好感が持てました。
王道に王道を重ねた冒険ファンタジーは逆に新鮮味があって、単純にワクワクさせられますし、熱い展開も盛りだくさんでした。
物語の進行も、迷宮編、草原編、盗賊砦編、バルバッド編、シンドリア編と全25話の中でテンポ良く進行していたし、物語にメリハリはあって見易かったです。
どのエピソードもそれぞれに見所があり、キャラクターの魅力を存分に引き出せていた印象があり、25話を通して非常に安定感がありました。
一番の尺を使っていたバルバッド編は、アリババが自分の過去と運命に向き合い、全力でもがきながらも成長していく姿が描かれていて非常に良かったと思います。

作画に関しても個人的には結構好きな部類でキャラデザはとても気に入っています。一気に25話を視聴できたのも作画のレベルの高さと言うのは大きかったと思います。
結構な数のキャラクターが登場しますが、それぞれ確りと特徴を持っていて、演じる声優もキャラクターの雰囲気にマッチしていて、魅力的なキャラクターが非常に多かったです。

個人的には主人公の一人であるアリババはお気に入りです。
物語を通して弱さや脆さが強調されがちでしたが、その中でもゆっくりではありますが着実に成長していた本当に好きなキャラでした。
あとは登場回数は少なかったですが、練白瑛(れん はくえい)と練紅玉(れん こうぎょく)も地味に好きでした。

そして、この作品で気に入っているのはOPです。
前半の「V.I.P」、後半の「瞬く星の下で」
どちらもこの作品の王道ファンタジーな世界観に非常にマッチしていて、映像面との融合でかなり素晴らしい出来だったと思います。



中途半端な王道ではなく、王道に王道を重ねた冒険ファンタジー。
このご時勢、逆に新鮮味のある物語で非常に心くすぐるものがありました。
2013年の秋には第二期も決定していますので、興味のある方は今の内から視聴しておいて損は無いと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 46
ネタバレ

泉 時雨@ゆーたくん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

続編に期待!!

アリババというネーミングに少し笑いましたw
アリババ・アラジン・モルジアナ3人衆が大好きです^^

特にモルジアナが好きで将来アリババと結ばれそうだなとか思ってます!
また、途中で出てきた紅玉も
{netabare}シンドバッドに恋をしていて{/netabare}可愛いですね。

2クールなので疲れたのか、
前半にすべて力を入れていた感がありました。
後半から展開や作画は悪くなっていたので・・

ということで続編も決定しているらしいので
これからに期待しましょう^^

音楽は前半(1クール目)のOPが好きです。
マギそのものを表した歌って感じ!


~25話~(最終回)
{netabare}無事アリババはまた光へ戻ることができました。

最終回は気合が入っていたのは感じられましたが、
まだ疑問に残っていることがあることも事実ですね。

そこは2期が決定しているらしいので、
続きに期待しましょう。

新キャラも最後出てきて楽しみです^^

こういう感じKの時と同じですねw


それにしても、シンドバッドさんかっこいいですね。
闇も持っているのに、光の立場にいる。

あれでしょうか、闇を受け入れて前へ進んでいるからこそ
光があるみたいな。

シンドバッドさんの魅力さがわかった気がします。{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 23

76.7 2 少年サンデーで熱いなアニメランキング2位
マギ The Kingdom of magic (2期)(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (915)
5839人が棚に入れました
迷宮ザガンを攻略し、シンドリア王国での宴を満喫するアラジンたち。
そこでアラジンはシンドバッドから、『三人のマギ』について聞かされ、シンドリア王国のマギとしてレーム帝国に行くことを持ちかけられる。
アラジンはその言葉に対し、自分はシンドリアのマギではないと微笑む。

宴の中、アラジンはアリババに、この世界を終わらせないことを誓う。
「……でも、僕はこれからどこに向かって進めばいいんだろう?」

声優・キャラクター
石原夏織、梶裕貴、戸松遥、小野大輔、木村良平、櫻井孝宏、細谷佳正、森久保祥太郎、堀江由衣、大久保瑠美、羽多野渉、杉田智和、藤原啓治、水樹奈々、瀬戸麻沙美、花澤香菜、小野賢章、福山潤、森川智之、松岡禎丞、逢坂良太、井上喜久子、チョー、柿原徹也、日野聡、坂本真綾、阿澄佳奈、高垣彩陽、谷山紀章、宮野真守
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

大陸全土を巻き込む壮大なストーリー&マギの好きなキャラクターランキング

原作は少年サンデー連載は未読
マギ1期視聴済み


「マギ」という作品は作者曰くアラビアンナイトで知られる「千夜一夜物語」を
ベースにした作品だということです。

登場するキャラクターはアラジン、アリババ、シンドバッドは
アラビアンナイトに登場する人物としてとても有名ですね。とにかく魅力的な
キャラクターが勢揃いしています。

1期から続く2期、1期視聴は必須です。

TVアニメ第1期に続くストーリーの第2期は舞台を魔法使いの国
「マグノシュタット」に変えています。

主人公のアラジンが魔法技術の習得と闇の金属器の謎を解明するため
マギという立場を隠し、マグノシュタット魔法学院の生徒として入学します。

同じ頃アリババも修行をしにレーム帝国の闘技場に来ていた。
お互い別々の場所で順調に道を進んで行こうとしていた。

{netabare}
後半に向けて物語はマグノシュタットとレーム帝国の戦争へと移っていきます。
レーム帝国のシェヘラザードの理想は魔法ではなく人の力で国を発展させること
マグノシュタットのモガメットの理想は少数の魔道士たちの力で国を発展させる
こと。この思想の対立ですね。一般的な正論はシェヘラザードでしょうが
結局ティトスを取り戻すという口実を使いマグノシュタットに侵略する戦争を
始めるのはレーム帝国なんですよね。
どちらの思想も間違いとはいえないので、異文化の者との共存の難しさを
考えさせられました。

ここからの展開が凄い。
レーム帝国からはファナリス兵団も出てきてそれに対抗するため、
アラジンが覚醒したり、アリババが登場したり。更にそこに煌帝国も現れる。

結果堕天したモガメットは暗黒点を呼び出し、練玉艶 (れんぎょくえん)が
アルマ・トランのマギと衝撃の事実が発覚する。

金属器使いたちが一斉に集結し、それぞれが魔装化して依り代に向けて
極大魔法の連射。

これだけの金属器使いたちの総力戦は圧巻です。絶望的な力を持つ依り代に
対し争ってた皆が力を合わせて立ち向かう。

依り代を破壊しようとするが、しかし全く通じない。この絶対絶命の中
駆けつけたのはシンドバッド率いる七海連合。


もうこの男に持っていかれました!七海の覇王登場!
この世界が生んだ 奇跡!!「第一級特異点」シンドバッド!
シンドバッドの「バララークサイカ」巨大な落雷が依り代へ

七海連合の凄まじい力に絶対絶命のピンチを回避することに成功しました。

出番が少なかったモルジアナも到着。アリババを助ける。
またモルジアナにお姫さま抱っこされています。

ただ、金属器使いたちが集結する中、1人だけ戦いに来なかった白龍。
暗黒面に堕ちたのでしょうこの後の展開が気になります。


アラジンとアリババとモルジアナの3人が揃い3人の拳タッチ!
それぞれ自信に満ちた表情ですね。


シェヘラザードが次のマギを自分では無く、ティトスを迷わず指名
したのが素敵でした。また生まれて来れて良かった。
{/netabare}

原作が進んでからまた3期という形で彼らに会えますように。終


●ランキング
マギの魅力的なキャラがこれだけ勢揃いしたので気になる世間のランキングを
いくつかまとめて集計してみました。

【キャラクター人気ランキング】
1 位
アリババ・サルージャ

2 位
ジャーファル

3 位
シンドバッド

4 位
ジュダル

5 位
モルジアナ

6 位
練紅覇

7 位
アラジン

8 位
ティトス・アレキウス

9 位
練紅玉

10 位
練白龍

アリババさんすごい人気なんですねジュダルちゃんの人気は嬉しいです。

【これは私の好きなキャラクターランキング】
後であにこれbest10に。。
1 位
練紅覇

2 位
シンドバッド

3 位
ジュダル

4 位
練紅玉

5 位
練紅炎

6 位
モルジアナ

7 位
アラジン

8 位
ティトス・アレキウス

9 位
アラジン

10 位
アリババ・サルージャ

魅力的なキャラクターが本当に多いです。ジュダルちゃんはアクセラレータ系で
気に入っています。練紅覇は迷いなく1位です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24
ネタバレ

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

大好きな人たちと笑い合える世界のために、強くなりたい。

マギの2期です。

2期を見る前に1期の視聴は必須です。
1話は何の振り返りもなく始まります。

1期も楽しめましたが、
2期も怒涛の展開でわくわくと楽しめました♪

キリのいいところまで進むために、
だいぶ無理して詰め込んでいる感じもしましたが。笑

2期は全25話です。


● ストーリー
“ダンジョン”と呼ばれる迷宮が突然現れた世界。

ダンジョンを攻略した者には、そのダンジョンの支配者であるジン(魔人)が宿る金属器(きんぞくき)を手に入れることができる。

自分が何者なのかということや世界の謎など、
今までわからなかったことがだんだんわかってきたアラジン(♂)。

アラジンは魔法の勉強をするために、
アリババ(♂)は自分の金属器(きんぞくき)を使いこなすために、
モルジアナ(♀)は故郷に帰るために、

それぞれが新たな目的地への出発を決意する。


1期も面白かったけど、
王道の展開を恐る恐る辿るような少し不安定な印象がありました。

だけど、2期の面白さには安定感がありました。
どんな冒険が待っているのだろう?というわくわくを素直に感じることができました♪

さらに、ジンを宿す金属器や、それを使いこなす金属器使い達がバンバン登場して、バトルも盛り上がる!

強い人たちがどんどん集まってくるわ、戦う相手も強すぎるわで、
途中からちょっとぽかーんとなってしまいましたw

特にラスト2話は展開詰め込み過ぎで、
なんとかギリギリ終わらせましたという感じでしたw

確かにキリのいいところで終わったけれど、
個人的には詰め込まれ過ぎて少し不完全燃焼。

後日談もしくは3期が欲しかったなー。

メインディッシュで終わってしまうより、
最後はデザートでホッとしたかったという感覚です。笑


≪ 並行して進む物語 ≫

7話からは3人がそれぞれの目的地に向かうため、
物語も3つに分かれます。

強大な力を持つ煌(こう)帝国の話も絡んでくるから、
正確には4つぐらいのストーリーが並行して進んでいます。

1つずつでも濃いストーリーになりそうなのに、
ちょっとずつ進めることでいろんな味で飽きずに楽しめる^^

全く交わらないと思うそれぞれの話が、
3人の絆でつながった時、この作品の本領発揮だなあと感じました。

やっぱりこの3人は一緒がいい♪


● キャラクター
これまで登場したキャラ達も安定していますが、
新たなキャラもたくさん♪

たくさん登場するのに、
それぞれにちゃんと魅力があるのがいいね。

今回の私のお気に入りは煌帝国の皇子&皇女たち♪

1期でも登場していた練紅玉(れんこうぎょく)は、
2期になってさらに魅力が増して大好きなキャラに♪

強いし乙女だし純粋だし、
なんて可愛い姫さんだこと^^

登場したものの、君は誰?状態のキャラもいるし、
まだまだ掘り下げてほしいキャラもたくさん。

恋心とアラジンの顔の広さが世界を救うんじゃないかと思うぐらい、アラジンは誰とでも仲間になる天才です♪


● 音楽
【 前半OP「ANNIVERSARY」/ シド 】
【 後半OP「光-HIKARI-」/ ViViD 】

どちらもこの作品と合う前向きな雰囲気の曲です♪

シドの曲とマギは相性いいですね^^

1期同様、曲とアニメーションの合わせ方も好きです。
後半OPのアニメーションはネタバレが多すぎた気がしますがw

最後にはこういう展開になるのねーって、
新しいOP始まった瞬間にわかってしまうのは、どうなのw


【 前半ED「エデン」/ Aqua Timez 】
【 後半ED「With You/With Me」/ 9nine 】

「エデン」は神曲ですね。
今回一番お気に入りなのは、この曲です。

後半EDは、戦いに向かう勇ましさとの相性がよかったです。

本編と一緒にこの曲が流れる展開は盛り上がりました。
テンション上がったー!


● まとめ
内容に関しては大満足です。
私は1期よりも2期の方が好きでした^^

ただ、十分に回収できていない伏線や気になるところも多いのが引っかかるー。
{netabare} モルジアナは何をしていたのか、白竜はどうなっちゃうのか、など。 {/netabare}

まだまだ彼らの冒険が終わる気配がないだけに、
3期がないのが残念(´;ω;`)

それでも十分原作が人気な理由はわかりました。
面白かったです^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

心の辛い部分に刺さりますね

Ⅰ・Ⅱ期再放送で視聴しました。
当初は絵的に子供向けアニメと思って録画だけしてましたがⅠ期後半より人間模様がメインになりました。
特にⅡ期に入ると{netabare} アリババ・モルジアナ・アラジンと心の弱さを強さに変えて行きました。
20話以上あるのでそれぞれの成長させる過程は非常に良かったです。
マグノシュタットでは人間の心の醜い部分に対する問題提議。
学長の話には同情の気持ちが沸いて来ちゃいました。{/netabare}
なかなか熱い話で非常に楽しめました。
EDも相乗効果を出していると思います!
これからスピンオフ作品も次回作も観て行きたいと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

80.5 3 少年サンデーで熱いなアニメランキング3位
どろろ(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (532)
2195人が棚に入れました
時は戦国時代、武⼠の醍醐景光は、天下を取るという野望をかなえるために、⽣まれて来るわが⼦の体を⻤神に与えてしまう。そうして⽣まれた⼦供は、命以外すべての⾝体を奪われており、川に流され捨てられてしまう。時は流れ、戦の世を旅する少年・百⻤丸。実は彼こそが、魔物に体を奪われた⾚ん坊の、成⻑した姿であった…。

声優・キャラクター
鈴木拡樹、鈴木梨央、佐々木睦、内田直哉、千葉翔也、大塚明夫、中村千絵、麦人
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

原本のエキスを感じられるリメイク

原作は読んでないんだなあこれが…


原作者は説明不要の漫画の神様。1969年(昭和44年)アニメのリメイクです。
制作会社に旧虫プロの流れをくむ(といったらほぼみんなだけど)MAPPA。そして手塚プロ。手塚治虫から始まったアニメーションの歴史の一つの結実みたいで生き証人になった気分です。
昭和44年といえば安田講堂陥落のあった年。節目は節目でこういった世相も作品には反映はされてますね。

時代は応仁の乱近辺で、みんな大好き戦国時代へ向かう過渡期。国は乱れ各地方を治める領主の治下もジリ貧の状態。
荒れた土地そして苦しむ領民。領主醍醐景光は鬼神と取引をし、領地の繁栄と引き換えに自身の子を人身御供に捧げます。はたして産まれてきた子は体のあらゆる部分が欠損していて、ちょっくら一悶着した後に小舟に乗せて川へと流される。
その流された子が主人公百鬼丸。道中出会ったどろろと共に失われた体を取り戻しにいくというお話です。

あらすじ読んでも暗めな雰囲気は伝わってきます。敬遠される向きもあるかもしれませんが、単なる暗い話ではありませんでしたよ。
50年前の原作も前作アニメも知らずフラットに鑑賞できた上でどうだったかというと、これは当たりでした。
新しい古いは正直なところよくわかりません。しかしながら普段観てる作品とは違った描かれ方をしてるなーという部分が自分には心地よかったです。具体的には2点ほど。


■3ステップ構造

基本設定を動かせば収拾がつかなくなるもの。だいたいは“勧善懲悪”だけ。または“二つの正義”だけとどちらかに固めて動かすものではありません。最初に前者と見せて徐々に後半を見せる手法は名作ではまま見受けられます。
ここを段階つけて両方見せてきます。さらにキャラ変“同じ人でも揺れる”が入ってくる仕掛け。それでいて物語がきちんと成り立っているのでした。


STEP1 勧善懲悪
安心安全かつ分かりやすい反面深みを期待してはいけないのが勧善懲悪もの。鬼神VS百鬼丸と外面はその体裁を保ってるのが本作。
当然それだけでは終わらないわけですが、共感しやすい土台がまず敷かれることになります。
{netabare}物語は早々にSTEP2の装いを呈します。が、巡り巡ってラストは人間の善なる部分への期待へと戻ってまいります。{/netabare}

STEP2 二つの正義
互いの正義のぶつかりを上手く消化すると良作が生まれます。ところどころで表出しつつ、代表では百鬼丸と多宝丸にて描かれた本作です。
簡単に言えばよくある良作なわけなんですが、とはいっても単純な勧善懲悪よりも構造が複雑になります。ここに至るまでに収拾のつかなくなった作品なんて山ほどありますよね。

STEP3 同じ人でも・・・
“人”か“そうでない”かという指標が出てきます。「人の皮を被った○○」「畜生道に堕ちる」という文脈での二択。闇落ちという表現が妥当かもしれません。これは主要人物のみならず取り巻きや通りすがりの面々もです。
キャラ変みたいなもので同一人物でも光と闇を行ったり来たりとより複雑化。
{netabare}しまいにはお馬さんまで行ったり来たり。これ「畜生にすら…」を強烈に印象づけました。{/netabare}


{netabare}・簡略するとこんな感じかしら
-STEP1 Aは善 Bは悪
-STEP2 Aなりの正義 Bなりの正義
-STEP3 Aは善であり悪 Bは悪であり善{/netabare}


昭和一桁世代は10代で世の中の価値観が大転換しちゃったのでその影響も・・・
とまことしやかに高説をぶることも可能ですが、いややりかけましたが、シンプルに面白いのです。カオスになりそうなところを纏める手腕は原作の良さもさることながらアニメスタッフも良い仕事をされたと思います。


■分をわきまえた人たち

現代風にいえば、自由には責任が伴うですとか権利を謳うには義務を果たさなければならないですとか、そういった当たり前の感覚を身につけている人たちしか登場しません。
似たようなのに、「ほんとうの悪人が出てこない」がありますがちょっと違います。

 分をわきまえている

のです。派手なキャラ、尖ったキャラ、突出したキャラはいません。そこが良い。
それでいてキャラが誰が誰だかわからんということもなく、じわじわとくるのです。地味なの嫌いでなければたぶん大丈夫ですよ。

{netabare}・例えばこんな人たちかしら
1.お須志(第4話)
再会を心待ちにしてた兄を斬られたわけですが百鬼丸に恨み言一つぶつけないんですよね。兄を想う気持ちと兄の起こした所業とを天秤にかけるような描写すらありません。ただただ受け止めます。兄がやらかしたことを重々承知しているからです。
涙を流しながら「どうして?」と百鬼丸にすがる演出よりも彼女の悲しみがより伝わってきました。

2.ミオ(第5話~第6話)
どろろに仕事の内容がばれた時に、言い訳するでも口止めするでもありません。賤業であることを自覚しそれでもなお希望を失わず。
恥ずかしさに取り乱すなり開き直るなりの描写ではないため、より彼女の諦めの深さが伝わってきます。人としての誇りを失ってないこともわかります。どろろの返しもまたいいんですよね。

海軍大将で日露戦争の勝利に貢献しのちに総理大臣も務めた山本権兵衛。渡辺崋山や高野長英などを弟子に持つ松崎慊堂。いずれも奥さんは元遊女です。
職業に貴賤はありません。そして職業や身分よりも、その人物が、人として尊敬できるかどうかや、人としての矜持を失わずに生きているかどうか、そういうことを大切にしてきたのが日本人です。ミオはそんな人でした。{/netabare}



“3ステップ構造”そして“分をわきまえた人たち”
このへんを「アニメでは珍しいな~」と感じながらの視聴でした。地味ながら見応えのあるお薦めの良作です。


最後にどろろ…
本業声優ではない14歳の子役の方が演じられてますが、めちゃくちゃ巧かったと思います。
アニメ声が出るとかいう話ではなく、子供の喜怒哀楽がストレートに伝わってくる名演。演者は鈴木梨央さん。ハマリ役でした。
全体通しての展開や役回りからタイトルが“どろろ”であることに違和感がない全24話。難しい役どころだったと思います。お疲れ様でした。



※余談
其の一
『進撃の巨人』『ジョジョの奇妙な冒険』そして『どろろ』と、シリーズ構成を小林靖子さんが手がける作品にお世話になりっぱなしです。

其の二
足利義教がけっこう好き ※作中には出てきません

其の三
自分の親父が借りてきた『忍風カムイ外伝』を少年期に観てた私にとってはややダーク感は薄いと感じる



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視聴時期:2019年1月~6月



2019.07.14 初稿
2019.07.22 修正
2020.01.28 追記

投稿 : 2024/11/23
♥ : 60

栞織 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

原作旧シリーズとは違う

なかなか感想を投稿せずに今まで来ました。

この「どろろ」は私は原作の大ファンでした。初めて読んだのは中学生の時で、文庫版のコミックは黒ずむほど読み込んだ記憶があります。私もいじめられたことがあったので、百鬼丸やどろろが差別を受ける場面に、非常に惹かれたのでした。その後旧シリーズのアニメ上映会を見に、東京まで上京したこともありました。当時は再放映禁止措置が取られていたのです。そして近年実写化され、そのDVDも買い込みました。その頃には以前ほどのめりこんではいませんでしたが、やはり「どろろ」は私のフェイバリットな作品で、格別の地位を占めていました。その「どろろ」の再アニメ化ということで、期待しないはずはありませんでした。しかも監督は「るろうに剣心」の追憶編も手掛けた古橋監督です。期待するなというのが無理というものです。そういう心持で第一話を見ました。

第一話第二話の頃はよかったです。本当に、見たい形での再アニメ化と思いました。しかし話が進むにつれ、「何かおかしい」と思うようになりました。それは百鬼丸のキャラクターです。原作とは違うのです。もちろん旧シリーズのものとも違います。それは絵柄だけではなくて、もっと精神的なものです。百鬼丸が言葉を話せないという設定は、私にはあまりにも今風すぎると思いました。元の原作では積極的に状況に応じて話す、一人のしっかりした青年でした。それがたよりない少年のようなキャラになっている・・・。

どろろについては文句はありません。しかし百鬼丸については、放映後時間がたった今では、疑問がどうしても残ります。どうしてこんな形でアニメ化ということになったのでしょう?百鬼丸は作中差別に対して声をあげることはありませんでした。そういうテーマは、今の時代には合わないということで、切り捨てられたのです。それで果たしてよかったのでしょうか?どろろという作品にあった大切なテーマのひとつが、なくなったのではなかったでしょうか?そんなテーマは、今のアニメには必要ないものと言われるかもしれません。しかし私は古い人間ですので、「仏作って魂入れず」のように思えたのです。

作画やシナリオについては、きちんとしていた作品ですので、それについては文句はありません。しかし、物語の設定が納得できませんでした。「どろろ」はもう作り直されることはないと思います。他の媒体ではまだ続くと思いますが、アニメ化はおそらくこれで最後でしょう。それなので、私にはとても残念でした。しかし「どろろ」を今の時代に復活させてくれたという意味では、このアニメは私にとって、記念碑的作品であるのは確かなのです。最終場面で百鬼丸に駆け寄るどろろは、私の始めて原作漫画を読んだ頃から長い間願っていた、予定調和の場面なのです。それなのでアイコンにも使用しているのです。そのことには心より感謝したいと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

魔物は12体に減りましたが、思った以上に『どろろ』でした。

== [第1話視聴時レビュー: 以下、追記あり。] ==
「今夜(1/7)から放送開始だと思うんですが、あにこれのアニメ番組表に載ってません…。」と1/7当日に書いた手前もあり、さっそくの第1話視聴です。

大雑把にいうと、魔物に身体の一部を少しずつ奪われている百鬼丸が魔物を倒して自分の身体を取り戻していくお話であります。そして身体を奪われた原因は実の父親にあるので、これが「実の父親が仇」

手塚治虫による原作漫画は約50年ほど前の作品で、一度目の連載で途中終了、二度目の連載で打ち切りをくらい百鬼丸が身体をすべて取り戻せたかどうかは不明です。

旧作アニメでは、一応「最終回らしい最終回」を迎えています。リメイク版である本作はおそらくちゃんとシリーズ構成されているでしょうから「最終回らしい最終回」が期待されます。ちなみに原作および旧作アニメ設定では、魔物の数は48体でした。

キャラクターデザインについては漫画原作やそれに準拠した旧作とは大きく変更されていますが、それらしい面影は残っています。

作画に関しては、ツインエンジンが参加しているのでCGなども駆使してきっとそれなりにうまくやるでしょう。第1話の戦闘シーンの動きはなかなか良かったと思います。義手・義足の作り物感もわりと出ていましたね。

ストーリーや設定については、魔物の数以外は概ね原作準拠といった感じでした。

特に「原作・旧作は知らん」という方には、わりとお薦めできる感じだと思います。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで。] ==

2019.2.12追記:
第6話まで視聴終了。原作が『どろろ』だからと言ってしまえばそれまでですけど、この未央(みお)が出てくる5話/6話の前後編はなかなかに辛い話でしたね…。

2019.5.21追記:
第19話まで視聴終了。まさにサブタイトル通りの「天邪鬼(あまのじゃく)」でした。旧作『どろろ』には良くあったコミカルな感じのお話でした。

オムカエデゴンスとかヒョウタンツギが最近のアニメ作品では珍しく、本編中に出てきて懐かしかったですね。

2019.6.27追記:
最終話まで観終わりました。

百鬼丸の両親である醍醐景光や縫の方の扱いは原作よりも良かったんじゃないでしょうか。ただ、本作オリジナルの妖怪が出たりとかいろいろと改変されているようでいて意外と本筋は原作を踏襲していて、かなり良いアニメ化だったと思います。

「そういう作品だから」といってしまえばそれまでですけど、血が出たり人が死んだりはけっこうしていましたね…。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 61

77.7 4 少年サンデーで熱いなアニメランキング4位
MAJOR 第1シリーズ-メジャー(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (691)
4626人が棚に入れました
主人公本田吾郎の夢は、おとさん・本田茂治のようなプロ野球選手になること。茂治は横浜マリンスターズ(アニメでは横浜ブルーオーシャンズ)の一軍半のピッチャーだったが、怪我に泣かされ思うような活躍が出来ず引退を考えていた。茂治を信じる吾郎のためチームメイト茂野の助言もあり打者に転向し、代打の切り札とまで言われるようになる。
そんな中、メジャーリーグの超大物ピッチャージョー・ギブソンが東京シャイアンズのピッチャーとして来日。茂治はギブソンの160km/hを見事バックスクリーンへと運ぶ。だが次の打席、デッドボール(158km/hの球)が茂治の頭を直撃した。
軽傷と思われ試合は続行されたが、翌朝、茂治は自宅で倒れ死亡する。ギブソンは、葬式の前に病院へ駆けつけ吾郎に会い、茂治を自分と対等の存在と認める。吾郎を保険金目的のため引き取ろうとする伯父夫婦に対し、茂治と婚約していた桃子は吾郎を引き取り育てることを決意する。

声優・キャラクター
くまいもとこ、子安武人、日髙のり子、野田順子、緒乃冬華、咲野俊介、落合弘治、笹本優子、釘宮理恵、笹島かほる、石井隆夫、木内レイコ、青山桐子、伊藤亜矢子、恒松あゆみ、飯島美春、遠藤久美子、はなわ
ネタバレ

かもかも さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おとさんはやっぱ凄いや、世界一だよね!

野球人としての夢を目指すというよりは
一人の人間としての幸せを追い求める

そう、これは彼の軌跡を描くヒューマンドラマです


主人公、茂野(本田)吾郎は正真正銘の野球馬鹿だけど

誰よりも挫折を経験し辛さを知っているから
人一倍努力し逆境を跳ね返そうとする

その彼の勇気と希望は私に多くのことを教えてくれました


原点である1シーズンは是非とも見て頂きたい
{netabare}
野球を始めるきっかけとなる父、茂治の存在

プロ野球選手であり吾郎にとってヒーローでもあった

彼は妻を亡くし、怪我で引退を余儀なくされ本当はつらかったはず

ただ息子の憧れであり続けるために決して弱みを見せようとせず、打者転向を目指し努力する

その姿から吾郎はたくさんのことを学び、たくさんの夢を貰います

だから父が他界しても嫌いになることはなかった野球

おとさんと過ごした幸せな時間

が生きる活力になっているんです {/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 18

未来@ガジェット さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

何度見返しても面白いすごい作品!!!

この作品メジャーは結構な話数がありますが、その中で友情、感動、恋愛などをうまく交え、野球をやっている父親に惹かれた少年吾郎が野球をしながら仲間と共に成長していく、素晴らしい作品です!!

自分の中ではかなりの名作なんですが、ここの評価を見て唖然としました…

とにかくまだ見てない人は「NHKだからどうせつまんないでしょ。」などと言わずに本当に一回でいいから見てみてください!!!!

本当に止まらなくなりますww

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

人間ドラマの部分もよく出来ています

全部で6期まである長い長い野球アニメシリーズの第1期。主人公の幼少時代を描いています。
個人的に野球好きだということも関係してるかもしれませんが、本当に面白かったです。
当然のことながら野球の描写がたくさん出てきて試合などで熱い場面もたくさんありますし、またそれ以外の人間ドラマの部分も非常によく出来ています。親子の愛情、友達との絆、子供のほのかな恋心、周囲の大人の恋愛、夢と挫折、いろいろな形の出会いと別れなどを絡めて主人公の成長を描き、若干ベタなところもありますがツボを押さえたストーリー展開で魅せてくれます。泣けるシーンもいくつもありました。
スポーツアニメとしても、少年の成長物語としてもとても良い作品だと思うので、かなり長い作品で手を出しづらいかもしれませんが、この手のジャンルに興味がある人にはお勧めです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

67.3 5 少年サンデーで熱いなアニメランキング5位
うえきの法則(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (356)
2373人が棚に入れました
神の座を巡り、神候補の天界人が自分の選んだ中学生に固有の特殊能力(一人につき一つ)を与え、他の神候補の選んだ中学生と戦わせる。最後に勝ち残った中学生の担当神候補は神に、中学生は「自分の好きな才能を何でも手に入れられる『空白の才』(くうはくのざい)」を手に入れる事が出来る。

そんなバトルが開催された中、神候補の一人・コバセン(小林先生)は人間界に正義がない事に絶望していたが、ある時植木耕助の行動に正義を垣間見て、その正義が本物かどうか確かめる為、植木に詳しい情報を一切与えぬまま能力を与える。結果、植木の正義を認めたコバセンは植木にバトルに参加する事を勧める。

声優・キャラクター
朴璐美、川上とも子、森功至、保志総一朗、斎賀みつき

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

王道な能力者バトルといった感じ♪

あらすじ
神の座を巡り、神候補の天界人が
自分の選んだ中学生に固有の特殊能力
(一人につき一つ)を与え、
他の神候補の選んだ中学生と戦わせる。
最後に勝ち残った中学生の担当神候補は神に、
中学生は「自分の好きな才能を何でも手に入れられる
『空白の才』(くうはくのざい)」を手に入れる事が出来る。

そんなバトルが開催された中、
神候補の一人・コバセン(小林先生)は
人間界に正義がない事に絶望していたが、
ある時植木耕助の行動に正義を垣間見て、
その正義が本物かどうか確かめる為、
植木に詳しい情報を一切与えぬまま能力を与える。
結果、植木の正義を認めたコバセンは
植木にバトルに参加する事を勧める


感想

懐かしいですねw
部屋片づけてたらDVDが出てきたので
久しぶりに視聴してきました

本当に王道な能力者バトルですね
中学生達が1つの能力を持ち
闘い抜いて最後の一人になったものが
「空白の才」というなんでも1つ
好きな才能がもらえるというものです

バトルも白熱して熱いですが
途中挿まれるギャグも面白いですし
ラストとかだと感動できて良かったです

細かい所を見てると
色々ツッコミ所があるんですがw
どんだけ息止められるんだよとか
どんだけそのアイテム持ってるんだよとかw
あるんですが、まぁアニメだしバトルものだから
そんなに気にすることはないと思う

後半になるにつれ飽きるどころか
新しくどう能力を応用するかや
レベル2(能力の進化)や
神器という新しい能力の出現など
どんどん面白くなっていきました

それにしても4クール目(OP2代目あたりから)が
とても面白かった
バトルが超白熱してたのもありますが
最終回のラストがとても良かった
清々しい気持ちになるほど感動した♪
最終回はあいちゃんが
ホントにヒロインしてたな
最終的に植木の次にあいちゃんが好きになったな

作画も普通に原作に合わせてたし
いや最初の方はむしろ原作より良かったしw
原作ファンも納得できるものだと思う
声優さんも昔は気づかなかったが
かなり豪華な面々が揃っているし
その分演技も良い♪
演出もちゃんと盛り上げてくれるし
申し分ない出来だったと思う

最終回はホントに良かったので
最初の方で見るのやめてしまうのは
もったいないと思う
最後まで見てほしい

2期というか+もアニメ化して欲しいけど
まぁ無理だろうなw
植木の法則+という原作が出ているんだが
こっちも最終回が良いから
気になる人は原作を読んでほしい

投稿 : 2024/11/23
♥ : 64

★ほのぽん★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

正義・・・

最初の方は能力バトルがとても面白くて

中間くらいになると新しい能力や能力の応用などが

でてきたことでより面白くなった。

主人公の正義を貫く心を「くさいなあ」と思いながらも

この正義を貫く心に最後は心打たれました。

最初は普通の少年漫画原作の熱いアニメです。

仲間を思う心や人を助ける行動に最後はもう感動でした。

4クールと比較的長いけど、全然苦にならなかった。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12

サラサラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

独特な味がある

中学生100人によるロイヤルバトルを描いた作品。普通のバトル漫画に飽きちゃった人にオススメ。視聴者の期待を良い意味で裏切ってくれます。

作中の子たちは皆【「××」限定で「a」を「b」に変える能力】を使って戦います。【「息を止めてる間」限定で「手拭い」を「鉄」に変える】みたいな。限定条件を満たさないと能力が発動できないため、そこで苦労する子もちらほらいます。皆どんな能力かが分かりやすく覚えやすいため、出番がちょっとしかないモブキャラでも妙に印象に残ります。

話は突っ込み処満載でしたが、何だかんだ決めるところはしっかり決めてくれるのが良い。後半は都合良く仲良しチームで戦うことになりますが、集団戦
を通して、皆が仲間の大切さに気づいていくのが好きでした。

ラストバトルでは、ほぼ死んでいた序盤の設定を生かしてくるのがニクい。ヒデヨシも、最後に良い役回りが出来て良かったね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

69.6 6 少年サンデーで熱いなアニメランキング6位
モンキーターン(TVアニメ動画)

2004年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (147)
656人が棚に入れました
子供の頃からプロ野球選手になることが夢だった波多野憲二(はたの けんじ)。しかし、夏の甲子園大会、東東京地区予選・3回戦で敗退してしまう。
だが、野球部の監督であり、担任の筒井は、そんな憲二に違う才能を見出していた。そしてある日、以前の筒井の教え子でプロ・ボートレーサーの萩原麻琴に憲二を会わせるのだった。
初めて競艇を目の当たりした憲二は、モンキーターンに憧れ、競艇選手になることを決意するのだった。

声優・キャラクター
川島得愛、野田順子、根谷美智子、高野直子、間島淳司、青野武、麦人、岡村明美、私市淳、豊嶋真千子、谷山紀章、大西健晴、望月健一、宝亀克寿、菊池いづみ、村井かずさ、富坂晶、佐藤智恵、神田朱未、渋谷茂、冬馬由美、浜田賢二、千葉一伸、遠近孝一、中村大樹、山崎たくみ、茶風林、久川綾、喜多川拓郎、真山亜子、小西克幸、幸田夏穂、相沢まさき、田中完、加藤有生子、星野充昭

ぶっかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

全速ツケマイ まくれ!モンキー

公営ギャンブル、『競艇』はこれ見て学ぼう

一人の選手が養成学校を経て、一人前の選手になるまでを描く
原作は、日本船舶振興会から競艇初心者の入門書として、お墨付きまでもらっており、続編を含む全50話で、業界の全貌を把握出来る内容となっている

競艇ハウツーの役目を担ってはいるが、スポ魂として充分に選手の生き様も描いており、物語は胸熱
レースシーンはフルCGに加えて、実際のレースから音源を収録して使用しており、その臨場感溢れる描写は、是非とも体感して頂きたい

これを観れば、今まで流していたスポーツ新聞の競艇欄に、目が留まるようになる
少なくともその程度の変化は起きるはずだ

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

競艇の面白さを知る秀作

原作はサンデーの人気競艇漫画。ギャンブル臭の全くしない熱き成長物語。
比較的マイナーな競艇を扱った作品ですが、これぞ王道の面白さ。
CGは最初は厳しいものがありますが、どんどん向上していきます。
痺れるような駆け引き、緊張感ある迫力のレースシーンは圧巻。
モーターやらペラやらコース取りやら、競艇の奥深さも存分に堪能できます。
まぁよく知らないから、面白いというのもあるんですが、競艇ファンにも支持されてるみたい。

ほぼ毎回CG使ったレースの競艇版イニD。実家が豆腐屋という謎の共通点もある。
まぁ内容自体は別物で・・・スポ根的な熱い成長物語として良いものがあります。
負けん気の強い主人公はほどよく熱血、そこまで暑苦しくもないので好感が持てます。
頂点まで上りつめて大怪我して・・・という確実に王道だけどこの作品は本当に無駄がない。
アニメでは恋愛のドロドロもそこまでない。青島さんをヒロインにしとけば良かったのに・・・
とにかく一貫して競艇の面白さを一直線に追求してるの魅力。
ひたすらに熱い競艇の奥深さと主人公とライバルの成長ぶりを愚直に描いた点が好印象です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

いくぜモンキー!決めろマクリ差し!!

競艇に対する見方が変わります!めちゃ面白いですっ!!
出来るだけ多くの方に観て欲しいので、ネタばれレビューは2期の方に書きますw

帯ギュの河合克敏原作、少年サンデーで1997年からおよそ8年間連載された大人気競艇漫画
「モンキーターン」のアニメ化。
一期・全25話、原作でいうところの18巻あたりまでの展開が描かれています。

天才型主人公がライバルとバチバチするタイプのスポ根。
と、言ってしまえば簡単な話なのですが、ありがちな主人公無双、周囲の人間は単にその引き立て役。
という構図に甘んじることなく、しっかりと人物にそれぞれの価値観を持たせ、人間関係に深みを与えています。河合さんは好感を持てるようなキャラクターを描くのがベラボウに(b´∀`)ウマイ!
スポ根漫画家十傑にランクインしています。(私の中でw)

そして競艇という好奇心くすぐるマニアックな分野の専門性に富んだ内容が(b´∀`)サイコウ!
競艇とは6艇のボートが一周600mの水面を3周して順位を争う競技。これはどの競艇場でも同じ。
「アニメでそんなの観て面白いの?ただグルグル周るだけで単調そうだからすぐ飽きんじゃね?」
というイメージが先行してしまいそうですが、やはりというか知れば知る程奥深いものです。
競艇場ひとつひとつにしっかりと個性があり、攻略法が存在します。
また、競艇は現役選手の最年長者が70歳を超えるという大変息の長い競技。
10代の若手から還暦越えの年配まで老若男女問わず、同じステージで戦うという特殊さも面白い。
なので若手と年配者との間で交流もさかんで、魅力的なドラマも生まれやすいのだとか。

本作品でもそういうドラマが描かれており、実在の人物をモデルにエピソードを構成してあるので
どことなく現実味があり、なかなか為になるお話も多いのです。
能天気な内容ではなく、職業レーサーとしての苦悩を描いたりと、シリアス寄りな内容です。
競艇という競技の魅力を余すところ無く描ききっているのではないかとニワカながら思っています。
実際、現役の競艇選手からの人気も高いみたいです。

人間ドラマとしても十分面白いのですが、このアニメ版での見どころはやはりレースシーン!!

本物さながらのレースの臨場感を出すために制作スタッフの方々が相当苦心されたらしく、素晴らしい出来栄え。3DCGによって再現された繊細な水しぶき!
当時の技術なので少し頼りない感じもありますが、艇の見せ方なども良くスピード感もあって最高です。
それに、6艇のボートの6色が鮮やかに表現され、どのキャラが何号艇か判断しやすい。
これは漫画の原作では表現しきれない、アニメならではのアドバンテージだぜ!?
と言わんばかりにほぼ毎話レースシーンが出てきますw
でも面白いので毎回テンション上がっちゃう!www
序盤から速攻、白熱したバトルを堪能でき、観るのが止まらなくなります。

なので、アニメで観れて良かったなぁ~と素直に思える作品でした。原作よりもこっちが好きかな?w
原作の話の順番を変え、やまと学校時代のエピソードを過去の回想という形で話の合間に入れる構成も、テンポ良く話を進める上では良かったのではないかと思います。
テンションを全速状態にしてくれるOP曲「ココロが止まらない」も本編とかなりハマっていて(b´∀`)イイネ!

スポ根好きだけではなく、「宇宙兄弟」のような人生訓溢れるドラマが好きな方にもお勧め出来る秀作だと思います。王道展開ならではの爽快感に加え、内面描写も怠らない。
個人的にかなりツボです☆
今ではすっかりハマってしまい、競艇アプリで毎日予想をチェックしていますw

あと、どうでもいいことですが、競艇イメージキャラクターを和田アキ子からアッキーナに変えたのは大正解でしたねwww

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

65.2 7 少年サンデーで熱いなアニメランキング7位
ゲッターロボ(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (34)
192人が棚に入れました
早乙女研究所で開発されていた宇宙開発用のロボット、ゲッターロボ。しかし、太古の昔、人類よりはるか以前に地上を支配していたハチュウ人類が長き眠りより目覚めて地上奪回を目指して侵攻を始めた。ゲッターロボのエネルギー源として研究されてきた、人類にとっては未知の宇宙線、ゲッター線は実はハチュウ人類を地底へと追いやった元凶だったのである。ゲッター線開発を阻止すべく恐竜帝国の帝王ゴールは早乙女研究所を襲った。テストパイロットと共に実験機を失いピンチに陥る早乙女研究所だったが、浅間学園に通う正義感溢れる3人の高校生、流竜馬、神隼人、巴武蔵の協力によって戦闘用に改装されたゲッターロボが恐竜帝国の魔の手に立ち向かうのであった。

声優・キャラクター
神谷明、キートン山田、西尾徳、吉田理保子、富田耕生、菊池紘子、神弘無、野田圭一

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ひとつの理想は100万パワー

下校途中に雨が上がったりすると、みんなゲッター2になったよね(゜-゜)
 
謎の放射線「ゲッター線」を研究する早乙女研究所の作業用ロボットがゲッターロボ。
三機の飛行機「ゲッターマシーン」が合体することで、陸・海・空の3つの
タイプのゲッターロボになります。

ゲッター線の影響で、機体は大きさや質量まで変化し、なんとも御無体な変形をします。

おもちゃ会社は困ったでしょうね(^_^;)
 
スーパーロボットの中でも異彩を放つ作品ですね(´ω`)
ここから、様々なお話が派生してます(´ω`) 


 

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

熱い!合体ロボットの元祖!

陸・海・空の三機のメカが合体しスーパーロボットとなって戦う合体ロボットアニメの元祖!
しかも合体の組み合わせで三体のロボットに変形出来るという設定の妙!
実際には2次元の中でのみ可能な強引な変形合体であったため、玩具では再現できず、多くの少年を落胆させた。
ただ、熱い主題歌に乗って描かれる戦いの数々は多くの続編を生みだすほどの人気アニメとなり、漫画版をまかされた石川賢等は未だにゲッターロボにすがって食ってるほどである。
武蔵の特攻などクライマックスまで熱く、当時のガキどもの心に鮮烈に刻み込まれ、ええ年のおっさんになってもなお、カラオケボックスで主題歌を熱唱してるやからがいるほどである。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

巨大ロボットアニメ第3のエポックメイキング作品

ゲッターロボは確実にロボットアニメの流れを作った作品だと思います。

鉄人28号→マジンガーZ→ゲッターロボとなると思います。

ゲッターロボが合体ロボの流れを作ったのは間違いないのですから、イーグル号、ジャガー号、ベア号の組み合わせによって、ゲッター1、ゲッター2、ゲッター3と変形するギミックには当時驚いたものです。

そしてチームワークが揃わないと合体できない流れもゲッターロボからです。

この流れで後のコン・バトラーVやボルテスVなどの合体ロボの流れができましたね、そして、世のお父さんが合体マシンを買い揃えような世の中になっていくのでした(笑)バンダ○さんとかタカ○さんとか大喜びですよね(笑)

合体自体はウルトラセブンに出てくるウルトラホーク1号やゼロテスターがありましたが、合体してロボットにるのはゲッターロボが最初です。

原作とアニメはだいぶ違うようですが永井豪先生が凄いのは確かですね

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

66.3 8 少年サンデーで熱いなアニメランキング8位
焼きたて!!ジャぱん(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (316)
2171人が棚に入れました
「太陽の手」と呼ばれるパンの発酵に適した温かい手を持つ少年、東和馬は、幼少の頃、姉・稲穂に連れられて行ったパン屋St.Pierre(サンピエール)の主人から、「日本人にとっての『ごはん』より美味い日本独自のパン『ジャぱん』を創りたい」という夢を聞かされ、自らも「ジャぱん」を生み出すべく、独学でパンづくりを覚えていく。

Y さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

イキイキしている

とにかく イキイキしている。弾けている。
多分、声優陣も制作スタッフも楽しんで生み出した作品なのではなかろうか。
(特にこやっさんのハッチャケぶりは輝いている)
故にキャラも存在感があり、飽きさせない。

製パンの知識が増える。実際に作れる物も紹介されているので興味がある方は観て損は無いと思う。
製菓(パイやムシパン)の知識も増える。
個人的に
敵側パン屋のマッチョで可愛いおっさんが大好き。
ハガレンのアームストロング氏が好きだ。
ストーリーとしては
カズマが何とかしちゃうんだろう、どうせ…的な思いを抱くけれど どんな予測不能のパンを出してくるか(それを見た子安さんの反応)がとても興味深いから、飽きずに観てしまう。
そんな作品。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2
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